JP2001119877A - 永久磁石埋め込み回転子 - Google Patents
永久磁石埋め込み回転子Info
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Abstract
の空隙を小さくしてモータ性能を向上させた永久磁石埋
め込み回転子を提供する。 【解決手段】 回転子コア1には、軸方向に垂直な断面
が、凸部側が中心側を向いた台形状に形成された収容孔
3が設けられている。永久磁石5は、軸方向に垂直な断
面が台形状に形成された永久磁石5a、5bが用いられ
る。永久磁石5a、5bは、収容孔3の中央部3a、外
周部3bに、上辺を外周側に向けて挿通される。これに
より、収容孔3内における永久磁石5aと5bとの間の
空隙や永久磁石5bと収容孔3の端部との間の空隙を小
さくすることができる。また、永久磁石5a、5bの厚
さのばらつきが小さいため、収容孔3の幅寸法と永久磁
石5a、5bの厚さ寸法との差を小さくすることができ
る。これにより、収容孔3と永久磁石5a、5bとの間
の空隙を小さくすることができる。
Description
られた収容孔に永久磁石を埋め込んだ永久磁石埋め込み
回転子に関する。
永久磁石が装着された回転子を有する永久磁石電動機が
用いられている。その際、高性能の永久磁石電動機とし
ては、永久磁石埋め込み構造の永久磁石電動機が用いら
れることが多い。従来、永久磁石埋め込み回転子として
は、特開平6−339241号公報に記載されている構
造のものが知られている。この永久磁石埋め込み回転子
を図8に示す。図8は、4極の永久磁石埋め込み回転子
を示している。回転子コア51には、軸方向に垂直な断
面が、凸部側が中心側を向いた円弧状に形成されている
収容孔53が90度間隔で4個所に設けられている。そ
して、各収容孔53には、図9に示すような、軸方向に
垂直な断面が円弧状に形成されている永久磁石55が埋
め込まれている。また、米国特許第4924130号明
細書に記載されている構造のものも知られている。この
永久磁石埋め込み回転子を図10に示す。図10は、4
極の永久磁石埋め込み回転子を示している。回転子コア
61には、軸方向に垂直な断面が、凸部側が中心側を向
いた台形状に形成されている収容孔63が90度間隔で
4個所に設けられている。収容孔63は、中央部63a
と外周部63bを有している。そして、収容孔63の中
央部63a、外周部63bには、それぞれ軸方向に垂直
な断面が長方形状に形成されている永久磁石65a、6
5bが埋め込まれている。なお、永久磁石55、65
a、65bは、厚さ方向に着磁されている。また、図
8、図10においては、各収容孔53に埋め込まれてい
る永久磁石55及び各収容孔63に埋め込まれている永
久磁石65a、65bは、交互にN極、S極となるよう
に配置されている。
久磁石埋め込み回転子では、図9に示すような断面が円
弧状の永久磁石55を用いている。永久磁石の製造工程
は成形、焼結、加工という手順となるが、成形から焼結
する工程で15%〜25%程度の収縮があり、これによ
り寸法がばらつく。特に、円弧状という形状の制約か
ら、内周側及び外周側のどちらか一方を先に曲面状に加
工し、その後その加工面を基準面側として他方を曲面状
に加工するため、内周側及び外周側それぞれにおいて公
差±αが発生する。したがって、厚さのばらつき範囲が
±2αとなる。なお、Ra、Rbは、それぞれ永久磁石
55の内周半径、外周半径の設定値である。このため、
このような断面が円弧状の永久磁石55を用いる場合に
は、収容孔53の幅を、永久磁石55の設定幅より永久
磁石55の厚さのばらつき2αだけ大きくし、あるいは
永久磁石55の厚さを、収容孔53の設定幅より永久磁
石55の厚さばらつき2αだけ小さくする必要がある。
このように、収容孔53の幅方向の寸法と永久磁石55
の厚さ寸法の差が大きいと、収容孔53に永久磁石55
を嵌め込んだ時に収容孔53と永久磁石55の間に大き
な空隙が生じる。収容孔53と永久磁石55の間に大き
な空隙が生じると、永久磁石によって発生する主磁束ト
ルクが減少する。また、図10に示されている永久磁石
埋め込み回転子では、断面が長方形状の永久磁石を用い
ている。長方形状の永久磁石は、前記円弧状の永久磁石
のように加工面が曲面でないため、基準面を出すことな
く、同時に両辺(上辺及び下辺)を加工することがで
き、円弧状の永久磁石に比べて厚さのばらつきが小さ
い。このため、収容孔63の幅方向の寸法と永久磁石6
5の厚さ寸法の差を小さくすることができる。このた
め、収容孔63と永久磁石65との間の空隙は小さい。
しかしながら、収容孔63が台形状に形成されているた
め、収容孔63に永久磁石65a、65bを嵌め込んだ
時に永久磁石65aと65bとの間及び永久磁石65b
と収容孔63の端部(回転子コア61の外周部に近接す
る部分)との間に空隙66a及び66bが生じる。この
ため、永久磁石量が少なくなり、主磁束トルクが減少す
る。永久磁石電動機のトルクT3は、主磁束トルクをT
1、リラクタンストルクをT2とした場合、[T3=T
1+T2]で表される。したがって、前記した従来の永
久磁石埋め込み回転子を有する永久磁石電動機は、主磁
束トルクを十分に利用することができず、モータ性能が
悪くなっていた。本発明は、このような問題点を解決す
るために創案されたものであり、収容孔に永久磁石を埋
め込んだ時の収容孔内の空隙を小さくしてモータ性能を
向上させた永久磁石埋め込み回転子を提供することを目
的とする。
の本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの
永久磁石埋め込み回転子である。請求項1に記載の永久
磁石埋め込み回転子を用いれば、収容孔を断面が凸型の
角形状に形成するとともに、永久磁石を断面が台形状に
形成しているため、収容孔に永久磁石を埋め込んだ時の
収容孔内の空隙を小さくすることができる。これによ
り、主磁束トルクの減少を防止することができ、モータ
性能を向上させることができる。また、収容孔を角形状
に形成することにより、各極間部がロート状に回転子外
周に向って開くため、固定子から回転子へ、回転子から
固定子へと流れるリラクタンストルクに寄与する磁束を
多く流出入させることができる。これによっても、モー
タ性能を向上させることができる。また、本発明の第2
発明は、請求項2に記載されたとおりの永久磁石埋め込
み回転子である。請求項2に記載の永久磁石埋め込み回
転子を用いれば、収容孔を台形状に形成しているため、
永久磁石の、回転子外周部を向いている側の表面積及び
永久磁石の回転子外周部側と回転子外周部との間のコア
の面積を、断面が円弧状の収容孔に比べて大きくするこ
とができる。ここで、固定子側から見た場合の回転子外
周部表面にでてくる永久磁石の磁束量は、永久磁石の、
回転子外周部を向いている側の表面積が大きい程多くな
る。また、永久磁石の回転子外周部側と回転子外周部と
の間のコアの面積が大きい程大きいリラクタンストルク
が得られる。したがって、収容孔を、各極間及び回転子
内径に沿うように台形状に形成することにより、モータ
性能を一層向上させることができる。また、本発明の第
3発明は、請求項3に記載されたとおりの永久磁石埋め
込み回転子である。請求項3に記載の永久磁石埋め込み
回転子を用いれば、収容孔に複数の永久磁石を埋め込む
ため、収容孔に永久磁石を埋め込んだ時の永久磁石間の
空隙を小さくすることができる。また、本発明の第4発
明は、請求項4に記載されたとおりの永久磁石埋め込み
回転子である。請求項4に記載の永久磁石埋め込み回転
子を用いれば、収容孔に異なる厚さの永久磁石を埋め込
んでいるため、種々のモータ性能を得ることができる。
例えば、収容孔の外周部に埋め込まれている永久磁石の
厚さより収容孔の中央部に埋め込まれている永久磁石の
厚さを大きくすることにより、主磁束トルクを増加させ
ることができる。また、本発明の第5発明は、請求項5
に記載されたとおりの永久磁石埋め込み回転子である。
請求項5に記載の永久磁石埋め込み回転子を用いれば、
収容孔に異なる特性の永久磁石を埋め込んでいるため、
種々のモータ性能を得ることができる。例えば、収容孔
の中央部に埋め込まれている永久磁石として残留磁束密
度が高く、保持力の低い材質の磁石を用い、収容孔の外
周部に埋め込まれている永久磁石として残留磁束密度は
低いが、保持力の高い材質の磁石を用いることにより、
主磁束を増加させることができるとともに、減磁耐力を
高めることができる。これにより、モータを小型化する
ことができ、安価に製作することができる。また、本発
明の第6発明は、請求項6に記載されたとおりの永久磁
石埋め込み回転子である。請求項6に記載の永久磁石埋
め込み回転子を用いれば、モータ性能を向上させること
ができる。例えば、各極毎に永久磁石を多層状に設ける
ことにより、層と層との間にリラクタンストルクが有効
的に働く通路を形成することができる。このため、前記
した図10に示す永久磁石埋め込み回転子を用いた永久
磁石電動機のリラクタンストルクT2が[T2+β2]に
増加し、モータ性能が向上する。また、本発明の第7発
明は、請求項7に記載されたとおりの永久磁石埋め込み
回転子である。請求項7に記載の永久磁石埋め込み回転
子を用いれば、ピン孔を磁束変化が少ない位置に設けて
いるため、モータ性能を悪化させることはない。
面を用いて説明する。図1〜図3に、本発明の永久磁石
埋め込み回転子の第1の実施の形態を示す。なお、図1
は第1の実施の形態の分解斜視図であり、図2は第1の
実施の形態の軸方向に垂直な断面図であり、図3は第1
の実施の形態で用いる永久磁石の軸方向に垂直な断面図
である。本実施の形態では、4極の永久磁石埋め込み回
転子を示している。本実施の形態の永久磁石埋め込み回
転子は、回転子コア1と、永久磁石5と、端板6とカシ
メピン9等により構成されている。回転子コア1は、例
えば、順送プレス型によって打ち抜いた電磁鋼板等の鋼
板を順次かしめながら積層するオートクランプ方式によ
り、略円筒形状に積層したものである。勿論、オートク
ランプ方式以外の方法で回転子コア1を積層することも
できる。また、積層以外の方法で回転子コア1を形成す
ることもできる。この回転子コア1には、回転軸を挿通
するための軸孔2が中心に設けられている。また、永久
磁石5を挿着するための複数の収容孔3及びカシメピン
9を挿通するための複数のピン孔4が軸孔2と平行に設
けられている。端板8には、回転軸を挿通するための軸
孔7及びカシメピン9を挿通するための複数のピン孔8
が設けられている。収容孔3は、各極毎に設けられてい
る。本実施の形態では、収容孔3は90度間隔で4個設
けられている。
形成するには、例えば、先ず、積層された回転子コア1
の軸孔2に回転軸を圧入等により挿通して固定する。次
に、回転子コア1の収容孔3に永久磁石5を挿通する。
次に、回転子コア1の軸方向両端部に端板6を装着す
る。次に、端板6のピン孔8及び回転子コア1のピン孔
4にカシメピン9を挿通して回転子鉄心1を一体化固着
する。カシメピン9としては鉄等の磁性体や非磁性体を
用いることができる。なお、回転子コア1のピン孔4
は、磁束の変化が少ない位置等モータ性能を悪化させな
い位置に設けるのが好ましい。また、永久磁石回転子を
形成する方法は、上記方法に限定されない。
方向に垂直な断面が、凸部側が中心側を向き、凹部側が
外周部を向いている凸型の角形状に形成されている。本
実施の形態では、収容孔3は、凸部側の中央部3a及び
回転子コア外周側の外周部3bを有する凸型の台形状に
形成されている。収容孔3の端部と回転子コア1の外周
部との間の間隔が広いと、漏れ磁束が多くなる。そのた
め、収容孔3の端部を回転子コア1の外周部に近接する
ように、すなわち端部と外周部との間隔が狭くなるよう
に収容孔3を設けるのが好ましい。軸方向と垂直な断面
における、収容孔3の中央部3aと外周部3bとの角
度、中央部3aや外周部3bの幅や長さ等は、回転子コ
ア1の大きさ、積層板の材質、永久磁石5の特性等に応
じて、モータ性能が向上する値に適宜設定される。
から挿通される。本実施の形態では、永久磁石5とし
て、図3(a)、(b)に示すような、軸方向に垂直な断面が
台形状に形成された永久磁石5a、5bを用いている。
永久磁石5としては、フェライト磁石や希土類磁石等を
用いることが可能である。永久磁石5として断面が台形
状の永久磁石を用いることにより、前記したように両辺
(上辺及び下辺)を同時に加工することができる。これ
により、永久磁石5の厚さのばらつき範囲は、図3に示
すように±αとなる。なお、Tは、永久磁石5の厚さ設
定値である。このように、断面が台形状の永久磁石を用
いることにより、断面の厚さのばらつきが、図8に従来
例として示した円弧状の永久磁石のほぼ1/2になる。
このため、収容孔3の幅寸法と永久磁石5の厚さ寸法の
差を小さくすることができ、収容孔3に永久磁石5を埋
め込んだ時の収容孔3と永久磁石5との間の空隙を小さ
くすることができる。すなわち、収容孔3と永久磁石5
との間の空隙による主磁束トルクの減少を小さくするこ
とができる。また、収容孔3の幅寸法を大きくする必要
がないため、収容孔3と回転子コア1の外周部との間の
鉄心の面積を図8に示す従来の断面が円弧状の永久磁石
を用いた場合に比して大きくすることができる。これに
より、大きなリラクタンストルクを得ることができる。
また、従来の円弧状の永久磁石を用いた場合に比べて、
永久磁石の、回転子外周部を向いている側の表面積を大
きくすることができるので、大きな主磁束トルクを得る
ことができる。なお、永久磁石5a、5bは、厚さ方向
に着磁されている。また、図2に示す状態において、各
収容孔3毎に交互にN極、S極が配置されるように、各
収容孔3に埋め込まれている永久磁石5a、5bが着磁
されている。
収容孔3には、断面が台形状の永久磁石5a、5bが3
個軸方向に挿通されている。すなわち、収容孔3の中央
部には図3(b)に示す永久磁石5aが、収容孔3の外周
部3bには図3(a)に示す永久磁石5bが、上辺を収容
孔3の凹部側に向けて挿通されている。このように、本
実施の形態では、各収容孔3に断面が台形状の永久磁石
5a、5bを挿通しているため、永久磁石5a、5bの
斜辺同士あるいは永久磁石5bの斜辺と収容孔3の端部
とが小さな隙間で対峙し、永久磁石5aと永久磁石5b
との間の空隙や永久磁石5bと収容孔3の端部との間の
空隙が小さくなる。このため、主磁束トルクが増加す
る。なお、永久磁石5a、5bの斜辺の角度は、収容孔
3の中央部3a、外周部3bの幅や長さ、中央部3aと
外周部3bとの間の角度等に応じて設定される。
a、外周部3bに挿通する永久磁石5a、5bの厚さ
(収容孔3の中央部3a、3bの幅)をほぼ等しい厚さ
Tに設定したが、永久磁石5a、5bの厚さを異ならせ
ることもできる。収容孔3に挿通する永久磁石の厚さを
異ならせた第2の実施の形態を図4に示す。本実施の形
態では、収容孔13は、軸方向に垂直な断面が、凸部側
が中心側を向き、凹部側が外周部側を向いた凸型の台形
状に形成されている。図4に示す第2の実施の形態で
は、収容孔13に挿通する永久磁石15a、15bの厚
さを異ならせている。なお、通常、収容孔13の大きさ
は収容孔13に挿通される永久磁石の大きさによって決
定されるため、永久磁石15a、15bを挿通する収容
孔13の中央部13a、外周部13bの幅も、永久磁石
15a、15bの厚さに対応した幅に設定される。本実
施の形態では、収容孔13の中央部13aに挿通する永
久磁石15aの厚さをTa、外周部13bに挿通する永
久磁石15bの厚さをTbとしたとき、Ta>Tbとな
るように設定している。ここで、Ta=Tbの状態か
ら、TbをそのままでTaを大きくしていくと、回転子
コア11の外周面に出てくる磁束が大きくなり、主磁束
トルクが増加する。
個の永久磁石を挿通したが、各収容孔に挿通する永久磁
石の数は3個に限定されない。各収容孔に、3個以外の
個数の永久磁石を挿通した第3の実施の形態を図5に示
す。本実施の形態では、収容孔23は、軸方向に垂直な
断面が、凸部側が中心側を向き、凹部側が外周部側を向
いた凸型の台形状に形成されている。また、各永久磁石
の厚さはほぼ等しい厚さに設定されている。本実施の形
態では、収容孔23の中央部23aに3個の永久磁石2
5a1〜25a3を挿通し、外周部に1個の永久磁石2
5bを挿通している。この場合、永久磁石25a1と2
5a2の間や永久磁石25a2と25a3の間の空隙が
小さくなるように、永久磁石25a1〜25a3を交互
に向きを変えて配置している。なお、収容孔23の外周
部23bに複数個の永久磁石を挿通することもできる。
また、収容孔23の中央部23aや外周部23bに挿通
する永久磁石の数は3個に限定されず種々変更可能であ
る。その場合、収容孔内の空隙ができるだけ小さくなる
数を選択するのが好ましい。また、収容孔23に断面が
台形状の永久磁石を1個だけ挿通することもできる。例
えば、収容孔23の中央部23aにのみ、断面が台形状
の永久磁石を1個だけ挿通する。この場合には、収容孔
23の外周部に空隙が発生するが、収容孔23に図10
に示すような断面が長方形状の永久磁石を挿通した時に
発生する空隙よりは小さい。
孔を1個設けて単層構造としたが、各極に収容孔を所定
間隔を開けて複数個設けて多層構造とすることもでき
る。多層構造に形成した第4の実施の形態を図6に示
す。本実施の形態では、収容孔33、34は、軸方向に
垂直な断面が、凸部側が中心側を向き、凹部側が外周側
を向いた凸型の台形状に形成されている。また、各永久
磁石の厚さはほぼ等しい厚さに設定されている。本実施
の形態では、各極毎に、所定間隔を開けて2つの収容孔
33、34を設けている。そして、各収容孔33、34
には断面が台形状の永久磁石35、36が挿通されてい
る。すなわち、外周側の収容孔33の中央部33a、外
周部33bには永久磁石35a、35bが挿通され、内
周側の収容孔34の中央部34a、外周部34bには永
久磁石36a、36bが挿通されている。なお、図6で
は、ピン孔を省略している。内周側の収容孔33に挿通
されている永久磁石35a、35b及び外周側の収容孔
34に挿通されている永久磁石36a、36bの外周側
(あるいは内周側)の極性は同一となるように構成され
ている。なお、各極の層数は2層に限定されず、種々の
層数が可能である。
永久磁石を挿通する場合、複数の永久磁石は同じ特性の
永久磁石を用いたが、各収容孔に異なる特性の永久磁石
を挿通することもできる。各収容孔に異なる特性の永久
磁石を挿通した第5の実施の形態を説明する。ここで、
図2に示すように、ほぼ同じ厚さTを有し、断面が台形
状の収容孔3の中央部3a、外周部3bに断面が台形状
の永久磁石5a、5bを挿通する場合について考える。
収容孔3の外周部3bに挿通された永久磁石5bは、回
転子コア1の外周近くに配置されるため、固定子側の固
定子巻線に流れる電流による磁束の影響を受け易く、減
磁し易い。一方、収容孔3の中央部3aに挿通された永
久磁石5aは、回転子コア1の内部に配置されるため、
固定子巻線に流れる電流による磁束の影響を受け難く、
減磁し難い。したがって、収容孔3の外周部3bに挿通
する永久磁石5bとしては、残留磁束密度は低いが、保
持力が高い材質の磁石を用いる。また、収容孔3の中央
部3aに挿通する永久磁石5aとしては、残留磁束密度
が高く、保持力の低い材質の磁石を用いる。これによ
り、主磁束を高めることができるとともに、減磁耐力も
高めることができ、モータ性能を向上させることができ
る。
永久磁石電動機と従来の永久磁石埋め込み回転子を用い
た永久磁石電動機のトルク特性を図7に示す。図7は、
図4に示した、断面が台形状の収容孔に3個の永久磁石
を挿通した永久磁石埋め込み回転子を用いた場合(A)
と、同じ収容孔に図10に示した断面が長方形状の永久
磁石を挿通した永久磁石埋め込み回転子を用いた場合
(B)について、永久磁石電動機の回転子の回転角度−
トルク特性を求めたものである。なお、図7は、3相の
電機子コイルのうち2相の電機子コイルに通電した状態
で回転子を機械角で60度(電気角で120度)回転さ
せた場合の、回転子の各回転角度における磁界解析によ
ってトルクを求めたものである。図7からよく理解でき
るように、回転子の回転角度におけるトルクは、本発明
の永久磁石埋め込み回転子を用いた永久磁石電動機の方
が従来の永久磁石埋め込み回転子を用いた永久磁石電動
機よりも大きい。
中心側を向き、凹部側が外周側を向いた凸型の台形状の
収容孔を設けたが、収容孔は、これに限定されず、凸部
側が中心側を向き、凹部側が外周側を向いた凸型の角形
状であってもよい。また、凸部側が中心側を向き、凹部
側が外周側を向いた凸型の弧形状、凸部側が中心側を向
いた凸型の台形状、角形状であってもよい。このような
断面形状の収容孔であっても、永久磁石の台形状の形や
大きさを適宜設定することにより、収容孔内の空隙を小
さくすることができる。その場合、収容孔内の中央部及
び外周部の位置は適宜設定される。また、断面が台形状
の永久磁石を用いたが、断面が三角形状の永久磁石等、
収容孔内の空隙を小さくすることができればその断面は
種々の形状のものを用いることができる。また、各収容
孔に埋め込む永久磁石として2種類の厚さの永久磁石を
用い、各収容孔の中央部に厚さの大きい永久磁石を、外
周部に厚さの小さい永久磁石を埋め込んだが、各収容孔
に埋め込む永久磁石の厚さの種類数や厚さの異なる永久
磁石の収容孔内での配置方法等は所望とするモータ性能
に応じて適宜変更可能である。例えば、収容孔の回転子
の回転方向側から反回転方向側に向けて順次厚さの大き
い永久磁石を埋め込むこともできる。収容孔の断面形状
は、収容孔に埋め込む永久磁石の断面形状に応じて適宜
変更される。また、各収容孔に挿通する永久磁石として
2種類の特性の永久磁石を用いたが、各収容孔に埋め込
む永久磁石の特性の種類数や特性の異なる永久磁石の収
容孔内での配置方法等は所望とするモータ性能に応じて
適宜変更可能である。また、永久磁石の配向等を調整し
て永久磁石による界磁磁束分布の中心軸の電機子起磁力
の中心に対する位置を調整し、主磁束トルクとリラクタ
ンストルクの合成トルクを大きくすることもできる。ま
た、台形状という記載は、厳密に台形である必要はな
く、ほぼ台形状であればよい。また、各収容孔に挿通す
る永久磁石の厚さを異ならせる方法、各収容孔に挿通す
る永久磁石の特性を異ならせる方法、多層化する方法、
各収容孔に複数個の永久磁石を挿通する方法を用いた実
施の形態について個別に説明したが、これらの方法を適
宜組み合わせて用いることもできる。
載の永久磁石埋め込み回転子を用いれば、収容孔に永久
磁石を埋め込んだ時の収容孔内の空隙を小さくすること
ができ、モータ性能を向上させることができる。
ある。
磁石電動機及び従来の永久磁石埋め込み回転子を用いた
永久磁石電動機の回転角度−トルク特性図である。
る。
久磁石の断面図である。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 回転子コアと、前記回転子コアに設けら
れた収容孔に埋め込まれた永久磁石とを備える永久磁石
埋め込み回転子であって、前記収容孔は断面形状が、凸
部側が中心側を向いた凸型の角形状に形成され、前記永
久磁石は断面形状が台形状に形成されている永久磁石埋
め込み回転子。 - 【請求項2】 請求項1に記載の永久磁石埋め込み回転
子であって、前記凸型の角形状が台形状である永久磁石
埋め込み回転子。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の永久磁石埋め
込み回転子であって、前記収容孔には複数の永久磁石が
埋め込まれている永久磁石埋め込み回転子。 - 【請求項4】 請求項3に記載の永久磁石埋め込み回転
子であって、前記収容孔に厚さの異なる永久磁石が埋め
込まれている永久磁石埋め込み回転子。 - 【請求項5】 請求項3に記載の永久磁石埋め込み回転
子であって、前記収容孔に特性の異なる永久磁石が埋め
込まれている永久磁石回転子。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の永久磁
石埋め込み回転子であって、前記収容孔が所定間隔で複
数設けられて多層構造に形成されている永久磁石埋め込
み回転子。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の永久磁
石埋め込み回転子であって、前記回転子コアには磁束変
化が少ない位置にピン孔が設けられている永久磁石埋め
込み回転子。
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