JP2001225651A - 水田作業機の変速操作構造 - Google Patents
水田作業機の変速操作構造Info
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- JP2001225651A JP2001225651A JP2000037977A JP2000037977A JP2001225651A JP 2001225651 A JP2001225651 A JP 2001225651A JP 2000037977 A JP2000037977 A JP 2000037977A JP 2000037977 A JP2000037977 A JP 2000037977A JP 2001225651 A JP2001225651 A JP 2001225651A
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- deceleration
- depressing
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速走行中の操作ペダルの踏み込み操作で機
体を減速あるいは走行停止させた後の増速又は走行再開
時に機体が急加速あるいは急発進する不都合や主クラッ
チの摩擦板が焼けるなどの不都合が発生することを防止
するとともに、旋回操作性の向上を図れるようにする。 【解決手段】 走行機体に備えた操作ペダル64の踏み
込み操作による減速領域への移動に連動して車速設定手
段Aを減速操作する減速連動機構Cを備えた。
体を減速あるいは走行停止させた後の増速又は走行再開
時に機体が急加速あるいは急発進する不都合や主クラッ
チの摩擦板が焼けるなどの不都合が発生することを防止
するとともに、旋回操作性の向上を図れるようにする。 【解決手段】 走行機体に備えた操作ペダル64の踏み
込み操作による減速領域への移動に連動して車速設定手
段Aを減速操作する減速連動機構Cを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体に操作ペ
ダルを備えた水田作業機の変速操作構造に関する。
ダルを備えた水田作業機の変速操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような水田作業機の変速操
作構造において、エンジンのアクセルや変速装置などの
車速設定手段は、主クラッチペダルやブレーキペダルな
どの操作ペダルの踏み込み操作に係わらず、アクセルレ
バーや変速レバーなどの専用の手動操作具にて設定され
た車速設定状態を維持するようになっていた。
作構造において、エンジンのアクセルや変速装置などの
車速設定手段は、主クラッチペダルやブレーキペダルな
どの操作ペダルの踏み込み操作に係わらず、アクセルレ
バーや変速レバーなどの専用の手動操作具にて設定され
た車速設定状態を維持するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術によると、車速設定手段を高速側に設定した高
速走行中に主クラッチペダルやブレーキペダルなどの操
作ペダルを踏み込み操作して機体を減速あるいは走行停
止させた後に、その踏み込み操作を機体の増速や走行再
開のために解除すると、高速回転している伝動上手側の
伝動体と制動減速あるいは制動停止されていた伝動下手
側の伝動体とが主クラッチの作動によって接続されるよ
うになることから、機体が急加速あるいは急発進する不
都合を招くとともに主クラッチの摩擦板が焼けるなどの
不都合を招き易くなっていた。
従来技術によると、車速設定手段を高速側に設定した高
速走行中に主クラッチペダルやブレーキペダルなどの操
作ペダルを踏み込み操作して機体を減速あるいは走行停
止させた後に、その踏み込み操作を機体の増速や走行再
開のために解除すると、高速回転している伝動上手側の
伝動体と制動減速あるいは制動停止されていた伝動下手
側の伝動体とが主クラッチの作動によって接続されるよ
うになることから、機体が急加速あるいは急発進する不
都合を招くとともに主クラッチの摩擦板が焼けるなどの
不都合を招き易くなっていた。
【0004】又、水田作業機が畦際で機体を旋回させる
枕地旋回時に作業装置を浮上させることのある田植機な
どである場合には、車速設定手段を高速側に設定した高
速作業走行中での枕地旋回時に、車速設定手段の減速操
作と作業装置の上昇操作とステアリングホイールの回動
操作のそれぞれを手動で行う必要があることから、枕地
旋回操作が煩わしいものになるとともに、思うような枕
地旋回が行えずに条合わせに手こずる不都合を招き易く
なっていた。
枕地旋回時に作業装置を浮上させることのある田植機な
どである場合には、車速設定手段を高速側に設定した高
速作業走行中での枕地旋回時に、車速設定手段の減速操
作と作業装置の上昇操作とステアリングホイールの回動
操作のそれぞれを手動で行う必要があることから、枕地
旋回操作が煩わしいものになるとともに、思うような枕
地旋回が行えずに条合わせに手こずる不都合を招き易く
なっていた。
【0005】本発明の目的は、高速走行中の操作ペダル
の踏み込み操作で機体を減速あるいは走行停止させた後
の増速又は走行再開時に機体が急加速あるいは急発進す
る不都合や主クラッチの摩擦板が焼けるなどの不都合が
発生することを防止するとともに、旋回操作性の向上を
図れるようにすることにある。
の踏み込み操作で機体を減速あるいは走行停止させた後
の増速又は走行再開時に機体が急加速あるいは急発進す
る不都合や主クラッチの摩擦板が焼けるなどの不都合が
発生することを防止するとともに、旋回操作性の向上を
図れるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔構成〕上記目的を達成
するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、走
行機体に備えた操作ペダルの踏み込み操作による減速領
域への移動に連動して車速設定手段を減速操作する減速
連動機構を備えた。
するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、走
行機体に備えた操作ペダルの踏み込み操作による減速領
域への移動に連動して車速設定手段を減速操作する減速
連動機構を備えた。
【0007】〔作用〕上記請求項1記載の発明による
と、踏み込み操作によって減速領域に移動する例えば主
クラッチペダルやブレーキペダルなどの操作ペダルを踏
み込み操作すると、その操作に連動して減速連動機構が
車速設定手段を減速操作するようになる。
と、踏み込み操作によって減速領域に移動する例えば主
クラッチペダルやブレーキペダルなどの操作ペダルを踏
み込み操作すると、その操作に連動して減速連動機構が
車速設定手段を減速操作するようになる。
【0008】これによって、車速設定手段を高速側に設
定した高速走行中に操作ペダルを踏み込み操作して機体
を減速あるいは走行停止させた後に、その踏み込み操作
を機体の増速や走行再開のために解除した場合には、機
体を減速又は走行停止させる際の操作ペダルの踏み込み
操作に連動して車速設定手段が既に減速操作されてお
り、主クラッチの入り作動には、その減速操作によって
回転数が低下している伝動上手側の伝動体と、制動減速
又は制動停止されていた伝動下手側の伝動体とが接続さ
れるようになることから、機体の増速時や走行再開時に
機体が急加速又は急発進する不都合や主クラッチの摩擦
板が焼けるなどの不都合が発生することを防止できるよ
うになる。
定した高速走行中に操作ペダルを踏み込み操作して機体
を減速あるいは走行停止させた後に、その踏み込み操作
を機体の増速や走行再開のために解除した場合には、機
体を減速又は走行停止させる際の操作ペダルの踏み込み
操作に連動して車速設定手段が既に減速操作されてお
り、主クラッチの入り作動には、その減速操作によって
回転数が低下している伝動上手側の伝動体と、制動減速
又は制動停止されていた伝動下手側の伝動体とが接続さ
れるようになることから、機体の増速時や走行再開時に
機体が急加速又は急発進する不都合や主クラッチの摩擦
板が焼けるなどの不都合が発生することを防止できるよ
うになる。
【0009】又、車速設定手段を高速側に設定した高速
走行中に機体を旋回させる場合には、操作ペダルの踏み
込み操作によって車速設定手段の減速操作を行えること
から、ステアリングホイールの回動操作などに加えて車
速設定手段の減速操作をも手動で行う場合に比較して旋
回操作性の向上を図れるようになり、これによって、作
業装置の上昇操作をも手動で行うことのある枕地旋回時
に、思うような旋回が行えずに条合わせに手こずるとい
った不都合を招くこともない。
走行中に機体を旋回させる場合には、操作ペダルの踏み
込み操作によって車速設定手段の減速操作を行えること
から、ステアリングホイールの回動操作などに加えて車
速設定手段の減速操作をも手動で行う場合に比較して旋
回操作性の向上を図れるようになり、これによって、作
業装置の上昇操作をも手動で行うことのある枕地旋回時
に、思うような旋回が行えずに条合わせに手こずるとい
った不都合を招くこともない。
【0010】〔効果〕従って、高速走行中の操作ペダル
の踏み込み操作で機体を減速あるいは走行停止させた後
の増速又は走行再開時に機体が急加速又は急発進する不
都合や主クラッチの摩擦板が焼けるなどの不都合が発生
することを防止できる上に、旋回操作性の向上をも図れ
るようになった。
の踏み込み操作で機体を減速あるいは走行停止させた後
の増速又は走行再開時に機体が急加速又は急発進する不
都合や主クラッチの摩擦板が焼けるなどの不都合が発生
することを防止できる上に、旋回操作性の向上をも図れ
るようになった。
【0011】〔構成〕本発明のうちの請求項2記載の発
明では、走行機体に、踏み込み操作によって主クラッチ
を切り状態に切り換えるとともに走行ブレーキを制動状
態に切り換える単一の主クラッチ・ブレーキペダルを配
備し、かつ、該主クラッチ・ブレーキペダルの踏み込み
操作に連動して車速設定手段を減速操作する減速連動機
構を備えた。
明では、走行機体に、踏み込み操作によって主クラッチ
を切り状態に切り換えるとともに走行ブレーキを制動状
態に切り換える単一の主クラッチ・ブレーキペダルを配
備し、かつ、該主クラッチ・ブレーキペダルの踏み込み
操作に連動して車速設定手段を減速操作する減速連動機
構を備えた。
【0012】〔作用〕上記請求項2記載の発明による
と、単一の主クラッチ・ブレーキペダルを踏み込み操作
するだけの極簡単な操作によって、主クラッチの切り状
態への切り換えと走行ブレーキの制動状態への切り換え
とを行えることから、機体を制動させる際の操作性の向
上を図れるようになり、又、主クラッチペダルとブレー
キペダルの双方を配備する場合に比較して、走行機体に
おける搭乗運転部の足元空間を無理なく広くすることが
できるので、搭乗運転部での居住性の向上を図れるよう
になる。
と、単一の主クラッチ・ブレーキペダルを踏み込み操作
するだけの極簡単な操作によって、主クラッチの切り状
態への切り換えと走行ブレーキの制動状態への切り換え
とを行えることから、機体を制動させる際の操作性の向
上を図れるようになり、又、主クラッチペダルとブレー
キペダルの双方を配備する場合に比較して、走行機体に
おける搭乗運転部の足元空間を無理なく広くすることが
できるので、搭乗運転部での居住性の向上を図れるよう
になる。
【0013】しかも、ボンネットの左右に乗降ステップ
を配設してあるものにおいては、主クラッチペダルとブ
レーキペダルの双方を配備する場合のように、主クラッ
チペダルとブレーキペダルとを走行機体の左右に振り分
け配備する必要がないことから、主クラッチ・ブレーキ
ペダルが配備されない側の乗降ステップを利用した機体
前方からの乗降を行い易くすることができるようにな
る。
を配設してあるものにおいては、主クラッチペダルとブ
レーキペダルの双方を配備する場合のように、主クラッ
チペダルとブレーキペダルとを走行機体の左右に振り分
け配備する必要がないことから、主クラッチ・ブレーキ
ペダルが配備されない側の乗降ステップを利用した機体
前方からの乗降を行い易くすることができるようにな
る。
【0014】その上、主クラッチ・ブレーキペダルの踏
み込み操作に連動して減速連動機構が車速設定手段を減
速操作するようになることから、車速設定手段を高速側
に設定した高速走行中に主クラッチ・ブレーキペダルを
踏み込み操作して機体を減速あるいは走行停止させた後
に、その踏み込み操作を機体の増速や走行再開のために
解除した場合には、機体を減速又は走行停止させる際の
主クラッチ・ブレーキペダルの踏み込み操作に連動して
車速設定手段が既に減速操作されており、主クラッチの
入り作動時には、その減速操作によって回転数が低下し
ている伝動上手側の伝動体と、制動減速又は制動停止さ
れていた伝動下手側の伝動体とが接続されるようになる
ことから、機体の増速時や走行再開時に機体が急加速又
は急発進する不都合や主クラッチの摩擦板が焼けるなど
の不都合が発生することを防止できるようになる。
み込み操作に連動して減速連動機構が車速設定手段を減
速操作するようになることから、車速設定手段を高速側
に設定した高速走行中に主クラッチ・ブレーキペダルを
踏み込み操作して機体を減速あるいは走行停止させた後
に、その踏み込み操作を機体の増速や走行再開のために
解除した場合には、機体を減速又は走行停止させる際の
主クラッチ・ブレーキペダルの踏み込み操作に連動して
車速設定手段が既に減速操作されており、主クラッチの
入り作動時には、その減速操作によって回転数が低下し
ている伝動上手側の伝動体と、制動減速又は制動停止さ
れていた伝動下手側の伝動体とが接続されるようになる
ことから、機体の増速時や走行再開時に機体が急加速又
は急発進する不都合や主クラッチの摩擦板が焼けるなど
の不都合が発生することを防止できるようになる。
【0015】又、車速設定手段を高速側に設定した高速
走行中に機体を旋回させる場合には、主クラッチ・ブレ
ーキペダルの踏み込み操作によって車速設定手段の減速
操作を行えることから、ステアリングホイールの回動操
作などに加えて車速設定手段の減速操作をも手動で行う
場合に比較して旋回操作性の向上を図れるようになり、
これによって、作業装置の上昇操作をも手動で行うこと
のある枕地旋回時に、思うような旋回が行えずに条合わ
せに手こずるといった不都合を招くこともない。
走行中に機体を旋回させる場合には、主クラッチ・ブレ
ーキペダルの踏み込み操作によって車速設定手段の減速
操作を行えることから、ステアリングホイールの回動操
作などに加えて車速設定手段の減速操作をも手動で行う
場合に比較して旋回操作性の向上を図れるようになり、
これによって、作業装置の上昇操作をも手動で行うこと
のある枕地旋回時に、思うような旋回が行えずに条合わ
せに手こずるといった不都合を招くこともない。
【0016】〔効果〕従って、搭乗運転部での居住性並
びに制動操作性の向上を図れるとともに、乗降ステップ
を利用した機体前方からの乗降を行い易くすることがで
きる上に、高速走行中の主クラッチ・ブレーキペダルの
踏み込み操作で機体を減速又は走行停止させた後の増速
や走行再開時に機体が急加速又は急発進する不都合や主
クラッチの摩擦板が焼けるなどの不都合が発生すること
を防止でき、更に、旋回操作性の向上をも図れるように
なった。
びに制動操作性の向上を図れるとともに、乗降ステップ
を利用した機体前方からの乗降を行い易くすることがで
きる上に、高速走行中の主クラッチ・ブレーキペダルの
踏み込み操作で機体を減速又は走行停止させた後の増速
や走行再開時に機体が急加速又は急発進する不都合や主
クラッチの摩擦板が焼けるなどの不都合が発生すること
を防止でき、更に、旋回操作性の向上をも図れるように
なった。
【0017】〔構成〕本発明のうちの請求項3記載の発
明では、上記請求項1又は2記載の発明において、前記
車速設定手段を静油圧式無段変速装置とした。
明では、上記請求項1又は2記載の発明において、前記
車速設定手段を静油圧式無段変速装置とした。
【0018】〔作用〕上記請求項3記載の発明による
と、操作ペダルの踏み込み操作に連動して静油圧式無段
変速装置が減速操作されるようになることから、エンジ
ンのアクセルを減速操作する場合に発生するパワーダウ
ンや、静油圧式無段変速装置の入力回転数が低下するこ
とに起因した静油圧式無段変速装置の能力の低下を回避
できるようになる。
と、操作ペダルの踏み込み操作に連動して静油圧式無段
変速装置が減速操作されるようになることから、エンジ
ンのアクセルを減速操作する場合に発生するパワーダウ
ンや、静油圧式無段変速装置の入力回転数が低下するこ
とに起因した静油圧式無段変速装置の能力の低下を回避
できるようになる。
【0019】〔効果〕従って、パワーダウンや静油圧式
無段変速装置の能力の低下を招くことなく、高速走行中
の操作ペダルの踏み込み操作で機体を減速あるいは走行
停止させた後の増速又は走行再開時に機体が急加速又は
急発進する不都合や主クラッチの摩擦板が焼けるなどの
不都合が発生することを防止できるとともに、旋回操作
性の向上を図れるようになった。
無段変速装置の能力の低下を招くことなく、高速走行中
の操作ペダルの踏み込み操作で機体を減速あるいは走行
停止させた後の増速又は走行再開時に機体が急加速又は
急発進する不都合や主クラッチの摩擦板が焼けるなどの
不都合が発生することを防止できるとともに、旋回操作
性の向上を図れるようになった。
【0020】〔構成〕本発明のうちの請求項4記載の発
明では、上記請求項1又は2記載の発明において、前記
車速設定手段をエンジンのアクセルとした。
明では、上記請求項1又は2記載の発明において、前記
車速設定手段をエンジンのアクセルとした。
【0021】〔作用〕上記請求項4記載の発明による
と、操作ペダルの踏み込み操作に連動して、前進走行時
と後進走行時の減速操作方向が反対となる静油圧式無段
変速装置ではなく、前進走行時と後進走行時の減速操作
方向が同一であるエンジンのアクセルが減速操作される
ようになることから、操作ペダルの踏み込み操作に連動
してエンジンのアクセルを一方向に操作するだけの簡単
な連動構造で、前進走行時と後進走行時のいずれにおい
ても操作ペダルの踏み込み操作による減速操作を行える
ようになる。
と、操作ペダルの踏み込み操作に連動して、前進走行時
と後進走行時の減速操作方向が反対となる静油圧式無段
変速装置ではなく、前進走行時と後進走行時の減速操作
方向が同一であるエンジンのアクセルが減速操作される
ようになることから、操作ペダルの踏み込み操作に連動
してエンジンのアクセルを一方向に操作するだけの簡単
な連動構造で、前進走行時と後進走行時のいずれにおい
ても操作ペダルの踏み込み操作による減速操作を行える
ようになる。
【0022】〔効果〕従って、簡単な連動構造を採用し
ながらも、前進走行時と後進走行時のいずれにおいて
も、高速走行中の操作ペダルの踏み込み操作で機体を減
速あるいは走行停止させた後の増速又は走行再開時に機
体が急加速又は急発進する不都合や主クラッチの摩擦板
が焼けるなどの不都合が発生することを防止できるとと
もに、旋回操作性の向上を図れるようになった。
ながらも、前進走行時と後進走行時のいずれにおいて
も、高速走行中の操作ペダルの踏み込み操作で機体を減
速あるいは走行停止させた後の増速又は走行再開時に機
体が急加速又は急発進する不都合や主クラッチの摩擦板
が焼けるなどの不都合が発生することを防止できるとと
もに、旋回操作性の向上を図れるようになった。
【0023】〔構成〕本発明のうちの請求項5記載の発
明では、走行機体に備えた操作ペダルの踏み込み操作ご
とに、車速設定手段の減速状態と増速状態とを切り換え
現出するように構成した。
明では、走行機体に備えた操作ペダルの踏み込み操作ご
とに、車速設定手段の減速状態と増速状態とを切り換え
現出するように構成した。
【0024】〔作用〕上記請求項5記載の発明による
と、操作ペダルの踏み込み操作を行うごとに車速設定手
段の減速状態と増速状態とを切り換え現出できることか
ら、車速設定手段を高速側に設定した高速走行中に機体
を走行停止させる必要が生じた場合には、操作ペダルの
踏み込み操作で車速設定手段を減速状態に切り換えてか
ら、主クラッチペダルやブレーキペダルなどを踏み込み
操作して機体を走行停止させるようにすれば、その踏み
込み操作を解除して走行を再開させる際には、車速設定
手段が減速状態に切り換えられたことによって回転数が
低下している伝動上手側の伝動体と停止している伝動下
手側の伝動体とが主クラッチの作動によって接続される
ようになることから、走行再開時に機体が急発進する不
都合や主クラッチの摩擦板が焼けるなどの不都合が発生
することを防止できるようになり、その後の操作ペダル
の踏み込み操作によって車速設定手段を高速状態に切り
換えることができるようになる。
と、操作ペダルの踏み込み操作を行うごとに車速設定手
段の減速状態と増速状態とを切り換え現出できることか
ら、車速設定手段を高速側に設定した高速走行中に機体
を走行停止させる必要が生じた場合には、操作ペダルの
踏み込み操作で車速設定手段を減速状態に切り換えてか
ら、主クラッチペダルやブレーキペダルなどを踏み込み
操作して機体を走行停止させるようにすれば、その踏み
込み操作を解除して走行を再開させる際には、車速設定
手段が減速状態に切り換えられたことによって回転数が
低下している伝動上手側の伝動体と停止している伝動下
手側の伝動体とが主クラッチの作動によって接続される
ようになることから、走行再開時に機体が急発進する不
都合や主クラッチの摩擦板が焼けるなどの不都合が発生
することを防止できるようになり、その後の操作ペダル
の踏み込み操作によって車速設定手段を高速状態に切り
換えることができるようになる。
【0025】又、車速設定手段を高速側に設定した高速
走行中に機体を旋回させる場合には、操作ペダルの踏み
込み操作を行うことで車速設定手段を減速状態に切り換
えることができ、その旋回後の操作ペダルの踏み込み操
作によって車速設定手段を高速状態に切り換えることが
できるので、ステアリングホイールの回動操作などに加
えて車速設定手段の増減速操作をも手動で行う場合に比
較して旋回操作性の向上を図れるようになり、これによ
って、作業装置の上昇操作をも手動で行うことのある枕
地旋回時に、思うような旋回が行えずに条合わせに手こ
ずるといった不都合を招くこともない。
走行中に機体を旋回させる場合には、操作ペダルの踏み
込み操作を行うことで車速設定手段を減速状態に切り換
えることができ、その旋回後の操作ペダルの踏み込み操
作によって車速設定手段を高速状態に切り換えることが
できるので、ステアリングホイールの回動操作などに加
えて車速設定手段の増減速操作をも手動で行う場合に比
較して旋回操作性の向上を図れるようになり、これによ
って、作業装置の上昇操作をも手動で行うことのある枕
地旋回時に、思うような旋回が行えずに条合わせに手こ
ずるといった不都合を招くこともない。
【0026】〔効果〕従って、高速走行中の操作ペダル
の踏み込み操作で機体を走行停止させた後の走行再開時
に機体が急発進する不都合や主クラッチの摩擦板が焼け
るなどの不都合が発生することを防止できる上に、旋回
操作性の向上をも図れるようになった。
の踏み込み操作で機体を走行停止させた後の走行再開時
に機体が急発進する不都合や主クラッチの摩擦板が焼け
るなどの不都合が発生することを防止できる上に、旋回
操作性の向上をも図れるようになった。
【0027】
【発明の実施の形態】図1には乗用水田作業機の一例で
ある6条植え用の乗用型田植機の全体側面が、図2には
その全体平面が示されており、この乗用型田植機は、乗
用型の走行機体1の後部に、油圧シリンダ2の作動で昇
降揺動する四連リンク機構3を介して水田作業装置の一
例である6条植え用の苗植付装置4を連結し、かつ、6
条施肥用の施肥装置5を搭載することによってミッドマ
ウント施肥仕様に構成されている。
ある6条植え用の乗用型田植機の全体側面が、図2には
その全体平面が示されており、この乗用型田植機は、乗
用型の走行機体1の後部に、油圧シリンダ2の作動で昇
降揺動する四連リンク機構3を介して水田作業装置の一
例である6条植え用の苗植付装置4を連結し、かつ、6
条施肥用の施肥装置5を搭載することによってミッドマ
ウント施肥仕様に構成されている。
【0028】図1〜4に示すように、走行機体1は、そ
の前部に出力軸6aが横向きになる姿勢で搭載されたエ
ンジン6からの動力を、ベルト式伝動装置7及び車速設
定手段Aの一例である静油圧式無段変速装置8を介して
ミッションケース9に内装されたギヤ式伝動装置10に
伝達し、そのギヤ式伝動装置10からの走行用動力を、
左右の前車軸ケース11に内装された前輪駆動装置12
を介して左右の前輪13に伝達するとともに、前後向き
の第1伝動軸14及び後車軸ケース15に内装された後
輪駆動装置16を介して左右の後輪17に伝達する四輪
駆動形式に構成され、その後部側には、左右の前輪13
を操向操作するステアリングホイール18、搭乗ステッ
プ19、及び、運転座席20、などを備えた搭乗運転部
21が形成されている。
の前部に出力軸6aが横向きになる姿勢で搭載されたエ
ンジン6からの動力を、ベルト式伝動装置7及び車速設
定手段Aの一例である静油圧式無段変速装置8を介して
ミッションケース9に内装されたギヤ式伝動装置10に
伝達し、そのギヤ式伝動装置10からの走行用動力を、
左右の前車軸ケース11に内装された前輪駆動装置12
を介して左右の前輪13に伝達するとともに、前後向き
の第1伝動軸14及び後車軸ケース15に内装された後
輪駆動装置16を介して左右の後輪17に伝達する四輪
駆動形式に構成され、その後部側には、左右の前輪13
を操向操作するステアリングホイール18、搭乗ステッ
プ19、及び、運転座席20、などを備えた搭乗運転部
21が形成されている。
【0029】図1及び図2に示すように、苗植付装置4
は、機体の走行に伴って3基の整地フロート22が苗植
え付け箇所を前もって整地する一方で、ギヤ式伝動装置
10からの作業用動力が第2伝動軸23を介してフィー
ドケース24に伝達され、そのフィードケース24から
の分配動力で、6条分の苗を載置する苗載台25が左右
方向に所定ストロークで往復駆動されるとともに、左右
方向に所定間隔を隔てて並設された6基のロータリ式の
植付機構26が、苗載台25の下端から苗を所定量ずつ
取り出して圃場に植え付ける植え付け作動を行うこと
で、6条分の植え付けを行えるように構成されている。
は、機体の走行に伴って3基の整地フロート22が苗植
え付け箇所を前もって整地する一方で、ギヤ式伝動装置
10からの作業用動力が第2伝動軸23を介してフィー
ドケース24に伝達され、そのフィードケース24から
の分配動力で、6条分の苗を載置する苗載台25が左右
方向に所定ストロークで往復駆動されるとともに、左右
方向に所定間隔を隔てて並設された6基のロータリ式の
植付機構26が、苗載台25の下端から苗を所定量ずつ
取り出して圃場に植え付ける植え付け作動を行うこと
で、6条分の植え付けを行えるように構成されている。
【0030】施肥装置5は、機体の走行に伴って各植え
付け条に対応するように整地フロート22に装備された
作溝器27が施肥溝を形成する一方で、6基の繰出機構
28がギヤ式伝動装置10からの作業用動力で肥料ホッ
パ29内の肥料を所定量ずつ繰り出し、電動ファン30
の作動で各繰出機構28にて繰り出された肥料を案内ホ
ース31を介して対応する作溝器27に向けて圧送する
ことで、圃場における植え付け苗の横側方箇所に肥料を
埋没させるように構成されている。
付け条に対応するように整地フロート22に装備された
作溝器27が施肥溝を形成する一方で、6基の繰出機構
28がギヤ式伝動装置10からの作業用動力で肥料ホッ
パ29内の肥料を所定量ずつ繰り出し、電動ファン30
の作動で各繰出機構28にて繰り出された肥料を案内ホ
ース31を介して対応する作溝器27に向けて圧送する
ことで、圃場における植え付け苗の横側方箇所に肥料を
埋没させるように構成されている。
【0031】図5及び図6に示すように、ギヤ式伝動装
置10は、静油圧式無段変速装置8からの伝動を断続す
る主クラッチ32、主クラッチ32を介して伝達された
動力を高低二段に変速する副変速機構33、副変速機構
33からの動力を走行用動力として前輪駆動装置12及
び第1伝動軸14に伝達する差動機構34、主クラッチ
32を介して伝達された動力の正転動力のみを作業用動
力として伝動する一方向クラッチ35、一方向クラッチ
35からの作業用動力を変速する株間変更用の植付変速
機構36、及び、植付変速機構36から第2伝動軸23
への伝動を断続する植付クラッチ37、などによって構
成されている。
置10は、静油圧式無段変速装置8からの伝動を断続す
る主クラッチ32、主クラッチ32を介して伝達された
動力を高低二段に変速する副変速機構33、副変速機構
33からの動力を走行用動力として前輪駆動装置12及
び第1伝動軸14に伝達する差動機構34、主クラッチ
32を介して伝達された動力の正転動力のみを作業用動
力として伝動する一方向クラッチ35、一方向クラッチ
35からの作業用動力を変速する株間変更用の植付変速
機構36、及び、植付変速機構36から第2伝動軸23
への伝動を断続する植付クラッチ37、などによって構
成されている。
【0032】図3及び図5に示すように、前輪駆動装置
12は、差動機構34から横外側方に向けて延設された
左右の前輪駆動軸38、及び、各前輪駆動軸38に対応
する前輪13を操向可能に連動連結する図外のベベルギ
ヤ式伝動機構、などによって構成されている。
12は、差動機構34から横外側方に向けて延設された
左右の前輪駆動軸38、及び、各前輪駆動軸38に対応
する前輪13を操向可能に連動連結する図外のベベルギ
ヤ式伝動機構、などによって構成されている。
【0033】図7〜9に示すように、後輪駆動装置16
は、第1伝動軸14に連動連結された横向きの後輪駆動
軸39、後輪駆動軸39からの動力を対応する後輪17
に減速伝動する左右のギヤ式減速機構40、後輪駆動軸
39から左右のギヤ式減速機構40への伝動を各別に断
続する左右のサイドクラッチ41、及び、右側のサイド
クラッチ41と後車軸ケース15との間に介装された走
行ブレーキ42、などによって構成されている。
は、第1伝動軸14に連動連結された横向きの後輪駆動
軸39、後輪駆動軸39からの動力を対応する後輪17
に減速伝動する左右のギヤ式減速機構40、後輪駆動軸
39から左右のギヤ式減速機構40への伝動を各別に断
続する左右のサイドクラッチ41、及び、右側のサイド
クラッチ41と後車軸ケース15との間に介装された走
行ブレーキ42、などによって構成されている。
【0034】図3、図4及び図7〜9に示すように、ス
テアリングホイール18の回動軸18aには、左右の前
輪13にナックルアーム43とタイロッド44とを介し
て連動連結されたピットマンアーム45を、ステアリン
グホイール18のステアリング操作量に応じて縦向きの
第1軸心P1周りに左右方向に揺動駆動する油圧パワー
ステアリング用のトルクジェネレータ46が接続されて
いる。ピットマンアーム45は、その直進姿勢から設定
角(例えば30度)以上の左右揺動に連動して第1操作
ロッド47を前後方向に押し引き操作することで機体中
央に配備した中継アーム48を縦向きの第2軸心P2周
りに前後揺動させ、中継アーム48は、それと一体揺動
する天秤アーム49を介して左右の第2操作ロッド50
を互いに前後逆向きに押し引き操作することで、各サイ
ドクラッチ41の操作アーム51を互いに縦向きの第3
軸心P3周りに前後逆向きに揺動操作し、各サイドクラ
ッチ41は、その操作アーム51が前方に向けて揺動操
作されるのに伴って、操作アーム51の支軸52に形成
された偏芯カム53がバネ54の付勢に抗して可動体5
5を機体外方側に向けて押圧操作することによって、後
輪駆動軸39側とギヤ式減速機構40側とに振り分け装
着された複数の摩擦板56の圧接を解除する伝動切り方
向への切り換え操作が行われ、逆に、操作アーム51が
後方に向けて揺動操作されるのに伴って、偏芯カム53
による可動体55の押圧操作が解除されてバネ54が可
動体55を機体内方側に向けて押圧操作することによっ
て、前記複数の摩擦板56を圧接させる伝動入り方向へ
の切り換え操作が行われるようになっている。
テアリングホイール18の回動軸18aには、左右の前
輪13にナックルアーム43とタイロッド44とを介し
て連動連結されたピットマンアーム45を、ステアリン
グホイール18のステアリング操作量に応じて縦向きの
第1軸心P1周りに左右方向に揺動駆動する油圧パワー
ステアリング用のトルクジェネレータ46が接続されて
いる。ピットマンアーム45は、その直進姿勢から設定
角(例えば30度)以上の左右揺動に連動して第1操作
ロッド47を前後方向に押し引き操作することで機体中
央に配備した中継アーム48を縦向きの第2軸心P2周
りに前後揺動させ、中継アーム48は、それと一体揺動
する天秤アーム49を介して左右の第2操作ロッド50
を互いに前後逆向きに押し引き操作することで、各サイ
ドクラッチ41の操作アーム51を互いに縦向きの第3
軸心P3周りに前後逆向きに揺動操作し、各サイドクラ
ッチ41は、その操作アーム51が前方に向けて揺動操
作されるのに伴って、操作アーム51の支軸52に形成
された偏芯カム53がバネ54の付勢に抗して可動体5
5を機体外方側に向けて押圧操作することによって、後
輪駆動軸39側とギヤ式減速機構40側とに振り分け装
着された複数の摩擦板56の圧接を解除する伝動切り方
向への切り換え操作が行われ、逆に、操作アーム51が
後方に向けて揺動操作されるのに伴って、偏芯カム53
による可動体55の押圧操作が解除されてバネ54が可
動体55を機体内方側に向けて押圧操作することによっ
て、前記複数の摩擦板56を圧接させる伝動入り方向へ
の切り換え操作が行われるようになっている。
【0035】つまり、ステアリング操作系が油圧パワー
ステアリング式に構成されるとともに、ピットマンアー
ム45と各サイドクラッチ41の操作アーム51とを連
係する第1操作ロッド47、中継アーム48、天秤アー
ム49、及び左右の第2操作ロッド50、などによっ
て、ステアリングホイール18の直進状態からの設定角
以上のステアリング操作に連動して旋回内側のサイドク
ラッチ41を切り状態に切り換えて旋回内側の後輪17
を遊転させるサイドクラッチ操作機構57が構成されて
いる。そして、この構成によって、作業走行中に畦際で
機体を小回り旋回させる枕地旋回時には、ステアリング
ホイール18の直進状態から旋回方向への設定角以上の
ステアリング操作を行うだけの簡単な操作で、旋回内側
の後輪17を遊転させて圃場荒れを抑制する良好な小回
り旋回を行えるようになっている。
ステアリング式に構成されるとともに、ピットマンアー
ム45と各サイドクラッチ41の操作アーム51とを連
係する第1操作ロッド47、中継アーム48、天秤アー
ム49、及び左右の第2操作ロッド50、などによっ
て、ステアリングホイール18の直進状態からの設定角
以上のステアリング操作に連動して旋回内側のサイドク
ラッチ41を切り状態に切り換えて旋回内側の後輪17
を遊転させるサイドクラッチ操作機構57が構成されて
いる。そして、この構成によって、作業走行中に畦際で
機体を小回り旋回させる枕地旋回時には、ステアリング
ホイール18の直進状態から旋回方向への設定角以上の
ステアリング操作を行うだけの簡単な操作で、旋回内側
の後輪17を遊転させて圃場荒れを抑制する良好な小回
り旋回を行えるようになっている。
【0036】図7及び図8に示すように、走行ブレーキ
42は、その操作アーム58が縦向きの第4軸心P4周
りに前方に向けて揺動操作されるのに伴って、操作アー
ム58の支軸59に装備された一対の偏芯カム60が可
動体61を機体外方側に向けて押圧操作することによっ
て、サイドクラッチ41側と後車軸ケース15側とに振
り分け装着された複数の摩擦板62を圧接させる制動方
向への切り換え操作が行われるようになり、逆に、操作
アーム58が後方に向けて揺動操作されるのに伴って偏
芯カム60による可動体61の押圧操作が解除されるこ
とによって、前記複数の摩擦板62の圧接を解除する非
制動方向への切り換え操作が行われるようになってい
る。
42は、その操作アーム58が縦向きの第4軸心P4周
りに前方に向けて揺動操作されるのに伴って、操作アー
ム58の支軸59に装備された一対の偏芯カム60が可
動体61を機体外方側に向けて押圧操作することによっ
て、サイドクラッチ41側と後車軸ケース15側とに振
り分け装着された複数の摩擦板62を圧接させる制動方
向への切り換え操作が行われるようになり、逆に、操作
アーム58が後方に向けて揺動操作されるのに伴って偏
芯カム60による可動体61の押圧操作が解除されるこ
とによって、前記複数の摩擦板62の圧接を解除する非
制動方向への切り換え操作が行われるようになってい
る。
【0037】図5及び図7に示すように、走行ブレーキ
42の操作アーム58は、左右向きの第5軸心P5周り
での踏み込み操作が可能となるように搭乗運転部21の
右側足元位置に配設された単一の操作ペダル64にター
ンバックル式の第3操作ロッド65を介して連動連結さ
れており、図外の復帰バネの付勢に抗した操作ペダル6
4の踏み込み操作で第3操作ロッド65が前方側に引き
込み操作されることによって前方に向けて揺動操作さ
れ、逆に、復帰バネによる操作ペダル64の復帰操作で
第3操作ロッド65が後方側に押し込み操作されること
によって後方に向けて揺動操作されるようになってい
る。一方、操作ペダル64は、その支軸である左右向き
の回動軸66と、操作ペダル64に連動した回動軸66
の第5軸心P5周りの回動に伴って前後方向に押し引き
操作される第4操作ロッド67とを介して主クラッチ3
2の操作アーム68に連係されている。
42の操作アーム58は、左右向きの第5軸心P5周り
での踏み込み操作が可能となるように搭乗運転部21の
右側足元位置に配設された単一の操作ペダル64にター
ンバックル式の第3操作ロッド65を介して連動連結さ
れており、図外の復帰バネの付勢に抗した操作ペダル6
4の踏み込み操作で第3操作ロッド65が前方側に引き
込み操作されることによって前方に向けて揺動操作さ
れ、逆に、復帰バネによる操作ペダル64の復帰操作で
第3操作ロッド65が後方側に押し込み操作されること
によって後方に向けて揺動操作されるようになってい
る。一方、操作ペダル64は、その支軸である左右向き
の回動軸66と、操作ペダル64に連動した回動軸66
の第5軸心P5周りの回動に伴って前後方向に押し引き
操作される第4操作ロッド67とを介して主クラッチ3
2の操作アーム68に連係されている。
【0038】主クラッチ32は、操作ペダル64の踏み
込み操作に連動した第4操作ロッド67の前方側への押
し込み操作で操作アーム68が縦向きの第6軸心P6周
りに前方に向けて揺動操作され、操作アーム68の支軸
69に形成された操作カム70がバネ71の付勢に抗し
て可動体72を機体右側方に向けて押圧操作することに
よって、その入力側の固定体73と出力側の可動体72
とに振り分け装着された複数の摩擦板74の圧接を解除
する伝動切り方向への切り換え操作が行われ、逆に、操
作ペダル64の復帰操作に連動した第4操作ロッド67
の後方側への引き込み操作で操作アーム68が第6軸心
P6周りに後方に向けて揺動操作され、操作カム70に
よる可動体72の押圧操作が解除されてバネ71が可動
体72を機体左側方に向けて押圧操作することによっ
て、前記複数の摩擦板74を圧接させる伝動入り方向へ
の切り換え操作が行われるようになっている。
込み操作に連動した第4操作ロッド67の前方側への押
し込み操作で操作アーム68が縦向きの第6軸心P6周
りに前方に向けて揺動操作され、操作アーム68の支軸
69に形成された操作カム70がバネ71の付勢に抗し
て可動体72を機体右側方に向けて押圧操作することに
よって、その入力側の固定体73と出力側の可動体72
とに振り分け装着された複数の摩擦板74の圧接を解除
する伝動切り方向への切り換え操作が行われ、逆に、操
作ペダル64の復帰操作に連動した第4操作ロッド67
の後方側への引き込み操作で操作アーム68が第6軸心
P6周りに後方に向けて揺動操作され、操作カム70に
よる可動体72の押圧操作が解除されてバネ71が可動
体72を機体左側方に向けて押圧操作することによっ
て、前記複数の摩擦板74を圧接させる伝動入り方向へ
の切り換え操作が行われるようになっている。
【0039】つまり、操作ペダル64は、その踏み込み
操作によって主クラッチ32を切り状態に切り換えると
ともに走行ブレーキ42を制動状態に切り換える主クラ
ッチ・ブレーキペダルであり、これによって、主クラッ
チペダルとブレーキペダルとを搭乗運転部21の左右の
各足元位置に振り分け配備する場合に比較して、搭乗運
転部21の足元空間を無理なく広く形成することができ
て搭乗運転部21での居住性の向上を図れる上に、エン
ジン6などを覆う前後のボンネット75,76の左右に
配設された乗降ステップ77のうち、主クラッチ・ブレ
ーキペダル64が配備されない左側の乗降ステップ77
を利用した機体前方からの乗降を行い易くすることがで
きる(図2参照)とともに、主クラッチ32を切り状態
に切り換えながら走行ブレーキ42を制動状態に切り換
える、といったエンジン6に無理を掛けることなく機体
を制動させるための一連操作を、単一の主クラッチ・ブ
レーキペダル64を踏み込むだけの極簡単な操作で行え
るようになっている。
操作によって主クラッチ32を切り状態に切り換えると
ともに走行ブレーキ42を制動状態に切り換える主クラ
ッチ・ブレーキペダルであり、これによって、主クラッ
チペダルとブレーキペダルとを搭乗運転部21の左右の
各足元位置に振り分け配備する場合に比較して、搭乗運
転部21の足元空間を無理なく広く形成することができ
て搭乗運転部21での居住性の向上を図れる上に、エン
ジン6などを覆う前後のボンネット75,76の左右に
配設された乗降ステップ77のうち、主クラッチ・ブレ
ーキペダル64が配備されない左側の乗降ステップ77
を利用した機体前方からの乗降を行い易くすることがで
きる(図2参照)とともに、主クラッチ32を切り状態
に切り換えながら走行ブレーキ42を制動状態に切り換
える、といったエンジン6に無理を掛けることなく機体
を制動させるための一連操作を、単一の主クラッチ・ブ
レーキペダル64を踏み込むだけの極簡単な操作で行え
るようになっている。
【0040】図1〜3及び図10〜13に示すように、
ステアリングホイール18の回動軸18aを支持するハ
ンドルポスト78には支持ブラケット79が溶接され、
支持ブラケット79の左側端部には揺動ブラケット80
が左右向きの第7軸心P7周りに前後揺動可能に支持さ
れ、揺動ブラケット80には、主変速レバー81が第8
軸心P8周りに左右揺動可能に支持されるとともに、ハ
ンドルポスト78を支持する支持枠82から延設された
支軸83に左右向きの第9軸心P9周りに前後揺動可能
に支持された中継アーム84が第1連係ロッド85を介
して連係され、中継アーム84には、静油圧式無段変速
装置8のトラニオン軸8aと縦向きの第10軸心P10
周りに一体回動する操作アーム86が第2連係ロッド8
7を介して連係されている。
ステアリングホイール18の回動軸18aを支持するハ
ンドルポスト78には支持ブラケット79が溶接され、
支持ブラケット79の左側端部には揺動ブラケット80
が左右向きの第7軸心P7周りに前後揺動可能に支持さ
れ、揺動ブラケット80には、主変速レバー81が第8
軸心P8周りに左右揺動可能に支持されるとともに、ハ
ンドルポスト78を支持する支持枠82から延設された
支軸83に左右向きの第9軸心P9周りに前後揺動可能
に支持された中継アーム84が第1連係ロッド85を介
して連係され、中継アーム84には、静油圧式無段変速
装置8のトラニオン軸8aと縦向きの第10軸心P10
周りに一体回動する操作アーム86が第2連係ロッド8
7を介して連係されている。
【0041】又、支持ブラケット79には、左右に位置
ズレする前後向きの前進変速域Fと後進変速域Rとを中
立位置Nで連通させた形状のガイド溝88aが形成され
たガイド板88が連結されており、ガイド溝88aに
は、主変速レバー81から延設されたガイド杆81aが
挿通されている。一方、揺動ブラケット80の下縁に
は、板バネ89で揺動ブラケット80に向けて付勢され
たローラ90との係合によって主変速レバー81の中立
位置Nと前進5段・後進3段の各変速操作位置での係合
保持を可能にする9つの凹部80aが形成されている。
つまり、板バネ89、ローラ90、及び各凹部80aに
よって、主変速レバー81を中立位置N又は前進5段・
後進3段の各変速操作位置に係合保持するデテント機構
Bが構成されている。
ズレする前後向きの前進変速域Fと後進変速域Rとを中
立位置Nで連通させた形状のガイド溝88aが形成され
たガイド板88が連結されており、ガイド溝88aに
は、主変速レバー81から延設されたガイド杆81aが
挿通されている。一方、揺動ブラケット80の下縁に
は、板バネ89で揺動ブラケット80に向けて付勢され
たローラ90との係合によって主変速レバー81の中立
位置Nと前進5段・後進3段の各変速操作位置での係合
保持を可能にする9つの凹部80aが形成されている。
つまり、板バネ89、ローラ90、及び各凹部80aに
よって、主変速レバー81を中立位置N又は前進5段・
後進3段の各変速操作位置に係合保持するデテント機構
Bが構成されている。
【0042】以上の構成から、中立位置Nにて主変速レ
バー81を第8軸心P8周りに左右揺動させることによ
って、静油圧式無段変速装置8の前進変速操作が可能な
状態と後進変速操作が可能な状態とに切り換える前後進
切り換え操作を行うことができ、前進変速域Fにて主変
速レバー81を第7軸心P7周りに揺動ブラケット80
と一体で前後揺動させることによって静油圧式無段変速
装置8による前進5段の変速操作を行うことができ、後
進変速域Rにて主変速レバー81を第7軸心P7周りに
揺動ブラケット80と一体で前後揺動させることによっ
て静油圧式無段変速装置8による後進3段の変速操作を
行えるようになっている。ちなみに、前進変速域Fにお
ける最低速位置は畦越え走行時などに現出する超低速走
行用の変速操作位置である。
バー81を第8軸心P8周りに左右揺動させることによ
って、静油圧式無段変速装置8の前進変速操作が可能な
状態と後進変速操作が可能な状態とに切り換える前後進
切り換え操作を行うことができ、前進変速域Fにて主変
速レバー81を第7軸心P7周りに揺動ブラケット80
と一体で前後揺動させることによって静油圧式無段変速
装置8による前進5段の変速操作を行うことができ、後
進変速域Rにて主変速レバー81を第7軸心P7周りに
揺動ブラケット80と一体で前後揺動させることによっ
て静油圧式無段変速装置8による後進3段の変速操作を
行えるようになっている。ちなみに、前進変速域Fにお
ける最低速位置は畦越え走行時などに現出する超低速走
行用の変速操作位置である。
【0043】尚、図11及び図12に示す符号91は、
操作アーム86に形成されたV字状のカム面86aに、
揺動アーム92の遊端部に設けられたローラ93をバネ
94の作用で押し当てることで、静油圧式無段変速装置
8のトラニオン軸8aを中立姿勢に回動付勢する中立付
勢機構である。
操作アーム86に形成されたV字状のカム面86aに、
揺動アーム92の遊端部に設けられたローラ93をバネ
94の作用で押し当てることで、静油圧式無段変速装置
8のトラニオン軸8aを中立姿勢に回動付勢する中立付
勢機構である。
【0044】図5、図7、図11及び図12に示すよう
に、中継アーム84には、その主変速レバー81の前進
増速方向への揺動操作に連動した第9軸心P9周りの揺
動で、支持枠82に支軸95を介して左右向きの第11
軸心P11周りに前後揺動可能に支持された連係アーム
96を後方側に押圧揺動させる操作ピン84aが装備さ
れている。連係アーム96は、主変速レバー81の前進
減速方向への揺動操作に連動した中継アーム84の第9
軸心P9周りの揺動に追従して第11軸心P11周りに
前方側に揺動するようにバネ97によって揺動付勢され
るとともに、その遊端部には、主クラッチ・ブレーキペ
ダル64と主クラッチ32の操作アーム68とを連係す
る第4操作ロッド67の前端部に装備された押圧具98
による連係アーム96の第11軸心P11周りでの前方
側への押圧揺動操作を可能にする接当部99が螺合され
ている。
に、中継アーム84には、その主変速レバー81の前進
増速方向への揺動操作に連動した第9軸心P9周りの揺
動で、支持枠82に支軸95を介して左右向きの第11
軸心P11周りに前後揺動可能に支持された連係アーム
96を後方側に押圧揺動させる操作ピン84aが装備さ
れている。連係アーム96は、主変速レバー81の前進
減速方向への揺動操作に連動した中継アーム84の第9
軸心P9周りの揺動に追従して第11軸心P11周りに
前方側に揺動するようにバネ97によって揺動付勢され
るとともに、その遊端部には、主クラッチ・ブレーキペ
ダル64と主クラッチ32の操作アーム68とを連係す
る第4操作ロッド67の前端部に装備された押圧具98
による連係アーム96の第11軸心P11周りでの前方
側への押圧揺動操作を可能にする接当部99が螺合され
ている。
【0045】図5、図7、図11、図12及び図14に
示すように、中継アーム84の操作ピン84a、連係ア
ーム96、押圧具98、及び接当部99は、静油圧式無
段変速装置8の出力回転数Noが第1設定回転数Na
(例えば1500rpm)を超える高速走行状態が現出
される前進変速域Fにおける高速側の変速位置に主変速
レバー81を操作した場合において、主クラッチ・ブレ
ーキペダル64の踏み込み操作が行われると、主クラッ
チ・ブレーキペダル64が所定の半クラッチ位置に到達
するまでの踏み込み操作量で、静油圧式無段変速装置8
の出力回転数Noが第1設定回転数Na以下になる前進
変速域Fにおける低速側の操作位置まで主変速レバー8
1を押し戻し、又、静油圧式無段変速装置8の出力回転
数Noが第2設定回転数Nb(例えば500rpm)を
超える走行状態が現出される前進変速域Fにおける3速
以上の高速側の変速位置に主変速レバー81を操作した
場合において、機体を走行停止させるための主クラッチ
・ブレーキペダル64の踏み込み限界位置への踏み込み
操作が行われると、そのときの踏み込み操作量で、静油
圧式無段変速装置8の出力回転数Noが第2設定回転数
Nb程度になる前進変速域Fの2速位置まで主変速レバ
ー81を押し戻すように設定されている。一方、押し戻
された主変速レバー81は、主クラッチ・ブレーキペダ
ル64の踏み込み操作が解除されても、デテント機構B
の作用によって押し戻された操作位置に保持されるよう
になっている。
示すように、中継アーム84の操作ピン84a、連係ア
ーム96、押圧具98、及び接当部99は、静油圧式無
段変速装置8の出力回転数Noが第1設定回転数Na
(例えば1500rpm)を超える高速走行状態が現出
される前進変速域Fにおける高速側の変速位置に主変速
レバー81を操作した場合において、主クラッチ・ブレ
ーキペダル64の踏み込み操作が行われると、主クラッ
チ・ブレーキペダル64が所定の半クラッチ位置に到達
するまでの踏み込み操作量で、静油圧式無段変速装置8
の出力回転数Noが第1設定回転数Na以下になる前進
変速域Fにおける低速側の操作位置まで主変速レバー8
1を押し戻し、又、静油圧式無段変速装置8の出力回転
数Noが第2設定回転数Nb(例えば500rpm)を
超える走行状態が現出される前進変速域Fにおける3速
以上の高速側の変速位置に主変速レバー81を操作した
場合において、機体を走行停止させるための主クラッチ
・ブレーキペダル64の踏み込み限界位置への踏み込み
操作が行われると、そのときの踏み込み操作量で、静油
圧式無段変速装置8の出力回転数Noが第2設定回転数
Nb程度になる前進変速域Fの2速位置まで主変速レバ
ー81を押し戻すように設定されている。一方、押し戻
された主変速レバー81は、主クラッチ・ブレーキペダ
ル64の踏み込み操作が解除されても、デテント機構B
の作用によって押し戻された操作位置に保持されるよう
になっている。
【0046】つまり、中継アーム84の操作ピン84
a、連係アーム96、押圧具98、及び接当部99によ
って、主クラッチ・ブレーキペダル64の減速領域への
踏み込み操作に連動して静油圧式無段変速装置8を減速
操作する減速連動機構Cが構成されており、これによっ
て、例えば、静油圧式無段変速装置8の出力回転数No
が第1設定回転数Naを超える高速走行中に機体を旋回
させる場合には、主クラッチ・ブレーキペダル64の踏
み込み操作で静油圧式無段変速装置8の減速操作を行え
ることによって、主変速レバー81の手動操作による静
油圧式無段変速装置8の減速操作を行う必要がないこと
から、ステアリングホイール18の手動回動操作による
機体の旋回操作を余裕を持って行えるようになり、もっ
て、作業走行時における枕地旋回後の条合わせなどを簡
単に行えるようになり、又、主クラッチ・ブレーキペダ
ル64の踏み込み操作による機体の減速あるいは走行停
止後の増速又は走行再開時には、主クラッチ・ブレーキ
ペダル64の踏み込み解除に伴って、静油圧式無段変速
装置8の減速操作によって回転数が低下している伝動上
手側の伝動体の一例であるギヤ式伝動装置10の入力軸
10aと、制動減速又は制動停止されていた伝動下手側
の伝動体の一例であるギヤ式伝動装置10の第1ギヤ1
0bとが主クラッチ32の作動によって接続されるよう
になることから、増速時に機体が急加速する又は走行再
開時に機体が急発進する不都合や主クラッチ32の摩擦
板74が焼けるなどの不都合が発生することを防止でき
るようになっている。
a、連係アーム96、押圧具98、及び接当部99によ
って、主クラッチ・ブレーキペダル64の減速領域への
踏み込み操作に連動して静油圧式無段変速装置8を減速
操作する減速連動機構Cが構成されており、これによっ
て、例えば、静油圧式無段変速装置8の出力回転数No
が第1設定回転数Naを超える高速走行中に機体を旋回
させる場合には、主クラッチ・ブレーキペダル64の踏
み込み操作で静油圧式無段変速装置8の減速操作を行え
ることによって、主変速レバー81の手動操作による静
油圧式無段変速装置8の減速操作を行う必要がないこと
から、ステアリングホイール18の手動回動操作による
機体の旋回操作を余裕を持って行えるようになり、もっ
て、作業走行時における枕地旋回後の条合わせなどを簡
単に行えるようになり、又、主クラッチ・ブレーキペダ
ル64の踏み込み操作による機体の減速あるいは走行停
止後の増速又は走行再開時には、主クラッチ・ブレーキ
ペダル64の踏み込み解除に伴って、静油圧式無段変速
装置8の減速操作によって回転数が低下している伝動上
手側の伝動体の一例であるギヤ式伝動装置10の入力軸
10aと、制動減速又は制動停止されていた伝動下手側
の伝動体の一例であるギヤ式伝動装置10の第1ギヤ1
0bとが主クラッチ32の作動によって接続されるよう
になることから、増速時に機体が急加速する又は走行再
開時に機体が急発進する不都合や主クラッチ32の摩擦
板74が焼けるなどの不都合が発生することを防止でき
るようになっている。
【0047】ちなみに、前述したように、減速連動機構
Cにおいては連係アーム96の遊端部に接当部99を螺
合していることから、接当部99の螺合調節によって、
主クラッチ・ブレーキペダル64の踏み込み操作に基づ
いた減速連動機構Cによる静油圧式無段変速装置8の減
速操作開始位置や減速操作量を設定変更できるようにな
っている。又、減速連動機構Cは、主クラッチ・ブレー
キペダル64の踏み込み操作量が大きくなるほど、主変
速レバー81を前進変速域Fの低速側に押し戻す押し戻
し操作量が小さくなるように操作設定されており、これ
によって、主クラッチ・ブレーキペダル64の踏み込み
操作で主クラッチ・ブレーキペダル64が中立位置Nを
超える操作力が発生することを防止できるようになって
いる。
Cにおいては連係アーム96の遊端部に接当部99を螺
合していることから、接当部99の螺合調節によって、
主クラッチ・ブレーキペダル64の踏み込み操作に基づ
いた減速連動機構Cによる静油圧式無段変速装置8の減
速操作開始位置や減速操作量を設定変更できるようにな
っている。又、減速連動機構Cは、主クラッチ・ブレー
キペダル64の踏み込み操作量が大きくなるほど、主変
速レバー81を前進変速域Fの低速側に押し戻す押し戻
し操作量が小さくなるように操作設定されており、これ
によって、主クラッチ・ブレーキペダル64の踏み込み
操作で主クラッチ・ブレーキペダル64が中立位置Nを
超える操作力が発生することを防止できるようになって
いる。
【0048】尚、図2に示す符号100は、ステアリン
グホイール18の右側方に配設された摩擦保持式のアク
セルレバーであり、このアクセルレバー100の操作に
よって作業に合わせたエンジン回転速度の設定を行える
ようになっている。又、図示は省略するが、搭乗運転部
21の右側足元位置には主クラッチ・ブレーキペダル6
4を踏み込み限界位置に固定保持可能なロック具が装備
されており、このロック具にて主クラッチ・ブレーキペ
ダル64を踏み込み限界位置に固定保持することによっ
て、走行ブレーキ42を駐車ブレーキとして利用できる
ようになっている。
グホイール18の右側方に配設された摩擦保持式のアク
セルレバーであり、このアクセルレバー100の操作に
よって作業に合わせたエンジン回転速度の設定を行える
ようになっている。又、図示は省略するが、搭乗運転部
21の右側足元位置には主クラッチ・ブレーキペダル6
4を踏み込み限界位置に固定保持可能なロック具が装備
されており、このロック具にて主クラッチ・ブレーキペ
ダル64を踏み込み限界位置に固定保持することによっ
て、走行ブレーキ42を駐車ブレーキとして利用できる
ようになっている。
【0049】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 水田作業機としては、走行機体1の後部に水田作業
装置4の一例である直播装置を連結してなる直播機など
であってもよい。 水田作業装置4としては、4条分、5条分、8条
分、あるいは10条分などの作業を行うように構成され
たものであってもよい。 図15及び図16に示すように、減速連動機構Cと
しては、主クラッチ・ブレーキペダルなどの操作ペダル
64の減速領域への踏み込み操作に連動して、車速設定
手段Aの一例であるエンジン6のアクセル101を減速
操作するように構成されたものであってもよい。この構
成によると、後進走行時においても主クラッチ・ブレー
キペダル64の踏み込み操作に連動した車速設定手段A
の減速操作を行えるようになる。尚、図15に示す符号
102は、摩擦保持式のアクセルレバー100とエンジ
ン6のアクセル101とを連動連結する連係ロッドであ
る。又、図16に示す符号103は、その踏み込み操作
に連動してエンジン6のアクセル101が増速操作され
るように、第1連係ロッド104、クランクアーム10
5、及び第2連係ロッド106などを介してアクセル1
01に連動連結されたアクセルペダルであり、符号10
7は、摩擦保持式のアクセルレバー100の増速側への
揺動操作に伴って、第3連係ロッド108を介してクラ
ンクアーム105を押圧操作することで、アクセルペダ
ル103の復帰揺動によるアクセルレバー100にて設
定された設定速度からのエンジン回転速度の低下を防止
する操作アームである。 車速設定手段Aとして静油圧式無段変速装置8の代
わりにベルト式無段変速装置などを装備する場合には、
主クラッチ・ブレーキペダル64の減速領域への踏み込
み操作に連動して減速連動機構Cがベルト式無段変速装
置を減速操作するように構成してもよい。 搭乗運転部21の左側足元位置に操作ペダル64の
一例であるクラッチペダルが配備され、かつ、搭乗運転
部21の右側足元位置に操作ペダル64の一例であるブ
レーキペダルが配設された走行機体1においては、例え
ば、静油圧式無段変速装置8の出力回転数Noが第1設
定回転数Na(例えば1500rpm)を超える高速走
行状態でクラッチペダル64の踏み込み操作が行われた
場合には、クラッチペダル64が所定の半クラッチ位置
に到達するまでの踏み込み操作量で、静油圧式無段変速
装置8の出力回転数Noを第1設定回転数Na以下まで
低下させる車速設定手段Aの減速操作が行われ、かつ、
静油圧式無段変速装置8の出力回転数Noが第2設定回
転数Nb(例えば500rpm)を超える走行状態で、
機体を走行停止させるためのクラッチペダル64とブレ
ーキペダル64の踏み込み限界位置への踏み込み操作が
行われた場合には、そのときのブレーキペダル64の踏
み込み操作量で、静油圧式無段変速装置8の出力回転数
Noを第2設定回転数Nb程度まで低下させる車速設定
手段Aの減速操作が行われるように減速連動機構Cを構
成してもよい。 対応する後輪17に対する伝動の断続並びに制動力
の付与を行う左右のサイドクラッチ・ブレーキを後輪駆
動装置16に装備するとともに、対応するサイドクラッ
チ・ブレーキに連係された操作ペダル64の一例である
左右のサイドクラッチ・ブレーキペダルを搭乗運転部2
1に装備した水田作業機においては、例えば、静油圧式
無段変速装置8の出力回転数Noが第1設定回転数Na
(例えば1500rpm)を超える高速走行状態におい
て左右いずれか一方のサイドクラッチ・ブレーキペダル
64の踏み込み操作による一方のサイドクラッチ・ブレ
ーキの伝動遮断操作が行われた場合には、そのサイドク
ラッチ・ブレーキペダル64が所定の半クラッチ位置に
到達するまでの踏み込み操作量で、静油圧式無段変速装
置8の出力回転数Noを第1設定回転数Na以下まで低
下させる車速設定手段Aの減速操作が行われ、かつ、静
油圧式無段変速装置8の出力回転数Noが第2設定回転
数Nb(例えば500rpm)を超える走行状態で、機
体を走行停止させるための左右の両サイドクラッチ・ブ
レーキペダル64の踏み込み限界位置への踏み込み操作
が行われた場合には、そのときの両サイドクラッチ・ブ
レーキペダル64の踏み込み操作量で、静油圧式無段変
速装置8の出力回転数Noを第2設定回転数Nb程度ま
で低下させる車速設定手段Aの減速操作が行われるよう
に減速連動機構Cを構成してもよい。 図17に示すように、車速設定手段Aに対する変速
操作用の操作ペダル64を設けるとともに、その操作ペ
ダル64の踏み込み操作でオン操作されるスイッチ10
9からの情報に基づいて、制御装置110が、スイッチ
109がオン操作される操作ペダル64の踏み込み操作
ごとに、車速設定手段Aを減速操作する電磁シリンダな
どの減速操作器111、又は、車速設定手段Aを増速操
作する電磁シリンダなどの増速操作器112を作動させ
て、予め設定された所定の低速操作位置まで車速設定手
段Aを減速操作する車速設定手段Aの減速状態と、手動
設定された車速設定手段Aの変速操作位置を検出するポ
テンショメータなどの検出センサ113で検出されてい
た高速操作位置まで車速設定手段Aを増速操作する車速
設定手段Aの増速状態とを交互に切り換え現出するよう
に構成してもよい。
を列記する。 水田作業機としては、走行機体1の後部に水田作業
装置4の一例である直播装置を連結してなる直播機など
であってもよい。 水田作業装置4としては、4条分、5条分、8条
分、あるいは10条分などの作業を行うように構成され
たものであってもよい。 図15及び図16に示すように、減速連動機構Cと
しては、主クラッチ・ブレーキペダルなどの操作ペダル
64の減速領域への踏み込み操作に連動して、車速設定
手段Aの一例であるエンジン6のアクセル101を減速
操作するように構成されたものであってもよい。この構
成によると、後進走行時においても主クラッチ・ブレー
キペダル64の踏み込み操作に連動した車速設定手段A
の減速操作を行えるようになる。尚、図15に示す符号
102は、摩擦保持式のアクセルレバー100とエンジ
ン6のアクセル101とを連動連結する連係ロッドであ
る。又、図16に示す符号103は、その踏み込み操作
に連動してエンジン6のアクセル101が増速操作され
るように、第1連係ロッド104、クランクアーム10
5、及び第2連係ロッド106などを介してアクセル1
01に連動連結されたアクセルペダルであり、符号10
7は、摩擦保持式のアクセルレバー100の増速側への
揺動操作に伴って、第3連係ロッド108を介してクラ
ンクアーム105を押圧操作することで、アクセルペダ
ル103の復帰揺動によるアクセルレバー100にて設
定された設定速度からのエンジン回転速度の低下を防止
する操作アームである。 車速設定手段Aとして静油圧式無段変速装置8の代
わりにベルト式無段変速装置などを装備する場合には、
主クラッチ・ブレーキペダル64の減速領域への踏み込
み操作に連動して減速連動機構Cがベルト式無段変速装
置を減速操作するように構成してもよい。 搭乗運転部21の左側足元位置に操作ペダル64の
一例であるクラッチペダルが配備され、かつ、搭乗運転
部21の右側足元位置に操作ペダル64の一例であるブ
レーキペダルが配設された走行機体1においては、例え
ば、静油圧式無段変速装置8の出力回転数Noが第1設
定回転数Na(例えば1500rpm)を超える高速走
行状態でクラッチペダル64の踏み込み操作が行われた
場合には、クラッチペダル64が所定の半クラッチ位置
に到達するまでの踏み込み操作量で、静油圧式無段変速
装置8の出力回転数Noを第1設定回転数Na以下まで
低下させる車速設定手段Aの減速操作が行われ、かつ、
静油圧式無段変速装置8の出力回転数Noが第2設定回
転数Nb(例えば500rpm)を超える走行状態で、
機体を走行停止させるためのクラッチペダル64とブレ
ーキペダル64の踏み込み限界位置への踏み込み操作が
行われた場合には、そのときのブレーキペダル64の踏
み込み操作量で、静油圧式無段変速装置8の出力回転数
Noを第2設定回転数Nb程度まで低下させる車速設定
手段Aの減速操作が行われるように減速連動機構Cを構
成してもよい。 対応する後輪17に対する伝動の断続並びに制動力
の付与を行う左右のサイドクラッチ・ブレーキを後輪駆
動装置16に装備するとともに、対応するサイドクラッ
チ・ブレーキに連係された操作ペダル64の一例である
左右のサイドクラッチ・ブレーキペダルを搭乗運転部2
1に装備した水田作業機においては、例えば、静油圧式
無段変速装置8の出力回転数Noが第1設定回転数Na
(例えば1500rpm)を超える高速走行状態におい
て左右いずれか一方のサイドクラッチ・ブレーキペダル
64の踏み込み操作による一方のサイドクラッチ・ブレ
ーキの伝動遮断操作が行われた場合には、そのサイドク
ラッチ・ブレーキペダル64が所定の半クラッチ位置に
到達するまでの踏み込み操作量で、静油圧式無段変速装
置8の出力回転数Noを第1設定回転数Na以下まで低
下させる車速設定手段Aの減速操作が行われ、かつ、静
油圧式無段変速装置8の出力回転数Noが第2設定回転
数Nb(例えば500rpm)を超える走行状態で、機
体を走行停止させるための左右の両サイドクラッチ・ブ
レーキペダル64の踏み込み限界位置への踏み込み操作
が行われた場合には、そのときの両サイドクラッチ・ブ
レーキペダル64の踏み込み操作量で、静油圧式無段変
速装置8の出力回転数Noを第2設定回転数Nb程度ま
で低下させる車速設定手段Aの減速操作が行われるよう
に減速連動機構Cを構成してもよい。 図17に示すように、車速設定手段Aに対する変速
操作用の操作ペダル64を設けるとともに、その操作ペ
ダル64の踏み込み操作でオン操作されるスイッチ10
9からの情報に基づいて、制御装置110が、スイッチ
109がオン操作される操作ペダル64の踏み込み操作
ごとに、車速設定手段Aを減速操作する電磁シリンダな
どの減速操作器111、又は、車速設定手段Aを増速操
作する電磁シリンダなどの増速操作器112を作動させ
て、予め設定された所定の低速操作位置まで車速設定手
段Aを減速操作する車速設定手段Aの減速状態と、手動
設定された車速設定手段Aの変速操作位置を検出するポ
テンショメータなどの検出センサ113で検出されてい
た高速操作位置まで車速設定手段Aを増速操作する車速
設定手段Aの増速状態とを交互に切り換え現出するよう
に構成してもよい。
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】乗用型田植機の全体平面図
【図3】機体前部の縦断側面図
【図4】機体前部の横断平面図
【図5】ギヤ式伝動装置の一部展開縦断背面図
【図6】ギヤ式伝動装置の部分横断平面図
【図7】操作系統を示す平面図
【図8】後輪駆動装置の構成を示す後車軸ケースにおけ
る右側部の縦断背面図
る右側部の縦断背面図
【図9】後輪駆動装置の構成を示す後車軸ケースにおけ
る左側部の縦断背面図
る左側部の縦断背面図
【図10】静油圧式無段変速装置に対する操作系の一部
を示す要部の縦断正面図
を示す要部の縦断正面図
【図11】静油圧式無段変速装置に対する操作系と減速
連動機構の構成を示す要部の縦断側面図
連動機構の構成を示す要部の縦断側面図
【図12】静油圧式無段変速装置に対する操作系の一部
と減速連動機構の構成を示す要部の横断平面図
と減速連動機構の構成を示す要部の横断平面図
【図13】主変速レバーのガイド構造を示す要部の展開
平面図
平面図
【図14】操作ペダルの操作領域を示す側面図
【図15】エンジンのアクセルを車速設定手段とした別
実施形態を示す概略図
実施形態を示す概略図
【図16】エンジンのアクセルを車速設定手段とした他
の別実施形態を示す概略図
の別実施形態を示す概略図
【図17】操作ペダルの踏み込み操作ごとに車速設定手
段の減速状態と増速状態とを切り換え現出する別実施形
態を示す概略図
段の減速状態と増速状態とを切り換え現出する別実施形
態を示す概略図
1 走行機体 6 エンジン 8 静油圧式無段変速装置 32 主クラッチ 42 走行ブレーキ 64 操作ペダル 64 主クラッチ・ブレーキペダル 101 アクセル A 車速設定手段 C 減速連動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B062 AA02 AA03 AA11 AB01 BA01 BA07 BA22 CA05 3D039 AA00 AA09 AB11 AC49 AD01 AD02 AD53 3D040 AA18 AA28 AA37 AB04 AC01 AC50 AD12 AD13 AD14 AF01 AF06 AF07
Claims (5)
- 【請求項1】 走行機体に備えた操作ペダルの踏み込み
操作による減速領域への移動に連動して車速設定手段を
減速操作する減速連動機構を備えてある水田作業機の変
速操作構造。 - 【請求項2】 走行機体に、踏み込み操作によって主ク
ラッチを切り状態に切り換えるとともに走行ブレーキを
制動状態に切り換える単一の主クラッチ・ブレーキペダ
ルを配備し、かつ、該主クラッチ・ブレーキペダルの踏
み込み操作に連動して車速設定手段を減速操作する減速
連動機構を備えてある水田作業機の変速操作構造。 - 【請求項3】 前記車速設定手段を静油圧式無段変速装
置としてある請求項1又は2記載の水田作業機の変速操
作構造。 - 【請求項4】 前記車速設定手段をエンジンのアクセル
としてある請求項1又は2記載の水田作業機の変速操作
構造。 - 【請求項5】 走行機体に備えた操作ペダルの踏み込み
操作ごとに、車速設定手段の減速状態と増速状態とを切
り換え現出するように構成してある水田作業機の変速操
作構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000037977A JP2001225651A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 水田作業機の変速操作構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000037977A JP2001225651A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 水田作業機の変速操作構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001225651A true JP2001225651A (ja) | 2001-08-21 |
Family
ID=18561786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000037977A Pending JP2001225651A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 水田作業機の変速操作構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001225651A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008114846A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Daedong Industrial Co Ltd | 乗用田植機の無段変速操作装置 |
KR100837893B1 (ko) * | 2005-01-18 | 2008-06-13 | 이세키노우키가부시키가이샤 | 작업차량의 변속 조절 장치 |
JP2015065826A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-13 | 株式会社クボタ | 乗用型作業車 |
-
2000
- 2000-02-16 JP JP2000037977A patent/JP2001225651A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100837893B1 (ko) * | 2005-01-18 | 2008-06-13 | 이세키노우키가부시키가이샤 | 작업차량의 변속 조절 장치 |
JP2008114846A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Daedong Industrial Co Ltd | 乗用田植機の無段変速操作装置 |
JP2015065826A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-13 | 株式会社クボタ | 乗用型作業車 |
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