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JP2001121857A - 帳票の製本装置および製本方法 - Google Patents

帳票の製本装置および製本方法

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JP2001121857A
JP2001121857A JP31024399A JP31024399A JP2001121857A JP 2001121857 A JP2001121857 A JP 2001121857A JP 31024399 A JP31024399 A JP 31024399A JP 31024399 A JP31024399 A JP 31024399A JP 2001121857 A JP2001121857 A JP 2001121857A
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Japan
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unit
cutting
continuous
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cut
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JP31024399A
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Masazumi Ikeda
政澄 池田
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Toppan Edge Inc
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Toppan Forms Co Ltd
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Publication date
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字記録されていない不用な単位帳票を綴じ
合わせることなく、所定のプレ印刷が施された各連続帳
票ユニットの先頭から所定枚数の単位帳票だけを綴じ合
わせて帳票束を形成する。 【解決手段】 複数枚の単位帳票からなる連続帳票ユニ
ットが連続的に形成された連続帳票(1)を単位帳票に
切断するための帳票切断部(2)と、各連続帳票ユニッ
トから切断された各単位帳票を第1経路または第2経路
に沿って導くための分別部(4)と、第1の経路に沿っ
て導かれた単位帳票を綴じ合わせるための綴じ合わせ部
(5、6)と、制御部(9)とを備えている。制御部
は、帳票の束の形成に際して、各連続帳票ユニットから
切断された複数枚の単位帳票のうち切断の順序にしたが
って先頭から所定枚数の単位帳票だけを第1の経路に沿
って導くように分別部を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票の製本装置お
よび製本方法に関する。特に、所定のプレ印刷がそれぞ
れ施された多数の連続帳票ユニットにより構成された連
続帳票から順次切断した単位帳票を綴じ合わせて帳票束
を形成する装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、固定資産税に関する帳票処理
では、表紙を構成する単位帳票とデータページを構成す
る単位帳票とを所定の順序にしたがって綴じ合わせるこ
とにより帳票の束を形成することが求められる。この場
合、表紙用単位帳票とデータページ用単位帳票とは、互
いに異なるフォーマットを有する。
【0003】そこで、連続する複数枚の単位帳票に対し
て所定のプレ印刷(事前印刷)を施すことにより連続帳
票ユニットを作成し、こうして作成された連続帳票ユニ
ットを連続的に形成することにより連続帳票を作成して
いる。なお、各連続帳票ユニットでは、表紙用単位帳票
の枚数およびデータページ用単位帳票の枚数が固定的に
設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、各連続帳票
ユニットが1枚の表紙用単位帳票と5枚のデータページ
用単位帳票とで構成され、且つ合計6枚の単位帳票すべ
てに印字記録がなされている場合、各連続帳票ユニット
から順次切断された単位帳票が切断の順序にしたがって
綴じ合わされる。しかしながら、実際に印字記録される
データページ用単位帳票の枚数は必ずしも一定ではな
い。
【0005】すなわち、5枚のデータページ用単位帳票
のうち、3枚の単位帳票にだけ印字記録される場合もあ
る。この場合、従来の製本装置では、印字記録されてい
ない空白の(プレ印刷は施されているので白紙ではな
い)ページも綴じ合わせることになる。換言すると、従
来の製本装置において空白のページが綴じ合わされるの
を回避するには、1枚の表紙用単位帳票と3枚のデータ
ページ用単位帳票とで構成された連続帳票ユニット、ひ
いては新たなプレ印刷の施された連続帳票ユニットから
なる連続帳票を作成しなければならない。
【0006】また、5枚のデータページ用単位帳票のう
ち印字記録される単位帳票の枚数が各連続帳票ユニット
毎に、すなわち各帳票束の形成毎に異なる場合もある。
この場合、従来の製本装置では、装置の構成および動作
をかなり複雑化しない限り、印字記録されているランダ
ム枚数の単位帳票だけを各連続帳票ユニット毎に綴じ合
わせすることはできなかった。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、印字記録されていない不用な単位帳票を綴じ
合わせることなく、所定のプレ印刷が施された各連続帳
票ユニットの先頭から所定枚数の単位帳票だけを綴じ合
わせて帳票束を形成することのできる製本装置および製
本方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1発明では、複数枚の単位帳票からなる
連続帳票ユニットが連続的に形成された連続帳票を単位
帳票に切断するための帳票切断部と、前記帳票切断部に
より各連続帳票ユニットから切断された各単位帳票を第
1経路および第2経路のうちのいずれか一方の経路に沿
って導くための分別部と、前記分別部により前記第1の
経路に沿って導かれた単位帳票を切断の順序にしたがっ
て綴じ合わせるための綴じ合わせ部と、前記分別部およ
び前記綴じ合わせ部を駆動制御するための制御部とを備
え、前記制御部は、綴じ合わせるべき1つの帳票の束の
形成に際して、前記帳票切断部により各連続帳票ユニッ
トから切断された複数枚の単位帳票のうち切断の順序に
したがって先頭から所定枚数の単位帳票だけを前記第1
の経路に沿って導くように前記分別部を制御することを
特徴とする製本装置を提供する。
【0009】第1発明の好ましい態様によれば、前記制
御部は、製本処理の開始に先立って入力された枚数情報
に基づいて、前記帳票切断部により各連続帳票ユニット
から切断された複数枚の単位帳票のうち前記分別部にお
いて前記第1経路へ導くべき単位帳票の枚数を各帳票束
の形成に際して一定に制御する。
【0010】あるいは、前記制御部は、各帳票束の形成
に際して前記帳票切断部で切断されるべき各連続帳票ユ
ニットの先頭位置にある単位帳票に付されたマークを検
出するためのマーク検出部を有し、該マーク検出部で検
出されたマークに含まれる枚数情報に基づいて、前記帳
票切断部により各連続帳票ユニットから切断された複数
枚の単位帳票のうち前記分別部において前記第1経路へ
導くべき単位帳票の枚数を各帳票束の形成毎に制御する
ことが好ましい。
【0011】あるいはまた、前記制御部は、前記帳票切
断部で切断されるべき各連続帳票ユニットの各単位帳票
に付されたマークを検出するためのマーク検出部を有
し、該マーク検出部で検出されたマーク情報に基づい
て、同じマークの付された単位帳票で1つの帳票束を形
成するように、前記分別部における分別処理を各帳票束
の形成毎に制御することが好ましい。
【0012】また、第1発明の好ましい態様によれば、
前記分別部は、所定の軸線を中心として回転可能な回転
部材と、前記回転部材の回転駆動を制御するための駆動
制御部とを有し、前記回転部材には、前記第1経路に沿
って単位帳票を導くための第1案内面と、前記第2経路
に沿って単位帳票を導くための第2案内面とが形成され
ている。
【0013】さらに、第1発明の好ましい態様によれ
ば、前記綴じ合わせ部は、前記帳票切断部により各連続
帳票ユニットから切断された後に前記第1経路に沿って
導かれた単位帳票に必要に応じて糊を塗布するための糊
塗布部と、該糊塗布部により必要に応じて糊が塗布され
た単位帳票を切断の順序にしたがって積み重ねるための
スタッカー部とを有する。この場合、前記制御装置は、
各帳票束の形成に際して、前記帳票切断部で各連続帳票
ユニットから最初に切断された単位帳票を除く他のすべ
ての単位帳票に糊を塗布するように前記糊塗布部を制御
することが好ましい。
【0014】また、本発明の第2発明では、複数枚の単
位帳票からなる連続帳票ユニットが連続的に形成された
連続帳票を単位帳票に切断する切断工程と、前記切断工
程により各連続帳票ユニットから切断された各単位帳票
を第1経路および第2経路のうちのいずれか一方の経路
に沿って導く分別工程と、前記分別工程により前記第1
の経路に沿って導かれた単位帳票を切断の順序にしたが
って綴じ合わせる綴じ合わせ工程とを含み、前記分別工
程では、綴じ合わせるべき1つの帳票の束の形成に際し
て、前記切断工程により各連続帳票ユニットから切断さ
れた複数枚の単位帳票のうち切断の順序にしたがって先
頭から所定枚数の単位帳票だけを前記第1の経路に沿っ
て導くことを特徴とする製本方法を提供する。
【0015】第2発明の好ましい態様によれば、前記綴
じ合わせ工程は、各帳票束の形成に際して前記切断工程
で各連続帳票ユニットから最初に切断された単位帳票を
除く他のすべての単位帳票に糊を塗布する糊塗布工程
と、該糊塗布工程により糊が塗布された単位帳票を切断
の順序にしたがって積み重ねるスタック工程とを含む。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明では、連続する複数枚の単
位帳票に対して所定のプレ印刷をそれぞれ施すことによ
り形成された多数の連続帳票ユニットから構成された連
続帳票を単位帳票に順次切断する。ここで、各連続帳票
ユニットは、たとえば連続する複数枚の単位帳票に対し
て所定のプレ印刷を施すことにより形成されている。そ
して、各連続帳票ユニットから順次切断された各単位帳
票を、第1経路または第2経路に沿って分別する。この
際、各連続帳票ユニットから切断された複数枚の単位帳
票のうち、切断の順序にしたがって先頭から所定枚数の
単位帳票だけを第1の経路に沿って導く。具体的には、
たとえば製本処理の開始に先立って入力された枚数情報
に基づいて、実際に印字記録された先頭から所定枚数の
単位帳票を第1の経路に沿って導き、他の空白の単位帳
票を第2の経路に沿って導く。
【0017】そして、第1の経路に沿って導かれた所要
の単位帳票だけを切断の順序にしたがって綴じ合わせる
ことによって、1つの帳票の束を形成する。この場合、
たとえば最初に切断された単位帳票を除く他の単位帳票
に糊を塗布し、これらの単位帳票を切断の順序にしたが
って積み重ねることによって、単位帳票が切断の順序に
したがって綴じ合わされる。こうして、本発明では、印
字記録されていない不用な単位帳票を綴じ合わせること
なく、所定のプレ印刷が施された各連続帳票ユニットの
先頭から所定枚数の単位帳票だけを綴じ合わせて帳票束
を形成することができる。
【0018】本発明の実施形態を、添付図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる製本装置
の構成を概略的に示す斜視図である。また、図2は、図
1に対応する図であって、分別部において不用な単位帳
票を排出経路に沿って導く様子を示す斜視図である。さ
らに、図3は、本実施形態にかかる製本装置に供給され
る連続帳票の構成を示す図である。図1および図2に示
す製本装置では、連続帳票1が供給されるように構成さ
れている。
【0019】ここで、連続帳票1は、図3に示すよう
に、多数の連続帳票ユニット30を連続的に形成するこ
とによって構成され、各連続帳票ユニット30は1枚の
表紙用単位帳票31と5枚のデータページ用単位帳票3
2〜36とから構成されている。なお、連続帳票1は、
全体として、典型的なコンピュータ出力連続帳票であ
る。すなわち、連続帳票1は、多数の単位帳票を一方向
(以下、「連続方向」という)に沿って連続させた形態
を有する。連続方向に沿って隣接する2つの単位帳票の
間には、連続方向と直交する方向(以下、「幅方向」と
いう)に沿って折り畳み用兼切断用ミシン目42が連続
帳票の全体に亘って形成されている。
【0020】また、連続帳票1には、その幅方向の両側
において連続方向に沿って延びる細長いマージナル部4
3が形成されている。すなわち、マージナル部43は、
連続帳票の外側エッジ44と、外側エッジ44から所定
の間隔を隔てて連続方向に沿って延びる切断用ミシン目
45とによって規定される領域である。このマージナル
部43には、多数の搬送用のマージナル孔46が連続方
向に沿って等間隔に形成されている。
【0021】連続帳票1は、図1および図2に示すよう
に、その折り畳み用兼切断用ミシン目42に沿って単位
帳票ごとにジグザグ状に折り畳まれた状態で所定の位置
にそれぞれ設置されている。所定の位置にそれぞれ設置
された連続帳票1は、たとえばマージナル孔46と係合
するように形成された多数のマージナルピンを有する一
対の無端状ベルトを処理経路に沿った所定の軌道に沿っ
て駆動する機構により、帳票切断部2に移送される。す
なわち、装置のオペレータが連続帳票1の先端部のマー
ジナル孔46を一対の無端状ベルトのマージナルピンに
係合させた後に無端状ベルトを駆動することにより、連
続帳票1が帳票切断部2へ連続的に移送される。
【0022】なお、帳票切断部2の直前において、スリ
ッタ3の作用により、切断用ミシン目45に沿ってマー
ジナル部43が連続帳票1から連続的に切り落とされ
る。帳票切断部2では、マージナル部43が切り落とさ
れた連続帳票1を折り畳み用兼切断用ミシン目42に沿
って順次切断する。帳票切断部2は、具体的には、たと
えば低速回転する一対のローラ2aと、高速回転する一
対のローラ2bとを備えている。したがって、帳票切断
部2に供給された連続帳票1の先端部は、低速回転ロー
ラ2aを介した後に高速回転ローラ2bに達する。
【0023】このとき、高速回転ローラ2bの間隔は広
く設定されており、低速回転ローラ2aの作用により連
続帳票1は移送される。やがて、連続帳票1の折り畳み
用兼切断用ミシン目42が所定の位置に達すると、高速
回転ローラ2bはその間隔を狭める。その結果、連続帳
票1には、低速回転ローラ2aと高速回転ローラ2bと
の移送速度差により連続方向に沿った引張り力が作用す
る。この状態において、たとえばブレード(不図示)に
よる突出力を連続帳票1の折り畳み用兼切断用ミシン目
42に作用させることにより、連続帳票1は折り畳み用
兼切断用ミシン目42に沿って切断される。
【0024】こうして、連続帳票1を折り畳み用兼切断
用ミシン目42に沿って順次切断することによって作成
された単位帳票1aは、分別部4へ移送される。分別部
4は、移送されてくる単位帳票1aにほぼ平行で且つ単
位帳票1aの移送方向に垂直な軸線を中心として回転可
能な回転部材から構成されている。回転部材4は、回転
軸線に沿って延びる三角柱状の形態を有する。そして、
回転部材4には、図1に示す位置状態において処理経路
に沿って単位帳票1aを導くための第1案内面4aと、
図2に示す位置状態において排出経路に沿って単位帳票
1aを導くための第2案内面4bとが形成されている。
【0025】分別部4を介して処理経路に沿って導かれ
た単位帳票1aは、糊塗布部5の位置まで移送される。
糊塗布部5では、移送されてきた単位帳票1aに対して
必要に応じて糊塗布処理を行う。具体的には、糊塗布部
5は、たとえばノズルを介して糊を噴霧する。糊塗布部
5を介して必要に応じて糊塗布処理が行われた単位帳票
1aは、それぞれ反転された後、第1スタッカー部6に
スタックされる。すなわち、第1スタッカー部6では、
順次移送される単位帳票1aが切断の順序にしたがって
積み重ねられる。一方、分別部4を介して排出経路に沿
って導かれた単位帳票1aは、第2スタッカー部7に収
容される。
【0026】ところで、帳票切断部2の直前には、連続
帳票1の各単位帳票に付されたマーク(文字、記号な
ど)を検出するためのマーク検出部8が設けられてい
る。マーク検出部として、たとえばOCR(光学式文字
読取装置)、OMR(光学式マーク読取装置)、バーコ
ードリーダーなどの適当なセンサ手段を用いることがで
きる。マーク検出部8の検出結果は、制御部9に供給さ
れる。この制御部9は、帳票切断部2、分別部4および
糊塗布部5を駆動制御する。
【0027】図4は、本実施形態の製本装置における第
1の製本方法に基づく処理フローを示す図である。第1
の製本方法では、製本処理の開始に先立って、帳票切断
部2により連続帳票1の各連続帳票ユニットから切断さ
れた6枚の単位帳票のうち分別部4において処理経路へ
導くべき単位帳票の枚数に関する情報が制御部9に入力
される。制御部9は、入力された枚数情報に基づいて、
帳票切断部2により各連続帳票ユニットから切断された
6枚の単位帳票のうち分別部4において処理経路へ導く
べき単位帳票の枚数を各帳票束の形成に際して一定に制
御する。以下、例示的に、処理経路へ導くべき単位帳票
の枚数が4に設定された場合を想定する。すなわち、1
枚の表紙用単位帳票と3枚のデータページ用単位帳票と
で1つの帳票束を形成する製本処理を繰り返し行う場合
を想定する。
【0028】この場合、まず、マーク検出部8が連続帳
票1の先頭の単位帳票に印字されたマークを検出し、連
続帳票1の先頭に位置する単位帳票が連続帳票ユニット
の1枚目であることを確認する(S101)。次いで、
帳票切断部2において1枚目の帳票として表紙用単位帳
票を連続帳票1から切り離す(S102)。このとき、
帳票切断部2は、切断した単位帳票の枚数を計数し、カ
ウントを1に設定する(S103)。この切断処理によ
り連続帳票1から切り離された単位帳票1aは、分別部
4へ移送される。なお、切断した単位帳票の枚数は、帳
票切断部2の切断動作や連続帳票1の送り量などに基づ
いて計数される。
【0029】制御部9は、帳票切断部2におけるカウン
トに照らして分別部4に移送されてきた単位帳票1aを
処理経路に沿って導くべきか排出経路に沿って導くべき
かを判断する(S104)。制御部9は、カウントが1
であるため(4よりも大きくないため)単位帳票1aを
処理経路に沿って導くべきであることを検知し、図1に
示すような位置まで分別部の回転部材4を回転駆動して
分別部4を閉じた状態に設定する(S105)。その結
果、分別部4に移送された単位帳票1aは、回転部材4
の図中水平な第1案内面4aに案内され、図中水平右方
向へ処理経路に沿って移送される。処理経路に沿って導
かれた単位帳票1aは、糊塗布部5の位置まで移送され
る。
【0030】制御部9は、帳票切断部2におけるカウン
トに照らして糊塗布部5に移送されてきた単位帳票1a
が表紙用単位帳票であるか否かを判断する(S10
6)。制御部9は、カウントが1であるため単位帳票1
aが表紙用単位帳票であることを検知し、単位帳票1a
に対して糊塗布部5で糊塗布処理を行うことなく(S1
07)、第1スタッカー部6へ移送する。第1スタッカ
ー部6は、糊塗布処理されることなく供給された単位帳
票1aを反転させてスタックする(S108)。ここ
で、制御部9は、帳票切断部2におけるカウントに照ら
して1つの連続帳票ユニットに対する帳票切断部2にお
ける切断処理が終了したか否かを判断する(S10
9)。
【0031】制御部9は、カウントが1であるため(6
よりも小さいため)1つの連続帳票ユニットに対する帳
票切断部2における切断処理が終了していないことを検
知し、帳票切断部2において1枚目のデータページ用単
位帳票を連続帳票1から切り離す(S102)。そし
て、帳票切断部2は、カウントを2に設定する(S10
3)。この切断処理により切り離された単位帳票1a
は、分別部4へ移送される。制御部9は、帳票切断部2
におけるカウントに照らして分別部4に移送されてきた
単位帳票1aを処理経路に沿って導くべきか排出経路に
沿って導くべきかを判断する(S104)。制御部9
は、カウントが2であるため単位帳票1aを処理経路に
沿って導くべきであることを検知し、分別部の回転部材
4を閉じた状態に維持する(S105)。その結果、分
別部4に移送された単位帳票1aは、処理経路に沿って
導かれ、糊塗布部5の位置まで移送される。
【0032】制御部9は、帳票切断部2におけるカウン
トに照らして糊塗布部5に移送されてきた単位帳票1a
が表紙用単位帳票であるか否かを判断する(S10
6)。この場合、制御部9は、カウントが2であるため
単位帳票1aが表紙用単位帳票でないことを検知し、単
位帳票1aに対して糊塗布部5で糊塗布処理を行った後
(S110)、反転させて第1スタッカー部6にスタッ
クする(S108)。そして、制御部9は、1つの連続
帳票ユニットに対する帳票切断部2における切断処理が
終了したか否かを判断する(S109)。
【0033】制御部9は、カウントが2であるため1つ
の連続帳票ユニットに対する帳票切断部2における切断
処理が終了していないことを検知し、帳票切断部2にお
いて2枚目のデータページ用単位帳票を連続帳票2から
切り離す(S102)。こうして、2枚目のデータペー
ジ用単位帳票および3枚目のデータページ用単位帳票に
ついても、1枚目のデータページ用単位帳票と同様に、
帳票切断部2における切断処理、分別部4における分別
処理、および糊塗布部5における糊塗布処理を行った
後、反転させて第1スタッカー部6にスタックする(S
108)。
【0034】次いで、帳票切断部2において4枚目のデ
ータページ用単位帳票を連続帳票2から切り離す(S1
02)。そして、帳票切断部2は、カウントを5に設定
する(S103)。この切断処理により切り離された単
位帳票1aは、分別部4へ移送される。制御部9は、帳
票切断部2におけるカウントに照らして分別部4に移送
されてきた単位帳票1aを処理経路に沿って導くべきか
排出経路に沿って導くべきかを判断する(S104)。
制御部9は、カウントが5であるため(4よりも大きい
ため)単位帳票1aを排出経路に沿って導くべきである
ことを検知し、図2に示すような位置まで分別部の回転
部材4を回転駆動して分別部4を開いた状態に設定する
(S111)。その結果、分別部4に移送された単位帳
票1aは、回転部材4の第2案内面4bに案内され、図
中右下方向へ排出経路に沿って移送される。排出経路に
沿って導かれた単位帳票1aは、第2スタッカー7に収
容される(S112)。
【0035】そして、制御部9は、1つの連続帳票ユニ
ットに対する帳票切断部2における切断処理が終了した
か否かを判断する(S109)。制御部9は、カウント
が5であるため1つの連続帳票ユニットに対する帳票切
断部2における切断処理が終了していないことを検知
し、帳票切断部2において5枚目のデータページ用単位
帳票を連続帳票2から切り離す(S102)。こうし
て、5枚目のデータページ用単位帳票についても、4枚
目のデータページ用単位帳票と同様に、第2スタッカー
部7に収容する(S112)。次いで、制御部9は、1
つの連続帳票ユニットに対する帳票切断部2における切
断処理が終了したか否かを判断する(S109)。制御
部9は、カウントが6になっているため(6よりも小さ
くないため)1つの連続帳票ユニットに対する帳票切断
部2における切断処理が終了したことを検知し、連続帳
票1の先頭に位置する単位帳票が各連続帳票ユニットの
1枚目であること、すなわち表紙の1枚目であることを
確認する(S101)。
【0036】こうして、1つの連続帳票ユニットに対す
る製本処理が終了し、印字記録されていない不用な2枚
のデータページ用単位帳票を綴じ合わせることなく、1
枚の表紙用単位帳票と3枚のデータページ用単位帳票と
が丁合され且つ糊綴じされる。すなわち、表面側から順
に、表紙用単位帳票、1枚目のデータページ用単位帳
票、2枚目のデータページ用単位帳票、および3枚目の
データページ用単位帳票の順番にしたがって(すなわち
切断の順序にしたがって)重ね合わされ、各単位帳票の
表面の一部と各単位帳票の裏面の一部とが糊により互い
に綴じ合わされる。上述の動作は、次に綴じ合わせるべ
き帳票の束の形成に際して、すなわち次の連続帳票ユニ
ットに対する製本処理に際して同様に繰り返され、やが
て第1スタッカー部6には1枚の表紙と3枚のデータペ
ージとからなる帳票束が多数形成される。すなわち、第
1の製本方法では、印字記録されていない不用な単位帳
票を綴じ合わせることなく、所定のプレ印刷が施された
各連続帳票ユニットの先頭から所定枚数の単位帳票だけ
を綴じ合わせて帳票束を形成することができる。
【0037】図5は、本実施形態の製本装置における第
2の製本方法に基づく処理フローを示す図である。第2
の製本方法では、各帳票束の形成に際して、すなわち各
連続帳票ユニットに対する製本処理に際して、帳票切断
部2で切断されるべき連続帳票ユニットの先頭位置にあ
る単位帳票に付されたマークをマーク検出部8で検出
し、検出されたマークに含まれる枚数情報に基づいて、
帳票切断部2により各連続帳票ユニットから切断された
6枚の単位帳票のうち分別部4において処理経路へ導く
べき単位帳票の枚数を決定する。換言すると、制御部9
は、検出されたマークに含まれる枚数情報に基づいて、
帳票切断部2により各連続帳票ユニットから切断された
6枚の単位帳票のうち分別部4において処理経路へ導く
べき単位帳票の枚数を各帳票束の形成毎に制御する。
【0038】この場合、まず、マーク検出部8が連続帳
票1の先頭の単位帳票に印字されたマーク(数字、また
は数字に対応する記号など)を検出し(S201)、連
続帳票1の先頭に位置する単位帳票が各連続帳票ユニッ
トの1枚目であることを確認する(S202)。次い
で、検出されたマークに含まれる枚数情報に基づいて、
帳票切断部2により連続帳票ユニットから切断された6
枚の単位帳票のうち分別部4において処理経路へ導くべ
き単位帳票の枚数を決定する(S203)。以下、例示
的に、処理経路へ導くべき単位帳票の枚数が3に決定さ
れた場合を想定する。すなわち、1枚の表紙用単位帳票
と2枚のデータページ用単位帳票とで1つの帳票束を形
成する場合を想定する。なお、第2の製本方法の処理フ
ローは、すでに説明した第1の製本方法の処理フローに
類似する部分が多いので、重複する部分については説明
を簡略化する。
【0039】次いで、帳票切断部2において1枚目の単
位帳票として表紙用単位帳票を連続帳票1から切り離す
(S204)。このとき、帳票切断部2は、切断した単
位帳票の枚数を計数し、カウントを1に設定する(S2
05)。この切断処理により連続帳票1から切り離され
た単位帳票1aは、分別部4へ移送される。制御部9
は、帳票切断部2におけるカウントに照らして分別部4
に移送されてきた単位帳票1aを処理経路に沿って導く
べきか排出経路に沿って導くべきかを判断する(S20
6)。制御部9は、カウントが1であるため単位帳票1
aを処理経路に沿って導くべきであることを検知し、分
別部4を閉じた状態に設定する(S207)。その結
果、分別部4に移送された単位帳票1aは、処理経路に
沿って移送される。処理経路に沿って導かれた単位帳票
1aは、糊塗布部5の位置まで移送される。
【0040】制御部9は、帳票切断部2におけるカウン
トに照らして糊塗布部5に移送されてきた単位帳票1a
が表紙用単位帳票であるか否かを判断する(S20
8)。制御部9は、カウントが1であるため単位帳票1
aが表紙用単位帳票であることを検知し、単位帳票1a
に対して糊塗布部5で糊塗布処理を行うことなく(S2
09)、第1スタッカー部6へ移送する。第1スタッカ
ー部6は、糊塗布処理されることなく供給された単位帳
票1aを反転させてスタックする(S210)。ここ
で、制御部9は、帳票切断部2におけるカウントに照ら
して1つの連続帳票ユニットに対する帳票切断部2にお
ける切断処理が終了したか否かを判断する(S21
1)。
【0041】制御部9は、カウントが1であるため1つ
の連続帳票ユニットに対する帳票切断部2における切断
処理が終了していないことを検知し、帳票切断部2にお
いて1枚目のデータページ用単位帳票を連続帳票1から
切り離す(S204)。そして、帳票切断部2は、カウ
ントを2に設定する(S205)。この切断処理により
切り離された単位帳票1aは、処理経路に沿って導か
れ、糊塗布部5の位置まで移送される。制御部9は、帳
票切断部2におけるカウントに照らして糊塗布部5に移
送されてきた単位帳票1aが表紙用単位帳票であるか否
かを判断する(S208)。この場合、制御部9は、カ
ウントが2であるため単位帳票1aが表紙用単位帳票で
ないことを検知し、単位帳票1aに対して糊塗布部5で
糊塗布処理を行った後(S212)、反転させて第1ス
タッカー部6にスタックする(S210)。そして、制
御部9は、1つの連続帳票ユニットに対する帳票切断部
2における切断処理が終了したか否かを判断する(S2
11)。
【0042】制御部9は、カウントが2であるため1つ
の連続帳票ユニットに対する帳票切断部2における切断
処理が終了していないことを検知し、帳票切断部2にお
いて2枚目のデータページ用単位帳票を連続帳票2から
切り離す(S204)。こうして、2枚目のデータペー
ジ用単位帳票についても、1枚目のデータページ用単位
帳票と同様に、帳票切断部2における切断処理、分別部
4における分別処理、および糊塗布部5における糊塗布
処理を行った後、反転させて第1スタッカー部6にスタ
ックする(S210)。
【0043】次いで、帳票切断部2において3枚目のデ
ータページ用単位帳票を連続帳票2から切り離す(S2
04)。そして、帳票切断部2は、カウントを4に設定
する(S205)。この切断処理により切り離された単
位帳票1aは、分別部4へ移送される。制御部9は、帳
票切断部2におけるカウントに照らして分別部4に移送
されてきた単位帳票1aを処理経路に沿って導くべきか
排出経路に沿って導くべきかを判断する(S206)。
制御部9は、カウントが4であるため単位帳票1aを排
出経路に沿って導くべきであることを検知し、分別部4
を開いた状態に設定する(S213)。その結果、分別
部4に移送された単位帳票1aは、排出経路に沿って移
送される。排出経路に沿って導かれた単位帳票1aは、
第2スタッカー7に収容される(S214)。
【0044】そして、制御部9は、1つの連続帳票ユニ
ットに対する帳票切断部2における切断処理が終了した
か否かを判断する(S211)。制御部9は、カウント
が4であるため1つの連続帳票ユニットに対する帳票切
断部2における切断処理が終了していないことを検知
し、帳票切断部2において4枚目のデータページ用単位
帳票を連続帳票2から切り離す(S204)。こうし
て、4枚目のデータページ用単位帳票および5枚目のデ
ータページ用単位帳票についても、3枚目のデータペー
ジ用単位帳票と同様に、第2スタッカー部7に収容する
(S214)。次いで、制御部9は、1つの連続帳票ユ
ニットに対する帳票切断部2における切断処理が終了し
たか否かを判断する(S211)。この場合、制御部9
は、カウントが6になっているため1つの連続帳票ユニ
ットに対する帳票切断部2における切断処理が終了した
ことを検知し、マーク検出部8が連続帳票1の先頭の単
位帳票に印字されたマークを検出して(S201)、連
続帳票1の先頭に位置する単位帳票が連続帳票ユニット
の1枚目であることを確認する(S202)。
【0045】こうして、1つの連続帳票ユニットに対す
る製本処理が終了し、印字記録されていない不用な3枚
のデータページ用単位帳票を綴じ合わせることなく、1
枚の表紙用単位帳票と2枚のデータページ用単位帳票と
が丁合され且つ糊綴じされる。すなわち、表面側から順
に、表紙用単位帳票、1枚目のデータページ用単位帳
票、および2枚目のデータページ用単位帳票の順番にし
たがって重ね合わされ、各単位帳票の表面の一部と各単
位帳票の裏面の一部とが糊により互いに綴じ合わされ
る。上述の動作は、次に綴じ合わせるべき帳票束の形成
毎に、すなわち次の連続帳票ユニットの製本処理毎に繰
り返され、やがて第1スタッカー部6には1枚の表紙と
所望のランダム枚数のデータページとからなる帳票束が
順次形成される。すなわち、第2の製本方法において
も、印字記録されていない不用な単位帳票を綴じ合わせ
ることなく、所定のプレ印刷が施された各連続帳票ユニ
ットの先頭から所定枚数の単位帳票だけを綴じ合わせて
帳票束を形成することができる。
【0046】なお、上述の第2の製本方法では、マーク
検出部8が連続帳票1の各連続帳票ユニットの先頭位置
にある単位帳票に印字されたマークを検出し、検出した
マークに含まれる枚数情報に基づいて、帳票切断部2に
より各連続帳票ユニットから切断された6枚の単位帳票
のうち分別部4において処理経路へ導くべき単位帳票の
枚数を決定している。しかしながら、帳票切断部2で切
断される各単位帳票に付されたマークをマーク検出部8
で検出し、検出したマーク情報に基づいて、同じマーク
の付された単位帳票で1つの帳票束を形成するように分
別部4における分別処理を各帳票束の形成毎に制御する
ことも可能である。具体的には、たとえば、1つの連続
帳票ユニットの先頭から4枚目までの単位帳票に「**
*」のマークが印字されている場合、表紙用単位帳票と
1枚目〜3枚目のデータページ用単位帳票とを処理経路
に沿って導く。
【0047】また、マーク検出部8が連続帳票1の各連
続帳票ユニットの先頭位置にある単位帳票に印字された
マークを検出し、検出したマークと関連付けられた枚数
情報を含むテーブルを参照検索することにより、分別部
4において処理経路へ導くべき単位帳票の枚数を決定す
ることもできる。ところで、上述の実施形態では、糊を
塗布した後に反転させてスタックすることにより帳票を
綴じ合わせているが、たとえば切断処理および分別処理
を介して丁合された帳票をステープルなどを用いて綴じ
合わせた後にスタックする方法も考えられる。
【0048】また、上述の実施形態では、各連続帳票ユ
ニットの製本処理に際して、綴じ合わされた単位帳票の
数と排出された単位帳票の数とを合計することによっ
て、過不足なく処理が行われたことを確認することがで
きる。さらに、上述の実施形態では、一枚の表紙と5枚
のデータページとからなる連続帳票ユニットに対して本
発明を適用しているが、種々の形式を有するプレ印刷が
施された一般的な連続帳票ユニットに対して本発明を適
用することができる。また、上述の実施形態では、連続
帳票から単位帳票を順次切り離すための帳票切断部とし
て、一対の低速ローラーと一対の高速ローラーとからな
るディタッチャー(裁断装置)を用いているが、たとえ
ばカッターのような他の適当な帳票切断手段を用いるこ
ともできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の帳票の製
本装置および製本方法では、印字記録されていない不用
な単位帳票を綴じ合わせることなく、所定のプレ印刷が
施された各連続帳票ユニットの先頭から所定枚数の単位
帳票だけを綴じ合わせて帳票束を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる製本装置の構成を概
略的に示す斜視図である。
【図2】図1に対応する図であって、分別部において不
用な単位帳票を排出経路に沿って導く様子を示す斜視図
である。
【図3】本実施形態にかかる製本装置に供給される連続
帳票の構成を示す図である。
【図4】本実施形態の製本装置における第1の製本方法
に基づく処理フローを示す図である。
【図5】本実施形態の製本装置における第2の製本方法
に基づく処理フローを示す図である。
【符号の説明】
1 連続帳票 2 帳票切断部 3 スリッター 4 分別部 5 糊塗布部 6 第1スタッカー部 7 第2スタッカー部 8 マーク検出部 9 制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の単位帳票からなる連続帳票ユニ
    ットが連続的に形成された連続帳票を単位帳票に切断す
    るための帳票切断部と、 前記帳票切断部により各連続帳票ユニットから切断され
    た各単位帳票を第1経路および第2経路のうちのいずれ
    か一方の経路に沿って導くための分別部と、 前記分別部により前記第1の経路に沿って導かれた単位
    帳票を切断の順序にしたがって綴じ合わせるための綴じ
    合わせ部と、 前記分別部および前記綴じ合わせ部を駆動制御するため
    の制御部とを備え、 前記制御部は、綴じ合わせるべき1つの帳票の束の形成
    に際して、前記帳票切断部により各連続帳票ユニットか
    ら切断された複数枚の単位帳票のうち切断の順序にした
    がって先頭から所定枚数の単位帳票だけを前記第1の経
    路に沿って導くように前記分別部を制御することを特徴
    とする製本装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、製本処理の開始に先立っ
    て入力された枚数情報に基づいて、前記帳票切断部によ
    り各連続帳票ユニットから切断された複数枚の単位帳票
    のうち前記分別部において前記第1経路へ導くべき単位
    帳票の枚数を各帳票束の形成に際して一定に制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、各帳票束の形成に際して
    前記帳票切断部で切断されるべき各連続帳票ユニットの
    先頭位置にある単位帳票に付されたマークを検出するた
    めのマーク検出部を有し、該マーク検出部で検出された
    マークに含まれる枚数情報に基づいて、前記帳票切断部
    により各連続帳票ユニットから切断された複数枚の単位
    帳票のうち前記分別部において前記第1経路へ導くべき
    単位帳票の枚数を各帳票束の形成毎に制御することを特
    徴とする請求項1に記載の製本装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記帳票切断部で切断さ
    れるべき各連続帳票ユニットの各単位帳票に付されたマ
    ークを検出するためのマーク検出部を有し、該マーク検
    出部で検出されたマーク情報に基づいて、同じマークの
    付された単位帳票で1つの帳票束を形成するように、前
    記分別部における分別処理を各帳票束の形成毎に制御す
    ることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
  5. 【請求項5】 前記分別部は、所定の軸線を中心として
    回転可能な回転部材と、前記回転部材の回転駆動を制御
    するための駆動制御部とを有し、 前記回転部材には、前記第1経路に沿って単位帳票を導
    くための第1案内面と、前記第2経路に沿って単位帳票
    を導くための第2案内面とが形成されていることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の製本装
    置。
  6. 【請求項6】 前記綴じ合わせ部は、前記帳票切断部に
    より各連続帳票ユニットから切断された後に前記第1経
    路に沿って導かれた単位帳票に必要に応じて糊を塗布す
    るための糊塗布部と、該糊塗布部により必要に応じて糊
    が塗布された単位帳票を切断の順序にしたがって積み重
    ねるためのスタッカー部とを有することを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれか1項に記載の製本装置。
  7. 【請求項7】 前記制御装置は、各帳票束の形成に際し
    て、前記帳票切断部で各連続帳票ユニットから最初に切
    断された単位帳票を除く他のすべての単位帳票に糊を塗
    布するように前記糊塗布部を制御することを特徴とする
    請求項6に記載の製本装置。
  8. 【請求項8】 複数枚の単位帳票からなる連続帳票ユニ
    ットが連続的に形成された連続帳票を単位帳票に切断す
    る切断工程と、 前記切断工程により各連続帳票ユニットから切断された
    各単位帳票を第1経路および第2経路のうちのいずれか
    一方の経路に沿って導く分別工程と、 前記分別工程により前記第1の経路に沿って導かれた単
    位帳票を切断の順序にしたがって綴じ合わせる綴じ合わ
    せ工程とを含み、 前記分別工程では、綴じ合わせるべき1つの帳票の束の
    形成に際して、前記切断工程により各連続帳票ユニット
    から切断された複数枚の単位帳票のうち切断の順序にし
    たがって先頭から所定枚数の単位帳票だけを前記第1の
    経路に沿って導くことを特徴とする製本方法。
  9. 【請求項9】 前記綴じ合わせ工程は、各帳票束の形成
    に際して前記切断工程で各連続帳票ユニットから最初に
    切断された単位帳票を除く他のすべての単位帳票に糊を
    塗布する糊塗布工程と、該糊塗布工程により糊が塗布さ
    れた単位帳票を切断の順序にしたがって積み重ねるスタ
    ック工程とを含むことを特徴とする請求項8に記載の製
    本方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130798A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Dainippon Printing Co Ltd 丁合検査システム
JP2006321148A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Data Businessmation Co Ltd 冊子作成方法及び冊子作成装置
JP2007062280A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Duplo Seiko Corp 製本方法及び装置
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JP2009137113A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Toppan Forms Co Ltd 製本装置
JP2011093330A (ja) * 2011-02-17 2011-05-12 Duplo Seiko Corp 製本方法

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