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JP2001139865A - 水性インク組成物 - Google Patents

水性インク組成物

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Publication number
JP2001139865A
JP2001139865A JP32881199A JP32881199A JP2001139865A JP 2001139865 A JP2001139865 A JP 2001139865A JP 32881199 A JP32881199 A JP 32881199A JP 32881199 A JP32881199 A JP 32881199A JP 2001139865 A JP2001139865 A JP 2001139865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous ink
ink composition
group
water
color image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32881199A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Wayaku
健二郎 和薬
Takahiro Horiuchi
貴洋 堀内
Tomoko Inoue
朋子 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP32881199A priority Critical patent/JP2001139865A/ja
Publication of JP2001139865A publication Critical patent/JP2001139865A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保存安定性や耐光性、耐熱性等に優れ、か
つ、鮮明な色調のカラー画像を得ることができ、該カラ
ー画像の色再現性、耐水性および耐光性に優れ、例えば
インクジェット記録用水性インク等として好適な水性イ
ンク組成物を提供する。 【解決手段】 一般式(1) 【化13】 (式中、R1 、R2 はそれぞれ独立して、水素原子、ハ
ロゲン原子、炭素数1〜9のアルキル基、またはスルホ
ン酸基を示し、Aは置換基を有していてもよい炭素数1
以上のアルキレン基またはフェニレン基を示し、M+
水素イオン、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオン
または第四級アンモニウムイオンを示す)で表されるキ
ナクリドン誘導体を、水に分散または溶解させることに
より、水性インク組成物を製造する。該水性インク組成
物は、非イオン性界面活性剤および/または湿潤剤をさ
らに含むことがより好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ等の記録機器に用いられるインクジェット記録用
水性インク等として好適な水性インク組成物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、種々のカラー記録法や記録機器に
関する検討が活発に行われており、そのなかでも、イン
クジェットプリンタの開発が盛んに行われている。そし
て、該インクジェットプリンタに用いられるインクジェ
ット記録用水性インク(記録液)についても、普通紙
(記録媒体)上に形成されるカラー画像(記録画像)の
色再現性や乾燥性、耐水性、滲み防止性等の諸物性(諸
条件)を満足すべく、染料や顔料等の着色剤(色材)の
改良等が鋭意なされている。例えば、特開平10−36
741号公報には、カルボキシル基が導入された化合物
からなり、カラー画像の耐水性および耐光性に優れたシ
アン顔料(着色剤)が開示されている。
【0003】一方、一般的に、スルホン基を有する化合
物は、水に対する溶解度が比較的高い。それゆえ、水性
インク組成物の良好な保存安定性と、インクジェットプ
リンタのノズルの目詰まり防止とを目的として、水に対
する溶解性を改善するために、スルホン基が導入された
化合物からなる着色剤を中心として、従来より種々検討
が重ねられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成(開発結果)では、シアン顔料に関しては或る
程度の改良等がなされているものの、マゼンタ顔料(着
色剤)に関しては、製造時の酸処理による該マゼンタ顔
料の色調変化や、水性インク組成物の保存安定性、カラ
ー画像の耐水性、耐光性、さらにはインクジェットプリ
ンタのノズルの目詰まり防止等について、充分な改良が
未だなされていないという問題点を有している。また、
溶解性に優れた着色剤を含む水性インク組成物は、得ら
れるカラー画像が水によって滲み易く、滲み防止性に劣
る等の欠点を有している。
【0005】つまり、上記従来の構成では、カラー画像
の色再現性や乾燥性、耐水性、滲み防止性等の上記諸物
性を何れも満足することができる水性インク組成物を得
ることは困難であり、それゆえ、該諸物性を何れも満足
することができる水性インク組成物が渇望されている。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的は、保存安定性や耐光性、耐熱
性等に優れ、かつ、例えば普通紙上に形成されるカラー
画像の品位(印字品位)が良好である水性インク組成物
を提供すること、即ち、鮮明な色調のカラー画像を得る
ことができ、該カラー画像の色再現性、耐水性および耐
光性に優れ、例えばインクジェットプリンタ等の記録機
器に用いられるインクジェット記録用水性インク等とし
て好適な水性インク組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明者等は、水性イ
ンク組成物について鋭意検討した結果、特定の構造を備
えたキナクリドン誘導体をマゼンタ顔料として含む水性
インク組成物が、保存安定性や耐光性、耐熱性等に優
れ、かつ、得られるカラー画像の品位を良好にすること
ができることを見い出して、本発明を完成させるに至っ
た。
【0008】本発明の水性インク組成物は、上記の課題
を解決するために、一般式(1)
【0009】
【化3】
【0010】(式中、R1 、R2 はそれぞれ独立して、
水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜9のアルキル基、
またはスルホン酸基を示し、Aは置換基を有していても
よい炭素数1以上のアルキレン基またはフェニレン基を
示し、M+ は水素イオン、アルカリ金属イオン、アンモ
ニウムイオンまたは第四級アンモニウムイオンを示す)
で表されるキナクリドン誘導体を含むことを特徴として
いる。
【0011】一般式(1)で表されるキナクリドン誘導
体は、熱および光に対して安定な化合物である。該キナ
クリドン誘導体は、鮮明で良好な色調を備えたマゼンタ
顔料であり、親水基であるカルボキシル基を有している
ので、水に分散または溶解し、かつ、耐水性が改善され
ている。それゆえ、上記の構成によれば、保存安定性や
耐光性、耐熱性等に優れ、かつ、例えば普通紙上に形成
されるカラー画像の品位が良好である水性インク組成物
を提供することができる。即ち、鮮明な色調のカラー画
像を得ることができ、該カラー画像の色再現性、耐水
性、乾燥性および耐光性に優れ、例えばインクジェット
プリンタ等の記録機器に用いられるインクジェット記録
用水性インク等として好適な水性インク組成物を提供す
ることができる。
【0012】本発明の水性インク組成物は、上記の課題
を解決するために、前記構成に加えて、上記キナクリド
ン誘導体が、平均粒子径0.01μm〜0.5μmの粒
子状で水に分散していることを特徴としている。
【0013】上記の構成によれば、キナクリドン誘導体
が、所定の平均粒子径を有する粒子状となっているの
で、インクジェットプリンタ等の記録機器のノズルに目
詰まりが生じるおそれが無い。従って、吐出安定性によ
り一層優れた水性インク組成物を提供することができ
る。
【0014】本発明の水性インク組成物は、上記の課題
を解決するために、前記構成に加えて、上記一般式
(1)中のAで示される2価基が、
【0015】
【化4】
【0016】からなる群より選ばれるアルキレン基であ
ることを特徴としている。
【0017】上記の構成によれば、得られるカラー画像
の品位がより一層良好である水性インク組成物を提供す
ることができる。
【0018】本発明の水性インク組成物は、上記の課題
を解決するために、前記構成に加えて、非イオン性界面
活性剤および/または湿潤剤をさらに含むことを特徴と
している。
【0019】非イオン性界面活性剤を含むことにより、
上記キナクリドン誘導体が水に分散する場合には、その
分散性をより一層向上させることができる。また、水性
インク組成物の表面張力を低下させることができるの
で、例えば普通紙に対する該水性インク組成物の濡れ性
をより一層改善することができる。従って、非イオン性
界面活性剤を含むことにより、カラー画像の滲み防止性
がさらに改善されるので、より鮮明な色調のカラー画像
を得ることができる水性インク組成物を提供することが
できる。一方、湿潤剤を含むことにより、水性インク組
成物の保存時における水の蒸発(乾燥)を抑制すること
ができる。また、キナクリドン誘導体が水に溶解する場
合には、その溶解安定性をより一層向上させることがで
きる。従って、湿潤剤を含むことにより、保存安定性に
より一層優れた水性インク組成物を提供することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明にかかる水性インク組成物
は、一般式(1)
【0021】
【化5】
【0022】(式中、R1 、R2 はそれぞれ独立して、
水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜9のアルキル基、
またはスルホン酸基を示し、Aは置換基を有していても
よい炭素数1以上のアルキレン基またはフェニレン基を
示し、M+ は水素イオン、アルカリ金属イオン、アンモ
ニウムイオンまたは第四級アンモニウムイオンを示す)
で表されるキナクリドン誘導体(以下、化合物(1)と
記す)を含む構成である。化合物(1)は、熱および光
に対して安定な化合物である。該化合物(1)は、鮮明
で良好な色調を備えたマゼンタ顔料(着色剤)であり、
親水基であるカルボキシル基を有しているので、水に分
散または溶解し、かつ、耐水性が改善されている。化合
物(1)は、一種類のみを用いてもよく、また、二種類
以上を併用してもよい。尚、上記化合物(1)と、水に
分散または溶解する従来のマゼンタ顔料(着色剤)とを
併用することもできる。
【0023】上記のハロゲン原子としては、具体的に
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が
挙げられる。上記炭素数1〜9のアルキル基は、分枝し
ていてもよく、置換基をさらに有していてもよい。該ア
ルキル基としては、具体的には、メチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル
基、s−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基等が挙げられ
る。
【0024】また、上記炭素数1以上のアルキレン基
は、分枝していてもよく、置換基をさらに有していても
よい。該アルキレン基としては、具体的には、
【0025】
【化6】
【0026】等が挙げられる。上記のフェニレン基は、
置換基をさらに有していてもよい。上記のアルカリ金属
イオンとしては、具体的には、ナトリウムイオン、カリ
ウムイオン等が挙げられる。上記の第四級アンモニウム
イオンとしては、具体的には、テトラメチルアンモニウ
ムイオン等が挙げられる。
【0027】上記化合物(1)としては、具体的には、
例えば、一般式(1a),(1b),(1c),(1
d)
【0028】
【化7】
【0029】
【化8】
【0030】
【化9】
【0031】
【化10】
【0032】(各式中、R1 、R2 は前記と同一)で表
されるキナクリドン誘導体(以下、順に化合物(1a)
〜(1d)と記す)が挙げられる。
【0033】化合物(1)の製造方法は、特に限定され
るものではないが、化合物(1a)の製造方法の一例に
ついて、以下に説明する。先ず、一般式(2)
【0034】
【化11】
【0035】(式中、R1 、R2 は前記と同一)で表さ
れるキナクリドン化合物を、例えば平均粒子径0.01
μm〜0.5μmの粒子状(微粒子状)にした後、クロ
ロスルホン酸等のスルホン酸基含有化合物を用いてスル
ホン化(親水化処理)を行い、該キナクリドン化合物に
スルホン酸基を導入する。スルホン化における反応条件
(処理条件)は、特に限定されるものではないが、反応
温度(処理温度)を高くすることによって、または、反
応時間(処理時間)を長くすることによって、平均粒子
径がより微細なスルホン化物を得ることができる。従っ
て、目的(水性インク組成物の用途)等に応じて、上記
の反応条件を設定すればよい。
【0036】反応終了後、反応液を室温まで冷却し、次
に、得られたスルホン化物を塩化チオニルと反応させる
ことにより酸塩化物とする。該反応の反応条件は、特に
限定されるものではない。そして、反応終了後、得られ
た酸塩化物を氷水で洗浄する。次いで、該酸塩化物を、
例えばアルカリ性の水に投入し、攪拌しながらアミノ酸
の一種であるバリンと室温で5〜6時間反応させ、酸塩
化物にカルボキシル基を導入する。該反応の反応条件
は、特に限定されるものではない。反応終了後、必要に
応じて精製して不純物を除去することにより、化合物
(1a)が製造される。化合物(1a)は、カルボキシ
ル基が導入されることによって、水に対する溶解度が上
記スルホン化物よりも低下する。該化合物(1a)は、
水に分散する場合には、必要に応じて、平均粒子径0.
01μm〜0.5μmの粒子状(微粒子状)にすればよ
い。尚、化合物(1a)の製造方法は、上記例示の方法
にのみ限定されるものではない。
【0037】また、化合物(1c)は、上記化合物(1
a)の製造方法に準じて、該製造方法において用いたバ
リンの代わりに、アミノ酸の一種であるアラニンを用い
て反応させることにより、製造することができる。
【0038】本発明にかかる水性インク組成物は、水
に、上記化合物(1)を分散または溶解させることによ
って製造される。水性インク組成物に占める水の割合、
即ち、水の含有率は、40質量%〜95質量%の範囲内
が好ましく、70質量%〜95質量%の範囲内がさらに
好ましい。尚、水は、超純水であることが望ましい。
【0039】そして、水性インク組成物に占める上記化
合物(1)の割合、即ち、化合物(1)の含有率(濃
度)は、1質量%〜20質量%の範囲内が好ましく、1
質量%〜10質量%の範囲内がより好ましい。化合物
(1)の含有率を上記範囲内とすることにより、保存安
定性や耐光性、耐熱性等に優れ、かつ、カラー画像(記
録画像)の品位(印字品位)が良好である水性インク組
成物を得ることができる。即ち、鮮明な色調のカラー画
像を得ることができ、該カラー画像の色再現性、耐水
性、乾燥性および耐光性に優れた水性インク組成物を得
ることができる。尚、水性インク組成物を構成する化合
物(1)や水等の各成分の含有率の合計(総和)は、1
00質量%である。
【0040】また、化合物(1)は、水に分散する場合
には、平均粒子径0.01μm〜0.5μmの粒子状で
あることがより好ましく、0.01μm〜0.2μmの
粒子状であることがさらに好ましい。平均粒子径が上記
の範囲内であると、インクジェットプリンタ等の記録機
器のノズルに目詰まりが生じるおそれが無いので、吐出
安定性により一層優れた水性インク組成物を得ることが
できる。平均粒子径が0.01μm未満であると、得ら
れるカラー画像の耐水性が低下する場合がある。一方、
平均粒子径が0.5μmを越えると、インクジェットプ
リンタ等の記録機器のノズルに目詰まりが生じ、水性イ
ンク組成物の吐出安定性が低下する場合がある。
【0041】上記の水性インク組成物は、必要に応じ
て、非イオン性界面活性剤や湿潤剤を含んでいてもよ
く、さらに、従来の水性インク組成物に用いられている
防腐・防黴剤や防錆剤、pH調整剤、キレート剤(キレ
ート試薬)、水溶性高分子化合物、非イオン性界面活性
剤以外の界面活性剤等の添加剤を含んでいてもよい。
【0042】上記の非イオン性界面活性剤としては、具
体的には、例えば、一般式(3)
【0043】
【化12】
【0044】(式中、Rは炭素数6〜12の直鎖状また
は分枝鎖状のアルキル基を示し、nは繰り返し単位を示
す)で表されるポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテルが挙げられ、より具体的には、例えば、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンオクチルフェニルエーテル等が挙げられる。非イオン
性界面活性剤は、一種類のみを用いてもよく、また、二
種類以上を併用してもよい。化合物(1)が水に分散す
る場合には、非イオン性界面活性剤を添加することがよ
り好ましい。そして、非イオン性界面活性剤を添加する
場合において、水性インク組成物に占める該非イオン性
界面活性剤の割合、即ち、非イオン性界面活性剤の含有
率は、特に限定されるものではないが、0.01質量%
〜8質量%の範囲内がより好ましく、0.01質量%〜
5質量%の範囲内がさらに好ましい。非イオン性界面活
性剤を添加することにより、上記化合物(1)の分散性
をより一層向上させることができる。また、得られる水
性インク組成物の表面張力を50mN/m以下、より好
ましくは40mN/m以下にすることができるので、普
通紙(記録媒体)に対する該水性インク組成物の濡れ性
をより一層改善することができる。従って、カラー画像
の滲み防止性がさらに改善されるので、より鮮明な色調
のカラー画像を得ることができる。
【0045】上記の湿潤剤は、水性インク組成物の保存
時における水の蒸発(乾燥)を抑制するために、並び
に、化合物(1)が水に溶解する場合には、その溶解安
定性をより一層向上させるために、必要に応じて用いら
れる。該湿潤剤としては、水と均一に混合する(水溶性
の)有機溶媒が好適である。つまり、有機溶媒を添加す
る場合においては、化合物(1)は、水と有機溶媒との
混合溶媒に分散または溶解することになる。
【0046】湿潤剤として好適な有機溶媒としては、具
体的には、例えば、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、グリセリン等の多価アルコール;エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、
プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレン
グリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコール
モノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
ブチルエーテル、等の、多価アルコールのアルキルエー
テル;2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N,N−ジ
メチルホルムアミド、トリエタノールアミン;等が挙げ
られるが、特に限定されるものではない。これら有機溶
媒は、一種類のみを用いてもよく、また、二種類以上を
併用してもよい。
【0047】上記例示の有機溶媒のうち、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、グリセリン、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、
N−メチル−2−ピロリドン、および、1,3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノンがより好ましく、このなかで
も、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、N−メチル−2−ピロリド
ン、および、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
が特に好ましい。
【0048】有機溶媒(湿潤剤)を添加する場合におい
て、水性インク組成物に占める該有機溶媒の割合、即
ち、有機溶媒の含有率は、特に限定されるものではない
が、1質量%〜50質量%の範囲内がより好ましく、1
質量%〜20質量%の範囲内がさらに好ましい。有機溶
媒を添加することにより、水性インク組成物の保存時に
おける水の蒸発(乾燥)を抑制することができるので、
インクジェットプリンタ等の記録機器の使用を長期間休
止した場合(印字動作を長期間休止した場合)において
も、該水性インク組成物が吐出可能な状態を維持するこ
とができ、記録機器の再使用時に、直ちに良好なカラー
画像を得ることができる。
【0049】上記の防腐・防黴剤としては、具体的に
は、例えば、デヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナト
リウム、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノール
ナトリウム等が挙げられる。上記の防錆剤としては、具
体的には、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウ
ム、チオグリコール酸アンモニウム、ジイソプロピルア
ンモニウムニトレート、ジシクロヘキシルアンモニウム
ニトレート、四硝酸ペンタエリスリトール等が挙げられ
る。上記のpH調整剤としては、具体的には、例えば、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアミ
ン;水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属水酸化物;炭酸リチウム、炭酸ナト
リウム等のアルカリ金属炭酸塩;第四級アンモニウム水
酸化物;等が挙げられる。これら添加剤の添加量は、そ
の目的等に応じて設定すればよく、特に限定されるもの
ではない。
【0050】本発明にかかる水性インク組成物は、化合
物(1)や水等の上記各成分を混合し、所定温度で所定
時間、攪拌した後、必要に応じてpH調整剤を用いてp
Hを調節し、濾過等の精製操作を行うことにより、製造
される。上記各成分の混合方法や混合順序、混合条件
(温度や時間)等は、特に限定されるものではない。即
ち、水性インク組成物の製造方法は、特に限定されるも
のではない。
【0051】本発明にかかる水性インク組成物は、以上
のように、化合物(1)を含む構成である。これによ
り、保存安定性や耐光性、耐熱性等に優れ、かつ、例え
ば普通紙上に形成されるカラー画像の品位が良好である
水性インク組成物を提供することができる。即ち、鮮明
な色調のカラー画像を得ることができ、該カラー画像の
色再現性、耐水性、乾燥性および耐光性に優れ、例えば
インクジェットプリンタ等の記録機器に用いられるイン
クジェット記録用水性インクとして、或いは、各種記録
計やペンプロッタ、水性筆記用具等に用いられる水性イ
ンクとして好適な水性インク組成物を提供することがで
きる。
【0052】そして、本発明にかかる水性インク組成物
を、シアン顔料(着色剤)を含む水性インク組成物並び
にイエロー顔料(着色剤)を含む水性インク組成物と共
に用いることにより、普通紙やOHP(オーバーヘッド
プロジェクタ)用透明シート等の記録媒体上に、鮮明な
色調のカラー画像を形成することができる。
【0053】
【実施例】以下、実施例および比較例により、本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限
定されるものではない。尚、実施例に記載の「部」は、
「質量部」を表す。
【0054】〔実施例1〕キナクリドン誘導体としての
化合物(1a)〔但し、式中のR1 、R2 は共にメチル
基〕1.5部、非イオン性界面活性剤としてのポリオキ
シエチレンオクチルフェニルエーテル0.1部、湿潤剤
としてのジエチレングリコール20部およびジエチレン
グリコールモノブチルエーテル3.0部、防腐・防黴剤
としての安息香酸ナトリウム0.2部、並びに、超純水
75.2部を混合した後、該混合物(100部)を60
℃で所定時間、加熱・攪拌した。室温になるまで放冷し
た後、pH調整剤としての水酸化ナトリウム水溶液を添
加して、混合物のpHを8に調節した。その後、該混合
物を孔径0.2μmのテフロン製フィルタで濾過するこ
とにより、本発明にかかる水性インク組成物としてのマ
ゼンタインクを濾液として得た。
【0055】得られたマゼンタインクを用い、インクジ
ェットプリンタ(エプソン株式会社製;商品名・EPS
ON750)を使用して、上質紙、および、表面がコー
トされたコート紙に、それぞれインクジェット記録(印
字操作)を行った。そして、マゼンタインクの耐光性お
よび保存安定性、並びに、形成されたカラー画像の鮮明
性および耐水性を、下記方法で以て各々評価した。
【0056】(耐光性)マゼンタインクを一ヵ月間、直
射日光に曝した(太陽光を照射した)。紫外分光光度計
を使用して、直射日光に曝す前(調製時)の吸光度と、
曝した後の吸光度とを測定し、両者を比較した。そし
て、直射日光に曝す前の吸光度に対して、曝した後の吸
光度が80%以上である場合を「○」、60%以上、8
0%未満である場合を「△」、60%未満である場合を
「×」として、三段階で評価を行った。
【0057】(保存安定性)マゼンタインクをテフロン
製容器に入れて密閉した後、20℃で一ヵ月間保存し
た。保存する前の物性(表面張力、粘度)と、保存した
後の物性とを測定し、両者を比較した。また、保存した
後のマゼンタインクに沈殿物が析出しているか否かを確
認した。そして、保存する前の物性と比較して、保存し
た後の物性に変化が認められない場合を「○」、物性に
変化が認められたものの、沈澱物が析出していない場合
を「△」、沈澱物が析出している場合を「×」として、
三段階で評価を行った。
【0058】(鮮明性)カラー画像の色調および濃度を
目視によって総合的に判断し、鮮明な場合を「○」、不
鮮明な場合を「×」として、二段階で評価を行った。
【0059】(耐水性)カラー画像が形成された上質紙
およびコート紙を、直ちに水道水に3分間浸漬した後、
該カラー画像の滲み具合を目視によって判断し、変化が
認められない場合を「○」、滲みが認められた場合、若
しくは、濃度が減少した(色が薄くなった)場合を
「×」として、二段階で評価を行った。
【0060】その結果、耐光性および保存安定性は共に
「○」であった。また、鮮明な色調のカラー画像が形成
されており、鮮明性および耐水性も共に「○」であっ
た。上記の結果を表1にまとめた。尚、上質紙を用いた
場合と、コート紙を用いた場合とで、カラー画像の鮮明
性に若干の差異が認められたが、表1には、上質紙を用
いた場合の結果を記載した。
【0061】〔実施例2〕キナクリドン誘導体としての
化合物(1b)〔但し、式中のR1 、R2 は共にメチル
基〕1.5部、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエ
ーテル0.1部、湿潤剤としてのポリエチレングリコー
ル15部およびN−メチル−2−ピロリドン5.0部、
防腐・防黴剤としてのデヒドロ酢酸ナトリウム0.2
部、並びに、超純水78.2部を混合した後は、実施例
1の操作と同様の操作を行うことにより、マゼンタイン
クを得た。そして、得られたマゼンタインクを用いて、
実施例1の評価と同様の評価を行った。結果を表1にま
とめた。
【0062】〔実施例3〕キナクリドン誘導体としての
化合物(1c)〔但し、式中のR1 、R2 は共にクロロ
基(塩素原子)〕1.5部、ポリオキシエチレンオクチ
ルフェニルエーテル0.1部、湿潤剤としてのジエチレ
ングリコール15部,グリセリン2.0部およびプロピ
レングリコールモノブチルエーテル5.0部、安息香酸
ナトリウム0.2部、並びに、超純水76.2部を混合
した後は、実施例1の操作と同様の操作を行うことによ
り、マゼンタインクを得た。そして、得られたマゼンタ
インクを用いて、実施例1の評価と同様の評価を行っ
た。結果を表1にまとめた。
【0063】〔比較例1〕C.I.アシッドレッド52
(従来のマゼンタ顔料)2.0部、ポリオキシエチレン
オクチルフェニルエーテル0.1部、エチレングリコー
ル5.0部、グリセリン10部、2−ピロリドン5.0
部、安息香酸ナトリウム0.5部、並びに、超純水7
7.4部を混合した後は、実施例1の操作と同様の操作
を行うことにより、比較用のマゼンタインクを得た。そ
して、得られた比較用のマゼンタインクを用いて、実施
例1の評価と同様の評価を行った。結果を表1にまとめ
た。
【0064】
【表1】
【0065】表1から明らかなように、本発明にかかる
水性インク組成物としてのマゼンタインクは、耐光性お
よび保存安定性に優れており、それゆえ、インクジェッ
トプリンタ等の記録機器の使用を長期間休止した場合
(印字動作を長期間休止した場合)においても、吐出可
能な状態を維持することができ、記録機器の再使用時
に、直ちに良好なカラー画像を得ることができることが
判る。また、鮮明性の評価からカラー画像の色再現性に
優れると共に、耐水性およびこれに伴う乾燥性や滲み防
止性にも優れていることが判る。
【0066】これに対し、比較用のマゼンタインクは、
耐光性に劣っており、直射日光に曝すと色調が変化する
ことが判る。また、カラー画像の耐水性にも劣っている
ことが判る。
【0067】
【発明の効果】本発明の水性インク組成物は、以上のよ
うに、前記一般式(1)で表されるキナクリドン誘導体
を含む構成である。
【0068】それゆえ、保存安定性や耐光性、耐熱性等
に優れ、かつ、例えば普通紙上に形成されるカラー画像
の品位が良好である水性インク組成物を提供することが
できる。即ち、鮮明な色調のカラー画像を得ることがで
き、該カラー画像の色再現性、耐水性、乾燥性および耐
光性に優れ、例えばインクジェットプリンタ等の記録機
器に用いられるインクジェット記録用水性インク等とし
て好適な水性インク組成物を提供することができるとい
う効果を奏する。
【0069】本発明の水性インク組成物は、以上のよう
に、前記構成に加えて、上記キナクリドン誘導体が、平
均粒子径0.01μm〜0.5μmの粒子状で水に分散
している構成である。
【0070】これにより、吐出安定性により一層優れた
水性インク組成物を提供することができるという効果を
奏する。
【0071】本発明の水性インク組成物は、以上のよう
に、前記構成に加えて、上記一般式(1)中のAで示さ
れる2価基が、前記特定の2価基からなる群より選ばれ
るアルキレン基である構成である。
【0072】これにより、得られるカラー画像の品位が
より一層良好である水性インク組成物を提供することが
できるという効果を奏する。
【0073】本発明の水性インク組成物は、以上のよう
に、前記構成に加えて、非イオン性界面活性剤および/
または湿潤剤をさらに含む構成である。
【0074】非イオン性界面活性剤を含むことにより、
カラー画像の滲み防止性がさらに改善されるので、より
鮮明な色調のカラー画像を得ることができる水性インク
組成物を提供することができる。一方、湿潤剤を含むこ
とにより、保存安定性により一層優れた水性インク組成
物を提供することができるという効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 朋子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA13 FC02 2H086 BA53 BA55 BA59 4J039 AE07 BA29 BC07 BC09 BC12 BC13 BC16 BC19 BC33 BC35 BC36 BC37 BC50 BC51 BC54 BC69 BC79 BE01 BE02 BE12 BE22 CA03 CA06 DA02 EA10 EA35 EA37 EA38 EA42 EA44 GA24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 【化1】 (式中、R1 、R2 はそれぞれ独立して、水素原子、ハ
    ロゲン原子、炭素数1〜9のアルキル基、またはスルホ
    ン酸基を示し、Aは置換基を有していてもよい炭素数1
    以上のアルキレン基またはフェニレン基を示し、M+
    水素イオン、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオン
    または第四級アンモニウムイオンを示す)で表されるキ
    ナクリドン誘導体を含むことを特徴とする水性インク組
    成物。
  2. 【請求項2】上記キナクリドン誘導体が、平均粒子径
    0.01μm〜0.5μmの粒子状で水に分散している
    ことを特徴とする請求項1記載の水性インク組成物。
  3. 【請求項3】上記一般式(1)中のAで示される2価基
    が、 【化2】 からなる群より選ばれるアルキレン基であることを特徴
    とする請求項1または2記載の水性インク組成物。
  4. 【請求項4】非イオン性界面活性剤および/または湿潤
    剤をさらに含むことを特徴とする請求項1、2または3
    記載の水性インク組成物。
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