JP2001190093A - 永久磁石形同期電動機の制御装置 - Google Patents
永久磁石形同期電動機の制御装置Info
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Abstract
止して安定した制御を実現する。 【解決手段】 永久磁石形同期電動機の端子電圧を制御
することにより、電機子電流をその指令値に一致させ、
かつ電機子電流の周波数をその指令値に一致するように
制御する制御装置に関する。電流指令値に基づいて生成
される電圧指令値のうち、電流指令値ベクトルに平行な
電圧成分を用いて生成した周波数補正量または電流指令
値ベクトルに直交する電圧成分を用いて生成した周波数
補正量の何れか一方、もしくはその両方を用いて、電力
変換器に与える周波数指令値を補正する。
Description
導体電力変換器を用いて永久磁石形同期電動機を安定し
て制御するための制御装置に関し、詳しくは、永久磁石
形同期電動機の電機子電流の大きさを電流指令値に一致
させ、かつ電機子電流の周波数を周波数指令値に一致さ
せるように制御する制御装置に関するものである。
コーダ等の磁極位置検出器を用いずに運転する先行技術
として、電動機の電機子電圧を周波数にほぼ比例させて
制御するV/f制御方法がある(特願平11−0330
25、特願平11−062557等)。また、V/f制
御における低速運転時のトルク特性を改善するために、
永久磁石形同期電動機の端子電圧を制御することにより
電機子電流の大きさを電流指令値に一致させ、かつ、電
機子電流の周波数を周波数指令値に一致させるように制
御する先行技術が提案されている(特願平11−087
416等)。
記載された制御装置の主要部を示す制御ブロック図であ
る。図7において、第1の周波数指令値f0 *はランプ関
数1により第2の周波数指令値f*に変換される。すな
わち、第1の周波数指令値f0 *をランプ関数1により加
減速演算することにより、所望の周波数指令値f*を出
力させる。
*を積分し、永久磁石形同期電動機50の端子電圧の位
相θを演算する。座標変換器3は、電流検出器9により
検出した電流検出値iU,iW及び位相θに基いて、d軸
の電流成分id(以下、d軸電流と呼ぶ)とq軸の電流
成分iq(以下、q軸電流と呼ぶ)とを演算し出力す
る。なお、d軸及びq軸の定義については後述する。
それぞれd軸、q軸の電流指令値i d *,iq *と各電流検
出値id,iqとの偏差を増幅してd軸、q軸電圧指令値
vd *,vq *を演算する。これらの電圧指令値vd *,vq *
を極座標変換器6に入力して、端子電圧の大きさの指令
値V*と端子電圧のd軸に対する角度φとを以下の式に
よって演算する。 V*=√(vd *2+vq *2), φ=tan-1(vq */vd *)
φ,θの加算結果とを用いて、電圧指令演算器7により
三相電圧指令値vu *,vv *,vw *を演算する。これらの
三相電圧指令値vu *,vv *,vw *をPWM(パルス幅変
調)回路8に入力して搬送波と比較することにより、電
力変換器40のスイッチング素子に与えるゲート信号を
生成する。これらのゲート信号を用いて電力変換器40
を運転することにより電動機50の端子電圧を制御し、
これによって結果的に電機子電流の大きさを電流指令値
に一致させると共に電機子電流の周波数が周波数指令値
に一致するような制御が行われる。なお、30は三相交
流電源である。
は、電動機の低速運転時に電機子抵抗による電圧降下や
電力変換器に起因する出力電圧誤差等の影響により安定
性が低下し、出力可能なトルクの上限が低下したり、脱
調による運転不能、加減速時間の長期化を招くといった
問題がある。これに対し、低速運転時には図7に示した
制御方式を採用することにより、電流の大きさを一定と
しながら電流の周波数を周波数指令値に一致させて回転
磁界を発生させ、同期引込運転を行い、所定の周波数に
達したら従来のV/f制御に切り替えるような制御を行
えば、低速運転時の安定性を向上させて出力可能なトル
クの上限を大きくし、加減速時間を短縮することが可能
になる。
電流が振動したり、負荷が急激に変化する場合には脱調
を起こして運転が不能に至る等、安定性の点で新たな問
題を生じていた。そこで、本発明はこれらの問題を解決
し、簡単な制御によってトルク変動等のない安定した運
転を可能にする永久磁石形同期電動機の制御装置を提供
しようとするものである。
め、請求項1に記載の発明は、電力変換器によって永久
磁石形同期電動機の端子電圧を制御することにより電機
子電流の大きさを電流指令値に一致させ、かつ、電機子
電流の周波数を周波数指令値に一致させるように前記電
力変換器を制御する制御装置において、電機子電流の指
令値と検出値とを用いて生成される電動機の端子電圧指
令値のうち、電流指令値ベクトルに対して平行な電圧成
分に基いて生成した周波数補正量により、前記電力変換
器に与える周波数指令値を補正する手段を備えたもので
ある。
て永久磁石形同期電動機の端子電圧を制御することによ
り電機子電流の大きさを電流指令値に一致させ、かつ、
電機子電流の周波数を周波数指令値に一致させるように
前記電力変換器を制御する制御装置において、電機子電
流の指令値と検出値とを用いて生成される電動機の端子
電圧指令値のうち、電流指令値ベクトルに対して直交す
る電圧成分に基いて生成した周波数補正量により、前記
電力変換器に与える周波数指令値を補正する手段を備え
たものである。
項2の発明を組み合わせたものであり、電力変換器によ
って永久磁石形同期電動機の端子電圧を制御することに
より電機子電流の大きさを電流指令値に一致させ、か
つ、電機子電流の周波数を周波数指令値に一致させるよ
うに前記電力変換器を制御する制御装置において、電機
子電流の指令値と検出値とを用いて生成される電動機の
端子電圧指令値のうち、電流指令値ベクトルに対して平
行な電圧成分及び直交する電圧成分に基いてそれぞれ生
成した周波数補正量により、前記電力変換器に与える周
波数指令値を補正する手段を備えたものである。
は3に記載した永久磁石形同期電動機の制御装置におい
て、電動機の周波数指令値の大きさに応じて前記周波数
補正量のゲインを調整する手段を備えたものである。
しながら説明する。図6に示すように、永久磁石形同期
電動機における回転子の永久磁石が作る磁束ベクトルΨ
mをD軸上にとり、このD軸に直交する座標軸をQ軸と
した直交座標系をD−Q軸とし、電動機の電機子巻線に
流す電流ベクトル(電流指令値ベクトル)I*をd軸上
にとり、このd軸に直交する座標軸をq軸とした直交座
標系をd−q軸とする。ここで、両座標系は角度(同期
電動機の負荷角または内部相差角にほぼ相当する角度)
δを保ち、反時計方向に周波数fで回転しているとす
る。
電流ベクトルI*に平行な電圧成分(d軸電圧成分)vd
は、電動機の出力トルクに寄与する有効電圧成分に対応
している。電動機の運転が不安定となり、電動機の出力
トルクが変動すると、前記d軸電圧成分vdも変動す
る。従って、この電圧成分vdの変動を抑制するように
フィードバック制御すれば、トルク変動を抑制して安定
性を高めることができる。一方、電動機の出力トルクは
図6に示した角度δの関数でもあり、δを操作すること
は、インバータ等の電力変換器の出力周波数(電機子巻
線に流す電流の周波数)を過渡的に増減することによっ
て直接かつ容易に実現可能である。従って、d軸電圧成
分vdの変動に応じて電動機に流す電流の周波数を増減
させることにより角度δを調節すれば、電動機の出力ト
ルクの変動を補償して安定させることができる。
のであり、請求項1に記載した発明は、電動機のトルク
の変動分に相当する、電流ベクトルI*に平行なd軸電
圧成分vdの変動分に基づく周波数補正量を用いて電力
変換器に与える周波数指令値を補正することにより、電
動機のトルク変動を抑制して制御の安定性を向上させる
ようにした。
圧成分vqは、電動機の無効電圧成分すなわち磁束成分
として電動機の磁束を変動させ、これが電機子電流やト
ルクを変動させる原因となる。そこで、請求項2に記載
した発明では、磁束の変動分に相当する、電流ベクトル
I*に直交したq軸電圧成分vqの変動分に基づく周波数
補正量を用いて電力変換器に与える周波数指令値を補正
することにより、請求項1の発明と同様に制御の安定性
を高めたものである。
求項2の発明を組合せたものであり、請求項4の発明
は、上記各発明において各電圧成分に基づく周波数補正
量のゲインを調整可能としたものである。
の実施形態を説明する。図1は請求項1に記載した発明
の実施形態を示す制御ブロック図であり、破線で囲んだ
安定化制御手段20以外の部分は、図7に示した制御ブ
ロック図と同一の構成である。すなわち、1は第1の周
波数指令値f0 *から第2の周波数指令値f*を演算する
ランプ関数、2は加算手段14から出力される周波数指
令値f1 *を積分して電動機50の端子電圧の位相θを演
算する周波数積分器、3は位相θに基いて電流検出値i
U,iWをd−q軸上の各成分id,iqに変換する座標変
換器、4はd軸電流指令値id *とd軸電流検出値idと
の偏差を増幅してd軸電圧指令値(d軸電圧成分)vd *
を演算するd軸電流調節器、5はq軸電流指令値iq *と
q軸電流検出値iqとの偏差を増幅してq軸電圧指令値
(q軸電圧成分)vq *を演算するq軸電流調節器、6は
各電圧指令値vd *,vq *から前述した数式により端子電
圧の大きさの指令値V*と端子電圧のd軸に対する角度
φとを演算する極座標変換器、7は指令値V*と加算手
段10によるφ,θの加算結果とを用いて三相電圧指令
値vu *,vv *,vw *を演算する電圧指令演算器、8は三
相電圧指令値vu *,vv *,vw *と搬送波とを比較して電
力変換器40のスイッチング素子に与えるゲート信号を
生成するPWM回路、30は三相交流電源、40はイン
バータ等の半導体電力変換器、50は永久磁石形同期電
動機である。
る。この安定化制御手段20は、d軸電流調節器4から
出力されるd軸電圧指令値vd *に基いて周波数補正量Δ
f*を演算し、この補正量Δf*を加算手段14により第
2の周波数指令値f*を補正(第2の周波数指令値f*か
ら減算)して新たな周波数指令値f1 *を得るように構成
され、この新たな周波数指令値f1 *が周波数積分器2に
入力されている。以下、安定化制御手段20の構成を詳
述する。
指令値vd *は、ハイパスフィルタ11を通過することに
より直流成分が除去される。これは、定常状態ではvd *
は直流量となるので、ハイパスフィルタ11で直流成分
を除去し、トルク変動分に相当するvd *の変動分のみを
通過させて周波数指令値の補正に用いることにより、定
常状態における電圧もしくは電流の大きさと周波数との
関係を変えないようにするためである。
幅器12に入力されて所定のゲインが乗じられ、周波数
補正量Δf*が求められる。この周波数補正量Δf*は、
vd *から検出したトルク変動分に相当する信号である。
周波数補正量Δf*は加算手段14によってもとの周波
数指令値(第2の周波数指令値)f*から減算され、そ
の結果得られた新たな周波数指令値f1 *に基いて電力変
換器40のPWM制御が行われる。ここで、安定化制御
手段20は電圧のフィードバックループを構成してお
り、電流ベクトルI*に平行なd軸電圧指令値vd *の変
動分に比例する信号だけが周波数補正量Δf*として周
波数指令値f*に負帰還される構成となっている。
トルク変動分に相当するd軸電圧指令値vd *の変動分か
ら周波数補正量Δf*を演算し、この補正量Δf*により
もとの周波数指令値f*を補正して得た周波数指令値f1
*を用いて電力変換器40を制御しており、このように
電動機50の電機子に流す電流の周波数を制御すること
で図6に示した角度δの調節を行い、電動機50のトル
ク変動を抑制するものである。
施形態の主要部を示す制御ブロック図である。この実施
形態では、破線で囲んだ安定化制御手段21の構成が図
1と異なっている。すなわち、q軸電流調節器5から出
力されるq軸電圧指令値vq *を用いて周波数補正量Δf
*を演算する。具体的には、定常状態において直流量で
あるq軸電圧指令値vq *はハイパスフィルタ11により
直流成分が除去され、q軸電圧指令値vq *の振動分が比
例増幅器12に入力されて所定のゲインが乗じられるこ
とにより、周波数補正量Δf*が算出される。この補正
量Δf*は加算手段14により第2の周波数指令値f*に
加算されて新たな周波数指令値f1 *が生成され、この周
波数指令値f1 *を用いて電力変換器40のPWM制御が
行われる。
1が電圧のフィードバックループを構成しているが、電
流ベクトルI*に直交するq軸電圧指令値vq *の振動分
だけが周波数指令値f*に正帰還される点が、図1の実
施形態と異なっている。電流ベクトルI*に直交するq
軸電圧指令vq *は、無効電圧成分つまり磁束成分として
電動機の磁束を変動させ、結果として電機子電流やトル
クを変動させる。このため、q軸電圧指令値vq *の変動
分を周波数指令値f*に帰還させることにより、電機子
に流す電流の周波数を制御して図6に示した角度δの調
節を行い、電動機50のトルク変動を抑制して安定性を
高めることができる。
態の主要部を示す制御ブロック図であり、請求項1,2
の発明を組合せた実施形態に相当する。安定化制御手段
22において、d軸電流調整器4から出力されるd軸電
圧指令値vd *とq軸電流調節器5から出力されるq軸電
圧指令値vq *とは、ハイパスフィルタ11b,11aを
通過することによりそれぞれ直流成分が除去される。こ
れらのハイパスフィルタ11b,11aの出力信号は比
例増幅器12b,12aによってそれぞれ所定のゲイン
が乗じられ、各軸ごとの周波数補正量Δfd *,Δfq *が
求められる。そして、加算手段13によりΔfq *からΔ
fd *を減算して最終的な周波数補正量Δf*を求め、こ
の補正量Δf*を加算手段14により第2の周波数指令
値f*に加算して新たな周波数指令値f1 *を算出する。
この新たな周波数指令値f1 *を用いて電力変換器40の
PWM制御が行われる。
ックループを構成する安定化手段22において、トルク
変動分に相当するd軸電圧指令値vd *の変動分と、電動
機の磁束変動分に相当するq軸電圧指令値vq *の変動分
とからそれぞれ周波数補正量Δfd *,Δfq *を個別に求
め、その後、これらの補正量を合成して得た最終的な周
波数補正量Δf*により電動機電流の周波数指令値f*を
補正し、図6の角度δを調節して電動機50のトルク変
動を抑制する。
態の主要部を示す制御ブロック図である。この実施形態
では、電圧のフィードバックループを構成する安定化制
御手段23において、図1の実施形態と同様に、電流ベ
クトルI*に平行なd軸電圧指令値vd *の変動分に基づ
く周波数補正量Δf*が第2の周波数指令値f*に帰還さ
れて新たな周波数指令値f1 *が生成される。更に、ラン
プ関数1の出力である周波数指令値f*が比例増幅器1
2に入力されており、比例増幅器12のゲインが周波数
指令値f*の大きさに応じて変化するように構成されて
いる。図5は、周波数指令値f*の大きさと比例増幅器
12のゲインとの関係の一例を示すもので、f*の大き
さが−fa以下ではゲインを−Gaに固定し、+fa以上
ではゲインを+Gaに固定すると共に、−fa〜+faの
範囲ではf*とゲインとが比例関係となるようにしたも
のである。
周波数指令値f*とゲインとの関係にすることで、低速
時にはゲインを小さくして周波数補正量Δfq *を小さく
することにより、周波数の変化を少なくして滑らかな運
転が実現できるとともに、高速時には一定のゲインによ
る周波数補正量Δfq *を確保してトルクの変動を抑制す
ることができる。また、正転から逆転或いは逆転から正
転の連続運転にも円滑な適応が可能である。なお、この
実施形態のように周波数指令値f*の大きさに応じて安
定化制御手段内の比例増幅器のゲインを変える着想は、
図2,図3の実施形態における安定化制御手段21,2
2にも適用することができる。
形同期電動機の端子電圧を制御して電機子電流の大きさ
を電流指令値に一致させ、かつ、電機子電流の周波数を
周波数指令値に一致させるように制御する制御装置にお
いて、電流ベクトルに平行な電圧成分または直交する電
圧成分の一方もしくは両方に基づく周波数補正量を電流
の周波数指令値へ帰還することにより、同期電動機のト
ルクや電流の振動を抑制し、脱調を防止して安定した制
御を実現することができる。
ブロック図である。
ブロック図である。
ブロック図である。
ブロック図である。
幅器のゲインとの関係を示す図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 電力変換器によって永久磁石形同期電動
機の端子電圧を制御することにより電機子電流の大きさ
を電流指令値に一致させ、かつ、電機子電流の周波数を
周波数指令値に一致させるように前記電力変換器を制御
する制御装置において、 電機子電流の指令値と検出値とを用いて生成される電動
機の端子電圧指令値のうち、電流指令値ベクトルに対し
て平行な電圧成分に基いて生成した周波数補正量によ
り、前記電力変換器に与える周波数指令値を補正する手
段を備えたことを特徴とする永久磁石形同期電動機の制
御装置。 - 【請求項2】 電力変換器によって永久磁石形同期電動
機の端子電圧を制御することにより電機子電流の大きさ
を電流指令値に一致させ、かつ、電機子電流の周波数を
周波数指令値に一致させるように前記電力変換器を制御
する制御装置において、 電機子電流の指令値と検出値とを用いて生成される電動
機の端子電圧指令値のうち、電流指令値ベクトルに対し
て直交する電圧成分に基いて生成した周波数補正量によ
り、前記電力変換器に与える周波数指令値を補正する手
段を備えたことを特徴とする永久磁石形同期電動機の制
御装置。 - 【請求項3】 電力変換器によって永久磁石形同期電動
機の端子電圧を制御することにより電機子電流の大きさ
を電流指令値に一致させ、かつ、電機子電流の周波数を
周波数指令値に一致させるように前記電力変換器を制御
する制御装置において、 電機子電流の指令値と検出値とを用いて生成される電動
機の端子電圧指令値のうち、電流指令値ベクトルに対し
て平行な電圧成分及び直交する電圧成分に基いてそれぞ
れ生成した周波数補正量により、前記電力変換器に与え
る周波数指令値を補正する手段を備えたことを特徴とす
る永久磁石形同期電動機の制御装置。 - 【請求項4】 請求項1,2または3に記載した永久磁
石形同期電動機の制御装置において、 電動機の周波数指令値の大きさに応じて、前記周波数補
正量のゲインを調整する手段を備えたことを特徴とする
永久磁石形同期電動機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30821899A JP2001190093A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 永久磁石形同期電動機の制御装置 |
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JP (1) | JP2001190093A (ja) |
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- 1999-10-29 JP JP30821899A patent/JP2001190093A/ja active Pending
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