JP2001262097A - インクジェットインクの定着性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持用シート - Google Patents
インクジェットインクの定着性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持用シートInfo
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- JP2001262097A JP2001262097A JP2000082812A JP2000082812A JP2001262097A JP 2001262097 A JP2001262097 A JP 2001262097A JP 2000082812 A JP2000082812 A JP 2000082812A JP 2000082812 A JP2000082812 A JP 2000082812A JP 2001262097 A JP2001262097 A JP 2001262097A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印字したインクジェットインクの耐水性に優
れておりかつインクオフセットが起こらずインクの定着
性に優れた感圧接着剤組成物の提供。およびその感圧接
着剤組成物の接着層を有してなる情報担持用シートの提
供。 【解決手段】 天然ゴム系接着剤基剤と、この接着剤基
剤100質量部に対して、この接着剤基剤に対し非親和
性を示し、かつ平均粒子径1〜5μm、吸油量100m
l/100g以上のシリカゲルを10〜50質量部、お
よびカチオン性物質を10〜50質量部の割合で配合し
てなる感圧接着剤組成物を用いる。
れておりかつインクオフセットが起こらずインクの定着
性に優れた感圧接着剤組成物の提供。およびその感圧接
着剤組成物の接着層を有してなる情報担持用シートの提
供。 【解決手段】 天然ゴム系接着剤基剤と、この接着剤基
剤100質量部に対して、この接着剤基剤に対し非親和
性を示し、かつ平均粒子径1〜5μm、吸油量100m
l/100g以上のシリカゲルを10〜50質量部、お
よびカチオン性物質を10〜50質量部の割合で配合し
てなる感圧接着剤組成物を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットイ
ンクの定着性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用
いた情報担持用シートに関し、さらに詳しくは、折り重
ねや切り重ねにより重ね合わせた面を情報担持面として
なる折り畳みシート、重ね合わせシートのような親展性
を有する情報伝達用シートや、寸法拡大可能な整理シー
ト、複写用紙などの事務用シートなどの情報伝達用シー
ト、およびこれに使用するインクジェットインクの定着
性に優れた感圧接着剤組成物に関するものである。
ンクの定着性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用
いた情報担持用シートに関し、さらに詳しくは、折り重
ねや切り重ねにより重ね合わせた面を情報担持面として
なる折り畳みシート、重ね合わせシートのような親展性
を有する情報伝達用シートや、寸法拡大可能な整理シー
ト、複写用紙などの事務用シートなどの情報伝達用シー
ト、およびこれに使用するインクジェットインクの定着
性に優れた感圧接着剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、重ね合わせ面に情報を担持する情
報担持用シートにおいては、その重ね合わせ面同士が接
着するように、通常、重ね合わせた際に対接するような
パターンで、基体シートの重ね合わせ面の全面や特定部
分、あるいは線状に感圧接着剤の接着層が設けられてい
る。この感圧接着剤は自接着性感圧接着剤とも言われ、
その接着層同士を対接させた状態で強圧をかけることに
より、互いの高分子が自己拡散により密着するタイプも
のであって、組成物の種類や加圧の程度により、永久接
着性や再剥離接着性を具現するものである。
報担持用シートにおいては、その重ね合わせ面同士が接
着するように、通常、重ね合わせた際に対接するような
パターンで、基体シートの重ね合わせ面の全面や特定部
分、あるいは線状に感圧接着剤の接着層が設けられてい
る。この感圧接着剤は自接着性感圧接着剤とも言われ、
その接着層同士を対接させた状態で強圧をかけることに
より、互いの高分子が自己拡散により密着するタイプも
のであって、組成物の種類や加圧の程度により、永久接
着性や再剥離接着性を具現するものである。
【0003】従来、この種の情報担持用シートで使用さ
れる感圧接着剤の主成分は、一般にメタクリル酸メチル
グラフト共重合天然ゴム系接着剤を主成分として含む接
着剤基剤を用い、そしてこの接着剤基剤に対し、スター
チなどの微粒状充填剤を配合したものである。
れる感圧接着剤の主成分は、一般にメタクリル酸メチル
グラフト共重合天然ゴム系接着剤を主成分として含む接
着剤基剤を用い、そしてこの接着剤基剤に対し、スター
チなどの微粒状充填剤を配合したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の感圧接
着剤は、接着層上にインクジェットプリンターでインク
を印字した後、印字箇所が水に濡れたり、水と接触した
りするとインクが剥離したりしてしまい耐水性が悪い
上、インクジェットインクを印字した接着層とインクジ
ェットインクを印字していない接着層同士を対接させた
状態で強圧をかけて接着した情報担持用シートを再剥離
すると、印字したインクジェットインクがインクジェッ
トインクを印字していない接着層側に移行してしまう
(インクオフセット)問題があった。
着剤は、接着層上にインクジェットプリンターでインク
を印字した後、印字箇所が水に濡れたり、水と接触した
りするとインクが剥離したりしてしまい耐水性が悪い
上、インクジェットインクを印字した接着層とインクジ
ェットインクを印字していない接着層同士を対接させた
状態で強圧をかけて接着した情報担持用シートを再剥離
すると、印字したインクジェットインクがインクジェッ
トインクを印字していない接着層側に移行してしまう
(インクオフセット)問題があった。
【0005】本発明の第1の目的は、従来の問題を解決
し、接着層上に印字したインクジェットインクの耐水性
を改善し、かつインクオフセットが起こらないようにし
た再剥離可能な感圧接着剤組成物を提供することであ
り、本発明の第2の目的は、そのようなインクジェット
インクの定着性に優れた感圧接着剤組成物を用いた情報
担持用シートを提供することである。
し、接着層上に印字したインクジェットインクの耐水性
を改善し、かつインクオフセットが起こらないようにし
た再剥離可能な感圧接着剤組成物を提供することであ
り、本発明の第2の目的は、そのようなインクジェット
インクの定着性に優れた感圧接着剤組成物を用いた情報
担持用シートを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、天然ゴム系接着剤基
剤に、この接着剤基剤に対し、特定の平均粒径および吸
油量を持つシリカゲルおよびカチオン性物質をそれぞれ
特定量配合した感圧接着剤組成物を用いることによりイ
ンクジェットインクの定着性に優れた感圧接着剤組成物
を提供できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、天然ゴム系接着剤基
剤に、この接着剤基剤に対し、特定の平均粒径および吸
油量を持つシリカゲルおよびカチオン性物質をそれぞれ
特定量配合した感圧接着剤組成物を用いることによりイ
ンクジェットインクの定着性に優れた感圧接着剤組成物
を提供できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0007】すなわち、本発明の請求項1記載のインク
ジェットインクの定着性に優れた感圧接着剤組成物は、
シートの重ね合わせ面に塗布され、乾燥処理により通常
状態では接着しない接着層を形成し、前記重ね合わせ面
同士を対接させ所定の圧力を付与することにより、その
重ね合わせ面同士を剥離可能に接着させる感圧接着剤組
成物であって、天然ゴム系接着剤基剤と、この接着剤基
剤100質量部に対して、この接着剤基剤に対し非親和
性を示し、かつ平均粒子径1〜5μm、吸油量100m
l/100g以上のシリカゲルを10〜50質量部、お
よびカチオン性物質を10〜50質量部の割合で配合し
てなることを特徴とする。
ジェットインクの定着性に優れた感圧接着剤組成物は、
シートの重ね合わせ面に塗布され、乾燥処理により通常
状態では接着しない接着層を形成し、前記重ね合わせ面
同士を対接させ所定の圧力を付与することにより、その
重ね合わせ面同士を剥離可能に接着させる感圧接着剤組
成物であって、天然ゴム系接着剤基剤と、この接着剤基
剤100質量部に対して、この接着剤基剤に対し非親和
性を示し、かつ平均粒子径1〜5μm、吸油量100m
l/100g以上のシリカゲルを10〜50質量部、お
よびカチオン性物質を10〜50質量部の割合で配合し
てなることを特徴とする。
【0008】さらに、特に好ましいインクジェットイン
クの定着性に優れた感圧接着剤組成物として、本発明の
請求項2における天然ゴム系接着剤基剤は、メタクリル
酸メチルグラフト共重合天然ゴム系接着剤基材固形分1
00質量部に、スチレン含有量が40〜70%のスチレ
ンリッチSBRラテックスをその固形分が5〜50質量
部となるように配合してなる混合物であることを特徴と
する。
クの定着性に優れた感圧接着剤組成物として、本発明の
請求項2における天然ゴム系接着剤基剤は、メタクリル
酸メチルグラフト共重合天然ゴム系接着剤基材固形分1
00質量部に、スチレン含有量が40〜70%のスチレ
ンリッチSBRラテックスをその固形分が5〜50質量
部となるように配合してなる混合物であることを特徴と
する。
【0009】本発明の請求項3記載の情報担持用シート
は、基体シートの重ね合わせ面の所定部に請求項1ある
いは請求項2記載のインクジェットインクの定着性に優
れた感圧接着剤組成物の接着層を有してなることを特徴
とする。
は、基体シートの重ね合わせ面の所定部に請求項1ある
いは請求項2記載のインクジェットインクの定着性に優
れた感圧接着剤組成物の接着層を有してなることを特徴
とする。
【0010】天然ゴム系接着剤基剤、特に、メタクリル
酸メチルグラフト共重合天然ゴム系接着剤に、スチレン
リッチSBRラテックスを配合してなる特定の天然ゴム
系接着剤基剤に、この接着剤基剤に対し、特定の平均粒
径および吸油量を持つシリカゲルおよびカチオン性物質
をそれぞれ特定量配合すると、再剥離可能に接着できる
など印刷適性など他の必要性能が損なわれずに、印字し
たインクジェットインクの耐水性が改良され、かつイン
クオフセット現象が起こらなくなる。
酸メチルグラフト共重合天然ゴム系接着剤に、スチレン
リッチSBRラテックスを配合してなる特定の天然ゴム
系接着剤基剤に、この接着剤基剤に対し、特定の平均粒
径および吸油量を持つシリカゲルおよびカチオン性物質
をそれぞれ特定量配合すると、再剥離可能に接着できる
など印刷適性など他の必要性能が損なわれずに、印字し
たインクジェットインクの耐水性が改良され、かつイン
クオフセット現象が起こらなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発の感圧接着剤組成物において
用いられる天然ゴム系接着剤基剤とは、例えば従来、天
然ゴム系粘着剤の基剤として慣用されているものの中か
ら任意に選択することができる。このようなものとして
は、天然ゴムを主成分とするラテックス、それを変性し
たもの、例えば酸性ラテックス、解重合ラテックス、加
硫ラテックスあるいはグラフト化した天然ゴムラテック
スなど、およびこれらの天然ゴムラテックスに対してス
チレンリッチSBRラテックス、ポリスチレンエマルジ
ョン、スチレン・アクリル共重合体エマルジョンの1種
あるいは2種以上を適当量配合した混合物などを挙げる
ことができる。天然ゴムラテックスの中でも、特に耐ブ
ロッキング性、耐熱性、耐摩耗性などの点で、特に天然
ゴムにメタクリル酸メチルをグラフト共重合させて得た
天然ゴムラテックスや、天然ゴムにスチレンとメタクリ
ル酸メチルとをグラフト共重合させて得た天然ゴムラテ
ックスが好ましい。
用いられる天然ゴム系接着剤基剤とは、例えば従来、天
然ゴム系粘着剤の基剤として慣用されているものの中か
ら任意に選択することができる。このようなものとして
は、天然ゴムを主成分とするラテックス、それを変性し
たもの、例えば酸性ラテックス、解重合ラテックス、加
硫ラテックスあるいはグラフト化した天然ゴムラテック
スなど、およびこれらの天然ゴムラテックスに対してス
チレンリッチSBRラテックス、ポリスチレンエマルジ
ョン、スチレン・アクリル共重合体エマルジョンの1種
あるいは2種以上を適当量配合した混合物などを挙げる
ことができる。天然ゴムラテックスの中でも、特に耐ブ
ロッキング性、耐熱性、耐摩耗性などの点で、特に天然
ゴムにメタクリル酸メチルをグラフト共重合させて得た
天然ゴムラテックスや、天然ゴムにスチレンとメタクリ
ル酸メチルとをグラフト共重合させて得た天然ゴムラテ
ックスが好ましい。
【0012】本発明の感圧接着剤組成物における天然ゴ
ム系接着剤基剤として、メタクリル酸メチルグラフト共
重合天然ゴム系接着剤基材固形分100質量部に、スチ
レン含有量が40〜70%のスチレンリッチSBRラテ
ックスをその固形分が5〜50質量部となるように配合
したものが、印字したインクジェットインクの耐水性が
より改良されるとともに、基材シートへの定着性に優れ
るため、特に好適に用いられる。スチレンリッチSBR
ラテックスとは、一般に接着剤の成分として慣用されて
いる合成ゴムラテックスであり、スチレン含量が40〜
70%のスチレンリッチSBRを水性溶媒中に分散させ
たエマルジョンである。スチレン含量を限定した理由
は、スチレン含量が40%未満では紙などの基体シート
への定着性が大き過ぎる恐れがあり、70%を超えては
紙などの基体シートへの定着性が悪化する恐れがあるか
らである。
ム系接着剤基剤として、メタクリル酸メチルグラフト共
重合天然ゴム系接着剤基材固形分100質量部に、スチ
レン含有量が40〜70%のスチレンリッチSBRラテ
ックスをその固形分が5〜50質量部となるように配合
したものが、印字したインクジェットインクの耐水性が
より改良されるとともに、基材シートへの定着性に優れ
るため、特に好適に用いられる。スチレンリッチSBR
ラテックスとは、一般に接着剤の成分として慣用されて
いる合成ゴムラテックスであり、スチレン含量が40〜
70%のスチレンリッチSBRを水性溶媒中に分散させ
たエマルジョンである。スチレン含量を限定した理由
は、スチレン含量が40%未満では紙などの基体シート
への定着性が大き過ぎる恐れがあり、70%を超えては
紙などの基体シートへの定着性が悪化する恐れがあるか
らである。
【0013】本発明の感圧接着剤組成物において用いら
れる市販のスチレンリッチSBRラテックスの具体例と
しては例えば、ニポールLX415A、LX430(日
本ゼオン(株)製)、旭化成ラテックスDL636、D
L620、L−2923(旭化成(株)製)、クロスレ
ンSK72(武田薬品工業(株)製)などを挙げること
ができる。
れる市販のスチレンリッチSBRラテックスの具体例と
しては例えば、ニポールLX415A、LX430(日
本ゼオン(株)製)、旭化成ラテックスDL636、D
L620、L−2923(旭化成(株)製)、クロスレ
ンSK72(武田薬品工業(株)製)などを挙げること
ができる。
【0014】スチレンリッチSBRラテックスの粒子を
分散安定化させるためには乳化剤が必要であるが、この
乳化剤としては、一般にロジンセッケン、ナフタレンス
ルホン酸塩、脂肪酸セッケン、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩などのアニオン系界面活性剤が用いられる。
分散安定化させるためには乳化剤が必要であるが、この
乳化剤としては、一般にロジンセッケン、ナフタレンス
ルホン酸塩、脂肪酸セッケン、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩などのアニオン系界面活性剤が用いられる。
【0015】スチレンリッチSBRラテックスの配合割
合は、天然ゴム系接着剤基材固形分100質量部に対し
て固形分が5〜50質量部、好ましくは10〜50質量
部となるように配合する。
合は、天然ゴム系接着剤基材固形分100質量部に対し
て固形分が5〜50質量部、好ましくは10〜50質量
部となるように配合する。
【0016】本発の感圧接着剤明組成物において用いら
れる天然ゴム系接着剤基剤には、所望に応じ接着剤に慣
用されている添加剤、例えば粘着付与剤、粘度調整剤、
老化防止剤、安定剤、着色剤などを添加することができ
る。
れる天然ゴム系接着剤基剤には、所望に応じ接着剤に慣
用されている添加剤、例えば粘着付与剤、粘度調整剤、
老化防止剤、安定剤、着色剤などを添加することができ
る。
【0017】本発明の感圧接着剤組成物においては、天
然ゴム系接着剤基剤に対し、平均粒子径1〜5μm、吸
油量(JIS K5101)100ml/100g以上
のシリカゲルを10〜50質量部を配合するとともに、
カチオン性物質を10〜50質量部配合することが必要
である。シリカゲルの平均粒子径1μm未満あるいは5
μmを超えては耐水性やインクオフセットが改善されな
い恐れがあり、特にシリカゲルの吸油量が100ml/
100g未満では耐水性やインクオフセットが改善され
ない。平均粒子径1〜5μm、吸油量が100ml/1
00g以上のシリカゲルを所定量用いることによりイン
クジェットインクの吸着性がよくなり耐水性やインクオ
フセットが改善されるものと考えられる。
然ゴム系接着剤基剤に対し、平均粒子径1〜5μm、吸
油量(JIS K5101)100ml/100g以上
のシリカゲルを10〜50質量部を配合するとともに、
カチオン性物質を10〜50質量部配合することが必要
である。シリカゲルの平均粒子径1μm未満あるいは5
μmを超えては耐水性やインクオフセットが改善されな
い恐れがあり、特にシリカゲルの吸油量が100ml/
100g未満では耐水性やインクオフセットが改善され
ない。平均粒子径1〜5μm、吸油量が100ml/1
00g以上のシリカゲルを所定量用いることによりイン
クジェットインクの吸着性がよくなり耐水性やインクオ
フセットが改善されるものと考えられる。
【0018】本発明においてはシリカゲル以外に、天然
ゴム系接着剤基剤に対し、他の微粒状充填剤を配合する
ことができる。このような微粒状充填剤としては、接着
剤基剤との親和力が無いか、あるいは極めて小さく、ま
た、接着剤基剤へ溶解し難いものを用いるのがよい。
ゴム系接着剤基剤に対し、他の微粒状充填剤を配合する
ことができる。このような微粒状充填剤としては、接着
剤基剤との親和力が無いか、あるいは極めて小さく、ま
た、接着剤基剤へ溶解し難いものを用いるのがよい。
【0019】他の微粒状充填剤としては例えば、微球状
アクリル樹脂、微球状メタクリル樹脂、微球状ポリエチ
レン、球状アルミナ、ガラス粉末、シラスバルーン、天
然ゼオライト、合成ゼオライト、炭酸カルシウム、活性
白土などが挙げられる。これらの微粒状充填剤は、単独
で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよ
い。
アクリル樹脂、微球状メタクリル樹脂、微球状ポリエチ
レン、球状アルミナ、ガラス粉末、シラスバルーン、天
然ゼオライト、合成ゼオライト、炭酸カルシウム、活性
白土などが挙げられる。これらの微粒状充填剤は、単独
で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよ
い。
【0020】本発明の感圧接着剤組成物に配合されるカ
チオン性物質は、水に溶解したとき離解してカチオン性
を呈する1級〜3級アミンまたは4級アンモニウム塩の
モノマー、オリゴマー、ポリマーであり、好ましくは、
オリゴマーまたはポリマーである。特に好ましいカチオ
ン性物質の例として、具体的には例えば、ジメチルアミ
ン・エピクロルヒドリン重縮合物、アクリルアミド・ジ
アリルアミン共重合物、ポリビニルアミン共重合物、ジ
シアンジアミド、ジメチル・ジアリル・アンモニウムク
ロライドを主成分とする化合物あるいはこれらの2種以
上の混合物などを挙げることができる。本発明における
カチオン性物質はカチオン性樹脂を用いるのが好まし
く、これは市販のものを好適に利用できる。
チオン性物質は、水に溶解したとき離解してカチオン性
を呈する1級〜3級アミンまたは4級アンモニウム塩の
モノマー、オリゴマー、ポリマーであり、好ましくは、
オリゴマーまたはポリマーである。特に好ましいカチオ
ン性物質の例として、具体的には例えば、ジメチルアミ
ン・エピクロルヒドリン重縮合物、アクリルアミド・ジ
アリルアミン共重合物、ポリビニルアミン共重合物、ジ
シアンジアミド、ジメチル・ジアリル・アンモニウムク
ロライドを主成分とする化合物あるいはこれらの2種以
上の混合物などを挙げることができる。本発明における
カチオン性物質はカチオン性樹脂を用いるのが好まし
く、これは市販のものを好適に利用できる。
【0021】市販のカチオン性樹脂の具体例としては、
例えば、三洋化成工業(株)製ジシアンジアミド系のサ
ンフィクス70、昭和高分子(株)製の特殊変性ポリア
ミン系のポリフィクス700、ポリアミドエピクロルヒ
ドリン系のポリフィクス301A、日華化学工業(株)
製のポリエチレンポリアミン系のネオフィクスRP−7
0、第一工業製薬(株)製の4級アンモニウム塩型のシ
ャロールDC−902Pなどを挙げることができる。
例えば、三洋化成工業(株)製ジシアンジアミド系のサ
ンフィクス70、昭和高分子(株)製の特殊変性ポリア
ミン系のポリフィクス700、ポリアミドエピクロルヒ
ドリン系のポリフィクス301A、日華化学工業(株)
製のポリエチレンポリアミン系のネオフィクスRP−7
0、第一工業製薬(株)製の4級アンモニウム塩型のシ
ャロールDC−902Pなどを挙げることができる。
【0022】本発明の感圧接着剤組成物に配合されるカ
チオン性物質の配合割合はアニオン性の物質であるイン
クジェットインク、紙などの基体シート、感圧性接着剤
基剤などの種類などにより変化するので特に限定されな
い。しかし本発明の情報担持用シートの接着性、耐ブロ
ッキング性、耐熱耐摩耗性などに悪影響を与えず、耐水
性、オフセット現象を改善するための好ましいカチオン
性物質の接着剤基剤への配合割合は、接着剤基剤100
質量部に対し10〜50質量部である。10質量部未満
では耐水性やオフセット現象を改善できない恐れがあ
り、50質量部を超えると耐水性やオフセット現象は改
善されるが印刷適性が悪化するので好ましくない。
チオン性物質の配合割合はアニオン性の物質であるイン
クジェットインク、紙などの基体シート、感圧性接着剤
基剤などの種類などにより変化するので特に限定されな
い。しかし本発明の情報担持用シートの接着性、耐ブロ
ッキング性、耐熱耐摩耗性などに悪影響を与えず、耐水
性、オフセット現象を改善するための好ましいカチオン
性物質の接着剤基剤への配合割合は、接着剤基剤100
質量部に対し10〜50質量部である。10質量部未満
では耐水性やオフセット現象を改善できない恐れがあ
り、50質量部を超えると耐水性やオフセット現象は改
善されるが印刷適性が悪化するので好ましくない。
【0023】本発明の感圧接着剤組成物は、グラビアコ
ーター、フレキソ、エアナイフコーター、バーコーター
などの塗布手段により基体シート面に塗布され、二つ折
り、三つ折り、切り重ね、あるいは別体同士の重ね合わ
せなど、各種の重ね合わせの形で、一時的には接着する
が、必要に応じて容易に剥離できる見開き面を有するハ
ガキ、各種帳票、通知書、各種カードなどに好適に利用
できる。
ーター、フレキソ、エアナイフコーター、バーコーター
などの塗布手段により基体シート面に塗布され、二つ折
り、三つ折り、切り重ね、あるいは別体同士の重ね合わ
せなど、各種の重ね合わせの形で、一時的には接着する
が、必要に応じて容易に剥離できる見開き面を有するハ
ガキ、各種帳票、通知書、各種カードなどに好適に利用
できる。
【0024】次に、本発明の接着剤組成物が塗布される
基体シートとしては、通常の紙の他に、合成紙、あるい
はポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレン、塩化ビニルなどの合成フィルムを用いること
もできる。これらの合成フィルムを用いる場合には、基
体シートの表面をマット処理、コロナ処理などの表面処
理を施すのが好ましい。また、基体シート面への接着剤
組成物の塗布量は、接着層の接着性、剥離性、あるいは
透明性の維持のため、1〜30g/m2 、好ましくは3
〜20g/m2 、さらに好ましくは5〜15g/m2 と
するのがよい。さらにまた、形成された剥離可能な接着
層を加圧ローラにて約1〜10kg/cm2 で加圧する
ことにより、耐ブロッキング性をさらに向上させること
ができる。
基体シートとしては、通常の紙の他に、合成紙、あるい
はポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレン、塩化ビニルなどの合成フィルムを用いること
もできる。これらの合成フィルムを用いる場合には、基
体シートの表面をマット処理、コロナ処理などの表面処
理を施すのが好ましい。また、基体シート面への接着剤
組成物の塗布量は、接着層の接着性、剥離性、あるいは
透明性の維持のため、1〜30g/m2 、好ましくは3
〜20g/m2 、さらに好ましくは5〜15g/m2 と
するのがよい。さらにまた、形成された剥離可能な接着
層を加圧ローラにて約1〜10kg/cm2 で加圧する
ことにより、耐ブロッキング性をさらに向上させること
ができる。
【0025】本発明において用いることができるインク
ジェット記録用インクとしては、たとえば特開平7−2
28808号公報、同7−228809号公報に記載の
ものを用いることができる。特に、アントラキノン系、
ベンゾキノン系、ナフトキシキノン系、キサンテン系、
トリフェニルメタン系、キノリン系、インジゴイド系、
アジン系、オキサジン系、チアジン系およびメチン系染
料からなる群から選ばれた少なくとも1種のアニオン性
インクが好適に用いられる。これらの具体例については
特開平7−228809号公報の段落番号0015に例
示されている。このインクに使用する媒体としては、水
と水溶性有機溶媒との混合溶媒を用いることができる。
このほかに、pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤
などを含有させることができる。
ジェット記録用インクとしては、たとえば特開平7−2
28808号公報、同7−228809号公報に記載の
ものを用いることができる。特に、アントラキノン系、
ベンゾキノン系、ナフトキシキノン系、キサンテン系、
トリフェニルメタン系、キノリン系、インジゴイド系、
アジン系、オキサジン系、チアジン系およびメチン系染
料からなる群から選ばれた少なくとも1種のアニオン性
インクが好適に用いられる。これらの具体例については
特開平7−228809号公報の段落番号0015に例
示されている。このインクに使用する媒体としては、水
と水溶性有機溶媒との混合溶媒を用いることができる。
このほかに、pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤
などを含有させることができる。
【0026】次に、本発明の情報担持用シートの構成に
ついて添付図面に基づき詳細に説明する。ここで、図1
は本発明の三つ折りハガキの表面展開図、図2はこのハ
ガキの裏面展開図、図3は図1のX−X線断面図、図4
は図1のハガキを折り込む際の状態説明図、図5は本発
明の二つ折りハガキの表面展開図、図6はこのハガキの
裏面展開図、図7は図5のハガキを折り込む際の状態説
明図、図8は本発明の部分二つ折りハガキの表面展開
図、図9はこのハガキの裏面展開図、図10は図8のハ
ガキを折り込む際の状態説明図である。
ついて添付図面に基づき詳細に説明する。ここで、図1
は本発明の三つ折りハガキの表面展開図、図2はこのハ
ガキの裏面展開図、図3は図1のX−X線断面図、図4
は図1のハガキを折り込む際の状態説明図、図5は本発
明の二つ折りハガキの表面展開図、図6はこのハガキの
裏面展開図、図7は図5のハガキを折り込む際の状態説
明図、図8は本発明の部分二つ折りハガキの表面展開
図、図9はこのハガキの裏面展開図、図10は図8のハ
ガキを折り込む際の状態説明図である。
【0027】先ず、図1ないし図3に示す三つ折りハガ
キ1は、定型ハガキサイズの3倍のサイズを有する基体
シート2から構成され、折り線3a、3bによって3つ
の領域に区画されるものである。左側区画領域Aの表面
には、郵便番号、宛て名、住所等の宛て先情報印刷4
が、また中央区画領域Bの表裏面及び右側区画領域Cの
表面には隠蔽情報印刷5が、基体シート2に直接印刷さ
れている。さらに、この印刷された基体シート2の区画
領域B及びCの表面全体と区画領域A及びBの裏面全体
に対し、本発明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥離可
能な接着層6が形成されている。このように構成された
三つ折りハガキ1は、図4に示すように、各区画の重ね
合わせ面を折り線3a、3bにてZ型に折り込んで接着
層同士を対接させ、この状態でドライシーラーで加圧す
ることにより、その接着層6が活性化されて接着され
る。
キ1は、定型ハガキサイズの3倍のサイズを有する基体
シート2から構成され、折り線3a、3bによって3つ
の領域に区画されるものである。左側区画領域Aの表面
には、郵便番号、宛て名、住所等の宛て先情報印刷4
が、また中央区画領域Bの表裏面及び右側区画領域Cの
表面には隠蔽情報印刷5が、基体シート2に直接印刷さ
れている。さらに、この印刷された基体シート2の区画
領域B及びCの表面全体と区画領域A及びBの裏面全体
に対し、本発明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥離可
能な接着層6が形成されている。このように構成された
三つ折りハガキ1は、図4に示すように、各区画の重ね
合わせ面を折り線3a、3bにてZ型に折り込んで接着
層同士を対接させ、この状態でドライシーラーで加圧す
ることにより、その接着層6が活性化されて接着され
る。
【0028】次に、図5及び図6に示す二つ折りハガキ
11は、定型ハガキサイズの2倍のサイズを有する基体
シート2から構成され、中央部の折り線3によって2つ
の領域D及びEに区画されるものである。左側区画領域
Dの表面には、郵便番号、宛て名、住所等の宛て先情報
印刷4が、また区画領域D及びEの裏面には隠蔽情報印
刷5が、基体シート2に直接印刷されている。さらに、
この印刷された基体シート2の区画領域D及びEの裏面
全体に対し、本発明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥
離可能な接着層6が形成されている。このように構成さ
れた二つ折りハガキ11は、図7に示すように、上記の
三つ折りハガキと同様に、左右区画裏面の接着層同士が
対接するように折り線3で折り込んで加圧することによ
り、その接着層6が活性化されて接着される。
11は、定型ハガキサイズの2倍のサイズを有する基体
シート2から構成され、中央部の折り線3によって2つ
の領域D及びEに区画されるものである。左側区画領域
Dの表面には、郵便番号、宛て名、住所等の宛て先情報
印刷4が、また区画領域D及びEの裏面には隠蔽情報印
刷5が、基体シート2に直接印刷されている。さらに、
この印刷された基体シート2の区画領域D及びEの裏面
全体に対し、本発明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥
離可能な接着層6が形成されている。このように構成さ
れた二つ折りハガキ11は、図7に示すように、上記の
三つ折りハガキと同様に、左右区画裏面の接着層同士が
対接するように折り線3で折り込んで加圧することによ
り、その接着層6が活性化されて接着される。
【0029】また、図8及び図9に示す部分二つ折りハ
ガキ21は、定型ハガキサイズの1.5倍のサイズを有
する基体シート2から構成され、折り線3によってサイ
ズの異なる左右2つの領域F及びGに区画されるもので
ある。左側区画領域Fの表面には、郵便番号、宛て名、
住所等の宛て先情報印刷4が、また右側区画領域Gの裏
面には隠蔽情報印刷5が、基体シート2に直接印刷され
ている。さらに、この印刷された基体シート2の区画領
域Gの裏面全体及び区画領域Gを折り線3で折り込んだ
際に重ね合わされる区画領域Fの一部裏面に対し、本発
明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥離可能な接着層6
が形成されている。このように構成された部分二つ折り
ハガキ21は、図10に示すように、上記の二つ折りハ
ガキと同様に、左右区画裏面の接着層同士が対接するよ
うに折り線3で折り込んで加圧することにより、その接
着層6が活性化されて接着される。
ガキ21は、定型ハガキサイズの1.5倍のサイズを有
する基体シート2から構成され、折り線3によってサイ
ズの異なる左右2つの領域F及びGに区画されるもので
ある。左側区画領域Fの表面には、郵便番号、宛て名、
住所等の宛て先情報印刷4が、また右側区画領域Gの裏
面には隠蔽情報印刷5が、基体シート2に直接印刷され
ている。さらに、この印刷された基体シート2の区画領
域Gの裏面全体及び区画領域Gを折り線3で折り込んだ
際に重ね合わされる区画領域Fの一部裏面に対し、本発
明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥離可能な接着層6
が形成されている。このように構成された部分二つ折り
ハガキ21は、図10に示すように、上記の二つ折りハ
ガキと同様に、左右区画裏面の接着層同士が対接するよ
うに折り線3で折り込んで加圧することにより、その接
着層6が活性化されて接着される。
【0030】また、本発明組成物により形成される剥離
可能な接着層は、それ自体印刷インク及びトナーの受容
性をも有するため、必要に応じ、さらにその表面に通常
の印刷装置あるいはノンインパクトプリンタで付加情報
(図示せず)をプリントすることができる。
可能な接着層は、それ自体印刷インク及びトナーの受容
性をも有するため、必要に応じ、さらにその表面に通常
の印刷装置あるいはノンインパクトプリンタで付加情報
(図示せず)をプリントすることができる。
【0031】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳しく説明す
るが、本発明はこれら実施例に何ら制約されるものでは
ない。 (実施例1)天然ゴム系接着剤基剤として、天然ゴム1
00質量部とMMA25質量部とを混合してグラフト共
重合して得たMMA共重合天然ゴムエマルジョン100
質量部(固形分)に対してスチレンリッチSBRラテッ
クス(ニポールLX415A、日本ゼオン(株)製)5
0質量部配合した混合物を用い、この天然ゴム系接着剤
基剤100質量部(固形分)に対してシリカゲル(サイ
シリア310、富士シリシア化学(株)製)(平均粒径
1.4μm、吸油量310ml/100g)あるいはシ
リカゲル(ニップジェルAZ204、日本シリカ工業
(株)製)(平均粒径1.3μm、吸油量355ml/
100g)10質量部、カチオン樹脂(サンフィックス
70、三洋化成工業(株)製)10質量部、スターチ1
50質量部配合して本発明の感圧接着剤組成物を調製し
た。
るが、本発明はこれら実施例に何ら制約されるものでは
ない。 (実施例1)天然ゴム系接着剤基剤として、天然ゴム1
00質量部とMMA25質量部とを混合してグラフト共
重合して得たMMA共重合天然ゴムエマルジョン100
質量部(固形分)に対してスチレンリッチSBRラテッ
クス(ニポールLX415A、日本ゼオン(株)製)5
0質量部配合した混合物を用い、この天然ゴム系接着剤
基剤100質量部(固形分)に対してシリカゲル(サイ
シリア310、富士シリシア化学(株)製)(平均粒径
1.4μm、吸油量310ml/100g)あるいはシ
リカゲル(ニップジェルAZ204、日本シリカ工業
(株)製)(平均粒径1.3μm、吸油量355ml/
100g)10質量部、カチオン樹脂(サンフィックス
70、三洋化成工業(株)製)10質量部、スターチ1
50質量部配合して本発明の感圧接着剤組成物を調製し
た。
【0032】この本発明の感圧接着剤組成物を連量11
0kgのコート紙(基体シート)にグラビアオフセット
方式により10g/m2 の割合で塗布し、接着層を形成
し、次いで、120℃、30秒間加熱を行い乾燥処理し
た。このようにして作った情報担持用シートのインク耐
水性、インクオフセット、見栄えを下記の方法により評
価し、評価結果を表1に示す。
0kgのコート紙(基体シート)にグラビアオフセット
方式により10g/m2 の割合で塗布し、接着層を形成
し、次いで、120℃、30秒間加熱を行い乾燥処理し
た。このようにして作った情報担持用シートのインク耐
水性、インクオフセット、見栄えを下記の方法により評
価し、評価結果を表1に示す。
【0033】(1)インク耐水性;作製直後のテストサ
ンプル(情報担持用シート)にカラーインクジェットプ
リンター(商品名:MJ−700V2C、エプソン社
製)を用いて、接着剤組成物面に黒印字(ブラックイン
ク)の重色ベタ印字を行った後、加熱定着させ、印字箇
所を一定時間流水で洗い流すか、印字箇所に水滴を一定
時間滴下した後、拭き取ってインクの状態を目視により
判定する。印字が完全に残っているものを◎、印字がほ
ぼ完全に残っているものを○、印字が少し薄くなったり
しているものを△、印字が薄くなっているものを×と判
定した。
ンプル(情報担持用シート)にカラーインクジェットプ
リンター(商品名:MJ−700V2C、エプソン社
製)を用いて、接着剤組成物面に黒印字(ブラックイン
ク)の重色ベタ印字を行った後、加熱定着させ、印字箇
所を一定時間流水で洗い流すか、印字箇所に水滴を一定
時間滴下した後、拭き取ってインクの状態を目視により
判定する。印字が完全に残っているものを◎、印字がほ
ぼ完全に残っているものを○、印字が少し薄くなったり
しているものを△、印字が薄くなっているものを×と判
定した。
【0034】(2)インクオフセット:作製直後のテス
トサンプル(情報担持用シート)にカラーインクジェッ
トプリンター(商品名:MJ−700V2C、エプソン
社製)を用いて、接着剤組成物面に黒印字(ブラックイ
ンク)の重色ベタ印字を行った後、加熱定着させ、接着
剤組成物面が内側になるようにV字型に折り曲げ葉書大
(10cm×15cm)にした後、クリアランス可変の
圧着ローラー(日本エー・ディ・エム社製、SP40
1)を通過させて圧着一体化させ、2つ折りの圧着葉書
を得た。加圧はクリアランス目盛りで調整した。圧着
後、25mmの幅で短冊状に切り取り、テンシロン万能
引っ張り試験機で剥離速度300mm/分で再剥離し
た。その後、印字の状態を目視で判定した。ベタ印字の
形がきっちり残っておりオフセット現象が全く起きてい
ないものを◎、オフセット現象がほとんど起きていない
ものを○、印字した面と反対の接着剤組成物面に印字が
少し転写しており、オフセット現象がやや起きているも
のを△、印字した面と反対の接着剤組成物面に印字が転
写しており、オフセット現象が明らかに起きているもの
を×と判定した。
トサンプル(情報担持用シート)にカラーインクジェッ
トプリンター(商品名:MJ−700V2C、エプソン
社製)を用いて、接着剤組成物面に黒印字(ブラックイ
ンク)の重色ベタ印字を行った後、加熱定着させ、接着
剤組成物面が内側になるようにV字型に折り曲げ葉書大
(10cm×15cm)にした後、クリアランス可変の
圧着ローラー(日本エー・ディ・エム社製、SP40
1)を通過させて圧着一体化させ、2つ折りの圧着葉書
を得た。加圧はクリアランス目盛りで調整した。圧着
後、25mmの幅で短冊状に切り取り、テンシロン万能
引っ張り試験機で剥離速度300mm/分で再剥離し
た。その後、印字の状態を目視で判定した。ベタ印字の
形がきっちり残っておりオフセット現象が全く起きてい
ないものを◎、オフセット現象がほとんど起きていない
ものを○、印字した面と反対の接着剤組成物面に印字が
少し転写しており、オフセット現象がやや起きているも
のを△、印字した面と反対の接着剤組成物面に印字が転
写しており、オフセット現象が明らかに起きているもの
を×と判定した。
【0035】(3)見栄え:上記のようにして印字した
印字の状態を目視により色合い、鮮明性について判定し
た。色合い、鮮明性のよいものを◎、色合い、鮮明性に
ついてほぼ合格のものを○、色合い、鮮明性がやや劣る
ものを△、色合い、鮮明性が劣るものを×と判定した。
印字の状態を目視により色合い、鮮明性について判定し
た。色合い、鮮明性のよいものを◎、色合い、鮮明性に
ついてほぼ合格のものを○、色合い、鮮明性がやや劣る
ものを△、色合い、鮮明性が劣るものを×と判定した。
【0036】(実施例2〜3)表1に示した配合で本発
明の感圧接着剤組成物を調製した以外は、実施例1と同
様にしてインク耐水性、インクオフセット、見栄えを評
価した結果を表1に示す。
明の感圧接着剤組成物を調製した以外は、実施例1と同
様にしてインク耐水性、インクオフセット、見栄えを評
価した結果を表1に示す。
【0037】(実施例4〜6)シリカゲルとしてニップ
ジェルAZ600(日本シリカ工業(株)製)(平均粒
径5.0μm、吸油量315ml/100g)を用いた
以外は実施例1〜3と同様にしてインク耐水性、インク
オフセット、見栄えを評価した結果を表1に示す。
ジェルAZ600(日本シリカ工業(株)製)(平均粒
径5.0μm、吸油量315ml/100g)を用いた
以外は実施例1〜3と同様にしてインク耐水性、インク
オフセット、見栄えを評価した結果を表1に示す。
【0038】(実施例7〜9)シリカゲルとしてニップ
ジェルCX200(日本シリカ工業(株)製)(平均粒
径1.7μm、吸油量115ml/100g)を用いた
以外は実施例1〜3と同様にしてインク耐水性、インク
オフセット、見栄えを評価した結果を表1に示す。
ジェルCX200(日本シリカ工業(株)製)(平均粒
径1.7μm、吸油量115ml/100g)を用いた
以外は実施例1〜3と同様にしてインク耐水性、インク
オフセット、見栄えを評価した結果を表1に示す。
【0039】(比較例1〜3)シリカゲルとしてサイシ
リア730(富士シリシア化学(株)製)(平均粒径
3.0μm、吸油量95ml/100g)を用いた以外
は実施例1〜3と同様にしてインク耐水性、インクオフ
セット、見栄えを評価した結果を表2に示す。
リア730(富士シリシア化学(株)製)(平均粒径
3.0μm、吸油量95ml/100g)を用いた以外
は実施例1〜3と同様にしてインク耐水性、インクオフ
セット、見栄えを評価した結果を表2に示す。
【0040】(比較例4〜6)シリカゲルとしてニップ
ジェルCX600(日本シリカ工業(株)製)(平均粒
径6.0μm、吸油量100ml/100g)を用いた
以外は実施例1〜3と同様にしてインク耐水性、インク
オフセット、見栄えを評価した結果を表2に示す。
ジェルCX600(日本シリカ工業(株)製)(平均粒
径6.0μm、吸油量100ml/100g)を用いた
以外は実施例1〜3と同様にしてインク耐水性、インク
オフセット、見栄えを評価した結果を表2に示す。
【0041】(比較例7〜9)シリカゲルとしてニップ
ジェルAZ204(日本シリカ工業(株)製)(平均粒
径1.3μm、吸油量355ml/100g)を用い、
表2に示した配合とした以外は実施例1〜3と同様にし
てインク耐水性、インクオフセット、見栄えを評価した
結果を表2に示す。
ジェルAZ204(日本シリカ工業(株)製)(平均粒
径1.3μm、吸油量355ml/100g)を用い、
表2に示した配合とした以外は実施例1〜3と同様にし
てインク耐水性、インクオフセット、見栄えを評価した
結果を表2に示す。
【0042】(比較例10)シリカゲルとしてニップジ
ェルAZ204(日本シリカ工業(株)製)(平均粒径
1.3μm、吸油量355ml/100g)を用い、カ
チオン樹脂を60質量部とした以外は実施例2と同様に
してインク耐水性、インクオフセット、見栄えを評価し
た結果を表2に示す。
ェルAZ204(日本シリカ工業(株)製)(平均粒径
1.3μm、吸油量355ml/100g)を用い、カ
チオン樹脂を60質量部とした以外は実施例2と同様に
してインク耐水性、インクオフセット、見栄えを評価し
た結果を表2に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】表1から、実施例1〜9の本発明の感圧接
着剤組成物は、印刷適性に優れているとともにインク耐
水性、インクオフセット、見栄えも優れておりオフセッ
ト現象が起こらないことが判る。それに対して、表2か
ら、比較例1〜9の比較のための感圧接着剤組成物は、
印刷適性に優れているが、インク耐水性が劣るものが多
く、インク耐水性が◎や○である場合でもインクオフセ
ットが△や×でオフセット現象が起こり、見栄えも悪い
ものがあることが判る。またシリカゲルが60質量部配
合されている比較例9およびカチオン樹脂が60質量部
配合されている比較例10の比較のための感圧接着剤組
成物は印刷適性がよくなかった。
着剤組成物は、印刷適性に優れているとともにインク耐
水性、インクオフセット、見栄えも優れておりオフセッ
ト現象が起こらないことが判る。それに対して、表2か
ら、比較例1〜9の比較のための感圧接着剤組成物は、
印刷適性に優れているが、インク耐水性が劣るものが多
く、インク耐水性が◎や○である場合でもインクオフセ
ットが△や×でオフセット現象が起こり、見栄えも悪い
ものがあることが判る。またシリカゲルが60質量部配
合されている比較例9およびカチオン樹脂が60質量部
配合されている比較例10の比較のための感圧接着剤組
成物は印刷適性がよくなかった。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1および請求項2記載の
感圧接着剤組成物は、印刷適性に優れているとともに印
字したインクジェットインクの耐水性に優れており、見
栄え(色合い、鮮明度)もよく、かつインクオフセット
が起こらず、インクジェットインクの定着性に優れてい
るという顕著な効果を奏する。
感圧接着剤組成物は、印刷適性に優れているとともに印
字したインクジェットインクの耐水性に優れており、見
栄え(色合い、鮮明度)もよく、かつインクオフセット
が起こらず、インクジェットインクの定着性に優れてい
るという顕著な効果を奏する。
【0047】本発明の請求項3記載の情報担持用シート
は、低い製造コストで経済的有利に得られるものであ
り、インクジェット記録方式により記録可能で、その界
面を剥離することにより内部に隠蔽された情報を見るこ
とができ、しかもシートの保存時などにおける積重ねに
よってブロッキングが生じるおそれがなく、かつ界面を
剥離した際に感圧性接着剤組成物面に記録した情報が反
対の接着面に転写するオフセット現象が起こらない。
は、低い製造コストで経済的有利に得られるものであ
り、インクジェット記録方式により記録可能で、その界
面を剥離することにより内部に隠蔽された情報を見るこ
とができ、しかもシートの保存時などにおける積重ねに
よってブロッキングが生じるおそれがなく、かつ界面を
剥離した際に感圧性接着剤組成物面に記録した情報が反
対の接着面に転写するオフセット現象が起こらない。
【図1】本発明の三つ折りハガキの表面展開図。
【図2】図1のハガキの裏面展開図。
【図3】図1のX−X線断面図。
【図4】図1のハガキを折り込む際の状態説明図。
【図5】本発明の二つ折りハガキの表面展開図。
【図6】図5のハガキの裏面展開図。
【図7】図5のハガキを折り込む際の状態説明図。
【図8】本発明の部分二つ折りハガキの表面展開図。
【図9】図8のハガキの裏面展開図。
【図10】図8のハガキを折り込む際の状態説明図。
2、12、22 基体シート 3、3a、3b 折り線 5 隠蔽情報印刷 6 剥離可能な接着層
フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 WA02 4J040 CA021 CA082 DA022 DB052 DF032 DF092 EC162 HA136 HA196 HA296 HA306 HA346 HC01 JA03 JA09 JB09 KA03 LA07 MA09 MA10 MB09 NA21
Claims (3)
- 【請求項1】 シートの重ね合わせ面に塗布され、乾燥
処理により通常状態では接着しない接着層を形成し、前
記重ね合わせ面同士を対接させ所定の圧力を付与するこ
とにより、その重ね合わせ面同士を剥離可能に接着させ
る感圧接着剤組成物であって、天然ゴム系接着剤基剤
と、この接着剤基剤100質量部に対して、平均粒子径
1〜5μm、吸油量100ml/100g以上のシリカ
ゲルを10〜50質量部、およびカチオン性物質を10
〜50質量部の割合で配合してなることを特徴とするイ
ンクジェットインクの定着性に優れた感圧接着剤組成
物。 - 【請求項2】 天然ゴム系接着剤基剤が、メタクリル酸
メチルグラフト共重合天然ゴム系接着剤基材固形分10
0質量部に、スチレン含有量が40〜70%のスチレン
リッチSBRラテックスをその固形分が5〜50質量部
となるように配合してなる混合物であることを特徴とす
る請求項1記載のインクジェットインクの定着性に優れ
た感圧接着剤組成物。 - 【請求項3】 基体シートの重ね合わせ面の所定部に請
求項1あるいは請求項2記載の感圧接着剤組成物の接着
層を有してなる情報担持用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000082812A JP2001262097A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | インクジェットインクの定着性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000082812A JP2001262097A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | インクジェットインクの定着性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持用シート |
Publications (1)
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---|---|
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ID=18599562
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015067628A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-13 | トッパン・フォームズ株式会社 | 再剥離性シート |
JP2015189235A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-02 | トッパン・フォームズ株式会社 | 再剥離性シート |
US9447300B2 (en) | 2014-03-24 | 2016-09-20 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Ink, ink set, and recording device |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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