JP2001142028A - 反射型液晶プロジェクタ - Google Patents
反射型液晶プロジェクタInfo
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Abstract
する場合とを選択することができる反射型液晶プロジェ
クタを提供する。 【解決手段】 第1,第2フライアイインテグレータ1
07,113の内、第2フライアイインテグレータ11
3の近傍、光線の射出側にスライドシャッタ150を設
ける。コントラストを優先する場合には、スライドシャ
ッタ150を閉じる。このとき、偏光ビームスプリッタ
21のスプリッタ面の法線と投射レンズ139の光軸と
で作られる主入射面方向の開口角をPIとし、主入射面
に垂直な方向の開口角をPPとすると、瞳の形状が、開
口角PP>開口角PIとなるのが好ましい。
Description
グレータと偏光ビームスプリッタとを備えた反射型液晶
プロジェクタに関する。
に対して平面偏光を照射し、その液晶素子上の画像に対
応する画素により反射される楕円偏光から所定の方向の
平面偏光を取り出し、これを投射レンズによりスクリー
ン上に投射する反射型液晶プロジェクタが知られてい
る。図1は、このような反射型液晶プロジェクタの一例
を示す。このプロジェクタは、光源手段(図示せず)
と、偏光ビームスプリッタ21と、液晶素子23と、投
射レンズ25を備える。図1において、図示していない
光源手段は、光軸がY軸に平行なレンズ(図示せず)を
備え、偏光ビームスプリッタ21は、スプリッタ面(2
つのプリズムの接合面)の法線nがY−Z平面内に存在
し、かつ、Y軸・Z軸に対して45°の角度をなすよう
に配置されている。また、液晶素子23はその表面がZ
軸に直交するようにされ、投射レンズ25はその光軸が
Z軸と平行になるように配置されている。
内、Y軸に平行な光線(主入射光線)R0は、偏光ビー
ムスプリッタ21のスプリッタ面に対して45°の角度
で入射される。偏光ビームスプリッタ21は、入射光線
が白色光の場合、入射光線R0のエネルギの内、Y軸と
偏光ビームスプリッタ21の法線nで定義される主入射
面27に平行に振動するP波(P偏光成分)を透過さ
せ、主入射面27に直交する方向に振動するS波(S偏
光成分)を反射させ、Z軸に沿って液晶素子23へ向か
わせるよう構成されている。液晶素子23により反射さ
れた光線は再びZ軸に沿って偏光ビームスプリッタ21
へ向かう。
る部位から反射された光線は再びS波の直線偏光とな
る。従って、この光線は偏光ビームスプリッタ21によ
り反射され、光源手段側へ向かう。一方、液晶素子23
内の所定の画像を生ずる部位で反射された光線は、その
部位における複屈折により楕円偏光となり、偏光ビーム
スプリッタ21に入射される。そして、そのS波成分は
偏光ビームスプリッタ21により反射されて光源手段側
へ向かい、そのP波成分は偏光ビームスプリッタ21を
透過し、投射レンズ24を介して図示していないスクリ
ーンへ投射され、所定の画像を形成する。
ムスプリッタ21へ入射される。従って、光源手段から
の光線は光線R0のみならず光線R1及び光線R2を含
む。光線R1は、主入射面(Y−Z面)27内でY軸に
対して傾斜した角度で、偏光ビームスプリッタ21へ入
力される。この光線R1は、入射光軸がレンズ光軸Lと
法線nとで定義される主入射面27にあるため、偏光ビ
ームスプリッタ21により反射された反射光(S波)は
主入射面27に垂直に振動する。従って、この反射光
は、液晶素子23の内、鏡面として作用する部位に入射
される場合、これによりそのまま反射され再び主入射面
27に直交する方向の直線偏光を有し、偏光ビームスプ
リッタ21により反射され光源手段側へ向かう。
主入射面27に対して傾斜した入射方向(これは、例え
ばX−Z面内にあるとする)に沿って入射する光線R2
は、偏光ビームスプリッタ21により分離されると、偏
光ビームスプリッタ21による反射光は光線R2の入射
方向と法線nにより定まる入射面に直交する方向へ振動
する直線偏光となる。この直線偏光の方向は、図2にお
いてS2で示される。図示の如く、この振動方向S2は
主入射面27に直交する軸(X軸)に対して、進行方向
を向いて時計回りにずれた角度αを有する。この振動方
向S2を有するS波が液晶素子23により反射されると
(より詳細には液晶素子23の内、鏡面として作用する
部位で反射されると)、液晶素子23による反射光は図
2においてX軸に対して同じ角度αだけずれた偏光方向
S2′を有する。この偏光方向S2′の直線偏光が偏光
ビームスプリッタ21へ入力される。
ッタ21は、光線の入射方向と偏光ビームスプリッタ2
1の法線nとで定義される入射面と垂直な振動方向を有
する直線偏光を完全に反射し、入射面に平行な振動成分
を完全に透過する機能を有する。液晶素子23からの反
射光(光線R2の反射光)が、偏光ビームスプリッタ2
1の法線nとで作る入射面に直交する方向は、図2に示
すように、X軸に対して(−α)の角度を有する方向S
4である。従って、反射光の直線偏光S2′の内、S4
と平行な成分は偏光ビームスプリッタ21により反射さ
れるが、S4と直交する方向の成分は偏光ビームスプリ
ッタ21を透過してスクリーン上へ投射される。これに
よりスクリーン上で、例えば黒くあるべきところが薄明
るくなりコントラストが低下する。
タにおいて、偏光ビームスプリッタ21から、意図する
ことなく漏れ出る光の量を表す。ここに開口角は±6°
に設定されている。図3において、それぞれの数字
(%)は、それぞれ数字が位置する場所において、光量
分布が均一である場合に漏れ出る光の量を表す。即ち、
1%と記載されている場所では1%の光が漏れることを
表す。これによれば、開口角が±6°に設定されている
にもかかわらず、コントラストは0.01以下に低下す
る。
めに、偏光ビームスプリッタ21と液晶素子23との間
に、進相軸あるいは遅相軸を主入射面27の方向に合わ
せた1/4波長板31を置いた構成を示す。この構成に
おいては、液晶素子23で反射される光線は1/4波長
板31を2回通過する。従って、1/4波長板31は、
実質的に1/2波長板として作用する。このため、入射
光線R2からの光線は、液晶素子23で反射された後
(1/2波長板が存在しない場合は、偏光面S2′を有
するが、1/4波長板31が存在する場合は)、偏光面
S4(図2)を有する直線偏光となり、偏光ビームスプ
リッタ21へ入力されると偏光ビームスプリッタ21に
より完全に反射され、投射レンズ25の側へ透過するこ
とがない。
線R2が偏光ビームスプリッタ21に反射されて生成さ
れた反射光線において偏光方向の主入射面27の直交方
向からのずれ角度をαとする(図2)と、反射光線のジ
ョーンズベクトルは
長板31を通過した後のジョーンズベクトルは、
遅相軸(光軸)は、主入射面27に直交するように配置
されている(即ち、X軸と平行に配置されている)。従
って、1/4波長板31を通過して出てきた光線の偏光
方向は入射光線の偏光方向S2から−2α回転し、偏光
方向S4を有することとなる。前述の通り、この偏光方
向S4は、偏光ビームスプリッタ21の法線nと反射光
線の入射方向で定義される入射面に垂直であり、偏光ビ
ームスプリッタ21を通過する率は零であり、スクリー
ン上には光が達することはなく高いコントラストが得ら
れる。
反射型液晶プロジェクタでは、偏光ビームスプリッタ2
1の特性のために、1/4波長板31からのP波(P波
偏光成分)が依然として偏光ビームスプリッタ21を透
過することがあり、これにより画像のコントラストが低
下するという問題点があった。また、コントラストが高
い画像の方が見やすい場合と、コントラストは多少低下
しても明るい画像の方が見やすい場合とがあり、従来の
反射型液晶プロジェクタでは、その選択ができないとい
う問題点があった。
ものであり、コントラストを優先する場合と明るさを優
先する場合とを選択することができ、コントラストを優
先する場合でも明るさの低下を最小限に抑えつつ、高い
コントラストを保ちながら光源の発する光を高い効率で
取り込み、明るい画像を形成することができる反射型液
晶プロジェクタを提供することを目的とする。
の技術の課題を解決するため、光源からの光線を集光す
る第1及び第2フライアイインテグレータと、この第1
及び第2フライアイインテグレータからの光線を偏光す
る偏光ビームスプリッタを備えた反射型液晶プロジェク
タにおいて、前記偏光ビームスプリッタのスプリッタ面
の法線と、前記第2フライアイインテグレータから前記
偏光ビームスプリッタへと入射される光線の光軸とで作
る前記光線の主入射面と平行な方向に幅を調整するスラ
イドシャッタを、前記第2フライアイインテグレータの
近傍に設けて構成したことを特徴とする反射型液晶プロ
ジェクタを提供するものである。
ェクタの好適な概要について、添付図面を参照して説明
する。上述した画像のコントラストが低下するという課
題は、例えば液晶面から光源側を見た時の瞳の形状を、
偏光ビームスプリッタ21のスプリッタ面(接合面)の
法線nと投射レンズ25の光軸とで作られる主入射面2
7方向の開口角をPIとし、主入射面27に垂直な方向
の開口角をPPとするとき、PP>PIとすることによ
り解決される。ここに主入射面27とは、偏光ビームス
プリッタ21へ入射される入射光束の内、入射光束を射
出する光学要素の光学軸に沿って進む光線と偏光ビーム
スプリッタ21の法線nとで作られる面である。この面
は本発明のプロジェクタの場合、その法線と投射レンズ
25の光軸とで作られる面と同一である。また、瞳の開
口角は、液晶面の位置から見た場合の開口角である。
低下するという課題が解決されることを説明するため
に、問題点の発生原因である偏光ビームスプリッタの特
性を説明する。
21のスプリッタ面は、その法線nに対して入射光線i
が略θ=45°で入射する場合、入射光線のS波を完全
に反射しP波を完全に透過するように設計されている。
しかし、その入射角度が45°から著しくずれた場合に
は、その機能が低下する。例えば図5に示すように、入
射光の光束が太くなった場合、その光束の内の周辺光の
光線i’では、法線nに対する入射角度θ±φが45°
から所定角度(例えば±6°)以上にずれ、偏光ビーム
スプリッタ21を透過するS波の振幅、及び、偏光ビー
ムスプリッタ21で反射されるP波の振幅が増大するお
それがある。この事情をより詳細に説明すると以下の通
りである。
の一例を示すものである。図6において、横軸は入射光
の波長λ(単位はnm)を示し、縦軸は偏光ビームスプ
リッタ21の透過率T(%)を表す。図6に示される4
50nmないし600nmの波長は緑色光線に対応す
る。図6において、S(45°)で示される曲線は、入
射光線と偏光ビームスプリッタ21の法線nとが45°
をなす場合のS波の透過率を表す。即ち、この場合には
450nm〜600nmで、S波は偏光ビームスプリッ
タ21により完全に反射される。また、曲線P(45
°)で示すように、偏光ビームスプリッタ21の法線n
に対して45°の角度で入射した光線のP波は偏光ビー
ムスプリッタ21を完全に透過する。
るように、偏光ビームスプリッタ21へその法線nに対
して例えば51°の入射角度で入射するS波は短波長で
は完全に反射されるが、600nm前後の波長で、その
エネルギの一部が偏光ビームスプリッタ21を透過して
しまう。また、曲線P(39°)で示されるように、偏
光ビームスプリッタ21へその法線nに対して例えば3
9°の入射角度で入射するP波は、450nmないし5
00nmの波長で、そのエネルギの一部が反射されてし
まい明るさが減少する。
偏光ビームスプリッタ21の特性を説明したが、赤色・
青色の波長の光線に対する偏光ビームスプリッタ21の
特性も同様である。即ち、偏光ビームスプリッタ21へ
その法線nに対して45°からずれた角度で入射される
光線では、P波とS波が所望の通りに完全に分離されな
い。
1の法線nのなす角度が45°から著しくずれる(例え
ば±6°ずれる)と、図4で説明した1/4波長板31
の設置にもかかわらず、偏光ビームスプリッタ21から
光の漏れが発生し、コントラストが低下したり明るさが
減少したりする。
リッタ21の法線nのなす角度がほぼ45°であり(例
えば45°との差違が±6°以内であり)、偏光ビーム
スプリッタ21からの光の漏れが発生しない入射光の入
射範囲を表す。ここに図7はポアンカレ球を示し、偏光
ビームスプリッタは番号21で表される。図6を参照し
て説明したように、偏光ビームスプリッタ21へ入力さ
れる光線の内、法線nに対して45°をなす光線を中心
として、例えばその前後±6°の光線については、偏光
ビームスプリッタ21が正常に機能し、S方向の直線偏
光とP方向の直線偏光が正しく分離される。図7におけ
る斜線部分(リング状部分)41は、そのような光線が
存在する範囲(即ち、法線nに対する入射光線の角度が
例えば39°ないし51°である範囲)を示す。この斜
線部分41から入射される光線は、偏光ビームスプリッ
タ21によりそのS方向直線偏光とP方向直線偏光が正
しく分離され、S方向直線偏光は偏光ビームスプリッタ
21により完全に反射され、P方向直線偏光は偏光ビー
ムスプリッタ21を完全に通過する。
の、斜線部分(リング状部分)41の形状を表す。図8
において番号41で示されるものは、図7における斜線
部分41のX−Y面への射影である。偏光ビームスプリ
ッタ21を使用する反射型液晶プロジェクタでは、液晶
素子23の側から見て、円管部分41を通る光線は、偏
光ビームスプリッタ21により正しくS波直線偏光とP
波直線偏光が分離されるが、この領域の外側を通る光線
はS波直線偏光とP波直線偏光が正しく分離されない。
即ち、S波でも偏光ビームスプリッタ21を透過する成
分が存在し、P波でも偏光ビームスプリッタ21により
反射される成分が存在する。
型液晶素子23とを組み合わせた本発明のプロジェクタ
では、液晶素子23での光の反射後、反射光線が偏光ビ
ームスプリッタ21へ入射する際にその入射角度が逆転
する。図9において、番号42は、液晶素子23からの
反射光線が偏光ビームスプリッタ21へ入射する際に、
法線nに対する入射角度が例えば39°ないし51°と
なる反射光線の存在範囲を示す。
1によりS波直線偏光とP波直線偏光が正しく分離され
るためには、光線は図9における領域41と領域42と
が交差する細長範囲(細長領域)43を通る必要があ
る。換言すれば、この細長範囲43の外側を通る光線は
S波偏光とP波偏光とが正しく分離されずコントラスト
の劣化を招く。なお、細長範囲43のX軸方向の長さb
は、Y軸方向の長さaに比較して5倍以上の長さを有す
る。
対応する形状の瞳が形成されるように構成した。即ち、
液晶素子23の液晶面から光源側を見たときの瞳の形状
を、偏光ビームスプリッタ21のスプリッタ面(接合
面)の法線nと投射レンズ25の光軸とで作られる主入
射面27方向の開口角をPIとし、主入射面27に垂直
な方向の開口角をPPとするとき、PP>PIとした。
これにより、細長範囲43の外側を通る光線は遮断さ
れ、高いコントラストの映像を実現することができる。
また、細長範囲43を通る光線は効率よく使用され、明
るいプロジェクタを実現することができる。さらに、開
口角PPは、開口角PIの1.2倍より大きいことが望
ましい。これにより極めて明るいプロジェクタが実現で
きる。
aの5倍以上の長さを有する。従って、この範囲に比例
する開口角PPと開口角PIの比率の瞳を使用すること
により極めて明るいプロジェクタを実現することができ
る。
スプリッタ21がガラスプリズム44で作られている場
合、ガラスプリズム44の入射出面(接合面)で入射光
が屈折する。従ってこの場合には、図11に示すよう
に、X軸方向にさらに細長い細長範囲45が形成され
る。なお、図11の領域は、より詳細にはプリズムの屈
折率が1.8である場合を示す。この場合、偏光ビーム
スプリッタ21の法線nに対する主入射光線の光軸(Y
軸)のなす角度θは45°であり、図10に示すよう
に、許容ずれ角度φは3.32°となる。
り小さいのが望ましい。これによりレンズの収差補正が
容易となる。開口角が60°であることは、Fナンバー
で1に相当する。従って、この角度を越える明るさの投
射レンズ25の実現は一般的には困難である。
タ21と1/4波長板31と投射レンズ25を備えた反
射型液晶プロジェクタにおいて、投射レンズ25の前方
(スクリーン側)から光源側を見たときの瞳の形状を、
偏光ビームスプリッタ21のスプリッタ面(接合面)の
法線nと投射レンズ25の光軸とで作られる主入射面2
7方向の開口角をPIとし、主入射面27に垂直な方向
の開口角をPPとするとき、PP>PIとすることであ
る。開口角PPは、開口角PIの1.2倍より大きいこ
とが望ましい。
21と光源との間に置かれた絞りを、液晶素子23の液
晶面または投射レンズ25のスクリーン側から見た場合
の、絞りのレンズ系による像である。この絞りは、好ま
しくはフライアイインテグレータ(後述する実施態様に
おける第2フライアイインテグレータ)である。
タ21と1/4波長板31と投射レンズ25を備えた反
射型液晶プロジェクタにおいて、光学系を通過する光線
を定める機能を有する絞り手段の形状を、偏光ビームス
プリッタ21のスプリッタ面(接合面)の法線nと投射
レンズ25の光軸とで作られる主入射面27に平行な方
向の幅に比べて、当該方向に垂直な方向の幅が大きいも
のとしたことである。主入射面27に垂直な方向の幅
は、平行な方向の幅の1.2倍より大きいことが望まし
い。
ムスプリッタ21の間に配置されるフライアイインテグ
レータにより果たされる。この場合、絞りの形状は、フ
ライアイインテグレータの外形形状である。
発明の反射型液晶プロジェクタの一実施形態を説明す
る。
ランプ101が設けてある。このランプ101から射出
された光線はリフレクタ103により反射された後、コ
ンデンサレンズ105により集束され、第1フライアイ
インテグレータ107へ入射される。ここに、リフレク
タ103により反射され、コンデンサレンズ105によ
り集束される光線はリフレクタ軸109に対して回転対
称に分布する。従って、第1フライアイインテグレータ
107は、図13に示すように光線を最大限取り込める
ように円形に近い外形形状に成形されている。
テグレータ107は多数のレンズエレメント111から
構成されている。そして、第1フライアイインテグレー
タ107の各レンズエレメント111による光源のスポ
ット像が第2フライアイインテグレータ113の対応す
る各々のレンズエレメント115(図14)の上に結像
される。
の光線は、ダイクロイックミラー117及び119によ
り例えば赤,青,緑の波長の光線に分光される。分光さ
れた各光線は、フィールドレンズ121,123,12
5(及び場合によってはリレーレンズ127,反射ミラ
ー128、リレーレンズ129)を介してそれぞれの波
長についての像形成を行う像形成装置131,133,
135へ入射される。ここに、像形成装置131,13
3,135は、例えば図4に示したものと同様な構成を
有し、それぞれ、偏光ビームスプリッタ21と1/4波
長板31と液晶素子23を備えている。像形成装置13
1,133,135からのそれぞれの波長を有する光線
は色合成プリズム137で合成され、投射レンズ25と
同様の投射レンズ139を介して図示しないスクリーン
上へ投射される。
側(図12において左側)から覗いてみたときに投射レ
ンズ139の中に見える像であり、投射レンズ139の
瞳139aの中に、第2フライアイインテグレータ11
3の像113′が見える。従って、この反射型液晶プロ
ジェクタでは、第2フライアイインテグレータ113が
実質的に開口絞りとして機能する。即ち、第1フライア
イインテグレータ107からのスポット像は光源101
の広がりにより第2フライアイインテグレータ113の
エレメントからはみ出す場合があるが、はみ出した光線
は液晶素子23あるいは投射レンズ139により蹴られ
てしまい、実質的にこの反射型液晶プロジェクタの光学
系を通過することができない。従って、このプロジェク
タの光学系では第2フライアイインテグレータ113の
外形形状のレンズ系による像が光学系全体の瞳形状とな
る。
説明したように、偏光ビームスプリッタ21の特性のた
め、偏光ビームスプリッタ21の法線nと投射レンズ1
39(もしくは25)の光軸で作られる主入射面27と
垂直な方向(図12においてX軸方向)に細長い範囲4
3を通過する光線では、偏光ビームスプリッタ21によ
り、P偏光成分とS偏光成分とが正しく分離されるが、
その細長い範囲43の外側を通る光線ではP偏光成分と
S偏光成分とが正しく分離されず、コントラストの低下
を招く。
nと投射レンズ139の光軸で作られる主入射面27と
平行な方向(図12においてY軸方向)における第2フ
ライアイインテグレータ113の幅113a(図14)
は、比較的短く設計され、この第2フライアイインテグ
レータ113を通過して偏光ビームスプリッタ21へ到
達した光線が細長範囲43のY軸方向の幅aの中に入る
ように設定されている。これによりコントラストの高い
画像をスクリーン上に形成できる。即ち、Y軸方向の幅
113aを大きくすれば無駄になる光線の割合を少なく
することができるが、この幅113aの外側を通る光線
を使用すると、スクリーン上において画像のコントラス
トの低下を招く。
と投射レンズ139の光軸で作られる主入射面27と垂
直な方向(図12においてX軸方向)における第2フラ
イアイインテグレータ113の幅113b(図14)
は、比較的長く設計され、この第2フライアイインテグ
レータ113を通過して偏光ビームスプリッタ21へ到
達した光線が細長範囲43のX軸方向の幅bの中に入る
ように設定されている。X軸方向の幅113bをY軸方
向の幅113aに比べて大きく設定することにより、ラ
ンプ101から射出された光線を効率良く液晶素子23
へ導きスクリーンをコントラストよく照らすことができ
る。
し、Y軸方向の幅113bを長くすることにより、はみ
出して無駄になる光線の割合を減らし、ランプ101か
ら射出された光線を効率よく液晶素子23へ導きスクリ
ーンをコントラスト良く照らすことができる。なお、X
軸方向幅113bを長くすることに対応して、光学系の
他のエレメントの形状も対応する方向において大きくす
る必要があることは勿論である。
1/4波長板31を組み合わせて使用する反射型液晶プ
ロジェクタでは、瞳の形状を横長の形状にする(例えば
主入射面27と平行な方向の開口角PIに対して主入射
面27と垂直な方向の開口角PPを大きくする)ことに
よりコントラストを低下させずに明るいプロジェクタを
実現することができる。即ち、光源系及び投射系の瞳形
状を円形ではなく主入射面27に垂直方向に伸ばすこと
により、広い開口角で光源からの光をより多く取り込む
ことができ、もって明るいプロジェクタを実現すること
ができる。
垂直な方向の開口角PPを主入射面27と平行な方向の
開口角PIの1.2倍より大きくするのが好ましい。さ
もないと、垂直方向に広げた効果が小さく輝度の向上が
望めない。また、投射レンズ139を構成する一枚一枚
のレンズの外形は一般に円形であり垂直方向の開口角P
Pを平行方向の開口角PIよりもあまり大きくすると投
射像の形成に寄与しない無駄なレンズ領域が多くなる。
しつつ(明るさの低下を最小限に抑えつつ)、コントラ
ストを大きくするすることができる。本発明では、さら
に、コントラストを優先する場合と明るさを優先する場
合とを選択することができるよう、以下のように構成す
る。図12に示すように、第2フライアイインテグレー
タ113の光線の射出側にスライドシャッタ150を設
けている。このスライドシャッタ150はY方向にスラ
イド自在となっており、第2フライアイインテグレータ
113のY方向の幅を調節することができる。
た場合の第2フライアイインテグレータ113を示して
いる。図14に示す第2フライアイインテグレータ11
3においては、予めY軸方向の幅113aを短くし、X
軸方向の幅113bを長くした形状のフライアイインテ
グレータを用いたが、スライドシャッタ150を設ける
場合には、図16に示すように、図13に示す第1フラ
イアイインテグレータ107と同様な形状のフライアイ
インテグレータを用い、スライドシャッタ150によっ
てY軸方向の幅113aを調整する。
50を破線で示す位置に移動させ、Y軸方向の幅113
aを狭くすれば、図14に示す第2フライアイインテグ
レータ113と同様となり、コントラストが優先され
る。スライドシャッタ150を実線で示す位置に移動さ
せ、Y軸方向の幅113aを広くすれば、コントラスト
よりも明るさが優先される。なお、スライドシャッタ1
50は、レンズエレメント115のY方向の幅よりも小
さい間隔にて複数段階的もしくは連続的に微調整するよ
うな構成としてもよく、最外部のレンズエレメント11
5の一列を塞ぐような構成としてもよい。スライドシャ
ッタ150によって第2フライアイインテグレータ11
3のY方向の幅をどの程度塞ぐかは、適宜設定すればよ
い。
しているが、通常よく用いられている円形の絞りではな
く、一方向のみ、ここではY方向、即ち、偏光ビームス
プリッタ21のスプリッタ面の法線nと、第2フライア
イインテグレータ113から偏光ビームスプリッタ21
へと入射される光線の光軸とで作る主入射面27と平行
な方向に幅のみに光線を絞ることに大きな意味を有す
る。本発明のような反射型プロジェクタでは、一方向の
みの絞りを設けることによって、コントラストを優先す
る場合と明るさを優先する場合とを選択することができ
る。
フライアイインテグレータ113の光線の射出側にスラ
イドシャッタ150を設けたが、第2フライアイインテ
グレータ113の光線の入射側にスライドシャッタ15
0を設けてもよい。いずれにしても、第2フライアイイ
ンテグレータ113の入射側か射出側の第2フライアイ
インテグレータ113近傍にスライドシャッタ150を
設けることが好ましい。投射レンズ139の入射側にス
ライドシャッタ150を設けることも考えられるが、第
2フライアイインテグレータ113近傍がより好まし
い。
射型液晶プロジェクタは、偏光ビームスプリッタのスプ
リッタ面の法線と、第2フライアイインテグレータから
偏光ビームスプリッタへと入射される光線の光軸とで作
る光線の主入射面と平行な方向に幅を調整するスライド
シャッタを、第2フライアイインテグレータの近傍に設
けて構成したので、コントラストを優先する場合と明る
さを優先する場合とを選択することができる。スライド
シャッタを閉じてコントラストを優先する場合でも、主
入射面と平行方向の開口角PIと、前記主入射面と垂直
な方向の開口角PPとの関係が、PP>PIとなるよう
瞳の形状を設定することにより、明るさの低下を最小限
に抑えることができるので、高いコントラストを保ちな
がら光源の発する光を高い効率で取り込み、もって明る
い画像を形成することが可能となる。
式図である。
晶素子への入射光・反射光の偏光方向を示す模式図であ
る。
クリーン上での光の漏れ量を示す模式図である。
す模式図である。
ビームスプリッタに対する入射光線の入射角度を示す図
である。
の入射角度に応じるS波・P波の透過率の変動を示す特
性図である。
存在する入射光線の(偏光ビームスプリッタに対する)
入射角度範囲を表す模式図である。
を示す模式図である。
ついての使用可能範囲を示す模式図である。
られている場合の、光線の入射経路を示す模式図であ
る。
られている場合の、本発明の瞳の形状を表す模式図であ
る。
1フライアイインテグレータの正面図である。
フライアイインテグレータの正面図である。
ンズの中の像の模式図である。
設けた場合の第2フライアイインテグレータの正面図で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】光源からの光線を集光する第1及び第2フ
ライアイインテグレータと、この第1及び第2フライア
イインテグレータからの光線を偏光する偏光ビームスプ
リッタを備えた反射型液晶プロジェクタにおいて、 前記偏光ビームスプリッタのスプリッタ面の法線と、前
記第2フライアイインテグレータから前記偏光ビームス
プリッタへと入射される光線の光軸とで作る前記光線の
主入射面と平行な方向に幅を調整するスライドシャッタ
を、前記第2フライアイインテグレータの近傍に設けて
構成したことを特徴とする反射型液晶プロジェクタ。 - 【請求項2】前記スライドシャッタを閉じたとき、前記
主入射面と平行方向の開口角PIと、前記主入射面と垂
直な方向の開口角PPとの関係が、PP>PIとなるよ
う瞳の形状を設定したことを特徴とする請求項1記載の
反射型液晶プロジェクタ。
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---|---|---|---|
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---|---|
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Family
ID=18141791
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP32227199A Expired - Lifetime JP3578020B2 (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 反射型液晶プロジェクタ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1999-11-12 JP JP32227199A patent/JP3578020B2/ja not_active Expired - Lifetime
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