JP2001275771A - 椅子脚カバー - Google Patents
椅子脚カバーInfo
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/002—Chair or stool bases
Landscapes
- Legs For Furniture In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 椅子脚の先端部に装着した状態で、椅子を床
面上で容易にスライド移動させることができ、しかも台
座部材を被覆部材へ強固に固定して台座部材が脱落しな
いようにした椅子脚カバーの提供。 【解決手段】 椅子脚の先端部を被覆する被覆部材と、
この被覆部材を構成する布地に一体的に設けられ且つ床
面に当接可能とされた固体潤滑部材とからなり、固体潤
滑部材は、前記布地内部及びその両面側外部に配された
可塑化合成樹脂を一体的に固化させることにより形成さ
れている。
面上で容易にスライド移動させることができ、しかも台
座部材を被覆部材へ強固に固定して台座部材が脱落しな
いようにした椅子脚カバーの提供。 【解決手段】 椅子脚の先端部を被覆する被覆部材と、
この被覆部材を構成する布地に一体的に設けられ且つ床
面に当接可能とされた固体潤滑部材とからなり、固体潤
滑部材は、前記布地内部及びその両面側外部に配された
可塑化合成樹脂を一体的に固化させることにより形成さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子脚カバーに関
し、より詳しくは、椅子脚の先端部に装着した状態で、
椅子を床面上で容易にスライド移動させることができ、
しかも台座部材を被覆部材へ強固に固定して台座部材が
脱落しないようにした椅子脚カバーに関する。
し、より詳しくは、椅子脚の先端部に装着した状態で、
椅子を床面上で容易にスライド移動させることができ、
しかも台座部材を被覆部材へ強固に固定して台座部材が
脱落しないようにした椅子脚カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子脚の先端部をカバーする椅子
脚カバーとして、例えば、椅子脚の先端部を被覆し得る
ように上部が開口された袋状の被覆部材と、この被覆部
材の外側に縫着され且つ床面に当接される合成皮革製の
台座シートとからなるものが提案されている。この椅子
脚カバーを使用する際には、被覆部材の開口部から椅子
脚の先端部を挿入して該先端部を被覆し、床面に台座シ
ートを当接させるようにして椅子を床面上に設置する。
この椅子脚カバーを使用することにより、椅子脚の先端
が床面に接触しないので、椅子脚によって床面が傷付く
のを防止することができる。
脚カバーとして、例えば、椅子脚の先端部を被覆し得る
ように上部が開口された袋状の被覆部材と、この被覆部
材の外側に縫着され且つ床面に当接される合成皮革製の
台座シートとからなるものが提案されている。この椅子
脚カバーを使用する際には、被覆部材の開口部から椅子
脚の先端部を挿入して該先端部を被覆し、床面に台座シ
ートを当接させるようにして椅子を床面上に設置する。
この椅子脚カバーを使用することにより、椅子脚の先端
が床面に接触しないので、椅子脚によって床面が傷付く
のを防止することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の技術には、以下のような課題が存在した。すな
わち、前記した椅子脚カバーにおける台座シートは、合
成皮革製であったので、その上に荷重が加わった状態で
は床面にくっついてしまい、床面上をスライド移動する
ことが困難であった。従って、この椅子脚カバーを装着
した椅子を床面上でスライド移動させることは困難であ
った。また、このように台座シートが床面にくっついた
状態にある椅子を無理にスライド移動させようとすれ
ば、椅子脚が椅子脚カバーから抜けてしまうという問題
があった。このため、椅子を移動させるには、結局、椅
子を床面から持ち上げた状態で移動させなければなら
ず、特にお年寄りや子供のような力の弱い人にとっては
大きな問題となっていた。
た従来の技術には、以下のような課題が存在した。すな
わち、前記した椅子脚カバーにおける台座シートは、合
成皮革製であったので、その上に荷重が加わった状態で
は床面にくっついてしまい、床面上をスライド移動する
ことが困難であった。従って、この椅子脚カバーを装着
した椅子を床面上でスライド移動させることは困難であ
った。また、このように台座シートが床面にくっついた
状態にある椅子を無理にスライド移動させようとすれ
ば、椅子脚が椅子脚カバーから抜けてしまうという問題
があった。このため、椅子を移動させるには、結局、椅
子を床面から持ち上げた状態で移動させなければなら
ず、特にお年寄りや子供のような力の弱い人にとっては
大きな問題となっていた。
【0004】また、台座シートは被覆部材の外側に縫着
されているが、縫着糸の、被覆部材の外側に配される部
分は、台座シートの表面からはみ出していたため、床面
と直に接触していた。このため、使用しているうちに床
面との摩擦で簡単に擦り切れてしまい、比較的短期間の
うちに台座シートが被覆部材から脱落するという不都合
が生じていた。本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたもので、椅子脚の先端部に装着した状態で、椅子を
床面上で容易にスライド移動させることができ、しかも
台座部材を被覆部材へ強固に固定して台座部材が脱落し
ないようにした椅子脚カバーの提供を目的とする。
されているが、縫着糸の、被覆部材の外側に配される部
分は、台座シートの表面からはみ出していたため、床面
と直に接触していた。このため、使用しているうちに床
面との摩擦で簡単に擦り切れてしまい、比較的短期間の
うちに台座シートが被覆部材から脱落するという不都合
が生じていた。本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたもので、椅子脚の先端部に装着した状態で、椅子を
床面上で容易にスライド移動させることができ、しかも
台座部材を被覆部材へ強固に固定して台座部材が脱落し
ないようにした椅子脚カバーの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
椅子脚の先端部をカバーする椅子脚カバーであって、椅
子脚の先端部を被覆する被覆部材と、この被覆部材を構
成する布地に一体的に設けられ且つ床面に当接可能とさ
れた固体潤滑部材とからなり、前記固体潤滑部材は、布
地内部及びその両面側外部に配された可塑化合成樹脂を
一体的に固化させることにより形成されていることを特
徴とする椅子脚カバーである。
椅子脚の先端部をカバーする椅子脚カバーであって、椅
子脚の先端部を被覆する被覆部材と、この被覆部材を構
成する布地に一体的に設けられ且つ床面に当接可能とさ
れた固体潤滑部材とからなり、前記固体潤滑部材は、布
地内部及びその両面側外部に配された可塑化合成樹脂を
一体的に固化させることにより形成されていることを特
徴とする椅子脚カバーである。
【0006】請求項2記載の発明は、椅子脚の先端部を
カバーする椅子脚カバーであって、椅子脚の先端部を被
覆する被覆部材と、この被覆部材を構成する布地に一体
的に設けられ且つ床面に当接可能とされた固体潤滑部材
とからなり、前記固体潤滑部材は、可塑化された合成樹
脂を透過可能な前記布地を樹脂成形用金型間に挟み込
み、可塑化された合成樹脂を一方の金型内に供給充填す
るとともにその供給圧によって該合成樹脂を前記布地を
通じて他方の金型内にも充填し、布地内部及びその両面
側外部の合成樹脂を一体的に固化させることにより形成
されていることを特徴とする椅子脚カバーである。これ
らの発明を提供することにより、上記課題を悉く解決す
る。
カバーする椅子脚カバーであって、椅子脚の先端部を被
覆する被覆部材と、この被覆部材を構成する布地に一体
的に設けられ且つ床面に当接可能とされた固体潤滑部材
とからなり、前記固体潤滑部材は、可塑化された合成樹
脂を透過可能な前記布地を樹脂成形用金型間に挟み込
み、可塑化された合成樹脂を一方の金型内に供給充填す
るとともにその供給圧によって該合成樹脂を前記布地を
通じて他方の金型内にも充填し、布地内部及びその両面
側外部の合成樹脂を一体的に固化させることにより形成
されていることを特徴とする椅子脚カバーである。これ
らの発明を提供することにより、上記課題を悉く解決す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る椅子脚
カバーを示す上面図である。図2は、この椅子脚カバー
を示す側面図である。図14及び図15は、この椅子脚
カバーの使用状態を示す図である。本発明に係る椅子脚
カバー(1)は、椅子脚(2)(図14、図15参照)
の先端部をカバーする椅子脚カバーであって、椅子脚
(2)の先端部を被覆する被覆部材(3)と、この被覆
部材(3)を構成する布地(9)に一体的に設けられ且
つ床面(7)に当接可能とされた固体潤滑部材(4)と
から構成されている。また、固体潤滑部材(4)は、布
地(9)内部及びその両面側外部に配された可塑化合成
樹脂(10)(図10及び図13参照)を一体的に固化
させることにより形成されている。以下、これら構成要
素について、順次、詳説する。
面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る椅子脚
カバーを示す上面図である。図2は、この椅子脚カバー
を示す側面図である。図14及び図15は、この椅子脚
カバーの使用状態を示す図である。本発明に係る椅子脚
カバー(1)は、椅子脚(2)(図14、図15参照)
の先端部をカバーする椅子脚カバーであって、椅子脚
(2)の先端部を被覆する被覆部材(3)と、この被覆
部材(3)を構成する布地(9)に一体的に設けられ且
つ床面(7)に当接可能とされた固体潤滑部材(4)と
から構成されている。また、固体潤滑部材(4)は、布
地(9)内部及びその両面側外部に配された可塑化合成
樹脂(10)(図10及び図13参照)を一体的に固化
させることにより形成されている。以下、これら構成要
素について、順次、詳説する。
【0008】被覆部材(3)は、椅子脚(2)の先端部
を被覆するものである。この被覆部材(3)は、上部が
開口された袋状に形成されており、その開口周縁部に
は、輪ゴム(5)が設けられている。この輪ゴム(5)
の内側に椅子脚(2)を通すことにより、椅子脚(2)
の側面が輪ゴム(5)によって締め付けられ、椅子脚カ
バー(1)は椅子脚(2)に装着されることになる。な
お、輪ゴム(5)が露出した構造にするか否かは特に問
わないが、できれば露出しない構造にすることが好まし
い。その例として、例えば図1に示すように、被覆部材
(3)の開口周縁部を表側或いは裏側へ巻き返してリン
グ状の包囲部を形成し、この包囲部内に輪ゴム(5)を
配設することにより、輪ゴム(5)を隠蔽することがで
きる。このように輪ゴム(5)を隠蔽するように構成し
た場合、見栄えが良くなるという利点がある。また、輪
ゴム(5)が椅子脚(2)へ直に接しないので、摩擦に
よる輪ゴム(5)の劣化を防止することができる。
を被覆するものである。この被覆部材(3)は、上部が
開口された袋状に形成されており、その開口周縁部に
は、輪ゴム(5)が設けられている。この輪ゴム(5)
の内側に椅子脚(2)を通すことにより、椅子脚(2)
の側面が輪ゴム(5)によって締め付けられ、椅子脚カ
バー(1)は椅子脚(2)に装着されることになる。な
お、輪ゴム(5)が露出した構造にするか否かは特に問
わないが、できれば露出しない構造にすることが好まし
い。その例として、例えば図1に示すように、被覆部材
(3)の開口周縁部を表側或いは裏側へ巻き返してリン
グ状の包囲部を形成し、この包囲部内に輪ゴム(5)を
配設することにより、輪ゴム(5)を隠蔽することがで
きる。このように輪ゴム(5)を隠蔽するように構成し
た場合、見栄えが良くなるという利点がある。また、輪
ゴム(5)が椅子脚(2)へ直に接しないので、摩擦に
よる輪ゴム(5)の劣化を防止することができる。
【0009】この被覆部材(3)の底面部付近、具体的
には図3に例示される固体潤滑部材(4)上には、スポ
ンジ等からなる緩衝部材(6)(図10参照)が設けら
れていることが好ましい。緩衝部材(6)を設けること
により、椅子脚(2)の先端面が緩衝部材(6)に当接
するので、椅子脚カバー(1)を装着した椅子を床面
(7)(図10参照)上に置くときの、椅子脚(2)が
床面(7)に与える衝撃を和らげることができる。ま
た、被覆部材(3)には、種々のデザインを施すことが
できるが、図示例のように、被覆部材(3)の開口部外
周縁に花びら状の縁取り部(8)を設けてもよい。この
場合、縁取り部(8)を持って開口部を広げることがで
きるので、椅子脚カバー(1)を椅子脚(2)に容易に
装着することができる。また、デザイン的にも優れたも
のとすることができる。なお、図示例における被覆部材
(3)は、平面視略円形状となっているが、四角形状等
の他の形状を採用してもよい。
には図3に例示される固体潤滑部材(4)上には、スポ
ンジ等からなる緩衝部材(6)(図10参照)が設けら
れていることが好ましい。緩衝部材(6)を設けること
により、椅子脚(2)の先端面が緩衝部材(6)に当接
するので、椅子脚カバー(1)を装着した椅子を床面
(7)(図10参照)上に置くときの、椅子脚(2)が
床面(7)に与える衝撃を和らげることができる。ま
た、被覆部材(3)には、種々のデザインを施すことが
できるが、図示例のように、被覆部材(3)の開口部外
周縁に花びら状の縁取り部(8)を設けてもよい。この
場合、縁取り部(8)を持って開口部を広げることがで
きるので、椅子脚カバー(1)を椅子脚(2)に容易に
装着することができる。また、デザイン的にも優れたも
のとすることができる。なお、図示例における被覆部材
(3)は、平面視略円形状となっているが、四角形状等
の他の形状を採用してもよい。
【0010】図3は、被覆部材(3)を構成する布地
(9)と、該布地(9)へ一体的に設けられる固体潤滑
部材(4)とを示す上面図である。なお、この図におい
て、布地(9)は、被覆部材(3)として袋状に形成す
る前の状態で示されている。図4は、図3に示す布地
(9)及び固体潤滑部材(4)の下面図である。図5
は、図3に示す布地(9)及び固体潤滑部材(4)のA
−A線断面図であり、図6は、そのB−B線断面図であ
る。固体潤滑部材(4)は、床面(7)に当接される板
状部材であって、椅子の床面(7)上でのスライド移動
を可能にする部材である。この固体潤滑部材(4)の材
質は、摩擦係数が小さくてある程度の強度を有するもの
であれば特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン等を採用することができ、中でもポリエ
チレンを最も好適に採用することができる。ポリエチレ
ンは適度な硬さを有しているので、摩擦係数が小さく、
床面(7)上をスムースにスライド移動することがで
き、また固体潤滑部材(4)と床面(7)の間に異物が
挟まった状態で椅子をスライド移動させても、床面
(7)は傷つかずに固体潤滑部材(4)が傷つくことに
なり、誤って床面(7)を傷つけてしまうことがない。
(9)と、該布地(9)へ一体的に設けられる固体潤滑
部材(4)とを示す上面図である。なお、この図におい
て、布地(9)は、被覆部材(3)として袋状に形成す
る前の状態で示されている。図4は、図3に示す布地
(9)及び固体潤滑部材(4)の下面図である。図5
は、図3に示す布地(9)及び固体潤滑部材(4)のA
−A線断面図であり、図6は、そのB−B線断面図であ
る。固体潤滑部材(4)は、床面(7)に当接される板
状部材であって、椅子の床面(7)上でのスライド移動
を可能にする部材である。この固体潤滑部材(4)の材
質は、摩擦係数が小さくてある程度の強度を有するもの
であれば特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン等を採用することができ、中でもポリエ
チレンを最も好適に採用することができる。ポリエチレ
ンは適度な硬さを有しているので、摩擦係数が小さく、
床面(7)上をスムースにスライド移動することがで
き、また固体潤滑部材(4)と床面(7)の間に異物が
挟まった状態で椅子をスライド移動させても、床面
(7)は傷つかずに固体潤滑部材(4)が傷つくことに
なり、誤って床面(7)を傷つけてしまうことがない。
【0011】布地(9)は、被覆部材(3)を構成する
ものである。布地(9)は、加熱軟化もしくは加熱溶融
された合成樹脂を透過させる程度の隙間が繊維同士の間
に形成され、またその隙間を通じて一方の面側から他方
の面側へ該合成樹脂を透過させる程度の厚みを有してい
るならば、その形態は特に限定されず、織物、編み物、
レース、フェルト、不織布等、種々の布地を採用するこ
とが可能である。また、繊維の種類も特に限定されず、
天然繊維、合成繊維のいずれから構成されていてもよ
い。
ものである。布地(9)は、加熱軟化もしくは加熱溶融
された合成樹脂を透過させる程度の隙間が繊維同士の間
に形成され、またその隙間を通じて一方の面側から他方
の面側へ該合成樹脂を透過させる程度の厚みを有してい
るならば、その形態は特に限定されず、織物、編み物、
レース、フェルト、不織布等、種々の布地を採用するこ
とが可能である。また、繊維の種類も特に限定されず、
天然繊維、合成繊維のいずれから構成されていてもよ
い。
【0012】固体潤滑部材(4)は、布地(9)内部及
びその両面側外部に配された可塑化合成樹脂(10)
(図10及び図13参照)を一体的に固化させることに
より形成されている。図3に示す破線は、布地(9)内
部で可塑化合成樹脂(10)が固化した範囲を示してい
る。この破線部内では、可塑化合成樹脂(10)が布地
(9)内に含浸された状態で固化している。つまり、可
塑化合成樹脂(10)が布地(9)の目地や繊維同士の
隙間に入り込んで固化するので、固体潤滑部材(4)は
布地(9)へ強固に固定されることになる。従って、固
体潤滑部材(4)に大きな力が作用しても、固体潤滑部
材(4)が布地(9)から脱落することはない。
びその両面側外部に配された可塑化合成樹脂(10)
(図10及び図13参照)を一体的に固化させることに
より形成されている。図3に示す破線は、布地(9)内
部で可塑化合成樹脂(10)が固化した範囲を示してい
る。この破線部内では、可塑化合成樹脂(10)が布地
(9)内に含浸された状態で固化している。つまり、可
塑化合成樹脂(10)が布地(9)の目地や繊維同士の
隙間に入り込んで固化するので、固体潤滑部材(4)は
布地(9)へ強固に固定されることになる。従って、固
体潤滑部材(4)に大きな力が作用しても、固体潤滑部
材(4)が布地(9)から脱落することはない。
【0013】また、固体潤滑部材(4)は、上記した一
体的な固化が行われることによって図5及び図6に示す
如く布地(9)の一方の面側外部に基底部(11)を有
し且つ他方の面側外部に抜け止め部(12)を有した構
造になる。基底部(11)は、被覆部材(3)の外側に
位置して床面(7)に接触する部分である。抜け止め部
(12)は、被覆部材(3)の内側に位置し、固体潤滑
部材(4)の脱落防止をより確実にする部分である。つ
まり、この抜け止め部(12)を設けることにより、布
地(9)内部で固化した合成樹脂が布地(9)の目地か
ら抜け落ちるのを確実に防止することができる。
体的な固化が行われることによって図5及び図6に示す
如く布地(9)の一方の面側外部に基底部(11)を有
し且つ他方の面側外部に抜け止め部(12)を有した構
造になる。基底部(11)は、被覆部材(3)の外側に
位置して床面(7)に接触する部分である。抜け止め部
(12)は、被覆部材(3)の内側に位置し、固体潤滑
部材(4)の脱落防止をより確実にする部分である。つ
まり、この抜け止め部(12)を設けることにより、布
地(9)内部で固化した合成樹脂が布地(9)の目地か
ら抜け落ちるのを確実に防止することができる。
【0014】図3に示す固体潤滑部材(4)は、抜け止
め部(12)が、十字状部分と、4個の点状部分とから
構成されているが、本発明における抜け止め部(12)
の形状はこれに限定されない。例えば、図7(a)に示
すように、同心円状に設けた複数の円状部分と、これら
円状部分を繋ぐ十字状部分とから構成してもよい。ま
た、図7(b)に示すように、中心を同じ位置に設定し
た複数の四角形状部分と、これら四角形状部分を繋ぐ十
字状部分とから構成してもよい。
め部(12)が、十字状部分と、4個の点状部分とから
構成されているが、本発明における抜け止め部(12)
の形状はこれに限定されない。例えば、図7(a)に示
すように、同心円状に設けた複数の円状部分と、これら
円状部分を繋ぐ十字状部分とから構成してもよい。ま
た、図7(b)に示すように、中心を同じ位置に設定し
た複数の四角形状部分と、これら四角形状部分を繋ぐ十
字状部分とから構成してもよい。
【0015】図8乃至図10、図11乃至図13は共
に、固体潤滑部材(4)(図5、図6参照)の形成方法
の一例をその工程順に示す断面図であり、図8乃至図1
0は図5に示す部分の形成工程を示し、図11乃至図1
3は図6に示す部分の形成工程を示している。本発明に
おける固体潤滑部材(4)の形成方法は、上記したよう
な一体的な固化を行う方法であれば特に限定されない
が、例えば、射出成形機、トランスファー成形機を用い
た方法を採用することができる。図8乃至図13は、射
出成形機(金型部分のみを示す)を用いた場合の製造工
程を示している。この射出成形機において、金型は、固
定側金型(13)と可動側金型(14)とから構成され
ている。固定側金型(13)には、固体潤滑部材(4)
の基底部(11)を形成するための基底部用キャビティ
ー(15)が形成されている。一方、可動側金型(1
4)には、固体潤滑部材(4)の抜け止め部(12)を
形成するための抜け止め部用キャビティー(16)が形
成されている。なお、これらの図では、突き出しピン、
戻しピン、ガイドピン等の図示を省略している。
に、固体潤滑部材(4)(図5、図6参照)の形成方法
の一例をその工程順に示す断面図であり、図8乃至図1
0は図5に示す部分の形成工程を示し、図11乃至図1
3は図6に示す部分の形成工程を示している。本発明に
おける固体潤滑部材(4)の形成方法は、上記したよう
な一体的な固化を行う方法であれば特に限定されない
が、例えば、射出成形機、トランスファー成形機を用い
た方法を採用することができる。図8乃至図13は、射
出成形機(金型部分のみを示す)を用いた場合の製造工
程を示している。この射出成形機において、金型は、固
定側金型(13)と可動側金型(14)とから構成され
ている。固定側金型(13)には、固体潤滑部材(4)
の基底部(11)を形成するための基底部用キャビティ
ー(15)が形成されている。一方、可動側金型(1
4)には、固体潤滑部材(4)の抜け止め部(12)を
形成するための抜け止め部用キャビティー(16)が形
成されている。なお、これらの図では、突き出しピン、
戻しピン、ガイドピン等の図示を省略している。
【0016】このような射出成形機において、まず、図
8及び図11に示すように、固定側金型(13)と可動
側金型(14)の間に布地(9)を挟み込む。次いで、
固定側金型(13)に形成されたゲート(17)から加
熱軟化もしくは加熱溶融された可塑化合成樹脂(10)
を射出供給する。すると、図9及び図12に示すよう
に、基底部用キャビティー(15)内に可塑化合成樹脂
(10)が充填される。同キャビティー(15)内の充
填が略終わると、布地(9)の目地やその糸を構成する
繊維同士の隙間を通じて、可塑化合成樹脂(10)が抜
け止め部用キャビティー(16)内に導入される。しば
らくすると、図10及び図13に示すように、可塑化合
成樹脂(10)は抜け止め部用キャビティー(16)内
にも充填され、全キャビティー内に可塑化合成樹脂(1
0)が充填される。その後、冷却(熱可塑性樹脂の場
合)或いは加熱(熱硬化性樹脂の場合)を行って可塑化
合成樹脂(10)を固化させ、脱型を行って所望の固体
潤滑部材(4)を得る。以上で、固体潤滑部材(4)の
形成工程を終了する。
8及び図11に示すように、固定側金型(13)と可動
側金型(14)の間に布地(9)を挟み込む。次いで、
固定側金型(13)に形成されたゲート(17)から加
熱軟化もしくは加熱溶融された可塑化合成樹脂(10)
を射出供給する。すると、図9及び図12に示すよう
に、基底部用キャビティー(15)内に可塑化合成樹脂
(10)が充填される。同キャビティー(15)内の充
填が略終わると、布地(9)の目地やその糸を構成する
繊維同士の隙間を通じて、可塑化合成樹脂(10)が抜
け止め部用キャビティー(16)内に導入される。しば
らくすると、図10及び図13に示すように、可塑化合
成樹脂(10)は抜け止め部用キャビティー(16)内
にも充填され、全キャビティー内に可塑化合成樹脂(1
0)が充填される。その後、冷却(熱可塑性樹脂の場
合)或いは加熱(熱硬化性樹脂の場合)を行って可塑化
合成樹脂(10)を固化させ、脱型を行って所望の固体
潤滑部材(4)を得る。以上で、固体潤滑部材(4)の
形成工程を終了する。
【0017】なお、本発明における固体潤滑部材(4)
の形成方法は、このような射出成形機を用いた方法に限
定されず、上記したようにトランスファー成形機を用い
た方法を採用することも可能である。その方法につい
て、図8乃至図13を準用しつつ説明する。まず、加熱
室(図示せず)内で加熱軟化或いは加熱溶融された合成
樹脂(図示せず)をゲート(17)内へ供給する。次い
で、この合成樹脂をプランジャ(図示せず)によって金
型内部へ押し込む。すると、上記射出成形機を用いた場
合と同様、基底部用キャビティー(15)内に可塑化合
成樹脂(10)が充填される。次いで、布地(9)の目
地やその糸を構成する繊維同士の隙間を通じて、可塑化
合成樹脂(10)が抜け止め部用キャビティー(16)
内に導入され、やがて全キャビティー内に可塑化合成樹
脂(10)が充填される。その後、冷却(熱可塑性樹脂
の場合)或いは加熱(熱硬化性樹脂の場合)を行って可
塑化合成樹脂(10)を固化させ、脱型を行って所望の
固体潤滑部材(4)を得る。以上で、固体潤滑部材
(4)の形成工程を終了する。
の形成方法は、このような射出成形機を用いた方法に限
定されず、上記したようにトランスファー成形機を用い
た方法を採用することも可能である。その方法につい
て、図8乃至図13を準用しつつ説明する。まず、加熱
室(図示せず)内で加熱軟化或いは加熱溶融された合成
樹脂(図示せず)をゲート(17)内へ供給する。次い
で、この合成樹脂をプランジャ(図示せず)によって金
型内部へ押し込む。すると、上記射出成形機を用いた場
合と同様、基底部用キャビティー(15)内に可塑化合
成樹脂(10)が充填される。次いで、布地(9)の目
地やその糸を構成する繊維同士の隙間を通じて、可塑化
合成樹脂(10)が抜け止め部用キャビティー(16)
内に導入され、やがて全キャビティー内に可塑化合成樹
脂(10)が充填される。その後、冷却(熱可塑性樹脂
の場合)或いは加熱(熱硬化性樹脂の場合)を行って可
塑化合成樹脂(10)を固化させ、脱型を行って所望の
固体潤滑部材(4)を得る。以上で、固体潤滑部材
(4)の形成工程を終了する。
【0018】次に、この椅子脚カバー(1)の使用方法
について図14及び図15を参照しつつ説明する。ま
ず、図14に示すように、被覆部材(3)の開口部を広
げ、その開口部から椅子脚(2)の先端部を挿入し、椅
子脚(2)の先端面を被覆部材(3)内の緩衝部材
(6)に当接させて、椅子脚カバー(1)を椅子脚
(2)の先端部に装着する。次いで、固体潤滑部材
(4)が床面(7)に当接するように床面(7)上に椅
子を設置する。椅子を移動させる場合には、椅子を床面
(7)に沿って引っ張るか、あるいは押すことにより、
固体潤滑部材(4)が床面(7)上をスムースにスライ
ドするので、椅子を容易にスライド移動させることがで
きる。このとき、固体潤滑部材(4)は上記したように
布地(9)へ強固に固定されているので、固体潤滑部材
(4)は布地(9)から脱落することがない。
について図14及び図15を参照しつつ説明する。ま
ず、図14に示すように、被覆部材(3)の開口部を広
げ、その開口部から椅子脚(2)の先端部を挿入し、椅
子脚(2)の先端面を被覆部材(3)内の緩衝部材
(6)に当接させて、椅子脚カバー(1)を椅子脚
(2)の先端部に装着する。次いで、固体潤滑部材
(4)が床面(7)に当接するように床面(7)上に椅
子を設置する。椅子を移動させる場合には、椅子を床面
(7)に沿って引っ張るか、あるいは押すことにより、
固体潤滑部材(4)が床面(7)上をスムースにスライ
ドするので、椅子を容易にスライド移動させることがで
きる。このとき、固体潤滑部材(4)は上記したように
布地(9)へ強固に固定されているので、固体潤滑部材
(4)は布地(9)から脱落することがない。
【0019】
【発明の効果】請求項1及び請求項2記載の椅子脚カバ
ーは、被覆部材に、床面に当接する固体潤滑部材を設け
た構造なので、該椅子脚カバーを椅子脚に装着すること
により、椅子を床面上で容易にスライド移動させること
ができ、お年寄りや子供のような力の弱い人であっても
椅子を容易に移動させることができる。また、固体潤滑
部材は、布地内部及びその両面側外部に配された可塑化
合成樹脂を一体的に固化させることにより形成されてい
るので、布地へ強固に固定されたものとなる。従って、
固体潤滑部材を布地へ糸で縫着していた従来とは異な
り、固体潤滑部材が布地から脱落することはなく、椅子
脚カバーを半永久的に使用することが可能となる。ま
た、固体潤滑部材の形成工程と該固体潤滑部材の布地へ
の取り付け工程が同時に行われるので、製造工程数を従
来より減らすことができる。従って、椅子脚カバーの製
造時間が短縮されるとともに製造が容易となる。
ーは、被覆部材に、床面に当接する固体潤滑部材を設け
た構造なので、該椅子脚カバーを椅子脚に装着すること
により、椅子を床面上で容易にスライド移動させること
ができ、お年寄りや子供のような力の弱い人であっても
椅子を容易に移動させることができる。また、固体潤滑
部材は、布地内部及びその両面側外部に配された可塑化
合成樹脂を一体的に固化させることにより形成されてい
るので、布地へ強固に固定されたものとなる。従って、
固体潤滑部材を布地へ糸で縫着していた従来とは異な
り、固体潤滑部材が布地から脱落することはなく、椅子
脚カバーを半永久的に使用することが可能となる。ま
た、固体潤滑部材の形成工程と該固体潤滑部材の布地へ
の取り付け工程が同時に行われるので、製造工程数を従
来より減らすことができる。従って、椅子脚カバーの製
造時間が短縮されるとともに製造が容易となる。
【図1】本発明に係る椅子脚カバーを示す上面図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る椅子脚カバーを示す側面図であ
る。
る。
【図3】本発明における固体潤滑部材の布地への固定状
態を示す上面図である。
態を示す上面図である。
【図4】本発明における固体潤滑部材の布地への固定状
態を示す下面図である。
態を示す下面図である。
【図5】図3に示す固体潤滑部材及び布地のA−A線断
面図である。
面図である。
【図6】図3に示す固体潤滑部材及び布地のB−B線断
面図である。
面図である。
【図7】本発明における固体潤滑部材の他の例を示す上
面図であり、(a)は、同心円状に設けた複数の円状部
分とこれら円状部分を繋ぐ十字状部分とから構成した場
合を示す図であり、(b)は、中心を同じ位置に設定し
た複数の四角形状部分と、これら四角形状部分を繋ぐ十
字状部分とから構成した場合を示す図である。
面図であり、(a)は、同心円状に設けた複数の円状部
分とこれら円状部分を繋ぐ十字状部分とから構成した場
合を示す図であり、(b)は、中心を同じ位置に設定し
た複数の四角形状部分と、これら四角形状部分を繋ぐ十
字状部分とから構成した場合を示す図である。
【図8】本発明における固体潤滑部材の形成工程を示す
図であり、図5に示す部分の形成工程を示す図である。
図であり、図5に示す部分の形成工程を示す図である。
【図9】本発明における固体潤滑部材の形成工程を示す
図であり、図5に示す部分の形成工程を示す図である。
図であり、図5に示す部分の形成工程を示す図である。
【図10】本発明における固体潤滑部材の形成工程を示
す図であり、図5に示す部分の形成工程を示す図であ
る。
す図であり、図5に示す部分の形成工程を示す図であ
る。
【図11】本発明における固体潤滑部材の形成工程を示
す図であり、図6に示す部分の形成工程を示す図であ
る。
す図であり、図6に示す部分の形成工程を示す図であ
る。
【図12】本発明における固体潤滑部材の形成工程を示
す図であり、図6に示す部分の形成工程を示す図であ
る。
す図であり、図6に示す部分の形成工程を示す図であ
る。
【図13】本発明における固体潤滑部材の形成工程を示
す図であり、図6に示す部分の形成工程を示す図であ
る。
す図であり、図6に示す部分の形成工程を示す図であ
る。
【図14】本発明に係る椅子脚カバーの使用状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図15】本発明に係る椅子脚カバーの使用状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
1・・・・・椅子脚カバー 2・・・・・椅子脚 3・・・・・被覆部材 4・・・・・固体潤滑部材 7・・・・・床面 9・・・・・布地 10・・・・・可塑化合成樹脂 13・・・・・金型(固定側金型) 14・・・・・金型(可動側金型)
Claims (2)
- 【請求項1】 椅子脚の先端部をカバーする椅子脚カバ
ーであって、 椅子脚の先端部を被覆する被覆部材と、この被覆部材を
構成する布地に一体的に設けられ且つ床面に当接可能と
された固体潤滑部材とからなり、 前記固体潤滑部材は、前記布地内部及びその両面側外部
に配された可塑化合成樹脂を一体的に固化させることに
より形成されていることを特徴とする椅子脚カバー。 - 【請求項2】 椅子脚の先端部をカバーする椅子脚カバ
ーであって、 椅子脚の先端部を被覆する被覆部材と、この被覆部材を
構成する布地に一体的に設けられ且つ床面に当接可能と
された固体潤滑部材とからなり、 前記固体潤滑部材は、可塑化された合成樹脂を透過可能
な前記布地を樹脂成形用金型間に挟み込み、可塑化され
た合成樹脂を一方の金型内に供給充填するとともにその
供給圧によって該合成樹脂を前記布地を通じて他方の金
型内にも充填し、布地内部及びその両面側外部の合成樹
脂を一体的に固化させることにより形成されていること
を特徴とする椅子脚カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000095334A JP2001275771A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 椅子脚カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000095334A JP2001275771A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 椅子脚カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001275771A true JP2001275771A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18610250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000095334A Pending JP2001275771A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 椅子脚カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001275771A (ja) |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000095334A patent/JP2001275771A/ja active Pending
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