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JP2001168805A - 光送信モジュール - Google Patents

光送信モジュール

Info

Publication number
JP2001168805A
JP2001168805A JP34629899A JP34629899A JP2001168805A JP 2001168805 A JP2001168805 A JP 2001168805A JP 34629899 A JP34629899 A JP 34629899A JP 34629899 A JP34629899 A JP 34629899A JP 2001168805 A JP2001168805 A JP 2001168805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
emitting element
current
temperature control
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34629899A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Ushiyama
敏孝 牛山
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP34629899A priority Critical patent/JP2001168805A/ja
Publication of JP2001168805A publication Critical patent/JP2001168805A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モジュール外部温度に関係なく安定した光出
力特性を得る光送受モジュールを提供する。 【解決手段】 発光素子から出力される背面光の、ある
特定波長を透過、反射させる光波長フィルタと、透過
光、反射光強度に対応した電流を発生する受光素子と、
これら電流量の和または差を検出し入力とする温度制御
素子駆動回路および発光素子駆動回路を、従来の光送信
モジュールに付加した構成とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光通信用の光送信
モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は一般に光通信用に使用される従来
の光送信モジュールを示した図である。図において1は
発光素子、2は発光素子1の背面光を入力とする受光素
子、3は発光素子1の温度安定化のための温度制御素
子、4は温度制御素子駆動回路、5は発光素子1の出力
光強度を一定に保つように供給するバイアス電流量及び
変調電流量を制御する発光素子駆動回路、6は発光素子
1の出力光、7は背面光である。次に動作について説明
する。発光素子1は素子中を流れた電流量に応じた強度
で出力光6を発する。発光素子1はモジュール外部の温
度環境により素子温度が変動するため、温度制御素子3
と温度制御素子駆動回路4を用いて素子温度の安定化を
図っている。また、一方で発光素子1は出力光6とは反
対方向に微弱な背面光7を発し、受光素子2は背面光7
の光出力強度に対応した電流を発生する。発光素子駆動
回路5はこの電流の変動量を検出し、発光素子1に供給
するバイアス電流量および変調電流量を最適化して、出
力光6の光出力強度を安定化する回路である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記に説明した従来の
光送信モジュールでは、以下に述べる問題点がある。前
記温度制御素子と温度制御素子駆動回路を用いた発光素
子温度安定化手段ではモジュール外部温度変動に対する
安定化能力に限界があり、極低温、極高温の環境下にお
いては、発光素子温度の変動が生じるという問題であ
る。一般に発光素子は素子固有の電流対電力の変換特性
を有しており、素子の温度が変動することで変換効率が
変動してしまうため、光出力強度が変動してしまう。ま
た、発光素子温度が変動することにより、光出力波長が
変動するという特徴がある。通常、温度変動時において
発光素子温度を一定に保つための手段として、温度制御
素子を温度制御素子駆動回路により最適制御を行う方法
を用いていた。一般に温度制御素子駆動回路は感温素子
によって検出された温度変動の情報を入力とし、発光素
子の温度を一定に保つように温度制御素子を駆動する。
しかし、感温素子の温度検出能力には限界があり、モジ
ュール外部温度環境が厳しくなるほど、温度制御素子駆
動回路が感温素子から得られる情報には誤差が生じる。
よって、発光素子温度の変動は顕著に現れ、光出力強度
および光出力波長が変動してしまう。
【0004】また第2に、前記発光素子駆動回路を用い
た光出力強度安定化手段では、モジュール外部温度変動
に対する安定化能力に限界があり、極低温、極高温の環
境下においては、光出力強度の変動が生じるという問題
である。通常、温度変動時において光出力強度を一定に
保つための手段として、発光素子に供給するバイアス電
流量と変調電流量を一定に保つ回路を内蔵する発光素子
駆動回路を用いていた。発光素子駆動回路は受光素子が
背面光を検出することで発生した電流の変動量を検出す
ることによって、発光素子に供給するバイアス電流量と
変調電流量を制御する。しかし、厳しい温度環境下にお
いては電流対電力の変動特性の変動が大きいため、バイ
アス電流量と変調電流量を発光素子の電流対電力の変換
特性に対して高精度な最適調整を行うことが困難とな
る。よって、発光素子の光出力強度の変動が顕著に現れ
る。
【0005】本発明は前記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、外部温度変動による発光素子
の温度変動および光出力強度の変動を最小限に抑制し、
常に安定した光出力特性を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明による光送信
モジュールでは、発光素子からの背面光を入力とし、あ
る1つの特定波長の光を透過、反射する光波長フィルタ
と、この光波長フィルタによって分離された反射光を入
力とする第2の受光素子と、2つの受光素子より発生し
た電流量の和または差を検出し入力とする温度制御素子
駆動回路を従来の光送信モジュールに付加した構成とす
るものである。
【0007】また、第2の発明による光送信モジュール
では、発光素子からの背面光を入力とし、ある1つの特
定波長の光を透過、反射する光波長フィルタと、この光
波長フィルタによって分離された反射光を入力とする第
2の受光素子と、2つの受光素子より発生した電流量の
和または差を検出し入力とする温度制御素子駆動回路
と、発光素子駆動回路を従来の光送信モジュールに付加
した構成とするものである。
【0008】また、第3の発明による光送信モジュール
では、発光素子からの背面光を入力とし、ある1つの特
定波長の光を2つの異なる波長に反射する反射型波長分
散素子と、この反射型波長分散素子によって分離された
第2の反射光を入力とする第2の受光素子と、2つの受
光素子より発生した電流量の和または差を検出し入力と
する温度制御素子駆動回路を従来の光送信モジュールに
付加した構成とするものである。
【0009】また、第4の発明による光送信モジュール
では、発光素子からの背面光を入力とし、ある1つの特
定波長の光を2つの異なる波長に反射する反射型波長分
散素子と、この反射型波長分散素子によって分離された
第2の反射光を入力とする第2の受光素子と、2つの受
光素子より発生した電流量の和または差を検出し入力と
する温度制御素子駆動回路と、発光素子駆動回路を従来
の光送信モジュールに付加した構成とするものである。
【0010】また、第5の発明による光送信モジュール
では、発光素子からの背面光を入力とし、ある1つの特
定波長の光を2つの異なる波長に透過する透過型波長分
散素子と、この透過型波長分散素子によって分離された
第2の透過光を入力とする第2の受光素子と、2つの受
光素子より発生した電流量の和または差を検出し入力と
する温度制御素子駆動回路を従来の光送信モジュールに
付加した構成とするものである。
【0011】また、第6の発明による光送信モジュール
では、発光素子からの背面光を入力とし、ある1つの特
定波長の光を2つの異なる波長に透過する透過型波長分
散素子と、この透過型波長分散素子によって分離された
第2の透過光を入力とする第2の受光素子と、2つの受
光素子より発生した電流量の和または差を検出し入力と
する温度制御素子駆動回路と、発光素子駆動回路を従来
の光送信モジュールに付加した構成とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す図であり、図において1〜7は従来
例と同様である。8は発光素子1から背面光7を入力と
し、ある特定波長の光を透過、反射する光波長フィル
タ、9は前記光波長フィルタ8を透過した透過光、10
は前記光波長フィルタ8を反射した反射光、11は反射
光10を入力とする第2の受光素子である。
【0013】次に動作について説明する。光波長フィル
タ8は、ある1つの特定波長の光を透過、反射すること
を特徴としている。発光素子1より出力された背面光7
が光波長フィルタ8に入射することにより、光波長フィ
ルタ8の出力には透過光9と反射光10を発生する。透
過光9と反射光10の光出力強度は光波長フィルタ8の
特徴から互いに異なっており、これらの光を入力とする
受光素子2と第2の受光素子11は互いに異なる大きさ
の電流を発生する。通常温度制御素子駆動回路4は感温
素子によって検出された温度変動の情報を入力とし、発
光素子1の温度を一定に保つように温度制御素子3を駆
動する。本実施の形態では、温度制御素子駆動回路4は
受光素子2と第2の受光素子11の電流量の和または差
を検出して入力する。ここで、送信モジュールの外部温
度環境が変化し、発光素子1の素子温度が変動すると背
面光7の発光波長が変化するため、光波長フィルタ8か
らの透過光9と反射光10の光出力強度が変化する。透
過光9と反射光10の光出力強度が変化すると、受光素
子2と第2の受光素子11から発生する電流量が変化す
る。これら電流量の差は発光素子1の温度変動量を表し
ており、温度制御素子駆動回路4は電流量の差を検出
し、その差が一定となるように温度制御素子3の制御を
行う。以上動作により、送信モジュールの外部温度変動
に関係なく発光素子1の高精度な最適温度制御が可能と
なり、常に安定した光出力特性を得ることができる。
【0014】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示す図であり、図において1〜11は実施の形態
1と同様である。次に動作について説明する。温度制御
素子駆動回路4の動作は実施の形態1と同様である。本
実施の形態は、発光素子駆動回路5は受光素子2と第2
の受光素子11の電流量の和または差を検出して入力す
る。ここで、送信モジュールの外部温度環境が変化し、
発光素子1の素子温度が変動すると背面光7の発光波長
が変化するため、光波長フィルタ8からの透過光9と反
射光10の光出力強度が変化する。透過光9と反射光1
0の光出力強度が変化すると、受光素子2と第2の受光
素子11から発生する電流量が変化する。しかし、これ
ら電流量の和は発光素子1の出力光6が変化しなければ
常に一定であるため、発光素子駆動回路5が電流量の和
を検出し、これが一定となるように動作をすれば、高精
度な発光素子1に供給するバイアス電流量及び変調電流
量の制御を行うことが可能となる。以上動作により、送
信モジュールの外部温度変動に関係なく発光素子1の高
精度な最適温度制御及び最適駆動電流制御が可能とな
り、常に安定した光出力特性を得ることができる。
【0015】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を示す図であり、図において1〜7,10,11は
実施の形態1と同様である。12は発光素子1からの背
面光7を入力とし、ある1つの特定波長の光を2つの異
なる波長に反射する反射型波長分散素子、13は前記反
射型波長分散素子12を反射した第2の反射光である。
次に動作について説明する。本実施の形態では、実施の
形態1の光波長フィルタ8に代わり、ある1つの特定波
長の光を2つの異なる波長に反射する反射型波長分散素
子12を付加した構成を用いる。反射型波長分散素子1
2は、ある1つの特定波長の光を2つの異なる波長に反
射することを特徴としている。発光素子1より出力され
た背面光7が反射型波長分散素子12に入射することに
より、反射型波長分散素子12の出力には反射光10と
第2の反射光13を発生する。反射光10と第2の反射
光13の光出力強度は反射型波長分散素子12の特徴か
ら互いに異なっており、これらの光を入力とする受光素
子2と第2の受光素子11は互いに異なる大きさの電流
を発生する。通常温度制御素子駆動回路4は感温素子に
よって検出された温度変動の情報を入力とし、発光素子
1の温度を一定に保つように温度制御素子3を駆動して
いた。
【0016】本実施の形態では、温度制御素子駆動回路
4は受光素子2と第2の受光素子11の電流量の和また
は差を検出して入力する。ここで、送信モジュールの外
部温度環境が変化し、発光素子1の素子温度が変動する
と背面光7の発光波長が変化するため、反射型波長分散
素子12からの反射光10と第2の反射光13の光出力
強度が変化する。反射光10と第2の反射光13の光出
力強度が変化すると、受光素子2と第2の受光素子11
から発生する電流量が変化する。これらの電流量の差は
発光素子1の温度変動量を表しており、温度制御素子駆
動回路4は電流量の差を検出することで温度制御素子3
の制御を行う。以上動作により、送信モジュールの外部
温度変動に関係なく発光素子1の高精度な最適温度制御
が可能となり、常に安定した光出力特性を得ることがで
きる。
【0017】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4を示す図であり、図において1〜7,10〜13は
実施の形態3と同様である。次に動作について説明す
る。温度制御素子駆動回路4の動作は実施の形態3と同
様である。本実施の形態では、発光素子駆動回路5は受
光素子2と第2の受光素子11の電流量の和または差を
検出して入力する。ここで、送信モジュールの外部温度
環境が変化し、発光素子1の素子温度が変動すると背面
光7の発光波長が変化するため、反射型波長分散素子1
2からの反射光10と第2の反射光13の光出力強度が
変化する。反射光10と第2の反射光13の光出力強度
が変化すると、受光素子2と第2の受光素子11から発
生する電流量が変化する。しかし、これら電流量の和は
発光素子1の出力光6が変化しなければ常に一定である
ため、発光素子駆動回路5が電流量の和を検出し、これ
が一定となるように動作をすれば、高精度な発光素子1
に供給するバイアス電流量及び変調電流量の制御を行う
ことが可能となる。以上動作により、送信モジュールの
外部温度変動に関係なく発光素子1の高精度な最適温度
制御及び最適駆動電流制御が可能となり、常に安定した
光出力特性を得ることができる。
【0018】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5を示す図であり、図において1〜7,9,11は実
施の形態1と同様である。14は発光素子1からの背面
光7を入力とし、ある1つの特定波長の光を2つの異な
る波長に透過する透過型波長分散素子、15は前記透過
型波長分散素子14を反射した第2の透過光である。次
に動作について説明する。本実施の形態では、実施の形
態1の光波長フィルタ8に代わり、ある1つの特定波長
の光を2つの異なる波長に透過する透過型波長分散素子
14を付加した構成を用いる。透過型波長分散素子14
は、ある1つの特定波長の光を2つの異なる波長に透過
することを特徴としている。発光素子1より出力された
背面光7が透過型波長分散素子14に入射することによ
り、透過型波長分散素子14の出力には透過光9と第2
の透過光15を発生する。透過光9と第2の透過光15
の光出力強度は透過型波長分散素子14の特徴から互い
に異なっており、これらの光を入力とする受光素子2と
第2の受光素子11は互いに異なる大きさの電流を発生
する。通常温度制御素子駆動回路4は感温素子によって
検出された温度変動の情報を入力とし、発光素子1の温
度を一定に保つように温度制御素子3を駆動していた。
【0019】本実施の形態では、温度制御素子駆動回路
4は受光素子2と第2の受光素子11の電流量の和また
は差を検出して入力する。ここで、送信モジュールの外
部温度環境が変化し、発光素子1の素子温度が変動する
と背面光7の発光波長が変化するため、透過型波長分散
素子14からの透過光9と第2の透過光15の光出力強
度が変化する。透過光9と第2の透過光15の光出力強
度が変化すると、受光素子2と第2の受光素子11から
発生する電流量が変化する。これら電流量の差は発光素
子1の温度変動量を表しており、温度制御素子駆動回路
4は電流量の差を検出することで温度制御素子3の制御
を行う。以上動作により、送信モジュールの外部温度変
動に関係なく発光素子1の高精度な最適温度制御が可能
となり、常に安定した光出力特性を得ることができる。
【0020】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6を示す図であり、図において1〜7,9,11,1
4,15は実施の形態5と同様である。次に動作につい
て説明する。温度制御素子駆動回路4の動作は実施の形
態5と同様である。本実施の形態では、発光素子駆動回
路5は受光素子2と第2の受光素子11の電流量の和ま
たは差を検出して入力する。ここで、送信モジュールの
外部温度環境が変化し、発光素子1の素子温度が変動す
ると背面光7の発光波長が変化するため、透過型波長分
散素子14からの透過光9と第2の透過光15の光出力
強度が変化する。透過光9と第2の透過光15の光出力
強度が変化すると、受光素子2と第2の受光素子11か
ら発生する電流量が変化する。しかし、これら電流量の
和は発光素子1の出力光6が変化しなければ常に一定で
あるため、発光素子駆動回路5が電流量の和を検出し、
これが一定となるように動作をすれば、高精度な発光素
子1に供給するバイアス電流量及び変調電流量の制御を
行うことが可能となる。以上動作により、送信モジュー
ルの外部温度変動に関係なく発光素子1の高精度な最適
温度制御及び最適駆動電流制御が可能となり、常に安定
した光出力特性を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】第1の発明によれば、発光素子から出力
される背面光の、ある特定波長を透過、反射させる光波
長フィルタと、透過光、反射光強度に対応した電流を発
生する受光素子と、これら電流量の和または差を検出し
入力とする温度制御素子駆動回路を付加することによ
り、モジュール外部温度変動に関係なく、常に安定した
光出力特性を得ることができる。
【0022】また、第2の発明によれば、発光素子から
出力される背面光の、ある特定波長を透過、反射させる
光波長フィルタと、透過光、反射光強度に対応した電流
を発生する受光素子と、これら電流量の和または差を検
出し入力とする温度制御素子駆動回路と発光素子駆動回
路を付加することにより、モジュール外部温度変動に関
係なく、常に安定した光出力特性を得ることができる。
【0023】第3の発明によれば、発光素子から出力さ
れる背面光の、ある特定波長を2つの異なる波長に反射
する反射型波長分散素子と、2つの反射光強度に対応し
た電流を発生する受光素子と、これら電流量の和または
差を検出し入力とする温度制御素子駆動回路を付加する
ことにより、モジュール外部温度変動に関係なく、常に
安定した光出力特性を得ることができる。
【0024】また、第4の発明によれば、発光素子から
出力される背面光の、ある特定波長を2つの異なる波長
に反射する反射型波長分散素子と、2つの反射光強度に
対応した電流を発生する受光素子と、これら電流量の和
または差を検出し入力とする温度制御素子駆動回路と発
光素子駆動回路を付加することにより、モジュール外部
温度変動に関係なく、常に安定した光出力特性を得るこ
とができる。
【0025】第5の発明によれば、発光素子から出力さ
れる背面光の、ある特定波長を2つの異なる波長に透過
する透過型波長分散素子と、2つの透過光強度に対応し
た電流を発生する受光素子と、これら電流量の和または
差を検出し入力とする温度制御素子駆動回路を付加する
ことにより、モジュール外部温度変動に関係なく、常に
安定した光出力特性を得ることができる。
【0026】また、第6の発明によれば、発光素子から
出力される背面光の、ある特定波長を2つの異なる波長
に透過する透過型波長分散素子と、2つの透過光強度に
対応した電流を発生する受光素子と、これら電流量の和
または差を検出し入力とする温度制御素子駆動回路と発
光素子駆動回路を付加することにより、モジュール外部
温度変動に関係なく、常に安定した光出力特性を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による光送信モジュールの実施の形
態1を示す図である。
【図2】 この発明による光送信モジュールの実施の形
態2を示す図である。
【図3】 この発明による光送信モジュールの実施の形
態3を示す図である。
【図4】 この発明による光送信モジュールの実施の形
態4を示す図である。
【図5】 この発明による光送信モジュールの実施の形
態5を示す図である。
【図6】 この発明による光送信モジュールの実施の形
態6を示す図である。
【図7】 この発明の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 発光素子、2 受光素子、3 温度制御素子、4
温度制御素子駆動回路、5 発光素子駆動回路、6 出
力光、7 背面光、8 光波長フィルタ、9透過光、1
0 反射光、11 第2の受光素子、12 反射型波長
分散素子、13 第2の反射光、14 透過型波長分散
素子、15 第2の透過光。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と、前記発光素子の温度安定化
    のための温度制御素子と、前記発光素子からの背面光を
    入力とし、ある1つの特定波長の光を透過、反射する光
    波長フィルタと、前記光波長フィルタの透過光を入力と
    し、透過光強度に対応した電流を発生する受光素子と、
    前記光波長フィルタの反射光を入力とし、反射光強度に
    対応した電流を発生する第2の受光素子と、前記2つの
    受光素子より発生した電流量の和または差に基づき前記
    温度制御素子を駆動する温度制御素子駆動回路と、前記
    発光素子にバイアス電流と変調電流を供給する発光素子
    駆動回路とからなる光送信モジュール。
  2. 【請求項2】 発光素子と、前記発光素子の温度安定化
    のための温度制御素子と、前記発光素子からの背面光を
    入力とし、ある1つの特定波長の光を透過、反射する光
    波長フィルタと、前記光波長フィルタの透過光を入力と
    し、透過光強度に対応した電流を発生する受光素子と、
    前記光波長フィルタの反射光を入力とし、反射光強度に
    対応した電流を発生する第2の受光素子と、前記2つの
    受光素子より発生した電流量の和または差に基づき前記
    温度制御素子を駆動する温度制御素子駆動回路と、前記
    2つの受光素子より発生した電流量の和または差に基づ
    き前記発光素子にバイアス電流と変調電流を供給する発
    光素子駆動回路とからなる光送信モジュール。
  3. 【請求項3】 発光素子と、前記発光素子の温度安定化
    のための温度制御素子と、前記発光素子からの背面光を
    入力とし、ある1つの特定波長の光を2つの異なる波長
    に反射する反射型波長分散素子と、前記反射型波長分散
    素子の反射光を入力とし、反射光強度に対応した電流を
    発生する受光素子と、前記反射型波長分散素子の第2の
    反射光を入力とし、第2の反射光強度に対応した電流を
    発生する第2の受光素子と、前記2つの受光素子より発
    生した電流量の和または差に基づき前記温度制御素子を
    駆動する温度制御素子駆動回路と、前記発光素子にバイ
    アス電流と変調電流を供給する発光素子駆動回路とから
    なる光送信モジュール。
  4. 【請求項4】 発光素子と、前記発光素子の温度安定化
    のための温度制御素子と、前記発光素子からの背面光を
    入力とし、ある1つの特定波長の光を2つの異なる波長
    に反射する反射型波長分散素子と、前記反射型波長分散
    素子の反射光を入力とし、反射光強度に対応した電流を
    発生する受光素子と、前記反射型波長分散素子の第2の
    反射光を入力とし、第2の反射光強度に対応した電流を
    発生する第2の受光素子と、前記2つの受光素子より発
    生した電流量の和または差に基づき前記温度制御素子を
    駆動する温度制御素子駆動回路と、前記2つの受光素子
    より発生した電流量の和または差に基づき前記発光素子
    にバイアス電流と変調電流を供給する発光素子駆動回路
    とからなる光送信モジュール。
  5. 【請求項5】 発光素子と、前記発光素子の温度安定化
    のための温度制御素子と、前記発光素子からの背面光を
    入力とし、ある1つの特定波長の光を2つの異なる波長
    に透過する透過型波長分散素子と、前記透過型波長分散
    素子の透過光を入力とし、透過光強度に対応した電流を
    発生する受光素子と、前記透過型波長分散素子の第2の
    透過光を入力とし、第2の透過光強度に対応した電流を
    発生する第2の受光素子と、前記2つの受光素子より発
    生した電流量の和または差に基づき前記温度制御素子を
    駆動する温度制御素子駆動回路と、前記発光素子にバイ
    アス電流と変調電流を供給する発光素子駆動回路とから
    なる光送信モジュール。
  6. 【請求項6】 発光素子と、前記発光素子の温度安定化
    のための温度制御素子と、前記発光素子からの背面光を
    入力とし、ある1つの特定波長の光を2つの異なる波長
    に透過する透過型波長分散素子と、前記透過型波長分散
    素子の透過光を入力とし、透過光強度に対応した電流を
    発生する受光素子と、前記透過型波長分散素子の第2の
    透過光を入力とし、第2の透過光強度に対応した電流を
    発生する第2の受光素子と、前記2つの受光素子より発
    生した電流量の和または差に基づき前記温度制御素子を
    駆動する温度制御素子駆動回路と、前記2つの受光素子
    より発生した電流量の和または差に基づき前記発光素子
    にバイアス電流と変調電流を供給する発光素子駆動回路
    とからなる光送信モジュール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011244018A (ja) * 2011-09-07 2011-12-01 Sumitomo Electric Device Innovations Inc レーザ装置、光学装置の制御方法、およびレーザ装置の制御方法
US9007136B2 (en) 2012-02-07 2015-04-14 Seiko Epson Corporation Light-emitting device module and atomic oscillator

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