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JP2001127298A - 絶縁ゲート型半導体装置及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

絶縁ゲート型半導体装置及びそれを用いた液晶表示装置

Info

Publication number
JP2001127298A
JP2001127298A JP30349199A JP30349199A JP2001127298A JP 2001127298 A JP2001127298 A JP 2001127298A JP 30349199 A JP30349199 A JP 30349199A JP 30349199 A JP30349199 A JP 30349199A JP 2001127298 A JP2001127298 A JP 2001127298A
Authority
JP
Japan
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island
insulating film
shaped semiconductor
semiconductor layer
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30349199A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Toyoda
善章 豊田
Takahiro Nagano
隆洋 長野
Genshiro Kawachi
玄士朗 河内
Takeshi Sato
健史 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP30349199A priority Critical patent/JP2001127298A/ja
Publication of JP2001127298A publication Critical patent/JP2001127298A/ja
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  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】島状半導体層端部の段差を減少させることによ
りゲート絶縁膜上に形成するゲート電極の断線を防止す
る絶縁ゲート型半導体装置及びそれを用いた液晶表示装
置を提供すること。 【解決手段】表面が絶縁性である基板上に主表面及び端
面を有する複数の島状半導体層と、該島状半導体層中
に、ソース領域、ドレイン領域、及びそれらに挟まれた
チャネル領域を有し、前記島状半導体層の端面とのみ接
する前記絶縁性基板上の第1の絶縁膜と、前記島状半導
体層と前記第1の絶縁膜を覆う第2の絶縁膜と、前記チ
ャネル領域上に前記第2の絶縁膜を介して形成されたゲ
ート電極と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と接
触するソース電極及びドレイン電極とを有し、前記第1
の絶縁膜の膜厚は前記島状半導体層の膜厚の2倍よりも
薄くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い信頼性を有す
る絶縁ゲート型半導体装置に係り、特にこの絶縁ゲート
型半導体装置を用いたアクティブマトリクス型液晶表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置に見られるように、絶縁性
基板上または絶縁膜上に薄膜トランジスタ(以下TFT
と記す)を構成する場合、半導体層を堆積させ、エッチ
ング処理によりパターンニングを行い、島状半導体層を
形成する。その後ゲート絶縁膜を着膜させるが、島状半
導体層と絶縁性基板または絶縁膜との段差のため、島状
半導体層の端部ではゲート絶縁膜の膜厚が、島状半導体
層中央部の平らな部分と比べて薄くなる。その結果、絶
縁耐圧が低下し、半導体層端部でのゲート絶縁膜の絶縁
破壊が起こりやすくなる。この問題は、集積度の向上や
高精細化を目的に、素子を微細化するためゲート絶縁膜
を薄膜化するとより顕著になり、ゲート絶縁膜の耐圧の
著しい低下を引き起こす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題を解決する
ために、例えば特開平6−85258号公報や特開平8
−264804号公報に記載されているように、ゲート
絶縁膜と島状半導体層との間に、島状半導体層の端部に
おいて重なりを持つように他の絶縁膜を堆積させる方法
や、島状半導体層の端部をテーパ状に加工しなだらかな
傾斜を持つようにする方法、またはその両者の組み合わ
せ等の方法がある。これらの方法によってゲート絶縁膜
の耐圧の低下を防止できる。しかし、島状半導体層の端
部において重なりを持つように他の絶縁膜を堆積させた
り、島状半導体層の端部をテーパ状に加工すると、島状
半導体層の幅に比べて実効チャネル幅は狭くなる。これ
は、回路性能を得るために必要なチャネル幅より半導体
層を大きくしなければならないということを意味し、集
積度や開口率の低下を引き起こす。特にこの問題は、集
積度、開口率の向上のため素子を微細化する程、顕著に
なる。
【0004】他の解決方法として、例えば特開平8−8
3911号公報に記載されているように、絶縁基板上に
形成した非単結晶半導体層に酸素を打ち込み直接酸化し
て、島状非単結晶半導体層とその周囲に位置する酸化膜
を形成するという方法がある。
【0005】この方法によれば、半導体層の周囲をとり
囲むように絶縁膜が形成されるので島状半導体端部にお
けるゲート絶縁膜の薄膜化は防止できる。しかし、この
方法では、島状半導体層とその周囲の酸化膜の段差が島
状半導体層の膜厚と同程度となるため、この段差によっ
てゲート絶縁膜上に形成するゲート電極の断線が生じて
しまう。
【0006】本発明の第1の目的は、島状半導体層端部
でのゲート絶縁膜の薄膜化によるゲート絶縁膜の絶縁破
壊を防止したゲート絶縁型半導体装置及びそれを用いた
液晶表示装置を提供することである。
【0007】本発明の第2の目的は、島状半導体層の幅
と略同一の実効チャネル幅を有するゲート絶縁型半導体
装置及びそれを用いた液晶表示装置を提供することであ
る。本発明の第3の目的は、ゲート電極の断線を防止し
たゲート絶縁型半導体装置及びそれを用いた液晶表示装
置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の絶縁ゲート型半
導体装置は、表面が絶縁性である基板上に主表面及び端
面を有する複数の島状半導体層と、該島状半導体層中
に、ソース領域、ドレイン領域、及びそれらに挟まれた
チャネル領域を有し、前記島状半導体層の端面とのみ接
する前記絶縁性基板上の第1の絶縁膜と、前記島状半導
体層と前記第1の絶縁膜を覆う第2の絶縁膜と、前記チ
ャネル領域上に前記第2の絶縁膜を介して形成されたゲ
ート電極と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と接
触するソース電極及びドレイン電極とを有している。こ
こで、前記第1の絶縁膜の膜厚を前記島状半導体層の膜
厚の1倍以上厚く2倍よりも薄くすることにより、島状
半導体層の端部の段差を減少でき、ゲート電極の断線を
防止できるだけでなく、ゲート絶縁膜の耐圧の低下をも
防ぐことができる。特に、前記第1の絶縁膜を前記島状
半導体層と略同じ膜厚にすると、ゲート絶縁膜の膜厚を
薄くでき、トランジスタのオン電流を大きくできる。
【0009】また、前記第1の絶縁膜の膜厚を前記島状
半導体層の膜厚よりも薄くすることによっても島状半導
体層の端部の段差を減少でき、その段差によるゲート電
極の断線を防止できる。
【0010】さらに、本発明の構造では、島状半導体層
周囲の絶縁膜は島状半導体層の端面とのみ接し主表面と
接触しないので、半導体層上に略均一な膜厚のゲート絶
縁膜を形成でき、半導体層の幅と同等の実効チャネル幅
を有するTFTを実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図3は同一基板上に形成した周辺
回路とTFTアクティブマトリクス回路の平面図の一部
で、図4は図3の等価回路である。図3及び図4はゲー
トドライバ30とドレインドライバ31と画像表示部3
2とからなり、ゲートドライバ30及びドレインドライ
バ31はCMOSTFT34により構成される。画像表示部3
2はゲート電極6と同層のゲート線36とソース、ドレ
イン電極11と同層の信号線37とがマトリクス状に形
成されている。画像表示部32内に4つ描かれた画素部
は、それぞれスイッチング用TFT33と、ゲート絶縁
膜を誘電体としてゲート電極6と同層の容量線38とポ
リシリコン層とで構成される保持容量35と、ソース電
極11を介して低抵抗ポリシリコン層8と電気的に接続
されている画素電極13とで構成される。
【0012】図1は図3中のB−B’での断面図で、本
発明の構造をわかりやすくするため、TFTのゲート電
極形成まで工程を経た状態の断面図を示す。ガラス基板
1上にバッファ層2を介して形成されたポリシリコン層
3及び絶縁膜4と、ポリシリコン層3と絶縁膜4を覆う
ゲート絶縁膜5と、ゲート絶縁膜5上のゲート電極6と
が図示されており、前記ポリシリコン層3と前記絶縁膜
4とはお互いに端面とのみ接触している。
【0013】図2は図3中のA−A’での断面図で、基
板上に形成したTFTと画素電極ITOまでの構成を示
す。左からCMOS周辺回路を構成するPチャネルTF
T、CMOS周辺回路を構成するNチャネルTFT、そ
して画素表示部でのアクティブマトリクスに使用される
NチャネルTFTをそれぞれ示す。
【0014】それぞれのTFTにおけるチャネル幅方向
の断面図は、すべて図1と同様である。
【0015】(実施例1)まず、本発明の特徴である図
1に示す構造を持つTFTの製造方法を図5に従って述
べる。歪点670℃の無アルカリガラス基板1上にバッ
ファ層としてSiO2膜2をスパッタリング法により2
50nm堆積し、さらにプラズマCVD法によりアモル
ファスシリコン層を50nm堆積する。次にXeClエ
キシマレーザを照射しアモルファスシリコン層を結晶化
して多結晶シリコン膜3を得る(図5(a))。
【0016】次にレジスト15を塗布し、露光、現像処
理を行い、半導体島と同一形状にパターンニングする
(図5(b))。その後、ドライエッチングによってポ
リシリコン層を島状にパターンニングする(図5
(c))。このとき、レジスト15は図5(c)に示すよ
うに逆テーパになるようにエッチングを行うことが望ま
しい。
【0017】次にSiO2をスパッタリング法によって
70nm堆積し(図5(d))、ポリシリコン層上部の
SiO2膜をレジストとともにリフトオフすることによ
って、ポリシリコン層に対し自己整合的に形成されたS
iO2膜4を得る(図5(e))。
【0018】その後、プラズマCVD法によりゲート絶縁
膜となるSiO2膜5を70nm堆積し、さらにスパッ
タリング法によりNbを250nm堆積する。公知のホ
トエッチング工程によりNbをパターンニングしゲート
電極を形成する(図5(f))。
【0019】その後のTFTの構成について図2を用いて
説明する。ゲート電極6形成の後、NチャネルTFTに
対してはゲート電極6をマスクとして、イオン打ち込み
によって高抵抗N型ポリシリコン層7を形成の後、レジ
ストをマスクとして低抵抗N型ポリシリコン層8を形成
した。PチャネルTFTに対してはゲート電極6をマス
クとして、イオン打ち込みによって低抵抗P型ポリシリ
コン層9を形成した。高抵抗ポリシリコン層のシート抵
抗値としては20kΩ〜100kΩが、低抵抗ポリシリ
コン層のシート抵抗値としては500Ω〜10000Ω
が望ましい範囲である。さらに全体を覆うようにSiO
2からなる層間絶縁膜12が形成され、層間絶縁膜に設
けたコンタクトスルーホールを介して、Ti/Al/T
iの3層金属膜よりなるソース、ドレイン配線11が形
成されている。ここで3層金属膜を用いたのは、低抵抗
ポリシリコン層8、9とAlとのコンタクト抵抗及び画
素電極ITO13とAlとのコンタクト抵抗を低減する
ためである。
【0020】ソース、ドレイン配線パターンニングの
後、全体を覆うようにSi3N4よりなる膜厚500n
mの保護絶縁膜12を形成し、さらに保護絶縁膜に設け
たコンタクトスルーホールを介して画素電極ITOと画
像表示部のNチャネルTFTのソース電極とがコンタク
トされている。
【0021】本発明によるTFTでは、島状半導体層の
周りに絶縁膜を自己整合的に堆積させることで、チャネ
ル端部におけるゲート絶縁膜の薄膜化による絶縁耐圧の
低下を防ぐだけでなく、半導体層周囲の絶縁膜の膜厚
を、半導体層の膜厚の1倍以上厚く2倍より薄くするこ
とで島状半導体層端部の段差を減少でき、ゲート電極の
断線を効果的に防止できる。よってゲート電極を今まで
よりも薄くすることができ、ゲート線との交差部におけ
る信号線の断線を防止することができる。
【0022】また、本発明によるTFTは、島状半導体
層の周囲の絶縁膜が島状半導体層と重なる部分を持たな
いため半導体層の幅と略同一の実効チャネル幅が得られ
る。 (実施例2)図6はポリシリコン層周囲の絶縁膜4をポ
リシリコン層3と略同じ膜厚にした実施例である。島状
のポリシリコン層とその周囲に形成するSiO2層の膜厚が
同じであるので、その上に形成するゲート絶縁膜やゲー
ト電極の形成が容易になる。本実施例ではゲートSiO2膜
厚を50nmと薄膜化した。この結果、トランジスタの
オン電流を大きくできる利点がある。
【0023】図7はポリシリコン層周囲の絶縁膜4の膜
厚をポリシリコン層3の膜厚より薄くした実施例であ
る。前記絶縁膜4がない場合と比べてポリシリコン層端
部の段差を減少させることができ、その段差によるゲー
ト電極の断線を防ぐことができる。ポリシリコン層端部
でのゲート絶縁膜の薄膜化によるゲート絶縁膜の絶縁破
壊についても、段差が減少したことによって緩和され
る。
【0024】(実施例3)本発明の絶縁ゲート型半導体
装置を用いた液晶表示装置の断面図を図8に示す。
【0025】図8は図3のC−C’での断面図である。
画素スイッチング用TFTがガラス基板1上に形成さ
れ、前記ガラス基板と液晶層20を挟んで備えられた対
向基板21を有している。前記ガラス基板1と対向基板
21には配向膜22が塗布されており液晶の配向を制御
している。さらに、対向基板21には対向電極23と偏
光板24とが備えられており、前記ガラス基板1にも偏
光板24が備えられている。基板電極ITOに電圧を印
加し、液晶の配向を変化させることで、バックライト2
5からの光の透過率を変化させ、映像を表示できる。
【0026】本発明による液晶表示装置では、島状半導
体層端部の段差を減少させることで、ゲート電極の断線
防止とゲート線の薄膜化による信号線の断線防止が実現
でき、歩留まりが向上する。また、島状半導体層の周囲
の絶縁膜が島状半導体層と重なる部分を持たないため半
導体層の幅と同程度の実効チャネル幅を得ることがで
き、微細化による素子寸法の縮小化にも適用できる。よ
って本発明の液晶表示装置は高精細化により素子寸法の
縮小化がなされた場合でも、集積度、開口率の低下は生
じない。
【0027】(実施例4)本発明の液晶表示装置におい
て、島状半導体層の周囲の絶縁膜4を、ゲート線の下の
部分と島状半導体層の周囲を残して取り除いた場合の例
を図9に示す。主に光が透過する領域においては前記絶
縁膜4が存在していないため、この構造によって島状半
導体層端部におけるゲート絶縁膜の絶縁耐圧低下の防
止、ゲート電極の断線防止等という機能を保ちつつ、よ
り高い輝度が得られる。
【0028】(実施例5)本発明の液晶表示装置におい
て、ゲート線の下の部分と島状半導体層の周囲を残し
て、島状半導体層の周囲の絶縁膜4とゲート絶縁膜5を
同一工程で取り除いた場合の例を図10に示す。本実施
例では島状半導体層の周囲の絶縁膜4とゲート絶縁膜5
を同じ材料で形成することで、この両者を同一のエッチ
ング処理で取り除くことができ、実施例4と同じ工程数
で、より高い輝度を実現できる。
【0029】以上実施例1から実施例5に記載の絶縁ゲ
ート型半導体装置または液晶表示装置において、基板は
他の絶縁性基板であってもよい。また、バッファ層とし
ては、SiO2の代わりにSi3N4あるいはSiO2
とSi3N4との積層膜を用いても良い。Si3N4を
バッファ層として用いれば、ガラス基板内の不純物がゲ
ート絶縁膜中に拡散侵入するのを効果的に防止できる。
【0030】アモルファスシリコンの堆積方法は減圧C
VD法であっても良いし、アモルファスシリコンの結晶
化法は熱アニールによる固相成長法でも良いし、熱アニ
ールとレーザアニールの組み合わせであっても良い。
【0031】SiO2等の絶縁膜の堆積方法は、プラズ
マCVD法等、公知の堆積法であっても良い。また、ゲ
ート、ソース、ドレインの電極材料は、Al、Ti、T
a等公知の電極材料であっても良い。
【0032】なお、本実施例においては、液晶表示装置
についてのみの記載であったが、本発明の絶縁ゲート型
半導体装置はメモリーなどの半導体集積回路、イメージ
センサ、サーマルヘッド、携帯機器等にも適用できる。
【0033】
【発明の効果】本発明では、膜厚のコントロールが可能
であるので半導体層と周囲の絶縁膜との段差を減少で
き、その段差によるゲート電極の断線を効果的に防止す
る絶縁ゲート型半導体装置及びそれを用いた液晶表示装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明薄膜トランジスタのチャネル幅方向断面
図。
【図2】本発明薄膜トランジスタのチャネル長方向断面
図。
【図3】本発明絶縁ゲート型半導体装置の平面図。
【図4】図3の等価回路図。
【図5】(a)〜(f)は本発明薄膜トランジスタの製造
工程を示した断面図。
【図6】本発明薄膜トランジスタのチャネル幅方向断面
図。
【図7】本発明薄膜トランジスタのチャネル幅方向断面
図。
【図8】本発明絶縁ゲート型半導体装置を用いた液晶表
示装置の断面図。
【図9】本発明絶縁ゲート型半導体装置を用いた液晶表
示装置の断面図。
【図10】本発明絶縁ゲート型半導体装置を用いた液晶
表示装置の断面図。
【符号の説明】
1…ガラス基板、2…バッファ層、3…チャネル層、4
…絶縁膜、5…ゲート絶縁膜、6…ゲート電極、7…高
抵抗N型拡散層、8…低抵抗N型拡散層、9…低抵抗P型
拡散層、10…層間絶縁膜、11…ソース、ドレイン電
極、12…保護絶縁膜、13…画素電極ITO、15…
レジスト、20…液晶層、21…対向基板、22…配向
膜、23…対向電極、24…偏光板、25…バックライ
ト、30…ゲートドライバ、31…ドレインドライバ、
32…画像表示部、33…スイッチング用TFT、34
…CMOSTFT、35…保持容量、36…ゲート線、37…
信号線、38…容量線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河内 玄士朗 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 佐藤 健史 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 2H092 JA24 JA34 KA04 KA05 MA07 MA12 MA19 MA29 MA30 NA15 PA11 PA13 5C094 AA05 AA10 AA15 AA32 AA43 AA48 BA03 BA43 CA19 DA13 DA15 DB01 DB04 EA04 EA05 EB02 ED14 FA01 FA02 FB02 FB12 FB14 FB15 GB10 JA01 5F032 AA01 AA32 AA44 CA11 CA16 CA17 DA07 5F110 AA12 AA18 BB01 DD02 DD13 EE02 FF02 FF30 GG02 GG13 GG47 HJ13 HL03 HL04 HL12 NN02 NN23 NN24 PP03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が絶縁性である基板上に主表面及び
    端面を有する複数の島状半導体層と、該島状半導体層中
    に、ソース領域、ドレイン領域、及びそれらに挟まれた
    チャネル領域を有し、前記島状半導体層の端面とのみ接
    する前記絶縁性基板上の第1の絶縁膜と、前記島状半導
    体層と前記第1の絶縁膜を覆う第2の絶縁膜と、前記チ
    ャネル領域上に前記第2の絶縁膜を介して形成されたゲ
    ート電極と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と接
    触するソース電極及びドレイン電極とを有し、前記第1
    の絶縁膜の膜厚が前記島状半導体層の膜厚の1倍以上厚
    く2倍よりも薄いことを特徴とする絶縁ゲート型半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 表面が絶縁性である基板上に主表面及び
    端面を有する複数の島状半導体層と、該島状半導体層中
    に、ソース領域、ドレイン領域、及びそれらに挟まれた
    チャネル領域を有し、前記島状半導体層の端面とのみ接
    する前記絶縁性基板上の第1の絶縁膜と、前記島状半導
    体層と前記第1の絶縁膜を覆う第2の絶縁膜と、前記チ
    ャネル領域上に前記第2の絶縁膜を介して形成されたゲ
    ート電極と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と接
    触するソース電極及びドレイン電極とを有し、前記第1
    の絶縁膜は前記島状半導体層と略同じ膜厚であることを
    特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。
  3. 【請求項3】 表面が絶縁性である基板上に主表面及び
    端面を有する複数の島状半導体層と、該島状半導体層中
    に、ソース領域、ドレイン領域、及びそれらに挟まれた
    チャネル領域を有し、前記島状半導体層の端面とのみ接
    する前記絶縁性基板上の第1の絶縁膜と、前記島状半導
    体層と前記第1の絶縁膜を覆う第2の絶縁膜と、前記チ
    ャネル領域上に前記第2の絶縁膜を介して形成されたゲ
    ート電極と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と接
    触するソース電極及びドレイン電極とを有し、前記第1
    の絶縁膜の膜厚は前記島状半導体層の膜厚よりも薄いこ
    とを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3に記載の絶縁ゲート型半
    導体装置において、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁
    膜は同じ材質であることを特徴とする絶縁ゲート型半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4に記載の絶縁ゲート型半
    導体装置において、前記島状半導体層は非単結晶層であ
    ることを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。
  6. 【請求項6】 一対の基板と、これらの基板に挟持され
    た液晶層を有する液晶表示装置であって、前記一対の基
    板の一方の基板には請求項1から5に記載の絶縁ゲート
    型半導体装置が構成されており、他方の基板は光学的に
    透明であることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 表面が絶縁性である基板上に主表面及び
    端面を有する複数の島状半導体層と、該島状半導体層中
    に、ソース領域、ドレイン領域、及びそれらに挟まれた
    チャネル領域を有し、前記島状半導体層の主表面とは接
    触しない前記絶縁性基板上の第1の絶縁膜と、前記島状
    半導体層と前記第1の絶縁膜を覆う第2の絶縁膜と、前
    記チャネル領域上に前記第2の絶縁膜を介して形成され
    たゲート電極と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域
    と接触するソース電極及びドレイン電極とを有し、前記
    第1の絶縁膜の膜厚が前記島状半導体層の膜厚の1倍以
    上厚く2倍よりも薄いことを特徴とする絶縁ゲート型半
    導体装置。
JP30349199A 1999-10-26 1999-10-26 絶縁ゲート型半導体装置及びそれを用いた液晶表示装置 Pending JP2001127298A (ja)

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JP30349199A Pending JP2001127298A (ja) 1999-10-26 1999-10-26 絶縁ゲート型半導体装置及びそれを用いた液晶表示装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005064477A (ja) * 2003-08-14 2005-03-10 Samsung Sdi Co Ltd ゲートとボディーが電気的に連結された薄膜トランジスタとその製造方法及びこれを備えたディスプレイ装置
JP2006024753A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Advanced Lcd Technologies Development Center Co Ltd 薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタ、半導体装置の製造方法および表示装置

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