[go: up one dir, main page]

JP2001234108A - 水性ボールペン用インキ組成物 - Google Patents

水性ボールペン用インキ組成物

Info

Publication number
JP2001234108A
JP2001234108A JP2000046158A JP2000046158A JP2001234108A JP 2001234108 A JP2001234108 A JP 2001234108A JP 2000046158 A JP2000046158 A JP 2000046158A JP 2000046158 A JP2000046158 A JP 2000046158A JP 2001234108 A JP2001234108 A JP 2001234108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
water
acid
pigment
red
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000046158A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Miyamoto
勝 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP2000046158A priority Critical patent/JP2001234108A/ja
Publication of JP2001234108A publication Critical patent/JP2001234108A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比重が重く、かつ酸化によりインキの変色や
水素発生を起こす金属顔料やパール顔料を使用すること
なく、良好なメタリック感を得ることができ、観測する
角度によって色々な色調を伴う連続的なカラーフロップ
が見られる筆記描線を描くことが可能な水性ボールペン
用インキ組成物を提供すること。 【解決手段】 コレステリック液晶型光輝剤、着色剤、
水および粘度調整剤を含有する水性ボールペン用インキ
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性ボールペン用
インキ組成物に関し、より詳細には、光輝剤として新規
材料のコレステリック液晶を使用することにより、観測
する角度によって色々な色調を伴う連続的なメタリック
カラーフロップが見られる筆記描線を提供可能な水性ボ
ールペン用インキ組成物に関する。
【0002】
【従来技術】従来、金色や銀色のように、金属光沢を有
したメタリック色調の筆記描線を得るための顔料として
は、アルミニウム粉末、ブロンズ粉末、パール顔料等が
用いられている。ブロンズ粉末は、比重が大きい事や酸
化変色しやすいという性質から、筆記描線に金属光沢調
を付与するために必要な数μm程度の粒子径を有した粉
末をインキ中に添加すると、沈降分離、色調の変色、ペ
ン先部での目詰まりなどの問題が発生しやすく、水性の
筆記具用インキに用いることは非常に困難である。アル
ミニウム粉末は、ブロンズ粉末と比較すると比重が小さ
く変色性も少ないが、一般の顔料と比較するとやはり比
重は大きく、高低pH領域での酸化変色が生じたり、ア
ルミニウムの地色である銀色以外の色を発色させるため
に顔料や染料等の着色剤で補色しなければならないとい
う不便性も有している。また、補色用着色剤によって得
られたメタリック色調は、濃度の濃い筆記用紙上での筆
記描線が銀色にしか発色しない問題点も有している。パ
ール顔料は、雲母などの表面に酸化チタンをコーティン
グし、酸化チタン層の厚みによる屈折率の違いにより金
属光沢性と虹彩色のような色彩を提供できる特徴があ
る。しかし、金属粉末と同等の金属光沢を有するには、
30μ以上の粒子径が必要とされ、インキ中に添加する
と、沈降分離、ペン先部での目詰まり、筆記抵抗感の悪
化などの問題を有していた。
【0003】金属粉末顔料としてアルミニウム粉末を用
いたマーキングペン用インキとしては、特公昭62−3
7678号公報や特公平1−56109号公報に記載さ
れたインキ知られている。特公昭62−37678号公
報には、アルミニウム粉末などの金属粉顔料と油溶性染
料と樹脂と溶剤とから構成された、金属粉顔料により形
成される筆記描線の周囲に染料が浸透拡散して輪郭線効
果を生じる二重発色インキ組成物が開示されている。特
公平1−56109号公報には、表面処理したアルミニ
ウム粉末などの微細金属粉と樹脂と溶剤とから構成され
た、マーキング用ペンからの良好なインキ追従性を有
し、ペン体内のインキ収納部で金属粉顔料の沈降により
ハードケーキ化しないマーキングペン用金属光沢インキ
が開示されている。上記のマーキングペン用インキは、
粘性が低く、インキ中でのアルミニウム粉末の沈降分離
を抑制できないため、インキ収納部内にインキと共に金
属球などの撹拌部材を収納し、筆記時にこのマーキング
ペンを振り、沈降した金属顔料を再分散しなければ、良
好なインキ追従性を得ることができない問題点を有して
いる。
【0004】上記のマーキングペン用インキと異なり、
金属球などの撹拌部材を使用しないボールペン用インキ
も提案されている。特開昭60−186573号公報に
は、溶剤及び該溶剤に可溶な増粘性の樹脂、更に金属粉
顔料及び着色顔料が少なくとも所要量ずつ含有され、所
要値以上の粘度を有する事を特徴とし、メタリック調の
色彩を有するインキであって、高粘度で顔料の沈降の少
ない、加圧ボールペンへの使用が適したインキが開示さ
れている。更に、特開平1−210478号公報には、
樹脂とアルミニウムペーストと水からなるインキ主成分
に、添加剤としてアセチレンアルコール誘導体を添加し
たことを特徴とし、ピンホールによる塗布の汚れを防止
した水性金属光沢インキが開示されている。これらの従
来技術は、通常の大気圧下で筆記できる水性ボールペン
用インキとしては、沈降分離が生じたり、インキ追従性
や長期安定性に欠けるなどの問題を有している。
【0005】特開平7−118592公報には、パール
顔料と種子多糖類からなる増粘剤で10,000〜15,
000cpsの粘性を付与させた、ボールペン用水性金
属光沢インキを提供しているが、インキ粘性が高い為に
インキ追従性が低下したり、金属光沢性に必要な粒子径
が大きすぎる為に筆記抵抗感が悪化するなどの問題点を
有しており、満足できるものでは無い。
【0006】特開平7−145339号公報には、アル
ミニウム粉末と増粘用の天然多糖類と水溶性有機溶剤と
水から構成され、粘性が100〜1500ポイズであ
り、1rpmの粘性と10rpmの粘性の比が3.0以
上であるインキを提供しているが、やはり粘性が高い為
にインキ追従不良の問題点は解消されてはおらず、ま
た、金色の補色用として水溶性の染料を使用しているた
め、濃度の濃い筆記用紙上に筆記した場合、染料の発色
性が不足し、銀色の描線しか得ることができず、さら
に、濃度の薄い筆記用紙上の描線も耐水性や耐侯性が劣
り、描線が変色してしまうという問題点を有しており、
必ずしも満足できるものではなかった。
【0007】特開平6−313142公報には、アルミ
ニウム粉末と水溶性染料と樹脂と無機塩からなる金属光
沢色水性インキを提供しているが、濃度の濃い筆記用紙
上での発色性、アルミニウム粉末の酸化作用による変色
や、水素が発生するなどの問題点を有しており、満足で
きるものでは無い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、比重
が重く、かつ酸化によりインキの変色や水素発生を起こ
す金属顔料やパール顔料を使用することなく、良好なメ
タリック感を得ることができ、観測する角度によって色
々な色調を伴う連続的なカラーフロップが見られる筆記
描線を描くことが可能な水性ボールペン用インキ組成物
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を行った結果、着色剤に加え、光輝剤としてコレステリ
ック液晶ポリマーを使用し、沈降分離防止用の粘度調整
剤と水を配合して得られる水性ボールペン用インキは、
上記課題を満足するものであることを見出し、本発明を
完成した。
【0010】すなわち、本発明は、以下の(1)〜
(3)に存する。 (1)コレステリック液晶型光輝剤、着色剤、水および
粘度調整剤を含有する水性ボールペン用インキ組成物。 (2)コレステリック液晶型光輝剤の配合量が、組成物
全量に対して0.1〜10重量%であり、着色剤の配合
量が、組成物全体に対して0.1〜10重量%である上
記(1)に記載の水性ボールペン用インキ組成物。 (3)インキ粘度が800mPa・s以上、5000m
Pa・s未満である上記(1)または(2)に記載の水
性ボールペン用インキ組成物。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の水性ボールペン用インキ
組成物における光輝剤は、コレステリック液晶ポリマー
を主成分とするものである。このコレステリック液晶ポ
リマーは、分子がそれぞれ平行な層に整いながら少しず
つ異なる分子配向をとり、螺旋状に重層状に積み重なっ
た状態で固定化されたポリマー粒子からなるものであ
る。好ましいコレステリック液晶ポリマーの例として
は、メソジェンを側鎖に持ったシロキサン骨格をベース
としたコレステリック液晶ポリマー粒子等を挙げること
ができる。
【0012】コレステリック液晶型光輝剤として用いら
れるポリマーの平均粒子径は、10〜100μm程度の
粒子が好ましい。平均粒子径が10μm未満の場合は、
筆記描線の金属光沢性が少なくなり、不鮮明な筆記描線
になってしまうことがある。平均粒子径が100μmを
超えると、粒子自身の沈降分離が生じたり、ペン先部で
の目詰まり、筆記抵抗感の悪化などの問題が発生するこ
とがある。
【0013】コレステリック液晶型光輝剤としては、例
えば、ワッカーケミカル社製のコレステリック液晶「ヘ
リコーン(HELICONE)」シリーズ(HELICONE Blue 45
0、HELICONE Green 516、HELICONE Gold 575、HELICONE
Copper−Red 624等)などの市販品を好適に利用でき
る。
【0014】コレステリック液晶型光輝剤の配合量は、
インキ全量に対して0.1〜10重量%(以下、単に
「%」と記す)が好ましい。配合量が0.1%未満の場
合、筆記描線の金属光沢性が低くなることがあり、配合
量が10%を越えた場合、固形分が多くなってインキの
粘度が上昇し易くなり、流動性が低下する結果、インキ
の追従性が悪くなり筆記不良が発生しやすくなる傾向が
有る。
【0015】着色剤としては、例えば、顔料、染料など
通常水性インキに使用されるものを利用できる。着色剤
として顔料を使用した場合は、描線の堅牢性が向上する
ので好ましい。好適に使用可能な顔料の具体例として
は、カーボンブラック、チタンホワイト、チタンブラッ
ク、亜鉛華、べんがら、酸化クロム、鉄黒、コバルトブ
ルー、アルミナホワイト、酸化鉄黄、ビリジアン、硫化
亜鉛、リトポン、カドミウムエロー、朱、カドミウムレ
ッド、黄鉛、モリブデートオレンジ、ジンククロメー
ト、ストロンチウムクロメート、ホワイトカーボン、ク
レー、タルク、群青、沈降性硫酸バリウム、バライト
粉、炭酸カルシウム、鉛白、紺青、マンガンバイオレッ
ト、アルミニウム粉、真鍮粉等の無機顔料、C.I.ピグメ
ントイエロー(PIGMENT YELLOW)34, C.I.ピグメント
レッド(PIGMENT RED)104、 C.I.ピグメントブルー(P
IGMENT BLUE)27、 C.I. ピグメントブルー17、 C.I.
ピグメントレッド81、C.I.ピグメントバイオレット(PI
GMENT VIOLET) 1、 C.I. ピグメントブルー 1、 C.I.
ピグメントバイオレット 3、 C.I.ピグメントレッド 5
3、 C.I.ピグメントレッド 49、 C.I.ピグメントレッド
57、 C.I.ピグメントレッド 48、 C.I.ピグメントイエ
ロー 3、 C.I.ピグメントイエロー 1、 C.I.ピグメント
イエロー 74、 C.I.ピグメントイエロー 167、 C.I.ピ
グメントイエロー 12、 C.I.ピグメントイエロー 14、
C.I.ピグメントイエロー 17、 C.I.ピグメントイエロー
13、 C.I.ピグメントイエロー 55、 C.I.ピグメントイ
エロー 83、 C.I.ピグメントオレンジ 16、 C.I.ピグメ
ントオレンジ 13、 C.I.ピグメントオレンジ 5、 C.I.
ピグメントレッド 38、 C.I.ピグメントレッド 22、 C.
I.ピグメントレッド 5、 C.I.ピグメントレッド 146、
C.I.ピグメントレッド 245、 C.I.ピグメントバイオレ
ット 50、 C.I. ピグメントブルー 15、 C.I. ピグメン
トグリーン(PIGMENT GREEN) 7、 C.I.ピグメントイエ
ロー 95、 C.I.ピグメントイエロー 166、 C.I.ピグメ
ントバイオレット 19等が挙げられる。
【0016】また、着色剤として染料も利用可能であ
り、特にコレステリック液晶型光輝剤と異なる色相を有
した水溶性染料を使用することにより、該染料は筆記描
線中で被筆記体中に吸着および浸透した領域で染料独自
の発色を呈し、コレステリック液晶型光輝剤上では殆ど
発色しない為、筆記描線上で染料とコレステリック液晶
型光輝剤の両方の発色が可能となるので好ましい。好ま
しく使用可能な染料の具体例としては、直接染料として
C.I.ダイレクトイエロー(Direct Yellow) 4、C.I.ダ
イレクトイエロー 26、C.I. ダイレクトイエロー 44、
C.I. ダイレクトイエロー 50、C.I. ダイレクトレッド
(Direct Red) 1、C.I. ダイレクトレッド 4、C.I. ダ
イレクトレッド23、C.I. ダイレクトレッド31、C.I. ダ
イレクトレッド 37、C.I. ダイレクトレッド 39、C.I.
ダイレクトレッド 75、C.I. ダイレクトレッド 80、C.
I. ダイレクトレッド 81、C.I. ダイレクトレッド 83、
C.I. ダイレクトレッド 225、C.I. ダイレクトレッド22
6、C.I. ダイレクトレッド 227、C.I. ダイレクトバイ
オレット(Direct Violet) 9、C.I.ダイレクトブルー
(Direct Blue) 1、C.I. ダイレクトブルー 2、C.I.
ダイレクトブルー 15、C.I. ダイレクトブルー 71、C.
I. ダイレクトブルー 86、C.I. ダイレクトブルー 10
6、C.I. ダイレクトブルー 119、C.I.ダイレクトグリー
ン(Direct Green) 30、C.I.ダイレクトブラック(Dir
ect Black) 154、C.I.ダイレクトブラック 187等が挙
げられる。
【0017】塩基性染料の例としてC.I.ベイシックイエ
ロー(Basic Yellow) 1、C.I. ベイシックイエロー
2、C.I. ベイシックイエロー 21、C.I.ベイシックイエ
ロー 25、C.I. ベイシックオレンジ(Basic Orange)
2、C.I. ベイシックオレンジ 14、C.I. ベイシックオレ
ンジ 32、C.I. ベイシックレッド(Basic Red) 1、C.
I.ベイシックレッド 2、C.I. ベイシックレッド 9、C.
I. ベイシックレッド 14、C.I. ベイシックバイオレッ
ト(Basic Violet) 3、C.I.ベイシックブルー(Basic
Blue) 1、C.I. ベイシックブルー 9、C.I. ベイシック
ブラウン(Basic Brown)12等が挙げられる。
【0018】酸性染料の例としてC.I.アシッドイエロー
(Acid Yellow) 1、C.I.アシッドイエロー 7、C.I.ア
シッドイエロー 17、C.I.アシッドイエロー 19、C.I.ア
シッドイエロー 23、C.I.アシッドイエロー 25、C.I.ア
シッドイエロー29、C.I.アシッドイエロー 38、C.I.ア
シッドイエロー 42、C.I.アシッドイエロー 49、C.I.ア
シッドイエロー 61、C.I.アシッドイエロー 72、C.I.ア
シッドオレンジ(AcidOrange) 7、C.I.アシッドレッド
(Acid Red) 1、C.I.アシッドレッド 8、C.I.アシッド
レッド 9、C.I.アシッドレッド 13、C.I.アシッドレッ
ド 14、C.I.アシッドレッド 18、C.I.アシッドレッド 2
6、C.I.アシッドレッド 27、C.I.アシッドレッド 35、
C.I.アシッドレッド 37、C.I.アシッドレッド 51、C.I.
アシッドレッド 52、C.I.アシッドレッド 57、C.I.アシ
ッドレッド 82、C.I.アシッドレッド 87、C.I.アシッド
レッド 92 、C.I.アシッドレッド 94 、C.I.アシッドレ
ッド 115、C.I.アシッドレッド 129、C.I.アシッドレッ
ド 131、C.I.アシッドバイオレット(Acid Violet)
7、C.I.アシッドバイオレット 17、C.I.アシッドバイオ
レット 18、C.I.アシッドブルー(Acid Blue) 1、C.I.
アシッドブルー 7、C.I.アシッドブルー 9、C.I.アシッ
ドブルー 22、C.I.アシッド ブルー 23、C.I.アシッド
ブルー 25、C.I.アシッド ブルー 40、C.I.アシッド ブ
ルー 41、C.I.アシッドブルー 43、C.I.アシッドブルー
62、C.I.アシッドブルー 74、C.I.アシッドブルー 7
8、C.I.アシッドブルー 90、C.I.アシッドグリーン(Ac
id Green) 3、C.I.アシッドグリーン 7、C.I.アシッド
グリーン 9、C.I.アシッドグリーン 16、C.I.アシッド
ブラウン(Acid Brown)39 等が挙げられる。
【0019】着色剤は、コレステリック液晶型光輝剤と
色相が異なっていることが好ましく、単独でも、あるい
は2種類以上を組み合わせて使用してもよい。コレステ
リック液晶型光輝剤と着色剤との好ましい色相の組合せ
としては、例えば、青から銅色の光輝感を呈するものと
してC.I.ダイレクトブラック154とヘリコーン グリ
ーン516との組合せ、青から紫の光輝感を呈するもの
として、C.I.アシッドブルー94とヘリコーン624の
組合せ等を挙げることができる。着色剤の配合量は、全
組成物に対し0.1〜10%程度とすることが好まし
く、1〜5%とすればより好ましい。着色剤の配合量が
0.1%未満の場合は、筆記描線の染料色の発色性が弱
く所望の効果が十分得られないことがあり、10%を超
えて長期保存した場合、顔料が凝集したり、染料自身が
析出したりしてペン先に詰まり筆記不良を起こすことが
ある。
【0020】本発明に配合される粘度調整剤は、コレス
テリック液晶型光輝剤や着色剤の沈降抑制、および筆記
具用インキとして適当な流動性を付与するために用いる
が、水性ボールペン用インキ組成物おいてコレステリッ
ク液晶型光輝剤や着色剤と併用しても、その効果が低減
しない性質のものから選択することが好ましい。具体的
な粘度調整剤としては、天然多糖類系では、種子多糖類
のグァーガム、ローカストビンガム、ガラクトマンナ
ン、ペクチン及びその誘導体、サイリュウムシュードガ
ム、タマリンドウガム等;微生物系のキサンタンガム、
レオザンガム、ラムザンガム、ウエランガム、ジュラン
ガム等;海草多糖類のカラーギナン、アルギン酸及びそ
の誘導体等;樹脂多糖類のタラガントガム、セルロース
及びその誘導体などを例示することができ、合成高分子
系では、ポリアクリル酸やその架橋型共重合体、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン及びその誘導
体、ポリビニルメチルエーテル及びその誘導体などを例
示することができる。粘度調節剤は、インキ成分中の着
色剤の添加量や種類に応じて、1種類以上を選択して使
用することができる。なお、粘度調節剤の中で、微生物
系のガムは強い粘性付与効果と長期間保存における物性
の安定性を有しているが、雑菌の繁殖性や微粉末顔料の
凝集性が強い傾向が有り、また、ポリアクリル酸やその
架橋型共重合体は、顔料の凝集性や雑菌の繁殖性に対し
て安定であるが、粘性付与性が天然多糖類に比べて劣る
傾向が有るので、適宜その特徴に応じて選択することが
好ましい。
【0021】粘度調整剤の使用量としては、0.01〜
2.0%程度の範囲とすることが好ましいが、粘度調整
剤の種類によって好ましい添加量は異なり、例えば、天
然多糖類では0.01〜1.0%程度が好ましく、合成
高分子系では、0.1〜2.0%程度が好ましい。粘度
調整剤の添加量が少なすぎるとコレステリック液晶型光
輝剤や着色剤の沈降が生じやすく、添加量が2.0%を
超える場合はインキの流動性が低下したり、顔料の凝集
によるハードケーキ化が起こり、インキの追従性不良に
よる筆記不良が発生し易くなる傾向がある。一般に、イ
ンキの流動性の判定は、インキ粘性で判断することがで
き、例えば一般的な回転粘度計であるE型粘度計で測定
した数値から、光輝剤や着色剤の沈降抑制には1rpm
での粘性値が800mPa・s以上であることが必要で
あり、この粘性を付与させるためには、粘度調節剤の添
加量を適正化する必要がある。また、粘性値が5000
mPa・sを超えると、インキの流動性が低下し、イン
キの追従性やボールペンのペン先部からの筆記用紙への
供給性が悪くなるので、粘度調整剤の添加量を適正範囲
内に調節することが求められる。さらに、ハードケーキ
化の判定は、インキ組成物を試験管に入れ放置すること
で判断でき、試験管底部に沈降が認められ、試験管に衝
撃を与えても沈降物が解れなかった場合には、ハードケ
ーキが発生し筆記具のインキ供給機構内でインキの供給
抑制をおこし筆記不良となるおそれがあるので、粘度調
整剤の添加量を適正化する必要がある。
【0022】本発明インキ組成物における水の配合量は
特に制限はないが、組成物全体に対して、20〜90%
程度が好ましい。水の配合量が20%未満では、相対的
に不揮発成分や着色剤成分が多くなり、筆記描線が乾き
にくくなったり、染料が析出し易くなりやすい。逆に水
の配合量が90%を超えると揮発成分が多くなり、ペン
先が乾燥しやすく、筆記不良となり易い。
【0023】本発明のインキ組成物には、さらに必要に
応じて、例えば水溶性媒体、界面活性剤、防腐剤、pH
調整剤、防錆剤、分散剤、樹脂エマルジョン、定着剤等
を配合することができる。
【0024】水溶性媒体は、筆記具用インキのペン先部
の乾燥防止、低温でのインキ凍結防止、インキ成分の溶
解を高める溶解助剤、ボールペンに使用した場合の金属
チップ内のボール回転を円滑にする潤滑効果等の目的で
使用される。水溶性媒体の具体例としては、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、チオジグリコール、グリセリン、ジグリセリン、2
−ピロリドン、n−メチル−2−ピロリドン、ブチルカ
ービトールジメチルフォルムアミド、ジメチルイミダゾ
リジノン等の保湿性を有する水溶性の液体媒体が挙げら
れ、これらは1種あるいは複数種を選択して用いること
ができる。
【0025】界面活性剤は、インキ自身の潤滑、湿潤、
浸透、保湿等の効果を向上させる目的で使用されるもの
であり、その具体例としては、ポリオキシエチレンラウ
リルエーテルなどのポリオキシエチレンやポリオキシプ
ロピレン或いはポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンの誘導体、テトラグリセリルジステアレートなどのグ
リセリンやジグリセリン或いはポリグリセリンの誘導
体、ソルビタンモノオレートなどのソルビタン誘導体、
パーフルオロアルキル燐酸エステルなどの弗素化アルキ
ル基を有する界面活性剤、ジメチルポリシロキサンのポ
リエチレングリコール付加物などのポリエーテル変性シ
リコーン等を挙げることができる。界面活性剤は、一種
あるいは複数種を選択して用いることができる。
【0026】pH調整剤は、インキのpH値を所定の領
域に調整したり、安定に保持する目的で使用されるもの
であり、その具体例としては、アンモニア、尿素、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、アミノメチルプロパノール等や、トリポリ燐
酸ナトリウムや炭酸ナトリウムなどの炭酸や燐酸のアル
カリ金属塩、水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属の水
酸化物等を挙げることができ、これらは1種あるいは複
数種を選択して用いることができる。
【0027】防腐剤は、インキが黴や細菌等の微生物に
よって変質することを抑制する目的で使用されるもので
あり、その具体例としては、フェノール、ナトリウムオ
マジン、ペンタクロロフェノールナトリウム、1,2−
ベンズイソチアゾリン−3−ワン、2,3,5,6−テ
トラクロロ−4−(メチルスルフォニル)ピリジン、安
息香酸ナトリウムなどの安息香酸やソルビタン酸、デヒ
ドロ酢酸等のアルカリ金属塩、ベンズイミダゾール系化
合物等を挙げることができ、これらは1種あるいは複数
種を選択して用いることができる。
【0028】防錆剤は、インキが金属部材と接触した場
合、酸化反応等によって腐蝕が発生し、インキや金属部
材が変化することを抑制する目的で使用されるものであ
り、その具体例としては、ベンゾトリアゾール、ジシク
ロヘキシルアンモニウムナイトライト、ジイソプロピル
アンモニウムナイトライト、トリルトリアゾール等を挙
げることができ、これらは1種あるいは複数種を選択し
て用いることができる。
【0029】分散剤は、使用する顔料をインキ中で分散
安定化させる目的で使用されるものであり、その具体例
としては、高級脂肪酸アミドのアルキル化スルフォン酸
塩、アルキルアリルスルフォン酸塩等のアニオン系界面
活性剤や、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸、アクリル酸共重合体、アクリルメ
タクリル酸系樹脂、スチレンアクリル系樹脂、マレイン
酸樹脂、スチレンマレイン酸系樹脂等の水溶性高分子な
どが挙げられ、これらは1種あるいは複数種選択して用
いることができる。
【0030】定着剤は、着色剤を筆記描線上で固定する
目的で使用されるものであり、水溶性あるいは水分散性
の皮膜性物質を選択して使用することができる。定着剤
の具体例としては、水溶性アクリルポリマー系のジョン
クリルシリーズ(J−61J、J−62、J−342な
ど;ジョンソンポリマー社製)、ポリビニルアルコール
系のポバールシリーズ(中央合成社製)、微生物多糖類
系のプルラン(林原生物化学研究所社製)、メチルセル
ロース(信越化学社製)等を挙げることができる。
【0031】樹脂エマルジョンは、被筆記体である紙面
などの隠蔽、流動性の改良、定着助剤、沈降抑制助剤、
摩耗抑制助剤等の目的で配合されるものであり、その具
体例としては、三菱化学社製のアクロナールYJ−11
00D、YJ−1800D、YJ−2773D等、大日
本インキ社製のポンコートSFC−241、パラテコー
ルA−704等、ヘキスト合成社製のモビニール742
N、749J、081、890等、昭和高分子社製のポ
リゾールC−10、AT−2000、AP−6730
等、日本合成ゴム社製のAE−116、AE−121、
T−371等、日本ゼオン社製のニッポールSX130
2、LX303、G151等が挙げられ、必要に応じて
1種あるいは複数種を選択して用いることができる。
【0032】本発明の水溶性インキ組成物を製造するに
は、従来から知られている種々の方法が採用できる。た
とえば、上記各成分を配合し、ディゾルバー等の撹拌機
により混合撹拌したり、ボールミルや三本ロール等によ
って混合粉砕した後、必要に応じて遠心分離や濾過によ
り顔料粒子やアルミニウム粉粒子の粗大粒子、未溶解
物、混入固形物等を取り除くことによって、容易に水溶
性インキ組成物を得ることができる。
【0033】
【作用】本発明において光輝剤として用いられるコレス
テリック液晶ポリマーは、光の干渉効果によって、広い
スペクトル領域で入射する光の一部の領域のみが反射
し、これ以外の領域は全て光が透過する性質を持ってい
る。反射スペクトルの領域は、少しずつ分子配向がずれ
ながら螺旋状に重なるポリマー分子のピッチ幅や材料の
屈折率によって異なり、また、反射スペクトル領域は、
左及び右螺旋状に偏向した光線成分に分割され、その
際、螺旋回転の方向に応じて一方は反射され、他方は透
過させる事が可能となる。この為、コレステリック液晶
型光輝剤は、全体的なスペクトル領域にわたり透過及び
反射する性質を持ち、これをインキ中に配合することに
より、優れた光輝感と視点によって色調が変化するカラ
ーフロップを提供することができる。また、コレステリ
ック液晶型光輝剤は、有機化合物から構成されている
為、従来の光輝剤と比較して比重は1.2と非常に小さ
く、水性インキ中の沈降の問題が生じにくい材料である
点でも有利である。
【0034】
【実施例】以下、実施例等を挙げ、本発明を更に詳しく
説明するが、本発明はこれらによって何ら制約されるも
のではない。 実施例1 <成 分> 配合量(重量部) 光輝剤:コレステリック液晶ポリマー(*1) 5.0 着色剤:顔料(*2) 5.0 分散剤:スチレン−アクリル共重合物(*3) 2.0 水溶性媒体:プロピレングリコール 20.0 粘度調整剤:キサンタンガム 0.5 潤滑剤:オレイン酸カリウム 0.5 精製水: 67.0 *1;HELICONE Gold 575(ワッカーケミカル社製) *2;ラクチミンカラー Blue FL2B conc(大日精化社製) *3;ジョンクリルJ354(ジョンソンポリマー社製;固形分33%) 以上の混合物を撹拌後濾過し、水性ボールペン用インキ
を得た。
【0035】 実施例2 <成 分> 配合量(重量部) 光輝剤:コレステリック液晶ポリマー(*1) 5.0 着色剤:染料(*2) 20.0 分散剤:スチレン−アクリル共重合物(*3) 2.0 水溶性媒体:プロピレングリコール 20.0 粘度調整剤:キサンタンガム 0.5 潤滑剤:オレイン酸カリウム 0.5 精製水: 52.0 *1;HELICONE Blue 450(ワッカーケミカル社製) *2;WATER BLACK 256L(オリエント化学社製;固形分13%) *3;ジョンクリルJ354(ジョンソンポリマー社製;固形分33%) 以上の混合物を撹拌後濾過し、水性ボールペン用インキ
を得た。
【0036】 実施例3 <成 分> 配合量(重量部) 光輝剤:コレステリック液晶ポリマー(*1) 5.0 着色剤:染料(*2) 25.0 分散剤:スチレン−アクリル共重合物(*3) 2.0 水溶性媒体:プロピレングリコール 20.0 粘度調整剤:ポリアクリル酸樹脂(*4) 1.0 潤滑剤:オレイン酸カリウム 0.5 精製水: 46.5 *1;HELICONE Green 516(ワッカーケミカル社製) *2;WATER Blue #300(ダイワ化成社製;固形分13%) *3;ジョンクリルJ354(ジョンソンポリマー社製;固形分33%) *4;ハイビスワコー104(和光純薬社製) 以上の混合物を撹拌後濾過し、水性ボールペン用インキ
を得た。
【0037】 比較例1 <成 分> 配合量(重量部) 光輝剤:コレステリック液晶ポリマー(*1) 20.0 分散剤:スチレン−アクリル共重合物(*2) 5.0 水溶性媒体:プロピレングリコール 20.0 粘度調整剤:キサンタンガム 1.5 潤滑剤 :オレイン酸カリウム 0.5 精製水 : 53.0 *1;HELICONE Gold 575(ワッカーケミカル社製) *2;ジョンクリル J354(ジョンソンポリマー社製;固形分33%) 以上の混合物を撹拌後濾過し、水性ボールペン用インキ
を得た。
【0038】 比較例2 <成 分> 配合量(重量部) 光輝剤:アルミニウムペースト(*1) 10.0 着色剤:(*2) 5.0 分散剤:スチレン−アクリル共重合物(*3) 5.0 水溶性媒体:プロピレングリコール 20.0 粘度調整剤:キサンタンガム 1.5 潤滑剤 :オレイン酸カリウム 0.5 精製水 : 59.0 *1;WB0230(東洋アルミ社製) *2;ラクチミンカラー Blue FL2B conc(大日精化社製) *3;ジョンクリルJ354(ジョンソンポリマー社製;固形分33%) 以上の混合物を撹拌後濾過し、水性ボールペン用インキ
を得た。
【0039】 比較例3 <成 分> 配合量(重量部) 光輝剤:アルミニウムペースト(*1) 5.0 着色剤:染料(*2) 25.0 分散剤:スチレン−アクリル共重合物(*3) 2.0 水溶性媒体:プロピレングリコール 20.0 粘度調整剤:ポリアクリル酸樹脂(*4) 1.0 潤滑剤:オレイン酸カリウム 0.5 精製水: 46.5 *1;WB0230(東洋アルミ社製) *2;WATER Blue #300(ダイワ化成社製:固形分13%) *3;ジョンクリル J354(ジョンソンポリマー社製;固形分33%) *4;ハイビスワコー104(和光純薬社製) 以上の混合物を撹拌後濾過し、水性ボールペン用インキ
を得た。
【0040】試験例 上記実施例1〜3および比較例1〜3で得られたインキ
について、次に示す試験方法で試験を行った。その結果
を表1に記載した。 <試験方法> (1)粘性値:インキ作成後、1週間以内にEMD型粘
度計(東機産業製)を使用し、1rpmの粘性値を測定
した。 (2)沈殿物:インキ作成後、試験管にインキを注入
し、揮発抑制用に密閉型の栓をした状態で室温で6ヶ月
間放置した後、試験管底部に沈殿物が無いか目視で観察
した。 (3)気泡発生:インキ作成後、室温に6ヶ月放置した
後、インキ中に気泡が発生していないか目視で確認し
た。 (4)インキ発色性:インキを中継芯のない内径3.5
mm、長さ100mのポリプロピレン製インキ収納管
と、0.7mmのボール径を有するステンレス製ペン先
からなるリフィールにインキを充填し、評価用ボールペ
ン体Aを試作した。この評価用ボールペン体Aを使用し
て筆記を行い、その筆記描線の発色性を目視で確認し
た。評価基準は、下記の通りの3段階評価とした。 ○ :有色性のメタリックカラーの色相が確認できる。 △ :殆ど銀色にしか発色していない。 × :メタリック感全くなし (5)インキ追従性:上記試作用ボールペン体Aを用
い、手で速書螺旋筆記を行い、得られた描線よりインキ
の切れ性や線割性の有無を目視で観察した。 ◎ :全くない ○ :わずかにある △ :少しあり × :非常に多い
【0041】
【表1】
【0042】表1の結果より、実施例のインキは、イン
キの発色性および追従性が良好で、2色の発色が認めら
れ、沈降性や気泡の発生が無い良好なインキと判定され
た。
【0043】
【発明の効果】本発明の水性ボールペン用インキ組成物
は、光輝剤としてコレステリック液晶ポリマーを用いる
ことにより、光輝感に優れたメタリック調の描線を得る
ことができる。また、観察する角度によって色調変化を
伴うカラーフロップを得ることが可能で描線発色性に優
れた虹彩色調を呈する筆記描線が得られる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレステリック液晶型光輝剤、着色剤、
    水および粘度調整剤を含有する水性ボールペン用インキ
    組成物。
  2. 【請求項2】 コレステリック液晶型光輝剤の配合量
    が、組成物全量に対して0.1〜10重量%であり、着
    色剤の配合量が、組成物全体に対して0.1〜10重量
    %である請求項1に記載の水性ボールペン用インキ組成
    物。
  3. 【請求項3】 インキ粘度が800mPa・s以上、5
    000mPa・s未満である請求項1または2に記載の
    水性ボールペン用インキ組成物。
JP2000046158A 2000-02-23 2000-02-23 水性ボールペン用インキ組成物 Pending JP2001234108A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000046158A JP2001234108A (ja) 2000-02-23 2000-02-23 水性ボールペン用インキ組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000046158A JP2001234108A (ja) 2000-02-23 2000-02-23 水性ボールペン用インキ組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001234108A true JP2001234108A (ja) 2001-08-28

Family

ID=18568631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000046158A Pending JP2001234108A (ja) 2000-02-23 2000-02-23 水性ボールペン用インキ組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001234108A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003073592A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Sakura Color Prod Corp インキ組成物及び当該組成物を用いた筆記具
WO2009112206A3 (en) * 2008-03-11 2009-11-12 Rolic Ltd. Optical biometric security element
JP2016124952A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 三菱鉛筆株式会社 ボールペン用水性インク組成物
WO2018190253A1 (ja) * 2017-04-14 2018-10-18 日本ゼオン株式会社 文具

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003073592A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Sakura Color Prod Corp インキ組成物及び当該組成物を用いた筆記具
WO2009112206A3 (en) * 2008-03-11 2009-11-12 Rolic Ltd. Optical biometric security element
US8760614B2 (en) 2008-03-11 2014-06-24 Rolic Ltd. Optical biometric security element
US9612375B2 (en) 2008-03-11 2017-04-04 Rolic Ltd. Optical biometric security element
JP2016124952A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 三菱鉛筆株式会社 ボールペン用水性インク組成物
WO2018190253A1 (ja) * 2017-04-14 2018-10-18 日本ゼオン株式会社 文具
JPWO2018190253A1 (ja) * 2017-04-14 2020-02-27 日本ゼオン株式会社 文具
EP3611029A4 (en) * 2017-04-14 2020-12-16 Zeon Corporation STATIONERY STORE

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100364178B1 (ko) 금속 광택색을 갖는 볼펜용 수성 잉크
JPH07118592A (ja) ボールペン用水性金属光沢色インキ
WO1998036033A1 (fr) Encre aqueuse a pigment blanc pour stylos a bille
JP2001214114A (ja) 水性ボールペン用インキ組成物
JP2001234108A (ja) 水性ボールペン用インキ組成物
JP4286350B2 (ja) ボールペン用水性白色インキ組成物
JP2023024288A (ja) 筆記具用水性インク組成物
JP2017155162A (ja) 筆記具用水性インク組成物
JPH09249844A (ja) ボールペン用水性金属光沢色インキ組成物
JP2005255952A (ja) 水性インキ組成物
JP3789198B2 (ja) 水性ボールペン用金属光沢顔料インキ
JP3716545B2 (ja) 高隠蔽性金属光沢色水性インキ
JP2001294795A (ja) 水性ボールペン用金属光沢インキ
JP3859545B2 (ja) 筆記具用水性インキ組成物
JP2019178203A (ja) 筆記具用水性インキ組成物、およびそれを用いた筆記具
JP4956855B2 (ja) 変色性光沢インキ組成物
JP2001234096A (ja) 水性インキ組成物
JP3359275B2 (ja) ボールペン用パール調水性ゲルインキ
JP7341480B2 (ja) 水性ボールペン用インキ組成物、水性ボールペンレフィル及び水性ボールペン
JP2023092768A (ja) 筆記具用水性インク組成物及び筆記具
JP2002038067A (ja) 筆記具用水性インキ
WO2023095824A1 (ja) 筆記具用水性インク組成物及び筆記具
JP2000044853A (ja) 水性光沢インキ組成物
JP2023078817A (ja) 筆記具用水性インク組成物及び筆記具
JP2001294794A (ja) 水性ボールペン用金属光沢インキ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070123

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110