JP2001139797A - 非水電解質電池封口ガスケット用樹脂組成物、ガスケット及び非水電解質電池 - Google Patents
非水電解質電池封口ガスケット用樹脂組成物、ガスケット及び非水電解質電池Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非水電解質電池の金属ケース(正極管)と封
口板(負極端子板)の間を絶縁状態に密閉する封口ガス
ケットであって、耐熱性及び耐水性に優れたガスケット
を提供することができる樹脂組成物であって、しかも成
形時の流動性に優れる樹脂組成物、該樹脂組成物を用い
て得られる非水電解質電池封口ガスケット及び該ガスケ
ットを用いた非水電解質電池を提供する。 【解決手段】 下記の成分である(A)100重量部及
び(B)30〜150を含有する樹脂組成物からなる非
水電解質電池封口ガスケット用樹脂組成物、該樹脂組成
物を用いて得られる非水電解質電池封口ガスケット並び
に該ガスケットを用いた非水電解質電池。 (A):アルケニル芳香族系樹脂 (B):ポリフェニレンエーテル系樹脂
口板(負極端子板)の間を絶縁状態に密閉する封口ガス
ケットであって、耐熱性及び耐水性に優れたガスケット
を提供することができる樹脂組成物であって、しかも成
形時の流動性に優れる樹脂組成物、該樹脂組成物を用い
て得られる非水電解質電池封口ガスケット及び該ガスケ
ットを用いた非水電解質電池を提供する。 【解決手段】 下記の成分である(A)100重量部及
び(B)30〜150を含有する樹脂組成物からなる非
水電解質電池封口ガスケット用樹脂組成物、該樹脂組成
物を用いて得られる非水電解質電池封口ガスケット並び
に該ガスケットを用いた非水電解質電池。 (A):アルケニル芳香族系樹脂 (B):ポリフェニレンエーテル系樹脂
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水電解質電池封
口ガスケット用樹脂組成物、ガスケット及び非水電解質
電池に関するものである。更に詳しくは、本発明は、非
水電解質電池の金属ケース(正極管)と封口板(負極端
子板)の間を絶縁状態に密閉する封口ガスケットであっ
て、耐熱性及び耐水性に優れたガスケットを提供するこ
とができる樹脂組成物であって、しかも成形時の流動性
に優れる樹脂組成物、該樹脂組成物を用いて得られる非
水電解質電池封口ガスケット及び該ガスケットを用いた
非水電解質電池に関するものである。
口ガスケット用樹脂組成物、ガスケット及び非水電解質
電池に関するものである。更に詳しくは、本発明は、非
水電解質電池の金属ケース(正極管)と封口板(負極端
子板)の間を絶縁状態に密閉する封口ガスケットであっ
て、耐熱性及び耐水性に優れたガスケットを提供するこ
とができる樹脂組成物であって、しかも成形時の流動性
に優れる樹脂組成物、該樹脂組成物を用いて得られる非
水電解質電池封口ガスケット及び該ガスケットを用いた
非水電解質電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非水電解質電池に用いる封口ガスケット
の樹脂としては、ポリプロピレン樹脂あるいはポリアミ
ド樹脂が用いられている。ポリプロピレン樹脂は、耐水
性、耐寒性、耐薬品性に優れているものの、耐熱性が低
いため、高温雰囲気下で変形が生じる。特にカシメ部分
の寸法変化によりわずかな隙間が生じて漏液経路が形成
され、保存中に漏液を生じる原因となっていた。そのた
め、ポリプロピレン樹脂からなる封口ガスケットを電池
に組み付けた場合、電池がショートした際の発熱によ
り、局所的に100℃以上に温度が上昇し、ガスケット
に変形が生じ、特にカシメ部分の変形によりわずかな隙
間が生じて漏液経路が形成され、保存中に漏液を生じる
原因となっていた。また、ポリアミド樹脂は耐寒性、耐
薬品性、耐熱性に優れるものの、吸湿性を有するため、
成形加工後の保存雰囲気下で水分を吸収し、その度合い
に応じた寸法変化が生じる。そのため、ナイロン樹脂か
らなる封口ガスケットを電池に組み付けた場合、電池内
部に含まれる微量水分、あるいは外気中の水分の影響を
受けて寸法変化が生じ、特にカシメ部分の寸法変化によ
りわずかな隙間が生じて漏液経路が形成され、保存中に
漏液を生じる原因となっていた。
の樹脂としては、ポリプロピレン樹脂あるいはポリアミ
ド樹脂が用いられている。ポリプロピレン樹脂は、耐水
性、耐寒性、耐薬品性に優れているものの、耐熱性が低
いため、高温雰囲気下で変形が生じる。特にカシメ部分
の寸法変化によりわずかな隙間が生じて漏液経路が形成
され、保存中に漏液を生じる原因となっていた。そのた
め、ポリプロピレン樹脂からなる封口ガスケットを電池
に組み付けた場合、電池がショートした際の発熱によ
り、局所的に100℃以上に温度が上昇し、ガスケット
に変形が生じ、特にカシメ部分の変形によりわずかな隙
間が生じて漏液経路が形成され、保存中に漏液を生じる
原因となっていた。また、ポリアミド樹脂は耐寒性、耐
薬品性、耐熱性に優れるものの、吸湿性を有するため、
成形加工後の保存雰囲気下で水分を吸収し、その度合い
に応じた寸法変化が生じる。そのため、ナイロン樹脂か
らなる封口ガスケットを電池に組み付けた場合、電池内
部に含まれる微量水分、あるいは外気中の水分の影響を
受けて寸法変化が生じ、特にカシメ部分の寸法変化によ
りわずかな隙間が生じて漏液経路が形成され、保存中に
漏液を生じる原因となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況の下、本発
明が解決しようとする課題は、非水電解質電池の金属ケ
ースと封口板の間を絶縁状態に密閉する封口ガスケット
であって、耐熱性及び耐水性に優れたガスケットを提供
することができる樹脂組成物であって、しかも成形時の
流動性に優れる樹脂組成物、該樹脂組成物を用いて得ら
れる非水電解質電池封口ガスケット及び該ガスケットを
用いた非水電解質電池を提供することにある。
明が解決しようとする課題は、非水電解質電池の金属ケ
ースと封口板の間を絶縁状態に密閉する封口ガスケット
であって、耐熱性及び耐水性に優れたガスケットを提供
することができる樹脂組成物であって、しかも成形時の
流動性に優れる樹脂組成物、該樹脂組成物を用いて得ら
れる非水電解質電池封口ガスケット及び該ガスケットを
用いた非水電解質電池を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のうち
第一の発明は、下記の成分である(A)100重量部及
び(B)30〜150を含有する樹脂組成物からなる非
水電解質電池封口ガスケット用樹脂組成物に係るもので
ある。 (A):アルケニル芳香族系樹脂 (B):ポリフェニレンエーテル系樹脂 また、本発明のうち第二の発明は、上記の樹脂組成物を
用いて得られる非水電解質電池封口ガスケットに係るも
のである。更に、本発明のうち第三の発明は、上記のガ
スケットを用いた非水電解質電池に係るものである。
第一の発明は、下記の成分である(A)100重量部及
び(B)30〜150を含有する樹脂組成物からなる非
水電解質電池封口ガスケット用樹脂組成物に係るもので
ある。 (A):アルケニル芳香族系樹脂 (B):ポリフェニレンエーテル系樹脂 また、本発明のうち第二の発明は、上記の樹脂組成物を
用いて得られる非水電解質電池封口ガスケットに係るも
のである。更に、本発明のうち第三の発明は、上記のガ
スケットを用いた非水電解質電池に係るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】(A)アルケニル芳香族系樹脂と
は、式(I)で示される芳香族ビニル単量体から誘導さ
れた繰り返し構造単位を、その重合体中に少なくとも2
5重量%以上有するものである。
は、式(I)で示される芳香族ビニル単量体から誘導さ
れた繰り返し構造単位を、その重合体中に少なくとも2
5重量%以上有するものである。
【0006】ここで、R1は水素、低級アルキルまたは
ハロゲン;Zは水素、ビニル、ハロゲン、アミノ基、水
酸基または低級アルキル;そしてpは0または1〜5の
整数である。上記低級アルキルとは、炭素数1〜6のア
ルキル基をいう。例えばスチレン、α−メチルスチレ
ン、α−クロロスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベ
ンゼン等が挙げられる。また、該化合物は1種だけに限
らず2種以上を併用することもできる。かかるアルケニ
ル芳香族系樹脂としては、スチレンもしくはその誘導体
たとえば、p−メチルスチレン、 α−メチルスチレ
ン、α−メチル−p−メチルスチレン、クロロスチレ
ン、ブロモスチレン等の単独重合体及び共重合体があげ
られる。また、上記した芳香族ビニル系化合物を70〜
99重量%とジエンゴム1〜30重量%とからなるゴム
変性された高衝撃性ポリスチレン(HIPS)を使用す
ることができる。HIPSを構成するジエンゴムとして
は、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等の共役ジ
エン系化合物の単独重合体、共役ジエン系化合物と不飽
和二トリル化合物又は芳香族ビニル化合物との共重合体
更には天然ゴムなどがあげられ、これらを1種又は2種
以上用いる事ができる。特に、ポリブタジエン、ブタジ
エンースチレン共重合体が好ましい。HIPSは、乳化
重合、懸濁重合、塊状重合、溶液重合又は、それらの組
み合わせの方法によって得られる。
ハロゲン;Zは水素、ビニル、ハロゲン、アミノ基、水
酸基または低級アルキル;そしてpは0または1〜5の
整数である。上記低級アルキルとは、炭素数1〜6のア
ルキル基をいう。例えばスチレン、α−メチルスチレ
ン、α−クロロスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベ
ンゼン等が挙げられる。また、該化合物は1種だけに限
らず2種以上を併用することもできる。かかるアルケニ
ル芳香族系樹脂としては、スチレンもしくはその誘導体
たとえば、p−メチルスチレン、 α−メチルスチレ
ン、α−メチル−p−メチルスチレン、クロロスチレ
ン、ブロモスチレン等の単独重合体及び共重合体があげ
られる。また、上記した芳香族ビニル系化合物を70〜
99重量%とジエンゴム1〜30重量%とからなるゴム
変性された高衝撃性ポリスチレン(HIPS)を使用す
ることができる。HIPSを構成するジエンゴムとして
は、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等の共役ジ
エン系化合物の単独重合体、共役ジエン系化合物と不飽
和二トリル化合物又は芳香族ビニル化合物との共重合体
更には天然ゴムなどがあげられ、これらを1種又は2種
以上用いる事ができる。特に、ポリブタジエン、ブタジ
エンースチレン共重合体が好ましい。HIPSは、乳化
重合、懸濁重合、塊状重合、溶液重合又は、それらの組
み合わせの方法によって得られる。
【0007】(B)ポリフェニレンエーテル系樹脂と
は、下式(II)で表されるフェノール化合物の少なくと
も一種を酸化カップリング触媒によって、酸素又は酸素
含有ガスで酸化重合させて得られる(共)重合体からな
る樹脂を意味する。 (式中、R2、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ水素
原子、炭化水素基又は置換炭化水素基から選ばれたもの
であり、そのうち必ず1個は水素原子である。)
は、下式(II)で表されるフェノール化合物の少なくと
も一種を酸化カップリング触媒によって、酸素又は酸素
含有ガスで酸化重合させて得られる(共)重合体からな
る樹脂を意味する。 (式中、R2、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ水素
原子、炭化水素基又は置換炭化水素基から選ばれたもの
であり、そのうち必ず1個は水素原子である。)
【0008】式(II)におけるR2、R3、R4、R5及び
R6としては、水素、メチル、エチル、n−又はiso
−プロピル、pri−、sec−又はt−ブチル、ヒド
ロキシエチル、フェニルエチル、ベンジル、ヒドロキシ
メチル、カルボキシエチル、メトキシカルボニルエチ
ル、シアノエチル、フェニル、メチルフェニル、ジメチ
ルフェニル、エチルフェニル、アリルを例示することが
できる。
R6としては、水素、メチル、エチル、n−又はiso
−プロピル、pri−、sec−又はt−ブチル、ヒド
ロキシエチル、フェニルエチル、ベンジル、ヒドロキシ
メチル、カルボキシエチル、メトキシカルボニルエチ
ル、シアノエチル、フェニル、メチルフェニル、ジメチ
ルフェニル、エチルフェニル、アリルを例示することが
できる。
【0009】式(II)で表されるフェノール化合物とし
て、フェノール、o−、m−又はp−クレゾール、2,
6−、2,5−、2,4−又は3,5−ジメチルフェノ
ール、2−メチル−6−フェニルフェノール、2,6−
ジフェニルフェノール、2,6−ジエチルフェノール、
2−メチル−6−エチルフェノール、2,3,5−、
2,3,6−又は2,4,6−トリメチルフェノール、
3−メチル−6−t−ブチルフェノール、チモール、2
−メチル−6−アリルフェノールを例示することができ
る。これらのフェノール化合物の中では、2,6−ジメ
チルフェノール、2,6−ジフェニルフェノール、3−
メチル−6−t−ブチルフェノール及び2,3,6−ト
リメチルフェノールが好ましい。
て、フェノール、o−、m−又はp−クレゾール、2,
6−、2,5−、2,4−又は3,5−ジメチルフェノ
ール、2−メチル−6−フェニルフェノール、2,6−
ジフェニルフェノール、2,6−ジエチルフェノール、
2−メチル−6−エチルフェノール、2,3,5−、
2,3,6−又は2,4,6−トリメチルフェノール、
3−メチル−6−t−ブチルフェノール、チモール、2
−メチル−6−アリルフェノールを例示することができ
る。これらのフェノール化合物の中では、2,6−ジメ
チルフェノール、2,6−ジフェニルフェノール、3−
メチル−6−t−ブチルフェノール及び2,3,6−ト
リメチルフェノールが好ましい。
【0010】式(II)で表されるフェノール化合物は、
ビスフェノール−A、レゾルシン、ハイドロキノン、ノ
ボラック樹脂で例示される多価ヒドロキシ芳香族化合物
と共重合させてもよく、これらの共重合体も本発明にか
かるポリフェニレンエーテル系樹脂に含まれるものとす
る。
ビスフェノール−A、レゾルシン、ハイドロキノン、ノ
ボラック樹脂で例示される多価ヒドロキシ芳香族化合物
と共重合させてもよく、これらの共重合体も本発明にか
かるポリフェニレンエーテル系樹脂に含まれるものとす
る。
【0011】フェノール化合物を酸化(共)重合させる
ために用いられる酸化カップリング触媒は特に限定され
ず、重合能を有する如何なる触媒でも使用できる。フェ
ノール化合物を酸化(共)重合させてポリフェニレンエ
ーテル系樹脂を製造する方法として、米国特許第330
6874号公報、同第3306875号公報及び同第3
257357号公報並びに特公昭52−17880号公
報、特開昭50−51197号公報、特開平1−304
119号公報に記載された製造方法を例示することがで
きる。
ために用いられる酸化カップリング触媒は特に限定され
ず、重合能を有する如何なる触媒でも使用できる。フェ
ノール化合物を酸化(共)重合させてポリフェニレンエ
ーテル系樹脂を製造する方法として、米国特許第330
6874号公報、同第3306875号公報及び同第3
257357号公報並びに特公昭52−17880号公
報、特開昭50−51197号公報、特開平1−304
119号公報に記載された製造方法を例示することがで
きる。
【0012】本発明で使用されるポリフェニレンエーテ
ル系樹脂として、ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フ
ェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジエチル−1,4
−フェニレンエーテル)、ポリ(2−メチル−6−エチ
ル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−メチル
−6−プロピル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2,6−ジプロピル−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2−エチル−6−プロピル−1,4−フェ
ニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジブチル−1,4−
フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジプロペニル−
1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジラウ
リル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−
ジフェニル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2,6−ジメトキシ−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2,6−ジエトキシ−1,4−フェニレン
エーテル)、ポリ(2−メトキシ−6−エトキシ−1,
4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−エチル−6−ス
テアリルオキシ−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2−メチル−6−フェニル−1,4−フェニレンエー
テル)、ポリ(2−メチル−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2−エトキシ−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(3−メチル−6−t−ブチル−1,4−フ
ェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジベンジル−1,
4−フェニレンエーテル)、及び、これらの樹脂を構成
する繰り返し単位の複数種を含む各種の共重合体を例示
することができる。
ル系樹脂として、ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フ
ェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジエチル−1,4
−フェニレンエーテル)、ポリ(2−メチル−6−エチ
ル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−メチル
−6−プロピル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2,6−ジプロピル−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2−エチル−6−プロピル−1,4−フェ
ニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジブチル−1,4−
フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジプロペニル−
1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジラウ
リル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−
ジフェニル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2,6−ジメトキシ−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2,6−ジエトキシ−1,4−フェニレン
エーテル)、ポリ(2−メトキシ−6−エトキシ−1,
4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−エチル−6−ス
テアリルオキシ−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2−メチル−6−フェニル−1,4−フェニレンエー
テル)、ポリ(2−メチル−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2−エトキシ−1,4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(3−メチル−6−t−ブチル−1,4−フ
ェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジベンジル−1,
4−フェニレンエーテル)、及び、これらの樹脂を構成
する繰り返し単位の複数種を含む各種の共重合体を例示
することができる。
【0013】更に、2,3,6−トリメチルフェノー
ル、2,3,5,6−テトラメチルフェノールで例示さ
れる多置換フェノールと、2,6−ジメチルフェノール
で例示される2置換フェノールとの共重合体も、本発明
にかかるポリフェニレンエーテル系樹脂に含まれるもの
とする。
ル、2,3,5,6−テトラメチルフェノールで例示さ
れる多置換フェノールと、2,6−ジメチルフェノール
で例示される2置換フェノールとの共重合体も、本発明
にかかるポリフェニレンエーテル系樹脂に含まれるもの
とする。
【0014】前記のポリフェニレンエーテル系樹脂のう
ちで好ましいものは、ポリ(2,6−ジメチル−1,4
−フェニレンエーテル)及び2,6−ジメチルフェノー
ルと2,3,6−トリメチルフェノールとの共重合体で
ある。
ちで好ましいものは、ポリ(2,6−ジメチル−1,4
−フェニレンエーテル)及び2,6−ジメチルフェノー
ルと2,3,6−トリメチルフェノールとの共重合体で
ある。
【0015】本発明で用いられるポリフェニレンエーテ
ル系樹脂はまた、上記の(共)重合体にスチレン、α−
メチルスチレン、p−メチルスチレン及びビニルトルエ
ンで例示されるスチレン系化合物をグラフトさせて得ら
れるグラフト共重合体であってもよく、かかるグラフト
共重合体も本発明にかかるポリフェニレンエーテル系樹
脂に含まれるものとする。
ル系樹脂はまた、上記の(共)重合体にスチレン、α−
メチルスチレン、p−メチルスチレン及びビニルトルエ
ンで例示されるスチレン系化合物をグラフトさせて得ら
れるグラフト共重合体であってもよく、かかるグラフト
共重合体も本発明にかかるポリフェニレンエーテル系樹
脂に含まれるものとする。
【0016】本発明で使用されるポリフェニレンエーテ
ル系樹脂としては、30℃のクロロホルム中で測定した
固有粘度が0.3〜0.7dl/gのものが好ましく、
より好ましくは0.36〜0.65dl/g、特に好ま
しくは0.40〜0.6dl/gである。固有粘度が
0.3dl/gよりも小さい場合、耐衝撃性が低下する
場合が有り、一方、固有粘度が0.7dl/gよりも大
きい場合溶融時の流動性が低下し、成形加工性が低下す
る場合がある。
ル系樹脂としては、30℃のクロロホルム中で測定した
固有粘度が0.3〜0.7dl/gのものが好ましく、
より好ましくは0.36〜0.65dl/g、特に好ま
しくは0.40〜0.6dl/gである。固有粘度が
0.3dl/gよりも小さい場合、耐衝撃性が低下する
場合が有り、一方、固有粘度が0.7dl/gよりも大
きい場合溶融時の流動性が低下し、成形加工性が低下す
る場合がある。
【0017】(B)の添加量は(A)100重量部に対
して、30〜150重量部である。(B)の添加量が過
少((A)が過多)の場合、耐熱性が不足し、電池がシ
ョートした際の発熱により、ガスケットに変形が生じ
る。一方、(B)の添加量が過多((A)が過少)の場
合、成形時の流動性が悪化し、成形品を得ることが困難
となる。
して、30〜150重量部である。(B)の添加量が過
少((A)が過多)の場合、耐熱性が不足し、電池がシ
ョートした際の発熱により、ガスケットに変形が生じ
る。一方、(B)の添加量が過多((A)が過少)の場
合、成形時の流動性が悪化し、成形品を得ることが困難
となる。
【0018】本発明の熱可塑性樹脂組成物に耐衝撃性を
付与する目的で(B)成分以外のエラストマーを含有さ
せることができる。その具体例としては、天然ゴム、ブ
タジエン重合体、イソプレン重合体、クロロブタジエン
重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、イソ
ブチレン重合体、イソブチレン−ブタジエン共重合体、
イソブチレン−イソプレン共重合体、アクリル酸エステ
ル重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
プロピレン−非共役ジエン共重合体、チオコールゴム、
多硫化ゴム、ポリウレタンゴム、ポリエーテルゴム(た
とえば、ポリプロピレンオキシドなど)、エピクロロヒ
ドリンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体、その部分
水添物などがあげられる。
付与する目的で(B)成分以外のエラストマーを含有さ
せることができる。その具体例としては、天然ゴム、ブ
タジエン重合体、イソプレン重合体、クロロブタジエン
重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、イソ
ブチレン重合体、イソブチレン−ブタジエン共重合体、
イソブチレン−イソプレン共重合体、アクリル酸エステ
ル重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
プロピレン−非共役ジエン共重合体、チオコールゴム、
多硫化ゴム、ポリウレタンゴム、ポリエーテルゴム(た
とえば、ポリプロピレンオキシドなど)、エピクロロヒ
ドリンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体、その部分
水添物などがあげられる。
【0019】これらのゴム状物質は、いかなる重合法
(たとえば乳化重合、溶液重合)、いかなる触媒(たと
えば過酸化物、トリアルキルアルミニウム、ハロゲン化
リチウム、ニッケル系触媒)で作られたものでもよい。
更に、各種の架橋度を有するもの、各種の割合のミクロ
構造を有するもの(たとえばシス構造、トランス構造、
ビニル基など)も使用される。また、共重合体は、ラン
ダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体な
ど、各種の共重合体はいずれも使用することができる。
更に、部分変性したゴム状物質を用いることもでき、た
とえば、ヒドロキシ又はカルボキシ‐末端変性ポリブタ
ジエンなどがあげられる。
(たとえば乳化重合、溶液重合)、いかなる触媒(たと
えば過酸化物、トリアルキルアルミニウム、ハロゲン化
リチウム、ニッケル系触媒)で作られたものでもよい。
更に、各種の架橋度を有するもの、各種の割合のミクロ
構造を有するもの(たとえばシス構造、トランス構造、
ビニル基など)も使用される。また、共重合体は、ラン
ダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体な
ど、各種の共重合体はいずれも使用することができる。
更に、部分変性したゴム状物質を用いることもでき、た
とえば、ヒドロキシ又はカルボキシ‐末端変性ポリブタ
ジエンなどがあげられる。
【0020】本発明の熱可塑性樹脂組成物には、上記成
分の他にその物性を損なわない限りにおいて、その目的
に応じて樹脂の混練時、成形時に、慣用の他の添加剤、
たとえば顔料、染料、他の充填剤、耐熱剤、耐候剤、滑
剤、離型剤、結晶核剤、可塑剤、流動性改良剤、帯電防
止剤、安定剤などを添加することができる。
分の他にその物性を損なわない限りにおいて、その目的
に応じて樹脂の混練時、成形時に、慣用の他の添加剤、
たとえば顔料、染料、他の充填剤、耐熱剤、耐候剤、滑
剤、離型剤、結晶核剤、可塑剤、流動性改良剤、帯電防
止剤、安定剤などを添加することができる。
【0021】上記安定剤としては、特に限定されず、慣
用の全ての安定剤があげられる。上記安定剤は、熱安定
剤、酸化防止剤、光安定剤、更には、重合禁止剤などを
含む。
用の全ての安定剤があげられる。上記安定剤は、熱安定
剤、酸化防止剤、光安定剤、更には、重合禁止剤などを
含む。
【0022】本発明の熱可塑性樹脂組成物を製造するた
めの方法に特に制限はなく、通常の方法が満足に使用で
きる。しかしながら一般に溶融混練法が望ましい。装置
としては特に押出機、バンバリーミキサー、ローラー、
ニーダー等を例としてあげることができ、これらを回分
的又は連続的に運転する。成分の混合順は特に制限され
ない。
めの方法に特に制限はなく、通常の方法が満足に使用で
きる。しかしながら一般に溶融混練法が望ましい。装置
としては特に押出機、バンバリーミキサー、ローラー、
ニーダー等を例としてあげることができ、これらを回分
的又は連続的に運転する。成分の混合順は特に制限され
ない。
【0023】本発明の非水電解質電池封口ガスケット
は、上記の樹脂組成物から、射出成形等の方法で成形さ
れる。該ガスケットは、耐熱性が高く、かつ吸水率が低
いため、ショートによる発熱時あるいは高温多湿の環境
に放置した際の変形が小さく、従来のポリプロピレン性
及びポリアミド性のガスケットと比較して、漏液性が著
しく改善される。
は、上記の樹脂組成物から、射出成形等の方法で成形さ
れる。該ガスケットは、耐熱性が高く、かつ吸水率が低
いため、ショートによる発熱時あるいは高温多湿の環境
に放置した際の変形が小さく、従来のポリプロピレン性
及びポリアミド性のガスケットと比較して、漏液性が著
しく改善される。
【0024】本発明の樹脂組成物は、上記の優れた特徴
を有するものであり、非水電解質電池封口ガスケットと
して用いることができ、該ガスケットを用いた非水電解
質電池を得ることができる。
を有するものであり、非水電解質電池封口ガスケットと
して用いることができ、該ガスケットを用いた非水電解
質電池を得ることができる。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。表
1及び表2に示す割合で東芝機械社製TEM50二軸混
練機にて溶融混練した。こうして得たペレットを下記の
方法によって試験し、耐熱性、流動性及び吸水率を測定
した。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。表
1及び表2に示す割合で東芝機械社製TEM50二軸混
練機にて溶融混練した。こうして得たペレットを下記の
方法によって試験し、耐熱性、流動性及び吸水率を測定
した。
【0026】実施例においては次の化合物を使用した。 [成分(A)]HIPS :商品名「H554」、日本ポリスチレン社
製、ハイインパクトポリスチレン樹脂GPPS :商品名「G690K」、日本ポリスチレン社
製、ポリスチレン樹脂 [成分(B)]PPE :(ポリフェニレンエーテル)固有粘度(クロロ
ホルム、25℃)0.46dl/gのポリ(2,6‐ジ
メチル‐1,4‐フェニレン)エ−テル [(他)成分)]EPS : 重合開始剤t−ブチルパーオキシパビレート
及びp−ベンゾキノンを重合開始剤として、110℃に
て、懸濁重合にて、商品名「エスプレンE502」(住
友化学工業社製)に、スチレンをグラフト重合したもの
(スチレン含有量=49.6重量%)PE :商品名F101−1、住友化学工業社製、低密度
ポリエチレンPP :商品名「ノーブレンH501」、住友化学工業社
製、ポリプロピレン樹脂PA :商品名「CM3001」、東レ社製、ナイロン6
6樹脂
製、ハイインパクトポリスチレン樹脂GPPS :商品名「G690K」、日本ポリスチレン社
製、ポリスチレン樹脂 [成分(B)]PPE :(ポリフェニレンエーテル)固有粘度(クロロ
ホルム、25℃)0.46dl/gのポリ(2,6‐ジ
メチル‐1,4‐フェニレン)エ−テル [(他)成分)]EPS : 重合開始剤t−ブチルパーオキシパビレート
及びp−ベンゾキノンを重合開始剤として、110℃に
て、懸濁重合にて、商品名「エスプレンE502」(住
友化学工業社製)に、スチレンをグラフト重合したもの
(スチレン含有量=49.6重量%)PE :商品名F101−1、住友化学工業社製、低密度
ポリエチレンPP :商品名「ノーブレンH501」、住友化学工業社
製、ポリプロピレン樹脂PA :商品名「CM3001」、東レ社製、ナイロン6
6樹脂
【0027】評価方法は以下のとおりである。耐熱性評価 耐熱性評価は、次のようにして行った。すなわち、組成
物のペレットをPP以外は、280℃にて厚さ1mmの
プレスシートを作成した。PPは230℃にて厚さ1m
mのプレスシートを作成した。5mm×30mmの大き
さ切削して、株式会社レオロジ社製 FTレオスペクト
ラー CVE−4にて、−150℃から3℃/minの
速度で昇温しながら、周波数10Hzにて貯蔵弾性率を
測定し、120℃における貯蔵弾性率を測定した。12
0℃における貯蔵弾性率が高いほど、耐熱性が高いこと
を示す。流動性の評価 ASTM D1238に準拠し、熱風オーブン中100
℃で2時間乾燥後、280℃、49N荷重でのメルトフ
ローレート(MFR)を測定した。MFRの値が、大き
いほど流動性が良好であることを示す。吸水率の評価 温度23℃、湿度50%の状態で24時間状態調節した
ASTM1号引張試験片を用い、温度80℃、湿度90
%の条件下に試験片を置き、72時間後の重量変化を測
定し、下記式に従い吸水量を測定した。 吸水量率(%)=(試験後試験片質量−試験前試験片質
量)/試験前試験片質量×100
物のペレットをPP以外は、280℃にて厚さ1mmの
プレスシートを作成した。PPは230℃にて厚さ1m
mのプレスシートを作成した。5mm×30mmの大き
さ切削して、株式会社レオロジ社製 FTレオスペクト
ラー CVE−4にて、−150℃から3℃/minの
速度で昇温しながら、周波数10Hzにて貯蔵弾性率を
測定し、120℃における貯蔵弾性率を測定した。12
0℃における貯蔵弾性率が高いほど、耐熱性が高いこと
を示す。流動性の評価 ASTM D1238に準拠し、熱風オーブン中100
℃で2時間乾燥後、280℃、49N荷重でのメルトフ
ローレート(MFR)を測定した。MFRの値が、大き
いほど流動性が良好であることを示す。吸水率の評価 温度23℃、湿度50%の状態で24時間状態調節した
ASTM1号引張試験片を用い、温度80℃、湿度90
%の条件下に試験片を置き、72時間後の重量変化を測
定し、下記式に従い吸水量を測定した。 吸水量率(%)=(試験後試験片質量−試験前試験片質
量)/試験前試験片質量×100
【0028】実施例1〜3及び比較例1〜2 表1及び表2に示す配合で原料を配合し、50mmφの
2軸押出し機TEM50(東芝機械社製)を用い、溶融
混練を行い樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物をシ
リンダー温度290℃、金型温度80℃の条件で射出成
形し、ASTM1号引張試験片を作製し、吸水率を測定
した。また、樹脂組成物の流動性及び耐熱性を測定し
た。結果を表1及び表2に示す。
2軸押出し機TEM50(東芝機械社製)を用い、溶融
混練を行い樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物をシ
リンダー温度290℃、金型温度80℃の条件で射出成
形し、ASTM1号引張試験片を作製し、吸水率を測定
した。また、樹脂組成物の流動性及び耐熱性を測定し
た。結果を表1及び表2に示す。
【0029】比較例3 PAをシリンダー温度290℃、金型温度80℃の条件
で射出成形したテストピースを用い吸水率を測定した。
また、流動性及び耐熱性を測定した。結果を表2に示
す。
で射出成形したテストピースを用い吸水率を測定した。
また、流動性及び耐熱性を測定した。結果を表2に示
す。
【0030】比較例3 PPをシリンダー温度230℃、金型温度50℃の条件
で射出成形したテストピースを用い吸水率を測定した。
また、耐熱性を測定した。結果を表2に示す。
で射出成形したテストピースを用い吸水率を測定した。
また、耐熱性を測定した。結果を表2に示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、非
水電解質電池の金属ケース(正極管)と封口板(負極端
子板)の間を絶縁状態に密閉する封口ガスケットであっ
て、耐熱性及び耐水性に優れたガスケットを提供するこ
とができる樹脂組成物であって、しかも成形時の流動性
に優れる樹脂組成物、該樹脂組成物を用いて得られる非
水電解質電池封口ガスケット及び該ガスケットを用いた
非水電解質電池を提供することができた。
水電解質電池の金属ケース(正極管)と封口板(負極端
子板)の間を絶縁状態に密閉する封口ガスケットであっ
て、耐熱性及び耐水性に優れたガスケットを提供するこ
とができる樹脂組成物であって、しかも成形時の流動性
に優れる樹脂組成物、該樹脂組成物を用いて得られる非
水電解質電池封口ガスケット及び該ガスケットを用いた
非水電解質電池を提供することができた。
【図1】非水電解質電池の断面の概略を示す図の例であ
る。
る。
1 ガスケット 2 正極管 3 セパレーター 4 正極剤 5 負極端子板 6 負極活物質 7 集電棒
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の成分である(A)100重量部及
び(B)30〜150を含有する樹脂組成物からなる非
水電解質電池封口ガスケット用樹脂組成物。 (A):アルケニル芳香族系樹脂 (B):ポリフェニレンエーテル系樹脂 - 【請求項2】 請求項1記載の樹脂組成物を用いて得ら
れる非水電解質電池封口ガスケット。 - 【請求項3】 請求項3記載のガスケットを用いた非水
電解質電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31950399A JP2001139797A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 非水電解質電池封口ガスケット用樹脂組成物、ガスケット及び非水電解質電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31950399A JP2001139797A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 非水電解質電池封口ガスケット用樹脂組成物、ガスケット及び非水電解質電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001139797A true JP2001139797A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18110961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31950399A Pending JP2001139797A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 非水電解質電池封口ガスケット用樹脂組成物、ガスケット及び非水電解質電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001139797A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003054982A3 (en) * | 2001-12-20 | 2004-09-16 | Eveready Battery Inc | Seal for electrochemical cell |
JP2016091939A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | 凸版印刷株式会社 | 端子用樹脂フィルム、それを用いたタブ及び蓄電デバイス |
JPWO2020251056A1 (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-17 |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP31950399A patent/JP2001139797A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003054982A3 (en) * | 2001-12-20 | 2004-09-16 | Eveready Battery Inc | Seal for electrochemical cell |
US6878486B2 (en) | 2001-12-20 | 2005-04-12 | Eveready Battery Company, Inc. | Seal for electrochemical cell |
JP2005526355A (ja) * | 2001-12-20 | 2005-09-02 | エヴァレディー バッテリー カンパニー インコーポレイテッド | 電気化学電池用シール |
CN100336242C (zh) * | 2001-12-20 | 2007-09-05 | 永备电池有限公司 | 电化学电池单元和其密封件 |
JP2016091939A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | 凸版印刷株式会社 | 端子用樹脂フィルム、それを用いたタブ及び蓄電デバイス |
JPWO2020251056A1 (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-17 | ||
WO2020251056A1 (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-17 | ダイキン工業株式会社 | 電気化学デバイス用被圧縮部材 |
JP7161137B2 (ja) | 2019-06-14 | 2022-10-26 | ダイキン工業株式会社 | 電気化学デバイス用被圧縮部材 |
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