JP2001227419A - 燃料改質装置用燃焼器 - Google Patents
燃料改質装置用燃焼器Info
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Abstract
置用燃焼器を提供する。 【解決手段】燃料改質装置に熱を供給する燃焼器100
であって、燃焼用空気101を予熱する電熱式ヒータ1
02と、電熱式ヒータの下流に燃料を噴射する燃料噴射
器106と、予熱された燃焼用空気103と燃料噴射器
106から噴射された燃料107とを混合する混合室1
05と、混合室105の下流に設けられ多数のメッシュ
孔を有する伝熱メッシュ108,109と、伝熱メッシ
ュ108,109の下流に設けられた触媒燃焼器111
と、を備える。
Description
等に用いて好ましい燃料改質装置用燃焼器に関し、特に
燃料改質装置の改質器に熱を供給するための燃焼器に関
する。
素リッチガスを供給し、陽極側に空気などの酸素含有ガ
スを供給することにより、両電極で生じる電気化学反応
を利用して起電力を得る燃料電池が、車両用駆動電源と
して検討されている。
種々の燃料改質装置が知られているが、その一つとし
て、メタノール等の炭化水素ガス(改質燃料)と水蒸気
とを反応させて下記(1)式の如く水素含有ガスを得
る、いわゆる水蒸気改質反応を利用したものがある。
起きるが、吸熱反応であるため燃料改質装置に燃焼器を
設けて加熱しなければならない(たとえば、特開平10
−297903号公報参照)。
改質装置において、始動時に火炎式燃焼器を使用したも
のは、その排気ガスが著しく汚いという問題があり、し
かも高温燃焼を行うため、酸化窒素化合物NOxが発生
するという問題があった。
動時に噴射弁等により微粒化された燃料を直接火炎にし
て燃焼させるか、あるいは、直接触媒燃焼器に噴射して
燃焼させていたため、燃料粒子の付近においては、局所
的に燃焼リッチな部分が生じ、この部分で燃焼温度が上
昇して、NOxが発生してしまう。
鑑みてなされたものであり、酸化窒素化合物の発生を抑
制できる燃料改質装置用燃焼器を提供することを目的と
する。
るために、請求項1記載の発明によれば、燃料改質装置
に熱を供給する燃焼器であって、燃焼用ガスを予熱する
電熱式ヒータと、前記電熱式ヒータの下流に燃料を噴射
する燃料噴射器と、前記予熱された燃焼用ガスと前記燃
料噴射器から噴射された燃料とを混合する混合室と、前
記混合室の下流に設けられ多数のメッシュ孔を有する伝
熱メッシュと、前記伝熱メッシュの下流に設けられた触
媒燃焼器と、を備えた燃焼器が提供される。
置の始動時などにおいて、予熱された燃焼用ガスが、そ
の下流に設けられた伝熱メッシュを加熱し、噴射された
燃料はこの伝熱メッシュによってトラップされ、当該伝
熱メッシュの表面で完全に気化されることになる。
の下流の触媒燃焼器に送られ、ここで気相燃焼を行うこ
とになる。その結果、局所的に燃焼リッチな場所ができ
ず、局所的な燃焼温度を防止することができ、酸化窒素
化合物NOxの発生がない、清浄な燃焼を行うことがで
きる。
いが、請求項2記載の発明のように、前記伝熱メッシュ
は、上流側に設けられ相対的に大径のメッシュ孔を有す
る第1の伝熱メッシュと、前記第1の伝熱メッシュの下
流側に設けられ相対的に小径のメッシュ孔を有する第2
の伝熱メッシュと、を少なくとも含むことがより好まし
い。
混合された予熱燃焼用ガスと燃料とは、まず最初に第1
の伝熱メッシュを通過するが、燃料の一部分は第1の伝
熱メッシュにトラップされ、このとき第1の伝熱メッシ
ュは、予熱された燃焼用ガスによって加熱されているこ
とから、トラップされた燃料はこの第1の伝熱メッシュ
で気化して、燃料蒸気となる。また、この第1の伝熱メ
ッシュで気化されずに通過した燃料は、その下流に設け
られた小径のメッシュ孔を有する第2の伝熱メッシュに
よってトラップされる。このように、噴射燃料を段階的
にトラップすることでトラップ率を高めることができる
と同時に、伝熱メッシュの目詰まりを防止することがで
きる。
改質装置に熱を供給する燃焼器であって、燃焼用ガスを
予熱する電熱式ヒータと、前記電熱式ヒータの下流に燃
料を噴射する燃料噴射器と、前記予熱された燃焼用ガス
と前記燃料噴射器から噴射された燃料とを混合する混合
室と、前記混合室の下流の流路が少なくとも蛇行する流
路を含むように設けられた複数の伝熱体と、前記伝熱体
の下流に設けられた触媒燃焼器と、を備えた燃焼器が提
供される。
置の始動時などにおいて、予熱された燃焼用ガスが、そ
の下流に設けられた伝熱体を加熱し、噴射された燃料は
下流に向かって蛇行しながら流下することになる。この
蛇行流によって、噴射燃料は徐々にトラップされ、燃料
粒子が完全に気化される。
の下流の触媒燃焼器に送られ、ここで気相燃焼を行うこ
とになる。その結果、局所的に燃焼リッチな場所ができ
ず、局所的な燃焼温度を防止することができ、酸化窒素
化合物NOxの発生がない、清浄な燃焼を行うことがで
きる。
体の具体的構成は特に限定されず、請求項4記載の発明
のように伝熱体を平板としても、請求項5記載の発明の
ように伝熱体を多数のメッシュ孔を有する伝熱メッシュ
としても、或いは請求項6記載の発明のように伝熱体を
複数のハニカム状孔を有する伝熱ハニカムとしても良
い。
板とすれば、特に燃料粒子が大きく、予熱された燃焼用
ガスの気流に乗り難く、気化し難い場合に有効である。
すなわち、燃料粒子が熱容量の大きな平板に直接衝突す
るので、燃料粒子に大きな熱量を与えることができ、こ
れにより完全に気化できる。
体を多数のメッシュ孔を有する伝熱メッシュとすれば、
燃料粒子は、当該伝熱メッシュにトラップされる部分
と、トラップされないで蛇行しながら燃焼用ガスと燃料
粒子との相対速度が増加する部分とに別れ、それぞれの
部分において燃料粒子が完全に気化されることになる。
熱体を複数のハニカム状孔を有する伝熱ハニカムとすれ
ば、噴射燃料はこの伝熱ハニカムにトラップされ、その
内部で完全に気化されることになる。
7記載の発明によれば、燃料改質装置に熱を供給する燃
焼器であって、燃焼用ガスを予熱する電熱式ヒータと、
前記電熱式ヒータの下流に燃料を噴射する燃料噴射器
と、前記予熱された燃焼用ガスと前記燃料噴射器から噴
射された燃料とを混合する混合室と、前記混合室の下流
に設けられ、中央に通孔を有するとともにその周囲に多
数のメッシュ孔を有する第1の伝熱メッシュと、前記第
1の伝熱メッシュの下流に設けられ、前記第1の伝熱メ
ッシュの通孔に対応する部分に多数のメッシュ孔を有す
るとともにその周囲に通孔を有する第2の伝熱メッシュ
と、前記第2の伝熱メッシュの下流に設けられた触媒燃
焼器と、を備えた燃焼器が提供される。
メッシュはその中央に通孔を有し、その下流に設けられ
た第2の伝熱メッシュは、第1の伝熱メッシュの通孔に
対応する部分に多数のメッシュ孔を有するので、燃料噴
射器による燃料の噴霧がホロコーン状(ほぼ円錐状)に
広がり、十分に混合されない場合に特に有効である。す
なわち、ホロコーン状に広がった部分に第1の伝熱メッ
シュのメッシュ孔があるため、この部分で燃料粒子をト
ラップして気化させることができる。こうして気化され
た燃料は、燃焼用ガスとともに当該第1の伝熱メッシュ
の通孔を通過し、下流にある第2の伝熱メッシュのメッ
シュ孔で燃料と燃焼用ガスが衝突する。これにより、円
周方向に均一にガスを分散させることができ、触媒燃焼
器へ均一な流れとして供給することができる。
よれば、伝熱メッシュにて燃料粒子を完全に気化できる
結果、局所的に燃焼リッチな場所ができず、局所的な燃
焼温度を防止することができ、酸化窒素化合物NOxの
発生がない、清浄な燃焼を行うことができる。
ば、噴射燃料を段階的にトラップすることでトラップ率
を高めることができると同時に、伝熱メッシュの目詰ま
りを防止することができる。
粒子が熱容量の大きな平板に直接衝突するので、燃料粒
子に大きな熱量を与えることができ、これにより完全に
気化できる。
方向に均一にガスを分散させることができ、触媒燃焼器
へ均一な流れとして供給することができる。
基づいて説明する。第1実施形態(請求項1および2) 図1は本発明の燃焼器の第1実施形態を示す断面図、図
2は同実施形態に係る燃焼器の伝熱メッシュを示す斜視
図である。
態の燃焼器100は円筒状のケーシング130を有し、
このケーシング130の上流側に、燃焼用空気(本発明
の燃焼用ガスに相当する。)101を取り入れるための
入口131が形成され、この入口131の下流に、燃焼
用空気を予熱するための電気式ヒータ102が設けられ
ている。また、同図においてケーシング130の左端に
は、メタノールなどの燃料を噴射する燃料噴射器106
が設けられ、ここに形成された混合室105へ燃料を噴
射する。
空気101は、電気式ヒータ102によってプレヒート
され、このプレヒートされた燃焼用空気103は導入路
104を通って混合室105へと導入され、ここで燃料
噴射弁106から噴射された燃料と混合する。
08(本発明の第1の伝熱メッシュに相当する。)と細
伝熱メッシュ109(本発明の第2の伝熱メッシュに相
当する。)とが、幾らかの間隔をおいて設けられてい
る。これら粗伝熱メッシュ108および細伝熱メッシュ
109は、図2に示すようにケーシング130の断面全
域に渡って設けられている。さらに、細伝熱メッシュ1
09の下流には、触媒燃焼器111が設けられている。
燃料107と燃焼用空気103は、まず最初に、下流に
設けられた粗伝熱メッシュ108に至り、燃焼用空気1
03は粗伝熱メッシュ108を通過するが、噴霧燃料1
07は粗伝熱メッシュ108にトラップされる。この
際、燃焼用空気は電気式ヒータ102にて加熱されてい
るので、粗伝熱メッシュ108はこの燃焼用空気103
によって加熱され、トラップされた噴霧燃料107はそ
こで気化して、燃料蒸気となる。
れなかった噴霧燃料107があっても、その下流に設け
られた細伝熱メッシュ109によってトラップされ、噴
霧燃料107は全て気化される。
混合されて、さらに下流に設けられた触媒燃焼器111
に至るが、2つの伝熱メッシュ108,109によって
完全に気化しているので気相燃焼が可能となり、酸化窒
素化合物NOxの生成がない、きわめて清浄な燃焼が可
能となる。
発生された排気熱は、図示しない蒸発器の熱源等として
使われる。この種の蒸発器は、改質器の原料となる燃料
(メタノール)および水を気化させるためのものであ
り、この気化された原料蒸気が改質部にて触媒反応を起
こして水素を発生させ、燃料電池に供給する。
4は同実施形態に示す燃焼器の伝熱体(伝熱メッシュ)
を示す斜視図である。
態の燃焼器100は円筒状のケーシング130を有し、
このケーシング130の上流側に、燃焼用空気(本発明
の燃焼用ガスに相当する。)101を取り入れるための
入口131が形成され、この入口131の下流に、燃焼
用空気を予熱するための電気式ヒータ102が設けられ
ている。また、同図においてケーシング130の左端に
は、メタノールなどの燃料を噴射する燃料噴射器106
が設けられ、ここに形成された混合室105へ燃料を噴
射する。
空気101は、電気式ヒータ102によってプレヒート
され、このプレヒートされた燃焼用空気103は導入路
104を通って混合室105へと導入され、ここで燃料
噴射弁106から噴射された燃料をと混合する。
シュ112,114,115,116(本発明の伝熱体
に相当する。)が、幾らかの間隔をおいて設けられてい
る。また、図4に示すように、それぞれの伝熱メッシュ
の一側が削落されて、通路113,117,118,1
19が形成されている。これら各伝熱メッシュ112,
114,115,116の一側に形成される通路11
3、117,118,119は、混合室105から流下
した燃料と燃焼用空気との混合気体が蛇行するように千
鳥状に配置されている。さらに、伝熱メッシュ116の
下流には、触媒燃焼器111が設けられている。
空気103と噴霧燃料107はその下流にある1段目の
伝熱メッシュ112に到達し、そのほとんどは当該伝熱
メッシュ112に衝突するが、一部は通路113を通っ
て2段目の伝熱メッシュ114に衝突し、あるいは通路
117を通過して次の3段目の伝熱メッシュ115に衝
突する。これを繰り返し、最終的に4段目の伝熱メッシ
ュ116と、通路119を通過する。
2、114,115,116のどれかで噴霧燃料は全て
気化されることになる。また、燃焼用空気103は、通
路113,117,118を通過する際に、強制的に流
れの向きが変えられるため、燃焼用空気103と噴霧燃
料との相対速度差が増し、これにより、熱伝達率が増加
して、空気の熱による噴霧燃料107の気化がより促進
される。このように、各伝熱メッシュ112,114,
115,116での噴霧燃料107の気化と、通路11
3,117,118,119での熱伝達率の向上による
噴霧燃料107の気化とによって、より確実に噴霧燃料
107を気化することができる。
6は同実施形態に係る燃焼器の伝熱体(伝熱板)を示す
斜視図である。
シュ112,114,115,116の材料がプレーン
な板、すなわち平板120,121,122,123に
代わったものであり、それ以外の構成については、第2
実施形態と同様である。
次のような効果がある。すなわち、噴霧燃料107の粒
径が比較的大きな場合に、伝熱メッシュであると燃料粒
子がトラップされずにそのままミスト状態で触媒燃焼器
111に到達することがある。そこで、粒径の大きな噴
霧燃料107を確実に伝熱板120,121,122,
123で確実に受け止め、これを気化をさせることが本
例の目的である。また、伝熱体を平板とすることで、熱
容量が大きくなり、これに衝突した噴射燃料の気化速度
および気化率がより向上することになる。
る。本例は、上述した第1実施形態における伝熱メッシ
ュ108,109が伝熱ハニカム124,125,12
6に代わったものであり、それ以外の構成については、
第1実施形態と同様である。
4,125,126につき、上流側の伝熱ハニカムの方
が下流側の伝熱ハニカムに比べてハニカムの目の粗さが
粗く設定されている。その意味で、124を粗伝熱ハニ
カム、125を中粗伝熱ハニカム、126を細粗伝熱ハ
ニカムと称する。
ニカム125および細伝熱ハニカム126により、混合
室105から流下した噴霧燃料107が粗い粒子から順
に気化し、最終的には全て気化したのち燃焼触媒111
に供給されることになる。本例では、第1実施形態の伝
熱メッシュ108,109に比べて、伝熱面積を多く取
れるので、より気化し易いといった利点がある。
9は同実施形態の燃焼器の伝熱メッシュを示す斜視図で
ある。
熱メッシュ108,109が中空伝熱メッシュ127お
よび外周通路伝熱メッシュ128(図9も参照)に代わ
ったものであり、それ以外の構成については、第1実施
形態と同様である。
ン状に拡散して、十分にミキシングされずに下流に到達
する場合、特に燃料噴射器106と伝熱メッシュ127
との距離が十分に取れない場合に効果を発揮する。すな
わち、ホロコーン状に拡散した噴霧燃料107は、その
まま環状に広がり、中空伝熱メッシュ127に到達して
気化され、燃焼用空気103とともに、通路129を通
って、下流にある外周通路伝熱メッシュ128に衝突
し、そこで中心部に集中したガス流れを拡散して、燃焼
触媒111に円周方向に対して均等にガスを分布して供
給を行うことができる。これにより、円周方向に均一な
燃焼が可能になるとともに、伝熱メッシュ127と燃料
噴射器106間の距離を充分に取れない場合に有効とな
る。
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
ある。
る。
ある。
斜視図である。
ある。
である。
ある。
ある。
る。
体) 120,121,122,123…伝熱板(伝熱体) 123,125,126…伝熱ハニカム(伝熱体) 127…中空伝熱メッシュ(第1の伝熱メッシュ) 128…外周通路伝熱メッシュ(第2の伝熱メッシュ)
Claims (7)
- 【請求項1】燃料改質装置に熱を供給する燃焼器であっ
て、燃焼用ガスを予熱する電熱式ヒータと、前記電熱式
ヒータの下流に燃料を噴射する燃料噴射器と、前記予熱
された燃焼用ガスと前記燃料噴射器から噴射された燃料
とを混合する混合室と、前記混合室の下流に設けられ多
数のメッシュ孔を有する伝熱メッシュと、前記伝熱メッ
シュの下流に設けられた触媒燃焼器と、を備えた燃焼
器。 - 【請求項2】前記伝熱メッシュは、上流側に設けられ相
対的に大径のメッシュ孔を有する第1の伝熱メッシュ
と、前記第1の伝熱メッシュの下流側に設けられ相対的
に小径のメッシュ孔を有する第2の伝熱メッシュと、を
少なくとも含む請求項1記載の燃焼器。 - 【請求項3】燃料改質装置に熱を供給する燃焼器であっ
て、燃焼用ガスを予熱する電熱式ヒータと、前記電熱式
ヒータの下流に燃料を噴射する燃料噴射器と、前記予熱
された燃焼用ガスと前記燃料噴射器から噴射された燃料
とを混合する混合室と、前記混合室の下流の流路が少な
くとも蛇行する流路を含むように設けられた複数の伝熱
体と、前記伝熱体の下流に設けられた触媒燃焼器と、を
備えた燃焼器。 - 【請求項4】前記伝熱体が、平板である請求項3記載の
燃焼器。 - 【請求項5】前記伝熱体が、多数のメッシュ孔を有する
伝熱メッシュである請求項3記載の燃焼器。 - 【請求項6】前記伝熱体が、複数のハニカム状孔を有す
る伝熱ハニカムである請求項3記載の燃焼器。 - 【請求項7】燃料改質装置に熱を供給する燃焼器であっ
て、 燃焼用ガスを予熱する電熱式ヒータと、 前記電熱式ヒータの下流に燃料を噴射する燃料噴射器
と、 前記予熱された燃焼用ガスと前記燃料噴射器から噴射さ
れた燃料とを混合する混合室と、 前記混合室の下流に設けられ、中央に通孔を有するとと
もにその周囲に多数のメッシュ孔を有する第1の伝熱メ
ッシュと、 前記第1の伝熱メッシュの下流に設けられ、前記第1の
伝熱メッシュの通孔に対応する部分に多数のメッシュ孔
を有するとともにその周囲に通孔を有する第2の伝熱メ
ッシュと、 前記第2の伝熱メッシュの下流に設けられた触媒燃焼器
と、を備えた燃焼器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000041195A JP3572395B2 (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 燃料改質装置用燃焼器 |
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---|---|---|---|
JP2000041195A JP3572395B2 (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 燃料改質装置用燃焼器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001227419A true JP2001227419A (ja) | 2001-08-24 |
JP3572395B2 JP3572395B2 (ja) | 2004-09-29 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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