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JP2001250331A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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Publication number
JP2001250331A
JP2001250331A JP2000060873A JP2000060873A JP2001250331A JP 2001250331 A JP2001250331 A JP 2001250331A JP 2000060873 A JP2000060873 A JP 2000060873A JP 2000060873 A JP2000060873 A JP 2000060873A JP 2001250331 A JP2001250331 A JP 2001250331A
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JP
Japan
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signal processing
processing data
data
information
recording medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000060873A
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English (en)
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JP2001250331A5 (ja
Inventor
Kazunori Onchi
一憲 恩地
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
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Publication of JP2001250331A publication Critical patent/JP2001250331A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号処理部の信号処理データを書換え可能な
記憶手段に記憶し、外部から供給される信号処理データ
で書換えられるように構成されているため、再生が対応
されていない記録方式の情報データを容易に再生し得
る。 【解決手段】 CD24に記録されている情報データを
再生するための信号処理データが、フラッシユROM5
8に記憶されている信号処理データ以外の信号処理デー
タである場合には、信号処理部57はフラッシユROM
58に記録された信号処理データを、CD−ROM26
に記録されている信号処理データに書換える。即ち、記
憶手段の信号処理データを書換えることにより、現在再
生すべき情報データに迅速に対応できる。従って、CD
プレーヤにおいて、複数種類の信号処理データを処理す
るための、多数の専用デコーダ或いは大容量のROMな
どが不要となるので、ハードウェアが単純な構成とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に記録さ
れている情報データを再生する情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のCD(コンパクトディスク)は、
CD−DA(コンパクトディスク・デジタルオーディ
オ)フォーマットのほかに情報データの記録方式の異な
るCDとしてMP3(MPEG−1(Moving Picture
Experts Group−1)Audio Layer III)など圧
縮規格の異なるファイルの記録されたCD−ROMなど
が多数存在する。
【0003】そして、情報再生装置の中には、CDの記
録方式に対応できるように、CD−DAだけでなく、他
の規格によって符号化された記録データのCDを再生で
きるものがある。
【0004】以下、図3に基づいて、従来例の情報再生
装置であるCDプレーヤを説明する。なお、このCDプ
レーヤは、CD−DA及びCD−ROMのデジタル情報
を読み出すことができるものである。
【0005】CDプレーヤの中央処理装置で構成される
システム制御部40には、ピックアップ制御部42,再
生アンプ50,CDデコーダ52,CD−ROMデコー
ダ54,信号処理部56が接続されている。
【0006】信号処理部56には専用デコーダ1,専用
デコーダ2,及び専用デコーダ3が内蔵されており、3
個の専用デコーダはそれぞれ異なる圧縮規格に対応する
デコーダとなっている。例えば、専用デコーダ1がMP
3規格用のものであれば、専用デコーダ1はMP3フォ
ーマットで処理された音声データを復号化する。
【0007】ピックアップ制御部42には、図示しない
ターンテーブルのスピンドル44を回転させるスピンド
ルモータ46と,ピックアップ48をスライドさせるス
ライドモータ49が接続されている。なお、スピンドル
モータ46及びスライドモータ49は、ピックアップ制
御部42の制御信号で制御され、スピンドル44の回転
速度及びピックアップ48のスライド位置などを制御す
る。
【0008】また、ターンテーブルにはCD−DA,C
D−ROMなどのCD24が載置され、ピックアップ4
8がCD24に記録されたデータを読み取る。このデー
タは、再生アンプ50,CDデコーダ52,CD−RO
Mデコーダ54,信号処理部56,及びシステム制御部
40を経て、デシタル信号をアナログ信号に変換するD
AC60及び62へ供給される。
【0009】DAC60はオーディオ信号用の変換装置
であり、DAC60で変換されたオーディオアナログ信
号は出力端子61へ出力される。DAC62はビデオ信
号用の変換装置であり、DAC62で変換されたビデオ
アナログ信号は出力端子63へ出力される。
【0010】システム制御部40の図示しないメモリに
は、CD24の記録方式を判断するための情報が予め記
憶されていると共に、信号処理部56にある専用デコー
ダ1乃至3の記録方式の種類が予め記憶されている。
【0011】また、システム制御部40には、図示しな
い電源キー,再生キー,スキップキー,ストップキー,
数字を入力するためのジョグダイヤル,エンタキーなど
を備える操作部66と、操作部66などの操作に基づい
た表示内容が表示される表示部68が接続されている。
【0012】次に、図4のフローチャートに基づき、図
3に示すCDプレーヤの再生処理を説明する。なお、本
フローチャートは、CDプレーヤの再生キーが操作され
た後の処理についての説明である。
【0013】ステップ200において、ピックアップ4
8の読取信号(再生信号)に基づき、CD24がCDプ
レーヤに装着されたか否かを判断する。CD24が装着
されている場合には、ステップ202において、CDデ
コーダ52またはCD−ROMデコーダ54に供給され
た再生信号に基づき、CD24がCD−DAかCD−R
OMかを判断すると共に、CD−ROMの場合にはMP
3などの記録方式の種類を判断する。
【0014】即ち、ステップ202は、CD24の記録
方式の種類(以下、「CD24の種類」という)を判断
する。ステップ204において、表示部68にCD24
の種類を表示させる。なお、ステップ200の処理は、
CD24がCDプレーヤに装着されるまで続けられる。
【0015】ステップ206において、CD24が再生
可能か否かを判断する。再生可能な場合には、ステップ
208において、例えば専用デコーダ1を選択し復号処
理を行い、CD24に記録されている情報データを再生
する。
【0016】再生が不可能な場合には、CD24に記録
されている情報データを再生することなく、終了する。
なお、この場合には、CD24が再生できない旨を表示
部68に表示する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3のCD
プレーヤにおいて、信号処理部56内の専用デコーダ1
乃至3で対応できないCDの場合には、該CDに記録さ
れている情報データを復号できない。即ち、ユーザは、
図3のCDプレーヤにおいて、該CDに記録された情報
データを再生することができないという不都合が生ず
る。
【0018】即ち、図3のCDプレーヤにおいて、専用
デコーダ1乃至3では復号処理できない情報データが記
録されたCDの情報データを再生するためには、該記録
データに対応する専用デコーダが必要となり、ハードウ
ェアが複雑になるという不都合が生ずる。
【0019】なお、上記CDの情報データを再生するの
に用いる信号処理データを、プログラムとしてソフト的
に供給する場合には、大量の信号処理データを記憶させ
る必要が生じるので、大容量のROMが必要になるとい
う不都合が生ずる。
【0020】また、近年では、例えばMPEG規格など
で制定される圧縮技術などが進歩している。そのため、
今後多数の圧縮技術が出現するものと考えられるが、図
3の例のような構成では、今後出現するであろう圧縮規
格などの記録方式に迅速に対応できないという不都合が
生ずる。
【0021】そこで、本発明は、上記事情を考慮し、信
号処理部の信号処理データを書換え可能な記憶手段に記
憶し、外部から入力される信号処理データで書換えられ
るように構成されているため、再生が対応されていない
記録方式の情報データを容易に再生し得る情報再生装置
を提供するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の情報再生装置
は、記録媒体に記録されている情報データを読み取る読
取手段と、前記情報データを復号するための信号処理デ
ータを、書換え可能な状態で記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶されている信号処理データによって前記
情報データが再生可能かを判断する判断手段と、前記判
断手段により、前記情報データが再生できないと判断さ
れた場合に、前記記憶手段に記録された信号処理データ
が、外部から入力される信号処理データに書換えられる
書換手段と、を備える。
【0023】読取手段は、記録媒体に記録されている情
報データを読み取る。判断手段は、読取手段で読み取ら
れた情報データが、記憶手段に記憶されている信号処理
データで復号可能か否かを判断する。そして、判断手段
が復号可能であると判断した場合には、記憶手段に記憶
されている信号処理データに基づき情報データを復号
し、記録媒体に記録された情報データを再生する。
【0024】一方、判断手段が復号できないと判断した
場合即ち記録媒体に記憶されている情報データを復号す
るための信号処理データが、記憶手段に記憶されている
信号処理データ以外の信号処理データである場合には、
ユーザは情報再生装置の外部から信号処理データを入力
する。そして、書換手段は、記憶手段に記録された信号
処理データを、情報再生装置の外部から入力される信号
処理データに書換える。
【0025】上記書換えられた信号処理データが、記録
媒体に記録されている情報データを復号するための信号
処理データである場合には、記憶手段に新たに記憶され
た信号処理データに基づき情報データを復号し、記録媒
体に記録された情報データを再生する。
【0026】本発明によれば、書換手段は記憶手段に記
録された信号処理データを情報再生装置の外部から入力
される信号処理データに書換えることができるので、記
憶手段の信号処理データを書換えることにより、再生す
べき情報データに迅速に対応できる。また、例えば新し
い圧縮規格などが出現した場合にも、新しい圧縮規格の
信号処理データを外部より入力することにより迅速に記
憶手段に記憶させることできる。
【0027】即ち、情報再生装置において、複数種類の
信号処理データを処理するための、多数の専用デコーダ
或いは大容量のROMなどが不要となるので、ハードウ
ェアが単純な構成となる。
【0028】従って、本発明によれば、記憶手段に記憶
されている信号処理データ以外の信号処理データで記録
媒体を再生する必要がある場合でも、記憶手段を情報再
生装置の外部から入力される信号処理データに書換える
ことができる構成となっているので、効率よく記録媒体
の情報データを再生できる。
【0029】なお、情報再生装置の外部から信号処理デ
ータを入力する手段としては、請求項2に記載するよう
に、信号処理データが予め記録されているCD−ROM
などの信号処理データ記録媒体を、読取手段から読み取
り、記憶手段に記憶するようにしても良い。また、請求
項3に記載するように、信号処理データを情報再生装置
の外部から入力されるICカードスロットなどの入力手
段を設け、この入力手段に例えばメモリカードなどを装
填して、メモリカードに記録されている信号処理データ
を記憶手段に記憶するようにしても良い。
【0030】また、本発明では、記憶手段には信号処理
データが複数記憶可能であり、かつ記録媒体の再生に伴
う信号処理データの使用回数に応じて信号処理データに
優先順位を付すると共に、書換手段が優先順位の低い信
号処理データから書換えるようにしても良い。即ち、記
憶手段に記憶されている信号処理データの使用回数に応
じ、優先順位の低い(使用頻度の少ない)信号処理デー
タを、新たに入力された信号処理データに書換え更新す
る。
【0031】さらに、本発明において、記録媒体にはさ
らに情報データを復号するための信号処理データが記録
され、書換手段によって、記憶媒体に記憶された信号処
理データを、読取手段により記録媒体から読み取られた
信号処理データに書換えられるようにしても良い。
【0032】なお、本発明において、記憶手段は交換可
能としても良い。この場合、記憶手段内の信号処理デー
タの書換えを、情報再生装置以外のパソコンなどで行う
ようにしても良い。また、上記構成においては、信号処
理データが予め記録されているROMなどの記録媒体に
交換できるようにしても良い。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2に基づいて、
本発明の一実施形態である情報再生装置について説明す
る。本実施形態の情報再生装置であるCDプレーヤは、
図3に示す従来例と同様に、CD−DA及びCD−RO
Mのデジタル情報を読み出すことができるものである。
【0034】図1は本実施形態のCDプレーヤのブロッ
ク図、図2は図1に示すCDプレーヤの再生処理に関す
るフローチャートである。なお、図1において、図3に
対応する部分には同一符号を付してその詳細説明は省略
する。
【0035】図1に示すように、書込手段の一部を構成
する信号処理部57には信号処理データが記憶された書
換え可能な記憶手段であるフラッシユROM58が接続
されており、このフラッシユROM58内には書込手段
の一部を構成する書込み制御用のローダプログラムが記
憶されている。そして、このローダプログラムにより、
情報データを再生するための信号処理データがフラッシ
ユROM58に書き込まれる。
【0036】なお、フラッシユROM58は、その記憶
容量に応じ、信号処理データを複数記憶できるようにし
ても良い。この場合、記録媒体の再生に伴う信号処理デ
ータの使用回数に応じて信号処理データに優先順位を付
し判断手段であるシステム制御部40のメモリに記憶さ
せるようにしても良い。信号処理データの使用回数は、
システム制御部40の図示しないカウンタによってカウ
ントする。
【0037】さらに、本発明においては、フラッシユR
OM58に記憶されている信号処理データの使用回数に
応じ、優先順位の低い(使用頻度の少ない)信号処理デ
ータを、新たに入力された信号処理データに書換え更新
し得るようにして良い。
【0038】なお、本発明は、フラッシユROM58な
どの記憶手段を、CDプレーヤ本体に対して外付けと
し、かつ交換可能としても良い。この場合、フラッシユ
ROM58内の信号処理データの書換えを、CDプレー
ヤ以外のパソコンなどで行うようにしても良い。また、
上記構成においては、信号処理データが予め記録されて
いるROMに交換できるようにしても良い。
【0039】システム制御部40は、そのメモリにCD
プレーヤに装着されるCD24の種類が記憶されると共
に、フラッシユROM58内に記憶されている信号処理
データが例えばMP3であることを記憶する。
【0040】そして、システム制御部40は、CD24
に例えばMP3の記録方式で記録されたデータがあると
判断し、かつフラッシユROM58内に記憶されている
信号処理データにMP3の信号処理データがあると判断
した場合に、信号処理部57がフラッシユROM58内
の信号処理データを読出し、この読出された信号処理デ
ータによりCD24の情報データを復号処理する。その
他の構成は、図3に示す例と同様であるので、説明は省
略する。
【0041】次に、図2に示すフローチャートに基づ
き、図1に示すCDプレーヤの再生処理を説明する。な
お、本フローチャートは、CDプレーヤの再生キーが操
作された後の処理についての説明である。
【0042】ステップ100において、ピックアップ4
8の読取信号(再生信号)に基づき、CD24がCDプ
レーヤに装着されたか否かを判断する。CD24が装着
されている場合には、ステップ102において、CDデ
コーダ52またはCD−ROMデコーダ54に入力され
た再生信号に基づき、CD24がCD−DAかCD−R
OMかを判断すると共に、CD−ROMの場合にはMP
3などの記録方式を判断する。
【0043】即ち、ステップ102は、CD24のTO
C(Table Of Contents)を読み出すことより、CD
24の信号処理データの種類(以下、「CD24の種
類」という)を判断する。ステップ104において、表
示部68にCD24の種類を表示させる。なお、ステッ
プ104においては、CD24の種類をシステム制御部
40のメモリに記憶させる。また、ステップ100の処
理は、CD24がCDプレーヤに装着されるまで続けら
れる。
【0044】ステップ106において、CD24が再生
可能か否かを判断する。再生が不可能な場合には、ステ
ップ108において、表示部68にCD24が再生でき
ない旨を表示させる。なお、ステップ108の処理で、
併せてステップ104の「CD24の種類」を表示させ
るようにしても良い。この場合には、CD24が再生で
きない理由を把握することができ、後述するCD−RO
M26の用意が確実に行える。
【0045】また、ステップ108の処理は、上記表示
の他に、警告信号を出力端子61へ出力させ、出力端子
61に接続されるスピーカなどから「CD24が再生で
きない」という警告音声を出力させるようにしても良
い。この場合、さらに「CD24の種類」を音声で出力
するようにしても良い。
【0046】ステップ110において、信号処理データ
が記録されている信号処理データ記録媒体であるCD−
ROM26(図1の想像線参照)がCDプレーヤに装着
されたか否かを判断する。即ち、ステップ110の処理
は、ユーザがステップ108の処理で「CD24が再生
できない」と認識するので、CD−ROM26を用意し
てCDプレーヤに装着することが前提となる。なお、ス
テップ110の処理は、CD−ROM26がCDプレー
ヤに装着されるまで続けられる。
【0047】CD−ROM26が装着されている場合に
は、ステップ112において、CD−ROM26に記録
されている信号処理データをピックアップ48が読み出
す。そして、ステップ114において、ピックアップ4
8で読み出されたCD−ROM26の信号処理データは
システム制御部40へ供給され、CD−ROM26の信
号処理データが先にCDプレーヤに装着されたCD24
の記録方式に対応するか否かを判断する。
【0048】CD24の記録方式に対応している場合に
は、ステップ116において、フラッシユROM58に
記憶されている信号処理データが、CD−ROM26に
記録されている信号処理データに書き換えられる。CD
24の記録方式に対応していない場合には、ステップ1
08に戻り、ステップ108以降の処理を繰り返す。即
ち、上記処理は、CD−ROM26の信号処理データが
先にCDプレーヤに装着されたCD24の記録方式に対
応するまで繰り返す。
【0049】ステップ116の処理が終了した後に、ス
テップ117で、表示部68にCD24を再生できる旨
を表示させる。ステップ118において、CD−ROM
26がCDプレーヤから取り出されたか否かを判断す
る。即ち、ステップ118の処理は、ユーザがステップ
117の処理で「CD24を再生できる」と認識するの
で、CD−ROM26をCDプレーヤから取り出すこと
が前提となる。なお、ステップ118の処理は、CD−
ROM26がCDプレーヤから取り出されるまで続けら
れる。
【0050】ステップ118でCD−ROM26がCD
プレーヤから取り出されたと判断した後は、ステップ1
00に戻り、ステップ100以降の処理を繰り返す。即
ち、上記処理は、CD24を再びCDプレーヤに装着
し、CD24が再生可能になるまで繰り返す。
【0051】そして、ステップ106で再生可能と判断
された場合には、ステップ120において、フラッシユ
ROM58内の信号処理データを読出し信号処理部57
で復号処理を行い、CD24に記録されている情報デー
タを再生する。また、CD24と同一の信号処理データ
によって記録されている別のCDは、フラッシユROM
58に記憶された信号処理データにより、以後再生を行
うことができる。
【0052】本実施形態によれば、CD24に記録され
ている情報データを再生するための信号処理データが、
フラッシユROM58に記憶されている信号処理データ
以外の信号処理データである場合には、信号処理部57
(フラッシユROM58に記憶されているローダプログ
ラムなどを含む)はフラッシユROM58に記録された
信号処理データを、CDプレーヤ本体の外部から入力さ
れる信号処理データに書換えることができるので、記憶
手段の信号処理データを書換えることにより、再生すべ
き情報データに迅速に対応できる。また、例えば新しい
圧縮規格が出現した場合にも、新しい圧縮規格の信号処
理データを迅速にフラッシユROM58に記憶させるこ
とできる。
【0053】即ち、CDプレーヤにおいて、複数種類の
信号処理データを処理するための、多数の専用デコーダ
或いは大容量のROMなどが不要となるので、ハードウ
ェアが単純となる。
【0054】従って、本実施形態によれば、CD26を
再生するときフラッシユROM58に記憶されている信
号処理データ以外の信号処理データが必要な場合でも、
フラッシユROM58を外部から入力された信号処理デ
ータに書換えるので、効率よくCD26の情報データを
再生できる。
【0055】なお、上記実施形態では信号処理データを
音声データ或いは映像データの情報データとしたが、本
発明の信号処理データをセキュリティ用の電子透かし
(例えば、ウォータマーク)等に使用する暗号化データ
(手段)としても良い。即ち、フラッシユROM58な
どの記憶手段内に上記暗号化データ(鍵2)を記憶し、
記録媒体の暗号化データ(鍵1)が鍵2と一致するか否
かで例えば情報データの読出し(または情報データの入
力)を規制する。
【0056】また、上記実施形態において、記録媒体と
してのCD26には情報データのみが、記録信号処理デ
ータ記録媒体としてのCD−ROM26には信号処理デ
ータのみが記録されている例であるが、本発明の記録媒
体または信号処理データ記録媒体は、MP3などの信号
処理データと音声データなどの情報データをあわせて記
録させても良い。この場合、記憶手段を記録媒体または
信号処理データ記録媒体に記録されている信号処理デー
タに書き換え、さらに書き換えられた信号処理データを
用いて記録媒体または信号処理データ記録媒体の情報デ
ータを再生する。
【0057】さらに、本発明においては、信号処理デー
タをCDプレーヤ本体の外部から入力する入力手段とし
てICカードスロットなどを設け、このICカードスロ
ットにメモリカードなどを装填して、メモリカードに記
録されている信号処理データを記憶手段に入力するよう
にしても良い。
【0058】また、上記実施形態では記憶手段をフラッ
シユROM58とした例であるが、本発明の記憶手段は
RAMなどを用いても良い。さらに、上記実施形態では
CD,CD−ROMなどの記録媒体または信号処理デー
タ記録媒体を再生する装置をCDプレーヤとした例であ
るが、本発明はディスク装置に限定されるものではな
く、例えば半導体メモリなどの情報再生装置として良
い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
書換手段によって記憶手段に記憶された信号処理データ
を情報再生装置の外部から入力される信号処理データに
書換えることができるので、複数種類の記録方式による
データを処理するための、多数の専用デコーダ或いは大
容量のROMなどが不要となり、ハードウェアが単純な
構成となる。即ち、本発明によれば、記憶手段に記憶さ
れている信号処理データ以外の信号処理データで記録媒
体を再生する必要がある場合でも、記憶手段を情報再生
装置の外部から入力される信号処理データに書換えるこ
とができる構成となっているので、効率よく記録媒体の
情報データを再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るCDプレーヤのブロ
ック図である。
【図2】図1に示すCDプレーヤの再生処理に関するフ
ローチャートである。
【図3】従来例に係るCDプレーヤのブロック図であ
る。
【図4】図3に示すCDプレーヤの再生処理に関するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
24 CD(記録媒体) 26 CD−ROM(信号処理データ記録媒体) 40 システム制御部(判断手段) 48 ピックアップ(読取手段) 57 信号処理部(書換手段) 58 フラッシユROM(記憶手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録されている情報データを
    読み取る読取手段と、 前記情報データを復号するための信号処理データを、書
    換え可能な状態で記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている信号処理データによって
    前記情報データが再生可能かを判断する判断手段と、 前記判断手段により、前記情報データが再生できないと
    判断された場合に、前記記憶手段に記録された信号処理
    データが、外部から入力される信号処理データに書換え
    られる書換手段と、 を備える情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記書換手段は、前記記憶媒体に記憶さ
    れた信号処理データが、前記読取手段により信号処理デ
    ータ記録媒体から読み取られた信号処理データに書換え
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 信号処理データを外部から入力する入力
    手段を備え、 前記書換手段は、前記記憶媒体に記憶された信号処理デ
    ータが、前記入力手段により入力された信号処理データ
    に書換えることを特徴とする請求項1に記載の情報再生
    装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段には信号処理データが複数
    記憶可能であり、かつ前記記録媒体の再生に伴う信号処
    理データの使用回数に応じて前記信号処理データに優先
    順位を付すると共に、前記書換手段は前記優先順位の低
    い前記信号処理データを書換えることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1項に記載の情報再生装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体にはさらに前記情報データ
    を復号するための信号処理データが記録され、 前記書換手段は、前記記憶媒体に記憶された信号処理デ
    ータが、前記読取手段により前記記録媒体から読み取ら
    れた信号処理データに書換えることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか1項に記載の情報再生装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段を交換可能としたことを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報再
    生装置。
JP2000060873A 2000-03-06 2000-03-06 情報再生装置 Pending JP2001250331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000060873A JP2001250331A (ja) 2000-03-06 2000-03-06 情報再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000060873A JP2001250331A (ja) 2000-03-06 2000-03-06 情報再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001250331A true JP2001250331A (ja) 2001-09-14
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