JP2001205122A - 固形物の粉砕及び/又は混練方法 - Google Patents
固形物の粉砕及び/又は混練方法Info
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- JP2001205122A JP2001205122A JP2000022415A JP2000022415A JP2001205122A JP 2001205122 A JP2001205122 A JP 2001205122A JP 2000022415 A JP2000022415 A JP 2000022415A JP 2000022415 A JP2000022415 A JP 2000022415A JP 2001205122 A JP2001205122 A JP 2001205122A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】非引火性、高安定性、装置の耐圧性が小さく、
乾燥性に優れ、かつ、ミル内壁の被覆エラストマへの腐
食性が小さい、粉砕・混練用の分散媒体の提供。 【解決手段】ジクロロペンタフルオロプロパン:1〜6
0質量%と、(a)メトキシ−ノナフルオロブタン、
(b)パーフルオロヘキサン及び(c)デカフルオロペ
ンタンから選ばれる含フッ素化合物:40〜99質量%
とからなる混合媒体を使用する。
乾燥性に優れ、かつ、ミル内壁の被覆エラストマへの腐
食性が小さい、粉砕・混練用の分散媒体の提供。 【解決手段】ジクロロペンタフルオロプロパン:1〜6
0質量%と、(a)メトキシ−ノナフルオロブタン、
(b)パーフルオロヘキサン及び(c)デカフルオロペ
ンタンから選ばれる含フッ素化合物:40〜99質量%
とからなる混合媒体を使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールミル等にお
いて分散媒体の存在下に固形物を粉砕及び/又は混練す
る方法に関する。
いて分散媒体の存在下に固形物を粉砕及び/又は混練す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】固形物の粉砕や混練は、セメント、ガラ
ス、セラミックスを始め、多くの産業分野において種々
の方法により行われているが、その一つにボールミル法
がある。ボールミル法には、湿式法と乾式法の2通りの
方法があるが、粉砕や混練される固形物の凝集を避けた
い場合や粒径を小さくしたい場合は湿式法が採用されて
いる場合が多い。
ス、セラミックスを始め、多くの産業分野において種々
の方法により行われているが、その一つにボールミル法
がある。ボールミル法には、湿式法と乾式法の2通りの
方法があるが、粉砕や混練される固形物の凝集を避けた
い場合や粒径を小さくしたい場合は湿式法が採用されて
いる場合が多い。
【0003】湿式法により固形物の粉砕や混練を行う場
合には、固形物の凝集を避け、粉砕を効率的に行うため
に分散媒体が使用されており、分散媒体としては様々な
ものが使用されている。その代表的なものとして、水が
使用されている。また、特開昭61−274399号公
報には、アルコール類、芳香族類、ケトン類を粉砕にお
ける分散媒体として使う方法も知られている。
合には、固形物の凝集を避け、粉砕を効率的に行うため
に分散媒体が使用されており、分散媒体としては様々な
ものが使用されている。その代表的なものとして、水が
使用されている。また、特開昭61−274399号公
報には、アルコール類、芳香族類、ケトン類を粉砕にお
ける分散媒体として使う方法も知られている。
【0004】更に、特開平5−254918号公報に
は、無機粉末のスラリーを製造する際に、フッ素元素を
含む溶剤と有機溶剤との混合溶剤を用いる方法が開示さ
れている。かかるフッ素元素を含む溶剤としては、ジク
ロロトリフロロエタン、モノクロロテトラフロロエタ
ン、テトラフロロエタン、ジクロロフィフスフロロプロ
パンが記載されている。
は、無機粉末のスラリーを製造する際に、フッ素元素を
含む溶剤と有機溶剤との混合溶剤を用いる方法が開示さ
れている。かかるフッ素元素を含む溶剤としては、ジク
ロロトリフロロエタン、モノクロロテトラフロロエタ
ン、テトラフロロエタン、ジクロロフィフスフロロプロ
パンが記載されている。
【0005】固形物の粉砕及び/又は混練における分散
媒体としての水は、非引火性で、固形物への影響が無い
こと、さらに、固形物は、粉砕や混練後に乾燥及び/又
は焼成などの工程を経て製品になることが多いため、残
存して製品に悪影響を及ぼすことがないなどのため分散
媒体として優れた適性を有している。しかし、水は沸点
が100℃と高く、また沸点における蒸発潜熱が226
4kJ/kgと高いため、乾燥に時間を必要とし、多く
のエネルギーを要するという欠点を有している。
媒体としての水は、非引火性で、固形物への影響が無い
こと、さらに、固形物は、粉砕や混練後に乾燥及び/又
は焼成などの工程を経て製品になることが多いため、残
存して製品に悪影響を及ぼすことがないなどのため分散
媒体として優れた適性を有している。しかし、水は沸点
が100℃と高く、また沸点における蒸発潜熱が226
4kJ/kgと高いため、乾燥に時間を必要とし、多く
のエネルギーを要するという欠点を有している。
【0006】更に、粉砕及び/又は混練する固形物の中
に水溶性の固形物を含む場合、固形物が水に溶解してし
まうため、上澄み液を除去することができず、乾燥に更
に多くの時間とエネルギーを要するという欠点を有して
いる。
に水溶性の固形物を含む場合、固形物が水に溶解してし
まうため、上澄み液を除去することができず、乾燥に更
に多くの時間とエネルギーを要するという欠点を有して
いる。
【0007】上記のアルコール類、芳香族類、又はケト
ン類をからなる分散媒体は引火性であるため、該分散媒
体を用いる装置には、引火防止対策を講じなければなら
ないなど、装置費用の上昇や装置の大型化などの難点が
認められる。
ン類をからなる分散媒体は引火性であるため、該分散媒
体を用いる装置には、引火防止対策を講じなければなら
ないなど、装置費用の上昇や装置の大型化などの難点が
認められる。
【0008】更に、上記特開平5−254918号公報
に記載されたフッ素元素を含む溶剤は、それ単独で使用
した場合には、それぞれ下記するような問題点を有し、
必ずしも実用的でなかった。即ち、ジクロロトリフロロ
エタン、モノクロロテトラフロロエタン及びテトラフロ
ロエタンは、沸点がそれぞれ、28℃、−12℃、−2
6℃であり、数十度の温度にて行われる粉砕や混練では
圧力が上昇するため、装置の耐圧を増すなどの措置が必
要になり、装置費用の上昇や装置の形状が大きくなる。
に記載されたフッ素元素を含む溶剤は、それ単独で使用
した場合には、それぞれ下記するような問題点を有し、
必ずしも実用的でなかった。即ち、ジクロロトリフロロ
エタン、モノクロロテトラフロロエタン及びテトラフロ
ロエタンは、沸点がそれぞれ、28℃、−12℃、−2
6℃であり、数十度の温度にて行われる粉砕や混練では
圧力が上昇するため、装置の耐圧を増すなどの措置が必
要になり、装置費用の上昇や装置の形状が大きくなる。
【0009】一方、上記ジクロロフィフスフロロプロパ
ン(以下、本発明では、より一般的名称であるジクロロ
ペンタフルオロプロパンという。)は、沸点が54℃で
あるため、装置の耐圧への影響が少ない点で優れるとと
もに、沸点における蒸発潜熱が147kJ/kgであ
り、前述の水(沸点での蒸発潜熱:2264kJ/k
g)と比較して乾燥性にも優れることが本発明者の検討
により確認された。
ン(以下、本発明では、より一般的名称であるジクロロ
ペンタフルオロプロパンという。)は、沸点が54℃で
あるため、装置の耐圧への影響が少ない点で優れるとと
もに、沸点における蒸発潜熱が147kJ/kgであ
り、前述の水(沸点での蒸発潜熱:2264kJ/k
g)と比較して乾燥性にも優れることが本発明者の検討
により確認された。
【0010】しかし、ジクロロペンタフルオロプロパン
は、一般にエラストマーに対する腐食性が大きく、ボー
ルミルなどによる固形物の粉砕、混合の場合、ミル内で
激しく動くボールからミルの損傷を防ぐために、ミルの
内壁に衝撃吸収を目的として被覆されたエラストマーに
対して、腐食の問題をひきおこす現象がみられる。
は、一般にエラストマーに対する腐食性が大きく、ボー
ルミルなどによる固形物の粉砕、混合の場合、ミル内で
激しく動くボールからミルの損傷を防ぐために、ミルの
内壁に衝撃吸収を目的として被覆されたエラストマーに
対して、腐食の問題をひきおこす現象がみられる。
【0011】このように、従来、分散媒体として知られ
るフッ素元素を含む溶剤は、それぞれ問題点を有し、分
散媒体としては決して満足できるものではなかった。
るフッ素元素を含む溶剤は、それぞれ問題点を有し、分
散媒体としては決して満足できるものではなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、少な
くとも1種類以上の固形物を粉砕及び/又は混練する際
に、非引火性で、固形物への影響が無く、安定性が高
く、装置の耐圧への影響が小さく、優れた乾燥性をも
ち、更には、ボールミル等に被覆されているエラストマ
ーに対しても腐食などの問題を生起しない分散媒体を使
用した粉砕及び/又は混練方法を提供することにある。
くとも1種類以上の固形物を粉砕及び/又は混練する際
に、非引火性で、固形物への影響が無く、安定性が高
く、装置の耐圧への影響が小さく、優れた乾燥性をも
ち、更には、ボールミル等に被覆されているエラストマ
ーに対しても腐食などの問題を生起しない分散媒体を使
用した粉砕及び/又は混練方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために種々の物質について検討を重ねた結果、
本発明を完成するに到った。すなわち、本発明は、固形
物を分散媒体の存在下に粉砕及び/又は混練する方法に
おいて、分散媒体が、ジクロロペンタフルオロプロパン
の1〜60質量%と、下記の(a)〜(c)から選ばれる
含フッ素化合物の少なくとも1種類の40〜99質量%
との混合媒体、又は該混合媒体を主成分とする組成物で
あることを特徴とする固形物の粉砕及び/又は混練方法
に関する。 (a)メトキシ−ノナフルオロブタン、(b)パーフル
オロヘキサン、(c)デカフルオロペンタン。
解決するために種々の物質について検討を重ねた結果、
本発明を完成するに到った。すなわち、本発明は、固形
物を分散媒体の存在下に粉砕及び/又は混練する方法に
おいて、分散媒体が、ジクロロペンタフルオロプロパン
の1〜60質量%と、下記の(a)〜(c)から選ばれる
含フッ素化合物の少なくとも1種類の40〜99質量%
との混合媒体、又は該混合媒体を主成分とする組成物で
あることを特徴とする固形物の粉砕及び/又は混練方法
に関する。 (a)メトキシ−ノナフルオロブタン、(b)パーフル
オロヘキサン、(c)デカフルオロペンタン。
【0014】本発明において使用される上記特定の組成
を有する混合媒体は、非引火性であり、通常の粉砕や混
練における温度では、安定性が大きい。また、沸点の面
でも装置内での圧力上昇も小さく、蒸発潜熱が小さいた
め乾燥に要するエネルギーが小さい上に、ボールミル等
に被覆されているエラストマーに対しても腐食などの問
題を生起しないことが見出された。更にかかる分散媒体
は、固形物に対する影響が小さいため、水溶性の固形物
に対しても優れた分散媒体になり、上記本発明の目的を
充分に達成するものである。
を有する混合媒体は、非引火性であり、通常の粉砕や混
練における温度では、安定性が大きい。また、沸点の面
でも装置内での圧力上昇も小さく、蒸発潜熱が小さいた
め乾燥に要するエネルギーが小さい上に、ボールミル等
に被覆されているエラストマーに対しても腐食などの問
題を生起しないことが見出された。更にかかる分散媒体
は、固形物に対する影響が小さいため、水溶性の固形物
に対しても優れた分散媒体になり、上記本発明の目的を
充分に達成するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について更に詳し
く説明をする。本発明における分散媒体に使用されるジ
クロロペンタフルオロプロパン(以下、R225ともい
う。)は、分子式C3HCl2F5で表される化合物で
あり、CF3CF2CHCl2(以下、R225caと
もいう。)及びCClF2CF 2CHClF(以下、R
225cbともいう。)の異性体を有する。本発明で
は、かかるR225ca及びR225cbの単独又は混
合物のいずれも使用できるが、好ましくは、両者の混合
物が好ましい。混合割合は、擬共沸組成物となるR22
5ca/R225cb=1〜99質量%/1〜99質量
%が好ましい。特には、R225ca/R225cb=
40〜60質量%/40〜60質量%が適切である。な
お、擬共沸組成物とは、組成物を蒸留し凝縮するサイク
ルを繰り返してもその組成物の組成変動が小さい組成物
を意味する。
く説明をする。本発明における分散媒体に使用されるジ
クロロペンタフルオロプロパン(以下、R225ともい
う。)は、分子式C3HCl2F5で表される化合物で
あり、CF3CF2CHCl2(以下、R225caと
もいう。)及びCClF2CF 2CHClF(以下、R
225cbともいう。)の異性体を有する。本発明で
は、かかるR225ca及びR225cbの単独又は混
合物のいずれも使用できるが、好ましくは、両者の混合
物が好ましい。混合割合は、擬共沸組成物となるR22
5ca/R225cb=1〜99質量%/1〜99質量
%が好ましい。特には、R225ca/R225cb=
40〜60質量%/40〜60質量%が適切である。な
お、擬共沸組成物とは、組成物を蒸留し凝縮するサイク
ルを繰り返してもその組成物の組成変動が小さい組成物
を意味する。
【0016】本発明において上記R225は、上記のよ
うに(a)〜(c)の含フッ素化合物と混合して使用さ
れる。この場合、R225と含フッ素化合物とは、前者
1〜60質量%と後者40〜99質量%であることが必
要である。
うに(a)〜(c)の含フッ素化合物と混合して使用さ
れる。この場合、R225と含フッ素化合物とは、前者
1〜60質量%と後者40〜99質量%であることが必
要である。
【0017】上記で使用される(a)のメトキシ−ノナ
フルオロブタンは、沸点が61℃で、該沸点での蒸発潜
熱が126kJ/kgである。メトキシ−ノナフルオロ
ブタンは、示性式C4F9OCH3で表される化合物
で、(CF3)2CFCF2OCH3やCF3CF2C
F2CF2OCH3などの幾つかの異性体を有する。本
発明では、かかる異性体の1種でも、又は2種以上の混
合物としても使用できるが、なかでも、(CF3)2C
FCF2OCH3とCF3CF2CF2CF2OCH3
との混合物が好ましい。例えば、(CF3)2CFCF
2OCH3/CF3CF2CF2CF2OCH3=50
質量%/50質量%の混合物が挙げられる。具体例とし
て、上記R225の30質量%とメトキシ−ノナフルオ
ロブタンの70質量%からなる混合媒体は、沸点58℃
であり、その蒸発潜熱は147kJ/kgであり、水
(沸点:100℃、沸点での蒸発潜熱:2264kJ/
kg)と比較して、乾燥性の面でエネルギー効率に優れ
ている。
フルオロブタンは、沸点が61℃で、該沸点での蒸発潜
熱が126kJ/kgである。メトキシ−ノナフルオロ
ブタンは、示性式C4F9OCH3で表される化合物
で、(CF3)2CFCF2OCH3やCF3CF2C
F2CF2OCH3などの幾つかの異性体を有する。本
発明では、かかる異性体の1種でも、又は2種以上の混
合物としても使用できるが、なかでも、(CF3)2C
FCF2OCH3とCF3CF2CF2CF2OCH3
との混合物が好ましい。例えば、(CF3)2CFCF
2OCH3/CF3CF2CF2CF2OCH3=50
質量%/50質量%の混合物が挙げられる。具体例とし
て、上記R225の30質量%とメトキシ−ノナフルオ
ロブタンの70質量%からなる混合媒体は、沸点58℃
であり、その蒸発潜熱は147kJ/kgであり、水
(沸点:100℃、沸点での蒸発潜熱:2264kJ/
kg)と比較して、乾燥性の面でエネルギー効率に優れ
ている。
【0018】上記で使用される(b)のパーフルオロヘ
キサンは、分子式C6F14で表される化合物であり、
ノルマルパーフルオロヘキサン及びイソパーフルオロヘ
キサンなどの異性体がある。本発明では、かかる異性体
の1種でも、又は2種以上の混合物としても使用できる
が、なかでも、ノルマルパーフルオロヘキサンとノルマ
ルパーフルオロヘキサンとイソパーフルオロヘキサンと
の混合物が好ましい。例えば、前者/後者=80質量%
/20質量%が挙げられる。具体例として、上記R22
5の40質量%とパーフルオロヘキサンの60質量%か
らなる混合媒体は、沸点50℃であり、その蒸発潜熱は
113kJ/kgであり、水(沸点:100℃、沸点で
の蒸発潜熱:2264kJ/kg)と比較して、乾燥性
の面でエネルギー効率に優れている。
キサンは、分子式C6F14で表される化合物であり、
ノルマルパーフルオロヘキサン及びイソパーフルオロヘ
キサンなどの異性体がある。本発明では、かかる異性体
の1種でも、又は2種以上の混合物としても使用できる
が、なかでも、ノルマルパーフルオロヘキサンとノルマ
ルパーフルオロヘキサンとイソパーフルオロヘキサンと
の混合物が好ましい。例えば、前者/後者=80質量%
/20質量%が挙げられる。具体例として、上記R22
5の40質量%とパーフルオロヘキサンの60質量%か
らなる混合媒体は、沸点50℃であり、その蒸発潜熱は
113kJ/kgであり、水(沸点:100℃、沸点で
の蒸発潜熱:2264kJ/kg)と比較して、乾燥性
の面でエネルギー効率に優れている。
【0019】上記で使用される(c)のデカフルオロペ
ンタンは、分子式C5H2F10で表される化合物であ
り、1,1,1,2,2,3,4,5,5,5−デカフ
ルオロペンタン及び1,1,1,2,2,3,3,5,
5,5−デカフルオロペンタンなどの異性体がある。本
発明では、かかる異性体の1種でも、又は2種以上の混
合物としても使用できるが、なかでも、1,1,1,
2,2,3,4,5,5,5−デカフルオロペンタンが
好ましい。具体例として、上記R225の30質量%と
デカフルオロペンタンの70質量%からなる混合媒体
は、沸点52℃で、その蒸発潜熱は134kJ/kgで
あり、水(沸点:100℃、沸点での蒸発潜熱:226
4kJ/kg)と比較して、乾燥性の面でエネルギー効
率に優れている。
ンタンは、分子式C5H2F10で表される化合物であ
り、1,1,1,2,2,3,4,5,5,5−デカフ
ルオロペンタン及び1,1,1,2,2,3,3,5,
5,5−デカフルオロペンタンなどの異性体がある。本
発明では、かかる異性体の1種でも、又は2種以上の混
合物としても使用できるが、なかでも、1,1,1,
2,2,3,4,5,5,5−デカフルオロペンタンが
好ましい。具体例として、上記R225の30質量%と
デカフルオロペンタンの70質量%からなる混合媒体
は、沸点52℃で、その蒸発潜熱は134kJ/kgで
あり、水(沸点:100℃、沸点での蒸発潜熱:226
4kJ/kg)と比較して、乾燥性の面でエネルギー効
率に優れている。
【0020】本発明で使用される上記混合媒体は、もち
ろん、それ単独でも使用できるが、該混合媒体を主成分
とする組成物としても使用することができる。組成物と
しても使用する場合は、アルコール、炭化水素(前記の
(b)及び(c)を除く。)、ケトン及びエーテル(前
記の(a)を除く。)から選ばれる少なくとも1種類の
物質と併用することができる。これらのアルコール、炭
化水素、ケトン及びエーテルとしては、その沸点が、好
ましくは20〜120℃、特には、20〜100℃を有
するものが適切である。併用する物質の使用量は、上記
混合媒体の100質量部に対し、0.1〜10質量部、
特には、0.5〜5質量部であるのが適切である。上記
範囲外の使用量は、上記混合媒体の分散媒体としての有
利性が損なわれるので好ましくない。
ろん、それ単独でも使用できるが、該混合媒体を主成分
とする組成物としても使用することができる。組成物と
しても使用する場合は、アルコール、炭化水素(前記の
(b)及び(c)を除く。)、ケトン及びエーテル(前
記の(a)を除く。)から選ばれる少なくとも1種類の
物質と併用することができる。これらのアルコール、炭
化水素、ケトン及びエーテルとしては、その沸点が、好
ましくは20〜120℃、特には、20〜100℃を有
するものが適切である。併用する物質の使用量は、上記
混合媒体の100質量部に対し、0.1〜10質量部、
特には、0.5〜5質量部であるのが適切である。上記
範囲外の使用量は、上記混合媒体の分散媒体としての有
利性が損なわれるので好ましくない。
【0021】上記で使用されるアルコールの好ましい例
としては、メタノール、エタノール、1−プロパノー
ル、2−プロパノールなどの炭素数が1〜3の低級アル
コールが挙げられる。炭化水素の好ましい例としては、
ノルマルペンタン、イソペンタン、シクロペンタン、ノ
ルマルヘキサン、シクロへキサンなどの炭素数が5〜6
の低級炭化水素が挙げられる。ケトンの好ましい例とし
ては、アセトン、メチルエチルケトンなどの炭素数が3
〜5のケトンが挙げられる。また、エーテルの好ましい
例としては、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジプロピルエーテルなどの炭素数が4〜6のエーテ
ルが挙げられる。
としては、メタノール、エタノール、1−プロパノー
ル、2−プロパノールなどの炭素数が1〜3の低級アル
コールが挙げられる。炭化水素の好ましい例としては、
ノルマルペンタン、イソペンタン、シクロペンタン、ノ
ルマルヘキサン、シクロへキサンなどの炭素数が5〜6
の低級炭化水素が挙げられる。ケトンの好ましい例とし
ては、アセトン、メチルエチルケトンなどの炭素数が3
〜5のケトンが挙げられる。また、エーテルの好ましい
例としては、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジプロピルエーテルなどの炭素数が4〜6のエーテ
ルが挙げられる。
【0022】本発明で使用する分散媒体には、本発明の
目的を阻害しない範囲で他の物質を含有してもよく、例
えば、一般に「バインダー」と呼ばれる物質等が挙げら
れる。本発明において、分散媒体を使用して固形物の粉
砕及び/又は混練する場合、その方法、手段及び装置は
限定されるものではなく、各種のものが使用できる。例
えば、粉砕及び/又は混練には、ボールミルなどが使用
できる。分散媒体の使用量は、対象とする固形物の種類
及び粉砕、混練の目的などによっても異なるが、固形物
100質量部当たり、好ましくは、200〜500質量
部である。
目的を阻害しない範囲で他の物質を含有してもよく、例
えば、一般に「バインダー」と呼ばれる物質等が挙げら
れる。本発明において、分散媒体を使用して固形物の粉
砕及び/又は混練する場合、その方法、手段及び装置は
限定されるものではなく、各種のものが使用できる。例
えば、粉砕及び/又は混練には、ボールミルなどが使用
できる。分散媒体の使用量は、対象とする固形物の種類
及び粉砕、混練の目的などによっても異なるが、固形物
100質量部当たり、好ましくは、200〜500質量
部である。
【0023】本発明の分散媒体は、上記したように、ボ
ールミル内に被覆されるエラストマーに対する腐食性が
小さいが、後記する実施例により、各種エラストマーに
対する極めて小さい腐食性が実証されるように優れたも
のである。本発明において、粉砕及び/又は混練の対象
とされる固形物の種類は限定されるものではなく、無機
物又は有機物、低分子物又は高分子物、天然物又は合成
物のいずれであってもよい。また、対象となる固形物の
粒度も限定されるものではなく、例えば、数十ミクロン
〜数十ミリメートルの固形物の粉砕及び又は混練に適用
できる。また、本発明での粉砕、混練は、必ずしもその
ように表現されない操作でも、破砕、混合、撹拌など、
実質上粉砕及び/又は混練を伴う場合には全て対象とさ
れるものである。
ールミル内に被覆されるエラストマーに対する腐食性が
小さいが、後記する実施例により、各種エラストマーに
対する極めて小さい腐食性が実証されるように優れたも
のである。本発明において、粉砕及び/又は混練の対象
とされる固形物の種類は限定されるものではなく、無機
物又は有機物、低分子物又は高分子物、天然物又は合成
物のいずれであってもよい。また、対象となる固形物の
粒度も限定されるものではなく、例えば、数十ミクロン
〜数十ミリメートルの固形物の粉砕及び又は混練に適用
できる。また、本発明での粉砕、混練は、必ずしもその
ように表現されない操作でも、破砕、混合、撹拌など、
実質上粉砕及び/又は混練を伴う場合には全て対象とさ
れるものである。
【0024】本発明で、対象とされる好ましい代表的な
固形物は、セメント、ガラス、セラミックスなどの分野
にて要求される、各種の鉱物、酸化物、水酸化物、炭酸
化物、金属などである。なかでも、本発明では、分散媒
体として水を使用した場合に問題であった水溶性の物質
を含む固形物の粉砕、混練にもエネルギー効率の良い乾
燥ができ、著しく有利である。
固形物は、セメント、ガラス、セラミックスなどの分野
にて要求される、各種の鉱物、酸化物、水酸化物、炭酸
化物、金属などである。なかでも、本発明では、分散媒
体として水を使用した場合に問題であった水溶性の物質
を含む固形物の粉砕、混練にもエネルギー効率の良い乾
燥ができ、著しく有利である。
【0025】
【実施例】以下に本発明について、実施例をあげて更に
具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定
して解釈されるものでないことはもちろんである。例
1、例3〜6、例9、及び例12〜17は実施例であ
り、例2、例7〜8、及び例10〜11は比較例であ
る。
具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定
して解釈されるものでないことはもちろんである。例
1、例3〜6、例9、及び例12〜17は実施例であ
り、例2、例7〜8、及び例10〜11は比較例であ
る。
【0026】[例1]ボールミルの内壁に被覆される各
種エラストマーを、温度50℃に設定したR225(R
225ca/R225cb=50質量%/50質量%)
とC4F9OCH3((CF3)2CFCF2OCH3
/CF3CF2CF2CF2OCH3=50質量%/5
0質量%)との、前者/後者の質量比が30質量%/7
0質量%である混合媒体(以下、媒体Aという。)中に
3日間浸漬し、浸漬後に測定したエラストマーの重量変
化率と寸法変化率を表1に示す。
種エラストマーを、温度50℃に設定したR225(R
225ca/R225cb=50質量%/50質量%)
とC4F9OCH3((CF3)2CFCF2OCH3
/CF3CF2CF2CF2OCH3=50質量%/5
0質量%)との、前者/後者の質量比が30質量%/7
0質量%である混合媒体(以下、媒体Aという。)中に
3日間浸漬し、浸漬後に測定したエラストマーの重量変
化率と寸法変化率を表1に示す。
【0027】[例2]例1において、媒体Aの代わり
に、R225(R225ca/R225cb=50質量
%/50質量%)(以下、媒体aという。)を使用した
ほかは、例1と同様に実施し、測定されたエラストマー
の重量変化率と寸法変化率を表1に示す。
に、R225(R225ca/R225cb=50質量
%/50質量%)(以下、媒体aという。)を使用した
ほかは、例1と同様に実施し、測定されたエラストマー
の重量変化率と寸法変化率を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】[例3]例1において、媒体Aの代わり
に、R225(R225ca/R225cb=50質量
%/50質量%)とC6F14[CF3(CF2)4CF
3/CF3CF 2CF(CF3)2=80質量%/20
質量%]との,前者/後者の質量比が40質量%/60
質量%の混合媒体(以下、媒体Bという。)を使用した
ほかは、例1と同様に実施し、測定されたエラストマー
の重量変化率と寸法変化率を表2に示す。
に、R225(R225ca/R225cb=50質量
%/50質量%)とC6F14[CF3(CF2)4CF
3/CF3CF 2CF(CF3)2=80質量%/20
質量%]との,前者/後者の質量比が40質量%/60
質量%の混合媒体(以下、媒体Bという。)を使用した
ほかは、例1と同様に実施し、測定されたエラストマー
の重量変化率と寸法変化率を表2に示す。
【0030】[例4]例1において、媒体Aの代わり
に、R225(R225ca/R225cb=50質量
%/50質量%)とCF3CHFCHFCF2CF3と
の、前者/後者の質量比が30質量%/70質量%の混
合媒体(以下、媒体Cという。)を使用したほかは、例
1と同様に実施し、測定されたエラストマーの重量変化
率と寸法変化率を表2に示す。
に、R225(R225ca/R225cb=50質量
%/50質量%)とCF3CHFCHFCF2CF3と
の、前者/後者の質量比が30質量%/70質量%の混
合媒体(以下、媒体Cという。)を使用したほかは、例
1と同様に実施し、測定されたエラストマーの重量変化
率と寸法変化率を表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】[例5]例1において、媒体Aの代わり
に、R225(R225ca/R225cb=50質量
%/50質量%)と、C4F9OCH3[(CF3)2
CFCF2OCH3/CF3CF2CF2CF2OCH
3=50質量%/50質量%]と、エタノールとの,そ
れぞれの質量比が29質量%/68質量%/3質量%の
混合媒体(以下、媒体Dという。)を使用したほかは,
例1と同様に実施し、測定されたエラストマーの重量変
化率と寸法変化率を表3に示す。
に、R225(R225ca/R225cb=50質量
%/50質量%)と、C4F9OCH3[(CF3)2
CFCF2OCH3/CF3CF2CF2CF2OCH
3=50質量%/50質量%]と、エタノールとの,そ
れぞれの質量比が29質量%/68質量%/3質量%の
混合媒体(以下、媒体Dという。)を使用したほかは,
例1と同様に実施し、測定されたエラストマーの重量変
化率と寸法変化率を表3に示す。
【0033】
【表3】
【0034】[例6]いずれも非水溶性である、酸化亜
鉛、酸化アルミニウム、炭酸バリウム及び二酸化マンガ
ンを、それぞれ50gづつを入れたボールミルに、分散
媒体として、上記媒体Aを300g投入した。1時間の
粉砕・混練後、10分間静置した後、上澄み液を約50
g除去し、15cm×15cmの大きさのステンレス製
バットにボールミル内の混合物を移した。このバットを
60℃に設定した恒温槽内に放置し、重量変化を測定す
ることによって測定された乾燥時間を表4に示す。
鉛、酸化アルミニウム、炭酸バリウム及び二酸化マンガ
ンを、それぞれ50gづつを入れたボールミルに、分散
媒体として、上記媒体Aを300g投入した。1時間の
粉砕・混練後、10分間静置した後、上澄み液を約50
g除去し、15cm×15cmの大きさのステンレス製
バットにボールミル内の混合物を移した。このバットを
60℃に設定した恒温槽内に放置し、重量変化を測定す
ることによって測定された乾燥時間を表4に示す。
【0035】[例7]例6において、分散媒体として、
媒体Aの代わりに、媒体aを使用したほかは例6と同様
の操作を行い、測定した乾燥時間を表4に示す。
媒体Aの代わりに、媒体aを使用したほかは例6と同様
の操作を行い、測定した乾燥時間を表4に示す。
【0036】[例8]例6において、分散媒体として、
媒体Aの代わりに、水(以下、媒体bという。)を使用
したほかは、例6と同様の操作を行い、測定した乾燥時
間を表4に示す。
媒体Aの代わりに、水(以下、媒体bという。)を使用
したほかは、例6と同様の操作を行い、測定した乾燥時
間を表4に示す。
【0037】[例9]酸化亜鉛、酸化アルミニウム、炭
酸バリウム及び水溶性の硝酸カリウムを、それぞれ50
gづつを入れたボールミルに、分散媒体として、媒体A
を300g投入した。1時間の粉砕・混練後、10分間
精置した後、上澄み液を約50g除去し、15cm×1
5cmの大きさのステンレス製バットにボールミル内の
混合物を移した。このバットを60℃に設定した恒温槽
内に放置し、重量変化を測定することによって測定され
た乾燥時間を表5に示す。
酸バリウム及び水溶性の硝酸カリウムを、それぞれ50
gづつを入れたボールミルに、分散媒体として、媒体A
を300g投入した。1時間の粉砕・混練後、10分間
精置した後、上澄み液を約50g除去し、15cm×1
5cmの大きさのステンレス製バットにボールミル内の
混合物を移した。このバットを60℃に設定した恒温槽
内に放置し、重量変化を測定することによって測定され
た乾燥時間を表5に示す。
【0038】[例10]例9において、分散媒体とし
て、媒体Aの代わりに、媒体aを使用したほかは、例9
と同様の操作を行い、測定した乾燥時間を表5に示す。
て、媒体Aの代わりに、媒体aを使用したほかは、例9
と同様の操作を行い、測定した乾燥時間を表5に示す。
【0039】[例11]例9において、分散媒体とし
て、媒体Aの代わりに、媒体bを使用し、かつ、水溶性
の硝酸カリウムの損失を避けるため、上澄み液の除去を
行わないほかは、例9と同様の操作を行い、測定した乾
燥時間を表5に示す。
て、媒体Aの代わりに、媒体bを使用し、かつ、水溶性
の硝酸カリウムの損失を避けるため、上澄み液の除去を
行わないほかは、例9と同様の操作を行い、測定した乾
燥時間を表5に示す。
【0040】[例12]例6において、分散媒体とし
て、媒体Bを同量使用したほかは、例6と同様に実施
し、測定された乾燥時間を表4に示す。
て、媒体Bを同量使用したほかは、例6と同様に実施
し、測定された乾燥時間を表4に示す。
【0041】[例13]例9において、媒体Aの代わり
に、媒体Bを同量使用したほかは例9と同様にし、測定
された乾燥時間を表5に示す。
に、媒体Bを同量使用したほかは例9と同様にし、測定
された乾燥時間を表5に示す。
【0042】[例14]例6において、分散媒体とし
て、媒体Cを同量使用したほかは、例6と同様に実施
し、測定された乾燥時間を表4に示す。
て、媒体Cを同量使用したほかは、例6と同様に実施
し、測定された乾燥時間を表4に示す。
【0043】[例15]例9において、媒体Aの代わり
に、媒体Cを同量使用したほかは例9と同様にし、測定
された乾燥時間を表5に示す。
に、媒体Cを同量使用したほかは例9と同様にし、測定
された乾燥時間を表5に示す。
【0044】[例16]例6において、分散媒体とし
て、媒体Dを同量使用したほかは、例6と同様に実施
し、測定された乾燥時間を表4に示す。
て、媒体Dを同量使用したほかは、例6と同様に実施
し、測定された乾燥時間を表4に示す。
【0045】[例17]例9において、媒体Aの代わり
に、媒体Dを同量使用したほかは、例9と同様に実施
し、測定された乾燥時間を表5に示す。
に、媒体Dを同量使用したほかは、例9と同様に実施
し、測定された乾燥時間を表5に示す。
【0046】
【表4】
【0047】
【表5】
【0048】
【発明の効果】本発明の固形物の粉砕及び/又は混練方
法における分散媒体は、ミルの内壁に被覆されたエラス
トマーへの影響が小さく、かつ、非引火性で、固形物へ
の影響が無く、安定性が高い。また、沸点が比較的大き
いので装置内での圧力上昇も小さく、蒸発潜熱が小さい
ため乾燥に要するエネルギーが小さく、更には、固形物
に対する溶解性が小さいため、水溶性の固形物の粉砕、
混練にも適する。
法における分散媒体は、ミルの内壁に被覆されたエラス
トマーへの影響が小さく、かつ、非引火性で、固形物へ
の影響が無く、安定性が高い。また、沸点が比較的大き
いので装置内での圧力上昇も小さく、蒸発潜熱が小さい
ため乾燥に要するエネルギーが小さく、更には、固形物
に対する溶解性が小さいため、水溶性の固形物の粉砕、
混練にも適する。
Claims (3)
- 【請求項1】固形物を分散媒体の存在下に粉砕及び/又
は混練する方法において、分散媒体が、ジクロロペンタ
フルオロプロパンの1〜60質量%と、下記の(a)〜
(c)から選ばれる含フッ素化合物の少なくとも1種類
の40〜99質量%との混合媒体又は該混合媒体を主成
分とする組成物であることを特徴とする固形物の粉砕及
び/又は混練方法。 (a)メトキシ−ノナフルオロブタン、 (b)パーフルオロヘキサン、 (c)デカフルオロペンタン。 - 【請求項2】前記分散媒体が、アルコール、炭化水素
(前記の(b)及び(c)を除く。)、ケトン及びエー
テル(前記の(a)を除く。)から選ばれる少なくとも
1種類を含む請求項1に記載の固形物の粉砕及び/又は
混練方法。 - 【請求項3】固形物の少なくとも1種類が水溶性である
請求項1又は2に記載の固形物の粉砕及び/又は混練方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000022415A JP2001205122A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 固形物の粉砕及び/又は混練方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000022415A JP2001205122A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 固形物の粉砕及び/又は混練方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001205122A true JP2001205122A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=18548723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000022415A Withdrawn JP2001205122A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 固形物の粉砕及び/又は混練方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001205122A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011506693A (ja) * | 2007-12-18 | 2011-03-03 | バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト | 低モノマー有機ポリイソシアネートの製造方法 |
JP2014177377A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Agc Seimi Chemical Co Ltd | ガレート複合酸化物の製造方法 |
JP2016087478A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 旭硝子株式会社 | 固形物の粉砕および/または混練用分散媒体組成物 |
-
2000
- 2000-01-31 JP JP2000022415A patent/JP2001205122A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011506693A (ja) * | 2007-12-18 | 2011-03-03 | バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト | 低モノマー有機ポリイソシアネートの製造方法 |
JP2014177377A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Agc Seimi Chemical Co Ltd | ガレート複合酸化物の製造方法 |
JP2016087478A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 旭硝子株式会社 | 固形物の粉砕および/または混練用分散媒体組成物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070403 |