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JP2001114912A - 芳香族ポリエステル延伸フィルムおよびその製造方法 - Google Patents

芳香族ポリエステル延伸フィルムおよびその製造方法

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Publication number
JP2001114912A
JP2001114912A JP2000241828A JP2000241828A JP2001114912A JP 2001114912 A JP2001114912 A JP 2001114912A JP 2000241828 A JP2000241828 A JP 2000241828A JP 2000241828 A JP2000241828 A JP 2000241828A JP 2001114912 A JP2001114912 A JP 2001114912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
film
aromatic polyester
acid
stretched
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000241828A
Other languages
English (en)
Inventor
Mureo Kaku
群雄 賀来
Makoto Motomatsu
誠 本松
Akiko Mizutani
章子 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Celanese KK
Original Assignee
Du Pont KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Du Pont KK filed Critical Du Pont KK
Priority to JP2000241828A priority Critical patent/JP2001114912A/ja
Publication of JP2001114912A publication Critical patent/JP2001114912A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装材料などに好適に用いられる、生分解
性、透明性、およびインパルスシール、高周波シール、
超音波シールなどによるヒートシール性を備え、延伸
性、機械的特性にも優れ、さらに、包装材料に必要な低
透湿性、低酸素透過性、および/または低炭酸ガス透過
性を有する芳香族ポリエステル延伸フィルムおよびその
製造方法を提供する。 【解決手段】 芳香族ポリエステル延伸フィルムは、酸
成分中、テレフタル酸が約50モル%〜約90モル%、
スルホン酸金属塩が約0.2モル%〜約6モル%、およ
び脂肪族ジカルボン酸が約4モル%〜約49.8モル%
であり、グリコール成分中、エチレングリコールが約5
0モル%〜約99.9モル%、およびジエチレングリコ
ールが約0.1モル%〜約50モル%である芳香族ポリ
エステル共重合体から本質的に成り、インパルスシール
強度および/または高周波シール強度が3N/15mm
以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生物分解可能な
(生分解性)芳香族ポリエステル延伸フィルムおよびそ
の製造方法に関し、さらに詳しくは、特に、包装材料な
どに好適に用いられる、生分解性、透明性、並びにイン
パルスシール、高周波シール、および超音波シールなど
によるヒートシール性を備え、包装材料に必要なガスバ
リア性に選択的に対応する低透湿性、低酸素透過性、お
よび低炭酸ガス透過性のうち少なくとも1つの特性を有
し、優れた機械的強度をも有する芳香族ポリエステル延
伸フィルムおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックフィルム等の樹脂製品の廃
棄処分に対する社会的関心または要求から、生分解性樹
脂組成物が検討されている。なかでも、廃棄物の堆肥化
過程の高湿高温条件下で分解性を示す生分解性芳香族ポ
リエステル樹脂組成物の開発は盛んに行なわれており、
いろいろな用途への適用が提案されている。例えば、特
表平5−507109号公報、特表平6−505513
号公報、および特表平6−505040号公報には、エ
チレングリコールおよびジエチレングリコールのグリコ
ール成分と、スルホン酸のアルカリ金属塩またはアルカ
リ土類金属塩およびテレフタル酸の二酸成分とを重合し
て得られるポリエステル、およびそのポリエステルから
成る繊維、フィルム、シート、および繊維の不織布が記
載されている。
【0003】また、生分解性を有するポリ乳酸系重合体
を溶融押出しすることによりフィルムを成形した後、延
伸加工を加えた2軸配向延伸フィルムであって、ポリプ
ロピレン延伸フィルム、ポリスチレン延伸フィルム、ポ
リエチレンテレフタレート延伸フィルムなどの強度およ
び透明性を含むフィルム特性に近似した特性を有する生
分解性フィルムおよびその製造方法が知られている(特
開平6−23836号公報および特開平7−20527
8号公報)。
【0004】さらにまた、ポリヒドロキシ酸組成物を押
出成形することによってフィルムを成膜した後、延伸処
理を施して形成された2軸配向したフィルムであって、
強度、剛性、透明性等が改良されたフィルムが知られて
いる(特表平5−508819号公報)。
【0005】一方、現在、包装材料としては、ポリオレ
フィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などのフィルムが広く使用さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に生分解性ポリマーから成形されるフィルムは、例えば
包装材料として使用する場合に要求される機械的強度、
透明性、ガスバリア性等について、包装材料として従来
使用されているポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などの
フィルムに比べ十分ではなかった。
【0007】ポリ乳酸系樹脂を用いた延伸フィルムは、
前記の通り強度および透明性については改良されている
が、依然として実用上十分な剛性、耐衝撃性、ヒートシ
ール性、ガスバリア性を有しないという問題があった。
【0008】さらに、ポリ乳酸、特にポリL−乳酸を用
いてフィルムを押出成形する場合、融点が170℃であ
り、ガラス転移温度(約60℃)と結晶化温度(約11
0℃)との温度差が狭いことから、延伸条件の適性幅が
狭い、すなわち延伸性が悪いという問題があった。
【0009】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであり、本発明の課題は、生分解性、透明
性、並びにインパルスシール、高周波シール、および超
音波シールなどによるヒートシール性を備え、ポリエチ
レンテレフタレート本来の優れた延伸性、フィルム強
度、並びに強度、剛性および耐衝撃性などの機械的特性
を維持し、さらに、包装材料に必要なガスバリア性に選
択的に対応する低透湿性、低酸素透過性、低炭酸ガス透
過性のうちの少なくともいずれか1つを有する芳香族ポ
リエステル延伸フィルム、並びに、延伸条件の適正幅が
広く製造上問題のない芳香族ポリエステル延伸フィルム
の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、このような
課題を解決するために、テレフタル酸、スルホン酸塩、
脂肪族ジカルボン酸、エチレングリコール、およびジエ
チレングリコールから成る繰り返し単位を具えたポリエ
ステル共重合体を用いてフィルムを成形し、延伸するこ
とにより、上記の課題を解決する芳香族ポリエステル延
伸フィルムを提供できることを見出した。
【0011】すなわち、本発明の芳香族ポリエステル延
伸フィルムは、テレフタル酸、スルホン酸金属塩、脂肪
族ジカルボン酸、エチレングリコール、およびジエチレ
ングリコールから成る繰り返し単位を具え、酸成分中、
テレフタル酸が約50モル%〜約90モル%、スルホン
酸金属塩が約0.2モル%〜約6モル%、および脂肪族
ジカルボン酸成分単位が約4モル%〜約49.8モル%
であり、グリコール成分中、エチレングリコールが約5
0モル%〜約99.9モル%、およびジエチレングリコ
ールが約0.1モル%〜約50モル%である芳香族ポリ
エステル共重合体を含み、該フィルムのインパルスシー
ル強度および高周波シール強度のうち少なくとも一方が
3N/15mm以上であることを特徴とする。
【0012】上記の芳香族ポリエステル延伸フィルム
は、さらに超音波シール可能であることを特徴とする。
【0013】また、上記のいずれかのフィルムは、15
0g/m2・d以下の透湿度、300cc/g・m2・d
・atm以下の酸素透過度、および1000cc/g・
2・d・atm以下の炭酸ガス透過度のうちの少なく
ともいずれか1つによって示されるガスバリア性を有す
ることを特徴とする。
【0014】本発明の他の形態である上記のいずれかの
芳香族ポリエステル延伸フィルムの製造方法は、テレフ
タル酸、スルホン酸金属塩、脂肪族ジカルボン酸、エチ
レングリコール、およびジエチレングリコールから成る
繰り返し単位を具え、酸成分中、テレフタル酸が約50
モル%〜約90モル%、スルホン酸金属塩が約0.2モ
ル%〜約6モル%、および脂肪族ジカルボン酸が約4モ
ル%〜約49.8モル%であり、グリコール成分中、エ
チレングリコールが約50モル%〜約99.9モル%、
およびジエチレングリコールが約0.1モル%〜約50
モル%である芳香族ポリエステル共重合体を形成する工
程、該芳香族ポリエステル共重合体を成形して芳香族ポ
リエステル重合体を含有する未延伸フィルムを形成する
工程、および該未延伸フィルムを延伸する工程を具える
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本明細書において、インパルスシ
ール強度とは、インパルスシール法によって測定された
強度をいう。その強度は、フィルムのシール部を重ね合
わせ、ニクロム線で押さえながら、そのニクロム線にパ
ルス電流を流して瞬時に発熱させシールした後に、シー
ルバーに対して直角方向に15mmの短冊状に切断する
ことにより作成した試験片を用いて、JIS K712
7に準拠した引っ張り試験によりシール部の最大強度を
測定することにより得られる。
【0016】高周波シールとは、誘電体損失が生じるフ
ィルムを高周波の電磁場に置くことによりフィルム内部
に生じる発熱現象を利用してシールする方法である。高
周波シール強度は、フィルムのシール部を重ね合わせ、
印加する電極間に置き、電圧をかけ発熱させシールした
後に、シールバーに対して直角方向に15mmの短冊状
に切断することにより作成した試験片を用いて、JIS
K7127に準拠した引っ張り試験によりシール部の
最大強度を測定することにより得られる。
【0017】超音波シールとは、重ね合わせたフィルム
を、超音波振動を与える音極間に挟んで加圧し、フィル
ムの界面における往復運動のエネルギーを利用してシー
ルする方法である。超音波シール強度とは、JIS K
7127に準拠した引っ張り試験により測定された音極
のシール部(長さ1mm)の最大強度をいう。
【0018】インパルスシール強度、高周波シール強
度、および超音波シール強度は、それぞれヒートシール
性の指標である。
【0019】透湿度は、JIS K7129に準拠し
て、40℃、90%RH条件下で測定することにより得
られる。
【0020】酸素透過度および炭酸ガス透過度は、JI
S K7126に準拠して、20℃、60%RH条件下
で測定することにより得られる。
【0021】本発明において用いられる芳香族ポリエス
テルは、グリコール成分として本質的にエチレングリコ
ールとジエチレングリコールとを用い、酸成分として本
質的にテレフタル酸とスルホン酸金属塩と脂肪族ジカル
ボン酸を用いて、従来の重縮合法により製造される。
【0022】酸成分中のテレフタル酸は、約50モル%
〜約90モル%、好ましくは52モル%〜83モル%で
ある。テレフタル酸の量が多い程、機械的強度は高くな
る。
【0023】スルホン酸金属塩は、5−スルホイソフタ
ル酸の金属塩、4−スルホイソフタル酸の金属塩、4−
スルホフタル酸の金属塩などであり、5−スルホイソフ
タル酸の金属塩が好ましい。金属イオンは、ナトリウ
ム、カリウム、リチウムなどのアルカリ金属、およびマ
グネシウムなどのアルカリ土類金属が好ましい。最も好
ましいスルホン酸金属塩は、5−スルホイソフタル酸の
ナトリウム塩である。
【0024】酸成分中のスルホン酸金属塩は、約0.2
モル%〜約6モル%、好ましくは約2モル%〜約5モル
%である。この成分は比較的高価であるばかりでなく、
過剰量で用いるとポリエステルを水溶性とし、さらには
フィルムの収縮などの物理的性質に影響を及ぼす。スル
ホン酸金属塩は、0.2モル%という少量でさえも得ら
れるフィルムの分解特性に有意に寄与する。
【0025】脂肪族ジカルボン酸は、炭素数2〜18、
好ましくは炭素数2〜10の脂肪族ジカルボン酸であ
り、具体的には、アゼラン酸、コハク酸、アジピン酸、
セバシン酸、グルタル酸などを挙げることができる。中
でもグルタル酸が好ましい。
【0026】プラスチックフィルムの分解による典型的
な堆肥化は、高温高湿条件下でなされる。通常は、約7
0℃以下の温度条件下でなされるため、ポリエステルの
ガラス転移温度(Tg)は約70℃以下でなければなら
ず、好ましくは約65℃以下である。本発明において
は、ガラス転移温度を約70℃以下にするために、脂肪
族ジカルボン酸を用いる。脂肪族ジカルボン酸の含有量
がフィルムの分解特性向上に寄与する。
【0027】酸成分中の脂肪族ジカルボン酸成分単位
は、約4モル%〜約49.8モル%、好ましくは10モ
ル%〜45モル%である。4モル%より少量では、ガラ
ス転移温度を有意に下げることができず、一方、49.
8モル%を超えると、ガラス転移温度の低下を招き、適
当な剛性を失ってしまう。
【0028】なお、ジカルボン酸の代わりに、酸のジメ
チルエステルなどのエステル形成誘導体を使用すること
もできる。
【0029】グリコール成分中のエチレングリコールは
約50モル%〜約99.9モル%、およびジエチレング
リコールは約0.1モル%〜約50モル%である。好ま
しくは、エチレングリコールは80モル%〜98モル%
であり、ジエチレングリコールは、2モル%〜20モル
%である。ジエチレングリコール単位が50モル%を超
えるとフィルムの引張強度等の機械的特性に悪影響を及
ぼし、一方、0.1モル%を下回ると分解性が不十分と
なる。
【0030】20モル%までのエチレングリコールをト
リエチレングリコールなどの他のグリコールで置換する
ことによって、さらにガラス転移温度を下げてもよい。
【0031】本発明のフィルムを形成するために用いら
れる芳香族ポリエステル重合体は、一般に良く知られて
いる重合方法により調製される。例えば、上記のすべて
のモノマー成分をアンチモンまたは他の触媒と共に重合
容器に装填し、適当な重縮合条件下で重縮合することに
より、分子鎖に沿ってモノマー単位が無作為に分布する
直鎖ポリエステルを製造することができる。他の方法と
しては、最初に2種、あるいは2種以上のモノマー成分
を反応させてプレポリマーを調製し、その後、残りのモ
ノマー成分を加えて重合する方法を挙げることができ
る。
【0032】本発明のフィルムを形成するために用いら
れる芳香族ポリエステル重合体は、典型的な堆肥化条件
である高湿高温条件下で分解し、分解により生じるモノ
マーおよびオリゴマーの大部分、すなわちテレフタル酸
およびグリコール、並びにそのオリゴマーは、固体廃棄
物または堆肥中の微生物により容易に消化されて二酸化
炭素と水とになる。
【0033】上記の芳香族ポリエステル重合体に、ポリ
エステルの機械的特性、分解性、あるいは他の特性を変
化させない範囲で、フィルム成形加工性または機械的特
性を調整する目的で、可塑剤、滑剤、無機充填剤、酸化
防止剤、耐候安定剤等の慣用の添加剤を添加した芳香族
ポリエステル組成物を用いて、フィルムを成形してもよ
い。
【0034】本発明のフィルムを生成するポリエステル
共重合体は、典型的に固有粘度が0.1〜1.5の範
囲、好ましくは0.3〜1.2の範囲である。
【0035】上記の芳香族ポリエステル重合体またはそ
の組成物を用いて、まず、未延伸フィルムを形成する。
未延伸フィルムの形成方法は、芳香族ポリエステル重合
体を含有するフレークを押出し機に供給し、溶融し、フ
ィルムダイを通して押し出し、チルロールで急冷するこ
とにより、厚みが約5μm〜約300μmの範囲である
未延伸フィルムを成形し、そして巻き上げロールに集め
る。
【0036】ついで、得られた未延伸フィルムを、ガラ
ス転移温度以上、結晶化温度以下の温度範囲内で、一定
幅の1軸延伸、逐次2軸延伸、または同時2軸延伸する
ことによって、少なくともインパルスシール強度または
高周波シール強度のいずれか一方が3N/15mm以上
である芳香族ポリエステル延伸フィルムが得られる。包
装材料としてフィルムを用いる場合には、インパルスシ
ール強度と高周波シール強度のいずれもが3N/15m
m以上であることが好ましい。
【0037】このようなフィルムは、包装材料として要
求される超音波シール強度を示し、さらに150g/m
2・d以下の透湿度、300cc/g・m2・d・atm
以下の酸素透過度、および1000cc/g・m2・d
・atm以下の炭酸ガス透過度のうちの少なくともいず
れか1つによって示されるガスバリア性を有する。
【0038】本発明においては、成形されたフィルムを
延伸することにより、未延伸フィルムのフィルム強度不
足を改良し、良好なフィルム強度および透明性を得るこ
とができる。
【0039】延伸は、延伸条件を適宜選択して行なわれ
るが、通常、延伸温度は、40℃〜100℃、好ましく
は60℃〜80℃の範囲内であり、延伸倍率は、1.5
〜6.0倍、好ましくは2.5〜6.0倍の範囲内で実
施される。適当な延伸倍率を選択することは、本発明の
目的の1つであるフィルム強度を高めるために非常に重
要である。延伸倍率が1.5以下では強度が不十分とな
り、また6倍以上ではフィルムの均一性が失われ、とも
に好ましくない。
【0040】さらに、延伸した後に熱処理(ヒートセッ
ト)を施すことにより寸法を安定させてもよい。熱処理
を行うことによって、良好なヒートシール性を有する延
伸フィルムが得られる。
【0041】具体的な延伸工程は、走行速度を規制する
のに必要な把持力を提供できる金属ロールとゴムロール
とを組合わせてなるニップロールおよび/または真空吸
引方式のサクションロールを使用した回転ロールを用い
て、成形後、急冷されたフィルムを、走行速度を規制し
ながら回転ロールを通すことにより、走行方向(MD)
において延伸する。走行方向に延伸されたフィルムはテ
ンタ装置に導入され、テンタグリップに幅方向両端部を
把持されて、テンタグリップと共に走行しながら幅方向
(TD)へ延伸される。ついで、120℃〜160℃の
温度で熱処理されて2軸延伸ポリエステルフィルムとな
る。ポリエステルフィルムの走行方向および幅方向の延
伸は、この順序で行っても、逆の順序で逐次的に行って
も、また同時に行ってもよいが、一般的に、最初に走行
方向において、ついで幅方向において延伸することが好
ましい。
【0042】本発明の芳香族ポリエステル延伸フィルム
は、例えば、農業・園芸用のマルチフィルム、シードテ
ープ、農薬袋、堆肥用ゴミ袋などの農業・園芸用品、生
ゴミ袋、水切り袋、スーパーのショピングバッグ、紙コ
ップ、紙皿などの家庭用品、紙資源回収用コーティング
紙、プリントラミ、カードカバー、窓枠封筒、印刷紙用
カバーフィルムなどの事務用品、紙おむつパックシー
ト、生理用品、使い捨て手袋、ランドリーバックなどの
衛生用品、ボトル、雑貨用収縮フィルム、食品包装用フ
ィルム・ラップフィルムを含む一般包装用途に好ましく
使用することができる。
【0043】
【実施例】本発明を、以下に実施例を挙げて説明する
が、本発明は本実施例にのみ限定されるものではない。
【0044】本実施例において使用する測定法および評
価法を以下の通りである。2軸延伸成形性 2軸延伸成形を行って2軸延伸フィルムを作成する場合
に、縦延伸後に、テンタ装置においてフィルム横延伸を
行う際に、フィルム膜割れ(縦裂き)現象を観察し、以
下の基準で判定した。 良好…フィルム膜割れ(縦裂き)現象なく常時安定して
横延伸化を達成した。 不良…フィルム膜割れ(縦裂き)現象が発生し、安定し
た横延伸性に欠けた。 引張弾性率 JIS K7127に従い測定した。破断点応力 JIS K7127に従い測定した。破断点伸び JIS K7127に従い測定した。衝撃強度 薄い包装材料用の突き刺し衝撃試験であり、パンクチャ
ーテスト(JIS P8134)の機構原理に準じる。 水平に張
った一定面積の円形試料の中央に、先端に取り付けた直
径1.0インチの半球錘を下から突き当て、試料が破壊
したときの力を捨て針により読み取った。引裂強度 JIS K7128に従い測定した。ヘイズ JIS K6714に従い測定した。トランス JIS K6714に従い測定した。インパルスシール強度 フィルムのシール部を重ね合わせ、ニクロム線またはリ
ボンで押さえながら、このニクロム線にパルス電流を流
して瞬時に発熱させシールした。これをシールバーに対
して直角方向に15mmの短冊状に切ったものを試験片
とし、シール部の最大強度を引っ張り試験により測定し
た。高周波シール強度 フィルムのシール部を重ね合わせ、印加する電極間にお
き、電圧をかけ発明させシールした。これをシールバー
に対して直角方向に15mmの短冊状に切ったものを試
験片とし、シール部の最大強度を引っ張り試験により測
定した。超音波シール強度 フィルムのシール部を重ね合わせ、超音波振動を与える
音極間に挟んで加圧し、フィルムの界面における往復運
動のエネルギーを利用してシールした。音極のシール部
(長さ1mm)の最大強度を引っ張り試験により測定し
た。透湿度 JIS K7129に準拠して測定した(40℃、90
%RH)。ガス透過度(酸素および炭酸ガス透過度) JIS K7126に準拠して測定した(20℃、60
%RH)。土壌分解性 所定の大きさの試験片を土壌中に5ヶ月間放置し、その
時間経過後、試験片を目視観測した。
【0045】(実施例1)テレフタル酸が約50モル%
〜約90モル%、5−スルホイソフタル酸ナトリウムが
約0.2モル%〜約6モル%、およびグルタル酸が約4
モル%〜約49.8モル%である酸成分と、エチレング
リコールが約50モル%〜約99.9モル%、およびジ
エチレングリコールが約0.1モル%〜約50モル%で
あるグリコール成分とから成る繰り返し単位の芳香族ポ
リエステル共重合体(密度1.35g/cm3;融点2
00℃;220℃、2160g荷重下の条件でメルトイ
ンデックス25g/10分)のフレーク(小粒子)をオ
ーブン中で予備乾燥後、60mm径押出機により、シリ
ンダー設定温度200〜220℃で溶融し、Tダイ押し
出し後、キャストロールで急冷(30℃)し、厚み20
0μmのフィルムを形成した。このフィルムを逐次2軸
延伸装置を用いて、60℃で3.0倍延伸、70℃で
4.5倍横延伸した後、150℃で20秒熱処理を行
い、厚み20μmの2軸延伸した芳香族ポリエステルフ
ィルムを得た。
【0046】得られたフィルムの評価および測定を行っ
た。結果を表1に示す。
【0047】(比較例1)ポリ乳酸系樹脂(三井化学
(株)製商品名LACEA H−100E、密度1.28g/
cm3;融点160℃;190℃、2160g荷重下の
条件でメルトインデックス10g/10分)のフレーク
(小粒子)をオーブン中で予備乾燥後、60mm径押出
機により、シリンダー設定温度200℃で溶融し、Tダ
イ押し出し後、キャストロールで急冷(30℃)し、厚
み200μmのフィルムを形成した。このフィルムを逐
次2軸延伸装置を用いて、65℃で3.0倍延伸、70
℃で4.5倍横延伸した後、140℃で20秒熱処理を
行い、厚み20μmの2軸延伸したポリ乳酸系フィルム
を得た。
【0048】得られたフィルムの評価および測定を行っ
た。結果を表1に示す。
【0049】(比較例2)ポリエチレンテレフタレート
(密度1.38g/cm3;融点260℃;265℃、
2160g荷重下の条件でメルトインデックス39g/
10分)のフレーク(小粒子)をオーブン中で予備乾燥
後、60mm径押出機により、シリンダー設定温度27
0〜300℃で溶融し、Tダイ押し出し後、キャストロ
ールで急冷(30℃)し、厚み200μmのフィルムを
形成した。このフィルムを逐次2軸延伸装置を用いて、
80℃で3.0倍延伸、90℃で4.5倍横延伸した
後、150℃で20秒熱処理を行い、厚み20μmの2
軸延伸した芳香族ポリエステルフィルムを得た。
【0050】得られたフィルムの評価および測定を行っ
た。結果を表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】実施例1と、ポリ乳酸系フィルムに関する
比較例1とを比較すると、いずれも生分解性であり、優
れた強度を有するが、本発明のフィルムは、さらにイン
パルスシール、高周波シールおよび超音波シールによる
ヒートシール性も改良されており、透湿度、酸素透過
度、炭酸ガス透過度に至っては著しい改良がなされてい
ることがわかる。さらにまた、本発明のフィルムは、延
伸性も良好であり、したがって、幅広い延伸条件下での
製造が可能であることがわかる。
【0053】実施例1を、延伸性、ガスバリア性、フィ
ルム強度、強度、剛性、および耐衝撃性に優れているポ
リエチレンテレフタレートフィルムに関する比較例2と
比較すると、本発明のフィルムの引張り特性、光学特
性、衝撃強度、透湿度、酸素透過度、および炭酸ガス透
過度は、実用上ほぼ支障がない程度に維持されているこ
と、さらに本発明のフィルムは、土壌分解性、インパル
スシール強度、高周波シール強度が顕著に改良されてい
ることがわかる。
【0054】
【発明の効果】本発明の芳香族ポリエステル延伸フィル
ムは、生分解性、透明性、並びにインパルスシール、高
周波シール、および超音波シールなどによるヒートシー
ル性を備え、強度、剛性および耐衝撃性などの機械的特
性に優れ、さらに包装材料に必要なガスバリア性に選択
的に対応する低透湿性、低酸素透過性、および低炭酸ガ
ス透過性のうちのいずれか1つを備える。そのようなフ
ィルムは特に包装材料として好適に用いられる。
【0055】また、本発明のフィルムの製造方法は、延
伸性に優れたポリエステルフィルムを延伸するため、従
来の生分解性フィルムに比べて幅広い延伸条件下での芳
香族ポリエステル延伸フィルムの製造を可能にする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 67:02 C08L 67:02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香族ポリエステル延伸フィルムであっ
    て、 前記フィルムは、テレフタル酸、スルホン酸金属塩、脂
    肪族ジカルボン酸、エチレングリコール、およびジエチ
    レングリコールから成る繰り返し単位を具え、酸成分
    中、テレフタル酸が約50モル%〜約90モル%、スル
    ホン酸金属塩が約0.2モル%〜約6モル%、および脂
    肪族ジカルボン酸が約4モル%〜約49.8モル%であ
    り、グリコール成分中、エチレングリコールが約50モ
    ル%〜約99.9モル%、およびジエチレングリコール
    が約0.1モル%〜約50モル%である芳香族ポリエス
    テル共重合体を含み、 前記フィルムのインパルスシール強度および高周波シー
    ル強度の少なくとも一方が3N/15mm以上であるこ
    とを特徴とする芳香族ポリエステル延伸フィルム。
  2. 【請求項2】 超音波シール可能であることを特徴とす
    る請求項1に記載の芳香族ポリエステル延伸フィルム。
  3. 【請求項3】 前記フィルムは、150g/m2・d以
    下の透湿度、300cc/g・m2・d・atm以下の
    酸素透過度、および1000cc/g・m2・d・at
    m以下の炭酸ガス透過度のうちの少なくともいずれか1
    つによって示されるガスバリア性を有することを特徴と
    する請求項1または2に記載の芳香族ポリエステル延伸
    フィルム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載され
    た芳香族ポリエステル延伸フィルムの製造方法であっ
    て、 テレフタル酸、スルホン酸金属塩、脂肪族ジカルボン
    酸、エチレングリコール、およびジエチレングリコール
    から成る繰り返し単位を具え、酸成分中、テレフタル酸
    が約50モル%〜約90モル%、スルホン酸金属塩が約
    0.2モル%〜約6モル%、および脂肪族ジカルボン酸
    が約4モル%〜約49.8モル%であり、グリコール成
    分中、エチレングリコールが約50モル%〜約99.9
    モル%、およびジエチレングリコールが約0.1モル%
    〜約50モル%である芳香族ポリエステル共重合体を形
    成する工程、 前記芳香族ポリエステル共重合体を成形して該芳香族ポ
    リエステル重合体を含む未延伸フィルムを形成する工
    程、および前記未延伸フィルムを延伸する工程を具える
    ことを特徴とする芳香族ポリエステル延伸フィルムの製
    造方法。
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