JP2001175397A - 車載機器及びその制御方法 - Google Patents
車載機器及びその制御方法Info
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 確実・簡単でより安全な、車載機器操作の技
術を提供すること。 【解決手段】 候補出力部10は、行おうとする操作の
候補を、本体ユニット1に設けられた液晶表示パネルな
どの表示装置に出力する。次候補部11は、操作ユニッ
ト2のGOキー21が押されたときに、前記出力に係る
候補を次の候補に切り替える。前候補部13は、操作ユ
ニット2のBACKキー23が押されたときに、前記出
力に係る候補を前の候補に戻す。決定部12は、操作ユ
ニット2のENTERキー22が押されたときに、前記
出力に係る候補を決定する。音声出力部15は、操作ユ
ニット2における操作に対して、次候補部11や前候補
部13により前記出力に係る候補が切り替えられたと
き、切替後の候補を合成音声で読み上げることにより、
そのことをユーザが確認できるように出力する。
術を提供すること。 【解決手段】 候補出力部10は、行おうとする操作の
候補を、本体ユニット1に設けられた液晶表示パネルな
どの表示装置に出力する。次候補部11は、操作ユニッ
ト2のGOキー21が押されたときに、前記出力に係る
候補を次の候補に切り替える。前候補部13は、操作ユ
ニット2のBACKキー23が押されたときに、前記出
力に係る候補を前の候補に戻す。決定部12は、操作ユ
ニット2のENTERキー22が押されたときに、前記
出力に係る候補を決定する。音声出力部15は、操作ユ
ニット2における操作に対して、次候補部11や前候補
部13により前記出力に係る候補が切り替えられたと
き、切替後の候補を合成音声で読み上げることにより、
そのことをユーザが確認できるように出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーナビゲーショ
ンシステムやカーオーディオシステムなどの車載機器を
操作する技術の改良に関するもので、特に、確実・簡単
でより安全に操作を行うようにしたものである。
ンシステムやカーオーディオシステムなどの車載機器を
操作する技術の改良に関するもので、特に、確実・簡単
でより安全に操作を行うようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術の進展に伴い、自動
車などの車両に搭載して各種の情報処理を行うための車
載機器が普及しており、その代表例として、カーナビゲ
ーションシステム(カーナビなどとも呼ばれる)やカー
オーディオシステムなどが挙げられる。カーナビゲーシ
ョンシステムは、CD−ROMなどに記録された道路の
データに基づいて、与えられた目的地までの最適なルー
トを計算し、自車位置をGPSなどで順次特定しなが
ら、自車周辺の地図表示や合成音声などで前記ルートを
道案内するものである。
車などの車両に搭載して各種の情報処理を行うための車
載機器が普及しており、その代表例として、カーナビゲ
ーションシステム(カーナビなどとも呼ばれる)やカー
オーディオシステムなどが挙げられる。カーナビゲーシ
ョンシステムは、CD−ROMなどに記録された道路の
データに基づいて、与えられた目的地までの最適なルー
トを計算し、自車位置をGPSなどで順次特定しなが
ら、自車周辺の地図表示や合成音声などで前記ルートを
道案内するものである。
【0003】また、カーオーディオシステムは、ラジ
オ、CD、MDなどの音声を車載スピーカなどから再生
するもので、カーナビとしばしば一体化される。ここ
で、人間と機械との間で指示などの情報をやり取りする
ための技術をヒューマン・マシン・インターフェース
(以下HMIと略す)やユーザーインタフェースなどと
呼ぶが、上記のような車載機器を人が操作するためのH
MIとしては、従来、次のようなものが知られていた。 (1)装置の前面パネル (2)リモートコントローラ (3)音声認識
オ、CD、MDなどの音声を車載スピーカなどから再生
するもので、カーナビとしばしば一体化される。ここ
で、人間と機械との間で指示などの情報をやり取りする
ための技術をヒューマン・マシン・インターフェース
(以下HMIと略す)やユーザーインタフェースなどと
呼ぶが、上記のような車載機器を人が操作するためのH
MIとしては、従来、次のようなものが知られていた。 (1)装置の前面パネル (2)リモートコントローラ (3)音声認識
【0004】このうち装置の前面パネルは最も一般的で
あり、例えば自動車内前方のコンソールに収納する車載
機器の前面パネルに、各種スイッチを設けておき、それ
らのスイッチをユーザが直接手で操作するものである。
あり、例えば自動車内前方のコンソールに収納する車載
機器の前面パネルに、各種スイッチを設けておき、それ
らのスイッチをユーザが直接手で操作するものである。
【0005】また、リモートコントローラは、リモート
コントロールユニットやリモコンなどとも呼ばれ、片手
で持てる程度の装置に、それぞれ異なった機能に対応す
るいくつかのボタンといったスイッチを設けたものであ
る。この場合、所望の機能に対応するスイッチに所定の
操作を与えると、入力内容に応じた赤外線信号などが、
車載機器側の赤外線受光部などに届き、車載機器の所望
の機能が働くものである。
コントロールユニットやリモコンなどとも呼ばれ、片手
で持てる程度の装置に、それぞれ異なった機能に対応す
るいくつかのボタンといったスイッチを設けたものであ
る。この場合、所望の機能に対応するスイッチに所定の
操作を与えると、入力内容に応じた赤外線信号などが、
車載機器側の赤外線受光部などに届き、車載機器の所望
の機能が働くものである。
【0006】また、音声認識は、所定の単語ごとに音声
の特徴を表す辞書データを用意しておき、マイクロフォ
ンから入力されたユーザの音声から、辞書データとのパ
ターンマッチングなどにより、ユーザの発話した単語を
推定し、対応する機能を働かせるものである。
の特徴を表す辞書データを用意しておき、マイクロフォ
ンから入力されたユーザの音声から、辞書データとのパ
ターンマッチングなどにより、ユーザの発話した単語を
推定し、対応する機能を働かせるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術には、確実で簡単な操作が困難という問
題点があった。すなわち、まず、前面パネルの場合、ハ
ンドルなどの運転装置から位置が離れているため使いづ
らいという問題点があった。また、前面パネルについて
は、操作時に安全のため車を路肩に停車させることも煩
雑であり、より安全性に優れた車載機操作の技術が潜在
的に求められていた。
ような従来技術には、確実で簡単な操作が困難という問
題点があった。すなわち、まず、前面パネルの場合、ハ
ンドルなどの運転装置から位置が離れているため使いづ
らいという問題点があった。また、前面パネルについて
は、操作時に安全のため車を路肩に停車させることも煩
雑であり、より安全性に優れた車載機操作の技術が潜在
的に求められていた。
【0008】また、リモコンの場合、機能に応じた数だ
けボタンなどのスイッチが必要であるが、スイッチの数
を増やすと、それに比例して相互に紛らわしく使いづら
くなったり、リモコン自体のサイズが大きくなるため扱
いづらいという問題点があった。一方、リモコン自体の
サイズを小さくすると、それに比例して個々のスイッチ
の大きさや間隔が縮小し正確な操作が困難となる。ま
た、ハンドルから手を離してリモコンを操作する場合、
安全のため車を路肩に停車させることも煩雑であり、よ
り安全性に優れた車載機操作の技術が潜在的に求められ
ていた。
けボタンなどのスイッチが必要であるが、スイッチの数
を増やすと、それに比例して相互に紛らわしく使いづら
くなったり、リモコン自体のサイズが大きくなるため扱
いづらいという問題点があった。一方、リモコン自体の
サイズを小さくすると、それに比例して個々のスイッチ
の大きさや間隔が縮小し正確な操作が困難となる。ま
た、ハンドルから手を離してリモコンを操作する場合、
安全のため車を路肩に停車させることも煩雑であり、よ
り安全性に優れた車載機操作の技術が潜在的に求められ
ていた。
【0009】また、従来の音声認識の技術では、雑音の
影響や認識アルゴリズムの限界などのため、必ずしも認
識精度が十分でなく、簡単かつ確実な操作は困難であっ
た。特に、複数人で乗車中、予期しない人の声を誤認識
することがあるなど、声での操作は煩わしいという問題
もあった。
影響や認識アルゴリズムの限界などのため、必ずしも認
識精度が十分でなく、簡単かつ確実な操作は困難であっ
た。特に、複数人で乗車中、予期しない人の声を誤認識
することがあるなど、声での操作は煩わしいという問題
もあった。
【0010】本発明は、上記のような従来技術の問題を
解決するために提案されたもので、その目的は、確実・
簡単でより安全な、車載機器操作の技術、すなわち車載
機器及びその制御方法を提供することである。
解決するために提案されたもので、その目的は、確実・
簡単でより安全な、車載機器操作の技術、すなわち車載
機器及びその制御方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、与えられる操作に応じた処理を
行うための第1のユニットと、第1のスイッチと、第2
のスイッチと、前記各スイッチに対する操作を前記第1
のユニットに知らせるための手段と、を備えた第2のユ
ニットと、を備えた車載機器において、前記第1のユニ
ットは、行おうとする操作の候補を出力するための手段
と、前記第1のスイッチが操作されたときに、前記出力
に係る候補を次の候補に切り替えるための手段と、前記
第2のスイッチが操作されたときに、前記出力に係る候
補を決定するための手段と、を備えたことを特徴とす
る。請求項2の発明は、請求項1記載の車載機器におい
て、前記第2のユニットは第3のスイッチを備え、前記
第1のユニットは、前記第3のスイッチが操作されたと
きに、前記出力に係る候補を前の候補に戻すための手段
を備えたことを特徴とする。請求項5の発明は、請求項
2の発明を方法という見方から捉えたもので、与えられ
る操作に応じた処理を行うための第1のユニットと、第
1のスイッチと、第2のスイッチと、第3のスイッチ
と、前記各スイッチに対する操作を前記第1のユニット
に知らせるための手段と、を備えた第2のユニットと、
を備えた車載機器を制御するための車載機器の制御方法
であって、前記第1のユニットにおいて、行おうとする
操作の候補を出力するためのステップと、前記第1のス
イッチが操作されたときに、前記出力に係る候補を次の
候補に切り替えるためのステップと、前記第3のスイッ
チが操作されたときに、前記出力に係る候補を前の候補
に戻すためのステップと、前記第2のスイッチが操作さ
れたときに、前記出力に係る候補を決定するためのステ
ップと、を含むことを特徴とする。請求項1,2,5の
発明では、操作用の入力デバイスである第2のユニット
において、ボタンなどの入力スイッチの数を2〜3程度
に絞って簡略化する。一方、これら少数のスイッチへの
操作に基づいて、第1のユニットでは、階層メニューな
どにおける次候補や前候補への切り替えや決定を行う。
これらにより、多くの候補中から所望の操作を容易に選
択できる簡単かつ確実なユーザーインターフェースが得
られ、運転の安全性も向上する。
め、請求項1の発明は、与えられる操作に応じた処理を
行うための第1のユニットと、第1のスイッチと、第2
のスイッチと、前記各スイッチに対する操作を前記第1
のユニットに知らせるための手段と、を備えた第2のユ
ニットと、を備えた車載機器において、前記第1のユニ
ットは、行おうとする操作の候補を出力するための手段
と、前記第1のスイッチが操作されたときに、前記出力
に係る候補を次の候補に切り替えるための手段と、前記
第2のスイッチが操作されたときに、前記出力に係る候
補を決定するための手段と、を備えたことを特徴とす
る。請求項2の発明は、請求項1記載の車載機器におい
て、前記第2のユニットは第3のスイッチを備え、前記
第1のユニットは、前記第3のスイッチが操作されたと
きに、前記出力に係る候補を前の候補に戻すための手段
を備えたことを特徴とする。請求項5の発明は、請求項
2の発明を方法という見方から捉えたもので、与えられ
る操作に応じた処理を行うための第1のユニットと、第
1のスイッチと、第2のスイッチと、第3のスイッチ
と、前記各スイッチに対する操作を前記第1のユニット
に知らせるための手段と、を備えた第2のユニットと、
を備えた車載機器を制御するための車載機器の制御方法
であって、前記第1のユニットにおいて、行おうとする
操作の候補を出力するためのステップと、前記第1のス
イッチが操作されたときに、前記出力に係る候補を次の
候補に切り替えるためのステップと、前記第3のスイッ
チが操作されたときに、前記出力に係る候補を前の候補
に戻すためのステップと、前記第2のスイッチが操作さ
れたときに、前記出力に係る候補を決定するためのステ
ップと、を含むことを特徴とする。請求項1,2,5の
発明では、操作用の入力デバイスである第2のユニット
において、ボタンなどの入力スイッチの数を2〜3程度
に絞って簡略化する。一方、これら少数のスイッチへの
操作に基づいて、第1のユニットでは、階層メニューな
どにおける次候補や前候補への切り替えや決定を行う。
これらにより、多くの候補中から所望の操作を容易に選
択できる簡単かつ確実なユーザーインターフェースが得
られ、運転の安全性も向上する。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
車載機器において、前記第2のユニットとして、前記各
スイッチの状態が手の動きに応じて変化するデータグロ
ーブを用いることを特徴とする。請求項6の発明は、請
求項3の発明を方法という見方から捉えたもので、請求
項5記載の車載機器の制御方法において、前記第2のユ
ニットとして、前記各スイッチの状態が手の動きに応じ
て変化するデータグローブを用いることを特徴とする。
請求項3,6の発明では、データグローブにより手の動
きをセンシング(検出)するので、ハンドルから手を放
すことなく車載機器を容易に操作でき、安全性も向上す
る。なお、ボタンやデータグローブ以外でも、例えばハ
ンドル周りやドア等に、スイッチとしてロータリー式の
スイッチやジョイスティックなどを設けることによって
も、操作を容易にし安全性を向上させることが可能であ
る。
車載機器において、前記第2のユニットとして、前記各
スイッチの状態が手の動きに応じて変化するデータグロ
ーブを用いることを特徴とする。請求項6の発明は、請
求項3の発明を方法という見方から捉えたもので、請求
項5記載の車載機器の制御方法において、前記第2のユ
ニットとして、前記各スイッチの状態が手の動きに応じ
て変化するデータグローブを用いることを特徴とする。
請求項3,6の発明では、データグローブにより手の動
きをセンシング(検出)するので、ハンドルから手を放
すことなく車載機器を容易に操作でき、安全性も向上す
る。なお、ボタンやデータグローブ以外でも、例えばハ
ンドル周りやドア等に、スイッチとしてロータリー式の
スイッチやジョイスティックなどを設けることによって
も、操作を容易にし安全性を向上させることが可能であ
る。
【0013】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れか1つに記載の車載機器において、前記第2のユニッ
トにおける操作に対して、確認用の音声出力を行うため
の手段を備えたことを特徴とする。請求項7の発明は、
請求項4の発明を方法という見方から捉えたもので、請
求項5又は6記載の車載機器の制御方法において、前記
第2のユニットにおける操作に対して、確認用の音声出
力を行うためのステップを備えたことを特徴とする。請
求項4,7の発明では、スイッチ操作により切り替わる
各候補が合成音声などにより出力されるので、運転に集
中しつつ耳で操作内容を確認でき、操作を容易・確実か
つ安全に行うことが可能となる。
れか1つに記載の車載機器において、前記第2のユニッ
トにおける操作に対して、確認用の音声出力を行うため
の手段を備えたことを特徴とする。請求項7の発明は、
請求項4の発明を方法という見方から捉えたもので、請
求項5又は6記載の車載機器の制御方法において、前記
第2のユニットにおける操作に対して、確認用の音声出
力を行うためのステップを備えたことを特徴とする。請
求項4,7の発明では、スイッチ操作により切り替わる
各候補が合成音声などにより出力されるので、運転に集
中しつつ耳で操作内容を確認でき、操作を容易・確実か
つ安全に行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態(実施
形態と呼ぶ)について、図面を参照して具体的に説明す
る。なお、本実施形態のうちデータ処理や制御に関する
部分は、コンピュータをソフトウェアによって制御する
ことによって実現することができる。また、この場合の
ソフトウェアについては、従来技術と共通の部分には従
来技術も利用され、コンピュータの物理的ハードウェア
資源を活用することで本発明の作用効果を実現するもの
である。
形態と呼ぶ)について、図面を参照して具体的に説明す
る。なお、本実施形態のうちデータ処理や制御に関する
部分は、コンピュータをソフトウェアによって制御する
ことによって実現することができる。また、この場合の
ソフトウェアについては、従来技術と共通の部分には従
来技術も利用され、コンピュータの物理的ハードウェア
資源を活用することで本発明の作用効果を実現するもの
である。
【0015】また、この場合におけるハードウェアやソ
フトウェアの具体的な形式、ソフトウェアで処理する範
囲などはさまざまな態様が考えられ、そのようなソフト
ウェアを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体も本
発明の一態様である。このため、以下では、本発明及び
実施形態に関する各機能を実現する仮想的回路ブロック
を用いて本発明と実施形態とを説明する。
フトウェアの具体的な形式、ソフトウェアで処理する範
囲などはさまざまな態様が考えられ、そのようなソフト
ウェアを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体も本
発明の一態様である。このため、以下では、本発明及び
実施形態に関する各機能を実現する仮想的回路ブロック
を用いて本発明と実施形態とを説明する。
【0016】〔1.構成〕まず、図1は、第1実施形態
の構成を示す機能ブロック図である。すなわち、本実施
形態は、与えられる操作に応じた処理を行うための本体
ユニット1(前記第1のユニットに相当する)と、操作
用の操作ユニット2(前記第2のユニットに相当する)
とを備えた車載機器であり、本体ユニット1は、カーナ
ビゲーションシステムやカーオーディオシステムとして
の各種処理を行う部分である。
の構成を示す機能ブロック図である。すなわち、本実施
形態は、与えられる操作に応じた処理を行うための本体
ユニット1(前記第1のユニットに相当する)と、操作
用の操作ユニット2(前記第2のユニットに相当する)
とを備えた車載機器であり、本体ユニット1は、カーナ
ビゲーションシステムやカーオーディオシステムとして
の各種処理を行う部分である。
【0017】また、操作ユニット2は、3つのボタン、
すなわち、音声などによる出力に係る候補を次の候補に
進ませるGOキー21(前記第1のスイッチに相当す
る)と、操作を決定するENTERキー22(前記第2
のスイッチに相当する)と、候補を前の候補に戻すBA
CKキー23(前記第3のスイッチに相当する)に加
え、送信部28を備えている。
すなわち、音声などによる出力に係る候補を次の候補に
進ませるGOキー21(前記第1のスイッチに相当す
る)と、操作を決定するENTERキー22(前記第2
のスイッチに相当する)と、候補を前の候補に戻すBA
CKキー23(前記第3のスイッチに相当する)に加
え、送信部28を備えている。
【0018】ここで送信部28は、各キー21,22,
23に対する操作を、電波や赤外線などのワイヤレス信
号を通じて、本体ユニット1に送信するための手段であ
る。また、操作ユニット2の取り付け位置としては、例
えば、ドア部分やハンドル周り、コンソールボックスな
ど、任意の場所を選択することが可能であるが、ハンド
ルの内径から10センチメートル程度までの範囲は、ハ
ンドルを持ったまま指先が届くため特に望ましい。
23に対する操作を、電波や赤外線などのワイヤレス信
号を通じて、本体ユニット1に送信するための手段であ
る。また、操作ユニット2の取り付け位置としては、例
えば、ドア部分やハンドル周り、コンソールボックスな
ど、任意の場所を選択することが可能であるが、ハンド
ルの内径から10センチメートル程度までの範囲は、ハ
ンドルを持ったまま指先が届くため特に望ましい。
【0019】また、本体ユニット1は、受信部18と、
候補出力部10と、次候補部11と、前候補部13と、
決定部12と、処理部14と、音声出力部15と、を備
えている。このうち受信部18は、操作ユニット2の送
信部28からのワイヤレス信号を受信するための手段で
あり、操作ユニット2の送信部28との間で情報を無線
伝達する技術としては、例えば、Bluetoothや
IrDAのような既知のものを用いてよい。ここで、B
luetoothは、2.45GHz帯の無線周波数を
用いてコンピュータなどの機器同士を1Mbpsで接続
するデータ伝送技術である。なお、本体ユニット1と操
作ユニット2との間では、有線で情報を伝達してもよ
い。
候補出力部10と、次候補部11と、前候補部13と、
決定部12と、処理部14と、音声出力部15と、を備
えている。このうち受信部18は、操作ユニット2の送
信部28からのワイヤレス信号を受信するための手段で
あり、操作ユニット2の送信部28との間で情報を無線
伝達する技術としては、例えば、Bluetoothや
IrDAのような既知のものを用いてよい。ここで、B
luetoothは、2.45GHz帯の無線周波数を
用いてコンピュータなどの機器同士を1Mbpsで接続
するデータ伝送技術である。なお、本体ユニット1と操
作ユニット2との間では、有線で情報を伝達してもよ
い。
【0020】また、候補出力部10は、行おうとする操
作の候補を、本体ユニット1に設けられた液晶表示パネ
ルなどの表示装置に出力するための手段である。また、
次候補部11は、操作ユニット2のGOキー21が押さ
れたときに、前記出力に係る候補を次の候補に切り替え
るための手段である。
作の候補を、本体ユニット1に設けられた液晶表示パネ
ルなどの表示装置に出力するための手段である。また、
次候補部11は、操作ユニット2のGOキー21が押さ
れたときに、前記出力に係る候補を次の候補に切り替え
るための手段である。
【0021】また、前候補部13は、操作ユニット2の
BACKキー23が押されたときに、前記出力に係る候
補を前の候補に戻すための手段である。また、決定部1
2は、操作ユニット2のENTERキー22が押された
ときに、前記出力に係る候補を決定するための手段であ
る。
BACKキー23が押されたときに、前記出力に係る候
補を前の候補に戻すための手段である。また、決定部1
2は、操作ユニット2のENTERキー22が押された
ときに、前記出力に係る候補を決定するための手段であ
る。
【0022】また、処理部14は、決定部12により決
定された操作にしたがって、カーナビゲーションシステ
ムやカーオーディオシステムに関する情報処理を行うた
めの手段である。また、音声出力部15は、操作ユニッ
ト2における操作に対して、次候補部11や前候補部1
3により前記出力に係る候補が切り替えられたとき、切
替後の候補を合成音声で読み上げることにより、そのこ
とをユーザが確認できるように出力するための手段であ
る。
定された操作にしたがって、カーナビゲーションシステ
ムやカーオーディオシステムに関する情報処理を行うた
めの手段である。また、音声出力部15は、操作ユニッ
ト2における操作に対して、次候補部11や前候補部1
3により前記出力に係る候補が切り替えられたとき、切
替後の候補を合成音声で読み上げることにより、そのこ
とをユーザが確認できるように出力するための手段であ
る。
【0023】〔2.作用〕上記のように構成された第1
実施形態の車載機器において、階層的メニューにしたが
って操作を選択するための処理手順を図2のフローチャ
ートに示す。ここで、第1実施形態における操作の選択
は、階層的に構成された複数のメニューにしたがって行
う。
実施形態の車載機器において、階層的メニューにしたが
って操作を選択するための処理手順を図2のフローチャ
ートに示す。ここで、第1実施形態における操作の選択
は、階層的に構成された複数のメニューにしたがって行
う。
【0024】具体的には、各メニューはサイクリック
(循環的)に切り替えることができるいくつかの候補か
ら構成され、メニュー内の候補には、1つ下の階層のメ
ニュー(サブメニューと呼ぶ)を呼び出すものや、1つ
上の階層へ戻るものを含めることもできる。また、この
ような階層の頂点にあたり最初に表示されるメニューを
メインメニューと呼ぶ。
(循環的)に切り替えることができるいくつかの候補か
ら構成され、メニュー内の候補には、1つ下の階層のメ
ニュー(サブメニューと呼ぶ)を呼び出すものや、1つ
上の階層へ戻るものを含めることもできる。また、この
ような階層の頂点にあたり最初に表示されるメニューを
メインメニューと呼ぶ。
【0025】図2のフローチャートでは、まず、候補出
力部10が、行おうとする操作の候補として、メインメ
ニュー全体又はメインメニュー中の1つの候補を、本体
ユニット1に設けられた液晶表示パネルなどの表示装置
に出力する(ステップ1)。具体的には、例えば、現在
の候補を示す画面部分に候補を1つだけ表示してもよい
し、また、メインメニューの全部又はメインメニュー中
のいくつかの候補を表示し、そのうちの適当な1つを強
調表示してもよい。
力部10が、行おうとする操作の候補として、メインメ
ニュー全体又はメインメニュー中の1つの候補を、本体
ユニット1に設けられた液晶表示パネルなどの表示装置
に出力する(ステップ1)。具体的には、例えば、現在
の候補を示す画面部分に候補を1つだけ表示してもよい
し、また、メインメニューの全部又はメインメニュー中
のいくつかの候補を表示し、そのうちの適当な1つを強
調表示してもよい。
【0026】そして、ユーザが操作ユニット2におい
て、GOキー21、BACKキー23やENTERキー
22を押すと、どのキーが押されたかを表すワイヤレス
信号が、送信部28から本体ユニット1の受信部18へ
送信される。
て、GOキー21、BACKキー23やENTERキー
22を押すと、どのキーが押されたかを表すワイヤレス
信号が、送信部28から本体ユニット1の受信部18へ
送信される。
【0027】このワイヤレス信号は、本体ユニット1の
受信部18により受信され、操作ユニット2のGOキー
21が押されたときは(ステップ2)、次候補部11
が、操作の候補を次の候補に切り替える(ステップ
3)。
受信部18により受信され、操作ユニット2のGOキー
21が押されたときは(ステップ2)、次候補部11
が、操作の候補を次の候補に切り替える(ステップ
3)。
【0028】すなわち、例えばメインメニューが、本体
ユニット1の持っている各機能を呼び出すもので、「C
D」、「RADIO」、「NAVI」といった候補を持
っている場合、「GO」キーを押すたびに、 CD→RADIO→NAVI→CD→・・・ のように循環的に表示が切り替わることになる。
ユニット1の持っている各機能を呼び出すもので、「C
D」、「RADIO」、「NAVI」といった候補を持
っている場合、「GO」キーを押すたびに、 CD→RADIO→NAVI→CD→・・・ のように循環的に表示が切り替わることになる。
【0029】また、このように、操作ユニット2におけ
る操作に対して、次候補部11や前候補部13により操
作の候補が切り替えられるたびに、音声出力部15は、
切替により新しく選択された候補を合成音声で読み上げ
ることにより、そのことをユーザが確認できるように出
力する(ステップ4)。
る操作に対して、次候補部11や前候補部13により操
作の候補が切り替えられるたびに、音声出力部15は、
切替により新しく選択された候補を合成音声で読み上げ
ることにより、そのことをユーザが確認できるように出
力する(ステップ4)。
【0030】また、操作ユニット2のBACKキー23
が押されたときは(ステップ5)、前候補部13が、操
作の候補を前の候補に戻し(ステップ6)、上記の場合
と同様に確認用の合成音声が出力される(ステップ
7)。
が押されたときは(ステップ5)、前候補部13が、操
作の候補を前の候補に戻し(ステップ6)、上記の場合
と同様に確認用の合成音声が出力される(ステップ
7)。
【0031】以上のように進めたり戻したりして所望の
候補を選択した状態になった場合は、ユーザは、操作ユ
ニット2のENTERキー22を押せばよい。このとき
は(ステップ8)、決定部12が、現在選択されている
候補を操作対象として決定すなわち確定させる(ステッ
プ13)。この場合は、処理部14が、決定部12によ
り決定された操作にしたがって、カーナビゲーションシ
ステムやカーオーディオシステムに関する情報処理を行
う。
候補を選択した状態になった場合は、ユーザは、操作ユ
ニット2のENTERキー22を押せばよい。このとき
は(ステップ8)、決定部12が、現在選択されている
候補を操作対象として決定すなわち確定させる(ステッ
プ13)。この場合は、処理部14が、決定部12によ
り決定された操作にしたがって、カーナビゲーションシ
ステムやカーオーディオシステムに関する情報処理を行
う。
【0032】但し、ENTERキー22により決定され
た候補が、上位メニューに戻る趣旨の候補だった場合は
(ステップ9)、表示が上位メニューに切り替えられる
(ステップ10)。また、ENTERキー22により決
定された候補が、下位メニューを持っている場合は(ス
テップ11)、表示内容はその下位メニューに切り替え
られる(ステップ12)。
た候補が、上位メニューに戻る趣旨の候補だった場合は
(ステップ9)、表示が上位メニューに切り替えられる
(ステップ10)。また、ENTERキー22により決
定された候補が、下位メニューを持っている場合は(ス
テップ11)、表示内容はその下位メニューに切り替え
られる(ステップ12)。
【0033】例えば、上記のメインメニュー CD→RADIO→NAVI→CD→・・・ からRADIOを選択して決定した場合、「RADI
O」に対応した次のサブメニューが表示され、このサブ
メニューでは、例えばGOキーにより、 AM→FM→DAB→SW→メニュー→AM→・・・ のように候補の表示が切り替わるなどが考えられる。
O」に対応した次のサブメニューが表示され、このサブ
メニューでは、例えばGOキーにより、 AM→FM→DAB→SW→メニュー→AM→・・・ のように候補の表示が切り替わるなどが考えられる。
【0034】〔3.効果〕以上説明したように、第1実
施形態では、操作用の入力デバイスである操作ユニット
において、入力スイッチの数をキー21,22,23と
いう3つに絞って簡略化している。一方、これら少数の
スイッチへの操作に基づいて、本体ユニット1では、次
候補部11、前候補部13、決定部12、候補出力部1
0などの作用により、階層メニューにおける次候補や前
候補への切り替えや決定を行う。すなわち、上記のよう
な構成と処理手順により、全ての操作が可能になり、多
くの候補中から所望の操作を容易に選択できる簡単かつ
確実なユーザーインターフェースが得られ、運転の安全
性も向上する。
施形態では、操作用の入力デバイスである操作ユニット
において、入力スイッチの数をキー21,22,23と
いう3つに絞って簡略化している。一方、これら少数の
スイッチへの操作に基づいて、本体ユニット1では、次
候補部11、前候補部13、決定部12、候補出力部1
0などの作用により、階層メニューにおける次候補や前
候補への切り替えや決定を行う。すなわち、上記のよう
な構成と処理手順により、全ての操作が可能になり、多
くの候補中から所望の操作を容易に選択できる簡単かつ
確実なユーザーインターフェースが得られ、運転の安全
性も向上する。
【0035】なお、操作ユニット2の設置位置によって
は、ハンドルから一時的に手を離して操作する場合も考
えられるが、第1実施形態では、ボタン数が少なく必要
な操作は非常に単純であり、候補の音声出力も提供され
るため、操作時に視線を前方からそらす必要はない。つ
まり、第1実施形態による操作は、従来から運転時に行
われているワイパー操作やウインカー操作、パワーウィ
ンドウの操作をする程度の簡単さであり、安全性の点で
も従来よりも大幅な改善が実現される。
は、ハンドルから一時的に手を離して操作する場合も考
えられるが、第1実施形態では、ボタン数が少なく必要
な操作は非常に単純であり、候補の音声出力も提供され
るため、操作時に視線を前方からそらす必要はない。つ
まり、第1実施形態による操作は、従来から運転時に行
われているワイパー操作やウインカー操作、パワーウィ
ンドウの操作をする程度の簡単さであり、安全性の点で
も従来よりも大幅な改善が実現される。
【0036】特に、第1実施形態では、音声出力部15
の作用により、スイッチ操作により切り替わる各候補が
合成音声などにより出力されるので、運転に集中しつつ
耳で操作内容を確認でき、操作を容易・確実かつ安全に
行うことが可能となる。
の作用により、スイッチ操作により切り替わる各候補が
合成音声などにより出力されるので、運転に集中しつつ
耳で操作内容を確認でき、操作を容易・確実かつ安全に
行うことが可能となる。
【0037】以上のような第1実施形態は、キー数をあ
る程度制限することにより、車載機器全体の操作手順自
体もそれに合わせ、OS、アプリケーションソフトウェ
ア、入力デバイスを一体化したシステムであり、HMI
(ヒューマン・マシン・インターフェース)の大きな進
歩をもたらすものである。
る程度制限することにより、車載機器全体の操作手順自
体もそれに合わせ、OS、アプリケーションソフトウェ
ア、入力デバイスを一体化したシステムであり、HMI
(ヒューマン・マシン・インターフェース)の大きな進
歩をもたらすものである。
【0038】〔4.第2実施形態〕次に、第2実施形態
は、図3の機能ブロック図に示すように、上記第1実施
形態と同様な操作を、データグローブを用いて実現する
ものである。すなわち、第1実施形態によれば、ハンド
ルから手を離す場合も考えられるが、第2実施形態は、
ハンドルから手を放す必要をなくすものである。
は、図3の機能ブロック図に示すように、上記第1実施
形態と同様な操作を、データグローブを用いて実現する
ものである。すなわち、第1実施形態によれば、ハンド
ルから手を離す場合も考えられるが、第2実施形態は、
ハンドルから手を放す必要をなくすものである。
【0039】すなわち、第2実施形態では、図3に示す
ように、前記第2のユニットとして、各スイッチの状態
が手の動きに応じて変化するデータグローブ3を用い
る。ここで、データグローブ3における各スイッチの役
割としては、例えば、グローブ内に通した光ファイバー
の曲がり具合により光の通過量をセンシング(検出)す
ることで、ユーザが個々の指を曲げる動作を検出するこ
とが考えられる。
ように、前記第2のユニットとして、各スイッチの状態
が手の動きに応じて変化するデータグローブ3を用い
る。ここで、データグローブ3における各スイッチの役
割としては、例えば、グローブ内に通した光ファイバー
の曲がり具合により光の通過量をセンシング(検出)す
ることで、ユーザが個々の指を曲げる動作を検出するこ
とが考えられる。
【0040】より具体的な構成としては、本出願人の確
認したところによれば、光ファイバーの途中に切れ目を
入れておき、指を曲げた時にそこから光が漏れるような
構造にするという単純な構成により、上記のような曲げ
の検出が実現可能である。また、他の例として、圧力セ
ンサーをグローブ内に設置することで、指の動きをセン
シングできるようにしたデータグローブでも差し支えな
い。
認したところによれば、光ファイバーの途中に切れ目を
入れておき、指を曲げた時にそこから光が漏れるような
構造にするという単純な構成により、上記のような曲げ
の検出が実現可能である。また、他の例として、圧力セ
ンサーをグローブ内に設置することで、指の動きをセン
シングできるようにしたデータグローブでも差し支えな
い。
【0041】このような第2実施形態においては、例え
ば、第1実施形態におけるBACKキー23、GOキー
21、ENTERキー22に代えて、それぞれの機能を
人差し指、中指、薬指に割り当て、個々の指の曲げ動作
を検出すればよく、それ以外の点は第1実施形態と同様
である。
ば、第1実施形態におけるBACKキー23、GOキー
21、ENTERキー22に代えて、それぞれの機能を
人差し指、中指、薬指に割り当て、個々の指の曲げ動作
を検出すればよく、それ以外の点は第1実施形態と同様
である。
【0042】このような第2実施形態では、データグロ
ーブ3により手の動きをセンシング(検出)するので、
ハンドルから手を放すことなく車載機器を容易に操作で
き、安全性も向上する。
ーブ3により手の動きをセンシング(検出)するので、
ハンドルから手を放すことなく車載機器を容易に操作で
き、安全性も向上する。
【0043】〔5.他の実施形態〕なお、本発明は上記
実施形態に限定されるものではなく、次に例示するよう
な他の実施形態も包含するものである。例えば、ボタン
やデータグローブ以外でも、ハンドル周りやドア等に、
スイッチとしてロータリー式のスイッチやジョイスティ
ックなどを設けることにより、操作を容易にし安全性を
向上させることが可能である。
実施形態に限定されるものではなく、次に例示するよう
な他の実施形態も包含するものである。例えば、ボタン
やデータグローブ以外でも、ハンドル周りやドア等に、
スイッチとしてロータリー式のスイッチやジョイスティ
ックなどを設けることにより、操作を容易にし安全性を
向上させることが可能である。
【0044】例えば、ジョイスティックの場合、右と左
に傾けることをそれぞれ、GOすなわち次の候補への切
り替えと、BACKすなわち前の候補への切り替えの機
能に割り当て、ジョイスティックを手前に引いたり、軸
方向に押し込むような動作をENTERすなわち選択さ
れている候補の決定の機能に割り当てるなどが考えられ
る。また、従来の自動車におけるウインカー操作のよう
に、水平に伸びるスティックを上方や下方や手前などに
動かすタイプのジョイスティックも採用可能である。
に傾けることをそれぞれ、GOすなわち次の候補への切
り替えと、BACKすなわち前の候補への切り替えの機
能に割り当て、ジョイスティックを手前に引いたり、軸
方向に押し込むような動作をENTERすなわち選択さ
れている候補の決定の機能に割り当てるなどが考えられ
る。また、従来の自動車におけるウインカー操作のよう
に、水平に伸びるスティックを上方や下方や手前などに
動かすタイプのジョイスティックも採用可能である。
【0045】同様に、従来の自動車におけるワイパー操
作のように、レバーの先端部を前方や手前に回すような
ロータリー式の入力デバイスでも、同様の操作ができ、
簡単で確実かつ安全な操作といった同様の効果を期待す
ることができる。
作のように、レバーの先端部を前方や手前に回すような
ロータリー式の入力デバイスでも、同様の操作ができ、
簡単で確実かつ安全な操作といった同様の効果を期待す
ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2〜3程度の少数のスイッチへの操作に基づいて、階層
メニューなどにおける次候補や前候補への切り替えや決
定を行うことにより、多くの候補中から所望の操作を容
易に選択できる簡単かつ確実なユーザーインターフェー
スが得られ、運転の安全性も向上する。
2〜3程度の少数のスイッチへの操作に基づいて、階層
メニューなどにおける次候補や前候補への切り替えや決
定を行うことにより、多くの候補中から所望の操作を容
易に選択できる簡単かつ確実なユーザーインターフェー
スが得られ、運転の安全性も向上する。
【図1】本発明の第1実施形態における車載機器の構成
を示す機能ブロック図。
を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態における操作のための処
理手順を示すフローチャート。
理手順を示すフローチャート。
【図3】本発明の第2実施形態における車載機器の構成
を示す機能ブロック図。
を示す機能ブロック図。
1…本体ユニット 2…操作ユニット 3…データグローブ 10…候補出力部 11…次候補部 12…決定部 13…前候補部 14…処理部 15…音声出力部 18…受信部 21…GOキー 22…ENTERキー 23…BACKキー 28,38…送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B020 CC11 DD02 EE01 GG12 GG13 GG15 GG16 5E501 AA23 BA05 CA02 CA08 CB03 CB04 CC09 EA10 EB05 FA05 FA32 FB34
Claims (7)
- 【請求項1】 与えられる操作に応じた処理を行うため
の第1のユニットと、 第1のスイッチと、第2のスイッチと、前記各スイッチ
に対する操作を前記第1のユニットに知らせるための手
段と、を備えた第2のユニットと、 を備えた車載機器において、 前記第1のユニットは、 行おうとする操作の候補を出力するための手段と、 前記第1のスイッチが操作されたときに、前記出力に係
る候補を次の候補に切り替えるための手段と、 前記第2のスイッチが操作されたときに、前記出力に係
る候補を決定するための手段と、 を備えたことを特徴とする車載機器。 - 【請求項2】 前記第2のユニットは第3のスイッチを
備え、 前記第1のユニットは、前記第3のスイッチが操作され
たときに、前記出力に係る候補を前の候補に戻すための
手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車載機
器。 - 【請求項3】 前記第2のユニットとして、前記各スイ
ッチの状態が手の動きに応じて変化するデータグローブ
を用いることを特徴とする請求項1又は2記載の車載機
器。 - 【請求項4】 前記第2のユニットにおける操作に対し
て、確認用の音声出力を行うための手段を備えたことを
特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の車載
機器。 - 【請求項5】 与えられる操作に応じた処理を行うため
の第1のユニットと、 第1のスイッチと、第2のスイッチと、第3のスイッチ
と、前記各スイッチに対する操作を前記第1のユニット
に知らせるための手段と、を備えた第2のユニットと、 を備えた車載機器を制御するための車載機器の制御方法
であって、 前記第1のユニットにおいて、 行おうとする操作の候補を出力するためのステップと、 前記第1のスイッチが操作されたときに、前記出力に係
る候補を次の候補に切り替えるためのステップと、 前記第3のスイッチが操作されたときに、前記出力に係
る候補を前の候補に戻すためのステップと、 前記第2のスイッチが操作されたときに、前記出力に係
る候補を決定するためのステップと、 を含むことを特徴とする車載機器の制御方法。 - 【請求項6】 前記第2のユニットとして、前記各スイ
ッチの状態が手の動きに応じて変化するデータグローブ
を用いることを特徴とする請求項5記載の車載機器の制
御方法。 - 【請求項7】 前記第2のユニットにおける操作に対し
て、確認用の音声出力を行うためのステップを備えたこ
とを特徴とする請求項5又は6記載の車載機器の制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36031999A JP2001175397A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 車載機器及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36031999A JP2001175397A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 車載機器及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001175397A true JP2001175397A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18468894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36031999A Pending JP2001175397A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 車載機器及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001175397A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004068794A1 (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-12 | Sony Corporation | 通信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
JP2009073335A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Denso Corp | 車両用操作画面表示装置 |
US7895534B2 (en) | 2003-12-11 | 2011-02-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, control method therefor, and program |
JP2011059776A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Kozo Keikaku Engineering Inc | 文字入力装置、文字入力システム、処理出力装置 |
US9195633B2 (en) | 2012-02-07 | 2015-11-24 | Denso Corporation | In-vehicle operation apparatus |
-
1999
- 1999-12-20 JP JP36031999A patent/JP2001175397A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004068794A1 (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-12 | Sony Corporation | 通信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
US7711388B2 (en) | 2003-01-30 | 2010-05-04 | Sony Corporation | Communications device and method, recording medium, and program |
US7953434B2 (en) | 2003-01-30 | 2011-05-31 | Sony Corporation | Communications apparatus and method, storage medium, as well as program |
US7895534B2 (en) | 2003-12-11 | 2011-02-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, control method therefor, and program |
JP2009073335A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Denso Corp | 車両用操作画面表示装置 |
JP2011059776A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Kozo Keikaku Engineering Inc | 文字入力装置、文字入力システム、処理出力装置 |
US9195633B2 (en) | 2012-02-07 | 2015-11-24 | Denso Corporation | In-vehicle operation apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090106 |
|
A02 | Decision of refusal |
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