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JP2001148578A - 電子機器用筐体および電子機器 - Google Patents

電子機器用筐体および電子機器

Info

Publication number
JP2001148578A
JP2001148578A JP2000260711A JP2000260711A JP2001148578A JP 2001148578 A JP2001148578 A JP 2001148578A JP 2000260711 A JP2000260711 A JP 2000260711A JP 2000260711 A JP2000260711 A JP 2000260711A JP 2001148578 A JP2001148578 A JP 2001148578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
chassis
housing
pair
center chassis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000260711A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Otori
康宏 鳳
Sadasuke Goto
禎祐 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Computer Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Computer Entertainment Inc filed Critical Sony Computer Entertainment Inc
Priority to JP2000260711A priority Critical patent/JP2001148578A/ja
Priority to AT00956878T priority patent/ATE282942T1/de
Priority to ES00956878T priority patent/ES2233432T3/es
Priority to BR0007074-2A priority patent/BR0007074A/pt
Priority to CA002350103A priority patent/CA2350103A1/en
Priority to DE60015918T priority patent/DE60015918T2/de
Priority to RU2001114573/09A priority patent/RU2001114573A/ru
Priority to CNB008018928A priority patent/CN1225156C/zh
Priority to PCT/JP2000/005960 priority patent/WO2001019152A1/en
Priority to AU68685/00A priority patent/AU6868500A/en
Priority to KR1020017005655A priority patent/KR100675241B1/ko
Priority to EP00956878A priority patent/EP1127480B1/en
Priority to TW089118050A priority patent/TWI241208B/zh
Priority to US09/655,208 priority patent/US6650545B1/en
Publication of JP2001148578A publication Critical patent/JP2001148578A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F13/00Video games, i.e. games using an electronically generated display having two or more dimensions
    • A63F13/90Constructional details or arrangements of video game devices not provided for in groups A63F13/20 or A63F13/25, e.g. housing, wiring, connections or cabinets
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/10Casings, cabinets or drawers for electric apparatus comprising several parts forming a closed casing
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1422Printed circuit boards receptacles, e.g. stacked structures, electronic circuit modules or box like frames
    • H05K7/1427Housings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 肉厚を薄くしても十分な剛性を確保すること
ができる電子機器用筐体を提供すること。 【解決手段】 筐体3は、装置本体が設けられるセンタ
ーシャーシ4と、このセンターシャーシ4を挟持すると
ともに、装置本体を収容するアッパーケース5およびロ
アーケース6とを備える。アッパーケース5、ロアーケ
ース6は、従来に比べて、その肉厚が装置を小型化する
に至るまで薄くなっている。センターシャーシ4が補強
材となって筐体3の剛性を向上させることができるの
で、アッパーケース5およびロアーケース6の肉厚を小
型化するに至るまで薄くしても、筐体3として十分な剛
性を確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を内部に
収納する電子機器用筐体、およびこの電子機器用筐体を
備えた電子機器に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、ビデオゲーム装置などの電子機
器は、持ち運びおよび取り扱いを向上させるために、そ
の装置を小型化することが求められている。このような
装置の小型化を実現する方法の1つとして、機器本体を
内部に収納する電子機器用筐体(以下、筐体という)の
肉厚を薄くして、機器本体を収納する内部空間の容積を
確保しつつ、電子機器の小型化を図ることが考えられて
いる。ここで、筐体としては、一対の断面コ字形状の収
納部材を上下に対向させて端部同士を当接させること
で、機器本体を収納するものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に、筐体を構成する収納部材は、ABS樹脂(アクリル
ニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体による樹脂)
等の汎用性の高い樹脂で形成されているため、機器の小
型化をするに至るまで肉厚を薄くしすぎると、筐体とし
て十分な剛性を確保することができない。このため、従
来の筐体の構造では、機器の小型化をするに至るまで筐
体の肉厚を薄くすることができず、従って、電子機器の
小型化が困難であるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、肉厚を薄くしても十分な
剛性を確保することが可能な電子機器用筐体、およびこ
の電子機器用筐体を利用して小型化が促進可能な電子機
器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、電子
機器を構成する電子部品を内部に収納する電子機器用筐
体であって、電子部品が設けられるシャーシと、このシ
ャーシを挟持するとともに、電子部品を収納する一対の
収納部材とを備えていることを特徴とする。このような
本発明によれば、シャーシが補強材となって筐体の剛性
を向上させることが可能となるので、収納部材の肉厚を
小型化するに至るまで薄くしても、筐体として十分な剛
性が確保される。
【0006】本願の第2発明は、電子部品を内部に収納
する電子機器用筐体を備えた電子機器であって、電子機
器用筐体は、電子部品が設けられるシャーシと、シャー
シを挟持するとともに、電子部品を収納する一対の収納
部材とを備えていることを特徴とする。ここで、電子機
器用筐体は、シャーシが補強材となって筐体の剛性を向
上させることが可能となるので、収納部材の肉厚を小型
化するに至るまで薄くしても、筐体として十分な剛性が
確保される。従って、このような本発明によれば、肉厚
を薄くしても剛性が確保される電子機器用筐体を備えて
いるので、筐体の内部空間に所定の容積を確保しつつ、
当該筐体の肉厚を薄くした分、電子機器の小型化を促進
することが可能となる。
【0007】以上において、前述の一対の収納部材のう
ち、いずれか一方の収納部材は、他方の収納部材よりも
容積が小さく、電子機器用筐体は、シャーシを中心とし
て非対称に構成されていることが好ましい。このように
すれば、容積が小さい収納部材には、基板等の比較的ス
ペースをとらない部品を収納するとともに、容積が大き
い収納部材には、電源部分やディスク装置等の比較的ス
ペースをとる部品を収納することで、筐体の内部空間
を、空きスペースが最小限となるように効率よく利用す
ることが可能となる。
【0008】また、前述の一対の収納部材およびシャー
シは、一対の収納部材のうちのいずれか一方の収納部材
に形成されたねじ孔に挿入されたねじによって、一体化
されていることが望ましい。このようにすれば、一対の
収納部材およびシャーシを、1本のねじで一度に接続し
て一体化させることが可能となるので、筐体の組み立て
作業を容易に行うことが可能となる。また、ねじ孔を一
方の収納部材にのみ形成すれば、このねじ孔が形成され
た面を底面とすることで、当該ねじ孔やこのねじ孔に挿
入されるねじ等を隠すことが可能となるので、電子機器
用筐体の外観を向上させることが可能となる。
【0009】さらに、前述のシャーシは、電子機器用筐
体の背面を覆う背面部を有していることが好ましい。こ
のようにすれば、筐体の背面に露出する電源スイッチ
や、背面裏側に設置される排気ファン等の筐体の背面部
分に設けられる部品を、シャーシに予め設けておくこと
が可能となるので、別途背面部分を製作する場合に比べ
て、電子機器の組立が容易となる。
【0010】また、前述の電子機器は、電源供給用の電
源回路基板と、当該電子機器の制御を行う制御基板とを
備え、電源回路基板および制御基板は、シャーシを介し
て、互いに反対側に配置されていることが好ましい。こ
のように、電源回路基板と制御基板とをシャーシで仕切
ることで、基板間の縁面距離(電気的絶縁距離)を長く
することが可能となるので、当該基板間の放電現象が簡
単に防止される。これにより、各基板をシャーシに近づ
けて配置すれば、筐体の内部空間を効率よく使用するこ
とが可能となり、電子機器の小型化を、より一層促進す
ることが可能となる。
【0011】さらに、前述のシャーシを床面に対して水
平方向になるように横置き状態で設置した場合、一対の
収納部材のうち、シャーシの上方に設けられる上方側収
納部材は、シャーシの下方に設けられる下方側収納部材
よりも大きい形状であることが望ましい。このように、
上方側収納部材を、下方側収納部材より大きい形状にす
れば、下方に向かって小さくなっているので、例えば、
下方側収納部材を、上方側収納部材より大きい形状にし
た場合に比べて、鳥瞰状態で見た際に、電子機器が薄く
見える。これにより、使用者に電子機器全体のコンパク
ト感を与えることが可能となる。
【0012】また、前述の上方側収納部材は、使用者に
対面する前面側において、下方側収納部材よりも前方に
突出していることが好ましい。このようにすれば、例え
ば、上方側収納部材の前面にスイッチ類が設けられてい
たり、周辺機器装着用の装着部が設けられていた場合、
使用者にとって、スイッチ操作や、周辺機器類の着脱等
を簡単に行うことが可能となるので、操作性が向上し、
電子機器の取り扱いがより一層便利になる。
【0013】さらに、前述の一対の収納部材が、各々ほ
ぼ直方体形状に形成されているとともに、各々所定の一
面が相互に面一になるように構成され、この面一となる
面を底面として縦置き状態で載置可能とされていたり、
一対の収納部材が、各々所定の一面が相互に面一になる
ように構成され、面一となる面を底面として縦置き状態
で載置可能とされていることが望ましい。具体的には、
前述のシャーシは、電子機器筐体の背面を覆う背面部を
有し、前記面一となる面は、背面部および収納部材の前
面に対して略直交していることが好ましい。このように
すれば、使用者の利用環境に合わせて、電子機器を横置
き状態又は縦置き状態のいずれでも使用可能となるの
で、電子機器の収納性を向上させることが可能となる。
【0014】さらに、前述の一対の収納部材は、シャー
シの一部が露出するように当該シャーシを挟持している
とともに、相互の位置関係が変更可能となるように設け
られていることが望ましい。このようにすれば、一対の
収納部材の相互の位置関係を変更することにより、例え
ば、一対の収納部材を中心合わせ、右側面の面一合わ
せ、長手方向を直交するような組み合わせ等により、電
子機器用筐体全体の形状をいろいろに変化させることが
可能となる。つまり、電子機器用筐体の全体形状に高い
自由度を持たせることが可能となっている。
【0015】本発明は、前述のような電子機器用筐体お
よび電子機器だけでなく、比較的強い剛性を有するセン
ターシャーシと、センターシャーシを底板として、当該
センターシャーシの上方に形成されたアッパーケース
と、センターシャーシを上板として、当該センターシャ
ーシの下方に形成されたロアーケースとを備えている電
子機器用筐体や、この電子用機器筐体を備えた電子機器
としても成立し、作用効果は同じである。この際、例え
ば、アッパーケースがロアーケースよりも容積が小さか
ったり、またその逆のロアーケースがアッパーケースよ
りも容積が小さい場合である等、アッパーケースとロア
ーケースとがセンターシャーシを中心として非対称形状
であれば、筐体の内部空間を、空きスペースが最小限と
なるように効率よく利用することが可能となる。また、
前述のアッパーケースおよびロアーケースをセンターシ
ャーシに対して、例えば、ねじ等の結合部材によりそれ
ぞれ接続すれば、アッパーケースおよびロアーケース
と、センターシャーシとを、結合部材で一度に接続して
一体化させることが可能となるので、筐体の組み立て作
業を容易に行うことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 (1)装置の全体構成 図1〜図5には、本実施形態に係る電子機器であるビデ
オゲーム装置1の概略図が示され、図1は、装置1を上
方から見た斜視図、図2は、装置1を正面から見た正面
図、図3は、装置1を背面から見た斜視図、図4は、筐
体3の分解斜視図、図5は、装置1の内部を上方から見
た斜視図である。ビデオゲーム装置1は、例えば、光デ
ィスク等に記録されているゲームプログラムを読み出し
て、使用者(ゲームプレーヤ)からの指示に応じて実行
するものである。なお、ゲームの実行とは、主としてゲ
ームの進行、および表示や音声を制御することをいう。
【0017】ビデオゲーム装置1は、電子部品等を有す
る装置本体2と、この装置本体2を収容するビデオゲー
ム装置用筐体3(以下、筐体という)とを備えて構成さ
れている。筐体3は、図4に示されるように、装置本体
2が設けられる、比較的強い剛性を有するセンターシャ
ーシ4と、このセンターシャーシ4を挟持するととも
に、装置本体2を収容する収納部材であるアッパーケー
ス5およびロアーケース6とを備え、平面四角形状、か
つ、正面略L字形状に形成されている。ここで、アッパ
ーケース5、ロアーケース6は、各々ほぼ直方体状に形
成され、従来に比べて、その肉厚が小型化するに至るま
で薄くなっている(換言すれば、比較的肉厚の薄い部材
によって形成されている)が、筐体3としては、センタ
ーシャーシ4によって、十分な剛性が確保されるように
なっている。
【0018】アッパーケース5の前面右側(正面から見
て右側)には、ビデオゲームのアプリケーションプログ
ラムが記録された記録媒体であるCD−ROM(Compac
t Disc Read-Only Memory)やDVD−ROM(Digital
Video Disc ROM or DigitalVersatile Disc)等の光デ
ィスクの動作制御を行うディスク装置11が設けられ、
このディスク装置11のディスクトレー11Bが露出し
ている。また、ディスクトレー11Bの右側(正面から
見て右側)には、電源スイッチ16、およびディスクト
レー11Bをアッパーケース5から出し入れする操作を
行うためのトレー操作スイッチ17等のスイッチ類が上
下に配置されている。
【0019】アッパーケース5の前面左側(正面から見
て左側)には、周辺機器装着用の装着部である2つのス
ロット部18が露出している。各スロット部18は、上
段に配置されたメモリーカード挿入部61と、下段に配
置されたコントローラ接続部62とを備えている。メモ
リーカード挿入部61は、メモリーカード等の外部補助
記憶装置が挿着されるものであり、その挿入孔61A
は、横方向に長い長方形状に形成されている。このメモ
リーカード挿入部61には、その内部に設けられている
接続端子を保護するためのシャッタ61Bが設けられて
いる。
【0020】コントローラ接続部62は、信号の入出力
を行うための入出力端子であり、操作装置であるコント
ローラから延びるコントローラケーブルの先端に形成さ
れている接続端子が接続される。その挿入孔62Aは、
横方向に長い略長方形状に形成されているとともに、下
側の角部分が上側の角部分に比べて丸みを帯びた形状と
なっている。このように挿入孔62Aを形成すること
で、コントローラの接続端子が誤った向きに接続されな
いようになっている。また、挿入孔62Aの形状を、メ
モリーカード挿入部61の挿入孔61Aの形状と異なる
構造にしたので、外部補助記憶装置を挿入孔62Aに誤
挿入するおそれがない。このコントローラ接続部62を
2つ備えることによって、2つのコントローラを接続す
ることが可能となり、2人の使用者が対戦ゲーム等を行
うことが可能となっている。また、各コントローラ接続
部62に接続されるコントローラで操作した結果は、そ
れぞれの上部に配置されるメモリーカード挿入部61に
挿着される外部補助記憶装置に記録されるようになって
いる。
【0021】ロアーケース6は、その前面および右側面
(正面から見て右側の側面)が、これに対応する上方の
アッパーケース5の前面および右側面よりも内側に奥ま
っている。言い換えると、ロアーケース6の幅寸法およ
び奥行き寸法は、アッパーケース5の幅寸法および奥行
き寸法よりも小さくなっていて、ロアーケース6の容積
は、アッパーケース5の容積よりも小さくなっている。
従って、アッパーケース5およびロアーケース6は、大
きさが異なっているため、センターシャーシ4の一部が
露出するように当該センターシャーシ4を挟持してい
る。一方、アッパーケース5およびロアーケース6は、
各々所定の一面が相互に面一となるように構成されてお
り、具体的には、ロアーケース6の左側面(正面から見
て左側の側面)は、これに対応するアッパーケース5の
面に揃っている。これらにより、筐体3は、センターシ
ャーシ4を中心として非対称に構成されている(図2、
図6)。また、ロアーケース6の前面および側面に囲ま
れた平面は、床面上(図示略)に当接される下面となっ
ている。つまり、ビデオゲーム装置1は、ロアーケース
の下面を床面上に当接して、水平方向に延びる横置き状
態で設置されている。
【0022】ここで、ビデオゲーム装置1を横置き状態
で設置したとき、ロアーケース6の容積は、アッパーケ
ース5の容積よりも小さくなっている。即ちビデオゲー
ム装置1の筐体3において、センターシャーシ4を底板
として当該センターシャーシ4の上方に設けられる上方
側収納部材であるアッパーケース5は、センターシャー
シ4を上板として当該センターシャーシ4の下方に設け
られる下方側収納部材であるロアーケース6より大きい
形状となっている。
【0023】また、アッパーケース5は、使用者(ゲー
ムプレーヤ)に対面する前面側において、ロアーケース
6より前方に突出している。このため、使用者にとっ
て、アッパーケース5の前面に設けられたスイッチ類、
およびスロット部18の操作および着脱が簡単に行える
ようになっている。
【0024】一方、上述のように、ロアーケース6の左
側面は、これに対応するアッパーケース5の面に揃って
いる。即ち、ロアーケース6の左側面とアッパーケース
5の左側側面部とは、同一平面を形成する関係にある
(換言すれば、面一になっている)。この結果、この左
側面を底面にするように、ビデオゲーム装置1を縦置き
状態で設置することもできる。従って、使用者の利用環
境に合わせて、ビデオゲーム装置1を横置き状態又は縦
置き状態のいずれでも使用できることが可能となってお
り、ビデオゲーム装置1の収納性を向上させることが可
能となっている。
【0025】ロアーケース6の前面左側(正面から見て
左側)には、データ転送端子19および外部機器を接続
するための2つの外部機器接続端子20が露出してい
る。データ転送端子19は、IEEE1394規格に準
拠したものであり、この端子に接続されたケーブルをデ
ジタルカメラやビデオデッキ等に接続することで、デジ
タルカメラやビデオデッキで記録した映像や音声等をビ
デオゲーム装置1に取り込むことが可能となっている。
【0026】2つの外部機器接続端子20は、USB
(Universal Serial Bus)規格に準拠したものであり、
キーボード等の入力装置や、マウス等のポインティング
デバイス、プリンタ等の印刷装置、光磁気ディスク等の
磁気メディアを用いた外部記憶装置等が接続可能となっ
ている。また、ロアーケース6の前面には、その長手方
向に沿って、外部から取り入れた空気を装置1内部へ冷
却空気として導入するためのスリット状の開口6Aが形
成されている。
【0027】センターシャーシ4は、図3および図4に
示されるように、ビデオゲーム装置1の背面を形成する
背面部41と、この背面部41の高さ方向の中間部分に
直交するように設けられる板状の中敷部42とを備えて
一体に形成されている。背面部41は、筐体3の背面を
覆うものであり、アッパーケース5の背面部分を塞ぐ程
度の長さ寸法を有する略長方形状に形成されたアッパー
背面部43と、ロアーケース6の背面部分を塞ぐ程度の
長さ寸法を有する略長方形状に形成されたロアー背面部
44とから構成されている。ここで、前述のロアーケー
ス6の左側面とアッパーケース5の左側側面部との面一
となっている面は、この背面部41と、アッパーケース
5およびロアーケース6の前面とに対して略直交してお
り、これにより、ビデオゲーム装置1が水平な載置面に
対して常に垂直となるように載置されるようになってい
る。
【0028】アッパー背面部43の図3中右端縁近傍に
は、図4に示されるように、矩形状の切欠部43Aが形
成されている。この切欠部43Aには、外部電源から装
置本体2に電力を供給するための電力供給用端子である
ACインレット32Aと、外部電源からの電力の供給を
操作する主電源スイッチ32Bとが配置されている。ま
た、この切欠部43Aの下方となるロアー背面部44の
図中右端縁近傍には、光ディスクに記録されている映像
信号、音声信号等の各種信号を、テレビ等の表示装置に
出力するための映像音声出力端子21が露出している。
映像音声出力端子21の隣には、外部機器との通信を行
うための通信端子22が露出している。この通信端子
は、赤外線を使ったデータ通信の規格であるIrDA
(Infrared Data Association)規格に準拠したもので
あり、外部機器にこの端子が設けられていれば、装置1
と外部機器との間をケーブル等で接続する必要がなく、
赤外線通信でデータの受け渡しが可能となる。
【0029】ロアー背面部44の図3中左端縁近傍に
は、PCMCIA規格に準拠したメモリーカードや、モ
デムカード等の各種カード型周辺装置が挿着されるPC
MCIAスロット23が露出している。このPCMCI
Aスロット23に挿着されたカード型周辺装置は、当該
PCMCIAスロット23の横に露出している取出ボタ
ン23Aを押すことによって取り外し可能となってい
る。さらに、背面部41の略中央には、装置1内部の空
気を排出する排気口41Aが設けられている。
【0030】中敷部42は、アッパーケース5の幅寸法
と略同じ幅寸法を有するとともに、当該アッパーケース
5の奥行き寸法と略同じ寸法を有して板状に形成され、
アッパー背面部43とロアー背面部44との境界部分に
直交して設けられている。この中敷部42の、背面部4
1に設けられている排気口41Aに対応する部分には、
排気ファン15を配置するための切欠部42Aが形成さ
れている。
【0031】(2)装置の内部構造 図5〜図7には、ビデオゲーム装置1の内部構造が示さ
れている。図5は、装置1内部の概略斜視図、図6は、
ビデオゲーム装置1の垂直断面図、図7は、要部を示す
拡大断面図である。これらの図において、アッパーケー
ス5およびロアーケース6で覆われた内部には、センタ
ーシャーシ4に設けられた装置本体2が内蔵されてい
る。装置本体2は、ディスク装置11、電源ユニット1
2、主制御回路基板であるメインボード13、入出力信
号制御基板14等を備えて構成されている。ここで、デ
ィスク装置11および電源ユニット12は、センターシ
ャーシ4の中敷部42上に配置され、メインボード13
および入出力信号制御基板14は、中敷部42とロアー
ケース6とで形成された空間に層状に配置されている。
つまり、ディスク装置11および電源ユニット12と、
メインボード13および入出力信号制御基板14とは、
センターシャーシ4を介して互いに反対側に配置されて
いる。
【0032】電源ユニット12は、センターシャーシ4
の中敷部42上に載置された電源回路基板31と、外部
電源からの電力が入力される電源部32とを備えてい
る。電源部32は、前記ACインレット32Aおよび主
電源スイッチ32Bを備え、コネクタ31Bを介して電
源回路基板31に接続されている。つまり、外部電源の
電力は、主電源スイッチ32Bをオンすることで、AC
インレット32Aを通して電源回路基板31に供給され
るようになっている。電源回路基板31は、中敷部42
の略半分の平面積を有し、当該電源回路基板31を構成
するコンデンサやコイル、変圧器等の回路素子31Aに
より、外部電源から供給された電力を、変換および所定
電圧に変圧するものである。ここで、電源回路基板31
上には、前記ロアーケース6の前面に形成されている開
口6Aから導入された冷却空気の流れを、所定の方向に
導くための平面L字形状の案内板31Cが設けられてい
る。これにより、電源ユニット12は、電源回路基板3
1によって得られた電力を、ディスク装置11や各ボー
ド13、14等に供給している。
【0033】この電源ユニット12の排気口41A側に
は、当該排気口41Aに応じた位置に排気ファン15が
取り付けられている。この排気ファン15も電源ユニッ
ト12からの電力で駆動される。また、電源ユニット1
2の排気口41A側と反対側の開口6A近傍には、後述
する矩形ヒートシンク54およびスロット部18が配置
されている。
【0034】ディスク装置11は、CD−ROMやDV
D−ROM等の光ディスクを再生するものであり、内部
に光ピックアップ部(図示略)が収納される装置本体1
1Aと、この装置本体11Aに光ディスクをローディン
グする前記ディスクトレー11Bとを含んで構成され、
電源ユニット12の隣に空いている部分の中敷部42上
に載置されている。
【0035】メインボード13は、中央演算処理装置5
1(CPU:Central Processing Unit)およびその周
辺装置等からなる制御系(図示略)と、描画を行う画像
処理装置等からなるグラフィックシステム(図示略)
と、音楽、効果音等を発生する音声処理装置等からなる
サウンドシステム(図示略)とを備え、中敷部42の下
面に対向する最も近接した位置に設けられている。
【0036】制御系は、CPU51と、割り込み制御や
ダイレクトメモリアクセス(DMA:Direct Memory Ac
cess)転送の制御等を行う周辺装置制御部と、ランダム
アクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)から
なるメインメモリ(主記憶装置)と、メインメモリ、グ
ラフィックスシステム、サウンドシステム等の管理を行
ういわゆるオペレーティングシステム等のプログラムが
格納されたリードオンリーメモリ(ROM:Read Only
Memory)とを備えている。なお、ここでいうメインメモ
リは、そのメモリ上でプログラムを実行できるものをい
う。
【0037】CPU51は、ROMに記憶されているオ
ペレーティングシステムを実行することにより、ビデオ
ゲーム装置1全体を制御するもので、例えば、128ビ
ットのRISC(Reduced Instruction Set Computer)
−CPUからなる。グラフィックシステムは、CPU5
1からの描画指示に従って描画を行う画像処理装置と、
この画像処理装置により描画された画像を記憶するフレ
ームバッファとを備えている。画像処理装置は、CPU
51からの描画命令に従って、フレームバッファに対し
て多角形(ポリゴン)等の描画を行う。この画像処理装
置は、1秒間に最大7500万程度のポリゴンの描画を
行うことが可能となっている。サウンドシステムは、C
PU51からの指示に基づいて、BGM、効果音等を発
生する音声処理装置と、この音声処理装置により波形デ
ータ等が記録されるサウンドバッファとを備えている。
【0038】このようなCPU51の上面には、熱伝導
率の高いアルミニウム製の熱伝導部材52が接着剤52
Bで取り付けられている。この熱伝導部材52の上面に
は、T字形状のピン52Aが所定間隔毎に複数立設され
ている。
【0039】これらCPU51および熱伝導部材52
は、金属製の遮蔽部材53で覆われている。詳しくは、
遮蔽部材53は、熱伝導部材52の上面に当接される平
面遮蔽部55と、この平面遮蔽部55の両端縁からメイ
ンボード13の上面に向かって延びる断面L字形状の側
面遮蔽部56とを含んで構成されている。平面遮蔽部5
5には、熱伝導部材52の上面に設けられているピン5
2Aに応じた位置に孔55Bが形成されている。つま
り、この孔55Bにピン52Aを挿通させ、ピン52A
の上部を平面遮蔽部55の上面に突出させることで、平
面遮蔽部55がピン52Aで係止され、熱伝導部材52
上に固定されるようになっている。側面遮蔽部56は、
平面遮蔽部55の端縁から下方に延びる鉛直部56A
と、この鉛直部56Aの先端から外側に向かって水平に
延びるとともに、下面がメインボード13の上面に当接
している水平部56Bとを備えている。この遮蔽部材5
3を設けることにより、入出力信号制御基板14や電源
ユニット12から発生するノイズ等の外乱がCPU51
に侵入するのを容易に防ぐことが可能となり、CPU5
1の安定な動作を確実に維持することが可能となる。
【0040】熱伝導部材52の端部上面には、矩形状の
矩形ヒートシンク54が設けられている。この矩形ヒー
トシンク54は、熱伝導部材52の上面からアッパーケ
ース5の上部近傍まで延びている。このため、図4およ
び図7に示されるように、中敷部42および平面遮蔽部
55には、矩形ヒートシンク54が設けられる位置に応
じた位置に開口42B、55Aが形成されている。これ
により、CPU51で発生する熱を、熱伝導部材52お
よび矩形ヒートシンク54を伝って装置1内部に放出す
ることで、当該CPU51を簡単に冷却することが可能
となっている。さらに、開口6Aから冷却空気を取り入
れ、装置1内部に溜まった熱を排気ファン15によって
装置1外部に排気することで、CPU51の冷却効率を
向上させることが容易に可能となっている。
【0041】入出力信号制御基板14は、アプリケーシ
ョンプログラムが記録されている光ディスクの制御を行
う光ディスク制御部(図示略)と、使用者からの指示が
入力されるコントローラからの信号や、コントローラに
出力される信号、およびビデオゲームの設定等を記憶す
る外部補助記憶装置からのデータの入出力等を制御する
通信制御部(図示略)とを備え、前記メインボード13
の下方に配置されている。
【0042】光ディスク制御部は、例えば、エラー訂正
符号(ECC:Error Correction Code)が付加されて
記録されているプログラムやデータ等を復号するデコー
ダと、ディスク装置11からのデータを一時的に記憶す
ることにより、光ディスクからのデータの読み出しを高
速化するバッファとを備えている。通信制御部には、コ
ントローラ接続部62およびメモリーカード挿入部61
からなる前記各スロット部18の一端が電気的に接続さ
れている(図示略)。これにより、使用者からの指示が
入力されるコントローラからの信号や、コントローラに
出力される信号、およびビデオゲームの設定等を記憶す
る外部補助記憶装置からのデータの入出力等の制御が行
われるようになっている。また、この通信制御部には、
各スロット部18の他、データ転送端子19や、外部機
器接続端子20、通信端子22、PCMCIAスロット
23等も電気的に接続され、当該通信制御部は、これら
端子等に接続および挿着される外部機器等との信号の入
出力制御も行うようになっている。
【0043】以上の内部構造を有するビデオゲーム装置
1としては、主電源スイッチ32Bが投入され、電源ス
イッチ16が押されると、前記制御系のCPU51がR
OMに記憶されているオペレーティングシステムを実行
することにより制御される。その後、当該CPU51が
前記グラフィックシステム、サウンドシステム等の制御
を行うようになっている。また、オペレーティングシス
テムが実行されると、CPU51は、動作確認等のビデ
オゲーム装置1全体の初期化を行った後、前記ディスク
装置11を制御して光ディスクに記録されているゲーム
等のアプリケーションプログラムを実行する。このゲー
ム等のプログラムの実行により、CPU51は、使用者
からの入力に応じてグラフィックシステム、サウンドシ
ステム等を制御し、画像の表示、効果音、BGMの発生
を制御する。
【0044】この際、CPU51で発生した熱は、熱伝
導部材52および矩形ヒートシンク54を伝って装置1
内部に放出される。放出された熱は、電源ユニット12
から発生する熱や、ディスク装置11から発生する熱と
共に、排気ファン15によって装置1外部に排気され
る。また、開口6Aから装置1内部に吸引された冷却空
気によって、矩形ヒートシンク54やCPU51、電源
ユニット12等が冷却される。これにより、当該装置1
内部の冷却効率が向上する。なお、冷却空気は、装置1
内部を冷却した後、案内板31C等に導かれて排気ファ
ン15によって排気口41Aから装置1の背面側に排気
される。
【0045】(3)筐体の組立構造 図8〜図11には、筐体3の組立構造が示されている。
図8は、アッパーケース5、センターシャーシ4、ロア
ーケース6の概略接続図、図9、図10は、右側面側か
らみた断面図、図11は、左側面側から見た断面図であ
る。アッパーケース5の内面には、図9に示されるよう
に、センターシャーシ4に向かって突出する棒状の突出
部5Aが設けられている。この突出部5Aの先端は、セ
ンターシャーシ4の上面に固定されている受部42Cに
嵌合されている(図8の円Dで示される箇所)。また、
センターシャーシ4の下面には、結合部材であるねじ1
0Dを挿入するためのねじ孔42Eが複数形成されてい
る。このねじ孔42Eの上方には、アッパーケースの内
面から下方に突出するスペーサ5Cが配置されている。
このスペーサ5Cには、内部にねじ溝が形成されている
(図8の円Aで示される箇所)。つまり、突出部5Aと
受部42Cとを嵌合するとともに、ねじ孔42Eにねじ
10Dを挿通し、当該ねじ10Dをスペーサ5Cのねじ
溝に螺合することで、アッパーケース5とセンターシャ
ーシ4とが一体化される。
【0046】また、ロアーケース6の下面には、図10
に示されるように、結合部材であるねじ10A、10B
を挿入するためのねじ孔6Bが複数形成されている。こ
のねじ孔6Bの上方には、センターシャーシ4の下面か
ら下方に突出するスペーサ42Dが配置されている。こ
のスペーサ42Dには、内部にねじ溝が形成されてい
る。従って、ねじ孔6Bにねじ10A、10Bを挿通
し、当該ねじ10A、10Bをスペーサ42Dのねじ溝
に螺合することで、ロアーケース6とセンターシャーシ
4とが一体化される(図8の円Bで示される箇所)。
【0047】さらに、これらねじ孔6Bのうち、一部の
結合部材であるねじ孔6Cの上方には、図11に示され
るように、アッパーケース5の内面からセンターシャー
シ4を貫通し、当該ねじ孔6Cに向かって突出する貫通
スペーサ5Bが設けられている。つまり、このねじ孔6
Cにねじ10Cを挿通し、当該ねじ10Cを貫通スペー
サ5Bのねじ溝に螺合することで、ロアーケース6、セ
ンターシャーシ4、およびアッパーケース5が一体的に
接続(一体化)されるようになっている(図8の円Cで
示される箇所)。
【0048】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。すなわち、センターシャーシ4、ア
ッパーケース5、ロアーケース6で筐体3を形成し、セ
ンターシャーシ4を補強材として使用し、筐体3の剛性
を向上させたので、アッパーケース5、ロアーケース6
の肉厚を小型化するに至るまで薄くしても、筐体3とし
て十分な剛性を確保できる。
【0049】また、筐体3を、センターシャーシ4を中
心として非対称に構成し、容積が小さいロアーケース6
に、メインボード13や入出力信号制御基板14等の比
較的スペースをとらない部品を収納し、容積が大きいア
ッパーケース5に、電源ユニット12やディスク装置1
1等の比較的スペースをとる部品を収納したので、筐体
3の内部空間を空きスペースが最小限となるように効率
よく利用できる。
【0050】さらに、ロアーケース6、センターシャー
シ4、およびアッパーケース5を、ロアーケース6に形
成されたねじ孔6Cに挿入されたねじ10Cによって、
一度に接続して一体化させるようにしたので、筐体3の
組み立て作業を容易に行うことができる。また、このね
じ孔6Cをロアーケース6にのみ形成し、ねじ孔6Cが
形成された面を底面としたので、当該ねじ孔6Cやこの
ねじ孔6Cに挿入されるねじ10C等を隠すことがで
き、筐体3の外観を向上させることができる。
【0051】さらに、センターシャーシ4に筐体3の背
面を覆う背面部41を設けたので、筐体3の背面に露出
する主電源スイッチ32Bや、背面裏側に設置される排
気ファン15等の筐体3の背面部分に設けられる部品
を、センターシャーシ4に予め設けておくことができる
ので、別途背面部分を製作する場合に比べて、ビデオゲ
ーム装置1の組立を容易にできる。
【0052】また、ビデオゲーム装置1として、前述の
ような肉厚を薄くしても剛性が確保された筐体3を備え
たので、筐体3の内部空間に所定の容積を確保しつつ、
当該筐体3の肉厚を薄くした分、当該ビデオゲーム装置
1の小型化を促進することができる。
【0053】さらに、電源回路基板31と、メインボー
ド13および入出力信号制御基板14を、センターシャ
ーシ4を介して、互いに反対側に配置したので、電源回
路基板31とメインボード13および入出力信号制御基
板14との間の縁面距離(電気的絶縁距離)を長くする
ことができ、これらの間の放電現象を簡単に防止でき
る。これにより、電源回路基板31、メインボード1
3、および入出力信号制御基板14をセンターシャーシ
4の中敷部42に近づけて配置することで、筐体3の内
部空間を効率よく使用することができ、ビデオゲーム装
置1の小型化をより一層促進することができる。
【0054】また、アッパーケース5を、ロアーケース
6より大きい形状とし、下方に向かって小さくするよう
に構成したので、例えば、ロアーケース6を、アッパー
ケース5より大きい形状にした場合に比べて、鳥瞰状態
で見た際に、ビデオゲーム装置1が薄く見える。これに
より、使用者に、ビデオゲーム装置1全体のコンパクト
感を与えることができる。
【0055】さらに、アッパーケース5は、使用者(ゲ
ームプレーヤ)に対面する前面側において、ロアーケー
ス6より前方に突出しているため、使用者にとって、ア
ッパーケース5の前面に設けられたスイッチ類、および
スロット部18の操作および着脱を簡単に行うことがで
き、これにより、スイッチ類、およびスロット部18の
操作性が向上し、ビデオゲーム装置1の取り扱いがより
一層便利になる。
【0056】また、面一となっているロアーケース6の
左側面とアッパーケース5の左側側面部を底面にして、
ビデオゲーム装置1を縦置き状態で設置することもでき
るので、使用者の利用環境に合わせて、ビデオゲーム装
置1を横置き状態又は縦置き状態のいずれでも使用でき
ることができ、当該ビデオゲーム装置1の収納性を向上
させることができる。
【0057】さらに、ロアーケース6の左側面とアッパ
ーケース5の左側側面部との面一となっている面は、こ
の背面部41と、アッパーケース5およびロアーケース
6の前面とに対して略直交しているので、ビデオゲーム
装置1を縦置き状態で設置場所に載置した際に、安定性
を向上させることができる。
【0058】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、電源回路基板31と、メインボード13および
入出力信号制御基板14との間にセンターシャーシ4を
設けていたが、これに限らず、例えば、基板間の放電現
象を防止できる程度に離れて配置できれば、センターシ
ャーシ4を設けなくてもよく、実施に当たって適宜決め
ればよい。
【0059】また、シャーシとしては、背面部を設ける
に限らず、例えば、装置本体を構成する部品が全て中敷
部に設けられるのであれば、なくてもよい。
【0060】さらに、ロアーケース6、センターシャー
シ4、およびアッパーケース5を1本のねじで一体化し
ていたが、これに限らず、例えば、ロアーケース6およ
びセンターシャーシ4、センターシャーシ4およびアッ
パーケース5をそれぞれねじで接続するようにしてもよ
い。
【0061】また、筐体としては、センターシャーシを
中心に非対称に構成するに限らず、例えば、断面長方形
状のように、センターシャーシを中心に対称となるよう
に構成してもよい。
【0062】さらに、前記実施形態では、ロアーケース
6の左側面とアッパーケース5の左側側面部とを面一に
したが、これに限らず、例えば、一対のケースを中心合
わせ、右側面の面一合わせ、長手方向を直交するような
組み合わせ等により、筐体3全体の形状をいろいろに変
化させることができるように、相互の位置関係が変更可
能となるように設けてもよい。このようにすれば、筐体
3全体の形状をいろいろに変化させることができ、筐体
3の全体形状に高い自由度を持たせることができる。
【0063】また、前記実施形態では、ロアーケース6
の左側面とアッパーケース5の左側側面部との面一とな
っている面は、この背面部41と、アッパーケース5お
よびロアーケース6の前面とに対して略直交していた
が、これに限らず、例えば、ロアーケース6の左側面と
アッパーケース5の左側側面部との面一となっている面
に対して、背面部41と、アッパーケース5およびロア
ーケース6の前面とが傾斜するようにしてもよい。
【0064】さらに、前記実施形態では、ビデオゲーム
装置1は、縦置き状態で載置可能となっていたが、これ
に限らず、例えば、縦置き状態で使用する必要がなけれ
ば、載置可能としなくてもよい。
【0065】また、前記実施形態では、アッパーケース
5の前面に、スロット部18およびスイッチ類を設けた
が、これに限らず、例えば、ロアーケース6の前面に設
けてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の電子機器
用筐体によれば、肉厚を薄くしても十分な剛性を確保す
ることができるという効果がある。また、本発明の電子
機器によれば、小型化が促進できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるビデオゲーム装置を
示す概略斜視図である。
【図2】前記ビデオゲーム装置の正面図である。
【図3】前記ビデオゲーム装置の斜視図である。
【図4】前記筐体を示す分解斜視図である。
【図5】前記ビデオゲーム装置の内部構造を示す斜視図
である。
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】前記CPUの放熱および遮蔽構造を示す断面図
である。
【図8】前記筐体を構成するアッパーケース、センター
シャーシ、ロアーケースの接続位置を示す概略平面図で
ある。
【図9】図8のIX−IX線に沿った装置上部の断面図であ
る。
【図10】図8のX−X線に沿った装置下部の断面図であ
る。
【図11】図8のXI−XI線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 電子機器であるビデオゲーム装置 3 電子機器用筐体である筐体 4 センターシャーシ 5 (上方側)収納部材であるアッパーケース 6 (下方側)収納部材であるロアーケース 6C ねじ孔 10A〜10D 結合部材であるねじ 13 制御基板であるメインボード 14 制御基板である入出力信号制御基板 16 電源スイッチ 17 トレー操作スイッチ 18 装着部であるスロット部 31 電源回路基板 41 背面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C001 BD00 BD07 CB01 CB06 CC02 CC08 4E360 AA02 AB02 AB13 AB52 BA08 BC05 BD03 CA02 CA04 CA08 EA12 ED02 ED03 ED06 ED27 FA02 FA09 GA11 GA52 GB99

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器を構成する電子部品を内部に収納
    する電子機器用筐体であって、 前記電子部品が設けられるシャーシと、このシャーシを
    挟持するとともに、前記電子部品を収納する一対の収納
    部材とを備えていることを特徴とする電子機器用筐体。
  2. 【請求項2】電子部品を内部に収納する電子機器用筐体
    を備えた電子機器であって、 前記電子機器用筐体は、前記電子部品が設けられるシャ
    ーシと、 前記シャーシを挟持するとともに、前記電子部品を収納
    する一対の収納部材とを備えていることを特徴とする電
    子機器。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の電子機器において、 前記一対の収納部材のうち、いずれか一方の収納部材
    は、他方の収納部材よりも容積が小さく、前記電子機器
    用筐体は、前記シャーシを中心として非対称に構成され
    ていることを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の電子機器において、 前記一対の収納部材およびシャーシは、前記一対の収納
    部材のうちのいずれか一方の収納部材に形成されたねじ
    孔に挿入されたねじによって、一体化されていることを
    特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】請求項2〜請求項4のいずれかに記載の電
    子機器において、 前記シャーシは、前記電子機器用筐体の背面を覆う背面
    部を有していることを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】請求項2〜請求項5のいずれかに記載の電
    子機器において、 電源供給用の電源回路基板と、当該電子機器の制御を行
    う制御基板とを備え、 前記電源回路基板および制御基板は、前記シャーシを介
    して、互いに反対側に配置されていることを特徴とする
    電子機器。
  7. 【請求項7】請求項2〜請求項6のいずれかに記載の電
    子機器において、 前記シャーシを床面に対して水平方向になるように横置
    き状態で設置した場合、前記一対の収納部材のうち、前
    記シャーシの上方に設けられる上方側収納部材は、前記
    シャーシの下方に設けられる下方側収納部材よりも大き
    い形状であることを特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の電子機器において、 前記上方側収納部材は、使用者に対面する前面側におい
    て、前記下方側収納部材よりも前方に突出していること
    を特徴とする電子機器。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の電子機器において、 前記上方側収納部材の前面には、スイッチ類が設けられ
    ていることを特徴とする電子機器。
  10. 【請求項10】請求項8または請求項9に記載の電子機
    器において、 前記上方側収納部材の前面には、周辺機器装着用の装着
    部が設けられていることを特徴とする電子機器。
  11. 【請求項11】請求項2〜請求項10のいずれかに記載
    の電子機器において、前記一対の収納部材は、各々ほぼ
    直方体形状に形成されているとともに、各々所定の一面
    が相互に面一になるように構成され、 前記面一となる面を底面として縦置き状態で載置可能と
    されていることを特徴とする電子機器。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の電子機器において、 前記シャーシは、前記電子機器筐体の背面を覆う背面部
    を有し、 前記面一となる面は、前記背面部および収納部材の前面
    に対して略直交していることを特徴とする電子機器。
  13. 【請求項13】請求項2〜請求項10のいずれかに記載
    の電子機器において、前記一対の収納部材は、各々所定
    の一面が相互に面一になるように構成され、 前記面一となる面を底面として縦置き状態で載置可能と
    されていることを特徴とする電子機器。
  14. 【請求項14】請求項2〜請求項13のいずれかに記載
    の電子機器において、前記一対の収納部材は、前記シャ
    ーシの一部が露出するように当該シャーシを挟持してい
    るとともに、相互の位置関係が変更可能となるように設
    けられていることを特徴とする電子機器。
  15. 【請求項15】電子機器を構成する電子部品を内部に収
    納する電子機器用筐体であって、 比較的強い剛性を有するセンターシャーシと、 前記センターシャーシを底板として、当該センターシャ
    ーシの上方に形成されたアッパーケースと、 前記センターシャーシを上板として、当該センターシャ
    ーシの下方に形成されたロアーケースとを備えているこ
    とを特徴とする電子機器用筐体。
  16. 【請求項16】電子部品を内部に収納する電子機器用筐
    体を備えた電子機器であって、 前記電子機器用筐体は、比較的強い剛性を有するセンタ
    ーシャーシと、 前記センターシャーシを底板として、当該センターシャ
    ーシの上方に形成されたアッパーケースと、 前記センターシャーシを上板として、当該センターシャ
    ーシの下方に形成されたロアーケースとを備えているこ
    とを特徴とする電子機器。
  17. 【請求項17】請求項16に記載の電子機器において、 前記アッパーケースとロアーケースとは、前記センター
    シャーシを中心として非対称形状であることを特徴とす
    る電子機器。
  18. 【請求項18】請求項16または請求項17に記載の電
    子機器において、 前記アッパーケースおよびロアーケースは、比較的肉厚
    の薄い部材により形成されていることを特徴とする電子
    機器。
  19. 【請求項19】請求項16〜請求項18のいずれかに記
    載の電子機器において、 前記アッパーケースおよびロアーケースは、前記センタ
    ーシャーシに対して、結合部材によりそれぞれ接続され
    ていることを特徴とする電子機器。
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