JP2001244766A - 可変利得増幅器 - Google Patents
可変利得増幅器Info
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- JP2001244766A JP2001244766A JP2000054350A JP2000054350A JP2001244766A JP 2001244766 A JP2001244766 A JP 2001244766A JP 2000054350 A JP2000054350 A JP 2000054350A JP 2000054350 A JP2000054350 A JP 2000054350A JP 2001244766 A JP2001244766 A JP 2001244766A
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- impedance
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 可変減衰器の減衰に伴う入力インピーダンス
の変化によって、前段の増幅器の入力インピーダンスが
変化することを防止する。 【解決手段】 負帰還回路3、4と増幅トランジスタ2
とを有する増幅器1と、増幅器1の出力側にカスケード
接続されると共に、AGC電圧によって減衰量が変化す
る可変減衰器11とを備え、可変減衰器11のインピー
ダンス変化に伴う増幅トランジスタ2自身の入力インピ
ーダンスの変化を補正するように負帰還回路3、4によ
る帰還量をAGC電圧によって変えた。
の変化によって、前段の増幅器の入力インピーダンスが
変化することを防止する。 【解決手段】 負帰還回路3、4と増幅トランジスタ2
とを有する増幅器1と、増幅器1の出力側にカスケード
接続されると共に、AGC電圧によって減衰量が変化す
る可変減衰器11とを備え、可変減衰器11のインピー
ダンス変化に伴う増幅トランジスタ2自身の入力インピ
ーダンスの変化を補正するように負帰還回路3、4によ
る帰還量をAGC電圧によって変えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン信号
送信機等に使用される可変利得増幅器に関する。
送信機等に使用される可変利得増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可変利得増幅器を図5を用いて説
明する。増幅器31は負帰還増幅器として構成され、増
幅トランジスタ32のコレクタとベースとの間には第一
の負帰還回路33が接続され、エミッタとグランドとの
間には第二の負帰還回路34が接続される。第一の負帰
還回路33は第一の帰還抵抗33aと直流カットコンデ
ンサ33bとの直列回路で構成され、電圧負帰還回路と
し働く。一方、第二の負帰還回路34は第二の帰還抵抗
34aと直流カットコンデンサ34bとの直列回路で構
成され、電流負帰還として働く。
明する。増幅器31は負帰還増幅器として構成され、増
幅トランジスタ32のコレクタとベースとの間には第一
の負帰還回路33が接続され、エミッタとグランドとの
間には第二の負帰還回路34が接続される。第一の負帰
還回路33は第一の帰還抵抗33aと直流カットコンデ
ンサ33bとの直列回路で構成され、電圧負帰還回路と
し働く。一方、第二の負帰還回路34は第二の帰還抵抗
34aと直流カットコンデンサ34bとの直列回路で構
成され、電流負帰還として働く。
【0003】そして、ベースにはベースバイアス抵抗3
5、36によってバイアス電圧が与えられ、エミッタが
エミッタバイアス抵抗37によって直流的に接地され
る。エミッタにはバイパスコンデンサが接続されないの
でエミッタバイアス抵抗37も電流負帰還として機能し
ている。コレクタにはチョークインダクタ38を介して
電源電圧Vbが印加される。ベースには、例えば、テレ
ビジョンの中間周波信号が入力される。
5、36によってバイアス電圧が与えられ、エミッタが
エミッタバイアス抵抗37によって直流的に接地され
る。エミッタにはバイパスコンデンサが接続されないの
でエミッタバイアス抵抗37も電流負帰還として機能し
ている。コレクタにはチョークインダクタ38を介して
電源電圧Vbが印加される。ベースには、例えば、テレ
ビジョンの中間周波信号が入力される。
【0004】増幅トランジスタ32のコレクタには可変
減衰器、例えばピンダイオードを使用した、いわゆるピ
ンアッテネータ39が接続される。ピンアッテネータ3
9はT型あるいはπ型に構成され、通常、その入力イン
ピーダンス及び出力インピーダンスが50オームとなる
ように設計され、ピンダイオードの電流を増減すること
で減衰量が変わる。
減衰器、例えばピンダイオードを使用した、いわゆるピ
ンアッテネータ39が接続される。ピンアッテネータ3
9はT型あるいはπ型に構成され、通常、その入力イン
ピーダンス及び出力インピーダンスが50オームとなる
ように設計され、ピンダイオードの電流を増減すること
で減衰量が変わる。
【0005】ピンアッテネータ39から出力される信号
の一部はAGC電圧発生回路40に入力される。AGC
電圧発生回路40は信号を検波すると共に、信号のレベ
ルに比例(あるいは反比例)する直流電圧、即ちAGC
電圧を発生し、これをピンアッテネータ39に入力す
る。ピンアッテネータ39とAGC電圧発生回路40と
の関係は、信号のレベルが大きくなるに従って減衰量が
大きくなるようになっている。
の一部はAGC電圧発生回路40に入力される。AGC
電圧発生回路40は信号を検波すると共に、信号のレベ
ルに比例(あるいは反比例)する直流電圧、即ちAGC
電圧を発生し、これをピンアッテネータ39に入力す
る。ピンアッテネータ39とAGC電圧発生回路40と
の関係は、信号のレベルが大きくなるに従って減衰量が
大きくなるようになっている。
【0006】この結果、ピンアッテネータ39から出力
される信号のレベルは増幅器31に入力される信号のレ
ベルの如何に関わらずほぼ一定となる。
される信号のレベルは増幅器31に入力される信号のレ
ベルの如何に関わらずほぼ一定となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ピンアッテネータ39
は、その入力インピーダンスあるいは出力インピーダン
スが減衰量の変化の有無に関わらず変化しないことが理
想であるが、実際は、個々のピンダイオードに流す電流
の相対関係の設定が困難なため、減衰量を変えると入出
力インピーダンスが設計値から外れる。すると、増幅器
31とピンアッテネータ39との間のインピーダンス整
合条件が崩れ、増幅器31とピンアッテネータ39との
間において反射現象が起こる。
は、その入力インピーダンスあるいは出力インピーダン
スが減衰量の変化の有無に関わらず変化しないことが理
想であるが、実際は、個々のピンダイオードに流す電流
の相対関係の設定が困難なため、減衰量を変えると入出
力インピーダンスが設計値から外れる。すると、増幅器
31とピンアッテネータ39との間のインピーダンス整
合条件が崩れ、増幅器31とピンアッテネータ39との
間において反射現象が起こる。
【0008】この反射現象は増幅器31の入力側へも影
響し、増幅器31の入力インピーダンスが変化する。こ
の変化は一様ではなく、増幅トランジスタ32のデバイ
スパラメータによって異なり、ピンアッテネータ39の
入力インピーダンスの増減の方向と増幅器1の入力イン
ピーダンス増減の方向とは必ずしも一致しない。そし
て、増幅器31の入力インピーダンスが変化すると、入
力のリターンロスが低下し、NFなどの性能が劣化する
問題が発生する。
響し、増幅器31の入力インピーダンスが変化する。こ
の変化は一様ではなく、増幅トランジスタ32のデバイ
スパラメータによって異なり、ピンアッテネータ39の
入力インピーダンスの増減の方向と増幅器1の入力イン
ピーダンス増減の方向とは必ずしも一致しない。そし
て、増幅器31の入力インピーダンスが変化すると、入
力のリターンロスが低下し、NFなどの性能が劣化する
問題が発生する。
【0009】そこで、本発明の可変利得増幅器は、可変
減衰器の減衰に伴う入力インピーダンスの変化によっ
て、前段の増幅器の入力インピーダンスが変化すること
を防止することを目的とする。
減衰器の減衰に伴う入力インピーダンスの変化によっ
て、前段の増幅器の入力インピーダンスが変化すること
を防止することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する手
段として、本発明の可変利得増幅器は、負帰還回路と増
幅トランジスタとを有する増幅器と、前記増幅器の出力
側にカスケード接続されると共に、AGC電圧によって
減衰量が変化する可変減衰器とを備え、前記可変減衰器
のインピーダンス変化に伴う前記増幅トランジスタ自身
の入力インピーダンスの変化を補正するように前記負帰
還回路による帰還量を前記AGC電圧によって変えた。
段として、本発明の可変利得増幅器は、負帰還回路と増
幅トランジスタとを有する増幅器と、前記増幅器の出力
側にカスケード接続されると共に、AGC電圧によって
減衰量が変化する可変減衰器とを備え、前記可変減衰器
のインピーダンス変化に伴う前記増幅トランジスタ自身
の入力インピーダンスの変化を補正するように前記負帰
還回路による帰還量を前記AGC電圧によって変えた。
【0011】また、前記負帰還回路は前記増幅トランジ
スタのコレクタとベースとの間に接続されると共に、前
記AGC電圧によってインピーダンスが変化する電圧負
帰還回路で構成され、前記AGC電圧による前記電圧負
帰還回路のインピーダンスの増減方向を前記増幅トラン
ジスタ自身の入力インピーダンスの増減方向と逆にし
た。
スタのコレクタとベースとの間に接続されると共に、前
記AGC電圧によってインピーダンスが変化する電圧負
帰還回路で構成され、前記AGC電圧による前記電圧負
帰還回路のインピーダンスの増減方向を前記増幅トラン
ジスタ自身の入力インピーダンスの増減方向と逆にし
た。
【0012】また、前記電圧負帰還回路は前記AGC電
圧によって電流が変化する第一のピンダイオードを少な
くとも有し、前記第一のピンダイオードに流す電流の増
減方向を前記増幅トランジスタ自身の入力インピーダン
スの増減方向と同じにした。
圧によって電流が変化する第一のピンダイオードを少な
くとも有し、前記第一のピンダイオードに流す電流の増
減方向を前記増幅トランジスタ自身の入力インピーダン
スの増減方向と同じにした。
【0013】また、前記負帰還回路は前記増幅トランジ
スタのエミッタとグランドとの間に接続されると共に、
前記AGC電圧によってインピーダンスが変化する電流
負帰還回路で構成され、前記AGC電圧による前記電流
負帰還回路のインピーダンスの増減方向を前記増幅トラ
ンジスタ自身の入力インピーダンスの増減方向と同じに
した。
スタのエミッタとグランドとの間に接続されると共に、
前記AGC電圧によってインピーダンスが変化する電流
負帰還回路で構成され、前記AGC電圧による前記電流
負帰還回路のインピーダンスの増減方向を前記増幅トラ
ンジスタ自身の入力インピーダンスの増減方向と同じに
した。
【0014】また、前記電流負帰還回路は前記AGC電
圧によって電流が変化する第二のピンダイオードを少な
くとも有し、前記第二のピンダイオードに流す電流の増
減方向を前記増幅トランジスタ自身の入力インピーダン
スの増減方向と逆にした。
圧によって電流が変化する第二のピンダイオードを少な
くとも有し、前記第二のピンダイオードに流す電流の増
減方向を前記増幅トランジスタ自身の入力インピーダン
スの増減方向と逆にした。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の可変利得増幅器を
図1乃至図4に従って説明する。図1乃至図4はいずれ
も本発明の可変利得増幅器の構成を示し、図1は第一の
実施の形態における第一の構成例を示し、図2は第一の
実施の形態における第二の構成例を示し、図3は第二の
実施の形態における第一の構成例を示し、図4は第二の
実施の形態における第二の構成例を示している。
図1乃至図4に従って説明する。図1乃至図4はいずれ
も本発明の可変利得増幅器の構成を示し、図1は第一の
実施の形態における第一の構成例を示し、図2は第一の
実施の形態における第二の構成例を示し、図3は第二の
実施の形態における第一の構成例を示し、図4は第二の
実施の形態における第二の構成例を示している。
【0016】先ず、図1において、増幅器1は負帰還増
幅器であり、増幅トランジスタ2のコレクタとベースと
の間には第一の負帰還回路3が接続され、エミッタとグ
ランドとの間には第二の負帰還回路4が接続される。第
一の負帰還回路3は、第一のピンダイオード3aと第一
の直流カットコンデンサ3bと第一の帰還抵抗3cとの
直列回路で構成され、電圧負帰還回路とし働く。
幅器であり、増幅トランジスタ2のコレクタとベースと
の間には第一の負帰還回路3が接続され、エミッタとグ
ランドとの間には第二の負帰還回路4が接続される。第
一の負帰還回路3は、第一のピンダイオード3aと第一
の直流カットコンデンサ3bと第一の帰還抵抗3cとの
直列回路で構成され、電圧負帰還回路とし働く。
【0017】第一のピンダイオード3aのアノードは増
幅トランジスタ2のコレクタに接続され、アノードはチ
ョークインダクタ5を介して反転増幅器であるオペアン
プ6の出力端に接続される。一方、第二の負帰還回路4
は、第二の帰還抵抗4aと第二の直流カットコンデンサ
4bとの直列回路で構成され、電流負帰還回路として働
く。
幅トランジスタ2のコレクタに接続され、アノードはチ
ョークインダクタ5を介して反転増幅器であるオペアン
プ6の出力端に接続される。一方、第二の負帰還回路4
は、第二の帰還抵抗4aと第二の直流カットコンデンサ
4bとの直列回路で構成され、電流負帰還回路として働
く。
【0018】そして、ベースにはベースバイアス抵抗
7、8によってバイアス電圧が与えられ、エミッタには
エミッタバイアス抵抗9によって直流電圧が与えられ
る。また、エミッタにはバイパスコンデンサが接続され
ないのでエミッタバイアス抵抗9も電流負帰還の機能を
有している。コレクタにはチョークインダクタ10を介
して電源電圧Vbが印加される。ベースには、例えば、
テレビジョンの中間周波信号Siが入力される。
7、8によってバイアス電圧が与えられ、エミッタには
エミッタバイアス抵抗9によって直流電圧が与えられ
る。また、エミッタにはバイパスコンデンサが接続され
ないのでエミッタバイアス抵抗9も電流負帰還の機能を
有している。コレクタにはチョークインダクタ10を介
して電源電圧Vbが印加される。ベースには、例えば、
テレビジョンの中間周波信号Siが入力される。
【0019】増幅トランジスタ2のコレクタには可変減
衰器であるピンアッテネータ11が接続される。ピンア
ッテネータ11は三個のピンダイオード(図示せず)に
よってT型あるいはπ型に構成され、通常、その入力イ
ンピーダンス及び出力インピーダンスが50オームとな
るように設計され、増幅器1の出力インピーダンスに整
合される。そして、ピンダイオードの電流を増減するこ
とで減衰量が変わる。
衰器であるピンアッテネータ11が接続される。ピンア
ッテネータ11は三個のピンダイオード(図示せず)に
よってT型あるいはπ型に構成され、通常、その入力イ
ンピーダンス及び出力インピーダンスが50オームとな
るように設計され、増幅器1の出力インピーダンスに整
合される。そして、ピンダイオードの電流を増減するこ
とで減衰量が変わる。
【0020】ピンアッテネータ11から出力される信号
の一部はAGC電圧発生回路12に入力される。AGC
電圧発生回路12は検波回路と直流増幅回路(いずれも
図示せず)を有し、信号を検波すると共に信号のレベル
に比例(あるいは反比例)する直流電圧、即ちAGC電
圧を発生する。AGC電圧はピンアッテネータ11に入
力されると共に、オペアンプ6の反転入力端にも入力さ
れる。
の一部はAGC電圧発生回路12に入力される。AGC
電圧発生回路12は検波回路と直流増幅回路(いずれも
図示せず)を有し、信号を検波すると共に信号のレベル
に比例(あるいは反比例)する直流電圧、即ちAGC電
圧を発生する。AGC電圧はピンアッテネータ11に入
力されると共に、オペアンプ6の反転入力端にも入力さ
れる。
【0021】ピンアッテネータ11の減衰量はピンアッ
テネータ11の出力端における信号Soレベルに比例す
るので、信号Soのレベルは増幅器1に入力される信号
Siのレベルの如何に関わらずほぼ一定となる。なお、
ピンアッテネータ11の減衰量が変化すると、一般には
その入力インピーダンス及び出力インピーダンスも変化
するが、その変化の方向は一定していない。しかも、ピ
ンアッテネータ11の入力インピーダンス(増幅トラン
ジスタ2のコレクタ側から見た)の変化に伴って増幅ト
ランジスタ2自身の入力インピーダンスも変化する。そ
の変化は増幅トランジスタ2自身のデバイスパラメータ
等によってまちまちであり、変化の方向も一定しない。
テネータ11の出力端における信号Soレベルに比例す
るので、信号Soのレベルは増幅器1に入力される信号
Siのレベルの如何に関わらずほぼ一定となる。なお、
ピンアッテネータ11の減衰量が変化すると、一般には
その入力インピーダンス及び出力インピーダンスも変化
するが、その変化の方向は一定していない。しかも、ピ
ンアッテネータ11の入力インピーダンス(増幅トラン
ジスタ2のコレクタ側から見た)の変化に伴って増幅ト
ランジスタ2自身の入力インピーダンスも変化する。そ
の変化は増幅トランジスタ2自身のデバイスパラメータ
等によってまちまちであり、変化の方向も一定しない。
【0022】しかし、ここで、AGC電圧が信号Soに
比例すると仮定し、また、増幅トランジスタ2側から見
たピンアッテネータ11の入力インピーダンスの変動に
伴って増幅トランジスタ2自身の入力インピーダンスが
信号Soのレベルに比例すると仮定すすると、第一のピ
ンダイオード3aに流れる電流は信号Soのレベルに比
例する。従って、第一の負帰還回路3のインピーダンス
は反比例する。第一の負帰還回路3は電圧負帰還回路で
あるのでその負帰還量は比例する。その結果、増幅器1
の入力インピーダンスの変化は押さえられることにな
る。即ち、ピンアッテネータ11の入力インピーダンス
の変化に伴う増幅トランジスタ2自身の入力インピーダ
ンスの増減方向と電圧負帰還回路としての第一の負帰還
回路3のインピーダンスの増減方向とが互いに逆の関係
となるように構成されるので、増幅器1の入力インピー
ダンスの変化が押さえられることになる。
比例すると仮定し、また、増幅トランジスタ2側から見
たピンアッテネータ11の入力インピーダンスの変動に
伴って増幅トランジスタ2自身の入力インピーダンスが
信号Soのレベルに比例すると仮定すすると、第一のピ
ンダイオード3aに流れる電流は信号Soのレベルに比
例する。従って、第一の負帰還回路3のインピーダンス
は反比例する。第一の負帰還回路3は電圧負帰還回路で
あるのでその負帰還量は比例する。その結果、増幅器1
の入力インピーダンスの変化は押さえられることにな
る。即ち、ピンアッテネータ11の入力インピーダンス
の変化に伴う増幅トランジスタ2自身の入力インピーダ
ンスの増減方向と電圧負帰還回路としての第一の負帰還
回路3のインピーダンスの増減方向とが互いに逆の関係
となるように構成されるので、増幅器1の入力インピー
ダンスの変化が押さえられることになる。
【0023】図2はオペアンプ6が非反転増幅器として
用いられたときの構成であり、この構成においては、増
幅トランジスタ2側から見たピンアッテネータ11の入
力インピーダンスの変動に伴って増幅トランジスタ2自
身の入力インピーダンスが信号Soのレベルに反比例す
ると仮定した場合に効果が得られる構成である。即ち、
第一のピンダイオード3aに流れる電流は信号Soのレ
ベルに反比例する。従って、第一の負帰還回路3のイン
ピーダンスは比例する。そして同様に、第一の負帰還回
路3は電圧負帰還回路であるのでその負帰還量は反比例
する。その結果、増幅器1の入力インピーダンスの変化
は押さえられることになる。即ち、この場合において
も、ピンアッテネータ11の入力インピーダンスの変化
に伴う増幅トランジスタ2自身の入力インピーダンスの
増減方向と電圧負帰還回路としての第一の負帰還回路3
のインピーダンスの増減方向とが互いに逆の関係となる
ように構成されているので、増幅器1の入力インピーダ
ンスの変化が押さえられることになる。
用いられたときの構成であり、この構成においては、増
幅トランジスタ2側から見たピンアッテネータ11の入
力インピーダンスの変動に伴って増幅トランジスタ2自
身の入力インピーダンスが信号Soのレベルに反比例す
ると仮定した場合に効果が得られる構成である。即ち、
第一のピンダイオード3aに流れる電流は信号Soのレ
ベルに反比例する。従って、第一の負帰還回路3のイン
ピーダンスは比例する。そして同様に、第一の負帰還回
路3は電圧負帰還回路であるのでその負帰還量は反比例
する。その結果、増幅器1の入力インピーダンスの変化
は押さえられることになる。即ち、この場合において
も、ピンアッテネータ11の入力インピーダンスの変化
に伴う増幅トランジスタ2自身の入力インピーダンスの
増減方向と電圧負帰還回路としての第一の負帰還回路3
のインピーダンスの増減方向とが互いに逆の関係となる
ように構成されているので、増幅器1の入力インピーダ
ンスの変化が押さえられることになる。
【0024】図3においては、第一の負帰還回路3は第
一の直流カットコンデンサ3bと第一の帰還抵抗3cと
のみによって構成される。また、第二の負帰還回路4に
おいては第二の帰還抵抗4bに対して第二のピンダイオ
ード4cが並列に接続される。即ち、第二のピンダイオ
ード4cのアノードが第三の直流カットコンデンサ4d
によって第二の帰還抵抗4bに接続され、カソードが第
四の直流カットコンデンサ4eによって接地れる。
一の直流カットコンデンサ3bと第一の帰還抵抗3cと
のみによって構成される。また、第二の負帰還回路4に
おいては第二の帰還抵抗4bに対して第二のピンダイオ
ード4cが並列に接続される。即ち、第二のピンダイオ
ード4cのアノードが第三の直流カットコンデンサ4d
によって第二の帰還抵抗4bに接続され、カソードが第
四の直流カットコンデンサ4eによって接地れる。
【0025】そして、第二のピンダイオード4cのアノ
ードにはチョークインダクタ13を介して電圧Vbが印
加され、カソードはチョークインダクタ5を介して非反
転増幅器としてのオペアンプ6の出力端に接続される。
オペアンプ6の非反転入力端にはAGC電圧が入力され
る。そして、第二の負帰還回路4は電流負帰還回路とし
て機能する。
ードにはチョークインダクタ13を介して電圧Vbが印
加され、カソードはチョークインダクタ5を介して非反
転増幅器としてのオペアンプ6の出力端に接続される。
オペアンプ6の非反転入力端にはAGC電圧が入力され
る。そして、第二の負帰還回路4は電流負帰還回路とし
て機能する。
【0026】ここで、AGC電圧が信号Soに比例する
と仮定し、また、増幅トランジスタ2側から見たピンア
ッテネータ11の入力インピーダンスの変動に伴って増
幅トランジスタ2自身の入力インピーダンスが信号So
のレベルに比例すると仮定すすると、第二のピンダイオ
ード3aに流れる電流は信号Soのレベルに反比例す
る。従って、第二の負帰還回路4のインピーダンスは比
例する。第二の負帰還回路4は電流負帰還回路であるの
でその負帰還量は反比例する。その結果、増幅器1の入
力インピーダンスの変化は押さえられることになる。即
ち、ピンアッテネータ11の入力インピーダンスの変化
に伴う増幅トランジスタ2自身の入力インピーダンスの
増減方向と電流負帰還回路としての第二の負帰還回路4
のインピーダンスの増減方向とが互いに同じ関係となる
ように構成されているので、増幅器1の入力インピーダ
ンスの変化が押さえられることになる。
と仮定し、また、増幅トランジスタ2側から見たピンア
ッテネータ11の入力インピーダンスの変動に伴って増
幅トランジスタ2自身の入力インピーダンスが信号So
のレベルに比例すると仮定すすると、第二のピンダイオ
ード3aに流れる電流は信号Soのレベルに反比例す
る。従って、第二の負帰還回路4のインピーダンスは比
例する。第二の負帰還回路4は電流負帰還回路であるの
でその負帰還量は反比例する。その結果、増幅器1の入
力インピーダンスの変化は押さえられることになる。即
ち、ピンアッテネータ11の入力インピーダンスの変化
に伴う増幅トランジスタ2自身の入力インピーダンスの
増減方向と電流負帰還回路としての第二の負帰還回路4
のインピーダンスの増減方向とが互いに同じ関係となる
ように構成されているので、増幅器1の入力インピーダ
ンスの変化が押さえられることになる。
【0027】図4は第二のピンダイオード4eのカソー
ドが接地され、アノードがチョークインダクタ5を介し
てオペアンプ6の出力端に接続された構成を有してい
る。オペアンプ6は非反転増幅器として用いられる。こ
の構成においては、増幅トランジスタ2側から見たピン
アッテネータ11の入力インピーダンスの変動に伴って
増幅トランジスタ2自身の入力インピーダンスが信号S
oのレベルに反比例すると仮定した場合に効果が得られ
る構成である。
ドが接地され、アノードがチョークインダクタ5を介し
てオペアンプ6の出力端に接続された構成を有してい
る。オペアンプ6は非反転増幅器として用いられる。こ
の構成においては、増幅トランジスタ2側から見たピン
アッテネータ11の入力インピーダンスの変動に伴って
増幅トランジスタ2自身の入力インピーダンスが信号S
oのレベルに反比例すると仮定した場合に効果が得られ
る構成である。
【0028】即ち、第二のピンダイオード3aに流れる
電流は信号Soのレベルに比例する。従って、第二の負
帰還回路4のインピーダンスは反比例する。そして同様
に、第二の負帰還回路4は電流負帰還回路であるのでそ
の負帰還量は比例する。その結果、増幅器1の入力イン
ピーダンスの変化は押さえられることになる。即ち、こ
の場合においても、ピンアッテネータ11の入力インピ
ーダンスの変化に伴う増幅トランジスタ2自身の入力イ
ンピーダンスの増減方向と電流負帰還回路としての第二
の負帰還回路4のインピーダンスの増減方向とが互いに
同じ関係となるように構成されているので、増幅器1の
入力インピーダンスの変化が押さえられることになる。
電流は信号Soのレベルに比例する。従って、第二の負
帰還回路4のインピーダンスは反比例する。そして同様
に、第二の負帰還回路4は電流負帰還回路であるのでそ
の負帰還量は比例する。その結果、増幅器1の入力イン
ピーダンスの変化は押さえられることになる。即ち、こ
の場合においても、ピンアッテネータ11の入力インピ
ーダンスの変化に伴う増幅トランジスタ2自身の入力イ
ンピーダンスの増減方向と電流負帰還回路としての第二
の負帰還回路4のインピーダンスの増減方向とが互いに
同じ関係となるように構成されているので、増幅器1の
入力インピーダンスの変化が押さえられることになる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明では、負帰還回路
と増幅トランジスタとを有する増幅器と、増幅器の出力
側にカスケード接続されると共に、AGC電圧によって
減衰量が変化する可変減衰器とを備え、可変減衰器のイ
ンピーダンス変化に伴う増幅トランジスタ自身の入力イ
ンピーダンスの変化を補正するように負帰還回路による
帰還量をAGC電圧によって変えたので、信号のレベル
が変化して可変減衰器の減衰量が変わっても増幅器の入
力インピーダンスの変化が押さえられる。従って、リタ
ーンロスの低下はない。
と増幅トランジスタとを有する増幅器と、増幅器の出力
側にカスケード接続されると共に、AGC電圧によって
減衰量が変化する可変減衰器とを備え、可変減衰器のイ
ンピーダンス変化に伴う増幅トランジスタ自身の入力イ
ンピーダンスの変化を補正するように負帰還回路による
帰還量をAGC電圧によって変えたので、信号のレベル
が変化して可変減衰器の減衰量が変わっても増幅器の入
力インピーダンスの変化が押さえられる。従って、リタ
ーンロスの低下はない。
【0030】また、負帰還回路は増幅トランジスタのコ
レクタとベースとの間に接続され、AGC電圧によって
インピーダンスが変化する電圧負帰還回路で構成され、
AGC電圧による電圧負帰還回路のインピーダンスの増
減方向を増幅トランジスタ自身の入力インピーダンスの
増減方向と逆にしたので、増幅トランジスタの入力イン
ピーダンスの増減方向に対して電圧負帰還回路による負
帰還量の増減方向が同じとなる。従って、増幅器の入力
インピーダンスの変化が押さえられる。
レクタとベースとの間に接続され、AGC電圧によって
インピーダンスが変化する電圧負帰還回路で構成され、
AGC電圧による電圧負帰還回路のインピーダンスの増
減方向を増幅トランジスタ自身の入力インピーダンスの
増減方向と逆にしたので、増幅トランジスタの入力イン
ピーダンスの増減方向に対して電圧負帰還回路による負
帰還量の増減方向が同じとなる。従って、増幅器の入力
インピーダンスの変化が押さえられる。
【0031】また、電圧負帰還回路はAGC電圧によっ
て電流が変化する第一のピンダイオードを少なくとも有
し、第一のピンダイオードに流す電流の増減方向を増幅
トランジスタ自身の入力インピーダンスの増減方向と同
じにしたので、電圧負帰還回路のインピーダンスの増減
方向を増幅トランジスタ自身の入力インピーダンスの増
減方向と逆にすることが出来る。
て電流が変化する第一のピンダイオードを少なくとも有
し、第一のピンダイオードに流す電流の増減方向を増幅
トランジスタ自身の入力インピーダンスの増減方向と同
じにしたので、電圧負帰還回路のインピーダンスの増減
方向を増幅トランジスタ自身の入力インピーダンスの増
減方向と逆にすることが出来る。
【0032】また、負帰還回路は増幅トランジスタのエ
ミッタとグランドとの間に接続されると共に、AGC電
圧によってインピーダンスが変化する電流負帰還回路で
構成され、AGC電圧による電流負帰還回路のインピー
ダンスの増減方向を増幅トランジスタ自身の入力インピ
ーダンスの増減方向と同じにしたので、増幅トランジス
タの入力インピーダンスの増減方に対して電流負帰還回
路による負帰還量の増減方向が逆となる。従って、増幅
器の入力インピーダンスの変化が押さえられる。
ミッタとグランドとの間に接続されると共に、AGC電
圧によってインピーダンスが変化する電流負帰還回路で
構成され、AGC電圧による電流負帰還回路のインピー
ダンスの増減方向を増幅トランジスタ自身の入力インピ
ーダンスの増減方向と同じにしたので、増幅トランジス
タの入力インピーダンスの増減方に対して電流負帰還回
路による負帰還量の増減方向が逆となる。従って、増幅
器の入力インピーダンスの変化が押さえられる。
【0033】また、電流負帰還回路はAGC電圧によっ
て電流が変化する第二のピンダイオードを少なくとも有
し、第二のピンダイオードに流す電流の増減方向を増幅
トランジスタ自身の入力インピーダンスの増減方向と逆
にしたので、電流負帰還回路のインピーダンスの増減方
向を増幅トランジスタの入力インピーダンスの増減方向
と同じにすることが出来る。
て電流が変化する第二のピンダイオードを少なくとも有
し、第二のピンダイオードに流す電流の増減方向を増幅
トランジスタ自身の入力インピーダンスの増減方向と逆
にしたので、電流負帰還回路のインピーダンスの増減方
向を増幅トランジスタの入力インピーダンスの増減方向
と同じにすることが出来る。
【図1】本発明の可変利得増幅器の第一の実施の形態に
おける第一の構成例を示す回路図である。
おける第一の構成例を示す回路図である。
【図2】本発明の可変利得増幅器の第一の実施の形態に
おける第二の構成例を示す回路図である。
おける第二の構成例を示す回路図である。
【図3】本発明の可変利得増幅器の第二の実施の形態に
おける第一の構成例を示す回路図である。
おける第一の構成例を示す回路図である。
【図4】本発明の可変利得増幅器の第二の実施の形態に
おける第二の構成例を示す回路図である。
おける第二の構成例を示す回路図である。
【図5】従来の可変利得増幅器の構成例を示す回路図で
ある。
ある。
1 増幅器 2 増幅トランジスタ 3 第一の負帰還回路(電圧負帰還回路) 3a 第一のピンダイオード 3b 第一の直流カットコンデンサ 3c 第一の帰還抵抗 4 第二の負帰還回路(電流負帰還回路) 4a 第二の直流カットコンデンサ 4b 第二の帰還抵抗 4c 第二のピンダイオード 4d 第三の直流カットコンデンサ 4e 第四の直流カットコンデンサ 5 チョークインダクタ 6 オペアンプ 7、8 ベースバイアス抵抗 9 エミッタバイアス抵抗 10 チョークインダクタ 11 ピンアッテネータ(可変減衰器) 12 AGC電圧発生回路 13 チョークインダクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J090 AA01 AA47 CA62 CA71 DN01 FA17 HA01 HA19 HA25 HA29 KA01 MA13 MN02 SA13 TA01 5J091 AA01 AA47 CA62 CA71 FA17 HA19 HA25 HA29 KA01 MA13 SA13 TA01 5J092 AA01 AA47 CA62 CA71 FA17 HA01 HA19 HA25 HA29 KA01 MA13 SA13 TA01 5J100 AA02 AA17 BB01 BB04 BB07 BB11 BC05 CA03 CA22 DA06 FA02
Claims (5)
- 【請求項1】 負帰還回路と増幅トランジスタとを有す
る増幅器と、前記増幅器の出力側にカスケード接続され
ると共に、AGC電圧によって減衰量が変化する可変減
衰器とを備え、前記可変減衰器のインピーダンス変化に
伴う前記増幅トランジスタ自身の入力インピーダンスの
変化を補正するように前記負帰還回路による帰還量を前
記AGC電圧によって変えたことを特徴とする可変利得
増幅器。 - 【請求項2】 前記負帰還回路は前記増幅トランジスタ
のコレクタとベースとの間に接続されると共に、前記A
GC電圧によってインピーダンスが変化する電圧負帰還
回路で構成され、前記AGC電圧による前記電圧負帰還
回路のインピーダンスの増減方向を前記増幅トランジス
タ自身の入力インピーダンスの増減方向と逆にしたこと
を特徴とする請求項1記載の可変利得増幅器。 - 【請求項3】 前記電圧負帰還回路は前記AGC電圧に
よって電流が変化する第一のピンダイオードを少なくと
も有し、前記第一のピンダイオードに流す電流の増減方
向を前記増幅トランジスタ自身の入力インピーダンスの
増減方向と同じにしたことを特徴とする請求項2記載の
可変利得増幅器。 - 【請求項4】 前記負帰還回路は前記増幅トランジスタ
のエミッタとグランドとの間に接続されると共に、前記
AGC電圧によってインピーダンスが変化する電流負帰
還回路で構成され、前記AGC電圧による前記電流負帰
還回路のインピーダンスの増減方向を前記増幅トランジ
スタ自身の入力インピーダンスの増減方向と同じにした
ことを特徴とする請求項1記載の可変利得増幅器。 - 【請求項5】 前記電流負帰還回路は前記AGC電圧に
よって電流が変化する第二のピンダイオードを少なくと
も有し、前記第二のピンダイオードに流す電流の増減方
向を前記増幅トランジスタ自身の入力インピーダンスの
増減方向と逆にしたことを特徴とする請求項4記載の可
変利得増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000054350A JP2001244766A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 可変利得増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000054350A JP2001244766A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 可変利得増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001244766A true JP2001244766A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18575618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000054350A Withdrawn JP2001244766A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 可変利得増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001244766A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004015859A2 (en) * | 2002-08-12 | 2004-02-19 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Variable gain amplifier with improved control characteristics linearity |
US7564935B2 (en) | 2005-08-30 | 2009-07-21 | Alps Electric Co., Ltd. | AGC circuit which is hard to be influenced by level of input signal |
CN106788299A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-05-31 | 杭州电子科技大学 | 一种基于adl5501的射频agc模块 |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000054350A patent/JP2001244766A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004015859A2 (en) * | 2002-08-12 | 2004-02-19 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Variable gain amplifier with improved control characteristics linearity |
WO2004015859A3 (en) * | 2002-08-12 | 2004-09-02 | Koninkl Philips Electronics Nv | Variable gain amplifier with improved control characteristics linearity |
US7564935B2 (en) | 2005-08-30 | 2009-07-21 | Alps Electric Co., Ltd. | AGC circuit which is hard to be influenced by level of input signal |
CN106788299A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-05-31 | 杭州电子科技大学 | 一种基于adl5501的射频agc模块 |
CN106788299B (zh) * | 2016-12-06 | 2019-04-09 | 杭州电子科技大学 | 一种基于adl5501的射频agc模块 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060418 |