JP2001125830A - キャッシュ管理装置及びネットワークシステム並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
キャッシュ管理装置及びネットワークシステム並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- JP2001125830A JP2001125830A JP30938599A JP30938599A JP2001125830A JP 2001125830 A JP2001125830 A JP 2001125830A JP 30938599 A JP30938599 A JP 30938599A JP 30938599 A JP30938599 A JP 30938599A JP 2001125830 A JP2001125830 A JP 2001125830A
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 16
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 18
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】複数のプロキシサーバがキャッシュに記憶する
情報を有効利用する。 【解決手段】本発明のキャッシュ管理装置は、複数のプ
ロキシサーバ1、2とこの各プロキシサーバ1、2のキ
ャッシュ記憶手段11、12の記憶する情報とを関連付
けてキャッシュ配置情報13として持つ。また、アクセ
スされたプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にアクセ
ス対象の情報が記憶されていない場合に、別のプロキシ
サーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が保
持されているか否かの問い合わせをキャッシュ検索手段
3cが送信する。そして、キャッシュ情報検索手段4c
が、キャッシュ検索手段3cからの問い合わせを受信す
ると、キャッシュ配置情報13を参照し、別のプロキシ
サーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が保
持されていれば、このアクセス対象の情報を保持するプ
ロキシサーバをアクセスされたプロキシサーバに通知
し、アクセスさせる。
情報を有効利用する。 【解決手段】本発明のキャッシュ管理装置は、複数のプ
ロキシサーバ1、2とこの各プロキシサーバ1、2のキ
ャッシュ記憶手段11、12の記憶する情報とを関連付
けてキャッシュ配置情報13として持つ。また、アクセ
スされたプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にアクセ
ス対象の情報が記憶されていない場合に、別のプロキシ
サーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が保
持されているか否かの問い合わせをキャッシュ検索手段
3cが送信する。そして、キャッシュ情報検索手段4c
が、キャッシュ検索手段3cからの問い合わせを受信す
ると、キャッシュ配置情報13を参照し、別のプロキシ
サーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が保
持されていれば、このアクセス対象の情報を保持するプ
ロキシサーバをアクセスされたプロキシサーバに通知
し、アクセスさせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロキシサーバの
備えるキャッシュ記憶装置の内容を管理するキャッシュ
管理装置及びネットワークシステム並びにプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
る。
備えるキャッシュ記憶装置の内容を管理するキャッシュ
管理装置及びネットワークシステム並びにプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】WWW(World Wide Web)プロキシサー
バは、一般的に内部ネットワーク(イントラネット)か
ら外部ネットワーク(インターネット)へアクセスする
ユーザに対し、そのアクセス要求を代理して外部ネット
ワークのサーバにアクセスし、アクセスした情報を内部
ネットワークのユーザに返す。
バは、一般的に内部ネットワーク(イントラネット)か
ら外部ネットワーク(インターネット)へアクセスする
ユーザに対し、そのアクセス要求を代理して外部ネット
ワークのサーバにアクセスし、アクセスした情報を内部
ネットワークのユーザに返す。
【0003】さらに、WWWプロキシサーバには、一時
的に情報を記憶するキャッシュ記憶装置が備えられてお
り、頻繁にアクセスする情報はそのキャッシュ記憶装置
からユーザに提供される。
的に情報を記憶するキャッシュ記憶装置が備えられてお
り、頻繁にアクセスする情報はそのキャッシュ記憶装置
からユーザに提供される。
【0004】このようなWWWプロキシサーバの動作に
より、ユーザから外部ネットワークへのアクセス要求を
代理することで、外部からはWWWプロキシサーバのみ
しか見えず、セキュリティを高めるというメリットが得
られる。
より、ユーザから外部ネットワークへのアクセス要求を
代理することで、外部からはWWWプロキシサーバのみ
しか見えず、セキュリティを高めるというメリットが得
られる。
【0005】また、WWWプロキシサーバがキャッシュ
記憶装置を備えることにより、上流のWWWサーバ(場
合によっては外部ネットワークにある)へ無駄なアクセ
スを引き起こさないというメリットが得られる。
記憶装置を備えることにより、上流のWWWサーバ(場
合によっては外部ネットワークにある)へ無駄なアクセ
スを引き起こさないというメリットが得られる。
【0006】近年のWWWを用いた情報発信の発展に伴
い、WWWサーバへのアクセスが増大しているため、W
WWプロキシサーバにかかる負荷も増している。そこ
で、WWWプロキシサーバを複数台設置し、ユーザのア
クセス増大に伴う負荷を分散させるというシステム構成
を採用することが一般的になっている。
い、WWWサーバへのアクセスが増大しているため、W
WWプロキシサーバにかかる負荷も増している。そこ
で、WWWプロキシサーバを複数台設置し、ユーザのア
クセス増大に伴う負荷を分散させるというシステム構成
を採用することが一般的になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように複数台のWWWプロキシサーバを設置した場合に
は、WWWプロキシサーバ毎にキャッシュ記憶装置内の
情報が分散されることになる。
ように複数台のWWWプロキシサーバを設置した場合に
は、WWWプロキシサーバ毎にキャッシュ記憶装置内の
情報が分散されることになる。
【0008】したがって、例えばあるユーザが必要な情
報をキャッシュ記憶装置に持っていないWWWプロキシ
サーバに負荷の分散によりアクセスした場合には、たと
え他のWWWプロキシサーバがその必要な情報をキャッ
シュ記憶装置に持っていてもその情報が利用されない。
報をキャッシュ記憶装置に持っていないWWWプロキシ
サーバに負荷の分散によりアクセスした場合には、たと
え他のWWWプロキシサーバがその必要な情報をキャッ
シュ記憶装置に持っていてもその情報が利用されない。
【0009】この場合、アクセスされたWWWプロキシ
サーバは上流のWWWサーバへアクセスすることにな
る。つまり、複数のWWWプロキシサーバを備えること
で、キャッシュ記憶装置へのヒット率が低下し、負荷分
散することによってキャッシュ記憶装置を利用する効果
が減退するという問題がある。
サーバは上流のWWWサーバへアクセスすることにな
る。つまり、複数のWWWプロキシサーバを備えること
で、キャッシュ記憶装置へのヒット率が低下し、負荷分
散することによってキャッシュ記憶装置を利用する効果
が減退するという問題がある。
【0010】また、負荷分散のために複数のWWWプロ
キシサーバのうちの任意のWWWプロキシサーバに対し
てユーザ端末がアクセスすると、本来ある一つの関係
(固まり)を持ったWWW情報が複数のWWWプロキシ
サーバのキャッシュ記憶装置にまたがって記憶されるこ
とになる。なお、ある一つの関係を持ったWWW情報の
例としては同じ会社や同じ業界に関するWWW情報や、
リンクで結ばれているWWW情報等がある。
キシサーバのうちの任意のWWWプロキシサーバに対し
てユーザ端末がアクセスすると、本来ある一つの関係
(固まり)を持ったWWW情報が複数のWWWプロキシ
サーバのキャッシュ記憶装置にまたがって記憶されるこ
とになる。なお、ある一つの関係を持ったWWW情報の
例としては同じ会社や同じ業界に関するWWW情報や、
リンクで結ばれているWWW情報等がある。
【0011】したがって、ある関連性を持つWWW情報
の一部のみを記憶しているWWWプロキシサーバにアク
セスしてしまったユーザ端末は、このアクセスしたWW
Wプロキシサーバのキャッシュ記憶装置に記憶されてい
るWWW情報のみを引き出せるが、その他の部分のWW
W情報は上流のWWWサーバに要求を出さなければなら
ない。その結果、トラフィックの増大やユーザの体感す
るレスポンス時間が長くなるという問題がある。
の一部のみを記憶しているWWWプロキシサーバにアク
セスしてしまったユーザ端末は、このアクセスしたWW
Wプロキシサーバのキャッシュ記憶装置に記憶されてい
るWWW情報のみを引き出せるが、その他の部分のWW
W情報は上流のWWWサーバに要求を出さなければなら
ない。その結果、トラフィックの増大やユーザの体感す
るレスポンス時間が長くなるという問題がある。
【0012】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、複数のプロキシサーバのキャッシュ記憶装
置に分散保持される情報を効率よくアクセス可能とする
キャッシュ管理装置及びネットワークシステム並びにプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供することを目的とする。
れたもので、複数のプロキシサーバのキャッシュ記憶装
置に分散保持される情報を効率よくアクセス可能とする
キャッシュ管理装置及びネットワークシステム並びにプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、複数の
プロキシサーバが備えられている場合に、この各プロキ
シサーバのキャッシュ記憶装置にどのような情報が記憶
されているかを管理する点にある。また、いずれかのプ
ロキシサーバのキャッシュ記憶装置にアクセス対象の情
報があれば、このプロキシサーバをアクセス先に指定す
る点にある。
プロキシサーバが備えられている場合に、この各プロキ
シサーバのキャッシュ記憶装置にどのような情報が記憶
されているかを管理する点にある。また、いずれかのプ
ロキシサーバのキャッシュ記憶装置にアクセス対象の情
報があれば、このプロキシサーバをアクセス先に指定す
る点にある。
【0014】第1の発明のキャッシュ管理装置は、複数
のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶される情
報を管理するキャッシュ管理装置に関する。この第1の
発明では、記憶手段が、複数のプロキシサーバとこの各
プロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶されている
情報とを関連付けたキャッシュ配置情報を記憶し、キャ
ッシュ検索手段が、複数のプロキシサーバのうちアクセ
スされたプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にアクセ
ス対象の情報が記憶されていない場合に、アクセスされ
たプロキシサーバとは別のプロキシサーバのキャッシュ
記憶手段にアクセス対象の情報が記憶されているか否か
を問い合わせ、キャッシュ情報検索手段が、キャッシュ
検索手段からの問い合わせに対し、キャッシュ配置情報
を参照し、アクセスされたプロキシサーバとは別のプロ
キシサーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報
が記憶されていれば、このアクセス対象の情報を記憶し
ているプロキシサーバをアクセスされたプロキシサーバ
に通知してアクセスさせる。
のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶される情
報を管理するキャッシュ管理装置に関する。この第1の
発明では、記憶手段が、複数のプロキシサーバとこの各
プロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶されている
情報とを関連付けたキャッシュ配置情報を記憶し、キャ
ッシュ検索手段が、複数のプロキシサーバのうちアクセ
スされたプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にアクセ
ス対象の情報が記憶されていない場合に、アクセスされ
たプロキシサーバとは別のプロキシサーバのキャッシュ
記憶手段にアクセス対象の情報が記憶されているか否か
を問い合わせ、キャッシュ情報検索手段が、キャッシュ
検索手段からの問い合わせに対し、キャッシュ配置情報
を参照し、アクセスされたプロキシサーバとは別のプロ
キシサーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報
が記憶されていれば、このアクセス対象の情報を記憶し
ているプロキシサーバをアクセスされたプロキシサーバ
に通知してアクセスさせる。
【0015】この第1の発明のキャッシュ管理装置にお
いては、複数のプロキシサーバのうちいずれかのプロキ
シサーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が
記憶されていれば、どのプロキシサーバにアクセスした
としても、このいずれかのプロキシサーバにおけるアク
セス対象の情報を有効に利用できる。
いては、複数のプロキシサーバのうちいずれかのプロキ
シサーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が
記憶されていれば、どのプロキシサーバにアクセスした
としても、このいずれかのプロキシサーバにおけるアク
セス対象の情報を有効に利用できる。
【0016】したがって、プロキシサーバ間で負荷分散
を実現させつつ、キャッシュ記憶装置へのヒット率を向
上させることができる、また、これによりトラフィック
を抑制させることができ、さらにレスポンス時間を短く
することができる。
を実現させつつ、キャッシュ記憶装置へのヒット率を向
上させることができる、また、これによりトラフィック
を抑制させることができ、さらにレスポンス時間を短く
することができる。
【0017】第2の発明のキャッシュ管理装置は、第1
の発明と同様のキャッシュ管理装置であるが、記憶手段
が、キャッシュ配置情報に加えて、各プロキシサーバの
キャッシュ記憶手段に記憶すべき情報の属するカテゴリ
をプロキシカテゴリ情報として記憶する。また、キャッ
シュ情報判定手段が、各プロキシサーバのキャッシュ記
憶手段の記憶内容とプロキシカテゴリ情報とを参照し、
あるプロキシサーバのキャッシュ記憶手段の中に他のプ
ロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべきカテゴ
リに属する情報があるか否かを判定し、キャッシュ移動
処理手段が、キャッシュ情報判定手段によって他のプロ
キシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべきカテゴリ
に属する情報があると判定された場合に、記憶すべきプ
ロキシサーバのキャッシュ記憶手段にこの情報を移動す
る。
の発明と同様のキャッシュ管理装置であるが、記憶手段
が、キャッシュ配置情報に加えて、各プロキシサーバの
キャッシュ記憶手段に記憶すべき情報の属するカテゴリ
をプロキシカテゴリ情報として記憶する。また、キャッ
シュ情報判定手段が、各プロキシサーバのキャッシュ記
憶手段の記憶内容とプロキシカテゴリ情報とを参照し、
あるプロキシサーバのキャッシュ記憶手段の中に他のプ
ロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべきカテゴ
リに属する情報があるか否かを判定し、キャッシュ移動
処理手段が、キャッシュ情報判定手段によって他のプロ
キシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべきカテゴリ
に属する情報があると判定された場合に、記憶すべきプ
ロキシサーバのキャッシュ記憶手段にこの情報を移動す
る。
【0018】この第2の発明のキャッシュ管理装置にお
いては、カテゴリに属する情報が適切なプロキシサーバ
のキャッシュ記憶手段に記憶されるため、関連のある情
報が複数のプロキシサーバに分散保持されることを防止
することができる。
いては、カテゴリに属する情報が適切なプロキシサーバ
のキャッシュ記憶手段に記憶されるため、関連のある情
報が複数のプロキシサーバに分散保持されることを防止
することができる。
【0019】ゆえに、一層ヒット率を向上させ、またト
ラフィックの増大やユーザに対するレスポンス時間を短
くすることができる。
ラフィックの増大やユーザに対するレスポンス時間を短
くすることができる。
【0020】第3の発明は、それぞれキャッシュ記憶手
段を備えた複数のプロキシサーバを含むネットワークシ
ステムに関する。この第3の発明のネットワークシステ
ムは、複数のプロキシサーバとこの各プロキシサーバの
キャッシュ記憶手段に記憶されている情報とを関連付け
たキャッシュ配置情報を記憶する記憶手段と、複数のプ
ロキシサーバのうちアクセスされたプロキシサーバのキ
ャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が記憶されてい
ない場合に、アクセスされたプロキシサーバとは別のプ
ロキシサーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情
報が記憶されているか否かを問い合わせるキャッシュ検
索手段と、キャッシュ検索手段からの問い合わせに対
し、キャッシュ配置情報を参照し、アクセスされたプロ
キシサーバとは別のプロキシサーバのキャッシュ記憶手
段にアクセス対象の情報が記憶されていれば、このアク
セス対象の情報を記憶しているプロキシサーバをアクセ
スされたプロキシサーバに通知してアクセスさせるキャ
ッシュ情報検索手段とを具備する。
段を備えた複数のプロキシサーバを含むネットワークシ
ステムに関する。この第3の発明のネットワークシステ
ムは、複数のプロキシサーバとこの各プロキシサーバの
キャッシュ記憶手段に記憶されている情報とを関連付け
たキャッシュ配置情報を記憶する記憶手段と、複数のプ
ロキシサーバのうちアクセスされたプロキシサーバのキ
ャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が記憶されてい
ない場合に、アクセスされたプロキシサーバとは別のプ
ロキシサーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情
報が記憶されているか否かを問い合わせるキャッシュ検
索手段と、キャッシュ検索手段からの問い合わせに対
し、キャッシュ配置情報を参照し、アクセスされたプロ
キシサーバとは別のプロキシサーバのキャッシュ記憶手
段にアクセス対象の情報が記憶されていれば、このアク
セス対象の情報を記憶しているプロキシサーバをアクセ
スされたプロキシサーバに通知してアクセスさせるキャ
ッシュ情報検索手段とを具備する。
【0021】すなわち、この第3の発明のネットワーク
システムは、先の第1の発明のキャッシュ管理装置を導
入しており、第1の発明と同様の作用により同様の効果
を得ることができる。
システムは、先の第1の発明のキャッシュ管理装置を導
入しており、第1の発明と同様の作用により同様の効果
を得ることができる。
【0022】第4の発明のネットワークシステムは、第
3の発明と同様のネットワークシステムであるが、記憶
手段が、キャッシュ配置情報に加えて、各プロキシサー
バのキャッシュ記憶手段に記憶すべき情報の属するカテ
ゴリをプロキシカテゴリ情報として記憶する。また、キ
ャッシュ情報判定手段が、各プロキシサーバのキャッシ
ュ記憶手段の記憶内容とプロキシカテゴリ情報とを参照
し、あるプロキシサーバのキャッシュ記憶手段の中に他
のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべきカ
テゴリに属する情報があるか否かを判定する。さらに、
キャッシュ移動手段が、キャッシュ情報判定手段によっ
て他のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべ
きカテゴリに属する情報があると判定された場合に、記
憶すべきプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にこの情
報を移動する。
3の発明と同様のネットワークシステムであるが、記憶
手段が、キャッシュ配置情報に加えて、各プロキシサー
バのキャッシュ記憶手段に記憶すべき情報の属するカテ
ゴリをプロキシカテゴリ情報として記憶する。また、キ
ャッシュ情報判定手段が、各プロキシサーバのキャッシ
ュ記憶手段の記憶内容とプロキシカテゴリ情報とを参照
し、あるプロキシサーバのキャッシュ記憶手段の中に他
のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべきカ
テゴリに属する情報があるか否かを判定する。さらに、
キャッシュ移動手段が、キャッシュ情報判定手段によっ
て他のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべ
きカテゴリに属する情報があると判定された場合に、記
憶すべきプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にこの情
報を移動する。
【0023】すなわち、この第4の発明のネットワーク
システムは、先の第2の発明のキャッシュ管理装置を導
入しており、第1の発明と同様の作用により同様の効果
を得ることができる。
システムは、先の第2の発明のキャッシュ管理装置を導
入しており、第1の発明と同様の作用により同様の効果
を得ることができる。
【0024】第5の発明は、コンピュータに、複数のプ
ロキシサーバとこの各プロキシサーバのキャッシュ記憶
手段に記憶されている情報とを関連付けたキャッシュ配
置情報を記憶させる記憶機能と、複数のプロキシサーバ
のうちアクセスされたプロキシサーバのキャッシュ記憶
手段にアクセス対象の情報が記憶されていない場合に、
アクセスされたプロキシサーバとは別のプロキシサーバ
のキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が記憶され
ているか否かを問い合わせさせるキャッシュ検索機能
と、キャッシュ検索機能による問い合わせに対し、キャ
ッシュ配置情報を参照させ、アクセスされたプロキシサ
ーバとは別のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にア
クセス対象の情報が記憶されていれば、このアクセス対
象の情報を記憶しているプロキシサーバをアクセスされ
たプロキシサーバに通知させてアクセスさせるキャッシ
ュ情報検索機能とを実現させるプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
ロキシサーバとこの各プロキシサーバのキャッシュ記憶
手段に記憶されている情報とを関連付けたキャッシュ配
置情報を記憶させる記憶機能と、複数のプロキシサーバ
のうちアクセスされたプロキシサーバのキャッシュ記憶
手段にアクセス対象の情報が記憶されていない場合に、
アクセスされたプロキシサーバとは別のプロキシサーバ
のキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が記憶され
ているか否かを問い合わせさせるキャッシュ検索機能
と、キャッシュ検索機能による問い合わせに対し、キャ
ッシュ配置情報を参照させ、アクセスされたプロキシサ
ーバとは別のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にア
クセス対象の情報が記憶されていれば、このアクセス対
象の情報を記憶しているプロキシサーバをアクセスされ
たプロキシサーバに通知させてアクセスさせるキャッシ
ュ情報検索機能とを実現させるプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0025】第6の発明は、第5の発明と同様のプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
あるが、記憶機能は、キャッシュ配置情報に加えて、各
プロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべき情報
の属するカテゴリをプロキシカテゴリ情報として記憶さ
せる。また、コンピュータに、各プロキシサーバのキャ
ッシュ記憶手段の記憶内容とプロキシカテゴリ情報とを
参照させ、あるプロキシサーバのキャッシュ記憶手段の
中に他のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶す
べきカテゴリに属する情報があるか否かを判定させるキ
ャッシュ情報判定機能と、キャッシュ情報判定機能によ
って他のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶す
べきカテゴリに属する情報があると判定された場合に、
記憶すべきプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にこの
情報を移動させるキャッシュ移動処理機能とを付加して
いる。
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
あるが、記憶機能は、キャッシュ配置情報に加えて、各
プロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべき情報
の属するカテゴリをプロキシカテゴリ情報として記憶さ
せる。また、コンピュータに、各プロキシサーバのキャ
ッシュ記憶手段の記憶内容とプロキシカテゴリ情報とを
参照させ、あるプロキシサーバのキャッシュ記憶手段の
中に他のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶す
べきカテゴリに属する情報があるか否かを判定させるキ
ャッシュ情報判定機能と、キャッシュ情報判定機能によ
って他のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶す
べきカテゴリに属する情報があると判定された場合に、
記憶すべきプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にこの
情報を移動させるキャッシュ移動処理機能とを付加して
いる。
【0026】上記第5及び第6の発明は、それぞれ第1
及び第2の発明で説明したキャッシュ管理装置の機能を
コンピュータにより実現するためのプログラムを記憶し
たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
及び第2の発明で説明したキャッシュ管理装置の機能を
コンピュータにより実現するためのプログラムを記憶し
たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0027】このようなプログラムを記憶した記憶媒体
を用いることによって、上述した機能を有していないサ
ーバ等の計算機、コンピュータ、ネットワークシステム
に対しても、簡単に上述した機能を付加することができ
る。
を用いることによって、上述した機能を有していないサ
ーバ等の計算機、コンピュータ、ネットワークシステム
に対しても、簡単に上述した機能を付加することができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【0029】図1は、本実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたネットワークシステムの構成を示すブロ
ック図である。
理装置を備えたネットワークシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【0030】本実施の形態に係るキャッシュ管理装置
は、キャッシュ情報管理サーバ4と、各WWWプロキシ
サーバ1、2に備えられる新規要素3である情報通信部
3a、キャッシュ情報テーブル作成部3b、キャッシュ
検索部3c、キャッシュ移動処理部3dとから構成され
る。
は、キャッシュ情報管理サーバ4と、各WWWプロキシ
サーバ1、2に備えられる新規要素3である情報通信部
3a、キャッシュ情報テーブル作成部3b、キャッシュ
検索部3c、キャッシュ移動処理部3dとから構成され
る。
【0031】この図1では、内部ネットワーク5と外部
ネットワーク6とがゲートウェイ7により接続されてい
る。
ネットワーク6とがゲートウェイ7により接続されてい
る。
【0032】内部ネットワーク5は、キャッシュ情報管
理サーバ4と、負荷分散のための複数台のWWWプロキ
シサーバ1、2とを備えており、各WWWプロキシサー
バ1、2はユーザ端末8を含むローカルネットワーク
9、10と接続されている。
理サーバ4と、負荷分散のための複数台のWWWプロキ
シサーバ1、2とを備えており、各WWWプロキシサー
バ1、2はユーザ端末8を含むローカルネットワーク
9、10と接続されている。
【0033】各ユーザ端末8は、WWW情報の要求をす
べて、まず最も近い位置にあるWWWプロキシサーバに
アクセスするように設定されている。すなわち、ローカ
ルネットワーク9に接続されているユーザ端末8はまず
WWWプロキシサーバ1にアクセスし、ローカルネット
ワーク10に接続されているユーザ端末8はまずWWW
プロキシサーバ2にアクセスする。
べて、まず最も近い位置にあるWWWプロキシサーバに
アクセスするように設定されている。すなわち、ローカ
ルネットワーク9に接続されているユーザ端末8はまず
WWWプロキシサーバ1にアクセスし、ローカルネット
ワーク10に接続されているユーザ端末8はまずWWW
プロキシサーバ2にアクセスする。
【0034】ユーザ端末8からアクセスを要求されたW
WW情報が全てのWWWプロキシサーバ1、2のキャッ
シュ記憶装置11、12に存在しない場合、アクセスさ
れたWWWプロキシサーバは、外部ネットワーク6を介
してユーザ端末8からアクセスを要求されたWWW情報
を所有するWWWサーバに代理で接続する。
WW情報が全てのWWWプロキシサーバ1、2のキャッ
シュ記憶装置11、12に存在しない場合、アクセスさ
れたWWWプロキシサーバは、外部ネットワーク6を介
してユーザ端末8からアクセスを要求されたWWW情報
を所有するWWWサーバに代理で接続する。
【0035】なお、ここでは2台のWWWプロキシサー
バ1、2が備えられている場合を例示しているが、この
台数は3台以上でもよい。また、キャッシュ情報管理サ
ーバ4はいずれかのWWWプロキシサーバ内に存在して
もよい。
バ1、2が備えられている場合を例示しているが、この
台数は3台以上でもよい。また、キャッシュ情報管理サ
ーバ4はいずれかのWWWプロキシサーバ内に存在して
もよい。
【0036】以下に、本実施の形態に係るキャッシュ管
理装置の構成について説明するが、まず第1の要素であ
るキャッシュ情報管理サーバ4の構成について説明す
る。
理装置の構成について説明するが、まず第1の要素であ
るキャッシュ情報管理サーバ4の構成について説明す
る。
【0037】キャッシュ情報管理サーバ4は、キャッシ
ュ情報記憶部4a、情報通信部4b、キャッシュ情報検
索部4c、キャッシュ情報判定部4dを備える。
ュ情報記憶部4a、情報通信部4b、キャッシュ情報検
索部4c、キャッシュ情報判定部4dを備える。
【0038】キャッシュ情報記憶部4a内には、キャッ
シュ情報テーブル(キャッシュ配置情報)13とWeb
プロキシカテゴリテーブル14とが記憶されている。
シュ情報テーブル(キャッシュ配置情報)13とWeb
プロキシカテゴリテーブル14とが記憶されている。
【0039】キャッシュ情報テーブル13は、どのWW
Wプロキシサーバ1、2にどのようなWWW情報が記憶
されているかを管理するテーブルである。例えば、各W
WWプロキシサーバ1、2毎に、それぞれのキャッシュ
記憶装置11、12が記憶しているWWW情報のURL
が記憶される。ここでは、WWWプロキシサーバ1に
「A社」のホームページを示すURL「WWW.Acompany.c
o.jp」及び「B社」のホームページを示すURL「WWW.
Bcompany.co.jp」、さらに「B社Dグループ」のホーム
ページを示すURL「WWW.Acompany.Dgroup.co.jp」が
記憶されているとしている。また、WWWプロキシサー
バ2には「C大学Eクラス」のホームページを示すUR
L「WWW.Cuniversity.Eclass.com」が記憶されていると
している。
Wプロキシサーバ1、2にどのようなWWW情報が記憶
されているかを管理するテーブルである。例えば、各W
WWプロキシサーバ1、2毎に、それぞれのキャッシュ
記憶装置11、12が記憶しているWWW情報のURL
が記憶される。ここでは、WWWプロキシサーバ1に
「A社」のホームページを示すURL「WWW.Acompany.c
o.jp」及び「B社」のホームページを示すURL「WWW.
Bcompany.co.jp」、さらに「B社Dグループ」のホーム
ページを示すURL「WWW.Acompany.Dgroup.co.jp」が
記憶されているとしている。また、WWWプロキシサー
バ2には「C大学Eクラス」のホームページを示すUR
L「WWW.Cuniversity.Eclass.com」が記憶されていると
している。
【0040】Webプロキシカテゴリテーブル14は、
各WWWプロキシサーバ1、2にどのカテゴリに属する
情報を記憶させるべきかを管理するテーブルである。こ
こでは、ローカルエリア9に関わる部門が「A社」及び
「B社」と取引があるため、URLに「Acompany」とい
う指定が含まれる情報及び「Bcompany」という指定が含
まれる情報をプロキシサーバ1に記憶させるべきカテゴ
リとしている。また、ローカルエリア10に関わる部門
が「C大学」と技術提携を結んでいるため、URLに
「Cuniversity」という指定が含まれる情報をプロキシ
サーバ2に記憶させるべきカテゴリとしている。
各WWWプロキシサーバ1、2にどのカテゴリに属する
情報を記憶させるべきかを管理するテーブルである。こ
こでは、ローカルエリア9に関わる部門が「A社」及び
「B社」と取引があるため、URLに「Acompany」とい
う指定が含まれる情報及び「Bcompany」という指定が含
まれる情報をプロキシサーバ1に記憶させるべきカテゴ
リとしている。また、ローカルエリア10に関わる部門
が「C大学」と技術提携を結んでいるため、URLに
「Cuniversity」という指定が含まれる情報をプロキシ
サーバ2に記憶させるべきカテゴリとしている。
【0041】情報通信部4bは、各WWWプロキシサー
バ1、2との間の通信を行う。
バ1、2との間の通信を行う。
【0042】キャッシュ情報検索部4cは、WWWプロ
キシサーバ1、2からの情報検索要求(問い合わせ)を
情報通信部4bを通じて受けると、キャッシュ情報記憶
部4aのキャッシュ情報テーブル13を参照し、要求さ
れたWWW情報がどのWWWプロキシサーバのキャッシ
ュ記憶装置に記憶されているかを検索する。検索の結
果、要求されたWWW情報を保持するWWWプロキシサ
ーバが見つかった場合には、そのWWWプロキシサーバ
のアドレスを情報通信部4bを通じて問い合わせ元に返
す。一方、要求されたWWW情報を記憶するWWWプロ
キシサーバが見つからなかった場合には、その旨を情報
通信部4bを通じて返す。
キシサーバ1、2からの情報検索要求(問い合わせ)を
情報通信部4bを通じて受けると、キャッシュ情報記憶
部4aのキャッシュ情報テーブル13を参照し、要求さ
れたWWW情報がどのWWWプロキシサーバのキャッシ
ュ記憶装置に記憶されているかを検索する。検索の結
果、要求されたWWW情報を保持するWWWプロキシサ
ーバが見つかった場合には、そのWWWプロキシサーバ
のアドレスを情報通信部4bを通じて問い合わせ元に返
す。一方、要求されたWWW情報を記憶するWWWプロ
キシサーバが見つからなかった場合には、その旨を情報
通信部4bを通じて返す。
【0043】キャッシュ情報判定部4cは、各WWWプ
ロキシサーバ1、2からそれぞれのキャッシュ記憶装置
11、12の記憶しているWWW情報に関するURLの
リストを情報通信部4bを通じて受ける。また、受けた
リストを順に上から読み込み、キャッシュ情報記憶部4
a内のWebプロキシカテゴリテーブル14を参照し、
各WWWプロキシサーバ1、2のキャッシュ記憶装置1
1、12内のWWW情報をそのままの状態で記憶させて
おくべきか、あるいは同一カテゴリの情報をまとめるた
めにWWW情報を移動するとしたらどのWWWプロキシ
サーバを移動先とすべきかを判定する。その判定結果に
基づき、あるWWW情報の移動先となるWWWプロキシ
サーバのアドレスを情報通信部4bを通じてリスト発信
元のWWWプロキシサーバに返す。
ロキシサーバ1、2からそれぞれのキャッシュ記憶装置
11、12の記憶しているWWW情報に関するURLの
リストを情報通信部4bを通じて受ける。また、受けた
リストを順に上から読み込み、キャッシュ情報記憶部4
a内のWebプロキシカテゴリテーブル14を参照し、
各WWWプロキシサーバ1、2のキャッシュ記憶装置1
1、12内のWWW情報をそのままの状態で記憶させて
おくべきか、あるいは同一カテゴリの情報をまとめるた
めにWWW情報を移動するとしたらどのWWWプロキシ
サーバを移動先とすべきかを判定する。その判定結果に
基づき、あるWWW情報の移動先となるWWWプロキシ
サーバのアドレスを情報通信部4bを通じてリスト発信
元のWWWプロキシサーバに返す。
【0044】移動させるべきか否かの具体的な判定手法
としては、例えばWebプロキシカテゴリテーブル14
におけるカテゴリ名がURLに含まれているか否かで判
定する手法を利用することができ、他の各種の手法も利
用可能である。
としては、例えばWebプロキシカテゴリテーブル14
におけるカテゴリ名がURLに含まれているか否かで判
定する手法を利用することができ、他の各種の手法も利
用可能である。
【0045】次に、本実施の形態に係るキャッシュ管理
装置の第2の要素であるWWWプロキシサーバ1、2の
新規要素3(情報通信部3a、テーブル作成部3b、キ
ャッシュ検索部3c、キャッシュ移動処理部3d)につ
いて説明する。
装置の第2の要素であるWWWプロキシサーバ1、2の
新規要素3(情報通信部3a、テーブル作成部3b、キ
ャッシュ検索部3c、キャッシュ移動処理部3d)につ
いて説明する。
【0046】この新規要素3を備えているWWWプロキ
シサーバ1、2には、新規要素3の他にも、例えばキャ
ッシュ記憶装置11、12や、ユーザ端末8とHTTP
プロトコルでやり取りを行う機能等のような一般的なプ
ロキシサーバとしての構成・機能が備えられている。以
下においては、WWWプロキシサーバ1に備えられた新
規要素3について説明し、WWWプロキシサーバ2に備
えられた場合については同様であるため説明を省略す
る。
シサーバ1、2には、新規要素3の他にも、例えばキャ
ッシュ記憶装置11、12や、ユーザ端末8とHTTP
プロトコルでやり取りを行う機能等のような一般的なプ
ロキシサーバとしての構成・機能が備えられている。以
下においては、WWWプロキシサーバ1に備えられた新
規要素3について説明し、WWWプロキシサーバ2に備
えられた場合については同様であるため説明を省略す
る。
【0047】情報通信部3aは、キャッシュ情報管理サ
ーバ4や他のWWWプロキシサーバ2の情報通信部3a
との通信を行う。
ーバ4や他のWWWプロキシサーバ2の情報通信部3a
との通信を行う。
【0048】テーブル作成部3bは、WWWプロキシサ
ーバ1に自己と共に備えられているキャッシュ記憶装置
11に記憶されているWWW情報のURLを適宜確認
し、この内容により情報通信部3a、4bを介してキャ
ッシュ情報テーブル13の内容を更新する。
ーバ1に自己と共に備えられているキャッシュ記憶装置
11に記憶されているWWW情報のURLを適宜確認
し、この内容により情報通信部3a、4bを介してキャ
ッシュ情報テーブル13の内容を更新する。
【0049】キャッシュ検索部3cは、ユーザ端末8か
ら要求されたWWW情報がキャッシュ記憶部11に存在
しない場合に、この情報がどのWWWプロキシサーバに
保持されているかを問う情報検索要求を情報通信部3a
を通じてキャッシュ情報管理サーバ4に送る。WWWプ
ロキシサーバ1は、この情報検索要求に関する応答の内
容に基づいて、WWWプロキシサーバ1は要求されたW
WW情報をアクセスすることとなる。
ら要求されたWWW情報がキャッシュ記憶部11に存在
しない場合に、この情報がどのWWWプロキシサーバに
保持されているかを問う情報検索要求を情報通信部3a
を通じてキャッシュ情報管理サーバ4に送る。WWWプ
ロキシサーバ1は、この情報検索要求に関する応答の内
容に基づいて、WWWプロキシサーバ1は要求されたW
WW情報をアクセスすることとなる。
【0050】キャッシュ移動処理部3dは、設定された
時間毎に、WWWプロキシサーバ1に自己と共に備えら
れたキャッシュ記憶装置11内のWWW情報に関するU
RLリストを情報通信部3aを通じてキャッシュ情報管
理サーバ4に送る。
時間毎に、WWWプロキシサーバ1に自己と共に備えら
れたキャッシュ記憶装置11内のWWW情報に関するU
RLリストを情報通信部3aを通じてキャッシュ情報管
理サーバ4に送る。
【0051】また、このキャッシュ移動処理部3dは、
送ったURLリストに関する応答(移動すべきWWW情
報と移動先のアドレス指定とを含む)に基づいて、例え
ばFTP等のデータ転送手段を利用し、キャッシュ記憶
装置11内の移動すべきWWW情報を移動先として指定
されているWWWプロキシサーバに移動させる。
送ったURLリストに関する応答(移動すべきWWW情
報と移動先のアドレス指定とを含む)に基づいて、例え
ばFTP等のデータ転送手段を利用し、キャッシュ記憶
装置11内の移動すべきWWW情報を移動先として指定
されているWWWプロキシサーバに移動させる。
【0052】上記のような構成を持つ本実施の形態に係
るキャッシュ管理装置を備えたネットワークシステムの
動作について以下に説明する。
るキャッシュ管理装置を備えたネットワークシステムの
動作について以下に説明する。
【0053】図2は、ユーザ端末8からWWWプロキシ
サーバ1へのアクセスがなされた場合の動作を示すフロ
ー図である。
サーバ1へのアクセスがなされた場合の動作を示すフロ
ー図である。
【0054】まず、ユーザ端末8からのWWW情報の要
求をWWWプロキシサーバ1が受ける(s11)。
求をWWWプロキシサーバ1が受ける(s11)。
【0055】これにより、WWWプロキシサーバ1のキ
ャッシュ検索部3cが、自分のキャッシュ記憶装置11
にこの要求されたWWW情報が記憶されているかを検索
により調べる(s12)。
ャッシュ検索部3cが、自分のキャッシュ記憶装置11
にこの要求されたWWW情報が記憶されているかを検索
により調べる(s12)。
【0056】もし、自分のキャッシュ記憶装置11が要
求されたWWW情報を記憶していれば、キャッシュにヒ
ットしたことになり、このWWW情報をユーザ端末8に
返す(s13)。
求されたWWW情報を記憶していれば、キャッシュにヒ
ットしたことになり、このWWW情報をユーザ端末8に
返す(s13)。
【0057】これに対し、自分のキャッシュ記憶装置1
1が要求されたWWW情報を保持していなければ、キャ
ッシュ検索部3cが情報通信部3a、4b経由でキャッ
シュ情報管理サーバ4のキャッシュ情報検索部4cに対
して他のWWWプロキシサーバがこのWWW情報を保持
していないか問い合わせる(s14)。なお、この問い
合わせにはユーザ端末8から要求されたWWW情報の指
定が含まれる。
1が要求されたWWW情報を保持していなければ、キャ
ッシュ検索部3cが情報通信部3a、4b経由でキャッ
シュ情報管理サーバ4のキャッシュ情報検索部4cに対
して他のWWWプロキシサーバがこのWWW情報を保持
していないか問い合わせる(s14)。なお、この問い
合わせにはユーザ端末8から要求されたWWW情報の指
定が含まれる。
【0058】キャッシュ情報検索部4cでは、キャッシ
ュ情報テーブル13内の検索がなされ、他のWWWプロ
キシサーバのキャッシュ記憶装置に要求されたWWW情
報が存在するか否かが確認される(s15)。
ュ情報テーブル13内の検索がなされ、他のWWWプロ
キシサーバのキャッシュ記憶装置に要求されたWWW情
報が存在するか否かが確認される(s15)。
【0059】要求されたWWW情報が他のWWWプロキ
シサーバのキャッシュ記憶装置にも存在しない場合に
は、その旨がキャッシュ情報管理サーバ4から問い合わ
せを行ったWWWプロキシサーバ1に通知され(s1
6)、この通知に基づいてWWWプロキシサーバ1が通
常のHTTPプロトコルを用いたWWW情報のアクセス
を上流のWWWサーバに対して行う(s17)。
シサーバのキャッシュ記憶装置にも存在しない場合に
は、その旨がキャッシュ情報管理サーバ4から問い合わ
せを行ったWWWプロキシサーバ1に通知され(s1
6)、この通知に基づいてWWWプロキシサーバ1が通
常のHTTPプロトコルを用いたWWW情報のアクセス
を上流のWWWサーバに対して行う(s17)。
【0060】一方、要求されたWWW情報が他のWWW
プロキシサーバのキャッシュ記憶装置に存在する場合に
は、そのWWW情報を保持しているWWWプロキシサー
バのアドレスが問い合わせを行ったWWWプロキシサー
バ1に通知される(s18)。
プロキシサーバのキャッシュ記憶装置に存在する場合に
は、そのWWW情報を保持しているWWWプロキシサー
バのアドレスが問い合わせを行ったWWWプロキシサー
バ1に通知される(s18)。
【0061】通知を受けたWWWプロキシサーバ1で
は、この通知の示すWWWプロキシサーバに対してHT
TPプロトコルを用いた通常の処理によりアクセスがな
される(s19)。
は、この通知の示すWWWプロキシサーバに対してHT
TPプロトコルを用いた通常の処理によりアクセスがな
される(s19)。
【0062】そして、WWWプロキシサーバ1からユー
ザ端末8に対して、アクセスされたWWW情報が送られ
る(s20)。
ザ端末8に対して、アクセスされたWWW情報が送られ
る(s20)。
【0063】図3は、WWWプロキシサーバ1のキャッ
シュ記憶装置11内のWWW情報を移動させる場合の動
作を示すフロー図である。
シュ記憶装置11内のWWW情報を移動させる場合の動
作を示すフロー図である。
【0064】まず、ある設定時間がくると、キャッシュ
情報管理サーバ4のキャッシュ情報判定部4dが、WW
Wプロキシサーバ1に対して、現在のキャッシュ記憶装
置11に記憶されているWWW情報に関するURLのリ
ストを要求する(s21)。
情報管理サーバ4のキャッシュ情報判定部4dが、WW
Wプロキシサーバ1に対して、現在のキャッシュ記憶装
置11に記憶されているWWW情報に関するURLのリ
ストを要求する(s21)。
【0065】この要求に基づき、WWWプロキシサーバ
1のキャッシュ移動処理部3dが、キャッシュ記憶装置
11内のWWW情報に関するURLのリストをキャッシ
ュ情報管理サーバ4に返答し、キャッシュ情報管理サー
バ4のキャッシュ情報判定部4dがこの返答を受け取る
(s22)。
1のキャッシュ移動処理部3dが、キャッシュ記憶装置
11内のWWW情報に関するURLのリストをキャッシ
ュ情報管理サーバ4に返答し、キャッシュ情報管理サー
バ4のキャッシュ情報判定部4dがこの返答を受け取る
(s22)。
【0066】キャッシュ情報判定部4dでは、受け取っ
たリストに含まれるURLが順次読み込まれ、この読み
込まれたURLの示すWWW情報がWebプロキシカテ
ゴリテーブル14のどのカテゴリに属するものかが判定
される。そして、読み込まれたURLの示すWWW情報
とWebプロキシカテゴリテーブル14の指定内容との
間で整合性があるか否かが判定される(s23)。
たリストに含まれるURLが順次読み込まれ、この読み
込まれたURLの示すWWW情報がWebプロキシカテ
ゴリテーブル14のどのカテゴリに属するものかが判定
される。そして、読み込まれたURLの示すWWW情報
とWebプロキシカテゴリテーブル14の指定内容との
間で整合性があるか否かが判定される(s23)。
【0067】整合性がない場合には、移動すべきWWW
情報の指定とこのWWW情報の属するカテゴリを記憶す
べきWWWプロキシサーバのIPアドレスとがWWWプ
ロキシサーバ1のキャッシュ移動処理部3dに通知され
る(s24)。
情報の指定とこのWWW情報の属するカテゴリを記憶す
べきWWWプロキシサーバのIPアドレスとがWWWプ
ロキシサーバ1のキャッシュ移動処理部3dに通知され
る(s24)。
【0068】WWWプロキシサーバ1のキャッシュ移動
処理部3dでは、通知において移動すべきとされたWW
W情報をキャッシュ記憶装置11から取り出し、移動先
として指定されたWWWプロキシサーバに移動させる
(s25)。
処理部3dでは、通知において移動すべきとされたWW
W情報をキャッシュ記憶装置11から取り出し、移動先
として指定されたWWWプロキシサーバに移動させる
(s25)。
【0069】以上説明したように、本実施の形態に係る
キャッシュ管理装置は、複数のWWWプロキシサーバ
1、2を含む内部ネットワーク5に備えられる。
キャッシュ管理装置は、複数のWWWプロキシサーバ
1、2を含む内部ネットワーク5に備えられる。
【0070】このキャッシュ管理装置を適用すること
で、ユーザ端末8からWWW情報へのアクセス要求をW
WWプロキシサーバが受け付けたが自己のキャッシュ記
憶装置に要求されたWWW情報を記憶しておらず、本来
ならば上流の(場合によっては外部にある)WWWサー
バにアクセスしなければならない場合に、要求されたW
WW情報が他のWWWプロキシサーバのキャッシュ記憶
装置にないか、アクセスされたWWWプロキシサーバか
らキャッシュ情報管理サーバ4に問い合わせ(情報検索
要求)がなされる。
で、ユーザ端末8からWWW情報へのアクセス要求をW
WWプロキシサーバが受け付けたが自己のキャッシュ記
憶装置に要求されたWWW情報を記憶しておらず、本来
ならば上流の(場合によっては外部にある)WWWサー
バにアクセスしなければならない場合に、要求されたW
WW情報が他のWWWプロキシサーバのキャッシュ記憶
装置にないか、アクセスされたWWWプロキシサーバか
らキャッシュ情報管理サーバ4に問い合わせ(情報検索
要求)がなされる。
【0071】キャッシュ情報管理サーバ4では、WWW
プロキシサーバからのからの問い合わせを受け、キャッ
シュ情報検索部4cによりどこのWWWプロキシサーバ
が要求されたWWW情報を持つかをキャッシュ情報テー
ブル13を参照して検索し、その検索結果を問い合わせ
元のWWWプロキシサーバに返す。
プロキシサーバからのからの問い合わせを受け、キャッ
シュ情報検索部4cによりどこのWWWプロキシサーバ
が要求されたWWW情報を持つかをキャッシュ情報テー
ブル13を参照して検索し、その検索結果を問い合わせ
元のWWWプロキシサーバに返す。
【0072】これにより、WWWプロキシサーバからの
検索結果が同じ内部ネットワーク5内の他のWWWプロ
キシサーバを示す場合には、この結果を受け取ったWW
Wプロキシサーバがこの結果の示すWWWプロキシサー
バにWWW情報を要求する。
検索結果が同じ内部ネットワーク5内の他のWWWプロ
キシサーバを示す場合には、この結果を受け取ったWW
Wプロキシサーバがこの結果の示すWWWプロキシサー
バにWWW情報を要求する。
【0073】したがって、内部ネットワーク5内におけ
るWWWプロキシサーバ1、2のキャッシュ記憶装置1
1、12に記憶されているWWW情報を有効に活用する
ことができる。
るWWWプロキシサーバ1、2のキャッシュ記憶装置1
1、12に記憶されているWWW情報を有効に活用する
ことができる。
【0074】また、WWWプロキシサーバ1、2間で負
荷分散を実現させつつ、キャッシュ記憶装置11、12
へのヒット率を向上させることができ、これによりトラ
フィックを抑制させ、レスポンス時間を短くすることが
できる。
荷分散を実現させつつ、キャッシュ記憶装置11、12
へのヒット率を向上させることができ、これによりトラ
フィックを抑制させ、レスポンス時間を短くすることが
できる。
【0075】さらに、本実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を適用することで、予め複数のWWWプロキシサ
ーバ毎に何の情報を持たせるか、そのカテゴリに関する
情報をWebプロキシカテゴリテーブル14に保持し、
定期的に複数のWWWプロキシサーバからそれぞれのキ
ャッシュ記憶装置が記憶するWWW情報のリストを取得
し、このリストとWebプロキシカテゴリテーブル14
の内容を元に、キャッシュ情報判定部4dにより各WW
Wプロキシサーバ1、2が決められたカテゴリ毎にWW
W情報を保持するように移動が要求される。
理装置を適用することで、予め複数のWWWプロキシサ
ーバ毎に何の情報を持たせるか、そのカテゴリに関する
情報をWebプロキシカテゴリテーブル14に保持し、
定期的に複数のWWWプロキシサーバからそれぞれのキ
ャッシュ記憶装置が記憶するWWW情報のリストを取得
し、このリストとWebプロキシカテゴリテーブル14
の内容を元に、キャッシュ情報判定部4dにより各WW
Wプロキシサーバ1、2が決められたカテゴリ毎にWW
W情報を保持するように移動が要求される。
【0076】WWWプロキシサーバ1、2側ではこの要
求を受けてキャッシュ移動処理部3dによって他のWW
Wプロキシサーバとの間でWWW情報の移動処理がなさ
れる。
求を受けてキャッシュ移動処理部3dによって他のWW
Wプロキシサーバとの間でWWW情報の移動処理がなさ
れる。
【0077】これにより、ある関係を有するWWW情報
は、ある一つのWWWプロキシサーバにまとめて保持さ
せることができるため、結果としてユーザは必要なWW
W情報を一つのWWWプロキシサーバから効率よく取り
出すことができる。
は、ある一つのWWWプロキシサーバにまとめて保持さ
せることができるため、結果としてユーザは必要なWW
W情報を一つのWWWプロキシサーバから効率よく取り
出すことができる。
【0078】ゆえに、一層ヒット率を向上させ、またト
ラフィックの増大やユーザに対するレスポンス時間を短
くすることができる。
ラフィックの増大やユーザに対するレスポンス時間を短
くすることができる。
【0079】なお、上記実施の形態に係るキャッシュ管
理装置は、同様の作用・機能を実現可能であれば各構成
要素の配置を変更させてもよく、また各構成要素を自由
に組み合わせてもよい。
理装置は、同様の作用・機能を実現可能であれば各構成
要素の配置を変更させてもよく、また各構成要素を自由
に組み合わせてもよい。
【0080】また、上記実施の形態に係るキャッシュ管
理装置の各機能、各要素は、コンピュータに実行させる
ことのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク
(フロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディス
ク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記
録媒体に書き込んで適用したり、通信媒体により伝送し
て、サーバ等の計算機、ネットワークシステム、プロキ
シサーバに適用することも可能である。上記各機能を実
現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラ
ムを読み込み、プログラムによって動作が制御されるこ
とにより、上述した処理を実行する。
理装置の各機能、各要素は、コンピュータに実行させる
ことのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク
(フロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディス
ク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記
録媒体に書き込んで適用したり、通信媒体により伝送し
て、サーバ等の計算機、ネットワークシステム、プロキ
シサーバに適用することも可能である。上記各機能を実
現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラ
ムを読み込み、プログラムによって動作が制御されるこ
とにより、上述した処理を実行する。
【0081】
【発明の効果】以上詳記したように本発明を適用する
と、負荷分散のために複数配置されたWWWプロキシサ
ーバを備えたネットワークシステムにおいて、各WWW
プロキシサーバのキャッシュ記憶装置が持つ情報を効率
よくユーザに提供できる。
と、負荷分散のために複数配置されたWWWプロキシサ
ーバを備えたネットワークシステムにおいて、各WWW
プロキシサーバのキャッシュ記憶装置が持つ情報を効率
よくユーザに提供できる。
【0082】この結果、キャッシュ記憶装置におけるデ
ィスク占有量の効率化を実現させることができ、またキ
ャッシュヒット率の向上によりユーザレスポンス速度を
向上させることができる。同様に、キャッシュヒット率
の向上により無駄なトラフィックを発生させない効果を
得ることができる。
ィスク占有量の効率化を実現させることができ、またキ
ャッシュヒット率の向上によりユーザレスポンス速度を
向上させることができる。同様に、キャッシュヒット率
の向上により無駄なトラフィックを発生させない効果を
得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るキャッシュ管理装置
を備えたネットワークシステムの構成を示すブロック
図。
を備えたネットワークシステムの構成を示すブロック
図。
【図2】ユーザ端末からWWWプロキシサーバへのアク
セスがなされた場合の動作を示すフロー図。
セスがなされた場合の動作を示すフロー図。
【図3】WWWプロキシサーバのキャッシュ記憶装置内
の情報を移動させる場合の動作を示すフロー図。
の情報を移動させる場合の動作を示すフロー図。
1、2…WWWプロキシサーバ 3…新規要素 3a、4b…情報通信部 3b…テーブル作成部 3c…キャッシュ検索部 3d…キャッシュ移動処理部 4…キャッシュ情報管理サーバ 4a…キャッシュ情報記憶部 4c…キャッシュ情報検索部 4d…キャッシュ情報判定部 5…内部ネットワーク 6…外部ネットワーク 7…ゲートウェイ 8…ユーザ端末 9、10…ローカルネットワーク 11、12…キャッシュ記憶装置 13…キャッシュ情報テーブル 14…Webプロキシカテゴリテーブル
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のプロキシサーバのキャッシュ記憶
手段に記憶される情報を管理するキャッシュ管理装置で
あって、 前記複数のプロキシサーバとこの各プロキシサーバのキ
ャッシュ記憶手段に記憶されている情報とを関連付けた
キャッシュ配置情報を記憶する記憶手段と、 前記複数のプロキシサーバのうちアクセスされたプロキ
シサーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が
記憶されていない場合に、アクセスされたプロキシサー
バとは別のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にアク
セス対象の情報が記憶されているか否かを問い合わせる
キャッシュ検索手段と、 前記キャッシュ検索手段からの問い合わせに対し、前記
キャッシュ配置情報を参照し、アクセスされたプロキシ
サーバとは別のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に
アクセス対象の情報が記憶されていれば、このアクセス
対象の情報を記憶しているプロキシサーバをアクセスさ
れたプロキシサーバに通知してアクセスさせるキャッシ
ュ情報検索手段とを具備したことを特徴とするキャッシ
ュ管理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のキャッシュ管理装置にお
いて、 前記記憶手段は、前記キャッシュ配置情報に加えて、前
記各プロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべき
情報の属するカテゴリをプロキシカテゴリ情報として記
憶し、 前記各プロキシサーバのキャッシュ記憶手段の記憶内容
と前記プロキシカテゴリ情報とを参照し、あるプロキシ
サーバのキャッシュ記憶手段の中に他のプロキシサーバ
のキャッシュ記憶手段に記憶すべきカテゴリに属する情
報があるか否かを判定するキャッシュ情報判定手段と、 前記キャッシュ情報判定手段によって他のプロキシサー
バのキャッシュ記憶手段に記憶すべきカテゴリに属する
情報があると判定された場合に、記憶すべきプロキシサ
ーバのキャッシュ記憶手段にこの情報を移動するキャッ
シュ移動処理手段とを付加したことを特徴とするキャッ
シュ管理装置。 - 【請求項3】 それぞれキャッシュ記憶手段を備えた複
数のプロキシサーバを含むネットワークシステムにおい
て、 前記複数のプロキシサーバとこの各プロキシサーバのキ
ャッシュ記憶手段に記憶されている情報とを関連付けた
キャッシュ配置情報を記憶する記憶手段と、 前記複数のプロキシサーバのうちアクセスされたプロキ
シサーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が
記憶されていない場合に、アクセスされたプロキシサー
バとは別のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にアク
セス対象の情報が記憶されているか否かを問い合わせる
キャッシュ検索手段と、 前記キャッシュ検索手段からの問い合わせに対し、前記
キャッシュ配置情報を参照し、アクセスされたプロキシ
サーバとは別のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段に
アクセス対象の情報が記憶されていれば、このアクセス
対象の情報を記憶しているプロキシサーバをアクセスさ
れたプロキシサーバに通知してアクセスさせるキャッシ
ュ情報検索手段とを具備したことを特徴とするネットワ
ークシステム。 - 【請求項4】 請求項3記載のネットワークシステムに
おいて、 前記記憶手段は、前記キャッシュ配置情報に加えて、前
記各プロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべき
情報の属するカテゴリをプロキシカテゴリ情報として記
憶し、 前記各プロキシサーバのキャッシュ記憶手段の記憶内容
と前記プロキシカテゴリ情報とを参照し、あるプロキシ
サーバのキャッシュ記憶手段の中に他のプロキシサーバ
のキャッシュ記憶手段に記憶すべきカテゴリに属する情
報があるか否かを判定するキャッシュ情報判定手段と、 前記キャッシュ情報判定手段によって他のプロキシサー
バのキャッシュ記憶手段に記憶すべきカテゴリに属する
情報があると判定された場合に、記憶すべきプロキシサ
ーバのキャッシュ記憶手段にこの情報を移動するキャッ
シュ移動処理手段とを付加したことを特徴とするネット
ワークシステム。 - 【請求項5】 コンピュータに、 複数のプロキシサーバとこの各プロキシサーバのキャッ
シュ記憶手段に記憶されている情報とを関連付けたキャ
ッシュ配置情報を記憶させる記憶機能と、 前記複数のプロキシサーバのうちアクセスされたプロキ
シサーバのキャッシュ記憶手段にアクセス対象の情報が
記憶されていない場合に、アクセスされたプロキシサー
バとは別のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段にアク
セス対象の情報が記憶されているか否かを問い合わせさ
せるキャッシュ検索機能と、 前記キャッシュ検索機能による問い合わせに対し、前記
キャッシュ配置情報を参照させ、アクセスされたプロキ
シサーバとは別のプロキシサーバのキャッシュ記憶手段
にアクセス対象の情報が記憶されていれば、このアクセ
ス対象の情報を記憶しているプロキシサーバをアクセス
されたプロキシサーバに通知させてアクセスさせるキャ
ッシュ情報検索機能とを実現させるためのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項6】 請求項5記載のプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記記憶機能は、前記キャッシュ配置情報に加えて、前
記各プロキシサーバのキャッシュ記憶手段に記憶すべき
情報の属するカテゴリをプロキシカテゴリ情報として記
憶させ、 コンピュータに、 前記各プロキシサーバのキャッシュ記憶手段の記憶内容
と前記プロキシカテゴリ情報とを参照させ、あるプロキ
シサーバのキャッシュ記憶手段の中に他のプロキシサー
バのキャッシュ記憶手段に記憶すべきカテゴリに属する
情報があるか否かを判定させるキャッシュ情報判定機能
と、 前記キャッシュ情報判定機能によって他のプロキシサー
バのキャッシュ記憶手段に記憶すべきカテゴリに属する
情報があると判定された場合に、記憶すべきプロキシサ
ーバのキャッシュ記憶手段にこの情報を移動させるキャ
ッシュ移動処理機能とを付加したプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30938599A JP2001125830A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | キャッシュ管理装置及びネットワークシステム並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30938599A JP2001125830A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | キャッシュ管理装置及びネットワークシステム並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001125830A true JP2001125830A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17992382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30938599A Pending JP2001125830A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | キャッシュ管理装置及びネットワークシステム並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001125830A (ja) |
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