JP2001122560A - エレベーター用釣合い重り - Google Patents
エレベーター用釣合い重りInfo
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- JP2001122560A JP2001122560A JP30639399A JP30639399A JP2001122560A JP 2001122560 A JP2001122560 A JP 2001122560A JP 30639399 A JP30639399 A JP 30639399A JP 30639399 A JP30639399 A JP 30639399A JP 2001122560 A JP2001122560 A JP 2001122560A
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B17/00—Hoistway equipment
- B66B17/12—Counterpoises
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
昇降路内に巻上機等を設置した場合においてもその昇降
が阻害されないようにした釣合い重りを得ること。 【解決手段】 トラクションシーブに巻装された吊りロ
ープの一端側に乗りかごを懸架するとともに、その吊り
ロープの他端側に釣合い重りを懸架したエレベーターに
おける釣合い重りにおいて、釣合い重り枠12の下梁1
5を互いに対向する一対のL形部材15a,15bによ
って構成し、その両L形部材の水平下辺部上に重り23
を積載した。
Description
釣合い重りに関する。
かごを駆動する際にその乗りかごを単独で昇降させるに
は非常に大きなモーター容量が必要となることから、乗
りかごを懸架する吊りロープの他端側に釣合い重りを取
り付け、乗りかごが昇降するのに必要な力、トルク(モ
ーター容量)を極力小さくするようなシステム構成が採
用されている。
室内に駆動装置によって駆動されるトラクションシーブ
を設け、そのトラクションシーブに巻装された吊りロー
プの一端側に、昇降路内に設けられた一対の乗りかご用
ガイドレールに沿って昇降する乗りかごを懸架するとと
もに、その吊りロープの他端側に一対の釣合い重り用ガ
イドレールに沿って昇降する釣合い重りを懸架し、上記
乗りかごと釣合い重りが交互に昇降するようにしてあ
る。
は、図6及び図7に示すように、通常釣合い重り枠1と
複数の重り2で構成されており、上記釣合い枠1は、鋼
板を曲げたものや形鋼による上梁3、立枠4、4及び下
枠5を組み合わせて作られている。上記下梁5は上方に
凸状としたC形の鋼板曲げ部材またはC形鋼が用いられ
ており、左右の立枠4、4間に挿入されその立枠4に固
着され、上記下梁5の下部には、昇降路の底部に設けら
れた緩衝器(図示せず)との衝突のための底板6が溶接
によって取り付けられている。そして、上記底板6の下
面にはその左右端部にブラケット7がそれぞれ装着して
あり、各ブラケット7に釣合い重り用ガイドレールに係
合する案内装置8が取り付けられている。
立枠4、4の互いに対向する開口部に挿入係合され、前
記下梁5上に積載されている。
り具9が装着されており、その上梁3の左右端部及び立
枠4の上部には、ブラケット10がそれぞれ装着してあ
り、各ブラケット10に釣合い重り用ガイドレールに係
合する案内装置11が取り付けられている。
スの有効利用を図るために昇降路の上方に特別の機械室
を設けず、昇降路内に巻上機を設置して省スペースを図
った機械室レスシステムを採用したエレベーターが提案
されている。しかしながら、このように昇降路内の頂部
に巻上機を設置した場合には、乗りかごや釣合い重りの
昇降の妨げになる可能性がある。
い重りの形状を小さくすることができ、昇降路内に巻上
機等を設置した場合においてもその昇降が阻害されない
ようにした釣合い重りを得ることを目的とする。
トラクションシーブに巻装された吊りロープの一端側に
乗りかごを懸架するとともに、その吊りロープの他端側
に釣合い重りを懸架したエレベーターにおける釣合い重
りにおいて、上記釣合い重り枠の下梁を互いに対向する
一対のL形部材によって構成し、その両L形部材の水平
下辺部上に重りを積載したことを特徴とする。
明において互いに対向する一対のL形部材の水平下辺部
に、その両者にまたがる補強プレートを装着したことを
特徴とする。
は2に係る発明において、互いに対向する一対のL形部
材の水平下辺部間には、緩衝器との衝突部に対応する位
置に補強材が配設されていることを特徴とする。
ョンシーブに巻装された吊りロープの一端側に乗りかご
を懸架するとともに、その吊りロープの他端側に釣合い
重りを懸架したエレベーターにおける釣合い重りにおい
て、上記釣合い重りの下梁を上に凸状のC形断面形状と
するとともに、その下梁の水平上辺部の大きさを緩衝器
の水平投影された断面形状より大きくしたことを特徴と
する。
明において、下梁は、互いに対向する一対の逆L字状部
材と、その両逆L字状部材の水平上辺部間にまたがりそ
の水平上辺部上に取り付けた補強板とによって、上に凸
状のC形断面形状とされていることを特徴とする。
たは5に係る発明において、下梁の水平上辺部を含む面
より下方におけるの下梁の内部空間と対応する立枠外側
面に、釣合い重り用ガイドレールに係合する案内装置が
設けられていることを特徴とする。
発明の実施の形態について説明する。
の実施の形態の正面図、(b)はその一部断面側面図で
あって、その釣合い重りにおける釣合い重り枠12は上
梁13、左右の立枠14,14、及び下梁5によって矩
形状に形成されている。上記左右の立枠14,14は、
特に図2(c)に示すように、鋼板板曲げまたは形鋼を
形成することにより作られた断面コ字状を呈しており、
その開口部が互いに対向するように配設され、その開口
に重り16の端部が係合するようにしてある。
ず)か巻装されるシーブ17が回転可能に装着されてお
り、さらに立枠14,14の頂部外側面に釣合い重り用
ガイドレールに係合するガイドシュー18が取り付けら
れている。
成形することにより作られた一対のL形部材15a,1
5bにより構成され、そのL形部材15a,15bの水
平下辺部が、図2(b)、(c)に示すように互いに対
向しかつ離間して配設され、その垂直辺部が立枠14の
互いに対向する内側面に溶接等により固着されている。
そして、上記両L形部材15a,15bの水平下辺部の
下面にその両者にまたがる補強下梁19が溶接或はボル
ト等により装着され、その補強下梁19の左右両端部下
面にそれぞれブラケット20を介してガイドシュー21
が取付られている(図1(a))。
平下辺部間の間隙には、水平投影面で昇降路の底部に設
けられている緩衛器と重なる部分に、上記間隙を埋める
ように補強プレート22が取り付けられている。
材15a,15b及び左右の立梁14,14によって形
成される空間に、両L形部材15a,15bの垂直辺部
間の寸法に対応した幅寸法(長手軸線に直交する方向の
寸法)を有する特殊重り23が配設され、L形部材15
a,15bの水平下辺部上に積載され、さらに下梁15
により上方位置に上記特殊重り23より若干幅寸法が大
きい従来と同様な重り16が積載されている。
梁15を互いに対向する一対のL形部材15a,15b
によって構成したので、その下梁15の内側に特殊重り
23を積載する空間を形成することができ、その特殊重
り23を下梁15内に積載することにより従来使われる
ことがなかった空隙に重りを積載することが可能とな
り、釣合い重り枠12の高さを従来形に比較して小さく
抑えることができる。したがって、昇降路上部に巻上機
等が設けられている場合にも、それらに妨げられること
なく釣合い重りの昇降を可能とすることができる。
a,15bの板厚が従来と同程度の厚さであるならば、
従来の釣合い重り枠の下梁に比較して強度上不利である
が、L形部材15a,15bに補強下梁19が取り付け
られているため、下梁15と補強下梁19が一体化して
従来と同等以上の強度を確保することができる。
下辺部間の間隙に水平投影面で緩衛器と重なる部分に補
強プレート22を設けることによって、下梁15に働く
応力を低減させることができる。
の形態を示す図であり、釣合い重り枠32は上梁33、
左右の立枠34,34、及び下梁35によって構成され
ており、その釣合い重り枠32内に重り36が積載され
ている。すなわち立枠34,34の互いに対向する開口
に重り36の端部が係合され、下梁35の上部水平辺部
35b上に積載されている。また、上梁33には図1に
示すものと同様にシーブ37が装着され、立枠34,3
4の頂部外側面には釣合い重り用ガイドレールに係合す
るガイドシュー38が取り付けられている。
て示すように、下梁35は鋼板板曲げまたは形鋼を形成
することにより作られた、上に凸状のC形断面形状に形
成されており、その下梁35の上部水平辺部35bの面
積が緩衝器の水平投影された断面形状より大きくしてあ
る。そして、この下梁35の両端部が立枠34,34の
互いに対向する開口内に挿入され、その垂直辺部35a
が立枠34,34の互いに対向する内側面に溶接或はボ
ルト等により固定されている。また、上記各立枠34,
34の下端部外側面の前記下梁35の内部空間と対応す
る位置に釣合い重り用ガイドレールと係合するガイドシ
ュー39がそれぞれ装着されている。
の面積の方が、緩衛器の水平投影された断面形状より大
きいので、緩衛器との衝突はC形断面の水平部分で受け
ることが可能となり、従来のように下梁35の下部に設
けられている当て板がないので、釣合い重り枠32の実
質的な高さを縮小することができる。
ト上大きくとれず、ローピングが2:1の場合には、図
3(a)に示すように、上梁33にシーブが取り付けら
れ、立枠34の上部外側面にガイドシュー38が取り付
けられている。したがって、このようなものにおいて
は、上述のように下方のガイドシュー39を立枠34の
下部外側面に取り付けることによって、上下のガイドシ
ュー38,39を共通化することができ、部品点数を少
なくすることができる。
をC形断面形状に形成したものを示したが、図5に示す
ように、一対の逆L字状部材40a,40bによって下
梁40を構成し、その逆L字状部材40a,40bの上
部水平辺部を互いに離間して対向させ、両上部水平辺部
上に両者間にまたがる補強板41を取り付けてもよい。
いても第2の実施の形態と同様な作用効果を奏する。
りの下梁を互いに対向する一対のL形部材によって構成
し、その両L形部材の水平下辺部上に重りを積載するよ
うにしたので、従来の釣合い重りに比べて釣合い重り枠
の低部に重りを多く積載することが可能となり、釣合い
重りの高さを縮小化することができる。したがって、昇
降路内部に巻上機等が設けられている場合にも、釣合い
重りがそれらのものに妨げられず昇降可能とすることが
できる。
るとともに、その下梁の水平上辺部の大きさを緩衛器の
水平投影された断面形状より大きくした場合には、緩衛
器との衝突の際には下梁とその上に積載された重りによ
って衝突荷重を受けるので、釣合い重りの有効高さを縮
小することができ、しかも下梁の形状を単純化すること
ができ、重りの自重を受けられるだけの断面係数を確保
できればよい。
の如き案内具を取り付けたものにおいては、釣合い重り
の横幅が大きくとれず立枠の上部外側に案内具を取り付
けたものに適用することにより、上下の案内具を共通化
することができる。
であり、(a)は正面図、(b)は一部断面側面図。
を示す拡大正面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断
面図、(c)は(a)における重りを除去した状態の平
断面図。
は正面図、(b)は一部断面側面図。
を示す拡大正面図、(b)は(a)の一部断面側面図。
を示す図。
び側面図。
示す拡大正面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面
図。
Claims (6)
- 【請求項1】トラクションシーブに巻装された吊りロー
プの一端側に乗りかごを懸架するとともに、その吊りロ
ープの他端側に釣合い重りを懸架したエレベーターにお
ける釣合い重りにおいて、上記釣合い重り枠の下梁を互
いに対向する一対のL形部材によって構成し、その両L
形部材の水平下辺部上に重りを積載したことを特徴とす
る、エレベーター用釣合い重り。 - 【請求項2】互いに対向する一対のL形部材の水平下辺
部に、その両者にまたがる補強プレートを装着したこと
を特徴とする、請求項1記載のエレベーター用釣合い重
り。 - 【請求項3】互いに対向する一対のL形部材の水平下辺
部間には、緩衝器との衝突部に対応する位置に補強材が
配設されていることを特徴とする、請求項1または2記
載のエレベーター用釣合い重り。 - 【請求項4】トラクションシーブに巻装された吊りロー
プの一端側に乗りかごを懸架するとともに、その吊りロ
ープの他端側に釣合い重りを懸架したエレベーターにお
ける釣合い重りにおいて、上記釣合い重りの下梁を上に
凸状のC形断面形状とするとともに、その下梁の水平上
辺部の大きさを緩衝器の水平投影された断面形状より大
きくしたことを特徴とする、エレベーター用釣合い重
り。 - 【請求項5】下梁は、互いに対向する一対の逆L字状部
材と、その両逆L字状部材の水平上辺部間にまたがりそ
の水平上辺部上に取り付けた補強板とによって、上に凸
状のC形断面形状とされていることを特徴とする、請求
項4記載のエレベーター用釣合い重り。 - 【請求項6】下梁の水平上辺部を含む面より下方の下梁
の内部空間と対応する立枠外側面に、釣合い重り用ガイ
ドレールに係合する案内装置が設けられていることを特
徴とする、請求項4または5記載のエレベーター用釣合
い重り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30639399A JP2001122560A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | エレベーター用釣合い重り |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30639399A JP2001122560A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | エレベーター用釣合い重り |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001122560A true JP2001122560A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17956485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30639399A Pending JP2001122560A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | エレベーター用釣合い重り |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001122560A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106629361A (zh) * | 2016-11-11 | 2017-05-10 | 西继迅达(许昌)电梯有限公司 | 电梯曳引装置、对重架及对重架组装方法 |
CN108087667A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-05-29 | 浙江西子重工机械有限公司 | 一种滚轮式的对重架和使用该对重架的电梯对重及其安装方法 |
CN116620996A (zh) * | 2023-06-27 | 2023-08-22 | 杭州奥立达电梯有限公司 | 一种质量可离散化的电梯对重装置 |
-
1999
- 1999-10-28 JP JP30639399A patent/JP2001122560A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106629361A (zh) * | 2016-11-11 | 2017-05-10 | 西继迅达(许昌)电梯有限公司 | 电梯曳引装置、对重架及对重架组装方法 |
CN108087667A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-05-29 | 浙江西子重工机械有限公司 | 一种滚轮式的对重架和使用该对重架的电梯对重及其安装方法 |
CN116620996A (zh) * | 2023-06-27 | 2023-08-22 | 杭州奥立达电梯有限公司 | 一种质量可离散化的电梯对重装置 |
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