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JP2001125618A - Ncデータ作成装置、ncデータ作成方法および記憶媒体 - Google Patents

Ncデータ作成装置、ncデータ作成方法および記憶媒体

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Publication number
JP2001125618A
JP2001125618A JP30230899A JP30230899A JP2001125618A JP 2001125618 A JP2001125618 A JP 2001125618A JP 30230899 A JP30230899 A JP 30230899A JP 30230899 A JP30230899 A JP 30230899A JP 2001125618 A JP2001125618 A JP 2001125618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
tool
ridge
shape
extracted
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30230899A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hagiyama
敦史 萩山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP30230899A priority Critical patent/JP2001125618A/ja
Publication of JP2001125618A publication Critical patent/JP2001125618A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 稜線部に付加された形状の加工を容易に行う
ための数値データを作成することができるNCデータ作
成装置を提供する。 【解決手段】 NCデータ作成装置10では、形状デー
タから稜線部を有する図形要素を抽出するとともに、該
抽出した図形要素の稜線部に付加された注釈データを抽
出し、抽出した注釈データに基づき稜線部に付加される
形状を解釈する解釈モジュールと、解釈モジュールの解
釈結果に基づき予め登録された稜線部の加工に使用する
複数の工具を表す工具データの内から対応する工具デー
タを選択し、選択した工具データを参照して稜線部に対
する工具軌跡を規定するNCデータの作成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め作成された被
加工物を表す形状データに基づき数値制御工作機械で使
用する数値データを作成するNCデータ作成装置、NC
データ作成方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、数値制御工作機械(以下、NC工
作機械)、例えばマシニングセンタを使用して1つの部
品を加工する場合、その部品の図面をCADシステムに
より作成し、作成された図面からNC工作機械を動作さ
せるためのNCデータを自動プログラミング機能で作成
する技術が広く知られている。
【0003】ここで、上記部品の形状を構成する図形要
素に含まれる稜線部分に関しては、オペレータによりそ
の稜線部分に付加された注釈データに基づき稜線部分に
対応するCAD図形を修正し、この修正した図形データ
に基づき稜線部分に付加された形状に対する工具軌跡を
算出する手法が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手法では、オペレータによりその稜線部分に付加された
注釈データに基づき稜線部分に対応するCAD図形を修
正し、この修正した図形データに基づき稜線部分に付加
された形状に対する工具軌跡を算出するから、その図形
の修正に多大な工数が掛る。例えば、図6に示す部品6
1においてその上面部に各稜線部分61a,61b,6
1cが形成されるとすると、この部品61を図6(a)
に示す正面図または図6(b)に示す側面図により表す
ようにCAD図形を修正するとともに、各稜線部分61
a,61b,61cに付加された形状を特定するための
注釈データを付加する必要がある。
【0005】また、各稜線部分を規定する面の形状を考
慮した工具を想定する必要があり、この工具の想定に時
間が掛る。例えば、図7に示すように、円弧状の断面形
状を有する稜線部分72に対しては、その稜線部分72
の断面形状を反転させた断面形状の切削面71aを有す
る工具71を想定する必要がある。また、加工現場にお
いては、この想定した工具を作成しなければならず、多
大な工数が余分に掛る。さらに、稜線部分の加工毎に工
具を新たに形成せずに、予め稜線部分の形状加工に汎用
的に使用することができる工具例えば図8に示す工具8
1を使用する方法が考えられるが、この方法では、球形
状の工具81先端の精度により加工精度が左右されるか
ら、部品82の稜線部分に対する高精度の形状加工を行
うことが難しい。
【0006】本発明の目的は、稜線部に付加された形状
の加工を容易に行うための数値データを作成することが
できるNCデータ作成装置、NCデータ作成方法および
記憶媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
予め作成された被加工物を表す形状データに基づき数値
制御工作機械で使用する数値データを作成するNCデー
タ作成装置において、前記形状データから稜線部を有す
る図形要素を抽出するとともに、該抽出した図形要素の
稜線部に付加された注釈データを抽出する抽出手段と、
前記抽出した注釈データに基づき前記稜線部に付加され
る形状を解釈する解釈手段と、前記解釈手段の解釈結果
に基づき前記稜線部に対する工具軌跡を規定する数値デ
ータを生成する数値データ生成手段とを備えることを特
徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のN
Cデータ作成装置において、前記稜線部の加工に使用す
る複数の工具を表す工具データを予め登録する登録手段
を備え、前記数値データ生成手段は、前記解釈手段の解
釈結果に基づき前記予め登録された工具データの内から
対応する工具データを選択し、前記選択した工具データ
を参照して前記稜線部の工具軌跡を規定する数値データ
の作成を行うことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載のN
Cデータ作成装置において、前記登録されている複数の
工具データは、先端が平坦部とその両側に形成された円
弧状のエッジ部とを有する複数の切削工具を表すデータ
であることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、予め作成された被
加工物を表す形状データに基づき数値制御工作機械で使
用する数値データを作成するNCデータ作成方法におい
て、前記形状データから稜線部を有する図形要素を抽出
するとともに、該抽出した図形要素の稜線部に付加され
た注釈データを抽出する工程と、前記抽出した注釈デー
タに基づき前記稜線部に付加される形状を解釈する工程
と、前記解釈結果に基づき前記稜線部に対する工具軌跡
を規定する数値データを生成する工程とを有することを
特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載のN
Cデータ作成方法において、前記解釈手段の解釈結果に
基づき、予め登録された前記稜線部の加工に使用する複
数の工具を表す工具データの内から対応する工具データ
を選択し、前記選択した工具データを参照して前記稜線
部に対する工具軌跡を規定する数値データの作成を行う
ことを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載のN
Cデータ作成方法において、前記登録されている複数の
工具データは、先端が平坦部とその両側に形成された円
弧状のエッジ部とを有する複数の切削工具を表すデータ
であることを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、予め作成された被
加工物を表す形状データに基づき数値制御工作機械で使
用する数値データを作成するNCデータ作成処理用プロ
グラムを格納した記憶媒体において、前記プログラム
は、前記形状データから稜線部を有する図形要素を抽出
するとともに、該抽出した図形要素の稜線部に付加され
た注釈データを抽出する抽出モジュールと、前記抽出し
た注釈データに基づき前記稜線部に付加される形状を解
釈する解釈モジュールと、前記解釈モジュールの解釈結
果に基づき前記稜線部に対する工具軌跡を規定する数値
データを生成する数値データ生成モジュールとを有する
ことを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項7記載の記
憶媒体において、前記プログラムは、前記稜線部の加工
に使用する複数の工具を表す工具データを予め登録する
登録モジュールを有し、前記数値データ生成モジュール
は、前記解釈手段の解釈結果に基づき前記予め登録され
た工具データの内から対応する工具データを選択し、前
記選択した工具データを参照して前記稜線部に対する工
具軌跡を規定する数値データの作成を行うことを特徴と
する。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項8記載の記
憶媒体において、前記登録されている複数の工具データ
は、先端が平坦部とその両側に形成された円弧状のエッ
ジ部とを有する複数の切削工具を表すデータであること
を特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図を参照しながら説明する。
【0017】図1は本発明のNCデータ作成装置の実施
の一形態の構成を示すブロック図である。
【0018】NCデータ作成装置10は、図1に示すよ
うに、NC工作機械20、CAD/CAMエンジニアリ
リングワークステーション(EWS)21を接続する通
信インターフェース9と、ROM6に格納されているプ
ログラムに従い装置全体の制御を行うとともに、予め作
成された被加工物を表すデータに基づきNC工作機械で
使用する数値データを生成する処理を行うCPU1とを
備える。CPU1の演算作業領域にはRAM7が用いら
れ、また、RAM7にはデータや可変パラメータなどが
記憶される。
【0019】CPU1には、上記ROM6、RAM7と
ともに、入力部2、表示部3、出力部4、記憶装置8が
内部バス5を介して接続されている。入力部2は、デー
タやパラメータなどを入力するためのキーボードからな
る。表示部3は、CPU1による演算処理の結果、入力
データ、パラメータなどを表示する。出力部4は、CP
U1による演算処理の結果を印刷出力するプリンタなど
からなる。記憶装置8は、ハードディスクドライブ、フ
ロッピディスクなどからなり、記憶装置8には、通信イ
ンターフェース9を介してCAD/CAMEWS21か
ら取り込んだCADデータなどが格納される。
【0020】ここで、上述した、予め作成された被加工
物の形状を表す形状データに基づきNC工作機械で使用
するNCデータを生成する処理を行うためのNCデータ
生成処理用プログラムは、形状データから稜線部を有す
る図形要素を抽出するとともに、該抽出した図形要素の
稜線部に付加された注釈データを抽出する抽出モジュー
ルと、抽出した注釈データに基づき稜線部に付加される
形状を解釈する解釈モジュールと、稜線部の加工に使用
する複数の工具を表す工具データを予め登録する登録モ
ジュールと、解釈モジュールの解釈結果に基づき登録モ
ジュールに登録された工具データの内から対応する工具
データを選択し、選択した工具データを参照して稜線部
に対する工具軌跡を規定するNCデータの作成を行う。
すなわち、本実施の形態では、形状データから稜線部を
有する図形要素を抽出するとともに、該抽出した図形要
素の稜線部に対する工具軌跡を算出する稜線部工具軌跡
算出処理を行うことが可能である。
【0021】この稜線部工具軌跡算出処理について図2
および図3を参照しながら説明する。図2は図1のNC
データ作成装置の稜線部工具軌跡算出処理の手順を示す
フローチャート、図3は稜線部に付した注釈データの一
例を示す図である。
【0022】まず、稜線部に付した注釈データについて
説明すると、図3に示すように、本例においては、被加
工物の各面に対してそれぞれの高さ(矩形枠で囲まれた
数値)が記述されているとともに、高さ0の面における
各稜線部に対してそれぞれの形状寸法を規定するデータ
が記述されている。ここでは、1つの稜線には半径1m
mの円弧形状であることを示すデータ「AR1.0」
が、また他の1つの稜線には半径2mmの円弧形状であ
ることを示すデータ「AR2.0」が、さらに他の1つ
の稜線には半径3mmの円弧形状であることを示すデー
タ「AR3.0」が付加されている。このような稜線部
に注釈データが付加されたは図形は、CAD/CAME
WS21によりデータ化されされており、このデータ
は、CAD/CAMEWS21から通信インターフェー
ス9を介して取り込まれて記憶装置8に格納される。
【0023】次に、稜線部工具軌跡算出処理の手順につ
いて説明すると、図2に示すように、まずステップS1
において記憶装置8に格納されているCAD図形データ
を読み出して図形要素、注釈データを取り出し、続くス
テップS2で取り出したデータに図形要素から稜線部を
抽出し、この抽出した稜線部に付された注釈データを解
釈する。図3に示す例の場合、各稜線部に付されたデー
タ「AR1.0」、「AR2.0」、「AR3.0」の
解釈が行われる。そしてステップS3で注釈データの解
釈結果に基づきこの注釈データに対応する加工データを
作成する。例えば、上述したデータ「AR1.0」に対
しては、半径1mmの円弧形状の断面形状を有する稜線
部を形成するように加工データを作成する。
【0024】次いで、ステップS4に進み、未処理の稜
線部の注釈データがあるか否かを判定し、未処理の稜線
部の注釈データがあるときには、上記ステップS2に戻
る。未処理の稜線部の注釈データがないときには、ステ
ップS5に進み、上記ステップS3で作成された加工デ
ータに基づき工具軌跡を決定する。この工具軌跡の決定
においては、使用する工具の決定を合せて行う。具体的
には、作成された加工データに基づき予め登録された稜
線部の形状加工するための複数の工具を選択して決定す
る。この工具の詳細については後述する。そしてステッ
プS6で未処理の稜線部があるか否かを判定し、未処理
の稜線部があるときには、上記ステップS5に戻り、未
処理の稜線部がないときには、本処理を終了する。
【0025】稜線部の形状加工に用いる工具およびその
工具経路について図4および図5を参照しながら説明す
る。図4は図1のNCデータ作成装置で稜線部の形状加
工に用いる工具の一例およびその工具を用いた場合の工
具経路の算出原理を示す図、図5は図4の工具を用いて
算出された工具経路の一例を示す図である。
【0026】稜線部の形状加工に用いる工具としては、
図4に示すように、先端41aが円形の平坦部およびそ
れの両側に位置する円弧状のエッジ部を有する切削工具
41を用いる。ここで、先端41aの平坦部は直径Dを
有し、この直径Dの1/2すなわちD/2はNC工作機
械側に工具径補正オフセット値として設定される。ま
た、先端41aのエッジ部の半径はRに設定され、この
切削工具41は部品42における半径Rの円弧状断面形
状を有する稜線部の形状加工に用いられる。本実施の形
態では、異なる予め平坦部の直径Dおよびエッジ部の半
径Rを有する複数の切削工具を登録し、登録された複数
の切削工具の中から稜線部に対応する工具を選択する。
【0027】この切削工具41を用いて半径Rの円弧形
状の稜線部を加工する際には、この工具径補正オフセッ
ト値に調整を加えることにより加工精度を確保する。こ
こで稜線部のRの円弧形状に沿った切削工具41の工具
経路を算出すると、切削工具41の先端41aのエッジ
部と稜線部の形状とが干渉する。そこで、稜線部の半径
Rの中心位置をP1とすると、この位置P1から半径R
分だけ下方側に離れている位置P2へ向けて移動しなが
ら円弧半径が2Rに向けて増大するように変化させたと
きに得られる工具経路SL1を切削工具41の工具経路
として算出する。このようにして算出される工具経路S
L1は、切削工具41の先端41aのエッジ部と稜線部
に隣接する他の面とが干渉しない位置までの経路であ
る。この算出の結果、図5に示す工具経路が得られる。
【0028】このように本実施の形態では、形状データ
から稜線部を有する図形要素を抽出するとともに、該抽
出した図形要素の稜線部に付加された注釈データを抽出
し、抽出した注釈データに基づき稜線部に付加される形
状を解釈する解釈モジュールと、解釈モジュールの解釈
結果に基づき予め登録された稜線部の加工に使用する複
数の工具を表す工具データの内から対応する工具データ
を選択し、選択した工具データを参照して稜線部に対す
る工具軌跡を規定するNCデータの作成を行うから、稜
線に付加された形状の加工を容易に行うためのNCデー
タを作成することができる。
【0029】なお、本実施の形態では、NCデータ生成
処理用プログラムをROM6に格納しているが、これに
代えて、NCデータ生成処理用プログラムをフロッピデ
ィスク、CDROM、MOなどの記憶媒体から供給する
ようにしてもよい。この場合は、このNCデータ生成処
理用プログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成する
ことになり、この記憶媒体からNCデータ生成処理用プ
ログラムを読み出して実行すればよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のNCデー
タ作成装置によれば、形状データから稜線部を有する図
形要素を抽出するとともに、該抽出した図形要素の稜線
部に付加された注釈データを抽出する抽出手段と、抽出
した注釈データに基づき前記稜線部に付加される形状を
解釈する解釈手段と、解釈手段の解釈結果に基づき稜線
部に対する工具軌跡を規定する数値データを生成する数
値データ生成手段とを備えるから、稜線部に付加された
形状の加工を容易に行うための数値データを作成するこ
とができる。
【0031】また、稜線部の加工に使用する複数の工具
を表す工具データを予め登録する登録手段を備え、数値
データ生成手段は、解釈手段の解釈結果に基づき予め登
録された工具データの内から対応する工具データを選択
し、選択した工具データを参照して稜線部の工具軌跡を
規定する数値データの作成を行うことによって、工具選
択の手間を掛けずに数値データの作成を行うことができ
る。
【0032】さらに、登録されている複数の工具データ
を、先端が平坦部とその両側に形成された円弧状のエッ
ジ部とを有する複数の切削工具を表すデータとすること
によって、工具選択の手間を掛けずに稜線部に対する切
削工具用軌跡用数値データの作成を容易に行うことがで
きる。
【0033】本発明のNCデータ作成方法によれば、形
状データから稜線部を有する図形要素を抽出するととも
に、該抽出した図形要素の稜線部に付加された注釈デー
タを抽出する工程と、抽出した注釈データに基づき前記
稜線部に付加される形状を解釈する工程と、解釈結果に
基づき稜線部に対する工具軌跡を規定する数値データを
生成する工程とを有するから、稜線部に付加された形状
の加工を容易に行うための数値データを作成することが
できる。
【0034】また、解釈手段の解釈結果に基づき、予め
登録された前記稜線部の加工に使用する複数の工具を表
す工具データの内から対応する工具データを選択し、選
択した工具データを参照して稜線部に対する工具軌跡を
規定する数値データの作成を行うことによって、工具選
択の手間を掛けずに数値データの作成を行うことができ
る。
【0035】さらに、登録されている複数の工具データ
を、先端が平坦部とその両側に形成された円弧状のエッ
ジ部とを有する複数の切削工具を表すデータとすること
によって、工具選択の手間を掛けずに稜線部に対する切
削工具用軌跡用数値データの作成を容易に行うことがで
きる。
【0036】本発明の記憶媒体によれば、プログラム
は、形状データから稜線部を有する図形要素を抽出する
とともに、該抽出した図形要素の稜線部に付加された注
釈データを抽出する抽出モジュールと、抽出した注釈デ
ータに基づき前記稜線部に付加される形状を解釈する解
釈モジュールと、解釈モジュールの解釈結果に基づき稜
線部に対する工具軌跡を規定する数値データを生成する
数値データ生成モジュールとを有するから、稜線部に付
加された形状の加工を容易に行うための数値データを作
成することができる。
【0037】また、プログラムは、稜線部の加工に使用
する複数の工具を表す工具データを予め登録する登録モ
ジュールを有し、数値データ生成モジュールは、解釈モ
ジュールの解釈結果に基づき予め登録された工具データ
の内から対応する工具データを選択し、選択した工具デ
ータを参照して稜線部に対する工具軌跡を規定する数値
データの作成を行うことによって、工具選択の手間を掛
けずに数値データの作成を行うことができる。
【0038】さらに、登録されている複数の工具データ
を、先端が平坦部とその両側に形成された円弧状のエッ
ジ部とを有する複数の切削工具を表すデータとすること
によって、工具選択の手間を掛けずに稜線部に対する切
削工具用軌跡用数値データの作成を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のNCデータ作成装置の実施の一形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のNCデータ作成装置の稜線部工具軌跡算
出処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】稜線部に付した注釈データの一例を示す図であ
る。
【図4】図1のNCデータ作成装置で稜線部の形状加工
に用いる工具の一例およびその工具を用いた場合の工具
経路の算出原理を示す図である。
【図5】図4の工具を用いて算出された工具経路の一例
を示す図である。
【図6】稜線に形状が付加されている部品の一例を示す
図である。
【図7】稜線の形状加工に使用される工具の一例を示す
図である。
【図8】稜線の形状加工に使用される工具の他の例を示
す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 入力部 3 表示部 4 出力部 6 ROM 7 RAM 8 記憶装置 9 通信インタフェース 10 NC工作機械 11 CAD/CAMEWS

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め作成された被加工物を表す形状デー
    タに基づき数値制御工作機械で使用する数値データを作
    成するNCデータ作成装置において、前記形状データか
    ら稜線部を有する図形要素を抽出するとともに、該抽出
    した図形要素の稜線部に付加された注釈データを抽出す
    る抽出手段と、前記抽出した注釈データに基づき前記稜
    線部に付加される形状を解釈する解釈手段と、前記解釈
    手段の解釈結果に基づき前記稜線部に対する工具軌跡を
    規定する数値データを生成する数値データ生成手段とを
    備えることを特徴とするNCデータ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記稜線部の加工に使用する複数の工具
    を表す工具データを予め登録する登録手段を備え、前記
    数値データ生成手段は、前記解釈手段の解釈結果に基づ
    き前記予め登録された工具データの内から対応する工具
    データを選択し、前記選択した工具データを参照して前
    記稜線部の工具軌跡を規定する数値データの作成を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のNCデータ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記登録されている複数の工具データ
    は、先端が平坦部とその両側に形成された円弧状のエッ
    ジ部とを有する複数の切削工具を表すデータであること
    を特徴とする請求項2記載のNCデータ作成装置。
  4. 【請求項4】 予め作成された被加工物を表す形状デー
    タに基づき数値制御工作機械で使用する数値データを作
    成するNCデータ作成方法において、前記形状データか
    ら稜線部を有する図形要素を抽出するとともに、該抽出
    した図形要素の稜線部に付加された注釈データを抽出す
    る工程と、前記抽出した注釈データに基づき前記稜線部
    に付加される形状を解釈する工程と、前記解釈結果に基
    づき前記稜線部に対する工具軌跡を規定する数値データ
    を生成する工程とを有することを特徴とするNCデータ
    作成装置。
  5. 【請求項5】 前記解釈手段の解釈結果に基づき、予め
    登録された前記稜線部の加工に使用する複数の工具を表
    す工具データの内から対応する工具データを選択し、前
    記選択した工具データを参照して前記稜線部に対する工
    具軌跡を規定する数値データの作成を行うことを特徴と
    する請求項4記載のNCデータ作成方法。
  6. 【請求項6】 前記登録されている複数の工具データ
    は、先端が平坦部とその両側に形成された円弧状のエッ
    ジ部とを有する複数の切削工具を表すデータであること
    を特徴とする請求項5記載のNCデータ作成方法。
  7. 【請求項7】 予め作成された被加工物を表す形状デー
    タに基づき数値制御工作機械で使用する数値データを作
    成するNCデータ作成処理用プログラムを格納した記憶
    媒体において、前記プログラムは、前記形状データから
    稜線部を有する図形要素を抽出するとともに、該抽出し
    た図形要素の稜線部に付加された注釈データを抽出する
    抽出モジュールと、前記抽出した注釈データに基づき前
    記稜線部に付加される形状を解釈する解釈モジュール
    と、前記解釈モジュールの解釈結果に基づき前記稜線部
    に対する工具軌跡を規定する数値データを生成する数値
    データ生成モジュールとを有することを特徴とする記憶
    媒体。
  8. 【請求項8】 前記プログラムは、前記稜線部の加工に
    使用する複数の工具を表す工具データを予め登録する登
    録モジュールを有し、前記数値データ生成モジュール
    は、前記解釈手段の解釈結果に基づき前記予め登録され
    た工具データの内から対応する工具データを選択し、前
    記選択した工具データを参照して前記稜線部に対する工
    具軌跡を規定する数値データの作成を行うことを特徴と
    する請求項7記載の記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記登録されている複数の工具データ
    は、先端が平坦部とその両側に形成された円弧状のエッ
    ジ部とを有する複数の切削工具を表すデータであること
    を特徴とする請求項8記載の記憶媒体。
JP30230899A 1999-10-25 1999-10-25 Ncデータ作成装置、ncデータ作成方法および記憶媒体 Withdrawn JP2001125618A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102018218201A1 (de) 2017-10-30 2019-05-23 Fanuc Corporation Numerische steuereinrichtung, cnc-werkzeugmaschine, numerisches steuerverfahren und programm für eine numerische steuerung
US11681274B2 (en) 2017-10-30 2023-06-20 Fanuc Corporation Postprocessor device that generates a machining program including instruction for changing at least one parameter to be used for controlling at least one axis of a CNC machine tool

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