JP2001191117A - ロール矯正機のロールクランプ装置 - Google Patents
ロール矯正機のロールクランプ装置Info
- Publication number
- JP2001191117A JP2001191117A JP37379799A JP37379799A JP2001191117A JP 2001191117 A JP2001191117 A JP 2001191117A JP 37379799 A JP37379799 A JP 37379799A JP 37379799 A JP37379799 A JP 37379799A JP 2001191117 A JP2001191117 A JP 2001191117A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- cylindrical member
- sleeve
- main shaft
- member holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
の組替え時間を短縮することができるロール矯正機のロ
ールクランプ装置を提供する。 【解決手段】 主軸13の先端の円周方向に複数形成さ
れた切欠き溝24と、主軸13の先端部に設けられた筒
状部材保持軸14と、筒状部材保持軸14の外側でスリ
ーブ12の内側に嵌入可能で、外周面に外フランジ21
を備え、筒状部材保持軸14との間の軸方向先側及び基
側に形成された2つの液圧室17、18にそれぞれ供給
される作動流体の液圧によって軸方向に進退可能な筒状
部材15と、筒状部材保持軸14の基側の周方向に複数
設けられ、半径方向外側に突出可能な突起部37、及び
主軸13の軸芯の基側に向かって傾斜し、筒状部材15
の基端部と軸方向に摺動する傾斜面34をそれぞれ備
え、外フランジ21に押圧されてスリーブ12を掛止す
るクランプ部材16とを有する。
Description
ール、又はロール付きスリーブを主軸に固定するクラン
プ装置に係り、詳しくは、人手による締結手段を省略し
て作業を省力化できるロール矯正機のロールクランプ装
置に関する。
においては、ナットを使用するのが最も簡便であり、使
用されることが多かった。ロール矯正機においても、ナ
ットが使用されることが多かったが、製品の大型化に伴
う軸の大径化のため、取外したナットを搬送するための
クレーン等のアクチュエータを必要とし、さらに多軸の
ためにナット交換時間がロール組替え時間に占める割合
が多くなり、組替え時間が大幅にアップしていた。ま
た、クレーン作業を伴うことによる安全性の面でも問題
があった。この問題を解決すべく、ナットを主軸から取
外すことなくロール組替えを行う装置が、実開昭58−
18615号公報に開示されている。
58−18615号公報に記載されているスリーブ締結
装置70は、スリーブ71を主軸72に嵌めて固定する
ための装置である。スリーブ締結装置70は、主軸72
の先端に形成した同芯の穴74に同芯のねじ軸81を設
け、主軸72の先端の円周方向に穴74に連通する切欠
き溝84を複数設け、ねじ軸81に4つの締付け部材7
3の基部を止め輪76と保護板79を介して配置し、さ
らにねじ軸81の先側に軸方向に移動可能な締結ナット
75を設けている。締付け部材73は、ねじ軸81に外
嵌した止め輪76にそれぞれの基部を掛止し、基部の半
径方向外側にキャップ80を介して設けられたばね78
によって、その先部が主軸72の軸線に近接する方向に
付勢されている。また、締付け部材73の先部の半径方
向内側には、締結ナット75と摺動する傾斜面82がそ
れぞれ形成されている。さらに、締付け部材73の先部
の半径方向外側部分は、主軸72に形成された切欠き溝
84の側面に案内される。
その基端部に形成した環状の突起部を締付け部材73の
傾斜面82に当接させており、締結ナット75を締結す
ることによって、締付け部材73の先部を半径方向外側
に突出させることができる。スリーブ71を取付けると
きには、図5(A)に示すように、締結ナット75を緩
めた状態でスリーブ71を主軸72に嵌める。そして、
図5(B)に示すように締結ナット75を締結する方向
に回転させることによって、締付け部材73の先部を半
径方向外側に突出させ、さらに締結ナット75の押圧部
83によって締付け部材73の先部を介してスリーブ7
1の先側端部を押圧固定することができる。
来のスリーブ締結装置70は、主軸72とスリーブ71
が、ガタを無くし精度良い製品を得るためにテーパ加工
されている場合には、スリーブ71の搬送用のアクチュ
エータとは別にスリーブ71を軸方向に引き抜くための
アクチュエータを用意する必要があり、設備の簡略化及
び時間の短縮ができなかった。また、締結ナット75を
締結、又は緩める作業を手作業で行う必要があったた
め、作業性が悪く、相当の時間がかかっていた。本発明
はかかる事情に鑑みてなされたもので、設備を簡略化で
き、作業性を改善してロールの組替え時間を短縮するこ
とができるロール矯正機のロールクランプ装置を提供す
ることを目的とする。
明に係るロール矯正機のロールクランプ装置は、ロール
が取付けられたスリーブを主軸に装着し、固定する装置
において、前記主軸の先端の円周方向に複数形成された
切欠き溝と、前記主軸の先端部に軸芯を合わせて設けら
れた筒状部材保持軸と、該筒状部材保持軸の外側にあっ
て前記スリーブの内側に嵌入可能で、外周面に外フラン
ジを備え、前記筒状部材保持軸との間の軸方向先側及び
基側に形成された2つの液圧室にそれぞれ供給される作
動流体の液圧によって軸方向に進退可能な筒状部材と、
前記筒状部材保持軸の基側の周方向に複数設けられ、前
記切欠き溝の側面に案内されて半径方向外側に突出可能
な突起部、及び該突起部の半径方向内側にあって、前記
主軸の軸芯の基側に向かって傾斜し、前記筒状部材の基
端部と軸方向に摺動する傾斜面をそれぞれ備え、前記外
フランジに押圧されて前記スリーブを掛止するクランプ
部材とを有する。筒状部材を液圧によって軸方向に進退
させ、スリーブを掛止するので、手作業によるナットの
締結を省略し、スリーブの交換時間を短縮することがで
きる。ここで、前記スリーブの先部に内フランジを設
け、前記筒状部材の外フランジで前記スリーブの内フラ
ンジを先側に押圧し、前記スリーブを前記主軸から取外
すことも可能である。例えば、固定用テーパ面で接続さ
れているスリーブと主軸の結合を解除するためには、ス
リーブを軸方向に押圧、又は引張するアクチュエータが
必要となるが、本発明ではスリーブに設けられた内フラ
ンジを、スリーブの内側に設けられ液圧で作動する筒状
部材の外フランジで先側に押圧するので、外部にスリー
ブの面合解除用の別のアクチュエータを用意しなくて
も、スリーブを取外すことができる。前記目的に沿う第
2の発明に係るロール矯正機のロールクランプ装置は、
ロールを主軸に装着し、固定する装置において、前記ロ
ールの先側に該ロールと一体的に設けられ、その先部に
内フランジを備えた外筒部と、前記主軸の先端の円周方
向に複数形成された切欠き溝と、前記主軸の先端部に軸
芯を合わせて設けられた筒状部材保持軸と、該筒状部材
保持軸の外側にあって前記外筒部の内側に嵌入可能で、
外周面に外フランジを備え、前記筒状部材保持軸との間
の軸方向先側及び基側に形成された2つの液圧室にそれ
ぞれ供給される作動流体の液圧によって軸方向に進退可
能な筒状部材と、前記筒状部材保持軸の基側の周方向に
複数設けられ、前記切欠き溝の側面に案内されて半径方
向外側に突出可能な突起部、及び該突起部の半径方向内
側にあって、前記主軸の軸芯の基側に向かって傾斜し、
前記筒状部材の基端部と軸方向に摺動する傾斜面をそれ
ぞれ備え、前記外フランジに押圧されて前記外筒部を掛
止するクランプ部材とを有する。ロールの先側に内フラ
ンジを備えた外筒部を設けたので、スリーブを省略して
構成部材を減らすことができる。また、筒状部材を液圧
によって軸方向に進退させ、ロールを掛止するので、手
作業によるナットの締結を省略し、ロールの交換時間を
短縮することができる。ここで、前記筒状部材の外フラ
ンジで前記外筒部の内フランジを先側に押圧し、前記ロ
ールを前記主軸から取外すことも可能である。外筒部に
設けられた内フランジを、ロールの内側に設けられ液圧
で作動する筒状部材の外フランジで先側に押圧するの
で、外部にロールの面合解除用の別のアクチュエータを
用意しなくても、ロールを取外すことができる。
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。図1〜図3に示すように、本発明
の第1の実施の形態に係るロール矯正機(ローラ矯正機
ともいう。)のロールクランプ装置10は、ロール11
が取付けられたスリーブ12を主軸13に装着し、固定
する装置である。以下、詳しく説明する。主軸13の先
端には、主軸13に軸芯を合わせて形成された取付け穴
23が形成されている。ロールクランプ装置10は、主
軸13の先端の円周方向の、例えば4箇所に均等に形成
され、取付け穴23に連通した切欠き溝24と、主軸1
3の取付け穴23の底部に主軸13と軸芯を合わせて設
けられた筒状部材保持軸14と、筒状部材保持軸14の
基側の周囲の周方向、例えば4箇所に均等配置されたク
ランプ部材16と、筒状部材保持軸14の外周に嵌めら
れスリーブ12の内側に嵌入可能な筒状部材15とを有
している。
小さく形成され、その中央には拡径シール部19が設け
られている。一方、筒状部材15は、その内周部に形成
した断面矩形の環状溝部20の溝底部を筒状部材保持軸
14の拡径シール部19の外周に軸方向に摺動可能に当
接させて筒状部材保持軸14の外側に嵌められている。
そして、拡径シール部19で分離された環状溝部20内
の軸方向先側及び基側にそれぞれ液圧室の一例である油
室17、18を形成している。筒状部材保持軸14の内
部には、油室17、18に連通する複数の配管25、2
6が設けられており、筒状部材保持軸14の先端から作
動油(作動流体)を供給、回収することができる。
状部材保持軸14の拡径シール部19には、図示しない
シールリングが設けられ、油室17、18からの作動油
の漏れを防止している。このように構成することによっ
て、筒状部材15は、配管25、26を介して油室1
7、18にそれぞれ供給される作動油の油圧(液圧)に
よって軸方向に進退可能となっている。筒状部材15の
外周面の中央には、主軸13の先端より外径が少し小さ
い外フランジ21が設けられており、筒状部材15は、
スリーブ12の内側に嵌入可能となっている。また、筒
状部材15の外フランジ21より基側は、軸芯方向基側
に向けて徐々に縮径する円錐台形状となり、そのテーパ
面中央付近(すなわち、筒状部材15の基端部)には、
後述するクランプ部材16の傾斜面34に当接し、摺動
抵抗を減少させるリング状突起部22が形成されてい
る。
向外側に切欠き溝24の側面に案内されて半径方向外側
に突出可能な突起部37をそれぞれ有している。また、
突起部37の半径方向内側には、主軸13の軸芯の基側
に向かって傾斜し、筒状部材15の基端部に形成された
リング状突起部22と軸方向に摺動する傾斜面34がそ
れぞれ設けられている。各クランプ部材16の基部は、
取付け穴23に嵌入し、その半径方向内側部分は筒状部
材保持軸14の基側にリング状の保護板27及び止め輪
28を介して抜け落ちないように取付けられ、クランプ
部材16を、その基部を中心に回動させて突起部37を
半径方向外側に突出可能としている。また、各クランプ
部材16の基部の半径方向外側には、主軸13をキャッ
プ29を介して押圧する圧縮コイルばね30が設けられ
ている。このように構成することによって、筒状部材1
5が図1に示すように先側に位置しているときには、ク
ランプ部材16の先部は主軸13の軸線側に付勢され、
その傾斜面34は筒状部材15のリング状突起部22に
当接している。
側に移動すると、クランプ部材16の傾斜面34が筒状
部材15のリング状突起部22によって基側に押圧さ
れ、クランプ部材16の突起部37が半径方向外側に突
出する。そして、筒状部材15をさらに移動させると、
突起部37は、外フランジ21と接触し、傾斜面34と
リング状突起部22との接触がなくなる。そして、突起
部37は、外フランジ21によってさらに基側に押圧さ
れてスリーブ12を掛止する。スリーブ12の掛止を解
除するときには、筒状部材15を先側に移動すると、ク
ランプ部材16が圧縮コイルばね30に付勢されて半径
方向内側に移動する。このようにして、スリーブ12の
掛止及び掛止解除を行うことができる。次に、主軸13
とスリーブ12の面合の解除について説明する。主軸1
3の外周と、その外側に嵌められたスリーブ12の内周
には、互いに面合する固定用テーパ面35、36がそれ
ぞれ設けられているので、クランプ部材16によるスリ
ーブ12の掛止状態を解除した後に、さらにスリーブ1
2を軸方向先側に押圧して面合を解除する必要がある。
スリーブ12の先端には、筒状部材15の外フランジ2
1と軸方向に重合する内フランジ31が設けられてい
る。また、スリーブ12の内周の内フランジ31より少
し基側位置には、各クランプ部材16の先部が嵌入して
掛止可能な掛合溝部32が、各クランプ部材16の突出
位置に合わせて形成されている。このように構成するこ
とによって、筒状部材15の外フランジ21で主軸13
に取付けられたスリーブ12の内フランジ31を先側に
押圧し、主軸13に固定用テーパ面35、36を介して
強固に面合しているスリーブ12を主軸13から簡単に
取外すことができる。
2の交換作業手順について説明する。ロール11を固定
したスリーブ12は、図2に示すように基側に位置する
筒状部材15及び半径方向外側に突出したクランプ部材
16によって、基側に押圧固定されている。まず、配管
25を介して油室17に作動油を送り、図1に示すよう
に筒状部材15の外フランジ21がスリーブ12の内フ
ランジ部31に当接するまで筒状部材15を先側に移動
させる。筒状部材15の移動に伴って、クランプ部材1
6の先部は主軸13の軸芯側に移動して、スリーブ12
の掛合溝部32から外れる。このときの筒状部材15の
ストロークは、例えば30〜50mmに設定している。
続いて油室17にさらに作動油を送り、筒状部材15の
外フランジ21でスリーブ12の内フランジ31を先側
に押圧し、スリーブ12の固定用テーパ面36を主軸1
3の固定用テーパ面35から離反させ、先側に移動させ
る。このときの筒状部材15のストロークは、例えば1
0〜20mmに設定している。そして、スリーブ12を
図示しないクレーン等の搬送手段で搬出する。
で移動させ、スリーブ33内に主軸13を挿入して仮載
置する。このときの筒状部材15の位置は、スリーブ1
2を取外したときと同じ位置にしている。次いで、配管
26を介して油室18に作動油を送り、筒状部材15を
基側に移動させる。筒状部材15の移動に伴って、クラ
ンプ部材16の傾斜面34がリング状突起部22に押さ
れ、クランプ部材16の先部が半径方向外側に突出し、
その先部がスリーブ33の掛合溝部32に当接する。続
いて、油室18にさらに作動油を送り、筒状部材15を
基側に移動させ、クランプ部材16の先部を筒状部材1
5の外フランジ21で基側に押圧してスリーブ33の掛
合溝部32に確実に掛止させる。このようにして、スリ
ーブの交換を迅速に行うことができる。次に、図4を参
照して、本発明の第2の実施の形態に係るロールクラン
プ装置38について説明する。ロールクランプ装置38
は、第1の実施の形態に係るロールクランプ装置10の
ロール11とスリーブ12を一体的に形成したものであ
り、その他の部分の構成は、同じにしているので、同一
部材には、同一番号を付し、説明は省略する。ロール3
9は、主軸13に外嵌する本体部40を備え、先側には
外筒部41が一体的に設けられている。本体部40の内
側には、固定用テーパ面42が形成され、外筒部41の
先端には、内フランジ43が設けられている。また、外
筒部41の中央付近の内周には、掛合溝部44が形成さ
れている。クランプ部材16を掛合溝部44に掛止させ
てロール39の固定を行うことができ、また、筒状部材
15の外フランジ21で内フランジ43を先側に押圧し
て、ロール39を主軸13から取外すことができる。こ
のように構成することによって、部材を少なくして、取
付け時の隙間を小さくすることができる。
明してきたが、本発明は、前記実施の形態に限定される
ものではなく、例えば、主軸及びスリーブに形成した固
定用テーパ面を省略して、ストレートに形成することも
可能である。このように構成することによって、スリー
ブの取外しに必要なストロークを小さくすることもでき
る。また、配管25、26を、主軸13の基側から導く
形態にしても、本発明と本質は同じである。さらに、前
記実施の形態においては、液圧として油圧を使用した
が、水圧を用いることも可能である。
ールクランプ装置においては、筒状部材を作動流体の液
圧によって軸方向に進退させ、スリーブを掛止するの
で、手作業によるナットの締結を省略し、スリーブの組
込み、脱着の作業性を大幅に向上させることができる。
また、組替え時間を短縮し、組替え要員を削減すること
ができる。特に請求項2記載のロール矯正機のロールク
ランプ装置においては、スリーブの内フランジを筒状部
材の外フランジで先側に押圧するので、別のアクチュエ
ータを使用しないで、スリーブを取外すことができ、作
業性をよくすることができる。請求項3及び4記載のロ
ール矯正機のロールクランプ装置においては、ロールの
先側に内フランジを備えた外筒部を設けたので、スリー
ブを省略して構成部材を減らすことができ、取付け精度
を向上させることができる。そして、請求項4記載のロ
ール矯正機のロールクランプ装置においては、ロールの
外筒部に設けられた内フランジを、筒状部材の外フラン
ジで先側に押圧するので、外部に別のアクチュエータを
用意しなくても、ロールを取外すことができる。
のロールクランプ装置の側断面図である。
図である。
図である。
のロールクランプ装置の側断面図である。
のロールクランプ装置の側断面図である。
ーブ、13:主軸、14:筒状部材保持軸、15:筒状
部材、16:クランプ部材、17、18:油室(液圧
室)、19:拡径シール部、20:環状溝部、21:外
フランジ、22:リング状突起部、23:取付け穴、2
4:切欠き溝、25、26:配管、27:保護板、2
8:止め輪、29:キャップ、30:圧縮コイルばね、
31:内フランジ、32:掛合溝部、33:スリーブ、
34:傾斜面、35、36:固定用テーパ面、37:突
起部、38:ロールクランプ装置、39:ロール、4
0:本体部、41:外筒部、42:固定用テーパ面、4
3:内フランジ、44:掛合溝部
Claims (4)
- 【請求項1】 ロールが取付けられたスリーブを主軸に
装着し、固定する装置において、前記主軸の先端の円周
方向に複数形成された切欠き溝と、前記主軸の先端部に
軸芯を合わせて設けられた筒状部材保持軸と、該筒状部
材保持軸の外側にあって前記スリーブの内側に嵌入可能
で、外周面に外フランジを備え、前記筒状部材保持軸と
の間の軸方向先側及び基側に形成された2つの液圧室に
それぞれ供給される作動流体の液圧によって軸方向に進
退可能な筒状部材と、前記筒状部材保持軸の基側の周方
向に複数設けられ、前記切欠き溝の側面に案内されて半
径方向外側に突出可能な突起部、及び該突起部の半径方
向内側にあって、前記主軸の軸芯の基側に向かって傾斜
し、前記筒状部材の基端部と軸方向に摺動する傾斜面を
それぞれ備え、前記外フランジに押圧されて前記スリー
ブを掛止するクランプ部材とを有することを特徴とする
ロール矯正機のロールクランプ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のロール矯正機のロールク
ランプ装置において、前記スリーブの先部には内フラン
ジが設けられ、前記筒状部材の外フランジで前記スリー
ブの内フランジを先側に押圧し、前記スリーブを前記主
軸から取外すことを特徴とするロール矯正機のロールク
ランプ装置。 - 【請求項3】 ロールを主軸に装着し、固定する装置に
おいて、前記ロールの先側に該ロールと一体的に設けら
れ、その先部に内フランジを備えた外筒部と、前記主軸
の先端の円周方向に複数形成された切欠き溝と、前記主
軸の先端部に軸芯を合わせて設けられた筒状部材保持軸
と、該筒状部材保持軸の外側にあって前記外筒部の内側
に嵌入可能で、外周面に外フランジを備え、前記筒状部
材保持軸との間の軸方向先側及び基側に形成された2つ
の液圧室にそれぞれ供給される作動流体の液圧によって
軸方向に進退可能な筒状部材と、前記筒状部材保持軸の
基側の周方向に複数設けられ、前記切欠き溝の側面に案
内されて半径方向外側に突出可能な突起部、及び該突起
部の半径方向内側にあって、前記主軸の軸芯の基側に向
かって傾斜し、前記筒状部材の基端部と軸方向に摺動す
る傾斜面をそれぞれ備え、前記外フランジに押圧されて
前記外筒部を掛止するクランプ部材とを有することを特
徴とするロール矯正機のロールクランプ装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のロール矯正機のロールク
ランプ装置において、前記筒状部材の外フランジで前記
外筒部の内フランジを先側に押圧し、前記ロールを前記
主軸から取外すことを特徴とするロール矯正機のロール
クランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37379799A JP3925685B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | ロール矯正機のロールクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37379799A JP3925685B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | ロール矯正機のロールクランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001191117A true JP2001191117A (ja) | 2001-07-17 |
JP3925685B2 JP3925685B2 (ja) | 2007-06-06 |
Family
ID=18502776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37379799A Expired - Fee Related JP3925685B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | ロール矯正機のロールクランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3925685B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115502247A (zh) * | 2022-11-24 | 2022-12-23 | 成立航空技术(成都)有限公司 | 一种用于航空发动机机匣变形的矫正装置 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37379799A patent/JP3925685B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115502247A (zh) * | 2022-11-24 | 2022-12-23 | 成立航空技术(成都)有限公司 | 一种用于航空发动机机匣变形的矫正装置 |
CN115502247B (zh) * | 2022-11-24 | 2023-03-24 | 成立航空技术(成都)有限公司 | 一种用于航空发动机机匣变形的矫正装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3925685B2 (ja) | 2007-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100381114B1 (ko) | 회전 압연기 내에서 롤 네크 상의 착좌위치 및 그 외부로 베어링 조립체를 축방향 가압하기 위한 장치 | |
EP1557226B1 (en) | Fastening apparatus | |
US3495853A (en) | Joint for high-pressure pipelines or the like | |
US3803691A (en) | Means for mounting a work roll on a shaft | |
AU2001258587A1 (en) | Fastening apparatus and method | |
AU2001258587A2 (en) | Fastening apparatus and method | |
US7526940B2 (en) | Die element changing devices | |
JPH0234681B2 (ja) | ||
JP2001191117A (ja) | ロール矯正機のロールクランプ装置 | |
US20160176031A1 (en) | Threaded pin remover | |
JP7364862B2 (ja) | クランプ金具 | |
JPH0570001B2 (ja) | ||
JP2023156199A (ja) | 管継手用脱離治具、管継手、及び雄継手と雌継手の脱離方法 | |
CN214816582U (zh) | 用于轴承座的机加工辅助夹具 | |
CN220622345U (zh) | 具有周向和轴向限位功能的中空式机械快接结构 | |
JPH0522321Y2 (ja) | ||
JP2571463Y2 (ja) | 摺動挿脱可能な2部材の離脱構造 | |
CN213053102U (zh) | 一种壳体内花键加工定位结构 | |
EP4364889A1 (en) | Clamping mechanism and electric tool | |
JP2001179341A (ja) | ロール矯正機のロールクランプ装置 | |
JPH0824917A (ja) | 軸受固定装置 | |
KR101210830B1 (ko) | 파이프 클램프 및 파이프 가공 장치 | |
EP1558854B1 (en) | Plate cylinder locking mechanism | |
JPH0750025Y2 (ja) | パンチ・ダイセット | |
JP2020062708A (ja) | コレットチャック装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061108 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20061212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070221 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3925685 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309 Year of fee payment: 6 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309 Year of fee payment: 6 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140309 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |