JP2001231281A - 扉開閉用モータ駆動装置および扉自動開閉装置 - Google Patents
扉開閉用モータ駆動装置および扉自動開閉装置Info
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- JP2001231281A JP2001231281A JP2000039879A JP2000039879A JP2001231281A JP 2001231281 A JP2001231281 A JP 2001231281A JP 2000039879 A JP2000039879 A JP 2000039879A JP 2000039879 A JP2000039879 A JP 2000039879A JP 2001231281 A JP2001231281 A JP 2001231281A
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Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】どのような負荷条件でも適切に扉を開閉でき、
しかも挟み込み時に人や物に与える衝撃を小さくするこ
とのできる扉開閉用モータ駆動装置および扉自動開閉装
置を提供する。 【解決手段】トルク制限部240は、扉を開閉する際の
動作条件、たとえば、扉の移動速度が加速中か否かや外
気温度の高低等に応じてモータが発生し得るトルク上限
値を変更する。実際に必要なトルクに応じてトルクの上
限値を変更するので、適切な開閉動作と、挟み込み時の
衝撃緩和を両立することができる。
しかも挟み込み時に人や物に与える衝撃を小さくするこ
とのできる扉開閉用モータ駆動装置および扉自動開閉装
置を提供する。 【解決手段】トルク制限部240は、扉を開閉する際の
動作条件、たとえば、扉の移動速度が加速中か否かや外
気温度の高低等に応じてモータが発生し得るトルク上限
値を変更する。実際に必要なトルクに応じてトルクの上
限値を変更するので、適切な開閉動作と、挟み込み時の
衝撃緩和を両立することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉を開閉するため
のモータを駆動する扉開閉用モータ駆動装置にかかわ
り、特にプラットホームに立設される可動ホーム棚装置
に関する。
のモータを駆動する扉開閉用モータ駆動装置にかかわ
り、特にプラットホームに立設される可動ホーム棚装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】扉を開閉するために用いるモータの定格
は、その扉を開閉する際にモータに加わる最大負荷の大
きさに応じて決められる。モータに要求されるトルク
は、たとえば、扉の移動開始時や加速中に最大となり、
扉が一定の速度で移動しているときや減速中に必要なト
ルクは、移動開始時や加速中に要求されるトルクの約半
分程度になる。また冬場などの低温時には潤滑グリスの
粘性が高まるので、夏場に比べて大きなトルクが要求さ
れる。
は、その扉を開閉する際にモータに加わる最大負荷の大
きさに応じて決められる。モータに要求されるトルク
は、たとえば、扉の移動開始時や加速中に最大となり、
扉が一定の速度で移動しているときや減速中に必要なト
ルクは、移動開始時や加速中に要求されるトルクの約半
分程度になる。また冬場などの低温時には潤滑グリスの
粘性が高まるので、夏場に比べて大きなトルクが要求さ
れる。
【0003】このように扉を移動するために必要なトル
クは各種の要因で変動するものの、どのような状況下で
も確実に扉を開閉するために、通常は、想定される中で
最も過酷な条件の下で必要とされるトルクが出せるよう
に、モータやその駆動回路の定格が設定される。
クは各種の要因で変動するものの、どのような状況下で
も確実に扉を開閉するために、通常は、想定される中で
最も過酷な条件の下で必要とされるトルクが出せるよう
に、モータやその駆動回路の定格が設定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実際に扉を開閉する際
には、人が挟まれたり、戸袋に物が吸い込まれる等の事
態がしばしば生じるが、このような場合、モータのトル
クが小さいほど人に与える体感がよく、物や人に与える
衝撃が少ない。さらに物が挟まった場合でも、そのもの
を引き抜くことが容易になる。
には、人が挟まれたり、戸袋に物が吸い込まれる等の事
態がしばしば生じるが、このような場合、モータのトル
クが小さいほど人に与える体感がよく、物や人に与える
衝撃が少ない。さらに物が挟まった場合でも、そのもの
を引き抜くことが容易になる。
【0005】しかしながら、従来は、予想される最大の
負荷に対応し得るトルクがいつでも出せるように、モー
タを駆動するので、人や物を挟み込んだとき、サーボが
働き、それらに与える衝撃が大きかった。
負荷に対応し得るトルクがいつでも出せるように、モー
タを駆動するので、人や物を挟み込んだとき、サーボが
働き、それらに与える衝撃が大きかった。
【0006】また、厚みのある物を挟み込んだ場合に
は、そのことを、扉が全閉の位置に達していないうちに
移動速度が「0」になったことなどに基づいて検知し、
扉を一旦開き、物の挟み込みを解除する等の制御が行わ
れる。しかしながら、薄い物を挟み込んだ場合には、ほ
ぼ全閉位置まで閉まるので、物を挟み込んだこと自体が
検知されず、閉じた状態を維持しようとしてサーボが働
き続け、その物を引き抜くことが難しいという問題があ
った。
は、そのことを、扉が全閉の位置に達していないうちに
移動速度が「0」になったことなどに基づいて検知し、
扉を一旦開き、物の挟み込みを解除する等の制御が行わ
れる。しかしながら、薄い物を挟み込んだ場合には、ほ
ぼ全閉位置まで閉まるので、物を挟み込んだこと自体が
検知されず、閉じた状態を維持しようとしてサーボが働
き続け、その物を引き抜くことが難しいという問題があ
った。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、どのような負荷条件
でも適切に扉を開閉でき、しかも挟み込み時に人や物に
与える衝撃を小さくすることのできる扉開閉用モータ駆
動装置および扉自動開閉装置を提供することを目的とし
ている。
問題点に着目してなされたもので、どのような負荷条件
でも適切に扉を開閉でき、しかも挟み込み時に人や物に
与える衝撃を小さくすることのできる扉開閉用モータ駆
動装置および扉自動開閉装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]扉を開閉するためのモータ(81)を駆動する扉
開閉用モータ駆動装置において、前記モータ(81)の
発生するトルクを所定の上限値以下に制限するトルク制
限手段(240)を備え、前記トルク制限手段(24
0)は、前記上限値を少なくとも2種類に変更し得るも
のであることを特徴とする扉開閉用モータ駆動装置。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]扉を開閉するためのモータ(81)を駆動する扉
開閉用モータ駆動装置において、前記モータ(81)の
発生するトルクを所定の上限値以下に制限するトルク制
限手段(240)を備え、前記トルク制限手段(24
0)は、前記上限値を少なくとも2種類に変更し得るも
のであることを特徴とする扉開閉用モータ駆動装置。
【0009】[2]扉を開閉するためのモータ(81)
を駆動する扉開閉用モータ駆動装置において、前記モー
タ(81)の発生するトルクを所定の上限値以下に制限
するトルク制限手段(240)を備え、前記トルク制限
手段(240)は、前記扉を開閉する際の動作条件に応
じて前記上限値を変更するものであることを特徴とする
扉開閉用モータ駆動装置。
を駆動する扉開閉用モータ駆動装置において、前記モー
タ(81)の発生するトルクを所定の上限値以下に制限
するトルク制限手段(240)を備え、前記トルク制限
手段(240)は、前記扉を開閉する際の動作条件に応
じて前記上限値を変更するものであることを特徴とする
扉開閉用モータ駆動装置。
【0010】[3]周囲温度に応じて前記上限値を変更
することを特徴とする[1]または[2]に記載の扉開
閉用モータ駆動装置。
することを特徴とする[1]または[2]に記載の扉開
閉用モータ駆動装置。
【0011】[4]前記扉を開閉する際における前記モ
ータ(81)の加減速状況に応じて前記上限値を変更す
ることを特徴とする[1]、[2]または[3]に記載
の扉開閉用モータ駆動装置。
ータ(81)の加減速状況に応じて前記上限値を変更す
ることを特徴とする[1]、[2]または[3]に記載
の扉開閉用モータ駆動装置。
【0012】[5]前記モータ(81)の回転速度に応
じて前記上限値を変更することを特徴とする[1]、
[2]、[3]または[4]に記載の扉開閉用モータ駆
動装置。
じて前記上限値を変更することを特徴とする[1]、
[2]、[3]または[4]に記載の扉開閉用モータ駆
動装置。
【0013】[6]前記扉を開閉する間、所定の変更パ
ターンに従って前記上限値を逐次変更することを特徴と
する[1]、[2]、[3]、[4]または[5]に記
載の扉開閉用モータ駆動装置。
ターンに従って前記上限値を逐次変更することを特徴と
する[1]、[2]、[3]、[4]または[5]に記
載の扉開閉用モータ駆動装置。
【0014】[7]前記[1]、[2]、[3]、
[4]、[5]または[6]に記載の扉開閉用モータ駆
動装置を備えた扉自動開閉装置。
[4]、[5]または[6]に記載の扉開閉用モータ駆
動装置を備えた扉自動開閉装置。
【0015】[8]プラットホーム上の側縁に沿って立
設され、列車の通る軌道側とプラットホーム側とを仕切
るとともに所定の乗降箇所にスライド式の扉を有する可
動ホーム柵装置であることを特徴とする[7]に記載の
扉自動開閉装置。
設され、列車の通る軌道側とプラットホーム側とを仕切
るとともに所定の乗降箇所にスライド式の扉を有する可
動ホーム柵装置であることを特徴とする[7]に記載の
扉自動開閉装置。
【0016】前記本発明は次のように作用する。トルク
制限手段は、扉を開閉するためのモータ(81)が発生
するトルクを所定の上限値以下に制限するとともに、そ
の上限値を少なくとも2種類に変更し得るようになって
いる。この上限値の変更は、係員等が手動で行っても良
いし、動作条件に応じて自動的に行われるようにしても
よい。
制限手段は、扉を開閉するためのモータ(81)が発生
するトルクを所定の上限値以下に制限するとともに、そ
の上限値を少なくとも2種類に変更し得るようになって
いる。この上限値の変更は、係員等が手動で行っても良
いし、動作条件に応じて自動的に行われるようにしても
よい。
【0017】たとえば、周囲温度や扉を開閉する際にお
けるモータ(81)の加減速状況、あるいはモータ(8
1)の回転速度、開閉時における扉の移動速度の変化パ
ターンに従って上限値を自動的に変更する。
けるモータ(81)の加減速状況、あるいはモータ(8
1)の回転速度、開閉時における扉の移動速度の変化パ
ターンに従って上限値を自動的に変更する。
【0018】このように、動作条件に応じて手動あるい
は自動でトルクの上限値を切り替えるので、扉の開閉を
支障なく行うことができるとともに、予定される最大負
荷にいつでも対応し得るようにトルクの上限値を一定の
高い値に固定する場合に比べて、人や物を挟み込んだと
きにそれらに与える衝撃が小さくなる。また、物を挟み
込んだ場合でも、その物を比較的容易に引き抜くことが
できる。
は自動でトルクの上限値を切り替えるので、扉の開閉を
支障なく行うことができるとともに、予定される最大負
荷にいつでも対応し得るようにトルクの上限値を一定の
高い値に固定する場合に比べて、人や物を挟み込んだと
きにそれらに与える衝撃が小さくなる。また、物を挟み
込んだ場合でも、その物を比較的容易に引き抜くことが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は、本発明の一実施の形態を
示している。図2、図3は、本発明にかかる扉開閉用モ
ータ駆動装置を搭載した扉自動開閉装置としての可動ホ
ーム柵装置60を示しており、図2は可動ホーム柵装置
60を正面から、図3は可動ホーム柵装置60を側面か
ら見た様子をそれぞれ示している。
施の形態を説明する。各図は、本発明の一実施の形態を
示している。図2、図3は、本発明にかかる扉開閉用モ
ータ駆動装置を搭載した扉自動開閉装置としての可動ホ
ーム柵装置60を示しており、図2は可動ホーム柵装置
60を正面から、図3は可動ホーム柵装置60を側面か
ら見た様子をそれぞれ示している。
【0020】可動ホーム柵装置60は、プラットホーム
10上の側縁に沿って立設され、プラットホーム10脇
に延びる線路上の定位置に停止する列車との間に柵を形
成して、列車への乗降時における乗客の安全性を確保す
るものである。可動ホーム柵装置60は、戸袋柵61
と、戸袋柵61より側方に出没するよう開閉可能な扉7
0とから成る。ここで戸袋柵61および、扉70は、一
つのユニットとして構成されている。
10上の側縁に沿って立設され、プラットホーム10脇
に延びる線路上の定位置に停止する列車との間に柵を形
成して、列車への乗降時における乗客の安全性を確保す
るものである。可動ホーム柵装置60は、戸袋柵61
と、戸袋柵61より側方に出没するよう開閉可能な扉7
0とから成る。ここで戸袋柵61および、扉70は、一
つのユニットとして構成されている。
【0021】プラットホーム10上には、所定位置に停
車した列車の各乗降ドア(図示省略)と対応する箇所に
それぞれ一対の可動ホーム柵装置60が配置されてい
る。なお列車は通常、定位置に停止するのだが、この基
準となる定位置に対して所定範囲内の許容誤差が設定さ
れており、一対の可動ホーム柵装置60における扉70
の開口量、すなわち両戸袋柵61の間口は、列車の有す
る乗客ドアの開口枠の幅よりも広く設定されている。
車した列車の各乗降ドア(図示省略)と対応する箇所に
それぞれ一対の可動ホーム柵装置60が配置されてい
る。なお列車は通常、定位置に停止するのだが、この基
準となる定位置に対して所定範囲内の許容誤差が設定さ
れており、一対の可動ホーム柵装置60における扉70
の開口量、すなわち両戸袋柵61の間口は、列車の有す
る乗客ドアの開口枠の幅よりも広く設定されている。
【0022】可動ホーム柵装置60の戸袋柵61は、図
2、図3に示すように全体的には扁平な矩形箱型に形成
されており、戸袋柵61の下端がプラットホーム10の
基礎上に固設されている。
2、図3に示すように全体的には扁平な矩形箱型に形成
されており、戸袋柵61の下端がプラットホーム10の
基礎上に固設されている。
【0023】戸袋柵61には、扉70を収納する収納部
62と、収納部62の収納口62aから側方に扉70を
出没させて開閉動作を行う駆動部80が設けられてい
る。収納部62は、扉70がちょうど収まる内寸に設定
されている。
62と、収納部62の収納口62aから側方に扉70を
出没させて開閉動作を行う駆動部80が設けられてい
る。収納部62は、扉70がちょうど収まる内寸に設定
されている。
【0024】戸袋柵61の内側の上部および下部には、
戸袋柵61のほぼ幅一杯に渡って水平に配置された上部
フレーム63および下部フレーム64が設けてある。上
部フレーム63の上面には、開閉移動する扉70を案内
するための上部案内レール65が、また下部フレーム6
4の下面には同じく扉70を案内するための下部案内レ
ール66が取り付けてある。
戸袋柵61のほぼ幅一杯に渡って水平に配置された上部
フレーム63および下部フレーム64が設けてある。上
部フレーム63の上面には、開閉移動する扉70を案内
するための上部案内レール65が、また下部フレーム6
4の下面には同じく扉70を案内するための下部案内レ
ール66が取り付けてある。
【0025】戸袋柵61に内設された駆動部80は、扉
70を開閉駆動する機構である。駆動部80は、電動モ
ータ81と、これにより回転駆動されるボールねじであ
るスクリュー部材82と、このスクリュー部材82に相
対的に回転可能に螺合しかつ扉70に固設されたナット
部材83とを備える。ここでは、電動モータ81として
ACサーボモータを用いている。
70を開閉駆動する機構である。駆動部80は、電動モ
ータ81と、これにより回転駆動されるボールねじであ
るスクリュー部材82と、このスクリュー部材82に相
対的に回転可能に螺合しかつ扉70に固設されたナット
部材83とを備える。ここでは、電動モータ81として
ACサーボモータを用いている。
【0026】スクリュー部材82は、下部フレーム63
の上面側に沿って延ばされている。スクリュー部材82
の両端は、下部フレーム63上に固設されたハウジング
100、110にそれぞれ貫通していて、ハウジング1
00、110に内嵌された軸受によって回動自在に支持
されている。
の上面側に沿って延ばされている。スクリュー部材82
の両端は、下部フレーム63上に固設されたハウジング
100、110にそれぞれ貫通していて、ハウジング1
00、110に内嵌された軸受によって回動自在に支持
されている。
【0027】スクリュー部材82の長さは、扉70の開
閉行程距離よりもやや長く設定されている。電動モータ
81は、下部フレーム63上に固設されている。この電
動モータ81の出力軸は、軸継手を介してスクリュー部
材82の基端部に回転力伝達可能に連結されている。
閉行程距離よりもやや長く設定されている。電動モータ
81は、下部フレーム63上に固設されている。この電
動モータ81の出力軸は、軸継手を介してスクリュー部
材82の基端部に回転力伝達可能に連結されている。
【0028】ナット部材83は、扉70の側壁の基端側
に前後移動不能かつ回転不能に固定されている。また、
戸袋柵61の内部には、電動モータ81の駆動制御等を
行うための各種の電気部品を実装した制御盤200が取
り付けてある。なお、制御盤200と電動モータ81等
との間は、配線Wによって電気接続されている。
に前後移動不能かつ回転不能に固定されている。また、
戸袋柵61の内部には、電動モータ81の駆動制御等を
行うための各種の電気部品を実装した制御盤200が取
り付けてある。なお、制御盤200と電動モータ81等
との間は、配線Wによって電気接続されている。
【0029】また制御盤200には、外気温度を検知し
得る箇所に取り付けた温度センサ51が電気接続されて
いる。温度センサ51により、周囲温度を検出し、これ
に基づいて、スクリュー部材82とナット部材83との
摺動面に塗られた潤滑グリスの粘性抵抗の変動による負
荷の増減を推定するようになっている。
得る箇所に取り付けた温度センサ51が電気接続されて
いる。温度センサ51により、周囲温度を検出し、これ
に基づいて、スクリュー部材82とナット部材83との
摺動面に塗られた潤滑グリスの粘性抵抗の変動による負
荷の増減を推定するようになっている。
【0030】扉70は、戸袋柵61の収納部62にちょ
うど収まる大きさの扁平な矩形箱型に形成されている。
扉70における戸袋柵61寄りの基端側近傍の上部に
は、逆T字型をした上部案内レール65の垂直部に両側
から当接する上段扉ガイドローラ91が取り付けてあ
る。また扉70における戸袋柵61寄りの基端側近傍の
下部には、下部案内レール66の溝底部に下方から当接
する下段扉ガイドシュー92が取り付けてある。
うど収まる大きさの扁平な矩形箱型に形成されている。
扉70における戸袋柵61寄りの基端側近傍の上部に
は、逆T字型をした上部案内レール65の垂直部に両側
から当接する上段扉ガイドローラ91が取り付けてあ
る。また扉70における戸袋柵61寄りの基端側近傍の
下部には、下部案内レール66の溝底部に下方から当接
する下段扉ガイドシュー92が取り付けてある。
【0031】上段扉ガイドローラ91が上部案内レール
65に沿って転がるとともに、下段扉ガイドシュー92
が下部案内レール66に沿って摺動することにより、扉
70は、水平な出没方向に滑らかにスライドし開閉する
ようになっている。すなわち、駆動部80の電動モータ
81によってスクリュー部材82が回転するとナット部
材83がスライド移動し、当該ナット部材83に固着さ
れている扉70がスライドし開閉するようになってい
る。扉70は、駆動部80により突出方向に駆動された
際には、列車にある乗客ドアの開口枠を覆うように閉
じ、没入方向に駆動されると開き、戸袋柵61の収納部
62に収納されるようになっている。
65に沿って転がるとともに、下段扉ガイドシュー92
が下部案内レール66に沿って摺動することにより、扉
70は、水平な出没方向に滑らかにスライドし開閉する
ようになっている。すなわち、駆動部80の電動モータ
81によってスクリュー部材82が回転するとナット部
材83がスライド移動し、当該ナット部材83に固着さ
れている扉70がスライドし開閉するようになってい
る。扉70は、駆動部80により突出方向に駆動された
際には、列車にある乗客ドアの開口枠を覆うように閉
じ、没入方向に駆動されると開き、戸袋柵61の収納部
62に収納されるようになっている。
【0032】図1は、可動ホーム柵装置60の回路構成
の概略を示したものである。可動ホーム柵装置60の回
路は、周囲温度を検知するための温度センサ51と、電
動モータ81と、その動作を制御する制御盤200とか
ら構成されている。電動モータ81は、モータの回転に
応じて所定の回転検出信号81bを出力するロータリエ
ンコーダ81aを備えている。制御盤200は、インタ
ーフェース部210と、モータ制御部220とから構成
されている。
の概略を示したものである。可動ホーム柵装置60の回
路は、周囲温度を検知するための温度センサ51と、電
動モータ81と、その動作を制御する制御盤200とか
ら構成されている。電動モータ81は、モータの回転に
応じて所定の回転検出信号81bを出力するロータリエ
ンコーダ81aを備えている。制御盤200は、インタ
ーフェース部210と、モータ制御部220とから構成
されている。
【0033】インターフェース部210は、駅の中央管
理室等に配置される中央制御装置300との間で各種の
指示や情報を送受信するための回路部分である。制御盤
200は、インターフェース部210を通じて中央制御
装置300から扉70の開閉指示を受信したり、扉70
の開閉状態や動作異常の発生等を示す各種情報を中央制
御装置300に送信するようになっている。
理室等に配置される中央制御装置300との間で各種の
指示や情報を送受信するための回路部分である。制御盤
200は、インターフェース部210を通じて中央制御
装置300から扉70の開閉指示を受信したり、扉70
の開閉状態や動作異常の発生等を示す各種情報を中央制
御装置300に送信するようになっている。
【0034】モータ制御部220は、電動モータ81の
回転動作を制御する回路部分であり、速度指示出力部2
30と、トルク制限部240と、補償回路増幅器250
と、速度信号変換器260と、電流検出器270とを備
えている。このうち速度指示出力部230は、扉70を
開閉している間の各時点における扉の目標速度を表した
速度指示信号232等を出力する回路部分である。トル
ク制限部240は、電動モータ81の発生するトルクの
上限値を指示するトルク上限値信号241を出力するも
のである。
回転動作を制御する回路部分であり、速度指示出力部2
30と、トルク制限部240と、補償回路増幅器250
と、速度信号変換器260と、電流検出器270とを備
えている。このうち速度指示出力部230は、扉70を
開閉している間の各時点における扉の目標速度を表した
速度指示信号232等を出力する回路部分である。トル
ク制限部240は、電動モータ81の発生するトルクの
上限値を指示するトルク上限値信号241を出力するも
のである。
【0035】補償回路増幅器250は、いわゆるサーボ
アンプとして機能する部分であり、速度ループ制御器2
51と、電流ループ制御器252と、電力増幅器253
を備えている。速度信号変換器260は、ロータリエン
コーダ81aの出力する回転検出信号81bに基づいて
現時点における電動モータ81の実際の回転速度を表し
た速度信号261を出力するものである。電流検出器2
70は、電動モータ81に与える各相ごとの電流値を検
出する回路部分である。
アンプとして機能する部分であり、速度ループ制御器2
51と、電流ループ制御器252と、電力増幅器253
を備えている。速度信号変換器260は、ロータリエン
コーダ81aの出力する回転検出信号81bに基づいて
現時点における電動モータ81の実際の回転速度を表し
た速度信号261を出力するものである。電流検出器2
70は、電動モータ81に与える各相ごとの電流値を検
出する回路部分である。
【0036】速度指示出力部230は、扉70を開閉す
る際における、扉の移動距離と目標速度(ここでは、電
動モータ81の毎分の回転数)との対応関係を表した速
度制御パターンと、扉の移動距離と設定すべきトルクの
上限値との対応関係を表したトルク変更パターンとを記
憶した制御パターン記憶部231を有している。
る際における、扉の移動距離と目標速度(ここでは、電
動モータ81の毎分の回転数)との対応関係を表した速
度制御パターンと、扉の移動距離と設定すべきトルクの
上限値との対応関係を表したトルク変更パターンとを記
憶した制御パターン記憶部231を有している。
【0037】速度指示出力部230は、扉70の全開位
置あるいは全閉位置を基準として、ロータリエンコーダ
81aの出力パルスをカウントすることで、扉の移動距
離を把握し、各移動距離における目標速度(毎分の回転
数)を制御パターン記憶部231から読み出し、これに
対応する速度指示信号232を出力するようになってい
る。
置あるいは全閉位置を基準として、ロータリエンコーダ
81aの出力パルスをカウントすることで、扉の移動距
離を把握し、各移動距離における目標速度(毎分の回転
数)を制御パターン記憶部231から読み出し、これに
対応する速度指示信号232を出力するようになってい
る。
【0038】補償回路増幅器250は、扉70を開閉す
るとき、速度信号変換器260の出力する速度信号26
1と速度指示出力部230の出力する制御パターン記憶
部231とが一致するように電動モータ81の回転速度
を制御するものである。
るとき、速度信号変換器260の出力する速度信号26
1と速度指示出力部230の出力する制御パターン記憶
部231とが一致するように電動モータ81の回転速度
を制御するものである。
【0039】速度ループ制御器251は、速度指示信号
232と速度信号261とが一致するように調整された
電流指示251aを、電流ループ制御器252に向けて
出力する。電流ループ制御器252は、速度ループ制御
器251からの電流指示251aと電流検出器270に
よって検出された電流値271とが一致するように電流
ループのゲインを制御する。速度ループ制御器251か
ら指示された電流指示251aと計測した実際の電流値
とが一致するように調整する電流ループ制御器252を
設けることで、速度制御のレスポンスを高めている。
232と速度信号261とが一致するように調整された
電流指示251aを、電流ループ制御器252に向けて
出力する。電流ループ制御器252は、速度ループ制御
器251からの電流指示251aと電流検出器270に
よって検出された電流値271とが一致するように電流
ループのゲインを制御する。速度ループ制御器251か
ら指示された電流指示251aと計測した実際の電流値
とが一致するように調整する電流ループ制御器252を
設けることで、速度制御のレスポンスを高めている。
【0040】トルク制限部240は、ロータリエンコー
ダ81aに流す電流の上限値を表したトルク上限値信号
241を電流ループ制御器252に対して指示するもの
である。ACサーボモータ81は、その構造から、界磁
磁束が一定なので、発生するトルクは電機子に流す電流
のみに比例する。したがって、電動モータ81に流す電
流量を制限することで発生するトルクの上限を規制する
ことができる。そこで電流ループ制御器252は、トル
ク制限部240から指示された上限を越えない範囲で、
電流量を制御するようになっている。
ダ81aに流す電流の上限値を表したトルク上限値信号
241を電流ループ制御器252に対して指示するもの
である。ACサーボモータ81は、その構造から、界磁
磁束が一定なので、発生するトルクは電機子に流す電流
のみに比例する。したがって、電動モータ81に流す電
流量を制限することで発生するトルクの上限を規制する
ことができる。そこで電流ループ制御器252は、トル
ク制限部240から指示された上限を越えない範囲で、
電流量を制御するようになっている。
【0041】なお電流ループ制御器252を省略し、速
度ループ制御器251だけで速度の制御を行う場合に
は、速度ループ制御器251にトルク制限部240の指
示に従って動作する電流制限器を設けるか、速度ループ
制御器251と電力増幅器253の間に電流制限器を設
けるとよい。
度ループ制御器251だけで速度の制御を行う場合に
は、速度ループ制御器251にトルク制限部240の指
示に従って動作する電流制限器を設けるか、速度ループ
制御器251と電力増幅器253の間に電流制限器を設
けるとよい。
【0042】速度指示出力部230は、制御パターン記
憶部231に記憶してあるトルク変更パターンに基づ
き、扉開閉時の各移動距離におけるトルクの上限値をト
ルク制限部240に指示する。この値は、周囲温度が常
温の場合の値である。トルク制限部240は、速度指示
出力部230からの指示を温度センサ51で検出した周
囲温度で補正した値をトルク上限値信号241として出
力するようになっている。
憶部231に記憶してあるトルク変更パターンに基づ
き、扉開閉時の各移動距離におけるトルクの上限値をト
ルク制限部240に指示する。この値は、周囲温度が常
温の場合の値である。トルク制限部240は、速度指示
出力部230からの指示を温度センサ51で検出した周
囲温度で補正した値をトルク上限値信号241として出
力するようになっている。
【0043】なお、トルク制限部240は、トルクの上
限値を設定する際のモードとして、周囲温度に基づいて
温度補正する温度補正モードと、周囲温度で補正せずに
速度指示出力部230からの指示をそのまま出力するス
ルーモードと、速度指示出力部230からの指示にかか
わらず周囲温度だけに依存してトルクの上限値を変更す
る温度依存モードのほか、トルクの上限値を図示省略し
たスイッチ等から手動で設定する手動設定モード等を備
えており、どのモードでトルクの上限を制限するかを切
り替え得るようになっている。
限値を設定する際のモードとして、周囲温度に基づいて
温度補正する温度補正モードと、周囲温度で補正せずに
速度指示出力部230からの指示をそのまま出力するス
ルーモードと、速度指示出力部230からの指示にかか
わらず周囲温度だけに依存してトルクの上限値を変更す
る温度依存モードのほか、トルクの上限値を図示省略し
たスイッチ等から手動で設定する手動設定モード等を備
えており、どのモードでトルクの上限を制限するかを切
り替え得るようになっている。
【0044】次に作用を説明する。図4は、温度依存モ
ードに設定した場合における扉の開閉制御の流れを示し
ている。可動ホーム柵装置60自体の電源がオンにされ
ると、温度センサ51の検出する外気温度が10℃以下
か否かを判断する(ステップS402)。外気温が10
℃以下ならば、トルクリミット(上限値)を第1の上限
値に設定し(ステップS402;Y)、10℃を越えて
いる場合には(ステップS402;N)、第2の上限値
に設定する。
ードに設定した場合における扉の開閉制御の流れを示し
ている。可動ホーム柵装置60自体の電源がオンにされ
ると、温度センサ51の検出する外気温度が10℃以下
か否かを判断する(ステップS402)。外気温が10
℃以下ならば、トルクリミット(上限値)を第1の上限
値に設定し(ステップS402;Y)、10℃を越えて
いる場合には(ステップS402;N)、第2の上限値
に設定する。
【0045】なお、第1の上限値は、外気温度が低く、
スクリュー部材82とナット部材83の間の摺動部に塗
布された潤滑グリスの粘性が大きくなっている場合に対
応したトルクの上限値であり、第2の上限値よりも大き
な値に設定されている。
スクリュー部材82とナット部材83の間の摺動部に塗
布された潤滑グリスの粘性が大きくなっている場合に対
応したトルクの上限値であり、第2の上限値よりも大き
な値に設定されている。
【0046】トルクの上限値を設定した後、中央制御装
置300からの指示に従って、扉70を開閉する(ステ
ップS405〜S407)。なお、外気温度に応じた上
限値の設定変更を常時行ってもよく、また毎朝、可動ホ
ーム柵装置60の電源を投入した後の1回だけ外気温度
に基づく上限値の設定変更を行ってもよい。なお切り替
え基準とした外気温度は、10℃に限定されず、適宜の
温度に設定すればよい。
置300からの指示に従って、扉70を開閉する(ステ
ップS405〜S407)。なお、外気温度に応じた上
限値の設定変更を常時行ってもよく、また毎朝、可動ホ
ーム柵装置60の電源を投入した後の1回だけ外気温度
に基づく上限値の設定変更を行ってもよい。なお切り替
え基準とした外気温度は、10℃に限定されず、適宜の
温度に設定すればよい。
【0047】次に、扉70の開閉動作中にトルクの上限
値を逐次変更する場合について説明する。図5aは、扉
70を閉じる際における扉の移動距離と目標速度(電動
モータ81の毎分の回転数)との対応関係を表した速度
制御パターン501を、図5bは、扉70を閉じる際に
おける扉の移動距離と電動モータ81から発生するトル
クとの対応関係を表したモータトルク特性510と扉の
移動距離に対応するトルクの上限値変更パターン520
を示したものである。
値を逐次変更する場合について説明する。図5aは、扉
70を閉じる際における扉の移動距離と目標速度(電動
モータ81の毎分の回転数)との対応関係を表した速度
制御パターン501を、図5bは、扉70を閉じる際に
おける扉の移動距離と電動モータ81から発生するトル
クとの対応関係を表したモータトルク特性510と扉の
移動距離に対応するトルクの上限値変更パターン520
を示したものである。
【0048】図5aに示した速度制御パターン501で
は、閉動作の開始から電動モータ81の回転速度を速度
1に向かって次第に加速する。速度1に達した後は、そ
の速度を保持し、扉70の移動距離(ストローク)が第
1距離に達すると、速度2に向けて次第に減速する。速
度2まで減速した後、速度2を一定期間保持し、扉70
の移動距離が完閉位置に近い第2距離になると、速度2
からさらに減速する。そして、完閉位置に到達すると電
動モータ81を停止させるようになっている。。
は、閉動作の開始から電動モータ81の回転速度を速度
1に向かって次第に加速する。速度1に達した後は、そ
の速度を保持し、扉70の移動距離(ストローク)が第
1距離に達すると、速度2に向けて次第に減速する。速
度2まで減速した後、速度2を一定期間保持し、扉70
の移動距離が完閉位置に近い第2距離になると、速度2
からさらに減速する。そして、完閉位置に到達すると電
動モータ81を停止させるようになっている。。
【0049】図6は、上述の速度制御パターンに従って
扉70を閉じる場合における実際の速度特性を示してい
る。なお、扉を閉じる方向に移動させた場合の特性なの
で、モータの回転数を負で表している。また横軸は、ス
トロークではなく移動開始後の経過時間になっている。
図7は、扉70を閉じる場合における実際のトルク特性
を示している。図7では、扉を閉じる方向なので、発生
するトルクを負で表している。縦軸は、最大トルクに対
する発生トルクの割合(パーセント)を示し、横軸は移
動開始後の経過時間になっている。
扉70を閉じる場合における実際の速度特性を示してい
る。なお、扉を閉じる方向に移動させた場合の特性なの
で、モータの回転数を負で表している。また横軸は、ス
トロークではなく移動開始後の経過時間になっている。
図7は、扉70を閉じる場合における実際のトルク特性
を示している。図7では、扉を閉じる方向なので、発生
するトルクを負で表している。縦軸は、最大トルクに対
する発生トルクの割合(パーセント)を示し、横軸は移
動開始後の経過時間になっている。
【0050】図6と図7を対比すると、扉の閉動作を開
始した直後から速度1に至るまでの加速中において、大
きなトルク(最大トルクの約80パーセント)が発生
し、それ以後は、必要なトルクが加速中の約半分程度に
低下することがわかる。
始した直後から速度1に至るまでの加速中において、大
きなトルク(最大トルクの約80パーセント)が発生
し、それ以後は、必要なトルクが加速中の約半分程度に
低下することがわかる。
【0051】図5bのモータトルク特性510は、図7
に示したものの概略を描いたものであり、上限値変更パ
ターン520は、モータトルク特性510に対してある
程度の余裕を持たせた特性になっている。すなわち、速
度1までの加速中は、トルクの上限値を最大トルクの1
00パーセントにし、それ以後はトルクの上限値を最大
トルクの60パーセントに制限している。
に示したものの概略を描いたものであり、上限値変更パ
ターン520は、モータトルク特性510に対してある
程度の余裕を持たせた特性になっている。すなわち、速
度1までの加速中は、トルクの上限値を最大トルクの1
00パーセントにし、それ以後はトルクの上限値を最大
トルクの60パーセントに制限している。
【0052】速度指示出力部230は、扉70を閉じる
とき、図5bに示した上限値変更パターン520に従っ
てトルクの上限値を逐次、トルク制限部240に指示す
る。トルク制限部240は、スルーモードに設定されて
いる場合には、速度指示出力部230からの指示に従
い、扉の閉動作開始時には、トルクの上限値を最大トル
クの100パーセントに設定する。その後、加速されて
扉70の移動速度が速度1になると、速度指示出力部2
30からのトルクを下げる旨の指示が出力され、これに
従い、トルク制限部240は、トルクの上限値を最大ト
ルクの約60パーセントに変更する。
とき、図5bに示した上限値変更パターン520に従っ
てトルクの上限値を逐次、トルク制限部240に指示す
る。トルク制限部240は、スルーモードに設定されて
いる場合には、速度指示出力部230からの指示に従
い、扉の閉動作開始時には、トルクの上限値を最大トル
クの100パーセントに設定する。その後、加速されて
扉70の移動速度が速度1になると、速度指示出力部2
30からのトルクを下げる旨の指示が出力され、これに
従い、トルク制限部240は、トルクの上限値を最大ト
ルクの約60パーセントに変更する。
【0053】トルク制限部240が温度依存モードに設
定されている場合には、速度指示出力部230から指示
された値を、温度センサ51で検知した外気温度で補正
したトルクの上限値を出力する。たとえば、外気温度が
10℃以下等の冬場には、潤滑グリスの粘性が高まるの
で、速度1に至った後におけるトルクの上限値を、速度
指示出力部230から指示されたとおりの60パーセン
トとせず、これを補正して最大トルクの70パーセント
に設定する等である。もちろん、夏場には、指示された
値よりもトルクリミットの上限値を下げるように補正し
てもよい。
定されている場合には、速度指示出力部230から指示
された値を、温度センサ51で検知した外気温度で補正
したトルクの上限値を出力する。たとえば、外気温度が
10℃以下等の冬場には、潤滑グリスの粘性が高まるの
で、速度1に至った後におけるトルクの上限値を、速度
指示出力部230から指示されたとおりの60パーセン
トとせず、これを補正して最大トルクの70パーセント
に設定する等である。もちろん、夏場には、指示された
値よりもトルクリミットの上限値を下げるように補正し
てもよい。
【0054】このように、外気温度や扉の移動状況に応
じて、トルクの上限値を変更するので、外気温度の変化
等にかかわらず、扉の開閉を支障なく行うことができ
る。また、加速中か否か等に応じて、すなわち、実際に
扉を開閉するために必要とされるトルクに応じて、発生
可能なトルクの上限値を逐次変更するので、予定される
最大の負荷にいつでも対応できるようにトルクの上限を
一定の高い値に固定する場合に比べて、人や物を挟み込
んだときにそれらに与える衝撃が小さくなる。また物を
挟み込んだ場合でも、その物を比較的容易に引き抜くこ
とができる。
じて、トルクの上限値を変更するので、外気温度の変化
等にかかわらず、扉の開閉を支障なく行うことができ
る。また、加速中か否か等に応じて、すなわち、実際に
扉を開閉するために必要とされるトルクに応じて、発生
可能なトルクの上限値を逐次変更するので、予定される
最大の負荷にいつでも対応できるようにトルクの上限を
一定の高い値に固定する場合に比べて、人や物を挟み込
んだときにそれらに与える衝撃が小さくなる。また物を
挟み込んだ場合でも、その物を比較的容易に引き抜くこ
とができる。
【0055】以上説明した実施の形態では、温度センサ
51を設けて、外気温度に応じて自動的にトルクの上限
値を変更するようにしたが、たとえば、スイッチ等を設
け、係員が手動で上限値の設定を切り替えるようにして
もよい。また実施の形態では、トルクの上限値を2段階
に変更したが、より多段階に変更するようにしてもよ
い。たとえば、夏場の加速中、夏場の加速中以外、冬場
の加速中、冬場の加速中以外などに区分けして4段階に
調整する等である。
51を設けて、外気温度に応じて自動的にトルクの上限
値を変更するようにしたが、たとえば、スイッチ等を設
け、係員が手動で上限値の設定を切り替えるようにして
もよい。また実施の形態では、トルクの上限値を2段階
に変更したが、より多段階に変更するようにしてもよ
い。たとえば、夏場の加速中、夏場の加速中以外、冬場
の加速中、冬場の加速中以外などに区分けして4段階に
調整する等である。
【0056】トルクの上限値は、扉の制御パターンに従
って変更するほか、扉を開閉する際におけるモータの加
減速状況に応じて変更したり、モータの回転速度に応じ
て変更してもよい。たとえば、加速中と、減速中と、停
止中とでトルクの上限値を変更したり、高速運転時と低
速運転時とでトルクの上限値を変更する等である。
って変更するほか、扉を開閉する際におけるモータの加
減速状況に応じて変更したり、モータの回転速度に応じ
て変更してもよい。たとえば、加速中と、減速中と、停
止中とでトルクの上限値を変更したり、高速運転時と低
速運転時とでトルクの上限値を変更する等である。
【0057】なお、扉70を開閉する際における電動モ
ータ81の速度制御パターンやトルク上限値の切り替え
パターンは、実施の形態で示したものに限定されず、そ
れぞれの扉に適したものを選択すればよい。
ータ81の速度制御パターンやトルク上限値の切り替え
パターンは、実施の形態で示したものに限定されず、そ
れぞれの扉に適したものを選択すればよい。
【0058】このほか、実施の形態では可動ホーム柵装
置60を例に説明したが、モータの駆動力で開閉される
扉であれば、可動ホーム柵装置60に限定されるもので
はない。また扉は必ずしもスライド開閉式のものでなく
てもよい。また実施の形態では、電動モータ81として
ACサーボモータを用いたが、回転速度が制御可能なモ
ータであれば、DCサーボモータなど他の形式のモータ
であってもよい。また実施の形態で示した電動モータ8
1はロータリエンコーダ81aを内蔵しているが、回転
速度を検出する機構を外付けしてもよい。さらにロータ
リエンコーダに代えて、レゾルバを用いてもよい。
置60を例に説明したが、モータの駆動力で開閉される
扉であれば、可動ホーム柵装置60に限定されるもので
はない。また扉は必ずしもスライド開閉式のものでなく
てもよい。また実施の形態では、電動モータ81として
ACサーボモータを用いたが、回転速度が制御可能なモ
ータであれば、DCサーボモータなど他の形式のモータ
であってもよい。また実施の形態で示した電動モータ8
1はロータリエンコーダ81aを内蔵しているが、回転
速度を検出する機構を外付けしてもよい。さらにロータ
リエンコーダに代えて、レゾルバを用いてもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明にかかる扉開閉用モータ駆動装置
および扉自動開閉装置によれば、動作条件等に応じて手
動あるいは自動でトルクの上限値を切り替えるので、動
作条件の変動にかかわらず、扉の開閉を支障なく行うこ
とができるとともに、予定される最大負荷にいつでも対
応し得るようにトルクの上限値を一定値に固定する場合
に比べて、人や物を挟み込んだときにそれらに与える衝
撃が小さくなる。また、物を挟み込んだ場合でも、その
物を比較的容易に引き抜くことができる。
および扉自動開閉装置によれば、動作条件等に応じて手
動あるいは自動でトルクの上限値を切り替えるので、動
作条件の変動にかかわらず、扉の開閉を支障なく行うこ
とができるとともに、予定される最大負荷にいつでも対
応し得るようにトルクの上限値を一定値に固定する場合
に比べて、人や物を挟み込んだときにそれらに与える衝
撃が小さくなる。また、物を挟み込んだ場合でも、その
物を比較的容易に引き抜くことができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る扉開閉用モータ駆
動装置を適用した可動ホーム柵装置の回路構成を示すブ
ロック図である。
動装置を適用した可動ホーム柵装置の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る扉開閉用モータ駆
動装置を適用した可動ホーム柵装置をプラットホームに
設置した状態を示す正面図である。
動装置を適用した可動ホーム柵装置をプラットホームに
設置した状態を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る扉開閉用モータ駆
動装置を適用した可動ホーム柵装置をホームに設置した
状態を示す側面図である。
動装置を適用した可動ホーム柵装置をホームに設置した
状態を示す側面図である。
【図4】温度依存モードに設定した場合における扉の開
閉制御の流れを示す流れ図である。
閉制御の流れを示す流れ図である。
【図5】扉を閉じる際における速度制御パターンとモー
タトルク特性と上限値変更パターンの対応関係を示した
説明図である。
タトルク特性と上限値変更パターンの対応関係を示した
説明図である。
【図6】扉を閉じる際におけるモータの回転速度の変化
の実測値を示す説明図である。
の実測値を示す説明図である。
【図7】扉を閉じる際にモータから発生するトルクの変
化の実測値を示す説明図である。
化の実測値を示す説明図である。
10…プラットホーム 51…温度センサ 60…可動ホーム柵装置 61…戸袋柵 62…収納部 62a…収納口 63…上部フレーム 64…下部フレーム 65…上部案内レール 66…下部案内レール 70…扉 80…駆動部 81…電動モータ 81a…ロータリエンコーダ 82…スクリュー部材 83…ナット部材 91…上段扉ガイドローラ 92…下段扉ガイドシュー 100,110…ハウジング 200…制御盤 210…インターフェース部 220…モータ制御部 230…速度指示出力部 231…制御パターン記憶部 232…速度指示信号 240…トルク制限部 241…トルク上限値信号 250…補償回路増幅器 251…速度ループ制御器 251a…電流指示 252…電流ループ制御器 253…電力増幅器 260…速度信号変換器 261…速度信号 270…電流検出器 271…電流値 300…中央制御装置 501…速度制御パターン 510…モータトルク特性 520…上限値変更パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA09 CA06 DA08 DB08 EA16 EB01 EC03 GA05 GA08 GA10 GB00 GB15 GC06 GD05 GD06 GD07 KA13 KA15 KA16 KA25 5H550 AA20 BB07 DD01 FF02 FF04 FF05 GG03 GG05 JJ30 LL07 LL22 LL37 5H570 AA22 BB08 DD01 FF02 FF04 FF05 GG01 JJ30 LL02 LL17
Claims (8)
- 【請求項1】扉を開閉するためのモータを駆動する扉開
閉用モータ駆動装置において、前記モータの発生するト
ルクを所定の上限値以下に制限するトルク制限手段を備
え、 前記トルク制限手段は、前記上限値を少なくとも2種類
に変更し得るものであることを特徴とする扉開閉用モー
タ駆動装置。 - 【請求項2】扉を開閉するためのモータを駆動する扉開
閉用モータ駆動装置において、 前記モータの発生するトルクを所定の上限値以下に制限
するトルク制限手段を備え、 前記トルク制限手段は、前記扉を開閉する際の動作条件
に応じて前記上限値を変更するものであることを特徴と
する扉開閉用モータ駆動装置。 - 【請求項3】周囲温度に応じて前記上限値を変更するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の扉開閉用モー
タ駆動装置。 - 【請求項4】前記扉を開閉する際における前記モータの
加減速状況に応じて前記上限値を変更することを特徴と
する請求項1、2または3に記載の扉開閉用モータ駆動
装置。 - 【請求項5】前記モータの回転速度に応じて前記上限値
を変更することを特徴とする請求項1、2、3または4
に記載の扉開閉用モータ駆動装置。 - 【請求項6】前記扉を開閉する間、所定の変更パターン
に従って前記上限値を逐次変更することを特徴とする請
求項1、2、3、4または5に記載の扉開閉用モータ駆
動装置。 - 【請求項7】前記請求項1、2、3、4、5または6に
記載の扉開閉用モータ駆動装置を備えた扉自動開閉装
置。 - 【請求項8】プラットホーム上の側縁に沿って立設さ
れ、列車の通る軌道側とプラットホーム側とを仕切ると
ともに所定の乗降箇所にスライド式の扉を有する可動ホ
ーム柵装置であることを特徴とする請求項7に記載の扉
自動開閉装置。
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JP2000039879A JP2001231281A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 扉開閉用モータ駆動装置および扉自動開閉装置 |
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JP2000039879A JP2001231281A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 扉開閉用モータ駆動装置および扉自動開閉装置 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100309 |