JP2001167311A - コイン検査方法および装置 - Google Patents
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Abstract
することによって被検査コインを高精度で検査すること
ができるようにしたコイン検査方法および装置を提供す
る。 【解決手段】 コイン3が通過するコイン通路1に沿っ
て磁気センサ2を配設し、該磁気センサ2の検出信号波
形10に基づき該コイン3検査を行うコイン検査におい
て、磁気センサ2の検出信号波形10の差分波形11を
求め、該差分波形11のピーク位置を示す第1の情報お
よび該差分波形11のピーク位置における検出信号波形
10の値を示す第2の情報および該差分波形11のピー
ク位置における差分波形11の値を示す第3の情報を抽
出し、該抽出した前記第1乃至第3の情報を用いてコイ
ン3を検査する。
Description
よび金種を検査するコイン検査方法および装置に関し、
特に自動販売機、ゲーム機器等に使用されるコインの検
査に好適なコイン検査方法および装置に関する。
されるコイン検査装置は、誘導コイルを用いた磁気セン
サを使用する電子式コイン検査装置が主流である。
ンの自由落下を利用するもので、コイン投入口から投入
されたコインを案内するコイン通路に複数組みの誘導コ
イルを配置し、この複数組みの誘導コイルをそれぞれ異
なる周波数により励磁することで電磁場を形成し、コイ
ン投入口から投入されたコインがこの電磁場内を通過す
ることによる、該電磁場の変化を利用して該コインの真
贋性および金種を検査するように構成されている。
によるコインの検査は、周知の原理によるもので、上記
電磁場の中をコインが通過するとき、この電磁場とコイ
ンとの相互作用により得られる電気的変化量(周波数変
化、電圧変化、位相変化)を検出して該コインの真贋性
および金種を判別している。
の特徴が周波数に依存したパラメータとなることが多い
ことから、米国特許N0.3,870,137に開示さ
れているように、複数の周波数を使うことでコインの材
質、外径、厚さなどを検査する技術として利用されてい
る。
出する手法を採用するコイン検査装置も提案されてお
り、その代表的技術として特開平11−167655公
報あるいは特開平11−175793号公報に開示され
たものがある。
化に伴って諸外国のコインが容易に持ち込まれ、それら
のコインが自動販売機等に誤って投入されたり、或いは
不正を試みる者による詐欺行為などのために投入される
ケースが増えている。
径、厚さなどが本物のコインに近似するものがあった
り、あるいは諸外国のコインを変造するなどして本物コ
インに似せたものが多量に出回っている。
のコインを変造したコインは、本物のコインとコイン表
面のデザイン(凹凸模様)が異なったり、あるいはコイン
縁部(フランジ)の形状が異なるものの、材質、外径、厚
さが殆ど一致しているものがあるため、従来の磁気セン
サを使用したコイン検査装置においては、これらのコイ
ンを本物と誤って受け入れてしまうことがあり、この場
合、自動販売機等の管理者に不測の損害を与えることに
なる。
ランジ)の形状を精度良く検出する技術が望まれてい
る。
ン検査装置は、磁気センサの検出信号波形のピーク値お
よびその位置のみに基づき被検査コインの真贋性および
金種を判別するように構成されているため、情報量が少
なく、このために諸外国のコイン若しくは諸外国のコイ
ンを変造したコインを確実に判別できないという問題が
あった。
形から多くの情報を抽出することによって被検査コイン
を高精度で検査することができるようにしたコイン検査
方法および装置を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、コインが通過するコイン通
路に沿ってセンサを配設し、該センサの検出信号波形に
基づき該コインの検査を行うコイン検査方法において、
前記検出信号波形の差分波形を求め、該差分波形のピー
ク位置を示す第1の情報および該差分波形のピーク位置
における前記検出信号波形の値を示す第2の情報および
該差分波形のピーク位置における前記差分波形の値を示
す第3の情報を抽出し、該抽出した前記第1乃至第3の
情報を用いて前記コインを検査することを特徴とする。
載の発明において、前記センサの出力を一定時間間隔で
サンプリングしてアナログディジタル変換して前記検出
信号波形を求め、該検出信号波形の隣接するデジタル値
間の差をそれぞれ求めることにより前記差分波形を求め
ることを特徴とする。
載の発明において、前記差分波形の時点tにおける値を
Δ(t)とするとき2サンプル点前の時点t−2におけ
る前記差分波形の値Δ(t−2)とΔ(t)との差が0
となる時点を前記差分波形のピーク位置として抽出する
ことを特徴とする。
載の発明において、前記差分波形の時点tにおける値を
Δ(t)とするときNサンプル点前の時点t−Nにおけ
る前記差分波形の値Δ(t−N)とΔ(t)との差が0
となる時点を前記差分波形のピーク位置として抽出する
ことを特徴とする。
過するコイン通路に沿ってセンサを配設し、該センサの
検出信号波形に基づき該コインの検査を行うコイン検査
方法において、前記検出信号波形の差分波形を求め、該
差分波形の特定の領域の特徴量を検査情報として前記コ
インを検査することを特徴とする。
載の発明において、前記特定の領域は、前記コインのフ
ランジ部に対応する領域であることを特徴とする。
載の発明において、前記センサの出力を一定時間間隔で
サンプリングしてアナログディジタル変換して前記検出
信号波形を求め、該検出信号波形の隣接するデジタル値
間の差をそれぞれ求めることにより前記差分波形を求め
ることを特徴とする。
載の発明において、前記特定の領域は、前記差分波形の
ゼロクロス点を含む領域であることを特徴とする。
載の発明において、前記特徴量は、前記特定の領域にお
ける前記検出信号波形の谷の部分の高さと該検出信号波
形の谷の部分に隣接する山の部分とのレベル差であるこ
とを特徴とする。
記載の発明において、前記特定の領域は、前記差分波形
の谷の部分を含む領域であり、前記特徴量は、前記差分
波形の谷の部分の高さと該差分波形の谷の部分に隣接す
る山の部分との高さの比であることを特徴とする。
記載の発明において、前記特定の領域は、前記差分波形
の谷の部分を含む領域であり、前記特徴量は、前記差分
波形の谷の部分に対応する前記検出信号波形の値である
ことを特徴とする。
通過するコイン通路に沿ってセンサを配設し、該センサ
の検出信号波形に基づき該コインの検査を行うコイン検
査装置において、前記検出信号波形の差分波形を求める
差分処理手段と、前記差分処理手段で求めた差分波形の
ピーク位置を示す第1の情報および該差分波形のピーク
位置における前記検出信号波形の値を示す第2の情報お
よび該差分波形のピーク位置における前記差分信号の値
を示す第3の情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報
抽出手段で抽出した前記第1乃至第3の情報に基づき前
記コインを検査する検査手段とを具備することを特徴と
する。
2記載の発明において、前記差分処理手段は、前記セン
サの検出信号波形を一定時間間隔でサンプリングしてア
ナログディジタル変換することにより前記センサの検出
信号波形に対応する検出データを求めるアナログディジ
タル変換手段と、前記アナログディジタル変換手段で求
められた前記検出データの隣接するデジタル値間の差を
それぞれ求めることにより差分データを求める差分デー
タ算出手段と、を具備し、前記情報抽出手段は、前記差
分データ算出手段で求めた前記差分データのピーク位置
を示す第1の情報および該ピーク位置における前記検出
データの値を示す第2の情報および該ピーク位置におけ
る前記差分データの値を示す第3の情報を抽出し、前記
検査手段は、前記情報抽出手段で抽出した前記第1乃至
第3の情報を用いて前記コインを検査することを特徴と
する。
3記載の発明において、前記情報抽出手段は、時点tに
おける差分データの値をΔ(t)とするとき2サンプル
点前の時点t−2における差分データの値Δ(t−2)
とΔ(t)との差が0となる時点を差分データのピーク
位置として抽出することを特徴とする。
3記載の発明において、前記情報抽出手段は、時点tに
おける差分データの値をΔ(t)とするときNサンプル
点前の時点t−Nにおける差分データの値Δ(t−N)
とΔ(t)との差が0となる時点を差分データのピーク
位置として抽出することを特徴とする。
通過するコイン通路に沿ってセンサを配設し、該センサ
の検出信号波形に基づき該コインの検査を行うコイン検
査装置において、前記検出信号波形の差分波形を求める
差分処理手段と、前記差分処理手段で求めた差分波形の
特定の領域の特徴量を検査情報として前記コインを検査
するコイン検査手段とを具備することを特徴とする。
6記載の発明において、前記特定の領域は、前記コイン
のフランジ部に対応する領域であることを特徴とする。
6記載の発明において、前記差分処理手段は、前記セン
サの出力を一定時間間隔でサンプリングしてアナログデ
ィジタル変換して前記検出信号波形を求めるアナログデ
ィジタル変換手段と、前記アナログディジタル変換手段
で求めた前記検出信号波形の隣接するデジタル値間の差
をそれぞれ求めることにより前記差分波形を求める差分
波形算出手段とを具備することを特徴とする。
6記載の発明において、前記特定の領域は、前記差分波
形のゼロクロス点を含む領域であることを特徴とする。
9記載の発明において、前記コイン検査手段は、前記差
分波形の前記特定の領域に対応する前記検出信号波形の
谷の部分の高さと該検出信号波形の谷の部分に隣接する
山の部分とのレベル差を前記検査情報として前記コイン
を検査することを特徴とする。
6記載の発明において、前記特定の領域は、前記差分波
形の谷の部分を含む領域であり、前記コイン検査手段
は、前記差分波形の谷の部分の高さと該谷の部分に隣接
する前記差分波形の山の部分の高さとの比を前記検査情
報として前記コインを検査することを特徴とする。
6記載の発明において、前記特定の領域は、前記差分波
形の谷の部分を含む領域であり、前記コイン検査手段
は、前記差分波形の谷の部分に対応する前記検出信号波
形の値であることを特徴とする。
査方法および装置の実施の形態を添付図面を参照して詳
細に説明する。
および装置を適用して構成したコイン検査装置の概略構
成を示すブロック図である。
査装置は、コイン通路1に沿って磁気センサ2を配設
し、コイン通路1を転動落下するコイン3が磁気センサ
2を通過する際に磁気センサ2から出力される検出信号
波形に基づき該コイン3の真贋性および金種を検査する
ように構成されている。
通過する際に、コインによりコイルのインダクタンスが
変化することを利用したもの 2)磁気センサ2を構成するコイルの片側を発振、他方
を受信として発振コイルと受信コイルの間の相互結合係
数(磁気結合係数)が変化することを利用したもの 等を用いることができる。
は、コイン3の特徴を表わす基本パターンに集約され、
予め設定した基準パターンデータと投入されたコイン3
によって得られる基本パターンとを比較照合してコイン
3の真贋性および金種を検査する。
ナログ信号)は、まず検波回路4で検波され、増幅器5
で増幅された後、アナログデジタル変換器(A/D変換
器)6一定時間間隔でサンプリングされて磁気センサ2
から出力される検出信号に対応する複数のデジタルデー
タからなる検出データに変換される。
PU)7に取り込まれ、メモリ8に記憶される。
検出データを読み出し、隣接するデジタルデータの差分
をそれぞれ取ることに差分データを求め、この差分デー
タを、メモリ8に記憶する。
サ2から出力される検出信号に対応する検出データの示
す波形(検出信号波形)が、図1に示す検出信号波形1
0のようであるとすると、CPU7により求められる差
分データの示す波形(差分波形)は差分波形11のよう
になる。
上記磁気センサ2から出力される検出信号に対応する検
出データの示す波形(検出信号波形)10と上記差分デ
ータの示す波形(差分波形)11とに基づきコイン3の
真贋性および金種を検査するように構成される。
置によればコイン3が通過するコイン通路1に沿って磁
気センサ2を配設し、該磁気センサ2の検出信号波形1
0に基づき該コイン3の検査を行うコイン検査におい
て、磁気センサ2の検出信号波形10の差分波形11を
求め、該差分波形11のピーク位置を示す第1の情報お
よび該差分波形11のピーク位置における検出信号波形
10の値を示す第2の情報および該差分波形11のピー
ク位置における差分波形11の値を示す第3の情報を抽
出し、該抽出した前記第1乃至第3の情報を用いてコイ
ン3を検査する。
よび差分波形11から検出信号波形10のピーク値に注
目した図である。
なる点、例えば点21、22、23で検出信号波形10
は、ピーク値31、32、33をとる。
を求めることにより、検出信号波形10のピーク値を求
めることができる。
よび差分波形11のピーク値から検出信号波形10のピ
ーク間の変動に注目した図である。
ピーク値を示す点においては、検出信号波形10のピー
ク間の変動の状態を知ることができる。
24において、検出信号波形10は点34のように増加
方向に変化し、差分波形11がピーク値を示す点25に
おいて、検出信号波形10は点35のように減少方向に
変化する。
出信号波形10に加えて差分波形11を用いることによ
り、検出信号波形10のピーク値および変動態様を含む
コイン3に関する複数の情報が得られることになる。
3の磁気センサ2の通過速度は一定ではないので、磁気
センサ2の検出信号を一定間隔でサンプリングする場
合、各サンプリングのアドレスでとらえる特徴はかなら
ずしも硬貨の同じ場所での特徴とはならない。
値はコイン3のある特定の場所の特徴に関連して発生す
るので、この磁気センサ2の検出信号のピーク値に着目
することにより、コイン3の磁気センサ2の通過速度に
よらずコイン3の特徴を常にとらえることができる。
気センサ2の検出信号波形のピーク値に着目してコイン
3の値を利用して真贋性および金種を検査している。
値に着目した場合は、コイン3の特徴の一部をとらえる
にすぎず、精巧に作られた偽貨で正偽の判定が難しいも
のが現れてきている。
においては、磁気センサ2から出力される検出信号に対
応する検出データの示す波形(検出信号波形)に加え
て、差分データの示す波形(差分波形)11を用いるこ
とによって、新たに他のセンサを追加する等の構成を複
雑にすることなく、コイン3の真贋性および金種を高精
度で検査することを可能にする。
ピーク値に着目した従来採用されていた検査情報を示す
図である。
の正貨のようになだらかにピーク間を変化する波形の場
合を示している。ここで、図2で説明したように、差分
波形11がゼロとなる点で検出信号波形10はピーク値
を示す。
の場合は、検出信号波形10のピーク値V21に対応す
る検出信号波形10のピーク位置T21、検出信号波形
10のピーク値V22に対応する検出信号波形10のピ
ーク位置T22、検出信号波形10のピーク値V23に
対応する検出信号波形10のピーク位置T23の計6個
の情報V21,V22,V23,T21,T22,T2
3がこの検出信号波形10を示すコイン3の検査情報と
して採用することができる。
よび差分信号11に着目したこの実施の形態の検査情報
を示す図である。
インを変造したコイン等に見られるピーク値間が急激に
変化するコインに対応する検出信号波形を示したもので
ある。
て、差分信号11のピーク位置T24に対応する検出信
号波形10の値V24および差分信号11のピーク値V
s24、差分信号11のピーク位置T25に対応する検
出信号波形10の値V25および差分信号11のピーク
値Vs25、差分信号11のピーク位置T26に対応す
る検出信号波形10の値V26および差分信号11のピ
ーク値Vs26を新たな検査情報として採用する。
報V21,V22,V23,T21,T22,T23に
加えて、計9個の検査情報V24,V25,V26,V
s24,Vs25,Vs26,T24,T25,T26
を用いたコイン3の検査が可能になり、これにより、図
4に示した従来の手法に比較して2.5倍の情報量に基
づくコイン3の検査が可能になり、コイン3の真贋性お
よび金種の検出精度を大幅に向上させることができる。
ーク数をNとすると、従来方式では2×N個、この発明
では2×N+3×(N―1)=5×N―3個の検査情報が
得られ、ピーク数が十分多い場合、この発明は従来方式
と比べて約2.5倍の情報に基づきコイン3の検査を行
うことができる。
気センサ2の検出出力波形10のピーク間の変化の滑ら
かさが、また磁気センサ2の検出出力波形10のピーク
位置や差分波形11のピーク位置の関係からは磁気セン
サ2の検出出力波形10のピークの前後の対称性が評価
できる。
した実施の形態に限定されず、例えば、複数の磁気セン
サ出力の合成波形に基づきコインの検査を行う、例え
ば、本願出願人が先に出願した特願平11−28566
6号若しくは特願平11−304066号に開示したコ
イン検査装置で使用されるセンサを用いた場合にも同様
に適用することができる。
平11−304066号においては、2つの磁気センサ
の合成出力を用いて特にコインのフランジ部若しくは表
面の模様の影響を大きく受ける検出信号波形を得てい
る。
いることにより得られるコインのフランジ部若しくは表
面の模様の影響を強調した検出出力波形を示す図であ
る。
を有するA/D変換器を用いてサンプリングした50円
硬貨の検出出力波形10を示し、図6(b)は、図6
(a)に示した検出出力波形10の差分波形11を示
す。
(b)に示す差分波形11においては、そのピークがつ
ぶれ、またその位置が不明瞭になっている。
波形11を更に微分して差分波形の差分信号を求め、こ
の信号がゼロとなる点から求めることができる。
に該差分波形11の差分をとることにより求めた2階差
分波形12を重ねて示した図である。
2には、差分波形11のピーク位置以外にゼロクロスす
る点が多数見られ、このため、この2階差分波形12か
ら差分波形11のピーク検出を精度良く行うことが困難
である。
に図7に示した2階差分波形12の2区間の移動平均を
とった2区間移動平均波形13を重ねて示した図であ
る。
2区間移動平均波形13においては、余計なゼロクロス
点が減少し、差分波形11のピーク検出の精度が改善さ
れることがわかる。
形10の各値をC(t-4), C(t-3), C(t-2), C(t-1), C
(t)...とし、その差分波形の各値をΔ(t) = C(t-1)−C
(t) で表し、さらにその差分値をΔ'(t) = Δ(t-1)−Δ
(t) とすると、Δ'(t) は元の磁気センサ2の検出出力
波形10の各データで表すと次のようになる。
には Δ(t-2)−Δ(t)=0 が成立する点を探せば良い。
波形11のピーク値を求めるのに、2区間移動平均波形
13を採用し、この2区間移動平均波形13のゼロクロ
ス点を探す手法として、条件 Δ(t-2)−Δ(t)=0 が成立する点を探すように構成する。
めたゼロクロス点条件の Δ'(t-1)+Δ'(t)=0 と比べて、差分の差分を求める必要がない分、計算量が
少なくて済み、差分波形11が複雑な場合でも、差分波
形11のピーク値を容易に検出することが可能になる。
差分値の2区間移動平均について説明したが、区間数は
3区間以上でも同様にして、2つの差分値のみで差分の
差分値のゼロクロス点が求まる。
は、3区間移動平均値を3倍したものが前述の算出式を
用いて、 Δ'(t-2)+Δ'(t-1)+Δ'(t) = Δ(t-3) −Δ(t) と変形されるので、 Δ(t-3) −Δ(t)=0 である。一般にN区間移動平均では Δ(t-N) −Δ(t)=
0 となる。
り、磁界のわずかな変化を簡単な方法で細精度良くとら
えることができ、各種コインの特徴を高精度に検出し
て、高精度なコイン選別を実現することができる。
の検出信号波形10およびその差分波形に基づきコイン
の真贋性および金種を検査するように構成したが、外国
コインを変造した偽貨等の真贋性を判別する場合は、該
偽貨の特定の領域の特徴量に基づき真贋性を判別する手
法が有効である。
11−285666号においては、磁気センサを改良す
ることにより、コインのフランジ部の特徴を強調した検
出信号波形を得るように構成して、外国コインを変造し
た偽貨等の真贋性の判別を可能にしている。
した検出信号波形の一例を示す波形図である。
のフランジ部3a、3bに対応する領域に第1の変極点
41と第2の変極点42を有し、この第1の変極点41
および第2の変極点42の形状がコイン3のフランジ部
3a、3bの形状に対応している。
点42との間の領域43は、コイン3の表面3cの凹凸
模様に対応している。
ン3のフランジ部3a、3bに対応する検出信号波形1
0の第1の変極点41と第2の変極点42に着目して、
コイン3の真贋性を判別する。
1の変極点41と第2の変極点42に着目してコイン3
の真贋性を判別する第1の手法を説明する図である。
ば、500円コインの正貨に対応する検出信号波形10
およびこの検出信号波形10の差分波形11を重ねて示
したものである。
20がコイン3のフランジ部3a、3bに対応する領域
(第1の変極点41と第2の変極点42とに対応する領
域)であり、この領域410および領域420では、差
分波形11がゼロクロスしている。
410の差分波形11に着目してみると、この領域41
0において検出信号波形10の傾き方向は、図10
(b)に矢印Aで示すように略水平方向を向いている。
20の差分波形11に着目してみると、この領域420
において検出信号波形10の傾き方向は、図10(c)
に矢印Bで示すように上方を向いている。
波形およびその差分波形に対応する偽貨検出信号波形お
よびその差分波形の一例を示す図である。
420がコイン3のフランジ部3a、3bに対応する領
域(第1の変極点41と第2の変極点42とに対応する
領域)であり、この領域410および領域420では、
差分波形11がゼロクロスしている。
410の差分波形11に着目してみると、この領域41
0において検出信号波形10の傾き方向は、図10
(b)に矢印Aで示したのと同様に、矢印A’で示すよ
うに略水平方向を向いている。
420の差分波形11に着目してみると、この領域42
0においては、検出信号波形10の傾き方向は、図10
(c)に矢印Bで示した方向と異なり、矢印B’で示す
ように下方を向いている。
420の検出信号波形10の傾き方向の相違から正貨と
偽貨とを判別することができる。
20における検出信号波形10の傾き方向は、コイン通
路2を転動落下するコイン3の磁気センサ2の通過速度
によって変化する。
2の変極点42に対応する領域420における検出信号
波形10の傾き方向を磁気センサ2に対するコイン3の
通過速度に対応して示したものである。
ンサ2に対するコイン3の通過速度が速い場合を示し、
図12(b)は、磁気センサ2に対するコイン3の通過
速度が遅い場合を示している。
かなように、磁気センサ2に対するコイン3の通過速度
が遅い場合は、磁気センサ2に対するコイン3の通過速
度が速い場合に比較して、検出信号波形10の傾き方向
は、図12(a)に矢印B−1で示す方向から図12
(b)に矢印B−2で示す方向のように、検出信号波形
10の傾き方向は、水平方向側に変化する。
の変極点42に対応する領域420の間で見れば、検出
信号波形10の変化レベル差は磁気センサ2に対するコ
イン3の通過速度によらず一定である。
合は、第2の変極点42に対応する領域420の間のレ
ベル差を検査情報とすれば、磁気センサ2に対するコイ
ン3の通過速度によらずコイン3の真贋性を確実に判別
することが可能になる。
2の変極点42に対応する領域420に着目してコイン
3の真贋性を判別する第2の手法を説明する図である。
420における谷の高さHaとこの領域420に隣接す
る山の高さHb若しくはHcとの比Hb/Ha、Hc/
Haを検査情報として、コイン3の真贋性を判別する。
および領域420に隣接する山の高さHbおよびHc
は、磁気センサ2に対するコイン3の通過速度に対応し
て変化する。
ける谷の高さHaおよび領域420に隣接する山の高さ
HbおよびHcを磁気センサ2に対するコイン3の通過
速度に対応して示したものである。
ンサ2に対するコイン3の通過速度が速い場合を示し、
図14(b)は、磁気センサ2に対するコイン3の通過
速度が遅い場合を示している。
から明らかなように、磁気センサ2に対するコイン3の
通過速度が速くなり、これにより領域420における谷
の高さHaが高くなると、これに対応して領域420に
隣接する山の高さHbおよびHcも高くなる。
通過速度が遅くなり、これにより領域420における谷
の高さHaが低くなると、これに対応して領域420に
隣接する山の高さHbおよびHcも低くなる。
420における谷の高さHaとこの領域420に隣接す
る山の高さHb若しくはHcとの比Hb/Ha、Hc/
Haを検査情報として使用することで、磁気センサ2に
対するコイン3の通過速度によらずコイン3の真贋性を
高精度で判別することができる。
2の変極点42に対応する領域420に着目してコイン
3の真贋性を判別する第3の手法を説明する図である。
420の差分波形11が谷を示すときにおける検出信号
波形のレベル値を検査情報として、コイン3の真贋性を
判別する。
分波形11の差分値が極小となる地点での検査信号波形
のレベル値は時間軸(横軸)に対する位置ずれに対して
最もバラツキが小さい。これに対して、差分波形11の
差分値が極大となる地点での検査信号波形のレベル値は
時間軸(横軸)に対する位置ずれに対して大きく変化す
る。
420の差分波形11が谷を示すときにおける検出信号
波形のレベル値を検査情報として採用することで、磁気
センサ2に対するコイン3の通過速度によらずコイン3
の真贋性を高精度で判別することができるようにしてい
る。
センサに限定されず、光学センサ等、コインの通過とと
もに変化する検出信号を出力するセンサを採用するコイ
ン検査装置にも同様に適用可能である。
センサの出力信号波形の変化を簡単な方法で細かくとら
えることができ、これにより、各種硬貨の特徴を高精度
に検出して、硬貨選別の際のトラブルを防止することが
できるという効果を奏する。
適用して構成したコイン検査装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
11から検出信号波形10のピーク値に注目した図であ
る。
11のピーク値から検出信号波形10のピーク間の変動
に注目した図である。
目した従来採用されていた検査情報を示す図である。
11に着目したこの実施の形態の検査情報を示す図であ
る。
り得られるコインのフランジ部若しくは表面の模様の影
響を強調した検出出力波形を示す図である。
11の差分をとることにより求めた2階差分波形12を
重ねて示した図である。
た2階差分波形12の2区間の移動平均をとった2区間
移動平均波形13を重ねて示した図である。
波形の一例を示す波形図である。
1と第2の変極点42に着目してコイン3の真贋性を判
別する第1の手法を説明する図である。
の差分波形に対応する偽貨検出信号波形およびその差分
波形の一例を示す図である。
2に対応する領域420おける検出信号波形10の傾き
方向を磁気センサ2に対するコイン3の通過速度に対応
して示したものである。
2に対応する領域420に着目してコイン3の真贋性を
判別する第2の手法を説明する図である。
Haおよび領域420に隣接する山の高さHbおよびH
cを磁気センサ2に対するコイン3の通過速度に対応し
て示したものである。
2に対応する領域420に着目してコイン3の真贋性を
判別する第3の手法を説明する図である。
Claims (22)
- 【請求項1】 コインが通過するコイン通路に沿ってセ
ンサを配設し、該センサの検出信号波形に基づき該コイ
ンの検査を行うコイン検査方法において、 前記検出信号波形の差分波形を求め、 該差分波形のピーク位置を示す第1の情報および該差分
波形のピーク位置における前記検出信号波形の値を示す
第2の情報および該差分波形のピーク位置における前記
差分波形の値を示す第3の情報を抽出し、 該抽出した前記第1乃至第3の情報を用いて前記コイン
を検査することを特徴とするコイン検査方法。 - 【請求項2】 前記センサの出力を一定時間間隔でサン
プリングしてアナログディジタル変換して前記検出信号
波形を求め、 該検出信号波形の隣接するデジタル値間の差をそれぞれ
求めることにより前記差分波形を求めることを特徴とす
る請求項1記載のコイン検査方法。 - 【請求項3】 前記差分波形の時点tにおける値をΔ
(t)とするとき2サンプル点前の時点t−2における
前記差分波形の値Δ(t−2)とΔ(t)との差が0と
なる時点を前記差分波形のピーク位置として抽出するこ
とを特徴とする請求項1記載のコイン検査方法。 - 【請求項4】 前記差分波形の時点tにおける値をΔ
(t)とするときNサンプル点前の時点t−Nにおける
前記差分波形の値Δ(t−N)とΔ(t)との差が0と
なる時点を前記差分波形のピーク位置として抽出するこ
とを特徴とする請求項1記載のコイン検査方法。 - 【請求項5】 コインが通過するコイン通路に沿ってセ
ンサを配設し、該センサの検出信号波形に基づき該コイ
ンの検査を行うコイン検査方法において、 前記検出信号波形の差分波形を求め、 該差分波形の特定の領域の特徴量を検査情報として前記
コインを検査することを特徴とするコイン検査方法。 - 【請求項6】 前記特定の領域は、前記コインのフラン
ジ部に対応する領域であることを特徴とする請求項5記
載のコイン検査方法。 - 【請求項7】 前記センサの出力を一定時間間隔でサン
プリングしてアナログディジタル変換して前記検出信号
波形を求め、 該検出信号波形の隣接するデジタル値間の差をそれぞれ
求めることにより前記差分波形を求めることを特徴とす
る請求項5記載のコイン検査方法。 - 【請求項8】 前記特定の領域は、 前記差分波形のゼロクロス点を含む領域であることを特
徴とする請求項5記載のコイン検査方法。 - 【請求項9】 前記特徴量は、 前記特定の領域における前記検出信号波形の谷の部分の
高さと該検出信号波形の谷の部分に隣接する山の部分と
のレベル差であることを特徴とする請求項8記載のコイ
ン検査方法。 - 【請求項10】 前記特定の領域は、 前記差分波形の谷の部分を含む領域であり、 前記特徴量は、 前記差分波形の谷の部分の高さと該差分波形の谷の部分
に隣接する山の部分との高さの比であることを特徴とす
る請求項5記載のコイン検査方法。 - 【請求項11】 前記特定の領域は、 前記差分波形の谷の部分を含む領域であり、 前記特徴量は、 前記差分波形の谷の部分に対応する前記検出信号波形の
値であることを特徴とする請求項5記載のコイン検査方
法。 - 【請求項12】 コインが通過するコイン通路に沿って
センサを配設し、該センサの検出信号波形に基づき該コ
インの検査を行うコイン検査装置において、 前記検出信号波形の差分波形を求める差分処理手段と、 前記差分処理手段で求めた差分波形のピーク位置を示す
第1の情報および該差分波形のピーク位置における前記
検出信号波形の値を示す第2の情報および該差分波形の
ピーク位置における前記差分信号の値を示す第3の情報
を抽出する情報抽出手段と、 前記情報抽出手段で抽出した前記第1乃至第3の情報に
基づき前記コインを検査する検査手段とを具備すること
を特徴とするコイン検査装置。 - 【請求項13】 前記差分処理手段は、 前記センサの検出信号波形を一定時間間隔でサンプリン
グしてアナログディジタル変換することにより前記セン
サの検出信号波形に対応する検出データを求めるアナロ
グディジタル変換手段と、 前記アナログディジタル変換手段で求められた前記検出
データの隣接するデジタル値間の差をそれぞれ求めるこ
とにより差分データを求める差分データ算出手段と、 を具備し、 前記情報抽出手段は、 前記差分データ算出手段で求めた前記差分データのピー
ク位置を示す第1の情報および該ピーク位置における前
記検出データの値を示す第2の情報および該ピーク位置
における前記差分データの値を示す第3の情報を抽出
し、 前記検査手段は、 前記情報抽出手段で抽出した前記第1乃至第3の情報を
用いて前記コインを検査することを特徴とする請求項1
2記載のコイン検査装置。 - 【請求項14】 前記情報抽出手段は、 時点tにおける差分データの値をΔ(t)とするとき2
サンプル点前の時点t−2における差分データの値Δ
(t−2)とΔ(t)との差が0となる時点を差分デー
タのピーク位置として抽出することを特徴とする請求項
13記載のコイン検査装置。 - 【請求項15】 前記情報抽出手段は、 時点tにおける差分データの値をΔ(t)とするときN
サンプル点前の時点t−Nにおける差分データの値Δ
(t−N)とΔ(t)との差が0となる時点を差分デー
タのピーク位置として抽出することを特徴とする請求項
13記載のコイン検査装置。 - 【請求項16】 コインが通過するコイン通路に沿って
センサを配設し、該センサの検出信号波形に基づき該コ
インの検査を行うコイン検査装置において、 前記検出信号波形の差分波形を求める差分処理手段と、 前記差分処理手段で求めた差分波形の特定の領域の特徴
量を検査情報として前記コインを検査するコイン検査手
段とを具備することを特徴とするコイン検査装置。 - 【請求項17】 前記特定の領域は、 前記コインのフランジ部に対応する領域であることを特
徴とする請求項16記載のコイン検査装置。 - 【請求項18】 前記差分処理手段は、 前記センサの出力を一定時間間隔でサンプリングしてア
ナログディジタル変換して前記検出信号波形を求めるア
ナログディジタル変換手段と、 前記アナログディジタル変換手段で求めた前記検出信号
波形の隣接するデジタル値間の差をそれぞれ求めること
により前記差分波形を求める差分波形算出手段とを具備
することを特徴とする請求項16記載のコイン検査装
置。 - 【請求項19】 前記特定の領域は、 前記差分波形のゼロクロス点を含む領域であることを特
徴とする請求項16記載のコイン検査装置。 - 【請求項20】 前記コイン検査手段は、 前記差分波形の前記特定の領域に対応する前記検出信号
波形の谷の部分の高さと該検出信号波形の谷の部分に隣
接する山の部分とのレベル差を前記検査情報として前記
コインを検査することを特徴とする請求項19記載のコ
イン検査装置。 - 【請求項21】 前記特定の領域は、 前記差分波形の谷の部分を含む領域であり、 前記コイン検査手段は、 前記差分波形の谷の部分の高さと該谷の部分に隣接する
前記差分波形の山の部分の高さとの比を前記検査情報と
して前記コインを検査することを特徴とする請求項16
記載のコイン検査装置。 - 【請求項22】 前記特定の領域は、 前記差分波形の谷の部分を含む領域であり、 前記コイン検査手段は、 前記差分波形の谷の部分に対応する前記検出信号波形の
値であることを特徴とする請求項16記載のコイン検査
装置。
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2000
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