JP2001168090A - 成膜方法及び成膜装置 - Google Patents
成膜方法及び成膜装置Info
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Abstract
減することができる成膜方法及び成膜装置を提供する。 【解決手段】 処理チャンバ2内にプラズマを発生させ
た状態で、SiH4ガスとO2ガスとArガスとを含む成
膜ガスを処理チャンバ2内に導入し、ウェハWの成膜処
理を行う場合、まず、SiH4ガスをトップノズル20
のみから供給すると共に、O2ガス及びArガスをトッ
プノズル20及びサイドノズル24から供給する。そし
て、所定時間経過後、SiH4ガス、O2ガス及びArガ
スをそれぞれトップノズル20及びサイドノズル24か
ら供給する。これにより、成膜初期時には、ウェハWの
表面における中央部に形成される絶縁膜の膜厚が周辺部
に形成される絶縁膜の膜厚よりも大きくなる。
Description
プラズマを生成すると共に、処理チャンバ内に成膜ガス
を導入することにより、被処理基板の表面に絶縁膜を形
成する成膜方法及び成膜装置に関するものである。
(HDP)式CVD装置は、例えば、処理チャンバと、
この処理チャンバ内に設置され基板を支持する支持部材
と、処理チャンバ内に成膜ガスを導入するガス導入手段
と、処理チャンバ内に誘導結合高周波プラズマ(IC
P)を発生させるプラズマ発生手段とを備えている。こ
のようなHDP式CVD装置を用いて成膜を行う場合、
処理チャンバ内にプラズマを発生させた状態で、処理チ
ャンバ内に成膜ガスを導入することにより、支持部材に
支持された基板の表面にSiO2等の絶縁膜を形成す
る。
スタのゲート酸化膜が10nm以下と薄くなるにつれ、
プラズマを用いる半導体製造装置において、チャージア
ップによるゲート酸化膜の破壊が増えてきている。その
ようなゲート酸化膜に生じるプラズマダメージを軽減す
る方法として、従来は、プラズマのポテンシャルを低減
したり、プラズマを均一化したり、あるいはイオン注入
装置のようにウェハに注入される電荷量を制御するよう
にしていた。これらの技術は、エッチング装置やイオン
注入装置では非常に有効な方法であるが、上記のHDP
式CVD装置等といった基板の表面に絶縁膜を成膜する
装置では、そのような対策だけでは不十分であった。
ラズマダメージを低減することができる成膜方法及び成
膜装置を提供することである。
を重ねた結果、成膜初期時に、基板中央部に形成される
絶縁膜の膜厚よりも基板周辺部に形成される絶縁膜の膜
厚が大きいと、絶縁膜の表面に帯電したプラズマ中の荷
電粒子が基板周辺部から中央部に向かって移動し、基板
中央部の電荷密度が高くなり、その部分の電荷が薄い絶
縁膜を通ってゲート酸化膜に入り込み、その結果ゲート
酸化膜にプラズマダメージが起きやすくなることを見出
し、本発明を完成するに至った。
生させると共に、処理チャンバ内に成膜ガスを導入する
ことによって、処理チャンバ内に収容された被処理基板
の表面に絶縁膜を形成する成膜方法であって、成膜を開
始してから所定の期間、被処理基板の表面における中心
部を含む第1領域に形成される絶縁膜の膜厚が第1領域
の外側の第2領域に形成される絶縁膜の膜厚よりも大き
くなるように、成膜ガスを被処理基板の表面に向けて供
給することを特徴とするものである。
入することにより、成膜初期時には、絶縁膜の表面に帯
電したプラズマ中の荷電粒子は被処理基板の中央部から
周辺部に向かって移動するようになるため、基板から側
方に逃げる荷電粒子が多くなり、絶縁膜に残る電荷が少
なくなる。また、多少の荷電粒子が被処理基板にたまっ
ても、荷電粒子は被処理基板の中央部から周辺部に向か
うことで分散された状態となるため、その電荷密度は小
さい。したがって、ゲート酸化膜に生じるプラズマダメ
ージが低減される。
に向けて供給するときに、まず成膜ガスを第1領域のみ
に向けて供給し、続いて成膜ガスを第1領域及び第2領
域に向けて供給する。これにより、成膜初期時におい
て、被処理基板の中央部に形成される絶縁膜の膜厚を周
辺部に形成される絶縁膜の膜厚よりも大きくすることが
できる。
素含有ガスと酸化系ガスとを含むガスを使用する。この
場合には、被処理基板の表面に、絶縁膜としてSiO2
膜を形成できる。
基板の表面に向けて供給するときに、ケイ素含有ガスを
第1領域のみに向けて供給すると共に、酸化系ガスを第
1領域及び第2領域に向けて供給し、その後、ケイ素含
有ガス及び酸化系ガスの各々を第1領域及び第2領域に
向けて供給する。これにより、成膜初期時において、被
処理基板の中央部に形成される絶縁膜の膜厚を周辺部に
形成される絶縁膜の膜厚よりも大きくすることができ
る。
不活性ガスを含むガスを使用し、不活性ガスを処理チャ
ンバ内に導入してプラズマを生成し、その後、ケイ素含
有ガスと酸化系ガスと不活性ガスとの混合ガスを処理チ
ャンバ内に導入する。これにより、成膜ガスを処理チャ
ンバ内に導入する前に、処理チャンバ内の圧力が安定し
た状態となる。
チャンバ内に導入してプラズマを生成した後、ケイ素含
有ガスを処理チャンバ内に導入する前に、酸化系ガスを
処理チャンバ内に導入して被処理基板の加熱を行う。こ
れにより、被処理基板の加熱処理が効率よく行える。
スを使用し、酸化系ガスとしてO2ガスを使用する。
板の第1領域に向けて供給するときは、処理チャンバの
上部に設けられた第1ノズルから第1領域に向けて成膜
ガスを噴射させ、成膜ガスを被処理基板の第2領域に向
けて供給するときは、処理チャンバの側部に設けられた
複数の第2ノズルから第2領域に向けて成膜ガスを噴射
させる。これにより、成膜ガスを被処理基板の第1領域
及び第2領域に向けて効率よく供給できる。
縁膜の膜厚が1000A以下である期間、第1領域に形
成される絶縁膜の膜厚が第2領域に形成される絶縁膜の
膜厚よりも大きくなるように、成膜ガスを第1領域及び
第2領域に向けて供給する。
定時間経過後、被処理基板を支持する支持部材にバイア
ス用高周波電力を印加してプラズマを被処理基板に引き
込み、成膜終了時には、処理チャンバ内への成膜ガスの
導入を継続した状態で、支持部材へのバイアス用高周波
電力の印加を停止し、その後で成膜ガスの導入を停止す
る。処理チャンバ内への成膜ガスの導入を継続している
成膜処理中は、被処理基板の表面に形成される絶縁膜の
膜厚がほぼ均一になるように成膜ガスの供給流量が設定
される。このため、被処理基板の上方のプラズマ密度は
ほぼ均一であり、その状態でプラズマが被処理基板の表
面に均一に引き込まれることになる。従って、処理チャ
ンバ内への成膜ガスの導入を継続した状態で、バイアス
用高周波電力の印加を停止しても、被処理基板の表面の
電荷バランスが比較的良好な状態に維持される。これに
より、ゲート酸化膜に生じるプラズマダメージがより低
減される。
れた被処理基板の表面に絶縁膜を形成する成膜装置であ
って、処理チャンバ内にプラズマを発生させるプラズマ
発生手段と、処理チャンバ内に成膜ガスを導入するガス
導入手段と、成膜を開始してから所定の期間、被処理基
板の表面における中心部を含む第1領域に形成される絶
縁膜の膜厚が第1領域の外側の第2領域に形成される絶
縁膜の膜厚よりも大きくなるように、ガス導入手段を制
御する第1制御手段とを備えることを特徴とするもので
ある。
段及び第1制御手段を設けることにより、上記の成膜方
法を実施できるため、ゲート酸化膜に生じるプラズマダ
メージを低減することができる。
バの上部に設けられ、成膜ガスを被処理基板の第1領域
に向けて噴射する第1ノズルと、処理チャンバの側部に
設けられ、成膜ガスを被処理基板の第2領域に向けて噴
射する複数の第2ノズルとを有する。これにより、成膜
ガスを被処理基板の第1領域及び第2領域に向けて効率
よく供給できる。
まず成膜ガスを第1ノズルのみに供給し、続いて成膜ガ
スを第1ノズル及び第2ノズルに供給するように、ガス
導入手段を制御する。これにより、成膜初期時におい
て、被処理基板の中央部に形成される絶縁膜の膜厚を周
辺部に形成される絶縁膜の膜厚よりも大きくすることが
できる。
素含有ガスを第1ノズル及び第2ノズルに供給するため
のケイ素含有ガス供給系と、酸化系ガスを第1ノズル及
び第2ノズルに供給するための酸化系ガス供給系とを更
に有する。この場合には、ケイ素含有ガスと酸化系ガス
とを含むガスが成膜ガスとして処理チャンバ内に導入さ
れる。
まずケイ素含有ガスを第1ノズルのみに供給し、続いて
ケイ素含有ガスを第1ノズル及び第2ノズルに供給する
ように、ケイ素含有ガス供給系を制御する。これによ
り、成膜初期時において、被処理基板の中央部に形成さ
れる絶縁膜の膜厚を周辺部に形成される絶縁膜の膜厚よ
りも大きくすることができる。
は、第1ノズルに供給されるケイ素含有ガスの流量を調
整する手段と、第2ノズルに供給されるケイ素含有ガス
の流量を調整する手段とを有する。これにより、第1ノ
ズル及び第2ノズルに供給されるケイ素含有ガスの供給
流量を調整することによっても、成膜初期時に、被処理
基板の中央部に形成される絶縁膜の膜厚を周辺部に形成
される絶縁膜の膜厚よりも大きくすることができる。
活性ガスを第1ノズル及び第2ノズルに供給するための
不活性ガス供給系を更に有し、第1制御手段は、不活性
ガスを処理チャンバ内に導入するよう不活性ガス供給系
を制御し、その後で、ケイ素含有ガスと酸化系ガスと不
活性ガスとの混合ガスを処理チャンバ内に導入するよう
ケイ素含有ガス供給系、酸化系ガス供給系及び不活性ガ
ス供給系をそれぞれ制御する。これにより、成膜ガスを
処理チャンバ内に導入する前に、処理チャンバ内の圧力
が安定した状態となる。
不活性ガスを処理チャンバ内に導入するよう不活性ガス
供給系を制御した後、ケイ素含有ガスを処理チャンバ内
に導入するようケイ素含有ガス供給系を制御する前に、
酸化系ガスを処理チャンバ内に導入するよう酸化系ガス
供給系を制御する。これにより、被処理基板の加熱処理
が効率よく行える。
ャンバ内に被処理基板が収容された時の当該被処理基板
の中心部の直上位置に設けられている。これにより、成
膜ガスが第1ノズルから被処理基板の第1領域に向けて
効果的に噴射される。
置され、被処理基板を支持する支持部材と、支持部材に
バイアス用高周波電力を印加することで、プラズマ発生
手段で発生させたプラズマを被処理基板に引き込むプラ
ズマ引込手段と、処理チャンバ内への成膜ガスの導入を
継続した状態で、支持部材へのバイアス用高周波電力の
印加を停止するようプラズマ引込手段を制御し、その後
で成膜ガスの導入を停止するようガス導入手段を制御す
る第2制御手段とを更に備える。これにより、上述した
ように、バイアス用高周波電力の印加を停止しても、被
処理基板の表面の電荷バランスが比較的良好な状態に維
持されるため、ゲート酸化膜に生じるプラズマダメージ
をより低減できる。
に支持部材が配置されたチャンバ本体と、このチャンバ
本体の上部に設けられ、絶縁材料で形成された蓋体とを
有し、この蓋体の外面部にはコイルアンテナが取り付け
られており、プラズマ発生手段は、コイルアンテナにソ
ース用高周波電力を印加することで、処理チャンバ内に
プラズマを発生させる。これにより、処理チャンバ内に
プラズマを効果的に発生させることができる。
成膜装置の好適な実施形態について図面を参照して説明
する。
態として高密度プラズマ(HDP)式CVD装置を示す
概略構成図である。同図において、HDP式CVD装置
1は処理チャンバ2を備え、この処理チャンバ2は、チ
ャンバ本体3と、このチャンバ本体3の上部に当該チャ
ンバ本体3を覆うように設けられたドーム状の蓋体4と
を有している。この蓋体4は、セラミック等の絶縁体で
形成されている。蓋体4上には、ドーム温度を設定する
加熱プレート5a、冷却プレート5b及び支持プレート
6が設置されている。
ウェハWを支持する支持部材7が設置されており、この
支持部材7には、ウェハWを固定するための静電チャッ
ク8が設けられている。また、処理チャンバ2内におけ
る支持部材7の下方には、スロットルバルブ9が配置さ
れている。また、処理チャンバ2の下方には、ゲートバ
ルブ10を介してターボ分子ポンプ11が設置され、こ
のターボ分子ポンプ11により処理チャンバ2内が真空
排気される。
及びサイドコイル12sが取り付けられている。各コイ
ル12t,12sには、マッチングネットワーク(整合
器)13t,13sを介してRFジェネレータ14t,
14sが接続され、このRFジェネレータ14t,14
sにより各コイル12t,12sにソース用高周波電力
を印加することで、処理チャンバ2内にプラズマを発生
させる。また、支持部材7には、マッチングネットワー
ク15を介してRFジェネレータ16が接続され、この
RFジェネレータ16により支持部材7にバイアス用高
周波電力を印加することで、処理チャンバ2内に発生し
たプラズマがウェハW表面に引き込まれる。なお、処理
チャンバ2には、クリーニングプロセスに使用するプラ
ズマを処理チャンバ2内に発生させるためのクリーニン
グ用プラズマ発生部17が接続されている。
方より処理チャンバ2内に導入するためのガス導入部1
8が設けられている。ここでは、成膜ガスとして、ケイ
素含有ガスであるシラン(SiH4)ガス、酸化系ガス
である酸素(O2)ガス、不活性ガスであるアルゴン
(Ar)ガスの混合ガスを使用する。
うに、ガス導入口を有する2つのガス通路19a,19
bと、このガス通路19a,19bに連通し、下側に突
出したトップノズル20とを有している。ここでは、ガ
ス通路19aは、SiH4ガス及びArガスの供給通路
であり、ガス通路19bは、O2ガスの供給通路であ
る。トップノズル20は、支持部材7にウェハWが支持
された時のウェハWの中心部の直上位置に設けられてい
る。これにより、ガス通路19a,19bからのガスが
ウェハWの表面における中心部を含む第1領域(ウェハ
中央部)に向けて効率よく噴射される。なお、トップノ
ズル20の設置位置は支持部材7の上方であればよく、
またトップノズル20を複数設けてもよい。
を側方より処理チャンバ2内に導入するためのガス導入
部21が設けられている。ガス導入部21は、図2及び
図3に示すように、ガス導入口を有するガス通路22
a,22bと、このガス通路22a,22bと連通した
ガス供給リング23a,23bと、チャンバ本体3の内
側に突出した複数(ここでは12個)のサイドノズル
(第2ノズル)24とを有している。ここでは、ガス通
路22aにはSiH4ガス及びArガスが導入され、ガ
ス通路22bにはO2ガスが導入されるようになってい
る。
ルとO2ガス用ノズルに分けられており、ガス供給リン
グ23aと連通したサイドノズル24がSiH4ガス用
ノズルであり、ガス供給リング23bと連通したサイド
ノズル24がO2ガス用ノズルとなっている。これらの
サイドノズル24は、ガス供給リング23a,23bか
らのガスがウェハWの表面における第1領域の外側の第
2領域(ウェハ周辺部)に向けて噴射されるように構成
されている。
は、ガス供給ライン25a〜25fを介してガス供給源
26X〜26Zと接続されている。ガス供給源26Xは
SiH4ガスの供給源であり、ガス供給源26YはO2ガ
スの供給源であり、ガス供給源26ZはArガスの供給
源である。各ガス供給ライン25a〜25fには、ガス
導入部18,21へのガスの供給をオンオフする開閉バ
ルブ27a〜27fと、ガス導入部18,21に供給さ
れるガスの流量を調整する質量流量コントローラ(MF
C)28a〜28fとが設けられている。
は、制御装置30からの制御信号により制御される。制
御装置30は、処理チャンバ2内にプラズマを発生させ
るようRFジェネレータ14t,14sを制御すると共
に、そのプラズマをウェハWに引き込ませるようRFジ
ェネレータ16を制御する。また、制御装置30は、ガ
ス供給源26X〜26Zのガスを所望の流量で処理チャ
ンバ2内に導入するよう開閉バルブ27a〜27f及び
MFC28a〜28fを制御する。さらに、制御装置3
0は、図示はしないが、ウェハWの搬入・搬出を行うウ
ェハ搬送ロボット(図示せず)を制御したり、処理チャ
ンバ2内の圧力を調整すべくスロットルバルブ9及びゲ
ートバルブ10を制御する。
が入力操作する入力装置31が接続されており、入力装
置31から成膜処理開始信号が出力されると、制御装置
30は上記の制御処理を実行する。制御装置30による
ガス供給制御および高周波印加制御の処理手順を図4に
示す。
が送出されたかどうかを判断し(手順101)、成膜処
理開始信号が送出されたと判断されると、開閉バルブ2
7e,27fを開くと共にMFC28e,28fを調整
し、ガス供給源26ZのArガスをトップノズル20及
びサイドノズル24に供給する(手順102)。
タ14t,14sをオンにし、コイル12t,12sに
ソース用高周波電力を印加する(手順103)。次い
で、開閉バルブ27dを開くと共にMFC28dを調整
し、ガス供給源26YのO2ガスをサイドノズル24に
供給する(手順104)。続いて、開閉バルブ27cを
開くと共にMFC28cを調整し、ガス供給源26Yの
O2ガスをトップノズル20にも供給する(手順10
5)。
FC28aを調整し、ガス供給源26XのSiH4ガス
をトップノズル20に供給する(手順106)。続い
て、開閉バルブ27bを開くと共にMFC28bを調整
し、ガス供給源26XのSiH 4ガスをサイドノズル2
4にも供給する(手順107)。そして、RFジェネレ
ータ16をオンにし、支持部材7にバイアス用高周波電
力を印加する(手順108)。
てウェハWの成膜処理が終了したかどうかを判断し(手
順109)、成膜処理が終了したと判断されると、RF
ジェネレータ16をオフにし、支持部材7へのバイアス
用高周波電力の印加を停止する(手順110)。
じ、SiH4ガスの供給を停止する(手順111)。そ
して、開閉バルブ27c〜27fを閉じ、O2ガス及び
Arガスの供給を停止する(手順112)。そして、R
Fジェネレータ14t,14sをオフにし、コイル12
t,12sへのソース用高周波電力の印加を停止する
(手順113)。
膜を開始してから所定の期間、被処理基板Wの表面にお
ける中心部を含む第1領域(ウェハ中央部)に形成され
る絶縁膜の膜厚が第1領域の外側の第2領域(ウェハ周
辺部)に形成される絶縁膜の膜厚よりも大きくなるよう
に、ガス導入手段27a〜27f,28a〜28fを制
御する第1制御手段を構成する。手順109〜113
は、処理チャンバ2内への成膜ガスの導入を継続した状
態で、支持部材7へのバイアス用高周波電力の印加を停
止するようプラズマ引込手段16を制御し、その後で成
膜ガスの導入を停止するようガス導入手段27a〜27
f,28a〜28fを制御する第2制御手段を構成す
る。
1を用いた成膜方法について、図5に示すプロセスタイ
ムテーブル表により説明する。
に、スロットルバルブ9を所定の角度で開いた状態で、
ターボ分子ポンプ11により処理チャンバ2内を真空引
きする。また、ガス供給源26XのArガスをノズル2
0,24より処理チャンバ2内に導入する。このとき、
トップノズル20へのArガスの供給流量は、例えば1
6sccmであり、サイドノズル24へのArガスの供給流
量は、例えば180sccmである。これにより、処理チャ
ンバ2内の圧力が、例えば0.05Torrまで減圧され
る。
ジェネレータ14tによりトップコイル12tにソース
用高周波電力を印加し、処理チャンバ2内にプラズマを
発生させる。このソース用高周波電力の周波数は例えば
2.0MHzであり、電力値は例えば1KWである。な
お、上記(1)でArガスの供給時間を15秒としたの
は、処理チャンバ2内の圧力を安定させるためである。
ャック8をオンにし、ウェハ搬送ロボット(図示せず)
により搬入したウェハWを支持部材7に固定する。これ
とほぼ同時に、サイドノズル24から供給されるArガ
スの流量を例えば110sccmに減らすと共に、ガス供給
源26YのO2ガスをサイドノズル24より処理チャン
バ2内に導入する。この時のO2ガスの供給流量は、例
えば30sccmである。また、RFジェネレータ14sに
よりサイドコイル12sにソース用高周波電力を印加す
る。この時の高周波電力は、例えば2KWである。
ノズル24より供給されるO2ガスの流量を例えば13
6sccmに増やすと共に、O2ガスをトップノズル20よ
り処理チャンバ2内に導入する。このとき、トップノズ
ル20からのO2ガスの供給流量は、例えば22.3scc
mである。これにより、プラズマの熱によってウェハW
の表面が効果的に加熱される。
プコイル20に印加する高周波電力を1.3KWに上げ
ると共に、サイドコイル24に印加する高周波電力を
3.1KWに上げる。これとほぼ同時に、Arガス及び
O2ガスに加えて、ガス供給源26XのSiH4ガスをト
ップノズル20より処理チャンバ2内に導入し、ウェハ
Wの成膜処理を開始する。この時のSiH4ガスの供給
流量は、例えば25sccmである。これにより、SiH4
及びO2は、イオンまたはラジカルに電離された状態で
ウェハ中央部に達し、その部分にSiO2膜が形成され
る。
ノズル20から供給されるSiH4ガスの流量を例えば
12.3sccmに減らすと共に、SiH4ガスをサイドノ
ズル24からも処理チャンバ2内に導入する。このと
き、サイドノズル24からのSiH4ガスの供給流量
は、例えば76sccmである。これにより、ウェハ中央部
だけでなく、ウェハ周辺部にもSiO2膜が形成される
ようになる。なお、サイドノズル24に供給するSiH
4ガスの流量をトップノズル20に供給するSiH4ガス
の流量よりも多くしているのは、ウェハWの表面に形成
されるSiO2膜の膜厚が均一になるようにするためで
ある。
ェネレータ16により支持部材7にバイアス用高周波電
力を印加する。このバイアス用高周波電力の周波数は例
えば13.6MHzであり、電力値は例えば3.5KW
である。これにより、RFジェネレータ14t,14s
により生成されたプラズマ種のウェハW表面への移送が
促進され、ウェハWの成膜が進行していく。
ウェハWの表面に形成されるSiO 2膜の膜厚が所望の
厚さになると、処理チャンバ2内へのSiH4ガス、O2
ガス、Arガスの導入を継続した状態で、支持部材7へ
のバイアス用高周波電力の印加を停止する。また、トッ
プコイル12tに印加する高周波電力を1KWに下げる
と共に、サイドコイル12sに印加する高周波電力を2
KWに下げる。
ャンバ2内へのSiH4ガスの導入を停止する。
チャック8をオフにし、ウェハ搬送ロボット(図示せ
ず)によりウェハWを処理チャンバ2の外部へ搬出す
る。また、処理チャンバ2内へのArガス及びO2ガス
の導入を停止すると共に、コイル12t,12sへのソ
ース用高周波電力の印加を停止する。以上により、ウェ
ハWの成膜処理が終了する。
ように、ウェハW上に形成される絶縁膜の膜厚を均一に
すべく、SiH4ガスのサイドノズル24への供給流量
をトップノズル20への供給流量よりも多くするが、こ
のようにすると、成膜初期時には、配管のコンダクタン
スの相違等によって、ウェハ周辺部に形成される絶縁膜
の膜厚がウェハ中央部に対して厚くなる傾向にある。こ
の場合には、たとえプラズマ密度やプラズマポテンシャ
ルが空間的に均一であっても、ゲート酸化膜に起きるプ
ラズマダメージを軽減することは困難である。
なると、絶縁膜を突き抜ける荷電粒子よりも、絶縁膜の
表面に帯電して横方向にドリフトする荷電粒子の方が多
くなる。このため、上記のようにウェハ周辺部の絶縁膜
の膜厚がウェハ中央部の絶縁膜の膜厚よりも厚くなる
と、荷電粒子がウェハ周辺部からウェハ中央部に向かっ
て移動し、ウェハ中央部の電荷密度が高くなる。そし
て、ウェハ中央部に蓄積された荷電粒子が薄い絶縁膜を
突き抜けてゲート酸化膜に達し、その結果ゲート酸化膜
に生じるプラズマダメージが激しくなると考えられる。
周波電力の印加の停止タイミングも、ウェハWのプラズ
マダメージに影響すると考えられる。すなわち、SiH
4ガスを処理チャンバ2の上方および側方よりウェハW
に向けて供給する構造のものでは、トップノズル20へ
のSiH4ガスの供給系(ガス供給ライン25a)とサ
イドノズル24への供給系(ガス供給ライン25b)と
では、上述したように配管のコンダクタンスやSiH4
ガスの供給流量が異なる。このような相違によって、S
iH4ガスの供給を停止したときには、ガス供給ライン
25bの配管内に残留するSiH4ガスの量がガス供給
ライン25aの配管内に残留するSiH4ガスの量より
も多くなる。このため、ウェハエッジ部の上方のプラズ
マ密度がウェハ中央部の上方のプラズマ密度よりも高く
なる傾向にあり、このようにプラズマ密度が不均一な状
態でイオンがウェハWに引き込まれると、ウェハW表面
の電荷バランスが悪化する。ところで、ウェハWに生じ
るプラズマダメージは、バイアス用高周波電力の印加を
オン/オフした時が特に誘起されやすい。従って、ウェ
ハW表面の電荷バランスが不均一な状態で、バイアス用
高周波電力の印加を停止すると、荷電粒子がウェハW表
面を移動しやすくなり、その結果ゲート酸化膜にプラズ
マダメージが生じやすくなる。
期時には、まずSiH4ガスをトップノズル20のみか
ら処理チャンバ2内に導入し、所定時間経過後にSiH
4ガスをトップノズル20及びサイドノズル24の両方
から導入することによって、ウェハ中央部に形成される
絶縁膜の膜厚がウェハ周辺部に形成される絶縁膜の膜厚
よりも大きくなるようにしたので、絶縁膜の表面に帯電
したプラズマ中の荷電粒子はウェハ中央部からウェハ周
辺部に向かってドリフトするようになる。この場合に
は、絶縁膜の表面に帯電した荷電粒子がウェハWから側
方に逃げやすくなるため、絶縁膜に残る電荷が減少す
る。また、絶縁膜に電荷が残ったとしても、荷電粒子は
ウェハ周辺部に分散した状態となるため、電荷密度は極
めて小さい。したがって、薄い絶縁膜を突き抜けてゲー
ト酸化膜に達する電荷が減少し、ゲート酸化膜に生じる
プラズマダメージが低減される。
絶縁膜の膜厚がウェハ周辺部の絶縁膜の膜厚よりも大き
くなるが、SiH4ガスのサイドノズル24への供給流
量はトップノズル20への供給流量よりも多いので、時
間の経過と共に絶縁膜の膜厚はウェハW全体にわたって
ほぼ均一になっていき、結果的に膜厚均一性を損なうこ
とはほとんど無い。なお、成膜初期時とは、絶縁膜の膜
厚が例えば1000A(オングストロ−ム)以下である
期間をいう。
へのSiH4ガスの供給を継続した状態で、支持部材7
へのバイアス用高周波電力の印加を停止し、その後でS
iH 4ガスの供給を停止するようにしたので、成膜終了
時に起因するプラズマダメージも低減できる。つまり、
SiH4ガスの供給継続中は、上述したようにウェハW
の表面に形成される絶縁膜の膜厚が均一になるようにノ
ズル20,24へのSiH4ガスの供給流量を設定して
いる。このため、ウェハWの上方のプラズマ密度がほぼ
均一であり、その状態でイオンがウェハWの表面に引き
込まれることになるので、ウェハW表面の電荷バランス
は比較的良好である。従って、このような状態でバイア
ス用高周波電力の印加を停止しても、ウェハW表面の電
荷バランスは良好な状態に維持され、荷電粒子がウェハ
W表面を移動しにくくなる。これにより、ゲート酸化膜
に生じるプラズマダメージがより一層低減される。
用する試験用素子群(TEG)を示したものである。同
図において、TEG50は、厚さが40Aのゲート酸化
膜51と、ポリシリコンゲート52と、アンテナ比が2
0Kのアルミニウムアンテナ53とを含むアンテナTE
Gである。このようなアンテナTEG50が全体にわた
って複数組み込まれたウェハを用意し、ICテスター5
4を使用して、成膜初期時におけるゲート酸化膜51の
リーク電流を測定した。その測定結果を図7に示す。図
7(a)は、ウェハ中央部の膜厚がウェハ周辺部の膜厚
よりも小さくなるように初期絶縁膜を形成した場合の測
定結果であり、図7(b)は、ウェハ中央部の膜厚がウ
ェハ周辺部の膜厚よりも大きくなるように初期絶縁膜を
形成した場合の測定結果である。また、ひし形(◆)は
面積アンテナ比(A/R)を2Kとしたとき、四角形
(■)はA/Rを20Kとしたとき、三角形(▲)はA
/Rを40Kとしたとき、丸(●)はA/Rを100K
としたときのものである。ウェハ中央部の初期絶縁膜の
膜厚がウェハ周辺部の初期絶縁膜の膜厚よりも薄い場合
には、図7(a)に示すように、ゲート酸化膜51のリ
ーク電流にバラツキがあるのが分かる。これは、ウェハ
中央部に集中して電荷が貯まることで、ウェハ中央部に
組み込まれたアンテナTEG50のゲート酸化膜51が
破壊したためであると考えられる。
膜厚をウェハ周辺部の初期絶縁膜の膜厚よりも厚くした
場合には、図7(b)に示すように、ゲート酸化膜51
のリーク電流にバラツキはほとんど見られず、ゲート酸
化膜51の破壊がかなり改善されていることが分かる。
わたって複数組み込まれたウェハを用意し、成膜終了時
におけるウェハの破壊についての評価を行った。具体的
には、ウェハに印加する電圧を最大4.2Vまで徐々に
上げていき、ICテスター54を用いて、何ボルトでゲ
ート酸化膜51が破壊するかを測定した。その測定結果
を図8に示す。図8(a)は、SiH4ガスの供給を停
止した後に、バイアス用高周波電力の印加を停止した場
合の測定結果であり、図8(b)は、バイアス用高周波
電力の印加を停止した後に、SiH4ガスの供給を停止
した場合の測定結果である。ここで、黒く塗りつぶした
部分が、ゲート酸化膜51にダメージが生じたウェハ上
の不良を表わしている。
ス用高周波電力の印加を停止した場合には、図8(a)
に示すようにダメージ発生率が9%であるのに対し、バ
イアス用高周波電力の印加を停止してからSiH4ガス
の供給を停止した場合には、図8(b)に示すようにダ
メージ発生率が2%であり、ゲート酸化膜51の破壊が
かなり改善されていることが分かる。
の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は、
上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。例
えば、上記実施形態では、成膜初期において、SiH4
ガスをトップノズル20のみから供給し、その後、Si
H4ガスをトップノズル20及びサイドノズル24から
供給するようにしたが、トップノズル20及びサイドノ
ズル24から供給されるSiH4ガスの流量を調整する
ことによって、ウェハ表面における中央部に形成される
絶縁膜の膜厚が周辺部に形成される絶縁膜の膜厚よりも
大きくなるようにしてもよい。
て、ケイ素含有ガスであるSiH4と酸化系ガスである
O2ガスと不活性ガスであるArガスとの混合ガスを使
用したが、成膜ガスは、特にそのようなガスに限定され
ない。例えば、ケイ素含有ガスとしてSiF4ガスやS
iHCl3ガス等を使用し、酸化系ガスとしてNOガ
ス、N2Oガス、NO2ガス等を使用してもよい。また、
ウェハWの表面に形成する絶縁膜は、上記のようなシリ
コン酸化膜SiO2に限らず、Si3N4等のシリコン窒
化膜としてもよく、その場合には、成膜ガスとして、ケ
イ素含有ガスとN2、NH3等の窒化系ガスとを含むガス
を使用する。
ウェハ表面における中央部に形成される絶縁膜の膜厚が
周辺部に形成される絶縁膜の膜厚よりも大きくなるよう
に成膜ガスを導入するものであるが、もちろん初期絶縁
膜の膜厚がウェハ表面全体で均一であってもよい。この
場合には、荷電粒子がウェハWの周辺部から中央部にド
リフトすることはほとんど無いので、ウェハ中央部の膜
厚がウェハ周辺部の膜厚よりも薄い場合に比べて、ゲー
ト酸化膜に生じるプラズマダメージが低減するのは言う
までもない。
であるが、本発明の成膜装置は、処理チャンバ内にプラ
ズマを生成すると共に処理チャンバ内に成膜ガスを導入
することによって成膜を行うものであれば、適用可能で
ある。
理基板の表面における中心部を含む第1領域に形成され
る絶縁膜の膜厚が第1領域の外側の第2領域に形成され
る絶縁膜の膜厚よりも大きくなるように、成膜ガスを被
処理基板の表面に向けて供給するので、被処理基板の破
壊を低減できる。
内への成膜ガスの導入を継続した状態で、支持部材への
バイアス用高周波電力の印加を停止し、その後で成膜ガ
スの導入を停止するようにした場合には、被処理基板の
破壊をより低減できる。
度プラズマ(HDP)式CVD装置を示す概略構成図で
ある。
断面図である。
高周波印加制御の処理手順を示すフローチャートであ
る。
ーブル表である。
ナTEGを示す図である。
膜初期時におけるダメージ測定を行ったときの結果を示
す図である。
膜終了時におけるダメージ測定を行ったときの結果を示
す図である。
理チャンバ、3…チャンバ本体、4…蓋体、7…支持部
材、12t…トップコイル(コイルアンテナ)、12s
…サイドコイル(コイルアンテナ)、13t,13s…
マッチングネットワーク(プラズマ発生手段)、14
t,14s…ソース用RFジェネレータ(プラズマ発生
手段)、15…マッチングネットワーク(プラズマ引込
手段)、16…バイアス用RFジェネレータ(プラズマ
引込手段)、18…ガス導入部、20…トップノズル
(第1ノズル)、21…ガス導入部、20…サイドノズ
ル(第2ノズル)、25a,25b…ガス供給ライン
(ケイ素含有ガス供給系)、25c,25d…ガス供給
ライン(酸化系ガス供給系)、25e,25f…ガス供
給ライン(不活性ガス供給系)、26X…ガス供給源
(ケイ素含有ガス供給系)、26Y…ガス供給源(酸化
系ガス供給系)、26Z…ガス供給源(不活性ガス供給
系)、27a,27b…開閉バルブ(ケイ素含有ガス供
給系)、27c,27d…開閉バルブ(酸化系ガス供給
系)、27e,27f…開閉バルブ(不活性ガス供給
系)、28a,28b…MFC(ケイ素含有ガス供給
系)、28c,28d…MFC(酸化系ガス供給系)、
28e,28f…MFC(不活性ガス供給系)、30…
制御装置、W…ウェハ(被処理基板)。
Claims (21)
- 【請求項1】 処理チャンバ内にプラズマを発生させる
と共に、前記処理チャンバ内に成膜ガスを導入すること
によって、前記処理チャンバ内に収容された被処理基板
の表面に絶縁膜を形成する成膜方法であって、 成膜を開始してから所定の期間、前記被処理基板の表面
における中心部を含む第1領域に形成される前記絶縁膜
の膜厚が前記第1領域の外側の第2領域に形成される前
記絶縁膜の膜厚よりも大きくなるように、前記成膜ガス
を前記被処理基板の表面に向けて供給する成膜方法。 - 【請求項2】 前記成膜ガスを前記被処理基板の表面に
向けて供給するときに、まず前記成膜ガスを前記第1領
域のみに向けて供給し、続いて前記成膜ガスを前記第1
領域及び前記第2領域に向けて供給する請求項1記載の
成膜方法。 - 【請求項3】 前記成膜ガスとして、ケイ素含有ガスと
酸化系ガスとを含むガスを使用する請求項1または2記
載の成膜方法。 - 【請求項4】 前記成膜ガスを前記被処理基板の表面に
向けて供給するときに、前記ケイ素含有ガスを前記第1
領域のみに向けて供給すると共に、前記酸化系ガスを前
記第1領域及び前記第2領域に向けて供給し、その後、
前記ケイ素含有ガス及び前記酸化系ガスの各々を前記第
1領域及び前記第2領域に向けて供給する請求項3記載
の成膜方法。 - 【請求項5】 前記成膜ガスとして、更に不活性ガスを
含むガスを使用し、前記不活性ガスを前記処理チャンバ
内に導入して前記プラズマを生成し、その後、前記ケイ
素含有ガスと前記酸化系ガスと前記不活性ガスとの混合
ガスを前記処理チャンバ内に導入する請求項3または4
記載の成膜方法。 - 【請求項6】 前記不活性ガスを前記処理チャンバ内に
導入して前記プラズマを生成した後、前記ケイ素含有ガ
スを前記処理チャンバ内に導入する前に、前記酸化系ガ
スを前記処理チャンバ内に導入して前記被処理基板の加
熱を行う請求項5記載の成膜方法。 - 【請求項7】 前記ケイ素含有ガスとしてSiH4ガス
を使用し、前記酸化系ガスとしてO2ガスを使用する請
求項3〜6のいずれか一項記載の成膜方法。 - 【請求項8】 前記成膜ガスを前記被処理基板の前記第
1領域に向けて供給するときは、前記処理チャンバの上
部に設けられた第1ノズルから前記第1領域に向けて前
記成膜ガスを噴射させ、前記成膜ガスを前記被処理基板
の前記第2領域に向けて供給するときは、前記処理チャ
ンバの側部に設けられた複数の第2ノズルから前記第2
領域に向けて前記成膜ガスを噴射させる請求項1〜7の
いずれか一項記載の成膜方法。 - 【請求項9】 前記被処理基板の表面に形成される前記
絶縁膜の膜厚が1000A以下である期間、前記第1領
域に形成される前記絶縁膜の膜厚が前記第2領域に形成
される前記絶縁膜の膜厚よりも大きくなるように、前記
成膜ガスを前記第1領域及び前記第2領域に向けて供給
する請求項1〜8のいずれか一項記載の成膜方法。 - 【請求項10】 成膜を開始してから所定時間経過後、
前記被処理基板を支持する支持部材にバイアス用高周波
電力を印加して前記プラズマを前記被処理基板に引き込
み、 成膜終了時には、前記処理チャンバ内への前記成膜ガス
の導入を継続した状態で、前記支持部材への前記バイア
ス用高周波電力の印加を停止し、その後で前記成膜ガス
の導入を停止する請求項1〜9のいずれか一項記載の成
膜方法。 - 【請求項11】 処理チャンバ内に収容された被処理基
板の表面に絶縁膜を形成する成膜装置であって、 前記処理チャンバ内にプラズマを発生させるプラズマ発
生手段と、 前記処理チャンバ内に成膜ガスを導入するガス導入手段
と、 成膜を開始してから所定の期間、前記被処理基板の表面
における中心部を含む第1領域に形成される前記絶縁膜
の膜厚が前記第1領域の外側の第2領域に形成される前
記絶縁膜の膜厚よりも大きくなるように、前記ガス導入
手段を制御する第1制御手段とを備える成膜装置。 - 【請求項12】 前記ガス導入手段は、前記処理チャン
バの上部に設けられ、前記成膜ガスを前記被処理基板の
前記第1領域に向けて噴射する第1ノズルと、前記処理
チャンバの側部に設けられ、前記成膜ガスを前記被処理
基板の前記第2領域に向けて噴射する複数の第2ノズル
とを有する請求項11記載の成膜装置。 - 【請求項13】 前記第1制御手段は、まず前記成膜ガ
スを前記第1ノズルのみに供給し、続いて前記成膜ガス
を前記第1ノズル及び前記第2ノズルに供給するよう
に、前記ガス導入手段を制御する請求項12記載の成膜
装置。 - 【請求項14】 前記ガス導入手段は、ケイ素含有ガス
を前記第1ノズル及び前記第2ノズルに供給するための
ケイ素含有ガス供給系と、酸化系ガスを前記第1ノズル
及び前記第2ノズルに供給するための酸化系ガス供給系
とを更に有する請求項12または13記載の成膜装置。 - 【請求項15】 前記第1制御手段は、まず前記ケイ素
含有ガスを前記第1ノズルのみに供給し、続いて前記ケ
イ素含有ガスを前記第1ノズル及び前記第2ノズルに供
給するように、前記ケイ素含有ガス供給系を制御する請
求項14記載の成膜装置。 - 【請求項16】 前記ケイ素含有ガス供給系は、前記第
1ノズルに供給される前記ケイ素含有ガスの流量を調整
する手段と、前記第2ノズルに供給される前記ケイ素含
有ガスの流量を調整する手段とを有する請求項14また
は15記載の成膜装置。 - 【請求項17】 前記ガス導入手段は、不活性ガスを前
記第1ノズル及び前記第2ノズルに供給するための不活
性ガス供給系を更に有し、 前記第1制御手段は、前記不活性ガスを前記処理チャン
バ内に導入するよう前記不活性ガス供給系を制御し、そ
の後で、前記ケイ素含有ガスと前記酸化系ガスと前記不
活性ガスとの混合ガスを前記処理チャンバ内に導入する
よう前記ケイ素含有ガス供給系、前記酸化系ガス供給系
及び前記不活性ガス供給系をそれぞれ制御する請求項1
4〜16のいずれか一項記載の成膜装置。 - 【請求項18】 前記第1制御手段は、前記不活性ガス
を前記処理チャンバ内に導入するよう前記不活性ガス供
給系を制御した後、前記ケイ素含有ガスを前記処理チャ
ンバ内に導入するよう前記ケイ素含有ガス供給系を制御
する前に、前記酸化系ガスを前記処理チャンバ内に導入
するよう前記酸化系ガス供給系を制御する請求項17記
載の成膜装置。 - 【請求項19】 前記第1ノズルは、前記処理チャンバ
内に前記被処理基板が収容された時の当該被処理基板の
中心部の直上位置に設けられている請求項12〜18の
いずれか一項記載の成膜装置。 - 【請求項20】 前記処理チャンバ内に配置され、前記
被処理基板を支持する支持部材と、 前記支持部材にバイアス用高周波電力を印加すること
で、前記プラズマ発生手段で発生させたプラズマを前記
被処理基板に引き込むプラズマ引込手段と、 前記処理チャンバ内への前記成膜ガスの導入を継続した
状態で、前記支持部材への前記バイアス用高周波電力の
印加を停止するよう前記プラズマ引込手段を制御し、そ
の後で前記成膜ガスの導入を停止するよう前記ガス導入
手段を制御する第2制御手段とを更に備える請求項11
〜19のいずれか一項記載の成膜装置。 - 【請求項21】 前記処理チャンバは、内部に前記支持
部材が配置されたチャンバ本体と、このチャンバ本体の
上部に設けられ、絶縁材料で形成された蓋体とを有し、
この蓋体の外面部にはコイルアンテナが取り付けられて
おり、 前記プラズマ発生手段は、前記コイルアンテナにソース
用高周波電力を印加することで、前記処理チャンバ内に
プラズマを発生させる請求項11〜20のいずれか一項
記載の成膜装置。
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