JP2001127762A - 通信制御方法および装置 - Google Patents
通信制御方法および装置Info
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Abstract
余剰帯域を契約帯域量に応じて振り分けることができる
通信制御方法および装置を提供する。 【解決手段】 固定長のパケット(ATMセル)を、コ
ネクション情報にしたがってバッファ30の対応パーテ
ィションに一旦格納する。ATMインターフェイス10
では、送出パケット数が下限スループット未満で対応パ
ーティションに送出すべきパケットがあるコネクション
を最優先で検索し、次に、中間スループット未満のコネ
クションを検索し、次に、上限スループット未満のコネ
クションを検索する。上記検索でヒットしたしたコネク
ションに対応するパーティションからパケットを送出し
て1回の検索を終了し、再び上記のように送出パケット
数が下限スループット未満のコネクションから検索を開
始する。
Description
システムにおける通信制御方法および装置に関する。
ルと称される固定長(53バイト)のパケットを、複数
のコネクション(バーチャルチャンネル)に沿って伝送
しているが、近年、各コネクション毎に最低帯域を保証
し、最大帯域を制限するサービスの実現が求められてい
る。
−239151号公報に開示された通信制御装置があ
る。この装置を、本願発明との比較のためおよび理解を
容易にするために、一部用語を変えて、以下に詳しく説
明する。この装置は、バッファとコネクション検索テー
ブルを備えている。バッファは、入力されたセルに含ま
れるコネクション識別情報にしたがって、このセルを対
応パーティション(記憶部)に格納するものである。
モリ(コンテント・アドレッサブル・メモリ, 略してC
AM )で構築される。このコネクション検索テーブル
では、コネクション毎に、保証すべき最低帯域に対応す
る下限スループットMCRを記憶するとともに、最大帯
域を制限するために、最大帯域に対応する上限スループ
ットPCRから上記MCRを差し引いた値(PCR−M
CR)を記憶し、さらに、バッファにセルが蓄積されて
いるか否かをパーティション毎にすなわちコネクション
毎に表すバッファフラグを記憶している。
1,第2の残りセル数も記憶されている。第1残りセル
数は、上記下限スループットMCRを初期値とし、セル
送出の度に1だけ減算される。第2残りセル数は、上記
(PCR−MCR)を初期値とし、第1残りセル数がゼ
ロになった後でセルが送出される度に1だけ減算され
る。第1残りセル数は、最低帯域を保証するために残り
どれだけのセル数を送出すべきかを表すものである。ま
た、第2残りセル数は、最大帯域に制限するために、残
りどれだけのセル数の送出が許されるかを表すものであ
る。
の検索機構によりラウンドロビン制御方式に基づいて検
索する。まず、第1残りセル数>1、バッファフラグ=
1の内容で検索し、ヒットしたコネクションに対応する
パーティションからセルを送出する。全コネクションを
一巡しても上記内容でヒットしない場合には、第2残り
セル数>1、バッファフラグ=1の内容で再び検索を行
い、ヒットしたコネクションに対応するパーティション
からセルを送出する。この内容でもヒットしない場合に
は、空きセルを送出する。
ョンで下限スループットに達するまでは、送出すべきセ
ルが蓄積されていれば、下限スループットを超えるセル
送出を行わず、これにより全てのコネクションで最低帯
域を保証することができる。また、送出セル数が上限ス
ループットに達したコネクションでは、バッファからの
セル送出を行わないので、最大帯域を制限することがで
きる。なお、上記公報では、他の実施形態として、コネ
クション検索テーブルに、第1,第2残りセル数の代わ
りにフラグを記憶し、検索を効率良く行うようにして装
置も開示されている。
コネクション(ユーザー)毎に最低帯域保証と最大帯域
制限を行うことができるものの、各コネクションの下限
スループットを超える余剰帯域に関して、ユーザーの契
約帯域量に応じた配分を行うことができなかった。すな
わち、最大帯域の制限を受けるまでの余剰帯域を全コネ
クションで均等に使用することになり、余剰帯域をユー
ザーの契約帯域量に応じて振り分けることができなかっ
た。
固定長のパケットを、このパケットに含まれるコネクシ
ョン情報にしたがって対応する記億部に一旦格納し、こ
れら記憶部から次々とパケットを送出する通信制御方法
において、保証されるべき最低帯域に対応する下限スル
ープットと、制限されるべき最大帯域に対応する上限ス
ループットと、これら上限スループットと下限スループ
ットの間の少なくとも1つの中間スルートップを設定
し、送出されたパケット数をコネクション毎に計数する
とともに、送出すべきパケットが上記記憶部に有るか否
かをコネクション毎に監視し、上記送出パケット数が下
限スループット未満で、しかも対応記憶部に送出すべき
パケットがあるコネクションを最優先で検索し、この条
件でヒットしない場合には、送出パケット数が中間スル
ープット未満で、しかも対応記憶部に送出すべきパケッ
トがあるコネクションを検索し、この条件でヒットしな
い場合には、送出パケット数が上限スループット未満
で、しかも対応記憶部に送出すべきパケットがあるコネ
クションを検索し、上記のいずれかの段階でヒットした
時には、ヒットしたコネクションに対応する記憶部から
パケットを送出して1回の検索を終了し、全ての段階で
ヒットしなかった時には記憶部からのパケット送出なし
に1回の検索を終了して、再び上記のように送出パケッ
ト数が下限スループット未満のコネクションから検索を
開始し、上記検索を繰り返し行い、この間、上限スルー
プットに達したコネクションのパケット送出を停止する
ことを特徴とする。
御方法において、上記コネクションの検索は予め決めら
れた順序で行い、ヒットしたコネクションの次のコネク
ションから次回の検索を開始することを特徴とする。本
発明の第3の態様は、第1,2態様の通信制御方法にお
いて、所定時間の制御サイクルを設定し、この制御サイ
クルで上記検索を複数回実行し、この制御サイクルにお
いてコネクション毎に送出されるパケット数を計数し、
制御サイクルが新たに開始する度に、上記送出パケット
数の計数値をクリアして再度計数を開始することを特徴
とする。
信制御方法において、上記中間スループットが複数設定
され、上記検索において、上記送出パケット数が下限ス
ループット未満で、しかも対応記憶部に送出すべきパケ
ットがあるコネクションを最優先で検索し、この条件で
ヒットしない場合には、中間スループットを基準にして
低い方から順に段階的に検索し、最も高い中間スループ
ットを基準にしてもヒットしない場合には、最後の段階
として、送出パケット数が上限スループット未満で、し
かも対応記憶部に送出すべきパケットがあるコネクショ
ンを検索することを特徴とする。
制御方法において、上記中間スループットは、上限スル
ープットと下限スループットの間を等分割するように設
定することを特徴とする。
制御方法において、一部のコネクションについて、下限
スループットをゼロに設定することを特徴とする。本発
明の第7態様は、第1〜6態様の通信制御方法におい
て、一部のコネクションについて、下限スループットと
中間スループットと上限スループットとを等しく設定す
ることを特徴とする。
て、(イ)固定長のパケットをコネクション毎に格納す
る複数の記憶部と、(ロ)入力されたパケットに含まれ
るコネクション識別情報を認識して、認識したコネクシ
ョンに対応する記憶部にパケットを格納する格納制御部
と、(ハ)上記パケットを送出する度に、対応コネクシ
ョンの送出パケット数を計数する送出パケット数計数部
と、(ニ)所定時間の制御サイクルにおける上記送出パ
ケット数の計数値を、コネクション毎に記憶するととも
に、上記記憶部に蓄積されたパケット数を記憶部毎すな
わちコネクション毎に記憶する制御パラメータ用メモリ
と、(ホ)上記パケットを記憶部に格納する度に、上記
制御パラメータ用メモリの蓄積パケット数を1だけ加算
して蓄積パケット数を更新する蓄積パケット数加算部
と、(ヘ)上記パケットを記憶部から送出する度に、上
記制御パラメータ用メモリの蓄積パケット数から1を減
算して蓄積パケット数を更新する蓄積パケット数減算部
と、(ト)保証されるべき最低帯域に対応する下限スル
ープットと、制限されるべき最大帯域に対応する上限ス
ループットと、これら上限スループットと下限スループ
ットとの間に設定された少なくとも1つの中間スループ
ットとをコネクション毎に記憶する設定パラメータ用メ
モリと、(チ)上記設定パラメータ用メモリに記憶され
たコネクション毎のスループット情報と、上記制御パラ
メータ用メモリに記憶されたコネクション毎の送出パケ
ット数に基づいて、全てのコネクションをクラス分け
し、下限スループット未満が最も高い送出優先度のクラ
スとし、上限スループットと下限スループットとの間を
中間スループットにより複数に分けられたクラスでは、
送出パケット数が少ないクラスほど送出優先度の高いク
ラスとし、さらに送出パケット数が上限スループットと
等しいコネクションを送出禁止のクラスとするクラス指
定部と、(リ)上記制御パラメータ用メモリに記憶され
た蓄積パケット数に基づき、記憶部にパケットが蓄積さ
れているか否かのパケット蓄積状況を認識する蓄積状況
認識部と、(ヌ)上記指定クラスと、上記認識されたパ
ケット蓄積状況を表すフラグをコネクション毎に記憶す
る検索テーブルと、(ル)上記制御サイクルにおいて、
複数回の検索を実行し、1回の検索では、上記検索テー
ブルを送出優先度の高いクラスから順に行い、各クラス
ではコネクションを決められた順序で検索し、検索中の
クラスに属しかつパケット蓄積状況フラグが蓄積有りを
示すコネクションをヒットし、全てのコネクションを一
巡してもヒットしなかった時にこのクラスより送出優先
度の低いクラスについて同様の検索を行い、送出優先度
の最も低いクラスについて行ってもヒットしなかった時
には、検索失敗の結果を出力し、いずれかのクラスでヒ
ットした時には次回の検索を、ヒットしたコネクション
の次のコネクションから開始する検索手段と、(ヲ)上
記検索手段でヒットしたコネクションに対応する記憶部
からパケットを送出し、検索失敗の結果を受けた時には
記憶部からのパケット送出を停止する送出制御部と、を
備えていることを特徴とする。
いて、図面を参照して説明する。この第1実施形態は、
光ファイバー網で構築されたATM網(通信システム)
においてユーザーに最も近い局側端末装置(通信制御装
置)に本発明を適用したものである。この装置は、OL
T(オプチカル・ライン・ターミナル)と称されるもの
であり、下り方向(すなわちATM網からユーザーに向
かう方向)と上り方向(ユーザーからATM網に向かう
方向)での通信制御を行うが、以下では、下り方向の通
信制御、特に帯域制御を中心として、その構成および作
用について詳述する。
な構成であるATMインターフェイス10と、ATM網
からの光信号からなるATMセル(以下単にセルと称
す)を電気信号に変換して上記ATMインターフェイス
10に送る光電変換回路20と、上記セルをATMイン
ターフェイス10の指令に基づいて格納したり送り出す
バッファ30と、帯域制御に必要なパラメータをコネク
ション毎に記憶する制御パラメータ用メモリ40と、上
記ATMインターフェイス10からのセルを光信号に変
換してユーザー側のアクセスネットワーク2へ送出する
複数(本実施形態では8つ)のOSU50(オプチカル
・サービス・ユニット)と、局からの指令によりATM
インターフェイス10の内部メモリ(後述する参照テー
ブル14)に設定パラメータを書き込むCPU60とを
備えている。
S(パッシブダブルスター)方式で構成され、上記OS
U50に接続された共通光ファイバ3と、この共通光フ
ァイバ3からスターカプラー4を介して複数(本実施形
態では32本)に分岐された分岐光ファイバー5と、こ
の分岐光ファイバー5の末端に接続されたONU6(オ
プチカル・ネットワーク・ユニット)とを備えている。
このONU6で光信号のセルは、電気信号に変換され、
パソコン7等に送られる。なお、上記OSU50,ON
U6は、上記光電変換機能のみならず多重分離機能を有
している。
ットであり、先頭の5バイトの中にバーチャルパス識別
子VPI,バーチャルチャンネル識別子VCIからなる
コネクション識別情報(コネクション番号情報)を含ん
でいる。なお、本実施形態では、バーチャルチャンネル
VCは、上記分岐光ケーブル5(ONU6)に1対1で
対応している。上記メモリ40に記憶されるべき制御パ
ラメータには、上記バッファ30に蓄積されているセル
数CAおよび送出セル数CCR等がある。
らなり、各パーティション(記憶部)では先に格納され
たセルから順に送出されるようになっている。上記装置
1は、分岐光ファイバ5(またはONU6)に対応する
数のコネクションについてセルの帯域制御をするもので
ある。上述したように、OSU50が8個で各OSU5
0毎に32本の分岐光ファイバ5が接続される場合、コ
ネクションは256有り、バッファ30は同数のパーテ
ィションを必要とする。
10の構成を理解し易くするために、セルの流れについ
て、図5を参照しながら概略的に説明しておく。本実施
形態では、OSU50が8個あるので、上記セルのコネ
クションは8つのグループに分けられており、これに対
応して、上記バッファのパーティションも32個ずつ8
つのグループに分かれている。後述する格納制御部11
では、セルのコネクションに対応して、グループおよび
グループ内のパーティションを選択し、セルの格納を行
う。また、後述のラウンドロビン検索部13による帯域
制御も各グループ毎に行い、対応するOSU50にセル
を送出するものである。以下に述べるATMインターフ
ェイス10では、1つのグループに属するセルの帯域制
御に的を絞って説明する。
のLSIからなり、図2に示すような回路構成を有して
いる。詳述すると、このATMインターフェイス10
は、格納制御部11と、主制御部12と、ラウンドロビ
ン検索部13と、参照テーブル14と、DMA回路1
5,16(ダイナミックメモリアクセス回路)とを有し
ている。
M)からなり、各アドレスには、バッファ30のバーテ
ィション番号、上記コネクション識別情報のみならず、
CPU60によって設定されるスループット情報、すな
わち、保証されるべき最低帯域に対応する下限スループ
ットMCRと、制限されるべき最大帯域に対応する上限
スループットPCRと、中間スループットSCRが書き
込まれている。したがって、この参照テーブル14は、
設定パラメータ用メモリとしての役割も担う。
ットSCRは1つであり、上限スループットPCRと下
限スループットMCRとの間を等しく分割する値をと
る。すなわち、次式が成立する。 SCR=(PCR+MCR)/2 なお、これらスルートップMCR,SCR,PCRは、
所定時間の制御サイクルでの送出セル数で表される。
からのセルを受け、このセルのVPI,VCIを認識
し、この識別情報に基づいて参照テーブル14を検索
し、検索されたパーティション番号に基づき、DMA回
路15を介してセルをバッファ30の対応パーティショ
ンに格納する。
ス10の主制御部12は、CA加算部12a(蓄積セル
数加算部、蓄積パケット数加算部)と、CA減算部12
b(蓄積セル数減算部、蓄積パケット数減算部)と、C
CR加算部12c(送出セル数加算部、送出パケット数
計数部)と、送出制御部12dと、クラス指定部12e
と、蓄積状況認識部12fとを備えている。
後述するラウンドロビン検索部13での検索結果を受け
て、ヒットしたコネクションに対応するパーティション
からセルを引き出し、DMA回路15を介して、OSU
50へ送出するものである。
上記格納制御部11によるバッファ30へのセル格納動
作に応答して、上記メモリ40に記憶された対応コネク
ションの蓄積セル数CAをDMA回路16を介して読出
し、1だけ加算して更新し、この更新された蓄積セル数
CAをDMA16を介してメモリ40に書き込む。上記
CA減算部12bは、送出制御部12dによるバッファ
30からのセル送出の度にメモリ40に記憶された対応
コネクションの蓄積セル数CAを読出し、1だけ減算し
て更新し、メモリ40に書き込む。上記蓄積状況認識部
12fでは、コネクション毎の蓄積セル数CAが零か1
以上かを認識し、この認識結果は蓄積状況フラグとし
て、後述するラウンドロビン検索部13の検索テーブル
13aに書き込む。
ついて詳述する。上記CCR加算部12cは、バッファ
30からセルを送出する度に対応するコネクションの送
出セル数CCRをメモリ40から読出し、1だけ加算し
て更新し、更新された送出セル数CCRをメモリ40に
書き込む。
数CCRを、参照テーブル14に記憶されているスルー
プットPCR,MCR,SCRと比較し、コネクション
毎にクラス指定する。クラス指定は、下記のようにして
行う。 CCR<MCRの時 PRIORITY−1(最も送出優先度の高いクラス) MCR≦CCR<SCRの時 PRIORITY−2(次に送出優先度の高いクラス) SCR≦CCR<PCRの時 PRIORITY−3(最も送出優先度の低いクラス) CCR=PCRの時 PRIORITY―0(送出が禁じられるクラス) そして、指定したクラスPRIORITY―1,2,3,0(以
下、簡略化のために、PR−1,2,3,0と記す)の
情報を、後述するラウンドロビン検索部13の検索テー
ブル13aに書き込む。
図3を参照しながら詳述する。図3では、1つのOSU
50に対応する検索部13のみ示すが、この検索部13
がOSU50に対応して8個装備されている。検索部1
3は、検索テーブル13aと検索エンジン13b(検索
手段)とを有している。なお、図3は、ラウンドロビン
検索部13の作用を理解し易くするために、円形に描い
ている。
クションに対応して、32個のアドレスを有している。
各アドレスには、2ビット(PB1,PB2)の指定ク
ラスデータと、各1ビットの蓄積状況フラグ(PB
0)、ポインタフラグ(PF)、リセットフラグ(R
F)からなる合計5ビットの情報が格納されている。
した4つの指定クラスが、下記のごとく表される。 指定クラスPR−1の場合 (PB2,PB1)=(0,0) 指定クラスPR−2の場合 (PB2,PB1)=(0,1) 指定クラスPR−3の場合 (PB2,PB1)=(1,0) 指定クラスPR−0の場合 (PB2,PB1)=(1,1)
ーティションにセルが蓄積されていることを表し、「0」
で対応パーティションにセルが蓄積されていないことを
表す。ポインタフラグは後述する巡回検索でヒットした
アドレスで「1」となり、このアドレスが次の巡回検索の
起点となる。リセットフラグRFは、送出セル数を制御
サイクル毎に初期化(クリア)するためのものであり、
「1」で初期化を必要とする状態を表し、「0」で初期化済
みの状態を表す。このリセットフラグは、1回の制御サ
イクルが終了する度に、全てのアドレスで一斉に「1」に
される。
うに、上記検索テーブル13aをラウンドロビン方式で
巡回検索する。詳述すると、まず、送出優先度クラスP
R1についてアドレス順に検索する。そして、送出優先
度クラスPR1でセル蓄積ありのアドレス、すなわち
(PB2,PB1,PB0)=(0,0,1)となって
いるアドレスをヒットし、このアドレスに対応するパー
ティションから、セルを送出させる。
かった時、すなわち全てのアドレスが(PB2,PB
1,PB0)=(0,0,1)でなかった時には、次に
指定クラスPR2についてアドレス順に検索する。そし
て、送出優先度クラスPR2でセル蓄積ありのアドレ
ス、すなわち(PB2,PB1,PB0)=(0,1,
1)となっているアドレスをヒットし、このアドレスに
対応するパーティションから、セルを送出させる。
かった時、すなわち全てのアドレスが(PB2,PB
1,PB0)=(0,1,1)でなかった時には、次に
指定クラスPR3についてアドレス順に検索する。そし
て、指定クラスPR3でセル蓄積ありのアドレス、すな
わち(PB2,PB1,PB0)=(1,0,1)とな
っているアドレスをヒットし、このアドレスに対応する
パーティションから、セルを送出させる。
かった時、すなわち送出セル数が上限スループットPC
Rに達していて、送出禁止クラスPR−0すなわち(P
B2,PB1)=(1,1)となっているか、蓄積セル
数がゼロでPB0=0となっているかいずれかに属する
アドレスしかなかった時には、検索失敗の結果を送出制
御部12dに出力する。この場合、送出制御部12d
は、バッファ30からのセル送出を実行せず、空セルを
送出する。
イクル(前述した制御サイクルより遥かに短いサイク
ル)で繰り返し実行される。巡回検索は必ず送出優先度
クラスPR−1から開始される。したがって、前回の検
索では送出優先度クラスPR−1に属していながら蓄積
セルがないためにヒットしなかったアドレスでも、セル
が入力次第ヒットされることになる。送出優先度クラス
PR−2,PR−3の場合でも同様である。
インタフラグPFは、前述したように、検索エンジン1
3bでヒットしたアドレスで「1」となる。そして、次の
巡回検索は、このポインタフラグPFが「1」のアドレス
の次のアドレスから、再開する。このようにして,公平
なラウンドロビン検索が確保される。
る。 (1)送出優先度クラスPR−1での検索について 送出セル数が下限スループットMCRに満たないコネク
ションをヒットし、対応するパーティションから、順々
にセルを送出する。この間、送出セル数が下限スループ
ットMCRに達したコネクションのセル送出を停止する
ことになる。その結果、全てのコネクションで下限スル
ープットMCRに達することが最優先され、最低帯域保
証が確実に行われる。
ついて 送出セル数が中間スループットSCRに満たないコネク
ションをヒットし、対応するパーティションから、順々
にセルを送出する。この間、送出セル数が中間スループ
ットSCRに達したコネクションのセル送出は停止され
る。その結果、優先度の高い(中間スループットSCR
が高い)コネクションで、より多くのセル送出を行うこ
とができる。すなわち、最大帯域の制限を受けるまでの
余剰帯域をコネクションの優先度に応じて振り分けるこ
とができる。
ついて 送出セル数が上限スループットPCRに満たないコネク
ションをヒットし、対応するパーティションから、順々
にセルを送出する。この間、送出セル数が上限スループ
ットPCRに達したコネクションのセル送出は停止され
る。その結果、最大帯域を制限することができ、OSU
50以降での輻輳を確実に回避できる。
めに、図4を参照して説明する。ここでは、説明を単純
化するために3つのコネクションa,b,cについて説
明する。ここでは、コネクションa,b,cの順に送出
優先度が高くなっている。すなわち、スループットMC
R,SCR,PCRがコネクションa,b,cの順に高
くなっている。ただし、コネクションa,bの下限スル
ープットMCRは等しい。
間の経過とともにコネクション毎の送出セル数が増加し
ていく様子を示している。ここでは、各パーティション
にセルが常に蓄積されていることを想定している。制御
サイクルの最初の期間T1は、全てのコネクションが下
限スループットMCRに達するまでの期間であり、次の
期間T2は、全てのコネクションが中間スループットS
CRに達するまでの期間であり、次の期間T3は、全て
のコネクションが上限スループットPCRに達するまで
の期間であり、最後の期間T4は、全てのコネクション
が上限スループットPCRに達してから各コネクション
のセル送出が停止されている期間である。上記期間T
2,T3での帯域制御から明らかなように、余剰帯域を
優先度に応じて振り分けることができる。制御サイクル
の最初の期間T1での帯域制御は、最低帯域保証のため
に設定された下限スループットMCRに依存する。ま
た、制御サイクルの最後の期間T4での帯域制御は、最
大帯域制限のために設定された上限スループットPCR
に依存する。これらは、前述した先行技術でも同様であ
る。
間の期間T2、T3での帯域制御(余剰帯域制御)にあ
る。すなわち、中間スループットSCRを設定したこと
によって、コネクションの優先度を余剰帯域制御に明瞭
に反映させることができる。上記モデルでは、制御サイ
クルにおいて全てのコネクションが最大帯域に達するこ
とを想定しているが、これは現実的ではなく、通常は、
一部のコネクションだけが最大帯域に達するか、全ての
コネクションが最大帯域に達しないことが多い。すなわ
ち、上記期間T4が短いか無い場合が多い。それ故、上
記期間T2,T3の占める割合が多く、本発明のように
中間スループットSCRの設定による優先度に基づいた
帯域制御の効果がはっきり現れる。
を設定しており、この制御サイクルにおいてコネクショ
ン毎に送出されるセル数CCRを計数し、制御サイクル
が新たに開始する度に、上記送出セル数CCRをクリア
して再び計数を開始するようになっている。そのため、
送出セル数CCRは、1回の制御サイクル(所定時間)
での送出セル数を正確に表しており、正確な帯域制御を
行うことができる。
終了した時点で、全てのコネクションについて一斉にク
リアしてもよいが、このクリア作業は時間を要する。そ
こで、本実施形態では、上記検索テーブル13aのデー
タ部13xに記憶されるリセットフラグRFを用いてク
リア作業をする。すなわち、1回の制御サイクルが終了
した時点で、全てのアドレスにおいてリセットフラグR
Fを「1」にする。そして、次の制御サイクルにおいて検
索でヒットしたコネクションのセル送出を実行する度
に、対応するアドレスのリセットフラグRFが「1」であ
れば、送出セル数CCRを零に戻して1から計数をし直
し、フラグRFを「0」に戻す。このようにすれば、制御
サイクルの初期において、セルを送出する度に送出セル
数CCRをクリアし、全コネクションで一斉にクリアす
る作業を省くことができる。
ATMインターフェイス10での作用をフローチャート
にしたがって説明する。図6は、セル入力時の制御を示
す。ATM網から光電変換回路20を経てATMインタ
ーフェイス10にセルが流入すると、セルのVPI,V
CIを認識して参照テーブル14を参照し、バッファ3
0の対応パーティション番号を検索する(ステップ10
1)。
ティションの蓄積セル数CAを読出し(ステップ10
2)、これに1を加算する(ステップ103)。次に、
蓄積状況フラグを「1」にセットする(ステップ10
4)。次に、上記検索したパーティションにセルを書込
む(ステップ105)。次に、上記加算して得られた蓄
積セル数CAをメモリ40に書き戻す(ステップ10
6)。
制御を示す。このセル送出は、前述したように帯域制御
のための制御サイクルより遥かに短いサイクルで行われ
る。まず、ラウンドロビン検索を行い(ステップ20
1)、検索成功(ヒットしたか)か否かを判断する(ス
テップ202)。ヒットした場合にはその検索結果(ヒ
ットしたアドレス情報)を取得し(ステップ203)、
これに基づいて、メモリ40から対応コネクションの蓄
積セル数CAと送出セル数CCRを読み出す(ステップ
204)。次に、スループットMCR,SCR,PCR
を読み出す(ステップ205)。
判断し(ステップ206)、肯定判断の時には、送出セ
ル数CCRをゼロにするとともに、リセットフラグRF
をゼロに戻した後で(ステップ207)、セル送出の指
示をし(ステップ208)、これに応答して対応パーテ
ィションからセルを送出する(ステップ209)。
ともに、送出セル数CCRは1だけ加算する(ステップ
210)。次に、演算した蓄積セル数CAと送出セル数
CCRをメモリ40に書き戻す(ステップ211)。次
に、蓄積セル数CAがゼロを超えているか否かを判断す
る(ステップ212)。否定判断の時には、蓄積状況フ
ラグPB0を「0」にした後(ステップ213)、クラス
指定を行う(ステップ214)。肯定判断の時には、ス
テップ213をパスしてステップ214を実行する。こ
のステップ214でのクラス指定では、前述したよう
に、上記送出セル数CCRとスループットMCR,SC
R,PCRを比較して、クラスを表すPB1,PB2を
計算する。
1,PB2を書き戻す(ステップ215)。次に、制御
サイクルの更新タイミングか否かを判断する(ステップ
216)。肯定判断の時には、サイクル更新処理を行
う。具体的にはすべてのコネクションについて、PB
1,PB2を「0」にリセットするとともに、リセットフ
ラグRFを「1」にセットする(ステップ217)。否定
判断の時には、ステップ217を実行せずにこのルーチ
ンを終了する。上記ステップ202で、検索失敗と判断
した時には、空セルを送出し(ステップ220)、それ
からステップ216を実行する。
プットMCR,SCR,PCRの設定のみであり、帯域
制御はLSIからなるATMインターフェイス10での
ハード処理で行うので、迅速な処理がなされる。
ト、中間スループット、上限スループットを必要に応じ
て変更することにより、種々のアクセス方式とすること
もできる。以下、その例を挙げる。一部のコネクション
ついて、下限スループットMCRをゼロにし、最低帯域
保証を無くしてもよい。一部のコネクションについてこ
れを行えば、該当ユーザにベストエフォート型アクセス
サービスを提供することができる。
スループットMCRと中間スループットSCRと上限ス
ループットPCRとを等しくしてもよい。これにより、
優先度クラスは1つとなって、擬似的な固定領域を割り
当てることになり、最低帯域保証を行うギャランティ型
アクセスとすることができる。さらに、一部のコネクシ
ョンついて、下限スループットMCRをゼロにし、他の
一部のコネクションについて、下限スループットMCR
と中間スループットSCRと上限スループットPCRと
を等しくしてもよい。全てのコネクションにおいて、下
限スループットを等しくしてもよいし、上限スループッ
トを等しくしてもよい。この場合、中間スループット
は、優先度に応じて上限,下限のスループットとは無関
係に設定する。一部または全てのコネクションでは、上
限スループットを遥かに大きくすることにより、最大帯
域制限を実質的になくしてもよい。
プットを設定したが、異なる複数(2つ以上)の中間ス
ループットを設定してもよい。これにより、一層細かな
優先度に基づく帯域制御を行うことができる。この場
合、複数の中間スループットは、上限スループットと下
限スループットの間を等分割するように設定するのが好
ましい。
R”を設定した第2実施形態について、具体的に説明す
る。この場合、次の式が成立するように設定する。 SCR’=MCR+(PCR−MCR)/3 SCR”=MCR+2(PCR−MCR)/3
セル数CCRに応じて、4つの優先度クラスと1つの送
出禁止クラスのうち、いずれかのクラスに属する。 CCR<MCRの時 PR−1(最も送出優先度の高いクラス) MCR≦CCR<SCR’の時 PR−2(2番目に送出優先度の高いクラス ) SCR’≦CCR<SCR”の時 PR−3(3番目に送出優先度の高いクラス ) SCR”≦CCR<PCRの時 PR−4(最も送出優先度の低いクラス) CCR=PCRの時 PR―0(送出が禁じられるクラス)
PB2,PB3)で下記のごとく表される。 指定クラスPR−1の場合 (PB3,PB2,PB1)=(0,0,0) 指定クラスPR−2の場合 (PB3,PB2,PB1)=(0,0,1) 指定クラスPR−3の場合 (PB3,PB2,PB1)=(0,1,0) 指定クラスPR−4の場合 (PB3,PB2,PB1)=(0,1,1) 指定クラスPR−0の場合 (PB3,PB2,PB1)=(1,1,1)
ラスPR−1,2,3に対応して、検索が図3に示すよ
うに最大で3巡行われる。この第2実施形態では、送出
優先度クラスPR−1,2,3,4に対応して、検索は
最大で4巡行われる。
御サイクルの期間で、時間の経過とともにコネクション
毎の送出セル数が増加していく様子を示しており、第1
実施形態を説明する図6に相当するものである。図から
明らかなように、制御サイクルの最初の期間T1は、全
てのコネクションが下限スループットMCRに達するま
での期間であり、次の期間T2は、全てのコネクション
が中間スループットSCR’に達するまでの期間であ
り、次の期間T3は、全てのコネクションが中間スルー
プットSCR”に達するまでの期間であり、次の期間T
4は、全てのコネクションが上限スループットPCRに
達するまでの期間であり、最後の期間T5は、全てのコ
ネクションが上限スループットPCRに達してから各コ
ネクションのセル送出が停止されている期間である。こ
れら期間T1,T2,T3での帯域制御から明らかなよ
うに、余剰帯域を優先度に応じてきめ細かに振り分ける
ことができる。
間T2、T3での帯域制御(余剰帯域制御)にある。す
なわち、2つの中間スループットSCR’,SCR”を
設定したことによって、コネクションの優先度を余剰帯
域制御にきめ細かに反映させることができる。
に種々の態様が可能である。例えば、上記実施形態で
は、送出セル数の計算は、送出の度に1ずつ加算して行
っているが、前述した先行技術と同様にスループットか
ら減算するようにして計算してもよい。この場合には送
出セル数とスループットとの比較も同時に行うことがで
きる。
網への上り方向の通信制御にも適用することができる。
本発明は、固定長パケットを用いる通信システムに適用
可能であり、ATM方式に限定するものではない。
によれば、中間スループットを設定することにより、コ
ネクション毎の優先度管理を行い、余剰帯域をこの契約
帯域量に応じて振り分けることができ、余剰帯域を効率
良く使用することができる。本発明の第2態様によれ
ば、ヒットしたコネクションの次のコネクションから検
索を行うので設定スループットを基準とした帯域制御を
公平に行うことができる。本発明の第3態様によれば、
複数回の検索を行うために所定時間の制御サイクルを設
定しており、この制御サイクルにおいてコネクション毎
に送出されるパケット数を計数し、制御サイクルが新た
に開始する度に、クリアして再び計数を開始するように
なっている。そのため、1回数の制御サイクル(所定時
間)での送出セル数を正確に把握でき、上限,下限,中
間スループットと比較して、正確な帯域制御を行うこと
ができる。本発明の第4態様によれば、中間スループッ
トを複数設定したことにより、優先度に応じたきめ細か
な制御を行うことができる。本発明の第5態様によれ
ば、中間スループットを適正な値にすることができる。
本発明の第6,第7態様によれば、上限,中間,下限ス
ループットの値を調節することにより、種々のアクセス
形態にすることが可能である。本発明の第8態様によれ
ば、簡易な制御により第1〜第3の態様と同等の効果が
得られる。
この装置からユーザーまでのアクセスネットワークを示
す概略図である。
図である。
である。
域制御の効果を説明する図である。
した図である。
る。
る。
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 固定長のパケットを、このパケットに含
まれるコネクション情報にしたがって対応する記億部に
一旦格納し、これら記憶部から次々とパケットを送出す
る通信制御方法において、 保証されるべき最低帯域に対応する下限スループット
と、制限されるべき最大帯域に対応する上限スループッ
トと、これら上限スループットと下限スループットの間
の少なくとも1つの中間スルートップを設定し、 送出されたパケット数をコネクション毎に計数するとと
もに、送出すべきパケットが上記記憶部に有るか否かを
コネクション毎に監視し、 上記送出パケット数が下限スループット未満で、しかも
対応記憶部に送出すべきパケットがあるコネクションを
最優先で検索し、この条件でヒットしない場合には、送
出パケット数が中間スループット未満で、しかも対応記
憶部に送出すべきパケットがあるコネクションを検索
し、この条件でヒットしない場合には、送出パケット数
が上限スループット未満で、しかも対応記憶部に送出す
べきパケットがあるコネクションを検索し、 上記のいずれかの段階でヒットした時には、ヒットした
コネクションに対応する記憶部からパケットを送出して
1回の検索を終了し、全ての段階でヒットしなかった時
には記憶部からのパケット送出なしに1回の検索を終了
して、再び上記のように送出パケット数が下限スループ
ット未満のコネクションから検索を開始し、 上記検索を繰り返し行い、この間、上限スループットに
達したコネクションのパケット送出を停止することを特
徴とする通信制御方法。 - 【請求項2】 上記コネクションの検索は予め決められ
た順序で行い、ヒットしたコネクションの次のコネクシ
ョンから次回の検索を開始することを特徴とする請求項
1に記載の通信制御方法。 - 【請求項3】 所定時間の制御サイクルを設定し、この
制御サイクルで上記検索を複数回実行し、この制御サイ
クルにおいてコネクション毎に送出されるパケット数を
計数し、制御サイクルが新たに開始する度に、上記送出
パケット数の計数値をクリアして再度計数を開始するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の通信制御方
法。 - 【請求項4】 上記中間スループットが複数設定され、
上記検索において、上記送出パケット数が下限スループ
ット未満で、しかも対応記憶部に送出すべきパケットが
あるコネクションを最優先で検索し、この条件でヒット
しない場合には、中間スループットを基準にして低い方
から順に段階的に検索し、最も高い中間スループットを
基準にしてもヒットしない場合には、最後の段階とし
て、送出パケット数が上限スループット未満で、しかも
対応記憶部に送出すべきパケットがあるコネクションを
検索することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
載の通信制御方法。 - 【請求項5】 上記中間スループットは、上限スループ
ットと下限スループットの間を等分割するように設定す
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の通
信制御方法。 - 【請求項6】 一部のコネクションについて、下限スル
ープットをゼロに設定することを特徴とする請求項1〜
5のいずれかに記載の通信制御方法。 - 【請求項7】 一部のコネクションについて、下限スル
ープットと中間スループットと上限スループットとを等
しく設定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか
に記載の通信制御方法。 - 【請求項8】(イ)固定長のパケットをコネクション毎
に格納する複数の記憶部と、(ロ)入力されたパケット
に含まれるコネクション識別情報を認識して、認識した
コネクションに対応する記憶部にパケットを格納する格
納制御部と、(ハ)上記パケットを送出する度に、対応
コネクションの送出パケット数を計数する送出パケット
数計数部と、(ニ)所定時間の制御サイクルにおける上
記送出パケット数の計数値を、コネクション毎に記憶す
るとともに、上記記憶部に蓄積されたパケット数を記憶
部毎すなわちコネクション毎に記憶する制御パラメータ
用メモリと、(ホ)上記パケットを記憶部に格納する度
に、上記制御パラメータ用メモリの蓄積パケット数を1
だけ加算して蓄積パケット数を更新する蓄積パケット数
加算部と、(ヘ)上記パケットを記憶部から送出する度
に、上記制御パラメータ用メモリの蓄積パケット数から
1を減算して蓄積パケット数を更新する蓄積パケット数
減算部と、(ト)保証されるべき最低帯域に対応する下
限スループットと、制限されるべき最大帯域に対応する
上限スループットと、これら上限スループットと下限ス
ループットとの間に設定された少なくとも1つの中間ス
ループットとをコネクション毎に記憶する設定パラメー
タ用メモリと、(チ)上記設定パラメータ用メモリに記
憶されたコネクション毎のスループット情報と、上記制
御パラメータ用メモリに記憶されたコネクション毎の送
出パケット数に基づいて、全てのコネクションをクラス
分けし、下限スループット未満が最も高い送出優先度の
クラスとし、上限スループットと下限スループットとの
間を中間スループットにより複数に分けられたクラスで
は、送出パケット数が少ないクラスほど送出優先度の高
いクラスとし、さらに送出パケット数が上限スループッ
トと等しいコネクションを送出禁止のクラスとするクラ
ス指定部と、(リ)上記制御パラメータ用メモリに記憶
された蓄積パケット数に基づき、記憶部にパケットが蓄
積されているか否かのパケット蓄積状況を認識する蓄積
状況認識部と、(ヌ)上記指定クラスと、上記認識され
たパケット蓄積状況を表すフラグをコネクション毎に記
憶する検索テーブルと、(ル)上記制御サイクルにおい
て、複数回の検索を実行し、1回の検索では、上記検索
テーブルを送出優先度の高いクラスから順に行い、各ク
ラスではコネクションを決められた順序で検索し、検索
中のクラスに属しかつパケット蓄積状況フラグが蓄積有
りを示すコネクションをヒットし、全てのコネクション
を一巡してもヒットしなかった時にこのクラスより送出
優先度の低いクラスについて同様の検索を行い、送出優
先度の最も低いクラスについて行ってもヒットしなかっ
た時には、検索失敗の結果を出力し、いずれかのクラス
でヒットした時には次回の検索を、ヒットしたコネクシ
ョンの次のコネクションから開始する検索手段と、
(ヲ)上記検索手段でヒットしたコネクションに対応す
る記憶部からパケットを送出し、検索失敗の結果を受け
た時には記憶部からのパケット送出を停止する送出制御
部と、 を備えていることを特徴とする通信制御装置。
Priority Applications (4)
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