JP2001188149A - 双方向光通信器及び双方向光通信装置 - Google Patents
双方向光通信器及び双方向光通信装置Info
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Abstract
が可能であり、送信および受信共に光の損失が少なく、
SNを高くするのが可能であり、また、特にPOFのよ
うに大口径の光ファイバとも高効率で結合させるのに適
した、簡単な構造で安価で小型の双方向通信装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 一本の光ファイバにより送受信を行う。
送信光を出射する発光素子6とそれを収束して光ファイ
バ2に入射させるレンズ5が送信空間16に配置されて
いる。光ファイバ2からの受信光を受光する受光素子7
が受信空間17に配置されている。光分離部材8は上記
送信空間16と上記受信空間16とを光学的に分離す
る。また、光分離部材8には、発光素子6からの送信光
Sを通過させるとともに、光ファイバ2により反射され
た送信光S1を通過させる開口部を有する。
Description
送受信することのできる双方向光通信器及び光通信装置
に関し、より詳しくはプラスチック光ファイバ等のマル
チモード光ファイバを伝送媒体として、家庭内通信や電
子機器間通信、LAN(Local Area Network)等に使用
することのできる双方向光通信器及び光通信装置に関す
るものである。
ットワークが注目されている。従来、光ファイバを伝送
媒体として信号光の送受信を行う光通信器においては、
光モジュール部分の構成がレンズ等の組み合わせによる
マイクロオプティックス構造が用いられており、高コス
トであるという問題があった。
チック光ファイバ(以下POF)を用いて、双方向の光
通信を行う、いわゆる単心双方向光通信モジュールが数
多く提案されている。プラスチック光ファイバとして
は、低コストであるPMMAなどのPOFがあるが、こ
れらは、直径がφ0.2〜1mmとガラスファイバの直
径(数μm)と比較して大きく、光学素子と結合させや
すい反面、損失が大きく、マルチモードであるため、送
信、受信時の結合損失を小さくしなければ通信モジュー
ルとしては使用できない。このため、一本の光ファイバ
により送受信を行う双方向通信モジュールにおいては、
送信光と受信光を分離して光ファイバと結合させる方法
が課題となっている。
されている代表的な方式としてはハーフミラーを介して
送受信光を分離する方法が特開平10−115732号
公報に開示されている。この例を図8を基に説明する。
路の延長上に集光レンズ及び二つのミラーが配置されて
おり、光ファイバ近端にハーフミラー312、そして遠
端に反射ミラー313が配置される。基板308上に置
かれた端面発光型の発光素子306から放射された送信
光は45度で形成されているマイクロミラー314で上
方に反射され、さらにハーフミラー312により反射さ
れることで光ファイバ302に結合される。一方、光フ
ァイバ302を伝搬してきた受信光は集光レンズ315
により集光されて、反射ミラー313で反射され、そし
て下側にある受光素子307に結合される。
115732号公報に開示されている方式では、送受信
の分離を、ハーフミラーで行っている。すなわち、送信
光は、ハーフミラーでの反射光をファイバに送信し、フ
ァイバからの受信光をハーフミラーで透過させたものの
みを受光して、小型の双方向通信装置を形成している。
号公報のハーフミラーを用いて双方向通信装置を得る場
合、送信光の透過光及び受信光の反射光は使用すること
なく、それぞれ約3dBの損失が生じてしまい、効率的
な光の使用が行えないという問題があった。また、送受
信光の分離のための高価なハーフミラーが必要であり、
コストが高くなるという問題があった(ホログラムの使
用の場合も同様の問題がある)。
イバカプラとして、アパーチャを使用することが、実開
昭63−26810号公報において提案されている。こ
の方式を図9を基に説明する。
してきた光は、ロッドレンズ206aによってコリメー
トされて平行光となり、一部は光分岐結合素子208の
開口部209を通過し、ロッドレンズ206bにより集
光されて、光ファイバ202bに結合する。また、光分
岐結合素子209の開口部209以外の部分に照射され
た光は、反射されて、ロッドレンズ206cで集光さ
れ、光ファイバ202cに結合する。平行光の径と光分
岐結合素子208の開口部209の径を変化させること
により、分岐効率を変化させることができる。
報の方式では、送受信の分離をアパーチャで行ってい
る。すなわち光を平行光にし、アパーチャで不必要な光
を遮光し分離している形態をとっている。
2b、202cの替わりに、それぞれ、送信素子、受信
素子を配置することにより、送受信光の分岐が可能とな
り、双方向光通信器として用いることができる。
適応した場合には、送受信光はほぼ平行光であり、回折
による送信光のビーム形状の拡大や組立時の送信光と光
軸の不一致によって、送信光がロッドレンズ端面あるい
は光ファイバ端面で反射、あるいは光ファイバの遠端で
反射され、受光素子に結合してしまうため、送信光と受
信光の分離が行えず、SNが低下するといった問題があ
る。
ものであり、一本の光ファイバにより全二重の双方向通
信が可能であり、送信および受信共に光の損失が少な
く、SNを高くするのが可能であり、また、特にPOF
のように大口径の光ファイバとも高効率で結合させるの
に適した、簡単な構造で安価で小型の双方向通信装置を
提供することを目的とするものである。
信器は、一本の光ファイバにより送受信を行う双方向光
通信器において、前記光ファイバに送信光を収束して入
射させる送信手段と、前記光ファイバからの受信光を受
光する受光手段と、前記光ファイバにより反射された送
信光が入射する開口部を有してなり、該開口部を透過し
て前記反射された送信光が導かれる空間と、前記前記受
光手段が配置された空間と、を光学的に分離する光分離
手段と、を備えたことを特徴とする双方向光通信器。
ファイバにより送受信を行う双方向光通信器において、
前記光ファイバに送信光を収束して入射させる送信手段
と、前記光ファイバからの受信光を受光する受光手段
と、前記送信手段が配置された送信空間と、前記前記受
光手段が配置された受信空間とを光学的に分離するとと
もに、前記送信手段から前記光ファイバへの光路中に配
置され前記送信光を通過させる第1開口部と、前記光フ
ァイバにより反射された送信光を通過させ前記送信空間
に導く第2開口部を有する光分離手段と、を備えたこと
を特徴とする。
明の双方向光通信器において、第1開口部と第2開口部
は同一の開口からなることを特徴とする。
明または第3の発明に記載の双方向光通信器において、
前記受光手段は、前記光分離手段の前記光ファイバ側に
前記光分離手段にハイブリッドに設けられていることを
特徴とする。
明乃至第4の発明のいずれかの双方向光通信器におい
て、前記送信手段は、送信光を収束するレンズを有して
おり、前記ファイバにより反射された光は、前記レンズ
における前記送信光が通過しない領域に入射することを
特徴とする。
明の双方向光通信器において、前記レンズにおける前記
送信光が通過しない領域に、光吸収体が設けられている
ことを特徴とする。
明の双向光通信器において、前記レンズにおける前記送
信光が通過しない領域に、前記ファイバにより反射され
た光を前記受光空間には入射しない方向に反射させる特
異面が形成されていることを特徴とする。
明の双方向光通信器において、前記レンズに入射する前
記送信光のスポット形状が楕円形状であり、前記ファイ
バにより反射された光は、前記レンズにおける前記送信
光の入射領域に対して、前記楕円の短軸方向にずれた位
置に入射することを特徴とする。
明乃至第8の発明のいずれかの双方向光通信器におい
て、第1開口部における前記送信光の断面積が、第2開
口部における前記反射された送信光の断面積よりも大き
いことを特徴とする。
発明乃至第9の発明のいずれかの双方向光通信器におい
て、前記光分離手段における、前記反射された送信光が
導かれる空間とは反対側の面に、光吸収体が設けられて
いることを特徴とする。
の発明乃至第10の発明のいずれかの双方向光通信器
と、該双方向光通信器に光を送受信する光ファイバとを
備えたことを特徴とする。
1の発明の双方向光通信装置において、前記光ファイバ
は、その端面が光軸に対して傾けられていることを特徴
とする。
て、まず図1、図2および図3に基づいて説明する。
略図である。双方向光通信装置11は、伝送するデータ
信号に基づく、伝送に適した変調光を双方向に伝送する
ための光ファイバ2と、光ファイバ2の両端に光学的に
結合するように、それぞれ接続された双方向光通信モジ
ュール(双方向光通信器)1aおよび1bを備えてい
る。ここで、双方光通信モジュール1aおよび1bは同
様の構造を有しており、それぞれデータ信号に基づく変
調光を生成する発光素子を有する送信部3と光ファイバ
2からの変調光を受光してデータ信号を生成するための
受光素子を有する受光部4を備えた構成となっている。
部3aから出射された送信光Sは光ファイバ2を通過し
第2の双方向光通信モジュール1bの受信部4bに伝送
される。しかし、受信部4a,4bには送信光Sとファ
イバ端面での反射光S1(近端反射)あるいはS2(遠
端反射)が入射してしまうため混信してしまい、全二重
双方向光通信に必要なSNが得られない問題があり、本
発明に至った。
にあるように、1つの双方向光通信モジュールにおい
て、収束した送信光を光ファイバに入射するとともに、
光ファイバ端面で反射された送信光が入射する領域と受
光部とを開口部を有する光分離手段で分離したものであ
る。これにより、ファイバ端面での反射光を受光部4の
外において吸収することができ、上記反射光の受光部4
への混信を抑制することが可能となる。また、収束光を
用いるため、組み立て公差等に対する信頼性が向上す
る。
光、受信光等の光束については、それらの光束の光軸に
垂直な方向において、最大強度の1/e2以上の強度を
有する領域までを指すものとする。
る。なお、ここでは片方の双方向光通信モジュール1に
ついて説明する。
双方向通信モジュール(双方向光通信器)の概略斜視図
であり、図3はこの概略断面図を示している。これらを
基に本発明の一例を説明する。
に基づく変調光を生成する発光素子6を有する送信空間
16と、光ファイバ2からの変調光を受光してデータ信
号を生成するための受光素子(受光手段)7を有する受
信空間17とを分離するための光分離部材(光分離手
段)8とを有している。
16を、光ファイバ2の略光軸に垂直な方向に分離して
おり(もちろん垂直でなくても良い)、開口部8aと遮
光部8bを有し、開口部8aの他の部分を介しては送信
空間16と受信空間17との間で光が行き来できないよ
うになっている。この光分離部材8上には受光素子7が
ハイブリッドに形成されている。
形成される。例えば、ガラスあるいはプラスチックなど
の光透過性基板における、厚さ数ミクロン程度の黒体塗
料(光吸収体)を塗布、乾燥することで形成できる。こ
の場合、黒体塗料の塗布がなされていない部分で且つ受
光素子7が搭載されない領域が開口部8aとなる。な
お、通常は、受光素子7の面積を開口部8aの面積より
大きく設定して、受信効率を向上させるように構成する
ことが望ましい。
に、発光素子6からの送信光Sを集光する(NAを変換
する)レンズ5を備えている。このレンズ5には、少な
くとも送信光Sが通過する領域5aの外の領域(領域5
b)に、黒体塗料(光吸収体)が塗布されている。な
お、このレンズ5と発光素子6により送信手段が構成さ
れている。
に対しほぼ垂直にであり、送信光Sの光軸は光ファイバ
2の光軸に対して若干傾けている。
の送信光Sは、レンズ5によってNAが変換されて収束
光となり、光分離部材8の開口部8aを通って、光ファ
イバ2に結合する。
変調された受信光Zは、光ファイバ2のNAにしたがっ
て、放射状に発散し、光分離部材8上にハイブリッドに
形成された受光素子7に結合し、電気信号に変換され、
その後、図示していない復調回路にて復調される。ここ
で、伝送速度により光ファイバ2の直径、及びNA、受
光素子7の直径などが決定されるが、高速伝送の場合に
は光ファイバ2と受光素子7の間にレンズを挿入するこ
とで、小径のフォトダイオードにも対応可能となる。
信光(反射送信光と記す)S1について詳細に説明す
る。
光ファイバ2に入射するが、一部はその端面にて反射さ
れる。そして、この反射送信光S1は送信光Sが通過し
た開口部8aに入射し、そこを通過して送信空間16へ
と戻る。すなわち、反射送信光S1は光分離部材8の黒
体塗料8bを塗布した領域や受光素子7には入射せず、
受光空間17から出る。
ァイバ光軸に対し垂直に設定するとともに、送信光Sの
光軸を光ファイバ2の光軸に対して若干傾けており、上
記した開口部8aを通過した反射送信光S1は、レンズ
5における送信光Sが透過しない部分に集光されるよう
になっている。ここで、図2に示すように、レンズ5に
おける送信光Sが透過しない部分5bには、光分離部材
8と同様に黒体塗料が塗布してあり、この部分に入射し
た反射送信光S1は黒体塗料に吸収されることになる。
光S1が送信空間16内で、吸収すなわち熱変換され、
再び光ファイバに結合されることなく、混信を防止でき
る。このため、光ファイバからの反射光が直接受光素子
に結合することをより確実に防止できる。
とはしておらず、光分離部材8上に受光素子7を設ける
とともに、開口部8aの外部に吸収体を設けているた
め、受信空間17内での迷光の反射を軽減でき、それに
起因するノイズの発生を防止できる。
ンズ5表面上に集光するような構成としたが、レンズ5
における送信光Sの照射領域外に反射した送信光S1が
入射すればよく、焦点がレンズ5の表面上にある必要は
ない。
Sの断面積Saを、同じく光分離部材8の位置における
反射送信光S1の光束断面積Sbよりも大きくすれば
(すなわち、Sb<Saとすれば)、光ファイバ2や発
光素子、光分離部材8等の光学素子の設計時や組立時の
公差が存在する場合でも、反射送信光S1を開口部8a
に導くことができる。特に、開口部8a付近に反射送信
光S1の集光点がくるように設計すれば、上述の公差を
より緩和できる。なお、上述のようなSb<Saを実現
するには、レンズ5による送信光Sの焦点位置が光ファ
イバ2の内部にあり、且つ、光分離部材8の位置におけ
る送信光Sの断面積Saが、光ファイバ2の端面におけ
る断面積Scよりも大きければ良い(Sc<Sa)。ま
た、受光素子7による受信効率を向上させるには開口部
8aは小さい方が良く、当然であるが、上記Saは光フ
ァイバ2の断面積Sfよりも小さいことが必要である
(Sa<Sf)。
面反射、すなわち近端反射が少なくなる。しかし、上記
方法を用いてもSNが満足しない場合は、光ファイバの
端面を光ファイバ光軸に対し10度程度傾斜させれば良
い(図3における光ファイバの破線)。ファイバ端面を
傾斜させることで、遠端面に達した送信光Sの反射送信
光S2は光ファイバのNAによって規定される臨界角よ
り大きな角度をもった光線になり、全反射条件を満足す
る光が少なくなる。したがって、遠端反射を減らすこと
ができる。
7、すなわちフォトダイオードに入射した送信光が反射
し光ファイバ2内に戻ってくることにも原因がある。こ
の場合フォトダイオードの表面を粗にすることや、反射
防止膜を形成すること、さらには上記近端反射と遠端反
射の防止方法で説明したファイバ端面とフォトダイオー
ド面を10度程度ずらし、さらに光ファイバ端面を光フ
ァイバ光軸に対し傾斜させる方法を採用することが有効
な手段である。
する。
向光通信モジュールでは、レンズ5表面に形成した黒体
塗料上に反射送信光S1を入射させることで、反射送信
光S1の影響を除去したが、本変形例では、図4に示す
構成により反射送信光S1の影響を除去する。
S1が照射される領域5cのレンズ面を傾斜させ(すな
わち、特異面5cを形成しておき)、そのレンズ面に金
属を蒸着した構成としている。このような構成とするこ
とで、反射送信光S1を光分離部材8の開口部8aの他
の領域に導いて、光ファイバ2に結合しないようにする
ことができる。
半導体レーザである場合について述べる。図5は、反射
送信光S1のレンズ5への照射位置について説明する図
である。図5(a)はレンズ5上面図であり、送信光S
のレンズ照射領域P1、反射送信光S1のレンズ5への
照射領域P2を示している。なお、ここで用いている半
導体レーザはGaInAlPを材料とし、650nmの
波長であり、半値幅放射角は8度、30度の楕円形状で
ある。
ズ5への照射領域P2をレーザの短軸方向、すなわちこ
のレーザでは8度方向にすることで、最も有効にレンズ
領域を使用でき、設計時、組立時の公差の緩和が図れ
る。
る。当然のことながら、ガウスビーム波であり、送信光
Sの利用効率に規定のない場合は、送信光のレンズ照射
領域Sと反射送信光S1のレンズ5への照射領域Pは重
なっていても構わない。
向光通信モジュールでは、反射送信光S1は送信光Sが
通過するものと同一の開口部8aを通過して送信空間1
6に入射したが、ここでは、上記開口部8aと異なる開
口部を通過して送信空間へ入射する例について述べる。
て説明する図である。光ファイバ2やそれぞれの光学素
子の大きさ、配置、光学特性などの設計により、送信光
Sの開口部8a位置に反射送信光S1が入射できない場
合がある。その場合、光分離部材の他の位置に開口部8
cを設ける構成とし、その送信空間16内部の反射送信
光S1の照射位置に散乱部材あるいは光吸収部材を配置
することで、上記説明と同様に反射送信光S1の受光素
子7への入射が著しく低減させることができ、SNを高
くすることが可能になる。
の反射送信光S1到達面に黒色塗料を塗布したが、全て
の反射送信光を吸収する点で、送受信に不必要な散乱光
が到達する面には全て黒色塗料を塗布する方がよいこと
は明らかである。
学素子、光分離素子、レンズの構成とすることで、光フ
ァイバと光学素子との結合効率が高く、送信光と受信光
の混信を防止できる双方向光通信モジュールが得られ
る。
双方向通信モジュールの実施の形態2の概略断面図を示
している。なお、本実施の形態において、実施の形態1
と同様の部分については同一符号を用い、説明を省略ま
たは簡略化する。
間17を光ファイバ2の光軸延長上に設けた構成とした
が、ここでは送信光Sを受光素子7と同一のステム13
上に設けられたミラー12により光路を変換し、光ファ
イバ2の傾斜端面で反射した送信光S1を直接送信空間
16に導き、その送信空間16で光吸収あるいは光散乱
させた構成となっている。このように構成することで、
実施の形態1で示した構成に比べ、より一層コンパクト
にすることができる。
あり、もちろんその一部を変更した構成によっても同様
の効果を得ることが可能である。
ける光ファイバ2、発光素子6、受光素子7の具体例に
ついて説明する。
マルチモード光ファイバを用いることが好ましい。PO
FはコアがPMMA(PolymethylMethaAcrylate)やポリ
カーボネート等の光透過性に優れたプラスチックからな
り、クラッドは上記のコアより屈折率の低いプラスチッ
クで構成されている。このような光ファイバ2では、石
英光ファイバに比べそのコアの径を約200μmから約
1mmと大きくすることが容易であることから、双方向
光通信モジュール1との結合調整が容易であり、安価な
双方向光通信装置11(図1)を得ることができる。
ドがポリマーで構成されたPCFを用いても良い。PC
FはPOFに比べると価格が高いが、伝送損失が小さ
く、伝送帯域が広いという特徴がある。このため、PC
Fを伝送媒体とすることにより長距離での通信やより高
速での通信を行うことができる双方向光通信装置11
(図1)を得ることができる。
sやGaInAlP等を材料とする半導体レーザ(L
D)や、発光ダイオード(LED)を用いることができ
る。
弱を電気信号に変換し、発光素子6の波長域で感度の高
いフォトダイオードを使用し、例えば、シリコンを材料
とするPINフォトダイオードや、アバランシェフォト
ダイオード等を用いる。
段における光を透過させない部材(実施の形態では光吸
収体)の光ファイバ側の表面(平面または曲面)と同一
平面または曲面での開口を指している。したがって、例
えば光分離手段を光吸収体を形成した光透過性基板で構
成した場合には、開口部は上記光吸収体表面と同一の平
面での開口を指しており、その開口下の光透過性基板内
は送信空間に含まれる。よって、例えば上記光透過性基
板に実施の形態1におけるレンズが一体に形成されてい
るもの等も本発明に含まれる。
手段により送信空間と受信空間を分離し、反射送信光を
光分離手段に設けた開口部を介して送信空間に導く構成
としたが、本発明はこれに限るものではなく、光分離手
段により受信手段の配置された受信空間とは異なる空間
(送信手段が含まれていない空間)を形成し、その空間
に、光分離手段に設けた開口部を介して反射送信光を導
く構成であっても良い。但し、この場合においても、送
信手段からの送信光が直接または壁面での反射を経て受
信手段に入射することを防止するために、送信手段と受
信手段は別個の空間に配置しておくことが望ましい。
信装置によれば、送信および受信共に光の損失が少な
く、且つ、光ファイバ端面で反射した送信光が受光素子
に入射することを防止して混信を抑制できる。特にPO
Fのように大口径の光ファイバとも高効率で結合させる
のに適した、簡単な構造で安価で小型の双方向通信モジ
ュール得ることが可能になる。
略図である。
の構成を説明する概略斜視図である。
の構成を説明する概略断面図である。
例1を説明する概略断面図である。
例2を説明する概略断面図である。
例3を説明する概略断面図である。
を説明する概略断面図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 一本の光ファイバにより送受信を行う双
方向光通信器において、 前記光ファイバに送信光を収束して入射させる送信手段
と、 前記光ファイバからの受信光を受光する受光手段と、 前記光ファイバにより反射された送信光が入射する開口
部を有してなり、該開口部を透過して前記反射された送
信光が導かれる空間と、前記前記受光手段が配置された
空間と、を光学的に分離する光分離手段と、を備えたこ
とを特徴とする双方向光通信器。 - 【請求項2】 一本の光ファイバにより送受信を行う双
方向光通信器において、 前記光ファイバに送信光を収束して入射させる送信手段
と、 前記光ファイバからの受信光を受光する受光手段と、 前記送信手段が配置された送信空間と、前記前記受光手
段が配置された受信空間とを光学的に分離するととも
に、前記送信手段から前記光ファイバへの光路中に配置
され前記送信光を通過させる第1開口部と、前記光ファ
イバにより反射された送信光を通過させ前記送信空間に
導く第2開口部を有する光分離手段と、を備えたことを
特徴とする双方向光通信器。 - 【請求項3】 請求項2に記載の双方向光通信器におい
て、 第1開口部と第2開口部は同一の開口からなることを特
徴とする双方向光通信器。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の双方向
光通信器において、 前記受光手段は、前記光分離手段の前記光ファイバ側に
前記光分離手段にハイブリッドに設けられていることを
特徴とする双方向光通信器。 - 【請求項5】 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載
の双方向光通信器において、 前記送信手段は、送信光を収束するレンズを有してお
り、 前記ファイバにより反射された光は、前記レンズにおけ
る前記送信光が通過しない領域に入射することを特徴と
する双方向光通信器。 - 【請求項6】 請求項5に記載の双方向光通信器におい
て、 前記レンズにおける前記送信光が通過しない領域に、光
吸収体が設けられていることを特徴とする双方向光通信
器。 - 【請求項7】 請求項5に記載の双方向光通信器におい
て、 前記レンズにおける前記送信光が通過しない領域に、前
記ファイバにより反射された光を前記受光空間には入射
しない方向に反射させる特異面が形成されていることを
特徴とする双方向光通信器。 - 【請求項8】 請求項5に記載の双方向光通信器におい
て、 前記レンズに入射する前記送信光のスポット形状が楕円
形状であり、 前記ファイバにより反射された光は、前記レンズにおけ
る前記送信光の入射領域に対して、前記楕円の短軸方向
にずれた位置に入射することを特徴とする双方向光通信
器。 - 【請求項9】 請求項2乃至請求項8のいずれかに記載
の双方向光通信器において、 第1開口部における前記送信光の断面積が、第2開口部
における前記反射された送信光の断面積よりも大きいこ
とを特徴とする双方向光通信器。 - 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれかに記
載の双方向光通信器において、 前記光分離手段における、前記反射された送信光が導か
れる空間とは反対側の面に、光吸収体が設けられている
ことを特徴とする双方向光通信器。 - 【請求項11】 請求項1乃至請求項10のいずれかに
記載の双方向光通信器と、該双方向光通信器に光を送受
信する光ファイバとを備えたことを特徴とする双方向光
通信装置。 - 【請求項12】 請求項11に記載の双方向光通信装置
において、 前記光ファイバは、その端面が光軸に対して傾けられて
いることを特徴とする双方向光通信装置。
Priority Applications (1)
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JP37212699A JP3694432B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 双方向光通信器及び双方向光通信装置 |
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JP2001188149A true JP2001188149A (ja) | 2001-07-10 |
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ID=18499899
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