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JP2001254643A - エンジン制御装置 - Google Patents

エンジン制御装置

Info

Publication number
JP2001254643A
JP2001254643A JP2000066582A JP2000066582A JP2001254643A JP 2001254643 A JP2001254643 A JP 2001254643A JP 2000066582 A JP2000066582 A JP 2000066582A JP 2000066582 A JP2000066582 A JP 2000066582A JP 2001254643 A JP2001254643 A JP 2001254643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine speed
target engine
engine
air conditioner
refrigerant pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000066582A
Other languages
English (en)
Inventor
Mototatsu Isaji
元達 伊佐治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000066582A priority Critical patent/JP2001254643A/ja
Publication of JP2001254643A publication Critical patent/JP2001254643A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】バッテリ充電時に、エンジン音の低下、燃費低
減、エンジン負荷の低下を図ることができるエンジン制
御装置を得ること。 【解決手段】エンジンの運転によりバッテリに充電を行
うエンジン制御装置が、バッテリ残容量socを算出する
残容量算出手段1と、エアコンの冷媒圧力Pdを検出する
冷媒圧力検出手段2と、バッテリ残容量socとエアコン
の冷媒圧力Pdに基づいてエンジンの目標エンジン回転数
Niを設定する目標エンジン回転数設定手段3と、エン
ジン回転数を目標エンジン回転数Niに制御するエンジ
ン回転数制御手段4とを有する。これにより、バッテリ
残容量socとエアコン冷媒圧力Pdの両方の状態を考慮し
たエンジン制御を行い、エンジン音の低下、燃費低減、
エンジン負荷の低下を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン制御装置
に関し、特にエンジンの運転によりバッテリの充電を行
うエンジンの制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】図11は、ハイブリッド車のハイブリッド
システムの要部を概念的に示す図である。ハイブリッド
車は、図に示すように、2つの駆動源、即ちエンジン1
01及び走行モータ102を有し、これらの駆動源のい
ずれか一方の動力が駆動輪に伝達される。
【0003】エンジン101には、エンジン運転により
駆動される発電器103が連結されており、走行モータ
102には発電器103により発電された電力を貯留し
走行モータ102に供給するためのバッテリ104が接
続されている。
【0004】上記構成を有するハイブリッド車は、停車
時にはエンジン101を停止しておき、発進時にモータ
102を使用し、ある程度車速が上昇した後にエンジン
101を使用して走行する。そして、エンジン101の
使用時は発電器103が駆動され、バッテリ104の充
電が行われる。
【0005】また、停車時であってもバッテリ104の
残容量が少ないときは、エンジン101を駆動して発電
器103によりバッテリ104の充電を行う制御(停車
充電モード)がなされている。
【0006】停車充電モードでは、エンジン101は、
バッテリ104に充電を行うのに最適な回転数である充
電効率最適回転数(略1600rpm)でバッテリ10
4の残容量が満杯となるまで、いわゆるフル充電される
までエンジン運転が継続されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、充電効
率に最適なエンジン回転数は、通常のアイドル回転数
(600rpm付近)よりも高いエンジン回転数(16
00rpm)であるため、停車中のエンジン音が大き
い。
【0008】また、バッテリ104のバッテリ残容量so
cがフル充電に近い状態であっても一様に充電効率最適
回転数までエンジン回転数が上昇されるため、燃料消費
量を低く抑えることが困難である。更に、エアコン使用
時においては、エアコンの冷媒圧力が不要に上昇され、
冷却効率の低下を招き、エンジン負荷を増大させてい
た。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、バッテリ充電時に、エンジン音の
低下、燃費低減、エンジン負荷の低下を図ることができ
るエンジン制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1の発明
に対応したブロック図である。上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明によるエンジン制御装置は、
エンジンの運転によりバッテリに充電を行うエンジン制
御装置において、図1に示すように、バッテリの残容量
を算出する残容量算出手段1と、エアコンの冷媒圧力を
検出する冷媒圧力検出手段2と、バッテリ残容量とエア
コンの冷媒圧力に基づいてエンジンの目標エンジン回転
数を設定する目標エンジン回転数設定手段3と、エンジ
ン回転数を目標エンジン回転数に制御するエンジン回転
数制御手段4と、を有することを特徴とする。
【0011】請求項1の発明は、バッテリ残容量とエア
コンの冷媒圧力に基づいてエンジンの目標エンジン回転
数を設定する。従って、バッテリ残容量とエアコン冷媒
圧力の両方の状態を考慮したエンジン制御を行うことが
できる。
【0012】即ち、例えばバッテリ残容量が多く冷媒圧
力が高い場合には目標エンジン回転数を低く設定するこ
とにより、冷媒圧力の不要な増大を防止してエンジン負
荷を低減させ、エンジン音や燃料消費量の低減を図るこ
とができる。
【0013】また、バッテリ残容量が少なく冷媒圧力が
低い場合にはエンジン負荷が低いため、目標エンジン回
転数を高く設定することにより、バッテリの充電時間を
短縮化し、燃料消費量を低く抑えることができる。
【0014】請求項2に記載の発明によるエンジン制御
装置は、車速を検出する車速検出手段と、エアコン切換
モードを検出するエアコン切換モード検出手段と、バッ
テリ残容量に基づいてエンジンの目標エンジン回転数を
算出する目標エンジン回転数算出手段と、冷媒圧力に基
づいてエンジンの目標エンジン回転数を算出する目標エ
ンジン回転数算出手段とを有する。
【0015】そして、目標エンジン回転数設定手段が、
車速がゼロでかつエアコン切換モードが高負荷モードで
あるときはバッテリ残容量に基づいて算出した目標エン
ジン回転数と冷媒圧力に基づいて算出した目標エンジン
回転数のいずれか低い方の目標エンジン回転数を目標エ
ンジン回転数として選択することを特徴とする。
【0016】請求項2の発明は、目標エンジン回転数設
定手段が、車速がゼロでかつエアコン切換モードが高負
荷モードであるときはバッテリ残容量に基づいて算出し
た目標エンジン回転数と冷媒圧力に基づいて算出した目
標エンジン回転数とを比較し、エンジン回転数が低い方
を目標エンジン回転数として選択する。
【0017】高負荷モードが選択されている場合には冷
媒圧力が高く、エンジン負荷も高いと判断することがで
きる。従って、バッテリ残容量に基づいて算出した目標
エンジン回転数と冷媒圧力に基づいて算出した目標エン
ジン回転数のいずれか低いエンジン回転数の方を目標エ
ンジン回転数として設定し、冷媒圧力を低下させる制御
を行わせる。この結果、停車時におけるエンジン負荷を
低減することができ、結果として燃料消費量及びエンジ
ン音も低減することができる。
【0018】請求項3に記載の発明によるエンジン制御
装置は、車速を検出する車速検出手段と、エアコン切換
モードを検出するエアコン切換モード検出手段と、バッ
テリ残容量に基づいてエンジンの目標エンジン回転数を
算出する目標エンジン回転数算出手段と、冷媒圧力に基
づいてエンジンの目標エンジン回転数を算出する目標エ
ンジン回転数算出手段とを有する。
【0019】そして、目標エンジン回転数設定手段が、
車速がゼロでかつエアコン切換モードが低負荷モードで
あるときはバッテリ残容量に基づいて算出した目標エン
ジン回転数と冷媒圧力に基づいて算出した目標エンジン
回転数のいずれか高い方の目標エンジン回転数を目標エ
ンジン回転数として選択することを特徴とする。
【0020】請求項3の発明は、目標エンジン回転数設
定手段が、車速がゼロでかつエアコン切換モードが低負
荷モードであるときはバッテリ残容量に基づいて算出し
た目標エンジン回転数と冷媒圧力に基づいて算出した目
標エンジン回転数とを比較し、エンジン回転数が高い方
を目標エンジン回転数として選択する。
【0021】低負荷モードが選択されている場合には冷
媒圧力が低いため、エンジン負荷も低いと判断すること
ができる。従って、バッテリの充電を優先させ、バッテ
リ残容量に基づいて算出した目標エンジン回転数と冷媒
圧力に基づいて算出した目標エンジン回転数のいずれか
高いエンジン回転数の方を目標エンジン回転数として設
定し、エンジン回転数をなるべく充電効率最適回転数に
接近させ、充電時間を短縮化し、燃料消費量の低減を図
る。また、目標エンジン回転数を充電効率最適回転数よ
りも低くしているため、エンジン音も低減することがで
きる。
【0022】請求項4に記載の発明によるエンジン制御
装置は、バッテリ残容量に基づいてエンジンの目標エン
ジン回転数を算出する目標エンジン回転数算出手段が、
バッテリ残容量が少なくなるに応じてエンジン回転数が
高くなるように設定されたデータマップを用いて目標エ
ンジン回転数を算出することを特徴とする。
【0023】請求項4の発明は、バッテリ残容量に基づ
いてエンジンの目標エンジン回転数を算出する目標エン
ジン回転数算出手段が、バッテリ残容量が少なくなるに
応じてエンジン回転数が高くなるように設定されたデー
タマップを用いて目標エンジン回転数を算出するため、
例えばバッテリ残容量が多い場合には目標エンジン回転
数を低く設定することで低エンジン回転数とし、エンジ
ン音や燃料消費量を抑える。
【0024】また、例えばバッテリ残容量が少ない場合
には目標エンジン回転数がより高く設定され、より短期
間で必要な電圧を確保することができる。従って、停車
時における充電時間を短縮することができ、エンジン音
及び燃料消費量の低減を図ることができる。
【0025】請求項5に記載の発明によるエンジン制御
装置は、冷媒圧力に基づいてエンジンの目標エンジン回
転数を算出する目標エンジン回転数算出手段が、冷媒圧
力が低くなるに応じてエンジン回転数を高くなるように
設定されたデータマップを用いてエンジンの目標エンジ
ン回転数を算出することを特徴とする。
【0026】請求項5の発明は、冷媒圧力に基づいてエ
ンジンの目標エンジン回転数を算出する目標エンジン回
転数算出手段が、冷媒圧力が低くなるに応じてエンジン
回転数を高くなるように設定されたデータマップを用い
てエンジンの目標エンジン回転数を算出するため、例え
ば冷媒圧力が高い場合には目標エンジン回転数を低く設
定することで低エンジン回転数とし、冷媒圧力を高騰を
防止してエンジン負荷を低減させることができる。従っ
て、結果的にエンジン音や燃料消費量を低減することが
できる。
【0027】また、冷媒圧力が低い場合には目標エンジ
ン回転数を高く設定することで高エンジン回転数とし、
なるべく充電効率最適回転数に近づけ、充電時間の短縮
を図ることができ、エンジン音や燃料消費量を低減する
ことができる。
【0028】請求項6に記載の発明によるエンジン制御
装置は、図1で点線範囲内に示したように、バッテリ残
容量と比較して充電動作を終了するか否かを判断するた
めの充電完了値をエアコン切換モードが高負荷モードで
あるときは低く設定し、エアコン切換モードが低負荷モ
ードであるときは高く設定する充電完了値設定手段を有
することを特徴とする。
【0029】これによれば、充電完了値設定手段は、バ
ッテリの充電を終了させるための充電完了値をエアコン
切換モードが高負荷モードであるときは低く設定し、エ
アコン切換モードが低負荷モードであるときは高く設定
する。
【0030】従って、高負荷モードの場合は最低限必要
な電圧を確保できる程度の充電量を充電完了値とするこ
とによって、早期に充電を終了させ、冷媒圧力の高騰を
抑制することができる。これにより、エンジン負荷を低
減させエンジン音及び燃料消費量の低減を図ることがで
きる。
【0031】また、低負荷モードの場合は、充電完了値
を高めとすることで、効率的な充電を行い充電期間を短
縮化し、エンジン音及び燃料消費量の低減を図ることが
できる。
【0032】請求項7に記載の発明によるエンジン制御
装置は、エンジン制御装置が、エンジンと、エンジンの
運転により駆動される発電器と、発電器により発電され
た電力を貯留するバッテリと、バッテリからの電力供給
により駆動されるモータとを備えたハイブリッド車に使
用されることを特徴とする。
【0033】これによれば、エアコン負荷が高い場合は
エンジン回転数をなるべく低く抑え、また、充電完了値
も低くすることで、走行に必要な電圧をバッテリに確保
しつつ、エンジン負荷を低減し、停車時におけるエンジ
ン音及び燃料消費量を低減することができる。
【0034】一方、エアコン負荷が低い場合はエンジン
回転数を高めに設定し、また、充電完了値も高く設定す
ることで、フル充電には至らないがモータによる走行に
は十分な電圧を早期に確保し、停止時におけるエンジン
運転時間を短縮化してエンジン音及び燃料消費量を低減
することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。尚、従来と同様の構成要素に
は同一の符号を付することでその詳細な説明を省略す
る。図2は、本実施の形態における制御ブロック図であ
る。
【0036】ハイブリッド車は、図2に示すように、エ
ンジン制御部10(E/G-ECU)、バッテリ制御部20(B
ATT-ECU)、充電制御部30(HEV-ECU)を有する。
【0037】エンジン制御部10は、エンジン燃焼室へ
の燃料噴射量などを制御してエンジンの運転制御を行う
ものであり、エンジン回転数を検出するエンジン回転数
センサ11、エアコンの冷媒圧力Pdを検出する冷媒圧力
センサ12、車速VSを検出する車速センサ、エアコンモ
ードスイッチセンサ14が接続されている。
【0038】エアコンモードスイッチセンサ14は、エ
アコンモードスイッチが「OFF」、「A/C」、「ECON」の
いずれのモードにあるかを検出するセンサである。エア
コンモードスイッチが「OFF」の場合はエアコンの運転
が停止され、「A/C」の場合はエアコンの通常運転がな
され、「ECON」の場合はエアコンの省エネルギ運転がな
される。
【0039】バッテリ制御部20は、ハイブリッド車の
走行モータ102に用いられるバッテリ104の電流値
を検出する電流センサ21、電圧値を検出する電圧セン
サ22、バッテリの温度を検出する温度センサ23が接
続されており、これら各センサからの入力信号に基づい
てバッテリ104の現在のバッテリ残容量socを算出す
る。
【0040】充電制御部30は、バッテリ制御部20に
より算出されたバッテリ残容量socとエンジン制御部1
0により算出されたエアコンの冷媒圧力Pdに基づいて停
車充電モードにおける目標エンジン回転数Niを算出
し、エンジン制御部10が入力したエアコンモードスイ
ッチセンサ14からの信号に基づいてエアコン負荷を検
出し、エアコン負荷に基づいて後述する充電完了値を設
定する。
【0041】充電制御部30により算出された目標エン
ジン回転数Niは、エンジン制御部10に出力され、エ
ンジン制御部10によってエンジン回転数が目標エンジ
ン回転数Niとなるように制御が行われる。
【0042】充電制御部30は、バッテリ制御部20か
ら入力するバッテリ残容量socと充電完了値とを比較
し、バッテリ残容量socの方が大きくなったと判断した
場合は、エンジン制御部10に対して充電動作を終了さ
せる充電終了信号を出力する。充電終了信号を受けたエ
ンジン制御部10は、バッテリ104に充電を行うため
のエンジン運転を終了する。
【0043】次に、バッテリの充電制御方法についてフ
ローチャートを用いて説明する。図3は、停車充電モー
ドにおけるメインルーチンである。まず最初にステップ
S1では、走行状態(V≠0)から車速が0になった
(V=0)か否か、即ち車両が停車したか否かが判断さ
れる。
【0044】エンジン制御部10は車速センサ13から
の入力に基づいて判断を行い、走行状態から車速が0に
なったと検出した場合(Yes)は、バッテリ充電動作
を行うか否かの判断を行うべくステップS2以降に移行
し、車速が走行状態のままである又は既に停車して本ル
ーチンを一回実行している場合(NO)には本ルーチン
を抜ける(リターン)。このステップS1の判断処理に
よって本ルーチンは停車するごとに一回だけ実行され
る。
【0045】ステップS2では、現在のバッテリ残容量
socが算出される。バッテリ残容量socは、バッテリ制御
部20において電流センサ21、電圧センサ22、温度
センサ23からの検出信号に基づいて算出される。
【0046】ステップS3では、ステップS2で算出し
たバッテリ残容量socが予め設定された閾値以下である
か否かが判断される。ここで、バッテリ残容量socが閾
値以下である場合(Yes)は、バッテリ充電動作を行
うべくステップS4に移行し、閾値よりも大きい場合
(NO)は、停車時におけるバッテリ充電動作を行わな
いとして本ルーチンを抜ける(リターン)。
【0047】ステップS4では、後述するサブルーチン
によって目標エンジン回転数Niと充電完了値が設定さ
れる(請求項1の目標エンジン回転数設定手段と請求項
6の充電完了値設定手段に対応)。そして、ステップS
5では、ステップS2で算出したバッテリ残容量socが
ステップS4で設定された充電完了値以下であるか否か
が判断される。
【0048】ここで、バッテリ残容量socが充電完了値
以下である場合(Yes)は、バッテリ充電動作を行う
べくステップS6に移行し、バッテリ残容量socが充電
完了値を越える場合(NO)は、バッテリ充電動作は行
わないとして本ルーチンを抜ける(リターン)。
【0049】ステップS6では、ステップS4で設定さ
れた目標エンジン回転数Niでエンジンの運転制御が行
われ(請求項1のエンジン回転数制御手段に対応)、ス
テップS7では、バッテリ残容量socがステップS4で
設定された充電完了値を越えるか或いは走行開始が判断
される。
【0050】ここで、バッテリ残容量socが充電完了値
を越えた若しくは車両が走行を開始した(VS≠0)場合
(Yes)は、ステップS8に移行し、停車時における
バッテリ充電動作が終了される。そして、本ルーチンを
抜ける(リターン)。
【0051】次に、本発明の特徴的な部分であるステッ
プS4における目標エンジン回転数Niと充電完了値の
設定方法について説明する。図4は、目標エンジン回転
数Niと充電完了値を設定するためのサブルーチンであ
る。ステップS11では、エアコンの冷媒圧力Pdが検出
され(請求項1の冷媒圧力検出手段に対応)、ステップ
S12では、バッテリ残容量socが算出される(請求項
1の残容量算出手段に対応)。
【0052】そして、ステップS13では、エアコンモ
ードスイッチセンサ14によりエアコンモードスイッチ
のポジションが検出される。ここで、エアコンモードス
イッチが「A/C」である場合は、バッテリ104の充電
よりもエアコンの冷媒圧力Pdを重視した目標エンジン回
転数Niと充電完了値を設定すべくステップS14以降
に移行する。
【0053】ステップS14では、バッテリ残容量soc
に基づいて目標エンジン回転数NiAsocが算出される。
目標エンジン回転数NiAsocの算出は、予め設定され記
憶されたデータマップAを用いて行われる。図5は、バ
ッテリ残容量socに基づいて目標エンジン回転数を算出
するためのデータマップAである。
【0054】データマップAは、バッテリ残容量socが
高くなる、即ちフル充電(100%)に近づくに応じて
エンジン回転数が低くなるように設定されている。図7
は、A/CモードとECONモードにおけるバッテリ残容量soc
と目標エンジン回転数Niとの関係を示すグラフであ
る。従って、例えばバッテリ残容量socが高い場合は低
いエンジン回転数が算出され、反対にバッテリ残容量so
cが低い場合は高いエンジン回転数が算出される。
【0055】データマップAによれば、目標エンジン回
転数Niは、例えば現在のバッテリ残容量socが54%
未満であるときは1600rpmに設定され、残容量so
cが54%以上56%未満であるときは1550rpm
に設定される。
【0056】ステップS15では、冷媒圧力Pdに基づい
て目標エンジン回転数NiAPdが算出される。目標エン
ジン回転数NiAPdの算出は、同様に予め設定されたデ
ータマップBを用いて行われる。図6は、冷媒圧力Pdに
基づいて目標エンジン回転数を算出するためのデータマ
ップBである。
【0057】データマップBは、冷媒圧力Pdが高くなる
に応じてエンジン回転数が低くなるように設定されてい
る。図8は、A/CモードとECONモードにおける冷媒圧力P
dと目標エンジン回転数Niとの関係を示すグラフであ
る。従って、例えば冷媒圧力が高い場合には低いエンジ
ン回転数が算出され、反対に冷媒圧力が低い場合には高
いエンジン回転数が算出される。
【0058】データマップBによれば、目標エンジン回
転数Niは、例えば現在の冷媒圧力Pdが約170kPa
(17kg/cm2 )未満であるときは1600rpmに設
定され、冷媒圧力Pdが約170kPa(17kg/cm2 )以上
約180kPa(18kg/cm2 )未満であるときは1550
rpmに設定される。
【0059】ステップS16では、ステップS14及び
ステップS15で算出された目標エンジン回転数NiAs
ocと目標エンジン回転数NiAPdとが比較され、エンジ
ン回転数のより低い方が選択され、目標エンジン回転数
Niとして設定される。
【0060】ここで、例えば仮に、外気温度及び室温が
高くエアコンの冷却効率が低下した状態でA/Cモードが
選択された場合、停車時のエンジン運転の駆動力は要求
エアコン負荷に対して過大となり、この結果、エアコン
の冷媒圧力Pdが過剰に増大されて、更にエアコンの冷却
効果の低下を招くことが懸念される。
【0061】従って、このような状況下では、エンジン
回転数をより低く設定することによって、冷媒圧力Pdを
低下させ、これによってエンジン負荷を小さくし、結果
としてエンジン音及び燃料消費量も低減することができ
る。
【0062】ステップS17では、充電完了値がフル充
電の60%に設定される。これにより、モータ走行に必
要な電圧をバッテリ104に確保しつつ、早期に充電動
作を終了することができる。従って、停車時におけるエ
ンジン音及び燃料消費量を低減することができる。
【0063】ステップS13でエアコンモードスイッチ
が「ECON」である場合は、バッテリの充電を重視した目
標エンジン回転数Niと充電完了値を設定すべくステッ
プS18以降に移行する。
【0064】ステップS18では、バッテリ残容量soc
に基づいて目標エンジン回転数NiEsocが算出される。
目標エンジン回転数NiEsocの算出は、予め設定され記
憶されたデータマップA′を用いて行われる。図9は、
バッテリ残容量socに基づいて目標エンジン回転数を算
出するためのデータマップA′である。
【0065】データマップA′は、バッテリ残容量soc
が高くなる、即ちフル充電(100%)に近づくに応じ
てエンジン回転数が低くなるように設定されており、例
えばバッテリ残容量socが高い場合は低いエンジン回転
数が算出され、反対にバッテリ残容量socが低い場合は
高いエンジン回転数が算出される。
【0066】データマップA′によれば、目標エンジン
回転数Niは、例えば現在のバッテリ残容量socが64
%未満であるときは1600rpmに設定され、残容量
socが64%以上66%未満であるときは1550rp
mに設定される。尚、図7にて点線で示すように、ECON
モードにおけるエンジン回転数の方が、A/Cモードより
も高めに設定されている。
【0067】ステップS19では、冷媒圧力Pdに基づい
て目標エンジン回転数NiEPdが算出される。目標エン
ジン回転数NiEPdの算出は、予め設定されたデータマ
ップB′を用いて行われる。図10は、冷媒圧力Pdに基
づいて目標エンジン回転数を算出するためのデータマッ
プB′である。
【0068】データマップB′は、冷媒圧力が高くなる
に応じてエンジン回転数が低くなるように設定されてい
るおり、例えば冷媒圧力が高い場合には低いエンジン回
転数が算出され、反対に冷媒圧力が低い場合には高いエ
ンジン回転数が算出される。
【0069】データマップB′によれば、目標エンジン
回転数Niは、現在の冷媒圧力Pdが約180kPa(18k
g/cm2)未満であるときは1600rpmに設定され、
冷媒圧力Pdが約180kPa(18kg/cm2)以上で約19
5kPa(19.5kg/cm2)未満であるときは1550r
pmに設定される。また、図8にて点線で示すように、
ECONモードにおけるエンジン回転数の方が、A/Cモード
よりも高めに設定されている。
【0070】ステップS20では、ステップS18及び
ステップS19で算出された目標エンジン回転数NiEs
ocと目標エンジン回転数NiEPdとが比較され、エンジ
ン回転数のより高い方が選択され、目標エンジン回転数
Niとして設定される。
【0071】ECONモードが選択されている場合、外気温
が高くなく室温が適正で、停車時のエンジン運転ではエ
アコン負荷が小さく、エンジン負荷も小さいと推測する
ことができる。
【0072】従って、このような状況下では、エアコン
の冷媒圧力は、適正レベルかそれよりも低いレベルであ
るため、エンジン回転数を高めに設定してもエンジン負
荷を大幅に増大させることはなく、また、エアコン制御
においてサーモカットの作動が早めに設定されているた
め、冷媒圧力が高圧状態を維持することはなく、エアコ
ンによるエンジン負荷も少ない。
【0073】また、高めのエンジン回転数によって、早
期に多くの電圧が確保できるため、停車時におけるエン
ジン運転時間を短縮することができ、エンジン運転によ
る騒音や燃料消費量を低減することができる。従って、
バッテリ104への充電を優先する制御を行い、より多
くの電圧を確保する。
【0074】ステップS21では、充電完了値がフル充
電の70%に設定される。これにより、より多くの電圧
をバッテリ104に確保しつつ、早期に充電動作を終了
することができる。従って、エンジン運転時間を短縮す
ることができ、エンジン運転による騒音や燃料消費量を
低減することができる。
【0075】また、ステップS13でエアコンモードス
イッチが「OFF」である場合は、バッテリの充電を重視
した目標エンジン回転数Niと充電完了値を設定すべく
ステップS22以降に移行する。
【0076】ステップS22では、目標エンジン回転数
Niは充電効率が最もよいエンジン回転数である充電効
率最適回転数(本実施の形態では1600rpm)に設
定され、ステップS23では、充電完了値がフル充電の
70%に設定される。
【0077】これにより、エアコンモードスイッチがOF
Fであるとき、即ちエアコン負荷がないときは、充電効
率が最もよいエンジン回転数で、バッテリ残容量socが
フル充電の70%を越えるまでエンジン運転が行われ
る。
【0078】従って、バッテリ残容量socを早期に充電
完了値まで到達させることができ、停車時におけるエン
ジン運転期間をより短縮することができる。従って、エ
ンジン運転による騒音や燃料消費量を低減することがで
きる。
【0079】尚、本発明は上述の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨内で種々の変更が可能で
ある。例えば、上述の実施の形態では、目標エンジン回
転数Niと充電完了値の両方を設定したが、いずれか一
方でもよい。また、エアコン負荷を検出する手段とし
て、上述の実施の形態ではエアコンモードスイッチのポ
ジションに基づいて行っているが、他の方法で検出して
もよい。
【0080】更に、上述の実施の形態では、ハイブリッ
ド車のハイブリッドシステムを例に用いて説明したが、
通常の自動車、即ち、エンジン駆動により走行を行いか
つ補機類用のバッテリに充電を行う自動車のアイドル運
転時の制御に用いてもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ジン制御装置によれば、バッテリ残容量とエアコンの冷
媒圧力に基づいてエンジンの目標エンジン回転数を設定
するため、バッテリ残容量とエアコン冷媒圧力の両方の
状態を考慮したエンジン制御を行うことができる。
【0082】即ち、例えばバッテリ残容量が多く冷媒圧
力が高い場合には目標エンジン回転数が低く設定される
ことにより、冷媒圧力の不要な増大を防止してエンジン
負荷を低減させ、エンジン音や燃料消費量の低減を図る
ことができる。また、バッテリ残容量が少なく冷媒圧力
が低い場合には目標エンジン回転数が高く設定されるこ
とにより、バッテリの充電時間を短縮化し、燃料消費量
を抑えることができる。
【0083】また他の発明のよれば、エアコン負荷に基
づいて充電完了値が設定されるため、エアコン負荷が高
い場合には充電完了値を低く設定することによって、早
期に最低限必要な電圧を確保し、バッテリの充電時間を
短縮化し、エンジン運転による騒音及び燃料消費量を低
減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明を概念的に示したブロッ
ク図である。
【図2】本実施の形態における制御ブロック図である。
【図3】停車充電モードにおけるメインルーチンであ
る。
【図4】目標エンジン回転数と充電完了値を設定するた
めのサブルーチンである。
【図5】バッテリの残容量に基づいて目標エンジン回転
数を算出するためのデータマップである。
【図6】冷媒圧力に基づいて目標エンジン回転数を算出
するためのデータマップである。
【図7】バッテリの残容量と目標エンジン回転数との関
係を示すグラフである。
【図8】冷媒圧力と目標エンジン回転数との関係を示す
グラフである。
【図9】バッテリの残容量に基づいて目標エンジン回転
数を算出するためのデータマップである。
【図10】冷媒圧力に基づいて目標エンジン回転数を算
出するためのデータマップである。
【図11】ハイブリッド車のハイブリッドシステムの要
部を概念的に示す図である。
【符号の説明】
1 残容量検出手段 2 冷媒圧力検出手段 3 目標エンジン回転数設定手段 4 エンジン回転数制御手段 5 充電完了値設定手段 10 エンジン制御部(E/G-ECU) 12 冷媒圧力センサ 13 車速センサ 14 エアコンモードスイッチセンサ 20 バッテリ制御部(BATT-ECU) 30 充電制御部(HEV-ECU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/06 F02D 29/06 E Fターム(参考) 3D035 AA05 3G093 AA01 AA12 AA16 BA19 BA32 CA08 DB19 DB25 DB28 EA03 FA10 5H115 PA05 PA12 PG04 PI16 PI22 PI29 PU01 PU25 QN03 RE02 RE05 SE05 SE06 TB01 TI02 TI05 TI06 TI10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの運転によりバッテリに充電を
    行うエンジン制御装置において、 バッテリの残容量を算出する残容量算出手段と、 エアコンの冷媒圧力を検出する冷媒圧力検出手段と、 前記バッテリ残容量と前記エアコンの冷媒圧力に基づい
    て前記エンジンの目標エンジン回転数を設定する目標エ
    ンジン回転数設定手段と、 エンジン回転数を目標エンジン回転数に制御するエンジ
    ン回転数制御手段と、を有することを特徴とするエンジ
    ン制御装置。
  2. 【請求項2】 車速を検出する車速検出手段と、 エアコン切換モードを検出するエアコン切換モード検出
    手段と、 バッテリ残容量に基づいてエンジンの目標エンジン回転
    数を算出する目標エンジン回転数算出手段と、 冷媒圧力に基づいてエンジンの目標エンジン回転数を算
    出する目標エンジン回転数算出手段と、を有し、 前記目標エンジン回転数設定手段は、車速がゼロでかつ
    エアコン切換モードが高負荷モードであるときはバッテ
    リ残容量に基づいて算出した目標エンジン回転数と冷媒
    圧力に基づいて算出した目標エンジン回転数のいずれか
    低い方の目標エンジン回転数を前記目標エンジン回転数
    として選択することを特徴とする請求項1に記載のエン
    ジン制御装置。
  3. 【請求項3】 車速を検出する車速検出手段と、 エアコン切換モードを検出するエアコン切換モード検出
    手段と、 前記バッテリ残容量に基づいて前記エンジンの目標エン
    ジン回転数を算出する目標エンジン回転数算出手段と、 前記冷媒圧力に基づいて前記エンジンの目標エンジン回
    転数を算出する目標エンジン回転数算出手段と、を有
    し、 前記目標エンジン回転数設定手段は、車速がゼロでかつ
    エアコン切換モードが低負荷モードであるときは前記バ
    ッテリ残容量に基づいて算出した目標エンジン回転数と
    冷媒圧力に基づいて算出した目標エンジン回転数のいず
    れか高い方の目標エンジン回転数を前記目標エンジン回
    転数として選択することを特徴とする請求項1又は2に
    記載のエンジン制御装置。
  4. 【請求項4】 前記バッテリ残容量に基づいて前記エン
    ジンの目標エンジン回転数を算出する目標エンジン回転
    数算出手段は、 前記バッテリ残容量が少なくなるに応じてエンジン回転
    数が高くなるように設定されたデータマップを用いて目
    標エンジン回転数を算出することを特徴とする請求項2
    又は3に記載のエンジン制御装置。
  5. 【請求項5】 前記冷媒圧力に基づいてエンジンの目標
    エンジン回転数を算出する目標エンジン回転数算出手段
    は、 冷媒圧力が低くなるに応じてエンジン回転数を高くなる
    ように設定されたデータマップを用いてエンジンの目標
    エンジン回転数を算出することを特徴とする請求項2〜
    4のいずれかに記載のエンジン制御装置。
  6. 【請求項6】 前記バッテリ残容量と比較して充電動作
    を終了するか否かを判断するための充電完了値をエアコ
    ン切換モードが高負荷モードであるときは低く設定し、
    エアコン切換モードが低負荷モードであるときは高く設
    定する充電完了値設定手段を有することを特徴とする請
    求項2〜5のいずれかに記載のエンジン制御装置。
  7. 【請求項7】 前記エンジン制御装置は、エンジンと、
    エンジンの運転により駆動される発電器と、発電器によ
    り発電された電力を貯留するバッテリと、該バッテリか
    らの電力供給により駆動されるモータとを備えたハイブ
    リッド車に使用されることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれかに記載のエンジン制御装置。
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