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JP2001124490A - 熱交換器および冷却システム - Google Patents

熱交換器および冷却システム

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Publication number
JP2001124490A
JP2001124490A JP30377199A JP30377199A JP2001124490A JP 2001124490 A JP2001124490 A JP 2001124490A JP 30377199 A JP30377199 A JP 30377199A JP 30377199 A JP30377199 A JP 30377199A JP 2001124490 A JP2001124490 A JP 2001124490A
Authority
JP
Japan
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heat exchanger
heat exchangers
refrigerant
unit
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP30377199A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Osone
靖夫 大曽根
Shingo Yokoyama
真吾 横山
Kazunori Nakamura
和則 中村
Seiichiro Takeshita
清一郎 竹下
Shigehisa Funabashi
茂久 船橋
Osamu Sekiguchi
治 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication of JP2001124490A publication Critical patent/JP2001124490A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/26Arrangements for connecting different sections of heat-exchange elements, e.g. of radiators
    • F28F9/262Arrangements for connecting different sections of heat-exchange elements, e.g. of radiators for radiators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0246Arrangements for connecting header boxes with flow lines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多品種少量生産の建設機械等の特注熱交換器
の製作を簡単化し、エンジン冷却システムや熱交換器の
品質の維持、短期納入、コストの低減を図る。 【解決手段】 単位熱交換器5を予め準備しておき、必
要熱交換条件や個々の寸法に応じて単位熱交換器5を組
み合わせたり、一つの熱交換器に複数の冷媒系統を設け
ることにより、機種別に特注の熱交換器を設計しなくて
も冷却システムを構築できるようにした。個々の単位熱
交換器5に予め位置決め用の取付部6を設け、必要最小
限数の単位熱交換器5を選択し、サイドプレート7等の
骨組み部材に取付ける。冷媒配管8との間はカプラー9
等の配管継手で接続する。本発明によれば種々の熱交換
条件に応じた熱交換器を容易に製作できるため、上記課
題が解決され、効率的な冷却システムができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱交換器および冷却
システムに係り、特に、建設機械、農業機械、発電装置
などのエンジンルームに好適な熱交換器および冷却シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建設機械などのエンジンルームに
設置される冷却システムは、インタークーラ、エアコン
放熱器、オイルクーラ、ラジエータ等の個々の熱交換器
が、機体内の空気の流れに対してほぼ直交する方向に直
列もしくは並列に設置されている。
【0003】そして、エンジンクランク軸にファンベル
トを介して連結されたプロペラファンにより、冷却風を
上記各熱交換器に管外冷媒として供給する形式のもので
あり、多くの場合、個々の熱交換器は、エンジンの容量
や作業能力の異なる機種ごとに個別に設計されてきた。
【0004】これらの熱交換器の設計において、熱交換
条件に応じてチューブやフィンを、放熱量を満たすに必
要なだけ重ね合わせ、機種毎に設計されたヘッダと組み
合わせて個別に熱交換器を構成し、管内冷媒入出口を介
して冷媒を供給する方法が一般的である。
【0005】また、異なる熱交換媒体を同時に熱交換す
る熱交換器は、従来、主として自動車の分野で用いられ
ており、例えば、特開平8−219662号公報に記載
のように、生産規模が大きいためか、冷媒チューブおよ
び放熱フィン等の熱交換要素は、同一のものを組み合わ
せてはいるが、ケースなどの筐体に構成した熱交換器そ
のものは、一定の機種用のみに限定された構成となって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷却システ
ムでは、仮に熱交換器がチューブやフィンなどの単位要
素の組み合わせにより構成されている場合であっても、
熱交換器の全体構成としては、いずれも一定の機種のみ
に固定された構成であった。これは、自動車等、大量生
産される製品で使用するための熱交換器としては好適で
ある。
【0007】しかし、例えば、建設機械、農業機械、発
電装置等の、比較的多品種少量生産あるいは一品生産
で、かつ、機種ごとに機体建屋寸法や熱交換条件が異な
るような、エンジンルームの冷却システムに利用するた
めには、機種ごとに個別に製作した熱交換器を用いる必
要があり、そのため、設計・製造コストが高くなってし
まうという問題点があった。
【0008】また、これら特別に製作される熱交換器は
比較的大型であり、多数の伝熱チューブや放熱フィンな
どを、手作業でロウ付け等するため変形が起きやすく、
そのため、精度の高い製品の製作が難しく、製品の歩留
まりが悪いという問題があった。
【0009】また、これらの機械・装置の熱交換器は、
受注してから熱交換条件に応じて、個別に設計および製
作を行うため、製品納入までに長期間を要し、生産効率
がきわめて悪かった。
【0010】本発明の課題は、熱交換条件が異なる種々
の熱交換器において、その製作を簡単化することに有
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、予めユニット化した単位熱交換器を準備
しておき、建設機械などの機体ごとの熱交換条件や、発
電装置のエンジンルームを設置する建屋寸法、あるい
は、熱交換容量に応じて上記単位熱交換器を組み合わせ
て熱交換器を構成し、また、複数種類の管内冷媒の系統
に区分して、一つの熱交換器を複数の単位熱交換器で共
有できる構成としたことにより、多品種少量生産の機体
に対応した熱交換器および冷却システムを提供できるよ
うにしたものである。
【0012】すなわち、本発明の熱交換器は、複数本の
伝熱管の両端にヘッダを備え、前記ヘッダに冷媒配管と
の接続部を有する複数個の単位熱交換器が、連結部材を
介して並設されてなるものである。
【0013】また、本発明の冷却システムは、複数本の
伝熱管の両端にヘッダを有し、ユニット化された単位熱
交換器を、連結部材を介して並設することにより熱交換
器を構成し、前記熱交換器が、エンジンルームの管外冷
媒の主流方向とほぼ直交する面に配置されてなるもので
ある。
【0014】本発明によれば、建設機械などの多品種少
量生産で、熱交換条件が個別に異なる種々の熱交換器に
おいて、熱交換条件に応じて単位熱交換器を組み合わせ
るだけで対応できるので、製作がきわめて簡単となる。
そのため、設計・製作コストが低く、製品精度も高精度
に維持でき、短期間で製品納入が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は、本発明における実施の
一形態を示す基本的な図で、管外冷媒(例えば、空気)
の上流側から熱交換器を見た概略図で、図(A)は単位
ユニットとしての単位熱交換器、図(B)は単位熱交換
器を組み合わせた熱交換器の全体構成の一例を示す図で
ある。
【0016】図1に示すように、本発明の冷却システム
は、単位熱交換器5を予め準備しておき、それらを複数
個並列に並べて実装することにより、一つの熱交換器を
形成する。個々の単位熱交換器5には、予め位置決め用
の取付部6を設けておく。
【0017】熱交換器で放熱する熱交換条件が定まった
ら、その熱交換条件を満たすのに必要最小限数だけの単
位熱交換器5を選択し、サイドプレート7等の骨組み部
材に取付部6を介して単位熱交換器5を取り付ける。
【0018】管内冷媒が熱交換器に供給され、熱交換後
に流出する配管8と単位熱交換器5との間は、カプラー
9等の配管継ぎ手を用いて接続する。配管8側と単位熱
交換器9側のカプラー9間の距離は、管内冷媒の圧力損
失を極端に大きくすることなく接続できる距離であれば
特に制限は設けない。なお、予め骨組み部材7に、個々
の単位熱交換器5に接続する冷媒配管8を組み込んで構
成すると便利である。
【0019】また、カプラー9の形状としては、取り外
し時に、配管側の管が閉鎖されて冷媒が漏れない形状の
ものが望ましい。このようなカプラー9および配管の末
端形状を用いることにより、メンテナンス時に、冷媒を
外部に一旦抽出しなくても熱交換器のみ自由に取り外し
をすることができる。
【0020】また、図1では、単位熱交換器5側のカプ
ラー9の位置を、単位熱交換器5の左右の面としたが、
管外冷媒の流れ、およびエンジンルーム内での取り付け
時の不具合を生じない場合は、例えば、図1の正面から
見た面もしくはその裏面に設けても全く問題ない。これ
は、取付部6の位置に関しても同様である。
【0021】また、一個の熱交換器に対して、単位熱交
換器5は一列になるように図示してあるが、単要素熱交
換器5の図1における左右方向の寸法およびエンジンル
ームの大きさ、および必要とされる熱交換条件によって
は、このような列を左右に並べた構造としてもよい。
【0022】単位熱交換器5の構造も、図1では、チュ
ーブ1が4本、フィン2が3段の構成で、それを組み合
わせるとチューブ1が単位熱交換器5の接する位置で
は、あたかもフィン2を間に介することなく接するよう
に書かれているが、単位熱交換器の構造は、図1に示し
た例に限らない。
【0023】したがって、例えば、図1に示したチュー
ブのどちらか一方は、冷媒を流さない構造の部材とした
り、あるいは、両端のチューブ1の断面積を、内側のチ
ューブ1の断面積の約1/2とすることにより、個々の
チューブ1を流れる管内冷媒の流量およびそれに隣接す
るフィン面積を、ほぼ等しくするような構成としてもよ
い。
【0024】このように、一定の熱交換容量を持つ単位
熱交換器5を予め準備しておき、それを複数個組み合わ
せて一つの熱交換器を構成することにより、熱交換条件
の異なる種々の機体に関して、それぞれ別個に熱交換器
を製作する必要がなくなり、精度の維持された熱交換器
を短期間に納入できる。また、設計および開発コストを
低減できる。
【0025】図2は、本発明における単位熱交換器を組
み合わせた別の構成例で、管外冷媒流れとほぼ直交する
方向から熱交換器を見た側面図である。図1に示した実
施形態においては、単位熱交換器5は、その左右をそれ
ぞれ一つのサイドプレート7に、取付部6を介してネジ
止め等の手段により固定し、複数個の単位熱交換器を一
括して一つの熱交換器を構成したが、この場合、サイド
プレート7は機種ごとに、つまり、単位熱交換器の数に
応じて別個に設けなければならない。
【0026】しかし、図2に示した実施形態では、隣接
した単位熱交換器5どうしのみを、プレート7aを介し
て固定している。つまり、単位熱交換器5に必要に応じ
てそれぞれ骨組み部材10を用意し、組み立て時には、
それらを単位用のプレート7aとネジ11を用いて固定
して熱交換器を構成する。
【0027】この方式により、プレート7aや部材10
などを、それぞれ同一形状のものを使用できるので、一
つの熱交換器を、単位要素の組み合わせで作ることがで
き、コストを低減することができる。なお、剛性を高め
るため、骨組み部材10は、図2と平行な面方向にも応
力を受ける柱、もしくは壁状構造体を有することが望ま
しいことは言うまでもない。
【0028】次に、図3を用いて、本発明になる単位熱
交換器5と配管8との接続方法の一例を説明する。図1
に示した実施形態では、単位熱交換器5と配管8とを接
続する配管継ぎ手はカプラー9とし、カプラー取り外し
時には、管内冷媒が漏れないように、配管の末端構造を
加工することを想定していたが、実際の継ぎ手として
は、通常の配管継ぎ手以外は使用できないような場合も
存在する。
【0029】その場合、図3に示すように、配管8と継
ぎ手12の間、もしくは継ぎ手12と単位熱交換器5の
間の少なくとも一方に、締め切り弁13を設置し、メン
テナンス時など、単位熱交換器5を外部に取り外す際に
は、この締め切り弁13を閉じ、エンジン冷却時には開
くことで、液漏れを殆ど起こすことなく単位熱交換器を
取り外すことができる。
【0030】また、単位熱交換器5側に管内冷媒の取り
出し口14を設けておくことにより、取り外し時の単位
熱交換器5の重量は軽量化し、一方、冷却系全体の冷媒
は締め切り弁13を閉じることで、外部に漏れることな
く単位熱交換器5またはそれを実装した熱交換器の全体
構成を外部に取り外すことができる。
【0031】なお、図4に示すように、配管8の管内冷
媒出入り口付近に締め切り弁13を設置し、配管8の最
下部に、管内冷媒取り出し口14を設置することによっ
ても、ほぼ同様の効果を得ることができる。
【0032】次に、図5を用いて、メンテナンス時など
に、熱交換器15を機体16の外部への取り出す方法の
一例を説明する。なお、実際の取り出し方法は、必ずし
も図5に示す方法のみに限定されるべきではないことは
言うまでもない。
【0033】図5に示すように、管外冷媒の主流方向と
ほぼ直交する平面内で移動可能な移動手段として、例え
ば、台車17上に熱交換器15を乗せて、それをガイド
レール18上に実装する。図の方向からは見えないが、
ガイドレール18はその一部を機体16の開閉部を通じ
て外部に延長できるような構造とする。
【0034】メンテナンス時には、配管8の締め切り弁
13を閉じ、配管継ぎ手12から台車17上の熱交換器
15側の部分を切り離し、台車17をガイドレール18
に沿って、機械・装置等の機体16の外部に取り出すこ
とにより、メンテナンスや清掃を簡単に実施できる。な
お、延長したガイドレール18の一部からさらに支柱も
しくはフックを取り出し、機体16に取り付けて熱交換
器15の重量を支えることができる。
【0035】図6に、本発明における他の一実施形態を
示す。図1に示した実施形態においては、管内冷媒が一
種類であるかのように説明したが、熱交換器15を複数
の単位熱交換器5で共有するときに、一つの熱交換器1
5を共有する単位熱交換器5に複数種類の管内冷媒を流
すことができる。
【0036】図6は、上記のような構成を示したもので
ある。なお、図6では熱交換器15を共有する管内冷媒
の種類が2種類で、それぞれの管内冷媒に対応する単位
熱交換器5の数が2単位ずつである場合を示している。
【0037】なお、管内冷媒の種類、および単位熱交換
器5の数は、機械・装置の機体16の寸法と、熱交換器
15および単位熱交換器5の寸法、さらに個々の熱交換
条件により決まるものであるから、その数は、図6に示
した数に限る必要は全くない。
【0038】また、単位熱交換器5のチューブ1の断面
積やフィン2の面積、それぞれのピッチなどの寸法は、
単位熱交換器5として組み立てたときの寸法が揃ってい
れば、管内冷媒の種類に応じて変更することができる。
【0039】図7は、本発明の冷却システムの適用例を
示し、建設機械のエンジンルームにおける管外冷媒主流
方向の熱交換器の実装位置の一例を示す図である。な
お、エンジンルーム内のファンより下流側の部分は省略
する。
【0040】図7に示すように、本発明においては、単
位熱交換器5の組み合わせにより、管内冷媒の種類と熱
交換器の種類を必ずしも一対一に対応させなくても冷却
システムを構築することができる。
【0041】すなわち、インタークーラ19、エアコン
用コンデンサ20、オイルクーラ21、ラジエータ22
等とともに、本発明になる単位熱交換器5を組み合わせ
た熱交換器15が、必要に応じて適宜配置されている。
【0042】この結果、例えば、一つの管内冷媒に対応
した熱交換器の任意の位置に、選択的に隙間を設けて冷
たい冷却風23を下流側の熱交換器に供給することも可
能となり、冷却システム全体の放熱性能を自由に設計す
ることができる。なお、図7に示した種々の熱交換器の
種別配置はあくまでも一例である。
【0043】ここで、図8に、上記実装例(図7)の参
考として、建設機械エンジンルームにおける実装位置の
一参考例を示す。建設機械のエンジンルームにおいて
は、個々の管内冷媒の種類に応じて独立して製造した熱
交換器、すなわち、インタークーラ19、エアコン用コ
ンデンサ20、オイルクーラ21、ラジエータ22等
が、管外冷媒である冷却風23の流れに対し並列または
直列に実装されている。
【0044】この参考例では、個々の熱交換器の寸法も
まちまちであるため、個々の熱交換器間や、熱交換器と
機体16との間に隙間ができ、下流側の熱交換器へ入る
冷却風23の配分の設計に苦労したり、あるいは本来低
温の冷却風23が入るべき位置に、上流側の熱交換器と
熱交換して昇温した冷却風23が流れ込み、熱交換器の
性能が単体性能測定時と比べて著しく低下する恐れがあ
った。
【0045】また、図9に、熱交換器の参考例として、
建設機械のエンジンルームに据え付ける熱交換器の一例
を示す。図に示すように、チューブ1とフィン2を、放
熱量を満たすに必要なだけ重ね合わせ、機種毎に設計さ
れたヘッダ3と組み合わせて熱交換器を構成し、管内冷
媒入出口4を介して冷媒を供給・排出する。
【0046】建設機械や、農業機械、あるいは発電装置
などは、種々の機能に対応して機種が多く、しかも、1
機種毎の需要台数が少ない。図9に示した参考例では、
多品種少量生産の機種ごとに、設計・製作、あるいは開
発を行う煩雑さがあり、品質もそのつどバラツキが生じ
る。
【0047】以上のように、本発明の実施形態によれ
ば、熱交換条件の異なる機種に対して、個別に熱交換器
を設計製作する必要がない。このため、特に多品種少量
生産される建設機械や発電装置等において、熱交換条件
が異なる場合や、また、異なる熱交換器を集積して複合
熱交換器とする場合など、精度の維持された熱交換器を
容易に製作できる。また、納期が短縮でき、新たな設計
・開発も不要となる。
【発明の効果】上述のとおり本発明によれば、ユニット
化した単位熱交換器を工夫することにより、熱交換条件
の異なる種々の機種に対応した熱交換器を簡単に製作で
きる。また、品質も高精度に維持でき、製品納期が短縮
され、設計自由度を高め、コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換器の基本的な一実施形態を示す
正面構成図である。
【図2】本発明の熱交換器の別の実施形態を示す側断面
図である。
【図3】本発明における配管の接続方法の一例を示す正
面構成図である。
【図4】本発明における配管の接続方法の他の例を示す
正面構成図である。
【図5】本発明の熱交換器の機体への実装方法の一例を
示す正面構成図である。
【図6】本発明における一つの熱交換器に複数種類の冷
媒系統が設けられた例を示す構成図である。
【図7】本発明の冷却システムにおいて建設機械のエン
ジンルーム内の熱交換器配置の一例を示す図である。
【図8】建設機械エンジンルーム内の熱交換器配置の参
考例を示す図である。
【図9】熱交換器の一参考例の構成図である。
【符号の説明】
1 チューブ 2 フィン 3 ヘッダ 4 冷媒入出口 5 単位熱交換器 6 取付部 7 サイドプレート 7a プレート 8 配管 9 カプラー 10 骨組み部材 11 ネジ 12 配管継ぎ手 13 締め切り弁 14 管内冷媒取り出し口 15 熱交換器 16 機体 17 熱交換器移動手段 18 ガイドレール 19 インタークーラ 20 エアコン用コンデンサ 21 オイルクーラ 22 ラジエータ 23 冷却風 24 隙間 25 ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 和則 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 竹下 清一郎 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 船橋 茂久 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 関口 治 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3L065 FA19

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の伝熱管の両端にヘッダを備え、
    前記ヘッダに冷媒配管との接続部を有する複数個の単位
    熱交換器が、連結部材を介して並設されている熱交換
    器。
  2. 【請求項2】 前記連結部材は、複数個の単位熱交換器
    を一括して連結するものである請求項1に記載の熱交換
    器。
  3. 【請求項3】 前記連結部材は、隣接する単位熱交換器
    同士のみを連結するものである請求項1に記載の熱交換
    器。
  4. 【請求項4】 前記連結部材は、前記冷媒配管を具備し
    ている請求項1に記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記連結部材は、単位熱交換器別の異な
    る種類の冷媒配管を具備している請求項1に記載の熱交
    換器。
  6. 【請求項6】 前記ヘッダと前記冷媒配管との接続部に
    は、脱着可能なカプラーを備えている請求項1ないし5
    のうちいずれかに記載の熱交換器。
  7. 【請求項7】 前記ヘッダと前記冷媒配管との接続部に
    は、脱着時に管内冷媒の漏出が防止される漏出防止手段
    を備えている請求項1ないし6のうちいずれかに記載の
    熱交換器。
  8. 【請求項8】 複数本の伝熱管の両端にヘッダを有し、
    ユニット化された単位熱交換器を、連結部材を介して並
    設することにより熱交換器を構成し、前記熱交換器が、
    エンジンルームの管外冷媒の主流方向とほぼ直交する面
    に配置されてなる冷却システム。
  9. 【請求項9】 前記熱交換器は、請求項1ないし7のう
    ちいずれかに記載の熱交換器により構成される請求項8
    に記載の冷却システム。
  10. 【請求項10】 前記熱交換器が、建設機械、農業機
    械、発電装置のうちいずれかのエンジンルームに配置さ
    れる請求項8または9に記載の冷却システム。
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