JP2001193814A - リテーニングピース及びそれを備えた直動装置 - Google Patents
リテーニングピース及びそれを備えた直動装置Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
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- F16H25/2204—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
- F16H25/2233—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with cages or means to hold the balls in position
- F16H25/2238—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with cages or means to hold the balls in position using ball spacers, i.e. spacers separating the balls, e.g. by forming a chain supporting the balls
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- Transmission Devices (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ボール間スパンの変動を極めて低く抑えること
ができて、様々な使用環境条件下においても長期間にわ
たって作動性能・騒音特性に優れた効果を維持すること
のできるリテーニングピースを提供する。 【解決手段】転動するボールBの隣合うボール同士の間
に介装される本発明のリテーニングピース100は、従
来はボールBの球面に接触する軸線方向両端の凹面10
1を、部分的にボールBの球面と非接触とした。すなわ
ち、その凹面101の外縁近傍にボールBとの線接触部
103を設けると共に、当該線接触部103より内側に
ボール径に類似の曲率半径の近似曲面部102を設け
た。ボールBにより凹面101にかかる負荷が小さいう
ちは、ボールBは線接触部103で線接触する。当該負
荷が大きくなると、近似曲面部102との面接触に移行
してボール間スパンの変動を抑制する。
ができて、様々な使用環境条件下においても長期間にわ
たって作動性能・騒音特性に優れた効果を維持すること
のできるリテーニングピースを提供する。 【解決手段】転動するボールBの隣合うボール同士の間
に介装される本発明のリテーニングピース100は、従
来はボールBの球面に接触する軸線方向両端の凹面10
1を、部分的にボールBの球面と非接触とした。すなわ
ち、その凹面101の外縁近傍にボールBとの線接触部
103を設けると共に、当該線接触部103より内側に
ボール径に類似の曲率半径の近似曲面部102を設け
た。ボールBにより凹面101にかかる負荷が小さいう
ちは、ボールBは線接触部103で線接触する。当該負
荷が大きくなると、近似曲面部102との面接触に移行
してボール間スパンの変動を抑制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋼球やセラミックス
球等の転動体の転がりを利用して直線運動をさせるよう
にした直動装置に係り、特に、転動体間に介装して用い
るリテーニングピースの改良及びそれを用いた直動装置
に関する。
球等の転動体の転がりを利用して直線運動をさせるよう
にした直動装置に係り、特に、転動体間に介装して用い
るリテーニングピースの改良及びそれを用いた直動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】多数個の転動体の転がりを利用した直動
装置としては、いわゆるリニアガイド,リニアボールベ
アリング等の直動案内軸受や各種のボールねじ等があ
り、多くの産業機械の重要な機械要素として多用されて
いる。例えば、図7はリニアガイド10の一部を切り欠
いて示した平面図で、軸方向に延設された案内レール1
と、その上に移動可能に跨架された断面コ字形のスライ
ダ2とを備えたものが知られている。案内レール1の両
側面にはそれぞれ軸方向にボール転動溝3が形成されて
おり、スライダ2のスライダ本体2Aには、その両袖部
の内側面に、それぞれボール転動溝3に対向するボール
転動溝5が形成されている。そして、これらの向き合っ
た両ボール転動溝3,5の間に充填された転動体として
の多数の鋼製ボールBの転動を介してスライダ2が案内
レール1上を軸方向に沿って移動できるようになってい
る。この移動につれて、案内レール1とスライダ2との
間に介在するボールBは転動してスライダ2の本体2A
の端部に移動するが、スライダ2を軸方向に継続して移
動させていくためには、これらのボールBを無限に循環
させる必要がある。
装置としては、いわゆるリニアガイド,リニアボールベ
アリング等の直動案内軸受や各種のボールねじ等があ
り、多くの産業機械の重要な機械要素として多用されて
いる。例えば、図7はリニアガイド10の一部を切り欠
いて示した平面図で、軸方向に延設された案内レール1
と、その上に移動可能に跨架された断面コ字形のスライ
ダ2とを備えたものが知られている。案内レール1の両
側面にはそれぞれ軸方向にボール転動溝3が形成されて
おり、スライダ2のスライダ本体2Aには、その両袖部
の内側面に、それぞれボール転動溝3に対向するボール
転動溝5が形成されている。そして、これらの向き合っ
た両ボール転動溝3,5の間に充填された転動体として
の多数の鋼製ボールBの転動を介してスライダ2が案内
レール1上を軸方向に沿って移動できるようになってい
る。この移動につれて、案内レール1とスライダ2との
間に介在するボールBは転動してスライダ2の本体2A
の端部に移動するが、スライダ2を軸方向に継続して移
動させていくためには、これらのボールBを無限に循環
させる必要がある。
【0003】そこで、スライダ本体2Aの袖部内に更に
軸方向に貫通するボール戻り通路としての直線状の貫通
孔6を形成すると共に、スライダ本体2Aの前後両端に
エンドキャップ7を設けて、これに上記両ボール転動溝
3,5と、貫通孔6とを連通する半ドーナツ状に湾曲し
たボール循環路8を形成することにより、ボール無限循
環軌道9を構成している。
軸方向に貫通するボール戻り通路としての直線状の貫通
孔6を形成すると共に、スライダ本体2Aの前後両端に
エンドキャップ7を設けて、これに上記両ボール転動溝
3,5と、貫通孔6とを連通する半ドーナツ状に湾曲し
たボール循環路8を形成することにより、ボール無限循
環軌道9を構成している。
【0004】また、図8はボールねじ20の一部を切り
欠いて示した斜視図で、外周面に半円状ねじ溝11aを
有して軸方向に延びるねじ軸11に、内周面に半円状ね
じ溝12aを有するボールナット12が嵌合している。
ねじ軸11のねじ溝11aとボールナット12の半円状
のねじ溝12aとは対向しており、それらのねじ溝11
a,12aの間に充填された転動体としての多数の鋼製
ボールBの転動を介して、ねじ軸11とボールナット1
2とが軸方向に相対移動(例えばねじ軸11の軸回転で
ボールナット12が直線移動)できるようになってい
る。この移動につれて、ボールBも両ねじ溝11a,1
2aで形成される螺旋状通路内を転動しつつ移動する
が、ボールナット12を継続して移動させていくために
は、これらのボールBを無限循環させる必要がある。
欠いて示した斜視図で、外周面に半円状ねじ溝11aを
有して軸方向に延びるねじ軸11に、内周面に半円状ね
じ溝12aを有するボールナット12が嵌合している。
ねじ軸11のねじ溝11aとボールナット12の半円状
のねじ溝12aとは対向しており、それらのねじ溝11
a,12aの間に充填された転動体としての多数の鋼製
ボールBの転動を介して、ねじ軸11とボールナット1
2とが軸方向に相対移動(例えばねじ軸11の軸回転で
ボールナット12が直線移動)できるようになってい
る。この移動につれて、ボールBも両ねじ溝11a,1
2aで形成される螺旋状通路内を転動しつつ移動する
が、ボールナット12を継続して移動させていくために
は、これらのボールBを無限循環させる必要がある。
【0005】そこで、ボールナット12の肉厚部に、前
記螺旋状通路に接線方向から連通すると共にねじ軸11
を跨いで一対をなしナット外部に開口させた循環穴1
7,17を形成し、この循環穴17,17を略U字形の
ボールチューブ14Aで連結することによりボール循環
経路18を構成している(図ではボール循環経路18を
2経路設けてある)。ボールBは螺旋状通路内を例えば
1.5巻き分移動した後にボール循環経路18に導かれ
て無限循環を繰り返す。
記螺旋状通路に接線方向から連通すると共にねじ軸11
を跨いで一対をなしナット外部に開口させた循環穴1
7,17を形成し、この循環穴17,17を略U字形の
ボールチューブ14Aで連結することによりボール循環
経路18を構成している(図ではボール循環経路18を
2経路設けてある)。ボールBは螺旋状通路内を例えば
1.5巻き分移動した後にボール循環経路18に導かれ
て無限循環を繰り返す。
【0006】これらの直動装置には、転動体であるボー
ルBのより滑らかで安定した作動や低騒音などの特性が
共通して要求されている。そこで対応手段として、図9
に示されるように、転動体B,B間にリテーニングピー
ス30(セパレータともいう)を介装させることが実験
的に行われている。これは、リテーニングピース30で
ボール列の移動方向のスキマを無くしてボールBに強制
的に圧縮力を加え、作動性・騒音特性を改善するためで
ある。
ルBのより滑らかで安定した作動や低騒音などの特性が
共通して要求されている。そこで対応手段として、図9
に示されるように、転動体B,B間にリテーニングピー
ス30(セパレータともいう)を介装させることが実験
的に行われている。これは、リテーニングピース30で
ボール列の移動方向のスキマを無くしてボールBに強制
的に圧縮力を加え、作動性・騒音特性を改善するためで
ある。
【0007】そのリテーニングピース30の形状や、リ
テーニングピース30とボールBとの間のすきまに着目
して作動性や騒音特性の一層の向上を図る種々の提案が
なされている。例えば、本出願人は、先に提出した特願
平11−026544号で、円筒体の両端面にボール
と係合する凹面を有するリテーニングピースにおいて、
当該凹面の外縁部または外縁近傍部でボールと接触する
凹面形状とすることによって、低騒音で、しかもリテー
ニングピースのボール保持代を極力大きく取り作動性を
向上させ、かつボール間スパンを高精度に管理すること
のできるリテーニングピース。及び、凹面とボールと
が線接触となるような凹面形状とすることによって、低
騒音で、しかもリテーニングピースとボール間のすべり
抵抗が小さく、かつ安定した保持状態により作動性を向
上させ得るリテーニングピースを提案した。
テーニングピース30とボールBとの間のすきまに着目
して作動性や騒音特性の一層の向上を図る種々の提案が
なされている。例えば、本出願人は、先に提出した特願
平11−026544号で、円筒体の両端面にボール
と係合する凹面を有するリテーニングピースにおいて、
当該凹面の外縁部または外縁近傍部でボールと接触する
凹面形状とすることによって、低騒音で、しかもリテー
ニングピースのボール保持代を極力大きく取り作動性を
向上させ、かつボール間スパンを高精度に管理すること
のできるリテーニングピース。及び、凹面とボールと
が線接触となるような凹面形状とすることによって、低
騒音で、しかもリテーニングピースとボール間のすべり
抵抗が小さく、かつ安定した保持状態により作動性を向
上させ得るリテーニングピースを提案した。
【0008】また、同じく、先に提出した特願平11−
014718号では、リテーニングピースとボールとを
組み込んだ1列のボール列において、適正なボール列ス
キマを設けることにより、低騒音で、かつ作動性を向上
させ得る(特に、ボール列のスキマをボール径の2〜6
3%としたときにその効果が高い)リテーニングピース
を提案している。
014718号では、リテーニングピースとボールとを
組み込んだ1列のボール列において、適正なボール列ス
キマを設けることにより、低騒音で、かつ作動性を向上
させ得る(特に、ボール列のスキマをボール径の2〜6
3%としたときにその効果が高い)リテーニングピース
を提案している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
11−026544で提案のリテーニングピースは、通
常の条件下での使用においては特願平11−01471
8号で提案した適正な範囲内のボール列スキマ量を満足
できるものの、例えば、大きな予圧荷重を付与する場合
や大きなモーメント荷重が作用する場合には、リテーニ
ングピースに作用する負荷(リテーニングピースの凹面
をボールが押す力)が大きくなり、その結果リテーニン
グピースが変形してボール間スパンが短縮され適正なボ
ール列スキマ量を保持できなくなる可能性がある。
11−026544で提案のリテーニングピースは、通
常の条件下での使用においては特願平11−01471
8号で提案した適正な範囲内のボール列スキマ量を満足
できるものの、例えば、大きな予圧荷重を付与する場合
や大きなモーメント荷重が作用する場合には、リテーニ
ングピースに作用する負荷(リテーニングピースの凹面
をボールが押す力)が大きくなり、その結果リテーニン
グピースが変形してボール間スパンが短縮され適正なボ
ール列スキマ量を保持できなくなる可能性がある。
【0010】また、例えば、過酷な環境下での使用や長
期間にわたる使用によって、リテーニングピースの凹面
に摩耗やへたりが発生し、その結果ボール間スパンが短
くなり過ぎて適正なボール列スキマ量を保持できなくな
り、ボールの公転が阻害されかねない、といったような
点も未解決のままである。本発明は、かかる従来技術の
未解決の課題に着目してなされたもので、リテーニング
ピースに作用する負荷が過大になったり、リテーニング
ピースの凹面に摩耗・へたりが生じた場合でも、ボール
間スパンの変動を極めて低く抑えることができて、様々
な使用環境条件下においても長期間にわたって作動性能
・騒音特性に優れた効果を維持することのできるリテー
ニングピース及びそれを備えた直動装置を提供すること
を目的としている。
期間にわたる使用によって、リテーニングピースの凹面
に摩耗やへたりが発生し、その結果ボール間スパンが短
くなり過ぎて適正なボール列スキマ量を保持できなくな
り、ボールの公転が阻害されかねない、といったような
点も未解決のままである。本発明は、かかる従来技術の
未解決の課題に着目してなされたもので、リテーニング
ピースに作用する負荷が過大になったり、リテーニング
ピースの凹面に摩耗・へたりが生じた場合でも、ボール
間スパンの変動を極めて低く抑えることができて、様々
な使用環境条件下においても長期間にわたって作動性能
・騒音特性に優れた効果を維持することのできるリテー
ニングピース及びそれを備えた直動装置を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る本発明は、転動するボール列の隣
合うボール同士の間に介装されると共に、軸線方向両端
の凹面がボールの球面に接触するようにしたリテーニン
グピースにおいて、前記凹面は、当該凹面に負荷される
ボールの押圧力が大きくなるにつれて、ボールとの接触
面積が大きくなる形状を有することを特徴とする。
めに、請求項1に係る本発明は、転動するボール列の隣
合うボール同士の間に介装されると共に、軸線方向両端
の凹面がボールの球面に接触するようにしたリテーニン
グピースにおいて、前記凹面は、当該凹面に負荷される
ボールの押圧力が大きくなるにつれて、ボールとの接触
面積が大きくなる形状を有することを特徴とする。
【0012】また、請求項2に係る本発明は、転動する
ボール列の隣合うボール同士の間に介装されると共に、
軸線方向両端の凹面がボールの球面に接触するようにし
たリテーニングピースにおいて、前記凹面は、ボールと
の接触部分の摩耗及び/又はへたりが進行するにつれ
て、ボールとの接触面積が大きくなる形状を有すること
を特徴とする。
ボール列の隣合うボール同士の間に介装されると共に、
軸線方向両端の凹面がボールの球面に接触するようにし
たリテーニングピースにおいて、前記凹面は、ボールと
の接触部分の摩耗及び/又はへたりが進行するにつれ
て、ボールとの接触面積が大きくなる形状を有すること
を特徴とする。
【0013】請求項3に係る本発明は、転動するボール
列の隣合うボール同士の間に介装されると共に、軸線方
向両端の凹面がボールの球面に接触するようにしたリテ
ーニングピースにおいて、前記凹面は、その外縁近傍に
ボールとの線接触部を有すると共に、当該線接触部より
内側にボール径に類似の曲率半径の曲面部を有すること
を特徴とする。
列の隣合うボール同士の間に介装されると共に、軸線方
向両端の凹面がボールの球面に接触するようにしたリテ
ーニングピースにおいて、前記凹面は、その外縁近傍に
ボールとの線接触部を有すると共に、当該線接触部より
内側にボール径に類似の曲率半径の曲面部を有すること
を特徴とする。
【0014】そして、請求項4に係る本発明は、請求項
1ないし請求項3のいずれかに記載のリテーニングピー
スを備えた直動装置である。本発明に係るリテーニング
ピースは、例えばその凹面に、ボールとリテーニングピ
ースとが線接触する部分と、ボール径に類似の曲率面を
有する部分とを併せ持っており、通常はボールとリテー
ニングピースとが線接触となり、ボール径に類似の曲率
面の部分はボールと接触せずに僅かにスキマが介在して
いる。
1ないし請求項3のいずれかに記載のリテーニングピー
スを備えた直動装置である。本発明に係るリテーニング
ピースは、例えばその凹面に、ボールとリテーニングピ
ースとが線接触する部分と、ボール径に類似の曲率面を
有する部分とを併せ持っており、通常はボールとリテー
ニングピースとが線接触となり、ボール径に類似の曲率
面の部分はボールと接触せずに僅かにスキマが介在して
いる。
【0015】そして、リテーニングピースに作用する負
荷が限度を越えて大きくなったり、リテーニングピース
の凹面に摩耗やへたりが生じて、当初にリテーニングピ
ースに設定したスキマ量が減少し、ボール間スパンが短
縮すると、ボールがリテーニングピース凹面のボール径
に類似の曲率面を有する部分に接触しはじめる。その結
果、ボールとリテーニングピースとの接触面積が大幅に
増大し、それ以上のボール間スパンの短縮が抑制され
る。
荷が限度を越えて大きくなったり、リテーニングピース
の凹面に摩耗やへたりが生じて、当初にリテーニングピ
ースに設定したスキマ量が減少し、ボール間スパンが短
縮すると、ボールがリテーニングピース凹面のボール径
に類似の曲率面を有する部分に接触しはじめる。その結
果、ボールとリテーニングピースとの接触面積が大幅に
増大し、それ以上のボール間スパンの短縮が抑制され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明のリテーニングピー
スの一実施の形態の正面図、図2はそのII−II線断面図
である。先ず構成を説明すると、このリテーニングピー
ス100は、例えば直動装置として先に例示したリニア
ガイドのボール無限循環軌道9(図7参照)、或いはボ
ールねじのボール循環経路18(図8参照)における隣
合うボールB間に介装されるものである。なお、それら
の直動装置自体については、リテーニングピース100
以外の部分は先に述べたものと同一であるから説明を省
略する。
を参照して説明する。図1は本発明のリテーニングピー
スの一実施の形態の正面図、図2はそのII−II線断面図
である。先ず構成を説明すると、このリテーニングピー
ス100は、例えば直動装置として先に例示したリニア
ガイドのボール無限循環軌道9(図7参照)、或いはボ
ールねじのボール循環経路18(図8参照)における隣
合うボールB間に介装されるものである。なお、それら
の直動装置自体については、リテーニングピース100
以外の部分は先に述べたものと同一であるから説明を省
略する。
【0017】当該リテーニングピース100は、例えば
66ナイロンやウイスカー入り66ナイロン等のような
射出成形性・耐摩耗性に優れた材料を用いて、ボールB
の直径より小さい外径の短円柱状に形成されており、そ
の軸線方向の両端面に、ボールBの半径RB に近似した
曲率半径を有する凹面101が設けられている。その凹
面101の詳細は次の通りである。
66ナイロンやウイスカー入り66ナイロン等のような
射出成形性・耐摩耗性に優れた材料を用いて、ボールB
の直径より小さい外径の短円柱状に形成されており、そ
の軸線方向の両端面に、ボールBの半径RB に近似した
曲率半径を有する凹面101が設けられている。その凹
面101の詳細は次の通りである。
【0018】すなわち、凹面101は、その中心部がボ
ールBの曲率半径RB に近似した曲率半径を有する近似
曲面部(球面)102とされていて、かつ、凹面101
の外縁近傍には、近似曲面部102の外周を円環状に縁
取するようにして、ボールBと線接触する部位である線
接触部103を有する。当該線接触部103内に図示し
た円形の破線は、ボールBとの仮想線接触線103aを
表したものであり、その位置は、ボールBの押圧力等の
変動に応じて線接触部103の範囲内で変動する。換言
すれば、凹面101は、ボールBの押圧力が一定限度内
で変動している限りは、ボールBと線接触を維持し、ボ
ールBの押圧力が限度を越えて大きくなると、ボールB
は近似曲面部102の外周部分に面接触しはじめ、次第
にボールBとの接触面積が大きくなる形状を備えてい
る。
ールBの曲率半径RB に近似した曲率半径を有する近似
曲面部(球面)102とされていて、かつ、凹面101
の外縁近傍には、近似曲面部102の外周を円環状に縁
取するようにして、ボールBと線接触する部位である線
接触部103を有する。当該線接触部103内に図示し
た円形の破線は、ボールBとの仮想線接触線103aを
表したものであり、その位置は、ボールBの押圧力等の
変動に応じて線接触部103の範囲内で変動する。換言
すれば、凹面101は、ボールBの押圧力が一定限度内
で変動している限りは、ボールBと線接触を維持し、ボ
ールBの押圧力が限度を越えて大きくなると、ボールB
は近似曲面部102の外周部分に面接触しはじめ、次第
にボールBとの接触面積が大きくなる形状を備えてい
る。
【0019】次に、上記リテーニングピース100の作
用を述べる。ボールBの押圧力が特に大きくはない通常
の状態では、ボールBはリテーニングピース100の線
接触部103の部位に線接触しており、近似曲面部10
2とボールBの外面との間には、図2に示されるように
30〜50μm程度の僅かのスキマCが介在している。
したがって、従来のリテーニングピースのように最初か
ら凹面全体がボールBと接触する場合に比べて、リテー
ニングピースとボールとのすべり抵抗が小さくなり、低
騒音・高作動性が得られる。
用を述べる。ボールBの押圧力が特に大きくはない通常
の状態では、ボールBはリテーニングピース100の線
接触部103の部位に線接触しており、近似曲面部10
2とボールBの外面との間には、図2に示されるように
30〜50μm程度の僅かのスキマCが介在している。
したがって、従来のリテーニングピースのように最初か
ら凹面全体がボールBと接触する場合に比べて、リテー
ニングピースとボールとのすべり抵抗が小さくなり、低
騒音・高作動性が得られる。
【0020】一方、リテーニングピース100に作用す
るボールBの負荷が、線接触を保持できる程度を越えて
大きくなった場合や、長時間の使用でリテーニングピー
スの凹面101に摩耗やへたりが生じた場合には、当初
にリテーニングピース100に設定したボールとのスキ
マ量Cが減少して、リテーニングピースを挟む両側のボ
ールB,BのスパンLが縮かくなり、ボールBがリテー
ニングピース凹面の近似曲面部102と接触しはじめ、
ボールBと近似曲面部102との接触面積が大幅に増大
し、それ以上のボール間スパンLの減少が抑制される。
こうして、ボール間スパンLの変動が低減されると共に
適度な接触面積が保持されて、優れた作動性及び騒音特
性の向上効果を維持することができる。
るボールBの負荷が、線接触を保持できる程度を越えて
大きくなった場合や、長時間の使用でリテーニングピー
スの凹面101に摩耗やへたりが生じた場合には、当初
にリテーニングピース100に設定したボールとのスキ
マ量Cが減少して、リテーニングピースを挟む両側のボ
ールB,BのスパンLが縮かくなり、ボールBがリテー
ニングピース凹面の近似曲面部102と接触しはじめ、
ボールBと近似曲面部102との接触面積が大幅に増大
し、それ以上のボール間スパンLの減少が抑制される。
こうして、ボール間スパンLの変動が低減されると共に
適度な接触面積が保持されて、優れた作動性及び騒音特
性の向上効果を維持することができる。
【0021】なお、本実施の形態では、ボールBの保持
代の量等から考えて、作動性の向上に最も有利な形状と
して「リテーニングピース凹面101の外縁側に線接触
部103、凹面101の中心側に近似曲面部102を設
けた」のであるが、これに限らず「凹面101の中心側
に線接触部103、外縁側に近似曲面部102を設け
た」ものとしてもよい。但し、後者の場合はボールBの
保持代が減少するから、そのぶん作動性は本実施の形態
より劣るものとなる。
代の量等から考えて、作動性の向上に最も有利な形状と
して「リテーニングピース凹面101の外縁側に線接触
部103、凹面101の中心側に近似曲面部102を設
けた」のであるが、これに限らず「凹面101の中心側
に線接触部103、外縁側に近似曲面部102を設け
た」ものとしてもよい。但し、後者の場合はボールBの
保持代が減少するから、そのぶん作動性は本実施の形態
より劣るものとなる。
【0022】また、接触面積の増加の仕方が、本実施の
形態のように急激に増える凹面形状だけでなく、徐々に
接触面積が増えるような凹面形状、すなわちボール径に
近似した曲面部をボール径より僅かに小さい曲率半径を
有する曲面部としてもよい。また、作動性( 接触面積が
小さい程良) と耐久性(ボール間スパンLが変動せず、
且つ接触面積が大きい程良) とのバランスを考慮して、
使用環境下における最適な凹面の形状を定めることが可
能である。
形態のように急激に増える凹面形状だけでなく、徐々に
接触面積が増えるような凹面形状、すなわちボール径に
近似した曲面部をボール径より僅かに小さい曲率半径を
有する曲面部としてもよい。また、作動性( 接触面積が
小さい程良) と耐久性(ボール間スパンLが変動せず、
且つ接触面積が大きい程良) とのバランスを考慮して、
使用環境下における最適な凹面の形状を定めることが可
能である。
【0023】図3,図4に、本発明のリテーニングピー
スの第2の実施の形態を示す。この実施の形態のリテー
ニングピース100Aは、その凹面101にスリット部
110を設けてある点が、上記第1の実施の形態とは異
なっている。このスリット部110が潤滑剤溜まりとな
るため、作動性の向上・耐久性の向上が見込まれる。ま
た、異物等もスリット部110に落ち込んで溜まり、リ
テーニングピース100Aの摩耗を抑制するから、特に
異物等のある過酷な使用環境下においては第1の実施の
形態よりも耐久性に優れている。
スの第2の実施の形態を示す。この実施の形態のリテー
ニングピース100Aは、その凹面101にスリット部
110を設けてある点が、上記第1の実施の形態とは異
なっている。このスリット部110が潤滑剤溜まりとな
るため、作動性の向上・耐久性の向上が見込まれる。ま
た、異物等もスリット部110に落ち込んで溜まり、リ
テーニングピース100Aの摩耗を抑制するから、特に
異物等のある過酷な使用環境下においては第1の実施の
形態よりも耐久性に優れている。
【0024】その他の構成及び作用・効果は第1の実施
の形態の場合と同様である。図5,図6に、本発明のリ
テーニングピースの第3の実施の形態を示す。この実施
の形態のリテーニングピース100Bは、その凹面10
1の中心部に、軸方向の貫通穴120が設けてある点
が、上記第1,第2の各実施の形態とは異なっている。
この貫通穴120が潤滑剤溜まりとなるため、作動性の
向上・耐久性の向上が見込まれる。また、異物等も貫通
穴120に落ち込んで溜まり、リテーニングピース10
0Bの摩耗を抑制するから、特に異物等のある過酷な使
用環境下においては第1の実施の形態よりも耐久性に優
れている。
の形態の場合と同様である。図5,図6に、本発明のリ
テーニングピースの第3の実施の形態を示す。この実施
の形態のリテーニングピース100Bは、その凹面10
1の中心部に、軸方向の貫通穴120が設けてある点
が、上記第1,第2の各実施の形態とは異なっている。
この貫通穴120が潤滑剤溜まりとなるため、作動性の
向上・耐久性の向上が見込まれる。また、異物等も貫通
穴120に落ち込んで溜まり、リテーニングピース10
0Bの摩耗を抑制するから、特に異物等のある過酷な使
用環境下においては第1の実施の形態よりも耐久性に優
れている。
【0025】その他の構成及び作用・効果は第1の実施
の形態の場合と同様である。なお、本願発明のリテーニ
ングピースを使用する直動装置は、リニアガイに限るも
のではなく、ボールねじやその他の直動装置であっても
よく、要は転動体列の転動を利用して直線移動する装置
に適用することで、同じく作動性・騒音特性の改善効果
が得られる。
の形態の場合と同様である。なお、本願発明のリテーニ
ングピースを使用する直動装置は、リニアガイに限るも
のではなく、ボールねじやその他の直動装置であっても
よく、要は転動体列の転動を利用して直線移動する装置
に適用することで、同じく作動性・騒音特性の改善効果
が得られる。
【0026】また、本実施の形態では、リテーニングピ
ースはそれぞれ分離しているものを説明したが、各々が
連結していてもよい。
ースはそれぞれ分離しているものを説明したが、各々が
連結していてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転動体間に介在するリテーニングピースの凹面に作用す
る負荷が大きくなるにつれて、あるいはリテーニングピ
ースの凹面に摩耗・へたりが進行するにつれて、リテー
ニングピースと転動体との接触面積を増加させて転動体
間スパンの変動を抑制することにより、様々な使用環境
条件下においても長期間にわたって直動装置の作動性能
・騒音特性を良好に維持することができるという効果を
奏する。
転動体間に介在するリテーニングピースの凹面に作用す
る負荷が大きくなるにつれて、あるいはリテーニングピ
ースの凹面に摩耗・へたりが進行するにつれて、リテー
ニングピースと転動体との接触面積を増加させて転動体
間スパンの変動を抑制することにより、様々な使用環境
条件下においても長期間にわたって直動装置の作動性能
・騒音特性を良好に維持することができるという効果を
奏する。
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるリテーニン
グピースの正面図である。
グピースの正面図である。
【図2】図1に示すもののII−II線断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるリテーニン
グピースの正面図である。
グピースの正面図である。
【図4】図3に示すもののIV−IV線断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるリテーニン
グピースの正面図である。
グピースの正面図である。
【図6】図5に示すもののVI−VI線断面図である。
【図7】本発明のリテーニングピースを適用できる直動
装置であるリニアガイドの要部を切り欠いた平面図であ
る。
装置であるリニアガイドの要部を切り欠いた平面図であ
る。
【図8】本発明のリテーニングピースを適用できる直動
装置であるボールねじの要部を切り欠いた斜視図であ
る。
装置であるボールねじの要部を切り欠いた斜視図であ
る。
【図9】従来のリテーニングピースを説明する模式図で
ある。
ある。
10 直動装置(リニアガイド) 20 直動装置(ボールねじ) B ボール C スキマ 100 リテーニングピース 100A リテーニングピース 100B リテーニングピース 101 凹面 102 近似曲面部 103 線接触部 110 スリット部 120 貫通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 宏樹 群馬県前橋市鳥羽町78番地 日本精工株式 会社内 Fターム(参考) 3J101 AA02 AA33 AA42 AA43 AA52 AA64 AA65 AA71 BA13 BA15 BA20 CA14 EA36 EA76 3J104 AA03 AA23 AA33 AA34 AA57 AA63 AA65 AA69 AA74 AA75 AA76 BA80 DA02 DA20
Claims (4)
- 【請求項1】 転動するボール列の隣合うボール同士の
間に介装されると共に、軸線方向両端の凹面がボールの
球面に接触するようにしたリテーニングピースにおい
て、前記凹面は、当該凹面に負荷されるボールの押圧力
が大きくなるにつれて、ボールとの接触面積が大きくな
る形状を有することを特徴とするリテーニングピース。 - 【請求項2】 転動するボール列の隣合うボール同士の
間に介装されると共に、軸線方向両端の凹面がボールの
球面に接触するようにしたリテーニングピースにおい
て、前記凹面は、ボールとの接触部分の摩耗及び/又は
へたりが進行するにつれて、ボールとの接触面積が大き
くなる形状を有することを特徴とするリテーニングピー
ス。 - 【請求項3】 転動するボール列の隣合うボール同士の
間に介装されると共に、軸線方向両端の凹面がボールの
球面に接触するようにしたリテーニングピースにおい
て、前記凹面は、その外縁近傍にボールとの線接触部を
有すると共に、当該線接触部より内側にボール径に類似
の曲率半径の近似曲面部を有することを特徴とするリテ
ーニングピース。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載のリテーニングピースを備えたことを特徴とする直動
装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002721A JP2001193814A (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | リテーニングピース及びそれを備えた直動装置 |
US09/756,180 US6565947B2 (en) | 2000-01-11 | 2001-01-09 | Retaining piece structure |
DE2001101054 DE10101054B4 (de) | 2000-01-11 | 2001-01-11 | Halteteil |
DE10164867A DE10164867B4 (de) | 2000-01-11 | 2001-01-11 | Halteteil |
US10/317,120 US6794015B2 (en) | 2000-01-11 | 2002-12-12 | Retaining piece structure |
US10/317,083 US6692814B2 (en) | 2000-01-11 | 2002-12-12 | Retaining piece structure |
US10/317,085 US6821604B2 (en) | 2000-01-11 | 2002-12-12 | Retaining piece structure |
US10/317,084 US6699568B2 (en) | 2000-01-11 | 2002-12-12 | Retaining piece structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002721A JP2001193814A (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | リテーニングピース及びそれを備えた直動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001193814A true JP2001193814A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=18531791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000002721A Withdrawn JP2001193814A (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | リテーニングピース及びそれを備えた直動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001193814A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004232747A (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-19 | Nippon Bearing Co Ltd | 摺動装置 |
US6854351B2 (en) | 2001-11-14 | 2005-02-15 | Nsk Ltd. | Linear motion device, rolling device and separator for rolling device |
-
2000
- 2000-01-11 JP JP2000002721A patent/JP2001193814A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6854351B2 (en) | 2001-11-14 | 2005-02-15 | Nsk Ltd. | Linear motion device, rolling device and separator for rolling device |
US7188542B2 (en) | 2001-11-14 | 2007-03-13 | Nsk Ltd. | Liner motion device, rolling device and separator for rolling device |
JP2004232747A (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-19 | Nippon Bearing Co Ltd | 摺動装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061213 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081113 |