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JP2001216710A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

Info

Publication number
JP2001216710A
JP2001216710A JP2000020615A JP2000020615A JP2001216710A JP 2001216710 A JP2001216710 A JP 2001216710A JP 2000020615 A JP2000020615 A JP 2000020615A JP 2000020615 A JP2000020615 A JP 2000020615A JP 2001216710 A JP2001216710 A JP 2001216710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
information
data
recorded
optical disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000020615A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyoshi Takeya
智良 竹谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2000020615A priority Critical patent/JP2001216710A/ja
Publication of JP2001216710A publication Critical patent/JP2001216710A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクをデータを記録した装置と異なる記
録装置で前記ディスクにデータを記録することを信頼性
高く防止すること。 【解決手段】 初めてデータを記録するディスクに記録
装置の情報を記録しておく。既記録のディスクにデータ
を記録する際に、このディスクから記録装置情報を読み
出して、自己の記録装置情報と一致した場合のみ、新た
なデータの記録を許可し、自己の記録装置情報と一致し
ない場合は、新たなデータの記録を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の記録再生装置
を備えた光ディスク記録再生装置に係り、特にデータを
ディスクに記録した記録再生装置と前記ディスクからデ
ータを再生する記録再生装置を一致させる技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク記録再生装置で光ディ
スク(単にディスクと称することもある)にデータを記
録再生する場合に、例えばCD−RWを用いて記録する
際に余った領域に次回に記録出来るようにするには、セ
ッションを閉じなければよかった。この場合、1回目書
き込まれたディスクの余った領域にデータを書き加える
事は誰にでも可能であった。また1回目に書き込まれた
データを全て消去し、新たなデータを書き込んだり、デ
ータを書き換えたりする事も可能だった。
【0003】この場合、そのディスクに書き込まれたデ
ータが書き換えて良いものなのか、消去して良いものな
のかは、1回目にデータを書いた本人にしか解らず、ま
た会社などで記録装置を複数台所有している場合、どの
装置で記録したか、ディスクやケース等にメモをしてお
く等の工夫が必要だった。
【0004】また、DVD−RAMディスクのように、
ケースに入ったディスクの場合、ケースに書き込み禁止
の爪があり、これを手動で設定することで、書き込みの
許可、不許可を設定できるが、爪は誰にでも設定でき、
しかも、ケースから出してしまった場合は使えないとい
う問題があった。
【0005】それは、光学的な記録装置の場合、記録す
るレーザー出力の装置間によるバラツキや記録装置メー
カーによるバラツキ、更には光学的なバラツキがあるた
め、最初に記録した装置と異なる記録装置で更にデータ
を同一ディスクに記録してしまった場合、データが読み
出せなくなったり壊れたりする恐れがあった。
【0006】図21は従来の光ディスク記録再生装置の
構成例を示したブロック図である。図において、ディス
ク(Disk)1は記録再生装置にセットされた例えば
DVD−RAMであるとすると、ディスク1は保護ケー
ス24に入れられていて、保護ケース24には、書き換
えや消去防止のための消去防止タブ25が付けられてい
る。ディスク1から信号をピックアップ3により読み出
してプリアンプ4に入力し、このプリアンプ4でRF信
号、トラッキングエラー(以下TEと称する)信号及び
フォーカスエラー(以下FEと称する)信号を生成す
る。またピックアップ3内のレーザー(図示せず)の光
パワーをコントロールするためにAPC回路14を有し
且つ、レーザーのON/OFFはCPU22によりコン
トロールされる。
【0007】プリアンプ4で作られたFE信号はサーボ
アンプ5のA/D変換器6に入力され、イコライザ(E
Q)と増幅器(Amp)7を介し、D/A変換器8にて
アナログ信号に変換された後、フォーカスコイル駆動用
のドライバ回路12に入力され、ピックアップ3内のフ
ォーカスコイル(図示せず)を駆動する。
【0008】プリアンプ4で作られたTE信号はサーボ
アンプ5のA/D変換器9に入力され、イコライザ(E
Q)と増幅器(Amp)10を介し、D/A変換器11
にてアナログ信号に変換された後、トラッキングコイル
駆動用のドライバ回路13に入力され、ピックアップ内
のトラッキングコイル(図示せず)を駆動する。
【0009】プリアンプ4で作られたRF信号はデコー
ダ15のA/D変換器16に入力され、デジタル信号に
変換された後、イコライザ(EQ)と増幅器(Amp)
17を介し、同期検出回路18に入力され、更に、スピ
ンドルエラー回路19でエラーが作られてD/A変換器
20にてアナログ信号に変換された後、スピンドルドラ
イバ回路21によりスピンドル(以下SPDL)モータ
−2を駆動する。またイコライザ(EQ)と増幅器(A
mp)17の出力は、復調回路27で復調され、データ
として出力(DATA出力)される。
【0010】また消去防止タブ25が消去可か、不可か
のどちらに設定されているかを、消去防止検出器26に
より検出し、結果をCPU22が読み取り、CPU22
に接続されているメモリ23に記憶する。消去防止タブ
25が消去可にセットされている場合、入力されたデー
タは変調回路28でDVD−RAMの記録フォーマット
に変調され、記録回路29によりピックアップ3を介し
てディスク1に記録される。
【0011】次に従来のディスク消去可・不可判別方法
を図22、図23を用いて説明する。例えばディスク1
の保護ケース24において、ディスク1の記録面と同じ
面に消去防止タブ25が設けられている。ディスク1に
データを記録する際は、このタブ25を記録可側に切り
替える。記録・再生機側は、ディスク1が記録・再生機
にセットされた場合、消去防止検出器26により、タブ
25がどちらに設定されているかを検出する。
【0012】検出方法は、例えばメカニカルな検出スイ
ッチ30を設けて、タブ25が記録可の位置にある場合
は、検出スイッチ30は図23(a)のようになり、例
えば“L”を出力する。一方、タブ25が記録不可の位
置にある場合は、検出スイッチは図23(b)のように
なり、例えば“H”を出力する。この信号をCPUが確
認し、記録可か不可かを判定していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の光ディスク記録再生装置におけるディスク消去可・
不可判別方法では、ケースの“爪”や消去防止タブ25
を切り替えるだけで、誰にでもデータを書き換えること
が出来るという問題点があった。また、DVD−RAM
のように、保護ケース24から出して使用できるディス
クの場合、ケース24で行っていた消去防止管理ができ
なくなると言う問題点があった。更に光学的な記録装置
の場合、記録するレーザー出力の装置間によるバラツキ
や記録装置メーカーによるバラツキ、更には光学的なバ
ラツキがあるため、ディスクに最初にデータを記録した
装置と異なる記録装置で新たなデータを記録してしまっ
た場合、データが読み出せなくなったり壊れたりする場
合があった。
【0014】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、ディスクをデー
タを記録した装置と異なる記録装置で前記ディスクにデ
ータを記録することを信頼性高く防止することができ、
並びに、ケースから出されて使用されるディスクに対し
てもデータ消去防止管理を確実に行うことができる光デ
ィスク記録再生装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の特徴は、光ディスクに対してデー
タを記録再生する光ディスク記録再生装置において、前
記光ディスクに最初にデータを記録する際に当該光ディ
スク記録再生装置を特定する情報を発生する装置情報発
生手段と、前記装置情報発生手段により発生された装置
情報を前記光ディスクに書き込む装置情報記録手段と、
既記録の光ディスクが装置にセットされた際に前記装置
情報をこの光ディスクから読み出す装置情報再生手段
と、前記装置情報再生手段により得られた前記装置情報
と前記装置情報発生手段により発生された装置情報とを
比較する比較手段と、前記比較手段により両装置情報が
一致したと判定された場合に、前記既記録の光ディスク
に新たなデータを記録することを許可し、両装置情報が
不一致であると判定された場合に、前記既記録の光ディ
スクに新たなデータを記録することを禁止する記録制御
手段とを具備することにある。
【0016】この請求項1の発明によれば、最初にデー
タをディスクに記録する際に、記録装置の装置情報を記
録しておくため、以降、装置情報が一致する記録装置で
のみ、新たなデータの書き込みが行える。
【0017】請求項2の発明の特徴は、光ディスクに対
してデータを記録再生する光ディスク記録再生装置にお
いて、前記光ディスクに最初にデータを記録する際に、
このデータから固有情報を作成する固有情報作成手段
と、前記固有情報作成手段により作成された固有情報を
前記光ディスクに書き込む固有情報記録手段と、既記録
の光ディスクが装置にセットされた際に前記固有情報を
この光ディスクから読み出す固有情報抜き取り手段と、
前記固有情報抜き取り手段により得られた前記固有情報
と前記固有情報作成手段により作成された固有情報とを
比較する比較手段と、前記比較手段により両固有情報が
一致したと判定された場合に、前記既記録の光ディスク
に新たなデータを記録することを許可し、両固有情報が
不一致であると判定された場合に、前記既記録の光ディ
スクに新たなデータを記録することを禁止する記録制御
手段とを具備することにある。
【0018】この請求項2の発明によれば、最初にデー
タをディスクに記録する際に、記録データから作成した
固有情報をディスクに記録しておくため、以降、ディス
クから読み出された固有情報と同一の固有情報を作成で
きる記録装置でのみ、新たなデータの書き込みが行え
る。
【0019】請求項3の発明の特徴は、光ディスクに対
してデータを記録再生する光ディスク記録再生装置にお
いて、前記光ディスクに最初にデータを記録する際に当
該光ディスク記録再生装置を特定する情報を発生する装
置情報発生手段と、前記装置情報発生手段により発生さ
れた装置情報を前記光ディスクに書き込む装置情報記録
手段と、既記録の光ディスクが装置にセットされた際に
前記装置情報をこの光ディスクから読み出す装置情報再
生手段と、前記光ディスクに最初にデータを記録する際
に、このデータから固有情報を作成する固有情報作成手
段と、前記固有情報作成手段により作成された固有情報
を前記光ディスクに書き込む固有情報記録手段と、既記
録の光ディスクが装置にセットされた際に前記固有情報
をこの光ディスクから読み出す固有情報抜き取り手段
と、前記装置情報再生手段により得られた前記装置情報
と前記装置情報発生手段により発生された装置情報とを
比較するか、或いは前記固有情報抜き取り手段により得
られた前記固有情報と前記固有情報作成手段により作成
された固有情報とを比較する比較手段と、前記比較手段
により両装置情報が一致したと判定された場合、或いは
両固有情報が一致したと判定された場合に、前記既記録
の光ディスクに新たなデータを記録することを許可し、
両装置情報が不一致であると判定された場合、或いは両
固有情報が不一致であると判定された場合に、前記既記
録の光ディスクに新たなデータを記録することを禁止す
る記録制御手段とを具備することにある。
【0020】この請求項3の発明によれば、最初にデー
タをディスクに記録する際に、記録装置の装置情報を記
録しておくため、以降、装置情報が一致する記録装置で
のみ、新たなデータの書き込みが行える。或いは、最初
にデータをディスクに記録する際に、記録データから作
成した固有情報をディスクに記録しておくため、以降、
ディスクから読み出された固有情報と同一の固有情報を
作成できる記録装置でのみ、新たなデータの書き込みが
行える。
【0021】請求項4の発明の特徴は、光ディスクに対
してデータを記録再生する光ディスク記録再生装置にお
いて、前記光ディスクにデータを記録する際に、次回の
データの記録に対してディスクフォーマット或いはファ
イルフォーマットにおける許可、不許可の情報を作成す
るデータ保護情報作成手段と、前記データ保護情報作成
手段により作成された前記許可、不許可の情報を前記光
ディスクに記録する記録手段と、装置にセットされた既
記録の光ディスクから前記許可、不許可の情報を読み出
す情報読出手段と、前記情報読出手段から前記不許可情
報が読み出されると、前記既記録の光ディスクに新たな
データの記録を行うことを禁止する記録制御手段とを具
備することにある。
【0022】この請求項4の発明によれば、ケースから
ディスクを出して使用する場合で、既記録の光ディスク
に対して次回データの許可、不許可の情報をディスクに
書き込むため、再生時、この許可、不許可の情報を読み
出して、記録の許可、禁止の管理を行うことができる。
【0023】請求項5の発明の特徴は、光ディスクにデ
ータを記録再生するドライブを複数備え、且つ、光ディ
スクを前記任意のドライブ間で移動して、他のドライブ
にセットする機能を備えた光ディスク記録再生装置にお
いて、前記光ディスクに最初にデータを記録する際に当
該ドライブを特定する情報を発生するドライブ情報発生
手段と、前記ドライブ情報発生手段により発生されたド
ライブ情報を前記光ディスクに書き込むドライブ情報記
録手段と、既記録の光ディスクがドライブにセットされ
た際に前記ドライブ情報をこの光ディスクから読み出す
ドライブ情報再生手段と、前記ドライブ情報再生手段に
より得られた前記ドライブ情報と前記ドライブ情報発生
手段により発生されたドライブ情報を比較する比較手段
と、前記比較手段により両ドライブ情報が一致したと判
定された場合に、前記既記録の光ディスクに新たなデー
タを記録することをこのドライブに許可し、両ドライブ
情報が不一致であると判定された場合に、前記既記録の
光ディスクに新たなデータを当該ドライブで記録するこ
とを禁止する記録制御手段とを各ドライブに備え、且
つ、前記ドライブ情報再生手段により得られた前記ドラ
イブ情報からこのドライブ情報を記録したドライブを判
別する判別手段と、前記判別手段により判別されたドラ
イブに前記光ディスクを移動してセットする移動手段と
を具備することにある。
【0024】この請求項5の発明によれば、最初にデー
タをディスクに記録する際に、ドライブのドライブ情報
を記録しておくため、以降、ドライブ情報が一致するド
ライブでのみ、新たなデータの書き込みが行なわれ、ド
ライブ情報が一致しない場合は、ドライブ情報から最初
に記録したドライブを特定し、このドライブにディスク
を移動して、新たなデータの記録を行う。
【0025】請求項6の発明の特徴は、請求項5記載の
光ディスク記録再生装置において、前記ドライブ情報発
生手段により発生されたドライブ情報を外部の記憶装置
に記憶することにある。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の光ディスク記録
再生装置の第1の実施形態を示したブロック図である。
光ディスク記録再生装置は、ディスク1を回転させるス
ピンドルモータ2、ディスク1にデータを記録再生する
ピックアップ(PU)3、ピックアップ3により再生さ
れたデータから各種信号を生成するプリアンプ4、プリ
アンプ4から制御信号を入力してピックアップ3のサー
ボ信号を作成するサーボアンプ5、サーボ信号をピック
アップ3に出力するドライバ12、13、ピックアップ
3の光パワーをコントロールするAPC回路(1)1
4、APC回路(2)32,プリアンプ4からRF信号
を入力して再生データを生成すると伴に、スピンドルモ
ータ2の制御信号を生成するデコーダ15、スピンドル
モータ2を駆動するドライバ21、装置の全体の制御及
びディスクに対するデータ記録再生管理を行うCPU2
2、装置が動作するに必要な各種データを記憶するメモ
リ23、ディスク1のケース24から消去防止を検出す
る消去防止検出器26、記録データを変調する変調回路
28、変調データをピックアップ3に出力する記録回路
29、ディスク1に記録する記録装置の情報を作成する
記録装置情報作成回路30、ディスク1にデータを記録
した装置を判別する記録装置判別回路31を有してい
る。
【0027】ここで、ピックアップ3はCD用とDVD
用のピックアップが同一のケースに納められており、そ
の構造は図2のようになっている。ピックアップ3内部
には、例えば再生するディスクがCD,CD−RWとD
VDの場合、CD用の対物レンズ50とDVD用の対物
レンズ51、そしてCD用のレーザー(以下LDと称す
る)54とDVD用LD53、そしてCD用の対物レン
ズ50とDVD用の対物レンズ51を同時に駆動するフ
ォーカスコイル52、CD用の受光素子60とDVD用
の受光素子59、CD用のミラ−58とハーフミラ−5
7、DVD用のミラ−56とハーフミラ−55により構
成されている。尚、ピックアップ3の光学的な構成は、
従来のCD等再生装置の物と同一である。
【0028】次に本実施形態の動作について説明する。
装置にセットされたディスク1から信号をピックアップ
3で読み出し、プリアンプ4に入力する。またピックア
ップ3内のLD53、54の光パワーをコントロールす
るためにAPC回路(1)14、APC回路(2)32
を有し、且つ、レーザーのON/OFFは、CPU22
によりコントロールされる。
【0029】プリアンプ4で作られたCD用LD54に
よるFE信号とDVD用LD53によるFE信号はサー
ボアンプ5のA/D変換器6、アンプ33、34に入力
される。アンプ33、34の出力はA/D変換器35に
入力される。この時、A/D変換器6、A/D変換器3
5から得られるFEのレベルは、CPU22によりメモ
リ23に記憶される。
【0030】またA/D変換器6、35へのCD用LD
54によるFE信号とDVD用LD53によるFE信号
は、クロック(CLK)36により時分割されて取り込
まれる。時分割の方法は、例えば入力をSWで切り替え
るが、図示は省略している。
【0031】プリアンプ4で作られたRF信号はデコー
ダ15に入力され、A/D変換器16でデジタル信号に
された後、イコライザ(EQ)と増幅器(Amp)17
を介し、同期検出回路18に入力され、更にスピンドル
エラー回路19でエラーが作られてD/A変換器20に
てアナログ信号に変換された後、スピンドルドライバ回
路21によりスピンドルモータ2に出力されて、これを
駆動する。
【0032】またイコライザ(EQ)と増幅器(Am
p)17の出力は、復調回路27で復調され、復調され
たデータは、記録装置判別回路31に入力される。記録
装置判別回路31の判別結果はCPU22に入力されて
メモリ23に記憶される。更に、記録装置の情報を作成
する記録装置情報作成回路30が、入力ラインに接続さ
れていて、記録装置情報作成回路30から出力される当
該記録装置の情報がCPU22によりディスク1に書き
込まれる。
【0033】次にデータ記録時の動作を図3を用いて説
明する。ディスク1がセットされたか確認し(ステップ
(STEP)1)、ディスク1がセットされたならディ
スク(Dsic)判別を行い(ステップ2)、セットさ
れたディスク1が記録再生できるディスクか判別し(ス
テップ3)、記録再生できるディスクと判別された場
合、ピックアップ3をフォーカスインさせ(ステップ
4)、先頭のデータを読んでデータの記録が既に行われ
ているディスクかどうかを判別する判別する(ステップ
5)。尚、ディスク判別方法は例えばS字カーブレベル
を比較することにより行う。
【0034】ステップ3で記録できるディスクではない
と判別された場合は通常の再生を行うため、本動作処理
を抜ける。またステップ5で既に記録が行われていると
判別された場合も、本処理は行わず、後で説明する書き
換え処理を行う。
【0035】ユーザーからの記録命令が来た場合(ステ
ップ6)、記録装置情報作成回路30で記録装置の情報
を作成し(ステップ7)、記録すべきデータとは別に、
変調回路28、記録回路29経由で、ピックアップ3に
出力することにより、例えばディスク1のデータ記録領
域の先頭に前記記録装置情報を記録する(ステップ
8)。その後、入力された記録すべきデータを記録する
(ステップ9)。
【0036】記録装置の情報は、装置を出荷時にメーカ
ーが設定(例えば製造番号)しても良いし、複数台に使
用する企業などでは、ユーザーが自分で任意に設定でき
る様にしても良い。また例えば、1台のパソコンに6台
の記録装置がSCSIで接続されている場合、各ドライ
ブに設定されているドライブ番号(SCSI番号)を、
パソコンが取り込んで、これらドライブ番号をSCSI
経由で記録装置に送り、記録装置側でこのドライブ番号
を元に作成するか、パソコンでドライブ番号を元に作成
した記録装置の情報をSCSI経由で記録装置に送って
も良い。また、IDE接続されている場合にもSCSI
と同様な操作を行い、更にSCSIとIDEに混在して
接続されている場合にも同様な処理を行う事が可能であ
る。
【0037】次に、書き換え時の動作を図4を用いて説
明する。前記の方法で記録されたディスク1が再び記録
装置にセットされる場合、ディスク1がセットされたか
を確認し(ステップ(STEP)21)、ディスク1が
セットされたならディスク(Dsic)判別を行い(ス
テップ22)、セットされたディスクが記録再生できる
ディスクかを判別し(ステップ23)、記録再生できる
ディスクと判別された場合、ピックアップ3をフォーカ
スインさせて記録出来るエリアの先頭で待機する(ステ
ップ24)。書き換え若しくは消去の命令が来た場合
(ステップ25)、ディスク1に記録された記録装置の
情報を読み取り、これをCPU22を介しメモリ23に
記憶し(ステップ26)、また記録装置の情報を作成
し、これをCPU22を介しメモリ23に記憶する(ス
テップ27)。ステップ26で記憶したディスク1に記
録された記録装置の情報とステップ27で記憶した記録
装置の情報を比較し、セットされたディスクが同じ記録
装置で記録されたか否かを判別する(ステップ28)。
【0038】ステップ28でセットされたディスクが同
じ記録装置で記録されたと判別された場合、記録若しく
は書き換えを許可してデータの記録を開始する(ステッ
プ29)。
【0039】ステップ28でセットされたディスクが同
じ記録装置で記録されていないと判別された場合と、ス
テップ23で記録が可能なディスクではないと判別され
た場合は、記録処理を行わずにこの処理を終了する。
【0040】本実施形態によれば、最初の記録時に記録
装置にディスクの固有情報を作成し記録するようにした
ので、次にこのディスクが記録装置にセットされた場
合、このディスクの固有情報を読み取り、かつ記録装置
本体内に記憶してあるディスクの固有情報と比較し、こ
の記録装置で記録したディスクか否かを判別するように
したので、ディスクに記録した記録装置と異なる記録装
置で記録してしまう事を防止できる。また記録装置の情
報をディスクに記録したので、記録した本人でもメモし
て置かなくてすみ、さらに記録した人以外の人が、この
ディスクに新たに記録したり書き換えたりする場合に
も、最初に記録した記録装置と異なる記録装置で記録す
ることを防止することができる。
【0041】記録装置本体内のメモリには、異なるディ
スクが新規に挿入されて、一番最初に記録する際に、図
11の処理を行い、各ディスク毎の固有情報を複数個保
存できるようにしておけば、この構成で多数のディスク
に対応できる。
【0042】図5は、本発明の光ディスク記録再生装置
の第2の実施形態を示したブロック図である。但し、図
1に示した第1の実施形態と同一の部分は同一符号を付
し、且つ適宜説明を省略する。
【0043】本例の光ディスク記録再生装置は、図1に
示した第1の実施形態の記録装置判別回路と記録装置情
報作成回路の代わりに、固有情報作成回路41と固有情
報抜取回路42が備えられている点が第1の実施形態と
異なるだけで、他の構成は同様である。
【0044】次に本実施形態の動作について説明する。
ディスク1に初めてデータを記録する場合に、記録すべ
きデータが入力された際、入力されたデータから固有情
報作成回路41によって固有情報を作成し、これをCP
U22を介してメモリ23に記憶する。固有情報は、例
えば一定のデータ量を一度記憶してそのデータから作成
するか、特定データ位置の情報から作成しても良く、そ
の方法は、CPU22内のROM(図示せず)に設計時
に決めて格納しておく。
【0045】ディスク1に記録命令が来た場合、記録デ
ータは変調回路28で記録フォーマットに変調された
後、記録回路30によりピックアップ3に出力され、入
力データがディスク1に記録される。
【0046】次にディスクがセットされた時、ディスク
1からの情報をピックアップ3で読み出し、プリアンプ
4により作成されたFE信号とTE信号はサーボアンプ
5に入力される。また、その時作成されたRF信号は、
デコーダ15に入力される。RF信号はA/D変換器1
6でデジタル信号に変換された後、イコライザ(EQ)
と増幅器(Amp)17を介して、復調回路27で復調
され、復調されたデータは固有情報抜き取り回路42に
入力され、ここでディスクに記録されたデータから固有
情報を作成し、CPU22を介してメモリ23に記憶す
る。CPU22は固有情報抜取回路42で作成した情報
と最初にデータを記録した時に作成した固有情報とを比
較し、一致した場合にのみディスク1への新たなデータ
の記録を許可し、一致しなかった場合には記録を許可し
ない。
【0047】次に記録時の動作を図6を用いて説明す
る。ディスク1がセットされたかを確認し(ステップ6
0)、ディスク1がセットされたならばディスク(Di
sc)判別を行い(ステップ61)、セットされたディ
スク1が記録再生できるディスクかを判別し(ステップ
62)、記録再生できるディスクと判別された場合、ピ
ックアップ3をフォーカスインさせ(ステップ63)、
先頭のデータを読んで記録が既に行われているディスク
かどうかを判別する(ステップ64)。
【0048】ステップ62で、データを記録できるディ
スクではないと判別された場合は通常の再生を行うた
め、本動作処理を抜ける。またステップ64で既にデー
タ記録が行われていると判別された場合も、本処理は行
わず、後で説明する書き換え処理を行う。記録するデー
タが入力された場合(ステップ65)、入力されたデー
タから固有情報を作成して記憶する(ステップ66)。
ユーザーからの記録開始命令が来た場合(ステップ6
7)、入力された記録すべきデータをディスクに記録す
る(ステップ68)。ステップ64で初めてデータを記
録するディスクでなかった場合は、記録処理を行わずに
処理を終了する。
【0049】次に書き換え時の動作を図7を用いて説明
する。ディスク1が再び記録装置にセットされた場合、
ディスク1がセットされたかを確認し(ステップ7
1)、ディスク1がセットされたならばディスク(Ds
ic)判別を行い(ステップ72)、セットされたディ
スク1が記録再生できるディスクかを判別し(ステップ
73)、記録再生できるディスクと判別された場合、ピ
ックアップをフォーカスインさせ(ステップ74)、デ
ィスク1から一定時間分のデータを読み出し(ステップ
75)、固有情報を作成する(ステップ76)。また最
初に記録する時に作成してメモリ23に記憶した固有情
報を読み出す(ステップ77)。ディスク1から読み出
した固有情報とメモリ23から読み出した固有情報を比
較し、セットされたディスクがこの記録装置で以前記録
したものかを判別し(ステップ78)、記録がこの記録
装置で行われたと判別された場合のみ記録または書き換
えなどを許可して動作を開始する(ステップ79)。ス
テップ78でセットされたディスクが同じ記録装置で記
録されていないと判定された場合と、ステップ73で記
録が可能なディスクではないと判別された場合は、デー
タの記録処理を行わずに、この処理を終了する。
【0050】本実施形態によれば、最初の記録時に記録
装置にディスクの固有情報を作成して記録するようにし
たので、次にこのディスクが記録装置にセットされた場
合、このディスクの固有情報を読み取り、且つ記録装置
本体内に記憶してあるディスクの固有情報と比較し、こ
の記録装置で記録したディスクか否かを判別するように
したので、ディスクに記録した記録装置と異なる記録装
置で記録してしまう事を防止できる。また記録装置の情
報をディスクに記録したので、記録した本人でもメモし
て置かなくて済み、更に記録した人以外の人が、このデ
ィスクに新たに記録したり書き換えたりする場合にも、
最初に記録した記録装置と異なる記録装置で記録するこ
とを防止できる。
【0051】記録装置本体内のメモリ23には、異なる
ディスクが新規に挿入されて、一番最初に記録する際
に、図6の処理を行い、各ディスク毎の固有情報を複数
個保存出来るようにしておけば、この構成で多数のディ
スクに対応することが出来る。
【0052】ここで、第1の実施形態では、記録装置の
装置情報を光ディスクに記録し、第2の実施形態では光
ディスクに最初に記録するデータから作成した固有情報
を記録装置に記憶しておく構成を説明した。これら第
1、第2の実施形態例を組み合わせても、勿論、同じ効
果が得られる。ここではその1つの例として、図8を用
いて第3の実施形態について説明する。
【0053】図8は本発明の光ディスク記録再生装置の
第3の実施形態を示したブロック図である。但し、図1
に示した第1の実施形態と同一の部分は同一符号を付
し、且つ適宜説明を省略する。本例の光ディスク記録再
生装置は、記録装置情報作成回路30と記録装置判別回
路31の他に、固有情報作成回路41と固有情報抜き取
り回路42を備えており、他の構成は第1の実施形態と
同様である。
【0054】次に記録時の動作を図9を用いて説明す
る。ディスク1がセットされたか確認し(ステップ8
0)、ディスク1がセットされたならばディスク(Ds
ic)判別を行い(ステップ81)、セットされたディ
スク1が記録再生できるディスクか判別し(ステップ8
2)、記録再生できるディスクと判別された場合、ピッ
クアップ3をフォーカスインさせ(ステップ83)、先
頭のデータを読んで記録が既に行われているディスクか
どうか判別する(ステップ84)。ステップ82で記録
できるディスクではないと判別された場合は通常の再生
を行うため、本動作処理を抜ける。またステップ84で
既に記録が行われていると判別された場合も、本処理は
行わず、後で説明する書き換え処理を行う。
【0055】ユーザーからの記録命令が来た場合(ステ
ップ85)、記録装置の情報を作成し(ステップ8
6)、記録すべきデータとは別に、例えばディスク1の
先頭に記録する(ステップ87)。入力データが入力さ
れた場合(ステップ88)、入力されたデータと記録装
置の情報から固有情報J1を作成して記録装置内のメモ
リ23に記憶する(ステップ89)。ユーザーからの記
録開始命令が来た場合、入力された記録すべきデータを
ディスクに記録する(ステップ90)。
【0056】記録装置の情報は、装置の出荷時にメーカ
ーが設定(例えば製造番号)しても良いし、複数台同時
に使用する企業などでは、ユーザーが自分で任意に設定
できる様にしても良い。また、例えば、1台のパソコン
に6台の記録装置がSCSIで接続されている場合、各
ドライブに設定されているドライブ番号(SCSI番
号)を、パソコンが取り込んでSCSI経由で記録装置
に送り、記録装置側でこのドライブ番号を元に作成する
か、パソコンでドライブ番号を元に作成した記録装置情
報をSCSI経由で記録装置に送っても良い。
【0057】また、IDE接続されている場合にもSC
SIと同様な操作を行い、更にSCSIとIDEに混在
して接続されている場合にも同様な処理を行う事か可能
である。
【0058】次に、書き換え時の動作を図10を用いて
説明する。前記の方法で記録されたディスク1が再び記
録装置にセットされる場合、ディスク1がセットされた
かを確認し(ステップ91)、ディスク1がセットされ
たならばディスク(Dsic)判別を行い(ステップ9
2)、セットされたディスク1が記録再生できるディス
クかを判別し(ステップ93)、記録再生できるディス
クと判別された場合、ピックアップをフォーカスインさ
せて記録出来るエリアの先頭で待機する(ステップ9
4)。
【0059】書き換え若しくは消去の命令が来た場合
(ステップ95)、ディスク1に記録された記録装置の
情報を読み取り、CPU22を介しメモリ23に記憶し
(ステップ96)、またディスク1から決められた区間
や量のデータを読み出し(ステップ97)、読み出した
データから作成した固有情報J2を記録装置のメモリ2
3に記憶する。
【0060】更に記録装置のメモリ23に既に記憶して
あるJ1を呼び出し(ステップ99)、装置が一致して
いるか(J1=J2)かを判別し(ステップ100)、
ステップ100でセットされたディスク1が同じ記録装
置で記録されたと判別された場合、新たなデータの記録
若しくは書き換えを許可して記録動作を開始する(ステ
ップ101)。
【0061】ステップ100で、セットされたディスク
1が同じ記録装置で記録されていないと判別された場合
と、ステップ93で記録が可能なディスクではないと判
別された場合は、記録処理を行わずに、この処理を終了
する。
【0062】次に記録装置及びディスクがチェンジャー
に納められている場合について説明する。
【0063】図11は本発明の光ディスク記録再生装置
の第4の実施形態を示したブロック図であり、複数台の
ドライブ(光ディスク記録再生装置)がチェンジャー1
00内に収納されている構成を有している。チェンジャ
ー100はディスク移動装置102、モータ103、制
御用CPU104、メモリ105、ドライブ(1)10
6〜ドライブ(4)109、ディスクケース(1)11
0〜ディスクケース(3)112を有している。
【0064】チェンジャー100の内部には、図12に
示した機能を持つ光ディスク記録再生装置4台(ドライ
ブ1〜4)が収納され、またディスクを各20枚づつ格
納するディスクケース(110〜112)が3個あり、
このディスクケースからディスクを取り出して、ドライ
ブ1〜4へディスクを運び、ドライブへディスクをロー
ドしたり、ドライブからディスクをイジェクトする。元
のディスクケースや、ディスクケースからドライブへの
移動、ドライブへのディスクのロード・イジェクトの制
御は、チェンジャー100内にあるCPU102にて制
御を行っている。ディスクの移動メカニズム等は、公知
のシステムのため説明を省略する。
【0065】図12は上記したドライブの構成例を示し
たブロック図である。本例は図5に示した光ディスク記
録再生装置とほぼ同様であるが、記録装置の情報を作成
する記録装置情報作成回路30が備えられている。他の
構成は図5と同様であるので、説明は省略する。
【0066】次に本実施形態の動作を説明する。記録す
べきデータが入力された場合、入力されたデータから固
有情報作成回路41でディスク1に記録されるデータか
ら固有情報を作成し、更に記録装置情報作成回路30に
より記録装置情報が作成され、これら固有情報と記録装
置情報がCPU22を介し、更に記録装置外のチェンジ
ャー100内のCPU104を介してチェンジャー10
0内のメモリ105に記憶される。
【0067】ディスク1に記録命令が来た場合、固有情
報が変調回路28で記録フォーマットに変調され記録回
路29をディスクに記録される。固有情報は、例えば一
定のデータ量を一度記憶して、そのデータから作成する
か、特定データ位置情報から作成しても良く、その方法
は、CPU22内のROM(図示せず)に設計時に決め
て格納しておく。
【0068】次にディスク1がセットされた時、ディス
ク1からの情報をピックアップ3で読み出し、プリアン
プ4を介してFE信号とTE信号はサーボアンプ5に入
力される。またRF信号は、デコーダ15に入力され
る。デコーダ15のA/D変換器16でデジタル信号に
した後、イコライザ(EQ)と増幅器(Amp)17を
介し、復調回路27で復調される。
【0069】復調されたデータから固有情報抜き取り回
路42により固有情報を作成し、CPU22を介して記
録装置外のチェンジャー100内のCPU104を介し
てメモリ105に記億する。抜き出した固有情報とチェ
ンジャー100内のメモリ105に記憶してある最初に
記録した時に作成した固有情報とを比較し、更にどの記
録装置で記録されたかの情報をチェンジャー100内の
メモリ105に記憶してある装置情報を呼び出し、記録
装置情報が一致した場合にのみセットされた記録装置
(ドライブ)での新たなデータの記録を許可し、一致し
なかった場合には記録装置情報から記録した装置を判別
し、記録した装置(ドライブ)にディスク1を移動して
記録を行う。
【0070】次に記録時の動作を図13を用いて説明す
る。ディスク1がセットされたかを確認し(ステップ2
00)、ディスク1がセットされたならディスク(Ds
ic)判別を行い(ステップ201)、セットされたデ
ィスク1が記録再生できるディスクかを判別し(ステッ
プ202)、記録再生できるディスクと判別された場
合、ピックアップ3をフォーカスインさせ(ステップ2
09)、先頭のデータを読んで記録が既に行われている
ディスクかどうか判別する(ステップ204)。ステッ
プ202で記録できるディスクではないと判別された場
合は通常の再生を行うため、本動作処理を抜ける。また
ステップ204で既に記録が行われていると判別された
場合も、本処理は行わず、後で説明する書き換え処理を
行う。
【0071】記録するデータが入力された場合(ステッ
プ205)、ステップ206で記録装置の情報を作成し
て記録装置外のチェンジャー100内のCPU104へ
データを送り、次にステップ207で入力されたデータ
から固有情報を作成して記録装置外のチェンジャー10
0内のCPU104ヘデータを送り(ステップ20
7)、記録装置の情報と共にメモリ105に記憶する
(ステップ208)。ユーザーからの記録開始命令が来
た場合(ステップ209)、入力された記録すべきデー
タを記録する(ステップ210)。ステップ202で記
録可能で無いディスクだった場合は、記録処理を行わず
処理を終了する。
【0072】次に書き換え時の動作を図14を用いて説
明する。ディスク1が再び記録装置にセットされた場
合、ディスク1がセットされたかを確認し(ステップ3
01)、ディスク1かセットされたならばディスク判別
を行い(ステップ302)、セットされたディスクが記
録再生できるディスクかを判別し(ステップ303)、
記録再生できるディスクと判別された場合、ピックアッ
プ3をフォーカスインさせ(ステップ304)、ディス
ク1から一定時間分のデータを読み出し(ステップ30
5)、固有情報を作成する(ステップ306)。また最
初のデータを記録する時に作成してチェンジャー100
内のメモリ105に記憶した固有情報を読み出す(ステ
ップ307)ディスク1から読み出した固有情報とメモ
リ105から読み出した固有情報を比較し、一緒に記憶
した装置の情報からセットされたディスクがこの記録装
置で記録したものかを判別し(ステップ308)、既記
録のデータがこの記録装置で行われたと判別された場合
は新たなデータの記録または書き換え等を許可して記録
を開始する(ステップ309)。
【0073】ステップ308でセットされたディスクが
同じ記録装置で記録されていないと判別された場合、記
録された情報から記録した装置の情報を読み取り、どの
記録装置で記録されたかを判断し(ステップ310)、
ディスクを記録した記録装置へ移動し(ステップ31
1)、記録を開始する(ステップ309)。
【0074】ステップ303で記録が可能なディスクで
はないと判別された場合は、記録処理を行わずにこの処
理を終了する。
【0075】上記実施形態では、光ディスクから作成し
た固有情報と記録装置情報を記録装置外のチェンジャー
100内のメモリ105に記憶させたが、第1の実施形
態で説明した様に記録装置情報も含めて光ディスクの情
報から固有情報を作成して記憶しても同様な効果が得ら
れる。
【0076】本実施形態によれば、最初の記録時に記録
装置外のチェンジャー100内のメモリにディスクの固
有情報を作成して記録するようにしたので、次にこのデ
ィスクがドライブにセットされた場合、このディスクの
固有情報を読み取り、且つドライブ本体外に記憶してあ
るディスクの固有情報とを比較し、このドライブで記録
したディスクか否かを判別するようにしたので、ディス
クに記録したドライブと異なるドライブで記録してしま
う事を防止できる。またドライブの情報をドライブ外の
チェンジャー100内に記録したので、記録した本人で
もメモして置かなくてすみ、更に記録した人以外の人
が、このディスクに新たに記録したり書き換えたりする
場合にも、最初に記録したドライブと異なるドライブで
記録することを防止でき、記録したドライブと異なるド
ライブで記録してしまった場合、データが読み出せなく
なったり壊れたりすることを防止することができ、チャ
ンジャーの使い勝手及び信頼性を向上させることができ
る。
【0077】図15は本発明の光ディスク記録再生装置
の第6の実施形態を説明するフローチャートである。但
し、チェンジャー及び光ディスク記録再生装置の構成は
図11及び図12と同様であるため、以下、図11及び
図12を借用して説明する。
【0078】まず、記録時の動作を説明する。使用者が
例えばディスクケース1内のディスクNo.7に記録す
る指示が出た場合(ステップ400)、記録装置外のチ
ェンジャー100内のメモリ105に記憶しておいたデ
ータから、指示されたディスクがどのブロックに属する
か判別する(ステップ401)。本例では図11の様
に、ディスクがNo.1〜60、ドライブがNo.1〜
4まであるチェンジャー100なので、 ドライブNo.1 ディスクNo.1〜15 ドライブNo.2 ディスクNo.16〜30 ドライブNo.3 ディスクNo.31〜45 ドライブNo.4 ディスクNo.46〜60 が割り当てられていて、記録装置外のチェンジャー10
0内のメモリ105に上記設定を記憶しておく。ディス
クNo.7が指示されているので、このディスクはドラ
イブNo.1の割り当てと判別される。
【0079】次にディスクNo.7を割り当てられてい
るドライブNo.1(106)へ運ぶ様に、チェンジャ
−100内のCPU104がモータ−103とディスク
移動装置102を制御する(ステップ402)。
【0080】ディスク1がセットされたかを確認し(ス
テップ403)、ディスク1がセットされたならディス
ク判別を行い(ステップ404)、セットされたディス
クが記録再生できるディスクかを判別し(ステップ40
5)、記録再生できるディスクと判別された場合、ピッ
クアップ3をフォーカスインさせ(ステップ406)、
先頭のデータを読んで記録が既に行われているディスク
かどうか判別する(ステップ407)。
【0081】ステップ405で記録できるディスクでは
ないと判別された場合は通常の再生を行うため、本動作
処理を抜ける。またステップ407で既に記録が行われ
ていると判別された場合も、本処理は行わず、後で説明
する書き換え処理を行う。
【0082】記録するデータが入力された場合(ステッ
プ408)、ユーザーからの記録開始命令が来た場合
(ステップ409)、入力された記録すべきデータをデ
ィスクに記録する(ステップ410)。ステップ405
で記録可能で無いディスクだった場合は、記録処理を行
わず処理を終了する。
【0083】次に、書き換え時の動作を図16を用いて
説明する。上述の方法で記録されたディスクNo.7が
使用者から指示された場合(ステップ500)、記録装
置外のチェンジャー100内のメモリ105に記憶して
おいたデータから、指示されたディスクがどのブロック
に属するかを判別する(ステップ501)。次にディス
クNo.7を割り当てられているドライブNo.1(1
06)へ運ぶ様に、チェンジャ−100内のCPU10
4がモータ−103とディスク移動装置102を制御す
る(ステップ502)。
【0084】ディスク1がセットされたかを確認し(ス
テップ503)、ディスク1がセットされたならディス
ク(Dsic)判別を行い(ステップ504)、セット
されたディスクが記録再生できるディスクかを判別し
(ステップ505)、記録再生できるディスクと判別さ
れた場合、ピックアップ3をフォーカスインさせて記録
出来るエリアの先頭で待機する(ステップ506)。書
き換え若しくは消去の命令が来た場合(ステップ50
7)、記録若しくは書き換えを許可して記録を開始する
(ステップ508)。ステップ505でセットされたデ
ィスク1が同じ記録装置で記録されていないと判別され
た場合、記録処理を行わずにこの処理を終了する。
【0085】本実施形態によれば、チェンジャーのよう
な複数のドライブを収納した装置においても、最初の記
録時にディスクにドライブの情報を作成して記録するよ
うにし、次にこのディスクがドライブにセットされた場
合、このドライブの情報を読み取り、且つディスクがセ
ットされたドライブの情報と比較し、このドライブで記
録したディスクか否かを判別するようにしたので、ディ
スクに記録したドライブと異なるドライブで記録してし
まう事を防止でき、記録したドライブと異なるドライブ
で記録してしまった場合、データが読み出せなくなった
り壊れたりすることを防止することができ、チェンジャ
ーの使い勝手及び信頼性を向上させることができる。
【0086】図17は、本発明の光ディスク記録再生装
置の第7の実施形態を示したブロック図である。但し、
図1に示した第1の実施形態と同一部には同一符号を付
して説明する。この実施形態では、DVD−RAMディ
スクをケースから出して使用する場合の記録・再生につ
いて説明する。
【0087】光ディスク記録再生装置の構成は、図1に
示した第1の実施形態とほぼ同様で、異なる点は記録装
置判別回路30と記録装置情報作成回路31の代わり
に、記録許可判別回路48と記録許可情報作成回路49
が備えられ、更にCPU22にユーザが情報を入力する
操作部62が付いている。
【0088】次に本実施形態の動作について説明する。
ディスク1は記録再生装置にセットされたディスクで、
ディスク1は保護ケースから出して使用する。装置にセ
ットされたディスク1から信号をピックアップ3で読み
出し、プリアンプ4に入力する。またピックアップ3内
のLD53、54の光パワーをコントロールするために
APC回路(1)14、APC回路(2)32を有し、
且つ、レーザーのON/OFFは、CPU22によりコ
ントロールされる。
【0089】プリアンプ4で作られたCD用LD54に
よるFE信号とDVD用LD53によるFE信号はサー
ボアンプ5のA/D変換器6、アンプ33、34に入力
される。アンプ33、34の出力はA/D変換器35に
入力される。この時、A/D変換器6、A/D変換器3
5から得られるFEのレベルは、CPU22によりメモ
リ23に記憶される。
【0090】またA/D変換器6、35へのCD用LD
54によるFE信号とDVD用LD53によるFE信号
は、クロック(CLK)36により時分割されて取り込
まれる。時分割の方法は、例えば入力をSWで切り替え
るが、図は省略している。
【0091】プリアンプ4で作られたRF信号はデコー
ダ15に入力され、A/D変換器16でデジタル信号に
された後、イコライザ(EQ)と増幅器(Amp)17
を介し、同期検出回路18に入力され、更にスピンドル
エラー回路19でエラーが作られてD/A変換器20に
てアナログ信号に変換された後、スピンドルドライバ回
路21によりスピンドルモータ2に出力されて、これを
駆動する。
【0092】またイコライザ(EQ)と増幅器(Am
p)17の出力は、復調回路27で復調されてデータ出
力される。それと同時に、復調されたデータは記録許可
判別回路48に入力される。記録許可判別回路48はこ
の復調データから、装置にセットされたディスク1がケ
ースから出した場合に記録可能かどうかをLead-in area
にある記録フォーマットデータのControl data zoneの
中のPhysical format informationエリアにある「Disc
type identification」を読み取って判別する。この
実施形態の場合、ケースから出しての記録を許可してい
るので、CPU22から記録許可判別回路48に許可条
件を事前にセットして置く。
【0093】データを記録する場合、入力されたデータ
は、変調回路28でDVD−RAMの記録フォーマット
に変調され、記録回路29によりピックアップ3を介し
てディスク1に記録される。記録時、ディスク1に対し
て次回の記録を許可するか否かを、例えば操作部62か
らユーザーにより入力され、CPU22を介して記録許
可の情報作成回路31に伝えられる。記録不許可の場合
は、図18の表図に示したように、ファイルフォーマッ
トのUDF規格Ver.2.00の中にあるUnit32Perm
issions情報の「Delete permission bit」を“0”にセ
ットする。また、記録・書き換えを許可する場合は、Un
it32 Permissions情報の「Delete permission bit」を
“1”にセットする。
【0094】さらに記録不許可の場合、DVD−RAM
Ver.2.0規格の、「Disc identification inform
ation」の「Write-inhibit flag for a disc」情報を
“1”に設定する。また記録・書き換えを許可する場合
は、、「Disc identificationinformation」の「Write-
inhibit flag for a disc」情報を“0”に設定する。
以上をまとめると、図19に示した表図の様になる。そ
の後、「Delete permission bit」及び「Write-inhibit
flag for a disc」情報を、記録許可の情報作成回路3
1で作成し、ディスクに記録する際に、変調回路28及
び記録回路29を介してディスク1に記録する。
【0095】次に記録時の動作を図20を用いて説明す
る。ディスク1がセットされたかどうかを確認し(ステ
ップ601)、ディスク1がセットされたならDsic
判別を行う(ステップ602)、ディスク判別は、例え
ばCD、CD−R、CD−RW、DVD、DVD−R、
DVD−RAMなどディスクの種類を判別する。ピック
アップ3をフォ一カスインさせ(ステップ603)、Le
ad-in areaの記録されているデータを読み、Write-inhi
bit flag for adisc=“0”か否か判別する(ステップ
604)。ステップ604で記録が許可されたディスク
ではないと判別された場合は、通常の再生を行うため、
本動作処理を抜ける。次にUDFフォーマットで記録さ
れているデータを読み、Delete permission bit=
“1”か否か判別する(ステップ605)。ステップ6
05で記録が許可されたディスクではないと判別された
場合は、通常の再生を行うため、本動作処理を抜ける。
【0096】ユーザーからの記録命令が来た場合(ステ
ップ606)、このディスク1に対し次回も記録や書き
換えを許可するか否かを、例えば入力装置から入力する
様に促し、入力された結果が次回も記録を許可するか否
かを判別する(ステップ607)。ステップ607で次
回も記録を許可する場合は、記録データにおいてDelete
permission bit=“1”を作成し、記録許可作成回路
49にセットする(ステップ608)。更にLead−
in−areaに記録するデータWrite-inhibit flag f
or a disc=“0”を作成し、記録許可作成回路49に
セットする(ステップ609)。
【0097】ステップ607で次回は記録を許可しない
場合は、記録データにおいてDeletepermission bit=
“0”を作成し、記録許可作成回路49にセットする
(ステップ610)。更にLead-in-areaに記録するデー
タWrite-inhibit flag for a disc=“1”を作成し、
記録許可作成回路49にセットする(ステップ61
1)。次に入力されたデータと共に、Delete permissio
n bitとWrite-inhibit fiagfor a discを記録し(ステ
ップ612)、記録処理を終了する。
【0098】本実施形態によれば、記録時に次回のデー
タ記録を許可するか否かをディスクフォーマット及びフ
ァイルフォーマットにおいて作成し、ディスク1に記録
するようにしたので、次にこのディスク1が記録装置に
セットされた場合、ケースから出されたディスクであっ
ても記録許可・不許可のツメが無くても、ディスク1に
対し勝手にデータを書き加えたり、消去したり、書き換
えたりする事が出来なくしたため、このディスクに記録
したり書き換えたりすることを防止できる。
【0099】また、ディスクフォーマットの規格にある
書き込み禁止フラグだけでは、書き込みソフトにより誰
でも簡単に書換禁止から書換許可に変更出来てしまうと
言う欠点があったが、ファイルフォーマットにおいても
書き込み許可のデータが書き込んであるため、従来のD
VD−RAM書き込みソフトなどのディスクフォーマッ
トしか制御していない書き込みソフトを使用しているユ
ーザーが、本例の方法で書かれたディスクをドライブに
セットしても、書換や消去などを出来なくすることがで
きる。
【0100】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1乃
至3の発明によれば、ディスクをデータを記録した装置
と異なる記録装置で前記ディスクにデータを記録するこ
とを信頼性高く防止することができ、並びに、ケースか
ら出されて使用されるディスクに対してもデータ消去防
止管理を確実に行うことができる。
【0101】請求項4の発明によれば、ケースからディ
スクを出して使用する場合でも、次回データの書き込み
許可、禁止を行うデータ保護を行うことができる。
【0102】請求項5、6の発明によれば、複数のドラ
イブでディスクを記録再生する場合にもデータを最初記
録したドライバで、以降のデータの記録が行われるた
め、データの破壊などの事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク記録再生装置の第1の実施
形態を示したブロック図である。
【図2】図1に示したピックアップの構成例を示した概
略図である。
【図3】図1に示した装置のデータ記録時の動作手順を
示したフローチャートである。
【図4】図1に示した装置のデータ書き換え時の動作手
順を示したフローチャートである。
【図5】本発明の光ディスク記録再生装置の第2の実施
形態を示したブロック図である。
【図6】図5に示した装置のデータ記録時の動作手順を
示したフローチャートである。
【図7】図5に示した装置のデータ書き換え時の動作手
順を示したフローチャートである。
【図8】本発明の光ディスク記録再生装置の第3の実施
形態を示したブロック図である。
【図9】図8に示した装置のデータ記録時の動作手順を
示したフローチャートである。
【図10】図8に示した装置のデータ書き換え時の動作
手順を示したフローチャートである。
【図11】本発明の光ディスク記録再生装置の第4の実
施形態を示したブロック図である。
【図12】図11に示したドライブの構成例を示したブ
ロック図である。
【図13】図12に示した装置のデータ記録時の動作手
順を示したフローチャートである。
【図14】図12に示した装置のデータ書き換え時の動
作手順を示したフローチャートである。
【図15】本発明の光ディスク記録再生装置の第6の実
施形態を説明するフローチャートである。
【図16】第6の実施形態における光ディスクの書き換
え時の動作手順を示したフローチャートである。
【図17】本発明の光ディスク記録再生装置の第7の実
施形態を示したブロック図である。
【図18】UDF規格のVer2.00を示した表図で
ある。
【図19】図17に示した情報作成回路で作成される次
回データの記録の許可不許可の設定例を示した表図であ
る。
【図20】図17に示した装置のデータ記録時の動作手
順を示したフローチャートである。
【図21】従来の光ディスク記録再生装置の構成例を示
したブロック図である。
【図22】図21に示した保護ケースの詳細を示した平
面図である。
【図23】図22に示した消去防止タブの動作を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモーター 3 ピックアップ 4 プリアンプ 5 サーボアンプ 6、9、16、35 A/D変換器 7、10、17 EQ及びAmp 8、11、20 D/A変換器 12、13、21 ドライバ 14、32 APC回路 15 デコーダ 18 同期検出回路 19 スピンドルエラー回路 22、104 CPU 23、105 メモリ 24 ケース 25 消去防止タブ 26 消去防止検出器 27 復調回路 28 変調回路 29 記録回路 30 記録装置情報作成回路 31 記録装置判別回路 33、34 アンプ 41 固有情報作成回路 42 固有情報抜き取り回路 45 消去防止タブ 48 記録許可判別回路 49 記録許可情報作成回路 62 操作部 100 チェンジャー 101 移動用ベルト 102 ディスク移動装置 103 モーター 106〜109 ドライブ 110〜112 ディスクケース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月17日(2000.3.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図19】
【図4】
【図6】
【図5】
【図7】
【図9】
【図23】
【図8】
【図10】
【図11】
【図18】
【図12】
【図13】
【図15】
【図14】
【図22】
【図16】
【図17】
【図20】
【図21】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに対してデータを記録再生す
    る光ディスク記録再生装置において、 前記光ディスクに最初にデータを記録する際に当該光デ
    ィスク記録再生装置を特定する情報を発生する装置情報
    発生手段と、 前記装置情報発生手段により発生された装置情報を前記
    光ディスクに書き込む装置情報記録手段と、 既記録の光ディスクが装置にセットされた際に前記装置
    情報をこの光ディスクから読み出す装置情報再生手段
    と、 前記装置情報再生手段により得られた前記装置情報と前
    記装置情報発生手段により発生された装置情報とを比較
    する比較手段と、 前記比較手段により両装置情報が一致したと判定された
    場合に、前記既記録の光ディスクに新たなデータを記録
    することを許可し、両装置情報が不一致であると判定さ
    れた場合に、前記既記録の光ディスクに新たなデータを
    記録することを禁止する記録制御手段と、 を具備することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクに対してデータを記録再生す
    る光ディスク記録再生装置において、 前記光ディスクに最初にデータを記録する際に、このデ
    ータから固有情報を作成する固有情報作成手段と、 前記固有情報作成手段により作成された固有情報を前記
    光ディスクに書き込む固有情報記録手段と、 既記録の光ディスクが装置にセットされた際に前記固有
    情報をこの光ディスクから読み出す固有情報抜き取り手
    段と、 前記固有情報抜き取り手段により得られた前記固有情報
    と前記固有情報作成手段により作成された固有情報とを
    比較する比較手段と、 前記比較手段により両固有情報が一致したと判定された
    場合に、前記既記録の光ディスクに新たなデータを記録
    することを許可し、両固有情報が不一致であると判定さ
    れた場合に、前記既記録の光ディスクに新たなデータを
    記録することを禁止する記録制御手段と、 を具備することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクに対してデータを記録再生す
    る光ディスク記録再生装置において、 前記光ディスクに最初にデータを記録する際に当該光デ
    ィスク記録再生装置を特定する情報を発生する装置情報
    発生手段と、 前記装置情報発生手段により発生された装置情報を前記
    光ディスクに書き込む装置情報記録手段と、 既記録の光ディスクが装置にセットされた際に前記装置
    情報をこの光ディスクから読み出す装置情報再生手段
    と、 前記光ディスクに最初にデータを記録する際に、このデ
    ータから固有情報を作成する固有情報作成手段と、 前記固有情報作成手段により作成された固有情報を前記
    光ディスクに書き込む固有情報記録手段と、 既記録の光ディスクが装置にセットされた際に前記固有
    情報をこの光ディスクから読み出す固有情報抜き取り手
    段と、 前記装置情報再生手段により得られた前記装置情報と前
    記装置情報発生手段により発生された装置情報とを比較
    するか、或いは前記固有情報抜き取り手段により得られ
    た前記固有情報と前記固有情報作成手段により作成され
    た固有情報とを比較する比較手段と、 前記比較手段により両装置情報が一致したと判定された
    場合、或いは両固有情報が一致したと判定された場合
    に、前記既記録の光ディスクに新たなデータを記録する
    ことを許可し、両装置情報が不一致であると判定された
    場合、或いは両固有情報が不一致であると判定された場
    合に、前記既記録の光ディスクに新たなデータを記録す
    ることを禁止する記録制御手段と、 を具備することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクに対してデータを記録再生す
    る光ディスク記録再生装置において、 前記光ディスクにデータを記録する際に、次回のデータ
    の記録に対してディスクフォーマット或いはファイルフ
    ォーマットにおける許可、不許可の情報を作成するデー
    タ保護情報作成手段と、 前記データ保護情報作成手段により作成された前記許
    可、不許可の情報を前記光ディスクに記録する記録手段
    と、 装置にセットされた既記録の光ディスクから前記許可、
    不許可の情報を読み出す情報読出手段と、 前記情報読出手段から前記不許可情報が読み出される
    と、前記既記録の光ディスクに新たなデータの記録を行
    うことを禁止する記録制御手段と、 を具備することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクにデータを記録再生するドラ
    イブを複数備え、且つ、光ディスクを前記任意のドライ
    ブ間で移動して、他のドライブにセットする機能を備え
    た光ディスク記録再生装置において、 前記光ディスクに最初にデータを記録する際に当該ドラ
    イブを特定する情報を発生するドライブ情報発生手段
    と、 前記ドライブ情報発生手段により発生されたドライブ情
    報を前記光ディスクに書き込むドライブ情報記録手段
    と、 既記録の光ディスクがドライブにセットされた際に前記
    ドライブ情報をこの光ディスクから読み出すドライブ情
    報再生手段と、 前記ドライブ情報再生手段により得られた前記ドライブ
    情報と前記ドライブ情報発生手段により発生されたドラ
    イブ情報を比較する比較手段と、 前記比較手段により両ドライブ情報が一致したと判定さ
    れた場合に、前記既記録の光ディスクに新たなデータを
    記録することをこのドライブに許可し、両ドライブ情報
    が不一致であると判定された場合に、前記既記録の光デ
    ィスクに新たなデータを当該ドライブで記録することを
    禁止する記録制御手段とを各ドライブに備え、 且つ、前記ドライブ情報再生手段により得られた前記ド
    ライブ情報からこのドライブ情報を記録したドライブを
    判別する判別手段と、 前記判別手段により判別されたドライブに前記光ディス
    クを移動してセットする移動手段と、 を具備することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光ディスク記録再生装置
    において、 前記ドライブ情報発生手段により発生されたドライブ情
    報を外部の記憶装置に記憶することを特徴とする光ディ
    スク記録再生装置。
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