JP2001198761A - 工具マガジン並びに工具の振れ測定および洗浄方法 - Google Patents
工具マガジン並びに工具の振れ測定および洗浄方法Info
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- JP2001198761A JP2001198761A JP2000003114A JP2000003114A JP2001198761A JP 2001198761 A JP2001198761 A JP 2001198761A JP 2000003114 A JP2000003114 A JP 2000003114A JP 2000003114 A JP2000003114 A JP 2000003114A JP 2001198761 A JP2001198761 A JP 2001198761A
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 工具振れ測定装置の故障を少なくするととも
に、工具振れ測定装置による工具の振れの測定精度を高
める。また、工具マガジンに収納された工具に付着した
切粉やクーラント液を除去する。 【解決手段】 工具マガジン1に、複数の工具保持部2
1,21…が備えられている。この工具マガジン1に
は、新工具T2が主軸5に取り付けられた後に、新工具
T2の振れを測定するための振れセンサ23が設けられ
ている。また、工具マガジン1には、工具保持部21に
収納された旧工具T1を洗浄するための工具洗浄手段2
6が設けられている。
に、工具振れ測定装置による工具の振れの測定精度を高
める。また、工具マガジンに収納された工具に付着した
切粉やクーラント液を除去する。 【解決手段】 工具マガジン1に、複数の工具保持部2
1,21…が備えられている。この工具マガジン1に
は、新工具T2が主軸5に取り付けられた後に、新工具
T2の振れを測定するための振れセンサ23が設けられ
ている。また、工具マガジン1には、工具保持部21に
収納された旧工具T1を洗浄するための工具洗浄手段2
6が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具マガジン並び
に工具の振れ測定および洗浄方法に関する。
に工具の振れ測定および洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタなどの工作機械におい
ては、主軸に工具を取り付けて被加工物(ワーク)の加
工が行われるが、この加工中に工具の振れがあると、加
工精度が低下したり、工具が破損してしまう。このよう
な加工精度の低下または破損を防止するため、工具にど
の程度の振れがあるかを測定する必要がある。このよう
な工具の振れを測定する装置は、従来、一般的にはワー
クの加工領域内に配設されていた。そして、主軸に取り
付けられていた旧工具での加工が終了し、旧工具と新工
具を工具自動交換装置で交換し、主軸に新工具を取り付
けた後、新工具を取り付けた主軸をワークの加工領域に
搬送してから工具の振れを測定するようにしていた。
ては、主軸に工具を取り付けて被加工物(ワーク)の加
工が行われるが、この加工中に工具の振れがあると、加
工精度が低下したり、工具が破損してしまう。このよう
な加工精度の低下または破損を防止するため、工具にど
の程度の振れがあるかを測定する必要がある。このよう
な工具の振れを測定する装置は、従来、一般的にはワー
クの加工領域内に配設されていた。そして、主軸に取り
付けられていた旧工具での加工が終了し、旧工具と新工
具を工具自動交換装置で交換し、主軸に新工具を取り付
けた後、新工具を取り付けた主軸をワークの加工領域に
搬送してから工具の振れを測定するようにしていた。
【0003】また、主軸に取り付けられていた旧工具に
よる加工が終了し、工具交換装置で新工具と交換された
旧工具は、工具マガジンにおける所定の工具保持部に収
納される。その後、再びこの旧工具を使用する場合に
は、新工具として、工具交換装置によって主軸に取り付
けられている工具と交換される。
よる加工が終了し、工具交換装置で新工具と交換された
旧工具は、工具マガジンにおける所定の工具保持部に収
納される。その後、再びこの旧工具を使用する場合に
は、新工具として、工具交換装置によって主軸に取り付
けられている工具と交換される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
における工具振れ測定装置は、ワークの加工領域内に配
設されているため、工具振れ測定装置にワークの切粉や
クーラント液などが付着することがある。このようなワ
ークの切粉やクーラント液の付着が工具振れ測定装置の
故障や、測定精度の低下を招く原因となることがあっ
た。また、加工領域が限定されてしまうことになってい
た。
における工具振れ測定装置は、ワークの加工領域内に配
設されているため、工具振れ測定装置にワークの切粉や
クーラント液などが付着することがある。このようなワ
ークの切粉やクーラント液の付着が工具振れ測定装置の
故障や、測定精度の低下を招く原因となることがあっ
た。また、加工領域が限定されてしまうことになってい
た。
【0005】また、加工領域内で加工作業を行い、加工
作業を終了した工具にはワークの切粉やクーラント液が
付着している。このように工具マガジンに収納されてい
る工具に切粉やクーラント液が付着したままだと、その
後再び主軸に取り付けられて新工具として使用するとき
に、工具交換装置が工具を落下させる原因となるもので
あった。また、切粉やクーラント液が付着したまま工具
マガジンに収納しておくと、工具マガジンに収納して保
管している間に、工具を劣化させる原因となるものであ
った。さらには、切粉が付着したままの旧工具を新工具
として再び主軸に取り付けると、主軸と工具の間に切粉
が入り込んで工具の振れが大きくなってしまうという問
題もある。
作業を終了した工具にはワークの切粉やクーラント液が
付着している。このように工具マガジンに収納されてい
る工具に切粉やクーラント液が付着したままだと、その
後再び主軸に取り付けられて新工具として使用するとき
に、工具交換装置が工具を落下させる原因となるもので
あった。また、切粉やクーラント液が付着したまま工具
マガジンに収納しておくと、工具マガジンに収納して保
管している間に、工具を劣化させる原因となるものであ
った。さらには、切粉が付着したままの旧工具を新工具
として再び主軸に取り付けると、主軸と工具の間に切粉
が入り込んで工具の振れが大きくなってしまうという問
題もある。
【0006】そこで、本発明の課題は、工具振れ測定装
置の故障を少なくするとともに、工具振れ測定装置によ
る工具の振れの測定精度を高めることにある。また、他
の課題は、工具マガジンに収納された工具に付着した切
粉やクーラント液を除去することにより、工具の劣化を
防止するとともに、工具交換装置で把持する際における
工具の落下を防止することにある。さらには、工具マガ
ジンに収納された工具の切粉を除去することにより、工
具を再び主軸に取り付けた際の工具の振れの測定精度を
高めることにある。
置の故障を少なくするとともに、工具振れ測定装置によ
る工具の振れの測定精度を高めることにある。また、他
の課題は、工具マガジンに収納された工具に付着した切
粉やクーラント液を除去することにより、工具の劣化を
防止するとともに、工具交換装置で把持する際における
工具の落下を防止することにある。さらには、工具マガ
ジンに収納された工具の切粉を除去することにより、工
具を再び主軸に取り付けた際の工具の振れの測定精度を
高めることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明の請求項1に係る発明は、複数の工具保持部を備え、
この工具保持部に収納された新工具が主軸に取り付けら
れた旧工具と交換され、この旧工具が前記工具保持部に
収納される工具マガジンにおいて、前記主軸に取り付け
られていた前記旧工具が交換されて前記工具保持部に収
納される一方で前記工具保持部に収納されていた新工具
が前記主軸に取り付けられるように構成され、前記主軸
に取り付けられた新工具の振れを測定する工具振れ測定
装置が設けられていることを特徴とする工具マガジンで
ある。
明の請求項1に係る発明は、複数の工具保持部を備え、
この工具保持部に収納された新工具が主軸に取り付けら
れた旧工具と交換され、この旧工具が前記工具保持部に
収納される工具マガジンにおいて、前記主軸に取り付け
られていた前記旧工具が交換されて前記工具保持部に収
納される一方で前記工具保持部に収納されていた新工具
が前記主軸に取り付けられるように構成され、前記主軸
に取り付けられた新工具の振れを測定する工具振れ測定
装置が設けられていることを特徴とする工具マガジンで
ある。
【0008】請求項1に係る発明においては、工具振れ
測定装置が工具マガジンに設けられている。このため、
ワークの加工領域内のようにワークの切粉やクーラント
液が工具振れ測定装置に付着することがない。したがっ
て、工具振れ測定装置の故障や測定精度の低下などを効
果的に防止することができる。
測定装置が工具マガジンに設けられている。このため、
ワークの加工領域内のようにワークの切粉やクーラント
液が工具振れ測定装置に付着することがない。したがっ
て、工具振れ測定装置の故障や測定精度の低下などを効
果的に防止することができる。
【0009】請求項2に係る発明は、複数の工具保持部
を備え、この工具保持部に収納された新工具が主軸に取
り付けられた旧工具と交換され、この旧工具が前記工具
保持部に収納される工具マガジンにおいて、前記工具保
持部に収納された前記旧工具を洗浄するための工具洗浄
手段が設けられていることを特徴とする工具マガジンで
ある。
を備え、この工具保持部に収納された新工具が主軸に取
り付けられた旧工具と交換され、この旧工具が前記工具
保持部に収納される工具マガジンにおいて、前記工具保
持部に収納された前記旧工具を洗浄するための工具洗浄
手段が設けられていることを特徴とする工具マガジンで
ある。
【0010】請求項2に係る発明においては、工具マガ
ジンにおける工具保持部に工具洗浄手段が設けられてい
る。このため、工作機械の停止中はもちろんのこと、稼
動中であっても旧工具を工具保持部に収納している間に
工具を洗浄することができるので、工具に付着したワー
クの切粉やクーラント液を除去することができる。した
がって、工具交換の際における工具の落下を防止するこ
とができる。また、工具マガジンにおける工具保持部に
収納されて保管されている間に、工具が劣化することを
防止することができる。
ジンにおける工具保持部に工具洗浄手段が設けられてい
る。このため、工作機械の停止中はもちろんのこと、稼
動中であっても旧工具を工具保持部に収納している間に
工具を洗浄することができるので、工具に付着したワー
クの切粉やクーラント液を除去することができる。した
がって、工具交換の際における工具の落下を防止するこ
とができる。また、工具マガジンにおける工具保持部に
収納されて保管されている間に、工具が劣化することを
防止することができる。
【0011】請求項3に係る発明は、前記工具保持部に
収納された前記旧工具は、前記工具保持部によってシャ
ンク部が露出するように側部を保持されており、前記工
具洗浄手段は、露出しているシャンク部に洗浄流体を噴
射する洗浄ノズルを備えることを特徴とする請求項2に
記載の工具マガジンである。
収納された前記旧工具は、前記工具保持部によってシャ
ンク部が露出するように側部を保持されており、前記工
具洗浄手段は、露出しているシャンク部に洗浄流体を噴
射する洗浄ノズルを備えることを特徴とする請求項2に
記載の工具マガジンである。
【0012】請求項3に係る発明においては、工具が収
納されている間、シャンク部が露出した状態となってい
る。この状態の旧工具におけるシャンク部に対して洗浄
液または洗浄エアなどの洗浄流体を噴射する洗浄ノズル
が設けられている。したがって、工具マガジンに収納さ
れた状態のまま、旧工具のシャンク部を容易かつ確実に
液またはエアなどの流体によって洗浄することができ
る。
納されている間、シャンク部が露出した状態となってい
る。この状態の旧工具におけるシャンク部に対して洗浄
液または洗浄エアなどの洗浄流体を噴射する洗浄ノズル
が設けられている。したがって、工具マガジンに収納さ
れた状態のまま、旧工具のシャンク部を容易かつ確実に
液またはエアなどの流体によって洗浄することができ
る。
【0013】請求項4に係る発明は、前記複数の工具保
持部は旋回可能な旋回板に取り付けられており、この旋
回板が旋回することによって、前記複数の工具保持部が
それぞれ所定の位置を順次移動できるように構成されて
おり、前記旋回板によって前記工具保持部に収納された
前記旧工具が移動させられた所定の位置に、前記工具洗
浄手段が配設されていることを特徴とする請求項3に記
載の工具マガジンである。
持部は旋回可能な旋回板に取り付けられており、この旋
回板が旋回することによって、前記複数の工具保持部が
それぞれ所定の位置を順次移動できるように構成されて
おり、前記旋回板によって前記工具保持部に収納された
前記旧工具が移動させられた所定の位置に、前記工具洗
浄手段が配設されていることを特徴とする請求項3に記
載の工具マガジンである。
【0014】請求項4に係る発明においては、工具保持
部の移動を利用して、工具保持部が移動する位置に工具
洗浄手段が設けられている。このため、工具の洗浄を行
うためだけに、工具が収納された工具保持部を移動させ
る必要がないので、工具マガジン全体の小型化を図るこ
とができる。
部の移動を利用して、工具保持部が移動する位置に工具
洗浄手段が設けられている。このため、工具の洗浄を行
うためだけに、工具が収納された工具保持部を移動させ
る必要がないので、工具マガジン全体の小型化を図るこ
とができる。
【0015】請求項5に係る発明は、複数の工具保持部
を備え、この工具保持部に収納された新工具が主軸に取
り付けられた旧工具と交換され、この旧工具が前記工具
保持部に収納される工具マガジンにおいて、前記主軸に
取り付けられていた前記旧工具が交換されて前記工具保
持部に収納される一方で前記工具保持部に収納されてい
た新工具が前記主軸に取り付けられるように構成され、
前記主軸に取り付けられた新工具の振れを測定する工具
振れ測定装置が設けられているとともに、前記工具保持
部に収納された前記旧工具を洗浄するための工具洗浄手
段が設けられていることを特徴とする工具マガジンであ
る。
を備え、この工具保持部に収納された新工具が主軸に取
り付けられた旧工具と交換され、この旧工具が前記工具
保持部に収納される工具マガジンにおいて、前記主軸に
取り付けられていた前記旧工具が交換されて前記工具保
持部に収納される一方で前記工具保持部に収納されてい
た新工具が前記主軸に取り付けられるように構成され、
前記主軸に取り付けられた新工具の振れを測定する工具
振れ測定装置が設けられているとともに、前記工具保持
部に収納された前記旧工具を洗浄するための工具洗浄手
段が設けられていることを特徴とする工具マガジンであ
る。
【0016】請求項5に係る発明においては、工具マガ
ジンに工具振れ測定装置および工具洗浄装置が設けられ
ている。このため、旧工具を工具マガジンに収納したと
きに、旧工具を洗浄しておくことができる。そして、工
具洗浄装置によって旧工具を洗浄しておくことにより、
この旧工具を新工具として再び主軸に取り付けて使用す
る前に、工具振れ測定装置によって振れを測定する際
に、切粉が付着していることによる工具の振れを防止す
ることができる。
ジンに工具振れ測定装置および工具洗浄装置が設けられ
ている。このため、旧工具を工具マガジンに収納したと
きに、旧工具を洗浄しておくことができる。そして、工
具洗浄装置によって旧工具を洗浄しておくことにより、
この旧工具を新工具として再び主軸に取り付けて使用す
る前に、工具振れ測定装置によって振れを測定する際
に、切粉が付着していることによる工具の振れを防止す
ることができる。
【0017】請求項6に係る発明は、複数の工具保持部
を備える工具マガジンにおける前記工具保持部に収納さ
れた新工具のうちの一つを主軸に取り付けられた旧工具
と交換し、この旧工具を前記工具保持部に収納するとと
ともに、前記工具保持部に収納された新工具を主軸に取
り付けた後、前記工具マガジンに設けられた工具振れ測
定装置によって、前記主軸に取り付けられた新工具の振
れを測定することを特徴とする工具の振れ測定方法であ
る。
を備える工具マガジンにおける前記工具保持部に収納さ
れた新工具のうちの一つを主軸に取り付けられた旧工具
と交換し、この旧工具を前記工具保持部に収納するとと
ともに、前記工具保持部に収納された新工具を主軸に取
り付けた後、前記工具マガジンに設けられた工具振れ測
定装置によって、前記主軸に取り付けられた新工具の振
れを測定することを特徴とする工具の振れ測定方法であ
る。
【0018】請求項6に係る発明においては、工具マガ
ジン内で工具の振れを測定している。このため、ワーク
の加工領域内のようにワークの切粉やクーラント液が工
具振れ測定装置に付着することがない。したがって、工
具振れ測定装置の故障や測定精度の低下などを効果的に
防止することができる。
ジン内で工具の振れを測定している。このため、ワーク
の加工領域内のようにワークの切粉やクーラント液が工
具振れ測定装置に付着することがない。したがって、工
具振れ測定装置の故障や測定精度の低下などを効果的に
防止することができる。
【0019】請求項7に係る発明は、複数の工具保持部
を備える工具マガジンにおける前記工具保持部に収納さ
れた新工具を、主軸に取り付けられた旧工具と交換し
て、この旧工具を前記工具保持部に収納し、前記工具マ
ガジンに設けられた工具洗浄手段によって、前記工具保
持部に収納された旧工具を洗浄することを特徴とする工
具洗浄方法である。
を備える工具マガジンにおける前記工具保持部に収納さ
れた新工具を、主軸に取り付けられた旧工具と交換し
て、この旧工具を前記工具保持部に収納し、前記工具マ
ガジンに設けられた工具洗浄手段によって、前記工具保
持部に収納された旧工具を洗浄することを特徴とする工
具洗浄方法である。
【0020】請求項7に係る発明においては、工具マガ
ジンにおける工具保持部に設けられた工具洗浄手段で旧
工具の洗浄を行っている。このため、旧工具に付着した
ワークの切粉やクーラント液を工具マガジン内で除去す
ることができる。したがって、工具交換の際の工具の落
下を防止することができる。また、工具が工具マガジン
における工具保持部に収納されて保管されている間に劣
化することを防止することができる。
ジンにおける工具保持部に設けられた工具洗浄手段で旧
工具の洗浄を行っている。このため、旧工具に付着した
ワークの切粉やクーラント液を工具マガジン内で除去す
ることができる。したがって、工具交換の際の工具の落
下を防止することができる。また、工具が工具マガジン
における工具保持部に収納されて保管されている間に劣
化することを防止することができる。
【0021】請求項8に係る発明は、前記工具保持部
は、シャンク部が露出した状態となるように前記旧工具
を保持しており、この旧工具のシャンク部に対して前記
工具洗浄装置における洗浄ノズルから洗浄流体を噴射し
て前記旧工具におけるシャンク部を洗浄することを特徴
とする請求項7に記載の工具洗浄方法である。
は、シャンク部が露出した状態となるように前記旧工具
を保持しており、この旧工具のシャンク部に対して前記
工具洗浄装置における洗浄ノズルから洗浄流体を噴射し
て前記旧工具におけるシャンク部を洗浄することを特徴
とする請求項7に記載の工具洗浄方法である。
【0022】請求項8に係る発明によれば、工具保持部
に保持された旧工具のシャンク部に向けて洗浄ノズルか
ら洗浄流体が噴射される。したがって、旧工具のシャン
ク部を容易かつ確実に洗浄することができる。
に保持された旧工具のシャンク部に向けて洗浄ノズルか
ら洗浄流体が噴射される。したがって、旧工具のシャン
ク部を容易かつ確実に洗浄することができる。
【0023】請求項9に係る発明は、複数の工具保持部
を備える工具マガジンにおける前記工具保持部に収納さ
れた新工具を、主軸に取り付けられた旧工具と交換し
て、この旧工具を前記工具保持部に収納するとととも
に、前記工具保持部に収納された新工具を主軸に取り付
け、前記工具マガジンに設けられた工具洗浄手段によっ
て、前記工具保持部に収納された旧工具を洗浄する一方
で、前記工具マガジンに設けられた工具振れ測定装置に
よって、前記主軸に取り付けられた新工具の振れを測定
することを特徴とする工具の振れ測定および洗浄方法で
ある。
を備える工具マガジンにおける前記工具保持部に収納さ
れた新工具を、主軸に取り付けられた旧工具と交換し
て、この旧工具を前記工具保持部に収納するとととも
に、前記工具保持部に収納された新工具を主軸に取り付
け、前記工具マガジンに設けられた工具洗浄手段によっ
て、前記工具保持部に収納された旧工具を洗浄する一方
で、前記工具マガジンに設けられた工具振れ測定装置に
よって、前記主軸に取り付けられた新工具の振れを測定
することを特徴とする工具の振れ測定および洗浄方法で
ある。
【0024】請求項9に係る発明によれば、主軸に取り
付けられていた旧工具を、工具マガジンに収納されてい
る間に洗浄することができる。そして、洗浄された旧工
具が新工具となって使用されるときには、主軸に取り付
けられた後、工具振れ測定装置によって新工具の振れが
測定される。このとき、主軸に取り付けられる新工具は
工具マガジンにおいて洗浄され、切粉が付着しているこ
とはほとんどないので、新工具に振れが生じることを効
果的に防止することができる。
付けられていた旧工具を、工具マガジンに収納されてい
る間に洗浄することができる。そして、洗浄された旧工
具が新工具となって使用されるときには、主軸に取り付
けられた後、工具振れ測定装置によって新工具の振れが
測定される。このとき、主軸に取り付けられる新工具は
工具マガジンにおいて洗浄され、切粉が付着しているこ
とはほとんどないので、新工具に振れが生じることを効
果的に防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら、具体的に説明する。図1は本発明に
係る工具マガジンを備える工作機械の側面図、図2は図
1のII−II線断面図、図3は図1のIII−III線断面図で
ある。
面を参照しながら、具体的に説明する。図1は本発明に
係る工具マガジンを備える工作機械の側面図、図2は図
1のII−II線断面図、図3は図1のIII−III線断面図で
ある。
【0026】図1ないし図3に示す工作機械Mは、図2
および図3に示すように、複数の工具T,T…が収納さ
れた本発明に係る工具マガジン1,1を一例として2つ
備えている。もちろん、工具マガジンを1つ備えるもの
であってもよい。これらの工具マガジン1,1はそれぞ
れ、工具マガジン上下動装置2,2に取り付けられてお
り、この工具マガジン上下動装置2,2によって上下動
可能となるように構成されている。また、工具マガジン
1の下方には、移動台3,3が配設されており、この移
動台3,3上に加工ヘッド4,4が載置されている。加
工ヘッド4には、図1に示すように、主軸5が設けられ
ており、主軸5の先端部にはツールクランプ機構5Aが
配設されている。さらに、移動台3上における加工ヘッ
ド4の後方にはリーマ送りユニット6が設けられてい
る。リーマ送りユニットはリーマ送り駆動モータ6Aと
ボールネジからなるリーマ送り機構6Bを有している。
そして、リーマ送り駆動モータ6Aによってリーマ送り
機構6Bを作動させて加工ヘッド4を移動台3に対して
相対的に前後動させることができるようになっている。
リーマ駆動モータ6の上方には、主軸5を回転させるた
めのスピンドルモータ7が配設されている。
および図3に示すように、複数の工具T,T…が収納さ
れた本発明に係る工具マガジン1,1を一例として2つ
備えている。もちろん、工具マガジンを1つ備えるもの
であってもよい。これらの工具マガジン1,1はそれぞ
れ、工具マガジン上下動装置2,2に取り付けられてお
り、この工具マガジン上下動装置2,2によって上下動
可能となるように構成されている。また、工具マガジン
1の下方には、移動台3,3が配設されており、この移
動台3,3上に加工ヘッド4,4が載置されている。加
工ヘッド4には、図1に示すように、主軸5が設けられ
ており、主軸5の先端部にはツールクランプ機構5Aが
配設されている。さらに、移動台3上における加工ヘッ
ド4の後方にはリーマ送りユニット6が設けられてい
る。リーマ送りユニットはリーマ送り駆動モータ6Aと
ボールネジからなるリーマ送り機構6Bを有している。
そして、リーマ送り駆動モータ6Aによってリーマ送り
機構6Bを作動させて加工ヘッド4を移動台3に対して
相対的に前後動させることができるようになっている。
リーマ駆動モータ6の上方には、主軸5を回転させるた
めのスピンドルモータ7が配設されている。
【0027】また、移動台3の下部は、X軸駆動ユニッ
ト8に取り付けられている。X軸駆動ユニット8は、X
軸駆動モータ8AおよびX軸レール8Bを備えている。
そして、X軸駆動モータ8Aを駆動することによって、
移動台3を図2に示すX軸方向に沿って移動させること
ができるようになっている。さらに、X軸駆動ユニット
8の下部には、Z軸駆動ユニット9が配設されている。
Z軸駆動ユニット9は、Z軸駆動モータ9AおよびZ軸
レール9Bを備えている。そして、Z軸駆動モータ9A
を駆動することによって、移動台3を図1に示すZ軸方
向に沿って移動させることができるようになっている。
なお、これらリーマ送り駆動モータ6A、リーマ送り機
構6B、スピンドルモータ7、X軸駆動ユニット8、お
よびZ軸駆動ユニット9はいずれも2つづつ配設されて
いる。
ト8に取り付けられている。X軸駆動ユニット8は、X
軸駆動モータ8AおよびX軸レール8Bを備えている。
そして、X軸駆動モータ8Aを駆動することによって、
移動台3を図2に示すX軸方向に沿って移動させること
ができるようになっている。さらに、X軸駆動ユニット
8の下部には、Z軸駆動ユニット9が配設されている。
Z軸駆動ユニット9は、Z軸駆動モータ9AおよびZ軸
レール9Bを備えている。そして、Z軸駆動モータ9A
を駆動することによって、移動台3を図1に示すZ軸方
向に沿って移動させることができるようになっている。
なお、これらリーマ送り駆動モータ6A、リーマ送り機
構6B、スピンドルモータ7、X軸駆動ユニット8、お
よびZ軸駆動ユニット9はいずれも2つづつ配設されて
いる。
【0028】さらに、加工ヘッド4,4の前方には、加
工対象となるワークW,Wが取り付けられる取付具1
1,11が配設されている。ここで、Z軸駆動ユニット
9が作動することによって加工ヘッド4は取付具11が
配設された位置まで前進してくるので、取付具11が配
設されている位置がワークWの加工領域となる。取付具
11の下方には、ワークWを加工する間に発生するワー
クWの切粉やクーラント液の排出口12が形成されてい
る。また、これらの部材の周囲には、ハウジング13が
形成されている。ハウジング13の後方には、作業員が
操作するスイッチ類などが配設され、制御装置を含めた
操作盤14が設けられている。
工対象となるワークW,Wが取り付けられる取付具1
1,11が配設されている。ここで、Z軸駆動ユニット
9が作動することによって加工ヘッド4は取付具11が
配設された位置まで前進してくるので、取付具11が配
設されている位置がワークWの加工領域となる。取付具
11の下方には、ワークWを加工する間に発生するワー
クWの切粉やクーラント液の排出口12が形成されてい
る。また、これらの部材の周囲には、ハウジング13が
形成されている。ハウジング13の後方には、作業員が
操作するスイッチ類などが配設され、制御装置を含めた
操作盤14が設けられている。
【0029】次に、本発明に係る工具マガジン1の構成
について図4および図5を合わせて参照して説明する。
図4は本発明に係る工具マガジンの側断面図、図5はそ
の正面図である。図4および図5に示すように、本発明
に係る工具マガジン1は、複数、本実施形態では6個の
工具保持部21,21…を備えている。このうちの5つ
の工具保持部21,21…は工具T,T…を保持してお
り、その他の工具保持部21は工具を保持していない。
そして、工具交換を行う際には、工具を保持していない
工具保持部21で図1ないし図3に示す主軸5に取り付
けられていた旧工具を受け取って保持することによって
工具マガジン1に収納される。その一方で、工具T,T
…を保持している工具保持部21,21のうちの一つか
ら主軸5に新工具を受け渡すようになっている。この工
具の交換は、図4に仮想線で示すように、工具マガジン
1が下降したときに位置する工具交換位置PCにおいて
行われる。
について図4および図5を合わせて参照して説明する。
図4は本発明に係る工具マガジンの側断面図、図5はそ
の正面図である。図4および図5に示すように、本発明
に係る工具マガジン1は、複数、本実施形態では6個の
工具保持部21,21…を備えている。このうちの5つ
の工具保持部21,21…は工具T,T…を保持してお
り、その他の工具保持部21は工具を保持していない。
そして、工具交換を行う際には、工具を保持していない
工具保持部21で図1ないし図3に示す主軸5に取り付
けられていた旧工具を受け取って保持することによって
工具マガジン1に収納される。その一方で、工具T,T
…を保持している工具保持部21,21のうちの一つか
ら主軸5に新工具を受け渡すようになっている。この工
具の交換は、図4に仮想線で示すように、工具マガジン
1が下降したときに位置する工具交換位置PCにおいて
行われる。
【0030】この工具保持部21の構成について簡単に
説明すると、工具保持部21は、工具クランプ爪21
A,21Bを備えている。これら工具クランプ爪21
A,21Bの下端部によって工具を保持することができ
るようになっている。また、工具クランプ爪21A,2
1Bは、その長手方向ほぼ中央部位において、連結リン
クを介してそれぞれ回動自在に枢着されている。
説明すると、工具保持部21は、工具クランプ爪21
A,21Bを備えている。これら工具クランプ爪21
A,21Bの下端部によって工具を保持することができ
るようになっている。また、工具クランプ爪21A,2
1Bは、その長手方向ほぼ中央部位において、連結リン
クを介してそれぞれ回動自在に枢着されている。
【0031】さらに、連結リンクには、嵌合突起を備え
るロックレバー21Cが設けられており、工具クランプ
爪21A,21Bにはそれぞれロック孔が形成されてい
る。また、ロックレバー21Cにおける嵌合突起が工具
クランプ爪21A,21Bにおけるロック孔に出入りす
ることによって、工具クランプ爪21A,21Bが開閉
可能となるように構成されている。そして、工具クラン
プ爪21A,21Bによって、工具Tのシャンク部が露
出するようにして工具Tの側部を保持する。
るロックレバー21Cが設けられており、工具クランプ
爪21A,21Bにはそれぞれロック孔が形成されてい
る。また、ロックレバー21Cにおける嵌合突起が工具
クランプ爪21A,21Bにおけるロック孔に出入りす
ることによって、工具クランプ爪21A,21Bが開閉
可能となるように構成されている。そして、工具クラン
プ爪21A,21Bによって、工具Tのシャンク部が露
出するようにして工具Tの側部を保持する。
【0032】また、工具保持部21,21…は旋回可能
な旋回板22に取り付けられており、旋回板22が旋回
することによって、工具保持部21,21…がそれぞれ
所定の位置を順次移動できるように構成されている。す
なわち、工具保持部21,21…が移動する位置をそれ
ぞれ工具保持部位置P1〜P5とすると、工具保持部位
置P1にあった工具保持部21,21が旋回板22を旋
回させることによって、工具保持部位置P2に移動す
る。また、工具保持部位置P2にあった工具保持部2
1,21は工具保持部位置P3に移動するようになって
いる。工具マガジン1が下降したときには、工具保持部
位置P5が工具交換位置PCとなる。また、工具保持部
位置P1〜P5のうちの一つには、工具保持部21,2
1が位置していないことになる。
な旋回板22に取り付けられており、旋回板22が旋回
することによって、工具保持部21,21…がそれぞれ
所定の位置を順次移動できるように構成されている。す
なわち、工具保持部21,21…が移動する位置をそれ
ぞれ工具保持部位置P1〜P5とすると、工具保持部位
置P1にあった工具保持部21,21が旋回板22を旋
回させることによって、工具保持部位置P2に移動す
る。また、工具保持部位置P2にあった工具保持部2
1,21は工具保持部位置P3に移動するようになって
いる。工具マガジン1が下降したときには、工具保持部
位置P5が工具交換位置PCとなる。また、工具保持部
位置P1〜P5のうちの一つには、工具保持部21,2
1が位置していないことになる。
【0033】さらに、旋回板22はケーシング22Aに
よって覆われている。このケーシング22Aの内側であ
って、工具保持部位置P1に相当する位置には、主軸5
に取り付けられた新工具の振れを測定する工具振れ測定
装置である振れセンサ23が設けられている。この振れ
センサ23によって、主軸5に取り付けられた新工具の
振れを測定できるようになっている。また、旋回板22
の後方には、工具マガジン上下動装置2に固定された固
定部材24が配設されており、固定部材24を介した旋
回板22の反対側には、割出しモータ25が設けられて
いる。この割出しモータ25を駆動することによって、
旋回板22を回させることができるようになっている。
よって覆われている。このケーシング22Aの内側であ
って、工具保持部位置P1に相当する位置には、主軸5
に取り付けられた新工具の振れを測定する工具振れ測定
装置である振れセンサ23が設けられている。この振れ
センサ23によって、主軸5に取り付けられた新工具の
振れを測定できるようになっている。また、旋回板22
の後方には、工具マガジン上下動装置2に固定された固
定部材24が配設されており、固定部材24を介した旋
回板22の反対側には、割出しモータ25が設けられて
いる。この割出しモータ25を駆動することによって、
旋回板22を回させることができるようになっている。
【0034】また、工具マガジン上下動装置2は、架台
13に固定されたシリンダ31と、このシリンダ31の
内側面に摺設するピストン32を備えている。そして、
ピストン32に工具マガジン1の固定部材24が取り付
けられている。このため、ピストン32がシリンダ31
に摺動しながら上下動することによって、工具マガジン
1も上下動する構成となっている。また、工具マガジン
上下動装置2には、上下方向に沿って延在するガイドレ
ール33が設けられている。一方、工具マガジン1の固
定部材24には、ガイド部24Aを有しており、このガ
イド部24Aがガイドレール33に嵌合して、工具マガ
ジン1の上下方向への移動をガイドしている。
13に固定されたシリンダ31と、このシリンダ31の
内側面に摺設するピストン32を備えている。そして、
ピストン32に工具マガジン1の固定部材24が取り付
けられている。このため、ピストン32がシリンダ31
に摺動しながら上下動することによって、工具マガジン
1も上下動する構成となっている。また、工具マガジン
上下動装置2には、上下方向に沿って延在するガイドレ
ール33が設けられている。一方、工具マガジン1の固
定部材24には、ガイド部24Aを有しており、このガ
イド部24Aがガイドレール33に嵌合して、工具マガ
ジン1の上下方向への移動をガイドしている。
【0035】また、工具保持部位置P2およびP3にお
いては、工具洗浄手段26,26が工具マガジン1にお
ける固定部材24に取り付けて設けられている。そのう
ちの工具洗浄手段について図4を参照して説明すると、
工具洗浄手段26は、固定部材24に固定された棒状の
バー26Aを有している。このバー26Aには、ブラケ
ット26Bが取り付けられており、バー26Aの下方位
置において、ブラケット26Bに円筒状のケース26C
が固定されている。このケース26C内には、洗浄液を
噴射する複数の洗浄ノズル26Dが配設されている。さ
らに、ブラケット26Bは、固定部材24に対して相対
的に前後動可能とされており、ブラケット26Bととも
にケース26Cおよびノズル26Dが前進することによ
って、図5に仮想線で示すように、ケース26Cが工具
Tに嵌合するようになっている。洗浄ノズル26Dから
噴射される洗浄液は、図示しないポンプまたはバルブを
操作することによって供給される。
いては、工具洗浄手段26,26が工具マガジン1にお
ける固定部材24に取り付けて設けられている。そのう
ちの工具洗浄手段について図4を参照して説明すると、
工具洗浄手段26は、固定部材24に固定された棒状の
バー26Aを有している。このバー26Aには、ブラケ
ット26Bが取り付けられており、バー26Aの下方位
置において、ブラケット26Bに円筒状のケース26C
が固定されている。このケース26C内には、洗浄液を
噴射する複数の洗浄ノズル26Dが配設されている。さ
らに、ブラケット26Bは、固定部材24に対して相対
的に前後動可能とされており、ブラケット26Bととも
にケース26Cおよびノズル26Dが前進することによ
って、図5に仮想線で示すように、ケース26Cが工具
Tに嵌合するようになっている。洗浄ノズル26Dから
噴射される洗浄液は、図示しないポンプまたはバルブを
操作することによって供給される。
【0036】一方、バー26Aの上方位置において、ブ
ラケット26Bには、ノズル26Dから噴射される洗浄
液を供給するための洗浄液供給口26Eが形成されてい
る。この洗浄液供給口26Eは、ブラケット26B内に
配設された図示しない配管を通じてノズル26Dに連通
している。そして、洗浄液供給口26Eは、図示しない
ポンプに接続され、このポンプを作動することによって
ノズル26Dに洗浄液が供給されノズル26Dから噴射
される。
ラケット26Bには、ノズル26Dから噴射される洗浄
液を供給するための洗浄液供給口26Eが形成されてい
る。この洗浄液供給口26Eは、ブラケット26B内に
配設された図示しない配管を通じてノズル26Dに連通
している。そして、洗浄液供給口26Eは、図示しない
ポンプに接続され、このポンプを作動することによって
ノズル26Dに洗浄液が供給されノズル26Dから噴射
される。
【0037】このように、本実施形態に係る工具マガジ
ン1は、工具振れ測定装置である振れセンサ23および
工具洗浄手段26の両方を有している。
ン1は、工具振れ測定装置である振れセンサ23および
工具洗浄手段26の両方を有している。
【0038】かかる構成を有する工具マガジン1を備え
る工作機械の作用について説明する。取付具11に取り
付けられたワークWを主軸に取り付けた工具Tで加工
し、その工具Tによる加工作業が終了すると、工具交換
が行われるが、この工具交換は次のようにして行われ
る。
る工作機械の作用について説明する。取付具11に取り
付けられたワークWを主軸に取り付けた工具Tで加工
し、その工具Tによる加工作業が終了すると、工具交換
が行われるが、この工具交換は次のようにして行われ
る。
【0039】主軸5に工具T1を取り付けて取付具11
に取り付けられたワークWの加工作業を行い、その加工
作業が終了すると、加工ヘッド4を後退させて、主軸5
に取り付けられた旧工具T1が工具マガジン1の真下に
位置する工具交換位置P1にくるようにする。続いて、
工具マガジン上下動装置2によって、工具マガジン1を
下降させて工具保持部21,21…のうち、空いている
ものに旧工具T1を保持させる。次に、加工ヘッド4を
後退させるとともに、工具マガジン1における旋回板2
2を回転させて、次に使用する新工具T2を工具交換位
置PCに位置させる。新工具T2が工具交換位置PCに
位置したら、加工ヘッド4を前進させて、主軸5に新工
具T2を取り付ける。
に取り付けられたワークWの加工作業を行い、その加工
作業が終了すると、加工ヘッド4を後退させて、主軸5
に取り付けられた旧工具T1が工具マガジン1の真下に
位置する工具交換位置P1にくるようにする。続いて、
工具マガジン上下動装置2によって、工具マガジン1を
下降させて工具保持部21,21…のうち、空いている
ものに旧工具T1を保持させる。次に、加工ヘッド4を
後退させるとともに、工具マガジン1における旋回板2
2を回転させて、次に使用する新工具T2を工具交換位
置PCに位置させる。新工具T2が工具交換位置PCに
位置したら、加工ヘッド4を前進させて、主軸5に新工
具T2を取り付ける。
【0040】主軸5に新工具T2を取り付けた後、旋回
板22を回転させて工具保持部位置P1に移動させ、主
軸5に取り付けられた新工具T2の振れを測定する。そ
の結果新工具T2の振れが所定の値よりも大きい場合に
は、次のいずれかの作業を行う。その作業の一つは、作
業員がマニュアル手作業によって新工具T2を取り外
し、新工具のT2の洗浄を行ってから再び新工具T2を
主軸5に取り付けるものである。また、他の方法として
は、主軸5にクーラント液を供給するための配管を形成
しておき、この配管を通して主軸5に取り付けられた新
工具T2のシャンク部にクーラント液を供給して新工具
T2の洗浄を行うものである。さらに、他の方法として
は、主軸5に取り付けた新工具T2をいったん取り外
し、再び主軸5に取り付けるようにリトライする。これ
らの方法を行うまたは繰り返すことによって、主軸5に
取り付けられた新工具T2の振れ所定の値以下となるよ
うにする。
板22を回転させて工具保持部位置P1に移動させ、主
軸5に取り付けられた新工具T2の振れを測定する。そ
の結果新工具T2の振れが所定の値よりも大きい場合に
は、次のいずれかの作業を行う。その作業の一つは、作
業員がマニュアル手作業によって新工具T2を取り外
し、新工具のT2の洗浄を行ってから再び新工具T2を
主軸5に取り付けるものである。また、他の方法として
は、主軸5にクーラント液を供給するための配管を形成
しておき、この配管を通して主軸5に取り付けられた新
工具T2のシャンク部にクーラント液を供給して新工具
T2の洗浄を行うものである。さらに、他の方法として
は、主軸5に取り付けた新工具T2をいったん取り外
し、再び主軸5に取り付けるようにリトライする。これ
らの方法を行うまたは繰り返すことによって、主軸5に
取り付けられた新工具T2の振れ所定の値以下となるよ
うにする。
【0041】その後、工具マガジン上下動装置2によっ
て工具マガジン1を上昇させるとともに、加工ヘッド4
をさらに前進させて、工具加工領域において、取付具1
1に取り付けられたワークWの加工を継続する。
て工具マガジン1を上昇させるとともに、加工ヘッド4
をさらに前進させて、工具加工領域において、取付具1
1に取り付けられたワークWの加工を継続する。
【0042】一方、工具マガジン1に収納された旧工具
T1は工具保持部21に保持されているが、ワークWの
加工時におけるワークWの切粉やクーラント液がかかっ
て汚れていることが多い。そこで、旋回板22を回転さ
せて旧工具T1を工具洗浄手段26が配設されている位
置まで搬送する。このとき、旧工具T1のシャンク部は
露出した状態にある。旧工具T1が工具洗浄手段の位置
に到達したら、図4に仮想線で示すように、円筒状のケ
ース26Cおよび洗浄ノズル26Dを前進させて、旧工
具T1におけるシャンク部にケース26Cを嵌入する。
そして、図示しないポンプを操作して洗浄液供給口26
Eを通して洗浄液をノズル26Dに供給し、ノズル26
Dから洗浄液を噴射して、旧工具T1のシャンク部を洗
浄する。その後、ケース26Cを後退させて旧工具T1
から取り外す。このようにして、本実施形態に係る工具
マガジン1においては、主軸に取り付けられた工具の振
れ測定を行うとともに、工具の洗浄を行うことができ
る。
T1は工具保持部21に保持されているが、ワークWの
加工時におけるワークWの切粉やクーラント液がかかっ
て汚れていることが多い。そこで、旋回板22を回転さ
せて旧工具T1を工具洗浄手段26が配設されている位
置まで搬送する。このとき、旧工具T1のシャンク部は
露出した状態にある。旧工具T1が工具洗浄手段の位置
に到達したら、図4に仮想線で示すように、円筒状のケ
ース26Cおよび洗浄ノズル26Dを前進させて、旧工
具T1におけるシャンク部にケース26Cを嵌入する。
そして、図示しないポンプを操作して洗浄液供給口26
Eを通して洗浄液をノズル26Dに供給し、ノズル26
Dから洗浄液を噴射して、旧工具T1のシャンク部を洗
浄する。その後、ケース26Cを後退させて旧工具T1
から取り外す。このようにして、本実施形態に係る工具
マガジン1においては、主軸に取り付けられた工具の振
れ測定を行うとともに、工具の洗浄を行うことができ
る。
【0043】さらに、本実施形態に係る工具マガジン1
では、主軸5に取り付けられて使用された工具は、工具
洗浄手段26によって洗浄された後に収納されている。
この旧工具は、後の工程において新工具として主軸5に
取り付けられることがある。このように、新工具として
取り付けられる場合であっても、旧工具として収納され
る時点で工具洗浄手段によって洗浄されているので、旧
工具として主軸5に取り付けられていたときに付着した
切粉などは洗い流されている。したがって、新工具とし
て主軸5に取り付けられるときに、切粉などが付着して
いることは極めて稀となり、切粉などが付着しているこ
とによる工具の振れを効果的に防止することができる。
では、主軸5に取り付けられて使用された工具は、工具
洗浄手段26によって洗浄された後に収納されている。
この旧工具は、後の工程において新工具として主軸5に
取り付けられることがある。このように、新工具として
取り付けられる場合であっても、旧工具として収納され
る時点で工具洗浄手段によって洗浄されているので、旧
工具として主軸5に取り付けられていたときに付着した
切粉などは洗い流されている。したがって、新工具とし
て主軸5に取り付けられるときに、切粉などが付着して
いることは極めて稀となり、切粉などが付着しているこ
とによる工具の振れを効果的に防止することができる。
【0044】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるもので
はない。たとえば、工具洗浄手段からは、洗浄液のほ
か、エアなどを噴射する態様とすることもできる。他
方、本発明に係る工具マガジンはマシニングセンタのみ
ならず、広く工作機械一般に用いることができる。
明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるもので
はない。たとえば、工具洗浄手段からは、洗浄液のほ
か、エアなどを噴射する態様とすることもできる。他
方、本発明に係る工具マガジンはマシニングセンタのみ
ならず、広く工作機械一般に用いることができる。
【0045】
【発明の効果】以上のとおり、請求項1に係る発明によ
れば、ワークの加工領域内のようにワークの切粉やクー
ラント液が工具振れ測定装置に付着することがないの
で、工具振れ測定装置の故障や測定精度の低下などを効
果的に防止することができる。
れば、ワークの加工領域内のようにワークの切粉やクー
ラント液が工具振れ測定装置に付着することがないの
で、工具振れ測定装置の故障や測定精度の低下などを効
果的に防止することができる。
【0046】請求項2に係る発明によれば、工作機械の
停止中はもちろんのこと、稼動中にあっても、旧工具を
工具保持部に収納している間に工具を洗浄することがで
きるので、工具に付着したワークの切粉やクーラント液
を除去することができる。このため、工具交換の際にお
ける工具の落下を防止することができる。また、工具マ
ガジンにおける工具保持部に収納されて保管されている
間に、工具が劣化することを防止することができる。
停止中はもちろんのこと、稼動中にあっても、旧工具を
工具保持部に収納している間に工具を洗浄することがで
きるので、工具に付着したワークの切粉やクーラント液
を除去することができる。このため、工具交換の際にお
ける工具の落下を防止することができる。また、工具マ
ガジンにおける工具保持部に収納されて保管されている
間に、工具が劣化することを防止することができる。
【0047】請求項3に係る発明によれば、工作機械の
稼動中にあっても、工具マガジンに収納された状態のま
ま、旧工具のシャンク部を容易かつ確実に洗浄すること
ができる。
稼動中にあっても、工具マガジンに収納された状態のま
ま、旧工具のシャンク部を容易かつ確実に洗浄すること
ができる。
【0048】請求項4に係る発明によれば、工具の洗浄
を行うためだけに、工具が収納された工具保持部を移動
させる必要がないので、工具マガジン全体の小型化を図
ることができる。
を行うためだけに、工具が収納された工具保持部を移動
させる必要がないので、工具マガジン全体の小型化を図
ることができる。
【0049】請求項5に係る発明によれば、工具洗浄装
置によって旧工具を洗浄しておくことにより、この旧工
具を新工具として再び主軸に取り付けて使用する前に、
工具振れ測定装置によって振れを測定する際に、切粉が
付着していることによる工具の振れを防止することがで
きる。
置によって旧工具を洗浄しておくことにより、この旧工
具を新工具として再び主軸に取り付けて使用する前に、
工具振れ測定装置によって振れを測定する際に、切粉が
付着していることによる工具の振れを防止することがで
きる。
【0050】請求項6に係る発明によれば、ワークの加
工領域内のようにワークの切粉やクーラント液が工具振
れ測定装置に付着することがないので、工具振れ測定装
置の故障や測定精度の低下などを効果的に防止すること
ができる。
工領域内のようにワークの切粉やクーラント液が工具振
れ測定装置に付着することがないので、工具振れ測定装
置の故障や測定精度の低下などを効果的に防止すること
ができる。
【0051】請求項7に係る発明によれば、旧工具に付
着したワークの切粉やクーラント液を工具マガジン内で
除去することができる。したがって、工具交換の際の工
具の落下を防止することができる。また、工具マガジン
における工具保持部に収納されて保管されている間に工
具が劣化することを防止することができる。
着したワークの切粉やクーラント液を工具マガジン内で
除去することができる。したがって、工具交換の際の工
具の落下を防止することができる。また、工具マガジン
における工具保持部に収納されて保管されている間に工
具が劣化することを防止することができる。
【0052】請求項8に係る発明によれば、旧工具のシ
ャンク部を容易かつ確実に洗浄することが可能となる。
ャンク部を容易かつ確実に洗浄することが可能となる。
【0053】請求項9に係る発明によれば、主軸に取り
付けられていた旧工具を、工具マガジンに収納されてい
る間に洗浄することができる。そして、洗浄された旧工
具が新工具となって使用されるときには、主軸に取り付
けられた後、工具振れ測定装置によって新工具の振れが
測定される。このとき、主軸に取り付けられる新工具は
工具マガジンにおいて洗浄され、切粉が付着しているこ
とはほとんどないので、新工具に振れが生じることを効
果的に防止することができる。
付けられていた旧工具を、工具マガジンに収納されてい
る間に洗浄することができる。そして、洗浄された旧工
具が新工具となって使用されるときには、主軸に取り付
けられた後、工具振れ測定装置によって新工具の振れが
測定される。このとき、主軸に取り付けられる新工具は
工具マガジンにおいて洗浄され、切粉が付着しているこ
とはほとんどないので、新工具に振れが生じることを効
果的に防止することができる。
【図1】本発明に係る工具マガジンを備える工作機械の
側面図である。
側面図である。
【図2】図1のII‐II線断面図である。
【図3】図1のIII‐III線断面図である。
【図4】本発明に係る工具マガジンの側断面図である。
【図5】本発明に係る工具マガジンの正面図である。
1 工具マガジン 2 工具マガジン上下動装置 3 移動台 4 加工ヘッド 5 主軸 6 リーマ送りユニット 7 スピンドルモータ 8 X軸駆動ユニット 9 Z軸駆動ユニット 11 取付具 21 工具保持部 22 旋回板 23 振れセンサ(工具振れ測定装置) 24 固定部材 25 割出しモータ 26 工具洗浄手段 26A バー 26B ブラケット 26C ケース 26D 洗浄ノズル 26E 洗浄液供給口 31 シリンダ 32 ピストン 33 ガイドレール M 工作機械 W ワーク PC 工具交換位置 P1〜P5 工具保持部位置
Claims (9)
- 【請求項1】 複数の工具保持部を備え、この工具保持
部に収納された新工具が主軸に取り付けられた旧工具と
交換され、この旧工具が前記工具保持部に収納される工
具マガジンにおいて、 前記主軸に取り付けられていた前記旧工具が交換されて
前記工具保持部に収納される一方で前記工具保持部に収
納されていた新工具が前記主軸に取り付けられるように
構成され、 前記主軸に取り付けられた新工具の振れを測定する工具
振れ測定装置が設けられていることを特徴とする工具マ
ガジン。 - 【請求項2】 複数の工具保持部を備え、この工具保持
部に収納された新工具が主軸に取り付けられた旧工具と
交換され、この旧工具が前記工具保持部に収納される工
具マガジンにおいて、 前記工具保持部に収納された前記旧工具を洗浄するため
の工具洗浄手段が設けられていることを特徴とする工具
マガジン。 - 【請求項3】 前記工具保持部に収納された前記旧工具
は、前記工具保持部によってシャンク部が露出するよう
に側部を保持されており、 前記工具洗浄手段は、露出しているシャンク部に洗浄流
体を噴射する洗浄ノズルを備えることを特徴とする請求
項2に記載の工具マガジン。 - 【請求項4】 前記複数の工具保持部は旋回可能な旋回
板に取り付けられており、この旋回板が旋回することに
よって、前記複数の工具保持部がそれぞれ所定の位置を
順次移動できるように構成されており、 前記旋回板によって前記工具保持部に収納された前記旧
工具が移動させられた所定の位置に、前記工具洗浄手段
が配設されていることを特徴とする請求項3に記載の工
具マガジン。 - 【請求項5】 複数の工具保持部を備え、この工具保持
部に収納された新工具が主軸に取り付けられた旧工具と
交換され、この旧工具が前記工具保持部に収納される工
具マガジンにおいて、 前記主軸に取り付けられていた前記旧工具が交換されて
前記工具保持部に収納される一方で前記工具保持部に収
納されていた新工具が前記主軸に取り付けられるように
構成され、 前記主軸に取り付けられた新工具の振れを測定する工具
振れ測定装置が設けられているとともに、 前記工具保持部に収納された前記旧工具を洗浄するため
の工具洗浄手段が設けられていることを特徴とする工具
マガジン。 - 【請求項6】 複数の工具保持部を備える工具マガジン
における前記工具保持部に収納された新工具を主軸に取
り付けられた旧工具と交換し、この旧工具を前記工具保
持部に収納するととともに、前記工具保持部に収納され
た新工具を主軸に取り付けた後、 前記工具マガジンに設けられた工具振れ測定装置によっ
て、前記主軸に取り付けられた新工具の振れを測定する
ことを特徴とする工具の振れ測定方法。 - 【請求項7】 複数の工具保持部を備える工具マガジン
における前記工具保持部に収納された新工具を、主軸に
取り付けられた旧工具と交換して、この旧工具を前記工
具保持部に収納し、 前記工具マガジンに設けられた工具洗浄手段によって、
前記工具保持部に収納された旧工具を洗浄することを特
徴とする工具洗浄方法。 - 【請求項8】 前記工具保持部は、シャンク部が露出し
た状態となるように前記旧工具を保持しており、 この旧工具のシャンク部に対して前記工具洗浄装置にお
ける洗浄ノズルから洗浄流体を噴射して前記旧工具にお
けるシャンク部を洗浄することを特徴とする請求項7に
記載の工具洗浄方法。 - 【請求項9】 複数の工具保持部を備える工具マガジン
における前記工具保持部に収納された新工具を、主軸に
取り付けられた旧工具と交換して、この旧工具を前記工
具保持部に収納するととともに、前記工具保持部に収納
された新工具を主軸に取り付け、 前記工具マガジンに設けられた工具洗浄手段によって、
前記工具保持部に収納された旧工具を洗浄する一方で、 前記工具マガジンに設けられた工具振れ測定装置によっ
て、前記主軸に取り付けられた新工具の振れを測定する
ことを特徴とする工具の振れ測定および洗浄方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000003114A JP2001198761A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 工具マガジン並びに工具の振れ測定および洗浄方法 |
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JP2000003114A JP2001198761A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 工具マガジン並びに工具の振れ測定および洗浄方法 |
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