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JP2001195852A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

Info

Publication number
JP2001195852A
JP2001195852A JP2000004090A JP2000004090A JP2001195852A JP 2001195852 A JP2001195852 A JP 2001195852A JP 2000004090 A JP2000004090 A JP 2000004090A JP 2000004090 A JP2000004090 A JP 2000004090A JP 2001195852 A JP2001195852 A JP 2001195852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
slider
load beam
inclined surface
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000004090A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Taniguchi
康二 谷口
Yoshihiro Ueno
善弘 上野
Masaru Nakakita
勝 中北
Kaoru Matsuoka
薫 松岡
Toshio Makabe
俊夫 真壁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000004090A priority Critical patent/JP2001195852A/ja
Publication of JP2001195852A publication Critical patent/JP2001195852A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搭載時と退避時のスライダ姿勢を最適に保
つ。 【解決手段】 磁気ディスク装置は、磁気ディスク1の
表面の一部に近接して設けられスライダ3を磁気ディス
ク1の外周縁よりも外側に退避係留する昇降部材10を備
え、昇降部材10は、スライダ3を磁気ディスク1の表面か
ら徐々に離隔して係留するようにロード・ビーム5と係
合する第1傾斜面10aと、スライダ3を磁気ディスク1の
表面に徐々に近接させ搭載するようにロード・ビーム5
と係合する第2傾斜面10bとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータの外部
記憶装置などとして用いられる磁気ディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置では一般に、記録媒体
である磁気ディスクの損傷を避けるために磁気ヘッドを
搭載した非接触型のスライダが用いられ、通常は浮動型
のスライダが使用される。このスライダは、例えば、ア
クチュエータに取り付けられたフレクシャに、ジンバル
スピリングを介して取り付けられ、スライダを磁気ディ
スク面に付勢するフレクシャの押圧力と、磁気ディスク
の回転により生じる空気流による浮上力とによるバラン
スで微小浮上量を得ている。
【0003】このような磁気ディスク装置では、一般に
コンタクト・スタート・ストップ(CSS)方式と呼ば
れる、磁気ディスクと磁気ヘッドが接触状態のまま起動
・停止する方式が採用されている。この方式では、磁気
ディスク上に磁気ヘッドが接触した状態で常に待機して
おり、装置を起動すると磁気ディスクが回転し、この回
転に伴う空気流により磁気ヘッドがその地点で着地し、
磁気ディスクと接触した状態で維持される。
【0004】しかし、このような方式では、接触のため
にスライダおよび磁気ディスクに摩耗が発生し、また外
部からの衝撃によってスライダと磁気ディスクが激しく
衝突することによって、スライダと磁気ディスクに大き
なダメージをあたえるという問題があった。
【0005】この問題を避ける方法として従来から非動
作時には、スライダを磁気ディスク外部に移動する方式
が提案されている。例としては、特開平8ー16184
2号公報に記載されているものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ディスク装
置では、ロード・ビームの端部が係合する昇降部材の傾
斜面がスライダの磁気ディスクへの搭載時と磁気ディス
クからの退避時で同じである。したがって昇降部材の傾
斜面は、搭載時と退避時両方において、スライダと磁気
ディスクとの接触を避けながら、スムーズに搭載あるい
は退避が実施できるように設計されている。
【0007】しかしながら、実際には搭載時と退避時に
最適な傾斜面の形状は異なっており、両者に最適な設計
をするのは不可能である。したがって搭載時および退避
時にスライダと磁気ディスクが接触する現象を全く無く
すことはできていなかった。
【0008】特に負圧を利用した近年のスライダにおい
ては、退避時にスライダの負圧によってスライダが磁気
ディスクから離隔するのを妨げる力が働くために、スラ
イダ姿勢を制御していかに負圧を抜くかが重要になって
きている。
【0009】本発明の目的は、磁気ディスク装置の信頼
性を向上させることにある。
【0010】本発明の他の目的は、スライダと磁気ディ
スクが接触する現象を低減することにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、搭載時と退避
時のスライダ姿勢を最適に保つことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る軸の回りに
旋回可能なアクチュエータ・アームと、前記アクチュエ
ータ・アームの端部に装着したロード・ビームと、前記
ロード・ビーム上に設けられるスライダと、前記スライ
ダに設けられ磁気ディスクに情報を情報を記録再生する
磁気ヘッドとを備え、前記アクチュエータ・アームを前
記磁気ディスクの表面に関して実質的に半径方向に旋回
運動させることにより前記磁気ヘッドを所定位置に位置
付ける磁気ディスク装置であって、前記磁気ディスクの
前記表面の一部に近接して設けられ前記スライダを前記
磁気ディスクの外周縁よりも外側に退避係留する昇降部
材をさらに備え、前記昇降部材は、前記スライダを前記
磁気ディスクの前記表面から徐々に離隔して係留するよ
うに前記ロード・ビームと係合する第1傾斜面と、前記
スライダを前記磁気ディスクの前記表面に徐々に近接さ
せ搭載するように前記ロード・ビームと係合する第2傾
斜面とを有し、そのことにより上記目的が達成される。
【0013】前記磁気ディスク装置は、前記磁気ディス
クの前記表面に対して実質的に平行な平面内で前記昇降
部材を駆動する昇降部材駆動機構をさらに備え、前記昇
降部材駆動機構は、前記スライダの磁気ディスクからの
退避時には、前記第1傾斜面が前記ロード・ビームと係
合し、前記スライダの磁気ディスクへの搭載時には、前
記第2傾斜面が前記ロード・ビームと係合するように前
記昇降部材を駆動してもよい。
【0014】前記第1傾斜面の前記磁気ディスクの前記
表面に対する傾斜角は、前記第2傾斜面の前記磁気ディ
スクの前記表面に対する傾斜角より大きくてもよい。
【0015】前記昇降部材駆動機構は、回動駆動機構を
含んでもよい。
【0016】前記昇降部材駆動機構は、リニア駆動機構
を含んでもよい。
【0017】前記磁気ディスク装置は、前記昇降部材を
回動可能に支持し前記磁気ディスクの回転軸と実質的に
平行な軸と、前記昇降部材を一方向に付勢するバネ部材
と、前記昇降部材の回動を制限する回り止めピンとをさ
らに備え、前記昇降部材は、前記昇降部材を回動させる
ように前記ロード・ビームと係合するカム面をさらに有
してもよい。
【0018】前記昇降部材は、前記スライダの磁気ディ
スクからの退避時には、前記第1傾斜面が前記ロード・
ビームと係合し、前記スライダの磁気ディスクへの搭載
時には、前記第2傾斜面が前記ロード・ビームと係合す
るように回動してもよい。
【0019】前記昇降部材は、前記第1および前記第2
傾斜面の前記磁気ディスクに対する相対位置を移動可能
とするように設けられる弾性部と、前記弾性部の弾性変
位によって前記第1および前記第2傾斜面の前記磁気デ
ィスクに対する相対位置を移動させるように前記ロード
・ビームと係合するカム面とをさらに有してもよい。
【0020】前記弾性部は、前記スライダの磁気ディス
クからの退避時には、前記第1傾斜面が前記ロード・ビ
ームと係合し、前記スライダの磁気ディスクへの搭載時
には、前記第2傾斜面が前記ロード・ビームと係合する
ように弾性変形してもよい。
【0021】前記ロード・ビームは、前記第1および前
記第2傾斜面と係合する端部を有してもよい。
【0022】本発明に係る他の磁気ディスク装置は、軸
の回りに旋回可能なアクチュエータ・アームと、前記ア
クチュエータ・アームの端部に装着したロード・ビーム
と、前記ロード・ビーム上に設けられるスライダと、前
記スライダに設けられ磁気ディスクに情報を情報を記録
再生する磁気ヘッドとを備え、前記アクチュエータ・ア
ームを前記磁気ディスクの表面に関して実質的に半径方
向に旋回運動させることにより前記磁気ヘッドを所定位
置に位置付ける磁気ディスク装置であって、前記磁気デ
ィスクの前記表面の一部に近接して設けられ前記スライ
ダを前記磁気ディスクの外周縁よりも外側に退避係留す
る昇降部材をさらに備え、前記昇降部材は、前記スライ
ダを前記磁気ディスクの前記表面から徐々に離隔して係
留するように前記ロード・ビームと係合し、前記スライ
ダを前記磁気ディスクの前記表面に徐々に近接させ搭載
するように前記ロード・ビームと係合する傾斜面を有
し、前記ロード・ビームは、前記傾斜面と係合する端部
を有し、前記ロード・ビームは、長手方向の中心軸を有
し、前記端部は、前記中心軸に対して前記磁気ディスク
の外周側に配置され、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0023】本発明に係るさらに他の磁気ディスク装置
は、軸の回りに旋回可能なアクチュエータ・アームと、
前記アクチュエータ・アームの端部に装着したロード・
ビームと、前記ロード・ビーム上に設けられるスライダ
と、前記スライダに設けられ磁気ディスクに情報を情報
を記録再生する磁気ヘッドとを備え、前記アクチュエー
タ・アームを前記磁気ディスクの表面に関して実質的に
半径方向に旋回運動させることにより前記磁気ヘッドを
所定位置に位置付ける磁気ディスク装置であって、前記
磁気ディスクの前記表面の一部に近接して設けられ前記
スライダを前記磁気ディスクの外周縁よりも外側に退避
係留する昇降部材をさらに備え、前記昇降部材は、前記
スライダを前記磁気ディスクの前記表面から徐々に離隔
して係留するように前記ロード・ビームと係合し、前記
スライダを前記磁気ディスクの前記表面に徐々に近接さ
せ搭載するように前記ロード・ビームと係合する傾斜面
を有し、前記昇降部材は、前記磁気ディスクの回転軸と
実質的に平行な軸に回動自在に支持され、前記昇降部材
は、前記磁気ディスクの回転による空気流によって、前
記スライダを前記磁気ディスクに搭載する方向に前記昇
降部材を回動させる力を発生させる回動力発生部を含
み、そのことにより上記目的が達成される。
【0024】本発明のある局面に従えば、スライダと磁
気ディスクとの接触を避け磁気ディスク装置の信頼性を
向上させることが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
による実施の形態1を示している。磁気ディスク1は、
ハブ(図示せず)に取り付けられてこれと同心円をな
し、ハブは、シャフト(図示せず)に回転可能に支持さ
れる。シャフトはモータ(図示せず)の一部である。一
般的には、シャフトはベースプレート2に対して固定さ
れ、ハブはモータ(図示せず)の回転可能な部材に取り
付けられる。
【0026】磁気ディスク1からデータを読み取る、あ
るいはデータを書き込むために、磁気読み取り/書き込
みヘッド(図示せず)を組み込んだスライダ3が磁気デ
ィスク1上に配置される。スライダ3は、磁気ディスク
1に近接した状態で、アクチュエータ・アーム4とロー
ド・ビーム5によって支持される。
【0027】ロード・ビーム5は弾性材であり、スライ
ダ3にバネ力をかけることによりスライダ3と磁気ディ
スク1は、磁気ディスク1の回転によってスライダ3の
下に引かれる薄い空気膜によって分けられる。
【0028】この空気膜は、流体力学的にスライダ3を
磁気ディスク1の表面上のわずかな高さ(数十nm)に
まで浮上させる。これにより磁気ディスク1が回転して
いる間は、スライダ3が磁気ディスク1に衝突あるいは
接触しないようになる。
【0029】しかしながら、同時にスライダ3は磁気デ
ィスク1に対してデータの読み取りまたは書き込みが可
能なように磁気ディスク1に近づく。
【0030】アクチュエータ・アーム4は、回転軸(図
示せず)に回転自在に支持されロード・ビーム5と一体
となって旋回することによって、スライダ3を磁気ディ
スク1の略半径方向に駆動し、スライダ3に搭載された
磁気読み取り/書き込みヘッドを磁気ディスク1の任意
の半径位置に配置することができる。
【0031】昇降部材10は、ベースプレート2に取り
付けられた昇降部材駆動機構としてのモータ11の回転
軸12に支持されている。昇降部材10には、ロード・
ビーム5との摩擦を低く維持するため、ポリテトラフル
オロエチレン(PTFE)粒子を充填した剛性プラスチ
ック物質等で形成されている。
【0032】昇降部材10はその上面に、傾斜面10
a、傾斜面10bを有した構成となっている。退避時す
なわちスライダ3を、磁気ディスク1から磁気ディスク
1の外部に退避させる時には、アクチュエータ・アーム
4が、ロード・ビーム5と一体となって磁気ディスク1
の外周方向に回動し、ロード・ビーム5が磁気ディスク
1の略外周縁に達したところで、図2に示すように、ロ
ード・ビーム5の端部5aの下面が昇降部材10の傾斜
面10aと係合し、ロード・ビーム5に搭載されたスラ
イダ3を磁気ディスク1から、さらなるアクチュエータ
・アーム4の回動によって徐々に離隔され保持される。
【0033】一方搭載時すなわちスライダ3を、昇降部
材10から磁気ディスク1に移動させる時には、まず昇
降部材10がモータ11の回転によって回転軸12の上
部から見て時計回りに回転した上で、アクチュエータ・
アーム4が、ロード・ビーム5と一体となって磁気ディ
スク1の内周方向に回動し、図3に示すようにロード・
ビーム5の端部5aの下面が昇降部材10の傾斜面10
bに係合することによって、搭載時とは異なる経路でス
ライダ3は、磁気ディスク1に搭載される。
【0034】ここで退避時およぼ搭載時の動作におけ
る、スライダ3が、磁気ディスク1上から離隔あるいは
磁気ディスク1上に搭載される時の、スライダ3の姿勢
について説明する。
【0035】昇降部材10の傾斜面10aと10bは、
磁気ディスク1に対して、磁気ディスク1近傍で異なる
傾斜角を有している。すなわち本実施の形態1では、退
避時に用いる傾斜面10aの磁気ディスク1近傍での磁
気ディスク1となす角は、搭載時に用いる傾斜面10b
の磁気ディスク1近傍での磁気ディスク1となす角より
も大きい構成としている。
【0036】したがって搭載時、退避時のスライダ3の
姿勢は図4a、図4bに示すようになる。このことによ
って退避時には、スライダ3の磁気ディスク1に対向す
る面(空気軸受面)は磁気ディスク1に対し磁気ディス
ク1の外周側を持ち上げられた状態で離隔することにな
る。
【0037】退避時のスライダ3の姿勢を前記したよう
な姿勢とすることで、スライダ3に作用している負圧
(大気圧よりも低い圧力)が抜け易くなり、退避時のス
ライダ3と磁気ディスク1の接触を避けることができ
る。
【0038】一方搭載時には、スライダ3の磁気ディス
ク1に対向する面は磁気ディスク1に対し並行に近い状
態を保ちながら搭載されることになる。このような姿勢
を保つことによってスライダ3に対向する面(空気軸受
面)に空気膜が形成し易くなり、スライダ3が磁気ディ
スク2と接触することも無くなる。
【0039】なお、実施の形態1では、傾斜面10a、
傾斜面10bの断面が直線である例を説明したが、本発
明はこれに限定されない。傾斜面10a、傾斜面10b
の断面は曲線であってもよい。後述する実施の形態2〜
実施の形態5でも同様に、傾斜面の断面が直線である例
を説明するが、本発明はこれに限定されない。傾斜面1
0の断面は曲線であってもよい。
【0040】このように本発明の実施の形態1によれ
ば、退避時と搭載時で異なる傾斜面を使用することによ
って、それぞれの場合での磁気ディスク1近傍における
スライダ3の姿勢を最適な状態にすることが可能にな
り、スライダ3と磁気ディスク1の接触を極めて少なく
することができる。したがって高信頼性の磁気ディスク
装置を実現できる。
【0041】(実施の形態2)図5は本発明による実施
の形態2を示している。実施の形態1と同じ構成につい
ては説明を省略する。昇降部材20は、ベースプレート
2に略垂直に固定された軸24に支持されており、バネ
22とバネ付勢部材23によって軸24の上部から見て
半時計回りに付勢されている。
【0042】昇降部材20はその上面に、傾斜面20
a、傾斜面20b、ならびにカム面20cを有してい
る。退避時すなわちスライダ10を、磁気ディスク1か
ら退避させる時には、アクチュエータ・アーム4が、ロ
ード・ビーム5と一体となって磁気ディスク1の外周方
向に回動し、ロード・ビーム5が磁気ディスク1の略外
周縁に達したところで、図6に示す様にロード・ビーム
5の端部5aの下面が昇降部材20の傾斜面20aと係
合し、ロード・ビーム5に搭載されたスライダ3を磁気
ディスク1から、さらなるアクチュエータ・アーム4の
回動によって徐々に離隔され、ロード・ビーム5の端部
5aの下面が傾斜面20aから傾斜面20bに移動した
ところで保持される。
【0043】一方搭載時すなわちスライダ3を、昇降部
材20から磁気ディスク1に搭載する時には、アクチュ
エータ・アーム4が、ロード・ビーム5と一体となって
磁気ディスク1の内周方向に回動し、図7に示す様にロ
ード・ビーム5の端部5aの下面が昇降部材20の傾斜
面20bにまたロード・ビーム5の端部5aの先端が昇
降部材20のカム面20cに係合することによって、搭
載時とは異なる経路でスライダ3は、磁気ディスク1に
搭載される。
【0044】ここで退避時およぼ搭載時の動作について
詳しく説明する。図8(a)は退避時の昇降部材20と
ロード・ビーム5の係合の関係を表す図である。図8
(a)に示すようにロード・ビーム5の端部5aの下面
が傾斜面20aと係合し、スライダ3を磁気ディスク1
から離隔することができる。
【0045】次に搭載時の昇降部材20とロード・ビー
ム5の係合の関係を図8(b)に示す。図8(b)に示す
ようにロード・ビーム5の端部5aの下面が傾斜面20
bと係合し、端部5aの先端が昇降部材20のカム面2
0c(図7)に係合する。
【0046】この状態でさらにアクチュエータ・アーム
4が磁気ディスク1側に回動することによって、ロード
・ビーム5と一体となってスライダ3は磁気ディスク1
上に搭載される。
【0047】ここでさらにスライダ3が、磁気ディスク
1上から離隔あるいは磁気ディスク2上に搭載される時
の、スライダ3の姿勢について説明する。昇降部材20
の傾斜面20aと20bは、磁気ディスク1に対して、
磁気ディスク1近傍で異なる傾斜角を有している。すな
わち本実施の形態2では、退避時に用いる傾斜面20a
の磁気ディスク1近傍での磁気ディスク1となす角は、
搭載時に用いる傾斜面20bの磁気ディスク1近傍での
磁気ディスク1となす角よりも大きい構成としている。
【0048】したがって実施の形態1と同様に搭載時と
退避時の姿勢の制御が可能となりスライダ3と磁気ディ
スク1の接触を極めて少なくすることができる。したが
って高信頼性の磁気ディスク装置を実現できる。またロ
ード・ビーム5の回動によって昇降部材20を駆動する
ため、新たな制御機構を必要としないというメリットが
ある。
【0049】(実施の形態3)図9は本発明の実施の形
態3を表している。実施の形態1と実施の形態2と同じ
構成については、説明を省略する。昇降部材30は、傾
斜面30a、傾斜面30bおよびカム面30cを有して
いる。これらの構成は、実施の形態2と同様である。
【0050】さらに昇降部材30は弾性部30dを有し
ている。退避時すなわちスライダ3を、磁気ディスク1
から退避させる時には、アクチュエータ・アーム4が、
ロード・ビーム5と一体となって磁気ディスク1の外周
方向に回動し、ロード・ビーム5が磁気ディスク1の略
外周縁に達したところで、ロード・ビーム5の端部5a
の下面が昇降部材30の傾斜面30aと係合し、ロード
・ビーム5に搭載されたスライダ3を磁気ディスク1か
ら、さらなるアクチュエータ・アーム4の回動によって
徐々に離隔され、ロード・ビーム5の端部5aの下面が
傾斜面30aから傾斜面30bに移動したところで保持
される。
【0051】一方搭載時すなわちスライダ3を、昇降部
材30から磁気ディスク1に搭載する時には、アクチュ
エータ・アーム4が、ロード・ビーム5と一体となって
磁気ディスク1の内周方向に回動し、ロード・ビーム5
の端部5aの下面が昇降部材30の傾斜面30bにまた
ロード・ビーム5の端部5aの先端が昇降部材30のカ
ム面30cに係合することによって、弾性部30dが変
形し、搭載時とは異なる経路でスライダ3は、磁気ディ
スク1に搭載される。
【0052】ここで傾斜面30aと傾斜面30bを実施
の形態2と同様に設定することによって、搭載時と退避
時の姿勢の制御が可能となりスライダ3と磁気ディスク
1の接触を極めて少なくすることができる。したがって
高信頼性の磁気ディスク装置を実現できる。
【0053】さらに昇降部材30自身の弾性部30dの
変形によって傾斜面を変える構成であるので、構造を極
めて簡単にすることが可能になりコスト削減と信頼性の
向上を実現することができる。
【0054】(実施の形態4)図10は本発明による実
施の形態4を示している。実施の形態1と同様の構成に
ついては、説明を省略する。
【0055】昇降部材40は、ベースプレート2に固定
されており、昇降部材40の上面にはロード・ビーム6
の端部6aが係合する傾斜面40aを有しており、アク
チュエータ・アーム4の回動によってスライダ3を磁気
ディスク1から離隔あるいは磁気ディスク1に搭載する
ことができる構成となっている。
【0056】ここでロード・ビーム6の端部6aは、ロ
ード・ビーム6の中心軸よりも磁気ディスク1の外周側
に配置されている。
【0057】ここで退避時、搭載時それぞれについて動
作の詳細を図11(a)および図11(b)を用いて説
明する。退避時開始時には、まだスライダ3と磁気ディ
スク1の間には、空気膜が形成されており、正圧(大気
圧よりも高い)と負圧(大気圧よりも低い)が発生して
おり、これらによる力とロード・ビーム6のバネ力がバ
ランスしている。
【0058】このような状態においては、スライダ3を
磁気ディスク1から離隔しようとしても、負圧が働いて
いるためにスライダ3は、磁気ディスク1に対して浮上
量を維持しようとする。
【0059】その状態でさらに、昇降部材40の傾斜面
40aによって、ロード・ビーム6の端部6aが上方に
移動すると、ロード・ビーム6にはスライダ3の磁気デ
ィスク1の外周側を持ち上げる方向にモーメント力が発
生する。
【0060】したがってスライダ3の磁気ディスク1の
外周側から空気が流入し、負圧が抜けることによって従
来のように離隔に大きな力を必要とすることがなくな
る。その結果離隔時のロード・ビーム6ならびにスライ
ダ3の振動が小さくなり、退避時のスライダ3と磁気デ
ィスク1の接触を極めて少なくすることができる。
【0061】一方搭載時は、スライダ3に空気膜が形成
されるまでの間はスライダ3に負圧は発生しないため、
ロード・ビーム6に退避時のような大きなモーメント力
は発生しない。
【0062】したがってスライダ10の磁気ディスク1
に対向する面は、磁気ディスク1と略平行な姿勢を保っ
たまま磁気ディスク1に搭載される。そのことによりス
ライダ3のエッジ部が、磁気ディスク1と接触すること
なく、空気膜が形成される。
【0063】このように本実施の形態4によれば、退避
時、搭載時共にスライダ3と磁気ディスク1の接触を極
めて少なくすることが可能となり、高信頼性の磁気ディ
スク装置を実現できる。
【0064】(実施の形態5)図12は本発明による実
施の形態5を示している。実施の形態1と同様の構成に
ついては説明を省略する。
【0065】実施の形態5の昇降部材50は、ベースプ
レート2に略垂直に設けられた軸54に回転自在に取り
付けられ、バネ52とピン53によって、軸54の上面
から見て半時計回りに付勢されており、ロード・ビーム
7の先端部7aの下面と係合して、スライダ3を磁気デ
ィスク1から退避あるいは搭載する傾斜面50aと、磁
気ディスク1の回転による空気流を受けて、昇降部材5
0を軸54の上面から見て時計回りに回動させる力を発
生させる回動力発生部50bを有している。
【0066】ここでスライダ3の退避時と搭載時の動作
について詳しく説明する。図12はスライダ3の退避時
の状態を示している。ロード・ビーム7の先端部7a
が、昇降部材50の傾斜面50a上に係合している。ロ
ード・ビーム7は、スライダ3と一体となって磁気ディ
スク1より離れる方向に押し上げられており、スイラダ
3は磁気ディスク1と離隔した状態となっている。
【0067】ここで磁気ディスク1が、回転を開始する
と磁気ディスク1の近傍には、回転による空気流が発生
する。発生した空気流は、昇降部材50の回動力発生部
50bに昇降部材50を、軸54の上面から見て時計回
りに回動させる力を発生させる。
【0068】磁気ディスク1の回転が高速となり、回動
発生部50bに発生する力が、バネ52のバネ力に打ち
勝つレベルとなると昇降部材50は、軸54の上面から
見て時計回りに回動し始める。
【0069】スライダ3は徐々に、磁気ディスク1に近
接し、ロード・ビーム7の先端部7aが、昇降部材50
の傾斜面50aから離れることで、図13に示すように
磁気ディスク1上に搭載される。
【0070】この様に磁気ディスク1の回転に応じてス
ライダ3の磁気ディスク1への搭載、あるいは磁気ディ
スク1からの退避が行われるので、新たな制御機構を必
要とせず極めて簡単な構成で、スライダ3の昇降動作が
実現可能になる。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロード・
ビームの一部と係合する昇降部材の傾斜面を搭載時と退
避時で異なる構成とすることで、磁気ディスク装置の信
頼性を向上させることができる。
【0072】また本発明によれば、スライダと磁気ディ
スクが接触する現象を低減することができる。
【0073】さらに本発明によれば、搭載時と退避時の
スライダ姿勢を最適に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による磁気ディスク装置
を示す斜視図。
【図2】本発明の実施の形態1による磁気ディスク装置
のスライダ退避時の状態を示す斜視図。
【図3】本発明の実施の形態1による磁気ディスク装置
のスライダ搭載時の状態を示す斜視図。
【図4】本発明の実施の形態1による磁気ディスク装置
の昇降部材近傍の詳細を示す図。
【図5】本発明の実施の形態2による磁気ディスク装置
を示す斜視図。
【図6】本発明の実施の形態2による磁気ディスク装置
のスライダ退避時の状態を示す斜視図。
【図7】本発明の実施の形態2による磁気ディスク装置
のスライダ搭載時の状態を示す斜視図。
【図8】本発明の実施の形態2による磁気ディスク装置
の昇降部材近傍の詳細を示す図。
【図9】本発明の実施の形態3による磁気ディスク装置
を示す斜視図。
【図10】本発明の実施の形態4による磁気ディスク装
置を示す斜視図。
【図11】本発明の実施の形態4による磁気ディスク装
置の昇降部材近傍の詳細を示す図。
【図12】本発明の実施の形態5による磁気ディスク装
置のスライダ退避時の状態を示す斜視図。
【図13】本発明の実施の形態5による磁気ディスク装
置のスライダ搭載時の状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2 ベースプレート 3 スライダ 4 アクチュエータ・アーム 5、6、7 ロード・ビーム 10、20、30、40、50 昇降部材 11 モータ 12 回転軸 22、52 バネ 23、53 バネ付勢部材 24 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中北 勝 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 (72)発明者 松岡 薫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 真壁 俊夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D076 AA01 BB01 CC05 DD01 EE01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸の回りに旋回可能なアクチュエータ・
    アームと、前記アクチュエータ・アームの端部に装着し
    たロード・ビームと、前記ロード・ビーム上に設けられ
    るスライダと、前記スライダに設けられ磁気ディスクに
    情報を情報を記録再生する磁気ヘッドとを備え、 前記アクチュエータ・アームを前記磁気ディスクの表面
    に関して実質的に半径方向に旋回運動させることにより
    前記磁気ヘッドを所定位置に位置付ける磁気ディスク装
    置であって、 前記磁気ディスクの前記表面の一部に近接して設けられ
    前記スライダを前記磁気ディスクの外周縁よりも外側に
    退避係留する昇降部材をさらに備え、 前記昇降部材は、前記スライダを前記磁気ディスクの前
    記表面から徐々に離隔して係留するように前記ロード・
    ビームと係合する第1傾斜面と、 前記スライダを前記磁気ディスクの前記表面に徐々に近
    接させ搭載するように前記ロード・ビームと係合する第
    2傾斜面とを有する磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記磁気ディスク装置は、前記磁気ディ
    スクの前記表面に対して実質的に平行な平面内で前記昇
    降部材を駆動する昇降部材駆動機構をさらに備え、 前記昇降部材駆動機構は、前記スライダの磁気ディスク
    からの退避時には、前記第1傾斜面が前記ロード・ビー
    ムと係合し、前記スライダの磁気ディスクへの搭載時に
    は、前記第2傾斜面が前記ロード・ビームと係合するよ
    うに前記昇降部材を駆動する、請求項1記載の磁気ディ
    スク装置。
  3. 【請求項3】 前記第1傾斜面の前記磁気ディスクの前
    記表面に対する傾斜角は、前記第2傾斜面の前記磁気デ
    ィスクの前記表面に対する傾斜角より大きい、請求項1
    記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記昇降部材駆動機構は、回動駆動機構
    を含む、請求項1記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記昇降部材駆動機構は、リニア駆動機
    構を含む、請求項1記載の磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記磁気ディスク装置は、前記昇降部材
    を回動可能に支持し前記磁気ディスクの回転軸と実質的
    に平行な軸と、 前記昇降部材を一方向に付勢するバネ部材と、 前記昇降部材の回動を制限する回り止めピンとをさらに
    備え、 前記昇降部材は、前記昇降部材を回動させるように前記
    ロード・ビームと係合するカム面をさらに有する、請求
    項1記載の磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記昇降部材は、前記スライダの磁気デ
    ィスクからの退避時には、前記第1傾斜面が前記ロード
    ・ビームと係合し、前記スライダの磁気ディスクへの搭
    載時には、前記第2傾斜面が前記ロード・ビームと係合
    するように回動する、請求項6記載の磁気ディスク装
    置。
  8. 【請求項8】 前記昇降部材は、前記第1および前記第
    2傾斜面の前記磁気ディスクに対する相対位置を移動可
    能とするように設けられる弾性部と、 前記弾性部の弾性変位によって前記第1および前記第2
    傾斜面の前記磁気ディスクに対する相対位置を移動させ
    るように前記ロード・ビームと係合するカム面とをさら
    に有する、請求項1記載の磁気ディスク装置。
  9. 【請求項9】 前記弾性部は、前記スライダの磁気ディ
    スクからの退避時には、前記第1傾斜面が前記ロード・
    ビームと係合し、前記スライダの磁気ディスクへの搭載
    時には、前記第2傾斜面が前記ロード・ビームと係合す
    るように弾性変形する、請求項8記載の磁気ディスク装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ロード・ビームは、前記第1およ
    び前記第2傾斜面と係合する端部を有する、請求項1記
    載の磁気ディスク装置。
  11. 【請求項11】 軸の回りに旋回可能なアクチュエータ
    ・アームと、前記アクチュエータ・アームの端部に装着
    したロード・ビームと、前記ロード・ビーム上に設けら
    れるスライダと、前記スライダに設けられ磁気ディスク
    に情報を情報を記録再生する磁気ヘッドとを備え、 前記アクチュエータ・アームを前記磁気ディスクの表面
    に関して実質的に半径方向に旋回運動させることにより
    前記磁気ヘッドを所定位置に位置付ける磁気ディスク装
    置であって、 前記磁気ディスクの前記表面の一部に近接して設けられ
    前記スライダを前記磁気ディスクの外周縁よりも外側に
    退避係留する昇降部材をさらに備え、 前記昇降部材は、前記スライダを前記磁気ディスクの前
    記表面から徐々に離隔して係留するように前記ロード・
    ビームと係合し、前記スライダを前記磁気ディスクの前
    記表面に徐々に近接させ搭載するように前記ロード・ビ
    ームと係合する傾斜面を有し、 前記ロード・ビームは、前記傾斜面と係合する端部を有
    し、 前記ロード・ビームは、長手方向の中心軸を有し、 前記端部は、前記中心軸に対して前記磁気ディスクの外
    周側に配置される磁気ディスク装置。
  12. 【請求項12】 軸の回りに旋回可能なアクチュエータ
    ・アームと、前記アクチュエータ・アームの端部に装着
    したロード・ビームと、前記ロード・ビーム上に設けら
    れるスライダと、前記スライダに設けられ磁気ディスク
    に情報を情報を記録再生する磁気ヘッドとを備え、 前記アクチュエータ・アームを前記磁気ディスクの表面
    に関して実質的に半径方向に旋回運動させることにより
    前記磁気ヘッドを所定位置に位置付ける磁気ディスク装
    置であって、 前記磁気ディスクの前記表面の一部に近接して設けられ
    前記スライダを前記磁気ディスクの外周縁よりも外側に
    退避係留する昇降部材をさらに備え、 前記昇降部材は、前記スライダを前記磁気ディスクの前
    記表面から徐々に離隔して係留するように前記ロード・
    ビームと係合し、前記スライダを前記磁気ディスクの前
    記表面に徐々に近接させ搭載するように前記ロード・ビ
    ームと係合する傾斜面を有し、 前記昇降部材は、前記磁気ディスクの回転軸と実質的に
    平行な軸に回動自在に支持され、 前記昇降部材は、前記磁気ディスクの回転による空気流
    によって、前記スライダを前記磁気ディスクに搭載する
    方向に前記昇降部材を回動させる力を発生させる回動力
    発生部を含む磁気ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007110957A1 (ja) * 2006-03-29 2007-10-04 Fujitsu Limited 磁気ディスク装置
US7570459B2 (en) 2005-05-31 2009-08-04 Fujitsu Limited Ramp loading unit and drive having the same

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