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JP2001173859A - 挿口突部の傷付防止機能を有する耐震管継手 - Google Patents

挿口突部の傷付防止機能を有する耐震管継手

Info

Publication number
JP2001173859A
JP2001173859A JP36006399A JP36006399A JP2001173859A JP 2001173859 A JP2001173859 A JP 2001173859A JP 36006399 A JP36006399 A JP 36006399A JP 36006399 A JP36006399 A JP 36006399A JP 2001173859 A JP2001173859 A JP 2001173859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock ring
insertion projection
ring
pipe joint
skirt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36006399A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Kubo
俊裕 久保
Kahei Shimizu
嘉平 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP36006399A priority Critical patent/JP2001173859A/ja
Publication of JP2001173859A publication Critical patent/JP2001173859A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管接続時にロックリングによる挿口突部の損
傷を防止し、しかも施工後傷付き防止のための治具を回
収する必要がなく管接続を簡略化することを課題とす
る。 【解決手段】 受口11内面のロックリング収納溝11
bの受口開口側部に係止される支持リング2と、該支持
リング2より前記ロックリング収納溝に収納されたロッ
クリング13内面へと延出されたスカート状のカバー3
とからなる保護部材4が前記ロックリング収納溝11b
の受口開口側部から前記ロックリング13内面にかけて
取り付けられ、管接続時、挿口1の挿口突部1aが、前
記スカート状のカバー3を介して前記ロックリング13
に接触して通過するようにされてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、挿口突部の傷付
防止機能を有する耐震管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】ダクタイル鋳鉄管などの金属管の管継手
として、図5に示すような耐震管継手が知られている。
この耐震管継手10は、受口11の内面にシール用ゴム
輪収納溝11aとロックリング収納溝11bとを形成
し、図示のようにシール用ゴム輪12をシール用ゴム輪
収納溝11aに、芯出ゴム14及びロックリング13を
ロックリング収納溝11bに装着した後、先端部に挿口
突部1aを有する挿口1を前記ロックリング13部分を
越えて挿入し、継手部10に脱け出し力が働いたとき、
前記挿口突部1aとロックリング13とを係合させて脱
け出し防止を図ったものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記耐震管
継手10を接合する場合、図6に示すように挿口突部1
aは、ロックリング13をテーパ部1bで押し広げつつ
受口11奥方へと挿入されるが、このときロックリング
13と強く摩擦接触するので、挿口突部1a外面の防蝕
塗装に傷が付き防蝕上不都合を生じるといった問題があ
った。
【0004】このような問題を解消するため、図7に示
すように受口11へ挿口1を挿入する場合、挿口1の開
口部にポリエチレンシートや薄い金属ばねなど滑りの良
い柔軟な介挿部材15を配置し、この介挿部材15ごと
挿口1を受口11(図5、図6)内へ挿入し、介挿部材
15で挿口突部1aを包皮させてロックリング13部分
を通過させることによって、挿口突部1aに傷が付くの
を予防し、次いで結止した引抜紐16を引いて介挿部材
15を回収することが行なわれる場合がある。
【0005】しかし、この場合、介挿部材15の引抜作
業が管接続作業後に必要となり、作業工数が増える問題
があった。この発明は、上記問題を解消し、管接続時に
ロックリングによる挿口突部の損傷を防止し、しかも施
工後傷付き防止のための治具を回収する必要がなく管接
続を簡略化することを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明は、受口内面のロックリング収納溝の受
口開口側部に係止される支持リングと、該支持リングよ
り前記ロックリング収納溝に収納されたロックリング内
面へと延出されたスカート状のカバーとからなる保護部
材が前記ロックリング収納溝の受口開口側部から前記ロ
ックリング内面にかけて取り付けられ、管接続時、挿口
の挿口突部が、前記スカート状のカバーを介して前記ロ
ックリングに接触して通過するようにされてなる。
【0007】従って、この発明によれば、ロックリング
内面はスカート状のカバーで覆われ、これが挿口突部を
挿入するときの保護カバーとなって挿口突部表面を損傷
から保護する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を説
明する。図1は、この発明の挿口突部の傷付き防止リン
グの説明斜視図、図2は実施の形態である挿口突部の傷
付防止機能を有する耐震管継手の断面図、図3以下は接
続状態を示す工程説明図である。
【0009】図1において、2は支持リングを示し、図
2に示すように例えば受口10内面のロックリング装着
溝11bの受口開口側の溝壁11cに取り付けられるよ
うにされている。この支持リング2には、溝壁11c内
面及びロックリング13内面に沿ってテーパ状に縮径
し、かつロックリング13内面に延在できる長さのスカ
ート状のカバー3が一体に形成され、全体が図1に示す
ように軸方向一つ割りとされて縮径拡径変形が出来るよ
うにされている。
【0010】そして、上記挿口突部の傷付き防止リング
4は、支持リング2、スカート状のカバー3共にポリエ
チレン樹脂など滑りの良い樹脂で一体成形されている。
なお、傷付き防止リング4の一つ割り部は、上記のよう
に全体がポリエチレン樹脂のように弾性のある材質で成
形されている場合は特に必要ない。さらに、スカート状
のカバー3は厚さ200μm〜500μmとされる。こ
れは200μmより薄いと、薄すぎてロックリング13
による挿口突部1a表面の傷付きが十分に防止出来ず、
500μmより厚いとその厚みでロックリング13が収
納溝11b側へ押し付けられ、離脱防止機能が損なわれ
る。
【0011】次に、挿口突部の傷付防止機能を有する耐
震管継手の作用を説明する。図3に示すように受口10
内面のロックリング収納溝11bに芯出ゴム14及びロ
ックリング13を装着したあと、この発明の挿口突部の
傷付き防止リング4を装着する。この装着は、支持リン
グ2部分を溝壁11cに当接し、支持リング2から伸び
るスカート状カバー3をロックリング13内面に沿わせ
る。このときスカート状カバー3の末端はロックリング
1より奥方へはみ出ないようにする。
【0012】次いで、シール用ゴム輪収納溝11aにシ
ール用ゴム輪12を装着し、受口10側の準備は終了す
る。次いで、図4に示すように挿口1を挿入するが、こ
のとき、挿口突部1aは傷付き防止リング4のカバー3
を介してロックリング13と接する。従って、挿口突部
1a外面の防蝕塗膜の損傷が防止される。
【0013】なお、挿口突部の傷付き防止リング4は、
挿口1を接続した後はそのまま受口11内面に留置され
るが、スカート状カバー3がロックリング13より管奥
方へはみ出ないので、継手の抜き出し防止機能に対して
は何らの弊害も及ぼさない。従って、この実施の形態の
挿口突部の傷付防止機能を有する耐震管継手によれば、
挿口突部表面を損傷することなく挿口を受口内へ挿入す
ることが可能となり、また接続後に挿口突部の傷付き防
止リングを放置しておいても管継手の離脱防止機能には
何等の弊害もないため、接続作業時に除去する必要もな
い。
【0014】なお、ロックリングによる脱け出し防止を
図る構造の管継手で、挿口挿入時にロックリングを押し
広げて挿入する形式の耐震管継手あれば、上記実施の形
態として図示したような管継手のみならず、他の種類の
ものであっても同様に実施できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の挿口突
部の傷付防止機能を有する耐震管継手によれば、挿口突
部表面を損傷することなく挿口の接続が可能となり、ま
た接続後に挿口突部の傷付き防止リングを放置しておい
ても管継手の離脱防止機能には何等の弊害もないため、
接続作業時に除去する必要もなく、従って従来必要であ
った介在部材の引抜作業も全く不要となり、管敷設工事
が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の挿口突部の傷付き防止リングの説明
斜視図である。
【図2】この発明の挿口突部の傷付防止機能を有する耐
震管継手を示す要部断面図である。
【図3】接続状態を示す工程説明図である。
【図4】接続状態を示す工程説明図である。
【図5】従来の耐震管継手の説明断面図である。
【図6】従来の耐震管継手の接合状態を示す説明断面図
である。
【図7】従来の挿口突部の傷付き防止手段の説明断面図
である。
【符号の説明】
1 挿口 1a 挿口突部 2 支持リング 3 スカート状カバー 4 挿口突部の傷付き防止リング 10 管継手 11 受口 12 シール用リング 13 ロックリング 14 芯出リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受口内面のロックリング収納溝の受口開
    口側部に係止される支持リングと、該支持リングより前
    記ロックリング収納溝に収納されたロックリング内面へ
    と延出されたスカート状のカバーとからなる保護部材が
    前記ロックリング収納溝の受口開口側部から前記ロック
    リング内面にかけて取り付けられ、管接続時、挿口の挿
    口突部が、前記スカート状のカバーを介して前記ロック
    リングに接触して通過するようにされてなる挿口突部の
    傷付防止機能を有する耐震管継手。
JP36006399A 1999-12-20 1999-12-20 挿口突部の傷付防止機能を有する耐震管継手 Pending JP2001173859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36006399A JP2001173859A (ja) 1999-12-20 1999-12-20 挿口突部の傷付防止機能を有する耐震管継手

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JP36006399A JP2001173859A (ja) 1999-12-20 1999-12-20 挿口突部の傷付防止機能を有する耐震管継手

Publications (1)

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JP2001173859A true JP2001173859A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18467724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36006399A Pending JP2001173859A (ja) 1999-12-20 1999-12-20 挿口突部の傷付防止機能を有する耐震管継手

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JP (1) JP2001173859A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007040443A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Mesco Inc プラスチック管の継手構造
KR101424965B1 (ko) * 2013-12-17 2014-08-01 주식회사 뉴보텍 수밀링 밀림 방지형 상하수도관
KR101593874B1 (ko) * 2015-02-27 2016-02-15 주식회사 디엠티 다방향성 신축이음장치

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JP2007040443A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Mesco Inc プラスチック管の継手構造
KR101424965B1 (ko) * 2013-12-17 2014-08-01 주식회사 뉴보텍 수밀링 밀림 방지형 상하수도관
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