JP2001203916A - 回転式撮像装置 - Google Patents
回転式撮像装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】前方被写体と後方被写体の撮像を選択的に行う
に際して、撮像センサで得られる撮像出力データに対し
て画像反転のための電気処理を一切不要として、当該撮
像出力データをパソコンなどの電子機器にそのまま取り
込むことができ、しかも、前方被写体と後方被写体の撮
像のいずれであっても、その撮像出力データをそのまま
の状態でディスプレイに表示することができる回転式撮
像装置を提供する。 【解決手段】ノート型パソコン11を本体部12とカバ
ー部13で構成し、カバー部13の上辺部に回転式撮像
装置16を回動自在に設け、その下位に第1開口17を
設ける。回転式撮像装置16が格納位置に回動されたと
きに位置する光束導入開口に対応してカバー部13に第
2開口を形成する。第1開口17に入射される後方被写
体からの光束を、光路変更部材と第2開口を介して回転
式撮像装置16に導く。
に際して、撮像センサで得られる撮像出力データに対し
て画像反転のための電気処理を一切不要として、当該撮
像出力データをパソコンなどの電子機器にそのまま取り
込むことができ、しかも、前方被写体と後方被写体の撮
像のいずれであっても、その撮像出力データをそのまま
の状態でディスプレイに表示することができる回転式撮
像装置を提供する。 【解決手段】ノート型パソコン11を本体部12とカバ
ー部13で構成し、カバー部13の上辺部に回転式撮像
装置16を回動自在に設け、その下位に第1開口17を
設ける。回転式撮像装置16が格納位置に回動されたと
きに位置する光束導入開口に対応してカバー部13に第
2開口を形成する。第1開口17に入射される後方被写
体からの光束を、光路変更部材と第2開口を介して回転
式撮像装置16に導く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式撮像装置に
関し、特に、全体形状が略円筒状を呈する装置本体の内
部に、撮像レンズと該撮像レンズの結像部に配設された
撮像センサとが格納され、かつ前記撮像レンズに光束を
入射するための光束導入開口が前記装置本体の周面に露
呈され、前記装置本体がその径方向軸に直交する軸を回
転中心として回動可能となるようにノート型パソコン等
の電子機器筐体に支持し、前記装置本体を格納位置を含
む所定角度範囲に回動させることに伴って前記光束導入
開口に前方被写体から後方被写体へ被写体を切り換えて
導入し得るように構成した回転式撮像装置の改良に関す
る。なお、本明細書中の記載における「前方被写体」と
は、回転式撮像装置が設けられた電子機器の前方に位置
する被写体、例えば前方の風景や人物を意味し、「後方
被写体」は、当該電子機器の後方(手前側)に位置する
被写体、例えばユーザーの自画像等を意味するものとす
る。
関し、特に、全体形状が略円筒状を呈する装置本体の内
部に、撮像レンズと該撮像レンズの結像部に配設された
撮像センサとが格納され、かつ前記撮像レンズに光束を
入射するための光束導入開口が前記装置本体の周面に露
呈され、前記装置本体がその径方向軸に直交する軸を回
転中心として回動可能となるようにノート型パソコン等
の電子機器筐体に支持し、前記装置本体を格納位置を含
む所定角度範囲に回動させることに伴って前記光束導入
開口に前方被写体から後方被写体へ被写体を切り換えて
導入し得るように構成した回転式撮像装置の改良に関す
る。なお、本明細書中の記載における「前方被写体」と
は、回転式撮像装置が設けられた電子機器の前方に位置
する被写体、例えば前方の風景や人物を意味し、「後方
被写体」は、当該電子機器の後方(手前側)に位置する
被写体、例えばユーザーの自画像等を意味するものとす
る。
【0002】
【従来の技術】従来の回転式撮像装置がノート型パソコ
ンに搭載された例を図9を用いて説明する。図9におい
てノート型パソコン1は、本体部2とその後辺部を支軸
として回動自在なカバー部3とに2分して構成され、こ
の本体部2にキーボード4が配設され、カバー部3にデ
ィスプレイ5が配設されている。そして、カバー部3の
上辺部の中央が切り欠かれ、そこに回転式撮像装置6が
回動自在に保持されている。
ンに搭載された例を図9を用いて説明する。図9におい
てノート型パソコン1は、本体部2とその後辺部を支軸
として回動自在なカバー部3とに2分して構成され、こ
の本体部2にキーボード4が配設され、カバー部3にデ
ィスプレイ5が配設されている。そして、カバー部3の
上辺部の中央が切り欠かれ、そこに回転式撮像装置6が
回動自在に保持されている。
【0003】この回転式撮像装置6は、その外観が略円
筒体に形成され、この円筒体の径方向に直交する軸を回
転中心として回動自在に支持され、周面の一部に円形の
光束導入用開口8が形成され、その中心に撮像レンズ7
が露呈している。また、回転式撮像装置6には、内部に
撮像レンズ7が設けられると共に、その後方にCCD撮
像センサ(図示せず)が内蔵され、当該センサの出力が
ノート型パソコン1に取り込まれるように構成されてい
る。
筒体に形成され、この円筒体の径方向に直交する軸を回
転中心として回動自在に支持され、周面の一部に円形の
光束導入用開口8が形成され、その中心に撮像レンズ7
が露呈している。また、回転式撮像装置6には、内部に
撮像レンズ7が設けられると共に、その後方にCCD撮
像センサ(図示せず)が内蔵され、当該センサの出力が
ノート型パソコン1に取り込まれるように構成されてい
る。
【0004】この場合、回転式撮像装置6を回動させる
ことによって前方被写体と後方被写体を撮像することが
でき、前方被写体を撮像できる角度範囲は、回転式撮像
装置6の撮像レンズ7による撮像軸範囲が水平線よりわ
ずかに下方に傾いた位置から略鉛直線迄の範囲であり、
後方被写体の撮像範囲は、当該撮像レンズ7による撮像
範囲が略鉛直線から水平線よりわずかに下方に傾いた位
置迄の範囲である。従って、全体としての撮像角度範囲
は180度よりわずかに大きくなっていて、前半の略9
0度で前方被写体の撮像が行われ、後半の略90度でも
って後方被写体の撮像を行うことができる。
ことによって前方被写体と後方被写体を撮像することが
でき、前方被写体を撮像できる角度範囲は、回転式撮像
装置6の撮像レンズ7による撮像軸範囲が水平線よりわ
ずかに下方に傾いた位置から略鉛直線迄の範囲であり、
後方被写体の撮像範囲は、当該撮像レンズ7による撮像
範囲が略鉛直線から水平線よりわずかに下方に傾いた位
置迄の範囲である。従って、全体としての撮像角度範囲
は180度よりわずかに大きくなっていて、前半の略9
0度で前方被写体の撮像が行われ、後半の略90度でも
って後方被写体の撮像を行うことができる。
【0005】カバー部3に対する回転式撮像装置6の回
転角度が符号10で示す回転位置検出部で検出され、撮
像レンズ7による被写体像の撮像範囲が前方、即ち、カ
バー部3の外表面寄りの方向を向いている前方被写体の
撮像の場合には、そのままの撮像出力をノート型パソコ
ン1に取り込み、静止画像データや動画像データとして
適宜のデータ処理が行われるようにしている。また、そ
の場合の観察画像は、そのままの撮像出力でもってディ
スプレイ5に表示している。
転角度が符号10で示す回転位置検出部で検出され、撮
像レンズ7による被写体像の撮像範囲が前方、即ち、カ
バー部3の外表面寄りの方向を向いている前方被写体の
撮像の場合には、そのままの撮像出力をノート型パソコ
ン1に取り込み、静止画像データや動画像データとして
適宜のデータ処理が行われるようにしている。また、そ
の場合の観察画像は、そのままの撮像出力でもってディ
スプレイ5に表示している。
【0006】一方、回転位置検出部10によって検出さ
れた撮像範囲が後方、即ち、カバー部3の内表面寄りの
方向(ディスプレイ5寄りの方向)を向けて自画像等を
撮像する後方被写体の撮像の場合には、撮像センサで得
られた出力を上下反転させた撮像出力をノート型パソコ
ン1に取り込み、一方、当該撮像センサの撮像出力のま
まディスプレイ5に表示させると不自然であるので、回
転式撮像装置6で得られた撮像出力を上下反転させると
共に、その左右も反転させた画像に変換して自然となる
表示画像にしている。
れた撮像範囲が後方、即ち、カバー部3の内表面寄りの
方向(ディスプレイ5寄りの方向)を向けて自画像等を
撮像する後方被写体の撮像の場合には、撮像センサで得
られた出力を上下反転させた撮像出力をノート型パソコ
ン1に取り込み、一方、当該撮像センサの撮像出力のま
まディスプレイ5に表示させると不自然であるので、回
転式撮像装置6で得られた撮像出力を上下反転させると
共に、その左右も反転させた画像に変換して自然となる
表示画像にしている。
【0007】このような従来の回転式撮像装置は、ノー
ト型パソコンに用いられる場合のみならずディスクトッ
プ型のパソコンに用いられたり、携帯型の電話機に設け
られて前方被写体と後方被写体の両方の撮像を行うこと
ができるように構成されたり、電子カメラに用いたり多
種多様の電子機器に搭載して、静止画像や動画像のデー
タを得ることができ、必要に応じてディスプレイに不自
然でなく、即ち前方被写体の撮像の場合には、撮像デー
タのそのままが表示され、後方被写体の撮像の場合に
は、上下反転して左右も反転した表示が行われている。
ト型パソコンに用いられる場合のみならずディスクトッ
プ型のパソコンに用いられたり、携帯型の電話機に設け
られて前方被写体と後方被写体の両方の撮像を行うこと
ができるように構成されたり、電子カメラに用いたり多
種多様の電子機器に搭載して、静止画像や動画像のデー
タを得ることができ、必要に応じてディスプレイに不自
然でなく、即ち前方被写体の撮像の場合には、撮像デー
タのそのままが表示され、後方被写体の撮像の場合に
は、上下反転して左右も反転した表示が行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転式撮像装置
は、後方被写体を撮像する場合には、撮像された出力デ
ータに基づく画像を反転してデータ取り込みを行う必要
があり、しかも、観察画像を表示するに際しては、撮像
された画像データを上下反転し、かつ左右も反転して表
示しなければならず、これらの反転のための変換回路が
必要とされ、この変換回路でもって、撮像センサで得ら
れたデータをビデオメモリ等にいったん格納した後に画
素の読み出しアドレスの順番を逆にして再び読み出す等
の複雑なハード構成を必要としたり、これらをソフト的
に行うための膨大なソフトプログラムが必要とされ、し
かも、反転する/しないを選択するための切替えスイッ
チを回転式撮像装置の回転に連動させて作動させなけれ
ばならないので機構的に複雑化してしまう。
は、後方被写体を撮像する場合には、撮像された出力デ
ータに基づく画像を反転してデータ取り込みを行う必要
があり、しかも、観察画像を表示するに際しては、撮像
された画像データを上下反転し、かつ左右も反転して表
示しなければならず、これらの反転のための変換回路が
必要とされ、この変換回路でもって、撮像センサで得ら
れたデータをビデオメモリ等にいったん格納した後に画
素の読み出しアドレスの順番を逆にして再び読み出す等
の複雑なハード構成を必要としたり、これらをソフト的
に行うための膨大なソフトプログラムが必要とされ、し
かも、反転する/しないを選択するための切替えスイッ
チを回転式撮像装置の回転に連動させて作動させなけれ
ばならないので機構的に複雑化してしまう。
【0009】そこで、本発明の目的は、前方被写体と後
方被写体の撮像を選択的に行うに際して、撮像センサで
得られる撮像出力データに対して画像反転のための電気
処理を一切不要として、当該撮像出力データをパソコン
などの電子機器にそのまま取り込むことができ、しか
も、前方被写体と後方被写体の撮像のいずれであっても
その撮像出力データをそのままの状態でディスプレイに
表示することができる回転式撮像装置を提供することに
ある。
方被写体の撮像を選択的に行うに際して、撮像センサで
得られる撮像出力データに対して画像反転のための電気
処理を一切不要として、当該撮像出力データをパソコン
などの電子機器にそのまま取り込むことができ、しか
も、前方被写体と後方被写体の撮像のいずれであっても
その撮像出力データをそのままの状態でディスプレイに
表示することができる回転式撮像装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による回転式撮像
装置は、前述の課題を解決するために次に記載するよう
な特徴的な構成を採用している。
装置は、前述の課題を解決するために次に記載するよう
な特徴的な構成を採用している。
【0011】(1)全体形状が略円筒状を呈する装置本
体の内部に、撮像レンズと該撮像レンズの結像部に配設
された撮像センサとが格納され、かつ前記撮像レンズに
光束を入射するための光束導入開口が前記装置本体の周
面に露呈され、前記装置本体がその径方向軸に直交する
軸を回転中心として回動可能となるように電子機器筐体
に支持し、前記装置本体を格納位置を含む所定角度範囲
に回動させることに伴って前記光束導入開口に前方被写
体から後方被写体を導入し得るように構成した回転式撮
像装置において、前記電子機器筐体に開口して設けられ
た後方被写体撮像用の第1開口と、前記装置本体が前記
格納位置に回動されたときに位置する前記光束導入開口
に対応して前記電子機器筐体に形成された第2開口と、
前記第1開口に入射される光軸を折り曲げて前記第2開
口に導く光路変更部材とを具備する回転式撮像装置。
体の内部に、撮像レンズと該撮像レンズの結像部に配設
された撮像センサとが格納され、かつ前記撮像レンズに
光束を入射するための光束導入開口が前記装置本体の周
面に露呈され、前記装置本体がその径方向軸に直交する
軸を回転中心として回動可能となるように電子機器筐体
に支持し、前記装置本体を格納位置を含む所定角度範囲
に回動させることに伴って前記光束導入開口に前方被写
体から後方被写体を導入し得るように構成した回転式撮
像装置において、前記電子機器筐体に開口して設けられ
た後方被写体撮像用の第1開口と、前記装置本体が前記
格納位置に回動されたときに位置する前記光束導入開口
に対応して前記電子機器筐体に形成された第2開口と、
前記第1開口に入射される光軸を折り曲げて前記第2開
口に導く光路変更部材とを具備する回転式撮像装置。
【0012】(2)前記(1)の光路変更部材は、前記
第1開口の窓面に対して略45度の傾斜でもって配設さ
れた全反射部材を含んで構成する回転式撮像装置。
第1開口の窓面に対して略45度の傾斜でもって配設さ
れた全反射部材を含んで構成する回転式撮像装置。
【0013】(3)前記(1)の光路変更部材は、その
光路中に前記撮像レンズをマクロレンズ、ワイドレン
ズ、テレレンズ等に変換するコンバータレンズを着脱自
在に介挿し得るように構成する回転式撮像装置。
光路中に前記撮像レンズをマクロレンズ、ワイドレン
ズ、テレレンズ等に変換するコンバータレンズを着脱自
在に介挿し得るように構成する回転式撮像装置。
【0014】(4)前記(1)の光路変更部材は、その
光路中に前記第1開口から前記光導入開口への光軸を変
化させる光路可変部を含んで構成する回転式撮像装置。
光路中に前記第1開口から前記光導入開口への光軸を変
化させる光路可変部を含んで構成する回転式撮像装置。
【0015】(5)前記(1)の電子機器筐体と前記装
置本体との間にブラシ状の防塵部材および/またはレン
ズ清掃部材を付加して構成する回転式撮像装置。
置本体との間にブラシ状の防塵部材および/またはレン
ズ清掃部材を付加して構成する回転式撮像装置。
【0016】(6)前記(1)ないし前記(5)のいず
れかの装置本体は、該装置本体の径方向軸上に前記撮像
レンズと前記撮像センサが順次に配設して内蔵されるよ
うに構成する回転式撮像装置。
れかの装置本体は、該装置本体の径方向軸上に前記撮像
レンズと前記撮像センサが順次に配設して内蔵されるよ
うに構成する回転式撮像装置。
【0017】(7)前記(1)ないし前記(5)のいず
れかの装置本体は、該装置本体の径方向軸に直交する軸
上に前記撮像レンズと前記撮像センサが順次に配設して
内蔵されるように構成する回転式撮像装置。
れかの装置本体は、該装置本体の径方向軸に直交する軸
上に前記撮像レンズと前記撮像センサが順次に配設して
内蔵されるように構成する回転式撮像装置。
【0018】(8)前記(1)ないし前記(5)のいず
れかの光路変更部材は、前記第1開口の窓面に対して略
45度の傾斜でもって配設された半反射部材を含んで構
成すると共に、前記半反射部材の後方から前記第1開口
に向かって照明光を投射する照明部材を含んで構成する
回転式撮像装置。
れかの光路変更部材は、前記第1開口の窓面に対して略
45度の傾斜でもって配設された半反射部材を含んで構
成すると共に、前記半反射部材の後方から前記第1開口
に向かって照明光を投射する照明部材を含んで構成する
回転式撮像装置。
【0019】(9)前記(1)ないし(8)のいずれか
の電子機器筐体は、ノート型パソコン等である回転式撮
像装置。
の電子機器筐体は、ノート型パソコン等である回転式撮
像装置。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図面を用いて詳細に説明する。本形態は、本発
明による回転式撮像装置をノート型パソコンに搭載した
例であり、図1と図2に示すような外観を呈し、ノート
型パソコン11は、本体部12とその後辺部を支軸とし
て回動自在なカバー部13とに2分して構成され、この
本体部12にキーボード14が配設され、カバー部13
にディスプレイ15が配設されている。そして、カバー
部13の上辺部の片側寄りが切り欠かれ、そこに回転式
撮像装置16が回動自在に保持されている。
について図面を用いて詳細に説明する。本形態は、本発
明による回転式撮像装置をノート型パソコンに搭載した
例であり、図1と図2に示すような外観を呈し、ノート
型パソコン11は、本体部12とその後辺部を支軸とし
て回動自在なカバー部13とに2分して構成され、この
本体部12にキーボード14が配設され、カバー部13
にディスプレイ15が配設されている。そして、カバー
部13の上辺部の片側寄りが切り欠かれ、そこに回転式
撮像装置16が回動自在に保持されている。
【0021】この回転式撮像装置16は、前方被写体を
撮像する状態を表現する図3と後方被写体を撮像する状
態を表現する図4に示すように、全体形状が略円筒状を
呈する装置本体装置本体18の内部に、撮像レンズ20
と該撮像レンズ20の結像部に配設された撮像センサ1
9とがレンズ鏡胴を介して一体化されたものが格納され
ている。
撮像する状態を表現する図3と後方被写体を撮像する状
態を表現する図4に示すように、全体形状が略円筒状を
呈する装置本体装置本体18の内部に、撮像レンズ20
と該撮像レンズ20の結像部に配設された撮像センサ1
9とがレンズ鏡胴を介して一体化されたものが格納され
ている。
【0022】装置本体18には、撮像レンズ20に光束
を入射するための光束導入開口18aが装置本体18の
周面に露呈して形成され、装置本体18がその径方向軸
に直交する軸を回転中心として回動可能となるようにノ
ート型パソコン11のカバー部13(電子機器筐体)に
支持し、装置本体18を格納位置を含む所定角度範囲に
回動させることに伴って光束導入開口18aに前方被写
体から後方被写体へ被写体を切り換えて導入し得るよう
に構成されている。この回転式撮像装置16の前方被写
体の撮像角度範囲は、図3に示す角度aとなっていて、
回転式撮像装置16の格納位置は、図4に示すように光
束導入開口18aが下方を向いた位置となっている。
を入射するための光束導入開口18aが装置本体18の
周面に露呈して形成され、装置本体18がその径方向軸
に直交する軸を回転中心として回動可能となるようにノ
ート型パソコン11のカバー部13(電子機器筐体)に
支持し、装置本体18を格納位置を含む所定角度範囲に
回動させることに伴って光束導入開口18aに前方被写
体から後方被写体へ被写体を切り換えて導入し得るよう
に構成されている。この回転式撮像装置16の前方被写
体の撮像角度範囲は、図3に示す角度aとなっていて、
回転式撮像装置16の格納位置は、図4に示すように光
束導入開口18aが下方を向いた位置となっている。
【0023】カバー部13(電子機器筐体)に開口して
設けられた後方被写体撮像用の第1開口17が設けら
れ、その窓部に透明なカバーが取り付けられている。こ
のような装置本体18は、それが格納位置に回動された
ときに位置する光束導入開口18aに対応してカバー部
13に形成された第2開口13aを有している。この第
1開口17に入射される後方被写体からの光軸を略90
度折り曲げて第2開口13aに導くための全反射ミラー
21でなる光路変更部材が設けられている。
設けられた後方被写体撮像用の第1開口17が設けら
れ、その窓部に透明なカバーが取り付けられている。こ
のような装置本体18は、それが格納位置に回動された
ときに位置する光束導入開口18aに対応してカバー部
13に形成された第2開口13aを有している。この第
1開口17に入射される後方被写体からの光軸を略90
度折り曲げて第2開口13aに導くための全反射ミラー
21でなる光路変更部材が設けられている。
【0024】従って、前方被写体を撮像する場合には、
カバー部13に対して装置本体18を回動させて図3に
示すように光束導入用開口18aを前方に位置させるこ
とによって角度aなる範囲の前方撮像を行うことができ
る。この場合、角度aは装置本体18とカバー部13の
間にクリックストップ機構を設けることによって所定角
度づつのステップ駆動を行うことができ、角度aは、カ
バー部13と装置本体18との間にストッパ機構を設け
れば適宜の角度に変更することができる。
カバー部13に対して装置本体18を回動させて図3に
示すように光束導入用開口18aを前方に位置させるこ
とによって角度aなる範囲の前方撮像を行うことができ
る。この場合、角度aは装置本体18とカバー部13の
間にクリックストップ機構を設けることによって所定角
度づつのステップ駆動を行うことができ、角度aは、カ
バー部13と装置本体18との間にストッパ機構を設け
れば適宜の角度に変更することができる。
【0025】このように前方被写体を撮像する場合に
は、撮像センサ19に得られる撮像出力をそのままの状
態(反転することなく)で、ノート型パソコン11にデ
ータ取り込みを行うことができ、しかも、ディスプレイ
15における観察画像も当該撮像出力をそのままの状態
(反転することなく)でもって画像表示を行うことがで
きる。
は、撮像センサ19に得られる撮像出力をそのままの状
態(反転することなく)で、ノート型パソコン11にデ
ータ取り込みを行うことができ、しかも、ディスプレイ
15における観察画像も当該撮像出力をそのままの状態
(反転することなく)でもって画像表示を行うことがで
きる。
【0026】一方、後方被写体を撮像する場合には、カ
バー部13に対して装置本体18を回動させて図4に示
すように光束導入用開口18aを下方に位置させること
によって、第1開口17に導入される後方被写体の光軸
が全反射ミラー21のよって直角上方に折り曲げられ、
第2開口13aを通過し光束導入用開口18aに導入さ
れ、撮像レンズ20によって撮像センサ19に結像され
る。
バー部13に対して装置本体18を回動させて図4に示
すように光束導入用開口18aを下方に位置させること
によって、第1開口17に導入される後方被写体の光軸
が全反射ミラー21のよって直角上方に折り曲げられ、
第2開口13aを通過し光束導入用開口18aに導入さ
れ、撮像レンズ20によって撮像センサ19に結像され
る。
【0027】このように後方被写体を撮像する場合に
は、撮像センサ19に得られる撮像出力を、前述のよう
な前方被写体を撮像する場合と全く同様にしてそのまま
の状態(反転することなく)で、ノート型パソコン11
にデータ取り込みを行うことができ、しかも、ディスプ
レイ15における観察画像も当該撮像出力をそのままの
状態(反転することなく)でもって画像表示を行うこと
ができる。
は、撮像センサ19に得られる撮像出力を、前述のよう
な前方被写体を撮像する場合と全く同様にしてそのまま
の状態(反転することなく)で、ノート型パソコン11
にデータ取り込みを行うことができ、しかも、ディスプ
レイ15における観察画像も当該撮像出力をそのままの
状態(反転することなく)でもって画像表示を行うこと
ができる。
【0028】これは、従来装置においては、後方被写体
を撮像する場合には、ノート型パソコン11の取り込み
用の画像データを上下反転したものとし、表示用のデー
タを上下反転と左右反転したものとする変換回路を必要
としたが、本例においては、これらの変換回路は一切必
要とせず、全反射ミラー21による光学的手段のみで正
規の取り込み用のデータの取り出しと表示用のデータの
取り出しが行える。
を撮像する場合には、ノート型パソコン11の取り込み
用の画像データを上下反転したものとし、表示用のデー
タを上下反転と左右反転したものとする変換回路を必要
としたが、本例においては、これらの変換回路は一切必
要とせず、全反射ミラー21による光学的手段のみで正
規の取り込み用のデータの取り出しと表示用のデータの
取り出しが行える。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態をその外
観を示す図5と、前方撮像状態を表現する図6と後方撮
像状態を表現する図7を用いて説明する。本形態は、前
述の第1の実施の形態による回転式撮像装置の構成を変
更および追加したもので、第1の実施の形態と同様の部
材には、同一符号を付すにとどめ、その説明を簡略化し
異なる部分について詳細に説明する。
観を示す図5と、前方撮像状態を表現する図6と後方撮
像状態を表現する図7を用いて説明する。本形態は、前
述の第1の実施の形態による回転式撮像装置の構成を変
更および追加したもので、第1の実施の形態と同様の部
材には、同一符号を付すにとどめ、その説明を簡略化し
異なる部分について詳細に説明する。
【0030】前述の第1の実施の形態における全反射ミ
ラー21(図3と図4参照)が、第1開口17の窓面に
対して略45度の傾斜でもって配設された全反射部材で
あるに対して、第2の実施の形態は、第1開口17の窓
面に対して略45度の傾斜でもって配設された半反射部
材であるハーフミラー25を含んで構成するようにした
もので、また、ハーフミラー25の後方から第1開口1
7に向かって照明光を投射する照明部材を含んで構成し
ている。
ラー21(図3と図4参照)が、第1開口17の窓面に
対して略45度の傾斜でもって配設された全反射部材で
あるに対して、第2の実施の形態は、第1開口17の窓
面に対して略45度の傾斜でもって配設された半反射部
材であるハーフミラー25を含んで構成するようにした
もので、また、ハーフミラー25の後方から第1開口1
7に向かって照明光を投射する照明部材を含んで構成し
ている。
【0031】この照明部材は、カバー部13の内壁に背
面照明部26を設けたもので、具体的には回路基板28
に複数のLED27を搭載し、LED27の発光束をハ
ーフミラー25を介して第1開口17に送り返し、第1
開口17の表面に生じる外部照明光等の写り込みを低減
するようにしていて、顕微鏡光学系に用いられているも
のに類似している。
面照明部26を設けたもので、具体的には回路基板28
に複数のLED27を搭載し、LED27の発光束をハ
ーフミラー25を介して第1開口17に送り返し、第1
開口17の表面に生じる外部照明光等の写り込みを低減
するようにしていて、顕微鏡光学系に用いられているも
のに類似している。
【0032】また、カバー部13に形成された第2開口
13aの周囲、即ち、電子機器筐体と装置本体18との
間にブラシ状の防塵部材および/またはレンズ清掃部材
を形成する起毛部22が付加されている。
13aの周囲、即ち、電子機器筐体と装置本体18との
間にブラシ状の防塵部材および/またはレンズ清掃部材
を形成する起毛部22が付加されている。
【0033】さらに、図5に示すようにカバー部13の
側部には、付加レンズ挿入口24が形成され、光路変更
部材の光路中に撮像レンズ20をマクロレンズI変換す
るためのコンバータレンズであるマクロ用付加レンズ2
3が着脱自在になっていて、ハーフミラー25の上方光
軸に一致してマクロ用付加レンズ23が位置し得るよう
に構成されている。
側部には、付加レンズ挿入口24が形成され、光路変更
部材の光路中に撮像レンズ20をマクロレンズI変換す
るためのコンバータレンズであるマクロ用付加レンズ2
3が着脱自在になっていて、ハーフミラー25の上方光
軸に一致してマクロ用付加レンズ23が位置し得るよう
に構成されている。
【0034】従って、前方被写体を撮像する場合には、
カバー部13に対して装置本体18を回動させて図6に
示すように光束導入用開口18aを前方に位置させるこ
とによって角度aなる範囲の前方撮像を行うことができ
る。
カバー部13に対して装置本体18を回動させて図6に
示すように光束導入用開口18aを前方に位置させるこ
とによって角度aなる範囲の前方撮像を行うことができ
る。
【0035】このように前方被写体を撮像する場合に
は、撮像センサ19に得られる撮像出力をそのままの状
態(反転することなく)で、ノート型パソコン11にデ
ータ取り込みを行うことができ、しかも、ディスプレイ
15における観察画像も当該撮像出力をそのままの状態
(反転することなく)でもって画像表示を行うことがで
きる。
は、撮像センサ19に得られる撮像出力をそのままの状
態(反転することなく)で、ノート型パソコン11にデ
ータ取り込みを行うことができ、しかも、ディスプレイ
15における観察画像も当該撮像出力をそのままの状態
(反転することなく)でもって画像表示を行うことがで
きる。
【0036】一方、後方被写体を撮像する場合には、カ
バー部13に対して装置本体18を回動させて図7に示
すように光束導入用開口18aを下方に位置させること
によって、第1開口17に導入される後方被写体の光軸
がハーフミラー25によって直角上方に折り曲げられ、
光路中に介挿されたマクロ用付加レンズ23を通過し、
第2開口13aを通過し光束導入用開口18aに導入さ
れ、撮像レンズ20によって撮像センサ19に結像され
る。このとき、撮像レンズ20は、マクロ用付加レンズ
23の介挿によってマクロレンズ化されるので、後方被
写体のマクロ撮像を行うことができ、マクロ用付加レン
ズ23を取り外しておけば、撮像レンズ20による本来
の後方撮像を行うことができる。
バー部13に対して装置本体18を回動させて図7に示
すように光束導入用開口18aを下方に位置させること
によって、第1開口17に導入される後方被写体の光軸
がハーフミラー25によって直角上方に折り曲げられ、
光路中に介挿されたマクロ用付加レンズ23を通過し、
第2開口13aを通過し光束導入用開口18aに導入さ
れ、撮像レンズ20によって撮像センサ19に結像され
る。このとき、撮像レンズ20は、マクロ用付加レンズ
23の介挿によってマクロレンズ化されるので、後方被
写体のマクロ撮像を行うことができ、マクロ用付加レン
ズ23を取り外しておけば、撮像レンズ20による本来
の後方撮像を行うことができる。
【0037】この場合、LED27による発光光束はハ
ーフミラー25を通過して第1開口17に射出されるの
で、第1開口17表面に生じる外部照明光等の不要光の
写り込みを低減するこことができる。
ーフミラー25を通過して第1開口17に射出されるの
で、第1開口17表面に生じる外部照明光等の不要光の
写り込みを低減するこことができる。
【0038】さらに、第2開口13aの近傍と装置本体
18との間に介在される起毛部22によって光束導入用
開口18aの被覆がなされ、微小ごみ等の混入が防止で
きる。なお、本例では撮像レンズ20の先端表面が光束
導入用開口18aから若干の距離だけ引き込んでいる
が、撮像レンズ20の先端表面が光束導入用開口18a
と同一面またはごくわずかの距離だけ引き込んだ状態の
場合には、起毛部22によってレンズ清掃の機能を果た
すことができる。当然のことではあるが、この場合に
は、起毛部22の硬度を撮像レンズ20を傷付けない値
の部材に選定する必要がある。
18との間に介在される起毛部22によって光束導入用
開口18aの被覆がなされ、微小ごみ等の混入が防止で
きる。なお、本例では撮像レンズ20の先端表面が光束
導入用開口18aから若干の距離だけ引き込んでいる
が、撮像レンズ20の先端表面が光束導入用開口18a
と同一面またはごくわずかの距離だけ引き込んだ状態の
場合には、起毛部22によってレンズ清掃の機能を果た
すことができる。当然のことではあるが、この場合に
は、起毛部22の硬度を撮像レンズ20を傷付けない値
の部材に選定する必要がある。
【0039】このように後方被写体を撮像する場合に
は、撮像センサ19に得られる撮像出力を、前述のよう
な前方被写体を撮像する場合と全く同様にしてそのまま
の状態(反転することなく)で、ノート型パソコン11
にデータ取り込みを行うことができ、しかも、ディスプ
レイ15における観察画像も当該撮像出力をそのままの
状態(反転することなく)でもって画像表示を行うこと
ができる。
は、撮像センサ19に得られる撮像出力を、前述のよう
な前方被写体を撮像する場合と全く同様にしてそのまま
の状態(反転することなく)で、ノート型パソコン11
にデータ取り込みを行うことができ、しかも、ディスプ
レイ15における観察画像も当該撮像出力をそのままの
状態(反転することなく)でもって画像表示を行うこと
ができる。
【0040】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。前述の第1および第2の実施の形態は、いずれもそ
の装置本体の径方向軸上に撮像レンズ20と撮像センサ
19が順次に配設して内蔵されるように構成されている
が、本形態は、図8に示すように、装置本体29の径方
向軸に直交する軸上に撮像レンズ33と撮像センサ34
を順次に配設して内蔵されるように構成し、装置本体2
9の軸上に支軸30を設け、装置本体29の周面の一部
に光束導入用開口31を形成し、この光束導入用開口3
1の前方に光束を90度折り曲げる全反射ミラー32を
設けるように構成してもよい。
る。前述の第1および第2の実施の形態は、いずれもそ
の装置本体の径方向軸上に撮像レンズ20と撮像センサ
19が順次に配設して内蔵されるように構成されている
が、本形態は、図8に示すように、装置本体29の径方
向軸に直交する軸上に撮像レンズ33と撮像センサ34
を順次に配設して内蔵されるように構成し、装置本体2
9の軸上に支軸30を設け、装置本体29の周面の一部
に光束導入用開口31を形成し、この光束導入用開口3
1の前方に光束を90度折り曲げる全反射ミラー32を
設けるように構成してもよい。
【0041】このように構成することによって、装置本
体29の直径を小さくすることができる。即ち、前述の
図1ないし図7に示す回転式撮像装置16は、その径方
向に撮像センサ19と撮像レンズ20が順次に配設され
ているために直径が大きくなる難点があると共に、カバ
ー部13から大きく突出する虞があり、実際に回転式撮
像装置が搭載される電子機器の態様によっては、制限条
件、例えばノート型パソコンのカバー部に搭載する場合
には当該カバー部より大きく突出してはならないという
制限条件をクリアーできず、撮像レンズの寸法をある程
度短縮化せざるを得ず、これに伴って光学性能が低下し
てしまう。
体29の直径を小さくすることができる。即ち、前述の
図1ないし図7に示す回転式撮像装置16は、その径方
向に撮像センサ19と撮像レンズ20が順次に配設され
ているために直径が大きくなる難点があると共に、カバ
ー部13から大きく突出する虞があり、実際に回転式撮
像装置が搭載される電子機器の態様によっては、制限条
件、例えばノート型パソコンのカバー部に搭載する場合
には当該カバー部より大きく突出してはならないという
制限条件をクリアーできず、撮像レンズの寸法をある程
度短縮化せざるを得ず、これに伴って光学性能が低下し
てしまう。
【0042】しかし、本形態の装置本体29は、撮像レ
ンズ33の長さを多少長くしても直径の増大とはならな
いために寸法制限のない状態で撮像レンズ33を設計す
ることができる。
ンズ33の長さを多少長くしても直径の増大とはならな
いために寸法制限のない状態で撮像レンズ33を設計す
ることができる。
【0043】なお、前述の3つの形態は、光路変更部材
の光路中に介挿された全反射ミラー21またはハーフミ
ラー25または全反射ミラー32のそれぞれが固定され
ているが、これを角度可変できるようにすればよりきめ
細かな撮像アングルでの前方被写体の撮像と後方被写体
の撮像を行うことができる。
の光路中に介挿された全反射ミラー21またはハーフミ
ラー25または全反射ミラー32のそれぞれが固定され
ているが、これを角度可変できるようにすればよりきめ
細かな撮像アングルでの前方被写体の撮像と後方被写体
の撮像を行うことができる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よる回転式撮像装置は、特徴的な構成を有する第1開口
と、第2開口と、光路変更部材とを具備しているので、
前方被写体と後方被写体の撮像を選択的に行うに際し
て、撮像センサで得られる撮像出力データに対して画像
反転のための電気処理を一切不要として、当該撮像出力
データをパソコンなどの電子機器にそのまま取り込むこ
とができ、しかも、前方被写体と後方被写体の撮像のい
ずれであっても、その撮像出力データをそのままの状態
でディスプレイに表示することができる回転式撮像装置
を提供することができる。
よる回転式撮像装置は、特徴的な構成を有する第1開口
と、第2開口と、光路変更部材とを具備しているので、
前方被写体と後方被写体の撮像を選択的に行うに際し
て、撮像センサで得られる撮像出力データに対して画像
反転のための電気処理を一切不要として、当該撮像出力
データをパソコンなどの電子機器にそのまま取り込むこ
とができ、しかも、前方被写体と後方被写体の撮像のい
ずれであっても、その撮像出力データをそのままの状態
でディスプレイに表示することができる回転式撮像装置
を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による回転式撮像装
置を用いたノート型パソコンを前方側から臨む外観を概
略的に示す斜視図である。
置を用いたノート型パソコンを前方側から臨む外観を概
略的に示す斜視図である。
【図2】図1に示されるノート型パソコンを背面側から
臨む外観を概略的に示す斜視図である。
臨む外観を概略的に示す斜視図である。
【図3】図1に示されるノート型パソコンの有する回転
式撮像装置の前方撮像時の状態を拡大して示す一部破断
面図である。
式撮像装置の前方撮像時の状態を拡大して示す一部破断
面図である。
【図4】図1に示されるノート型パソコンの有する回転
式撮像装置の後方撮像時の状態を拡大して示す一部破断
面図である。
式撮像装置の後方撮像時の状態を拡大して示す一部破断
面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による回転式撮像装
置を用いたノート型パソコンを前方側から臨む外観を概
略的に示す斜視図である。
置を用いたノート型パソコンを前方側から臨む外観を概
略的に示す斜視図である。
【図6】図5に示されるノート型パソコンの有する回転
式撮像装置の前方撮像時の状態を拡大して示す一部破断
面図である。
式撮像装置の前方撮像時の状態を拡大して示す一部破断
面図である。
【図7】図5に示されるノート型パソコンの有する回転
式撮像装置の後方撮像時の状態を拡大して示す一部破断
面図である。
式撮像装置の後方撮像時の状態を拡大して示す一部破断
面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態による回転式撮像装
置の光学系を示す一部破断面図である。
置の光学系を示す一部破断面図である。
【図9】従来の回転式撮像装置がノート型パソコンに搭
載された構成例を示す図である。
載された構成例を示す図である。
11 ノート型パソコン 12 本体部 13 カバー部 13a 導入開口 14 キーボード 15 ディスプレイ 16 回転式撮像装置 17 第1開口 18 装置本体 18a 光導入開口 19 撮像センサ 20 撮像レンズ 21 全反射ミラー
Claims (9)
- 【請求項1】全体形状が略円筒状を呈する装置本体の内
部に、撮像レンズと該撮像レンズの結像部に配設された
撮像センサとが格納され、かつ前記撮像レンズに光束を
入射するための光束導入開口が前記装置本体の周面に露
呈され、前記装置本体がその径方向軸に直交する軸を回
転中心として回動可能となるように電子機器筐体に支持
し、前記装置本体を格納位置を含む所定角度範囲に回動
させることに伴って前記光束導入開口に前方被写体から
後方被写体へ被写体を切り換えて導入し得るように構成
した回転式撮像装置において、 前記電子機器筐体に開口して設けられた後方被写体撮像
用の第1開口と、 前記装置本体が前記格納位置に回動されたときに位置す
る前記光束導入開口に対応して前記電子機器筐体に形成
された第2開口と、 前記第1開口に入射される光軸を折り曲げて前記第2開
口に導く光路変更部材とを具備することを特徴とする回
転式撮像装置。 - 【請求項2】前記光路変更部材は、前記第1開口の窓面
に対して略45度の傾斜でもって配設された全反射部材
を含んで構成することを特徴とする請求項1に記載の回
転式撮像装置。 - 【請求項3】前記光路変更部材は、その光路中に前記撮
像レンズをマクロレンズ、ワイドレンズ、テレレンズ等
に変換するコンバータレンズを着脱自在に介挿し得るよ
うに構成することを特徴とする請求項1に記載の回転式
撮像装置。 - 【請求項4】前記光路変更部材は、その光路中に前記第
1開口から前記光導入開口への光軸を変化させる光路可
変部を含んで構成することを特徴とする請求項1に記載
の回転式撮像装置。 - 【請求項5】前記電子機器筐体と前記装置本体との間に
ブラシ状の防塵部材および/またはレンズ清掃部材を付
加して構成することを特徴とする請求項1に記載の回転
式撮像装置。 - 【請求項6】前記装置本体は、該装置本体の径方向軸上
に前記撮像レンズと前記撮像センサが順次に配設して内
蔵されるように構成することを特徴とする請求項1ない
し請求項5のいずれかに記載の回転式撮像装置。 - 【請求項7】前記装置本体は、該装置本体の径方向軸に
直交する軸上に前記撮像レンズと前記撮像センサが順次
に配設して内蔵されるように構成することを特徴とする
請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の回転式撮像
装置。 - 【請求項8】前記光路変更部材は、前記第1開口の窓面
に対して略45度の傾斜でもって配設された半反射部材
を含んで構成すると共に、前記半反射部材の後方から前
記第1開口に向かって照明光を投射する照明部材を含ん
で構成することを特徴とする請求項1ないし請求項5の
いずれかに記載の回転式撮像装置。 - 【請求項9】前記電子機器筐体は、ノート型パソコン等
である請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の回転
式撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000014469A JP2001203916A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 回転式撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000014469A JP2001203916A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 回転式撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001203916A true JP2001203916A (ja) | 2001-07-27 |
Family
ID=18541921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000014469A Withdrawn JP2001203916A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 回転式撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001203916A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004289336A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Sharp Corp | 赤外線双方向通信機能付き携帯端末 |
JP2008535351A (ja) * | 2005-04-04 | 2008-08-28 | マーデル イメージ | とりわけ監視ビデオのための撮影装置並びにこうした装置の使用方法 |
JP2008537661A (ja) * | 2005-03-30 | 2008-09-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 回転カメラユニットを備える携帯型電子装置 |
US8888379B2 (en) | 2012-02-17 | 2014-11-18 | Fujitsu Limited | Electronic device |
-
2000
- 2000-01-24 JP JP2000014469A patent/JP2001203916A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004289336A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Sharp Corp | 赤外線双方向通信機能付き携帯端末 |
JP2008537661A (ja) * | 2005-03-30 | 2008-09-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 回転カメラユニットを備える携帯型電子装置 |
JP2008535351A (ja) * | 2005-04-04 | 2008-08-28 | マーデル イメージ | とりわけ監視ビデオのための撮影装置並びにこうした装置の使用方法 |
US8888379B2 (en) | 2012-02-17 | 2014-11-18 | Fujitsu Limited | Electronic device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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