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JP2001261297A - 産業車両の前後方向の荷重モーメント測定装置 - Google Patents

産業車両の前後方向の荷重モーメント測定装置

Info

Publication number
JP2001261297A
JP2001261297A JP2000079650A JP2000079650A JP2001261297A JP 2001261297 A JP2001261297 A JP 2001261297A JP 2000079650 A JP2000079650 A JP 2000079650A JP 2000079650 A JP2000079650 A JP 2000079650A JP 2001261297 A JP2001261297 A JP 2001261297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
tilt cylinder
load
load moment
mast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000079650A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Nagai
勝美 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP2000079650A priority Critical patent/JP2001261297A/ja
Priority to US09/804,096 priority patent/US6611746B1/en
Priority to DE60134076T priority patent/DE60134076D1/de
Priority to EP01106818A priority patent/EP1136433B1/en
Publication of JP2001261297A publication Critical patent/JP2001261297A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/0755Position control; Position detectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F17/00Safety devices, e.g. for limiting or indicating lifting force
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B66F9/082Masts; Guides; Chains inclinable

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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ティルトシリンダへの作動油の供給を制御す
る切換弁の操作による悪影響を受けずに、ティルトシリ
ンダを介して車両に作用する前後方向のモーメントを正
確且つ連続的に検出する。 【解決手段】 ティルトシリンダ7のロッド側の圧力を
検出する圧力センサ21と、ティルトシリンダ7のボト
ム側の圧力を検出する圧力センサ22と、ロッド側の圧
力P1とボトム側P2の圧力とからティルトシリンダ7
の推力Fを演算する演算手段とを備える構成にし、推力
Fに基づいて荷重モーメントMを測定する。また、ティ
ルトシリンダ7がストロークエンドになると、前記圧力
に代わり、ストロークエンド時の傾斜角度と揚高と荷重
から荷重モーメント相当値を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は荷役用アタッチメン
トの支持及び昇降案内を行うマストが傾動可能に装備さ
れ、ティルトシリンダの作動によりマストが傾動される
産業車両の前後方向の荷重モーメント測定装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の産業車両であるフォークリフト
においては、車両の前部に設けられたアウタマスト及び
インナマストを備えたマストにリフトブラケットととも
にフォークが昇降可能に支持されている。そして、マス
トはリフトレバーの操作に基づくリフトシリンダの作動
により伸縮され、それに伴ってフォークが昇降される。
また、荷役作業を容易にするため及びフォークリフトの
走行中の安定性を良くするため、マストはティルトレバ
ーの操作に基づくティルトシリンダの作動により、垂直
の基準位置に対して前傾あるいは後傾される。
【0003】フォークリフトはフォークに荷を積載した
状態では重心が前側に移動し、フォークの揚高を高くす
るとマストに作用するモーメントが大きくなる。そし
て、荷を積載した状態でマストを前傾させると重心がよ
り前に移動してフォークリフトの前後方向の安定性が悪
くなる。また、荷の荷重が大きな状態のまま後傾角度を
大きくすると重心が後側に寄り過ぎて前輪が浮き気味に
なりスリップが発生する恐れがある。そこで、従来はマ
ストの前傾角度及び後傾角度は所定の値に設定されてい
る。
【0004】荷役作業で荷を高所に載置する場合、フォ
ークを高揚高としてマストを前傾させる必要がある。こ
のとき、誤操作等で速い前傾速度でマストを前傾し過ぎ
ると、荷崩れやフォークリフトの後輪の浮き上がり、即
ち車両の前後方向の不安定状態が発生する。従って、作
業者はマストが前傾し過ぎないようインチング操作で、
注意深く低速で前傾作業を行う必要があり、精神的な負
担が大きい。
【0005】前記の問題を解消するため、ティルトシリ
ンダを介して車両に作用する前後方向の荷重モーメント
を検出して、車両に作用する前記モーメントが車両の不
安定状態を招く大きさに近づいたことを検知して、前傾
動作を停止させたり警報手段を作動させるものがある。
そして、従来、前記前後方向のモーメントを測定する方
法として、図7に示すように、フォークリフト51のマ
スト52を傾動させるティルトシリンダ53のロッド側
の油圧を検出する圧力センサ54を設け、圧力センサ5
4の圧力に基づいて、次式によって前記荷重モーメント
Mを算出していた。
【0006】M=2×F×L なお、最初に2倍にする
のは、左右両側の装備された二本のティルトシリンダ5
3の推力又は軸力を合算するためである。また、Fはテ
ィルト圧力×受圧面積で算出される軸力又は推力、Lは
前輪58の回動中心とティルトシリンダ53の軸線との
距離を示す。
【0007】この圧力センサ54はティルトレバー55
の操作に基づいてティルトシリンダ53への作動油の供
給を制御する切換弁56と、ティルトシリンダ53のロ
ッド側の室とを接続する管路57の途中に設けられてい
る。また、左右両側に装備された2本のティルトシリン
ダ53に同じ圧力が作用するため、一方のティルトシリ
ンダ53の管路57に圧力センサ54が設けられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来装
置において圧力センサ54が検出する圧力は、フォーク
リフト51のフォーク59に積載された荷Wの荷重を正
確に反映しているとは限らず、荷Wの荷重に対応した正
確な圧力を連続的に検出することが困難であった。
【0009】例えば、切換弁56が前傾位置に保持され
てマスト52が前傾動作中に、切換弁56が中立位置に
切り換えられると、管路57内には傾動中のマスト52
の加速度の分に対応する余分な圧力が封じ込められた状
態となる。その結果、荷Wの荷重に対応する圧力より大
きな圧力が圧力センサ54によって検出される。また、
切換弁56が中立位置から前傾位置に切り換えられる
と、ティルトシリンダのボトム側の室に圧油が作用す
る。その結果、荷Wの荷重に対応する圧力にボトム室か
ら作用する圧力が加わり、荷Wの荷重に対応する圧力よ
り大きな圧力が圧力センサ54によって検出される。
【0010】また、マスト52の前傾が最大となってテ
ィルトシリンダのストロークエンドになると、ロッド側
の室に圧力が発生しなくなる。その結果、荷Wの荷重に
対応する圧力が圧力センサ54で検出できなくなる。ま
た、マスト52の後傾が最大となってティルトシリンダ
のストロークエンドになると、ロッド側の室にリリーフ
弁で設定された最大圧力が作用する。その結果、荷Wの
荷重に対応する圧力以上の大きな圧力が圧力センサ54
で検出される。
【0011】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、ティルトシリンダへの作動油
の供給を制御する切換弁の操作による悪影響を受けず
に、ティルトシリンダを介して車両に作用する前後方向
のモーメントを検出することができる産業車両のティル
トシリンダの前後方向のモーメント測定装置を提供する
ことにある。
【0012】特に、請求項1〜3に記載の発明の目的
は、ティルトシリンダへの作動油の供給を制御する切換
弁を前傾、中立、後傾のいずれかに切り換えたときに、
切り換えに伴う悪影響を受けずに、ティルトシリンダを
介して車両に作用する前後方向のモーメントを正確に検
出することができる産業車両のティルトシリンダの前後
方向のモーメント測定装置を提供することにある。
【0013】特に、請求項4に記載の発明の目的は、テ
ィルトシリンダへの作動油の供給を制御する切換弁を前
傾又は後傾に切り換え、ティルトシリンダを最大前傾又
は最大後傾に対応するストロークエンドまで作動させた
ときに、ティルトシリンダの圧力に代わる検出を行っ
て、車両に作用する前後方向のモーメントを連続的に検
出することができる産業車両のティルトシリンダの前後
方向のモーメント測定装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、荷役用アタッチメントの
支持及び昇降案内を行うマストが傾動可能に装備され、
ティルトシリンダの作動により傾動される産業車両の前
後方向の荷重モーメント測定装置であって、前記ティル
トシリンダのロッド側の圧力を検出する第1圧力検出手
段と、前記ティルトシリンダのボトム側の圧力を検出す
る第2圧力検出手段と、前記ロッド側の圧力と前記ボト
ム側の圧力とから前記ティルトシリンダの推力を演算す
る演算手段とを備え、前記推力に基づいて前記荷重モー
メントを測定する。
【0015】この請求項1の発明によれば、ロッド側の
圧力P1×ロッド側室の受圧面積S1−ボトム側の圧力
P2×ボトム側室受圧面積S2によりシリンダ推力が演
算され、ボトム側の圧力がロッド側の圧力に及ぼす影響
が相殺される。その結果、荷Wの荷重に対応する推力F
が正確に演算される。この推力Fに、前輪の回動中心か
らティルトシリンダの軸線までの距離Lを掛けると、前
後方向の荷重モーメントが測定できる。
【0016】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記第1圧力検出手段はロッド側室
に至る第1管路に設けられ、前記第2圧力検出手段はボ
トム側室に至る第2管路に設けられ、前記演算手段は、
前記第1管路及び前記第2管路の圧力損失を補正する補
正手段を有する。
【0017】この請求項2の発明によれば、ロッド側室
に至る第1管路に第1圧力検出手段を設け、ボトム側室
に至る第2管路に第2圧力検出手段を設けると、第1管
路及び第2管路を流れる油の圧力損失分が誤差となる。
補正手段が、ロッド側室に至る迄の第1管路及びボトム
側室に至る第2管路の圧力損失を補正するため、ロッド
側室及びボトム側室の圧力を正確に検出できる。
【0018】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記補正手段に使用される補正値
は、前記ティルトシリンダの作動状態の関数である。
【0019】この請求項3の発明によれば、マストの傾
動速度と傾動の方向に応じたティルトシリンダの作動状
態の関数により補正値を変えるため、前記第1及び第2
管路に流れる油の向きや速度が変わっても、ロッド側室
に至る第1管路及びボトム側室に至る第2管路で生じる
圧力損失を簡便に補正することができる。
【0020】請求項4に記載の発明では、荷役用アタッ
チメントの支持及び昇降案内を行うマストが傾動可能に
装備され、ティルトシリンダの作動により傾動され、前
記ティルトシリンダに作用する圧力から荷重モーメント
を測定する産業車両の前後方向の荷重モーメント測定装
置であって、前記ティルトシリンダのストロークエンド
を検出するストロークエンド検出手段と、前記荷役用ア
タッチメントの積載荷重を検出する積載荷重検出手段
と、前記荷役用アタッチメントの揚高を検出する揚高検
出手段とを備え、前記ストロークエンド時に、前記圧力
に代わり、前記積載荷重と前記揚高からストロークエン
ドに対応する傾動時の荷重モーメントを測定する。
【0021】この請求項4の発明によれば、ティルトシ
リンダがストロークエンドになり、ティルトシリンダに
作用する圧力から荷重モーメントを測定することができ
なくなっても、ストロークエンド検出手段により、マス
トの傾斜角度が検出され、揚高検出手段により荷役用ア
タッチメントの揚高が検出され、積載荷重検出手段によ
り荷役用アタッチメントの積載荷重が検出されるため、
これらの傾動角度及び積載荷重及び揚高から、荷の負荷
状態が判り、荷重モーメント相当値を測定できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を産業車両としての
フォークリフトに具体化した実施の形態を図1〜図6に
従って説明する。まず、図2により、産業車両としての
フォークリフトの概略を説明する。
【0023】フォークリフト1の車体フレーム2の前部
にマスト3が設けられている。マスト3は車体フレーム
2に対して傾動可能に支持された左右一対のアウタマス
ト11と、その内側に昇降可能に装備されたインナマス
ト12とからなる。マスト3の後側にはリフトシリンダ
4がマスト3と平行に固定されている。リフトシリンダ
4の基端はアウタマスト11の下方に連結され、リフト
シリンダ4のピストンロッド13の先端がインナマスト
12の上部に連結されている。インナマスト12の内側
にはリフトブラケット5がインナマスト12に沿って昇
降可能に装備され、リフトブラケット5に荷役用アタッ
チメントとしてのフォーク6が取り付けられている。
【0024】車体フレーム2の左右両側にはティルトシ
リンダ7の基端が連結ピン15により回動可能に支持さ
れ、そのピストンロッド14の先端がアウタマスト11
の外側面に連結ピン16を介して回動可能に連結されて
いる。そして、ティルトシリンダ7の伸縮作動によりマ
スト3が基準位置から前傾又は後傾に傾動される。
【0025】運転室8の前部にはステアリング17、リ
フトレバー18、ティルトレバー19等がそれぞれ設け
られている。図2においては、両レバー18,19は重
なった状態で示されている。
【0026】リフトレバー18の操作によりリフトシリ
ンダ4が作動(伸縮)され、ティルトレバー19の操作
によりティルトシリンダ7が作動(伸縮)されるように
なっている。
【0027】リフトレバー18の上昇操作に基づいてリ
フトシリンダ4が作動されてピストンロッド13が伸長
すると、インナマスト12が上昇されるとともに、それ
に伴ってフォーク6が上昇される。
【0028】ティルトレバー19の前傾操作に基づいて
ティルトシリンダ7が作動されてピストンロッド14が
伸長すると、マスト3が前側に傾動(回動)される。マ
スト3の前傾に伴ってティルトシリンダ7が連結ピン又
は支持軸15を中心にして下方へ回動される。ティルト
レバー19の後傾操作に基づいてティルトシリンダ7が
作動されてピストンロッド14が短縮すると、マスト3
が後側に傾動(回動)される。マスト3の後傾に伴って
ティルトシリンダ7が連結ピン15又は支持軸を中心に
して上方へ回動される。
【0029】フォーク6に荷Wが積載されてフォーク6
が上昇された状態でマスト3が基準位置より前傾される
と、車体には前輪9の車軸を回動中心とした前記荷Wの
荷重に基づく荷重モーメントMが作用し、ティルトシリ
ンダ7には荷重モーメントMに対応した軸力又は推力F
が作用する。
【0030】図1に示すように、この種のフォークリフ
トに適用される前後方向の荷重モーメント測定装置は、
ティルトシリンダ7のロッド側の圧力を検出する第1圧
力検出手段としての圧力センサ(P1)21と、ティル
トシリンダ7のボトム側の圧力を検出する第2圧力検出
手段としての圧力センサ(P2)22と、前記ロッド側
の圧力と前記ボトム側の圧力とから前記ティルトシリン
ダ7の推力を演算する演算手段や、この演算手段におけ
る補正手段などをプログラムとして収容した制御装置3
1とを備えて構成される。
【0031】さらに、この荷重モーメント測定装置は、
ティルトシリンダ7のストロークエンドを検出するスト
ロークエンド検出手段23及びマスト3の前後の傾斜角
度の検出手段としてのポテンショメータ23と、フォー
ク(荷役用アタッチメント)6の積載荷重を検出する積
載荷重検出手段としての圧力センサ(P3)24と、フ
ォーク(荷役用アタッチメント)6の揚高を検出する揚
高検出手段としてのポテンショメータ25と、ストロー
クエンドに対応する傾動時の荷重モーメント相当値を積
載荷重と揚高から求める前述の制御装置31とを備えて
構成される。
【0032】この制御装置31には、油圧装置32及び
表示器33が接続される。油圧装置32は、ティルトシ
リンダ7及びリフトシリンダ4を油圧駆動するものであ
り、各シリンダへの作動油の供給を制御する切換弁32
aを内蔵している。この電磁弁32aの切り換えが前述
の制御装置31により行われる。表示器33は、オペレ
ータの目に付き易い位置、例えばインストルメントパネ
ルに配設されている。この表示器33には警報ランプ3
3aが点灯状態で表示可能になっている。この警報ラン
プ33aの点灯は制御装置31により行われる。
【0033】第1圧力検出手段としての圧力センサ(P
1)21は、ティルトシリンダ7のロッド側の室に至る
第1管路26に設けられている。この圧力センサ(P
1)は、ティルトシリンダ7のロッド側の室に至る油の
圧力を検出し、検出信号を制御装置31に出力する。
【0034】第2圧力検出手段としての圧力センサ(P
2)22は、ティルトシリンダ7のボトム側の室に至る
第2管路27に設けられている。この圧力センサ(P
2)は、ティルトシリンダ7のボトム側の室に至る油の
圧力を検出し、検出信号を制御装置31に出力する。
【0035】マストの傾斜角度検出手段及びティルトシ
リンダ7のストロークエンド検出手段としての回転式の
ポテンショメータ23は、車体フレーム2のピン15の
位置(図2参照)に設けられている。図1に示すよう
に、ポテンショメータ23はティルトシリンダ7の基端
を回動可能に支持する支持部に設けられ、ティルトシリ
ンダ7に突設されたピン28を挟持する回動片29を備
えている。そして、ピストンロッド14の伸縮に伴って
ティルトシリンダ7とともに回動片29が回動して、回
動片29の回動量に対応した検出信号(電圧)をポテン
ショメータ23が制御装置31に出力する。
【0036】リフトシリンダ4にはフォーク6の積載荷
重を検出する積載荷重検出手段としての圧力センサ(P
3)24が設けられている。圧力センサ24はリフトシ
リンダ4のボトム側の室に至る油の圧力を検出し、フォ
ーク6の積載荷重に対応した検出信号を制御装置31に
出力する。
【0037】揚高検出手段としてのポテンショメータ2
5は、インナマスト12に設けられている。このポテン
ショメータ25は、一端がフォーク6又はリフトブラケ
ット5に接続されたワイヤが巻き掛けられるリールに接
続されており、フォーク6の揚高を連続的に検出する検
出信号を制御装置31に出力する。
【0038】次に、制御装置31の電気的構成を図3に
より説明する。油圧装置の切換弁を駆動する回路34
と、警報ランプを表示可能な表示器33とを制御する制
御装置31は、演算手段としての中央処理装置(以下、
CPUという)35と、読出し専用メモリ(ROM)3
6と、読出し及び書替え可能なメモリ(RAM)37
と、記憶手段としてのEEPROM(電気的に書き替え
可能なROM)38とを備えている。
【0039】ROM36には各種制御プログラムを実行
する際に必要なデータが記憶(格納)されている。ま
た、EEPROM38には、各種制御プログラムを実行
するうえで必要なデータが書き替え可能に記憶されてい
る。
【0040】CPU35は、A/D変換器39及び入出
力インタフェース40を介して、ティルトシリンダ7の
ロッド側圧力を検出する圧力センサ(P1)21、ティ
ルトシリンダ7のボトム側圧力を検出する圧力センサ
(P2)22、積載荷重検出器としての圧力センサ(P
3)24、傾角及びストロークエンド検出器としてのポ
テンショメータ23及び揚高検出器としてのポテンショ
メータ25にそれぞれ接続されている。また、CPU3
5は、入出力インタフェース40を介して切換弁駆動回
路34及び表示器33に接続されている。
【0041】つぎに、図4のフローチャートにより、荷
重モーメント測定により警報を発するプログラムの作動
を説明する。まず、運転者がフォークリフトの操作を開
始するためキースイッチをオンにして制御装置に通電さ
れると、フローがスタートする。
【0042】ステップS1において、ティルトシリンダ
7がストロークエンドかどうか判断される。このストロ
ークエンドかどうかは、ポテンショメータ23の出力に
よって判断される。本実施の形態では、ティルトシリン
ダ7のピストンロッド14が伸長してストロークエンド
になって、マスト3が最も前傾位置に配置された状態で
出力電圧が最も小さく、ティルトシリンダ7のピストン
ロッド14が短縮して、ストロークエンドになって、マ
スト3が最も後傾位置に配置された状態で出力電圧が最
も大きくなって、ストロークエンドが検出される。ティ
ルトシリンダ7のピストンロッド14がストロークエン
ドでないなら(S1,NO)、ステップ2において、圧
力センサ21,22の出力から、ティルトシリンダ7の
ロッド側の圧力(P1)とボトム側の圧力(P2)が読
み込まれる。
【0043】圧力センサ21はロッド側の室に至る第1
管路26に設けられ、圧力センサ22はボトム側の室に
至る第2管路27に設けられているため、これら管路2
6,27で生じる圧力損失がステップS3で補正され
る。マストが前傾動作中の場合には、ロッド側の計測圧
力に対して、p1+αを新たなp1とする補正が施さ
れ、ボトム側の計測圧力p2に対して、p2−αを新た
なp2とする補正が施される。マストが後傾動作中の場
合には、ロッド側の計測圧力p1に対して、p1−αを
新たなp1とする補正が施され、ボトム側の計測圧力p
2に対して、p2+αを新たなp2とする補正が施され
る。マストが静止状態の場合には、管路26,27に圧
力損失が発生しないため、ロッド側の圧力p1及びボト
ム側の圧力p2に対する補正は行われない。この補正値
αは、図5に示されるように、傾動速度の関数とするこ
とが好ましい。なお、傾動速度は傾動角度検出器として
のポテンショメータ23の変位量で検出され、前傾又は
後傾であるかどうかは傾動角度検出器としてのポテンシ
ョメータ23の出力の大小で判断される。
【0044】ステップS4において、次の式によりティ
ルトシリンダ7の軸力Fを演算する。軸力F=P1×A
1−P2×A2 但し、A1 はロッド側の室の受圧面積
であり、A2はボトム側の室の受圧面積である。ここ
で、P1,P2は前述の圧力損失が補正された後の圧力
である。
【0045】ステップS5において、左右両側に装備さ
れたティルトシリンダ7に同じ軸力Fが作用すると仮定
して、次式によって前後方向の荷重モーメントMを演算
する。荷重モーメントM=2×F×L 但し、Lは車輪
9とティルトシリンダ7の軸線との距離を示す。この距
離Lは、マスト3の傾斜角度によって異なるが、傾動角
度検出器としてのポテンショメータ23の出力により、
傾斜角度の関数として演算される。
【0046】ステップS6において、荷重モーメントM
の値が車両の安定性が低下する所定値Mmaxに達した
か否かを判断する。荷重モーメントMが所定値Mmax
以上になると(S6,YES)、ステップS7で警報を
出力する。この警報は、表示器33に表示される警報ラ
ンプ33aを点灯することにより表示するとともに、警
報音を発して行われる。荷重モーメントMが所定値Mm
ax未満であると(S6,NO)、ステップS1に戻っ
てフローを繰り返す。
【0047】ステップS1において、ティルトシリンダ
7のピストンロッド14がストロークエンドであると
(S1,YES)、ティルトシリンダ7に作用する圧力
で推力を演算できなくなるため、ステップS11,12
により、圧力に代わる以下の手段により、ストロークエ
ンドに対応する傾動時の荷重モーメント相当値を測定す
る。
【0048】ステップ11において、マスト3の最大前
傾に相当するストロークエンドか、又は、マスト3の最
大後傾に相当するストロークエンドかは、傾動角度検出
器としてのポテンショメータ23の出力より既知である
ため、積載荷重検出手段としての圧力センサ(P3)2
4の出力から、積載荷重を読み込む。また、揚高検出手
段としてのポテンショメータ25の出力から、揚高を読
み取る。
【0049】ティルトシリンダ7のストロークエンド時
のマスト3の傾動角度と、フォーク6に作用する積載荷
重と、フォーク6の揚高から、マスト3に作用する荷重
モーメントに相当する値が演算できる。図6において、
特定荷重の荷を積載し、揚高が所定の値を越えると、荷
重モーメントが所定値を越えるものと判断できる。そこ
で、ステップS12において、特定の荷重を積載し、揚
高が図6の曲線を上回ると(S12,NO)、荷重モー
メントが所定値を越えているものとしてステップS7で
警報出力を行う。ステップS12において、揚高が図6
の曲線を下回るとS12,YES)、荷重モーメントが
所定値未満であるとしてステップS1に戻ってフローを
繰り返す。
【0050】以上説明した実施の形態は以下の効果を有
する。 (1)ティルトシリンダ7の推力Fを、ロッド側の圧力
P1×受圧面積A1−ボトム側の圧力P2×受圧面積A
2により演算するため、ティルトシリンダ7を前傾、中
立、後傾に切り換える際に、ボトム側の室の圧力がロッ
ド側の室の圧力に及ぼす影響が除去され、推力F即ち前
後方向の荷重モーメントMを正確に測定することができ
る。その結果、正確に測定された荷重モーメントMに基
づき、警報を的確に発することができる。
【0051】(2)ティルトシリンダ7の各室に至る管
路26,27に圧力センサ21,22を設け、圧力セン
サ21,22の出力に対して管路26,27で生じる圧
力損失を補正する補正手段を設けているため、圧力セン
サ21,22を設ける位置による悪い影響を排除するこ
とができる。その結果、ティルトシリンダ7の各室に圧
力センサを取り付ける場合に比較して、圧力センサ2
1,22を取り付けることが容易になる。
【0052】(3)管路26,27に設けられた圧力セ
ンサ21,22の出力に対して管路の圧力損失に対応す
る補正を、ティルトシリンダ7の作動状態に応じた関数
としているため、簡易に圧力損失の補正を行うことがで
きる。
【0053】(4)ティルトシリンダ7の各室のいずれ
か一方の室の圧力が検出できないストロークエンドにお
いて、ストロークエンドに対応するマストの傾斜角度に
おいて、所定の荷重モーメントに対応する揚高と荷重を
検出し、検出できない圧力に代わって荷重モーメント相
当値を測定するため、ティルトシリンダ7の作動中に途
切れることなく連続的に荷重モーメントを測定できる。
【0054】なお、実施の形態は前記に限定されるもの
ではなく、例えば、次のように変更して実施してもよ
い。 (1)図4のフローチャートにおいて、ティルトシリン
ダ7のストロークエンドを判断するステップS1及びそ
れ以降のステップS11,S12を省き、ティルトシリ
ンダ7のロッド側の圧力P1とボトム側の圧力P2から
推力Fを演算するフローだけにすることができる。スト
ロークエンドの手前で、最大前傾又は最大後傾となるよ
うに設定されたティルトシリンダ7を用いる産業車両に
有効に適用できる。
【0055】(2)図4のフローチャートにおいて、ス
テップS2及びステップS3のように、ティルトシリン
ダ7のロッド側の圧力P1とボトム側の圧力P2から推
力Fを演算するものに限らず、ティルトシリンダ7に作
用する圧力から荷重モーメントを測定する場合であっ
て、ストロークエンドになっても圧力を検出する場合に
は、ティルトシリンダ7のストロークエンドを判断する
ステップS1及びそれ以降のステップS11,S12を
採用することより、ティルトシリンダ7の全ストローク
で荷重モーメントを測定できるので有効である。
【0056】(3)荷重モーメントMを、ティルトシリ
ンダ7の推力F×車輪9とティルトシリンダ7の軸線と
の距離Lで演算するのではなく、推力Fが荷重モーメン
トMに対応するものとし、推力Fの大小で産業車両の安
定性を測定することができる。ティルトシリンダ7の傾
動角度によって、距離Lが殆ど変わらない場合に、荷重
モーメントMの演算を省略できる。
【0057】(4)図5の補正値αについて、マストの
傾動速度と傾動の方向に応じたティルトシリンダ7の作
動状態の関数に加えて、油の温度によって、補正値αを
変更する補正を行うこともできる。
【0058】(5)荷重モーメントMが第1の所定値に
達すると、制御装置31から表示器33の警報ランプ3
3aを点灯するものに加えて、荷重モーメントMが第2
の所定値に達すると、制御装置31から切換弁を中立位
置に切り換える駆動信号が出力され、ティルトシリンダ
7への油圧の供給が遮断され、マスト3の傾動を停止さ
せることもできる。
【0059】(6)圧力センサ21及び圧力センサ22
をティルトシリンダ7のロッド側室及びボトム側室の油
圧を直接導く通路に接続して設けることもできる。管路
26、27に圧力センサ21及び圧力センサ22を設け
る場合に比較して、圧力損失の補正が不用になる。
【0060】(7)傾角又はストロークエンド検出手段
は、マスト3の基準位置からの傾動角度を検出可能なも
のであればよく、ティルトシリンダ7の回動角を検出す
る回転式のポテンショメータ23に限らず、例えば、テ
ィルトシリンダ7の伸縮量、即ちピストンロッド14の
伸縮量を検出するリニアポテンショメータを使用しても
よい。また、揚高検出手段としては、インナーマスト1
2に設けたポテンショメータ26に限らず、アウタマス
ト11にインナーマスト12の変位を検出するリニア式
ポテンショメータを設けてもよいし、リフトシリンダ4
にロッド13の変位を検出する超音波式測距センサを設
けてもよい。
【0061】(8)荷役用アタッチメントとしてフォー
ク6以外のアタッチメント、例えばロール紙の運搬に使
用するロールクランプ、ブロックの運搬や高積み作業に
使用するブロッククランプ、コイル状に巻かれたワイヤ
及びケーブル等コイル状あるいは円筒状の荷の運搬に使
用するラム等を装備したフォークリフト(産業車両)に
適用してもよい。
【0062】前記実施の形態から把握できる請求項記載
以外の発明(技術思想)について、以下にその効果とと
もに記載する。 (1)請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の荷重
モーメント測定装置を備え、その測定値が車両の安定性
が低下する所定の値に達したか否かを判断するとともに
所定の値に達したときに警報装置を作動させる制御装置
を備えた産業車両。この場合、オペレータに注意を促
し、車両の安定性がより低下するティルト作業やリフト
作業の実施を防止できる。
【0063】(2)請求項1〜請求項3のいずれか一項
に記載の荷重モーメント測定装置を備え、前記ティルト
シリンダのストロークエンドを検出するストロークエン
ド検出手段と、荷役用アタッチメントの積載荷重を検出
する積載荷重検出手段と、前記荷役用アタッチメントの
揚高を検出する揚高検出手段とを備え、前記圧力に代わ
り、前記積載荷重と前記揚高からストロークエンドに対
応する傾動時の荷重モーメントを測定する制御装置を備
えた産業車両。この場合、ティルトシリンダの圧力から
荷重モーメントを測定するときに、荷重モーメントに対
応する値を正確且つ連続的に測定することができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項3
に記載の発明によれば、ティルトシリンダの推力即ち前
後方向の荷重モーメントをティルトシリンダへの作動油
の供給を制御する切換弁の操作による悪影響を受けず
に、正確に検出することができる。
【0065】請求項2に記載の発明では、圧力検出手段
を、ティルトシリンダのロッド側室に至る管路及びボト
ム側室に至る管路の適所に設けることができる。
【0066】請求項3に記載の発明では、ティルトシリ
ンダのロッド側室に至る管路及びボトム側室に至る管路
の圧力損失を簡便に補正できる。
【0067】請求項4に記載の発明では、ティルトシリ
ンダに作用する圧力を正確に検出できないストロークエ
ンドになっても、前記積載荷重と前記揚高からストロー
クエンドに対応する傾動時の荷重モーメント相当値を測
定することができ、ティルトシリンダの全ストロークに
わたって切れ目なく連続的に荷重モーメントを測定でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷重モーメント測定装置の要部の構成図であ
る。
【図2】荷重モーメント測定装置が適用されるフォーク
リフトの概略側面図である。
【図3】荷重モーメント測定装置の機器ブロック図であ
る。
【図4】荷重モーメント測定装置のフローチャート図で
ある。
【図5】圧力損失の補正値のグラフ図である。
【図6】前傾ストロークエンド時の所定荷重モーメント
に対応する揚高と荷重の関係を示すグラフ図である。
【図7】従来の荷重モーメント測定装置が適用されたフ
ォークリフトの概略側面図である。
【符号の説明】
1 フォークリフト 2 車体フレーム 3 マスト 4 リフトシリンダ 6 荷役アタッチメントとしてのフォーク 7 ティルトシリンダ 9 車輪 21 第1圧力検出手段としての圧力センサ 22 第2圧力検出手段としての圧力センサ 23 傾動角及びストロークエンド検出器としてのポテ
ンショメータ 24 積載荷重検出器としての圧力センサ 25 揚高検出器としてのポテンショメータ 26 第1管路 27 第2管路 31 制御装置 32 油圧装置 33 表示器 33a 警報ランプ 34 切換弁駆動回路 35 演算手段、補正手段を構成するCPU P1 ティルトシリンダのロッド側の圧力 P2 ティルトシリンダのボトム側の圧力 M 荷重モーメント F 推力 L 間隔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役用アタッチメントの支持及び昇降案
    内を行うマストが傾動可能に装備され、ティルトシリン
    ダの作動により傾動される産業車両の前後方向の荷重モ
    ーメント測定装置であって、前記ティルトシリンダのロ
    ッド側の圧力を検出する第1圧力検出手段と、前記ティ
    ルトシリンダのボトム側の圧力を検出する第2圧力検出
    手段と、前記ロッド側の圧力と前記ボトム側の圧力とか
    ら前記ティルトシリンダの推力を演算する演算手段とを
    備え、前記推力に基づいて前記荷重モーメントを測定す
    る産業車両の前後方向の荷重モーメント測定装置。
  2. 【請求項2】 前記第1圧力検出手段はロッド側室に至
    る第1管路に設けられ、前記第2圧力検出手段はボトム
    側室に至る第2管路に設けられ、前記演算手段は、前記
    第1管路及び前記第2管路の圧力損失を補正する補正手
    段を有する請求項1に記載の産業車両の前後方向の荷重
    モーメント測定装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段に使用される補正値は、前
    記ティルトシリンダの作動状態の関数である請求項2に
    記載の産業車両の前後方向の荷重モーメント測定装置。
  4. 【請求項4】 荷役用アタッチメントの支持及び昇降案
    内を行うマストが傾動可能に装備され、ティルトシリン
    ダの作動により傾動され、前記ティルトシリンダに作用
    する圧力から荷重モーメントを測定する産業車両の前後
    方向の荷重モーメント測定装置であって、前記ティルト
    シリンダのストロークエンドを検出するストロークエン
    ド検出手段と、前記荷役用アタッチメントの積載荷重を
    検出する積載荷重検出手段と、前記荷役用アタッチメン
    トの揚高を検出する揚高検出手段とを備え、前記ストロ
    ークエンド時に、前記圧力に代わりに、前記積載荷重と
    前記揚高からストロークエンドに対応する傾動時の荷重
    モーメントを測定する産業車両の前後方向の荷重モーメ
    ント測定装置。
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