JP2001247009A - 車両用乗員保護装置 - Google Patents
車両用乗員保護装置Info
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Abstract
ートベルト装置のプリテンショナーを9作動させて、乗
員Pを運転席2等に拘束するようにした乗員保護装置A
において、多重衝突が起こったときの乗員の保護性能を
さらに高める。 【課題手段】 加速度センサ19からの信号に基づいて
車両1に実際に衝突が発生したことを検出し、プリテン
ショナーを9作動させる(SA13〜SA17)。その
後、車両1が停止しかつ加速度が零になってから設定時
間T1が経過し、かつ乗員Pが正常着座しているとき、
プリテンショナー9の作動を停止させる(SA18〜S
A24)。後方レーダーセンサ24からの信号に基づい
て車両1に後突が発生することを予知したときも、プリ
テンショナー9を作動させる一方、その後、設定時間T
2が経過すれば、プリテンショナー9の作動は停止させ
る。
Description
ったときに乗員を保護するための乗員保護装置に関し、
特に、プリテンショナー付きのシートベルト装置を備え
たものにおける該プリテンショナーの制御の技術分野に
属する。
として、例えば特開平9−132113号公報に開示さ
れるように、車両に衝突が発生することを予知して、予
めシートベルト装置のウエビングを巻き取るようにプリ
テンショナーを作動させるようにしたものが知られてい
る。
物を検出するためのセンサが設けられるとともに、電動
モータによりウエビングの巻き取り力を調節可能なプリ
テンショナーを備えており、車両と障害物との衝突の可
能性に応じて、例えば衝突の可能性があまり高くないと
きには相対的に弱い力でウエビングを巻き取ることで、
乗員の注意を喚起する一方、衝突の可能性が高いときに
は相対的に強い力でウエビングを巻き取ることで、乗員
を衝突発生前に予めシートに対して拘束するようにして
いる。
記従来例のような乗員保護装置においては、衝突発生後
に一定時間が経過すれば、プリテンショナーの作動が停
止されてウエビングを自由に引き出せるようになってい
る。これは、例えば渋滞路における追突事故のように、
最初の衝突に続いて車両の玉突きや横転が発生するいわ
ゆる多重衝突の可能性を考慮していないからであり、こ
の結果として、多重衝突時に、乗員はシートに対し拘束
されていないことになる。
あり、その目的とするところは、少なくとも車両に衝突
が発生したときにプリテンショナーを作動させて、乗員
をシートに拘束するようにした乗員保護装置において、
該プリテンショナーの制御手順に工夫を凝らして、多重
衝突が起こったときの乗員の保護性能をさらに高めるこ
とにある。
に、本発明の解決手段では、車両に衝突が発生した後、
多重衝突の発生する可能性がある間はプリテンショナー
を停止させずに、その作動を継続させるようにした。
突が発生したことを検出する衝突検出手段と、少なくと
も前記衝突検出手段により衝突の発生が検出されたと
き、シートベルト装置のウエビングを巻き取るようにプ
リテンショナーを作動させる衝突検出時制御手段とを備
えた車両用乗員保護装置を対象として、前記衝突検出手
段により衝突の発生が検出された後に、多重衝突の発生
する可能性があるかどうか判定する判定手段を備え、前
記衝突検出時制御手段は、前記判定手段により多重衝突
の発生する可能性があると判定されている間は前記プリ
テンショナーの作動を継続させるものとする。
て、そのことが衝突検出手段により検出されたとき、衝
突検出時制御手段によりシートベルト装置のプリテンシ
ョナーが作動されて、ウエビングが巻き取られること
で、車両の乗員はシートに対し拘束される。そして、判
定手段により多重衝突の発生する可能性がないと判定さ
れるまでは、前記衝突検出時制御手段によってプリテン
ショナーの作動が継続される。このことで、最初の衝突
に続いて玉突き衝突や車両の横転等が発生したときに
も、乗員は継続してシートに拘束されることになり、よ
ってその保護性能をさらに高めることができる。
停止するまでは多重衝突の可能性があると判定するもの
とする。このことで、判定のための専用のセンサ等を設
けることなく、低コストで多重衝突の可能性がなくなっ
たことを確実に判定できる。
加速度が零になるまでは多重衝突の可能性があると判定
するものとする。このことで、車両の加速度が零になっ
たことは例えば衝突検出のためのセンサを用いて検出す
ることができるので、請求項2の発明と同様に低コスト
で多重衝突の可能性を判定できる。
を、判定手段により多重衝突の可能性がないと判定され
たときからさらに所定時間が経過した後に、プリテンシ
ョナーの作動を停止させるものとする。こうすること
で、判定手段により多重衝突の可能性がないと判定され
た後もさらに所定時間は乗員をシートに拘束すること
で、該乗員の保護性能を一層、向上できる。
両に後突が発生したことを検出するものとする。ここ
で、車両に後突が発生したとは、車両とその後方の障害
物と間で衝突が発生したということである。そして、一
般的に後突の場合は玉突き衝突の起こる可能性が高いの
で、このようなときには請求項1〜3の発明の作用効果
が特に有効なものになる。
を、衝突検出手段により衝突の発生が検出された後、所
定の停止条件が成立したときに、プリテンショナーの作
動を停止させるものとする。また、車両に衝突が発生す
ることを予知する衝突予知手段と、該衝突予知手段によ
り衝突の発生が予知されたとき、シートベルト装置のウ
エビングを巻き取るようにプリテンショナーを作動させ
るとともに、その後、前記停止条件とは異なる停止条件
が成立したときに、該プリテンショナーの作動を停止さ
せる衝突予知時制御手段とを備える構成とする。
車両に衝突の発生することが予知されたとき、プリテン
ショナー制御手段によりシートベルト装置のプリテンシ
ョナーが作動されて、ウエビングが巻き取られること
で、車両の乗員の上体がシートバックに引きつけられ
る。つまり、実際に衝突が発生する前に予め乗員をシー
トに対し保持することができ、これにより、乗員の保護
性能が高められる。
がなされても、実際には衝突が発生しないことがあり
(誤予知)、このような場合にはできるだけ早くプリテ
ンショナーの作動を停止させることが好ましい。そこ
で、この発明では、衝突予知時に衝突予知時制御手段に
よりプリテンショナーを作動させた場合には、衝突検出
時とは異なる停止条件に基づいて該プリテンショナーの
作動を停止させるようにすることで、衝突発生後の乗員
の安全性向上と誤予知の場合の違和感の軽減とを両立す
ることができる。
基いて説明する。
用乗員保護装置Aが搭載された車両の一例を示す。この
車両1は車室内に前後2列のシートを備えた3ボックス
型の乗用車であって、前側の運転席2及び助手席2とし
て、それぞれシートクッション3、シートバック4及び
ヘッドレスト5からなるセパレートタイプのシートが左
右に並んで配設されるとともに、それらの後方には図示
しないがベンチタイプの3人掛けシートが配設されてい
る。また、前記運転席2及び助手席2の各シートクッシ
ョン3の内部には、図1に破線で示すように、乗員Pの
体重に対応した信号を出力する圧力センサからなる乗員
着座センサ6が配設されている。
本的な乗員保護装置として、3点式のシートベルト装置
が設けられている。このシートベルト装置は、運転席側
のものを前記図1にも示すように、乗員Pの上体及び腰
部を保持する帯状のウエビング8と、このウエビング8
の基端側を巻き取るリトラクター兼用の電動式プリテン
ショナー9と、このプリテンショナー9から引き出され
たウエビング8の方向を変えるアンカー10とを備えて
いる。前記プリテンショナー9はセンターピラー11の
下側の車体フロアに配設されてトリムにより覆われてい
る一方、前記アンカー10は該センターピラー11の上
側に取り付けられている。
されているウエビング8は、センターピラー11に沿っ
て上方に延びた後にアンカー10により折り曲げられて
下方に延びていて、先端部が連結金具により車体フロア
に対し回動可能に連結されている。また、前記アンカー
10よりも先端側のウエビング5の途中にはタングプレ
ート12が摺動可能に取り付けられており、このタング
プレート12は、助手席2のシートクッション3の側部
に配設されたバックル13に差し込まれて係合されるよ
うになっている。このバックル13には、タングプレー
ト12が正常に係合しているときにON信号を出力する
シートベルトスイッチ14(シートベルトSW)が付設
されている。
が正しい姿勢で着座しかつシートベルト装置を使用して
いる状態では、前記タングプレート12よりも先端側の
ウエビング8により、乗員Pの腰部がシートクッション
3に保持されるとともに、タングプレート12からアン
カー10まで張架されたウエビング8により、乗員Pの
上体がシートバック4に保持されるようになる。
てウエビング9を巻き取る従来周知のリトラクターに電
動モータを組み合わせて、ウエビング8の巻き取り力を
変更できるようにした公知の構造のもの(例えば特開平
9−132113号公報を参照)であり、詳しくは図示
しないが、ウエビング8を巻き取るリールが慣性クラッ
チを介して電動モータにより回転駆動されるようになっ
ている。そして、前記慣性クラッチが非係合状態の間、
リールはバネ力によって弱い力でウエビング8を巻き取
る一方、電動モータの回転に伴い慣性クラッチが係合状
態になると、この電動モータの回転駆動力がリールに伝
達されて、ウエビング8の巻き取り力が調節されるよう
になっている。尚、ウエビング8に加わるバネ力は極く
弱いものなので、乗員Pに不快な拘束感を与えることな
く、ウエビング8の弛みを吸収することができる。
衝突したときに(前突)、前記シートベルト装置と協動
して乗員Pを保護するためのエアバッグ装置が備えられ
ている。具体的には、ステアリングホイール16の内部
と助手席2の前方のインストゥルメントパネル17の内
部とに、それぞれ、エアバッグモジュール18,18が
格納されるとともに、該インストゥルメントパネル17
内の左右両端部に車両1の前後方向の加速度及び減速度
を検出する加速度センサ19がそれぞれ配設されてお
り、これら加速度センサ19,19からの出力信号を受
け入れる電子制御ユニット(Electronic Contorol Uni
t:以下、ECUという)20から前記エアバッグモジ
ュール18,18に対し制御信号が出力されるようにな
っている。
側のものの構造を模式的に前記図1に示すと、片側(図
1の右側)に開口部を有するケーシング内の奥側に点火
部と爆薬とを内蔵した円筒管状のインフレータ21が、
また、開口側には折り畳まれたエアバッグ22がそれぞ
れ収容されている。そして、車両1の前突時等に加速度
センサ19からの出力信号がECU20に入力される
と、その信号値に基づき所定の判定演算プログラムに従
って、各エアバッグ22の展開の要否が判定され、展開
が必要と判定されたエアバッグ22,22に対応するイ
ンフレータ21,21に通電すべく、ECU20から制
御信号が出力される。こうして通電されたインフレータ
21の火薬が高速燃焼し、エアバッグ22に多量のガス
が供給されると、該エアバッグ22が急速に膨張してイ
ンストゥルメントパネル17のリッド部17aを押し開
け、車室内に向かって展開する。
物を検出するためのレーダーセンサ23,23が、例え
ばフロントバンパーの左右両側等に1つずつ埋め込まれ
て配設されており、同様に車両1の後面には後方の障害
物を検出するためのレーダーセンサ24(車体左側のも
ののみ図示する)が配設されている。そして、前記図1
に示すように、各レーダーセンサ23,24からの出力
信号はECU20に入力されており、また、前記乗員着
座センサ6、シートベルトSW14、加速度センサ1
9、及び、車両1の走行速度を検出するための車速セン
サ25からの出力信号もECU20に入力されている。
転席2及び助手席2の各エアバッグモジュール18に制
御信号を出力する他に、前記シートベルト装置のプリテ
ンショナー9に制御信号を出力して、このプリテンショ
ナー9の作動制御によりウエビング8の巻き取り力を調
節するようになっている。具体的に、例えば、加速度セ
ンサ19からの出力信号に基づいて車両1の前突等を検
出したときには、前記エアバッグモジュール18に制御
信号を出力する前に、前記プリテンショナー9に制御信
号を出力してウエビング8を巻き取らせることで、乗員
Pを運転席2或いは助手席2にしっかり拘束する。
に接近しているようなときには、後方レーダーセンサ2
4からの出力信号に基づいて、該別の車両が追突するか
どうか予測する。そして、追突すると予測したとき、即
ち車両1に後突が発生することを予知したときには、前
記プリテンショナー9を作動させ、実際に後突が発生す
る前に予め乗員Pの上体を運転席2或いは助手席2のシ
ートバック4に引きつけて、保持するようにしている。
徴として、前記のように衝突発生後に作動させたプリテ
ンショナー9をその後、多重衝突の発生する可能性があ
る間は停止させずに、継続して作動させるようにしてお
り、こうすることで、例えば渋滞路における車両の玉突
き衝突のようないわゆる多重衝突の可能性を考慮して、
乗員Pの保護性能をさらに高めたものである。
ナー9の制御手順を、図3及び図4に示すフローチャー
ト図に基づいて具体的に説明する。尚、この制御手順
は、ECU20のメモリ上に電子的に格納された制御プ
ログラムに従って、所定の時間間隔で実行されるもので
ある。
A1ではシートベルトSW14からの出力信号を入力
し、続くステップSA2においてベルト装着か否かを判
別する。そして、前記シートベルトSW14からON信
号が入力されていないNOならば制御終了する一方、O
N信号が入力されているYESならば(ベルト装着)、
ステップSA3に進んで、今度は乗員着座センサ6から
の出力信号を入力し、続くステップSA4において乗員
が着座しているか否か判定する。この判定がNOならば
制御を終了する一方、乗員が着座しているYESなら
ば、ステップSA5に進む。
ンサ24からの入力信号に基づいて車両1の後突予知演
算を行う。この予知演算は、例えば、所定時間前から現
在に至るまでのレーダーセンサ24からの入力信号の履
歴に基づいて行われ、車両1の後方の障害物までの距離
が短いほど、また、該障害物が車両1に接近する相対速
度が大きいほど、高い衝突予知信頼度が演算される。続
いて、ステップSA6において、前記のような演算結果
に基づいて後突予知判定を行い、衝突予知信頼度が所定
以上に高くて車両1に後突が発生すると予知したときに
は(YES)ステップSA7に進む一方、衝突予知信頼
度がそれほど高くなければ(NO)、ステップSA8に
進む。
だステップSA7では、衝突予知信頼度と予想衝突程度
とに応じた強度Kでプリテンショナー9の電動モータを
作動させ、該プリテンショナー9によりウエビング8を
巻き取らせる。尚、前記予想衝突程度の演算も後方レー
ダーセンサ24からの出力信号に基づいて行うようにす
ればよく、例えば車両1の後方の障害物が車両1に接近
する相対速度が大きいほど、予想衝突程度は大きくな
る。
の出力信号に基づいて、車両1に後突が発生することを
予知したときには、実際に後突が発生する前に予めプリ
テンショナー9によりウエビング8を巻き取らせて、乗
員Pを運転席2或いは助手席2に確実に保持すること
で、後突発生時の乗員Pの安全性を高めることができ
る。
の後突発生を予知しないで進んだステップSA8では、
前記のように後突発生を予知してプリテンショナー9を
作動させてから設定時間T2が経過したかどうか判別
し、設定時間T2が経過していないNOであればステッ
プSA9に進み、前記作動強度Kでもってプリテンショ
ナー9を作動させる一方、設定時間T2が経過したYE
SであればステップSA10に進んで、プリテンショナ
ー9の作動を停止させる。つまり、一旦、後突発生を予
知したときにはそれから所定時間T2が経過するまで、
プリテンショナー9の作動を継続させる。この設定時間
T2は、後突発生を予知してから通常、実際に後突発生
するまでの時間よりも長くなるように、また、誤予知の
場合にはできるだけ早くプリテンショナーの作動を停止
させることができるように、実験的に求められて設定さ
れている。
に続いて、ステップSA11では、今度は加速度センサ
19からの出力信号に基づいて、車両1の前後方向の加
速度を求め、続くステップSA12において車両1に所
定以上の大きさの衝撃的な加速度が作用したかどうか判
定する。そして、前記の判定がNOであれば、車両1に
は未だ後突は発生していないので、前記ステップSA5
にリターンする一方、判定がYESで車両1に実際に後
突が発生したのであれば、図4に示すステップSA13
に進む。
速度センサ19からの出力信号に基づいて求めた後突時
の車両1の加速度(後突G)に応じて、例えば図5に示
すようなマップからプリテンショナー9の作動強度kを
読み込む(作動強度k演算)。このマップによれば、車
両1に発生する後突Gに比例して作動強度kが大きくな
るように設定されており、このことは、後突による衝撃
が大きいほど、乗員Pを運転席2或いは助手席2にしっ
かりと拘束して、安全性を高めるということである。
速センサ25からの信号に基づいて車両1の走行速度を
検出し、続くステップSA15では該車両1の走行速度
が零になった直後かどうか判定する。この判定結果がY
ESであれば続くステップSA16に進んで、前記ステ
ップSA13で設定したプリテンショナー9の作動強度
kを予め設定した増大補正値A3だけ増大させる一方、
判定結果がNOであればそのままでそれぞれステップS
A17に進み、作動強度kに対応する制御信号をプリテ
ンショナー9に出力して、該プリテンショナー9による
ウエビング8の巻き取り力を制御する。
ら該車両1の走行速度が零になるまでは、プリテンショ
ナー9の作動強度を一定に保つ一方、車両1の走行速度
が零になれば、プリテンショナー9の作動強度を増大補
正するようにしている。
の走行速度が零かどうか判定し(車速=0?)、この判
定がNOならば前記ステップSA14にリターンする一
方、判定がYESで車両1が停止していればステップS
A19に進む。このステップSA19では、今度は加速
度センサ19からの出力信号に基づいて車両1の加速度
を求め(G検出)、続くステップSA20において車両
1の加速度が零かどうか(G=0?)判定する。この判
定がNOならば前記ステップSA14にリターンする一
方、判定がYESで車両1の加速度が零であればステッ
プSA21に進む。
1が停止しかつその加速度が零の状態が設定時間T1の
間、継続しているかどうか判定し、この判定がNOであ
れば前記ステップSA14にリターンする一方、判定が
YESならばステップSA22に進む。このステップS
A22では、乗員着座センサ6からの出力信号を入力
し、続くステップSA23において、乗員Pが運転席2
又は助手席2に正しい姿勢で着座しているかどうか判定
する(正常着座?)。すなわち、前記乗員着座センサ6
による検出値が所定値以上であってかつその変動幅が設
定幅以下であれば、乗員Pは正しい姿勢で着座している
YESと判定して、ステップSA24に進み、プリテン
ショナー9の作動を停止させて、制御終了する。一方、
乗員Pが正しい姿勢で着座していないNOと判定すれ
ば、前記ステップSA14にリターンする。
零になれば多重衝突の起きる可能性はないと判定し、こ
の状態が設定時間T1の間、継続していて、かつ乗員P
が正常着座していれば、プリテンショナー9の作動を停
止させるようにしている。こうして、プリテンショナー
9の作動、即ち該プリテンショナー9における電動モー
タの作動が停止されても、慣性クラッチは係合したまま
になるので、ウエビング8はバネ力とモータの慣性力に
抗して引き出しのみが可能な状態になる。そして、例え
ば乗員Pが上体を前方に移動させたり、或いは意識的に
ウエビング8を引き出したりして、慣性クラッチの係合
が解除されると、該ウエビング8は再びバネ力によって
巻き取られるようになる。
SA6により、車両1に衝突が発生することを予知する
衝突予知手段20aが構成され、また、ステップSA7
〜SA9により、前記衝突予知手段20aによって衝突
の発生が予知されたとき、シートベルト装置のウエビン
グ8を巻き取るようにプリテンショナー9を作動させる
とともに、その後、設定時間T2が経過したときに、停
止条件が成立したと判定して、該プリテンショナー9の
作動を停止させる衝突予知時制御手段20bが構成され
ている。
A12により、車両1に実際に衝突が発生したことを検
出する衝突検出手段20cが構成され、前記図4に示す
フローのステップSA13,SA15〜SA17,SA
24により、少なくとも前記衝突検出手段20cによっ
て衝突の発生が検出されたとき、シートベルト装置のウ
エビング8を巻き取るようにプリテンショナー9を作動
させる衝突検出時制御手段20dが構成されている。
A23により、前記衝突検出手段20cによって衝突の
発生が検出された後に、多重衝突の発生する可能性があ
るかどうか判定する判定手段20eが構成され、この判
定手段eは、車両1が停止しかつ車両1の加速度が零に
なったときに、多重衝突の可能性がないと判定するよう
に構成されている。
は、前記判定手段20eにより多重衝突の発生する可能
性がないと判定されてから設定時間T1が経過したとき
に、前記の予知時の停止条件とは異なる停止条件が成立
したと判定して、プリテンショナー9の作動を停止させ
るように構成されている。
定手段20eにより多重衝突の可能性がないと判定され
たとき、直ちにプリテンショナー9の作動を停止させる
ようにしてもよい。
乗員保護装置Aによれば、例えば車両1にその後方から
別の車両が急接近して、衝突予知手段20aにより後突
の発生が予知されると、衝突予知時制御手段20bによ
りシートベルト装置のプリテンショナー9が所定の作動
強度Kで作動され、ウエビング8が巻き取られること
で、実際に後突が発生する前に予め乗員Pが運転席2或
いは助手席2に対して保持される。
衝突検出手段20cによる検出がなされて、衝突検出時
制御手段20dの制御によってプリテンショナー9が作
動強度kで巻き取り作動されることで、乗員Pは運転席
2或いは助手席2に対ししっかりと拘束され、このこと
により、乗員Pが衝撃から保護されるようになる。そし
て、その後、判定手段20eにより多重衝突の発生する
可能性がないと判定されるまでは、前記プリテンショナ
ー9の作動が継続されることで、最初の衝突に続いて、
車両1の玉突きや横転等が発生したときにも、乗員Pを
確実に保護することができる。特に、前記のように車両
1に後突が発生したときには、玉突き衝突の発生する可
能性が高いので、このようなときに最初の衝突の発生後
も乗員Pを継続して拘束することは、極めて有効であ
る。
20eを、車両1の走行速度が零になり、かつ該車両1
の加速度も零になったときに、多重衝突の可能性がない
と判定するようにしているので、多重衝突の可能性を低
コストでありながら高精度に判定することができ、その
上、前記判定手段20eにより多重衝突の可能性がない
と判定されたときからさらに設定時間T1が経過した後
に、プリテンショナー9の作動を停止させるようにして
いるので、乗員Pの保護性能を一層、高めることができ
る。
より衝突の予知がなされたとしても、実際には衝突が発
生しないこともあり(誤予知)、このような場合には、
乗員Pはウエビング8により拘束されることに違和感を
感じるとともに、運転者であれば運転操作の妨げとなる
虞れもある。そこで、この実施形態では、衝突予知時に
プリテンショナー9を作動させた場合には、その後、設
定時間T2が経過した後にプリテンショナー9の作動を
停止させるようにしている。
起きることを考慮し、相対的に長い時間プリテンショナ
ー9を作動させて、乗員Pを拘束することにより、該乗
員Pの保護性を十分に高める一方、衝突予知時には相対
的に短い時間でプリテンショナー9の作動を停止させる
ことで、乗員Pの違和感を軽減することができる。
施形態2に係るプリテンショナー制御のフローを示す。
この実施形態2に係る車両用乗員保護装置Aの全体的な
構成は、図1及び図2に示す前記実施形態1のものと同
じなので、同一部材には同一の符号を付してその説明は
省略する。そして、この実施形態2の特徴は、車両1の
走行速度だけではなく、前後のレーダーセンサ23,2
4からの信号を加味して、多重衝突の可能性を判定する
ようにしたことにある。
に、ステップSB1〜SB12の各ステップにおいて、
実施形態1のステップSA1〜SA12の各ステップ
(図3参照)と同じ制御を実行する。続いて、図7のフ
ローに進み、ステップSB13〜SB17の各ステップ
において前記実施形態1のステップSA13〜SA17
の各ステップと同じ制御を実行した後、ステップSB1
8において車両1の走行速度が零かどうか判定し(車速
=0?)、この判定がNOならばステップSB23に進
む一方、判定がYESで車両1が停止していればステッ
プSB19に進む。このステップSB19では、車両1
が停止してから所定時間が経過したかどうか判定し、こ
の判定がNOであれば前記ステップSB14にリターン
する一方、判定がYESならばステップSB20に進
む。このステップSB20では、乗員着座センサ6から
の出力信号を入力し、続くステップSB21において、
乗員Pが運転席2又は助手席2に正しい姿勢で着座して
いるかどうか判定する(正常着座?)。この判定がYE
SであればステップSB22に進み、プリテンショナー
9の作動を停止させて、制御を終了する一方、乗員Pが
正しい姿勢で着座していないNOと判定すれば、前記ス
テップSB14にリターンする。
経過していて、かつ乗員Pが正常着座していれば、プリ
テンショナー9の作動を停止させる。
1が停止していないNOと判定した場合には、レーダセ
ンサ23,24からの信号に基づいて、車両1の周囲の
障害物との衝突の可能性を判定する。すなわち、まずス
テップSB23では前方レーダーセンサ23からの信号
に基づいて車両1の前突予知演算を行う。この予知演算
は実施形態1における後突予知演算と同様に車両前方の
障害物までの距離と相対速度とに基づいて衝突の可能性
を演算するものであり、この演算結果が所定の判定レベ
ルよりも高ければ、前突が発生するYESと判定してス
テップSB28に進む一方、演算した衝突可能性が判定
レベル以下ならば、ステップSB25に進んで、今度は
後方レーダーセンサ24からの信号に基づいて車両1の
後突予知演算を行い、演算した衝突可能性が所定の判定
レベルよりも高ければ、後突が発生するYESと判定し
てステップSB28に進む一方、衝突可能性が判定レベ
ル以下ならば、ステップSB27に進んで、プリテンシ
ョナー9の作動を停止させ、その後、前記ステップSB
14にリターンする。
ーダセンサ23,24からの信号に基づいて直接的に、
周囲の障害物と衝突するかどうかの判定を行う。但し、
この判定は一旦、車両1に衝突が発生した後にさらに多
重衝突が起きるかどうかを判定するものであるから、そ
の判定レベルは、例えば実施形態1に述べたような通常
の後突予知の判定レベルよりも低くなるように設定され
ている。
SB26において、それぞれ衝突の可能性が判定レベル
よりも高いと判定して進んだステップSB28では、各
レーダーセンサ23,24からの出力信号に基づいて求
めた障害物との相対速度に応じて、例えば図8に示すよ
うなマップからプリテンショナー9の作動強度kを読み
込み、この作動強度kに対応する制御信号をプリテンシ
ョナー9に出力して、該プリテンショナー9によるウエ
ビング8の巻き取り力を制御し、その後、前記ステップ
SB14にリターンする。尚、前記図8に示すマップに
よれば、プリテンショナー9の作動強度kは、車両1と
障害物との接近する相対速度が大きいほど、これに比例
して大きくなるように設定されている。
SB6により衝突予知手段20aが、また、ステップS
B7〜SB9により衝突予知時制御手段20bが、さら
に、ステップSB11,SB12により衝突検出手段2
0cが、それぞれ構成されている。
B13〜SB17,SB22〜SB28により衝突検出
時制御手段20dが、また、ステップSB18〜SB2
1,SB23〜SB27により判定手段20eが構成さ
れている。そして、この判定手段20eは、車両1が停
止してから所定時間が経過したときか、又は車両1が停
止していなくても、レーダセンサ23,24からの信号
に基づいて演算された周囲の障害物との衝突可能性が低
いときに、多重衝突の可能性がないと判定するように構
成されている。
乗員保護装置Aによれば、前記実施形態1と同様の作用
効果が得られる上に、レーダーセンサ23,24からの
出力信号に基づいて多重衝突の可能性を判定するように
しているので、その判定精度の向上に伴い、乗員Pの保
護性能の向上と違和感の軽減とを一層、高い次元で両立
させることが可能になる。
2に限定されるものではなく、その他の種々の実施形態
を包含するものである。すなわち、前記実施形態1で
は、図4のフローに示すように、車両1の走行速度と加
速度とが両方共に零になったときに、多重衝突の可能性
が無いと判定するようにしているが、車両1の走行速度
又は加速度のいずれか一方のみに基づいて判定を行うよ
うにしてもよい。
係る車両用乗員保護装置によると、少なくとも車両に衝
突が発生したときに、シートベルト装置のウエビングを
巻き取るようにプリテンショナーを作動させる場合に、
その後、判定手段により多重衝突の発生する可能性があ
ると判定されている間は前記プリテンショナーの作動を
継続させることで、車両の玉突き衝突等が発生したとき
にも、乗員をシートに拘束して、その保護性能を十分に
高めることができる。
までは多重衝突の可能性があると判定することで、また
請求項3の発明では、車両の加速度が零になるまでは多
重衝突の可能性があると判定することで、それぞれ低コ
ストでありながら確実な判定が行える。
多重衝突の可能性がないと判定されたときからさらに所
定時間が経過した後に、プリテンショナーの作動を停止
させることで、乗員の保護性能を一層、高めることがで
きる。
りやすい後突発生時において、請求項1〜3の発明の効
果が特に有効なものとなる。
生することを予知して、予めプリテンショナーによりウ
エビングを巻き取らせることで、実際に衝突の発生する
前に予め乗員をシートに対し保持して、その保護性能を
高めることができる。また、このときには、衝突検出時
とは異なる停止条件に基づいて、前記プリテンショナー
の作動を停止させるようにすることで、衝突発生後の乗
員の安全性向上と誤予知の場合の違和感の低減とを両立
できる。
の構成を示す図である。
図である。
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
ー作動強度を設定したマップの一例を示す図である。
リテンショナー作動強度を設定したマップの一例を示す
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 車両に衝突が発生したことを検出する衝
突検出手段と、 少なくとも前記衝突検出手段により衝突の発生が検出さ
れたとき、シートベルト装置のウエビングを巻き取るよ
うにプリテンショナーを作動させる衝突検出時制御手段
とを備えた車両用乗員保護装置であって、 前記衝突検出手段により衝突の発生が検出された後に、
多重衝突の発生する可能性があるかどうか判定する判定
手段を備え、 前記衝突検出時制御手段は、前記判定手段により多重衝
突の発生する可能性があると判定されている間は、前記
プリテンショナーの作動を継続させるように構成されて
いることを特徴とする車両用乗員保護装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 判定手段は、車両が停止するまでは多重衝突の可能性が
あると判定するものであることを特徴とする車両用乗員
保護装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかにおいて、 判定手段は、車両の加速度が零になるまでは多重衝突の
可能性があると判定するものであることを特徴とする車
両用乗員保護装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、 衝突検出時制御手段は、判定手段により多重衝突の可能
性がないと判定されたときからさらに所定時間が経過し
た後に、プリテンショナーの作動を停止させるように構
成されていることを特徴とする車両用乗員保護装置。 - 【請求項5】 請求項1において、 衝突検出手段は、車両に後突が発生したことを検出する
ものであることを特徴とする車両用乗員保護装置。 - 【請求項6】 請求項1又は5のいずれかにおいて、 衝突検出時制御手段は、衝突検出手段により衝突の発生
が検出された後、所定の停止条件が成立したときに、プ
リテンショナーの作動を停止させるものであり、 車両に衝突が発生することを予知する衝突予知手段と、 前記衝突予知手段により衝突の発生が予知されたとき、
シートベルト装置のウエビングを巻き取るようにプリテ
ンショナーを作動させるとともに、その後、前記停止条
件とは異なる停止条件が成立したときに、該プリテンシ
ョナーの作動を停止させる衝突予知時制御手段とを備え
ていることを特徴とする車両用乗員保護装置。
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2000-03-07 JP JP2000061741A patent/JP3378883B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP4339038A1 (en) * | 2022-09-15 | 2024-03-20 | Volvo Car Corporation | Method for controlling airbag activation device and airbag activation device |
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JP3378883B2 (ja) | 2003-02-17 |
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