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JP2001223539A - アクティブフィードフォワード型プレディストーションに基づく線形電力増幅器 - Google Patents

アクティブフィードフォワード型プレディストーションに基づく線形電力増幅器

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Publication number
JP2001223539A
JP2001223539A JP2000030527A JP2000030527A JP2001223539A JP 2001223539 A JP2001223539 A JP 2001223539A JP 2000030527 A JP2000030527 A JP 2000030527A JP 2000030527 A JP2000030527 A JP 2000030527A JP 2001223539 A JP2001223539 A JP 2001223539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
output
node
feedforward
bipolar transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000030527A
Other languages
English (en)
Inventor
Howe Gary
ハウ ゲイリー
Naotaka Iwata
直高 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000030527A priority Critical patent/JP2001223539A/ja
Priority to US09/778,765 priority patent/US6353360B1/en
Publication of JP2001223539A publication Critical patent/JP2001223539A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/56Modifications of input or output impedances, not otherwise provided for
    • H03F1/565Modifications of input or output impedances, not otherwise provided for using inductive elements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/189High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • H03F3/19High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/191Tuned amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03F3/60Amplifiers in which coupling networks have distributed constants, e.g. with waveguide resonators

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い能率を有しサイズと直流電力消費の点で
改善された線性電力増幅を実現する線形電力増幅器を提
供する。 【解決手段】 線形増幅器は、電力増幅器306に直列
接続されたアクティブフィードフォワード型プレディス
トータ304を含む。アクティブフィードフォワード型
プレディストータ304は、ドライバ増幅器とし動作す
る能動デバイス302に対して並列に接続されたフィー
ドフォワード型プレディストーション回路303からな
る。アクティブフィードフォワード型プレディストータ
304は、入力電力に伴って増加する利得特性と入力電
力の増加に伴い減少する位相特性とを有し、線形信号増
幅のために、電力増幅器306のそれとは反対の応答を
補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、セルラ及
び衛星通信システムにおけるデジタル変調信号の低歪増
幅のための線形電力増幅器に関する。特に、本発明は、
アクティブフィードフォワード型プレディストータ(pr
edistorter;前置補償器)と出力電力増幅器を含み、出
力電力増幅器の振幅及び位相の非直線性を補償しするる
とともに入力する信号の直線増幅に対するPAE(powe
r added efficiency;電力付加効率)を増大させるよう
にプレディストータが入力する信号を増幅し歪ませる、
モノリシックマイクロ波集積回路(MMIC;monolith
ic microwave integrated circuit)として実現される
ための電力増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル変調方式は、容量の改善やより
良い伝送性と高いデータ速度通信のために、無線及び衛
星通信のような種々のマルチキャリア(多搬送波)通信
システムにおいて、広く使用されている。非定常包絡線
(非定常エンベロープ)のデジタル変調方式において、
情報は、変調された信号の振幅と位相の双方に含まれ
る。このような信号を増幅するためには、信号の品質を
低下させる振幅及び位相特性の歪みを防ぐために、線形
増幅器が要求される。加えて、線形増幅器は、セルラシ
ステムの基地局のような応用において、大きな歪みを発
生することなしにマルチキャリア信号を同時に増幅する
上でも、また有益である。線形増幅器を使用することの
利点は、使用される増幅器の数を減少するとともに、歪
みを制限するためにいくつかのあまり線形でない増幅器
からの出力を結合するための従来の構成である高出力結
合器チェーンを除去することである。これは、衛星シス
テムやセルラシステムの基地局のような応用において重
大事である増幅システム全体のサイズや複雑さ、コスト
の減少に、直接に結果を及ぼす。その低歪み特性に加え
て、線形増幅器は、その直流(DC)電力消費を最小限
にすることができて、より高い性能、信頼性と運転コス
ト削減をもたらすという高い効率を達成できよう。線形
増幅器のこのような特徴は、全ての通信システムにおい
て、特に、無線システムのセルラ・ハンドセット(電話
機)においてとりわけ望ましい。そこでは、全体のサイ
ズが小型化でき、ハンドセット設計の第一の関心事であ
る改善された増幅器効率による直接的な成果として、電
池寿命、それにより待機(スタンバイ)及び通話時間を
著しく改善できる。
【0003】例えば無線通信システムにおいて非定常包
絡線の変調信号の直線増幅を達成するために、従来の増
幅器は、通常、直線性の要求を満足させるために、飽和
電力より低められたある出力電力で動作する。これのト
レードオフは、増幅器における低いPAEである。PA
Eのピークは、通常、飽和出力電力レベルの近くで達成
されるからである。その動作から下回ることによって、
増幅器は、PAEにおいて30%から40%ほどの減少
を被り、これは直流電力消費、特にセルラハンドセット
の電池寿命に悪影響を及ぼす。
【0004】従来の線形増幅器における低効率という欠
点は、増幅器線形化技術を用いて克服することができ
る。増幅器線形化技術は、増幅器の出力における歪みレ
ベルを減少させるための外部回路の使用を要求し、かく
して増幅器が効率的ではあるが非直線的である領域で運
転できるようにし、高効率と良好な直線性とを同時に達
成する。フィードフォワード、プレディストーション(p
redistortion)及びフィードバックのような一般的な線
形化技術は、T. J. Bennettらによる"Feedforward - An
alternative approach to amplifier linearization,"
The Radio and Electronic Engineer, vol. 44, no.
5, pp. 257-262, May 1974;R. D. Stewartらによる"Fe
edforward linearization of 950 MHz amplifiers," IE
E Proceedings-H, vol. 135, no. 5, pp. 347-350, Oc
t. 1988;Danielsonsによる米国特許第5,850,162号明細
書;J. Namikiによる"An automatically controlled pr
edistorter for multilevel quadrature amplitude mod
ulation," IEEE Trans. Commun., vol. COM-31, no. 5,
pp. 707-712, May 1983;Huangらによる米国特許第4,4
65,980号明細書;Grebliunasらによる米国特許第5,523,
716号明細書;A. K. Ezzeddineらによる"An MMAC C-Ban
d FET feedback power amplifier," IEEE Trans. Micro
wave Theory Tech., vol. MTT-38, no. 4, pp. 350-35
7, Apr. 1990;F.Perezらによる"Linearisation of mic
rowave power amplifiers using activefeedback netwo
rks," Electron. Lett., vol. 21, no. 1, pp. 9-10, J
an. 1985;J. C. Pedroらによる"An MMIC linearized a
mplifier using active feedback," 1993 IEEE MTT-S D
ig., pp. 95-98;Myersらによる米国特許第5,886,572号
明細書;Katayamaらによる米国特許第5,821,814号に開
示されている。しかしながら、これらの技術は、通常、
複雑な回路構成を伴うか、小型化されたセルラハンドセ
ットへのそれらの実際的な適用を制限する実際に起こり
うる安定性問題を経験する。
【0005】最近、より簡単な構成のプレディストータ
が、M. Nakayamaらによる"A novelamplitude and phase
linearizing technique for microwave power amplifi
ers," 1995 IEEE MTT-S Dig., pp. 1451-1454;K. Yama
uchiらによる"A novel series diode linearizer for m
obile radio power amplifiers," 1996 IEEE MTT-SDi
g., pp. 831-834;A. Katzらによる"Passive FET MMIC
linearizers for C, Xand Ku-band satellite applicat
ions," 1993 IEEE MTT-S Dig., pp. 353-356;Katzらに
よる米国特許第5,191,338号明細書に開示されている。
これらのプレディストータは、従来の設計に比べてサイ
ズの減少を達成するが、なお、余分の整合回路を必要と
し、実際の使用における困難を増加させる大きな損失と
アイソレーション不足を経験する。図1に示された従来
の小型化されたプレディストータの設計を参照すること
によって、もっともよく説明される。
【0006】図1は、非直線性発生器102と入力整合
回路101と出力整合回路103とを含む典型的な小型
受動(パッシブ)型プレディストータ104を示す。整
合回路は、通常、 MMIC内で大きな面積を占め、全
体的な設計のコストを増加するインダクタを含む。図2
は、線形電力増幅器206の従来の構成を示す。受動型
プレディストータ104は、図1に示されるように、電
力増幅器205の非直線性を補償するために使用され
る。アイソレータ201とバッファ増幅器203は、そ
れぞれ、プレディストータ104の不十分な逆方向アイ
ソレーションと挿入損失とを補償するために必要とされ
る。整合回路202,204は、それぞれ、バッファ増
幅器203の入力と出力をアイソレータ201と電力増
幅器205とに整合させるために使用される。この配置
の短所は、余分の整合回路202,204とバッファ増
幅器203とアイソレータ201とを含み、これは線形
増幅器206の全体のサイズとバッファ増幅器203に
よって必要とされる余分の直流電力消費を増加させる。
したがって、線形増幅器206は、小型であることと低
い総電力消費とを要求するセルラハンドセットには、実
用的ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術による複雑
さの低い受動型プレディストータは、習慣的な設計で通
常使用される電力結合器や可変減衰器や移相器のような
かさばった素子の使用を省いているが、入力及び出力整
合回路を備えた非直線性発生器を含んでいる。電力増幅
器に直列接続されたとき、プレディストータの出力整合
は、増幅器の入力整合回路の機能と重複することにな
る。整合回路は、通常、MMIC上で実現するために大
きな面積を要するインダクタを含むので、このことは、
ハンドセット電力増幅器のための重大関心事であるチッ
プの寸法と全体設計のコストを増加させ、また、量産に
は不適なものであろう。加えて、従来のプレディストー
タは、通常、逆方向のアイソレーションが不十分であ
る。これらのプレディストータと協働する電力増幅器
は、全体の回路性能を低下させることとなるプレディス
トータと増幅器ステージとの間の相互作用を避けるため
に、回路のアイソレーションを改善する追加のアイソレ
ータを必要とする。アイソレータは、通常、独立したモ
ジュールの形態であり、セルラシステムのハンドセット
で使用できる小さな回路面積上に追加するには、不適切
であろう。
【0008】従来技術で示されたプレディストータはす
べて、事実上、設計に基づいて4dBから20dBの範
囲の挿入損失レベルを有する受動型のものである。通
常、余分のバッファ増幅器が、大きな挿入損失を補償す
るために追加される。バッファ増幅器の使用は、全体の
直流電力消費を増加させることに、特に関わっている。
線形増幅器の全体的な効率が改善されたとしても、余分
な直流電力を必要とすることはハンドセットの電池寿命
に対する余分な負担となり、このような増幅器構成は、
ハンドセットへの応用には不適切と考えられる。さら
に、これらの既知のプレディストータは、通常、期待さ
れる効率改善を得るためには正確な調整を必要とし、し
たがって、量産や容易な使用の観点からは、実際的でな
いだろう。
【0009】本発明の目的は、高効率の線形電力増幅を
供給し、サイズと直流電力の消費において改良された線
形電力増幅器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの様相にし
たがって、線形電力増幅器は、アクティブフィードフォ
ワード型プレディストータを用いるとともに最終電力段
に直列接続された駆動段からなる。アクティブフィード
フォワード型プレディストータは、その入力及び出力の
間を接続するプレディストータを有する増幅器からな
る。この駆動段は、最終電力段のそれとは反対の利得及
び位相特性を有し、入力信号をプレディストーションす
る(予め歪ませる)ために使用される。駆動段が最終電
力段と組み合わされたとき、電力段の非直線性利得及び
位相は、駆動段によって補償され、直線化される。これ
により、歪みの低い増幅と、高い効率動作の線形電力増
幅器が得られる。
【0011】本発明の他の様相にしたがって、調整可能
バイアス回路は、外部直流電圧を使用するアクティブフ
ィードフォワード型プレディストータを調節することを
可能にする。アクティブフィードフォワード型プレディ
ストータの特性を調整することにより、プレディストー
タは、いかなる電力段の種々の程度の非直線性を補償す
るために使用することができる。
【0012】ここに開示された本発明のこれらの及び他
の様相は、図面を参照して以下に述べる好ましい実施の
形態を読むならば、この分野に通暁した人にとっては明
白であろう。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図3を参照すると、本発明の実施の1形態
に基づく線形増幅器307の簡略化されたブロック図が
示されている。線形増幅器307は、最終段電力増幅器
306に直列接続されたアクティブフィードフォワード
型プレディストータ304を含む。アクティブフィード
フォワード型プレディストータ304は、入力整合回路
301と、能動デバイス302と、能動デバイス302
の入力端子及び出力端子の間に接続されたフィードフォ
ワード型プレディストーション回路303と、段間整合
回路305から構成される。入力整合回路301は、能
動デバイス302の入力を50Ω系に整合させ、これに
対して整合回路305は、能動デバイス302の出力を
電力増幅器306の入力に整合させる段間整合である。
整合回路は、この分野における通常の技術の範囲内のも
のである。能動デバイス302は、バイポーラトランジ
スタまたは電界効果トランジスタであってよく、信号増
幅の目的のためのものである。したがって、アクティブ
フィードフォワード型プレディストータ304は、従来
の受動型プレディストータのような挿入損失ではなく、
入力信号に挿入利得を与えるという意味で、本来的に能
動的(アクティブ)である。最終段電力増幅器306
は、異なる応用のための出力電力要求に応じて1または
複数の電力増幅器から構成される。
【0015】線形増幅器307は、従来の設計のものよ
りも高い直線性と高い効率とを達成するものであり、そ
の動作の基本原理を以下に述べる。
【0016】アクティブフィードフォワード型プレディ
ストータ304は、入力電力レベルにともなって変化す
る、最終段電力増幅器306の利得及び位相応答とは反
対の利得及び位相応答を持つように設計されている。ア
クティブフィードフォワード型プレディストータ304
は、このように、入力信号の振幅及び位相特性を電力レ
ベルに応じて修正しプレディストート(予め歪ませる)
し、また、入力信号を増幅する。かくして、アクティブ
フィードフォワード型プレディストータ304は、従来
の設計におけるように信号を線形増幅するというより
も、電力増幅器段306の前の駆動増幅器として作用す
る。アクティブフィードフォワード型プレディストータ
304によって提供された2つの機能により、従来の受
動型プレディストータ構成よりも要素の数を減少させる
ことができる。増幅されプレディストートされた信号
は、それから、入力電力レベルの関数としてアクティブ
フィードフォワード型プレディストータ304のそれと
は反対の利得及び位相特性を有する最終段電力増幅器3
06の入力へ与えられる。二者が一緒に結合されて線形
増幅器307になると、最終段電力増幅器306の非直
線性はアクティブフィードフォワード型プレディストー
タ304によって補償され、このように、線形増幅器3
07の出力において、より直線性を有する利得及び位相
応答が得られる。したがって、信号の直線性の高い増幅
が達成され、これは、最終段電力増幅器306の高効率
領域での運転を可能にする。例えば、最終段電力増幅器
306は、通常、入力電力レベルの増加に伴って、利得
圧縮と位相伸張を被る。アクティブフィードフォワード
型プレディストータ304は、したがって、反対の応答
すなわち入力電力レベルの増加に伴う利得伸張と位相圧
縮を有するように配置され、線形増幅器307が高い直
線性と効率的な運転をするように、最終段電力増幅器3
06に直列接続される。
【0017】この線形増幅器307は、ハイブリッド回
路か、モノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)
か、あるいはこれら両者の組み合わせによって実現する
ことができる。しかしながら、この実施の形態の回路
は、コンパクトな構成を有するので、容易に低いコスト
で小型に製作されハンドセットの電力増幅器に使用され
ることが期待されるMMICとして実装されることが、
より望ましい。以下の記載において、線形増幅器307
の現実化は、移動体通信システムにおけるハンドセット
への応用に適した出力電力レベルを有し、低い電圧供給
レベル、すなわち、携帯電池から利用できる一般的な直
流電圧である3Vから6Vまでの範囲で運転できる2段
電力増幅器の設計として、図解されている。
【0018】図4は、この実施の形態に基づくフィード
フォワード型プレディストーション回路303の概略図
を示す。フィードフォワード型プレディストーション回
路303は、バイポーラトランジスタ403を含む。直
流ブロッキングコンデンサ402は、入力401(ポー
ト1)をバイポーラトランジスタ403のベースに接続
する。コンデンサ410は、バイポーラトランジスタ4
03のコレクタを接地点(グラウンド)に接続する。並
列LCネットワークは、インダクタ405及びコンデン
サ404を含み、バイポーラトランジスタ403のエミ
ッタを接地点に接続する。直列接続された抵抗406及
び直流ブロッキングコンデンサ407は、バイポーラト
ランジスタ403のエミッタを出力408(ポート2)
に接続する。
【0019】バイアス回路409は、バイポーラトラン
ジスタ403のベースを直流バイアス電圧Vb1に接続す
る。バイアス回路409は、直流バイアス電圧Vb1がバ
イポーラトランジスタ403のベースに供給されるよう
にし、入力401からの入力信号が直流供給電圧Vb1
達するのを阻止し、かくして、直流バイアス電圧Vb1
入力401に印加される入力信号のと間のアイソレーシ
ョンを確保する。バイアス回路409の設計は、この分
野での通常の技術内容のものである。
【0020】プレディストータとしての特性及び動作を
達成するために、バイポーラトランジスタ403は、非
直線性領域で動作するように、わずかに順方向にバイア
スされる。非直線性の程度は、直流バイアス電圧Vb1
依存する。抵抗406は、入力401から出力408へ
フィードフォワードされるべき信号の割合を制御する。
コンデンサ404がフィードフォワード型プレディスト
ーション回路303の順方向挿入損失を減少させる一方
で、インダクタ405は、接地点への直流経路を提供す
る。フィードフォワード型プレディストーション回路3
03の特性は、直流バイアス電圧Vb1、コンデンサ40
2,404,407,410及び抵抗406に依存す
る。これらの要素の値は、最適特性のために選択され
る。
【0021】図5(a)は、図4に示されたフィードフ
ォワード型プレディストーション回路303の順方向利
得伝送特性及び順方向位相伝送特性を入力電力Pin及び
直流バイアス電圧Vb1の関数として示している。曲線群
501は、順方向利得伝送特性s21(dB)を示し、曲
線群502は、順方向位相伝送特性s21(度)を示す。
曲線501を参照すれば、フィードフォワード型プレデ
ィストーション回路303の利得は、入力電力レベルの
増加に伴う減少の前にピークレベルに増加し、伸張す
る。このような利得伸張のレベルは、直流バイアス電圧
b1の関数であり、それゆえ、直流バイアス電圧V
b1は、フィードフォワード型プレディストーション回路
303の特性を調整するために使用することができる。
曲線502を参照すれば、位相は、入力電力が直流バイ
アス電圧Vb1の関数である程度で増加するときに、減少
する。
【0022】図5(b)は、図4に示されるフィードフ
ォワード型プレディストーション回路303の逆方向利
得伝送特性及び逆方向位相伝送特性を入力電力Pin及び
直流バイアス電圧Vb1の関数として示している。曲線群
503は、逆方向利得伝送特性s12(dB)を示し、曲
線群504は、逆方向位相伝送特性s12(度)を示す。
曲線503を参照すれば、フィードフォワード型プレデ
ィストーション回路303の逆方向利得は、順方向利得
501より著しく低い。これは、フィードフォワード型
プレディストーション回路303は良好なアイソレーシ
ョンレベルを有し、フィードフォワード型プレディスト
ーション回路303の出力408から入力401へフィ
ードバックされる信号のレベルを最小にして、動作の優
れた安定性を提供できることを示す。逆方向利得は、直
流バイアス電圧Vb1に伴って著しくは変化せず、直流バ
イアス電圧Vb1のいろいろな値に対して良好なアイソレ
ーションを達成する。曲線504を参照すれば、位相
は、入力電力が増加するにつれて減少するが、その程度
は直流バイアス電圧Vb1に伴って著しくは変化しない。
【0023】図6は、この実施の形態に基づくアクティ
ブフィードフォワード型プレディストータ304の概略
図を示す。アクティブフィードフォワード型プレディス
トータ304は、入力及び出力インピーダンスを50Ω
系と次段電力増幅器306の入力にそれぞれに整合させ
る入力及び出力整合回路301,305を伴ったバイポ
ーラトランジスタ302を含む。各整合回路は、インダ
クタンス、キャパシタンス及びレジスタンス(抵抗)の
うちの1つか全てを与える1つかいくつかの集中または
分布要素を含み、要素は、応用によって要求されるよう
に、いかなる複雑さの回路に配置されてもよい。整合回
路は、この分野で通常の技術範囲のものである。バイア
ス回路602,603は、バイポーラトランジスタ30
2のベースとコレクタをそれぞれ直流電源VbとVcに接
続する。バイアス回路602,603の設計は、この分
野で通常の技術範囲のものである。直流バイアス電圧V
c,Vbは、バイポーラトランジスタ302が増幅器とし
て動作するアクティブモードにバイアスされるように、
設定される。
【0024】アクティブフィードフォワード型プレディ
ストータ304は、フィードフォワード型プレディスト
ーション回路303をバイポーラトランジスタ302の
ベースとコレクタの間に接続することで形成される。バ
イアス回路409を除いて、フィードフォワード型プレ
ディストーション回路303は、図4に示されたものと
基本的に同一である。したがって、同じ要素は同じ参照
番号で参照され、同じ要素の詳細な動作とフィードフォ
ワード型プレディストーション回路303の動作原理
は、バイアス回路409の動作を除いては、ここでは繰
り返さない。
【0025】フィードフォワード型プレディストーショ
ン回路303内のバイアス回路409は、RF信号を阻
止するRFチョーク607を含み、RFチョーク607
は、バイポーラトランジスタ403のベースを、バイポ
ーラトランジスタ403のベースに流れ込むバイアス電
流を設定するバイアス抵抗606を通じて、直流電源V
b1に接続する。バイパスコンデンサ605は、 RFチ
ョーク607を高周波雑音を取り除く接地点に接続す
る。
【0026】アクティブフィードフォワード型プレディ
ストータ304は、フィードフォワード型プレディスト
ーション回路303とともに、バイポーラトランジスタ
302に基づく増幅回路を完成する。この構成は、フィ
ードフォワード型プレディストーション回路303に要
求される余分の整合回路の必要性を減じ、それゆえに、
全体的な回路サイズと複雑性を減少し、最小化して具体
化することに適したものとする。入力信号のプレディス
トーションの程度は、フィードフォワード型プレディス
トーション回路303によって制御される。バイポーラ
トランジスタ302は、増幅器として動作するので、ア
クティブフィードフォワード型プレディストータ304
は、従来の技術で示された挿入損失の代わりに挿入利得
を達成することができる。したがって、アクティブフィ
ードフォワード型プレディストータ304は、他の増幅
段と組み合わされたときに、全体の利得を下げない。
【0027】図7(a)に示された曲線群701は、図
6に示されるアクティブフィードフォワード型プレディ
ストータ304の挿入利得特性を出力電力Pout及び直
流バイアス電圧Vb1の関数として示している。曲線70
1を参照すれば、アクティブフィードフォワード型プレ
ディストータ304は、入力信号の増幅を可能にする良
い利得レベルを示す。アクティブフィードフォワード型
プレディストータ304の利得は、出力電力に伴って増
加し、より高い出力電力領域で落ちる前に利得伸張を達
成する。それは、最終段電力増幅器306の非直線性効
果を補償するのに適した利得伸張特性をもつ領域であ
る。利得伸張の度合いは、直流バイアス電圧Vb1によっ
て制御することができる。アクティブフィードフォワー
ド型プレディストータ304の利得は、利得伸張レベル
が増加したとき、減少する。
【0028】図7(b)に示された曲線群702は、図
6に示されるアクティブフィードフォワード型プレディ
ストータ304の挿入位相特性を出力電力Pout及び直
流バイアス電圧Vb1の関数として示している。曲線70
2を参照すれば、アクティブフィードフォワード型プレ
ディストータ304の挿入位相は、出力電力レベルの増
加に伴って減少する。位相圧縮の度合いは、直流バイア
ス電圧Vb1の関数である。
【0029】図8は、この実施の形態に基づく2段線形
電力増幅器307の概略図を示す。2段線形電力増幅器
307は、破線で囲まれたアクティブフィードフォワー
ド型プレディストータ304と電力増幅器306を含
む。
【0030】電力増幅器306は、バイポーラトランジ
スタ802のコレクタを50Ω系に整合する出力整合回
路803を伴ったバイポーラトランジスタ802を含
む。整合回路803は、インダクタンス、キャパシタン
ス及びレジスタンス(抵抗)のうちの1つか全てを与え
る1つかいくつかの集中または分布要素を含み、要素
は、応用によって要求されるように、いかなる複雑さの
回路に配置されてもよい。整合回路は、この分野で通常
の技術範囲のものである。バイアス回路805,806
は、バイポーラトランジスタ802のベースとコレクタ
をそれぞれ直流バイアス電圧Vb2,Vc2に接続する。バ
イアス回路805,806の設計は、この分野で通常の
技術範囲のものである。直流バイアス電圧Vc2,V
b2は、バイポーラトランジスタ802が増幅器として動
作するアクティブモードにバイアスされるように、設定
される。
【0031】アクティブフィードフォワード型プレディ
ストータ304の構成は、図6に示したものと本質的に
同様であり、同じ要素には同じ参照番号が付されてい
る。同じ要素の詳細な機能については、繰り返して説明
しない。この構成において、整合回路305は、バイポ
ーラトランジスタ302の出力インピーダンスをバイポ
ーラトランジスタ802の入力インピーダンスに整合さ
せるのに使用される。
【0032】アクティブフィードフォワード型プレディ
ストータ304は、入力電力の関数として、電力増幅器
306のそれに対して反対の利得及び位相応答を有する
ように設計される。入力ポート801からの入力信号
は、アクティブフィードフォワード型プレディストータ
304によってプレディストートされる。プレディスト
ートされた信号は、それから、バイポーラトランジスタ
802のベースに供給され、電力増幅器306によって
増幅される。適切に設計されると、電力増幅器306の
非直線性はアクティブフィードフォワード型プレディス
トータ304によって直線化され補償され、かくして線
形増幅器307の出力804における信号の直線性が改
善される。効果は、図9と図10に描かれている。
【0033】図9(a)は、線形増幅器307と同様で
あるがフィードフォワード型プレディストーション回路
303を備えない構成である従来の2段電力増幅器の利
得及び電力付加効率(PAE;power added efficienc
y)を出力電力Poutの関数として示している。曲線90
1は、増幅器の利得を出力電力Poutの関数として描い
ている。増幅器の利得は、出力電力レベルPoutが増加
すると、圧縮する。増幅器の直線性の表示として一般的
に使用される1dB圧縮点P1dBにおける増幅器の出力
電力Poutは、28.7dBmである。曲線902は、
電力増幅器のPAEを出力電力Poutの関数として示し
ている。PAEは、出力電力Poutに伴って増加し、低
下する前にピークレベルに達する。P1dBにおいて、増
幅器は50.8%のPAEを達成する。
【0034】図9(b)は、線形増幅器307と同様で
あるがフィードフォワード型プレディストーション回路
303を備えない構成である従来の2段電力増幅器の利
得及び位相偏移(phase deviation)を出力電力Poutの関
数として示している。曲線903は、増幅器の利得を曲
線901と同様に出力電力Poutの関数として描いてい
る。曲線904は、電力増幅器の位相偏移を出力電力P
outの関数として示している。位相偏移もまた、利得偏
移における1dB圧縮点P1dBと同様に、増幅器の直線
性の表示である。P1dBにおいて、増幅器は、6.7度
の位相偏移を示す。
【0035】図10(a)と図10(b)は、最終段電
力増幅器306の非直線性を補償するアクティブフィー
ドフォワード型プレディストータ304の効果を説明し
ている。図10(a)は、本実施の形態に基づく線形2
段電力増幅器307の利得及びPAEを出力電力Pout
の関数として示している。曲線1001は線形増幅器3
07の利得を、曲線1002は線形増幅器307のPA
Eを、出力電力Poutの関数として示している。アクテ
ィブフィードフォワード型プレディストータ304の直
流バイアス電圧Vb1は、最適性能のために調整されてい
る。線形増幅器307は、1dB圧縮点P1dBにおい
て、30.5dBmの出力電力Poutと、対応する5
6.8%のPAEを示す。図9(a)に示された同様の
図と比較すると、フィードフォワード型プレディストー
ション回路303をもたない増幅器は、著しく低い出力
電力PoutとPAE(それぞれ28.7dBmと50.
8%)を有する。これらの著しい改善は、図7(a)に
示されたアクティブフィードフォワード型プレディスト
ータ304の利得伸張特性が、効果的に最終段電力増幅
器306の利得圧縮特性を直線化するという事実に帰す
ると考えられる。
【0036】図10(b)は、線形増幅器307の利得
及び位相偏移を出力電力Poutの関数として示してい
る。曲線1003は、線形増幅器307の利得を曲線1
001と同様に出力電力Poutの関数として描いてい
る。曲線1004は、線形増幅器307の位相偏移を出
力電力Poutの関数として示している。位相偏差もま
た、1dB圧縮点P1dBと同様に、増幅器の直線性の表
示である。P1dBにおいて、線形増幅器307は、5.
9度の位相偏移を示す。図9(b)に示された同様の図
と比較すると、アクティブフィードフォワード型プレデ
ィストータ304をもたない増幅器は、より大きい6.
7度の位相偏移を有する。この非直線性の減少は、図7
(b)に示されたアクティブフィードフォワード型プレ
ディストータ304の位相圧縮特性が効果的に最終段電
力増幅器306の位相伸張特性を直線化し、その結果、
線形増幅器307の直線性を改善するという事実によ
る。
【0037】図11は、本発明の他の実施の形態を示
す。この実施の形態は、アクティブフィードフォワード
型プレディストータ1112のためのバイアス回路と調
整可能バイアス回路のコンパクトな具体化を示してい
る。バイポーラトランジスタ302のためのバイアス回
路とフィードフォワード型プレディストーション回路1
111のための調整可能バイアス回路を除いては、アク
ティブフィードフォワード型プレディストータ1112
は、図6に示したものと実質的に同一であり、同じ要素
には同じ参照番号が付与されている。かくしてこれらの
基本的な機能については、さらに繰り返しては説明しな
い。
【0038】バイポーラトランジスタ302のコレクタ
バイアスは、バイポーラトランジスタ302のコレクタ
にRFチョーク1109を通じて接続する直流電源VC
によって供給される。RFチョーク1109は、RF信
号が直流電源VCに到達しないよう阻止するために使用
される。バイパスコンデンサ1108は、直流バイアス
電圧VCとRFチョーク1109間で、高周波雑音を取
り除く接地点に接続する。
【0039】バイポーラトランジスタ302のベースバ
イアス回路は、直列に接続された2つの抵抗1104,
1105による抵抗ブリッジから構成され、それは、直
流電源電圧VCを2つの抵抗1104,1105間の抵
抗比に基づいたベースバイアス電圧Vbに分割する。抵
抗1104,1105間で分割された直流電圧は、RF
チョーク1103を通じてバイポーラトランジスタ30
2のベースに与えられ、バイポーラトランジスタ302
のベースバイアス電圧を設定する。RFチョーク110
3は、RF信号が直流電源VCに達するのを阻止するた
めに使われる。バイパスコンデンサ1102は、RFチ
ョーク1103と高周波雑音を取り除く接地点の間を接
続する。
【0040】フィードフォワード型プレディストーショ
ン回路1111のための調整可能バイアス回路は、コレ
クタが直流電源VCに接続されたバイポーラトランジス
タ1107を含む。直流電源Vb1は、バイポーラトラン
ジスタ1107のベース電流を設定する抵抗1106を
通じてバイポーラトランジスタ1107のベースに接続
する。バイポーラトランジスタ1107のエミッタは、
バイポーラトランジスタ403のベースに流れ込む電流
を設定する抵抗606に接続する。直流電源V b1を変化
させることによって、それに応じてバイポーラトランジ
スタ1107のコレクタ−エミッタ間電圧が変化する。
したがって、バイポーラトランジスタ1107のエミッ
タ電圧は、直流電源Vb1によって制御される。バイポー
ラトランジスタ1107のエミッタ電圧が変化すると、
バイポーラトランジスタ403のベースに流入する電流
が変化し、バイポーラトランジスタ403のバイアス点
を変化させ、それによりアクティブフィードフォワード
型プレディストータ1112のプレディストーション特
性を調節することができる。
【0041】図12は、本発明に基づく他の実施の形態
を示す。この実施の形態は、図11の修正版であって、
アクティブフィードフォワード型プレディストータ12
05での非直線性発生のために、図11に描かれたバイ
ポーラトランジスタ403の代わりにダイオード120
3が使用されているアクティブフィードフォワード型プ
レディストータ1205を含んでいる。図12及び図1
1において、同じ要素は同じ参照番号を有し、したがっ
てそれらの基本機能を繰り返しては述べることはしな
い。
【0042】アクティブフィードフォワード型プレディ
ストータ1205内のフィードフォワード型プレディス
トーション回路1204は、ダイオード1203を含
む。プレディストーション特性を達成するために、ダイ
オード1203は、非直線性領域で動作するように、わ
ずかに順方向にバイアスされている。非直線性の度合い
は、直流バイアス電圧Vb1に依存する。抵抗406は、
バイポーラトランジスタ302のベースからコレクタへ
フィードフォワードされるべき信号の程度を決定する。
コンデンサ404がフィードフォワード型プレディスト
ーション回路1203の順方向挿入損失を減少する一方
で、インダクタ405は、接地点への直流経路を提供す
る。アクティブフィードフォワード型プレディストータ
1205の特性は、直流バイアス電圧Vb1とコンデンサ
402,404、407と抵抗406とに依存する。
【0043】例としてバイポーラトランジスタを用いた
実施の形態を参照して本発明を説明したが、シリコンバ
イポーラトランジスタ、III−Vヘテロ鉄豪バイポーラ
トランジスタ(HBT)、MOSFET(金属−酸化物
−半導体電界効果トランジスタ;metal-oxide-semicond
uctor field effect transistor)、MESFET(金
属−半導体電界効果トランジスタ;metal semiconducto
r field effect transistor)、HEMT(高電子易動
度トランジスタ;high electron mobility transisto
r)、他のIII−V材料システムのような他の技術を用い
ることができる。したがって、特定の実施の形態を参照
して本発明を説明したが、上記の記載は発明の例示であ
って、本発明を限定するためのものとして解釈されるべ
きではない。当業者は、添付の特許請求の範囲で規定さ
れる本発明の範囲を外れることなしに、種々の変形や応
用をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、入力及び出力整合回路と、入力する信
号に対してプレディストーションを行うための非直線性
発生器とを含む、小型化された従来のプレディストータ
の単純化されたブロック図である。
【図2】図2は、プレディストーション線形化に基づく
従来の線形増幅器の単純化されたブロック図である。
【図3】図3は、本発明の実施の一形態のアクティブフ
ィードフォワード型プレディストータを用いた線形電力
増幅器のブロック図である。
【図4】図4は、図3に示された線形電力増幅器で用い
られるフィードフォワード型プレディストーション回路
の概略回路図である。
【図5】図5(a)は、図4に示されたフィードフォワ
ード型プレディストーション回路の順方向伝達特性を入
力電力Pinと制御電圧Vb1の関数として示すグラフであ
る。図5(b)は、図4に示されたフィードフォワード
型プレディストーション回路の逆方向伝達特性を入力電
力Pinと制御電圧Vb1の関数として示すグラフである。
【図6】図6は、図3に示された線形電力増幅器で使用
されるアクティブフィードフォワード型プレディストー
タの概略回路図である。
【図7】図7(a)は、図6に示されたアクティブフィ
ードフォワード型プレディストータの利得特性を出力電
力Poutと制御電圧Vb1の関数として示すグラフであ
る。図7(b)は、図6に示されたアクティブフィード
フォワード型プレディストータの位相偏移特性を出力電
力Poutと制御電圧Vb1の関数として示すグラフであ
る。
【図8】図6に示されたアクティブフィードフォワード
型プレディストータを第1段として組み込んだ2段線形
電力増幅器の概略回路図である。
【図9】図9(a)は、従来の2段電力増幅器の利得及
びPAE(電力付加効率)特性を出力電力Poutの関数
として示すグラフである。図9(b)は、従来の2段電
力増幅器の利得及び位相偏移特性を出力電力Poutの関
数として示すグラフである。
【図10】図10(a)は、図8に示された線形2段電
力増幅器の利得及びPAE特性を出力電力Poutの関数
として示すグラフである。図10(b)は、図8に示さ
れた線形2段電力増幅器の利得及び位相偏移特性を出力
電力Poutの関数として示すグラフである。
【図11】本発明の別の実施の形態の、プレディストー
タ特性の制御のための調整可能バイアス回路を備えるア
クティブフィードフォワード型プレディストータの概略
回路図である。
【図12】本発明のさらに別の実施の形態の、プレディ
ストータ特性の制御のための調整可能バイアス回路を備
えるアクティブフィードフォワード型プレディストータ
の概略回路図である。
【符号の説明】
101,103,202,301,305,803
整合回路 102 非直線性発生器 104 プレディストータ(前置補償器) 201 アイソレータ 203 バッファ増幅器 205,306 電力増幅器 206 線形増幅器 302 能動デバイス 303,1111,1204 フィードフォワード型
プレディストーション回路 304,1112,1205 アクティブフィードフ
ォワード型プレディストータ 307 線形電力増幅器 401,601,801,1101,1201 入力
ポート 402,404,407,410,605,1102,
1108 コンデンサ 403,802,1107 バイポーラトランジスタ 405,607,1103,1109 インダクタ 406,606,1104,1105,1106 抵
抗 408,604,804,1110,1202 出力
ポート 409,602,603,805,806 バイアス
回路 501 フィードフォワード型プレディストーション
回路の順方向利得特性 502 フィードフォワード型プレディストーション
回路の順方向位相特性 503 フィードフォワード型プレディストーション
回路の逆方向利得特性 504 フィードフォワード型プレディストーション
回路の逆方向位相特性 701 アクティブフィードフォワード型プレディス
トータの順方向利得特性 702 アクティブフィードフォワード型プレディス
トータの順方向位相特性 901,903 フィードフォワード型プレディスト
ーション回路を備えない2段電力増幅器の利得 902 フィードフォワード型プレディストーション
回路を備えない2段電力増幅器のPAE(電力付加効
率) 904 フィードフォワード型プレディストーション
回路を備えない2段電力増幅器の位相偏移 1001,1003 アクティブフィードフォワード
型プレディストータを使用する線形2段電力増幅器の利
得 1002 アクティブフィードフォワード型プレディ
ストータを使用する線形2段電力増幅器のPAE 1004 アクティブフィードフォワード型プレディ
ストータを使用する線形2段電力増幅器の位相偏移 1203 ダイオード
フロントページの続き Fターム(参考) 5J090 AA01 AA41 CA21 CA36 FA08 FA19 GN03 GN07 HA02 HA19 HA25 HA29 HA33 KA03 KA12 KA29 KA68 MA14 TA01 TA02 5J091 AA01 AA41 CA21 CA36 FA08 FA19 HA02 HA19 HA25 HA29 HA33 KA03 KA12 KA29 KA68 MA14 TA01 TA02 5J092 AA01 AA41 CA21 CA36 FA08 FA19 HA02 HA19 HA25 HA29 HA33 KA03 KA12 KA29 KA68 MA14 TA01 TA02

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RF(高周波)入力ノードと、 RF出力ノードと、 入力及び出力を有し、前記入力に印加された入力電力の
    増加に伴って減少する利得特性と前記入力に印加された
    入力電力に伴って増加する位相特性を有する電力増幅器
    と、 入力及び出力を有し、前記RF入力ノードに印加された
    信号を増幅するドライバ増幅器として動作し、前記電力
    増幅器の利得における減少を補償するために前記入力に
    印加された入力電力に伴って増加する利得特性と、前記
    電力増幅器の位相における増加を補償するために前記入
    力に印加された入力電力の増加に伴って減少する位相特
    性とを有するアクティブフィードフォワード型プレディ
    ストータとを備え、 前記電力増幅器の出力が前記RF出力ノードに接続さ
    れ、前記アクティブフィードフォワード型プレディスト
    ータの入力が前記RF入力ノードに接続され、前記アク
    ティブフィードフォワード型プレディストータの出力が
    前記電力増幅器の入力に接続された線形増幅器。
  2. 【請求項2】 アクティブフィードフォワード型プレデ
    ィストータは、 RF入力ノードと、 RF出力ノードと、 接地ノードと、 第1及び第2の直流電力供給ノードと、 コレクタ、ベース及びエミッタを有するバイポーラトラ
    ンジスタと、 前記RF入力ノードに接続された入力と前記バイポーラ
    トランジスタのベースに接続された出力とを有し、前記
    バイポーラトランジスタのベースを第1の所定のインピ
    ーダンスに整合させる第1の整合回路と、 前記バイポーラトランジスタのコレクタに接続された入
    力と前記RF出力ノードに接続された出力とを有し、前
    記バイポーラトランジスタのコレクタを第2の所定のイ
    ンピーダンスに整合させる第2の整合回路と、 前記バイポーラトランジスタのベースに接続された入力
    と前記バイポーラトランジスタのコレクタに接続された
    出力とを有するフィードフォワード型プレディストーシ
    ョン回路と、 前記第1の直流電力供給ノードに接続された入力と前記
    バイポーラトランジスタのベースに接続された出力とを
    有する第1のバイアス回路と、 前記第2の直流電力供給ノードに接続された入力と前記
    バイポーラトランジスタのコレクタに接続された出力と
    を有する第2のバイアス回路とを備え、 前記バイポーラトランジスタのエミッタが前記接地ノー
    ドに接続されている請求項1に記載の線形増幅器。
  3. 【請求項3】 アクティブフィードフォワード型プレデ
    ィストータ内のバイポーラトランジスタは、前記アクテ
    ィブフィードフォワード型プレディストータ内の第1及
    び第2の直流電力供給ノードを介して、増幅目的のため
    にアクティブモードにバイアスされる請求項2に記載の
    線形増幅器。
  4. 【請求項4】 アクティブフィードフォワード型プレデ
    ィストータは、入力電力に伴って増加する挿入利得特性
    を有する請求項2に記載の線形増幅器。
  5. 【請求項5】 アクティブフィードフォワード型プレデ
    ィストータは、入力電力における増加に伴って減少する
    挿入位相特性を有する請求項4に記載の線形増幅器。
  6. 【請求項6】 フィードフォワード型プレディストーシ
    ョン回路は、 RF入力ノードと、 RF出力ノードと、 接地ノードと、 直流電力供給ノードと、 コレクタ、ベース及びエミッタを有するバイポーラトラ
    ンジスタと、 前記RF入力ノードに接続された入力と前記バイポーラ
    トランジスタのベースに接続された出力とを有する第1
    のコンデンサと、 前記バイポーラトランジスタのコレクタに接続された入
    力と前記接地ノードに接続された出力とを有する第2の
    コンデンサと、 入力及び出力を有する第3のコンデンサと、 前記バイポーラトランジスタのエミッタに接続された入
    力と前記接地ノードに接続された出力とを有するLCネ
    ットワークと、 前記バイポーラトランジスタのエミッタに接続された入
    力と前記第3のコンデンサの入力に接続された出力とを
    有する抵抗と、 前記直流電力供給ノードに接続された入力と前記バイポ
    ーラトランジスタのベースに接続された出力とを有する
    バイアス回路とを備え、 前記第3のコンデンサの出力が前記RF出力ノードに接
    続されている請求項5に記載の線形増幅器。
  7. 【請求項7】 フィードフォワード型プレディストーシ
    ョン回路内のLCネットワークが並列接続されたインダ
    クタとコンデンサとを有する請求項6に記載の線形増幅
    器。
  8. 【請求項8】 フィードフォワード型プレディストーシ
    ョン回路内のバイポーラトランジスタは、前記フィード
    フォワード型プレディストーション回路の直流電力供給
    ノードを介して、非直線性発生のために、わずかに順方
    向にバイアスされている請求項6に記載の線形増幅器。
  9. 【請求項9】 フィードフォワード型プレディストーシ
    ョン回路が、入力電力における増加に伴って減少する挿
    入損失特性を有する請求項6に記載の線形増幅器。
  10. 【請求項10】 フィードフォワード型プレディストー
    ション回路が、入力電力における増加に伴って減少する
    挿入位相特性を有する請求項7に記載の線形増幅器。
  11. 【請求項11】 フィードフォワード型プレディストー
    ション回路内のバイアス回路が、アクティブフィードフ
    ォワード型プレディストータの特性を電子的に調節する
    ための調整可能バイアス回路である請求項10に記載の
    線形増幅器。
  12. 【請求項12】 調整可能バイアス回路が、 入力ノードと、 出力ノードと、 接地ノードと、 コレクタ、ベース及びエミッタを有するバイポーラトラ
    ンジスタと、 入力及び出力を有するインダクタと、 前記入力ノードに接続された入力と前記バイポーラトラ
    ンジスタのベースに接続された出力とを有する第1の抵
    抗と、 前記バイポーラトランジスタのエミッタに接続された入
    力と前記インダクタの入力に接続された出力とを有する
    第2の抵抗と、 前記第2の抵抗の出力に接続された入力と前記接地ノー
    ドに接続された出力とを有するコンデンサとを備え、 前記バイポーラトランジスタのコレクタは、アクティブ
    フィードフォワード型プレディストータ内の第2の直流
    電力供給ノードに接続され、前記インダクタの出力は前
    記出力ノードに接続されている請求項11に記載の線形
    増幅器。
  13. 【請求項13】 フィードフォワード型プレディストー
    ション回路内の直流電力供給ノードが、外部から調節可
    能であって、アクティブフィードフォワード型プレディ
    ストータの利得及び位相特性を変化させるためにフィー
    ドフォワード型プレディストーション回路内のバイポー
    ラトランジスタのベースに供給されるバイアス電圧を変
    化させる、請求項12に記載の線形増幅器。
  14. 【請求項14】 フィードフォワード型プレディストー
    ション回路は、 RF入力ノードと、 RF出力ノードと、 接地ノードと、 直流電力供給ノードと、 入力及び出力を有するダイオードと、 前記RF入力ノードに接続された入力と前記ダイオード
    の入力に接続された出力とを有する第1のコンデンサ
    と、 入力及び出力を有する第2のコンデンサと、 前記ダイオードの出力に接続された入力と前記接地ノー
    ドに接続された出力とを有するLCネットワークと、 前記ダイオードの出力に接続された入力と前記第2のコ
    ンデンサの入力に接続された出力とを有する抵抗と、 前記直流電力供給ノードに接続された入力と前記ダイオ
    ードの入力に接続された出力とを有するバイアス回路と
    を備え、 前記第2のコンデンサの出力が前記RF出力ノードに接
    続されている請求項5に記載の線形増幅器。
  15. 【請求項15】 フィードフォワード型プレディストー
    ション回路内のLCネットワークは、並列接続されたイ
    ンダクタ及びコンデンサを有する請求項14に記載の線
    形増幅器。
  16. 【請求項16】 フィードフォワード型プレディストー
    ション回路内のダイオードが、フィードフォワード型プ
    レディストーション回路の直流電力供給ノードを介し
    て、非直線性発生のために、わずかに順方向にバイアス
    されている請求項14に記載の線形増幅器。
  17. 【請求項17】 フィードフォワード型プレディストー
    ション回路が、入力電力における増加に伴って減少する
    挿入利得特性を有する請求項14に記載の線形増幅器。
  18. 【請求項18】 フィードフォワード型プレディストー
    ション回路が、入力電力における増加に伴って減少する
    挿入位相特性を有する請求項17に記載の線形増幅器。
  19. 【請求項19】 フィードフォワード型プレディストー
    ション回路内のバイアス回路が、アクティブフィードフ
    ォワード型プレディストータの特性を電子的に調節する
    ための調整可能バイアス回路である請求項18に記載の
    線形増幅器。
  20. 【請求項20】 調整可能バイアス回路が、 入力ノードと、 出力ノードと、 接地ノードと、 コレクタ、ベース及びエミッタを有するバイポーラトラ
    ンジスタと、 入力及び出力を有するインダクタと、 前記入力ノードに接続された入力と前記バイポーラトラ
    ンジスタのベースに接続された出力とを有する第1の抵
    抗と、 前記バイポーラトランジスタのエミッタに接続された入
    力と前記インダクタの入力に接続された出力とを有する
    第2の抵抗と、 前記第2の抵抗の出力に接続された入力と前記接地ノー
    ドに接続された出力とを有するコンデンサとを備え、 前記バイポーラトランジスタのコレクタは、アクティブ
    フィードフォワード型プレディストータ内の第2の直流
    電力供給ノードに接続され、前記インダクタの出力は前
    記出力ノードに接続されている請求項19に記載の線形
    増幅器。
  21. 【請求項21】 フィードフォワード型プレディストー
    ション回路内の直流電力供給ノードが、外部から調節可
    能であって、アクティブフィードフォワード型プレディ
    ストータの利得及び位相特性を変化させるためにフィー
    ドフォワード型プレディストーション回路内のダイオー
    ドの入力に供給されるバイアス電圧を変化させる、請求
    項20に記載の線形増幅器。
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