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JP2001242606A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

Info

Publication number
JP2001242606A
JP2001242606A JP2000377428A JP2000377428A JP2001242606A JP 2001242606 A JP2001242606 A JP 2001242606A JP 2000377428 A JP2000377428 A JP 2000377428A JP 2000377428 A JP2000377428 A JP 2000377428A JP 2001242606 A JP2001242606 A JP 2001242606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
silver halide
heterocyclic
aryl
cycloalkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000377428A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Nishizeki
雅人 西関
Katsunori Kato
勝徳 加藤
Motoaki Sugino
元昭 杉野
Fumio Ishii
文雄 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2000377428A priority Critical patent/JP2001242606A/ja
Publication of JP2001242606A publication Critical patent/JP2001242606A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 色再現性、発色性に優れ、しかもマゼンタ色
素画像の光堅牢性が著しく改良されたハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料の提供。 【解決手段】 支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤
層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀
乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー写
真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の少
なくとも一層に、下記一般式(M−I)で表されるマゼ
ンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴と
するハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマゼンタカプラーを
含有するハロゲン化銀カラー写真感光材料に関し、更に
詳しくはピラゾロアゾール系マゼンタカプラーを含有す
ることによって、色再現性及び発色性が優れ、更に、熱
や光に対して安定な色素画像が得られるハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀カラー写真感光材料(以
下、単に感光材料ともいう)において、一般に用いられ
るカプラーとしては、開鎖ケトメチレン系化合物からな
るイエローカプラー、ピラゾロン系化合物、ピラゾロア
ゾール系化合物からなるマゼンタカプラー、フェノール
系化合物、ナフトール系化合物からなるシアンカプラー
等が知られている。従来より、5−ピラゾロン化合物が
マゼンタカプラーとしてよく使用されている。
【0003】公知のピラゾロンマゼンタカプラーとして
は、米国特許第2,600,788号、同第3,51
9,429号、特開昭49−111631号、同57−
35858号等に記載されている。しかし、ザ・セオリ
ー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス(The
Theory of the Photograph
ic Process),マクミラン社,4版(197
7),356〜358頁、ファインケミカル,シー・エ
ム・シー社刊,14巻,8号,38〜41頁、日本写真
学会・昭和60年度年次大会講演要旨集,108〜11
0頁に記載されている如く、ピラゾロンマゼンタカプラ
ーより形成される色素には好ましくない副吸収があり、
その改良が望まれている。
【0004】先の文献にも記載されている如く、ピラゾ
ロアゾール系マゼンタカプラーより形成される色素には
副吸収がなく、このカプラーが良好なカプラーであるこ
とは、先の文献に、また米国特許第3,725,067
号、同第3,758,309号、同第3,810,76
1号等にも記載されている。
【0005】しかしながら、これらのカプラーから形成
されるアゾメチン色素の光に対する堅牢性は著しく低
く、カラー写真感光材料、特にプリント系カラー写真感
光材料の性能を著しく損なうものであった。
【0006】従来から光に対する堅牢性を改良するため
の研究が行われてきた。例えば特開昭59−12573
2号、同61−282845号、同61−292639
号、同61−279855号にはピラゾロアゾール系マ
ゼンタカプラーに、フェノール系化合物又はフェニルエ
ーテル化合物を併用し堅牢性を改良する技術が、特開昭
61−72246号、同62−208048号、同62
−157031号、同63−163351号にはアミン
系化合物を併用し堅牢性を改良する技術がそれぞれ開示
されている。
【0007】更に特開昭63−24256号には、アル
キルオキシフェニルオキシ基を有するピラゾロアゾール
系マゼンタカプラーが提案されている。
【0008】しかし、上記技術においても、マゼンタ色
素画像の光に対する堅牢性は不充分であり、その改良が
強く望まれていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決すべくなされたものであり、本発明の目的は、色再
現性、発色性に優れ、しかもマゼンタ色素画像の光堅牢
性が著しく改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の構成により達成された。
【0011】(1)支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳
剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化
銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも一層に、下記一般式(M−I)で表されるマ
ゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴
とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0012】
【化10】 式中、Y、Yは水素原子またはアルキル基、シクロ
アルキル基、アリール基、ヘテロ環基、アルコキシ基、
シクロアルコキシ基、ヘテロ環オキシ基から選ばれる基
を表し、Y、Yは同じであっても異なっていても良
い。Rはアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル
基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン
原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオ
キシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリ
ールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシ
カルボニル基、スルファモイル基、ウレイド基、アシル
基、アシルオキシ基、アミド基、カルバモイル基、スル
フィニル基、スルホニル基、アミノ基、シアノ基、ニト
ロ基、ヒドロキシル基から選ばれる置換基を表し、R
は置換又は無置換のアルキル基、アルケニル基、シクロ
アルキル基、アリール基またはヘテロ環基を表す。R
において置換基はアルキル基、シクロアルキル基、アル
ケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハ
ロゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリ
ールオキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ
基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリー
ルオキシカルボニル基、スルホンアミド基、スルファモ
イル基、ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、アミ
ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基または
ヒドロキシル基から選ばれる。これらの置換基がさらに
置換基を有していても良い。Xはハロゲン原子を表し、
pは0、1または2を表す。pが2の場合、複数のR
は同じであっても異なっていても良い。
【0013】(2)支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳
剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化
銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも一層に、下記一般式(M−II)で表されるマ
ゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴
とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0014】
【化11】 式中、Y、Yは水素原子またはアルキル基、シクロ
アルキル基、アリール基、ヘテロ環基、アルコキシ基、
シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキ
シ基から選ばれる基を表す。Y、Yは同じであって
も異なっていても良い。Rはアルキル基、シクロアル
キル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘ
テロ環基、ハロゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコ
キシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、シクロア
ルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、スルホンアミド基、
スルファモイル基、ウレイド基、アシル基、アシルオキ
シ基、カルバモイル基、アミド基、スルフィニル基、ス
ルホニル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキ
シル基から選ばれる置換基を表し、Rは置換又は無置
換のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ア
リール基またはヘテロ環基を表す。Rにおいて置換基
はアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アル
キニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、ア
ルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、
アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリールチオ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基または
ヒドロキシル基から選ばれる。これらの置換基がさらに
置換基を有していても良い。Xはハロゲン原子を表し、
qは0、1または2を表す。qが2の場合、複数のR
は同じであっても異なっていても良い。
【0015】(3)支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳
剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化
銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも一層に、下記一般式(M−III)で表される
マゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特
徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0016】
【化12】 式中、Lは−NR−または−O−を表す。Rはア
ルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニ
ル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、アル
キルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリールチオ基、
アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル
基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基、シア
ノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基から選ばれる置換基を
表し、Rは置換又は無置換のアルキル基、アルケニル
基、シクロアルキル基、アリール基またはヘテロ環基を
表す。Rは水素原子あるいは置換又は無置換のアルキ
ル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基ま
たはヘテロ環基を表す。R、Rにおいて置換基はア
ルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニ
ル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、アル
キルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリールチオ基、
アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル
基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基または
ヒドロキシル基から選ばれる。これらの置換基がさらに
置換基を有していても良い。Xはハロゲン原子を表し、
rは0、1または2を表す。rが2の場合、複数のR
は同じであっても異なっていても良い。
【0017】(4)支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳
剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化
銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも一層に、下記一般式(M−IV)で表されるマ
ゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴
とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0018】
【化13】 式中、Lは−NR10−または−O−を表す。R
アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキ
ニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アル
コキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、ア
ルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリールチオ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基、シア
ノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基から選ばれる置換基を
表し、Rは置換又は無置換のアルキル基、アルケニル
基、シクロアルキル基、アリール基またはヘテロ環基を
表す。R10は水素原子あるいは置換又は無置換のアル
キル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基
またはヘテロ環基を表す。R、R10において置換基
はアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アル
キニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、ア
ルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、
アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリールチオ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基または
ヒドロキシル基から選ばれる。これらの置換基がさらに
置換基を有していても良い。Xはハロゲン原子を表し、
sは0、1または2を表す。sが2の場合、複数のR
は同じであっても異なっていても良い。
【0019】(5)支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳
剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化
銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも一層に、下記一般式(M−V)で表されるマ
ゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴
とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0020】
【化14】 式中、R11はアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
ニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロ
ゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、
アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
キシカルボニル基、スルホンアミド基、スルファモイル
基、ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモ
イル基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル基、ア
ミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基から選ば
れる置換基を表す。R12は水素原子あるいはアルキル
基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、
アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アルコキシ
基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環
オキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、ア
リールチオ基、シクロアルコキシカルボニル基、アリー
ルオキシカルボニル基、ヘテロ環オキシカルボニル基、
スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド基、ア
シル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、
スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基またはヒドロ
キシル基から選ばれる置換基を表す。R13は水素原子
あるいはアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル
基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン
原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオ
キシ基、ヘテロ環オキシ基、アルキルチオ基、シクロア
ルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル
基、シクロアルコキシカルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基、ヘテロ環オキシカルボニル基、スルホンア
ミド基、スルファモイル基、ウレイド基、アシル基、ア
シルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、スルホニル
基、アミノ基、スルフィニル基、またはヒドロキシル基
から選ばれる置換基を表す。R14は水素原子あるいは
アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキ
ニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、シク
ロアルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ
基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリール
チオ基、シクロアルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基、ヘテロ環オキシカルボニル基、スルホ
ンアミド基、スルファモイル基、ウレイド基、アシル
基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、スル
フィニル基、スルホニル基、アミノ基またはヒドロキシ
ル基から選ばれる置換基を表す。Xはハロゲン原子を表
し、tは0、1または2を表す。tが2の場合、複数の
11は同じであっても異なっていても良い。
【0021】(6)支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳
剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化
銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも一層に、下記一般式(M−VI)で表されるマ
ゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴
とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0022】
【化15】 式中、R15はアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
ニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロ
ゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、
アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
キシカルボニル基、スルホンアミド基、スルファモイル
基、ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモ
イル基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル基、ア
ミノ基、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基から
選ばれる置換基を表す。
【0023】R16、R17、R18は水素原子あるい
はアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アル
キニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、ア
ルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、
ヘテロ環オキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチ
オ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、シク
ロアルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル
基、ヘテロ環オキシカルボニル基、スルホンアミド基、
スルファモイル基、ウレイド基、アシル基、アシルオキ
シ基、カルバモイル基、アミド基、スルフィニル基、ス
ルホニル基、アミノ基またはヒドロキシル基から選ばれ
る置換基を表す。Xはハロゲン原子を表し、uは0、1
または2を表す。uが2の場合、複数のR15は同じで
あっても異なっていても良い。
【0024】(7)支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳
剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化
銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも一層に、下記一般式(M−VII)で表される
マゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特
徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0025】
【化16】 式中、R19、R20はアルキル基、シクロアルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ
環基、ハロゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ
基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキ
ルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、
アリールオキシカルボニル基、スルホンアミド基、スル
ファモイル基、ウレイド基、アシル基、アシルオキシ
基、カルバモイル基、アミド基、スルフィニル基、スル
ホニル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基またはヒドロ
キシル基から選ばれる置換基を表し、v、wは0または
1を表し、同時に0になることはない。v=w=1の場
合、R19とR20は同じであっても異なっていても良
い。Lは−NR22−または−O−を表し、xは0ま
たは1を表す。R21は置換又は無置換のアルキル基、
アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基またはヘ
テロ環基を表す。R22は水素原子あるいは置換又は無
置換のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、
アリール基またはヘテロ環基を表す。R21、R22
おいて置換基はアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
ニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロ
ゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、
アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
キシカルボニル基、スルホンアミド基、スルファモイル
基、ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモ
イル基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル基、ア
ミノ基またはヒドロキシル基から選ばれる。これらの置
換基がさらに置換基を有していても良い。Xはハロゲン
原子を表す。
【0026】(8)支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳
剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化
銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも一層に、下記一般式(M−VIII)で表される
マゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特
徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0027】
【化17】 式中、R23、R24は水素原子またはアルキル基、シ
クロアルキル基、アリール基、ヘテロ環基を表す。R
23、R24は同じであっても異なっていても良い。R
25は置換又は無置換のアルキル基、アルケニル基、シ
クロアルキル基、アリール基またはヘテロ環基を表す。
26はアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル
基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン
原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオ
キシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリ
ールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシ
カルボニル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、
ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル
基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ
基、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基から選ば
れる置換基を表し、yは0、1または2を表す。yが2
の場合、複数のR26は同じであっても異なっていても
良い。Lは−(C=O)−、−(C=O)−O−、−
O−(C=O)−、−(C=O)−NR27−、−NR
27−(C=O)−、−NR27−(C=O)−NR
27−、−O−(C=O)−NR27−、−NR7−
(C=O)−O−、−O−、−S−、−SO−、−SO
−、−NR27−から選ばれる2価の連結基を表す。
27は水素原子あるいは置換又は無置換のアルキル
基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基また
はヘテロ環基を表す。R25、R 27において置換基は
アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキ
ニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アル
コキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、ア
ルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリールチオ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基または
ヒドロキシル基から選ばれる。これらの置換基がさらに
置換基を有していても良い。Xはハロゲン原子を表す。
【0028】(9)支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳
剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化
銀乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも一層に、下記一般式(M−IX)で表されるマ
ゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴
とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0029】
【化18】 式中、R28は置換又は無置換のアルキル基、アルケニ
ル基、シクロアルキル基、アリール基またはヘテロ環基
を表す。R28において置換基はアルキル基、シクロア
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、
ヘテロ環基、ハロゲン原子、アルコキシ基、シクロアル
コキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、シクロ
アルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニ
ル基、アリールオキシカルボニル基、スルホンアミド
基、スルファモイル基、ウレイド基、アシル基、アシル
オキシ基、カルバモイル基、アミド基、スルフィニル
基、スルホニル基、アミノ基またはヒドロキシル基から
選ばれる。これらの置換基がさらにこれらの置換基を有
していても良い。R29はアルキル基、シクロアルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ
環基、ハロゲン原子、シクロアルコキシ基、アリールオ
キシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリ
ールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシ
カルボニル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、
ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル
基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ
基、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基から選ば
れる置換基を表し、zは0、1または2を表す。zが2
の場合、複数のR29は同じであっても異なっていても
良い。Xはハロゲン原子を表す。
【0030】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
前記一般式(M−I)で表されるマゼンタカプラーにつ
いて説明する。前記一般式(M−I)において、Y
は水素原子またはアルキル基(例えば、メチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基
等)、シクロアルキル基(例えば、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基等)、アリール基(例えば、フェニル
基、ナフチル基等)、ヘテロ環基(例えば、ピリジル
基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、
フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジニル
基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニル
基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ
基、プロピルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオ
キシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキシ基等)、シ
クロアルコキシ基(例えば、シクロペンチルオキシ基、
シクロヘキシルオキシ基等)、ヘテロ環オキシ基(例え
ば、ピリジルオキシ基、フリルオキシ基、ピラジニルオ
キシ基、ピリミジニルオキシ基等)から選ばれる基を表
す。これらの中、水素原子あるいは炭素数1〜20のア
ルキル基またはアルコキシ基が好ましいが、より好まし
くは水素原子あるいは炭素数1〜12のアルキル基また
はアルコキシ基である。Y、Yは同じであっても異
なっていても良い。
【0031】Rはアルキル基(例えば、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基
等)、シクロアルキル基(例えば、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、アルキニル基(例えば、プロパルギ
ル基等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチル
基等)、ヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル
基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロ
リル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル
基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)、ハロゲン原子
(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原
子等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ
基、プロピルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオ
キシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキシ基等)、シ
クロアルコキシ基(例えば、シクロペンチルオキシ基、
シクロヘキシルオキシ基等)、アリールオキシ基(例え
ば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等)、アルキルチ
オ基(例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピル
チオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチ
オ基、ドデシルチオ基等)、シクロアルキルチオ基(例
えば、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基
等)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ基、ナフ
チルチオ基等)、アルコキシカルボニル基(例えば、メ
チルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニル基、
ブチルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル
基、ドデシルオキシカルボニル基等)、アリールオキシ
カルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニル基、
ナフチルオキシカルボニル基等)、スルファモイル基
(例えば、アミノスルホニル基、メチルアミノスルホニ
ル基、ジメチルアミノスルホニル基、ブチルアミノスル
ホニル基、ヘキシルアミノスルホニル基、シクロヘキシ
ルアミノスルホニル基、オクチルアミノスルホニル基、
ドデシルアミノスルホニル基、フェニルアミノスルホニ
ル基、ナフチルアミノスルホニル基、2−ピリジルアミ
ノスルホニル基等)、ウレイド基(例えば、メチルウレ
イド基、エチルウレイド基、ペンチルウレイド基、シク
ロヘキシルウレイド基、オクチルウレイド基、ドデシル
ウレイド基、フェニルウレイド基、ナフチルウレイド
基、2−ピリジルアミノウレイド基等)、アシル基(例
えば、アセチル基、エチルカルボニル基、プロピルカル
ボニル基、ペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカル
ボニル基、オクチルカルボニル基、2−エチルヘキシル
カルボニル基、ドデシルカルボニル基、フェニルカルボ
ニル基、ナフチルカルボニル基、ピリジルカルボニル基
等)、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ基、エ
チルカルボニルオキシ基、ブチルカルボニルオキシ基、
オクチルカルボニルオキシ基、ドデシルカルボニルオキ
シ基、フェニルカルボニルオキシ基等)、アミド基(例
えば、メチルカルボニルアミノ基、エチルカルボニルア
ミノ基、ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカルボ
ニルアミノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シクロヘ
キシルカルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカルボ
ニルアミノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデシル
カルボニルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ基、ナ
フチルカルボニルアミノ基等)、カルバモイル基(例え
ば、アミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基、
ジメチルアミノカルボニル基、プロピルアミノカルボニ
ル基、ペンチルアミノカルボニル基、シクロヘキシルア
ミノカルボニル基、オクチルアミノカルボニル基、2−
エチルヘキシルアミノカルボニル基、ドデシルアミノカ
ルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、ナフチルア
ミノカルボニル基、2−ピリジルアミノカルボニル基
等)、スルフィニル基(例えば、メチルスルフィニル
基、エチルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、シ
クロヘキシルスルフィニル基、2−エチルヘキシルスル
フィニル基、ドデシルスルフィニル基、フェニルスルフ
ィニル基、ナフチルスルフィニル基、2−ピリジルスル
フィニル基等)、スルホニル基(例えば、メチルスルホ
ニル基、エチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、シ
クロヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスルホ
ニル基、ドデシルスルホニル基、フェニルスルホニル
基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基
等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、
ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルア
ミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ
基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミ
ノ基等)、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基か
ら選ばれる置換基を表す。これらの基は、更に上記の置
換基によって置換されていてもよい。これらのちうち
で、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アシルオキシ基、アミド基、アミノ基、ヒ
ドロキシル基が好ましく、より好ましいものは、炭素数
1〜12のアルキル基、アルコキシ基、アミド基であ
る。pは0、1または2を表す。pが2の場合、複数の
は同じであっても異なっていても良い。好ましくは
pは0または1である。
【0032】Rは置換又は無置換のアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アリール基(例え
ば、フェニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例
えば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イ
ミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、
ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、ス
ルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラ
ゾリル基等)を表す。
【0033】Rにおいて置換基はアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、シクロアルキル基(例えば、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルケニル基
(例えば、ビニル基、アリル基等)、アルキニル基(例
えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例えば、ピ
リジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリ
ル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニ
ル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例えば、メ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシ
ルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例えばシクロペ
ンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリー
ルオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基
等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチル
チオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチ
オ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シクロア
ルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、シクロ
ヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニ
ルチオ基、ナフチルチオ基等)、アルコキシカルボニル
基(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシ
カルボニル基、ブチルオキシカルボニル基、オクチルオ
キシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基等)、
アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシ
カルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、スル
ホンアミド基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エ
チルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、
ヘキシルスルホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニ
ルアミノ基、オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルス
ルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、
スルファモイル基(例えば、アミノスルホニル基、メチ
ルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、
ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル
基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オクチルアミ
ノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニ
ルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、
2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレイド基(例
えば、メチルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチル
ウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレ
イド基、ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基、ナ
フチルウレイド基、2−ピリジルアミノウレイド基
等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチルカルボニ
ル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、
シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボニル基、
2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカルボニル
基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピ
リジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例えば、ア
セチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカ
ルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデ
シルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基
等)、アミド基(例えば、メチルカルボニルアミノ基、
エチルカルボニルアミノ基、ジメチルカルボニルアミノ
基、プロピルカルボニルアミノ基、ペンチルカルボニル
アミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミノ基、2−エ
チルヘキシルカルボニルアミノ基、オクチルカルボニル
アミノ基、ドデシルカルボニルアミノ基、フェニルカル
ボニルアミノ基、ナフチルカルボニルアミノ基等)、ス
ルフィニル基(例えば、メチルスルフィニル基、エチル
スルフィニル基、ブチルスルフィニル基、シクロヘキシ
ルスルフィニル基、2−エチルヘキシルスルフィニル
基、ドデシルスルフィニル基、フェニルスルフィニル
基、ナフチルスルフィニル基、2−ピリジルスルフィニ
ル基等)、スルホニル基(例えば、メチルスルホニル
基、エチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、シクロ
ヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスルホニル
基、ドデシルスルホニル基、フェニルスルホニル基、ナ
フチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基等)、
アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、ジメチ
ルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルアミノ
基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ基、
アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミノ基
等)またはヒドロキシル基から選ばれる。これらの基
は、更に上記の置換基によって置換されていてもよい。
【0034】Rとしては好ましいのは、炭素数1〜2
0のアルキル基、アリール基であり、より好ましくは炭
素数1〜12のアルキル基、アリール基である。また、
の置換基として好ましいのはアルキル基、アルコキ
シ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボ
ニル基、アシルオキシ基、アミド基である。
【0035】Xはハロゲン原子を表す。塩素原子または
臭素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
【0036】本発明の前記一般式(M−II)で表される
マゼンタカプラーについて説明する。前記一般式(M−
II)において、Y、Yは水素原子またはアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オ
クチル基、ドデシル基等)、シクロアルキル基(例え
ば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等)、アリー
ル基(例えば、フェニル基、ナフチル基等)、ヘテロ環
基(例えば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリル
基、イミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニ
ル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル
基、スルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、
テトラゾリル基等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ
基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオキシ
基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオ
キシ基等)、シクロアルコキシ基(例えば、シクロペン
チルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリール
オキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基
等)、ヘテロ環オキシ基(例えば、ピリジルオキシ基、
フリルオキシ基、ピラジニルオキシ基、ピリミジニルオ
キシ基等)から選ばれる基を表す。水素原子あるいは炭
素数1〜20のアルキル基、アルコキシ基またはアリー
ルオキシ基が好ましい。より好ましくは水素原子あるい
は炭素数1〜12のアルキル基またはアルコキシ基であ
る。Y、Yは同じであっても異なっていても良い。
【0037】Rはアルキル基(例えば、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基
等)、シクロアルキル基(例えば、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、アルキニル基(例えば、プロパルギ
ル基等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチル
基等)、ヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル
基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロ
リル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル
基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)、ハロゲン原子
(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原
子等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ
基、プロピルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオ
キシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキシ基等)、シ
クロアルコキシ基(例えば、シクロペンチルオキシ基、
シクロヘキシルオキシ基等)、アリールオキシ基(例え
ば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等)、アルキルチ
オ基(例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピル
チオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチ
オ基、ドデシルチオ基等)、シクロアルキルチオ基(例
えば、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基
等)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ基、ナフ
チルチオ基等)、アルコキシカルボニル基(例えば、メ
チルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニル基、
ブチルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル
基、ドデシルオキシカルボニル基等)、アリールオキシ
カルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニル基、
ナフチルオキシカルボニル基等)、スルホンアミド基
(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エチルスルホニ
ルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、ヘキシルスル
ホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニルアミノ基、
オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルスルホニルアミ
ノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、スルファモイ
ル基(例えば、アミノスルホニル基、メチルアミノスル
ホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、ブチルアミノ
スルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル基、シクロヘ
キシルアミノスルホニル基、オクチルアミノスルホニル
基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニルアミノスル
ホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、2−ピリジル
アミノスルホニル基等)、ウレイド基(例えば、メチル
ウレイド基、エチルウレイド基、ペンチルウレイド基、
シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレイド基、ドデ
シルウレイド基、フェニルウレイド基、ナフチルウレイ
ド基、2−ピリジルアミノウレイド基等)、アシル基
(例えば、アセチル基、エチルカルボニル基、プロピル
カルボニル基、ペンチルカルボニル基、シクロヘキシル
カルボニル基、オクチルカルボニル基、2−エチルヘキ
シルカルボニル基、ドデシルカルボニル基、フェニルカ
ルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピリジルカルボニ
ル基等)、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ
基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカルボニルオキ
シ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデシルカルボニ
ルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基等)、カルバ
モイル基(例えば、アミノカルボニル基、メチルアミノ
カルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、プロピル
アミノカルボニル基、ペンチルアミノカルボニル基、シ
クロヘキシルアミノカルボニル基、オクチルアミノカル
ボニル基、2−エチルヘキシルアミノカルボニル基、ド
デシルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル
基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピリジルアミノ
カルボニル基等)、アミド基(例えば、メチルカルボニ
ルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、ジメチルカル
ボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミノ基、ペンチ
ルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミ
ノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミノ基、オクチ
ルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニルアミノ基、
フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカルボニルアミ
ノ基等)、スルフィニル基(例えば、メチルスルフィニ
ル基、エチルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、
シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチルヘキシルス
ルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、フェニルスル
フィニル基、ナフチルスルフィニル基、2−ピリジルス
ルフィニル基等)、スルホニル基(例えば、メチルスル
ホニル基、エチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、
シクロヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスル
ホニル基、ドデシルスルホニル基、フェニルスルホニル
基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基
等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、
ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルア
ミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ
基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミ
ノ基等)、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基か
ら選ばれる置換基を表す。これらの基は、更に上記の置
換基によって置換されていてもよい。これらのちうち
で、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アシルオキシ基、アミド基、アミノ基、ヒ
ドロキシル基が好ましく、より好ましいものは、炭素数
1〜12のアルキル基、アルコキシ基、アミド基であ
る。qは0、1または2を表す。qが2の場合、複数の
は同じであっても異なっていても良い。好ましくは
qは0または1である。
【0038】Rは置換又は無置換のアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アリール基(例え
ば、フェニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例
えば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イ
ミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、
ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、ス
ルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラ
ゾリル基等)を表す。
【0039】Rにおいて置換基はアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルキニル基(例
えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例えば、ピ
リジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリ
ル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニ
ル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例えば、メ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシ
ルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例えばシクロペ
ンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリー
ルオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基
等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチル
チオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチ
オ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シクロア
ルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、シクロ
ヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニ
ルチオ基、ナフチルチオ基等)、アルコキシカルボニル
基(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシ
カルボニル基、ブチルオキシカルボニル基、オクチルオ
キシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基等)、
アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシ
カルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、スル
ホンアミド基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エ
チルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、
ヘキシルスルホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニ
ルアミノ基、オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルス
ルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、
スルファモイル基(例えば、アミノスルホニル基、メチ
ルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、
ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル
基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オクチルアミ
ノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニ
ルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、
2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレイド基(例
えば、メチルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチル
ウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレ
イド基、ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基、ナ
フチルウレイド基、2−ピリジルアミノウレイド基
等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチルカルボニ
ル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、
シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボニル基、
2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカルボニル
基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピ
リジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例えば、ア
セチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカ
ルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデ
シルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基
等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボニル基、
メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル
基、プロピルアミノカルボニル基、ペンチルアミノカル
ボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル基、オクチ
ルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシルアミノカル
ボニル基、ドデシルアミノカルボニル基、フェニルアミ
ノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピ
リジルアミノカルボニル基等)、アミド基(例えば、メ
チルカルボニルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、
ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミ
ノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカ
ルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミ
ノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニ
ルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカ
ルボニルアミノ基等)、スルフィニル基(例えば、メチ
ルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、ブチルスル
フィニル基、シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチ
ルヘキシルスルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、
フェニルスルフィニル基、ナフチルスルフィニル基、2
−ピリジルスルフィニル基等)、スルホニル基(例え
ば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、ブチル
スルホニル基、シクロヘキシルスルホニル基、2−エチ
ルヘキシルスルホニル基、ドデシルスルホニル基、フェ
ニルスルホニル基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジ
ルスルホニル基等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エ
チルアミノ基、ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シ
クロペンチルアミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、
ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2
−ピリジルアミノ基等)またはヒドロキシル基から選ば
れる。これらの基は、更に上記の置換基によって置換さ
れていてもよい。R としては好ましくは炭素数1〜2
0のアルキル基、アリール基であり、より好ましくは炭
素数1〜12のアルキル基、アリール基である。R
置換基として好ましいのはアルキル基、アルコキシ基、
アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル
基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基であ
る。
【0040】Xはハロゲン原子を表す。塩素原子または
臭素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
【0041】本発明の前記一般式(M−III)で表され
るマゼンタカプラーについて説明する。前記一般式(M
−III)において、Lは−NR−または−O−を表
す。
【0042】Rはアルキル基(例えば、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基
等)、シクロアルキル基(例えば、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、アルキニル基(例えば、プロパルギ
ル基等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチル
基等)、ヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル
基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロ
リル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル
基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)、ハロゲン原子
(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原
子等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ
基、プロピルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオ
キシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキシ基等)、シ
クロアルコキシ基(例えば、シクロペンチルオキシ基、
シクロヘキシルオキシ基等)、アリールオキシ基(例え
ば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等)、アルキルチ
オ基(例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピル
チオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチ
オ基、ドデシルチオ基等)、シクロアルキルチオ基(例
えば、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基
等)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ基、ナフ
チルチオ基等)、アルコキシカルボニル基(例えば、メ
チルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニル基、
ブチルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル
基、ドデシルオキシカルボニル基等)、アリールオキシ
カルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニル基、
ナフチルオキシカルボニル基等)、スルホンアミド基
(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エチルスルホニ
ルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、ヘキシルスル
ホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニルアミノ基、
オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルスルホニルアミ
ノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、スルファモイ
ル基(例えば、アミノスルホニル基、メチルアミノスル
ホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、ブチルアミノ
スルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル基、シクロヘ
キシルアミノスルホニル基、オクチルアミノスルホニル
基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニルアミノスル
ホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、2−ピリジル
アミノスルホニル基等)、ウレイド基(例えば、メチル
ウレイド基、エチルウレイド基、ペンチルウレイド基、
シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレイド基、ドデ
シルウレイド基、フェニルウレイド基、ナフチルウレイ
ド基、2−ピリジルアミノウレイド基等)、アシル基
(例えば、アセチル基、エチルカルボニル基、プロピル
カルボニル基、ペンチルカルボニル基、シクロヘキシル
カルボニル基、オクチルカルボニル基、2−エチルヘキ
シルカルボニル基、ドデシルカルボニル基、フェニルカ
ルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピリジルカルボニ
ル基等)、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ
基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカルボニルオキ
シ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデシルカルボニ
ルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基等)、カルバ
モイル基(例えば、アミノカルボニル基、メチルアミノ
カルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、プロピル
アミノカルボニル基、ペンチルアミノカルボニル基、シ
クロヘキシルアミノカルボニル基、オクチルアミノカル
ボニル基、2−エチルヘキシルアミノカルボニル基、ド
デシルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル
基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピリジルアミノ
カルボニル基等)、アミド基(例えば、メチルカルボニ
ルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、ジメチルカル
ボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミノ基、ペンチ
ルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミ
ノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミノ基、オクチ
ルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニルアミノ基、
フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカルボニルアミ
ノ基等)、スルフィニル基(例えば、メチルスルフィニ
ル基、エチルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、
シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチルヘキシルス
ルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、フェニルスル
フィニル基、ナフチルスルフィニル基、2−ピリジルス
ルフィニル基等)、スルホニル基(例えば、メチルスル
ホニル基、エチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、
シクロヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスル
ホニル基、ドデシルスルホニル基、フェニルスルホニル
基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基
等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、
ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルア
ミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ
基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミ
ノ基等)、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基か
ら選ばれる置換基を表す。これらの基は、更に上記の置
換基によって置換されていてもよい。これらのうちで、
アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、アシルオキシ基、アミド基、アミノ基、ヒドロ
キシル基が好ましく、より好ましいものは、炭素数1〜
12のアルキル基、アルコキシ基、アミド基である。r
は0、1または2を表す。rが2の場合、複数のR
同じであっても異なっていても良い。好ましくはrは0
または1である。
【0043】Rは置換又は無置換のアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アリール基(例え
ば、フェニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例
えば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イ
ミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、
ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、ス
ルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラ
ゾリル基等)を表す。
【0044】Rは水素原子あるいは置換又は無置換の
アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、ドデシル基等)、シクロアルキ
ル基(例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基
等)、アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基
等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチル基
等)、ヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル
基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロ
リル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル
基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)を表す。水素原
子あるいは炭素数1〜20のアルキル基が好ましい。よ
り好ましくは水素原子あるいは炭素数1〜12のアルキ
ル基である。
【0045】R、Rにおいて置換基はアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オ
クチル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビ
ニル基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルキニル基
(例えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、
フェニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例え
ば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミ
ダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピ
リミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スル
ホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾ
リル基等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例え
ば、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペン
チルオキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、
ドデシルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例えばシ
クロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、
アリールオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオ
キシ基等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、
エチルチオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキ
シルチオ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シ
クロアルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、
シクロヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、
フェニルチオ基、ナフチルチオ基等)、アルコキシカル
ボニル基(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチル
オキシカルボニル基、ブチルオキシカルボニル基、オク
チルオキシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基
等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニル
オキシカルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基
等)、スルホンアミド基(例えば、メチルスルホニルア
ミノ基、エチルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニル
アミノ基、ヘキシルスルホニルアミノ基、シクロヘキシ
ルスルホニルアミノ基、オクチルスルホニルアミノ基、
ドデシルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミ
ノ基等)、スルファモイル基(例えば、アミノスルホニ
ル基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスル
ホニル基、ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノ
スルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オ
クチルアミノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル
基、フェニルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスル
ホニル基、2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレ
イド基(例えば、メチルウレイド基、エチルウレイド
基、ペンチルウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、
オクチルウレイド基、ドデシルウレイド基、フェニルウ
レイド基、ナフチルウレイド基、2−ピリジルアミノウ
レイド基等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチル
カルボニル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボ
ニル基、シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボ
ニル基、2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカ
ルボニル基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニ
ル基、ピリジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例
えば、アセチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、
ブチルカルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ
基、ドデシルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニル
オキシ基等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボ
ニル基、メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカ
ルボニル基、プロピルアミノカルボニル基、ペンチルア
ミノカルボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル
基、オクチルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシル
アミノカルボニル基、ドデシルアミノカルボニル基、フ
ェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル
基、2−ピリジルアミノカルボニル基等)、アミド基
(例えば、メチルカルボニルアミノ基、エチルカルボニ
ルアミノ基、ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカ
ルボニルアミノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シク
ロヘキシルカルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカ
ルボニルアミノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデ
シルカルボニルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ
基、ナフチルカルボニルアミノ基等)、スルフィニル基
(例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル
基、ブチルスルフィニル基、シクロヘキシルスルフィニ
ル基、2−エチルヘキシルスルフィニル基、ドデシルス
ルフィニル基、フェニルスルフィニル基、ナフチルスル
フィニル基、2−ピリジルスルフィニル基等)、スルホ
ニル基(例えば、メチルスルホニル基、エチルスルホニ
ル基、ブチルスルホニル基、シクロヘキシルスルホニル
基、2−エチルヘキシルスルホニル基、ドデシルスルホ
ニル基、フェニルスルホニル基、ナフチルスルホニル
基、2−ピリジルスルホニル基等)、アミノ基(例え
ば、アミノ基、エチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ブ
チルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、2−エチルヘ
キシルアミノ基、ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナフ
チルアミノ基、2−ピリジルアミノ基等)またはヒドロ
キシル基から選ばれる。これらの基は、更に上記の置換
基によって置換されていてもよい。Rとしては好まし
くは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基であり、
より好ましくは炭素数1〜12のアルキル基、アリール
基である。Rの置換基として好ましいのはアルキル
基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アリール
オキシカルボニル基、アシルオキシ基、カルバモイル
基、アミド基である。Rとしては好ましくは水素原子
あるいは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基であ
り、より好ましくは水素原子あるいは炭素数1〜12の
アルキル基、アリール基である。Rの置換基として好
ましいのはアルキル基、アルコキシ基、アルコキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、カルバモイル基、アミド基である。
【0046】Xはハロゲン原子を表す。塩素原子または
臭素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
【0047】本発明の前記一般式(M−IV)で表される
マゼンタカプラーについて説明する。前記一般式(M−
IV)において、Lは−NR10−または−O−を表
す。
【0048】Rはアルキル基(例えば、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基
等)、シクロアルキル基(例えば、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、アルキニル基(例えば、プロパルギ
ル基等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチル
基等)、ヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル
基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロ
リル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル
基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)、ハロゲン原子
(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原
子等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ
基、プロピルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオ
キシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキシ基等)、シ
クロアルコキシ基(例えば、シクロペンチルオキシ基、
シクロヘキシルオキシ基等)、アリールオキシ基(例え
ば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等)、アルキルチ
オ基(例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピル
チオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチ
オ基、ドデシルチオ基等)、シクロアルキルチオ基(例
えば、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基
等)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ基、ナフ
チルチオ基等)、アルコキシカルボニル基(例えば、メ
チルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニル基、
ブチルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル
基、ドデシルオキシカルボニル基等)、アリールオキシ
カルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニル基、
ナフチルオキシカルボニル基等)、スルホンアミド基
(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エチルスルホニ
ルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、ヘキシルスル
ホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニルアミノ基、
オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルスルホニルアミ
ノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、スルファモイ
ル基(例えば、アミノスルホニル基、メチルアミノスル
ホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、ブチルアミノ
スルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル基、シクロヘ
キシルアミノスルホニル基、オクチルアミノスルホニル
基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニルアミノスル
ホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、2−ピリジル
アミノスルホニル基等)、ウレイド基(例えば、メチル
ウレイド基、エチルウレイド基、ペンチルウレイド基、
シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレイド基、ドデ
シルウレイド基、フェニルウレイド基、ナフチルウレイ
ド基、2−ピリジルアミノウレイド基等)、アシル基
(例えば、アセチル基、エチルカルボニル基、プロピル
カルボニル基、ペンチルカルボニル基、シクロヘキシル
カルボニル基、オクチルカルボニル基、2−エチルヘキ
シルカルボニル基、ドデシルカルボニル基、フェニルカ
ルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピリジルカルボニ
ル基等)、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ
基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカルボニルオキ
シ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデシルカルボニ
ルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基等)、カルバ
モイル基(例えば、アミノカルボニル基、メチルアミノ
カルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、プロピル
アミノカルボニル基、ペンチルアミノカルボニル基、シ
クロヘキシルアミノカルボニル基、オクチルアミノカル
ボニル基、2−エチルヘキシルアミノカルボニル基、ド
デシルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル
基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピリジルアミノ
カルボニル基等)、アミド基(例えば、メチルカルボニ
ルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、ジメチルカル
ボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミノ基、ペンチ
ルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミ
ノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミノ基、オクチ
ルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニルアミノ基、
フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカルボニルアミ
ノ基等)、スルフィニル基(例えば、メチルスルフィニ
ル基、エチルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、
シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチルヘキシルス
ルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、フェニルスル
フィニル基、ナフチルスルフィニル基、2−ピリジルス
ルフィニル基等)、スルホニル基(例えば、メチルスル
ホニル基、エチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、
シクロヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスル
ホニル基、ドデシルスルホニル基、フェニルスルホニル
基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基
等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、
ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルア
ミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ
基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミ
ノ基等)、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基か
ら選ばれる置換基を表す。これらの基は、更に上記の置
換基によって置換されていてもよい。これらのうちで、
アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、アシルオキシ基、アミド基、アミノ基、ヒドロ
キシル基が好ましく、より好ましいものは、炭素数1〜
12のアルキル基、アルコキシ基、アミド基である。s
は0、1または2を表す。sが2の場合、複数のR
同じであっても異なっていても良い。好ましくはsは0
または1である。
【0049】Rは置換又は無置換のアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アリール基(例え
ば、フェニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例
えば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イ
ミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、
ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、ス
ルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラ
ゾリル基等)を表す。
【0050】R10は水素原子あるいは置換又は無置換
のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、ドデシル基等)、シクロアルキ
ル基(例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基
等)、アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基
等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチル基
等)、ヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル
基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロ
リル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル
基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)を表す。水素原
子あるいは炭素数1〜20のアルキル基が好ましい。よ
り好ましくは水素原子あるいは炭素数1〜12のアルキ
ル基である。
【0051】R、R10において置換基はアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オ
クチル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビ
ニル基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルキニル基
(例えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、
フェニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例え
ば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミ
ダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピ
リミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スル
ホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾ
リル基等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例え
ば、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペン
チルオキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、
ドデシルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例えばシ
クロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、
アリールオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオ
キシ基等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、
エチルチオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキ
シルチオ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シ
クロアルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、
シクロヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、
フェニルチオ基、ナフチルチオ基等)、アルコキシカル
ボニル基(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチル
オキシカルボニル基、ブチルオキシカルボニル基、オク
チルオキシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基
等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニル
オキシカルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基
等)、スルホンアミド基(例えば、メチルスルホニルア
ミノ基、エチルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニル
アミノ基、ヘキシルスルホニルアミノ基、シクロヘキシ
ルスルホニルアミノ基、オクチルスルホニルアミノ基、
ドデシルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミ
ノ基等)、スルファモイル基(例えば、アミノスルホニ
ル基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスル
ホニル基、ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノ
スルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オ
クチルアミノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル
基、フェニルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスル
ホニル基、2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレ
イド基(例えば、メチルウレイド基、エチルウレイド
基、ペンチルウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、
オクチルウレイド基、ドデシルウレイド基、フェニルウ
レイド基、ナフチルウレイド基、2−ピリジルアミノウ
レイド基等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチル
カルボニル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボ
ニル基、シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボ
ニル基、2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカ
ルボニル基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニ
ル基、ピリジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例
えば、アセチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、
ブチルカルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ
基、ドデシルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニル
オキシ基等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボ
ニル基、メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカ
ルボニル基、プロピルアミノカルボニル基、ペンチルア
ミノカルボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル
基、オクチルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシル
アミノカルボニル基、ドデシルアミノカルボニル基、フ
ェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル
基、2−ピリジルアミノカルボニル基等)、アミド基
(例えば、メチルカルボニルアミノ基、エチルカルボニ
ルアミノ基、ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカ
ルボニルアミノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シク
ロヘキシルカルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカ
ルボニルアミノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデ
シルカルボニルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ
基、ナフチルカルボニルアミノ基等)、スルフィニル基
(例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル
基、ブチルスルフィニル基、シクロヘキシルスルフィニ
ル基、2−エチルヘキシルスルフィニル基、ドデシルス
ルフィニル基、フェニルスルフィニル基、ナフチルスル
フィニル基、2−ピリジルスルフィニル基等)、スルホ
ニル基(例えば、メチルスルホニル基、エチルスルホニ
ル基、ブチルスルホニル基、シクロヘキシルスルホニル
基、2−エチルヘキシルスルホニル基、ドデシルスルホ
ニル基、フェニルスルホニル基、ナフチルスルホニル
基、2−ピリジルスルホニル基等)、アミノ基(例え
ば、アミノ基、エチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ブ
チルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、2−エチルヘ
キシルアミノ基、ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナフ
チルアミノ基、2−ピリジルアミノ基等)、またはヒド
ロキシル基から選ばれる。これらの基は、更に上記の置
換基によって置換されていてもよい。Rとしては好ま
しくは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基であ
り、より好ましくは炭素数1〜12のアルキル基、アリ
ール基である。Rの置換基として好ましいのはアルキ
ル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アリー
ルオキシカルボニル基、アシルオキシ基、カルバモイル
基、アミド基である。R10としては好ましくは水素原
子あるいは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基で
あり、より好ましくは水素原子あるいは炭素数1〜12
のアルキル基、アリール基である。R10の置換基とし
て好ましいのはアルキル基、アルコキシ基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルバモイル基、アミド基である。
【0052】Xはハロゲン原子を表す。塩素原子または
臭素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
【0053】本発明の前記一般式(M−V)で表される
マゼンタカプラーについて説明する。前記一般式(M−
V)において、R11はアルキル基(例えば、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブ
チル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシ
ル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基等)、アルケニル基(例えば、ビ
ニル基、アリル基等)、アルキニル基(例えば、プロパ
ルギル基等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフ
チル基等)、ヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾ
リル基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、
ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジ
ニル基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニ
ル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)、ハロゲン原
子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素
原子等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキ
シ基、プロピルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシル
オキシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキシ基等)、
シクロアルコキシ基(例えば、シクロペンチルオキシ
基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリールオキシ基
(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等)、アル
キルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プ
ロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オク
チルチオ基、ドデシルチオ基等)、シクロアルキルチオ
基(例えば、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチ
オ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ基、
ナフチルチオ基等)、アルコキシカルボニル基(例え
ば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニ
ル基、ブチルオキシカルボニル基、オクチルオキシカル
ボニル基、ドデシルオキシカルボニル基等)、アリール
オキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニ
ル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、スルホンアミ
ド基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エチルスル
ホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、ヘキシル
スルホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニルアミノ
基、オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルスルホニル
アミノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、スルファ
モイル基(例えば、アミノスルホニル基、メチルアミノ
スルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、ブチルア
ミノスルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル基、シク
ロヘキシルアミノスルホニル基、オクチルアミノスルホ
ニル基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニルアミノ
スルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、2−ピリ
ジルアミノスルホニル基等)、ウレイド基(例えば、メ
チルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチルウレイド
基、シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレイド基、
ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基、ナフチルウ
レイド基、2−ピリジルアミノウレイド基等)、アシル
基(例えば、アセチル基、エチルカルボニル基、プロピ
ルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、シクロヘキシ
ルカルボニル基、オクチルカルボニル基、2−エチルヘ
キシルカルボニル基、ドデシルカルボニル基、フェニル
カルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピリジルカルボ
ニル基等)、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ
基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカルボニルオキ
シ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデシルカルボニ
ルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基等)、カルバ
モイル基(例えば、アミノカルボニル基、メチルアミノ
カルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、プロピル
アミノカルボニル基、ペンチルアミノカルボニル基、シ
クロヘキシルアミノカルボニル基、オクチルアミノカル
ボニル基、2−エチルヘキシルアミノカルボニル基、ド
デシルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル
基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピリジルアミノ
カルボニル基等)、アミド基(例えば、メチルカルボニ
ルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、ジメチルカル
ボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミノ基、ペンチ
ルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミ
ノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミノ基、オクチ
ルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニルアミノ基、
フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカルボニルアミ
ノ基等)、スルフィニル基(例えば、メチルスルフィニ
ル基、エチルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、
シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチルヘキシルス
ルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、フェニルスル
フィニル基、ナフチルスルフィニル基、2−ピリジルス
ルフィニル基等)、スルホニル基(例えば、メチルスル
ホニル基、エチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、
シクロヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスル
ホニル基、ドデシルスルホニル基、フェニルスルホニル
基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基
等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、
ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルア
ミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ
基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミ
ノ基等)、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基か
ら選ばれる置換基を表す。これらの基は、更に上記の置
換基によって置換されていてもよい。これらのうちで、
アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、アシルオキシ基、アミド基、アミノ基、ヒドロ
キシル基が好ましく、より好ましいものは、炭素数1〜
12のアルキル基、アルコキシ基、アミド基である。t
は0、1または2を表す。tが2の場合、複数のR11
は同じであっても異なっていても良い。好ましくはtは
0または1である。
【0054】R12は水素原子あるいはアルキル基(例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルキニル基(例
えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例えば、ピ
リジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリ
ル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニ
ル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例えば、メ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシ
ルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例えばシクロペ
ンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリー
ルオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基
等)、ヘテロ環オキシ基(例えば、ピリジルオキシ基、
フリルオキシ基、ピラジニルオキシ基、ピリミジニルオ
キシ基等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、
エチルチオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキ
シルチオ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シ
クロアルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、
シクロヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、
フェニルチオ基、ナフチルチオ基等)、シクロアルコキ
シカルボニル基(例えば、シクロペンチルオキシカルボ
ニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基等)、アリ
ールオキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシカル
ボニル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、ヘテロ環
オキシカルボニル基(例えば、ピリジルオキシカルボニ
ル基、フリルオキシカルボニル基、ピラジニルオキシカ
ルボニル基、ピリミジニルオキシカルボニル基等)、ス
ルホンアミド基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、
エチルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ
基、ヘキシルスルホニルアミノ基、シクロヘキシルスル
ホニルアミノ基、オクチルスルホニルアミノ基、ドデシ
ルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基
等)、スルファモイル基(例えば、アミノスルホニル
基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホ
ニル基、ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノス
ルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オク
チルアミノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル
基、フェニルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスル
ホニル基、2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレ
イド基(例えば、メチルウレイド基、エチルウレイド
基、ペンチルウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、
オクチルウレイド基、ドデシルウレイド基、フェニルウ
レイド基、ナフチルウレイド基、2−ピリジルアミノウ
レイド基等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチル
カルボニル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボ
ニル基、シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボ
ニル基、2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカ
ルボニル基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニ
ル基、ピリジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例
えば、アセチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、
ブチルカルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ
基、ドデシルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニル
オキシ基等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボ
ニル基、メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカ
ルボニル基、プロピルアミノカルボニル基、ペンチルア
ミノカルボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル
基、オクチルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシル
アミノカルボニル基、ドデシルアミノカルボニル基、フ
ェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル
基、2−ピリジルアミノカルボニル基等)、アミド基
(例えば、メチルカルボニルアミノ基、エチルカルボニ
ルアミノ基、ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカ
ルボニルアミノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シク
ロヘキシルカルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカ
ルボニルアミノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデ
シルカルボニルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ
基、ナフチルカルボニルアミノ基等)、スルホニル基
(例えば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、
ブチルスルホニル基、シクロヘキシルスルホニル基、2
−エチルヘキシルスルホニル基、ドデシルスルホニル
基、フェニルスルホニル基、ナフチルスルホニル基、2
−ピリジルスルホニル基等)、スルフィニル基(例え
ば、メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、ブ
チルスルフィニル基、シクロヘキシルスルフィニル基、
2−エチルヘキシルスルフィニル基、ドデシルスルフィ
ニル基、フェニルスルフィニル基、ナフチルスルフィニ
ル基、2−ピリジルスルフィニル基等)、アミノ基(例
えば、アミノ基、エチルアミノ基、ジメチルアミノ基、
ブチルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、2−エチル
ヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナ
フチルアミノ基、2−ピリジルアミノ基等)またはヒド
ロキシル基から選ばれる置換基である。これらの基は、
更に上記の置換基によって置換されていてもよい。R
12として好ましいのは水素原子あるいはアルキル基、
アルコキシ基、アリールオキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、カルバモイル基、アミド基、ヒドロキシル基で
あり、より好ましくは水素原子あるいはアルキル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキ
シ基、アミド基である。
【0055】R13は水素原子あるいはアルキル基(例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルキニル基(例
えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例えば、ピ
リジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリ
ル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニ
ル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例えば、メ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシ
ルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例えばシクロペ
ンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリー
ルオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基
等)、ヘテロ環オキシ基(例えば、ピリジルオキシ基、
フリルオキシ基、ピラジニルオキシ基、ピリミジニルオ
キシ基等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、
エチルチオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキ
シルチオ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シ
クロアルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、
シクロヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、
フェニルチオ基、ナフチルチオ基等)、アルコキシカル
ボニル基(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチル
オキシカルボニル基、ブチルオキシカルボニル基、オク
チルオキシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基
等)、シクロアルコキシカルボニル基(例えば、シクロ
ペンチルオキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシカ
ルボニル基等)、アリールオキシカルボニル基(例え
ば、フェニルオキシカルボニル基、ナフチルオキシカル
ボニル基等)、ヘテロ環オキシカルボニル基(例えば、
ピリジルオキシカルボニル基、フリルオキシカルボニル
基、ピラジニルオキシカルボニル基、ピリミジニルオキ
シカルボニル基等)、スルホンアミド基(例えば、メチ
ルスルホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基、ブ
チルスルホニルアミノ基、ヘキシルスルホニルアミノ
基、シクロヘキシルスルホニルアミノ基、オクチルスル
ホニルアミノ基、ドデシルスルホニルアミノ基、フェニ
ルスルホニルアミノ基等)、スルファモイル基(例え
ば、アミノスルホニル基、メチルアミノスルホニル基、
ジメチルアミノスルホニル基、ブチルアミノスルホニル
基、ヘキシルアミノスルホニル基、シクロヘキシルアミ
ノスルホニル基、オクチルアミノスルホニル基、ドデシ
ルアミノスルホニル基、フェニルアミノスルホニル基、
ナフチルアミノスルホニル基、2−ピリジルアミノスル
ホニル基等)、ウレイド基(例えば、メチルウレイド
基、エチルウレイド基、ペンチルウレイド基、シクロヘ
キシルウレイド基、オクチルウレイド基、ドデシルウレ
イド基、フェニルウレイド基、ナフチルウレイド基、2
−ピリジルアミノウレイド基等)、アシル基(例えば、
アセチル基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル
基、ペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル
基、オクチルカルボニル基、2−エチルヘキシルカルボ
ニル基、ドデシルカルボニル基、フェニルカルボニル
基、ナフチルカルボニル基、ピリジルカルボニル基
等)、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ基、エ
チルカルボニルオキシ基、ブチルカルボニルオキシ基、
オクチルカルボニルオキシ基、ドデシルカルボニルオキ
シ基、フェニルカルボニルオキシ基等)、カルバモイル
基(例えば、アミノカルボニル基、メチルアミノカルボ
ニル基、ジメチルアミノカルボニル基、プロピルアミノ
カルボニル基、ペンチルアミノカルボニル基、シクロヘ
キシルアミノカルボニル基、オクチルアミノカルボニル
基、2−エチルヘキシルアミノカルボニル基、ドデシル
アミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、ナ
フチルアミノカルボニル基、2−ピリジルアミノカルボ
ニル基等)、アミド基(例えば、メチルカルボニルアミ
ノ基、エチルカルボニルアミノ基、ジメチルカルボニル
アミノ基、プロピルカルボニルアミノ基、ペンチルカル
ボニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミノ基、
2−エチルヘキシルカルボニルアミノ基、オクチルカル
ボニルアミノ基、ドデシルカルボニルアミノ基、フェニ
ルカルボニルアミノ基、ナフチルカルボニルアミノ基
等)、スルフィニル基(例えば、メチルスルフィニル
基、エチルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、シ
クロヘキシルスルフィニル基、2−エチルヘキシルスル
フィニル基、ドデシルスルフィニル基、フェニルスルフ
ィニル基、ナフチルスルフィニル基、2−ピリジルスル
フィニル基等)、スルホニル基(例えば、メチルスルホ
ニル基、エチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、シ
クロヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスルホ
ニル基、ドデシルスルホニル基、フェニルスルホニル
基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基
等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、
ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルア
ミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ
基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミ
ノ基等)またはヒドロキシル基から選ばれる置換基であ
る。これらの基は、更に上記の置換基によって置換され
ていてもよい。R13として好ましいのは水素原子ある
いはアルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、カ
ルバモイル基、アミド基、ヒドロキシル基であり、より
好ましくは水素原子あるいはアルキル基、アルコキシ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、アシルオキシ基、アミド基である。
【0056】R14は水素原子あるいはアルキル基(例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルキニル基(例
えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例えば、ピ
リジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリ
ル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニ
ル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、フッ素原子等)、シクロアルコキシ基(例え
ばシクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基
等)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフ
チルオキシ基等)、ヘテロ環オキシ基(例えば、ピリジ
ルオキシ基、フリルオキシ基、ピラジニルオキシ基、ピ
リミジニルオキシ基等)、アルキルチオ基(例えば、メ
チルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ペンチル
チオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチオ基、ドデシルチ
オ基等)、シクロアルキルチオ基(例えば、シクロペン
チルチオ基、シクロヘキシルチオ基等)、アリールチオ
基(例えば、フェニルチオ基、ナフチルチオ基等)、シ
クロアルコキシカルボニル基(例えば、シクロペンチル
オキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル
基等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニ
ルオキシカルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基
等)、ヘテロ環オキシカルボニル基(例えば、ピリジル
オキシカルボニル基、フリルオキシカルボニル基、ピラ
ジニルオキシカルボニル基、ピリミジニルオキシカルボ
ニル基等)、スルホンアミド基(例えば、メチルスルホ
ニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基、ブチルスル
ホニルアミノ基、ヘキシルスルホニルアミノ基、シクロ
ヘキシルスルホニルアミノ基、オクチルスルホニルアミ
ノ基、ドデシルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニ
ルアミノ基等)、スルファモイル基(例えば、アミノス
ルホニル基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルアミ
ノスルホニル基、ブチルアミノスルホニル基、ヘキシル
アミノスルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホニル
基、オクチルアミノスルホニル基、ドデシルアミノスル
ホニル基、フェニルアミノスルホニル基、ナフチルアミ
ノスルホニル基、2−ピリジルアミノスルホニル基
等)、ウレイド基(例えば、メチルウレイド基、エチル
ウレイド基、ペンチルウレイド基、シクロヘキシルウレ
イド基、オクチルウレイド基、ドデシルウレイド基、フ
ェニルウレイド基、ナフチルウレイド基、2−ピリジル
アミノウレイド基等)、アシル基(例えば、アセチル
基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基、ペン
チルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基、オク
チルカルボニル基、2−エチルヘキシルカルボニル基、
ドデシルカルボニル基、フェニルカルボニル基、ナフチ
ルカルボニル基、ピリジルカルボニル基等)、アシルオ
キシ基(例えば、アセチルオキシ基、エチルカルボニル
オキシ基、ブチルカルボニルオキシ基、オクチルカルボ
ニルオキシ基、ドデシルカルボニルオキシ基、フェニル
カルボニルオキシ基等)、カルバモイル基(例えば、ア
ミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基、ジメチ
ルアミノカルボニル基、プロピルアミノカルボニル基、
ペンチルアミノカルボニル基、シクロヘキシルアミノカ
ルボニル基、オクチルアミノカルボニル基、2−エチル
ヘキシルアミノカルボニル基、ドデシルアミノカルボニ
ル基、フェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミノカ
ルボニル基、2−ピリジルアミノカルボニル基等)、ア
ミド基(例えば、メチルカルボニルアミノ基、エチルカ
ルボニルアミノ基、ジメチルカルボニルアミノ基、プロ
ピルカルボニルアミノ基、ペンチルカルボニルアミノ
基、シクロヘキシルカルボニルアミノ基、2−エチルヘ
キシルカルボニルアミノ基、オクチルカルボニルアミノ
基、ドデシルカルボニルアミノ基、フェニルカルボニル
アミノ基、ナフチルカルボニルアミノ基等)、スルフィ
ニル基(例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフ
ィニル基、ブチルスルフィニル基、シクロヘキシルスル
フィニル基、2−エチルヘキシルスルフィニル基、ドデ
シルスルフィニル基、フェニルスルフィニル基、ナフチ
ルスルフィニル基、2−ピリジルスルフィニル基等)、
スルホニル基(例えば、メチルスルホニル基、エチルス
ルホニル基、ブチルスルホニル基、シクロヘキシルスル
ホニル基、2−エチルヘキシルスルホニル基、ドデシル
スルホニル基、フェニルスルホニル基、ナフチルスルホ
ニル基、2−ピリジルスルホニル基等)、アミノ基(例
えば、アミノ基、エチルアミノ基、ジメチルアミノ基、
ブチルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、2−エチル
ヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナ
フチルアミノ基、2−ピリジルアミノ基等)またはヒド
ロキシル基から選ばれる置換基である。これらの基は、
更に上記の置換基によって置換されていてもよい。R
14として好ましいのは水素原子あるいはアルキル基、
アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル
基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、ヒド
ロキシル基であり、より好ましくは水素原子あるいはア
ルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、ア
リールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、アミド基
である。
【0057】Xはハロゲン原子を表す。塩素原子または
臭素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
【0058】本発明の前記一般式(M−VI)で表される
マゼンタカプラーについて説明する。前記一般式(M−
VI)において、R15はアルキル基(例えば、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブ
チル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシ
ル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基等)、アルケニル基(例えば、ビ
ニル基、アリル基等)、アルキニル基(例えば、プロパ
ルギル基等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフ
チル基等)、ヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾ
リル基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、
ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジ
ニル基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニ
ル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)、ハロゲン原
子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素
原子等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキ
シ基、プロピルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシル
オキシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキシ基等)、
シクロアルコキシ基(例えば、シクロペンチルオキシ
基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリールオキシ基
(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等)、アル
キルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プ
ロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オク
チルチオ基、ドデシルチオ基等)、シクロアルキルチオ
基(例えば、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチ
オ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ基、
ナフチルチオ基等)、アルコキシカルボニル基(例え
ば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニ
ル基、ブチルオキシカルボニル基、オクチルオキシカル
ボニル基、ドデシルオキシカルボニル基等)、アリール
オキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニ
ル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、スルホンアミ
ド基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エチルスル
ホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、ヘキシル
スルホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニルアミノ
基、オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルスルホニル
アミノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、スルファ
モイル基(例えば、アミノスルホニル基、メチルアミノ
スルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、ブチルア
ミノスルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル基、シク
ロヘキシルアミノスルホニル基、オクチルアミノスルホ
ニル基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニルアミノ
スルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、2−ピリ
ジルアミノスルホニル基等)、ウレイド基(例えば、メ
チルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチルウレイド
基、シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレイド基、
ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基、ナフチルウ
レイド基、2−ピリジルアミノウレイド基等)、アシル
基(例えば、アセチル基、エチルカルボニル基、プロピ
ルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、シクロヘキシ
ルカルボニル基、オクチルカルボニル基、2−エチルヘ
キシルカルボニル基、ドデシルカルボニル基、フェニル
カルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピリジルカルボ
ニル基等)、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ
基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカルボニルオキ
シ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデシルカルボニ
ルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基等)、カルバ
モイル基(例えば、アミノカルボニル基、メチルアミノ
カルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、プロピル
アミノカルボニル基、ペンチルアミノカルボニル基、シ
クロヘキシルアミノカルボニル基、オクチルアミノカル
ボニル基、2−エチルヘキシルアミノカルボニル基、ド
デシルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル
基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピリジルアミノ
カルボニル基等)、アミド基(例えば、メチルカルボニ
ルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、ジメチルカル
ボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミノ基、ペンチ
ルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミ
ノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミノ基、オクチ
ルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニルアミノ基、
フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカルボニルアミ
ノ基等)、スルフィニル基(例えば、メチルスルフィニ
ル基、エチルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、
シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチルヘキシルス
ルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、フェニルスル
フィニル基、ナフチルスルフィニル基、2−ピリジルス
ルフィニル基等)、スルホニル基(例えば、メチルスル
ホニル基、エチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、
シクロヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスル
ホニル基、ドデシルスルホニル基、フェニルスルホニル
基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基
等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、
ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルア
ミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ
基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミ
ノ基等)、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基か
ら選ばれる置換基を表す。これらの基は、更に上記の置
換基によって置換されていてもよい。これらのうちで、
アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、アシルオキシ基、アミド基、アミノ基、ヒドロ
キシル基が好ましく、より好ましいものは、炭素数1〜
12のアルキル基、アルコキシ基、アミド基である。u
は0、1または2を表す。uが2の場合、複数のR15
は同じであっても異なっていても良い。好ましくはuは
0または1である。
【0059】R16、R17、R18は水素原子あるい
はアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、ドデシル基等)、アルケニル基
(例えば、ビニル基、アリル基等)、シクロアルキル基
(例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等)、
アルキニル基(例えば、プロパルギル基等)、アリール
基(例えば、フェニル基、ナフチル基等)またはヘテロ
環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリ
ル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジ
ニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリ
ル基、スルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル
基、テトラゾリル基等)、ハロゲン原子(例えば、塩素
原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子等)、アルコ
キシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオ
キシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチ
ルオキシ基、ドデシルオキシ基等)、シクロアルコキシ
基(例えばシクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオ
キシ基等)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ
基、ナフチルオキシ基等)、ヘテロ環オキシ基(例え
ば、ピリジルオキシ基、フリルオキシ基、ピラジニルオ
キシ基、ピリミジニルオキシ基等)、アルキルチオ基
(例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ
基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチオ
基、ドデシルチオ基等)、シクロアルキルチオ基(例え
ば、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基
等)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ基、ナフ
チルチオ基等)、アルコキシカルボニル基(例えば、メ
チルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニル基、
ブチルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル
基、ドデシルオキシカルボニル基等)、シクロアルコキ
シカルボニル基(例えば、シクロペンチルオキシカルボ
ニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基等)、アリ
ールオキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシカル
ボニル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、ヘテロ環
オキシカルボニル基(例えば、ピリジルオキシカルボニ
ル基、フリルオキシカルボニル基、ピラジニルオキシカ
ルボニル基、ピリミジニルオキシカルボニル基等)、ス
ルホンアミド基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、
エチルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ
基、ヘキシルスルホニルアミノ基、シクロヘキシルスル
ホニルアミノ基、オクチルスルホニルアミノ基、ドデシ
ルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基
等)、スルファモイル基(例えば、アミノスルホニル
基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホ
ニル基、ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノス
ルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オク
チルアミノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル
基、フェニルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスル
ホニル基、2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレ
イド基(例えば、メチルウレイド基、エチルウレイド
基、ペンチルウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、
オクチルウレイド基、ドデシルウレイド基、フェニルウ
レイド基、ナフチルウレイド基、2−ピリジルアミノウ
レイド基等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチル
カルボニル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボ
ニル基、シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボ
ニル基、2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカ
ルボニル基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニ
ル基、ピリジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例
えば、アセチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、
ブチルカルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ
基、ドデシルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニル
オキシ基等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボ
ニル基、メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカ
ルボニル基、プロピルアミノカルボニル基、ペンチルア
ミノカルボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル
基、オクチルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシル
アミノカルボニル基、ドデシルアミノカルボニル基、フ
ェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル
基、2−ピリジルアミノカルボニル基等)、アミド基
(例えば、メチルカルボニルアミノ基、エチルカルボニ
ルアミノ基、ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカ
ルボニルアミノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シク
ロヘキシルカルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカ
ルボニルアミノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデ
シルカルボニルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ
基、ナフチルカルボニルアミノ基等)、スルフィニル基
(例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル
基、ブチルスルフィニル基、シクロヘキシルスルフィニ
ル基、2−エチルヘキシルスルフィニル基、ドデシルス
ルフィニル基、フェニルスルフィニル基、ナフチルスル
フィニル基、2−ピリジルスルフィニル基等)、スルホ
ニル基(例えば、メチルスルホニル基、エチルスルホニ
ル基、ブチルスルホニル基、シクロヘキシルスルホニル
基、2−エチルヘキシルスルホニル基、ドデシルスルホ
ニル基、フェニルスルホニル基、ナフチルスルホニル
基、2−ピリジルスルホニル基等)、アミノ基(例え
ば、アミノ基、エチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ブ
チルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、2−エチルヘ
キシルアミノ基、ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナフ
チルアミノ基、2−ピリジルアミノ基等)またはヒドロ
キシル基から選ばれる置換基である。これらの基は、更
に上記の置換基によって置換されていてもよい。
16、R17、R18として好ましいのは水素原子あ
るいはアルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニ
ル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、
カルバモイル基、アミド基、ヒドロキシル基であり、よ
り好ましくは水素原子あるいはアルキル基、アルコキシ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、アシルオキシ基、アミド基である。
【0060】Xはハロゲン原子を表す。塩素原子または
臭素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
【0061】本発明の前記一般式(M−VII)で表され
るマゼンタカプラーについて説明する。前記一般式(M
−VII)において、R19、R20はアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルキニル基(例
えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例えば、ピ
リジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリ
ル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニ
ル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例えば、メ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシ
ルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例えばシクロペ
ンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリー
ルオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基
等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチル
チオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチ
オ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シクロア
ルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、シクロ
ヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニ
ルチオ基、ナフチルチオ基等)、アルコキシカルボニル
基(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシ
カルボニル基、ブチルオキシカルボニル基、オクチルオ
キシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基等)、
アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシ
カルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、スル
ホンアミド基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エ
チルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、
ヘキシルスルホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニ
ルアミノ基、オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルス
ルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、
スルファモイル基(例えば、アミノスルホニル基、メチ
ルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、
ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル
基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オクチルアミ
ノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニ
ルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、
2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレイド基(例
えば、メチルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチル
ウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレ
イド基、ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基、ナ
フチルウレイド基、2−ピリジルアミノウレイド基
等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチルカルボニ
ル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、
シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボニル基、
2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカルボニル
基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピ
リジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例えば、ア
セチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカ
ルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデ
シルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基
等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボニル基、
メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル
基、プロピルアミノカルボニル基、ペンチルアミノカル
ボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル基、オクチ
ルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシルアミノカル
ボニル基、ドデシルアミノカルボニル基、フェニルアミ
ノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピ
リジルアミノカルボニル基等)、アミド基(例えば、メ
チルカルボニルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、
ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミ
ノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカ
ルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミ
ノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニ
ルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカ
ルボニルアミノ基等)、スルフィニル基(例えば、メチ
ルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、ブチルスル
フィニル基、シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチ
ルヘキシルスルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、
フェニルスルフィニル基、ナフチルスルフィニル基、2
−ピリジルスルフィニル基等)、スルホニル基(例え
ば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、ブチル
スルホニル基、シクロヘキシルスルホニル基、2−エチ
ルヘキシルスルホニル基、ドデシルスルホニル基、フェ
ニルスルホニル基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジ
ルスルホニル基等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エ
チルアミノ基、ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シ
クロペンチルアミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、
ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2
−ピリジルアミノ基等)、シアノ基、ニトロ基またはヒ
ドロキシル基から選ばれる置換基である。これらの基
は、更に上記の置換基によって置換されていてもよい。
19、R として好ましいのは水素原子あるいはア
ルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、ア
リールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、カルバモ
イル基、アミド基、ヒドロキシル基であり、より好まし
くは水素原子あるいはアルキル基、アルコキシ基、アル
コキシカルボニル基、アシルオキシ基、アミド基であ
る。v、wは0または1を表し、同時に0になることは
ない。v=w=1の場合、R19とR20は同じであっ
ても異なっていても良い。
【0062】Lは−NR22−または−O−を表し、
xは0または1を表す。R21は置換又は無置換のアル
キル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、オクチル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例え
ば、ビニル基、アリル基等)、シクロアルキル基(例え
ば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等)、アリー
ル基(例えば、フェニル基、ナフチル基等)またはヘテ
ロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾ
リル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラ
ジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾ
リル基、スルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル
基、テトラゾリル基等)を表す。
【0063】R22は水素原子あるいは置換又は無置換
のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、ドデシル基等)、シクロアルキ
ル基(例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基
等)、アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基
等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチル基
等)、ヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル
基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロ
リル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル
基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)を表す。水素原
子あるいは炭素数1〜20のアルキル基が好ましい。よ
り好ましくは水素原子あるいは炭素数1〜12のアルキ
ル基である。
【0064】R21、R22において置換基はアルキル
基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
オクチル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、
ビニル基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、
シクロペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルキニル
基(例えば、プロパルギル基等)、アリール基(例え
ば、フェニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例
えば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イ
ミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、
ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、ス
ルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラ
ゾリル基等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素
原子、ヨウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例
えば、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペ
ンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ
基、ドデシルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例え
ばシクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基
等)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフ
チルオキシ基等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチ
オ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ
基、ヘキシルチオ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基
等)、シクロアルキルチオ基(例えば、シクロペンチル
チオ基、シクロヘキシルチオ基等)、アリールチオ基
(例えば、フェニルチオ基、ナフチルチオ基等)、アル
コキシカルボニル基(例えば、メチルオキシカルボニル
基、エチルオキシカルボニル基、ブチルオキシカルボニ
ル基、オクチルオキシカルボニル基、ドデシルオキシカ
ルボニル基等)、アリールオキシカルボニル基(例え
ば、フェニルオキシカルボニル基、ナフチルオキシカル
ボニル基等)、スルホンアミド基(例えば、メチルスル
ホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基、ブチルス
ルホニルアミノ基、ヘキシルスルホニルアミノ基、シク
ロヘキシルスルホニルアミノ基、オクチルスルホニルア
ミノ基、ドデシルスルホニルアミノ基、フェニルスルホ
ニルアミノ基等)、スルファモイル基(例えば、アミノ
スルホニル基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルア
ミノスルホニル基、ブチルアミノスルホニル基、ヘキシ
ルアミノスルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホニ
ル基、オクチルアミノスルホニル基、ドデシルアミノス
ルホニル基、フェニルアミノスルホニル基、ナフチルア
ミノスルホニル基、2−ピリジルアミノスルホニル基
等)、ウレイド基(例えば、メチルウレイド基、エチル
ウレイド基、ペンチルウレイド基、シクロヘキシルウレ
イド基、オクチルウレイド基、ドデシルウレイド基、フ
ェニルウレイド基、ナフチルウレイド基、2−ピリジル
アミノウレイド基等)、アシル基(例えば、アセチル
基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基、ペン
チルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基、オク
チルカルボニル基、2−エチルヘキシルカルボニル基、
ドデシルカルボニル基、フェニルカルボニル基、ナフチ
ルカルボニル基、ピリジルカルボニル基等)、アシルオ
キシ基(例えば、アセチルオキシ基、エチルカルボニル
オキシ基、ブチルカルボニルオキシ基、オクチルカルボ
ニルオキシ基、ドデシルカルボニルオキシ基、フェニル
カルボニルオキシ基等)、カルバモイル基(例えば、ア
ミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基、ジメチ
ルアミノカルボニル基、プロピルアミノカルボニル基、
ペンチルアミノカルボニル基、シクロヘキシルアミノカ
ルボニル基、オクチルアミノカルボニル基、2−エチル
ヘキシルアミノカルボニル基、ドデシルアミノカルボニ
ル基、フェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミノカ
ルボニル基、2−ピリジルアミノカルボニル基等)、ア
ミド基(例えば、メチルカルボニルアミノ基、エチルカ
ルボニルアミノ基、ジメチルカルボニルアミノ基、プロ
ピルカルボニルアミノ基、ペンチルカルボニルアミノ
基、シクロヘキシルカルボニルアミノ基、2−エチルヘ
キシルカルボニルアミノ基、オクチルカルボニルアミノ
基、ドデシルカルボニルアミノ基、フェニルカルボニル
アミノ基、ナフチルカルボニルアミノ基等)、スルフィ
ニル基(例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフ
ィニル基、ブチルスルフィニル基、シクロヘキシルスル
フィニル基、2−エチルヘキシルスルフィニル基、ドデ
シルスルフィニル基、フェニルスルフィニル基、ナフチ
ルスルフィニル基、2−ピリジルスルフィニル基等)、
スルホニル基(例えば、メチルスルホニル基、エチルス
ルホニル基、ブチルスルホニル基、シクロヘキシルスル
ホニル基、2−エチルヘキシルスルホニル基、ドデシル
スルホニル基、フェニルスルホニル基、ナフチルスルホ
ニル基、2−ピリジルスルホニル基等)、アミノ基(例
えば、アミノ基、エチルアミノ基、ジメチルアミノ基、
ブチルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、2−エチル
ヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナ
フチルアミノ基、2−ピリジルアミノ基等)またはヒド
ロキシル基から選ばれる。これらの基は、更に上記の置
換基によって置換されていてもよい。R21としては好
ましくは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基であ
り、より好ましくは炭素数1〜12のアルキル基、アリ
ール基である。R21の置換基として好ましいのはアル
キル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アリ
ールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、カルバモイ
ル基、アミド基、ヒドロキシル基であり、より好ましく
はアルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル
基、アシルオキシ基、アミド基である。R22としては
好ましくは水素原子あるいは炭素数1〜20のアルキル
基、アリール基であり、より好ましくは水素原子あるい
は炭素数1〜12のアルキル基、アリール基である。R
22の置換基として好ましいのはアルキル基、アルコキ
シ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボ
ニル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、
ヒドロキシル基であり、より好ましくはアルキル基、ア
ルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アシルオキシ
基、アミド基である。
【0065】Xはハロゲン原子を表す。塩素原子または
臭素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
【0066】本発明の前記一般式(M−VIII)で表され
るマゼンタカプラーについて説明する。前記一般式(M
−VIII)において、R23、R24は水素原子あるいは
アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、ドデシル基等)、シクロアルキ
ル基(例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基
等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチル基
等)またはヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾリ
ル基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、ピ
ロリル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニ
ル基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル
基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)を表す。水素原
子あるいは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基が
好ましく、水素原子あるいは炭素数1〜12のアルキル
基、アリール基がより好ましい。R23、R24は同じ
であっても異なっていても良い。
【0067】Lは−(C=O)−、−(C=O)−O
−、−O−(C=O)−、−(C=O)−NR27−、
−NR27−(C=O)−、−NR27−(C=O)−
NR 7−、−O−(C=O)−NR27−、−NR
27−(C=O)−O−、−O−、−S−、−SO−、
−SO−、−NR27−から選ばれる2価の連結基を
表す。
【0068】R25は置換又は無置換のアルキル基(例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アリール基(例え
ば、フェニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例
えば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イ
ミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、
ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、ス
ルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラ
ゾリル基等)を表す。
【0069】R25において置換基はアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルキニル基(例
えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例えば、ピ
リジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリ
ル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニ
ル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例えば、メ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシ
ルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例えばシクロペ
ンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリー
ルオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基
等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチル
チオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチ
オ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シクロア
ルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、シクロ
ヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニ
ルチオ基、ナフチルチオ基等)、アルコキシカルボニル
基(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシ
カルボニル基、ブチルオキシカルボニル基、オクチルオ
キシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基等)、
アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシ
カルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、スル
ホンアミド基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エ
チルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、
ヘキシルスルホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニ
ルアミノ基、オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルス
ルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、
スルファモイル基(例えば、アミノスルホニル基、メチ
ルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、
ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル
基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オクチルアミ
ノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニ
ルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、
2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレイド基(例
えば、メチルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチル
ウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレ
イド基、ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基、ナ
フチルウレイド基、2−ピリジルアミノウレイド基
等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチルカルボニ
ル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、
シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボニル基、
2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカルボニル
基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピ
リジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例えば、ア
セチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカ
ルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデ
シルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基
等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボニル基、
メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル
基、プロピルアミノカルボニル基、ペンチルアミノカル
ボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル基、オクチ
ルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシルアミノカル
ボニル基、ドデシルアミノカルボニル基、フェニルアミ
ノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピ
リジルアミノカルボニル基等)、アミド基(例えば、メ
チルカルボニルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、
ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミ
ノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカ
ルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミ
ノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニ
ルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカ
ルボニルアミノ基等)、スルフィニル基(例えば、メチ
ルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、ブチルスル
フィニル基、シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチ
ルヘキシルスルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、
フェニルスルフィニル基、ナフチルスルフィニル基、2
−ピリジルスルフィニル基等)、スルホニル基(例え
ば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、ブチル
スルホニル基、シクロヘキシルスルホニル基、2−エチ
ルヘキシルスルホニル基、ドデシルスルホニル基、フェ
ニルスルホニル基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジ
ルスルホニル基等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エ
チルアミノ基、ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シ
クロペンチルアミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、
ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2
−ピリジルアミノ基等)、またはヒドロキシル基から選
ばれる。これらの基は、更に上記の置換基によって置換
されていてもよい。R25としては好ましくは炭素数1
〜20のアルキル基、アリール基であり、より好ましく
は炭素数1〜12のアルキル基、アリール基である。R
25の置換基として好ましいのはアルキル基、アルコキ
シ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボ
ニル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、
ヒドロキシル基であり、より好ましくはアルキル基、ア
ルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アシルオキシ
基、アミド基である。
【0070】R26はアルキル基(例えば、メチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基
等)、アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基
等)、シクロアルキル基(例えば、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基等)、アルキニル基(例えば、プロパ
ルギル基等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフ
チル基等)またはヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チ
アゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル
基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリ
ダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリ
ジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)、ハロゲ
ン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フ
ッ素原子等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エ
トキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキ
シルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキシ基
等)、シクロアルコキシ基(例えばシクロペンチルオキ
シ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリールオキシ基
(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等)、アル
キルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プ
ロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オク
チルチオ基、ドデシルチオ基等)、シクロアルキルチオ
基(例えば、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチ
オ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ基、
ナフチルチオ基等)、アルコキシカルボニル基(例え
ば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニ
ル基、ブチルオキシカルボニル基、オクチルオキシカル
ボニル基、ドデシルオキシカルボニル基等)、アリール
オキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニ
ル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、スルホンアミ
ド基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エチルスル
ホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、ヘキシル
スルホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニルアミノ
基、オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルスルホニル
アミノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、スルファ
モイル基(例えば、アミノスルホニル基、メチルアミノ
スルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、ブチルア
ミノスルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル基、シク
ロヘキシルアミノスルホニル基、オクチルアミノスルホ
ニル基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニルアミノ
スルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、2−ピリ
ジルアミノスルホニル基等)、ウレイド基(例えば、メ
チルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチルウレイド
基、シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレイド基、
ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基、ナフチルウ
レイド基、2−ピリジルアミノウレイド基等)、アシル
基(例えば、アセチル基、エチルカルボニル基、プロピ
ルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、シクロヘキシ
ルカルボニル基、オクチルカルボニル基、2−エチルヘ
キシルカルボニル基、ドデシルカルボニル基、フェニル
カルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピリジルカルボ
ニル基等)、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ
基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカルボニルオキ
シ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデシルカルボニ
ルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基等)、カルバ
モイル基(例えば、アミノカルボニル基、メチルアミノ
カルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、プロピル
アミノカルボニル基、ペンチルアミノカルボニル基、シ
クロヘキシルアミノカルボニル基、オクチルアミノカル
ボニル基、2−エチルヘキシルアミノカルボニル基、ド
デシルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル
基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピリジルアミノ
カルボニル基等)、アミド基(例えば、メチルカルボニ
ルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、ジメチルカル
ボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミノ基、ペンチ
ルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミ
ノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミノ基、オクチ
ルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニルアミノ基、
フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカルボニルアミ
ノ基等)、スルフィニル基(例えば、メチルスルフィニ
ル基、エチルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、
シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチルヘキシルス
ルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、フェニルスル
フィニル基、ナフチルスルフィニル基、2−ピリジルス
ルフィニル基等)、スルホニル基(例えば、メチルスル
ホニル基、エチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、
シクロヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスル
ホニル基、ドデシルスルホニル基、フェニルスルホニル
基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基
等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、
ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルア
ミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ
基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミ
ノ基等)、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基か
ら選ばれる置換基である。これらの基は、更に上記の置
換基によって置換されていてもよい。R26として好ま
しいのはアルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、カルバモイル基、アミド基、ヒドロキシル基であ
り、より好ましくはアルキル基、アルコキシ基、アルコ
キシカルボニル基、アシルオキシ基、アミド基である。
【0071】yは0、1または2を表す。yが2の場
合、複数のR26は同じであっても異なっていても良
い。好ましくはyは0または1である。
【0072】R27は水素原子あるいは置換又は無置換
のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、ドデシル基等)、シクロアルキ
ル基(例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基
等)、アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基
等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチル基
等)、ヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル
基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロ
リル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル
基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)を表す。水素原
子あるいは炭素数1〜20のアルキル基が好ましい。よ
り好ましくは水素原子あるいは炭素数1〜12のアルキ
ル基である。
【0073】R27において置換基はアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルキニル基(例
えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例えば、ピ
リジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリ
ル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニ
ル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例えば、メ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシ
ルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例えばシクロペ
ンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリー
ルオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基
等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチル
チオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチ
オ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シクロア
ルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、シクロ
ヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニ
ルチオ基、ナフチルチオ基等)、アルコキシカルボニル
基(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシ
カルボニル基、ブチルオキシカルボニル基、オクチルオ
キシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基等)、
アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシ
カルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、スル
ホンアミド基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エ
チルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、
ヘキシルスルホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニ
ルアミノ基、オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルス
ルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、
スルファモイル基(例えば、アミノスルホニル基、メチ
ルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、
ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル
基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オクチルアミ
ノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニ
ルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、
2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレイド基(例
えば、メチルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチル
ウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレ
イド基、ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基、ナ
フチルウレイド基、2−ピリジルアミノウレイド基
等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチルカルボニ
ル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、
シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボニル基、
2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカルボニル
基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピ
リジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例えば、ア
セチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカ
ルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデ
シルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基
等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボニル基、
メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル
基、プロピルアミノカルボニル基、ペンチルアミノカル
ボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル基、オクチ
ルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシルアミノカル
ボニル基、ドデシルアミノカルボニル基、フェニルアミ
ノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピ
リジルアミノカルボニル基等)、アミド基(例えば、メ
チルカルボニルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、
ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミ
ノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカ
ルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミ
ノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニ
ルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカ
ルボニルアミノ基等)、スルフィニル基(例えば、メチ
ルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、ブチルスル
フィニル基、シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチ
ルヘキシルスルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、
フェニルスルフィニル基、ナフチルスルフィニル基、2
−ピリジルスルフィニル基等)、スルホニル基(例え
ば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、ブチル
スルホニル基、シクロヘキシルスルホニル基、2−エチ
ルヘキシルスルホニル基、ドデシルスルホニル基、フェ
ニルスルホニル基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジ
ルスルホニル基等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エ
チルアミノ基、ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シ
クロペンチルアミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、
ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2
−ピリジルアミノ基等)またはヒドロキシル基から選ば
れる。これらの基は、更に上記の置換基によって置換さ
れていてもよい。R27としては好ましくは炭素数1〜
20のアルキル基、アリール基であり、より好ましくは
炭素数1〜12のアルキル基、アリール基である。R
27の置換基として好ましいのはアルキル基、アルコキ
シ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボ
ニル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、
ヒドロキシル基であり、より好ましくはアルキル基、ア
ルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アシルオキシ
基、アミド基である。
【0074】Xはハロゲン原子を表す。塩素原子または
臭素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
【0075】本発明の前記一般式(M−IX)で表される
マゼンタカプラーについて説明する。前記一般式(M−
IX)において、R28は置換又は無置換のアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オ
クチル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビ
ニル基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基等)、アリール基
(例えば、フェニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環
基(例えば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリル
基、イミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニ
ル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル
基、スルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、
テトラゾリル基等)を表す。
【0076】R28において置換基はアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル
基、アリル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルキニル基(例
えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、ナフチル基等)またはヘテロ環基(例えば、ピ
リジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリ
ル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニ
ル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例えば、メ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシ
ルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例えばシクロペ
ンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリー
ルオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基
等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチル
チオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチ
オ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シクロア
ルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、シクロ
ヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニ
ルチオ基、ナフチルチオ基等)、アルコキシカルボニル
基(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシ
カルボニル基、ブチルオキシカルボニル基、オクチルオ
キシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基等)、
アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシ
カルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、スル
ホンアミド基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、エ
チルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、
ヘキシルスルホニルアミノ基、シクロヘキシルスルホニ
ルアミノ基、オクチルスルホニルアミノ基、ドデシルス
ルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、
スルファモイル基(例えば、アミノスルホニル基、メチ
ルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、
ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル
基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オクチルアミ
ノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニ
ルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、
2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレイド基(例
えば、メチルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチル
ウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレ
イド基、ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基、ナ
フチルウレイド基、2−ピリジルアミノウレイド基
等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチルカルボニ
ル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、
シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボニル基、
2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカルボニル
基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピ
リジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例えば、ア
セチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカ
ルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデ
シルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基
等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボニル基、
メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル
基、プロピルアミノカルボニル基、ペンチルアミノカル
ボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル基、オクチ
ルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシルアミノカル
ボニル基、ドデシルアミノカルボニル基、フェニルアミ
ノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピ
リジルアミノカルボニル基等)、アミド基(例えば、メ
チルカルボニルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、
ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミ
ノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカ
ルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミ
ノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニ
ルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカ
ルボニルアミノ基等)、スルフィニル基(例えば、メチ
ルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、ブチルスル
フィニル基、シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチ
ルヘキシルスルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、
フェニルスルフィニル基、ナフチルスルフィニル基、2
−ピリジルスルフィニル基等)、スルホニル基(例え
ば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、ブチル
スルホニル基、シクロヘキシルスルホニル基、2−エチ
ルヘキシルスルホニル基、ドデシルスルホニル基、フェ
ニルスルホニル基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジ
ルスルホニル基等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エ
チルアミノ基、ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シ
クロペンチルアミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、
ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2
−ピリジルアミノ基等)またはヒドロキシル基から選ば
れる。これらの基は、更に上記の置換基によって置換さ
れていてもよい。R28としては好ましくは炭素数1〜
20のアルキル基、アリール基であり、より好ましくは
炭素数1〜12のアルキル基、アリール基である。R
28の置換基として好ましいのはアルキル基、アルコキ
シ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボ
ニル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、
ヒドロキシル基であり、より好ましくはアルキル基、ア
ルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アシルオキシ
基、アミド基である。
【0077】R29はアルキル基(例えば、メチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基
等)、アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基
等)、シクロアルキル基(例えば、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基等)、アルキニル基(例えば、プロパ
ルギル基等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフ
チル基等)またはヘテロ環基(例えば、ピリジル基、チ
アゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル
基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリ
ダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリ
ジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)、ハロゲ
ン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フ
ッ素原子等)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ
基、ナフチルオキシ基等)、アルキルチオ基(例えば、
メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ペンチ
ルチオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチオ基、ドデシル
チオ基等)、シクロアルキルチオ基(例えば、シクロペ
ンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基等)、アリールチ
オ基(例えば、フェニルチオ基、ナフチルチオ基等)、
アルコキシカルボニル基(例えば、メチルオキシカルボ
ニル基、エチルオキシカルボニル基、ブチルオキシカル
ボニル基、オクチルオキシカルボニル基、ドデシルオキ
シカルボニル基等)、アリールオキシカルボニル基(例
えば、フェニルオキシカルボニル基、ナフチルオキシカ
ルボニル基等)、スルホンアミド基(例えば、メチルス
ルホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基、ブチル
スルホニルアミノ基、ヘキシルスルホニルアミノ基、シ
クロヘキシルスルホニルアミノ基、オクチルスルホニル
アミノ基、ドデシルスルホニルアミノ基、フェニルスル
ホニルアミノ基等)、スルファモイル基(例えば、アミ
ノスルホニル基、メチルアミノスルホニル基、ジメチル
アミノスルホニル基、ブチルアミノスルホニル基、ヘキ
シルアミノスルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホ
ニル基、オクチルアミノスルホニル基、ドデシルアミノ
スルホニル基、フェニルアミノスルホニル基、ナフチル
アミノスルホニル基、2−ピリジルアミノスルホニル基
等)、ウレイド基(例えば、メチルウレイド基、エチル
ウレイド基、ペンチルウレイド基、シクロヘキシルウレ
イド基、オクチルウレイド基、ドデシルウレイド基、フ
ェニルウレイド基、ナフチルウレイド基、2−ピリジル
アミノウレイド基等)、アシル基(例えば、アセチル
基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基、ペン
チルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基、オク
チルカルボニル基、2−エチルヘキシルカルボニル基、
ドデシルカルボニル基、フェニルカルボニル基、ナフチ
ルカルボニル基、ピリジルカルボニル基等)、アシルオ
キシ基(例えば、アセチルオキシ基、エチルカルボニル
オキシ基、ブチルカルボニルオキシ基、オクチルカルボ
ニルオキシ基、ドデシルカルボニルオキシ基、フェニル
カルボニルオキシ基等)、カルバモイル基(例えば、ア
ミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基、ジメチ
ルアミノカルボニル基、プロピルアミノカルボニル基、
ペンチルアミノカルボニル基、シクロヘキシルアミノカ
ルボニル基、オクチルアミノカルボニル基、2−エチル
ヘキシルアミノカルボニル基、ドデシルアミノカルボニ
ル基、フェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミノカ
ルボニル基、2−ピリジルアミノカルボニル基等)、ア
ミド基(例えば、メチルカルボニルアミノ基、エチルカ
ルボニルアミノ基、ジメチルカルボニルアミノ基、プロ
ピルカルボニルアミノ基、ペンチルカルボニルアミノ
基、シクロヘキシルカルボニルアミノ基、2−エチルヘ
キシルカルボニルアミノ基、オクチルカルボニルアミノ
基、ドデシルカルボニルアミノ基、フェニルカルボニル
アミノ基、ナフチルカルボニルアミノ基等)、スルフィ
ニル基(例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフ
ィニル基、ブチルスルフィニル基、シクロヘキシルスル
フィニル基、2−エチルヘキシルスルフィニル基、ドデ
シルスルフィニル基、フェニルスルフィニル基、ナフチ
ルスルフィニル基、2−ピリジルスルフィニル基等)、
スルホニル基(例えば、メチルスルホニル基、エチルス
ルホニル基、ブチルスルホニル基、シクロヘキシルスル
ホニル基、2−エチルヘキシルスルホニル基、ドデシル
スルホニル基、フェニルスルホニル基、ナフチルスルホ
ニル基、2−ピリジルスルホニル基等)、アミノ基(例
えば、アミノ基、エチルアミノ基、ジメチルアミノ基、
ブチルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、2−エチル
ヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナ
フチルアミノ基、2−ピリジルアミノ基等)、シアノ
基、ニトロ基またはヒドロキシル基から選ばれる置換基
である。これらの基は、更に上記の置換基によって置換
されていてもよい。R29として好ましいのはアルキル
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、ヒ
ドロキシル基であり、より好ましくはアルキル基、アル
コキシカルボニル基、アシルオキシ基、アミド基であ
る。zは0、1または2を表す。zが2の場合、複数の
29は同じであっても異なっていても良い。好ましく
はzは0または1である。
【0078】Xはハロゲン原子を表す。塩素原子または
臭素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
【0079】以下に、本発明の一般式(M−I)〜(M
−IX)で表されるマゼンタカプラーの代表的具体例を示
すが、本発明はこれらに限定されない。
【0080】
【化19】
【0081】
【化20】
【0082】
【化21】
【0083】
【化22】
【0084】
【化23】
【0085】
【化24】
【0086】
【化25】
【0087】
【化26】
【0088】
【化27】
【0089】
【化28】
【0090】
【化29】
【0091】
【化30】
【0092】
【化31】
【0093】
【化32】
【0094】
【化33】
【0095】
【化34】
【0096】
【化35】
【0097】
【化36】
【0098】
【化37】
【0099】
【化38】
【0100】
【化39】
【0101】
【化40】
【0102】
【化41】
【0103】
【化42】
【0104】
【化43】
【0105】
【化44】
【0106】
【化45】
【0107】
【化46】
【0108】
【化47】
【0109】
【化48】
【0110】
【化49】
【0111】
【化50】
【0112】
【化51】
【0113】
【化52】
【0114】
【化53】
【0115】
【化54】
【0116】
【化55】
【0117】
【化56】
【0118】
【化57】
【0119】
【化58】
【0120】
【化59】
【0121】
【化60】
【0122】
【化61】
【0123】
【化62】
【0124】
【化63】
【0125】
【化64】
【0126】
【化65】
【0127】
【化66】
【0128】
【化67】
【0129】
【化68】 本発明の前記一般式(M−I)〜一般式(M−IX)で表
されるマゼンタカプラーは、ジャーナル・オブ・ザ・ケ
ミカル・ソサイアティ(Journal ofthe
Chemical Society),パーキン(Pe
rkin)I(1977),2047〜2052、米国
特許第3,725,067号、特開昭59−99437
号、同58−42045号、同59−162548号、
同59−171956号、同60−33552号、同6
0−43659号、同60−172982号、同60−
190779号、同61−189539号、同61−2
41754号、同63−163351号、同62−15
7031号、Syntheses,1981年40頁、
同1984年122頁、同1984年894頁、特開昭
49−53574号、英国特許1,410,846号、
新実験化学講座14−III巻,1585〜1594頁
(1977),丸善刊、Helv.Chem.Act
a.,36巻,75頁(1953)、J.Am.Che
m.Soc.,72巻,2762頁(1950)、Or
g.Synth.,II巻,395頁(1943)等を参
考にして、当業者ならば容易に合成することができる。
【0130】以下に本発明の一般式(M−I)〜(M−
IX)で表されるマゼンタカプラーの代表的な合成例を示
す。
【0131】合成例1
【0132】
【化69】
【0133】
【化70】 化合物(A−I)の合成 ピバロイルアセトニトリル300g(2.4mol)に
イソプロパノール400mlを加えて加熱攪拌した。こ
れにヒドラジン水和物144g(2.9mol)を滴下
し、3時間加熱攪拌を行った。反応終了後、減圧下でイ
ソプロパノールを200ml留去した。残留物に酢酸エ
チル1lと飽和食塩水とを加えて攪拌した。しばらく放
置した後に水層を除去し、飽和食塩水で酢酸エチル層を
2回洗浄した後に酢酸エチル溶液を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。この酢酸エチル溶液を減圧下で濃縮した
後、残留物にn−ヘキサン1lを加えて結晶を析出させ
た。この結晶を濾取し、送風乾燥した。3−アミノ−5
−t−ブチルピラゾール(化合物(A−I))を316
g(94.6%)得た。融点は74.0〜75.0℃で
あった。
【0134】化合物(A−II)の合成 3−アミノ−5−t−ブチルピラゾール(化合物(A−
I))70g(0.50mol)に濃塩酸250mlを
加えて55℃に加熱攪拌した。この溶液に塩化スルフリ
ル49mlを2時間かけて滴下した。滴下終了後、1時
間攪拌を行い、次いで減圧下に濃縮した。残留物にトル
エン300mlを加えて、さらに減圧下で濃縮した。残
留物に酢酸エチル250mlを加えると結晶が析出し
た。この結晶を濾取し、送風乾燥した。3−アミノ−4
−クロル−5−t−ブチルピラゾール(化合物(A−I
I))99.6g(94.8%)を得た。融点は160
〜168℃であった。
【0135】化合物(A−V)の合成 m−ニトロベンゾニトリル44.4g(0.30mo
l)をメタノール300mlに加え、水浴で冷却して攪
拌した。これにナトリウムメトキシドの28%メタノー
ル溶液60.0g(0.31mol)を加えて1時間攪
拌し、さらに水浴をはずして室温で4時間攪拌した。こ
の反応混合物を冷蔵庫中で二昼夜静置した後、氷水で冷
却して攪拌した。これに上記の方法で合成した化合物
(A−II)63g(0.30mol)をメタノール50
mlに溶かして加え、室温で4時間攪拌して化合物(A
−III)とし、さらに塩酸ヒドロキシルアミン42.4
g(0.61mol)を加えて、40℃で4時間攪拌し
た。一夜放置後、減圧下にメタノールを留去し、酢酸エ
チル400mlと水500mlを加えて抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム上で乾
燥し、減圧下に溶媒を留去して、化合物(A−IV)の粗
生成物75.0g(74.0%)を黄褐色の結晶として
得た。これをDMAC400mlに溶かし、氷水で冷却
して攪拌した。ピリジン26.1g(0.33mol)
を加え、さらに塩化p−トルエンスルホニル43.8g
(0.23mol)を加えて30分間攪拌した。氷水浴
をはずして室温で1時間攪拌の後、ピリジン10.3g
(0.13mol)を加え、室温でさらに3時間攪拌し
た。反応混合物に酢酸エチル600mlと水1.5lを
加えて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウム上で乾燥した。減圧下に濃縮後、アセトニ
トリル100mlを加えて晶析し、29.8g(42.
0%)の化合物(A−V)を得た。
【0136】化合物(A−VI)の合成 化合物(A−V)15.0g(47.0mmol)をT
HF150ml/DMF5mlに溶解した溶液にパラジ
ウム炭素触媒(Pd含有率5%、52%含水物)1gを
加え、水素ガス雰囲気で6時間攪拌した。TLCで化合
物(A−V)の消失を確認した後、セライトを用いて濾
過し、濾液を水1l中に注いで攪拌した。析出した結晶
を濾取し、化合物(A−VI)11.7g(収率86.0
%)を淡褐色の結晶として得た。
【0137】例示化合物(M−1−1)の合成 化合物(A−VI)6.02g(20.8mmol)に、
アセトニトリル40ml及びピリジン1.8g(22.
9mmol)を加え溶解した。この溶液を激しく撹拌し
ながらオレイン酸塩化物6.94g(22.9mmo
l)をアセトニトリル10mlに溶解した溶液をゆっく
り滴下した。滴下終了時から室温で2時間撹拌し反応を
完結させた。反応終了後、反応混合物に酢酸エチル40
0mlと水500mlを加えて抽出し水層を取り除き、
得られた有機層を食塩水で3回洗浄した。溶媒の酢酸エ
チルを減圧下で留去し、得られた残留物を酢酸エチルか
ら再結晶することで、白色固体の例示化合物(M−1−
1)7.64g(66.0%)を得た。
【0138】同定はMASS及びNMRスペクトルで行
い、例示化合物(M−1−1)であることを確認した。
【0139】合成例2
【0140】
【化71】
【0141】
【化72】 化合物(B−III)の合成 o−ニトロベンゾニトリル44.4g(0.30mo
l)をメタノール300mlに加え、水浴で冷却して攪
拌した。これにナトリウムメトキシドの28%メタノー
ル溶液60.0g(0.31mol)を加えて1時間攪
拌し、さらに水浴をはずして室温で4時間攪拌した。こ
の反応混合物を冷蔵庫中で二昼夜静置した後、氷水で冷
却して攪拌した。これに上記の方法で合成した化合物
(A−II)63g(0.30mol)をメタノール50
mlに溶かして加え、室温で4時間攪拌して化合物(B
−I)とし、さらに塩酸ヒドロキシルアミン42.4g
(0.61mol)を加えて、40℃で4時間攪拌し
た。一夜放置後、減圧下にメタノールを留去し、酢酸エ
チル400mlと水500mlを加えて抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム上で乾
燥し、減圧下に溶媒を留去して、化合物(B−II)の粗
生成物74.0g(73.0%)を黄褐色の結晶として
得た。これをDMAC400mlに溶かし、氷水で冷却
して攪拌した。ピリジン26.1g(0.33mol)
を加え、さらに塩化p−トルエンスルホニル43.8g
(0.23mol)を加えて30分間攪拌した。氷水浴
をはずして室温で1時間攪拌の後、ピリジン10.3g
(0.13mol)を加え、室温でさらに3時間攪拌し
た。反応混合物に酢酸エチル600mlと水1.5lを
加えて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウム上で乾燥した。減圧下に濃縮後、アセトニ
トリル100mlを加えて晶析し、28.0g(40.
0%)の化合物(B−III)を得た。
【0142】化合物(B−IV)の合成 化合物(B−III)15.0g(47.0mmol)を
THF150ml/DMF5mlに溶解した溶液にパラ
ジウム炭素触媒(Pd含有率5%、52%含水物)1g
を加え、水素ガス雰囲気で6時間攪拌した。TLCで化
合物(B−III)の消失を確認した後、セライトを用い
て濾過し、濾液を水1l中に注いで攪拌した。析出した
結晶を濾取し、化合物(B−IV)11.6g(収率8
5.0%)を淡褐色の結晶として得た。
【0143】例示化合物(M−2−2)の合成 化合物(B−IV)6.02g(20.8mmol)に、
アセトニトリル40ml及びピリジン1.8g(22.
9mmol)を加え溶解した。この溶液を激しく撹拌し
ながら化合物(B−V)6.92g(20.8mmo
l)をアセトニトリル20mlに溶解した溶液をゆっく
り滴下した。滴下終了時から室温で2時間撹拌し反応を
完結させた。反応終了後、反応混合物に酢酸エチル40
0mlと水500mlを加えて抽出し水層を取り除き、
得られた有機層を食塩水で3回洗浄した。溶媒の酢酸エ
チルを減圧下で留去し、得られた残留物を酢酸エチルか
ら再結晶することで、白色固体の例示化合物(M−2−
2)8.60g(70.5%)を得た。
【0144】同定はMASS及びNMRスペクトルで行
い、例示化合物(M−2−2)であることを確認した。
【0145】合成例3
【0146】
【化73】
【0147】
【化74】 化合物(C−III)の合成 4−メトキシ−3−ニトロベンゾニトリル53.4g
(0.30mol)をメタノール400mlに加え、室
温で攪拌した。これにナトリウムメトキシドの28%メ
タノール溶液60.0g(0.31mol)を加えて室
温で3日間攪拌した。これに上記の方法で合成した化合
物(A−II)63g(0.30mol)をメタノール5
0mlに溶かして加え、室温で5時間攪拌して化合物
(C−I)とし、さらに塩酸ヒドロキシルアミン42.
4g(0.61mol)を加えて、40℃で4時間攪拌
した。一夜放置後、減圧下にメタノールを留去し、酢酸
エチル400mlと水500mlを加えて抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム上で
乾燥し、減圧下に溶媒を留去して、化合物(C−II)の
粗生成物91.6g(83.0%)を淡黄褐色の結晶と
して得た。これをDMAC400mlに溶かし、氷水で
冷却して攪拌した。ピリジン29.3g(0.37mo
l)を加え、さらに塩化p−トルエンスルホニル49.
6g(0.26mol)を加えて30分間攪拌した。氷
水浴をはずして室温で1時間攪拌の後、ピリジン11.
9g(0.15mol)を加え、室温でさらに3時間攪
拌した。反応混合物に酢酸エチル600mlと水1.5
lを加えて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウム上で乾燥した。減圧下に濃縮後、アセ
トニトリル100mlを加えて晶析し、40.1g(4
6.0%)の化合物(C−III)を得た。
【0148】化合物(C−IV)の合成 化合物(C−III)17.5g(50.0mmol)を
THF150ml/DMF5mlに溶解した溶液にパラ
ジウム炭素触媒(Pd含有率5%、52%含水物)1g
を加え、水素ガス雰囲気で6時間攪拌した。TLCで化
合物(C−III)の消失を確認した後、セライトを用い
て濾過し、濾液を水1l中に注いで攪拌した。析出した
結晶を濾取し、化合物(C−IV)14.7g(収率9
2.0%)を淡黄色の結晶として得た。
【0149】例示化合物(M−3−15)の合成 化合物(C−IV)6.64g(20.8mmol)に、
アセトニトリル50ml及びピリジン1.8g(22.
9mmol)を加え溶解した。この溶液を激しく撹拌し
ながら化合物(C−V)9.93g(22.9mmo
l)をアセトニトリル25mlに溶解した溶液をゆっく
り滴下した。滴下終了時から室温で2時間撹拌し反応を
完結させた。反応終了後、反応混合物に酢酸エチル60
0mlと水500mlを加えて抽出し水層を取り除き、
得られた有機層を食塩水で3回洗浄した。溶媒の酢酸エ
チルを減圧下で留去し、得られた残留物を酢酸エチルか
ら再結晶することで、白色固体の例示化合物(M−3−
15)10.27g(68.0%)を得た。
【0150】同定はMASS及びNMRスペクトルで行
い、例示化合物(M−3−15)であることを確認し
た。
【0151】合成例4
【0152】
【化75】
【0153】
【化76】 化合物(D−III)の合成 2−メチル−5−ニトロベンゾニトリル48.6g
(0.30mol)をメタノール400mlに加え、室
温で攪拌した。これにナトリウムメトキシドの28%メ
タノール溶液60.0g(0.31mol)を加えて室
温で3日間攪拌した。これに上記の方法で合成した化合
物(A−II)63g(0.30mol)をメタノール5
0mlに溶かして加え、室温で5時間攪拌して化合物
(D−I)とし、さらに塩酸ヒドロキシルアミン42.
4g(0.61mol)を加えて、40℃で4時間攪拌
した。一夜放置後、減圧下にメタノールを留去し、酢酸
エチル400mlと水500mlを加えて抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム上で
乾燥し、減圧下に溶媒を留去して、化合物(D−II)の
粗生成物82.3g(78.0%)を淡黄褐色の結晶と
して得た。これをDMAC400mlに溶かし、氷水で
冷却して攪拌した。ピリジン27.7g(0.35mo
l)を加え、さらに塩化p−トルエンスルホニル45.
8g(0.24mol)を加えて30分間攪拌した。氷
水浴をはずして室温で1時間攪拌の後、ピリジン11.
1g(0.14mol)を加え、室温でさらに3時間攪
拌した。反応混合物に酢酸エチル600mlと水1.5
lを加えて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウム上で乾燥した。減圧下に濃縮後、アセ
トニトリル100mlを加えて晶析し、31.2g(4
0.0%)の化合物(D−III)を得た。
【0154】化合物(D−IV)の合成 化合物(D−III)16.7g(50.0mmol)を
THF150ml/DMF5mlに溶解した溶液にパラ
ジウム炭素触媒(Pd含有率5%、52%含水物)1g
を加え、水素ガス雰囲気で6時間攪拌した。TLCで化
合物(D−III)の消失を確認した後、セライトを用い
て濾過し、濾液を水1l中に注いで攪拌した。析出した
結晶を濾取し、化合物(D−IV)12.6g(収率8
3.0%)を淡黄色の結晶として得た。
【0155】例示化合物(M−5−23)の合成 化合物(D−IV)6.32g(20.8mmol)に、
アセトニトリル50ml及びピリジン1.8g(22.
9mmol)を加え溶解した。この溶液を激しく撹拌し
ながら化合物(D−V)8.1g(23.0mmol)
をアセトニトリル20mlに溶解した溶液をゆっくり滴
下した。滴下終了時から室温で2時間撹拌し反応を完結
させた。反応終了後、反応混合物に酢酸エチル600m
lと水500mlを加えて抽出し水層を取り除き、得ら
れた有機層を食塩水で3回洗浄した。溶媒の酢酸エチル
を減圧下で留去し、得られた残留物を酢酸エチルから再
結晶することで、白色固体の例示化合物(M−5−2
3)9.99g(70.0%)を得た。
【0156】同定はMASS及びNMRスペクトルで行
い、例示化合物(M−5−23)であることを確認し
た。
【0157】合成例5
【0158】
【化77】
【0159】
【化78】 化合物(E−II)の合成 4−シアノベンジルブロミド39.2g(0.2mo
l)をメタノール300mlに溶解した溶液にドデシル
メルカプタン44.5g(0.22mol)と酢酸ナト
リウム20.0g(0.24mol)を加え、40℃で
6時間反応し化合物(E−I)とした。次いで、酢酸1
0gとタングステン酸ナトリウム0.1gを添加し60
℃に加熱する。そこに過酸化水素100g(0.9mo
l)を2時間かけて滴下する。滴下終了後そのまま70
℃で3時間反応した。反応液を濃縮後、酢酸エチルから
再結晶し化合物(E−II)59.4g(収率85.0
%)を淡黄白色の結晶として得た。
【0160】例示化合物(M−8−12)の合成 化合物(E−II)34.9g(0.10mol)をメタ
ノール150mlに加え、室温で攪拌した。これにナト
リウムメトキシドの28%メタノール溶液21.5g
(0.11mol)を加えて室温で3日間攪拌した。こ
れに上記の方法で合成した化合物(A−II)21g
(0.10mol)をメタノール50mlに溶かして加
え、室温で5時間攪拌して化合物(E−III)とし、さ
らに塩酸ヒドロキシルアミン14.6g(0.21mo
l)を加えて、40℃で4時間攪拌した。一夜放置後、
減圧下にメタノールを留去し、酢酸エチル400mlと
水500mlを加えて抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に溶
媒を留去して、化合物(E−IV)の粗生成物44.8g
(83.0%)を淡褐色の飴状物として得た。これをD
MAC150mlに溶かし、氷水で冷却して攪拌した。
ピリジン9.5g(0.12mol)を加え、さらに塩
化p−トルエンスルホニル16.4g(0.086mo
l)を加えて30分間攪拌した。氷水浴をはずして室温
で1時間攪拌の後、ピリジン6.3g(0.08mo
l)を加え、室温でさらに3時間攪拌した。反応混合物
に酢酸エチル600mlと水1.5lを加えて抽出し、
有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム上
で乾燥した。減圧下に濃縮後、アセトニトリル100m
lを加えて晶析し、の白色固体の例示化合物(M−8−
12)15.6g(36.0%)を得た。
【0161】同定はMASS及びNMRスペクトルで行
い、例示化合物(M−8−12)であることを確認し
た。
【0162】本発明の一般式(M−I)〜(M−IX)で
表されるマゼンタカプラーは、下記一般式〔AO−
I〕、〔AO−II〕及び/又は〔AO−III〕で表され
る色素画像安定化剤から選ばれる少なくとも1種の色素
画像安定化剤と併せて用いることが好ましい。
【0163】
【化79】 式中、R101は水素原子、アルキル基、アリール基、
複素環基又は下記残基を表す。
【0164】
【化80】 ここでR101a、R101b及びR101cはそれぞ
れ一価の有機基を表す。R102、R103
104、R105及びR106はそれぞれ水素原子、
ハロゲン原子、或いはベンゼン環に置換可能な基を表
す。またR101〜R10 は互いに結合して5〜6員
環を形成してもよい。
【0165】
【化81】 式中、R111は脂肪族基、芳香族基を表し、Yは窒素
原子と共に5〜7員環を形成するのに必要な非金属原子
群を表す。
【0166】
【化82】 式中、R121はアルキル基を表し、R122は置換基
を表す。lは0〜5の整数を表すが、lが2以上のと
き、複数のR122は同じでも異なっていても良い。
【0167】前記一般式〔AO−I〕において、R
101の表すアルキル基としては、例えば、メチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基
等が、アリール基としては、例えば、フェニル基、ナフ
チル基等が、複素環基としては例えば、ピラゾール基、
2−イミダゾリル基、ピリジル基、チアゾリル基、オキ
サゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、
ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレ
ナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾ
リル基、テトラゾリル基等が挙げられる。また、R
101a、R101b、R101cの表す一価の有機基
としては、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、ハロゲン原子等が挙げられる。R
101としては水素原子、アルキル基が好ましい。R
102〜R106で表されるベンゼン環に置換可能な基
としては、前記一般式(M−I)において、Rとして
説明した基が挙げられる。R102、R 03、R
105、R106としては水素原子、ヒドロキシル基、
アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基、アミド基が好ましく、R104はアルキル基、ヒ
ドロキシル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基が好ましい。またR101とR102は互いに閉
環し5員又は6員環を形成してもよく、その時のR
104はヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基が好ましい。またR101とR102が閉環し、メ
チレンジオキシ環を形成してもよい。更にまた、R
103とR104が閉環して5員の炭化水素環を形成し
てもよく、その時のR101はアルキル基、アリール
基、ヘテロ環基が好ましい。
【0168】以下に一般式〔AO−I〕で表される化合
物の具体例を示す。
【0169】
【化83】
【0170】
【化84】 以上の具体例の他に、前記一般式〔AO−I〕で表され
る化合物の具体例としては、特開昭60−262159
号公報の第11頁〜13頁に記載された例示化合物A−
1〜A−28、同61−145552号公報の第8頁〜
10頁に記載された例示化合物PH−1〜PH−29、
特開平1−306846号公報の第6頁〜7頁に記載さ
れた例示化合物B−1〜B−21、同2−958号公報
の第10頁〜18頁に記載された例示化合物I−1〜I
−13、I′−1〜I′−8、II−1〜II−12、I
I′−1〜II′−21、III−8〜III−14、IV−1〜I
V−24、V−13〜V−17、同3−39956号公
報の第10頁〜11頁に記載された例示化合物II−1〜
II−33等を挙げることができる。
【0171】次に、前記一般式〔AO−II〕において、
111は脂肪族基、芳香族基を表すが、好ましくはア
ルキル基、アリール基、複素環基であり、最も好ましく
はアリール基である。Yが窒素原子と共に形成する複素
環としては、ピペリジン環、ピペラジン環、モルホリン
環、チオモルホリン環、チオモルホリン−1,1−ジオ
ン環、ピロリジン環等が挙げられる。
【0172】以下に一般式〔AO−II〕で表される化合
物の具体例を示す。
【0173】
【化85】 以上の具体例の他に、前記一般式〔AO−II〕で表され
る化合物の具体例としては、特開平2−167543号
公報の第8頁〜11頁に記載された例示化合物B−1〜
B−65、特開昭63−95439号公報の第4〜7頁
に記載された例示化合物(1)〜(120)等を挙げる
ことができる。
【0174】前記一般式〔AO−III〕において、R
121で表されるアルキル基としては、例えば、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブ
チル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシ
ル基等が挙げられる。R122で表される置換基として
は、前記一般式(M−I)において、Rとして説明し
た基が挙げられる。
【0175】上記R121で表されるアルキル基として
は、炭素数1〜16の無置換のアルキル基が好ましく、
122としては、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲ
ン原子が好ましい。
【0176】以下に、一般式〔AO−III〕で表される
化合物の具体例を示すが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
【0177】
【化86】
【0178】
【化87】 前記一般式〔AO−I〕、一般式〔AO−II〕及び一般
式〔AO−III〕で表される色素画像安定化剤の使用量
は、本発明の一般式(M−I)〜(M−IX)で示される
マゼンタカプラーに対して、それぞれ5〜400モル%
であることが好ましく、より好ましくは10〜250モ
ル%である。
【0179】本発明の一般式(M−I)〜(M−IX)で
示されるマゼンタカプラーと前記色素画像安定化剤は同
一層中で用いられるのが好ましいが、該カプラーが存在
する層に隣接する層中に色素画像安定化剤を用いてもよ
い。
【0180】本発明の一般式(M−I)〜(M−IX)で
示されるマゼンタカプラーは、通常ハロゲン化銀当たり
1×10−3mol〜8×10−1mol、好ましくは
1×10−2mol〜8×10−1molの範囲で用い
ることができる。
【0181】本発明の一般式(M−I)〜(M−IX)で
表されるマゼンタカプラーは他の種類のマゼンタカプラ
ーと併用することができる。
【0182】本発明の一般式(M−I)〜(M−IX)で
表されるマゼンタカプラーを感光材料層中に含有させる
ためには、従来の方法、例えば公知のジブチルフタレー
ト、トリクレジルホスフェート等の如き高沸点溶媒と酢
酸ブチル、酢酸エチル等の如き低沸点溶媒の混合液或い
は低沸点溶媒のみの溶媒に一般式(M−I)〜(M−I
X)で示されるマゼンタカプラーをそれぞれ単独で、或
いは併用して溶解せしめた後、界面活性剤を含むゼラチ
ン水溶液と混合し、次いで高速度回転ミキサー又はコロ
イドミルもしくは超音波分散機を用いて乳化分散させた
後、乳剤中に直接添加する方法を採用することができ
る。又、上記乳化分散液をセットした後、細断し、水洗
した後、これを乳剤に添加してもよい。
【0183】本発明の一般式(M−I)〜(M−IX)で
表されるマゼンタカプラーは、高沸点溶媒と前記分散法
によりそれぞれ別々に分散させてハロゲン化銀乳剤に添
加してもよいが、両化合物を同時に溶解せしめ、分散
し、乳剤に添加する方法が好ましい。
【0184】前記高沸点溶媒の添加量は、本発明の一般
式(M−I)〜(M−IX)で表されるマゼンタカプラー
1gに対して好ましくは0.01〜10g、更に好まし
くは0.1〜3.0gの範囲である。
【0185】本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳
剤としては、通常のハロゲン化銀乳剤の任意のものを用
いることができる。該乳剤は、常法により化学増感する
ことができ、増感色素を用いて、所望の波長域に光学的
に増感できる。
【0186】ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止剤、安
定剤等を加えることができる。該乳剤のバインダーとし
ては、ゼラチンを用いるのが有利である。
【0187】乳剤層、その他の親水性コロイド層は、硬
膜することができ、又、可塑剤、水不溶性又は難溶性合
成ポリマーの分散物(ラテックス)を含有させることが
できる。カラー写真感光材料の乳剤層にはカプラーが用
いられる。
【0188】更に色補正の効果を有しているカラードカ
プラー、競合カプラー及び現像主薬の酸化体とのカップ
リング反応により現像促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハ
ロゲン化銀溶剤、調色剤、硬膜剤、カブリ剤、カブリ防
止剤、化学増感剤、分光増感剤及び減感剤のような写真
的に有用なフラグメントを放出する化合物を用いること
ができる。
【0189】また、本発明の感光材料には、色素画像の
劣化を防止する目的で画像安定剤及び紫外線吸収剤を用
いることができる。
【0190】支持体としては、ポリエチレン等をラミネ
ートした紙、ポリエチレンテレフタレートフィルム、バ
ライタ紙、三酢酸セルロース等をもちいることができ
る。
【0191】本発明の感光材料を用いて色素画像を得る
には露光後、通常知られているカラー写真処理を行うこ
とができる。
【0192】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき説明するが、本
発明の実施態様はこれに限定されない。
【0193】実施例1 紙支持体の片面にポリエチレンを、もう一方の面に酸化
チタンを含有するポリエチレンをラミネートした支持体
上に、以下の表1、表2に示す構成の各層を酸化チタン
を含有するポリエチレン層の側に塗設し、多層カラー写
真感光材料試料100を作製した。
【0194】
【表1】
【0195】
【表2】 塗布液は下記の如く調製した。
【0196】第1層塗布液 イエローカプラー(EY−1)26.7g、色素画像安
定化剤(ST−1)10.0g、色素画像安定化剤(S
T−2)6.67g、ステイン防止剤(HQ−1)0.
67g及び高沸点有機溶媒(DNP)6.67gに酢酸
エチル60ccを加え溶解し、この溶液を20%界面活
性剤(SU−2)水溶液7ccを含有する10%ゼラチ
ン水溶液220ccに超音波ホモジナイザーを用いて乳
化分散させてイエローカプラー分散液を作製した。
【0197】この分散液を下記に示す青感性ハロゲン化
銀乳剤(銀8.67g含有)と混合し、更にイラジエー
ション防止染料(AIY−1)を加え第1層塗布液を調
製した。
【0198】第2層〜第7層塗布液も第1層塗布液と同
様に調製した。又、硬膜剤として第2層及び第4層に
(HH−1)を、第7層に(HH−2)を添加した。塗
布助剤としては、界面活性剤(SU−1)、(SU−
3)を添加し、表面張力を調整した。
【0199】以下に前述の各層中に使用される化合物の
構造式を示す。
【0200】
【化88】
【0201】
【化89】
【0202】
【化90】
【0203】
【化91】
【0204】
【化92】 第1層、第3層、第5層に使用したハロゲン化銀乳剤は
以下の通りである。尚、各乳剤で使用した化学増感剤、
安定剤及び増感色素も以下に示す。
【0205】 青感性ハロゲン化銀乳剤(Em−B) 平均粒径0.85μm、変動係数=0.07、塩化銀含有率99.5モル%の 単分散立方体塩臭化銀乳剤 チオ硫酸ナトリウム 0.8mg/モルAgX 塩化金酸 0.5mg/モルAgX 安定剤 STAB―1 6×10−4モル/モルAgX 増感色素 BS―1 4×10−4モル/モルAgX 増感色素 BS―2 1×10−4モル/モルAgX 緑感性ハロゲン化銀乳剤(Em−G) 平均粒径0.43μm、変動係数=0.08、塩化銀含有率99.5モル%の 単分散立方体塩臭化銀乳剤 チオ硫酸ナトリウム 1.5mg/モルAgX 塩化金酸 1.0mg/モルAgX 安定剤 STAB―1 6×10−4モル/モルAgX 増感色素 GS―1 4×10−4モル/モルAgX 赤感性ハロゲン化銀乳剤(Em−R) 平均粒径0.50μm、変動係数=0.08、塩化銀含有率99.5モル%の 単分散立方体塩臭化銀乳剤 チオ硫酸ナトリウム 1.8mg/モルAgX 塩化金酸 2.0mg/モルAgX 安定剤 STAB―1 6×10−4モル/モルAgX 増感色素 RS―1 1×10−4モル/モルAgX
【0206】
【化93】 次に試料100の第3層のマゼンタカプラーEM−1
を、マゼンタカプラーEM−1の添加量と等モルの下記
に示す比較化合物EM−2および本発明のマゼンタカプ
ラーに替えた以外は試料100と同様にして表3のよう
に試料101〜110を作製した。
【0207】
【化94】 このようにして作製した各試料を、常法に従って緑色光
によってウエッジ露光後、下記の処理工程に従って処理
を行った。
【0208】 処理工程 温 度 時 間 発色現像 35.0±0.3℃ 45秒 漂白定着 35.0±0.5℃ 45秒 安定化 30〜34℃ 90秒 乾 燥 60〜80℃ 60秒 各処理液の組成を以下に示す。尚、各処理液の補充量は
カラー写真感光材料1m2当たり80ccである。
【0209】 発色現像液 タンク液 補充液 純水 800ml 800ml トリエタノールアミン 10g 18g N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 5g 9g 塩化カリウム 2.4g − 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 1.0g 1.8g N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル −3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩 5.4g 8.2g 蛍光増白剤(4,4′−ジアミノスチルベンジスルホン 酸誘導体) 1.0g 1.8g 炭酸カリウム 27g 27g 水を加えて全量を1000mlとし、タンク液において
はpHを10.10に、補充液においてはpHを10.
60に調整する。
【0210】 漂白定着液(タンク液と補充液は同一) エチレンジアミン四酢酸第二鉄アンモニウム二水塩 60g エチレンジアミン四酢酸 3g チオ硫酸アンモニウム(70%水溶液) 100ml 亜硫酸アンモニウム(40%水溶液) 27.5ml 水を加えて全量を1000mlとし、炭酸カリウム又は
氷酢酸でpHを5.7に調整する。
【0211】 安定化液(タンク液と補充液は同一) 5−クロル−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 1.0g エチレングリコール 1.0g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 2.0g エチレンジアミン四酢酸 1.0g 水酸化アンモニウム(20%水溶液) 3.0g 蛍光増白剤(4,4′−ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体) 1.5g 水を加えて全量を1000mlとし、硫酸又は水酸化カ
リウムでpHを7.0に調整する。
【0212】連続処理後の試料を用いて以下の評価を行
った。 《Dmax》最大発色濃度を測定した。
【0213】《耐光性》得られた試料をキセノンフェー
ドメータで10日間照射し、初濃度1.0における色素
画像の残存率(%)を求めた。
【0214】また、試料100〜110の反射分光吸収
スペクトルを測定し、分光吸収特性λmax及びΔλl
0.2を評価した。
【0215】〈λmax〉反射光学濃度1.0における
ウエッジの極大吸収波長を表す。
【0216】〈Δλl0.2〉反射光学濃度1.0のウ
エッジにおける吸収度0.2を与える極大吸収波長より
も長波長側の波長と極大波長との差(λmaxの吸光度
を1.0とする。この値が小さいほど吸収がシャープで
ある。)を表す。
【0217】これらの結果を表3に示す。
【0218】
【表3】 表3から明らかなように、本発明のマゼンタカプラーを
用いた試料102〜110は比較カプラーを用いた試料
100、101に比して発色性、耐光性双方に優れてい
ることが分かる。
【0219】更に、本発明のマゼンタカプラーを用いた
試料102〜110は比較カプラーを用いた試料10
0、101に比してΔλl0.2の値が減少して(吸収
がシャープになって)おり色再現性が向上している。
【0220】上記の評価項目における、本発明の試料1
02〜110と比較の試料100、101との比較で
は、試料102〜110が優れており、本発明のマゼン
タカプラーが優れていることが分かる。
【0221】実施例2 試料100の第3層中のマゼンタカプラーを下記表4に
示すマゼンタカプラー(添加量0.75mmol/
)に、色素画像安定化剤をIIs−2(添加量0.3
75mmol/m)+IIIs−1(添加量1.5mm
ol/m)に替え、さらに第3層中のDNPを当重量
のオレイルアルコール及びジブチルフタレートの混合物
(重量比=1:1)に替えた以外は試料100と同様に
して試料200〜210を作製した。
【0222】このようにして作製した各試料を、常法に
従って緑色光によってウエッジ露光後、実施例1と同様
の処理工程に従って処理を行った。
【0223】連続処理後の各試料を用いて、実施例1と
同様の評価を行った。 《Dmax》最大発色濃度を測定した。
【0224】《耐光性》得られた試料をキセノンフェー
ドメータで15日間照射し、初濃度1.0における色素
画像の残存率(%)を求めた。
【0225】また、試料200〜210の反射分光吸収
スペクトルを測定し、分光吸収特性λmax及びΔλl
0.2を評価した。
【0226】〈λmax〉反射光学濃度1.0における
ウエッジの極大吸収波長を表す。
【0227】〈Δλl0.2〉反射光学濃度1.0のウ
エッジにおける吸収度0.2を与える極大吸収波長より
も長波長側の波長と極大波長との差(λmaxの吸光度
を1.0とする。この値が小さいほど吸収がシャープで
ある。)を表す。
【0228】これらの結果を表4に示す。
【0229】
【表4】 表4から明らかなように、本発明のマゼンタカプラーを
用いた試料202〜210は比較カプラーを用いた試料
200、201に比して発色性、耐光性双方に優れてい
ることが分かる。
【0230】更に、本発明のマゼンタカプラーを用いた
試料202〜210は比較カプラーを用いた試料20
0、201に比してΔλl0.2の値が減少して(吸収
がシャープになって)おり色再現性が向上している。
【0231】上記の評価項目における、本発明の試料2
02〜210と比較の試料200、201との比較で
は、試料202〜210が優れており、本発明のマゼン
タカプラーが優れていることが分かる。
【0232】
【発明の効果】実施例で実証した如く、本発明によるハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料は、色再現性、発色性に
優れ、しかもマゼンタ色素画像の光堅牢性が著しく改良
され、優れた効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 文雄 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2H016 BE03 BF06 BG02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤
    層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀
    乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー写
    真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の少
    なくとも一層に、下記一般式(M−I)で表されるマゼ
    ンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴と
    するハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化1】 〔式中、Y、Yは水素原子またはアルキル基、シク
    ロアルキル基、アリール基、ヘテロ環基、アルコキシ
    基、シクロアルコキシ基、ヘテロ環オキシ基から選ばれ
    る基を表し、Y、Yは同じであっても異なっていて
    も良い。Rはアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
    ニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロ
    ゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリー
    ルオキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、
    アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
    キシカルボニル基、スルファモイル基、ウレイド基、ア
    シル基、アシルオキシ基、アミド基、カルバモイル基、
    スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基、シアノ基、
    ニトロ基、ヒドロキシル基から選ばれる置換基を表し、
    は置換又は無置換のアルキル基、アルケニル基、シ
    クロアルキル基、アリール基またはヘテロ環基を表す。
    において置換基はアルキル基、シクロアルキル基、
    アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環
    基、ハロゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ
    基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキ
    ルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、
    アリールオキシカルボニル基、スルホンアミド基、スル
    ファモイル基、ウレイド基、アシル基、アシルオキシ
    基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ
    基またはヒドロキシル基から選ばれる。これらの置換基
    がさらに置換基を有していても良い。Xはハロゲン原子
    を表し、pは0、1または2を表す。pが2の場合、複
    数のRは同じであっても異なっていても良い。〕
  2. 【請求項2】 支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤
    層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀
    乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー写
    真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の少
    なくとも一層に、下記一般式(M−II)で表されるマゼ
    ンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴と
    するハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化2】 〔式中、Y、Yは水素原子またはアルキル基、シク
    ロアルキル基、アリール基、ヘテロ環基、アルコキシ
    基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環
    オキシ基から選ばれる基を表す。Y、Yは同じであ
    っても異なっていても良い。Rはアルキル基、シクロ
    アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール
    基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アルコキシ基、シクロ
    アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、シ
    クロアルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカル
    ボニル基、アリールオキシカルボニル基、スルホンアミ
    ド基、スルファモイル基、ウレイド基、アシル基、アシ
    ルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、スルフィニル
    基、スルホニル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒ
    ドロキシル基から選ばれる置換基を表し、Rは置換又
    は無置換のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル
    基、アリール基またはヘテロ環基を表す。Rにおいて
    置換基はアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル
    基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン
    原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオ
    キシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリ
    ールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシ
    カルボニル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、
    ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル
    基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ
    基またはヒドロキシル基から選ばれる。これらの置換基
    がさらに置換基を有していても良い。Xはハロゲン原子
    を表し、qは0、1または2を表す。qが2の場合、複
    数のRは同じであっても異なっていても良い。〕
  3. 【請求項3】 支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤
    層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀
    乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー写
    真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の少
    なくとも一層に、下記一般式(M−III)で表されるマ
    ゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴
    とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化3】 〔式中、Lは−NR−または−O−を表す。R
    アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキ
    ニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アル
    コキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、ア
    ルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリールチオ
    基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
    ル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
    基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
    ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基、シア
    ノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基から選ばれる置換基を
    表し、Rは置換又は無置換のアルキル基、アルケニル
    基、シクロアルキル基、アリール基またはヘテロ環基を
    表す。Rは水素原子あるいは置換又は無置換のアルキ
    ル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基ま
    たはヘテロ環基を表す。R、Rにおいて置換基はア
    ルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニ
    ル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アルコ
    キシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、アル
    キルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリールチオ基、
    アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル
    基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
    基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
    ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基または
    ヒドロキシル基から選ばれる。これらの置換基がさらに
    置換基を有していても良い。Xはハロゲン原子を表し、
    rは0、1または2を表す。rが2の場合、複数のR
    は同じであっても異なっていても良い。〕
  4. 【請求項4】 支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤
    層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀
    乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー写
    真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の少
    なくとも一層に、下記一般式(M−IV)で表されるマゼ
    ンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴と
    するハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化4】 〔式中、Lは−NR10−または−O−を表す。R
    はアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アル
    キニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、ア
    ルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、
    アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリールチオ
    基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
    ル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
    基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
    ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基、シア
    ノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基から選ばれる置換基を
    表し、Rは置換又は無置換のアルキル基、アルケニル
    基、シクロアルキル基、アリール基またはヘテロ環基を
    表す。R10は水素原子あるいは置換又は無置換のアル
    キル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基
    またはヘテロ環基を表す。R、R10において置換基
    はアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アル
    キニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、ア
    ルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、
    アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリールチオ
    基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
    ル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
    基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
    ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基または
    ヒドロキシル基から選ばれる。これらの置換基がさらに
    置換基を有していても良い。Xはハロゲン原子を表し、
    sは0、1または2を表す。sが2の場合、複数のR
    は同じであっても異なっていても良い。〕
  5. 【請求項5】 支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤
    層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀
    乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー写
    真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の少
    なくとも一層に、下記一般式(M−V)で表されるマゼ
    ンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴と
    するハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化5】 〔式中、R11はアルキル基、シクロアルキル基、アル
    ケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハ
    ロゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリ
    ールオキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ
    基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリー
    ルオキシカルボニル基、スルホンアミド基、スルファモ
    イル基、ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、カル
    バモイル基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル
    基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基か
    ら選ばれる置換基を表す。R12は水素原子あるいはア
    ルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニ
    ル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アルコ
    キシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテ
    ロ環オキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ
    基、アリールチオ基、シクロアルコキシカルボニル基、
    アリールオキシカルボニル基、ヘテロ環オキシカルボニ
    ル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
    基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
    ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基または
    ヒドロキシル基から選ばれる置換基を表す。R13は水
    素原子あるいはアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
    ニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロ
    ゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリー
    ルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アルキルチオ基、シク
    ロアルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボ
    ニル基、シクロアルコキシカルボニル基、アリールオキ
    シカルボニル基、ヘテロ環オキシカルボニル基、スルホ
    ンアミド基、スルファモイル基、ウレイド基、アシル
    基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、スル
    ホニル基、アミノ基、スルフィニル基、またはヒドロキ
    シル基から選ばれる置換基を表す。R14は水素原子あ
    るいはアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、
    アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原
    子、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環
    オキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、ア
    リールチオ基、シクロアルコキシカルボニル基、アリー
    ルオキシカルボニル基、ヘテロ環オキシカルボニル基、
    スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド基、ア
    シル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、
    スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基またはヒドロ
    キシル基から選ばれる置換基を表す。Xはハロゲン原子
    を表し、tは0、1または2を表す。tが2の場合、複
    数のR11は同じであっても異なっていても良い。〕
  6. 【請求項6】 支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤
    層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀
    乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー写
    真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の少
    なくとも一層に、下記一般式(M−VI)で表されるマゼ
    ンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴と
    するハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化6】 〔式中、R15はアルキル基、シクロアルキル基、アル
    ケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハ
    ロゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリ
    ールオキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ
    基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリー
    ルオキシカルボニル基、スルホンアミド基、スルファモ
    イル基、ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、カル
    バモイル基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル
    基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル
    基から選ばれる置換基を表す。R16、R17、R18
    は水素原子あるいはアルキル基、シクロアルキル基、ア
    ルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、
    ハロゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、ア
    リールオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アルキルチオ基、
    シクロアルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカ
    ルボニル基、シクロアルコキシカルボニル基、アリール
    オキシカルボニル基、ヘテロ環オキシカルボニル基、ス
    ルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド基、アシ
    ル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、ス
    ルフィニル基、スルホニル基、アミノ基またはヒドロキ
    シル基から選ばれる置換基を表す。Xはハロゲン原子を
    表し、uは0、1または2を表す。uが2の場合、複数
    のR15は同じであっても異なっていても良い。〕
  7. 【請求項7】 支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤
    層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀
    乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー写
    真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の少
    なくとも一層に、下記一般式(M−VII)で表されるマ
    ゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴
    とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化7】 〔式中、R19、R20はアルキル基、シクロアルキル
    基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ
    環基、ハロゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ
    基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキ
    ルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、
    アリールオキシカルボニル基、スルホンアミド基、スル
    ファモイル基、ウレイド基、アシル基、アシルオキシ
    基、カルバモイル基、アミド基、スルフィニル基、スル
    ホニル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基またはヒドロ
    キシル基から選ばれる置換基を表し、v、wは0または
    1を表し、同時に0になることはない。v=w=1の場
    合、R19とR20は同じであっても異なっていても良
    い。Lは−NR22−または−O−を表し、xは0ま
    たは1を表す。R21は置換又は無置換のアルキル基、
    アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基またはヘ
    テロ環基を表す。R22は水素原子あるいは置換又は無
    置換のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、
    アリール基またはヘテロ環基を表す。R21、R22
    おいて置換基はアルキル基、シクロアルキル基、アルケ
    ニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロ
    ゲン原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリー
    ルオキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、
    アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
    キシカルボニル基、スルホンアミド基、スルファモイル
    基、ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモ
    イル基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル基、ア
    ミノ基またはヒドロキシル基から選ばれる。これらの置
    換基がさらに置換基を有していても良い。Xはハロゲン
    原子を表す。〕
  8. 【請求項8】 支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤
    層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀
    乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー写
    真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の少
    なくとも一層に、下記一般式(M−VIII)で表されるマ
    ゼンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴
    とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化8】 〔式中、R23、R24は水素原子またはアルキル基、
    シクロアルキル基、アリール基、ヘテロ環基を表す。R
    23、R24は同じであっても異なっていても良い。R
    25は置換又は無置換のアルキル基、アルケニル基、シ
    クロアルキル基、アリール基またはヘテロ環基を表す。
    26はアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル
    基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン
    原子、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオ
    キシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリ
    ールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシ
    カルボニル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、
    ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル
    基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ
    基、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基から選ば
    れる置換基を表し、yは0、1または2を表す。yが2
    の場合、複数のR26は同じであっても異なっていても
    良い。Lは−(C=O)−、−(C=O)−O−、−
    O−(C=O)−、−(C=O)−NR27−、−NR
    27−(C=O)−、−NR27−(C=O)−NR
    27−、−O−(C=O)−NR27−、−NR27
    (C=O)−O−、−O−、−S−、−SO−、−SO
    −、−NR27−から選ばれる2価の連結基を表す。
    27は水素原子あるいは置換又は無置換のアルキル
    基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基また
    はヘテロ環基を表す。R25、R 27において置換基は
    アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキ
    ニル基、アリール基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アル
    コキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、ア
    ルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリールチオ
    基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
    ル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
    基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル基、アミ
    ド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ基または
    ヒドロキシル基から選ばれる。これらの置換基がさらに
    置換基を有していても良い。Xはハロゲン原子を表
    す。〕
  9. 【請求項9】 支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤
    層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀
    乳剤層を含む写真構成層を有するハロゲン化銀カラー写
    真感光材料において、該緑感性ハロゲン化銀乳剤層の少
    なくとも一層に、下記一般式(M−IX)で表されるマゼ
    ンタカプラーの少なくとも一種を含有することを特徴と
    するハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化9】 〔式中、R28は置換又は無置換のアルキル基、アルケ
    ニル基、シクロアルキル基、アリール基またはヘテロ環
    基を表す。R28において置換基はアルキル基、シクロ
    アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール
    基、ヘテロ環基、ハロゲン原子、アルコキシ基、シクロ
    アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、シ
    クロアルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカル
    ボニル基、アリールオキシカルボニル基、スルホンアミ
    ド基、スルファモイル基、ウレイド基、アシル基、アシ
    ルオキシ基、カルバモイル基、アミド基、スルフィニル
    基、スルホニル基、アミノ基またはヒドロキシル基から
    選ばれる。これらの置換基がさらにこれらの置換基を有
    していても良い。R29はアルキル基、シクロアルキル
    基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ
    環基、ハロゲン原子、シクロアルコキシ基、アリールオ
    キシ基、アルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、アリ
    ールチオ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシ
    カルボニル基、スルホンアミド基、スルファモイル基、
    ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、カルバモイル
    基、アミド基、スルフィニル基、スルホニル基、アミノ
    基、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシル基から選ば
    れる置換基を表し、zは0、1または2を表す。zが2
    の場合、複数のR29は同じであっても異なっていても
    良い。Xはハロゲン原子を表す。〕
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US7189501B2 (en) 2002-12-27 2007-03-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide color photographic photosensitive material

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US6852480B1 (en) 2003-12-18 2005-02-08 Eastman Kodak Company Photographic material comprising a bicyclic pyrazolotriazole coupler with improved photographic properties
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