JP2001158723A - ケラチン繊維の酸化染色用組成物及びこの組成物を使用する染色方法 - Google Patents
ケラチン繊維の酸化染色用組成物及びこの組成物を使用する染色方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分な強度、色度、及び毛髪が受けるであろ
う種々の攻撃要因に対する耐性がある着色をするための
染色用組成物及び染色方法を提供する。 【解決手段】 染色に適した媒体に、i)ピラゾール
類、ii)所定のピリミジン類、iii)ピラゾロピリミ
ジン類、及びその酸付加塩から選択される複素環酸化ベ
ースと、次の式(I): 【化1】 [R1は置換されるか又は非置換のC2-C5アシル基等
を表し、R2は置換されるか又は非置換のC1-C4ア
ルキル基等を表し、R3はC1-C4アルコキシ基等を
表し、R4はC1-C4アルキル基を表す]の2-置換5-
アミノアルキルフェノール誘導体とその酸付加塩から選
択されるカップラーを含有せしめて染色用組成物とし、
これをケラチン繊維に適用する。
う種々の攻撃要因に対する耐性がある着色をするための
染色用組成物及び染色方法を提供する。 【解決手段】 染色に適した媒体に、i)ピラゾール
類、ii)所定のピリミジン類、iii)ピラゾロピリミ
ジン類、及びその酸付加塩から選択される複素環酸化ベ
ースと、次の式(I): 【化1】 [R1は置換されるか又は非置換のC2-C5アシル基等
を表し、R2は置換されるか又は非置換のC1-C4ア
ルキル基等を表し、R3はC1-C4アルコキシ基等を
表し、R4はC1-C4アルキル基を表す]の2-置換5-
アミノアルキルフェノール誘導体とその酸付加塩から選
択されるカップラーを含有せしめて染色用組成物とし、
これをケラチン繊維に適用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染色に適した媒体
に、ピラゾール類、所定のピリミジン類、及びピラゾロ
ピリミジン類から選択される少なくとも1つの複素環酸
化ベースと、2-置換5-アミノアルキルフェノール誘導
体から選択される少なくとも1つのカップラーを含有せ
しめてなる、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチ
ン繊維を酸化染色するための組成物、及びこの組成物を
使用する染色方法に関する。
に、ピラゾール類、所定のピリミジン類、及びピラゾロ
ピリミジン類から選択される少なくとも1つの複素環酸
化ベースと、2-置換5-アミノアルキルフェノール誘導
体から選択される少なくとも1つのカップラーを含有せ
しめてなる、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチ
ン繊維を酸化染色するための組成物、及びこの組成物を
使用する染色方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ケラチ
ン繊維、特にヒトの毛髪を、酸化染料先駆物質、特に、
一般に酸化ベースといわれているオルト-又はパラ-フェ
ニレンジアミン類、オルト-又はパラ-アミノフェノール
類及び複素環ベース類を含有する染色用組成物で染色す
ることが知られている。酸化染料先駆物質すなわち酸化
ベースは、酸化物質と組み合わされて、酸化縮合プロセ
スにより、着色した化合物及び染料を生じる無色か弱く
着色した化合物である。
ン繊維、特にヒトの毛髪を、酸化染料先駆物質、特に、
一般に酸化ベースといわれているオルト-又はパラ-フェ
ニレンジアミン類、オルト-又はパラ-アミノフェノール
類及び複素環ベース類を含有する染色用組成物で染色す
ることが知られている。酸化染料先駆物質すなわち酸化
ベースは、酸化物質と組み合わされて、酸化縮合プロセ
スにより、着色した化合物及び染料を生じる無色か弱く
着色した化合物である。
【0003】また、これらの酸化ベースをカップラー又
は調色剤と組合せることにより、酸化ベースにより得ら
れる色調を変化させることができることも知られてお
り、それらは芳香族のメタ-ジアミン類、メタ-アミノフ
ェノール類、メタ-ジフェノール類及びある種の複素環
化合物から特に選択される。酸化ベース及びカップラー
として使用される様々な分子により、幅広い色調を得る
ことが可能になる。
は調色剤と組合せることにより、酸化ベースにより得ら
れる色調を変化させることができることも知られてお
り、それらは芳香族のメタ-ジアミン類、メタ-アミノフ
ェノール類、メタ-ジフェノール類及びある種の複素環
化合物から特に選択される。酸化ベース及びカップラー
として使用される様々な分子により、幅広い色調を得る
ことが可能になる。
【0004】これら酸化染料により得られる、いわゆる
「永久的な」着色は、いくつかの要求をさらに満足させ
るものでなくてはならない。例えば、所望の強さの色調
が得られ、外的要因(光、悪天候、洗浄、パーマネント
ウェーブ処理、発汗、摩擦)に対して耐性があるもので
なくてはならない。また、染料は白髪をカバー可能なも
のでなければならず、最後に、可能な限り非選択的でな
ければならない、すなわち、実際には毛髪の先端と末端
の間で敏感度(すなわち傷み具合)が異なりうる、同じケ
ラチン繊維の長さに沿って可能な限り色差が小さくなる
ようにしなければならない。
「永久的な」着色は、いくつかの要求をさらに満足させ
るものでなくてはならない。例えば、所望の強さの色調
が得られ、外的要因(光、悪天候、洗浄、パーマネント
ウェーブ処理、発汗、摩擦)に対して耐性があるもので
なくてはならない。また、染料は白髪をカバー可能なも
のでなければならず、最後に、可能な限り非選択的でな
ければならない、すなわち、実際には毛髪の先端と末端
の間で敏感度(すなわち傷み具合)が異なりうる、同じケ
ラチン繊維の長さに沿って可能な限り色差が小さくなる
ようにしなければならない。
【0005】例えば、ある種のパラ-フェニレンジアミ
ン類、パラ-アミノフェノール、パラ-メチルアミノフェ
ノール及びオルト-アミノフェノール、又はある種の複
素環酸化ベース類、例えば2,5-ジアミノピリジン又は
テトラアミノピリミジンから選択される一又は複数の酸
化ベースと組合せて、カップラーとして2-置換5-アミ
ノアルキルフェノール誘導体を含有するケラチン繊維の
酸化染色用組成物は、特に特許出願JP-252163
6において既に提案されている。しかしながら、これら
の組成物を使用して得られる着色に、十分な強度、色
度、又は毛髪が受けるであろう種々の攻撃要因に対する
耐性が常にあるとは限らない。
ン類、パラ-アミノフェノール、パラ-メチルアミノフェ
ノール及びオルト-アミノフェノール、又はある種の複
素環酸化ベース類、例えば2,5-ジアミノピリジン又は
テトラアミノピリミジンから選択される一又は複数の酸
化ベースと組合せて、カップラーとして2-置換5-アミ
ノアルキルフェノール誘導体を含有するケラチン繊維の
酸化染色用組成物は、特に特許出願JP-252163
6において既に提案されている。しかしながら、これら
の組成物を使用して得られる着色に、十分な強度、色
度、又は毛髪が受けるであろう種々の攻撃要因に対する
耐性が常にあるとは限らない。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は、ピラゾール類、所定のピリミジン類、ピラゾ
ロピリミジン類から選択される少なくとも1つの複素環
酸化ベースと、以下に定義する式(I)の2-置換5-アミ
ノアルキルフェノール誘導体及びそれらの酸付加塩類か
ら選択される少なくとも1つのカップラーとを組合せる
ことで、繊維が受けるであろう種々の攻撃要因に対し満
足のいく耐性を示し、主として非選択的な、様々な色調
において色度があり、強くて美しい着色を付与すること
のできる新規な染料が得られることを見出した。これら
の発見が本発明の基礎を形成する。
出願人は、ピラゾール類、所定のピリミジン類、ピラゾ
ロピリミジン類から選択される少なくとも1つの複素環
酸化ベースと、以下に定義する式(I)の2-置換5-アミ
ノアルキルフェノール誘導体及びそれらの酸付加塩類か
ら選択される少なくとも1つのカップラーとを組合せる
ことで、繊維が受けるであろう種々の攻撃要因に対し満
足のいく耐性を示し、主として非選択的な、様々な色調
において色度があり、強くて美しい着色を付与すること
のできる新規な染料が得られることを見出した。これら
の発見が本発明の基礎を形成する。
【0007】よって、本発明の第1の主題は、染色に適
した媒体に、 − i)ピラゾール類、 ii)ジアミノピリジン類、モノ-又はジヒドロキシル化
ジアミノピリミジン類、トリアミノピリミジン類、及び
モノヒドロキシル化トリアミノピリミジン類から選択さ
れるピリミジン類、 iii)ピラゾロピリミジン類、及びそれらの酸付加塩
類;から選択される少なくとも1つの複素環酸化ベー
ス;及び − 次の式(I):
した媒体に、 − i)ピラゾール類、 ii)ジアミノピリジン類、モノ-又はジヒドロキシル化
ジアミノピリミジン類、トリアミノピリミジン類、及び
モノヒドロキシル化トリアミノピリミジン類から選択さ
れるピリミジン類、 iii)ピラゾロピリミジン類、及びそれらの酸付加塩
類;から選択される少なくとも1つの複素環酸化ベー
ス;及び − 次の式(I):
【化2】 [上式中: − R1は水素原子又は置換されるか又は非置換のC2
-C5アシル基を表し; − R2は水素原子、置換されるか又は非置換のC1-
C4アルキル基、置換されるか又は非置換のC1-C4
アルコキシ基又は置換されるか又は非置換のアミノ基を
表し; − R3は水素又はハロゲン原子、C1-C4アルコキ
シ基又はC1-C4モノヒドロキシアルコキシ基を表
し; − R4はC1-C4アルキル基を表す]の2-置換5-ア
ミノアルキルフェノール誘導体及びそれらの酸付加塩類
から選択される少なくとも1つのカップラー;を含有し
てなることを特徴とする、ケラチン繊維、特に毛髪等の
ヒトのケラチン繊維の酸化染色用組成物にある。
-C5アシル基を表し; − R2は水素原子、置換されるか又は非置換のC1-
C4アルキル基、置換されるか又は非置換のC1-C4
アルコキシ基又は置換されるか又は非置換のアミノ基を
表し; − R3は水素又はハロゲン原子、C1-C4アルコキ
シ基又はC1-C4モノヒドロキシアルコキシ基を表
し; − R4はC1-C4アルキル基を表す]の2-置換5-ア
ミノアルキルフェノール誘導体及びそれらの酸付加塩類
から選択される少なくとも1つのカップラー;を含有し
てなることを特徴とする、ケラチン繊維、特に毛髪等の
ヒトのケラチン繊維の酸化染色用組成物にある。
【0008】本発明の染色用組成物により、低い選択性
と、大気中の要因、例えば光や悪天候だけではなく、発
汗や毛髪が受けるであろう種々の処理に対する耐性にお
いて優れた特性を示し、様々な色調において色度があ
り、強くて美しい着色が付与される。
と、大気中の要因、例えば光や悪天候だけではなく、発
汗や毛髪が受けるであろう種々の処理に対する耐性にお
いて優れた特性を示し、様々な色調において色度があ
り、強くて美しい着色が付与される。
【0009】また、本発明の主題は、この染色用組成物
を使用するケラチン繊維の酸化染色方法にある。
を使用するケラチン繊維の酸化染色方法にある。
【0010】本発明の染色用組成物において酸化ベース
として使用可能なピラゾール類としては、特に、独国特
許第3843892号、独国特許第4133957号及
び国際公開第94/08969号、国際公開第94/0
8970号、仏国特許公開第2733749号及び独国
特許第19543988号に記載されている化合物、例
えば4,5-ジアミノ-1-メチルピラゾール、3,4-ジア
ミノピラゾール、4,5-ジアミノ-1-(4'-クロロベン
ジル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1,3-ジメチルピラ
ゾール、4,5-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチル)ピ
ラゾール、4,5-ジアミノ-3-メチル-1-フェニルピラ
ゾール、4,5-ジアミノ-1-メチル-3-フェニルピラゾ
ール、4-アミノ-1,3-ジメチル-5-ヒドラジノピラゾ
ール、1-ベンジル-4,5-ジアミノ-3-メチルピラゾー
ル、4,5-ジアミノ-3-tert-ブチル-1-メチルピラゾ
ール、4,5-ジアミノ-1-tert-ブチル-3-メチルピラ
ゾール、4,5-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチル)-3
-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-メ
チルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-(4'-
メトキシフェニル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エ
チル-3-ヒドロキシメチルピラゾール、4,5-ジアミノ
-3-ヒドロキシメチル-1-メチルピラゾール、4,5-ジ
アミノ-3-ヒドロキシメチル-1-イソプロピルピラゾー
ル、4,5-ジアミノ-3-メチル-1-イソプロピルピラゾ
ール、4-アミノ-5-(2'-アミノエチル)アミノ-1,3-
ジメチルピラゾール、3,4,5-トリアミノピラゾー
ル、1-メチル-3,4,5-トリアミノピラゾール、3,5
-ジアミノ-1-メチル-4-メチルアミノピラゾール及び
3,5-ジアミノ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-1-
メチルピラゾール、及びそれらの酸付加塩類を挙げるこ
とができる。
として使用可能なピラゾール類としては、特に、独国特
許第3843892号、独国特許第4133957号及
び国際公開第94/08969号、国際公開第94/0
8970号、仏国特許公開第2733749号及び独国
特許第19543988号に記載されている化合物、例
えば4,5-ジアミノ-1-メチルピラゾール、3,4-ジア
ミノピラゾール、4,5-ジアミノ-1-(4'-クロロベン
ジル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1,3-ジメチルピラ
ゾール、4,5-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチル)ピ
ラゾール、4,5-ジアミノ-3-メチル-1-フェニルピラ
ゾール、4,5-ジアミノ-1-メチル-3-フェニルピラゾ
ール、4-アミノ-1,3-ジメチル-5-ヒドラジノピラゾ
ール、1-ベンジル-4,5-ジアミノ-3-メチルピラゾー
ル、4,5-ジアミノ-3-tert-ブチル-1-メチルピラゾ
ール、4,5-ジアミノ-1-tert-ブチル-3-メチルピラ
ゾール、4,5-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチル)-3
-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-メ
チルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-(4'-
メトキシフェニル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エ
チル-3-ヒドロキシメチルピラゾール、4,5-ジアミノ
-3-ヒドロキシメチル-1-メチルピラゾール、4,5-ジ
アミノ-3-ヒドロキシメチル-1-イソプロピルピラゾー
ル、4,5-ジアミノ-3-メチル-1-イソプロピルピラゾ
ール、4-アミノ-5-(2'-アミノエチル)アミノ-1,3-
ジメチルピラゾール、3,4,5-トリアミノピラゾー
ル、1-メチル-3,4,5-トリアミノピラゾール、3,5
-ジアミノ-1-メチル-4-メチルアミノピラゾール及び
3,5-ジアミノ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-1-
メチルピラゾール、及びそれらの酸付加塩類を挙げるこ
とができる。
【0011】本発明の染色用組成物において酸化ベース
として使用可能な特定のピリミジン類としては、特に、
4-ヒドロキシ-2,5,6-トリアミノピリミジン、2-ヒ
ドロキシ-4,5,6-トリアミノピリミジン、6-ヒドロ
キシ-2,4,5-トリアミノピリミジン、2,4-ジヒドロ
キシ-5,6-ジアミノピリミジン及び2,5,6-トリアミ
ノピリミジン、及びそれらの酸付加塩類を挙げることが
できろ。これらの化合物は、例えば独国特許第2359
399号又は日本国特許第88-169571号及び日
本国特許第91-10659又は国際公開第96/15
765号に記載されている。
として使用可能な特定のピリミジン類としては、特に、
4-ヒドロキシ-2,5,6-トリアミノピリミジン、2-ヒ
ドロキシ-4,5,6-トリアミノピリミジン、6-ヒドロ
キシ-2,4,5-トリアミノピリミジン、2,4-ジヒドロ
キシ-5,6-ジアミノピリミジン及び2,5,6-トリアミ
ノピリミジン、及びそれらの酸付加塩類を挙げることが
できろ。これらの化合物は、例えば独国特許第2359
399号又は日本国特許第88-169571号及び日
本国特許第91-10659又は国際公開第96/15
765号に記載されている。
【0012】本発明の染色用組成物において酸化ベース
として使用可能なピラゾロピリミジン類としては、特に
仏国特許公開第2750048号に記載されているもの
を挙げることができ、このなかには、例えばピラゾロ
[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、2,5-ジメチ
ルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、ピ
ラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,5-ジアミン、2,7-
ジメチルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,5-ジアミ
ン、3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-オー
ル、3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-5-オー
ル、2-(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-
イルアミノ)エタノール、2-(7-アミノピラゾロ[1,5
-a]ピリミジン-3-イルアミノ)エタノール、2-[(3-
アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イル)(2-ヒ
ドロキシエチル)アミノ]エタノール、2-[(7-アミノピ
ラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3-イル)(2-ヒドロキシ
エチル)アミノ]エタノール、5,6-ジメチルピラゾロ
[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、2,6-ジメチ
ルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、2,
5,N7,N7-テトラメチルピラゾロ[1,5-a]ピリミ
ジン-3,7-ジアミン、及び3-アミノ-5-メチル-7-イ
ミダゾリルプロピルアミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジ
ン、及びそれらの酸付加塩類、及び互変異性平衡が存在
する場合にはそれらの互変異性体を挙げることができ
る。
として使用可能なピラゾロピリミジン類としては、特に
仏国特許公開第2750048号に記載されているもの
を挙げることができ、このなかには、例えばピラゾロ
[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、2,5-ジメチ
ルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、ピ
ラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,5-ジアミン、2,7-
ジメチルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,5-ジアミ
ン、3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-オー
ル、3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-5-オー
ル、2-(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-
イルアミノ)エタノール、2-(7-アミノピラゾロ[1,5
-a]ピリミジン-3-イルアミノ)エタノール、2-[(3-
アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イル)(2-ヒ
ドロキシエチル)アミノ]エタノール、2-[(7-アミノピ
ラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3-イル)(2-ヒドロキシ
エチル)アミノ]エタノール、5,6-ジメチルピラゾロ
[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、2,6-ジメチ
ルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、2,
5,N7,N7-テトラメチルピラゾロ[1,5-a]ピリミ
ジン-3,7-ジアミン、及び3-アミノ-5-メチル-7-イ
ミダゾリルプロピルアミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジ
ン、及びそれらの酸付加塩類、及び互変異性平衡が存在
する場合にはそれらの互変異性体を挙げることができ
る。
【0013】本発明の染色用組成物においてカップラー
として使用される式(I)の2-置換5-アミノアルキルフ
ェノール誘導体、それらの合成中間生成物及びそれらの
調製方法は、その内容が本出願の主要部分を形成する特
許出願JP-2521636に記載されている。
として使用される式(I)の2-置換5-アミノアルキルフ
ェノール誘導体、それらの合成中間生成物及びそれらの
調製方法は、その内容が本出願の主要部分を形成する特
許出願JP-2521636に記載されている。
【0014】上述した式(I)の化合物のR2とR4基に
表されたC1-C4アルキル基としては、例えばメチ
ル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、
sec-ブチル及びtert-ブチル基を挙げることができる。
上述した式(I)の化合物のR2とR3基に表されたC1
-C4アルコキシ基としては、例えばメトキシ、エトキ
シ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、se
c-ブトキシ及びtert-ブトキシ基を挙げることができ
る。上述した式(I)の化合物のR1基に表されたC2-
C5アシル基としては、例えばアセチル、プロパノイ
ル、2,2-ジメチルプロパノイル、3-メチルプロパノ
イル、ブタノイル、2-メチルブタノイル及びペンタノ
イル基を挙げることができる。上述した式(I)の化合物
のR3基に表されたハロゲン原子としては、例えばフッ
素、塩素、臭素及びヨウ素を挙げることができる。
表されたC1-C4アルキル基としては、例えばメチ
ル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、
sec-ブチル及びtert-ブチル基を挙げることができる。
上述した式(I)の化合物のR2とR3基に表されたC1
-C4アルコキシ基としては、例えばメトキシ、エトキ
シ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、se
c-ブトキシ及びtert-ブトキシ基を挙げることができ
る。上述した式(I)の化合物のR1基に表されたC2-
C5アシル基としては、例えばアセチル、プロパノイ
ル、2,2-ジメチルプロパノイル、3-メチルプロパノ
イル、ブタノイル、2-メチルブタノイル及びペンタノ
イル基を挙げることができる。上述した式(I)の化合物
のR3基に表されたハロゲン原子としては、例えばフッ
素、塩素、臭素及びヨウ素を挙げることができる。
【0015】上述した式(I)の化合物において、R4基
は好ましくはメチル又はエチル基を表し;R2基は好ま
しくはメチル、エチル、メトキシ又はアミノ基を表し;
R1基は好ましくは水素原子又はアセチル又はプロパノ
イル基を表し;R3基は好ましくは水素原子又はメトキ
シ基を表す。
は好ましくはメチル又はエチル基を表し;R2基は好ま
しくはメチル、エチル、メトキシ又はアミノ基を表し;
R1基は好ましくは水素原子又はアセチル又はプロパノ
イル基を表し;R3基は好ましくは水素原子又はメトキ
シ基を表す。
【0016】上述したC1-C4アルキル及びC1-C4
アルコキシ及びC2-C5アシル基における置換基とし
ては、特にフッ素、塩素、臭素及びヨウ素等のハロゲン
原子;メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロ
ポキシ、n-ブトキシ、sec-ブトキシ及びtert-ブトキシ
等のC1-C4アルコキシ基;アセトキシ、プロパノイ
ルオキシ、2,2-ジメチルプロパノイルオキシ、3-メ
チルプロパノイルオキシ、ブタノイルオキシ、2-メチ
ルブタノイルオキシ及びペンタノイルオキシ等のC2-
C5アルカノイルオキシ基;ヒドロキシル基;アミノ
基;保護基で保護されたアミノ基;カルボキシル基;メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキ
シカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n-ブトキ
シカルボニル、sec-ブトキシカルボニル及びtert-ブト
キシカルボニル等のC2-C5アルコキシカルボニル基
を挙げることができる。これらの置換基のなかでも、メ
トキシ及びヒドロキシル基が好ましい。上述したアミノ
基のための保護基としては、例えばtert-ブトキシカル
ボニル及びベンジルオキシカルボニル基を挙げることが
できる。
アルコキシ及びC2-C5アシル基における置換基とし
ては、特にフッ素、塩素、臭素及びヨウ素等のハロゲン
原子;メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロ
ポキシ、n-ブトキシ、sec-ブトキシ及びtert-ブトキシ
等のC1-C4アルコキシ基;アセトキシ、プロパノイ
ルオキシ、2,2-ジメチルプロパノイルオキシ、3-メ
チルプロパノイルオキシ、ブタノイルオキシ、2-メチ
ルブタノイルオキシ及びペンタノイルオキシ等のC2-
C5アルカノイルオキシ基;ヒドロキシル基;アミノ
基;保護基で保護されたアミノ基;カルボキシル基;メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキ
シカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n-ブトキ
シカルボニル、sec-ブトキシカルボニル及びtert-ブト
キシカルボニル等のC2-C5アルコキシカルボニル基
を挙げることができる。これらの置換基のなかでも、メ
トキシ及びヒドロキシル基が好ましい。上述したアミノ
基のための保護基としては、例えばtert-ブトキシカル
ボニル及びベンジルオキシカルボニル基を挙げることが
できる。
【0017】R2の上述したアミノ基における置換基と
しては、特に一又は複数のヒドロキシル基で置換される
か又は非置換のC1-C4アルキル基を挙げることがで
きる。これらの置換基は、好ましくはヒドロキシエチル
基である。
しては、特に一又は複数のヒドロキシル基で置換される
か又は非置換のC1-C4アルキル基を挙げることがで
きる。これらの置換基は、好ましくはヒドロキシエチル
基である。
【0018】上述した式(I)の2-置換5-アミノアルキ
ルフェノール誘導体としては、特に: − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ホルムアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)メチルカル
バマート、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ウレア、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-N'-(2-
ヒドロキシエチル)ウレア、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)クロロアセ
トアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトキシ
アセトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ヒドロキシ
アセトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)メトキシア
セトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アミノアセ
トアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)プロピオン
アミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-2-ヒドロ
キシプロピオンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-3-アミノ
プロピオンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ブタンアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-4-クロロ
ブタンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)スクシンア
ミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-イソプロピルフェニル)アセ
トアミド、 − 2'-アセトアミド-5'-メチルフェニルアタセター
ト、 − 2'-プロピオンアミド-5'-メチルフェニルプロピ
オナート、 − N-(2-ヒドロキシ-5-メトキシ-4-メチルフェニ
ル)アセトアミド、及びそれらの酸付加塩類を挙げるこ
とができる。
ルフェノール誘導体としては、特に: − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ホルムアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)メチルカル
バマート、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ウレア、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-N'-(2-
ヒドロキシエチル)ウレア、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)クロロアセ
トアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトキシ
アセトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ヒドロキシ
アセトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)メトキシア
セトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アミノアセ
トアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)プロピオン
アミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-2-ヒドロ
キシプロピオンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-3-アミノ
プロピオンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ブタンアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-4-クロロ
ブタンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)スクシンア
ミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-イソプロピルフェニル)アセ
トアミド、 − 2'-アセトアミド-5'-メチルフェニルアタセター
ト、 − 2'-プロピオンアミド-5'-メチルフェニルプロピ
オナート、 − N-(2-ヒドロキシ-5-メトキシ-4-メチルフェニ
ル)アセトアミド、及びそれらの酸付加塩類を挙げるこ
とができる。
【0019】本発明の複素環酸化ベース(類)は、本発明
の染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約0.0
005〜12重量%、さらに好ましくはこの重量に対し
て約0.005〜6重量%である。式(I)の2-置換5-
アミノアルキルフェノール誘導体(類)及び/又はそれら
の酸付加塩(類)は、染色用組成物の全重量に対して、好
ましくは約0.0005〜12重量%、より好ましくは
この重量に対して約0.005〜6重量%である。
の染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約0.0
005〜12重量%、さらに好ましくはこの重量に対し
て約0.005〜6重量%である。式(I)の2-置換5-
アミノアルキルフェノール誘導体(類)及び/又はそれら
の酸付加塩(類)は、染色用組成物の全重量に対して、好
ましくは約0.0005〜12重量%、より好ましくは
この重量に対して約0.005〜6重量%である。
【0020】本発明の染色用組成物は、本発明の複素環
酸化ベース類以外の一又は複数の付加的な酸化ベース及
び/又は本発明の式(I)のカップラー以外の一又は複数
の付加的なカップラー及び/又は一又は複数の直接染料
をさらに含有してもよい。
酸化ベース類以外の一又は複数の付加的な酸化ベース及
び/又は本発明の式(I)のカップラー以外の一又は複数
の付加的なカップラー及び/又は一又は複数の直接染料
をさらに含有してもよい。
【0021】これらの付加的なカップラーとしては、特
にメタ-フェニレンジアミン類、メタ-アミノフェノール
類、メタ-ジフェノール類、及び複素環カップラー類、
例えばインドール誘導体、インドリン誘導体、ベンゾイ
ミダゾール誘導体、ベンゾモルホリン誘導体、セサモー
ル誘導体、及びピリジン、ピリミジン及びピラゾール誘
導体、及びそれらの酸付塩類を挙げることができる。こ
れらの付加的なカップラーは、特に、2-メチル-5-ア
ミノフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-
2-メチルフェノール、3-アミノフェノール、1,3-ジ
ヒドロキシベンゼン、1,3-ジヒドロキシ-2-メチルベ
ンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシベンゼン、2,
4-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼ
ン、2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチルアミノ)-1-メ
トキシベンゼン、1,3-ジアミノベンゼン、1,3-ビス
(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、セサモール、1
-アミノ-2-メトキシ-4,5-メチレンジオキシベンゼ
ン、α-ナフトール、2-メチル-1-ナフトール、6-ヒ
ドロキシインドール、4-ヒドロキシインドール、4-ヒ
ドロキシ-N-メチルインドール、6-ヒドロキシインド
リン、2,6-ジヒドロキシ-4-メチルピリジン、1H-
3-メチルピラゾール-5-オン及び1-フェニル-3-メチ
ルピラゾール-5-オン、及びそれらの酸付加塩類から選
択される。
にメタ-フェニレンジアミン類、メタ-アミノフェノール
類、メタ-ジフェノール類、及び複素環カップラー類、
例えばインドール誘導体、インドリン誘導体、ベンゾイ
ミダゾール誘導体、ベンゾモルホリン誘導体、セサモー
ル誘導体、及びピリジン、ピリミジン及びピラゾール誘
導体、及びそれらの酸付塩類を挙げることができる。こ
れらの付加的なカップラーは、特に、2-メチル-5-ア
ミノフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-
2-メチルフェノール、3-アミノフェノール、1,3-ジ
ヒドロキシベンゼン、1,3-ジヒドロキシ-2-メチルベ
ンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシベンゼン、2,
4-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼ
ン、2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチルアミノ)-1-メ
トキシベンゼン、1,3-ジアミノベンゼン、1,3-ビス
(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、セサモール、1
-アミノ-2-メトキシ-4,5-メチレンジオキシベンゼ
ン、α-ナフトール、2-メチル-1-ナフトール、6-ヒ
ドロキシインドール、4-ヒドロキシインドール、4-ヒ
ドロキシ-N-メチルインドール、6-ヒドロキシインド
リン、2,6-ジヒドロキシ-4-メチルピリジン、1H-
3-メチルピラゾール-5-オン及び1-フェニル-3-メチ
ルピラゾール-5-オン、及びそれらの酸付加塩類から選
択される。
【0022】本発明の染色用組成物に使用可能な(酸化
ベース及びカップラーの)酸付加塩類は、特に、塩酸塩
類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類
及び酢酸塩類から一般に選択される。
ベース及びカップラーの)酸付加塩類は、特に、塩酸塩
類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類
及び酢酸塩類から一般に選択される。
【0023】本発明の染色用組成物の染色に適した媒体
(又は支持体)は、一般的に、水、又は水に十分には溶解
しない化合物を溶解させるための少なくとも1つの有機
溶媒と水との混合物からなる。有機溶媒の例としては、
例えば、C1-C4アルカノール類、例えばエタノール
及びイソプロパノール;グリセロール;グリコール類及
びグリコールエーテル類、例えば2-ブトキシエタノー
ル、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル及びモノメチルエーテル、及び芳香族アルコール
類、例えばベンジルアルコール又はフェノキシエタノー
ル、それらの類似物及び混合物を挙げることができる。
溶媒類は、染色用組成物の全重量に対して、好ましくは
約1〜40重量%、さらに好ましくは約5〜30重量%
の割合で存在し得る。
(又は支持体)は、一般的に、水、又は水に十分には溶解
しない化合物を溶解させるための少なくとも1つの有機
溶媒と水との混合物からなる。有機溶媒の例としては、
例えば、C1-C4アルカノール類、例えばエタノール
及びイソプロパノール;グリセロール;グリコール類及
びグリコールエーテル類、例えば2-ブトキシエタノー
ル、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル及びモノメチルエーテル、及び芳香族アルコール
類、例えばベンジルアルコール又はフェノキシエタノー
ル、それらの類似物及び混合物を挙げることができる。
溶媒類は、染色用組成物の全重量に対して、好ましくは
約1〜40重量%、さらに好ましくは約5〜30重量%
の割合で存在し得る。
【0024】本発明の染色用組成物のpHは、一般的に
は約3〜12、好ましくは約5〜12である。これは、
ケラチン繊維の染色において通常使用される酸性化剤又
は塩基性化剤により、所望の値に調節することができ
る。
は約3〜12、好ましくは約5〜12である。これは、
ケラチン繊維の染色において通常使用される酸性化剤又
は塩基性化剤により、所望の値に調節することができ
る。
【0025】酸性化剤としては、例えば、無機酸又は有
機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸
類、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸又は乳酸、及びスル
ホン酸類を挙げることができる。塩基性化剤としては、
例えば、アンモニア水、アルカリ性炭酸塩類、アルカノ
ールアミン類、例えばモノ-、ジ-及びトリエタノールア
ミン類、2-メチル-2-アミノプロパノールとその誘導
体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の式
(II):
機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸
類、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸又は乳酸、及びスル
ホン酸類を挙げることができる。塩基性化剤としては、
例えば、アンモニア水、アルカリ性炭酸塩類、アルカノ
ールアミン類、例えばモノ-、ジ-及びトリエタノールア
ミン類、2-メチル-2-アミノプロパノールとその誘導
体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の式
(II):
【化3】 [ここで、Wは、C1-C4アルキル基又はヒドロキシル
基で置換されていてもよいプロピレン残基であり;
R5、R6、R7及びR8は同一でも異なっていてもよ
く、水素原子又はC1-C4アルキル又はC1-C4ヒド
ロキシアルキル基を表す]の化合物を挙げることができ
る。
基で置換されていてもよいプロピレン残基であり;
R5、R6、R7及びR8は同一でも異なっていてもよ
く、水素原子又はC1-C4アルキル又はC1-C4ヒド
ロキシアルキル基を表す]の化合物を挙げることができ
る。
【0026】また、本発明の染色用組成物は、従来より
毛髪の染色用組成物に使用されている種々のアジュバン
ト類、例えば、アニオン性、カチオン性、非イオン性、
両性又は双性の界面活性剤又はそれらの混合物、アニオ
ン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性のポリマ
ー類又はそれらの混合物、無機又は有機の増粘剤、例え
ば非イオン性のグアールガム、酸化防止剤、浸透剤、金
属イオン封鎖剤、香料、バッファー、分散剤、コンディ
ショナー、例えば揮発性又は非揮発性で変性又は未変性
のシリコーン類、皮膜形成剤、セラミド類、防腐剤及び
乳白剤をさらに含有してもよい。
毛髪の染色用組成物に使用されている種々のアジュバン
ト類、例えば、アニオン性、カチオン性、非イオン性、
両性又は双性の界面活性剤又はそれらの混合物、アニオ
ン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性のポリマ
ー類又はそれらの混合物、無機又は有機の増粘剤、例え
ば非イオン性のグアールガム、酸化防止剤、浸透剤、金
属イオン封鎖剤、香料、バッファー、分散剤、コンディ
ショナー、例えば揮発性又は非揮発性で変性又は未変性
のシリコーン類、皮膜形成剤、セラミド類、防腐剤及び
乳白剤をさらに含有してもよい。
【0027】言うまでもなく、当業者であれば、本発明
の染色用組成物に固有の有利な特性が、考えられる添加
により悪影響を全く受けないか、実質的には受けないよ
うに留意して、これらの任意の補足的な化合物(類)を選
択するであろう。
の染色用組成物に固有の有利な特性が、考えられる添加
により悪影響を全く受けないか、実質的には受けないよ
うに留意して、これらの任意の補足的な化合物(類)を選
択するであろう。
【0028】本発明の染色用組成物は、種々の形態、例
えば、加圧されていてもよい液体、パウダー、クリーム
又はゲルの形態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪の
染色に適した任意の他の形態にすることができる。
えば、加圧されていてもよい液体、パウダー、クリーム
又はゲルの形態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪の
染色に適した任意の他の形態にすることができる。
【0029】また本発明の主題は、上述した染色用組成
物を使用する、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラ
チン繊維の染色方法にある。この方法に従えば、上述し
た染色用組成物を繊維に適用し、染色用組成物の使用時
にのみ添加される、又は、同時に又は続いて別個に適用
される酸化組成物中に存在する酸化剤により、酸性、中
性又はアルカリ性のpHで発色させるものである。本発
明の染色方法の特に好ましい実施態様では、染色に適し
た媒体中に、発色させるのに十分な量の少なくとも1つ
の酸化剤を含有せしめてなる酸化組成物と、上述した染
色用組成物とを好ましくは使用時に混合する。ついで、
得られた混合物をケラチン繊維に適用し、約3〜50
分、好ましくは約5〜30分間放置した後、繊維をすす
いで、シャンプーで洗髪し、再度すすいで乾燥させる。
物を使用する、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラ
チン繊維の染色方法にある。この方法に従えば、上述し
た染色用組成物を繊維に適用し、染色用組成物の使用時
にのみ添加される、又は、同時に又は続いて別個に適用
される酸化組成物中に存在する酸化剤により、酸性、中
性又はアルカリ性のpHで発色させるものである。本発
明の染色方法の特に好ましい実施態様では、染色に適し
た媒体中に、発色させるのに十分な量の少なくとも1つ
の酸化剤を含有せしめてなる酸化組成物と、上述した染
色用組成物とを好ましくは使用時に混合する。ついで、
得られた混合物をケラチン繊維に適用し、約3〜50
分、好ましくは約5〜30分間放置した後、繊維をすす
いで、シャンプーで洗髪し、再度すすいで乾燥させる。
【0030】上述した酸化組成物中に存在する酸化剤
は、ケラチン繊維の酸化染色で従来から使用されている
酸化剤から選択することができ、このようなものとして
は、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素酸塩
類、過酸塩類、例えば過ホウ酸塩及び過硫酸塩、過酸類
及び酵素、例えばペルオキシダーゼ、ウリカーゼ等の2
電子オキシドレダクターゼ、ラッカーゼ等の4-電子オ
キシゲナーゼを挙げることができる。過酸化水素が特に
好ましい。
は、ケラチン繊維の酸化染色で従来から使用されている
酸化剤から選択することができ、このようなものとして
は、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素酸塩
類、過酸塩類、例えば過ホウ酸塩及び過硫酸塩、過酸類
及び酵素、例えばペルオキシダーゼ、ウリカーゼ等の2
電子オキシドレダクターゼ、ラッカーゼ等の4-電子オ
キシゲナーゼを挙げることができる。過酸化水素が特に
好ましい。
【0031】上述した酸化剤を含有する酸化組成物のp
Hは、染色用組成物と混合した後に得られる、ケラチン
繊維に適用される組成物のpHが、好ましくは約3〜1
2、さらに好ましくは約5〜11の範囲になるようにさ
れる。これは、ケラチン繊維の染色に通常使用される、
上述したような酸性化剤又は塩基性化剤により、所望の
値に調節される。また、上述した酸化組成物は、毛髪の
染色用組成物に従来から使用されている、上述したよう
な種々のアジュバントをさらに含有してもよい。
Hは、染色用組成物と混合した後に得られる、ケラチン
繊維に適用される組成物のpHが、好ましくは約3〜1
2、さらに好ましくは約5〜11の範囲になるようにさ
れる。これは、ケラチン繊維の染色に通常使用される、
上述したような酸性化剤又は塩基性化剤により、所望の
値に調節される。また、上述した酸化組成物は、毛髪の
染色用組成物に従来から使用されている、上述したよう
な種々のアジュバントをさらに含有してもよい。
【0032】最終的にケラチン繊維に適用される組成物
は、種々の形態、例えば、液体、クリーム又はゲルの形
態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するのに
適した任意の他の形態にすることができる。
は、種々の形態、例えば、液体、クリーム又はゲルの形
態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するのに
適した任意の他の形態にすることができる。
【0033】本発明の他の主題は、多区画染色具又は染
色「キット」又は任意の他の多区画包装システムにあ
り、その第1の区画部は上述した染色用組成物を含み、
第2の区画部は上述した酸化組成物を含む。これらの染
色具は、毛髪に所望の混合物を塗布する手段を具備せし
めたものであってよく、このようなものとしては、出願
人名義の仏国特許第2586913号に記載されている
ものを挙げることができる。
色「キット」又は任意の他の多区画包装システムにあ
り、その第1の区画部は上述した染色用組成物を含み、
第2の区画部は上述した酸化組成物を含む。これらの染
色具は、毛髪に所望の混合物を塗布する手段を具備せし
めたものであってよく、このようなものとしては、出願
人名義の仏国特許第2586913号に記載されている
ものを挙げることができる。
【0034】
【実施例】次の実施例は、本発明の例証を意図したもの
であり、その範囲を限定するものではない。アルカリ性媒体における染色実施例1ないし3 次の本発明の染色用組成物を調製した:
であり、その範囲を限定するものではない。アルカリ性媒体における染色実施例1ないし3 次の本発明の染色用組成物を調製した:
【表1】 (*)共通の染色用支持体 − セピック社(SEPPIC)からオラミックス(O ramix)CG110(登録商標)の名称で販 売されている(C8-C10)アルキルポリグ ルコシドの60%水溶液 5.4g − エタノール 18.0g − ベンジルアルコール 1.8g − ポリエチレングリコール400 2.7g − アクゾ社(Akzo)からディソルイン(Disso luine)D-40(登録商標)の名称で販売 されている、ジエチレントリアミン五酢 酸の五ナトリウム塩の40%水溶液 1.08g − メタ重亜硫酸ナトリウム 0.205g − 20.5%のNH3を含有するアンモニ ア水 10.0g
【0035】使用時に、上述した各染色用組成物を、同
重量の20容量の過酸化水素(6重量%)と混合した。こ
のようにして調製された各混合物を、白髪を90%含有
するナチュラルなグレイの毛髪の束に30分間適用し
た。ついで、毛髪の束をすすぎ、標準的なシャンプーを
用いて洗髪を行い、再度すすいで乾燥した。毛髪は次の
表に示す色調に染色された。
重量の20容量の過酸化水素(6重量%)と混合した。こ
のようにして調製された各混合物を、白髪を90%含有
するナチュラルなグレイの毛髪の束に30分間適用し
た。ついで、毛髪の束をすすぎ、標準的なシャンプーを
用いて洗髪を行い、再度すすいで乾燥した。毛髪は次の
表に示す色調に染色された。
【表2】
【0036】染色実施例4ないし6の比較 次の染色用組成物を調製した:
【表3】 (**):本発明の一部を形成しない組成物(*)共通の染色用支持体 これは実施例1ないし3で使用されたものと同一であ
る。ついで、上述した各染色用組成物を、実施例1ない
し3で記載した条件下で、白髪を90%含有するナチュ
ラルなグレイの毛髪の束に適用した。
る。ついで、上述した各染色用組成物を、実施例1ない
し3で記載した条件下で、白髪を90%含有するナチュ
ラルなグレイの毛髪の束に適用した。
【0037】ついで、このように染色された毛髪の束の
色調を、得られた着色の色度(明度:luminosity)を算出
するために、ミノルタCM2002(登録商標)分光光度
計を使用し、L*a*b*系により評価した。このL*a*
b*系において、3つのパラメータは、それぞれ強度(L
*)、暗度(shade)(a*)及び飽和度(b*)を示す。この系
において、L*値が高くなればなる程、色は明るくなる
か、又は弱まる。逆に、L*値が低くなればなるほど、
色は暗くなるか、又は強まる。a*及びb*は2つの色軸
を示し、a*は緑/赤の色軸を、b*は青/黄の色軸を示
す。a*及びb*が0に近づいた値になると、グレーな色
になる。
色調を、得られた着色の色度(明度:luminosity)を算出
するために、ミノルタCM2002(登録商標)分光光度
計を使用し、L*a*b*系により評価した。このL*a*
b*系において、3つのパラメータは、それぞれ強度(L
*)、暗度(shade)(a*)及び飽和度(b*)を示す。この系
において、L*値が高くなればなる程、色は明るくなる
か、又は弱まる。逆に、L*値が低くなればなるほど、
色は暗くなるか、又は強まる。a*及びb*は2つの色軸
を示し、a*は緑/赤の色軸を、b*は青/黄の色軸を示
す。a*及びb*が0に近づいた値になると、グレーな色
になる。
【0038】着色の色度(C)は、次の等式:
【式1】 を適用することにより算出することができる。この式に
おいて、Cは染色された毛髪の束の色度を表し、a*2
及びb*2はそれぞれ染色された毛髪の束の二乗にされ
た暗度及び飽和度を表す。C値が大きくなればなるほ
ど、着色の色度(又は明度)が増加する。
おいて、Cは染色された毛髪の束の色度を表し、a*2
及びb*2はそれぞれ染色された毛髪の束の二乗にされ
た暗度及び飽和度を表す。C値が大きくなればなるほ
ど、着色の色度(又は明度)が増加する。
【0039】得られた結果を次の表に示す:
【表4】 (**):本発明の一部を形成しない比較例 これらの結果から、本発明の実施例5及び6の染色用組
成物、すなわち本発明の複素環酸化ベース類とカップラ
ーとしてN-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセト
アミドを組合せて含有する組成物によれば、複素環酸化
ベースが本発明の一部を形成しない酸化ベース、すなわ
ちパラ-フェニレンジアミンと置き換えられているため
本発明の一部を構成しない実施例4の組成物で得られた
ものよりも、顕著に高められた色度のある着色が得られ
ることが分かる。
成物、すなわち本発明の複素環酸化ベース類とカップラ
ーとしてN-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセト
アミドを組合せて含有する組成物によれば、複素環酸化
ベースが本発明の一部を形成しない酸化ベース、すなわ
ちパラ-フェニレンジアミンと置き換えられているため
本発明の一部を構成しない実施例4の組成物で得られた
ものよりも、顕著に高められた色度のある着色が得られ
ることが分かる。
【0040】染色実施例7及び8の比較 次の染色用組成物を調製した:
【表5】 (**):本発明の一部を形成しない組成物(*)共通の染色用支持体 これは実施例1ないし3で使用されたものと同一であ
る。ついで、上述した各染色用組成物を、実施例1ない
し3で記載した条件下で、白髪を90%含有するパーマ
ネントウエーブがかかったグレイの毛髪の束に適用し
た。
る。ついで、上述した各染色用組成物を、実施例1ない
し3で記載した条件下で、白髪を90%含有するパーマ
ネントウエーブがかかったグレイの毛髪の束に適用し
た。
【0041】ついで、このように染色された毛髪の束の
色調を、上述した実施例4ないし6と同様の方法で、得
られた着色の色度(明度)を算出するために、ミノルタC
M2002(登録商標)分光光度計を使用し、L*a*b*
系により評価した。
色調を、上述した実施例4ないし6と同様の方法で、得
られた着色の色度(明度)を算出するために、ミノルタC
M2002(登録商標)分光光度計を使用し、L*a*b*
系により評価した。
【0042】得られた結果を次の表に示す:
【表6】 (**):本発明の一部を形成しない比較例 これらの結果から、本発明の実施例7の染色用組成物、
すなわち本発明の複素環酸化ベース類とカップラーとし
てN-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトアミド
を組合せて含有する組成物によれば、複素環酸化ベース
が本発明の一部を形成しない酸化ベース、すなわちパラ
-フェニレンジアミンと置き換えられているために本発
明の一部を構成しない実施例8の組成物で得られたもの
よりも、顕著に高められた色度のある着色が得られるこ
とが分かる。
すなわち本発明の複素環酸化ベース類とカップラーとし
てN-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトアミド
を組合せて含有する組成物によれば、複素環酸化ベース
が本発明の一部を形成しない酸化ベース、すなわちパラ
-フェニレンジアミンと置き換えられているために本発
明の一部を構成しない実施例8の組成物で得られたもの
よりも、顕著に高められた色度のある着色が得られるこ
とが分かる。
Claims (13)
- 【請求項1】 染色に適した媒体に: − i)ピラゾール類、 ii)ジアミノピリジン類、モノ-又はジヒドロキシル化
ジアミノピリミジン類、トリアミノピリミジン類、及び
モノヒドロキシル化トリアミノピリミジン類から選択さ
れるピリミジン類、 iii)ピラゾロピリミジン類、及びそれらの酸付加塩
類;から選択される少なくとも1つの複素環酸化ベー
ス;及び − 次の式(I): 【化1】 [上式中: − R1は水素原子又は置換されるか又は非置換のC2
-C5アシル基を表し; − R2は水素原子、置換されるか又は非置換のC1-
C4アルキル基、置換されるか又は非置換のC1-C4
アルコキシ基又は置換されるか又は非置換のアミノ基を
表し; − R3は水素又はハロゲン原子、C1-C4アルコキ
シ基又はC1-C4モノヒドロキシアルコキシ基を表
し; − R4はC1-C4アルキル基を表す]の2-置換5-ア
ミノアルキルフェノール誘導体及びそれらの酸付加塩類
から選択される少なくとも1つのカップラー;を含有し
てなることを特徴とするヒトの毛髪等のケラチン繊維の
酸化染色用組成物。 - 【請求項2】 ピラゾール類が、4,5-ジアミノ-1-メ
チルピラゾール、3,4-ジアミノピラゾール、4,5-ジ
アミノ-1-(4'-クロロベンジル)ピラゾール、4,5-ジ
アミノ-1,3-ジメチルピラゾール、4,5-ジアミノ-1
-(β-ヒドロキシエチル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-
3-メチル-1-フェニルピラゾール、4,5-ジアミノ-1
-メチル-3-フェニルピラゾール、4-アミノ-1,3-ジ
メチル-5-ヒドラジノピラゾール、1-ベンジル-4,5-
ジアミノ-3-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-te
rt-ブチル-1-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-t
ert-ブチル-3-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-1-
(β-ヒドロキシエチル)-3-メチルピラゾール、4,5-
ジアミノ-1-エチル-3-メチルピラゾール、4,5-ジア
ミノ-1-エチル-3-(4'-メトキシフェニル)ピラゾー
ル、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-ヒドロキシメチルピ
ラゾール、4,5-ジアミノ-3-ヒドロキシメチル-1-メ
チルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-ヒドロキシメチル
-1-イソプロピルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-メチ
ル-1-イソプロピルピラゾール、4-アミノ-5-(2'-ア
ミノエチル)アミノ-1,3-ジメチルピラゾール、3,4,
5-トリアミノピラゾール、1-メチル-3,4,5-トリア
ミノピラゾール、3,5-ジアミノ-1-メチル-4-メチル
アミノピラゾール及び3,5-ジアミノ-4-(β-ヒドロキ
シエチル)アミノ-1-メチルピラゾール、及びそれらの
酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項1に
記載の組成物。 - 【請求項3】 ピリミジン類が、4-ヒドロキシ-2,5,
6-トリアミノピリミジン、2-ヒドロキシ-4,5,6-ト
リアミノピリミジン、6-ヒドロキシ-2,4,5-トリア
ミノピリミジン、2,4-ジヒドロキシ-5,6-ジアミノ
ピリミジン及び2,5,6-トリアミノピリミジン、及び
それらの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請
求項1に記載の組成物。 - 【請求項4】 ピラゾロピリミジン類が、ピラゾロ[1,
5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、2,5-ジメチルピ
ラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、ピラゾ
ロ[1,5-a]ピリミジン-3,5-ジアミン、2,7-ジメ
チルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,5-ジアミン、
3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-オール、
3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-5-オール、
2-(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イル
アミノ)エタノール、2-(7-アミノピラゾロ[1,5-a]
ピリミジン-3-イルアミノ)エタノール、2-[(3-アミ
ノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イル)(2-ヒドロ
キシエチル)アミノ]エタノール、2-[(7-アミノピラゾ
ロ[1,5-a]ピリミジン-3-イル)(2-ヒドロキシエチ
ル)アミノ]エタノール、5,6-ジメチルピラゾロ[1,5
-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、2,6-ジメチルピラ
ゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、2,5,N
7,N7-テトラメチルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-
3,7-ジアミン、及び3-アミノ-5-メチル-7-イミダ
ゾリルプロピルアミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン、
及びそれらの酸付加塩類、及び互変異性平衡が存在する
場合にはそれらの互変異性体から選択されることを特徴
とする請求項1に記載の組成物。 - 【請求項5】 式(I)の2-置換5-アミノアルキルフェ
ノール誘導体が: − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ホルムアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)メチルカル
バマート、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ウレア、−
N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-N'-(2-ヒ
ドロキシエチル)ウレア 、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)クロロアセ
トアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトキシ
アセトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ヒドロキシ
アセトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)メトキシア
セトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アミノアセ
トアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)プロピオン
アミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-2-ヒドロ
キシプロピオンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-3-アミノ
プロピオンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ブタンアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-4-クロロ
ブタンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)スクシンア
ミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-イソプロピルフェニル)アセ
トアミド、 − 2'-アセトアミド-5'-メチルフェニルアタセター
ト、 − 2'-プロピオンアミド-5'-メチルフェニルプロピ
オナート、 − N-(2-ヒドロキシ-5-メトキシ-4-メチルフェニ
ル)アセトアミド、 及びそれらの酸付加塩類から選択されることを特徴とす
る請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項6】 複素環酸化ベース(類)が染色用組成物の
全重量に対して0.0005〜12重量%であることを
特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組
成物。 - 【請求項7】 複素環酸化ベース(類)が染色用組成物の
全重量に対して0.005〜6重量%であることを特徴
とする請求項6に記載の組成物。 - 【請求項8】 式(I)の2-置換5-アミノアルキルフェ
ノール誘導体(類)及び/又はそれらの酸付加塩(類)が染
色用組成物の全重量に対して0.0005〜12重量%
であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1
項に記載の組成物。 - 【請求項9】 式(I)の2-置換5-アミノアルキルフェ
ノール誘導体(類)及び/又はそれらの酸付加塩(類)が染
色用組成物の全重量に対して0.005〜6重量%であ
ることを特徴とする請求項8に記載の組成物。 - 【請求項10】 酸付加塩類が、塩酸塩類、臭化水素酸
塩類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢酸塩類か
ら選択されることを特徴とする請求項1ないし9のいず
れか1項に記載の組成物。 - 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれか1項に
記載の少なくとも1つの染色用組成物をケラチン繊維に
適用し、染色用組成物の使用時にのみ添加される、又
は、同時に又は続いて別個に適用される酸化組成物中に
存在する酸化剤により、酸性、中性もしくはアルカリ性
のpHで発色させることを特徴とするヒトの毛髪等のケ
ラチン繊維の染色方法。 - 【請求項12】 酸化組成物中に存在している酸化剤
が、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素酸
塩、過酸塩類、過酸類及び酵素から選択されることを特
徴とする請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 請求項1ないし10のいずれか1項に
記載の染色用組成物を収容する第1の区画部と、酸化組
成物を収容する第2の区画部を有することを特徴とする
多区画染色具又は多区画染色キット。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9913148A FR2799961B1 (fr) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | Composition de teinture d'oxydation des fibres keratiniques et procede de teinture mettant en oeuvre cette composition |
FR9913148 | 1999-10-21 |
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---|---|
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---|---|
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EP (1) | EP1093788A1 (ja) |
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Cited By (1)
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JP2004506711A (ja) * | 2000-08-18 | 2004-03-04 | エミスフェアー・テクノロジーズ・インク | 活性剤デリバリー用化合物および組成物 |
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---|---|---|---|---|
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DE3843892A1 (de) | 1988-12-24 | 1990-06-28 | Wella Ag | Oxidationshaarfaerbemittel mit einem gehalt an diaminopyrazolderivaten und neue diaminopyrazolderivate |
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DE4234885A1 (de) | 1992-10-16 | 1994-04-21 | Wella Ag | Verfahren zur Herstellung von 4,5-Diaminopyrazol-Derivaten, deren Verwendung zum Färben von Haaren sowie neue Pyrazol-Derivate |
DE4440957A1 (de) | 1994-11-17 | 1996-05-23 | Henkel Kgaa | Oxidationsfärbemittel |
FR2730923B1 (fr) * | 1995-02-27 | 1997-04-04 | Oreal | Composition pour la teinture d'oxydation des fibres keratiniques comprenant une base d'oxydation, un coupleur indolique et un coupleur heterocyclique additionnel, et procede de teinture |
FR2733749B1 (fr) | 1995-05-05 | 1997-06-13 | Oreal | Compositions pour la teinture des fibres keratiniques contenant des diamino pyrazoles, procede de teinture, nouveaux diamino pyrazoles et leur procede de preparation |
DE19539264C2 (de) | 1995-10-21 | 1998-04-09 | Goldwell Gmbh | Haarfärbemittel |
DE19543988A1 (de) | 1995-11-25 | 1997-05-28 | Wella Ag | Oxidationshaarfärbemittel mit einem Gehalt an 3,4,5-Triaminopyrazolderivaten sowie neue 3,4,5-Triaminopyrazolderivate |
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1999
- 1999-10-21 FR FR9913148A patent/FR2799961B1/fr not_active Expired - Fee Related
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- 2000-10-09 EP EP00402778A patent/EP1093788A1/fr not_active Withdrawn
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---|---|---|---|---|
JP2004506711A (ja) * | 2000-08-18 | 2004-03-04 | エミスフェアー・テクノロジーズ・インク | 活性剤デリバリー用化合物および組成物 |
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Legal Events
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A602 | Written permission of extension of time |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041207 |