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JP2001268355A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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Publication number
JP2001268355A
JP2001268355A JP2000077474A JP2000077474A JP2001268355A JP 2001268355 A JP2001268355 A JP 2001268355A JP 2000077474 A JP2000077474 A JP 2000077474A JP 2000077474 A JP2000077474 A JP 2000077474A JP 2001268355 A JP2001268355 A JP 2001268355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
main scanning
clock
scanning line
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000077474A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazue Taguchi
和重 田口
Yusuke Ishizaki
雄祐 石▲ざき▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000077474A priority Critical patent/JP2001268355A/ja
Publication of JP2001268355A publication Critical patent/JP2001268355A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電変換手段やアナログ処理の駆動クロック
にスペクトラム拡散クロックによる変調をかける上で、
主走査ラインの周期的なノイズを次の主走査ライン以降
に対して等しくすることにより、後段のシェーディング
処理手段で取り除くことができ、EMI規制をクリアし
得る画像読取装置を提供する。 【解決手段】 変調位相整列手段131によりスペクト
ラム拡散クロック発生回路117の変調周期の位相を主
走査ライン同期信号LSYNCに対応させて揃えて、変
調周波数の位相を一致させることで、主走査ラインの周
期的なノイズを次の主走査ライン以降に対しても等しく
することができるようにした。よって、後段のシェーデ
ィング補正回路103により周期的なノイズを取り除く
ことができ、EMI規制をクリアできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャ
ナ、デジタル複写機のスキャナ部等のライン状のCCD
固体撮像素子等の光電変換手段を用いて原稿画像を読み
取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の画像読取装置で用いら
れるCCD固体撮像素子等の光電変換素子を駆動するの
に転送クロック×2、リセットクロック、クランプクロ
ック、最終段クロック等の多数のクロックを使用してい
るので、この駆動クロックの基本周波数成分の高調波が
発生する。また、CCD固体撮像素子を搭載した基板
は、光学系の構成上、結像レンズ面に対して平行に取り
付けられるため、駆動クロック発生用のタイミング信号
発生回路とは別基板になっていることが多い。この場
合、ハーネス接続となり、この部分からの電磁波放射も
避けられない状態である。このような放射電磁波がある
と、近くにある他の機器が誤動作してしまう可能性もあ
るので、EMI(Electromagnetic interference:電
磁波干渉)対策が必要となる。
【0003】この点、例えば、特開平9−98152号
公報によれば、マイコンや同期クロックを使用するデジ
タル回路に対する一般的なEMI対策法として拡散スペ
クトラムクロック生成装置を基準クロック発生装置の後
段に設けることが提案されている。即ち、基準クロック
発生装置によるクロック信号を周波数変調するスペクト
ラム拡散技術を使用することで、高調波のピークの周波
数分布を広げてピークを下げることで、クロックによる
高調波成分を下げてEMI低減を図るようにしたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平9−
98152号公報例による場合、一般的なEMI対策に
留まるものであり、画像読取装置固有のEMI対策は特
に考慮されておらず、必ずしもEMI規制をクリアし得
るものではない。
【0005】より具体的には、例えば、光電変換手段
(CCD)やアナログ処理回路の駆動クロックにスペク
トラム拡散クロックによる変調をかけると、サンプリン
グする信号の波形形状によっては周期的なノイズが発生
することが考えられる。即ち、アナログ回路に関して
は、そのアナログ出力部においては信号出力部分が十分
に平坦性を保てれば特に問題がないが、平坦性を保てな
くなってくると問題となる。特に、動作周波数が高くな
ればなるほど困難となる。
【0006】このようなことから、現状では、EMIフ
ィルタを用いるとか6層基板等の多層基板を用いると
か、板金や板ばねのグランディングやシールド強化を図
るといったメカ的な対策が必要で、コストが嵩むものと
なっている。
【0007】そこで、本発明は、光電変換手段やアナロ
グ処理回路の駆動クロックにスペクトラム拡散クロック
による変調をかける上で、主走査ラインの周期的なノイ
ズを次の主走査ライン以降に対して等しくすることによ
り、後段のシェーディング処理手段で取り除くことがで
き、EMI規制をクリアし得る画像読取装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】また、本発明は、横レジスト(主走査方向
の読取位置の機械差)等のばらつきの影響を受けること
もない画像読取装置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、スペクトラム拡散クロッ
ク発生手段を入れた場合と入れない場合とで主走査ライ
ン同期信号の周期を等しくすることで、同期信号周期の
ずれによる倍率ずれや読取値の微妙なずれ(光電変換手
段の電荷蓄積時間のずれ)を防止できる画像読取装置を
提供することを目的とする。
【0010】さらには、変調によるノイズは黒部側に影
響度が大きいが、この変調による変動を確実に取ること
ができる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光像を受光して受光量に応じたアナログ信号を出力する
ライン状の光電変換手段と、原稿画像を露光してその原
稿画像に応じた光像を前記光電変換手段へ導く光学系
と、前記光電変換手段から出力されるアナログ信号に対
するサンプルホールド手段を含み前記アナログ信号をア
ナログ処理するアナログ処理手段と、このアナログ処理
手段により処理されたアナログ信号をデジタル信号に変
換するA/D変換手段と、このA/D変換手段により変
換されたデジタル信号をシェーディング処理するシェー
ディング処理手段と、少なくとも前記光電変換手段、前
記アナログ処理手段、前記A/D変換手段及び前記シェ
ーディング処理手段の各動作クロックを発生させるタイ
ミング信号発生手段と、このタイミング信号発生手段に
対する基準クロックを発生させる基準クロック発生手段
と、これらのタイミング信号発生手段と基準クロック発
生手段との間に介在されて前記基準クロックを周波数変
調するスペクトラム拡散クロック発生手段と、このスペ
クトラム拡散クロック発生手段の変調周期の位相を主走
査ライン同期信号に対応させて揃える変調位相整列手段
と、を備える。
【0012】従って、光電変換手段やアナログ処理手段
の駆動クロックにスペクトラム拡散クロックによる変調
をかけると、サンプリングする信号の波形形状によって
は周期的なノイズが発生することが考えられるが、変調
位相整列手段によりスペクトラム拡散クロック発生手段
の変調周期の位相を主走査ライン同期信号に対応させて
揃えることで、変調周波数の位相が一致するので、主走
査ラインの周期的なノイズを次の主走査ライン以降に対
しても等しくすることができ、よって、後段のシェーデ
ィング処理手段により周期的なノイズを取り除くことが
でき、EMI規制をクリアできることとなる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記変調位相整列手段は、主走査
ライン同期信号を前記スペクトラム拡散クロック発生手
段に対するリセット信号とする。
【0014】従って、主走査ライン同期信号を用いてス
ペクトラム拡散クロックの変調プロフィールのライン毎
の同期が確実に取られるので、周期的なノイズが発生し
ても後段のシェーディング処理手段により確実に取り除
くことかできる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記変調位相整列手段は、前記光
電変換手段の電荷蓄積時間を決定する移送ゲートクロッ
ク信号を前記スペクトラム拡散クロック発生手段に対す
るリセット信号とする。
【0016】従って、主走査ライン同期信号に周期が等
しいCCD等の光電変換手段に対する駆動クロックの一
部でありその電荷蓄積時間を決定するための移送ゲート
クロック信号をリセット信号として利用することによ
り、横レジストのばらつきの影響を受けることなく、周
期的なノイズを取り除くことができる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
の何れか一に記載の画像読取装置において、前記主走査
ライン同期信号の周期が、前記スペクトラム拡散クロッ
ク発生手段の変調周期の整数倍である。
【0018】従って、主走査ライン同期信号の周期を変
調周期の整数倍とすることにより、スペクトラム拡散ク
ロック発生手段を入れた場合と入れない場合とで主走査
ライン同期信号の周期を等しくすることで、同期信号周
期のずれによる倍率ずれや読取値の微妙なずれ(光電変
換手段の電荷蓄積時間のずれ)を防止できる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
の何れか一に記載の画像読取装置において、前記シェー
ディング処理手段は、前記光電変換手段の全画素分の黒
メモリを備える。
【0020】従って、変調によるノイズは黒部側に影響
度が大きいが、シェーディング処理手段に黒メモリを全
画素分持つことにより、変調による変動を確実に取るこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。
【0022】[前提的構成例]まず、図1に基づいて本
実施の形態が適用されるデジタル複写機1の概略構成に
ついて説明する。このデジタル複写機は、原稿から画像
を読み取る画像読取装置であるスキャナ部2と、印刷用
紙に画像を形成するプリンタ部3とを有する。
【0023】このプリンタ部3は、内部上方に配置され
たドラム状の感光体4の周囲に、トナークリーナ5、帯
電チャージャ6、レーザスキャナ7、4個の現像器8、
転写ベルト9等が配置されており、この転写ベルト9や
定着器10が用紙搬送路11に配置されることにより電
子写真機構12が形成されている。
【0024】また、この電子写真機構12に用紙搬送路
11で連通する位置には、サイズや方向が相違する印刷
用紙を供給する複数の給紙カセット13や手差トレイ1
4が設けられており、これらの手差トレイ14や給紙カ
セット13にセットされた印刷用紙を駆動制御機構(図
示せず)が電子写真機構12に供給する。なお、本実施
の形態のプリンタ部3は、電子写真機構12により印刷
用紙にフルカラーで画像を形成するので、4個の現像器
8の各々には、YMCBk(Yellow,Magenta,Cyan
ide,Black)のカラートナー(図示せず)が個々に収
納されている。
【0025】また、スキャナ部2は、本体ハウジング1
5の上面にコンタクトガラス16が設けられており、こ
のコンタクトガラス16の上面に読取原稿(図示せず)
が載置される。そして、このコンタクトガラス16に対
向する位置に第1の走査ユニット17が移動自在に支持
されており、この第1の走査ユニット17と対向する位
置に第2の走査ユニット18が移動自在に支持されてい
る。ここで、第1の走査ユニット17は、ハロゲンラン
プ19と反射面が45度に傾斜した反射ミラー20とで
形成されており、第2の走査ユニット18は、各々45
度に傾斜して内角90度で対向する一対の反射ミラー2
1,22で形成されている。
【0026】そして、この第2の走査ユニット18の反
射ミラー22と対向する位置には、結像光学系23を介
して光電変換手段としての3ラインCCD24が固定的
に配置されており、この3ラインCCD24には、CC
DアレイからなりB光とG光とR光とを各々読み取るB
ラインとGラインとRライン(何れも図示せず)とが、
数ラインの間隔で連設されている。
【0027】ここで、第1・第2の走査ユニット17,
18の走査速度は2:1に設定されているので、コンタ
クトガラス16から第1・第2の走査ユニット17,1
8を介して3ラインCCD24まで連通する結像光路の
光路長は、第1・第2の走査ユニット17,18が移動
しても一定である。そして、このような一定長の結像光
路により、コンタクトガラス16に載置されてハロゲン
ランプ19により照明された読取原稿の反射光を、3ラ
インCCD24が画像データに光電変換する。
【0028】また、本体ハウジング15の上面でコンタ
クトガラス16より手前には操作パネル25が設けられ
ている。この操作パネル25には、外観的には図2に示
すように、1個のタッチパネル26と各種キー27〜3
6とが設けられている。
【0029】より詳細には、この操作パネル25には、
複写動作に関連した基本的な各種キーとして、数値を入
力操作するテンキー27、モード初期化や予熱開始を入
力操作するクリア/予熱キー28、割込動作の開始を入
力操作する割込キー29、画質調整を入力操作する画質
調整キー30、モード登録やモード呼出の開始を入力操
作するプログラムキー31、複写開始を入力操作するス
タートキー32、データ初期化や動作中止を入力操作す
るクリア/ストップキー33、画像データのエリア加工
の開始を入力操作するエリア加工キー34、手差両面モ
ードのモード設定を入力操作する手差両面キー35、タ
ッチパネル26の輝度を調節する調光キー36等が設け
られている。
【0030】そして、上述のような各種キー27〜36
によりキーボード37が1個のユニットとして形成され
ており、このキーボード37にタッチパネル26を組み
込むことにより操作パネル25が形成されている。
【0031】さらに、タッチパネル26の周囲には、図
3に示すように、その画像表示に関連した各種キーとし
て、画像読取の開始を入力操作する読取キー38、画像
データの全体表示を入力操作する全体キー39、画像表
示の倍率が約150,200,300(%)として入力
操作される3個の拡大キー40、表示画面の移動を入力
操作する画面移動キー41、カーソルの移動を入力操作
するカーソルキー42、カーソルを指定点にプロットす
ることを入力操作する点指定キー43、指定点による加
工エリアの設定を入力操作する閉じるキー44、最後の
指定点の消去を入力操作するクリアキー45、全部の指
定点の消去を入力操作するオールクリアキー46等が設
けられている。
【0032】ここで、本実施の形態のデジタル複写機1
の電気的なブロック構造を図4に基づいて説明する。ス
キャナ部2とプリンタ部3との各々が、各種制御を実行
するシステム制御ユニット47と、画像データを加工処
理する画像処理ユニット48とに各々接続されている。
そして、システム制御ユニット47には、各種コマンド
を通信するシリアル通信ドライバ49を介してCPU5
0が接続されており、画像処理ユニット48には、画像
データを通信するデータバッファ51、画像データの転
送をスケジューリングするFIFO(First In Firs
t Out)のラインバッファ52、画像データを蓄積する
DRAM(Dynamic RAM)53が順次接続されている。
【0033】ここで、CPU50には、DMAC(Dir
ect Memory Access Controller)が内蔵されてお
り、このDMACがDRAM53に接続されている。さ
らに、CPU50には、タッチパネル26の表示を制御
するLCDコントローラ54とキーボード37等とが接
続されており、制御プログラムなどを記憶したROM5
5及びSRAM(Static RAM)56も接続されてい
る。そして、LCDコントローラ54には、画像データ
が展開されるVRAM(Video RAM)57が接続さ
れており、このVRAM57にLCDコントローラ54
を介してDRAM53が接続されている。
【0034】なお、タッチパネル26は、EL(Elect
ro Luminescence)等のバックライト(図示せず)とド
ットマトリクスのLCDモジュール58とアナログのス
イッチプレート59とを順次積層した構造となってい
る。LCDモジュール58により操作キーとして表示さ
れたメニューをスイッチプレート59により入力操作で
き、ディスプレイエディタとしても機能する。
【0035】さらに、操作パネル25の電気的なブロッ
ク構造を図5に基づいて説明する。まず、ROM60a
とRAM61とが直結されたLCDコントローラ54
に、タッチパネル26のLCDモジュール58とスイッ
チプレート59とキーボード37とが接続されている。
なお、このキーボード37のキー27〜36の一部に
は、LEDが内蔵されているので、キーボード37には
LEDドライバ62が接続されている。
【0036】そして、LCDコントローラ54には、ア
ドレスラッチ63が接続されており、このアドレスラッ
チ63とLCDコントローラ54とは、CPU64に接
続されている。このCPU64には光トランシーバ65
が接続されており、この光トランシーバ65は、外部装
置(図示せず)と各種データを光線でシリアル通信す
る。さらに、アドレスラッチ63にはアドレスデコーダ
66が接続されており、このアドレスデコーダ66は、
LCDコントローラ54とLEDドライバ62とROM
60bに直結されると共に、CPU64にシステムリセ
ット67を介して接続されている。
【0037】さらに、タッチパネル26のスイッチプレ
ート59は、図6に示すように、X方向の両端部に透明
電極が形成された透明基板68と、Y方向の両端部に透
明電極が形成された透明基板69とを積層した構造とな
っている。そしてこのスイッチプレート59に接続され
た座標検出回路70は、アナログスイッチ71やプルア
ップ抵抗72や各種ゲート73〜80やA/D変換手段
81及びコントローラ82により形成されている。
【0038】なお、このような座標検出回路70による
タッチパネル26の操作位置の座標検出は、透明基板6
8,69の電位X1,Y1,X2,Y2とに従って下記
の表1のような条件の演算処理で実行される。
【0039】
【表1】
【0040】このような基本構成において、本実施の形
態のデジタル複写機1により読取原稿の画像を複写する
場合は、読取原稿がスキャナ部2により読取走査されて
RGBの画像データが出力され、このRGBの画像デー
タから生成されたYMCBkの画像データがプリンタ部
3により印刷用紙に印刷される。このような画像複写を
実行する場合は、タッチパネル26の手動操作によりス
キャナ部2やプリンタ部3等に各種情報が設定され、こ
の設定情報に対応してスキャナ部2やプリンタ部3が動
作する。
【0041】ここで、タッチパネル26の表示画面の具
体例を図7及び図8に示す。複写動作の基本画面には、
図7に示すように、カラーモード、自動濃度、マニュア
ル濃度、画質モード、自動用紙選択、用紙トレイ、用紙
自動変倍、等倍、ソート、スタック等のモード選択のメ
ニューが表示され、さらに、クリエイト、カラー加工、
移動/ブック加工、変倍等のサブ画面選択のメニューも
表示される。図8は、手差両面モードに設定された場合
の画面例を示す。
【0042】次に、3ラインCCD24により光電変換
されて得られる画像データを処理するスキャナIPU
(Image Processing Unit)91関連のハードウェア
構成をその作用とともに図9を参照して説明する。この
スキャナIPU91の制御部上の制御手段であるCPU
92は、ROM93に格納されたプログラムを実行し、
RAM94にデータ等を書き込むことで、スキャナIP
U91の全体を制御する。このCPU92はデジタル複
写機1の全体に対するシステム制御ユニット47側とシ
リアル通信により接続されており、コマンド及びデータ
の送受信により指令された動作を実行する。さらに、シ
ステム制御ユニット47は操作パネル25とシリアル通
信により接続されており、ユーザからのキー入力指示に
より動作モード等を設定する。
【0043】また、CPU92にはI/O(原稿検知セ
ンサ、ホームポジションセンサ、原稿圧板開閉センサ、
冷却ファン等)95が接続されており、I/O95の検
知及びオン/オフの制御がなされる。モータドライバ9
6は、CPU92からのPWM出力によりドライブされ
ることで励磁パルスシーケンスを発生し、第1,2の走
査ユニット17,18をスキャニング駆動させるパルス
モータ97を駆動する。ハロゲンランプ19を点灯させ
るランプレギュレータ98もCPU92に接続されてい
る。
【0044】また、スキャナIPU91上には3ライン
CCD24から出力される画像データを順次処理する各
種の処理回路等が設けられている。まず、3ラインCC
D24はスキャナIPU91の制御部上のタイミング回
路(タイミング信号発生手段)99によってタイミング
信号として各駆動クロックが与えられており、所定タイ
ミングで各RGBのodd (奇数画素)、even(偶数画
素)のアナログ信号をエミッタフォロワ回路100R
100G ,100B に出力する。これらのエミッタフォ
ロワ回路100R ,100G ,100B からアナログ処
理手段を構成するアナログ処理回路101R ,101
G ,101B へ入力されたアナログ信号は、アナログ処
理として減算法CDS(相関二重サンプリング)法によ
るサンプリング処理を受け、3ラインCCD24のオプ
ティカルブラック部でラインクランプを実施し、odd、e
ven 間の出力差を補正することで、各々の系統毎のアン
プゲインの調整を行う。ゲイン調整後は、odd、even の
2系統がマルチプレクサにより時系列的に合成されて1
系統のアナログ信号となり、最終的に、DCレベルのオ
フセット調整を受けた後、A/Dコンバータ(A/D変
換手段)102R ,102G ,102B に入力される。
【0045】A/Dコンバータ102R ,102G ,1
02B に入力されたアナログ信号は、デジタル信号に変
換された後、シェーディング補正回路(シェーディング
処理手段)103に入力されてシェーディング補正処理
を受ける。即ち、照明系の光量不均一や3ラインCCD
24の画素出力(感度)のばらつきがシェーディング補
正処理により補正される。このシェーディング補正回路
103は、シェーディング補正処理を行うためのシェー
ディング演算回路121、白メモリ122の他に、レジ
スタ設定部コントロール回路124が設けられ、バスI
/F125を介してCPU92側に接続されている。シ
ェーディング補正回路103によりシェーディング補正
された画像データ(デジタルデータ)のうち、G,R用
の画像データはライン間補正メモリ104G ,104R
へ入力されて、3ラインCCD24上におけるRGB用
のライン間のライン数分だけ遅延させることでライン上
の位置合わせを行わせる処理を行い、ドット補正回路1
05へ入力される。ドット補正回路105では、ライン
間補正メモリ104G ,104R から出力されたG,R
用の画像データとシェーディング補正回路103から出
力されたB用の画像データに関して、1ライン以内のド
ットずれの補正処理が行われる。次いで、スキャナγ補
正回路106では反射率リニアデータをルックアップテ
ーブル方式により補正する。
【0046】スキャナγ補正回路106により補正され
たデジタルデータは、第1のルートでは、自動原稿色判
定回路107と自動画像分離回路108とディレーメモ
リ109とを介してRGBフィルタ・色変換処理・変倍
処理・クリエイト回路110、プリンタγ補正、書込処
理回路111に入力される。スキャナγ補正回路106
により補正されたデジタルデータは、第2のルートで
は、画像データメモリ112R ,112G ,112B
入力される。画像データメモリ112R ,112 G ,1
12B はスキャナ最大読取領域の画像データをRGB別
に蓄積できるDRAMで構成されており、1スキャンで
RGBの画像データを取り込み、フルカラー重ね画像出
力時やリピート複写時にはこの画像データメモリ112
R ,112 G ,112B からRGB画像データを出力し
第1ルートに戻ることで対応できるようになっている。
【0047】自動原稿色判定回路107では、ACS
(有彩/無彩判定)処理を行う。このACS処理では、
黒/灰色の判定が行われる。自動画像分離回路108で
は、像域分離処理として、エッジ判定(白画素と黒画素
の連続性により判定)、網点判定(画像中の山/谷ピー
ク画素の繰返しパターンにより判定)、写真判定(文字
・網点外で画像データのある場合)を行うことで、文字
及び印刷部(網点部)、写真部の領域を判定してCPU
92に伝え、後段のRGBフィルタ・色変換、プリンタ
γ補正、YMCBkフィルタ、階調処理でパラメータや
係数の切換えに使用される。
【0048】RGBフィルタでは、RGBのMTF補
正、平滑化、エッジ強調、スルー等のフィルタ係数を、
先の領域判定結果に応じて切換え設定する。色変換処理
では、RGBのデジタルデータから、YMCBk変換、
UCR、UCA処理を行う。変倍処理回路では、画像デ
ータの主走査方向に対して拡大/縮小処理を行う。RG
Bフィルタ・色変換処理・変倍処理・クリエイト回路1
10に対しては画像表示部112が接続されており、拡
大/縮小処理後のデジタルデータの表示が可能とされて
いる。クリエイト回路では、クリエイト編集、カラー加
工を行う。クリエイト編集では、斜体、ミラー、影付
け、中抜き処理等を行い、カラー加工ではカラー変換、
指定色消去、アンダーカラー処理等を行う。プリンタγ
補正、書込処理回路111では、先の領域判定結果に基
づいてプリンタγ変換とフィルタ係数の設定を行う。階
調処理では、ディザ処理を行い、ビデオコントロールで
は書込タイミング設定や画像領域、白抜き領域の設定や
グレースケールやカラーパッチ等のテストパターン発生
を行うことができ、最終画像データを書き込み処理でレ
ーザスキャナ7中のレーザダイオードへ出力できるよう
に処理する。
【0049】このような各機能処理は、CPU92に接
続されておりROM93に格納されたプログラムにより
各処理の設定と動作とをシステム制御ユニット47の指
示により実行される。
【0050】ここで、アナログ処理回路101R ,10
G ,101B の駆動等に関して図10を参照して説明
する。3ラインCCD24やアナログ処理回路101
R ,101G ,101B に対してタイミング回路99か
らは、図10に示すように、3ラインCCD24用のク
ロックとして、φ1,φ2,φ1L,φCLB,φR
B,φTG(CCD移送ゲートクロック)、アナログ処
理系クロックとして、SHP(P相サンプルホールドパ
ルス),SHD(D相サンプルホールドパルス),SH
DE2(D相サンプルホールドパルス2段目),MPX
(MPXパルス),CLP(ラインクランプ)、A/D
コンバータ102に対してADCクロックなる各種の駆
動クロック(タイミング信号)が出力される一方、デジ
タル系クロックとして、シェーディング補正回路103
に対するICLK(IPUクロック)、LSYNC(主
走査ライン同期信号)、SFGATE、OFGATE
や、ライン間補正メモリ104G ,104R用のRST
W、RSTR G、RSTR R、FMGATEなる各
種の駆動クロック(タイミング信号)が出力されるよう
に設定されている。
【0051】このタイミング回路99は、CPU92等
に対してアドレスバス/データバス等のバスライン11
3を介して接続されたバスI/F(インタフェース)1
14を有しており、CPU92にこのバスI/F114
を介して接続されたレジスタ・設定部・コントロール回
路115が設けられている。また、タイミング回路99
は基準クロック発振器(基準クロック発生手段)116
から入力される基準クロックを基本とするものである
が、この基準クロック発振器116とタイミング回路9
9との間にはスペクトラム拡散クロック発生器(スペク
トラム拡散クロック発生手段)117が介在されてい
る。ここに、スペクトラム拡散クロック発生器117を
介在させることで、タイミング回路99から出力される
全てのクロックに対して同期を取って拡散クロックとし
て各回路へ入力される。
【0052】ここで、スペクトラム拡散クロック発生器
117について説明する。このスペクトラム拡散クロッ
ク発生器117は、例えば、IC−WORKS In
c.のSSFTG(W42C31−03)マニュアルを
参照すれば、図11に示すように、水晶発振子を用いた
基準クロック発振器116の出力を分周する分周比Nの
分周器151と、PLL回路152と、出力側分周器1
53とにより構成されている。PLL回路152は、位
相比較器154とチャージポンプ155と電圧制御発振
器(VCO)156と分周比Mのフィードバック分周器
157とチャージポンプ155・電圧制御発振器157
間に介在されて変調周波数との加算処理を行う加算器1
57とにより構成されている。
【0053】このようなスペクトラム拡散クロック発生
器117は、基準クロック発振器116から入力された
基準クロックを±2.5%の範囲で周波数変調する。即
ち、図12に示す周波数変調プロファイルのように周期
変調させる。
【0054】変調周波数fmは、基準クロック周波数1
7.5MHzとすると、 fm=31×(基準クロック周波数/18.432)=
29.433kHz Tm=1/fm=33.976μS で求められる。
【0055】この変調周波数で拡散された前後のクロッ
ク出力の周波数帯域は、上述のマニュアル中で示されて
いるように、図13に示すようになる。スペクトラム拡
散クロック発生器117の内部のPLL回路152の出
力を変調して、同調したクロック信号の帯域を拡散させ
ることでピーク値を減衰させる。ピーク値の減衰率は高
調波の次数や変調の度合いに依存し、 dB=6.5+9.1log10(P)+9.1log10
(F) P=拡散の割合(%)、F=減衰を測定した周波数(M
Hz) で求められる。このように拡散の割合が大きく周波数が
高いほど減衰効果が大きくなる。
【0056】このようなスペクトラム拡散クロック発生
器117を前述した読取系に適用した場合について説明
する。前述したように、タイミング回路99からCCD
系各クロック、アナログ処理系各クロック、ADCクロ
ック、IPUクロック等が各々各ブロック24,10
1,102,103等へ供給される。基準クロックに対
してスペクトラム拡散クロック発生器117にて変調し
たクロックをタイミング回路99へ入力しているので、
全ての同期が取れておりクロック信号に対するセットア
ップタイムとホールドタイムも損ねることなく同期回路
を伴ったデジタル回路では動作上問題はない。これに対
して、アナログ回路では、アナログ出力部においては信
号出力部分が十分な平坦性を保てれば問題ないが、保て
なくなってくると問題となる。これは、一般的に動作周
波数が高くなればなるほど困難となってくる。
【0057】アナログ信号とサンプリングクロックは同
期は取れているもののサンプリングポイントに傾斜があ
る場合にはサンプル値が微妙に変化する。特に、CCD
24出力やアナログ処理回路101の内部信号はクロッ
クノイズ等の影響もあり、拡散クロックの変調周波数に
依存する周期的なノイズが発生する。例えば、CCD2
4からアナログ信号がエミッタフォロワ100を介して
アナログ処理回路101に入力され、SHDクロック信
号によってサンプリングした時の周期的なノイズがのっ
た場合について図14を参照して説明する。
【0058】図14は、CCD24の黒出力部のサンプ
リングポイント部を拡大して示したものである。ここで
は、説明を簡略化するためにこの部分が単調増加してい
る場合について説明する。基準周波数のサンプリングポ
イントに対して±2.5%の周波数変調により+2.5
%変動した場合は画像データはMIN値を取り、−2.
5%変動した場合はMAX値を取る、このように画像デ
ータが周期的な変動を持つこととなる。
【0059】図15により主走査ライン毎のノイズの発
生について説明する。図15は変調周波数によるノイズ
が主走査ライン毎に移動していく様子を示した図であ
る。山の部分は画像データが高い明るい部分、谷の部分
は画像データが低い暗い部分である。各主走査ライン上
の横破線はCLPクロック(ラインクランプ信号)によ
る主走査ライン毎のDCレベルを決めている信号であ
る。即ち、横破線との差で画像データレベルが決定す
る。図示例では、山の部分の矢印が長い物ほど画像デー
タが高くなり画像ノイズとなる。図15に示す例では、
CLP、LSYNC(主走査ライン同期信号)、図示し
ないφTG(CCD移送ゲートクロック)ともに変調周
波数の位相と同期が取れていない場合である。位相が主
走査ライン毎にずれていくことにより周期的な画像ノイ
ズとなる。これは、スジ状の画像ノイズとして現れる場
合がある。
【0060】[特徴的構成例1]この点、本実施の形態
では、図16に示すように、タイミング回路99から出
力されるLSYNC(主走査ライン同期信号)をスペク
トラム拡散クロック発生器117のリセット端子にも入
力させることにより、変調位相整列手段131が構成さ
れている。即ち、主走査方向の読取位置の機械差を調整
(横レジスト調整)した信号であるLSYNC(主走査
ライン同期信号)をスペクトラム拡散クロック発生器1
17のリセット信号として、LSYNC(主走査ライン
同期信号)の立上りで変調プロフィールの再スタートを
毎回かけることで主走査ライン毎に変調プロフィールの
位相を揃えることが可能となる。これにより、図17に
示すように、周期ノイズも位相が揃うことになる。この
ような主走査方向の均一な変動は、A/Dコンバータ1
02R ,102G ,102B 以降のシェーディング補正
回路103によるシェーディング補正処理により取り除
くことができる。よって、結果的には、EMI規制をク
リアし得ることとなる。
【0061】[特徴的構成例2]なお、図18に示すよ
うに、LSYNC(主走査ライン同期信号)に代えて、
このLSYNC(主走査ライン同期信号)対応のφTG
(CCD移送ゲートクロック)をスペクトラム拡散クロ
ック発生器117のリセット端子にも入力させることに
より、変調位相整列手段132を構成してもよい。この
φTG(CCD移送ゲートクロック)は、CCD24の
電荷蓄積時間を決定する信号であり、φTG(CCD移
送ゲートクロック)の基準により転送クロックが駆動さ
れてCCD24よりアナログ信号が出力されるので、C
CD24においては絶対的な基準信号となるが、その周
期はLSYNC(主走査ライン同期信号)に等しいの
で、LSYNC(主走査ライン同期信号)に代えてスペ
クトラム拡散クロック発生器117のリセット信号とし
て用いても同様な効果が得られる。
【0062】[特徴的構成例3]なお、LSYNC(主
走査ライン同期信号)を用いる図16の場合でもφTG
(CCD移送ゲートクロック)を用いる図18の場合で
も、図19に示すように、シェーディング補正回路10
3中にCCD24の全画素分の黒メモリ123を搭載す
れば、より効果的となる(図19はφTG(CCD移送
ゲートクロック)を用いた例で示している)。即ち、ノ
イズレベルの位相がライン毎に揃ってくるので、シェー
ディング補正回路103でこのノイズを補正することが
可能となる。特に、全画素分の黒メモリ123を搭載す
ることにより、補正効果も大きく黒側での変動を補正す
ることが可能となる。
【0063】シェーディング補正の計算式(10bit
時)を示すと、 (((1画素毎の読取データ)−(1画素毎の黒補正デ
ータ))/((1画素毎の白補正データ)−(1画素毎
の黒補正データ)))×1023 のようになる。
【0064】また、図17に示したように、LSYNC
(主走査ライン同期信号)、φTG(CCD移送ゲート
クロック)、CLP(ラインクランプ信号)の周期をス
ペクトラム拡散クロック発生器117の変調周波数の整
数倍にすることにより、スペクトラム拡散クロック発生
器117を入れた場合と入れない場合とで、同期信号の
周期ずれにより発生する縦倍率誤差やCCD24の蓄積
時間のばらつきによる微妙な濃度差も発生させなくする
ことができる効果も得られる。LSYNC(主走査ライ
ン同期信号)の周期はタイミング回路(タイミングAS
IC)99のLSYNC設定レジスタの設定値を変更す
ることで対応できる。また、基準クロック発振器116
の基準クロックの発振周波数を変更することにより本条
件を得ることも可能である。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、光電変換
手段やアナログ処理手段の駆動クロックにスペクトラム
拡散クロックによる変調をかけると、サンプリングする
信号の波形形状によっては周期的なノイズが発生するこ
とが考えられるが、変調位相整列手段によりスペクトラ
ム拡散クロック発生手段の変調周期の位相を主走査ライ
ン同期信号に対応させて揃えるようにしたので、変調周
波数の位相を一致させることで、主走査ラインの周期的
なノイズを次の主走査ライン以降に対しても等しくする
ことができ、よって、後段のシェーディング処理手段に
より周期的なノイズを取り除くことができ、EMI規制
をクリアさせることができる。
【0066】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像読取装置において、主走査ライン同期信号を用
いてスペクトラム拡散クロックの変調プロフィールのラ
イン毎の同期を確実に取るようにしたので、周期的なノ
イズが発生しても後段のシェーディング処理手段により
確実に取り除くことができる。
【0067】請求項3記載の発明によれば、主走査ライ
ン同期信号に周期が等しいCCD等の光電変換手段に対
する駆動クロックの一部でありその電荷蓄積時間を決定
するための移送ゲートクロック信号をリセット信号とし
て利用するようにしたので、横レジストのばらつきの影
響を受けることなく、周期的なノイズを取り除くことが
できる。
【0068】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3の何れか一に記載の画像読取装置において、主走
査ライン同期信号の周期をスペクトラム拡散クロック発
生手段の変調周期の整数倍としたので、スペクトラム拡
散クロック発生手段を入れた場合と入れない場合とで主
走査ライン同期信号の周期を等しくすることで、同期信
号周期のずれによる倍率ずれや読取値の微妙なずれを防
止することができる。
【0069】請求項5記載の発明によれば、請求項1な
いし4の何れか一に記載の画像読取装置において、変調
によるノイズは黒部側に影響度が大きいが、シェーディ
ング処理手段に黒メモリを全画素分持つことにより、変
調による変動を確実に取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る前提的構成例とし
てのデジタル複写機の内部構造を示す縦断側面図であ
る。
【図2】タッチパネルを一部とする操作パネルの外観を
示す平面図である。
【図3】タッチパネルの外観を示す平面図である。
【図4】デジタル複写機の回路構造を示すブロック図で
ある。
【図5】操作パネルの回路構造を示すブロック図であ
る。
【図6】タッチパネルに接続された座標検出回路の回路
構造を示すブロック図である。
【図7】タッチパネルに基本動作の設定画面が表示出力
された状態を示す平面図である。
【図8】タッチパネルに手差両面モードの設定画面が表
示出力された状態を示す平面図である。
【図9】スキャナIPU関連のハードウェア構成を示す
ブロック図である。
【図10】タイミング回路等の詳細を含めて示すシェー
ディング補正回路までのハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】スペクトラム拡散クロック発生器の構成例を
示すブロック図である。
【図12】周波数変調プロファイルを示す特性図であ
る。
【図13】変調周波数で拡散された前後のクロック出力
の周波数帯域を示す特性図である。
【図14】CCDの黒出力部のサンプリングポイント部
を拡大して示す説明図である。
【図15】主走査ライン毎のノイズの発生について説明
するタイムチャートである。
【図16】本実施の形態の特徴的構成例1としてLSY
NCをリセット信号とさせた場合の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図17】その場合の動作例を示すタイムチャートであ
る。
【図18】本実施の形態の特徴的構成例2としてφTG
をスペクトラム拡散クロック発生器のリセット信号とさ
せた場合の構成例を示すブロック図である。
【図19】本実施の形態の特徴的構成例3としてシェー
ディング補正回路中に黒メモリを含む場合の構成例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
24 光電変換手段 99 タイミング信号発生手段 101 アナログ処理手段 102 A/D変換手段 103 シェーディング処理手段 116 基準クロック発生手段 117 スペクトラム拡散クロック発生手段 123 黒メモリ 131,132 変調位相整列手段
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BB02 CA06 CB17 DA04 DB01 5C072 AA01 BA08 BA11 UA02 UA06 UA12 UA16 UA20 XA01 5C077 LL02 MM03 NP07 PP06 PQ04 PQ22 RR01 RR18 SS01 SS03 TT06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光像を受光して受光量に応じたアナログ
    信号を出力するライン状の光電変換手段と、 原稿画像を露光してその原稿画像に応じた光像を前記光
    電変換手段へ導く光学系と、 前記光電変換手段から出力されるアナログ信号に対する
    サンプルホールド手段を含み前記アナログ信号をアナロ
    グ処理するアナログ処理手段と、 このアナログ処理手段により処理されたアナログ信号を
    デジタル信号に変換するA/D変換手段と、 このA/D変換手段により変換されたデジタル信号をシ
    ェーディング処理するシェーディング処理手段と、 少なくとも前記光電変換手段、前記アナログ処理手段、
    前記A/D変換手段及び前記シェーディング処理手段の
    各動作クロックを発生させるタイミング信号発生手段
    と、 このタイミング信号発生手段に対する基準クロックを発
    生させる基準クロック発生手段と、 これらのタイミング信号発生手段と基準クロック発生手
    段との間に介在されて前記基準クロックを周波数変調す
    るスペクトラム拡散クロック発生手段と、 このスペクトラム拡散クロック発生手段の変調周期の位
    相を主走査ライン同期信号に対応させて揃える変調位相
    整列手段と、を備える画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記変調位相整列手段は、主走査ライン
    同期信号を前記スペクトラム拡散クロック発生手段に対
    するリセット信号とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記変調位相整列手段は、前記光電変換
    手段の電荷蓄積時間を決定する移送ゲートクロック信号
    を前記スペクトラム拡散クロック発生手段に対するリセ
    ット信号とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記主走査ライン同期信号の周期が、前
    記スペクトラム拡散クロック発生手段の変調周期の整数
    倍である請求項1ないし3の何れか一に記載の画像読取
    装置。
  5. 【請求項5】 前記シェーディング処理手段は、前記光
    電変換手段の全画素分の黒メモリを備える請求項1ない
    し4の何れか一に記載の画像読取装置。
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