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JP2001177446A - 通信制御装置及び通信切替制御方法 - Google Patents

通信制御装置及び通信切替制御方法

Info

Publication number
JP2001177446A
JP2001177446A JP35911599A JP35911599A JP2001177446A JP 2001177446 A JP2001177446 A JP 2001177446A JP 35911599 A JP35911599 A JP 35911599A JP 35911599 A JP35911599 A JP 35911599A JP 2001177446 A JP2001177446 A JP 2001177446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
communication control
signal processing
control unit
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35911599A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Furuta
健裕 古田
Akira Fukushima
亮 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP35911599A priority Critical patent/JP2001177446A/ja
Publication of JP2001177446A publication Critical patent/JP2001177446A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現用/待機構成における二重化切替制御
及び二重化切替による再開制御におけるハードウェア制
御の簡素化を図ると共に二重化切替処理時間の短縮と通
信能力の向上を図ることができる通信制御装置及び通信
切替制御方法を提供する。 【解決手段】 信号処理部123の障害発生による呼張
替発生時に、待機系の通信制御部122において呼張替
対象テーブル及び呼切断対象テーブルを設け、呼張替処
理中に通信制御部121の障害による二重化切替が発生
した場合に呼張替処理を継続させて情報を一致させる処
理を行う。また通信処理部121の異常発生による二重
化切替処理中に信号処理部123の障害発生が発生した
場合に新運用系の通信制御部122において呼張替対象
テーブル及び呼切断対象テーブルを設け、呼張替処理を
継続させて情報を一致させる処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムにおける無線基地局装置、無線ネットワーク制御装
置、マルチメディア信号処理装置などの通信制御装置及
び通信切替制御方法に関し、特に現用/待機構成の通信
制御部と、N+1構成(N個の運用系+1個の予備系)
又は0/1構成(N個の全運用系)の信号処理部とを備
えた通信制御装置及び通信切替制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の通信制御装置及び通信切
替制御方法としては、特開平9−171441号公報に
記載されているものがある。
【0003】従来、移動体通信システムにおける無線基
地局装置などの通信制御装置で音声やパケットなどのデ
ータ通信を行う場合、通信制御装置全体を制御する制御
機能部と、音声やパケットなどのデータ信号処理を行う
信号処理機能部とを設けて行っていた。信号処理機能部
については、高信頼性が求められるため、呼制御情報や
信号処理機能部内のハードウェアリソースの管理を行う
通信制御部を現用/待機の二重化構成とし、信号処理を
行う信号処理部を現用/予備のN+1構成あるいは全運
用の0/1構成とする。二重化構成の運用系の障害時に
は待機系へ、N+1構成の運用系の障害時には予備系
へ、0/1構成の運用系の障害時には他の運用系へ切り
替えて運用する構成を採っている。
【0004】通信制御部は、データ通信路を設定・解除
するために必要な呼制御情報や、信号処理部内のハード
ウェアリソースを管理・制御しているため、現用系/待
機系の各通信制御部間で管理情報を共有化する必要があ
る。これを実現するため、従来では、現用系から書き込
みが可能且つ現用系/待機系から読み込みが可能な共有
メモリを備えることで運用系/待機系の間で管理する情
報を一致させる構成を採っている。
【0005】また、通信制御部の二重化切替の要因とな
る異常と信号処理部の呼張替の要因となる異常が同時に
発生する場合には、情報の不一致が発生する可能性があ
るため、情報の照合処理を行うことにより、通信制御部
と信号処理部の情報一致を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信制御装置においては、通信制御部の共有メモリの実
現のためにハードウェア制御が複雑化してしまうという
問題がある。また、通信制御部の二重化切替時に、通信
制御部と信号処理部との間で情報照合処理を行う必要が
あり、二重化切替処理時間が長くなると共に通信処理能
力が低下するという問題がある。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、現用/待機構成における二重化切替制御及び二重
化切替による再開制御におけるハードウェア制御の簡素
化を図ると共に、二重化切替処理時間の短縮と通信能力
の向上を図ることができる通信制御装置及び通信切替制
御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の通信制御装置
は、N個の運用系と1個の予備系構成を採り、信号を処
理する信号処理部と、運用/待機構成を採り、運用中の
前記信号処理部の障害を検出した場合に、待機系の通信
制御部又は二重化切替後の再開制御中の新運用系の通信
制御部に呼張替するための呼情報を保持する通信制御部
と、を具備する構成を採る。
【0009】この構成によれば、通信制御部の二重化切
替要因となる異常と信号処理部の呼張替の要因となる異
常が同時に発生する場合に、呼張替のための呼情報をも
とに制御を実行すればよく、従来のような情報照合処理
を行う必要もないので、二重化切替処理時間の短縮と共
に通信能力の向上を図ることができる。
【0010】また、本発明の通信制御装置は、N個の全
運用系構成を採り、信号を処理する信号処理部と、運用
/待機構成を採り、運用中の前記信号処理部の障害を検
出した場合に、待機系の通信制御部又は二重化切替後の
再開制御中の新運用系の通信制御部に呼張替するための
呼情報を保持する通信制御部と、を具備する構成を採
る。
【0011】この構成によれば、通信制御部の二重化切
替要因となる異常と信号処理部の呼張替の要因となる異
常が同時に発生する場合に、呼張替のための呼情報をも
とに制御を実行すればよく、従来のような情報照合処理
を行う必要もないので、二重化切替処理時間の短縮と共
に通信能力の向上を図ることができる。
【0012】また、本発明の通信制御装置は、上記通信
制御装置において、運用中の通信制御部は、運用中の信
号処理部の異常を検出した場合に、信号処理部内の空き
リソースの算出結果により呼張替可能な呼と呼張替不可
能な呼に分類し、待機系の通信制御部においてそれぞれ
呼張替対象テーブル及び呼切断対象テーブルとして保持
させる。
【0013】この構成によれば、情報照合処理を行うこ
となく、通信制御部と信号処理部の情報一致を容易に行
うことができる。
【0014】また、本発明の通信制御装置は、上記通信
制御装置において、二重化切替後の再開制御中の新運用
系の通信制御部は、異常状態の信号処理部に呼が設定さ
れていることを検出した場合に、信号処理部内の空きリ
ソースの算出結果により呼張替可能な呼と呼張替不可能
な呼に分類し、それぞれ呼張替対象テーブル及び呼切断
対象テーブルとして保持する。
【0015】この構成によれば、情報照合処理を行うこ
となく、通信制御部と信号処理部の情報一致を容易に行
うことができる。
【0016】また、本発明の通信制御装置は、上記通信
制御装置において、二重化切替後の再開制御中の新運用
系の通信制御部は、呼張替対象テーブル上の呼について
呼張替処理を実行して自己の情報と正常状態の信号処理
部の情報を一致させる。
【0017】この構成によれば、二重化切替後の通信制
御部と信号処理部の情報一致処理を短縮し、二重化切替
処理時間の短縮とともに通信能力の向上を図ることがで
きる。
【0018】また、本発明の通信制御装置は、上記通信
制御装置において、二重化切替後の再開制御中の新運用
系の通信制御部は、呼切断対象テーブル上の呼について
呼切断処理を実行して自己の情報と正常状態の信号処理
部の情報を一致させる。
【0019】この構成によれば、二重化切替後の通信制
御部と信号処理部の情報一致処理を短縮し、二重化切替
処理時間の短縮と共に通信能力の向上を図ることができ
る。
【0020】また、本発明の通信制御装置は、上記通信
制御装置において、二重化切替後の再開制御中の新運用
系の通信制御部は、呼張替対象テーブル上の呼が正常状
態の信号処理部に設定されたことにより呼張替処理の完
了を検出する。
【0021】この構成によれば、二重化切替後の通信制
御部と信号処理部の情報一致処理を短縮し、二重化切替
処理時間の短縮と共に通信能力の向上を図ることができ
る。
【0022】本発明の無線基地局装置は、上記通信制御
装置を具備する構成を採る。
【0023】この構成によれば、無線基地局装置におい
て、上記通信制御装置と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0024】本発明の無線ネットワーク制御装置は、上
記通信制御装置を具備する構成を採る。
【0025】この構成によれば、無線ネットワーク制御
装置において、上記通信制御装置と同様の作用効果を得
ることができる。
【0026】本発明のマルチメディア信号処理装置は、
上記通信制御装置を具備する構成を採る。
【0027】この構成によれば、マルチメディア信号処
理装置において、上記通信制御装置と同様の作用効果を
得ることができる。
【0028】本発明の通信切替制御方法は、運用系の通
信制御部において信号処理部の異常を検出した場合に、
呼張替処理の最初に待機系の通信制御部に通知し、待機
系の通信制御部において呼張替のための呼情報として管
理するようにした。
【0029】この方法によれば、通信制御部の二重化切
替要因となる異常と信号処理部の呼張替の要因となる異
常が同時に発生する場合に、呼張替のための呼情報をも
とに制御を実行すればよく、従来のような情報照合処理
を行う必要もなく、二重化切替処理時間の短縮と共に通
信能力の向上を図ることができる。
【0030】また、本発明の通信切替制御方法は、二重
化切替後の再開制御中の新運用系の通信制御部において
異常状態の信号処理部に呼が設定されていることを検出
し、呼張替のための呼情報として管理するようにした。
【0031】この方法によれば、通信制御部の二重化切
替要因となる異常と信号処理部の呼張替の要因となる異
常が同時に発生する場合に、呼張替のための呼情報をも
とに制御を実行すればよく、従来のような情報照合処理
を行う必要もなく、二重化切替処理時間の短縮と共に通
信能力の向上を図ることができる。
【0032】また、本発明の通信切替制御方法は、二重
化切替後の再開制御中の新運用系の通信制御部において
予め管理していた呼張替のための呼情報に基づいて呼張
替を実行するようにした。
【0033】この方法によれば、情報照合処理を行うこ
となく、通信制御部と信号処理部の情報一致を容易に行
うことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、信号処理部の障
害発生による呼張替発生時に、待機系の通信制御部にお
いて呼張替対象テーブル及び呼切断対象テーブルを設
け、呼張替処理中に通信制御部の障害による二重化切替
が発生した場合に、速やかに呼張替処理を継続させて情
報を一致させる処理を行うものである。
【0035】また、通信処理部の異常発生による二重化
切替処理中に、信号処理部の障害発生が発生した場合
に、新運用系の通信制御部において呼張替対象テーブル
及び呼切断対象テーブルを設けて、速やかに呼張替処理
を継続させて情報を一致させる処理を行うものである。
【0036】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0037】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る通信制御装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態1に係る通信制御装置は、信号処理部
をN+1構成とするものである。
【0038】この図において、通信制御装置100は、
例えば移動体通信システムにおける無線基地局装置であ
り、制御機能部110と信号処理機能部120とを有し
て構成されている。制御機能部110は中央制御部、信
号処理機能部120は無線送受信部である。制御機能部
110と信号処理機能部120は制御/データハイウェ
イ111を介して互いに接続されている。
【0039】なお、同様に、通信制御装置100を無線
ネットワーク制御装置とすれば、信号処理機能部120
はダイバーシチハンドオーバ部であり、通信装置100
をマルチメディア信号処理装置とすれば、信号処理機能
部120は音声、パケット、画像などの信号処理部であ
る。この他、通信装置として、移動体通信システムに接
続される交換網側の局内の装置等が該当し、その他通信
を行う装置に幅広く適用できる。
【0040】信号処理機能部120は、呼制御情報や信
号処理機能部内のハードウェアリソースの管理を行う通
信制御部と、信号処理を行う信号処理部とを備えてい
る。通信制御部は、各々同一機能を有する通信制御部N
121と通信制御部E122の運用/待機の二重化構成
を採る。通信制御部N121と通信制御部E122はN
/E制御バス126によって接続されている。初期起動
時には、通信制御部N121が運用系として、通信制御
部E122が待機系として運用が開始される。通信制御
部N121に障害が発生した場合には二重化切替が行わ
れ、通信制御部N121が待機系、通信制御部E122
が運用系となる。
【0041】一方、信号処理機能部120の信号処理部
は、複数個の運用系の信号処理部(運用系)123−
1、…、123−Nと1個の予備系の信号処理部(予備
系)124のN+1構成を採る。通信制御部と信号処理
部は、制御バス127とデータバス128とによって接
続されている。ある信号処理部(運用系)123に障害
が発生した場合には、その信号処理部(運用系)123
に設定されていたコネクションを信号処理部(予備系)
124に張り替える呼張替が行われる。
【0042】次に、図1に示す構成の通信制御装置10
0において、信号処理部の障害による呼張替を行う通常
の動作を、図2のシーケンス図を参照して説明する。な
お、予め通信制御部N121と信号処理部(例えば信号
処理部123−1)との間に通信路がn+m個設定され
ているものとする。
【0043】まず、運用中の通信制御部N121が、あ
る信号処理部(運用系)において故障や未実装などの障
害が発生したことを検出すると、通信制御部E122へ
呼張替指示を送信する。このとき、通信制御部N121
は張替先の信号処理部(予備系)の空きに応じて、呼張
替不可能なコネクション数を算出する。この呼張替指示
を受信した通信制御部Eは、呼張替対象テーブルに呼張
替を行うべきコネクションID#1、#2、…、#nを
追加し、更に呼切断対象テーブルに呼切断を行うべきコ
ネクションID#11、#12、…、#mを追加して、
通信制御部N121へ呼張替応答を送信する。
【0044】この呼張替応答を受信した通信制御部N1
21は呼張替処理を開始する。呼張替処理において、通
信処理部N121は、張替先の信号処理部へコネクショ
ンID#1のコネクション設定指示を送信する。そし
て、このコネクション設定指示を受信した当該信号処理
部は、コネクションID#1のコネクションを設定し、
通信制御部N121へコネクション設定応答を送信す
る。この結果、通信制御部N121と張替先の信号処理
部(予備系)との間にコネクションID#1の通信路が
設定される。
【0045】次に、通信制御部N121は、異常状態に
ある信号処理部へコネクションID#1のコネクション
解除指示を送信する。このコネクション解除指示を受信
した当該信号処理部は、コネクションID#1のコネク
ションを解除し、通信制御部N121へコネクション解
除応答を送信する。引き続き、コネクションID#2、
…、#nについて同様の処理を行う。
【0046】次に、通信制御部N121は呼切断処理を
開始する。通信制御部N121は、異常状態にある信号
処理部へコネクションID#11のコネクション解除指
示を送信する。そして、このコネクション解除指示を受
信した当該信号処理部は、コネクションID#11のコ
ネクションを解除し、通信制御部N121へコネクショ
ン解除応答を送信する。引き続きコネクションID#1
2、…、#mについて同様の処理を行う。そして、最後
に、通信制御部N121は、通信制御部E122へ呼張
替完了指示を送信する。この呼張替完了指示を受信した
通信制御部E122は、呼張替対象テーブル及び呼切断
対象テーブルをクリアし、通信制御部N121へ呼張替
完了応答を送信する。
【0047】次に、信号処理部の障害による呼張替処理
中に通信制御部の障害による二重化切替が発生した場合
の動作を、図3のシーケンス図を参照して説明する。但
し、コネクションID#1の呼張替処理までの動作は上
記で既に説明済みであるため省略する。
【0048】コネクションID#1の呼張替処理まで完
了した呼張替処理中に、通信制御部N121において故
障や未実装などの障害が発生したとする。通信制御部E
122は、コネクションID#1が正常状態にある信号
処理部に設定されていることを検出し、呼張替対象テー
ブルからコネクションID#1を削除する。そして、通
信制御部E122は、呼張替対象テーブルを参照して呼
張替を行うべきコネクションを認識する。そして、正常
状態にある信号処理部へコネクションID#2のコネク
ション設定指示を送信する。このコネクション設定指示
を受信した当該信号処理部は、コネクションID#2の
コネクションを設定し、通信制御部E122へコネクシ
ョン設定応答を送信する。この結果、通信制御部E12
2と正常状態にある信号処理部との間にコネクションI
D#2の通信路が設定される。
【0049】次に、通信制御部E122は、異常状態に
ある信号処理部へコネクションID#2のコネクション
解除指示を送信する。このコネクション解除指示を受信
した当該信号処理部は、コネクションID#2のコネク
ションを解除し、通信制御部E122へコネクション解
除応答を送信する。通信制御部E122は、呼張替対象
テーブルからコネクションID#2を削除する。そし
て、引き続きコネクションID#3、…、#nについて
同様の処理を行う。
【0050】次に、通信制御部E122は、呼切断対象
テーブルを参照して呼切断を行うべきコネクションを認
識する。そして、異常状態にある信号処理部へコネクシ
ョンID#11のコネクション解除指示を送信する。こ
のコネクション解除指示を受信した当該信号処理部は、
コネクションID#11のコネクションを解除し、通信
制御部E122へコネクション解除応答を送信する。通
信制御部E122は、コネクションID#11のコネク
ションを解除するコネクション解除応答を受信すると、
呼切断対象テーブルからコネクションID#11を削除
する。以後、引き続き、コネクションID#12、…、
#mについて同様の処理を行う。
【0051】次に、通信制御部の障害による二重化切替
処理中に信号処理部の障害が発生した場合の動作を、図
4のシーケンス図を参照して説明する。
【0052】通信制御部N121において、故障や未実
装などの障害が発生し、二重化切替処理の実行中にある
信号処理部において故障や未実装などの障害が発生した
とする。通信制御部E122の二重化切替処理後の再開
制御において、異常状態にある信号処理部に設定されて
いるコネクションID#1、#2、…、#n、#11、
#12、…、#mを検出する。次いで、信号処理部(予
備系)の空きの数に応じて、検出したコネクションの中
から呼張替可能なコネクションID#1、#2、…、#
nを呼張替対象テーブルに追加し、呼張替不可能なコネ
クションID#11、#12、…、#mを呼切断対象テ
ーブルに追加する。
【0053】次に、通信制御部E122は、呼張替対象
テーブルを参照して、呼張替を行うべきコネクションを
認識する。そして、正常状態にある信号処理部へコネク
ションID#1のコネクション設定指示を送信する。こ
のコネクション設定指示を受信した正常状態にある信号
処理部は、コネクションID#1のコネクションを設定
し、通信制御部E122へコネクション設定応答を送信
する。この結果、通信制御部E122と正常状態にある
信号処理部との間にコネクションID#1の通信路が設
定される。
【0054】次に、通信制御部E122は、異常状態に
ある信号処理部へコネクションID#1のコネクション
解除指示を送信する。このコネクション解除指示を受信
した当該信号処理部は、コネクションID#1のコネク
ションを解除し、通信制御部E122へコネクション解
除応答を送信する。通信制御部E122は、コネクショ
ンID#1のコネクションを解除するコネクション解除
応答を受信すると、呼張替対象テーブルからコネクショ
ンID#1を削除する。そして、引き続きコネクション
ID#12、…、#nについて同様の処理を行う。
【0055】次に、通信制御部E122は、呼切断対象
テーブルを参照して呼切断を行うべきコネクションを認
識する。通信制御部E122は、異常状態にある信号処
理部へコネクションID#11のコネクション解除指示
を送信する。このコネクション解除指示を受信した異常
状態にある信号処理部は、コネクションID#11のコ
ネクションを解除し、通信制御部E122へコネクショ
ン解除応答を送信する。通信制御部E122は、コネク
ションID#11のコネクションを解除するコネクショ
ン解除応答を受信すると、呼張替対象テーブルからコネ
クションID#11を削除する。そして、引き続きコネ
クションID#12、…、#mについて同様の処理を行
う。
【0056】このように、本実施の形態1によれば、待
機系の通信制御部において、呼張替対象テーブル及び呼
切断対象テーブルを設けることにより、通信制御部の二
重化切替と信号処理部の呼張替が同時に発生する場合に
おいても、共有メモリを用いる必要がなく、ハードウェ
ア制御の簡略化を図ることができる。
【0057】また、待機系の通信制御部において、呼張
替対象テーブル及び呼切断対象テーブルを設けることに
より、二重化切替による再開制御時に呼張替及び呼切断
の必要なコネクションを容易に検出することが可能であ
り、複雑で時間のかかる情報照合処理を行う必要がな
く、二重化切替処理時間の短縮と通信能力の向上を図る
ことができる。
【0058】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2に係る通信制御装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態2に係る通信制御装置は、信号処理部
を0/1構成(全運用系構成)とするものである。な
お、この図において信号処理部を除いた部分は上記と同
一であるので説明を省略する。
【0059】信号処理機能部160は、複数個を全運用
とする信号処理部223−1、…、223−Nの0/1
構成を採る。ある信号処理部223に障害が発生した場
合には、その信号処理部223に設定されていたコネク
ションを、空きのある信号処理部223に張り替える呼
張替が行われる。
【0060】通信制御装置150における信号処理部の
障害による呼張替を行う通常の動作は、上述した実施の
形態1の通信制御装置100と同様である。すなわち、
信号処理部が0/1構成の場合においても、呼張替の張
替先が予備系でなく全ての運用系に振り分けられること
を除いて同一である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現用/待機構成における二重化切替制御及び切替時の再
開制御におけるハードウェア制御の簡素化を図ると共
に、二重化切替処理時間の短縮と通信能力の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る通信制御装置の構
成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係る通信制御装置の動作を説明
するためのシーケンス図
【図3】実施の形態1に係る通信装置の動作を説明する
ためのシーケンス図
【図4】実施の形態1に係る通信装置の動作を説明する
ためのシーケンス図
【図5】本発明の実施の形態2に係る通信制御装置の構
成を示すブロック図
【符号の説明】
100、150 通信制御装置 110 制御機能部 111 制御/データハイウェイ 120、160 信号処理機能部 121 通信制御部N 122 通信制御部E 123−1〜123−N 信号処理部(運用系) 124 信号処理部(予備系) 126 N/E制御バス 127 制御バス 128 データバス 223−1〜223−N 信号処理部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の運用系と1個の予備系構成を採
    り、信号を処理する信号処理部と、運用/待機構成を採
    り、運用中の前記信号処理部の障害を検出した場合に、
    待機系の通信制御部又は二重化切替後の再開制御中の新
    運用系の通信制御部に呼張替するための呼情報を保持す
    る通信制御部と、を具備することを特徴とする通信制御
    装置。
  2. 【請求項2】 N個の全運用系構成を採り、信号を処理
    する信号処理部と、運用/待機構成を採り、運用中の前
    記信号処理部の障害を検出した場合に、待機系の通信制
    御部又は二重化切替後の再開制御中の新運用系の通信制
    御部に呼張替するための呼情報を保持する通信制御部
    と、を具備することを特徴とする通信制御装置。
  3. 【請求項3】 運用中の通信制御部は、運用中の信号処
    理部の異常を検出した場合に、信号処理部内の空きリソ
    ースの算出結果により呼張替可能な呼と呼張替不可能な
    呼に分類し、待機系の通信制御部においてそれぞれ呼張
    替対象テーブル及び呼切断対象テーブルとして保持させ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の通信制
    御装置。
  4. 【請求項4】 二重化切替後の再開制御中の新運用系の
    通信制御部は、異常状態の信号処理部に呼が設定されて
    いることを検出した場合に、信号処理部内の空きリソー
    スの算出結果により呼張替可能な呼と呼張替不可能な呼
    に分類し、それぞれ呼張替対象テーブル及び呼切断対象
    テーブルとして保持することを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の通信制御装置。
  5. 【請求項5】 二重化切替後の再開制御中の新運用系の
    通信制御部は、呼張替対象テーブル上の呼について呼張
    替処理を実行して自己の情報と正常状態の信号処理部の
    情報を一致させることを特徴とする請求項4記載の通信
    制御装置。
  6. 【請求項6】 二重化切替後の再開制御中の新運用系の
    通信制御部は、呼切断対象テーブル上の呼について呼切
    断処理を実行して自己の情報と正常状態の信号処理部の
    情報を一致させることを特徴とする請求項4又は請求項
    5記載の通信制御装置。
  7. 【請求項7】 二重化切替後の再開制御中の新運用系の
    通信制御部は、呼張替対象テーブル上の呼が正常状態の
    信号処理部に設定されたことにより呼張替処理の完了を
    検出することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の
    通信制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の通信制御装置を具備することを特徴とする無線基地局
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の通信制御装置を具備することを特徴とする無線ネット
    ワーク制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項7のいずれかに記
    載の通信制御装置を具備することを特徴とするマルチメ
    ディア信号処理装置。
  11. 【請求項11】 運用系の通信制御部において信号処理
    部の異常を検出した場合に、呼張替処理の最初に待機系
    の通信制御部に通知し、待機系の通信制御部において呼
    張替のための呼情報として管理することを特徴とする通
    信切替制御方法。
  12. 【請求項12】 二重化切替後の再開制御中の新運用系
    の通信制御部において異常状態の信号処理部に呼が設定
    されていることを検出し、呼張替のための呼情報として
    管理することを特徴とする通信切替制御方法。
  13. 【請求項13】 二重化切替後の再開制御中の新運用系
    の通信制御部において予め管理していた呼張替のための
    呼情報に基づいて呼張替を実行することを特徴とする通
    信切替制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008083896A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Fujitsu Ltd 異常の発生源の特定方法、システム運用方法、基地局制御システム運営方法、および処理システム
JP2009206895A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Fujitsu Ltd 無線基地局装置及び浮遊呼障害抑制方法

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