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JP2001157106A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

Info

Publication number
JP2001157106A
JP2001157106A JP33356499A JP33356499A JP2001157106A JP 2001157106 A JP2001157106 A JP 2001157106A JP 33356499 A JP33356499 A JP 33356499A JP 33356499 A JP33356499 A JP 33356499A JP 2001157106 A JP2001157106 A JP 2001157106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
imaging device
state imaging
camera shake
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33356499A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayasu Fujitani
卓靖 藤谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP33356499A priority Critical patent/JP2001157106A/ja
Publication of JP2001157106A publication Critical patent/JP2001157106A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速モードによる固体撮像素子の間引き読み
出しを行う場合でも、光学ローパスフィルタなしに折り
返し歪みのない画像を得る。 【解決手段】 固体撮像素子12から間引き読み出しす
る場合に、一露光時間内に完結する微動を、光学的なフ
レーム間手振れ補正を行うための光学手振れ補正部16
に行わせて、光学的なローパスフィルタの機能を持たせ
たことにより、間引き読み出しモードにおいても、光学
的なローパスフィルタを使用することなしに、折り返し
歪みの発生を軽減させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に多画素のデ
ジタルカメラに用いて好適な固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にメガピクセルと呼ばれる、100
万個以上の画素を持つCCD等の固体撮像素子は、フレ
ームレートが低く一画面を読み取る時間が多く掛かった
り、一画面分のデータ量も多い。このため、図6に示す
ような間引き読み出しモードを設けることによって、3
0Hz相当の標準的フレームレートの少データ量化に対
応している。
【0003】間引きを行う場合、サンプリング周波数の
1/2(ナイキスト周波数)以上の周波数成分を除去す
るローパスフィルタを挿入しないと、ナイキスト周波数
以上の成分による折り返し歪みにより画質が劣化するた
め、『画面の明るさ』等の予備的統計量取得程度の利用
にしか耐えられない画質しか得られない。
【0004】よって、間引き読み出しモードで良い画質
を得るためには、更なるローパスフィルタの挿入が必要
になる。この場合、少なくとも固体撮像素子上で間引き
が行われる方向には、信号処理的なローパスフィルタを
掛けることができない。このため、光学的なローパスフ
ィルタを掛ける必要があるが、間引きモード用に光学ロ
ーパスフィルタを挿入する機構を設けると、光学系・機
械系が複雑になるという新たな問題が発生する。
【0005】この問題を解決する周知技術としては、特
開平10−23312号の提案がある。しかし、この周
知技術による間引きモード時に被写体を非合焦、すなわ
ちピンボケにする方法では被写体の前または後にピント
が合ってしまい、意図しないピントの合った場所に折り
返し歪みが発生してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の間引き読み出しモードで良い画質を得るための間引き
モード時に被写体を非合焦にする方法では、被写体の前
または後にピントが合ってしまい、意図しない場所に折
り返し歪みが発生してしまう、という問題があった。
【0007】この発明の目的は、多画素の固体撮像素子
を間引き読み出しする場合に必要となる光学ローパスフ
ィルタ機能を余分な機構なしに提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明の固体撮像装置では、固体撮像素子と
被写体間に配置された撮像レンズを介して前記被写体像
を撮像するようにした撮像装置において、手振れを検出
して光学的な補正を行う光学的手振れ緩和機構を持ち、
前記固体撮像素子を間引き読み出し動作させる場合は、
一露光時間内に完結する微動を前記手振れ緩和機構に行
わせることを特徴とする。
【0009】上記した構成とすることにより、間引き読
み出しモード時に、光学的なフレーム間手振れ緩和機構
に、一露光期間に完結する微動を重畳するものであり、
これにより間引き読みしモードにおいても光学ローパス
フィルタを光路上に挿入する機構を設けなくとも折り返
し歪みの無い画像を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】図1は、この発明の第1の実施の形態につ
いて説明するためのシステム図である。図1において、
光学レンズ11等の光学系を介して入力された光は、固
体撮像素子12に結像し、アナログ映像信号として出力
する。
【0012】固体撮像素子12の出力端は、信号処理回
路13に接続され、ここで入力された映像信号の白バラ
ンス調整や階調補正などの信号処理を行う。
【0013】14は加速度センサであり、この加速度セ
ンサ14は手振れの方向と量を検出し、その情報をコン
トローラ15に伝達する。コントローラ15は、加速度
センサ14からの情報に基づき、フレーム間の手振れ補
正信号aと固体撮像素子12を間引き読み出しする場合
のフレーム内の微動指示信号bをそれぞれ出力し、これ
を光学レンズ11の前に配置された光学手振れ補正部1
6に伝達する。
【0014】ここで、図2はこの発明におけるローパス
フィルタの特性を示している。固体撮像素子は本来2次
元であるが、この図では1次元のみ表している。
【0015】通常撮影時は、固体撮像素子12に貼り付
けられた光学ローパスフィルタにより、サンプリング周
波数の1/2の周波数であるナイキスト周波数以上の成
分がカットされた特性21aを得ている。
【0016】間引き時は、サンプリング周波数およびそ
のナイキスト周波数が変わるために、図2の21b,2
1cに示すそれぞれの領域が折り返し歪み成分になって
しまう。
【0017】そこでこの実施の形態においては、光学手
振れ補正部16の微動による移動平均ローパスフィルタ
の追加による特性21dにより、折り返し歪み成分であ
る特性21cをカットするものである。
【0018】図2では1次元としたが、図3では固体撮
像素子12本来の2次元の光学系微動を示している。固
体撮像素子12において黒丸部の画素を間引き読み出し
する場合、矢印31に示す上下の微動、矢印32に示す
左右の微動で光学的ローパスフィルタの役割を果たす。
【0019】図4は、この発明の第2の実施の形態につ
いて説明するためもので、光学系の微動を示している。
【0020】すなわち、固体撮像素子11がCCDであ
った場合、黒丸部の画素を間引き読み出しする場合にお
いても、水平方向の信号は全て固体撮像素子11から読
み出される。
【0021】そのため、水平方向に関しては、信号処理
系で電気的なローパスフィルタを適用できるため、その
場合の手振れ補正系微動41は垂直方向のみでよい。従
って、光学手振れ補正部16の構成の簡素化を実現する
ことが可能となる。
【0022】図5は、この発明の第3の実施の形態につ
いて説明するためのもので、光学系の微動を示してい
る。
【0023】すなわち、一般的に撮像装置には加速度セ
ンサ14を備えていることから、手振れの方向と大きさ
51を検知することが可能である。その場合、この発明
における手振れ補正系微動52はその手振れ51を引い
た量となる。
【0024】また、手振れ51の量によっては微動52
を行うと補正過多となる場合がある。その場合は手振れ
51の量に応じて露出時間を短くすることによって、適
当な光学ローパスフィルタ特性を与える。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の固体撮
像装置によれば、高速モードによる固体撮像素子の間引
き読み出しを行う場合にも、光学的な手振れ緩和機構の
利用することにより、光学的なローパスフィルタを使用
することなしに、折り返し歪みのない画像を得ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態について説明する
ためのシステム図。
【図2】光学的ローパスフィルタ特性例について説明す
るための説明図。
【図3】この発明の手振れ光学系微動による光路軌跡例
について説明するための説明図。
【図4】この発明の手振れ光学系微動による他の光路軌
跡例について説明するための説明図。
【図5】この発明の手振れ光学系微動によるもう一つの
他の光路軌跡例について説明するための説明図。
【図6】一般的な固体撮像素子より出力される信号の間
引き読み出しについて説明するための説明図。
【符号の説明】
11…光学レンズ、12…固体撮像素子、13…信号処
理回路、14…加速度センサ、15…コントローラ、1
6…光学手振れ補正部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子と被写体間に配置された撮
    像レンズを介して前記被写体像を撮像するようにした撮
    像装置において、 手振れを検出して光学的な補正を行う光学的手振れ緩和
    機構を備え、前記固体撮像素子を間引き読み出し動作さ
    せる場合は、一露光時間内に完結する微動を前記手振れ
    緩和機構に行わせることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記手振れ緩和機構の前記微動の方向
    が、固体撮像素子の間引きが行われる方向に限定され
    る、請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 手振れ検出機構を持ち、固体撮像素子を
    間引き読み出し動作させる場合は、前記手振れ検出機構
    が検知した手振れの方向と振れ幅から、前記手振れ緩和
    機構の前記微動の微動方向と振幅を制御することを特徴
    とする請求項1または2記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 手振れ検出機構を持ち、前記固体撮像素
    子を間引き読み出し動作させる場合は、前記手振れ検出
    機構が検知した手振れの方向と振れ幅から露出時間を決
    定して撮影することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の固体撮像装置。
JP33356499A 1999-11-25 1999-11-25 固体撮像装置 Pending JP2001157106A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050414

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606