JP2001267343A - 半導体装置の樹脂封止装置 - Google Patents
半導体装置の樹脂封止装置Info
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Abstract
され、フレームの中心位置と金型の中心位置とがずれて
いるタイプの上型及び下型からなる金型に挟持されたフ
レームの全面に略均等な押圧力を加えることができる半
導体装置の樹脂封止装置を提供する。 【解決手段】 下型4の上面4aにおけるフレーム6の
挟持位置を除いた位置に、上方に突起し、フレーム6を
挟持した状態において上型2の下面2aと接触する突起
部材4e、4fを設け、プレス駆動装置(図示せず)に
よる型締めに際し、突起部材4e、4fでフレーム6へ
の押圧力の一部を分担して受け、下面2aと上面4aを
略平行に保持する。
Description
封止装置に関し、特に、樹脂パッケージを形成するトラ
ンスファー成形装置におけるチャンバーの片側にのみキ
ャビティーが形成されたタイプの金型の構造に関するも
のである。
置における金型及びその周辺の断面図、図11は図10
に示した金型及びその周辺の動作状態の説明のための断
面図である。図において、1は上プラテンであり、その
四隅にタイバー1aが固定されている。2は上プラテン
1の下部に配設された上型であり、下面2aには上型キ
ャビティー2bが形成されている。3は上プラテン1と
対向配設された下プラテンであり、その四隅に形成され
たタイバー嵌挿孔3aに嵌挿されたタイバー1aにより
ガイドされ、プレス駆動装置(図示せず)にて駆動され
て上下動する。4は下プラテン3の上部に配設された下
型であり、上型2の下面2aと対向する上面4aに下型
キャビティー4b、チャンバー4cが形成されていると
共に、下型キャビティー4bの周囲には後述のフレーム
6の底部が嵌め込みセットされる凹部4dが形成されて
いる。なお、上型2と下型4とにより一対の金型を構成
している。
配置されたプランジャヘッドであり、プランジャ駆動装
置(図示せず)で駆動されて上下動する。6は半導体チ
ップ(図示せず)が搭載され、上型2と下型4間に挟ま
れたフレームであり、下型4の上面4aに形成された凹
部4dに嵌め込みセットされる。なお、凹部4dの底面
は下型キャビティー4bの形成面を除き、上面4aに平
行な平面を為し、その深さはフレーム6の厚さよりも浅
く、凹部4dに嵌め込みセットされたフレーム6は上型
2の下面2aにて押圧される。7はチャンバー4c内に
おける上型2とプランジャヘッド5との間に配置された
樹脂(タブレット)である。
明する。まず、下型4の上面4aに形成された凹部4d
にフレーム6をセットし、上記プレス駆動装置にて下プ
ラテン3をタイバー1aをガイドとして上昇させること
によりフレーム6を所定の押圧力にて上型2と下型4と
の間に挟持する。その後、樹脂7を加熱溶融させると共
に、上記プランジャ駆動装置にてプランジャヘッド5を
上昇させ、溶融状態にある樹脂7を上型キャビティー2
b及び下型キャビティー4bに注入し、フレーム6に搭
載された上記半導体チップを樹脂封止する。
側にのみ下型キャビティー4bが形成されたタイプの金
型においては、フレーム6を所定の押圧力で挟持すべ
く、下型4で上型2へ押圧するに際し、その押圧力Fが
下プラテン3を介して上記金型の中心Cに加わる場合に
おいて、フレーム6の中心6aが上記金型の中心Cから
ずれていることに起因するモーメントにより、フレーム
6には均一な押圧力が加わらない。
ックからなり、これら自身が上記モーメントにより(実
害を及ぼす程度に)変形することはないが、下型4を保
持する下プラテン3が、そのタイバー嵌挿孔3aに嵌挿
された4本のタイバー1aにガイドされて上下動するた
め、上記モーメントが作用すると、タイバー1aとタイ
バー嵌挿孔3a間の隙の存在、及びタイバー1a自身の
弾性変形により、図11にて傾斜角θで示すごとく、上
型2に対して下型4が相対的に傾斜し、その結果とし
て、フレーム6におけるその中心6aよりも金型内部側
6bでは設定値より過大な押圧力が加わり、その反対方
向側である金型外部側6cでは過小な押圧力が加わるこ
とになる。
脂封止装置は、上述のごとく構成され、フレーム6の中
心6aと金型の中心Cとがずれているので、このずれに
起因するモーメントにより、フレーム6の主面における
その中心6aよりも金型内部側6bでは設定値より過大
な押圧力が加わり、この過大な押圧力によりフレーム6
の変形が生じ、その反対方向側である金型外部側6cで
は過小な押圧力が加わり、この過小な押圧力により上型
2及び下型4とフレーム6との接触面の間から溶融樹脂
が漏れ出る恐れがある等の問題があった。
ためになされたものであり、フレームの全面に略均一な
押圧力を加えることができる半導体装置の樹脂封止装置
を提供することを目的とする。
し、フレームの全面に略均一な押圧力を加える突起部の
着脱を容易としてその交換作業性を改善した半導体装置
の樹脂封止装置を提供することを目的とする。
し、フレームの全面に略均一な押圧力を加える突起部の
突起高さの調整を容易としてその調整作業性を改善した
半導体装置の樹脂封止装置を提供することを目的とす
る。
装置の樹脂封止装置は、フレームに載置された半導体素
子を樹脂封止すべく、相互に対向する対向面で上記フレ
ームを挟持する一対の金型における少なくとも一方の金
型面の上記フレームの挟持位置を除いた位置に、上記金
型面から突起し、上記フレームを挟持した状態において
他方の金型と接触する突起部を備えたものである。
置は、第1の発明に係る半導体装置の樹脂封止装置にお
いて、突起部が、一対の金型の少なくとも一方に着脱自
在に構成されたものである。
置は、第1の発明又は第2の発明に係る半導体装置の樹
脂封止装置において、突起部が、一方の金型面からの突
出高さを調節する螺合手段を備えたものである。
置は、フレームに載置された半導体素子を樹脂封止すべ
く、相互に対向する対向面で上記フレームを挟持する一
対の金型における少なくとも一方の金型面の上記フレー
ムの挟持位置を除いた位置に、上記金型面から突起し、
上記フレームを挟持した状態において他方の金型と接触
する突起部を備えると共に、上記一対の金型の型締め時
に上記突起部に加わる荷重を計測する荷重計測手段を備
えたものである。
置は、フレームに載置された半導体素子を樹脂封止すべ
く、相互に対向する対向面で上記フレームを挟持する一
対の金型における少なくとも一方の金型面の上記フレー
ムの挟持位置を除いた位置に、上記金型面から突起し、
上記フレームを挟持した状態において他方の金型と接触
する突起部を備えると共に、該突起部の突出高さを調整
すべく該突起部を上下方向に駆動する駆動手段を備えた
ものである。
形態1を図1により説明する。図1は実施の形態1とし
ての半導体装置の樹脂封止装置における金型及びその周
辺の断面図、図1に示した下型の平面図である。図にお
いて、1は上プラテンであり、その四隅にタイバー1a
が固定されている。2は上プラテン1の下部に配設され
た上型であり、下面2aには上型キャビティー2bが形
成されている。3は上プラテン1と対向配設された下プ
ラテンであり、その四隅に形成されたタイバー嵌挿孔3
aに嵌挿されたタイバー1aによりガイドされ、プレス
駆動装置(図示せず)にて駆動されて上下動する。
れた下型であり、上型2の下面2aと対向する上面4a
に下型キャビティー4b、チャンバー4cが形成されて
いると共に、下型キャビティー4bの周囲には後述のフ
レーム6の底部が嵌め込みセットされる凹部4dが形成
され、かつ、後述のフレーム6を介さずに直接、上型2
と接触する突起部4e、4fが形成されている。なお、
上型2と下型4とにより一対の金型を構成している。
置されたプランジャヘッドであり、プランジャ駆動装置
(図示せず)で駆動されて上下動する。6は上型2の下
面2aと下型4の上面4a間に挟まれたフレーム、7は
チャンバー4c内における上型2とプランジャヘッド5
との間に配置された樹脂(タブレット)である。
部が嵌め込みセットされる凹部4dは、図面上にて上下
に延びる上面4aの中心線4gに平行に、かつ中心線4
gよりも左側に偏在して形成され、即ち、図面上にて上
下に延びる凹部4dの中心線4hが中心線4gの左側に
所定の間隔を設けて平行に形成され、突起部4eは上面
4aの右側辺に沿って、突起部4fは上面4aの左側辺
に沿って、凹部4dを挟んで夫々6個づつ均等な間隔で
並列に配設されている。そして、突起部4e、4fの高
さ寸法が、略同一に形成されると共に凹部4dにセット
されたフレーム6の上側主面の高さ寸法よりも若干低く
形成されている。
初に、下型4の凹部4dにフレーム6の底部を嵌め込み
セットし、上記プレス駆動装置にて下プラテン3を上昇
させてフレーム6を上型2と下型4との間に挟持する。
この際に、下プラテン3の上昇により凹部4dにセット
されたフレーム6の上側主面が上型2の下面2aに接触
する。そして、下プラテン3をさらに上方へ押圧駆動す
ることにより、下プラテン3及び下型4を介してフレー
ム6に所定圧が加わると共に、突起部4e、4fが上型
2の下面2aに直接接触し、突起部4e、4fにてフレ
ーム6への圧力を分担して受ける。
ンジャヘッド5を上昇させ、溶融状態にある樹脂7を上
型キャビティー2b及び下型キャビティー4bに注入
し、フレーム6に搭載された半導体チップを樹脂封止す
る。
み下型キャビティー4bが形成されたタイプの金型にお
いては、図1に示すように、フレーム6を下型4で上型
2へ押圧し、その押圧力Fが下プラテン3を介して上記
金型の中心Cに加わる場合において、フレーム6の中心
6aと金型の中心Cとがずれていること、即ち、図2に
示すように、下型4の中心線4gとフレーム6の底部が
嵌め込みセットされる凹部4dの中心線4hとが所定の
間隔を設けて平行に形成されていることに起因するモー
メントが発生するが、このモーメントは突起部4eによ
り打消され、フレーム6はその主面の全面を略均一な所
定の押圧力で押圧される。
分な押圧力Fが加えられると、剛性(ヤング率)の大き
な突起部4eに対して、一般に剛性の小さな銅板や樹脂
板製のフレーム6の変形量が大きく、上記とは逆向きの
モーメント、即ち、突起部4eを支点とし、フレーム6
を押し潰す向きのモーメントが作用するが、突起部4f
の存在により、上記逆向きのモーメントを打消すことが
できる。
ておくことにより、下面2aと上面4aとの間を略平行
に容易に維持することができ、フレーム6の全面に略均
一な適正な圧力を加えることができるので、過大な押圧
力が局部的に加わることによりフレーム6の一部が変形
し、過小な押圧力が局部的に加わることにより溶融樹脂
が漏れることを防ぐことができる。この時、フレーム6
の押圧力は上記プレス装置の型締め力から突起部4e、
4fの負荷荷重を差し引いたものになる。
図2に示すごとく、突起部4eを上面4aの右側辺に、
突起部4fを上面4aの左側辺に沿って、凹部4dを挟
んで夫々6個づつ均等な間隔で並列に配設し、それらの
受圧面積を考慮した荷重の中心をバランスさせることに
よりフレーム6の主面に対する押圧力の分布をより均一
にし、また、特定の突起部4eの高さを変更することに
より、上記主面に対する押圧力の分布を修正できる。
とく、突起部4e及び突起部4fを、上面4aにおける
右側辺及び左側辺に沿って夫々6個づつ配設したが、突
起部4e、4fは必ずしも6個づつに限定する必要はな
く、1個づつ、若しくは複数個づつであっても、それら
の受圧面積を考慮し、荷重の中心をバランスさせて配置
することにより同様な効果が得られる。さらに、突起部
4e、4fの頂部(下面2aとの接触面)形状は、任意
な形状のものを用いることができ、例えば、図3に示す
ごとく、一対の帯状の突起部4e、4fを凹部4dに平
行に配設したものでも同様な効果が得られる。
e、4fの高さ寸法を略同一に形成すると共に凹部4d
にセットされたフレーム6の上側主面の高さ寸法よりも
若干低く形成したが、突起部4e、4fの高さ寸法は必
ずしもフレーム6の上側主面の高さ寸法より低く形成す
る必要はなく、フレーム6の材質(剛性)とその主面の
上型2及び下型4との接触面積、及び突起部4e、4f
の材質(剛性)とその受圧面積(断面積)を適切に選定
し、突起部4e、4f及びフレーム6の弾性変形量がバ
ランスし、下面2aと上面4aとの間を略平行に維持し
てフレーム6の主面における下面2a及び上面4aとの
接触面に略均等な押圧力が加わるように金型設計がなさ
れた場合においては、略同一に形成してもよい。
ての金型における下型の平面図である。実施の形態1に
おいては、図1に示すごとく、突起部4eと共に、突起
部4fを設けたが、フレーム6の材質(剛性)とその主
面の上型2及び下型4との接触面積、及び突起部4eの
材質(剛性)とその受圧面積(断面積)を適切に選定
し、突起部4e及びフレーム6の弾性変形量がバランス
し、下面2aと上面4aとの間を略平行に維持するよう
に金型設計がなされた場合においては、突起部4fは必
ずしも必要ではなく、図4に示すごとく、凹部4dに平
行に突起部4eだけが存在すればよい。
いては、下型4に突起部4e、突起部4f等を設けた
が、突起の形成は下型4に限定する必要はなく、上型2
に設けても、あるいは、上型2と下型4の両方に設けて
も同様な効果が得られる。
の金型及びその周辺の断面図であり、図5(A)はその
全体図、図5(B)はその突起部材を拡大して示す部分
断面図である。図において、8は上型2の下面2aに接
触可能に突起した凸部8aと下型4の嵌合部4iに配置
された鍔部8bとを有する突起部材であり、凸部8aは
図1に示した突起部4e、4fに相当し、鍔部8bがネ
ジ9にて嵌合部4i内に固定されている。その他の構成
は図1に示した実施の形態と同様である。
た場合や、上型2と下型4により押圧されたフレーム6
への押圧力の分担率の変更を行う場合において、突起部
材8を交換する際には、ネジ9を緩めて突起部材8を下
型4から容易に取り外すことができる。即ち、金型を分
解する必要がないので、短時間で凸部8aの高さ調整が
できる。なお、凸部8aの受圧面積(断面積)は、その
材質(剛性)及び受圧力等を考慮して決定する。
たものに限定されるものではなく、例えば、図6に示す
ごとく、鍔部を形成せずに、突起部材8の中央部に唯一
本のネジ9を位置させて下型4の上面4aに形成した嵌
合部4iに固定したものであっても同様な効果が得られ
る。
8を下型4に取り付けたが、突起部材8の取付け位置は
下型4に限定する必要はなく、上型2に取り付けても、
あるいは、上型2と下型4の両方に取り付けても同様な
効果が得られる。
の金型及びその周辺の断面図である。図において、10
は下型4のネジ部4jにネジ込まれた接触ネジ、11は
接触ネジ10に螺合し、接触ネジ10をロックするロッ
クナットである。その他の構成は図1に示した実施の形
態と同様である。
10aが摩耗したり塑性変形した場合において、上型2
と下型4により押圧されたフレーム6への押圧力の分担
率の変更を行う場合、接触ネジ10の高さを調整するた
めに、ロックナット11を緩めて接触ネジ10を回し、
接触ネジ10の高さを調整した後、ロックナット11を
締め付ける。上述のように、接触ネジ10の高さを調整
する際、部品交換や金型分解の必要がないので、安価
に、かつ短時間に調整ができる。
は、接触ネジ10を下型4に取り付けたが、接触ネジ1
0の取付け位置は下型4に限定する必要はなく、上型2
に取り付けても、あるいは、上型2と下型4の両方に取
り付けても同様な効果が得られる。
の金型及びその周辺の断面図である。図において、8は
上型2と直接接触可能な凸部8aを備えた突起部材であ
り、凸部8aは図1に示した突起部4e、4fに相当す
る。そして、12は突起部材8と下型4の間に配設さ
れ、凸部8aが受けた上型2との接触圧を計測する荷重
計測装置としてのロードセル、13は下型4に取り付け
られ、突起部材8が下型4から外れないよう押えている
突起部材押さえである。その他の構成は図1に示した実
施の形態と同様である。
締時のロードセル12の計測値より、凸部8aの負荷荷
重が得られ、別途計測される上記プレス装置の型締め力
から凸部8aの負荷荷重を差し引くことによりフレーム
6への押圧力が判る。
部材8の夫々の負荷荷重を正確に計測することにより、
夫々の突起部材8の圧縮変形量が判り、その差より上型
2の下面2aと下型4の上面4a間の傾斜角が許容範囲
内にあるか否かを推定でき、ひいては、フレーム6の主
面の全面が略均一な適正な押圧力で押圧されているか否
かを推定できる。
場合において、突起部材8への荷重を正確に計測できる
ので、その高さの調整作業を正確に行うことができる。
は、荷重計測装置としてロードセルを用いているが、荷
重計測装置はロードセルに限定する必要はなく、突起部
材8に歪みゲージを貼り付けた構成であってもよい。ま
た、荷重計測装置の取付け位置は下型4に限定する必要
はなく、上型2に取り付けても同様な効果が得られる。
の金型における下型の部分断面図である。図において、
14は下型4に埋め込まれた軸受け、15はボールネジ
であり、軸受け14に嵌め込まれて回動自在なナット部
15aと、ナット部15aに螺合されたボールネジ部1
5bにて構成されており、ボールネジ部15bの下側軸
端15cが下型4に上下動可能かつ回動不能に保持され
ている。16は下型4に取り付けられたモータープレー
ト、17はモータープレート16に取り付けられたサー
ボモーター、18はサーボモーター17に取り付けられ
た駆動プーリ、19はボールネジ15のナット部15a
の上面に取り付けられた従動プーリー、20は駆動プー
リーをつなぐベルト、21はボールネジ15のナット部
15aの下面に取り付けられた軸受け押さえである。
ーム(図示せず)をセットし、プレス駆動装置(図示せ
ず)にて下プラテン(図示せず)を介して下型4を上昇
させると前記フレームが上型2と下型4との間に挟持さ
れて押圧されると共に、駆動手段としてのサーボモータ
ー17を駆動し、駆動プーリ18、ベルト20及び従動
プーリー19を介してナット部15aを回転させ、突起
部としてのボールネジ部15bを上昇させ、ボールネジ
部15bの上側軸端15dを上型2の下面2aに当接さ
せる。上側軸端15dの下面2aへの接触圧は、サーボ
モーター17をトルク制御することにより任意に設定す
ることができる。
においては、任意の接触圧でボールネジ部15bの上側
軸端15dを上型2の下面2aに当接させることができ
るので、上側軸端15dが塑性変形したり、その端面が
摩耗したりした場合や、上型2と下型4により押圧され
たフレーム6の押圧力の分担率を変更させたい場合にお
いて、上記軸端15dの下面2aへの接触圧調整を、金
型の分解、部品の交換やこれらの調整を必要とせず、短
時間に容易に、かつ安全に実施できる。
は、ボールネジ15を下型4に設置しているが、ボール
ネジ15の設置位置は下型4に限定する必要はなく、上
型2に取り付けても同様な効果が得られる。
るので、以下に示すような効果を奏する。
止する一対の金型における少なくとも一方の金型面から
突起し、上記フレームを挟持した状態において他方の金
型と直接接触する突起部を備えたので、上記一対の金型
が、上記フレームの中心と上記金型の中心とがずれてい
るタイプであっても、上記フレームの全表面を略均一の
適正な押圧力で押圧でき、過大な押圧力により上記フレ
ームに局部的な変形が生じたり、過小な押圧力により上
記フレームと上記金型面との当接面から樹脂漏れが生じ
ることを防止できるものが得られる効果がある。
とも一方に着脱自在に構成したので、上記突起部をその
摩耗や塑性変形を理由に交換する際に、上記金型を分解
する必要がなく、その交換及び再調整を短時間で実施で
き、作業性に優れたものが得られる効果がある。
の突出高さを調節する螺合手段を備えたので、その摩耗
や塑性変形を理由に行う上記突出高さの調節を部品交換
や金型分解作業なしに、安価かつ短時間で実施でき、作
業性に優れたものが得られる効果がある。
樹脂封止する一対の金型における少なくとも一方の金型
面から突起し、上記フレームを挟持した状態において他
方の金型と直接接触する突起部を備えると共に、上記一
対の金型の型締め時に上記突起部に加わる荷重を計測す
る荷重計測手段を備えたので、その計測値より上記突起
部の負荷荷重が得られ、該負荷荷重より上記フレームの
全表面が略均一で適正な押圧力で押圧されているか否か
を推定できるものが得られる効果がある。
素子を樹脂封止する一対の金型における少なくとも一方
の金型面から突起し、上記フレームを挟持した状態にお
いて他方の金型と直接接触する突起部を備えると共に、
該突起部の突出高さを調整すべく該突起部を上下方向に
駆動する駆動手段を備えたので、上記他方の金型と直接
接触する上記突起部の当接圧を上記駆動手段により任意
に調整でき、上記フレームの全表面を略均一の適正な押
圧力で確実に押圧できると共に、上記突起部の突出高さ
をの調整作業性がより優れたものが得られる効果があ
る。
装置における金型及びその周辺の断面図である。
示す平面図である。
面図である。
面図である。
す断面図である。
面図である。
面図である。
分断面図である。
金型及びその周辺の断面図である。
態の説明のための断面図である。
面、2b 上型キャビティー、3 下プラテン、3a
タイバー嵌挿孔、4 下型、4a 上面、4b下型キャ
ビティー、4c チャンバー、4d 凹部、4e 突起
部、4f 突起部、4i 嵌合部、5 プランジャヘッ
ド、6 フレーム、8 突起部材、8a凸部、10 接
触ネジ、11 ロックナット、12 ロードセル、15
ボールネジ、15a ナット部、15b ボールネジ
部、17 サーボモーター
Claims (5)
- 【請求項1】 フレームに載置された半導体素子を樹脂
封止すべく、相互に対向する対向面で上記フレームを挟
持する一対の金型における少なくとも一方の金型面の上
記フレームの挟持位置を除いた位置に、上記金型面から
突起し、上記フレームを挟持した状態において他方の金
型と接触する突起部を備えたことを特徴とする半導体装
置の樹脂封止装置。 - 【請求項2】 突起部は、一対の金型の少なくとも一方
に着脱自在に構成されたことを特徴とする請求項1記載
の半導体装置の樹脂封止装置。 - 【請求項3】 突起部は、一方の金型面からの突出高さ
を調節する螺合手段を備えたことを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載の半導体装置の樹脂封止装置。 - 【請求項4】 フレームに載置された半導体素子を樹脂
封止すべく、相互に対向する対向面で上記フレームを挟
持する一対の金型における少なくとも一方の金型面の上
記フレームの挟持位置を除いた位置に、上記金型面から
突起し、上記フレームを挟持した状態において他方の金
型と接触する突起部を備えると共に、上記一対の金型の
型締め時に上記突起部に加わる荷重を計測する荷重計測
手段を備えたことを特徴とする半導体装置の樹脂封止装
置。 - 【請求項5】 フレームに載置された半導体素子を樹脂
封止すべく、相互に対向する対向面で上記フレームを挟
持する一対の金型における少なくとも一方の金型面の上
記フレームの挟持位置を除いた位置に、上記金型面から
突起し、上記フレームを挟持した状態において他方の金
型と接触する突起部を備えると共に、該突起部の突出高
さを調整すべく該突起部を上下方向に駆動する駆動手段
を備えたことを特徴とする半導体装置の樹脂封止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000075887A JP2001267343A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 半導体装置の樹脂封止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000075887A JP2001267343A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 半導体装置の樹脂封止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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