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JP2001115984A - Dcブラシレスモータを用いた可搬式水中電動ポンプ - Google Patents

Dcブラシレスモータを用いた可搬式水中電動ポンプ

Info

Publication number
JP2001115984A
JP2001115984A JP29211499A JP29211499A JP2001115984A JP 2001115984 A JP2001115984 A JP 2001115984A JP 29211499 A JP29211499 A JP 29211499A JP 29211499 A JP29211499 A JP 29211499A JP 2001115984 A JP2001115984 A JP 2001115984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor shaft
peripheral surface
bearing
outer peripheral
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29211499A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Iizaka
一夫 飯坂
Atsushi Yamaguchi
山口  篤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsurumi Manufacturing Co Ltd filed Critical Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Priority to JP29211499A priority Critical patent/JP2001115984A/ja
Publication of JP2001115984A publication Critical patent/JP2001115984A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給電源の周波数が異なっても同一のポンプ
部品で対応でき、小型かつ軽量に構成されて緊急時の持
ち運びに至便な可搬式水中電動ポンプを提供する。 【構成】DCブラシレスモータを用いた可搬式水中電動
ポンプにおいて、モータ軸5をアルミニウム合金製とな
し、ステータ2の内周面と対向する部位におけるアルミ
ニウム合金製モータ軸5の外周面に磁性筒10を嵌着さ
せ、該磁性筒の外周面においてその円周方向に沿って複
数枚の磁石縦板11を定間隔に並列させた態様で定着
し、モータ軸5の上方導出部5aを原動側ベアリングブ
ラケット3の軸受7によって枢支させてヘッドカバー1
2上にに提手を付設し、モータ軸5の下方導出部5bは
負荷側ベアリングブラケット4の軸受8に枢支されると
共にその導延先端部にポンプケーシング9内の羽根車1
8を装着させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、DCブラシレスモータを
用いた可搬式水中電動ポンプに関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、水中で使用される電動
ポンプには、交流誘導モータが用いられており、モータ
自体が大型で重いため、電動ポンプ全体を可搬式として
適した小型軽量に構成することはできず、また、供給電
源の周波数が地域によって50/60Hzと異なるのに
対応させて、各周波数でのポンプの駆動回転数に適合す
るよう羽根車やポンプケーシング等のポンプ部品も二種
類を製作しなければならない。
【0003】DCブラシレスモータであればドライバー
を介して交流電源を直流電源に変換し、所定の周波数電
源が供給されるため二種類のポンプ部品を製作すること
を要しない。そして交流誘導モータよりは小型軽量では
あるが、図6の示すよう従来のDCブラシレスモータに
おけるモータ軸105は鋼製であり、環状に打ち抜かれ
た多数枚の硅素鋼板を積層してなる積層鉄心110を鋼
製モータ軸105に嵌着させ、積層鉄心110の外周面
においてその円周方向に沿って複数本の棒状磁石111
を定間隔に並列させたロータ構造となっている。従って
直径・重量共に相当程度大となり、DCブラシレスモー
タを用いた可搬式水中電動ポンプも可搬式として好適と
いえる程には小型軽量化されることにはならない。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、供給電源の周波数が5
0Hzであっても60Hzであっても同一のポンプ部品
で対応でき、小型かつ軽量に構成されて緊急時の持ち運
びにも至便な可搬式水中電動ポンプを提供することにあ
る。
【0005】
【発明の構成】本発明に係るDCブラシレスモータを用
いた可搬式水中電動ポンプにおいては、ステータの外周
面を囲うモータフレームの両端方向から、それぞれ中心
部に軸受を有するベアリングブラケットを対設させ、ア
ルミニウム合金製モータ軸の原動側端部を原動側ベアリ
ングブラケットの軸受に枢支させ、アルミニウム合金製
モータ軸の負荷側導出部を負荷側ベアリングブラケット
の軸受に枢支させ、ステータの内周面と対向する部位に
おけるモータ軸外周面を原動側端部および負荷側導出部
よりも大径に形成してその外周面に磁性筒を嵌着させ、
該磁性筒の外周面においてその円周方向に沿って複数枚
の磁石板を定間隔に並列させた態様で定着させ、モータ
軸の負荷側導出部をポンプケーシング内まで導延して該
導延部に羽根車を装着し、モータフレーム上端のヘッド
カバーに提手を付設した。
【0006】
【実施例】以下実施例の図面により説明をする。
【0007】1はステータ2の外周面を囲うモータフレ
ーム、3はモータフレーム1の上部に設けられた原動側
ベアリングブラケット、4はモータフレーム1の下部に
設けられた負荷側ベアリングブラケットであって、中心
部に後記モータ軸5の負荷側導出部5bを貫通させる軸
孔6が穿設されている。7は原動側ベアリングブラケッ
ト3の下面中央に装着された軸受、8は負荷側ベアリン
グブラケット4の上面において軸孔6の周辺部に装着さ
れた軸受である。前記モータ軸5はアルミニウム合金製
であり、その原動側端部5aは原動側ベアリングブラケ
ット3の軸受7によって枢支され、負荷側導出部5bは
負荷側ベアリングブラケット4の軸受8によって枢支さ
れると共に軸孔6を貫通して後記ポンプケーシング9内
まで導延されている。ステータ2の内周面と対向する部
位におけるアルミニウム合金製モータ軸5の外周面は、
原動側端部5aおよび負荷側導出部5bよりも大径に形
成されており、且つ該外周面大径部には磁性筒10が嵌
着されている。11は強磁力薄型の磁石板であり、横断
面形状が磁性筒10の外周面に沿うよう円弧状に曲成さ
れており、磁性筒10の外周面においてその円周方向に
沿って複数枚を定間隔に並列させた態様で定着すること
により超軽量のロータが構成される。12はモータフレ
ーム1の上端部を蓋装するヘッドカバーであり、実施例
の図面には原動側ベアリングブラケット3と一体構造に
作られたものが示されている。13はヘッドカバー12
内からパッキング等の水密構造体14を介して導出され
た電源コードであり、ドライバー15を介して交流電源
に接続させる。上記ドライバー15には、交流電源を直
流電源に変換し一定の周波数電源を供給する機能と、外
部信号を受けて直流電源出力を開閉できるスイッチング
機能と、誘起電圧を計測演算することによりロータの回
転位相を検出する機能と、外部信号を受けてその信号に
見合った電源周波数を出力することによりモータを可変
速制御する機能とが具備されている。このように電源供
給側にドライバー15を介在させておけば、ロータ回転
位相を感知するための検出器をヘッドカバー12内に設
置することを要しないセンサレス使用のDCブラシレス
モータが構成されることになる。
【0008】負荷側ベアリングブラケット4の下方には
メカニカルシール16の冷却用オイル室17が形成せら
れ、オイル室17の下方にはポンプケーシング9が設け
られ、該ポンプケーシング9内には羽根車18が収容さ
れ、該羽根車18は前記モータ軸5の負荷側導出部5b
の導延端に装着されている。19はポンプ吸込口20の
外周を囲うストレーナ、21はポンプ吐出口22を吐出
導管23へ脱着自在に接続するためのヘルール式のワン
タッチ継手、24はヘッドカバー12上に付設された提
手である。25は水中電動ポンプの起動液位と停止液位
を検出するための液位検出器であり、その信号をドライ
バー15に投入することで、該液位検出信号に基づきド
ライバー15から水中電動ポンプへ給電または停電され
ることにより水中電動ポンプを起動・停止し、渇水運転
防止の自動運転制御を行わせることが出来る。
【0009】なお、本発明可搬式水中電動ポンプにおけ
るロータ部分は既述の構成によって超軽量に作られてい
るが、他の部分、例えばモータフレーム1、原動側ベア
リングブラケット3、負荷側ベアリングブラケット4、
ポンプケーシング9、ヘッドカバー12、羽根車18等
の製作についても、例えばアルミニウム合金のように軽
量で強靱な材質を選定することが望ましい。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、DCブラシレスモータ
を用いたことにより、供給電源の周波数が50Hzであ
っても60Hzであっても同一のポンプ部品で対応でき
て製造コストを引き下げることになり、独特のロータ構
造によって小型かつ軽量化を実現し、緊急時の持ち運び
に至便であると共に取扱いも容易な可搬式水中電動ポン
プを低価格で提供することが出来る。また、上記軽量で
あるという特性による副次的効果として、吐出導管への
接続態様も従来のような大型フランジとボルト・ナット
による煩雑な作業を必要とすることなく、簡潔なヘルー
ル式のワンタッチ継手で十分なため、施工の作業性にも
優れるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明可搬式水中電動ポンプの縦断側面図で
ある。
【図2】 本発明可搬式水中電動ポンプにおけるDCブ
ラシレスモータの縦断側面図である。
【図3】 本発明可搬式水中電動ポンプにおけるモータ
軸の要部縦断側面図である。
【図4】 図3のA−A線における横断面図である。
【図5】 本発明可搬式水中電動ポンプの使用例を示し
たブロック図である。
【図6】 従来のDCブラシレスモータにおけるロータ
の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 モータフレーム 2 ステータ 3 原動側ベアリングブラケット 4 負荷側ベアリングブラケット 5 アルミニウム合金製モータ軸 5a アルミニウム合金製モータ軸の原動側端部 5b アルミニウム合金製モータ軸の負荷側導出部 7 軸受(原動側) 8 軸受(負荷側) 9 ポンプケーシング 10 磁性筒 11 磁石縦板 12 ヘッドカバー 18 羽根車 24 提手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータの外周面を囲うモータフレーム
    の両端方向から、それぞれ中心部に軸受を有するベアリ
    ングブラケットを対設させ、アルミニウム合金製モータ
    軸の原動側端部を原動側ベアリングブラケットの軸受に
    枢支させ、アルミニウム合金製モータ軸の負荷側導出部
    を負荷側ベアリングブラケットの軸受に枢支させ、ステ
    ータの内周面と対向する部位におけるモータ軸外周面を
    原動側導出部および負荷側導出部よりも大径に形成して
    その外周面に磁性筒を嵌着させ、該磁性筒の外周面にお
    いてその円周方向に沿って複数枚の磁石板を定間隔に並
    列させた態様で定着することによりロータを構成させ、
    モータ軸の負荷側導出部をポンプケーシング内まで導延
    して該導延部に羽根車を装着し、モータフレーム上端の
    ヘッドカバーに提手を付設したことを特徴とする、DC
    ブラシレスモータを用いた可搬式水中電動ポンプ。
JP29211499A 1999-10-14 1999-10-14 Dcブラシレスモータを用いた可搬式水中電動ポンプ Pending JP2001115984A (ja)

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