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JP2001200990A - オリフィス切換式凝縮液排出装置 - Google Patents

オリフィス切換式凝縮液排出装置

Info

Publication number
JP2001200990A
JP2001200990A JP2000043450A JP2000043450A JP2001200990A JP 2001200990 A JP2001200990 A JP 2001200990A JP 2000043450 A JP2000043450 A JP 2000043450A JP 2000043450 A JP2000043450 A JP 2000043450A JP 2001200990 A JP2001200990 A JP 2001200990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orifice
discharge device
orifice plate
condensate discharge
orifices
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000043450A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanari Nagata
貴成 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TASU Corp KK
Original Assignee
TASU Corp KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TASU Corp KK filed Critical TASU Corp KK
Priority to JP2000043450A priority Critical patent/JP2001200990A/ja
Publication of JP2001200990A publication Critical patent/JP2001200990A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Gases (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】凝縮液排出装置における従来の寿命の短さを解
決して保全性と省エネルギー性を確保すると共に、設置
前の調査なしに使用でき、幅広い流量範囲でオリフィス
を使用可能にする凝縮液排出装置を提供する。 【解決手段】本発明の凝縮液排出装置は、狭い流路(2
a)(3a)を有する本体(1)と、その狭い流路(2
a)(3a)において、出入口側1対のオリフィスが選
択されて流路を形成するよう設置した、開口断面積の異
なる1対以上のオリフィス(7aと7b,8aと8b,
9aと9b等)を有するオリフィスプレート(5)、及
びオリフィスプレート(5)を本体(1)に固定するボ
ルト(6)並びに蓋とで構成され、幅広い凝縮液流量に
おいて最適のオリフィスを簡単に選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気が伝熱等によ
り潜熱を失ったときに発生する凝縮液並びに空気を除湿
したときに発生する凝縮液を排出させる凝縮液排出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】凝縮液排出技術の場合、従来の凝縮液排
出装置はディスク型、バケット型、フロート型等多岐に
わたる型式があるが、いずれも流体に接する作動部を有
し頻繁に作動する構造である。その上、使用条件が高温
(空気除湿の場合は除く)、高圧力、高流速であり、正
常に作動する期間が短く、短時間で修理、交換が必要に
なっている。このため、最近ではディスク、バケット、
フロートといった作動部を有する排出機構を無くし、本
体とオリフィスのみで排出する技術が採用され始めてい
る。しかし、オリフィスのみによる排出装置は、バケッ
ト等の制御機構がないので使用可能範囲が狭い。このた
め、設置前に、予定される凝縮液の流量を調査し、流量
に見合う排出能力のオリフィスを設計製作して使用され
る必要がある。しかし、それでも尚凝縮液流量が予定と
異なったり、変動したりした場合には、能力不足や蒸気
の損失を招くこととなり、適合する能力のオリフィスに
交換するか、製作し直す必要が生じることがある。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、凝
縮液排出装置における前述した従来型式の問題点とオリ
フィス式の問題点を解決するためになされたもので、流
量の変更に応じて、最適な断面積のオリフィスをオリフ
ィスプレートを回転させるだけで、簡単に選択変更する
ことが可能な凝縮液排出装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は凝縮液排出装置
であり、前述した技術的課題を解決するため以下のよう
に構成されている。すなわち、本発明の凝縮液排出装置
は凝縮液を発生する装置に取り付けられ、この凝縮液を
排出する流路が出入口部(2)、(3)の一部を狭く形
成された流路部(2a)、(3a)を有する本体(1)
と蓋(4)、及び本体内に設けられたオリフィスプレー
ト(5)とオリフィスプレートを本体(1)に固定する
ボルト(6)で構成され、オリフィスプレートには断面
積の異なる対となるオリフィス(7a,7b等)が複数
対設けられ、本体(1)の狭い出入口流路部(2a)、
(3a)において、1対のみのオリフィスが選択されて
流路を形成するよう配列されていることを特徴とする。
以下、各構成要件について説明する。
【0005】
【本体】本体(1)は凝縮液を発生する装置に取り付け
られる。本体(1)の凝縮液発生装置への取り付けは、
ネジ型、フランジ型或いは溶接型等種々の手段を採用す
ることが出来る。本体(1)には凝縮液を導入し排出す
る流路(2)、(3)とそれぞれに繋がる狭い流路(2
a)、(3a)、並びにオリフィスプレート(5)を設
置、固定する部分とオリフィスプレートを着脱する為の
蓋の取り付け部分からなる。
【0006】
【オリフィスプレート】本体(1)に取り付けるオリフ
ィスプレートは、複数の断面積の異なるオリフィスを有
し、取り付け位置を変えることにより、断面積の異なる
オリフィスの1対が本体(1)の狭い出入口流路(2
a)(3a)に適合し流路を形成するよう配置されてい
る。本図では3対のオリフィスが例示されているが、1
対や2対でも良いし、4対以上と多くても良い。より沢
山の対を有していると、幅広い凝縮液流量範囲にわたっ
て適切なオリフィスを選択できるので、利便性が高まる
ことは云うまでもない。また、対となるオリフィスの断
面積は必ずしも同じでなければならないことはない。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を凝縮液発生装置に取り付
けると、本体(1)の狭い流路(2)、(3)と、オリ
フィスプレート(5)に設けられたオリフィスの中から
選択された1対のオリフィス(図4では7aと7b)が
流路を形成し、その流路を凝縮液が流れる。もしも凝縮
液の流量に対して選択されたオリフィス(7aと7b)
の断面積が小さい場合には、凝縮液が完全に排出されず
に入口側に溜まっていくことになる。この場合には入口
温度が低下してきたり、伝熱が充分に行われなくなった
りする現象が現れる。このような現象が検知されたら、
オリフィスプレートを回転させることにより、断面積の
大きなオリフィスの対(6aと6b)を選択する。逆に
オリフィスの断面積が大き過ぎる場合には、凝縮液が完
全に排出されるが、それと共に潜熱を有する蒸気そのも
のが下流に漏洩することにり、エネルギーの損失をもた
らす。このような現象が検知されたら、同様にしてオリ
フィスプレートを回転させ、断面積の小さなオリフィス
の対(8aと8b)を選択する。断面積の異なる対のオ
リフィスを沢山オリフィスプレート(5)に用意してお
けば、広い流量域に対応出来る。オリフィスの選択が完
了したら、ボルト(6)でしっかりとオリフィスプレー
ト(5)を本体(1)に固定する。ボルト(6)の代わ
りにナットで固定しても良い。また、ボルト(6)を無
くし、蓋(4)の部分を貫通させたハンドルで外部から
オリフィスプレート(5)を回転させ、オリフィスを選
択しても良い。
【0008】
【発明の効果】前項で述べたように、簡単な作業で、用
意された複数のオリフィス対の中から最適のオリフィス
対を簡単に選択できるため、凝縮液発生装置が順調に使
用されるだけでなく、無駄な蒸気が下流に漏洩したりす
ることを防止することが出来る。一般的にオリフィスの
排出能力は断面積にほぼ比例するので、断面積の異なる
オリフィスを数多くボールに設けていれば、幅広い使用
条件に対応できるので、設置前に使用条件を調べ、使用
条件に合わせてオリフィスを都度設計製作する手間が不
要になる。また、設置後の使用条件変更にも簡単に対応
できる。さらに、ディスク型、バケット型、フロート型
等が有するような作動部分がないので故障しにくいとい
うオリフィス型の良さがあり、保全性が高まると共に、
初期の性能を長期間維持することによる高い省エネルギ
ー効果をもたらすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 断面図
【図2】 左方から見た側面図
【図3】 正面図
【図4】 A−A矢視
【図5】 B−B矢視
【符号の説明】
1 本体 2 流路入口 2a 狭い流路入口 3 流路出口 3a 狭い流路出口 4 蓋 5 オリフィスプレート 6 ボルト 7a、7b、8a、8b、9a、9b オリフィス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凝縮液を発生する装置に取り付けられる装
    置であって、凝縮液を導入、排出する流路(2)(3)
    流路の一部を狭くした部位(2a)(3a)を有する本
    体(1)と蓋(4)、とオリフィスプレート(5)であ
    って、複数の断面積の異なる穴即ちオリフィスを有し、
    本体流路(2a)と(3a)において、1個ずつが選択
    できる位置に設けられた断面積の異なる複数のオリフィ
    ス(6aと6b、7aと7b、8aと8b)を有するオ
    リフィスプレート(5)、並びにオリフィスプレート
    (5)を本体(1)に固定するボルト(6)とから構成
    されていることを特徴とする凝縮液排出装置。
JP2000043450A 2000-01-18 2000-01-18 オリフィス切換式凝縮液排出装置 Pending JP2001200990A (ja)

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JP2000043450A JP2001200990A (ja) 2000-01-18 2000-01-18 オリフィス切換式凝縮液排出装置

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JP2000043450A Pending JP2001200990A (ja) 2000-01-18 2000-01-18 オリフィス切換式凝縮液排出装置

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JP (1) JP2001200990A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4808735B2 (ja) * 2005-02-16 2011-11-02 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 選択的に変更可能なオリフィスを有する空気圧式装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4808735B2 (ja) * 2005-02-16 2011-11-02 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 選択的に変更可能なオリフィスを有する空気圧式装置

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