JP2001140769A - 一軸偏心ねじポンプおよびその緩衝回転停止方法 - Google Patents
一軸偏心ねじポンプおよびその緩衝回転停止方法Info
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Abstract
する際に、ロータが急激に停止しないように徐々に減速
されて停止するようにして、ウォータハンマー現象の発
生を防止し得る長距離移送するための一軸偏心ねじポン
プを提供する。 【解決手段】 電動モータ15の駆動軸15aには、別
体の駆動軸19がカップリング19aを介して接続され
ている。駆動軸19は両端部が軸受装置20・20によ
り回動自在に支持されており、駆動軸19の軸方向の中
間位置にフライホイール16および小径の5連プーリ1
7が順にそれぞれ一体回転可能に取り付けられている。
そして、ポンプ側の5連プーリ5とモータ側の5連プー
リ17が5本の無端Vベルト18により接続されてい
る。
Description
形物含有液、スラリー、高粘度液などの各種移送物を長
距離移送するための一軸偏心ねじポンプの緩衝回転停止
方法に関し、詳しくは、停電等により駆動装置が停止動
作になった時に雄ねじ形ロータの偏心回転をしばらく継
続させ、徐々に回転を停止させるための緩衝回転停止方
法と同緩衝回転停止手段を備えた一軸偏心ねじポンプに
関するものである。
物を長距離移送(例えば、10〜20km)するのに使
用される一軸偏心ねじポンプにおいて、図4に示すよう
に、一般的な一軸偏心ねじポンプ31では、ポンプケー
シング32の一端に備えた回転軸33に、螺旋状羽根3
4aを周囲に一体回転可能に取着したスクリューロッド
34を介して連結した雄ねじ形ロータ35を、雌ねじ形
ステータ36内に回動自在に嵌挿して偏心回転させるこ
とによりステータ36に接続したエンドスタッド36b
の吐出口36aから吐出させ、吐出口36aに一端を接
続した配管38により移送物Dを長距離移送する構造か
らなっている。また、ロータ35の駆動装置には、通
常、電動モータ40が使用され、軸受37で支承された
駆動軸33に減速装置39(減速ギヤ装置やプーリと無
端ベルトなど、本例ではプーリとVベルト)を介して電
動モータ40の回転を伝達し、ロータ35を回転させて
いる。なお、図中の符号41はホッパー、42はベルト
コンベヤ装置、43は減速装置39用カバーである。
心ねじポンプにより、液体および汚泥などの移送物を長
距離移送する場合、長距離移送には問題はないが、次の
ような不都合な面を改良すべきである。すなわち、 一軸偏心ねじポンプの運転を停止する場合に、ロー
タの回転を急激に停止すると、移送物の慣性質量が大き
いために、移送物は移送方向へ進もうとするので、移送
物が切断されて水柱分離を起こしてその間が負圧にな
り、いわゆるウォータハンマー現象が生じる。
音が発生したり、配管38(図4)やポンプ31(特に
ステータ36)が破損したりする。
モータなどの可変速モータを使用すれば、正常運転時の
停止動作を回転速度を徐々に低下させながら行うこと
で、ウォータハンマー現象の発生を防止することができ
るが、この場合にも突発的な停電が起こると防ぎようが
ない。しかも、サーボモータなどの可変速モータを使用
すると、装置全体のコストがアップする。
は数十kWの大容量の大型モータが必要になるが、大容
量のサーボモータ等の可変速モータは入手しにくいため
に、通常は汎用モータを使用せざるを得ない。
時にモータの回転速度が段階的に低下して停止するよう
に電気的に制御する緩衝停止機能を備えた制御装置を配
備すればよいが、制御装置が高価であるうえに、突発的
な停電の際には緩衝停止機能が働かず、ウォータハンマ
ー現象が生じる。
で、突発的な停電時を含めてポンプの運転を停止する際
に、ロータが急激に停止しないように、いいかえれば徐
々に減速されて停止するようにして、ウォータハンマー
現象の発生を防止し得る、長距離移送するための一軸偏
心ねじポンプとその緩衝回転停止方法を提供することを
目的としている。
めに本発明に係る一軸偏心ねじポンプの緩衝回転停止方
法は、駆動装置を介して一軸偏心ねじポンプの雄ねじ形
ロータを偏心回転させ、雌ねじ形ステータの吐出口に接
続された配管により移送物を長距離移送する途中におい
て、前記駆動装置の停止動作時に慣性力によりしばらく
の間、前記ロータが偏心回転を継続するようにしたこと
を特徴としている。
ねじポンプの緩衝回転停止方法によれば、例えば停電に
よって駆動装置が突然に停止動作状態になったとして
も、ロータ(一軸偏心ねじポンプ)の回転(運転)は正
常回転時の慣性力によりしばらくの間継続し、段階的に
減速されて停止するから、液体やスラリー液などの移送
物の長距離移送途中においてもウォータハンマー現象の
発生が確実に防止される。
一軸偏心ねじポンプ(請求項2に記載)は、電動モータ
の駆動軸の回転を減速装置を介して減速し、雌ねじ形ス
テータ内に嵌挿された雄ねじ形ロータに伝達して偏心回
転させる一軸偏心ねじポンプにおいて、前記駆動軸にフ
ライホイールを一体回転可能に取り付けたことを特徴と
している。
ねじポンプによれば、通常の運転時に電動モータへの送
電を中止した場合だけでなく、停止時などに電動モータ
への送電が急に停止した場合にも、それまで正常に回転
していたフライホイールの慣性力によって電動モータの
駆動軸が回転を続け、その回転力が減速装置を介して倍
加されて雄ねじ形ロータに伝達されることにより、ポン
プの運転がしばらくのあいだ継続されるため、移送物の
移送が急に止まることがなく、したがってウォータハン
マー現象が生じるおそれがない。
じポンプの実施の形態を図面に基づいて説明し、併せて
緩衝回転停止方法についても説明する。図1は一軸偏心
ねじポンプの一実施例を示す一部を断面で表した側面図
である。
は横置き型で、ポンプケーシング8の一端に雌ねじ形ス
テータ11の一端開口部が連結され、ステータ11の他
端に吐出口を構成するエンドスタッド12が連結されて
いる。ケーシング8の他端には、回転軸2の軸受ユニッ
ト4が連結されている。回転軸2は軸受ユニット4のボ
ールベアリング3で回動自在に支承されており、軸受ユ
ニット4から外方へ突出した回転軸2の端部には、大径
の5連プーリ5が一体回転可能に装着されている。ケー
シング8の上面に、吸込口を構成する円筒状又は角筒状
で上端に外向きのフランジ8bを備えた開口部8aが上
向きに突設され、上方に向けて漸次開口面積を拡大する
ホッパー9の下端に外向きのフランジ9bを備えた開口
部9aが開口部8aに連結されている。
装置14が設けられ、コンベヤベルト14aの回転によ
り移送物、本例では汚泥Dがホッパー9内に連続的に投
入される。またエンドスタッド12の先端開口12aの
周囲には外向きのフランジ12bが形成され、配管13
の一端開口の周囲に形成された外向きのフランジ13b
を介してエンドスタッド12に接続されている。なお、
配管13は一部しか図示していないが、10〜20km
の長距離に及ぶ場合があり、また配管13には、移送物
Dの種類および移送距離(吐出圧力)に応じて各種金属
製の配管が使用される。
チからなる横断面長円形の雌ねじ形孔11aが螺旋状に
形成され、この雌ねじ形孔11a内に、横断面円形の雄
ねじ形ロータ10が回動自在にかつ長軸方向に摺動可能
に嵌挿されている。ロータ10の一端部(ポンプケーシ
ング8側)と回転軸2の一端部とは、本例ではコネクチ
ングロッドとしてのスクリューロッド7により、それぞ
れユニバーサルジョイント14・14を介して接続され
ている。スクリューロッド7の周囲には、螺旋状の羽根
7aが一体回転可能に形成されている。回転軸2の一部
はケーシング8内に突出させているが、この突出部分の
周囲にメカニカルシール6が装着され、軸封している。
られており、この電動モータ15の駆動軸15aには、
別体の駆動軸19がカップリング19aを介して接続さ
れている。駆動軸19は両端部が軸受装置20・20に
より回動自在に支持されており、駆動軸19の軸方向の
中間位置にフライホイール16および小径の5連プーリ
17が順にそれぞれ一体回転可能に取り付けられてい
る。そして、ポンプ側の5連プーリ5とモータ側の5連
プーリ17が5本の無端Vベルト18により接続されて
いる。なお、各軸受装置20は、ボールベアリング20
aとこのボールベアリング20aを支承する軸受ハウジ
ング20bとからなる。また、プーリ5・17およびV
ベルト18ならびにフライホイール16は、カバー21
により全体的に覆われている。
ねじポンプ1が構成されるが、このポンプ1は次のよう
に作動する。
動モータ15の回転を開始することにより、プーリ17
・5を介して減速されて回転軸2に回転が伝達され、ユ
ニバーサルジョイント14・スクリューロッド7・ユニ
バーサルジョイント14を介してロータ10が回転す
る。電動モータ15の回転はフライホイール16を備え
て要るために、開始後徐々に回転速度が上がっていく。
ロータ10の回転によりケーシング8内に投入された汚
泥Dが前方の配管13を通って移送される。ケーシング
8内には、ベルトコンベヤ装置14により搬送されてく
る汚泥Dがホッパー9より落下して投入されるが、投入
された汚泥Dがスクリューロッド7の螺旋羽根7aによ
り前方のステータ11へ搬送される。このようにして、
汚泥Dがステータ11の先端のスタッド12から連続し
て吐出され、配管13を通って所定の場所まで移送され
る。
5への送電が断たれた場合、あるいは通常運転時に電動
モータ15のスイッチ(図示せず)を切った場合、電動
モータ15の駆動軸15aはフライホイール16の慣性
力によってしばらくの間、回転を継続する。この間、駆
動軸15aのフライホイール16の慣性力による回転力
はプーリ17・Vベルト18・プーリ5を介して倍加さ
れ、回転軸2へ伝達されることによりスクリューロッド
7およびロータ10が回転を継続するが、駆動軸15a
から回転軸2へ伝達される慣性力が倍増されているため
に、ロータ10側の回転軸2にフライホイール16を取
り付ける場合に比べてロータ10が大慣性力の下にスム
ーズに回転を継続するので、汚泥Dの移送作業が確実に
続行される。そして、ロータ10等の回転が徐々に低下
し、停止する。したがって、移送物の移送が突然に中断
されることにより生じるウォータハンマー現象は起こら
ない。
例においては、慣性モーメント(GD2)=0.5kgm
2のフライホイール16を電動モータ15側に使用する
とともに、プーリ17/プーリ5の減速比を1/4に設
定したので、ポンプ側の回転軸2やロータ10に作用す
る慣性モーメント(β・GD2)は減速比の2乗の16倍
(β)の、0.5×42=0.5×16=8kgm2とな
る。一軸偏心ねじポンプ1のロータ10は一般に小径
で、長手方向に長いため、慣性力(モーメント)は非常
に小さく、またステータ11は通常ゴム製であるから、
ロータ10との間の摩擦ロスがあるために、電動モータ
15の停止後におけるロータ10自体の慣性力による回
転(慣性回転)はあまり期待できない。このため、電動
モータ15側にフライホイール16を取り付けた効果は
極めて大きい。
実施例を示すもので、本例の一軸偏心ねじポンプ1’が
上記実施例と相違するところは下記の点である。すなわ
ち、図2に示すように、一軸偏心ねじポンプ1’の回転
軸2の延長線上に、減速装置22、軸受装置20、フラ
イホイール16、軸受装置20および電動モータ15を
これらの順に設置してカップリング19a・20a・2
2aを介して一連に接続している。本例の場合は、一連
に連続した細長い設置スペースを要するが、一軸偏心ね
じポンプ1’の動作態様は上記実施例の一軸偏心ねじポ
ンプ1と概ね共通するので説明を省略する。なお、上記
実施例と共通する部材については同一の符号を用いて図
示する。図3は本発明の一軸偏心ねじポンプのさらに他
の実施例を示すもので、本例の一軸偏心ねじポンプ1”
が第2実施例のポンプ1’と相違するところは下記の点
である。すなわち、長手方向の設置スペースを縮小する
ために、減速装置23付きの両軸電動モータ15’を使
用し、回転軸2と減速装置23の駆動軸23aとをカッ
プリング23bを介して接続し、電動モータ15’の反
対側の駆動軸23cにフライホイール16を一体回転可
能に装着し、フライホイール16の周囲をカバー24に
より覆っている。本例の場合は、上記第2実施例の一軸
偏心ねじポンプ1’に比べて設置スペースは短縮される
が、一軸偏心ねじポンプ1”の動作態様は上記第2実施
例の一軸偏心ねじポンプ1’と実質的に共通するので説
明を省略する。なお、上記実施例と共通する部材につい
ては同一の符号を用いて図示する。
例について説明したが、本発明は下記のように実施する
ことができる。
軸線上の駆動軸19にフライホイール16を設けたが、
例えば、中間駆動軸を駆動軸15aと回転軸2との中間
位置に配設してフライホイール16を設け、中間駆動軸
の回転を減速歯車などの減速装置を介して回転軸2に伝
達するようにしてもよい。
て、例えばピンジョイントを使用できる。また、メカニ
カルシール6を採用したので、定期的な増し締め作業は
不要になるという利点があるが、シール部材にグランド
パッキンを使用してもよい。
回路に緩衝回転停止機能をもつ制御手段を組み込む。す
なわち、例えば、油圧モータを駆動するための油圧回路
に、通常運転時に油圧モータを高速回転させる大流量用
の流量調節弁(又は絞り弁)と、油圧モータの回転停止
時に油圧モータを低速回転させ小流量用の流量調節弁
(又は絞り弁)と、大流量用と小流量用との流量調節弁
(又は絞り弁)を切換える切換弁と、油圧を蓄圧するア
キュムレータとを設け、ロータの回転停止時に切換弁に
より小流量用流量調節弁(又は絞り弁)を圧油が流通す
るように切換え、アキュムレータに蓄圧された油圧力に
よって油圧モータを低速回転させたのち、回転を停止さ
せるように構成することができる。
本発明の一軸偏心ねじポンプおよびその緩衝回転停止方
法には、次のような優れた効果がある。
て駆動装置が突然に停止動作状態になった場合でも、ロ
ータの回転は慣性力によりしばらくの間継続し、徐々に
減速されて停止するから、液体およびスラリーなどの移
送物の長距離移送途中においてもウォータハンマー現象
の発生を確実に防止することができ、配管やポンプの破
損を未然に防止できる。
時に電動モータへの送電を中止した場合だけでなく、停
止時などに電動モータへの送電が急に停止した場合で
も、回転していたフライホイールの慣性力によって電動
モータの駆動軸が回転を続け、その回転力が減速装置を
介して倍加されて雄ねじ形ロータに伝達されることによ
り、ポンプの運転がしばらくのあいだ確実に継続される
ため、移送物の移送が急に止まることがなく、ウォータ
ハンマー現象が生じるおそれがない。しかも、フライホ
イールを設けただけの簡単な構造からなり、製造コスト
も従来とほとんど変わらない。
設けて減速装置を介してロータに回転を伝達するように
したから、一軸偏心ねじポンプのロータは一般に小径
で、長手方向に長いため、慣性力(モーメント)は非常
に小さいが、電動モータの停止後にフライホイールによ
る慣性モーメントが数倍〜数十倍に倍増されてロータに
伝達されるので、フライホイールによる慣性回転が有効
に発揮され、電動モータの停止後に確実にロータの回転
がしばらくのあいだ継続する。
す一部を断面で表した側面図である。
を示す一部を断面で表した側面図である。
を示す一部を断面で表した側面図である。
ンプを示す一部を断面で表した側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 駆動装置を介して一軸偏心ねじポンプの
雄ねじ形ロータを偏心回転させ、雌ねじ形ステータの吐
出口に接続されたホース等の配管により移送物を長距離
移送する途中において、 前記駆動装置の停止動作時に慣性力によりしばらくの
間、前記ロータが偏心回転を継続するようにしたことを
特徴とする一軸偏心ねじポンプの緩衝回転停止方法。 - 【請求項2】 電動モータの駆動軸の回転を減速装置を
介して減速し、雌ねじ形ステータ内に嵌挿された雄ねじ
形ロータに伝達して偏心回転させる一軸偏心ねじポンプ
において、 前記駆動軸にフライホイールを一体回転可能に取り付け
たことを特徴とする一軸偏心ねじポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32243999A JP2001140769A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 一軸偏心ねじポンプおよびその緩衝回転停止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP32243999A JP2001140769A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 一軸偏心ねじポンプおよびその緩衝回転停止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001140769A true JP2001140769A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18143695
Family Applications (1)
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JP32243999A Pending JP2001140769A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 一軸偏心ねじポンプおよびその緩衝回転停止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001140769A (ja) |
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