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JP2001152734A - 引き戸用手動開閉装置 - Google Patents

引き戸用手動開閉装置

Info

Publication number
JP2001152734A
JP2001152734A JP37599999A JP37599999A JP2001152734A JP 2001152734 A JP2001152734 A JP 2001152734A JP 37599999 A JP37599999 A JP 37599999A JP 37599999 A JP37599999 A JP 37599999A JP 2001152734 A JP2001152734 A JP 2001152734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
rail
opening
closing device
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37599999A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyoshi Mito
邦義 三戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP37599999A priority Critical patent/JP2001152734A/ja
Publication of JP2001152734A publication Critical patent/JP2001152734A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [課題] レールを支持ピンを支点にして引張具や磁石
の反発力を利用し、少しの力で上下動させることによ
り、引き戸の開閉を高齢者や障害者でも簡単・容易に行
うことができる引き戸用手動開閉装置を提供する。 [解決手段] 上部にコロを設けた引き戸を吊支するレ
ールの引き込み側端部を支持具にて支持すると共に、レ
ールの引き立て側端部に上下に作動するシャフトを具備
した開閉具を付設し、開閉具のシャフトにレールの引き
立て側端を連結し、シャフトを上方に位置させた時、レ
ールの引き立て側端が上昇し、レールの引き込み側に引
き戸を移動させることができ、シャフトを下方に位置さ
せた時、レールの引き立て側端が下降し、レールの引き
立て側に引き戸を移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に引き戸をモー
ター等の外部駆動力を使用しないで、少しの力で開閉可
能な引き戸用手動開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高齢者住宅・障害者住宅・病室等
の動作に支障のある人たちが利用しやすい引き戸の開閉
装置として、モーターと感知器を連動させた開閉装置が
多々あるが、設置・保守・維持費用等のコストが常に必
要であり、改造工事として自動開閉装置を設置するに
は、さらなるコストの積み上げが必要となる。また、開
き戸を引き戸に改造することは、動作に支障のある人達
には開閉動作が改善される事ではあるが、逆に追加動作
の必要な場合も見受けられる。さらに、レールに傾斜を
持たせて常時閉鎖の状態を持たせる場合においては、引
き戸重量が傾斜にともない増加、力が余分に必要となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みなされたもので、レールを支持ピンを支点にし
て引張具や磁石の反発力を利用し、少しの力で上下動さ
せることにより、引き戸の開閉を高齢者や障害者でも簡
単・容易に行うことができる引き戸用手動開閉装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、上部にコロを設けた引き戸を吊支するレ
ールの引き込み側端部を支持具にて支持すると共に、レ
ールの引き立て側端部に上下に作動するシャフトを具備
した開閉具を付設し、開閉具のシャフトにレールの引き
立て側端を連結し、シャフトを上方に位置させた時、レ
ールの引き立て側端が上昇し、レールの引き込み側に引
き戸を移動させることができ、シャフトを下方に位置さ
せた時、レールの引き立て側端が下降し、レールの引き
立て側に引き戸を移動させることができる。また、レー
ルの引き立て側に常に上方に引き上げようとする引張具
を設ける。さらに、開閉具のシャフトを、吊紐にて上下
動可能に形成してなる。加えて、開閉具のシャフトを、
磁石にて上下方向に一時固着してなる。またさらに、戸
枠の引き立て側閉面と引き戸の前接触面に同極磁石を設
けてなる。さらに加えて、戸枠の引き込み側閉面と引き
戸の後接触面に同極磁石を設けてなるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、引き戸用手動開閉装置の実
施例を図面に基づいて詳細に説明する。1は、引き戸用
手動開閉装置である。2は、上部にコロを設けた吊戸を
吊支するレールで、引き込み端部を支持ピン2aにて軸
支してあり、引き立て側の上方に常に上方に引き上げよ
うとする引張りスプリングによる引張具2bを突設して
ある。3は、上記レール2の引き立て側端部に付設した
開閉具で、ケースK内に中央を軸支3a1したシャフト
3aの前部に鉄板3bを設け、鉄板3bに対向する位置
(上下方向)に磁石3c・3dを設けると共に、シャフ
ト3aの前方に案内軸3e1・3e2にて支持される開
き吊紐3f1と閉じ吊紐3f2を吊設し、一部をシャフ
ト3aの前部にピン3f3にて固定してある。また、シ
ャフト3aの後方に案内軸3g1・3g2にて支持され
る開き吊紐3h1と閉じ吊紐3h2を吊設し、同じく一
部をシャフト3aの後部にピン3h3にて固定してあ
る。
【0006】上記レール2の引き立て側端2cと開閉具
3のシャフト3aの前部とは、ボルトB及びナットNに
て連結してあり、各吊紐を引くことによりシャフト3a
を上下動させ、レール2を支持ピン2aを支点として上
下動させ、引き戸を開閉するものである。
【0007】つぎに、引き戸用手動開閉装置1の使用例
について述べる。例えば病院の病室Hに取り付ける場
合、出入口に設けた戸枠Yの、右側上面にレール2の支
持ピン2a側を固定し、左側上面に開閉具3を固定す
る。なお、引張具2bは戸枠Yの上部の空間Ya内に固
定する。つぎに、レール2内に引き戸Tの上部に設けた
コロKを吊支する。
【0008】上記の状態で、まず引き戸Tを閉じる場
合、病室Hの外からでは閉じ吊紐3f2を下方に引っ張
ることによりシャフト3aの前部が下がり(鉄板3bが
磁石3cから離れ)、鉄板3bが磁石3dと固着する。
この時、レール2の引き立て側端2cが連動して下方に
下がる(軸心が支持ピン2aより下方)ことにより、引
き戸Tが引き立て側に移動し、出入口を閉じることがで
きる。なお、引張具2bは適宜下方へ伸びた状態となっ
ている。
【0009】つぎに、病室Hの中から引き戸Tを閉じる
場合は、閉じ吊紐3h2を下方に引っ張ることによりシ
ャフト3aの前部が下がり(鉄板3bが磁石3cから離
れ)、鉄板3bが磁石3dと固着し、上記と同様に出入
口を閉じることができる。
【0010】引き戸Tを開ける場合において、病室Hの
外からでは開き吊紐3f1を下方に引っ張ることにより
シャフト3aの前部が上がり(鉄板3bが磁石3dから
離れ)、鉄板3bが磁石3cと固着する。この時、レー
ル2の引き立て側端2cが連動して上方に上がる(軸心
が支持ピン2aより上方)ことにより、引き戸Tが引き
込み側に移動し、出入口を開くことができる。
【0011】つぎに、病室Hの中から引き戸Tを開く場
合、開き吊紐3h1を下方に引っ張ることにより、シャ
フト3aの前部が上がり(鉄板3bが磁石3dから離
れ)、鉄板3bが磁石3cと固着し、上記と同様に出入
り口を開くことができる。
【0012】なお、他の実施例として、戸枠Y1の引き
立て側閉面Y1aと引き戸T1の前接触面T1aのほぼ
同位置に、同極磁石N・N1(引き戸T1が閉じてある
時、同極磁石Nが同極磁石N1の上に位置している)を
設けてなるもので、引き戸T1を開く時(同極磁石N1
が同極磁石Nの前面に位置する)の初期動作(反発力に
よる)をスムーズに行えるものである。
【0013】また、別の実施例として、戸枠Y2の引き
込み側閉面Y2aと引き戸T2の後接触面T2aのほぼ
同位置に、同極磁石S・S1(引き戸T2が開いている
時、同極磁石Sが同極磁石S1の上に位置している)を
設けてなるもので、引き戸T2を引き出て側へ引き出す
時(同極磁石Sが同極磁石S1の前面に位置する)の初
期動作(反発力による)をスムーズに行えるものであ
る。
【0014】上記各実施例における引張具は引張りスプ
リングに限定せず、同様の機能を有するものであれば他
の形態のものでもよい。開閉具の開閉機構も同様な機能
であれば他の形態も一考である。また、コロにショック
アブソーバー等を付設し、引き戸を常に水平に支持する
ことも一考である。さらに、同極磁石の取り付け場所も
上記実施例に限定しない。
【0015】
【発明の効果】1).モーター等の外部駆動力を使用す
ることなく、レールを斜状に形成することにより引き戸
(吊り戸)を高齢者や障害者等の力のない方々でも簡単
・容易に開閉できる効果がある。 2).引張具を設けることにより、特に引き戸を開く
時、有効に作用する。 3).吊紐を設けることにより、引き戸の開閉が車イス
等を使用する方や子供でも楽にできる。 4).磁石の反発力により、引き戸の開閉時における初
期動作に有効に作用するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す引き戸用手動開閉装置
の一部縦断正面図。
【図2】本発明の一実施例を示す引き戸用手動開閉装置
の一部横断平面図。
【図3】本発明の一実施例を示す引き戸用手動開閉装置
の開閉具の一部縦断側面図。
【図4】本発明の一実施例を示す引き戸用手動開閉装置
の使用状態図。
【図5】本発明の一実施例を示す引き戸用手動開閉装置
の引き戸を閉じた状態図。
【図6】本発明の一実施例を示す引き戸用手動開閉装置
の引き戸を閉じた時の開閉具の構成図。
【図7】本発明の一実施例を示す引き戸用手動開閉装置
の引き戸を開く時の状態図。
【図8】本発明の一実施例を示す引き戸用手動開閉装置
の引き戸を開く時の開閉具の構成図。
【図9】本発明の他の実施例を示す引き戸用手動開閉装
置の使用状態図。
【図10】本発明の別の実施例を示す引き戸用手動開閉
装置の使用状態図。
【符号の説明】
1−−−引き戸用手動開閉装置 2−−−レール 2a−−支持ピン 2b−−引張具 3−−−開閉具 3a−−シャフト 3b−−鉄板 3c−−磁石 3d−−磁石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部にコロを設けた引き戸を吊支するレ
    ールの引き込み側端部を支持具にて支持すると共に、レ
    ールの引き立て側端部に上下に作動するシャフトを具備
    した開閉具を付設し、開閉具のシャフトにレールの引き
    立て側端を連結し、シャフトを上方に位置させた時、レ
    ールの引き立て側端が上昇し、レールの引き込み側に引
    き戸を移動させることができ、シャフトを下方に位置さ
    せた時、レールの引き立て側端が下降し、レールの引き
    立て側に引き戸を移動させることができることを特徴と
    する引き戸用手動開閉装置。
  2. 【請求項2】 レールの引き立て側に、常に上方に引き
    上げようとする引張具を設けてなることを特徴とする請
    求項1記載の引き戸用手動開閉装置。
  3. 【請求項3】 開閉具のシャフトを、吊紐にて上下動可
    能に形成してなることを特徴とする請求項1又は2記載
    の引き戸用手動開閉装置。
  4. 【請求項4】 開閉具のシャフトを、磁石にて上下方向
    に一時固着してなることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の引き戸用手動開閉装置。
  5. 【請求項5】 戸枠の引き立て側閉面と引き戸の前接触
    面に、同極磁石を設けてなることを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の引き戸用手動開閉装置。
  6. 【請求項6】 戸枠の引き込み側閉面と引き戸の後接触
    面に、同極磁石を設けてなることを特徴とする請求項
    1、2、3、4又は5記載の引き戸用手動開閉装置。
JP37599999A 1999-11-25 1999-11-25 引き戸用手動開閉装置 Pending JP2001152734A (ja)

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JP37599999A JP2001152734A (ja) 1999-11-25 1999-11-25 引き戸用手動開閉装置

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JP (1) JP2001152734A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9404295B2 (en) * 2014-06-24 2016-08-02 Milgard Manufacturing Incorporated Sliding sash secondary lock
US9441414B2 (en) 2014-06-24 2016-09-13 Milgard Manufacturing Incorporated Sliding sash secondary lock

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9404295B2 (en) * 2014-06-24 2016-08-02 Milgard Manufacturing Incorporated Sliding sash secondary lock
US9441414B2 (en) 2014-06-24 2016-09-13 Milgard Manufacturing Incorporated Sliding sash secondary lock

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