JP2001128272A - 電子機器の防水構造 - Google Patents
電子機器の防水構造Info
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- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims abstract description 10
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 11
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防水膜の面積を大きくしても、外圧によって
防水膜が必要以上に伸びたり破損したりするのを防ぎ、
これにより良好な音響特性を得る。 【解決手段】 所定箇所に音響用の貫通孔2が設けられ
た機器ケース1と、この機器ケース1内に貫通孔2を塞
いで設けられた防水膜3と、この防水膜3よりも機器ケ
ース1の内側に設けられ、防水膜3の変形を規制する通
気性を有する保護部材5とを備えた。従って、水圧や気
圧などの外圧が機器ケース1内の内圧よりも大きい場
合、その外圧が防水膜3に加わると、この防水膜3が機
器ケース1の内側に向けて押し込まれるように変形しよ
うとしても、その内側に設けられた保護部材5が防水膜
3の変形を制限するので、防水膜3の面積を大きくして
も、防水膜3が必要以上に伸びたり破損したりするのを
確実に防ぐことができ、これにより良好な音響特性を得
ることができる。
防水膜が必要以上に伸びたり破損したりするのを防ぎ、
これにより良好な音響特性を得る。 【解決手段】 所定箇所に音響用の貫通孔2が設けられ
た機器ケース1と、この機器ケース1内に貫通孔2を塞
いで設けられた防水膜3と、この防水膜3よりも機器ケ
ース1の内側に設けられ、防水膜3の変形を規制する通
気性を有する保護部材5とを備えた。従って、水圧や気
圧などの外圧が機器ケース1内の内圧よりも大きい場
合、その外圧が防水膜3に加わると、この防水膜3が機
器ケース1の内側に向けて押し込まれるように変形しよ
うとしても、その内側に設けられた保護部材5が防水膜
3の変形を制限するので、防水膜3の面積を大きくして
も、防水膜3が必要以上に伸びたり破損したりするのを
確実に防ぐことができ、これにより良好な音響特性を得
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯型の電話な
どの電子機器の防水構造に関する。
どの電子機器の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型の電話などの電子機器にお
いては、図6に示すように、機器ケース1を備えてい
る。この機器ケース1には、スピーカの放音孔やマイク
ロホンの集音孔などの音響用の貫通孔2が機器ケース1
の内部と外部とに貫通して設けられており、この機器ケ
ース1の内面には、防水膜3が両面接着テープ4により
貫通孔2を塞いで取り付けられている。この場合、貫通
孔2は、その外部側が小径部2aに形成され、内部側が
大径部2bに形成され、これにより段差状に形成されて
いる。また、防水膜3は、防水性を有し、かつ音の通り
を良くするために、薄いしなやかな膜で形成され、その
外周部が貫通孔2の大径部2bの周縁に位置する機器ケ
ース1の内面に両面接着テープ4により接着されてい
る。
いては、図6に示すように、機器ケース1を備えてい
る。この機器ケース1には、スピーカの放音孔やマイク
ロホンの集音孔などの音響用の貫通孔2が機器ケース1
の内部と外部とに貫通して設けられており、この機器ケ
ース1の内面には、防水膜3が両面接着テープ4により
貫通孔2を塞いで取り付けられている。この場合、貫通
孔2は、その外部側が小径部2aに形成され、内部側が
大径部2bに形成され、これにより段差状に形成されて
いる。また、防水膜3は、防水性を有し、かつ音の通り
を良くするために、薄いしなやかな膜で形成され、その
外周部が貫通孔2の大径部2bの周縁に位置する機器ケ
ース1の内面に両面接着テープ4により接着されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子機器の防水構造では、音響特性を確保するため
に、防水膜3の面積を大きくする必要があるが、防水膜
3の面積を大きくすると、その面積に比例した力が加わ
るため、防水膜3の耐圧が低下する。このため、水圧や
気圧などの外圧、つまり機器ケース1の外部の外圧が機
器ケース1内の内圧よりも大きい場合、その外圧によっ
て防水膜3が機器ケース1の内側に向けて変形し、これ
により防水膜3が伸びてしまい、十分な音響特性が得ら
れなくなるばかりか、最悪の場合には、図7に示すよう
に、防水膜3が破れてしまうなどの問題がある。
うな電子機器の防水構造では、音響特性を確保するため
に、防水膜3の面積を大きくする必要があるが、防水膜
3の面積を大きくすると、その面積に比例した力が加わ
るため、防水膜3の耐圧が低下する。このため、水圧や
気圧などの外圧、つまり機器ケース1の外部の外圧が機
器ケース1内の内圧よりも大きい場合、その外圧によっ
て防水膜3が機器ケース1の内側に向けて変形し、これ
により防水膜3が伸びてしまい、十分な音響特性が得ら
れなくなるばかりか、最悪の場合には、図7に示すよう
に、防水膜3が破れてしまうなどの問題がある。
【0004】この発明の課題は、防水膜の面積を大きく
しても、外圧によって防水膜が必要以上に伸びたり破損
したりするのを防ぎ、良好な音響特性が得られるように
することである。
しても、外圧によって防水膜が必要以上に伸びたり破損
したりするのを防ぎ、良好な音響特性が得られるように
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定箇所に音響用の貫通孔が設けられた機器ケース
と、この機器ケース内に前記貫通孔を塞いで設けられた
防水膜と、この防水膜よりも前記機器ケースの内側に設
けられ、前記防水膜の変形を規制する通気性を有する保
護部材とを備えたことを特徴とする。この発明によれ
ば、水圧や気圧などの外圧が機器ケース内の内圧よりも
大きい場合、その外圧が防水膜に加わると、この防水膜
が機器ケースの内側に向けて押し込まれるように変形し
ようとするが、その内側に設けられた保護部材が防水膜
の変形を制限するので、防水膜の面積を大きくしても、
防水膜が必要以上に伸びたり破損したりするのを確実に
防ぐことができ、これにより良好な音響特性を得ること
ができる。
は、所定箇所に音響用の貫通孔が設けられた機器ケース
と、この機器ケース内に前記貫通孔を塞いで設けられた
防水膜と、この防水膜よりも前記機器ケースの内側に設
けられ、前記防水膜の変形を規制する通気性を有する保
護部材とを備えたことを特徴とする。この発明によれ
ば、水圧や気圧などの外圧が機器ケース内の内圧よりも
大きい場合、その外圧が防水膜に加わると、この防水膜
が機器ケースの内側に向けて押し込まれるように変形し
ようとするが、その内側に設けられた保護部材が防水膜
の変形を制限するので、防水膜の面積を大きくしても、
防水膜が必要以上に伸びたり破損したりするのを確実に
防ぐことができ、これにより良好な音響特性を得ること
ができる。
【0006】この場合、請求項2に記載のごとく、機器
ケースの内面と防水膜との間にも、防水膜の変形を規制
する通気性を有する他の保護部材を設けた構造であれ
ば、水圧や気圧などの外圧が機器ケース内の内圧よりも
小さい場合、その内圧により防水膜が機器ケースの外側
に向けて押し出されるように変形しようとするが、その
外側に位置する他の保護部材が防水膜の変形を制限する
ので、機器ケース内の内圧に対して外圧が変化して防水
膜が機器ケースの外側と内側のいずれの方向に向けて変
形しても、防水膜が必要以上に伸びたり破損したりする
のを防ぐことができ、このため防水膜の面積を大きくし
ても、良好な音響特性を得ることができる。
ケースの内面と防水膜との間にも、防水膜の変形を規制
する通気性を有する他の保護部材を設けた構造であれ
ば、水圧や気圧などの外圧が機器ケース内の内圧よりも
小さい場合、その内圧により防水膜が機器ケースの外側
に向けて押し出されるように変形しようとするが、その
外側に位置する他の保護部材が防水膜の変形を制限する
ので、機器ケース内の内圧に対して外圧が変化して防水
膜が機器ケースの外側と内側のいずれの方向に向けて変
形しても、防水膜が必要以上に伸びたり破損したりする
のを防ぐことができ、このため防水膜の面積を大きくし
ても、良好な音響特性を得ることができる。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、所定箇所
に音響用の貫通孔が設けられた機器ケースと、この機器
ケース内に位置して前記貫通孔に対応する防水膜と、こ
の防水膜の外周に設けられて前記機器ケースの内面に取
り付けられた前記防水膜よりも伸縮性の高い防水性弾性
部材とを備えたことを特徴とする。この発明によれば、
水圧や気圧などの外圧が機器ケース内の内圧に対して変
化すると、この外圧の変化に応じて防水性弾性部材が伸
縮して防水膜の変形を防ぐので、防水膜の面積を大きく
しても、防水膜が伸びたり破損したりするのを防ぐこと
ができ、これにより良好な音響特性を得ることができ
る。
に音響用の貫通孔が設けられた機器ケースと、この機器
ケース内に位置して前記貫通孔に対応する防水膜と、こ
の防水膜の外周に設けられて前記機器ケースの内面に取
り付けられた前記防水膜よりも伸縮性の高い防水性弾性
部材とを備えたことを特徴とする。この発明によれば、
水圧や気圧などの外圧が機器ケース内の内圧に対して変
化すると、この外圧の変化に応じて防水性弾性部材が伸
縮して防水膜の変形を防ぐので、防水膜の面積を大きく
しても、防水膜が伸びたり破損したりするのを防ぐこと
ができ、これにより良好な音響特性を得ることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、図1およ
び図2を参照して、この発明の電子機器の防水構造の第
1実施形態について説明する。なお、図6および図7に
示された従来例と同一部分には同一符号を付して説明す
る。この電子機器の防水構造は、機器ケース1内に防水
膜3の変形を規制する保護部材5を設けた構造で、これ
以外は従来例と同じ構造になっている。
び図2を参照して、この発明の電子機器の防水構造の第
1実施形態について説明する。なお、図6および図7に
示された従来例と同一部分には同一符号を付して説明す
る。この電子機器の防水構造は、機器ケース1内に防水
膜3の変形を規制する保護部材5を設けた構造で、これ
以外は従来例と同じ構造になっている。
【0009】すなわち、保護部材5は、図1に示すよう
に、金属や硬質の合成樹脂からなるメッシュ状のもの
で、十分な通気性を有する構造になっている。この保護
部材5は、防水膜3よりも機器ケース1の内側(同図で
は下側)に位置した状態で、その周縁部が両面接着テー
プ6により防水膜3の下面外周部に接着されている。こ
の両面接着テープ6は、所定の厚さを有するものであ
り、機器ケース1の内面に防水膜3を接着する両面接着
テープ4の厚さよりも厚く形成されている。これによ
り、保護部材5は、防水膜3を振動可能な状態にするた
めに、防水膜3よりも機器ケース1の内側に所定の間
隔、つまり両面接着テープ6の厚さ相当する間隔を存し
て防水膜3に取り付けられている。
に、金属や硬質の合成樹脂からなるメッシュ状のもの
で、十分な通気性を有する構造になっている。この保護
部材5は、防水膜3よりも機器ケース1の内側(同図で
は下側)に位置した状態で、その周縁部が両面接着テー
プ6により防水膜3の下面外周部に接着されている。こ
の両面接着テープ6は、所定の厚さを有するものであ
り、機器ケース1の内面に防水膜3を接着する両面接着
テープ4の厚さよりも厚く形成されている。これによ
り、保護部材5は、防水膜3を振動可能な状態にするた
めに、防水膜3よりも機器ケース1の内側に所定の間
隔、つまり両面接着テープ6の厚さ相当する間隔を存し
て防水膜3に取り付けられている。
【0010】このような電子機器の防水構造では、機器
ケース1の外部の水圧や気圧などの外圧が機器ケース1
内の内圧よりも大きい場合、その外圧が防水膜3に加わ
ると、図2に示すように、防水膜3が機器ケース1の内
側に向けて変形しようとするが、防水膜3よりも内側に
設けられた保護部材5が防水膜3の変形を制限するの
で、防水膜3の面積を大きくしても、防水膜3が必要以
上に伸びたり破損したりするのを確実に防ぐことがで
き、これにより良好な音響特性を得ることができる。
ケース1の外部の水圧や気圧などの外圧が機器ケース1
内の内圧よりも大きい場合、その外圧が防水膜3に加わ
ると、図2に示すように、防水膜3が機器ケース1の内
側に向けて変形しようとするが、防水膜3よりも内側に
設けられた保護部材5が防水膜3の変形を制限するの
で、防水膜3の面積を大きくしても、防水膜3が必要以
上に伸びたり破損したりするのを確実に防ぐことがで
き、これにより良好な音響特性を得ることができる。
【0011】[第2実施形態]次に、図3を参照して、
この発明の電子機器の防水構造の第2実施形態について
説明する。この場合には、図1および図2に示された第
1実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。こ
の電子機器の防水構造は、機器ケース1に形成された貫
通孔2の大径部2b内に通気性を有する他の保護部材
(以下、外部側の保護部材7という)を設けた構造で、
これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構造になっている。
すなわち、貫通孔2の大径部2bは、機器ケース1の内
部側に位置し、その孔径が防止膜3の外径とほぼ同じ大
きさに形成されている。この大径部2b内における上面
の外周部には、外部側の保護部材7の外周部が両面接着
テープ8により接着されている。この外部側の保護部材
7は、第1実施形態の保護部材5(以下、内部側の保護
部材5という)と同様、金属や硬質の合成樹脂からなる
メッシュ状のもので、十分な通気性を有する構造になっ
ている。
この発明の電子機器の防水構造の第2実施形態について
説明する。この場合には、図1および図2に示された第
1実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。こ
の電子機器の防水構造は、機器ケース1に形成された貫
通孔2の大径部2b内に通気性を有する他の保護部材
(以下、外部側の保護部材7という)を設けた構造で、
これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構造になっている。
すなわち、貫通孔2の大径部2bは、機器ケース1の内
部側に位置し、その孔径が防止膜3の外径とほぼ同じ大
きさに形成されている。この大径部2b内における上面
の外周部には、外部側の保護部材7の外周部が両面接着
テープ8により接着されている。この外部側の保護部材
7は、第1実施形態の保護部材5(以下、内部側の保護
部材5という)と同様、金属や硬質の合成樹脂からなる
メッシュ状のもので、十分な通気性を有する構造になっ
ている。
【0012】また、機器ケース1の内部側に位置する外
部側の保護部材7の内面外周部(図3では下面外周部)
には、防水膜3の外周部が両面接着テープ9により接着
されている。この両面接着テープ9は、所定の厚さを有
するものであり、貫通孔2の内部側の大径部2b内に外
部側の保護部材7を接着する両面接着テープ8の厚さよ
りも厚く形成されている。これにより、防水膜3は、そ
れ自体の振動を可能な状態にするために、保護部材7よ
りも機器ケース1の内側に所定の間隔、つまり両面接着
テープ9の厚さ相当する間隔を存して外部側の保護部材
7に取り付けられている。なお、防水膜3の内面には、
第1実施形態と同様、内部側の保護部材5が両面接着テ
ープ6により所定間隔を存して取り付けられている。
部側の保護部材7の内面外周部(図3では下面外周部)
には、防水膜3の外周部が両面接着テープ9により接着
されている。この両面接着テープ9は、所定の厚さを有
するものであり、貫通孔2の内部側の大径部2b内に外
部側の保護部材7を接着する両面接着テープ8の厚さよ
りも厚く形成されている。これにより、防水膜3は、そ
れ自体の振動を可能な状態にするために、保護部材7よ
りも機器ケース1の内側に所定の間隔、つまり両面接着
テープ9の厚さ相当する間隔を存して外部側の保護部材
7に取り付けられている。なお、防水膜3の内面には、
第1実施形態と同様、内部側の保護部材5が両面接着テ
ープ6により所定間隔を存して取り付けられている。
【0013】このような電子機器の防水構造では、水圧
や気圧などの外圧が機器ケース1内の内圧よりも大きい
場合には、その外圧が防水膜3に加わると、第1実施形
態と同様、防水膜3よりも内側に設けられた内部側の保
護部材5が防水膜3の変形を制限し、また外圧が機器ケ
ース1内の内圧よりも小さい場合には、図3に示すよう
に、その内圧により防水膜3が機器ケース1の外側に向
けて押し出されるように変形しようとするが、その外側
に位置する外部側の保護部材7が防水膜3の変形を制限
するので、機器ケース1内の内圧に対して外圧が変化し
て防水膜3が機器ケース1の外側または内側のいずれの
方向に向けて変形しても、防水膜3が必要以上に伸びた
り破損したりするのを防ぐことができ、このため防水膜
3の面積を大きくしても、良好な音響特性を得ることが
できる。
や気圧などの外圧が機器ケース1内の内圧よりも大きい
場合には、その外圧が防水膜3に加わると、第1実施形
態と同様、防水膜3よりも内側に設けられた内部側の保
護部材5が防水膜3の変形を制限し、また外圧が機器ケ
ース1内の内圧よりも小さい場合には、図3に示すよう
に、その内圧により防水膜3が機器ケース1の外側に向
けて押し出されるように変形しようとするが、その外側
に位置する外部側の保護部材7が防水膜3の変形を制限
するので、機器ケース1内の内圧に対して外圧が変化し
て防水膜3が機器ケース1の外側または内側のいずれの
方向に向けて変形しても、防水膜3が必要以上に伸びた
り破損したりするのを防ぐことができ、このため防水膜
3の面積を大きくしても、良好な音響特性を得ることが
できる。
【0014】なお、上記第1、第2実施形態では、保護
部材5、7がメッシュ状に形成されているが、これに限
らず、例えば、金属または硬質の合成樹脂などからなる
硬質板に複数の孔を形成した構造のものでも良い。この
ような構造の保護部材を用いても、第1、第2実施形態
と同様の作用効果あることは言うまでもない。
部材5、7がメッシュ状に形成されているが、これに限
らず、例えば、金属または硬質の合成樹脂などからなる
硬質板に複数の孔を形成した構造のものでも良い。この
ような構造の保護部材を用いても、第1、第2実施形態
と同様の作用効果あることは言うまでもない。
【0015】[第3実施形態]次に、図4および図5を
参照して、この発明の電子機器の防水構造の第3実施形
態について説明する。この場合にも、図1および図2に
示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付して
説明する。この電子機器の防水構造は、防水膜3の外周
に防水膜3よりも伸縮性の高い防水性弾性部材10を設
け、この防水性弾性部材10を機器ケース1の内面に接
着剤11により取り付け、これにより防水膜3を機器ケ
ース1の貫通孔2に対応させた構造になっている。すな
わち、防水性弾性部材10は、図4に示すように、ゴム
などの弾性を有するリング状の樹脂シートを波形状に屈
曲させた構造で、その内周縁に防水膜3の外周部が取り
付けられ、この状態で防水性弾性部材10の外周縁が図
5に示すように機器ケース1の貫通孔2の大径部2bの
周縁に位置する機器ケース1の内面に接着剤11により
取り付けられている。
参照して、この発明の電子機器の防水構造の第3実施形
態について説明する。この場合にも、図1および図2に
示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付して
説明する。この電子機器の防水構造は、防水膜3の外周
に防水膜3よりも伸縮性の高い防水性弾性部材10を設
け、この防水性弾性部材10を機器ケース1の内面に接
着剤11により取り付け、これにより防水膜3を機器ケ
ース1の貫通孔2に対応させた構造になっている。すな
わち、防水性弾性部材10は、図4に示すように、ゴム
などの弾性を有するリング状の樹脂シートを波形状に屈
曲させた構造で、その内周縁に防水膜3の外周部が取り
付けられ、この状態で防水性弾性部材10の外周縁が図
5に示すように機器ケース1の貫通孔2の大径部2bの
周縁に位置する機器ケース1の内面に接着剤11により
取り付けられている。
【0016】このような電子機器の防水構造では、水圧
や気圧などの外圧が機器ケース1内の内圧に対して変化
すると、この外圧の変化に応じて防水性弾性部材10が
伸縮し、これにより防水膜3の変形を防ぐ。この場合、
特に、防水性弾性部材10がゴムなどの弾性を有するリ
ング状の樹脂シートを波形状に屈曲させた構造であるか
ら、防水膜3に比べて伸縮性に富み、このため外圧の変
化に応じて防水性弾性部材10が伸縮するので、防水膜
3の変形を防ぐことができる。これにより、防水膜3の
面積を大きくしても、防水膜3が伸びたり破損したりす
るのを防ぐことができ、良好な音響特性を得ることがで
きる。
や気圧などの外圧が機器ケース1内の内圧に対して変化
すると、この外圧の変化に応じて防水性弾性部材10が
伸縮し、これにより防水膜3の変形を防ぐ。この場合、
特に、防水性弾性部材10がゴムなどの弾性を有するリ
ング状の樹脂シートを波形状に屈曲させた構造であるか
ら、防水膜3に比べて伸縮性に富み、このため外圧の変
化に応じて防水性弾性部材10が伸縮するので、防水膜
3の変形を防ぐことができる。これにより、防水膜3の
面積を大きくしても、防水膜3が伸びたり破損したりす
るのを防ぐことができ、良好な音響特性を得ることがで
きる。
【0017】なお、上記第3実施形態では、ゴムなどの
弾性を有する樹脂シートを波形状に屈曲させたが、これ
に限らず、例えば、ゴムなどの弾性を有する樹脂シート
が防水膜3に比べて伸縮性に富んでいれば、必ずしも波
形状に屈曲させる必要はなく、平坦状のまま用いても良
い。
弾性を有する樹脂シートを波形状に屈曲させたが、これ
に限らず、例えば、ゴムなどの弾性を有する樹脂シート
が防水膜3に比べて伸縮性に富んでいれば、必ずしも波
形状に屈曲させる必要はなく、平坦状のまま用いても良
い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、所定箇所に音響用の貫通孔が設けられた
機器ケースと、この機器ケース内に貫通孔を塞いで設け
られた防水膜と、この防水膜よりも機器ケースの内側に
設けられて防水膜の変形を規制する通気性を有する保護
部材とを備えたことにより、水圧や気圧などの外圧が機
器ケース内の内圧よりも大きい場合、その外圧が防水膜
に加わると、この防水膜が機器ケースの内側に向けて押
し込まれるように変形しようとしても、その内側に設け
られた保護部材が防水膜の変形を制限するので、防水膜
の面積を大きくしても、防水膜が必要以上に伸びたり破
損したりするのを確実に防ぐことができ、これにより良
好な音響特性を得ることができる。
発明によれば、所定箇所に音響用の貫通孔が設けられた
機器ケースと、この機器ケース内に貫通孔を塞いで設け
られた防水膜と、この防水膜よりも機器ケースの内側に
設けられて防水膜の変形を規制する通気性を有する保護
部材とを備えたことにより、水圧や気圧などの外圧が機
器ケース内の内圧よりも大きい場合、その外圧が防水膜
に加わると、この防水膜が機器ケースの内側に向けて押
し込まれるように変形しようとしても、その内側に設け
られた保護部材が防水膜の変形を制限するので、防水膜
の面積を大きくしても、防水膜が必要以上に伸びたり破
損したりするのを確実に防ぐことができ、これにより良
好な音響特性を得ることができる。
【0019】この場合、機器ケースの内面と防水膜との
間にも、防水膜の変形を規制する通気性を有する他の保
護部材を設けることにより、機器ケース内の内圧よりも
外圧が小さい場合、その内圧により防水膜が機器ケース
の外側に向けて押し出されるように変形しようとして
も、その外側に位置する他の保護部材が防水膜の変形を
制限するので、機器ケース内の内圧に対して外圧が変化
して防水膜が機器ケースの外側と内側のいずれの方向に
向けて変形しても、防水膜が必要以上に伸びたり破損し
たりするのを確実に防ぐことができ、このため防水膜の
面積を大きくしても、良好な音響特性を得ることができ
る。
間にも、防水膜の変形を規制する通気性を有する他の保
護部材を設けることにより、機器ケース内の内圧よりも
外圧が小さい場合、その内圧により防水膜が機器ケース
の外側に向けて押し出されるように変形しようとして
も、その外側に位置する他の保護部材が防水膜の変形を
制限するので、機器ケース内の内圧に対して外圧が変化
して防水膜が機器ケースの外側と内側のいずれの方向に
向けて変形しても、防水膜が必要以上に伸びたり破損し
たりするのを確実に防ぐことができ、このため防水膜の
面積を大きくしても、良好な音響特性を得ることができ
る。
【0020】また、請求項3に記載の発明によれば、所
定箇所に音響用の貫通孔が設けられた機器ケースと、こ
の機器ケース内に位置して貫通孔に対応する防水膜と、
この防水膜の外周に設けられて機器ケースの内面に取り
付けられた防水膜よりも伸縮性の高い防水性弾性部材と
を備えたことことにより、水圧や気圧などの外圧が機器
ケース内の内圧に対して変化すると、この外圧の変化に
応じて防水性弾性部材が伸縮して防水膜の変形を防ぐの
で、防水膜の面積を大きくしても、防水膜が伸びたり破
損したりするのを防ぐことができ、これにより良好な音
響特性を得ることができる。
定箇所に音響用の貫通孔が設けられた機器ケースと、こ
の機器ケース内に位置して貫通孔に対応する防水膜と、
この防水膜の外周に設けられて機器ケースの内面に取り
付けられた防水膜よりも伸縮性の高い防水性弾性部材と
を備えたことことにより、水圧や気圧などの外圧が機器
ケース内の内圧に対して変化すると、この外圧の変化に
応じて防水性弾性部材が伸縮して防水膜の変形を防ぐの
で、防水膜の面積を大きくしても、防水膜が伸びたり破
損したりするのを防ぐことができ、これにより良好な音
響特性を得ることができる。
【図1】この発明の電子機器の防水構造の第1実施形態
を示した要部の断面図。
を示した要部の断面図。
【図2】図1の防水膜に機器ケース内の内圧よりも大き
い外圧が加わった状態を示した要部の拡大断面図。
い外圧が加わった状態を示した要部の拡大断面図。
【図3】この発明の電子機器の防水構造の第2実施形態
において防水膜に外圧よりも大きい内圧が加わった状態
を示した要部の断面図。
において防水膜に外圧よりも大きい内圧が加わった状態
を示した要部の断面図。
【図4】この発明の電子機器の防水構造の第3実施形態
を示した要部の断面図。
を示した要部の断面図。
【図5】図4の防水膜と防水性弾性部材の外観斜視図。
【図6】従来の電子機器の防水構造を示した要部の断面
図。
図。
【図7】図6の防水膜に機器ケース内の内圧よりも大き
い外圧が加わって防水膜が破損した状態を示した要部の
断面図。
い外圧が加わって防水膜が破損した状態を示した要部の
断面図。
1 機器ケース 2 貫通孔 3 防水膜 5、7 保護部材 6、8、9 両面接着テープ 10 防水性弾性部材
Claims (3)
- 【請求項1】所定箇所に音響用の貫通孔が設けられた機
器ケースと、 この機器ケース内に前記貫通孔を塞いで設けられた防水
膜と、 この防水膜よりも前記機器ケースの内側に設けられ、前
記防水膜の変形を規制する通気性を有する保護部材とを
備えたことを特徴とする電子機器の防水構造。 - 【請求項2】前記機器ケースの内面と前記防水膜との間
にも、前記防水膜の変形を規制する通気性を有する他の
保護部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電
子機器の防水構造。 - 【請求項3】所定箇所に音響用の貫通孔が設けられた機
器ケースと、 この機器ケース内に位置して前記貫通孔に対応する防水
膜と、 この防水膜の外周に設けられて前記機器ケースの内面に
取り付けられた前記防水膜よりも伸縮性の高い防水性弾
性部材とを備えたことを特徴とする電子機器の防水構
造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP30486199A JP2001128272A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 電子機器の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30486199A JP2001128272A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 電子機器の防水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001128272A true JP2001128272A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17938170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30486199A Pending JP2001128272A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 電子機器の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001128272A (ja) |
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- 1999-10-27 JP JP30486199A patent/JP2001128272A/ja active Pending
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